ファイナルファンタジーシリーズその2
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その他
その他のRPG その他のRPG(2)  その他のRPG(3) その他のRPG(4)  その他のRPG(5) 
RPGツクール
 

▼ファイナルファンタジーシリーズ

※ここではファイナルファンタジーシリーズの外伝作品を扱います。



▼ファイナルファンタジータクティクス
【アイテム発見移動】
【愛にすべてを】
【アグリアス・オークス】
【アリシア&ラヴィアン】
【アルガス】
【アルテマ】
【異端審問官ザルモゥ】
【今さら疑うものか! 私はおまえを信じる!!】
【ウィーグラフ】
【MPすりかえ】
【エルムドア侯爵】
【オーラン・デュライ】
【オルランドゥ】
【家畜に神はいないッ!!】
【ガフ・ガフガリオン】
【ガルテナーハ兄妹】
【キャッチ】
【クイーン・レメディ】
【草笛】
【ゲストは真っ先に殺せ】
【黒本】
【剛剣(FFT)】
【さけぶ】
【算術】
【白刃取り】
【真言・裏真言】
【聖剣技(FFT)】
【セリア&レディ】
【ためる】
【チキン(FFT)】
【塵地螺鈿飾剣】
【ディリータ・ハイラル】
【ドラグナー】
【努力はしている!】
【ナグラロク】
【ファイナルファンタジータクティクス】
【ファイナルファンタジータクティクスアドバンス】
【FFTA2 封穴のグリモア】
【フィナス河】
【Brave】
【ムスタディオをやっつけろ】
【メリアドール】
【ラムザ・ベオルブ】
【ロウ(FFTA)】
【労働八号】
【私があいつに何をされたか…!知っているクセにッ!!】
【ン】

▼チョコボの不思議なダンジョン
【オルトロス】
【シロマ】
【チョコボの不思議なダンジョン】
【チョコボの不思議なデータディスク】
【リサイクルバグ】

▼ファイナルファンタジーその他
【異世界の萌え服】
【ヴィンセンとー!】
【ガルデス】
【カレン】
【ショタ王】
【ダークキング】
【バーナビーおじさん】
【ファイナルファンタジークリスタルクロニクル】
【ファイナルファンタジークリスタルクロニクルリングオブフェイト】
【ファイナルファンタジーコレクション】
【ファイナルファンタジー12 レヴァナントウィング】
【ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト】
【マーシュ・ラディウユ】
【ミース】*
【レベナ・テ・ラの住人(FFCCRoF)】
【レム・トキミヤ】



▼ファイナルファンタジータクティクス


●あいてむ-はっけんいどう【アイテム発見移動】
FFTのアビリティ。移動先に埋もれたアイテムがあれば発見できる。
アイテムが埋もれている場所はトラップが仕掛けてあり、これをセットした状態で移動すれば、
トラップを回避し埋もれてるアイテムを発見する。
アイテムは普通のとレアの二種類あり、レアを発見できる確率は発見者のBraveが低いほど上がる。
そのため、発見係はBraveの初期値が低いラファやいくら下げても離脱しないラムザが適任である。
一度発見した場所は、見つけたアイテムが普通・レア問わずになくなる。(トラップは残る)
これでしか入らないアイテムがあるので注意したい。

☆関連語☆
塵地螺鈿飾剣 キャッチ Brave


●あいにすべてを【愛にすべてを】
ファイナルファンタジータクティクス最終章の題名。
一見厨臭い題名に見える、しかし物語の結末を考えると非常に深い題名ということがわかる。
王女への愛に全てをかけたディリータは王女に刺される。

愛に全てをかけてもロクなことはないってことですな。


●あぐりあす【アグリアス・オークス】
ファイナルファンタジータクティクスに登場する仲間、職業(ジョブ)はホーリーナイト。
性格は常に王家に命を賭け絶対服従、頭ガチガチな人間であるが、
2章中盤にて主人公ラムザがベオルブ家の人間であることが発覚するも、
(アグリアスの守護する王女を誘拐した黒幕がベオルブ家だった)
今さら疑うものか! 私はおまえを信じる!!
とラムザの肩書きではなく、ラムザ自信を信用する発言が飛び出した。
PSP移植された「FFT獅子戦争」ではムスタディオが口紅を渡す誕生日イベントが追加されたが、
その条件が「彼女の誕生日にムスタディオ・アリシア・ラヴィアンがいて町に行く」というもの。
しかしムスタディオ以外の二人はほとんど汎用キャラと変わりない扱いのため、人数制限のせいで除名してしまうプレイヤーが多く、
高性能な口紅を、何より誕生日イベントを逃してしまい、2週目へと誘う悪夢のイベントともなってしまった。

☆関連語☆
聖剣技 移植作の罠


●ありしあ&らヴぃあん【アリシア&ラヴィアン】
FFTに登場する準固定キャラ。
2人ともアグリアスの部下としてchapter2開始直後に仲間になる。
オンラインヘルプで喋る内容が特殊だが、それ以外はグラフィックも含めて汎用キャラとの差は一切ない。
初期メンバーが育っていない限り使うメリットはないため、解雇したプレイヤーも多いだろう。

…が、リメイクのPSP版ではある意味超重要キャラなキャラになっている。
終盤で彼女達がいないと入手できない希少アイテムが存在し、
そのアイテムは、ゲーム中1つしか入手できない超激レアアイテムなのである。
PS版と同じ感覚で彼女達を解雇してしまい、泣く泣く最初からやり直したプレイヤーも少なくない。

余談だが、彼女達とセットで「ラッド」という見習い戦士が仲間になる。
ストーリーに一切絡まない上にサブイベントも存在しないという典型的ないらない子。
彼が再雇用出来たという話があり、その事からアリシア達も再雇用できるのでは?という噂が流れた。
結局噂は噂であり、実際はラッドをラットと見間違えていただけであった。
ラット自体はPS版から存在しているただの汎用キャラ。

☆関連語☆
ティンカーリップ


●あるがす【アルガス】
本名はアルガス・サダルファス。
FFタクティクスに登場するキャラ。
元は名門の貴族の生まれだったが、祖父の不祥事によって没落。
自身は家名再興のために騎士見習いとして名を成そうとしている。
身分差に固執しており、貴族を神のように語ったり、
盗賊を家畜呼ばわりしたりと、言動に暴走が目立つ。
また、名門生まれでありながら自覚の足りないラムザに嫉妬している。
ジークデン砦ではその厭らしさを存分に見せ付けてくれる。
ネタの宝庫である本作の中でも屈指のDQN&ネタキャラで、数々の名言を持つ。
中でも「家畜に神はいないッ!!」は本作を語る上では欠かせない一言。
移植作「FFT獅子戦争」では追加イベントでデスナイト・アルガスとして復活する。
アルケオデーモンを大量に引き連れ、瀕死になると全回復と少々厄介。さらに4連戦の三戦目である。
しかしアルガス自信は闇の剣以外危険な点はなく、一気に殺せば余裕である。

☆関連語☆
家畜に神はいない 花でも売って暮らせば(ry


●あるてま【アルテマ】
FFT、T-A、12系列では魔法ではなく作中で登場する天使の名前。
敵や召喚獣として登場する。
Tでの弱さは割と有名か。


●いたんしんもんかんざるもぅ【異端審問官ザルモゥ】

ファイナルファンタジータクティクスに登場する敵キャラ。
神の教えに反逆した(と勘違いされている)主人公ラムザを捕らえにやってきた人物で、
自分の職務に忠実な別に悪人ではない人なのだが
最初の戦闘ではラムザ、アルマの兄妹タッグ
後の最後を飾る戦闘ではラムザ、ディリータのかつての親友タッグにボコボコにされる可哀相な人。
最後の戦闘では、ラムザとディリータが密会していた教会のてっぺんに陣取っていたが、
てっぺんに登っている暇があったら教会を完全包囲すればいいのにと思う今日この頃。


●いまさら-うたがう-もの-か!わたし-は-おまえ-を-しんじる!!
【今さら疑うものか! 私はおまえを信じる!!】

FFTより抜粋。アグリアスが主人公ラムザに言った名ゼリフ。
このセリフの人気の理由は、FFシリーズにおいてぶっちぎりの裏切られっぷりを誇るラムザにある。

ラムザに命を救われた仲間アルガスが、ラムザの兄ダイスダークの命令で
ラムザの親友ディリータの妹ティータを殺してしまう。
その後ラムザは賞金首となり、傭兵時代の隊長ガフガリオンに命を狙われる。
そしてガフガリオンを雇っていたのもやっぱりラムザの兄であった。

