MOTHER
▼MOTHERシリーズ
▼MOTHERシリーズ汎用
【アレ】
【いちごとうふ】
【エイトメロディーズ】
【エナジーロボ】
【オートライフアップ】
【ギーグ】
【スノーマン】
【テレポート (MOTHER)】
【徳川埋蔵金】
【どせいさん】
【トンズラブラザーズ】
【ドラム式】
【ノミとシラミ】
【パパ】
【PKカッコイイとおもうもの】
【PKスターストーム】
【PKファイアー】
【ヒーラー (MOTHER)】
【フライングマン】
【フランクリンバッヂ】
【ペンシルロケット】
【ポーキー】
【ほのおのペンダント】
【MOTHERシリーズ】
【マジカント】
▼MOTHER
【アナ】
【喘息】
【ドラゴン(MOTHER)】
【PKビーム】
【マザーオリジナルサウンドトラック】
▼MOTHER2 ギーグの逆襲
【あなぬけネズミ】
【穴の主】
【アルプスの少女○○ジ】
【祈る (MOTHER2)】
【おうじゃのつるぎ】
【おたずねものムシ】
【オレナンカドーセ】
【風邪】
【ガッツ(マザー2)】
【ゲップー】
【サイコシールド】
【ジェフ】
【スーパーチューチュー】
【チェーック】
【デパートのかいじん】
【どうぐやのかんばん】
【トニー】
【ネス】
【はえみつ】
【バズーカ砲】
【プー】
【不思議なキャンディー】
【ブンブーン】
【ペテネラ・ジョバンニ】
【ホームシック】
【ポーラ】
【ぼくのばしょ】
【ムーンサイド】
▼MOTHER3
【悪童日記】
【カエル (MOTHER)】
【キマイラ研究所】
【接待 (MOTHER)】
【ダスター】
【タネヒネリ島】
【ドアノブ】
【ブタマスク】
【フリント】
【マジプシー】
【リュカ】
▼MOTHERシリーズ汎用
●あれ【アレ】
MOTHER2に登場するゴキブリ型モンスターのこと。
敢えて正式名称を出さずに、伏せて紹介するあたり、製作者の良心なんだろうか。
上位種には「あのアレ」、MOTHER3には全身機械化した「メタルアレ」が登場。
●いちごとうふ【いちごとうふ】
マザーシリーズ皆勤賞の回復アイテム。
1では高級品、2では1つだけしか手に入らないうえにHPが30しか回復しないが
3では、どせいだにで良心的な価格で販売してる上にHPが120回復と大幅に改良されている。
イチゴ味の杏仁豆腐か、牛乳かんと考えるのが普通であるが、
MOTHER百科(小学館)では豆腐にイチゴがそのまま入ってるようにしか見えない、
不味そうないちごとうふが掲載され、
アスキーのマザー4コマ漫画の水上広樹の漫画ではゲテモノ扱いされ
いちごとうふを作るグルメとうふマシンが、
ネス・ポーラ・ジェフの3人に踏み潰されていたりとネタにしやすい・されやすいグッズだった。
●えいとめろでぃーず【エイトメロディーズ】
MOTHERシリーズの作中で使われる、ある意味「主題歌」ともいえる曲。(作中では歌じゃないけど)
1、2の両方で使われているが曲はそれぞれ別物。
文字通り「8つの旋律」で、作中ではこの8つを集めるのが主な目的となる。
1ではこの集めた音楽がラスボスに深く関係しており、ラスボス戦で感動したという人も多いが、
2ではあんまり関係なく、どっちかというと曲を集める過程で出会った人達との繋がりを重点に置いた演出になっている。
その優しい旋律から1,2共にファンの圧倒的な人気を得ていて、
「集め終わった曲を聞いてみたら涙が出た」という意見もあるほど。
1のは学校の音楽の教科書にも載ったらしい。
ちなみに作曲は鈴木慶一(MOTHER)と田中宏和(MOTHER2)。
追記:実は1、2共に歌詞が存在する。
1はサントラ盤で歌つきを聴けるが、2の歌ありは存在しない。
しかし、サントラやSFC版取扱説明書に載っている歌詞(作詞は糸井重里)を見ながら
スタッフロール曲「SMILES&TEARS」を聴くと歌詞通りの曲進行になっている。
