フロントミッション
▼フロントミッションシリーズ
▼フロントミッションシリーズ
【アルベルト・グレイブナー】
【イジェクトパンチ】
【イマジナリーナンバー】
【嫌なヴァンツァー】
【ヴぁんぱいあず】
【ガスポッポ】
【カレンデバイス】
【霧島重工】
【クソ虫】
【ジェイミー・ビンソン】
【地獄の壁】
【ゼニス】
【武村和輝】
【ダスラークロウ】
【ツィーゲ】
【天網】
【ドリスコル】
【U.S.N.陸軍戦車師団特機中隊前線都市防衛部隊特殊小隊第64機動戦隊】
【人間DMG】
【ヒャア がまんできねぇ0だ!】
【ビスミラー】
【不思議のダンジョン】
【フロントミッション】
【フロントミッションシリーズ ガンハザード】
【フロントミッション2】
【フロントミッション5】
【Bodyブレイク】
【ミサイル(フロントミッション サード)】
【メタンヴァンツァー】
【81式電磁砲】
【O.C.U.】
▼フロントミッションシリーズ
●あるべると ぐれいぶなー【アルベルト・グレイブナー】
「フロントミッションシリーズ ガンハザード」の主人公。
大統領誘拐犯の汚名を着せられた軍人。後に傭兵となり世界各地で戦いを繰り広げる。
優秀なヴァンツァー(巨大ロボット)のパイロットであり、あらゆる武器を使いこなす。
しかし、そんなことはどうでも良い。このキャラ、極めてインパクイトが強い。
というのもこのゲーム、仕様上ヴァンツァーから降りて生身で戦うことができるのだが、
・ヴァンツァーの踏みつけ、ミサイル、機銃に生身で耐えられる。
・生身で大気圏突入可能。
・しゃがむだけで殆どの敵の攻撃を無力化する。画面を埋め尽くすマイクロウェーブ砲すら受け付けない。
・ハンドガン一丁でラスボスを倒せる。
これらの点からシリーズ最強の主人公とされている。
他にも本人は大真面目なのに、何故か笑いを誘うセリフ等、完全にネタにされている。
ネタバレになるけど、ガンハザードのラスボスは暴走した起動エレベータの動力部。
最上部(もちろん宇宙)でコアを破壊したあと脱出ポッドに乗って脱出するんだけど、直後に上層部の
爆発の衝撃に巻き込まれてしまい、落下コースがエレベータ付近に反れてポッドのハッチも開かなくなる。
安全距離の限界まで接近してきた母艦の上から仲間のヴァンツァーがポッドを攻撃して破壊。
しかし主人公のヴァンツァーのバーニアまで故障してて身動きがとれず、今度は飛行タイプの味方機が
取り付いて主人公機を母艦のカタパルトまで押し戻す。機体を固定しギリギリのタイミングで母艦が海面に着水。
ヴァンツァーに乗らずに最終ステージに出撃したりすると、以上の危機一髪の脱出劇を生身でこなすことになる。
☆関連☆
フロントミッションシリーズ ガンハザード ヒャア がまんできねぇ0だ!
●いじぇくとぱんち【イジェクトパンチ】
フロントミッション3に登場するスキル。
格闘攻撃の際に発動し、相手パイロットを強制排出させてしまう。
あとは外に放り出された生身のパイロットを煮るなり焼くなり。
容量が1なので複数個セットすることで発動率を大幅にアップさせることが可能で、
相手の機体とまともに戦わなくて済むため披ダメージを大幅に抑えることができ、
さらに無人になったユニットは戦闘後に入手できて財布にも優しいという非常に優秀なスキル。
しかしパイロットを引きずり出して対ロボット用の重火器でミンチにし、機体は奪って売り捌く姿はどう見ても悪党である
●いまじなりーなんばー【イマジナリーナンバー】
フロントミッション3に登場する遺伝子操作による優良人種の製造計画
またそれによって製造された人物を指す。
ラーブヌイ共和国(現ベラルーシ)が推進したプロジェクトで
遺伝子操作により軍事・経済・政治他あらゆる分野に突出した天才を作り出すことを目的としている。
製造された固体は非常に高い知能・身体能力を持つ一方、遺伝子疾患に罹患しやすい上精神に異常をきたす者も多く
また寿命も長くて30代と非常に短かったため計画は破棄された。
作中ではかつてラーブヌイの国営科学研究所所長であった在中大使バール・ゴルボルスキィの私兵となっていたが
部隊の隊長であったルカーヴが「我々は最も神に近い人類」などと非常にわかりやすくラスボス化しバールを殺害、
核を越える新型兵器「MIDAS」を求め紛争を起こす。
設定上はシリーズ中最も強そうな設定で
全員が非売品のイマジナリーナンバー専用機に搭乗している上に
イベントシーンでも圧倒的な強さを見せてくれるのだが、
いざ戦ってみると能力的にはそこらの一般兵と変わりなく
専用機も性能的にはそこらの市販品と大差ない上
挙句の果てに隊長格の名有りキャラですらロクにスキルを所持していないという体たらくである。
ぶっちゃけここまで弱いと本当に強化されていたのかどうか疑わしいものである
●いやなう゛ぁんつぁー【嫌なヴァンツァー】
フロントミッション2に登場するヴァンツァーにして、シリーズ最大のネタ機体。通称「嫌ヴァン」。
三等身のずんぐりむっくりしたドラえもん体型のボディと、顔にはなぜか耳、鼻、口(タコ型)、