上司や仲間、家族に恵まれないラムザ。
そんな彼を信じたアグリアスに多くのプレイヤーが心を奪われた。


●うぃーぐらふ【ウィーグラフ】
FFTに登場した敵役。
本名ウィーグラフ・フォルズ。序盤から中盤までのライバル的役所。
序盤は封建制度に対する怒りを持って貴族であるラムザ達に反旗を翻す集団の首領であったが、
中盤にルカヴィに触れてしまい純悪の魔人と化してしまった。
序盤から決着まで幾度となく戦うこのキャラの語るべきは、
やはりケリの付け所であるリオファネス城内であろう。
3連戦イベントで途中セーブがあるため、考えなしにセーブするといわゆるハマリが起きてしまう。
しかもコイツとの決着はノンストップ2連戦ではじめはラムザとの完全一騎討ち、
それを倒したら上級モンスター3体を引き連れてのルカヴィ化をパーティで戦って決着、
というゲーム中最もハードなバトルといえる。
一騎討ちでは無双稲妻突きや地裂斬を連発し、
ルカヴィ戦では凶悪な召喚魔法に3体のしもべがギガフレアやダークホーリー乱発という、
まさに壁ボスバトルであった。

攻略には無双稲妻突きを撃たせなくするカメレオンローブ装備やら、
モンクでチャクラしながらためて攻撃力上げるやら、
すんなり勝つにはなかなか準備に工夫が必要とされた。
ちなみにこれに勝利してもリオファネス城バトルはもうひとつ残っており、
これがまたスピーディに戦線を展開しないと守護ターゲットがやられてゲームオーバーという
なかなかのバトルなので気が抜けない。
リオファネス城は鬼門イベントである。


●えむぴー-すりかえ【MPすりかえ】
ファイナルファンタジータクティクスのアビリティの一種。
本来受けるHPのダメージをMPのダメージへと文字通りすりかえてしまう。
MPが1ポイントでも残っていれば999ダメージだろうと1ダメージだろうとノーダメージに。
その代わり、MPが0になるとHPにそのままダメージが通ってしまう。
獅子戦争のころはMPの回復手段が他のアビリティに依存するため、
その箇所にセットするアビリティが実質なくなってしまう欠点があった。
しかし、アドバンスでは自分のターンになるとMPが5回復するという仕様に変更、猛威を振るうことに。
上記の通り、1ポイントでもMPが残っていれば即死攻撃でもされない限り無敵なのである。
そのため、1対1で交互に動いている限りは絶対に負けない。

補足:アドバンスではとあるイベントで一発で瀕死に追い込まれるほどの強烈な攻撃を行う敵(無敵)と二人っきりになる。
その敵がレアアイテムを装備しているが、盗むにはこのアビリティがないとほぼ不可能となっている。
クリアするだけなら防御力を上げるアビリティを使い続けるだけでいいのだが。

☆関連語☆
バランスブレイカー


●えるむどあ-こうしゃく【エルムドア侯爵】
ファイナルファンタジータクティクスに登場するキャラ。ランベリー(地名)の領主。セフィロス似のイケメン(35歳)。
白銀の鎧に、長く美しい銀髪を風になびかせて戦う姿から、「銀の貴公子」 「銀髪鬼」の異名を持つ、勇猛な武人でもある。
ストーリー後半で戦死するが、その際に伝説の悪魔・ルカヴィの一人、「死の天使ザルエラ」と融合し、敵として立ちはだかる事になる。

と、本来ならただのボスキャラなのだが、彼の装備品と、あの悪名高き攻略本『FFT大全』(ファミ通出版)が彼を一躍有名にした。
彼が装備しているのは、「正宗」 「源氏の盾」 「源氏の兜」 「源氏の鎧」 「源氏の小手」。
FFファンなら誰もが知っているおなじみ強力装備であり、ゲーム中ではどれも基本的に彼しか所持していない。
勿論多くのプレイヤーが盗もうとしたが、彼のアビリティの関係上、盗む事は"絶対に"不可能である。
しかし、前述の本の200ページに、

「盗める確率は0パーセントと表示されるが、このゲームでは小数点以下を切り捨てているため、
実際は小数点以下の確率で盗める。気が遠くなるほど低い確率だがゼロではない。」

などと書かれていたため、無駄な時間を費やすプレイヤーが続出した。
「攻略本を100%信用してはいけない」の良い例。

ちなみに、プロフィールの格好良さの割には、序盤で盗賊にあっさり誘拐されたり、
ドット絵・装備品ともに白銀の鎧なんて身に着けていなかったり(源氏の鎧は漆黒らしい)、
戦死シーンが無い為、プレイヤーによっては「いつの間に死んだの?」状態だったり、
ゴツイ悪魔を美女に変身させて侍らせていたり、死の天使ザルエラの姿が全ルカヴィ中断トツで格好悪かったりと、
実は結構なネタの持ち主でもあるのだが、装備品ネタのあまりのインパクト故か、それらが言及されることは少ない。

☆関連語☆
黒本 大丈夫ファミ通の攻略本だよ 盗む

☆使用例☆
王者の剣って本当に盗めるのかよ!? ____ なんじゃねーの?



●おーらん・でゅらい【オーラン・デュライ】

FFTの登場人物。固有ジョブは占星術士。
「FF史上最強のシド」との呼び声高いオルランドゥの義理の息子である。
実の父親はオルランドゥの戦友(五十年戦争末期に死亡)
全編を通してプレイヤーが操作する事は出来ないが、
要所要所で薄幸の主人公をサポートしてくれる心強い存在。

戦闘に関しても、義父の名に恥じぬ能力の持ち主であり、
固有技・星天停止(敵全体に時間停止+行動停止+移動停止)
の反則的な威力には、誰もが驚いた事だろう。

また、FFTのストーリーは彼の著書である「デュライ白書」と、
子孫であるアラズラムの著書「ブレイブストーリー」を主軸に進行する。

裏方に徹しているので、出番も決して多くはないのだが、
主人公の兄ザルバックと並んで「最も仲間にしたかったキャラ」
として名が挙がる事も多く、筆者個人としてはラムザ、ディリータに次ぐ、
「三人目の主役」と言っても過言ではないと思っている。

☆関連語☆
オルランドゥ


●おるらんどぅ【オルランドゥ】
どんな強敵もゲームバランスも一瞬で粉砕してしまうFF史上最強のシド。登場はFFT。
単独でも強力な固有アビリティ「聖剣技」「暗黒剣」「剛剣」の全てを内包する
「全剣技」の固有アビリティを持ち、能力値も高い。
こいつがいるだけで難易度がかなり易しくなる、てゆーかこいつ一人で敵を全滅させられる。
そのせいでオルランドゥ禁止令を出したプレイヤーも多いはず。


●かちく-に-かみ-は-いないっ【家畜に神はいないッ!!】
ファイナルファンタジータクティクスの、貴族絶対主義の剣士アルガスが、
革命を企てた平民剣士ミルウーダに放った強力過ぎる一言。
「私たちは貴族の家畜じゃない!」→『おまえたちはオレたち貴族の家畜なんだッ!!』→
「そんな理不尽なこと、誰が決めたッ!」→『それは天の意志だ!』→「神がそのようなことをのたまうものか!」
というやり取りの後、トドメの一言として放たれる。
あまりにインパクトの強い台詞であるため、2chスレでもしばしば見かけられる。
FFTは宗教や身分が多く絡むストーリーの性質上、色々と凄い台詞が多い。


●がふ・がふがりおん【ガフ・ガフガリオン】
ファイナルファンタジータクティクスに登場する名脇役の一人。
傭兵部隊の隊長であり、兄達に裏切られグレていた主人公ラムザを拾って仲間にした。
実はラムザの兄、ダイスダークと繋がっており、ラムザの監視も担当していた。
口が悪く、目的のためには手段を選ばないが、
ラムザに語る言葉は至極まっとうなことを言っているので、悪人ではないのであろう。
ある意味ラムザの心の成長に多大な貢献をした人物であるとも言える。

☆関連語☆
 「お前の兄貴はそれを成そうとしている!それが悪と呼ばれていることでもな!」


●がるてなーは-きょうだい【ガルテナーハ兄妹】
「ファイナルファンタジータクティクス(FFT)」に登場する、兄・マラークと妹・ラファ。
真言と呼ばれる秘術を使うガルテナーハ一族の血を引き、
その力のために親を殺され、暗殺集団の一員として育てられた薄幸の兄妹……のはずが、
パラメータは中途半端、真言は攻撃範囲の中で、どこに出るかわからない、
たまに敵に当たってもダメージ量はヘボヘボというマヌケな技。
公式ガイドブックにすら「まったく頼りにならない兄妹」などと書かれ、
使えないキャラクターの話になると、必ずといっていいほど名前があがる。
バランスブレイカーとして有名なオルランドゥとは対照的な存在である。

☆関連語☆
バランスブレイカー オルランドゥ


●きゃっち【キャッチ】
FFTに登場するアビリティ。敵が「なげる」で使用した武器をキャッチし、所持品に加えてしまう。
相手が「なげる」を使用できないと意味がないため使い所はほとんどない。
しかし一部のマップでは敵がなぜか最強武器であるカオスブレイドなどのレアアイテムを投げてくるため、そこでは大活躍する。
なお「なげる」は「白刃取り」での防御も可能なのだがこちらでは武器の入手はできない。
キャッチとどう違うんだ……?