(上記の曲はエイトメロディーズのアレンジ)
気になる人は、曲に合わせて歌ってみるのもありだろう。
ちなみに3では1と2のエイトメロディーズに、3のメインテーマである愛のテーマを加えたメドレー
「16メロディーズ(はじまり)」という曲として流れる。
※MOTHER3+では愛のテーマがカットされ、純粋な16メロディーズになっている。
●えなじーろぼ【エナジーロボ】
MOTHERシリーズに登場する敵キャラ。
MOTHERは四角い燃料タンク、2・3では丸い燃料タンクに顔や手足がついた形をしている。
このロボットはエネルギーを注入することで味方のHPを回復することができる。
また破壊された時に高威力の爆発を起こすやっかいな敵だ。
ドラム式(ダメージを受けるとHPが時間をかけて減る)の関係上最後に倒さないと大ダメージを負うぞ。
ちなみにこのエナジーロボに変身した場合HPをノーコストで回復させることができる。
回復対象はランダムだが試す価値はあるかもしれない。
☆関連語☆
ドラム式
●おーとらいふあっぷ【オートライフアップ】
MOTHER2での戦法の一つで、戦闘中にオートを選択しておけば
勝手に回復系PSIの「ライフアップ」を使用してくれること。
このゲームではオートを選んだ場合、各キャラは通常攻撃しか行わなず、
他の攻撃系、アシスト系の行動はは一切してくれない。
しかし回復面では、状況に応じて自動的にライフアップを使用してくれる上に、
パーティ全体がピンチなら全体回復を、一人だけピンチなら単体回復を、
おまけに現在のHPと最大HPとの差分からランクまで使い分けてくれる。
さらにこのゲームは戦闘にドラム式を採用しているため、
たとえ致命的なダメージを受けたとしても、ドラムが0になる前に回復さえすればOKになっている。
そのため、致命的なダメージでキャラが死にそうになったら下手にコマンド入力するよりも
オートにしてライフアップを使ってもらう方が時間短縮に繋がるため、生存確率が高いのである。
終盤あたりから理不尽なダメージ量を受けることが多い当作品において、
非常にありがたいシステムである。
ちなみに3では、オートにしてもライフアップは使用してくれないのであしからず。
☆関連語☆
オート ドラム式
●ぎーぐ【ギーグ】
1)マザー1、2のラスボスで地球の侵略を計画する宇宙人。
1では小さい頃、主人公の曾祖母のクイーンマリーに育てられた。
1の頃の姿はグレイタイプの宇宙人に動物の耳と尻尾が生えていて、
変な形のカプセルの中に入っているという姿。ホーリーローリーマウンテンの頂上に登場する。
1のギーグは、7ターン後に出るコマンドうたうを連発をすれば倒せる。
2)MOTHERシリーズのラスボス。性別不明。年齢不明。他色々不明。
1ではまだ話が通じる部類に入ったが、2では完璧に壊れており、
数々の電波ボキャブラリーで幼いプレイヤーにトラウマを残した。
同一人物なのか別人なのか、両者の関連は不明。
1のギーグは宇宙人で、人間拉致など各種の宇宙人的ゲリラ活動を行っていたが、
主人公の歌う子守歌に戦意をそがれ地球から退散(彼の母親は主人公の血族と面識があり、
その縁で主人公の血族から子守歌を教えられていた)
ゲリラ活動の意図はいまいち不明だったが、小説版では早くに母を亡くし、
母親欲しさに女性を集めていたという設定がついていた。
2のギーグは未来人で、「お前は主人公に殺される」と機械に予知されたことを機に、
主人公を殺すため現代へ侵略してきた。
●すのーまん【スノーマン】
MOTHERシリーズ皆勤賞にして最長老の曲。
名前から察せられる通り雪国地帯で使われており、
1ではヒロインのアナが暮らすスノーマンの町が存在するエリア、
2では仲間のジェフが生活しているスノーウッド寄宿舎内、
3ではマジプシーの一人リディアが暮らすシログネ山でそれぞれ聞くことができる。