手には指の代わりに猫と蛙の頭をかたどった「ねこさんパンチ」「かえるさんパンチ」…。
デザインは漫画家の吉田戦車であり、ゲーム上の設定ではドイツのヴァンツァーメーカー「シュネッケ」と、
「吉田戦車社」なる謎のメーカーのコラボによって誕生したヴァンツァーであるらしい。
ネットワークを介して入手できる隠し機体であり、ピンク色の鳥をかたどった対空ミサイル
「おたけさん」がセットでついてくる。
単なる一発ネタにしか見えない見た目に反して、この機体は劇中最強の性能を誇る。
「ねこさんパンチ」「かえるさんパンチ」は、指がないため武器こそ装備できないものの、
そこから繰り出される一撃は同じく隠し機体「レイブン」のレイブンクローと並び最強の破壊力を持つ。
「おたけさん」は攻撃力そのものは「プラヴァーSS」など他のミサイルに譲るものの、
弾数無制限で重量がゼロという、ゲームシステムを崩壊させかねない性能を誇る。
ボディーの耐久力も非常に高く、中盤までなら敵に囲まれて集中砲火を食らってもびくともしない。
ちなみに、その耐久力にもかかわらず、グラフィック上ではどう見てもコクピットが
外部に露出しているが、今更突っ込むだけ無駄である。
さらにエンジン出力も高く、重量級の武器を装備せねばならない遠距離攻撃キャラにとって
とてもありがたい存在である。
唯一の弱点は運用コストがやたら高いことであるが、闘技場を利用していくらでも
資金は手に入るため、全く問題にならない。
……と、使わない理由など存在しない強力な機体であり、世界観に全くそぐわないにも
かかわらず高い人気を保っている。
ネットワークのアドレスとパスワードさえ知っていれば序盤から入手できるが、このゲームは
中盤まで持ち物や資金を共有しない二つのチームを平行して動かしていく仕様であるため、
入手タイミングを間違えると大苦戦を強いられるはめになる。
攻略を楽にしたいなら、難度の高いリーザ隊を操作するようになった直後に入手すること。
>ファミ通に吉田戦車が連載していた漫画に触れるべき
>「いやなヴァンツァー、『フロントミッション2』の隠しキャラに使ってもらった感想はどうだい?」
>「…それが他のヴァンツァーの皆さんの風当たりが結構きつくて…」
>「どうしてあんた最初っからあんなに強いのよ!」
>「私たち真面目にやってきた者の気持ちはどうなるの?」
>「少しは恥を知りなさいよ」
>「こないだなんか上履きの中に画鋲が…」
>「上履き!」
>そもそも初代FMが出た頃に
>吉田戦車がファミ通の4コマで嫌なヴァンツァーというネタをやった事が全ての発端。 という話じゃなかろうか
●ヴァンパイアズ【ヴぁんぱいあず】
「フロントミッション2089」に登場し、主人公たちを襲った謎の集団。
彼らの乗るヴァンツァー(ロボット)は黒いカラーリングで統一されており、
敗北した際は機密保持のため、自爆するようになっている。
その正体は「FM1」で「サカタ事件」を引き起こした、サカタ・インダストリィ社の私設傭兵部隊。
(なお時系列的には、2089の終盤=1の序盤である。)
サカタが裏で行っていた「人間の脳を使ったデバイス」の研究材料とするため、
優秀な兵士を誘拐する・・・というのが、彼らヴァンパイアズの仕事である。
そんな極悪非道のヴァンパイアズだけに、上位メンバーは個性的である。
人工皮膚を持った巨漢、コードネーム:キマイラや、
小悪魔的少女のコードネーム:ウィッチ、黒い長髪のクールな男コードネーム:ダークナイト(本名:ロイ)など
他にも20人近くの個性的なメンバーが登場し、プレイヤーを楽しませてくれる・・・はずだった。
そう。
彼らのメンバーのほとんどが、登場したマップか、せいぜいその後1、2マップで死亡する
いわゆる「使い捨てキャラ」だったのである。
それこそ、ボスクラスの数人以外は「一般兵A」でも何一つ意味ないだろ・・・というレベルなのである。(冗談抜きで。)
個性的な外見/性格なのに、初登場して一言台詞を喋って戦闘、そして「やられたー」などと叫び自爆装置でボカン。
酷いときは1マップで4人以上もまとめて自爆しまい、プレイヤーを色んな意味で呆然とさせた。
しかし「発売前情報では散々持ち上げていたくせに、いざ出てきたと思ったら即座に退場」と言えば、
1・5に登場した「地獄の壁」という前例がある。
製作者の中に、そういう妙な拘りを持つ人間がいるのだろうか・・・?
関連語
フロントミッション
●がす-ぽっぽ【ガスポッポ】
フロントミッションシリーズ ガンハザードにて、サンクトリヒ地方のオステン村で使用された毒ガス散布ポッドのこと。
村で聞き込みをしていたところ、反政府ゲリラが村はずれにガスポッドを設置して村人を虐殺しようとするのだが、
主人公アルベルトが「逃げろ!」と叫んでいるにも関わらず、
逃げもせずに片っ端からガスに当てられて倒れていく村人達がシュールで、
同作品のネタイベントの1つとして語り継がれている。
そしてガスポッポという誤字が一層シュールさを際立たせることとなり、ポッドの愛称として定着した。
∴凸∴
☆関連語☆
ヒャア がまんできねぇ0だ!