☆関連後☆
無刀取り


●くいーんれめでぃ【クイーン・レメディ】
FFTAのラスボス。
現実世界で亡くなったミュートの母親で、ロウの力を用いてイヴァリースを支配している。
その正体は現実逃避の願望の塊の魔道書リィ・グリモアで、
ゲーム最終盤にミュートとともに琥珀の谷に引きこもっていつまでも偽りの世界を保とうとする。
ミュートを説得するためにやってきたマーシュとシドの前に立ちはだかり、
再生神獣を引き連れてエンゲージを行う。
前作FFTのラスボス・アルテマの伝統を受け継いでおり、
鎌を持ったハイレグ美女→透き通った異形の女性へと変化する。

第一形態は高い攻撃力を誇るが、「たたかう」しか出来ないため、
ハメどると人間愛護で完封勝利が出来る。
第二形態はさすがに攻撃のバリエーションが増え、
ランダムに神獣を召喚する「フォール」やロウを変更する「シフトロウ」など手ごわいアビリティを持つが、
結局は二刀流と神獣召喚の前に葬り去られてしまう。

正直、ハイレグを見せ付けるときに「ジュキーン」という効果音までつけるのはどうかと思う。


●くさぶえ【草笛】
木の葉を唇にあてて、息を吹くことで音を奏でること。
FFTで、主人公ラムザとその親友ディリータが夕日の草原で昔のことを語り合い草笛を吹くイベントで使われた。
それで草笛の登場は終了かと思われていたが、なんとラムザの妹アルマが物語の要である、王女オヴェリアに草笛を伝授していた。
そのおかげでラムザとオヴェリアがともに草笛を吹くイベントも登場。
ちなみにオヴェリアは舌使いが下手なため、草笛がうまくない。
ラムザの草笛の音『ピーーーーー!』←上手い例
オヴェリアの草笛の音『ブーーーー!』←下手な例


●くろほん【黒本】
1)「ファイナルファンタジータクティクス大全」という攻略本の通称。
表紙が黒いのでこう呼ばれる。
誤字・脱字・データの誤りが多いとされる。
特にエルムドア関連の嘘記述が有名。詳細は「エルムドア」の項を参照。

2)スーパーロボット大戦やガンダムゲーム系のスレッドに限り、
「機動戦士クロスボーンガンダム」の略称として使われる。 この場合読みは「くろぼん」。

☆関連語☆
大丈夫ファミ通の攻略本だよ


●げすとはまっさきにころせ【ゲストは真っ先に殺せ】
FFTにおけるシナリオバトルの戦術の一つ。
ゲストユニットは専用ジョブで強力な特技を所持している場合が多く
本来なら戦力として捉えるべきなのだが、
・敵から装備を盗もうとしているのに敵にトドメを刺す。
・クリスタルを勝手に回収する。
・宝箱や埋もれた財宝を回収する前に敵を全滅させる。
等の行動をする為に多くのプレイヤーに嫌われ、この様な戦術が生まれた。
ゲストの主な死因は以下の3つ
・装備を剥ぎ取られる(HPは装備品で大きく上昇する為)
・遠距離攻撃&回復が出来ないジョブにさせられ敵陣に特攻させられる
・シナリオ開始直後に味方の集中攻撃を受ける

ただし、ゲストの戦闘不能がゲームオーバーになるシナリオでは当然こんなことをしてはいけない。


●ごうけん【剛剣(FFT)】
ファイナルファンタジータクティクスに登場する、固有ジョブ「ディバインナイト」のアビリティ。
味方ユニットではメリアドールが使用可能。またオルランドゥ(剣聖)の「全剣技」でも同じ技が使える。
剣装備時に発動可能、通常攻撃並のダメージ+特定部位の装備破壊というもので、
命中率100%(破壊効果も必ず発動)・通常攻撃より射程が長い、と便利な特性を併せ持つ。
一般ジョブ「ナイト」の戦技にも装備破壊技があるが、使い勝手ではこちらが遥かに上。

ただし、対象がメンテナンス(破壊技や盗みを完全回避)をつけているとダメージすら与えられない。
PS版では破壊部位に何も装備していない場合も同様であり、モンスターには何の役にも立たなかった。
(モンスターは元々何も装備がない(できない)。PSP版では装備がなくてもダメージが通るようになった)
また、相手の装備が貴重品だと盗むべきか壊すべきかのジレンマにも悩まされる。
そもそも当のメリアドールが参入するのはかなり遅いため、実際に使う機会はあまりないという
彼女と共にちょっとかわいそうなアビリティとなってしまっている。
確率に頼らず能力をごっそり削れるので、盗む必要がない時などはかなり役立つのだが…

しかし厄介なのは、終盤になるとこの__の技を割と多くの敵が使用してくることである。
内容から「敵に使われると特に嫌らしい技」であることは容易に想像できよう。
もちろんメンテナンスで防ぐのが定石だが、「剣装備でないと発動できない」のを利用して
逆にこちらの剛剣で武器破壊してしまうのも一つの手。メリアドールにも愛の手を!


●さけぶ【さけぶ】
ファイナルファンタジータクティクスの主人公、ラムザが使用する固有技「ガッツ」のひとつ。
内容は物理・魔法攻撃力と行動スピードの上昇効果であり、それだけ見ると有効ではあるが地味。
しかしこの特技は重ねがけが可能であり、また効果は戦闘中永続するためひたすら叫びまくっていれば
速度・攻撃力が最高となり、目にもとまらぬ速さで即死級の攻撃を連発する鬼神のごとき主人公が完成する。
このことからラムザは戦闘開始直後からとにかく叫びまくる、何ともやかましい主人公と言う立ち位置になった。
余談だが、ラムザくんはシナリオ中でも(主に妹の名前を)よく叫ぶ。

剣士ラムザ
「アルマ! しっかりしろ!
「お願いだ! 目を開けてくれ!! アルマッ!!

剣士ラムザ
「アルマに何をしたッ!!

剣士ラムザ
「アルマッ!!

剣士ラムザ
「アルマーッ!!

剣士ラムザ
「アルマ!!

剣士ラムザ
「アルマ!! 大丈夫か!!

ラストステージだけでもこの有様


●さんじゅつ【算術】
FFTに登場するアビリティのひとつで、算術師の基本アビリティ。
指定する項目(レベル、EXPなど)と、数字の条件(素数、レベルxの倍数)を決定した後に、
使用する魔法を選択すると、上記の要素を満たした全てのキャラに一度に魔法をかけることができる。
(例:レベルが5の倍数のキャラ全員にデス
使用者と対象の距離関係なしに魔法をかけることができるうえに、
他の魔法と違い、チャージタイム(魔法の使用から発動までのタイムラグ)がなく、MPも消費しない。
他の魔法の存在を全否定するかのようなあまりの使い勝手の良さのために、
オルランドゥと並ぶバランスブレイカーとして知られ、使用を自粛するプレイヤーも多い。
ついでに「沈黙してても使える」「本来リフレク(反射)される魔法でも貫通する」っていう能力もある。


●しらはどり【白刃取り】
FFTに登場するアビリティのひとつで、侍のリアクションアビリティ。
内容はBrave値%の確率で物理攻撃を無効化。

プレイ経験のある人や洞察力のある人はこの時点でピンと来ると思うが、ヤバい性能である。
Braveはデフォルト値でも低いキャラで50前後、高いキャラだと70近くある上に、
最大97まで底上げ出来るので、回避率を上げる装備やアビリティの存在意義が問われる程。

しかもオンラインヘルプの記述と異なり弓や銃、忍者の「投げる」などの物理遠距離攻撃や
回避率無視アビリティ「精神統一」、背面攻撃、チャージ中などの無防備状態にも発動するため
Braveを上げたキャラだとほぼ完全に物理攻撃をシャットアウトするというバランスブレイカーっぷりを誇ってしまった。
それどころか戦闘中にBraveを100にするとAIは「攻撃するだけ無駄」と判断して物理攻撃をしてこなくなる有様。
二刀流の二撃目には発動しないというバグか仕様かわからない欠点があるが、だからどうしたというレベルである。

特に普段からラムザの「はげます」などでBraveを上げているキャラだと
これを付けるだけで敵の脳筋キャラは戦う前から無力化という事態になり
戦闘が陳腐化するため使用を自粛する人が続出し、オルランドゥ、算術と並ぶ「FFT三大自粛要素」となっている。

なお、回避率が非常に高い上級盾やフェザーマント+見切りの組み合わせも
装備品によっては当たる余地が無いくらいの確率で物理魔法共避けまくるため同じ位に凶悪だが
装備枠を圧迫したりジョブ装備制限などで敷居が高い事と、上記背面攻撃や精神統一など付け入る隙はあるため
気になった人は組み合わせを加減したりする程度で自粛するほど猛威を振るってはいない。