ファミコンの三角波が不思議と雪のイメージと上手くマッチし、雪深さをイメージさせられる曲。
また、数少ない皆勤賞の曲ということで、MOTHERといえばこの曲!というファンも多い。
●てれぽーと【テレポート (MOTHER)】
マザー系に出てくる超能力(他世界での魔法の役割)の1つ。
今までに行ったことのある町に移動することができる。
このゲームにおけるテレポートでは助走が必要で、途中に障害物にぶつかると失敗する。
助走時のスピードはかなり速くなるため、使用してわざと障害物に当たることで
ダッシュの変わりにしていたプレイヤーは多い…と思う。
☆使用例☆
A:___でマジカントへ移動しよう。
B:あそこへは「めのうつりばり」で行けよ。
●とくがわ-まいぞう-きん【徳川埋蔵金】
言わずと知れた某テレビ番組の1コーナーだった。
埋蔵金のロマンに取り憑かれてしまい有名タイトルのRPGの
開発が遅れに遅れとうとうお釈迦になった。
普通なら責任問題だがその真相は闇の中である。
●どせい-さん【どせいさん】
マザーに登場する正体不明だが知能が高く、心優しい生物。
「何者か?」という議題は永遠に続くと思われる。CMでもトリをつとめており、
言語不明瞭ながら"癒し"さえ感じさせてくれる。またサターンバレーでのコーヒーは格別の味らしい。
また、彼らと話すと「どせいフォント」という、一見汚らしくも温かみのある専用フォントでしゃべってくれる。
このフォントは糸井重里氏の愛娘の書いた文字を元にしている。
☆使用例☆
「___、なんでくわがたむしなんか持ってんの?」
●どらむ-しき【ドラム式】
MOTHER2で採用された、HP・PP(いわゆるMPのこと)の特殊な表示形式。
HP・PPがそれぞれスロットマシンのドラムのような形で表示されており、
ダメージや回復などその値が変化する時は一気に変化するのではなく、
アナログ的に徐々にHP・PPが増減してゆくというもの。
このシステムの最大の特徴は「戦闘不能になるほどの大ダメージを食らっても、
HPが減りきる前に回復するか戦闘終了するかすれば戦闘不能を防げる」というもの。
この特徴ゆえ、ターン制コマンドバトルにアクティブタイムな感覚が生まれ、
退屈になりがちなバトルに今までにない緊張感を加えることができた。
反面敵の攻撃がやや凶悪化したのは内緒。
(実際ボスキャラの攻撃とかは理不尽なほど強い気が…)
●とんずらぶらざーず【トンズラブラザーズ】
MOTHER2に登場する5人の人気バンド。
ボーカルは太いおっさんと長いおっさんの二人組。
と聞くとマリオやらを思い出すかもしれないが元ネタは映画「ブルースブラザーズ」と言われている。
彼らの所持するトラベリングバスはとても賑やかで、オバケもたまったもんじゃない。
人がいいというかマヌケというか、よく借金を負っていてその都度ネスたちに助けられる。
そして彼らもネスたちの力となる・・・・・・最後まで。
☆関連語☆
MOTHER2 借金
●のみとしらみ【ノミとシラミ】
1)
ノミ(蚤)は節足動物門昆虫綱ノミ目に属する昆虫の総称。
シラミ(虱)は昆虫綱咀顎目シラミ亜目の総称。
共に代表的な外部寄生昆虫。病気を媒介するため、衛生に注意。
2)
MOTHERに登場するアイテム。
のらイヌを倒すとまれに落としていったり、
とある町の「食べ物をくれ」と言う人に食べ物をあげると貰える。
マイナスアイテムのようだが、敵の攻撃・防御を下げる最強の補助道具。
突然巨大ロボットと戦う羽目に。相手はチート、どうあがいても絶望…
しかしこの「ノミとシラミ」があればもう安心!
あいつにこれを振りかけると、あら不思議!なんとロボットをも痒がらせて攻撃・防御を下げる!
そのまま耐えて耐えて耐えまくって、本来できないはずの4人パーティが完成!
素晴らしい想定外の世界をご堪能ください!