●かれんでばいす【カレンデバイス】
フロントミッション1stに登場するコンピューターパーツ。
最高峰の性能を持つが実は入手しても手放しでは喜べない品である。
というのも、このカレンデバイス、人間の脳を使用している。
しかも、主人公の恋人カレンの脳である。
主人公はカレンが生きていると信じて戦ってきたのに、
その景品が変わり果てた恋人の姿…('A`)
この時に表示される
『カレンデバイスを入手しました…ストックします』
という文章がなんとも言えない気分にさせてくれる。
このことは多くのプレイヤーのトラウマとなったが、
戦争の悲惨さを描いた描写が高い評価を受けている。
カレンを助ける手段はなく、何らかの形での救済を希望する声もあるが、
安易にストーリーをいじるべきではないという意見が大半。
リメイク作品でもこれに対して手は加えられていない。
●きりしまじゅうこう【霧島重工】
フロントミッションシリーズに登場する日本企業。
町工場から始まり、新燃料自動車によって業績を上げ事業を拡大。
2112年には国内20ヶ所に工場を構える大企業となった。
ヴァンツァーを始めとする兵器開発にも携わっており、
日本国内では競合するイグチ社との二大体制とか言われている。
正確には3のときに設定が後付されまくって、気づいたらこうなっていた。
自社サイト曰く「新エネルギーを扱ってるからクリーンな会社!」
以下、霧島重工の製作品を一部紹介する。
・ヴァンツァー「110式陣陽」
3時代の日本国防軍の主力機。弱い。
なんとイグチの旧式「107式強盾」に勝っているところが一つもないという代物。
案の定、霧島は時の国防大臣と癒着していたことが判明。典型的な悪徳企業の姿である。
後継機の「111式春陽」もコンペでイグチを下し日防軍の次期主力機となったのだが、
これも不正と見て間違いないだろう。
・CPU「グアナコ」
霧島初登場作品の2に登場。CPUの進化は日進月歩、それから10年後が舞台の3では当然登場しない。
…のだが、作中のネット掲示板にて「部品に胎児の脳が使われている」
という事実無根のデマと共に名前が挙がった。
結果グアナコは飛ぶように売れ、霧島が一方的に得をしたにもかかわらず、
デマはライバル会社(≒イグチ)の陰謀にされた。
・大型機動兵器「鋼錬」
5に登場したでっかい戦車、だと思っていたらパカッと中からヘリが出てきたではないか。
意味が分からん。
案の定、敵の米軍兵士に「バカじゃねえの」と酷評される。
一方イグチはラスボス他強力な兵器を製作し一目置かれていた。
ちなみにシリーズ中、ラスボス及び最強兵器の製作実績がない日本企業は霧島だけだったりする。
・大型機動兵器「粒子砲車J10」
上の鋼錬の後継機らしい。日防軍と癒着して作った対ヴァンツァー用ジャマー、
そして唯一の武器として基本粒子砲を持つ。
3作中では、敵のさくら小2年3組担任(自称)に奪取され、
この機体で主人公との己の理想を賭けた決戦に挑む。
しかしここで悲劇が起きる。このジャマーとビームは電力消費が大きすぎて、
併用が不可能という欠陥品だったのだ。
どう見ても霧島はブラック、対してイグチは日本屈指の優良企業です。
本当にありがとうございました。
☆関連語☆
武村和輝 フロントミッション2
●くそむし【クソ虫】
「フロントミッション5」の所々で使われるシリーズ中屈指の名言。
「この世で最も劣った存在」という意味らしく、主に上官が部下をシゴく時に使う。
本作ではヒロインの「リン」も主人公に対し、このセリフを好んで使うため、
単純な悪口ではなく、部下の成長を願えばこその愛の鞭であるといえる。
フロントミッション系のスレで流行し、なにかにつけて使われた。
☆使用例☆
「お前は今日からクソ虫だ! クソ虫とはこの世で最も劣った存在だ! どうだ嬉しいか!?」
「嬉しいであります! サー、イエッサー!」
●じぇいみー・びんそん【ジェイミー・ビンソン】
フロントミッション5に登場するキャラクター。職種はガンナー。
特になんてことのないサブキャラである。
が、なぜかネタにされる。
原因はゲームの仕様、としか言いようがない。
簡単に説明すると
リンクシステムという連続攻撃のシステムがある
↓
彼はガンナーのため武器の射程が長く、リンクシステムが働きやすい
↓
が、彼は味方のことなんざ考えない性格のため、TPOをわきまえず銃をぶっ放す
↓
味方\(^o^)/オワタ
・・・ということ。
ちなみに、彼の誤射対策には
・最前線に出す。
・格闘武器を持たせる。
・そもそもリンクさせない。
・というか戦闘に出さない。
・むしろもう必ず敵に攻撃を当てるために貫通属性のあるライフルを使う。(味方の被害も増大するため非推奨)
などがある。
まあ、考えて味方を配置していればそこまで起きることでもないため、
ジェイミーに闇討ちされる人は配置をよく考えてみよう。
ちなみに公式スタッフのブログでも、