☆関連語☆
オルランドゥ 算術 バランスブレイカー


●しんごん・うらしんごん【真言・裏真言】
ファイナルファンタジータクティクスに登場する、ガルテナーハ兄妹専用のアビリティ(特技)。
真言は妹の天道士ラファ、裏真言は兄の天冥士マラーク専用となっている。

大半のアビリティが何の説明も疑問もなくゲームだからで済まされ使われる中、
これらは中盤のストーリー展開に深く関わる血みどろな設定を持っており、際立つ存在。
曰く「一子相伝の暗殺術」だとか「権力者に狙われ一族焼き討ちに」だとかいった
厨二くさ、もとい、仰々しいピックアップがされ、否が応にもプレイヤーの期待を誘ってくれる。
天道士・天冥士の説明文も「自然界の法則を自在にする術を知る暗殺者」と迫力十分。

だがしかし! 戦闘でその実体を目の当たりにした途端、その期待は失望へと変わることになる。
この暗殺術、どちらも共通で以下のような性質を持っている。
・十字形5マスへの範囲魔法攻撃
・1〜6回、範囲内の毎回ランダムな1マスに攻撃する
・誰も居ないマスも攻撃対象になる
……ただでさえ確実性に乏しい行動は敬遠されるゲームなのに、よりにもよって超ギャンブル仕様。
(また、特に裏真言はダメージ算出法がちょっと特殊で、そのせいで更に使い辛い)
普通に使うと「誰も居ないところがぽふんぽふんと光って終わり」という事態が頻出してしまう。
敵が密集しているような場所に打ち込むにしても普通の範囲技のほうがよっぽど使いやすいし、
溜め時間も相応にあり、敵はそれなりに賢いので思ったように巻き込めないこともしばしば。
一応、ゲーム中では非常に稀な連続攻撃技であり、条件次第で超火力も出せるのだが
元々火力には不足しない上に不安定過ぎて戦術にも組み込み辛く、完全に一発ネタ。

設定とは裏腹に、極めて癖が強く凄まじく扱い辛く、割に大して強くないと散々……
術者の兄妹はもちろん、こんなもんのために焼き討ちにされてしまった一族も報われなければ、
こんなもんに手を出してしまったがために身の破滅を招いた権力者のほうも浮かばれない……
誰も幸せになれない悲劇の術なのであった。

※さすがにPSPのリメイク版ではバランス修正がされ、使い勝手はそこそこ向上している。
まあ、元々のゲーム性と噛み合っていないのはどうしようもないが……


●せいけんぎ(FFT)【聖剣技(FFT)】
『不動無明剣』『北斗骨砕打』『乱命割殺打』『無双稲妻突き』『聖光爆裂破』
の五種類の技から成る、『ホーリーナイト』『ホワイトナイト』の専用アビリティ。
なお、これら五つの技は剣聖の『全剣技』、ルーンナイトの『剣技』にも組み込まれている。

字面だけ見ても何やら強そうな雰囲気を漂わせるが、
実際、その性能は非常に優れたものがあり、
『即発動』『多種多様な追加効果』『遠距離攻撃』
『効果範囲の幅広さ(一点・十字・直線5マス)』
『敵勢を駆逐できた時の爽快感』『詠唱台詞付き』
と非の打ち所がない。
短所といえば、剣・騎士剣(短刀や刀では不可)を装備していないと使用できないことぐらいか。
もちろん、これだけの性能を誇るアビリティを持ったキャラを敵に回したら厄介なのは
想像するに容易く、FFT屈指の強敵ウィーグラフもこのアビリティを実装しており、
強敵たる所以となっている。
・・・乱命割殺打だけ、ちょっと不遇な気もする。
「あ、このハイト差じゃ北斗できねーや。・・・しかたない、乱命放っとくか』みたいな・・・。

アグリアス・オークスの代名詞とも呼べるアビリティで、彼女の人気の要因の一つでもある。
ゲーム冒頭のチュートリアル的戦闘で、
彼女がこのアビリティを武器に、颯爽と敵をなぎ倒していく姿に見惚れ、
「いつかは俺(ラムザ)も成長してこんな風に戦える日が・・・!」
と夢見たプレイヤーもいるだろう。しかし、いつしか気づいてしまうのだ。
「俺に与えられたものは『ガッツ』しかない」ということに・・・。
いや、便利ですよ?ガッツ。そりゃ便利ですけど、ねえ・・・?
そんなプレイヤー諸君に当のアグリアスさんが一言。

「人の夢と書いて儚い(はかない)・・・何か物悲しいわね・・・」

☆関連語☆
アグリアス ウィーグラフ


●せりあ&れでぃ【セリア&レディ】
ファイナルファンタジータクティクスに登場する敵キャラ、ジョブはアサシン。
盗めない源氏野郎と名高いエルムドアの付き人として表れるが、専用アビリティのせいでかなりウザイ敵となっている 
「息根止」という、隣接する敵に100%即死攻撃&無制限なありえない攻撃をしてくるからだ。
しかし、そんな彼女達に果敢に接近しなければならない人物がいる、そう我らが主人公ラムザである!
彼女達が使ってくるアルテマをラムザが食らうことによってアルテマをラーニングできる仕様のため、
危険を冒して接近して返り討ちに会うプレイヤーは多かったと思われる。

☆関連語☆
アルテママダー? 熱いベーゼで殺してあげるわ! ギャー!(ラムザ死亡)


●ためる【ためる】
ファイナルファンタジータクティクスに登場するアビリティ。
使ったキャラの物理攻撃力が1上がる。
実際の戦闘中はさほど有用というほど効果的な技ではない。むしろ殴った方が早い。

しかし、このゲームは行動するほどEXPやJP(アビリティ取得に必要なポイント)が手に入る仕様で、
そういったJP稼ぎこそがメインであると言っても過言ではなく、
場所や状況を選ばず使いまくれるこの技は非常に使い勝手がいい。
使用頻度ランキングがあったらおそらく1位に位置するだろう。

これが使えない固定ユニットは成長させたい時ちょっと不便な思いをする。


●ちきん【チキン(FFT)】
FFTのステータス異常の一つ、Braveが9以下になるとこの状態になる。
姿が鶏になり、操作不能になり隅に移動しようとする。
回復方法はBraveを10以上になることで元に戻る。
自分のターンが来る毎にBraveが回復していくのでいつかは回復するが、
これだけ低くなると、戦闘終了後離脱する可能性があるので、
できれば、アビリティでBraveを戻しておきたい。

☆関連語☆
ステータス異常 Brave


●ちりじらでんかざりつるぎ【塵地螺鈿飾剣】
ファイナルファンタジータクティクスの刀系最強武器。
(名前が)長い、(漢字が難しくて)読めない、(前知識がなければ)見つけられないと、三重苦を背負った武器。
性能は隠し武器なだけあって高く、引き出す(刀に秘められた力を発揮する)の威力もすさまじい。
しかし、高いとはいっても

・騎士剣に同程度や更に上を行くの性能のものがある
・ランダムで壊れてしまうため、怖くて引き出すができない
・「侍?白刃取りを覚えりゃポイよ」
など、取ったらおしまいみたいな扱いが多い。

補足:PSPのリメイク版では他の種類の武器にも強力なものが追加され、さらに武器としての使い道がなくなってしまった。
ただ、通信対戦では失ったアイテムは戻ってくるので安心して引き出すが使える。
ちなみにPS版はバグ技で特定の種類の武器(刀含む)をいくらでも増やせる。

☆関連語☆
レアアイテム


●でぃりーた・はいらる【ディリータ・ハイラル】

ファイナルファンタジータクティクスの主要登場人物。
作中の後世には後継者争いの戦乱(獅子戦争)を終わらせた“英雄王”として
伝わっており、物語はその歴史が真実であったのか、本当の英雄は誰だったのか、
名を残すことの無かった主人公ラムザを通して見て行く形になっている。

平民の出で、ゲーム開始(一章)時点ではラムザの親友。
しかし貴族至上主義を唱えるアルガスとの出会いや
妹・ティータの誘拐、そして死(殺害)をきっかけに、ラムザとは袂を分つことに。
一年後、後継者の片割れである王女オヴェリアを誘拐し、
各方面に働きかけて獅子戦争を勃発させる。この辺りは彼の背後にある
組織(教会)の思惑なのだが、その際に利用されるばかりの
オヴェリアに共感して「彼女の為に、彼女の国を作る」と約束する。
その後は、教会や、かつての親友であるラムザをも欺いて暗躍を続け、
最終的にはオヴェリアと結婚し、王にまで登りつめる。
正史では、その後、ディリータの治世が続いたとされている。

ティータ死亡後の彼は基本的に非情に徹しており、あらゆる人間を
利用していく。一方で、ラムザやオヴェリアが絡む場合には
やや感傷的な側面も見せてはいる。
だが、オヴェリアとの約束すら、本心からのものであったのかどうか、
作中の描写からでは判別できない。
一章の時点で自らを「持たざる者」と評したディリータ。
最後の最後になって、物語は衝撃的な結末で幕を閉じることになる。
……彼は、結局、何を手に入れたのだろうか?