ただしこのノミとシラミでロボットを痒がらせることができるのはFC版仕様のみです。ご了承ください。
●ぱぱ【パパ】
MOTHER、MOTHER2に登場する主人公の父親。電話の声のみで登場する。
次のレベルアップに必要な経験値を教えてくれたり、
戦闘に応じて銀行口座にお金を振込んでくれる。
長時間プレイしていると休憩を促す電話をしてきてくれたりもする。
ちなみにモデルはシナリオライターの糸井重里氏自身とのこと。
なお、MOTHER海外版と1+2の1では、最後の最後に後ろ姿を見ることが出来る。
MOTHER3では父親がストーリー中の登場人物として活躍するため、その役割をカエルが担っている。
☆関連語☆
カエル (MOTHER)
●ぴいけい-かっこいいとおもうもの【PKカッコイイとおもうもの】
MOTHER2と3に登場するPK(超能力)。
本当に「PKカッコイイとおもうもの」と言う名前なのではなく、
ゲーム開始時に聞かれる「カッコイイとおもうもの」の名前がそのままPK名になる。
なので何も知らず適当に設定して後悔する事もあるらしい、PKきむらたくやでもエンディングまで泣くんじゃない。
2と3のものが同一かは不明であり、デフォルト名称の違い(キアイとLOVE)やエフェクトの違いから、別種のPKとも考えられる。
どちらも敵全体にダメージを与えるPKで、αからΩの段階があり、威力も高い。
基本的に主人公限定のPKなのだが、どちらにも一部例外の敵が存在する。
その使用してくる敵のチョイスが、また絶妙なのだが……。
3ではよりストーリー上の重要性が増しており、2のようなレベルアップ会得ではなく、ストーリー進行に伴う会得となっている。
余談だが、スマッシュブラザーズで2及び3主人公は、本来専用技の当PKを使えず、逆に本来使えない味方用のPKを使っている。
このPKの名前が自由に変更できるからだと思われるが、それにしても何かおかしい気がしてならない。
●ぴいけい-すたーすとーむ【PKスターストーム】
MOTHER2以降のシリーズに登場する攻撃PSI
2ではプー(αとΩの2種類)という仲間キャラが、
3ではクマトラ(2のΩ仕様単体)という仲間キャラがイベント経過を通して習得する。
あらかじめ反射手段を用いている敵に使用しないかぎり、
敵全体に大ダメージ(αが約360、Ωが約720)を安定して与えられる扱いやすい攻撃手段である
…のだが、後半でこのPSIを繰り出すザコ敵やボスクラスが多数立ちはだかり
たくさんのMOTHERプレイヤーを全滅に追い込んだ忌まわしさも併せ持つ悩ましい一面も持った。
☆関連語☆
ゲップー
●ぴいけい-ふぁいあー【PKファイアー】
MOTHERシリーズに登場する炎属性のPSI。
1
α→敵全体に約20、β→敵全体に約60、γ→敵全体に約100(威力ムラ多)、Ω→敵全体を一撃必殺(一部のボスは無効)。
2
α→敵一列に約60〜80、β→敵一列に約120〜160、γ→敵一列に約180〜240、Ω→敵一列に約240〜320。
3
α→敵全体に約80、β→敵全体に約160、γ→敵全体に約240、Ω→敵全体に約320。(全て火傷の追加効果有り)
と、作品毎に効果は異なり、食らう敵に耐性があると威力は落ちる。
1は習得が遅い、2は他の複数攻撃手段の方が強い、3は1と2の理由に加え一度に戦う敵が少ない。
と、やや使い勝手がイマイチで冷遇気味な攻撃PSI。
もっとも、使用者のPPが高いのが幸いし、1→γとΩ、2&3→βとγあたりは、
使用可能になる状況と有用性が合致し、比較的使ってもらえたりする。
●ひーらー【ヒーラー (MOTHER)】
MOTHERシリーズに登場する回復役NPCのひとり。
病院のロビーで堂々と客をとり、現代の医学では治せない体調不良を回復させる。
その上この手のNPCにつきものの有料でおこなわれる治療にくわえ、
頭のてっぺんにきのこが生えてしまったキャラに対しては買取を申し出る剛毅な人。
きのこ狩りをしている少女も同様に買取を申し出る。
●ふらいんぐまん【フライングマン】
MOTHERシリーズのマジカントで登場する鳥人間。
兄弟という設定で、家で5人で暮らしており、主人公が話しかけることで、一人仲間になる。
ストーリー上、マジカントは基本的に主人公一人のみの局面であり、仲間がいればそれなり安心。
なお、自分からは操作することの出来ないNPCキャラで、メンバーにいるのはマジカント内限定。