>まぁあのライフルのありえないパワーを見て思うに出したら出したで、
>それこそまさにジェイミーの予感ですよ、だから出ない。
とネタにされたことがある。
☆関連語☆
フロントミッション5
●じごくのかべ【地獄の壁】
フロントミッション(以下FM)に登場した小隊。
正式名称はUSN陸軍戦車師団特機中隊前線都市防衛部隊特殊小隊第64機動戦隊。(中国語じゃないよ)
使用するヴァンツァー(このゲームに登場するロボット)は全て耐久力の高いフロスト系で、
専用の真紅のカラーリングをされている。
名前の由来は戦場にて最前線で戦い、仲間を守る「壁」となることから。
このため、戦闘後の彼らの機体はボロボロになるらしい。
パイロット達の腕も超一流で友軍から絶大な信頼を得ている。
FM1では場違いな強さでプレイヤーの敵として立ちはだかり、
文字通りストーリー進行の「壁」となる。
男気あふれる戦い方や強さに魅せられたプレイヤー達から絶大な人気を獲得している。
だが、機体性能は文句なしに高いのだが、実はパイロットの能力がそこら辺の一般兵を下回っている…
リメイクされたPS版FM1のオリジナルストーリーでは、そのうちの一人が仲間になるのだが、
参入時期がいい加減終盤だというのにめちゃくちゃ弱く、足手まといとすら言われる始末。
FM5では登場前は散々持ち上げられといて、イベントシーンであっさりやられるなど、
彼らの実力を正当に評価しない声も。・゚・(ノД`)・゚・
FM1の時点でほぼ壊滅したが、人気のあるためか、後の作品でも(時系列が異なるため)時々登場する。
●ぜにす【ゼニス】
フロントミッションシリーズに登場するヴァンツァー。ジェイドメタル社製。
「Zenith=頂点」という名が示す通り、フロントミッションシリーズの「顔」となるべくして生まれた機体であり、
2003年よりスタートした「フロントミッションプロジェクト」のシルエットロゴにもこの機体が選ばれた。
作中では原点である第1作目の最初のミッションから登場し、
ゼリア、ゼニスV、ゼニスDV、ゼニスRV、ゼニスRV2、ゼニスX、ゼニスRVX、ゼニスSPT〜X
という数多くのバリエーションが存在する。
性能面でも申し分なく、バランスの取れた良機体である。
また対衝撃の防御属性を持っているのも特徴。
主人公の初期機体になることが多いのも特徴か。
フロントミッションシリーズをプレイした事のある人は「ヴァンツァー」と聞いて最初に想像する機体はこれではないだろうか。
ちなみにフィギュアやプラモなども存在したりする。
●たけむらかずき【武村和輝】
フロントミッション3の主人公。
正義感が強く、不器用で実直な男。
お世辞にも格好良いとは思えない容姿、自己中心的で短絡的思考、
態度悪い、口が悪い、妹がいるからと言う理由だけで警備に発砲し、
妹の名を叫びながら周りの迷惑も顧みず、ヴァンツァー(ロボット)に乗って暴走するなど、
かなりのDQNである。
ゲーム自体はパーツ改造などが簡単にできるなど好評だが主人公のせいで萎えたというプレイヤー多数。
またテストパイロットだとはいえ、基本的に民間人であるにも関わらず、ゲーム内でも1、2を争う強(狂)キャラであり、
厳しい訓練を受けているであろう敵の精鋭達をバッタバッタとなぎ倒していく。
嫌う人も多いが、同時に愛されているともいえる。
フロントミッションシリーズにおける屈指のネタキャラ。
●だすらーくろう【ダスラークロウ】
フロントミッションシリーズに登場する腕部パーツ。
シリーズ第一作目(通称1st)に店売りの品として登場して以来1stとその派生作品にしか登場していなかったが、
フロントミッション フィフス(以下FM5)にて隠しパーツとして超強力な性能を引っさげて久々に再登場した。
最大の特徴がパンチの威力が最大204と、店売りの格闘武器よりも高いこと。
威力だけなら後述のサバイバルシミュレーター(以下SS)で手に入る武器の中に上回るものがあるが、
「30%の確率で格闘ダメージ3倍」というこの腕部パーツのみ存在するパーツスキルと、
「機体総出力に対する機体総重量の割合が小さいほど格闘威力上昇」という仕様により武器分の重量を浮かせられるため、
事実上最強の格闘武器であり、パーツスキル発動時には状況次第でラスボスの耐久力を一撃で4分の1弱持っていくほどである。
しかし、普通にプレイする分にはまず手に入らない。
入手条件はSSの96階にあるコンテナの中だが、
・まずSSの51階以上に行く為には一度本編をクリアした後に出るハードモードを選択する必要があること
(ちなみにFM5にあるパーツ・武器の3分の2ほどはSSの51階以上に行かないと手に入らない)
・SSの91階以上が開放されるのは本編の終盤以降であること。
・そもそも96階まで行くのに9時間程かかること(セーブは階層攻略時の中断セーブ(1枠)のみ可)
・96階まで行ってもダスラークロウが入ってるコンテナが必ず出るわけではないこと