●どらぐなー【ドラグナー】
ファイナルファンタジータクティクスのジョブの一種。
聖竜の血を引く女性、レーゼの専用ジョブ。
ドラゴン族だけあって、人間の姿ながら様々なブレスを吐くことができる。
それに関しては、ファンタジーならよくあることなのだが、問題は他のスキル。
ドラゴンの物理攻撃、魔法攻撃、スピード、Brave(一部の状態異常や攻撃に関係する数値)
を上昇させる、その名も竜パワーアップ。
ここまでそのまんますぎるネーミングは、そうそう見られないだろう。
その他、HPが非常に高い、モンスターと話ができるなど、
いかにもドラゴンな特徴を持つ。


●どりょくはしている!【努力はしている!】
FFタクティクスの主人公ラムザがリオファネス城で
ウィーグラフと戦っている時に口にした名言(迷言)。

ウィーグラフ『弱い人間だからこそ、神の奇跡にすがるのさ。
お前こそ、自分が本当に強い人間と自信を持って言い切れるのか?』

ラムザ『努力はしている!』

という会話の流れ。
このウィーグラフという敵は飛び抜けて強く、(ウィーグラフの項を参照)
準備不足がたたって彼の能力の前に泣く泣く最初からやり直したプレイヤーも少なくないと思われる。
努力だけでは超えられない壁があることを教えてくれる一言。


●なぐらろく【ナグラロク】
FFTシリーズに登場する剣。
名前で既に判ると思うが、FFシリーズの剣ラグナロクのパチもんである。
FFTで登場した時の性能はやはりというかなんと言うか、攻撃力たったの1。
追加効果で相手を蛙にする事はできるが、所詮はパロディアイテム、実用性などとはほど遠かった。
例によって攻略本ではナグラロクが埋まっている場所にラグナロクが埋まっているという誤植があり
信じたプレイヤーが大勢犠牲となった。

ところが、FFTA及びFFTA2においてはなんと本物のラグナロクを遥かに上回る剣として登場。
と、言うかFFTAにおけるラグナロクの扱いが異常なまでに悪く、なんと7000ギルで購入できる店売りの武器である。
その性能もおせじにも強いとは言えない。ぶっちゃけるならば騎士剣の中でも下から三番目である。
一方のナグラロクは騎士剣の中でも第三位の攻撃力を有し、本物のラグナロクの2倍の威力。

プレイヤーはラグナロクの黄昏と没落っぷりに涙し
強いのに偽物というナグラロクの存在に様々な疑問をいだくのであった。

☆関連語☆
エクスカリパー


●ふぁいなるふぁんたじー-たくてぃくす【ファイナルファンタジータクティクス】
ファイナルファンタジーシリーズでは異色のS・RPG。
ジョブチェンジやアビリティなどの定番システムを踏襲している。
とある英雄の出世物語の裏にあった決して賞賛されないもう一人の英雄の生涯(?)を四章構成で語るストーリー。
二章後半辺りから超常的な要素が多くなるものの、そのヘビーで渋いストーリーは人気。

三章ラストはなんの警戒もせず突っ込めばかなりの確率で詰まってしまう。
・バランスブレイカー『雷神』シドの存在。
・FF7の主人公、クラウドが友情出演。
・決して盗めない源氏シリーズ装備。
何をされたか、知ってるクセにッ!
・でもさー オウガじゃん

など、ネタの多いゲームでもある。


●ふぁいなるふぁんたじー-たくてぃくす-あどばんす【ファイナルファンタジータクティクスアドバンス】
PSで発売されたFFタクティクスの一部システム・設定などを流用した別作品。
松野氏の考案した『イヴァリース』国の物語の一つ。
ごく普通の世界で学校に通っている主人公達が、「ファイナルファンタジー」という不思議な本の力で異世界に飛ばされてしまい、そこで冒険していくという物語。
主人公は「クラン」という便利屋集団のような組織に所属して、依頼を請け負い、それをこなしていくことになる。
数をこなしていくと、たまにストーリーの核心に迫るクエストが現れ、それをクリアする事でストーリーがさらに進展する。
戦闘システムはSRPG風だが、毎回「ロウ」というルールが課せられており、破るとジャッジからイエローカードをもらってしまう。
それがたまってレッドカードになると、破ったキャラはプリズンと呼ばれる牢獄に飛ばされてしまい、迎えに行かなくてはならなくなるという、一風変わったシステムがある。
ドット絵のレベルは高く、ちまちました細かい動きも再現されている。
しかし、「FFT」と「タクティクスオウガ」がよく似ていたように、FFTAのドットは、GBAの「タクティクスオウガ外伝」と似ている点がある。

今作では法と秩序の番人である「ジャッジ」、トカゲのような姿の「バンガ族」、容姿の美しい「ヴィエラ族」などは、FF12にも登場している。

☆関連語☆
ファイナルファンタジー12 オウガシリーズ


●ふぁいなるふぁんたじー-たくてぃくす-A2-ふうけつのぐりもあ【FFTA2 封穴のグリモア】
2007年に発売されたシミュレーションRPG。

夏休みに入る直前、主人公ルッソは度々のいたずらの罰として図書室の掃除を命じられる。
掃除中、物語の本を見つけるが、不思議な事に途中から白紙の本であった。
さらに、最後のページに「空白を埋める者、その名を告げよ」とあった。
ルッソは好奇心から自分の名を書き込み、同時にどこかへと飛ばされてしまう。

飛ばされた異世界「イヴァリース」でいつの間にか持っていた、自分の周りの出来事が勝手に綴られる手帳。
ここで初めて会った人物・シドに助けられ、その手帳の謎の一部を解明すると、
元の世界に戻るには手帳のページを埋めればよいと分かった。
ルッソは元の世界に戻る為、それ以上に好奇心に駆られてイヴァリースを冒険する。

前作・FFTAとのつながりは、前作キャラが出てくる程度で特に重要なつながりはなく、
同じイヴァリースを舞台にするFF12からヴァンとパンネロがゲストとして出る程度。
また、戦闘では「ロウ」、戦闘中の〜〜禁止のような縛りが出る。
しかし、このシステムが前作に比べ大幅に変更され、
少しペナルティがあるが破っても構わない仕様になり、敵をロウ違反に引っかける事が出来なくなった。
前作ではAP没収や、あまりにひどいとプリズン送り(一時パーティ離脱)であったと比較すると、とっつきやすくなったと言える。

ストーリーにあるが、目的が「いろいろやってページを埋める」なので、
メインストーリーだけを追っていくと30戦もなく終わる。
しかし、サブクエストが非常に豊富で、およそ400種ほどもある。
むしろメインクエストよりサブクエストの方に重きを置いているので、
特定ジョブ解放や、アイテム目当て、連続クエストなどをやっていると、
ゲーム中時間で1年以上メインを放置し、実時間100時間ほども経過していた…というのはよくあることになってしまう。
人により向き不向きはあるが、ちまちまと進めるにはうってつけの作品。


●ふぃなすがわ【フィナス河】
FFTのChapter4から登場するエリア。
ある城へ向かう途中にあるエリアで、イベントと呼べる代物は何も無く、単なる通過点。
と思いきや、一部のプレイヤーのトラウマになった場所である。

その原因は出現モンスターにある。
チョコボ系モンスターがとても出現しやすいのである。
やった事の無い人には「チョコボなんて…」と思うだろうが、
・高威力・長射程・回避不可なチョコメテオを連発してくる赤チョコボ。
・飛行移動・遠距離攻撃・状態異常治療をしてくる黒チョコボ。
・自分と周囲のキャラを詠唱なしに回復させるチョコボ。
これらのモンスターが集団で襲ってくるのでたまったものではない。
マップ中央に水深の深い河が流れているのでこちらは移動が制限されるが、
相手は水面移動のアビリティがデフォルトなので移動制限が無い。
更に移動力やスピードも高いので逃げまわることも出来ない。
油断しているとレベル99のアタックチームでも全滅するかもしれない。というか筆者は全滅しました。


●ぶれいぶ【Brave】
FFTのステータスのひとつ。主にリアクションアビリティの発動率に影響する。
幾つかのアビリティで上下し値が9以下になるとチキンというステータス異常を引き起こす。
下がりすぎると主人公以外パーティから離脱してしまう。