HP等のステータスは確認できず、また回復も不可能。そして、一度やられたら復活は不可能。
そして、フライングマンがやられた後に、フライングマンの家に行くとお墓がたっている。
その時に他のフライングマンに話すと…
◆アニハ ウツクシク タオレタト キキマス。
◆ハカヲ タテテ テアツク トムライマシタ。
◆ツギハ ワタシノ バンデス。
というふうに、決してプレイヤーを恨むことは言わず、主人公についてくるのだ。(×4回)
あまりにも美しい無償奉仕の精神のために、決して死なせたくないという思いと、
じゃあ全滅させてやろうという思いのどちらかは芽生えてくるだろう。
なお、MOTHER2で同様の悪ふざけをして彼らを死なせていくと……。
●ふらんくりん-ばっぢ【フランクリンバッヂ】
MOTHERシリーズ皆勤賞のアイテム。
1ではPKビームγ、2と3では電撃攻撃を反射する効果を持ち、
ナンバーを重ねる度にストーリー上で重要性が増していったのが特徴。
名前の由来は避雷針を発明したフランクリン氏と思われる。
1ではピッピの会話とダンカン工場のプレゼントボックスから各一個ずつ。
2ではハッピーハッピー村の教祖カーペインターを倒すための必須グッズで
捕われて小屋に閉じ込められているポーラから一個。
3ではタツマイリ村のニッポリートから受けとる勇気のバッジを
どせいだにのどせいさんに預け、後にイオニアの家でお忍びどせいさんから手渡されるバッジ。
大事なもの扱いだが実質主人公のリュカ専用。
なお現実世界でも、1の攻略本のプレゼントや、3のデラックスボックスで入手可能だった。
●ぺんしるろけっと【ペンシルロケット】
MOTHERシリーズに登場する攻撃用アイテム。
3では「えんぴつロケット」という名称になっているが、ペンシルは鉛筆の英訳なので内容は一緒。
1・3においては大した威力はないものの、 2では鬼のような威力を持つ攻撃手段へと変貌。
特に最上位のペンシルロケット20は、数発撃てば終盤のボスすら沈むほどの威力を誇る。
マザーファンによくネタにされているバランスブレイカー。
また、2でペンシルロケットを仲間内で唯一使うことの出来る「ジェフ」は
基本パラメータが軒並み低い上にこれを発射する以外に特にやることがなく、
「ペンシルロケット要員」「発射台」と呼ばれたりしてよくいじられている。
●ぽーきー【ポーキー】
MOTHER2で登場した主人公の隣の家の子供。
自分勝手でわがままで悪趣味でどうしようもない悪ガキで、
見た目は名前の通りとてもピザデブなやつ。
いつのまにかラスボスの片腕となって主人公の前に立ちふさがるが、
ラスボスが倒れたエンディング後に姿をくらます。
そして続編のMOTHER3で彼の末路が描かれた。
因果応報とはいえそのあまりの結末に多くのプレイヤーは衝撃を受けた。
最後まで改心することなく悪役に徹した姿に意外とファンが多かったりする。
●ほのおのぺんだんと【ほのおのペンダント】
MOTHERシリーズに登場する装備品のひとつ。
1ではPKフリーズ(瀕死効果のγ除く)を半減、
2と3では炎系攻撃を軽減するうえ、ディフェンス(守備力)もアップさせてくれる。
1や2の装備品が、ことごとくリストラ&名前変えされた3で
唯一生き残りを果たしたうえに、シリーズ皆勤賞になったのを
時々で良いから皆さん思い出してあげてください…
●まざー-しりーず【MOTHERシリーズ】
任天堂から1989年に発売されたFC用ソフト「MOTHER」と、
その続編で1994年に発売されたSFC用ソフト「MOTHER2 ギーグの逆襲」の2作が出ている。
舞台はどちらも現代で、主人公はバットを片手にハンバーガーで回復しながら
PSIと呼ばれる超能力を駆使し、ぜんそくやホームシックに悩まされつつも宇宙人の侵略から地球を守る。
基本的にほのぼのとした温かみのある雰囲気だが、不気味なところはとことん不気味。
エイトメロディーズと呼ばれる8つのメロディーが物語のキーとなっており、
BGMやSEなどの"音"にこだわりがあるのもこのシリーズの特徴の一つ。
ラスボス戦がちょっと変わっており(詳しくはギーグの項)、心に残った、トラウマの残ったRPGで名の挙がることも多い。
2の「おとなもこどもも、おねーさんも」というキャッチフレーズや、「まーざーつー、まーざつー」という歌、
キムタクと子供の絶妙な掛け合いが話題を呼んだCMを覚えている人も多いだろう。
それらのキャッチフレーズやゲームのシナリオを担当しているのはコピーライターの糸井重里氏。