・SSは1階突入時点で最深部の100階までの入手できるパーツが固定されるため、96階で手に入らなかったら諦めてまた入り直すしかないこと。
・さらにコンテナに入っているのは正確には「ダスラークロウ系の腕部パーツ」なため、
ダスラークロウや改造によりダスラークロウにできる低ランクのゼニスRV2ならともかく
ダスラークロウに改造できない「ダスラークロウ0」や高ランクのゼニスRV2が入ってるかもしれないこと
という鬼畜条件であり、プレイ時間がカンストするまでSSにもぐり続けても手に入らないかもしれない。
ダスラークロウを手に入れた人間は、自分の努力と幸運に感謝しつつ、その威力を存分に敵に味わわせてやろう。
・関連項目
フロントミッション5 不思議のダンジョン
●つぃーげ【ツィーゲ】
フロントミッションシリーズに毎回登場するライフルのこと。
毎回性能は異なるがおおむね優秀な性能を持っている。
中でも有名なのは「1st」のツィーゲで、単発の威力、命中率が最大。
しかも獲得経験値が激増するという、反則的性能。
特定のヘクスを踏まなければ入手できない隠し武器であるにも関らず、あまりに有名。
●てんもう【天網】
1)
フロントミッション3に登場する情報ネットワーク。由来は老子の「天網恢恢疎にして漏らさず」という言葉から。
企業・国家等のフォーラムの閲覧やメールの受信、画像解析・圧縮といったソフトウェアも利用出来るネットワーク総合ツール。
感覚的には現在のインターネットとほぼ同等の存在と考えて差し支えない。
他シリーズと比べて軽いノリの3本編だが、天網を通して理解できる世界観設定はとても緻密で濃厚。
企業・国家だけでなく大農場・傭兵団・大学などのフォーラムも存在し、何れも無駄に丁寧に作りこまれている。
一部アドレスから国家機密クラスの情報を閲覧してシナリオの裏側を理解できたり、
一見ほのぼのとした画像ファイルから軍のフォーラムのパスワードを抽出したりと気分はまるでスパイ。
3に近い年代まで戦い続ける5で利用できなかった事は誠に残念である。
2)
これにインスパイアされた、公式顔負けの情報量と正確性を誇るFMシリーズのファンサイト。
シリーズの事件をマクロな視点で纏めた作りで、情勢の移り変わりの分かりやすさに定評がある。
当然ネタバレ度は極めて高いので本編をクリアしてからの閲覧推奨。
また、管理人の辛辣だが現実的な注釈はゲームとリアリティの擦り合わせの難しさをまざまざと痛感させられる。
●どりすこる【ドリスコル】
フロントミッション(1st)に登場する敵キャラクター。容姿は端正、というかかなりの美形である。
ゲーム序盤にて、主人公ロイドの恋人であるカレンの乗っていた機体を完膚なきまでに破壊した。
主人公の恋人の仇、という悪役によくあるポジションながら強烈過ぎる印象をプレイヤーに残す。
というのも、ゲーム終盤でロイド一行と対決する際にカレンの脳を素材にしたコンピュータを
自分の機体に組み込んで登場し、動揺するロイドに「カレンはお前にはもったいないほどの女だ」
さらにロイドが激昂すると「カレンと私とで相手をしてやる!」と言う悪役ぶりを発揮する。
その後もラスボスとして登場するが、ロイドの「今の俺にはお前を殺すことしか考えられない!」
にシンクロしたプレイヤーは多いはず。
ドリスコル自身は母国のために動いていた一個人に過ぎないのだが、そんじょそこらの魔王や邪神など
比べ物にならない絶望と怒りを与えてくれた。むしろトラウマになったプレイヤーも少なくない。
だがその圧倒的な悪役ぶりとは裏腹に、ラスボスとして登場した時の彼は悲しくなるほど弱い。
決して彼自身が弱いわけではないのだが…乗っていた機体が悪かった。
☆関連語☆
カレンデバイス
●にゅーこんちねんとがっしゅうこくりくぐんせんしゃしだんとっきちゅうたいぜんせんとしぼうえいぶたいとくしゅこたいだいろくじゅうよんきどうせんたい【U.S.N.陸軍戦車師団特機中隊前線都市防衛部隊特殊小隊第64機動戦隊】
フロントミッションシリーズに登場する部隊「地獄の壁」の正式名称。
もはやネタかとツッコミたくなる長さである。筆者も資料無しでは正しく書けない。
●びすみらー【ビスミラー】
フロントミッションセカンドに登場するボスユニット。型番はISV-09A-S。見た目は一言でいうと陸上戦艦。
全31ミッション中、27と30で2回戦うことになる。実質的なラスボス。
このユニット、とにかく凄い。
まずサイズ。とにかく大きい。
このゲームでは「大型機動兵器」と分類されるユニットでもMAPでは1マスに1体なのだが
こいつは幅3マス、奥行4マスの12マスで1体なのである。
またその見た目通り攻撃力もすさまじく、
遠距離攻撃のミサイル、近〜中距離攻撃のキャノン・オートキャノンを装備し、そのどれもがそのジャンルでゲーム中最強の威力を持つ。