基本的に高ければ高いほど、有利なのだが、
アイテム発見移動でのレアアイテムの入手確率は値が低いほど上がるので、
一人ぐらいは値が低いのがいると便利である。

☆関連語☆
白刃取り キャッチ アイテム発見移動 チキン


●むすたでぃお-を-やっつけろ【ムスタディオをやっつけろ】
FFTの主人公ラムザが、おまけイベントで発した迷言。
古代文明のロボット労働八号を目覚めさせ、主人として命令を求められたラムザに、
仲間のムスタディオが後ろから茶々を入れてきたさいに出たセリフ。
命令どおりに労働八号はムスタディオを吹っ飛ばしてしまう。
(お笑いイベントのため一命は取り留めるというお約束つき。)

ふだんはまじめで善良な人間の黒い一面という
同人ネタやパロディにありそうなネタを堂々と本編でふっているせいで
多くのプレイヤーの記憶に残っている。


●めりあどーる【メリアドール】
メリアドール・ティンジェル。FFTに登場する固定キャラ。
固有アビリティ「剛剣」はカコイイエフェクトで大ダメージを与えつつ標的の装備品をも粉砕するという便利なコマンドだが
裸の敵やモンスターなどには効かない上に、そもそも壊すぐらいなら盗んだほうが有益なのでイマイチ使えない。
アグリアス同様、プレイヤーにとっての最大の敵は全剣技使用可能な剣聖シドなのだが、
メリアドールの場合は加入次期がシドよりも後になるため、もはや使いどころがない。
さらに女性キャラなのにフードをずっぽり被っていて髪型が最後まで謎だったり、
セリフもアグリアスのような殺し文句がなかったりで、とことん地味なお方。
唯一のチャームポイントは
主人公ラムザを弟の仇と思い込み、当初は敵として登場しプレイヤーを苦しめるが後に誤解が解けて仲間に…という一連の流れだが
早とちりなドジッ娘ツンデレというよりはただの勘違いに過ぎないので、やはり地味なお方。


●らむざ・べおるぶ【ラムザ・ベオルブ】
FFT(ファイナルファンタジー・タクティクス)の主人公。
FF屈指の裏切られキャラであり、肉親や傭兵時代の上司、命を助けた騎士等にことごとく裏切られる。
挙句に、異端者として命を狙われ、弟の仇として誤解され狙われたりと踏んだり蹴ったり。
その原因は、ただ彼の一途な正義感に他ならない。
獅子戦争の最中、ルカヴィという化け物から世界を救うために、民衆や教会さえも敵に回し正義を貫いた。
兄二人を自らの手にかけなくてはならなかったり、生前に一切賞賛されなかったりと不幸続きだが、
それでも安易に「不幸キャラ」とされない不思議な魅力が彼にはある。

☆関連語☆
今さら疑うものか! 私はおまえを信じる!!


●ろう【ロウ(FFTA)】
GBAソフト、ファイナルファンタジータクティクスアドバンスに
登場する戦闘ルールでこれを破るとペナルティを課せられる。

(ロウの一例 )
・ファイア禁止(炎属性のアビリティを使うとペナルティ)
・ダメージ20↓(攻撃で与えたHPのダメージが21以上だとペナルティ)
・アイテム禁止(アイテムのアビリティを使用するとペナルティ)

このようなルールがランダムでセットされる(最大で3つ)ので
ロウを破らないように慎重に立ち回る必要があり
上手く逆手に取れば、敵に違反させるという高度な戦術も可能。
…というシステムなのだが、はっきりと言ってしまえば
やりたくもない縛りプレイを強要させられているのと同じなので
その手の遊び方に興味のない大多数のプレイヤーからは不評だった。

おそらくスタッフにはその声が届いたのであろう
続編や海外版では一部の厳しいロウが緩和、削除されていたり
逆にロウを守る事でボーナスが入るようになったりした。
尚、ロウとは法(law)の事でありこれが設定されているバトルでは
死人が出ないので一種のセーフティとして働いている。
これがない無法地帯の戦闘も存在し、そこでは何でもアリの
殺し合いになるので負ければ当然、死(ゲームオーバー)である。

☆関連語☆
ファイナルファンタジータクティクスアドバンス


●ろうどう-はちごう【労働八号】
FFTに登場した隠しキャラ。
見た目どおりのロボット兵で高い攻撃力とHPを誇る。
特に「処理する」ことビーム砲は射程、威力共に申し分なく、
オルランドゥほどではないが、お世話になったプレイヤーも多いだろう。
だが恐らく多くのプレイヤーが一番印象に残っているのは加入時のイベント会話であろうか。

☆関連語☆
ラムザ ムスタディオ ムスタディオをやっつけろ


●わたしがあいつになにをされたか しっているくせに【私があいつに何をされたか…!知っているクセにッ!!】
ファイナルファンタジータクティクスのどうにも地味目で使いにくい兄妹の妹、ラファのセリフ。
ラファはよっぽど寄り道しなければ14〜6歳ぐらい。「あいつ」ことバリンテン大公はひどいやつだ。


●ん【ン】
ファイナルファンタジータクティクスのキャラの一人ガフガリオン。
彼の話す言葉は必ず『ん』をカタカナで発音する。
そのことがゲーム内での彼の存在感を一段階上げていると言って過言ではない。

例)『ふざけるンじゃねえ!』『シラをきるンじゃねえ!』

同じ松野作品である「タクティクスオウガ」においてはニバス先生がこのしゃべり方をする。
また同じく「ベイグラントストーリー」でもジャン・ローゼンクランツが同様の口調であり、
松野作品のスレでは度々「ン」が使用される傾向にある。

直接的な源流は小池一夫だろう。

☆関連語☆
タクティクスオウガ



▼チョコボの不思議なダンジョンシリーズ


●おるとろす【オルトロス】
チョコボの不思議なダンジョン2に出てくるボス。
一応FF6と同じく蛸の魔物であるが、今作では完全な悪役であり間抜けな面は見せない。
こちらのパーティーはチョコボと、シロマという白魔道師の女の子である。
触手攻撃はもちろん、ドレインでじわじわ体力を奪うなど、別な意味で相当ヤバイ攻撃をしてくる。


●しろま【シロマ】
チョコボの不思議なダンジョン2で初登場し、後のチョコボシリーズのレギュラーとなった少女。
ピンク色のセミロングの髪に裾が短めめの白魔導師のローブが…というかほとんどFF5のレナの白魔導師バージョンである。
(そのためか名前がつけられる2では「レナ」と名前をつけるプレイヤーも多い)

2では実はラスボスに滅ぼされた未来から送られた子供だったり、中盤の別れのシーンなどでFF4の「愛のテーマ」が流れたり。
クリア後のシロマ専用ダンジョンでは白魔導師なのに黒魔法(と同じ効果の本)乱射したりしていた。

以後の作品では秘書件獣医、読み手など様々な形で登場している。


●ちょこぼ-の-ふしぎ-な-だんじょん【チョコボの不思議なダンジョン】
FFシリーズのマスコットキャラ、チョコボが主人公のローグ系ダンジョンRPG。
風来のシレンなどa href="siren.html" target="_self">不思議のダンジョンの生みの親である中村光一氏が監修しており、
パッと見は不思議のダンジョンと似通っているゲームシステムだが、
死んでもレベルが1下がるだけで装備品はそのまま、
階段を下りるたびにセーブが可能などの仕様のため、本家不思議のダンジョンより遥かにヌルい。
普通にプレイする分には死ぬこと自体滅多に起こらないためスリルを求める人にはお勧めできない。
このためシレンジャーなど不思議のダンジョンをこよなく愛する人たちの間ではすこぶる評判が悪い。
また実質的にエンディングが存在しないので、その辺りを気にする人にもマイナスだろう。
しかし、浜渦正志氏による音楽やコンプリート要素には定評があり、
難易度が低い分ライトゲーマーや子供を引き込むことに成功し、
結果的に本家不思議のダンジョンよりも売り上げはよかったという一面もある。
続編としてチョコボの不思議なダンジョン2が発売されている。

☆関連語☆
中村光一 浜渦正志 ローグ系 ヌルゲー


●ちょこぼ-の-ふしぎな-でーた-でぃすく【チョコボの不思議なデータディスク】
旧スクウェアが開発したゲーム「チョコボの不思議なダンジョン」のおまけとして付いてきたディスク。
オマケデータ、新製品情報、「ゼノギアス」の体験版などを楽しむことができる。
特にオマケデータの中のFF7の「アイテム、マテリアフル装備」データは利用価値が高く、知名度は高い。
ただしサガフロのデータは、モンスターが別の種類に変身するとHPが基本値に戻ったり、
手順を間違えるとブルー編がクリア不可能になったり、
オクトパスボードなどの一部の強力なアイテムがなかったりと抜けが多い。


●りさいくるばぐ【リサイクルバグ】
チョコボの不思議なダンジョン2で発覚したバグの事で
入れたアイテムを作り替えるリサイクルボックスの使用回数と
装備品を失った個数の合計が一定回数を超えるとバグが発生し
内部数値がおかしくなって鍛え上げた装備品が使い物にならなくなるというもの。
しかも、一度発生すると自力ではプレイヤーには絶対に直せないという酷いバグで
よりにもよって本作のウリの一つであるシステムで発生し
深くやり込もうとするばするほど被害が大きくなるので
必然的に縛りプレイを強要されるという、何ともお粗末なバグである。