ミサイルやキャノンは1発喰らっただけでアームが吹き飛ぶというレベル。ボディも2発は耐えられない。
その巨大な見た目通りに耐久力や装甲も厚く、マシンガンやショットガンなどの連射武器ではかすり傷程度にしかならない。
更にゲームのシステム上、命中率や回避率もそれなりに高く、中途半端なレベルのキャラだと攻撃を当てるのも難しく、避けるのは不可能になる。
おまけに搭乗者の所持スキルも厄介なものが揃っていて、とにかく凶悪。
欠点といえばパーツが2つしかない為に一撃必殺スキルであっさり倒せてしまう事だろうか。
登場でそのサイズに驚かされ、
格闘や近距離攻撃を仕掛けてそのまま返り討ちにあって呆然となったプレイヤーは数知れず。
そのあまりの強さにクリアを諦めたプレイヤーも居るほど。
●ひゃあ がまんできねぇ0だ!【ヒャア がまんできねぇ0だ!】
フロントミッションシリーズ ガンハザードに登場した傭兵ビショップが村人たちに言ったセリフ。
セリフの内容は10数えるうちに隠していることを話せとよくあるものだが、ビショップは10秒も我慢できなかった。
ビショップ「死にたくなけりゃ正直に話せよ。あと10かぞえる間だけ待ってやらァ
10・・・9・・・8・・・7・・・ヒャア がまんできねぇ 0だ!(村人たち皆殺し)」
アルベルト「きさま! それでも人間かっ!」
フロントミッション関係のスレではネタとして語り継がれている。
●にんげんだめーじ【人間DMG】
フロントミッション3に登場するスキル。スキルレベル1〜3が存在する。
BODYブレイク、イジェクトパンチに次ぐ凶悪スキルであり
スキル名の通り、搭乗してるパイロットにダメージを与えるスキルである。
与えるダメージは武器の攻撃力には依存せず、属性によって決まる。
ダメージ量はスキルLv1で 炎熱=4、衝撃=5、貫通&無=7 となっている。Lv2や3ではもう少し増える。
しかしパイロットのHPはゲーム開始直後でもラストミッションでも一律20であり、
貫通or無属性でLv1を3回発動させればどんな強力なマシンでも中身が空になるという鬼畜なスキル。
スキル発動率もそれなりにあり、Lv1を6個セットすればかなりの確率で発動、連鎖してくれる。
当然といえば当然だが、一部の敵ユニット(主にシナリオに関ってくる相手)にはスキルが発動しない仕様になっている。
これはイジェクトパンチが効かない敵と同じ相手である。
イジェクトパンチよりも優れているのは
・武器を選ばない
・接近する必要がない
・1回の行動だけで無力化できる時がある
という点で、欠点は
・スキルが1回出ただけでは無力化できない
・Lv1を覚える為のパーツが片方のシナリオでしか入手できない(Lv2や3では効率が悪い)
一長一短ではあるが、凶悪な事には変わりない。
☆関連語☆
BODYブレイク イジェクトパンチ
●ふしぎ-の-だんじょん【不思議のダンジョン】
「フロントミッション5」のやり込み要素の一つ。正式な名称は「サバイバルシュミレーター」。
挑戦する際は参加するキャラのレベルが1に戻り、指定された機体を使う。
敵を全滅させるか転送装置に隣接すると次のフロアへ進むことができ、
ノーマルモードなら50フロア。ハードモードなら100フロアを目指す。
挑戦するたびにマップの内容、落ちているアイテム(パーツ)が異なり、高いフロアほどレアなアイテムが手に入る。
まさに「不思議のダンジョン」。
●ふろんとみっしょん【フロントミッション】
1)95年スクウェアが発売した、ロボットシミュレーションRPG。
任務中の事故(後に仕組まれたことが判明)で婚約者を失ってOCU軍を退役した青年ロイドが、
婚約者の仇を探すため特殊部隊キャニオンクロウの隊長として人型兵器ヴァンツアーに乗り込み各作戦、任務をこなしていく。
舞台が近未来の地球だったり、主人公たちが等身大の人間として描かれているなど当時のスクウェアにしては異色の作品ともいえる。
特徴的なのが人型兵器ヴァンツアーで「胴体・頭」「両足」「右腕」「左腕」の四つパーツで構成されており、
それらを自由に(実際は出力、重量などが絡む)組み換えることで自分オリジナルのヴァンツアーを作ることができる。
雰囲気的には子供のころよくやったガンプラの組み換えみたいなもので、
後に出たロボットアクションゲームなどもこのパーツ組み換えを売りにしてる作品もある。
続編として全く別の世界観をもつARPG「ガンハザード」、
過去の戦争でヴァンツアーの一世代前の人型兵器が登場する「オルタナティブ」、
正式な続編「セカンド」「サード」「フォース」、
本作のリメイクで裏シナリオが追加された「ファースト」、2005年冬に発売された「フィフス」などがある。
また、「ファースト」に新たなイベントなどを追加したDS版が最近発売されたが、これでWS→PS→DSと三度もリメイクされたことになる。
2)旧スクウェアが作ったドラマチックSRPG。
ヴァンツァーと呼ばれる人型戦闘兵器を駆使し、パーツを組み換えてオリジナルのメカで戦う。
作り込まれた世界観や設定で多くのロボットファンから人気を博している。
「天野喜孝」がイラストを手がけたことでも有名。
●ふろんとみっしょんしりーず がんはざーど【フロントミッションシリーズ ガンハザード】
スクウェアのSRPG、フロントミッションシリーズの一部設定・単語を流用して作られたARPG。
キャラクターデザインは、正規のFMシリーズと同じく天野氏。
軌道エレベーターを利用した資源戦争後の世界復興を目論む人類が、
エレベーター完成直前で新エネルギーを発見し、遂にはそれを契機に再び世界各地で戦争や革命が起こっていくという世界観。
ベルゲン共和国で起きたクーデターから、大統領を救い出したヴァンツァーパイロットの「アルベルト」を主人公として進行する。
物語が進むと、主人公は傭兵組織に所属して仲間を得て、
経験を増やす・情報を集めるなどの目的で世界中の紛争を駆け巡ることとなる。
後にはクーデターの首謀者も超巨大組織の一員に過ぎないことが分かり、
今度はそいつらの対抗組織と手を組み、世界を救うために戦っていく。
また、主人公・アルベルトは「生身で大気圏降下」、「市販機体で大組織と渡り合う」など、とんでもないことをやってのけている。
そんなに強いくせに、なぜ軍曹なのかは理解に苦しむ。
キャラクターの行動や個性も多岐に渡り、「トラックでヴァンツァーに突っ込む大統領」、
「10秒すら我慢できない凶戦士」などは格好のネタにされている。
ARPGだけあって、人型兵器・ヴァンツァーによる戦闘が肝であり、戦闘時のアクションが実にスムーズなのが特徴。
主人公とともに仲間を1人だけ戦場に連れて行くことができる。
仲間は「爆弾を仕掛ける」「トラップを除去する」「凄まじく防御力の高いシールド」などの能力があり、誰を連れて行くかも重要。
ちなみに、開発は「重装機兵ヴァルケン」を作った人達が立ち上げた会社『大宮ソフト』であるため、
ヴァルケンと本作の戦闘時のシステムは酷似している。
どちらも良作ではあるが、後発である本作の方が、操作性能などは若干上回っているといえる。
●ふろんとみっしょん-せかんど【フロントミッション2】
1997年にスクウェアから発売されたPSソフトで、フロントミッションシリーズの第二作目。
前作から12年後のアロルデシュ人民共和国(旧バングラデシュ人民共和国)が舞台となっている。
アロルデシュの空軍基地に配備されていた主人公アッシュが突如発生したクーデターを皮切りに、
生き延びるための戦いや親友の捜索、クーデターの首謀者であるヴェンとの邂逅を経て、
やがてクーデターの裏にある衛星兵器「フェンリル」を巡る争いに巻き込まれていく…というのが主なストーリー。
本作品のテーマは「何が間違っていて、何が正しいのか」
AP(行動全般に必要なポイント、敵と味方の隣接状況によりターン毎の回復量が変化)システムの導入や
弾数制限の強化などによって、前作に比べると難易度がかなり上がっている。
特に物語終盤に登場する超大型機動兵器は、ゲームシステムを根本から覆す文字通り反則的な強さを誇っており、
これも難易度上昇に拍車を掛けている。
ちなみに、ロードが非常に長い&多いことでも有名。
特に戦闘マップでは一回戦闘に入るごとに読み込み作業が発生するので、確実にロードの嵐に見舞われる。
こちらも別の意味で(主に短気な人の)クリアの障害になっているのではないだろうか…
余談だが、本作に登場する隠し機体「嫌なヴァンツァー」と対空ミサイル「おたけさん」は
漫画家である吉田戦車氏が描いた物が元になっている。
●ふろんとみっしょん-ふぃふす【フロントミッション5】
フロントミッションシリーズの新作で、
オルタナティブ→1→4→2→3と全シリーズの歴史を戦い抜いた主人公の人生がストーリー。
ほぼ無いといっていいほどのロード時間とヒロインのツンデレっぷり、そしてサブキャラ達の会話などでなかなかの高評価を受けている。
例)
「正直すまんかった」「確 変 突 入 !→うそプー」など
●ぼでぃぶれいく【Bodyブレイク】
フロントミッション3に登場するスキル。
その名の通り、相手のボディを絶対破壊する。
発動条件は単発攻撃である事。
要するに絶対に成功する即死攻撃であるのだが、
たとえそれが顔グラ付きの敵であったり、ラスボスあっても逃れられない。
おまけに命中率も100%になるため余計タチが悪い。
唯一発動しないのは何も乗ってないパイロットのみである。
一応習得には面倒な条件や手順をこなす必要があったり、
相手の機体を必ず壊してしまうなどと言った問題点はあるにはあるが、
そんな問題点さえもかすんで見えるトンデモスキルである。
他にも反則と言えるスキルもあるが、
ノーリスクで即死攻撃のこれが一番反則だろう。
さて、イジェクトパンチとこのスキル、やってることはどっちのほうが外道であろうか?