発生原因の詳しい説明は各自ググってもらいたいが簡単に言うと
装備品合成等の際に、本来なら消去される不必要な情報が
リセットされずに残ったままになっているからである。
なお本作はゲームアーカイブスでもプレイ可能だが、このバグは修正されていないので注意。

☆関連語☆
チョコボの不思議なダンジョン


▼ファイナルファンタジーその他


●いせかいのもえふく【異世界の萌え服】
DSのARPG「FFCC リング・オブ・フェイト」に登場する防具。
いわゆるメイド服である。
本来なら「おいおい・・・」と皆でツッコミを入れるべきポイントだと思うが、
このゲームは他の部分(特に街の人との会話)の暴走も凄まじいので、あまり目立たない。


●う゛ぃんせんとー!【ヴィンセンとー!】
ダージュオブケルベロス - ファイナルファンタジー7において、
シリアスな場面でユフィが主人公であるヴィンセントの名前を叫ぶシーンで
本来「ヴィンセントー!」と字幕がつくべき箇所が「ヴィンセンとー!」となっていた。
大作RPGでのあまりにも幼稚な誤字に、
ゲームの出来もイマイチであったせいもあるのか、あらゆる所でネタにされていた。


●がるです【ガルデス】
FFCCRoFに登場するキャラクターで
クリスタル神殿の最高責任者である教皇の地位に就いている人物。
一目で悪人とわかるほどの凶悪な面構えと、いかにもな地位に就いてるせいで
中ボスクラスに見えてしまうが、実はラスボスである。
ストーリーのクライマックスで次元を移動する力を手に入れるが、
同じ力を発動させた主人公、ユーリィによって永遠に同じ時間を繰り返すという、どこかで聞いたような結末をたどる。
その際のセリフ「この力があれば、ナンドデモォー!」がプレイヤーの心を掴み、
話題がループした際に「ナンドデモォー」とレスされる光景をFFCC総合スレで見かけることができる。

どうひいき目に見ても悪人面のコイツを教皇にしてしまう方も問題だが、
王女以外は誰も怪しいと思わないというのはどうなんだ?


●かれん【カレン】
『ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト』で、最初に仲間になる女性NPC。
緑色のドレスにティアラと、お姫様のような風貌で戦闘とは無縁そうに見えるが、ちゃんと戦闘に参加してくれる。
森に囲まれた町「フォレスタ」に住む、自然を愛する心優しき少女で、森の精霊と会話をする事ができ、
うっそうとした森に阻まれて先に進めない主人公の要請を受けて、森を抜けるための道を作ってくれる。
しかし森に潜んでいた魔物による猛毒を受けてしまい、主人公はその毒を直す薬のある洞窟へ向かう事になる・・・

・・・とまあ、これだけなら何の変哲も無い、RPGでは割とありふれた王道ヒロインキャラでしかないように思える。
しかし、彼女の扱う武器は、なんと巨大な斧。
道を作るというのも、別に森の精霊と会話するでもなしに、道を塞ぐ木々を手に持つ大斧で 伐 採 するだけなのである。
森を愛する彼女が、森を伐採するというのはどうしたものかと突っ込んではならない。
それでも彼女が、自然を愛し森と会話する心優しき少女である事に、変わりはないのだから・・・

なお、スクウェアのRPGで、設定の上でも斧を得意武器とするのは恐らく彼女が最初かと思われる。
その後サガ3のまさかりシスターことネメシス、ロマンシングサガ2の女性ノーマッド、
ロマンシングサガ3のエレン、ロマンシングサガ ミンストレルソングのアイシャ(初期武器が手斧)など、
斧を得意武器とする少女の系譜は続いていく事になる。

☆関連項目☆
斧っ娘


●しょたおう【ショタ王】
「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」の略称。
及び同ゲームの主人公の愛称。
ファン間での略称の苦しさに定評のあるFFCCシリーズであるが、
例によって長い割に略しにくいタイトルのために、
「主人公がショタで王様」という理由でこの略称が付けられるに至った。
もはや「王」以外原型をとどめていない。


●だーくきんぐ【ダークキング】
ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエストのラスボス。ネーミングそのままの諸悪の根源。
配下のモンスターたちに地水火風のクリスタルを奪わせ、世界を滅ぼそうとする。
世界の中心にあるフォーカスタワーの地下にある居城で待ち構えており、ラスボスだけあってそこそこ強い。
ただし、ケアルをかけると何故か万単位のダメージを食らうため楽に勝てる。どうやらバグらしい。

☆関連語☆
ダーク


●ばーなびーおじさん【バーナビーおじさん】
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルでは
シムシティのように住んでいる住民たちが勝手に人間関係を作って行く。
プレイヤーは住民から住民への印象を、コメントとして見る事ができるのだが
たいていは「母○○と仲がいい」程度の他愛無いものである。
偶然が重なり、執事とその家の娘との密やかな恋愛や、幼なじみ同士の三角関係など
興味深い人間関係が発生することもあるが、それも数人程度の繋がりに過ぎない。

しかしとあるプレイヤーから報告された「バーナビーおじさん」を取りまく
人間関係は、偶然が重なったとはいえあまりにもカオスだった。
ちなみに下記の引用文はキャラ名、性別、職業の順に並んでいる。バーナビーの職業はおじさんである。

バーナビー♂おじさん「メイドリンダに告白してしまった!メイドウェンディに告白してしまった!」

レーン  ♂お父さん  「兄バーナビーの言動が気にかかる」
ドロシー ♀お母さん  「義兄バーナビーの料理をサービスしてみた」
リリィ  ♀少女    「バーナビーおじさんは肩身がせまそう」
マドック ♂少年    「バーナビーおじさんの表情が時々固まる」
ウェンディ♀メイド   「主の弟バーナビーの扱いがわからない」
リンダ  ♀メイド   「主の弟バーナビーの扱いがわからない」
カサンドラ♀冒険者見習い「バーナビーおじさんは何者なのだ・・・・・・?」

弟夫婦の家に住み、自身は結婚せず、メイド2名に同時にアタックをかけるも
その両方から「扱いに困る」とコメントされ、居候の赤の他人から見ても微妙な立場にいる。
「バーナビーおじさんは何者なのだ…?」報告を見たスレ住人の脳内には同じ疑問が浮かんだ。

報告のあった8人住みの「豪華な家」を造るには、強力な裏ボスを倒す必要があるのだが
この一家の存在が、プレイヤー達をタイタンへと駆り立てる一助となった……
かどうかは定かではないが、あまりにも酷い人間関係にスレ住人の間では伝説のおじさんとして語り継がれている。


●ふぁいなるふぁんたじーくりすたるくろにくる【ファイナルファンタジークリスタルクロニクル】
GCで発売されたARPGで、FF6から9年ぶりとなる任天堂据え置きハードのFF。
製作は河津氏を中心としたチョコボシリーズなどのスタッフだが、発売元は任天堂となっている。

ゲームシステムとしては、複数人でプレイするマルチプレイでないと一人(と一匹)だけしかいないことや、
成長要素が微妙だったり、アイテムがすぐ満杯になるなど改善の余地が多い。
(続編のFFCCRoFでこれらの欠点は解消されている)
その一方で、クリアに表現された背景(とくに海、水面)や、板鼻利明氏の描くかわいらしいキャラクター、
谷岡久美氏の民族楽器をふんだんに使った音楽、主題歌の「カゼノネ」など
このゲームから感じられる雰囲気(FF9や聖剣LOMなどに近い)にのめりこむファンも多い。

ちなみにFFシリーズとしては珍しくチョコボが登場しない(チョコボの名を冠したアイテムはある)


●ふぁいなるふぁんたじーくりすたるくろにくるりんぐおぶふぇいと
【ファイナルファンタジークリスタルクロニクルリングオブフェイト】

ニンテンドーDSで発売されたARPG。
FFCCシリーズの2作目であり、略称はFFCCRoF。
前作の欠点を大幅に改善し、様々なやりこみ要素などを加えたお陰もあり、
システム・シナリオともにそこそこ高い評価を得ることができた。

…と、ここまでならまだ「普通の良作」に聞こえるのだが、
実はこのゲームは全く普通ではない。
良い意味でも悪い意味でも、FFとは思えないほどテキストセンスがぶっ飛んでいるのだ。

「謝罪と賠償を要求する」「ゆとり教育の弊害なのです」など、どこかで見たことがあるようなフレーズ。
「かゆ…うま…」などといったパロディや、ちりばめられたギャグ要素。
さらにネイティブで喋るモーグリや、犯罪スレスレなほど強烈なショタコンの女性鍛冶屋。
他にも挙げればキリがないほど、色々なネタが入っている。