☆関連語☆
イジェクトパンチ 首をはねられた
●みさいる【ミサイル(フロントミッション サード)】
フロントミッション サード(以下FM3)のミサイルは弾数制限あり、消費行動力が大きい、
反撃不可という欠点はあるものの、高威力・高命中率・長射程で序盤から終盤まで安定して強く、
また単発兵器なのでFM3屈指の壊れスキル「Bodyブレイク」を発動可能と優秀な武器である。
しかし、本作のミサイルはもっと強い印象をプレイヤーに残すことになった。
FM3より射撃武器は射線の概念が入り、障害物越しだと命中率が下がったりするのだが、
ミサイルは「屋内の戦場で破壊不可能なゲートで塞がっている」などの状況でなければ、
どんな状況でも命中率は変わらない、たとえ間に高層ビルが何棟あろうとも。
その結果、戦闘アニメーションのミサイルの弾頭の機動がとんでもないことになってしまったのだ。
例を挙げると、
・90度の方向転換は当たり前、180度近く転換する事も。
・ビルとビルの間や崖に沿って急上昇、急下降。
・シャッターやガラス戸などの破壊可能な障害物は容赦なく突き破る(すり抜ける?)
・自分と敵の間は水路、障害物も特にないのにわざわざ橋をわたるミサイル。
などの現実どころかロボアニメでもありえない変態機動っぷりが多く見られた。
余談だが、本作のミサイルは発射した時点で命中するか否かがわかる。
発射時にガスが抜けたような音がするとミスである。
自軍のミサイル発射時にこの音を聞いてがっかりした人もいるのではないだろうか。
●めたんゔぁんつぁー【メタンヴァンツァー】
フロントミッション3に登場したユニット。
フロントミッション3には2つのシナリオがあるが、片方のシナリオにしか登場しない。
味方としてでは無く、敵もしくはNPCとして登場する。
外見は軽トラックに2脚レッグを着けただけ、という拍子抜けさせられる機体。
一応7.7mm機銃で武装しているが、全ユニット中最低のHPである。
それというのも本来は農作業用の機体であるらしく、製造元は一家で大農園を経営するバリラーコンツェルンである。
名前の通り燃料は自然肥料から発生するメタンガスを使用する経済的な機体。
アタッチメント交換で農薬散布などもできるらしい。
営業の基本は現地での1対1の対話営業であり、営業担当が操縦方法の指導も行っている。
ネットワーク電話での注文も可能であるが、担当が不在である。
どこからどう見てもネタそのものであるが、シナリオが進むにつれて製造元に発注がだんだん多く来る。
フォーラム(ホームページ)での過剰宣伝の効果かもしれないが、おそらく農作業用としては優秀なのだろう。
●はちじゅういっしきでんじほう【81式電磁砲】
フロントミッション(以下FM)シリーズの外伝的作品である
オルタナティブにおいてメインアーム中最高の射程と命中率を誇るレールガン。
この銃を入手できる護衛任務は作中屈指の難易度であり
その癖任務を成功させると真ENDを見られなくなる、と実に嫌らしい作りになっている。
その性能に反して後のFMシリーズに陰も形も無いのは真END後(つまり電磁砲非入手)
仲間の一人が電磁砲を造った会社に技術者として入社し、軍需産業から撤退を勧めたせいだが
今作(2034年)からシリーズ最新作のエボルヴ(2171年)までの間に
空飛ぶヴァンツァーや強粒子砲だのブッ飛んだのが作られていく中で
レールガンの関連兵器が全く見当たらないというのも妙な話ではある。
なお今作の武器・盾の名称の大半が性的な隠語なのは有名だが、
この銃も例外ではなく、頭2文字が「あれ」を現している。
●おーしーゆー【O.C.U.】
フロントミッションシリーズに登場するアジア連合体「オシアナ共同連合」の略称。
「ASEANの労働力に日本の技術とオーストラリアの資源が加われば最強じゃね?」という
何故か懐かしさを感じる日本人的世界観に基づき、2026年に設立された。本部所在地はキャンベラ。
加盟国個別の軍とは別に、より強い権限を持つ独自の防衛軍を有し、
1の主人公ロイドは陸防軍、2の主人公は海防軍に所属している。
OCU設立にアメリカが激怒し南北アメリカ統一国家「USN」を建国した背景もあり、
歴史の大きな分岐点と言える。
1の舞台となったハフマン島争奪戦時、世界征服でも始めるのかという勢いの最強国家USNに対し、
OCUは核も持たない軍事的には烏合の衆であったにも関わらず、
互角以上の立ち回りを見せたのは快挙であった。
しかしその後「ハフマン島の位置がどう見ても南米」であることを皮切りに、大きく株を落としていく。
2ではOCUが、まるで田舎の商店街を荒らすイ○ンの如き所業をバングラデシュに対して行った為、
OCUからの脱退を求めてクーデターが発生。
FMらしく「この紛争には悪の黒幕が!」とか「禁じられた凶悪兵器!」
とかもあったのだが、結局OCUは悪党からおぞましき鬼畜にクラスチェンジしただけであった。
この後、「巨悪OCUからのエクソダス」はスクエニ社員の中で先の二点と同じくらい定番と化したのか、
それともシリーズを取り仕切ってきた土田氏にはシンパシーを感じるところがあったのか、
新作にOCUが登場するたびにこういう反乱や、
実はOCUやめてましたみたいな後付が普通に行われるようになった。
更に3では日本軍の主流となった過激派の親玉が、
OCUに喧嘩売って、USNに盗んだ爆弾で媚売っていたり、
最早OCUは豪以外誰が得しているのかよく分からない状態が続いている。
☆関連語☆
ゼニス
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