なお、今回のディレクターはあの河津氏だが、
河津本人がこうしたのか、別のスタッフがこうしたのかは不明。
ただ1つ言えることは、作っているスタッフたちも楽しそうで何よりだ、ということである。

ちなみに、このようなぶっ飛んだテキストやキャラに霞みがちだが、シングルモードは
・目の前で父親を殺される
・そのショックで双子の姉が数年間、植物人間状態に陥った上に回復後もしばらく失語症のまま
・愛娘を失い、どの時空においてもクリスタルに縛られつづける王様
などと非常に重く、そして切ないシナリオを展開する。
テキストの馬鹿さ加減とシナリオは必ずしも一致しないという、大変良い見本である。
…が、マルチプレイモードはそんなシングルモードのお話はどこへやら、
敵も味方もはっちゃけまくっているので、やはり比例しているのかもしれない。


●ふぁいなる-ふぁんたじー-これくしょん【ファイナルファンタジーコレクション】
FF4・5・6のリメイクを1999年3月、PSにてスクウェアが発売。
SFC版と比べ、ゲーム中の内容・グラフィックは変わらないが、
オープニングにCGムービーが追加されたりしている。
ロード回数、ロード時間がちょい多いが、
4・5・6をまとめて遊べるのはお得なのではないだろうか。
ちなみに、いまどきPSソフトなのに、結構高値で取り引きされてるのには驚く。
私の地域では、買い取り価格2500円以上は確実。驚く。


●ふぁいなるふぁんたじー12 れヴぁなんと-うぃんぐ【ファイナルファンタジー12 レヴァナントウィング】
スクウェアから2007年4月に発売されたDS用RPG。
タイトルの通りファイナルファンタジー12の関連作品で、時系列は原作FF12の後。
主人公は引き続きヴァン。FF12の後日談を舞台にした冒険譚である。
ストーリーの評判もシステムの評判も特に褒められるほどでもなく別に叩かれるわけでもない、
まあファンなら買っても損はないよという典型的といえば典型的なファン用ゲームなのだが、
ただ
・FF12原作でなにかとポーションばかり使いまくることがネタにされていたキャラ:ラーサーに
 ラーサー「おみやげ持ってきたんですよ!」
 ヴァン「ラーサーのことだからどうせポーションだろ?」
 ラ「なんで分かったんですか!?」
 という会話をさせたり
・原作では「いつもしかめっ面で空気悪い」と不評だったアーシェに『みけんに力をこめてパワーアップ』などという技を習得させたり
・随所でバルフレアが「ヴァンが主人公でいいよ」ということを強調していたり
等々、原作でネタにされていたり不評だった部分を各所でスタッフ自らがいじっており、
ただのキャラゲーと評して済ませてしまうには抵抗のある、変にたくましいゲームに仕上がっている。


●ふぁいなるふぁんたじー-ゆーえすえー-みすてぃっくくえすと【ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト】
アメリカで製作されたFFを翻訳して日本に逆輸入したもの。
「ミスクエ」と略すと別のゲームのバグとかぶるため「USA」または「ミスティッククエスト」と呼ばれることが多い。
会話が短く、キャラクターの動作で感情を表すのが他のFFと違うところ。
主人公が「オーノー」のポーズを取るたびに「こっち見んな」あるいは「欧米か」と突っ込みたくなる(米だが)
音楽は秀逸で、ソフト本体を持っていないけど音楽は好きという人もいる。
難易度は低めでストーリーも短く、システムも説明書無しでもいいくらいシンプル。

・武器防具は手に入れた瞬間自動装備ってくらいシンプル
・魔法はレベルとか消費MPとか関係なく回数製ってくらいシンプル
・回復アイテムはタダ同然で99個手に入るってくらいシンプル
・シンボルエンカウントだから一度通った道は敵と会わず探索できるってくらいシンプル
・最大パーティー人数が二人ってくらいシンプル
・全滅してもその場でやり直せるってくらいシンプル
・通貨はギルじゃなくゴールドってくらいシンプル
・ラスボスの名前がダークキングってくらいシンプル
・これクリアできないようじゃRPGに向いてないわ、寝てろってくらいシンプル


●まーしゅ・らでぃうゆ【マーシュ・ラディウユ】
「ファイナルファンタジータクティクスアドバンス」の主人公。
両親が離婚したため、病弱な弟のドネットの事も考えて母の故郷である田舎町のセント・イヴァリースに引っ越してきた。
転校して日が浅い上、引っ込み思案な性格もあり学校では「転校生」と呼ばれている。

ある日、いじめられっこな友達のミュートが持って来た、不思議な本を読んだ次の日、
目が覚めるとファンタジー世界のイヴァリースに飛ばされていた所がこの作品の始まりである。
絡まれた所を助けてくれた、モーグリのモンブランと共にクランという集まりを組織し、
元の世界に戻る方法を探して様々な依頼などをこなしていく。

途中、元の世界で友達だったリッツや弟のドネットと再会するが、皆から世界を元に戻すことに反対を受けた上、
この世界を作り出した原因となった、王子となっているミュートには賞金首にされ、
弟には行動を賞金稼ぎに告げ口される始末。
それは皆が持っていたコンプレックスが、ファンタジー世界のイヴァリースでは無くなっていたためであり、
マーシュもその点については例外ではなかった。
自身も元の世界に戻る事への迷いが生まれ、葛藤していたが
コンプレックスから逃げようとしているミュートの姿を見て決心。世界の要であるクリスタルを破壊し、
目を背けない事をミュートに説き、世界を元に戻そうとする。

「コンプレックスの克服」というテーマがこの作品の随所で匂わされており、マーシュの姿はその典型と言える。
それを踏まえるとラスボス戦前の彼の台詞「今までのぼくがすべてだ!『本当のぼく』なんてどこにもいやしないんだよ!」
はとても成長を感じる台詞なのではないだろうか。


●みーす【ミース】
FFCCRoFのシングルプレイ(シナリオモード)に登場するキャラクター。
リルティ族の女性で、双子の主人公ユーリィとチェリンカの師匠だが、
2人からは種族の特徴である幼い外見のせいで子供扱いされている。
普段は「〜なのです」と穏和で子供っぽい口調だが、ひとたび高が外れると豹変。
「ゆとり教育の弊害でやがりますか」
「いくぜてめえら、今日は水雷戦だぜ!」
「メーデーメーデー!」
など、口調どころかぶっ飛んだ性格になるという、この作品のぶっ飛び具合を象徴するキャラである。
また、ユーリィに頭を撫で撫でされると、「はふ〜」となってしまう。


●れべな・て・ら-の-じゅうにん【レベナ・テ・ラの住人(FFCCRoF)】

・幼少期の双子主人公にバカにされ、唾を飛ばしてくる門番。
・幼少期の双子主人公男の容姿が
狂喜乱舞するくらいストライクな鍛冶屋の女店主。
・その女店主に裏で「お前らには人権が無い」とまで言われる職人たち。
・自分が世界で一番美しいと信じてやまない女性。
・怒ると「キシャー」と奇声を発して相手が土下座をしてしまう女性。
など、個性豊かな住人がいて、暗い話なのに明るい雰囲気がある。


●れむ・ときみや【レム・トキミヤ】
ファイナルファンタジー零式のプレイヤーキャラの1人でクラスゼロの一員にしてバランスブレイカー。
2本のダガーを駆使して戦う、病弱で心優しい少女。
生え抜きのクラスゼロメンバーとは違い、回復担当のクラスから新しく転入してきた。
同じクラスゼロに転入してきたマキナとは幼馴染で、
病人ということもあってマキナから守られる対象になっている……のだが
終盤ではマキナをしばき倒している。

一見するとケアルや補助で仲間をサポートすることに特化したキャラのような彼女が
何故バランスブレイカーと呼ばれるのか。
それは近接戦も魔法もこなせるバランスの取れたスペックもさることながら、
何より「死なないで」「MPコンバート」という強力二大アビリティの存在が大きい。
前者は数秒間味方全員にリレイズをかけるというものだが、
軍神召喚と組み合わせると召喚者が死ぬというコストを踏み倒して何度でも召喚できてしまう。
後者はアビリティゲージをMPに変換して補給するという単純にして強力なもの。
魔法で敵を攻撃しアビリティゲージを貯める→貯めたAGを使ってMP補給→魔法で攻撃
これを繰り返すだけでMP枯渇の心配はなくなる。
おまけにダガーもヒット数が多い為一撃死が狙いやすい。
弱点は使用期間が限られることや魔法禁止フィールドでは大幅に弱体化してしまうことぐらい。
病人が軍神や魔法やダガーで戦場を蹂躙するその姿からトキ呼ばわりされることも。
名前に「トキ」が入っているのは偶然だろうか・・・

ちなみにキャラ崩壊著しいシークレットムービーでは、
最後に「うん」と言うだけの地味な役になってしまった。


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