2003年にはこの2作がGBAで「MOTHER 1+2」としてリメイクされ、ファンを狂喜させた。
追記:長年の発売延期・ハード変更・発売中止のウワサを乗り越え、
ついに発売された「3」。
しかしその内容は前作とは大きく雰囲気が変わっており、
やたらファンタジーな世界観だったり、救いのない鬱イベントが多く発生したりなど、
旧作(特にMOTHER2)のファンからの評価は悪かった。
それに加え終盤で「前作までの冒険・世界を全て否定した」と解釈できるイベントがあったため、
より旧作ファンと3ファンの溝は大きくなっていく。
しかしその反面、個性的で楽しいバトルシステムを評価する声や、
シリーズ独特の「糸井風」なセリフまわしやキャラクターなど、
長所は決して少なくなく、高く評価する声も多い。
●まじかんと【マジカント】
MOTHER1、2に登場する不思議な国。
しかしフライングマンを仲間にできることと、物語の重要な場所であること以外、設定は大きく異なる。
1ではクイーンマリーが治める国。
初訪問時は「曾祖父の日記」を持って、ピンクの岩の前でテレパシーをしないと来ることができない。
ほとんどの住民はマントと帽子姿、城の人は奇妙な頭巾を被っているが、
(彼らにとって)変わった格好の主人公を温かく迎えてくれる。
また、街の東には沢山の井戸があり、その中の一つは地下大河につながっている。
地下大河にはメロディを守るドラゴン、使えばいつでもマジカントに戻ってこられる「めのうのつりばり」を
守る地下大河の主、忘れられた男、そして主人公の世界への出口がある。
2では主人公ネスの心の中の国。
エイトメロディーズが完成した直後に訪れることになる。
心の中の国だけあり、住民はネスの家族や旅先で出会った人たちである。
マジカントの中心はエデンの海に繋がっており、その最深部では
ネスが生み出したネスの悪魔が待ちかまえている。
▼MOTHER
●あな【アナ】
任天堂から発売されたFC専用ソフトMOTHER1(後にGBAソフトMOTHER1+2)に登場する。
金色おさげ・青目・ピンクワンピースのしずかちゃん系ヒロインキャラ。
スノーマンの出身で父親と二人で暮らしていたが、
レインディア駅のおばあさんから受け取っていた「ぼうし」を彼女につかうと、
イースターに行ったまま音信不通の母親を探すためにニンテンに同行する。
その後の道中で恋愛感情が芽生えてたらしく、終盤のあるイベントやGBA版EDで垣間見ることができる。
なお、肝心の戦闘能力はというとHPもオフェンスもほとんどなく、スピードも並だが、
PSI能力に特化しており攻撃・回復・防御・状態変化を使いこなすMOTHERシリーズトップクラスの才媛。
●ぜんそく【喘息】
MOTHERの主人公が持っている持病。
主人公が戦闘中に車系のモンスターが使う排気ガス攻撃を受けることによって、
喘息の発作を発症してしまう。
この状態になってしまうと、
喘息の発作を抑えるぜんそくスプレーがない限り戦闘中は一切の行動ができなくなってしまう。
一人の状態でこの状態になると非常につらい状況になり、
例え二人でも、二人目の仲間は弱いのでやはり厳しい状況に立たされる。
実に嫌らしい状態異常であるが、
実にリアルな設定を持つ主人公もどうかしている。
☆関連語☆
ホームシック 病気
●どらごん【ドラゴン(MOTHER)】
マザーに登場するボスで6番目のメロディを持っている。
戦うには最低でも主人公のレベルが25は必要。
必要なレベルに見合った能力をもっており、ディフェンスアップやサイコシールドがなければ苦戦は必至。
しかし、ちゃんと(?)抜け穴が用意されており、PKフリーズγで瀕死にまで追い込める。
あとはぶん殴るなりなんなり好きに料理しましょう。
☆関連語☆
アナ エイトメロディーズ マジカント
●ぴいけい-びーむ【PKビーム】
MOTHERシリーズの1のみに登場するビーム属性のPSI。
α→敵単体に約25、β→敵単体に約80、γ→生物系の敵単体を瞬殺、Ω→敵全体に約180。
と、1の攻撃系PSIの4系統の中では、耐性持ちの敵が少なく、使い勝手・バランスともに最も優れている。
特にγは、メカ・不死系・ドラゴン・一部ボス敵以外は、確実に一撃必殺に持ち込む。
が、このPSIのα〜γは敵(特にスターマン属)も、多用してくることが多く、
他の3系統と違い、プレイヤー側はサイコシールドやパワーシールドなどでしか軽減・回避できず
主人公が仲間を加えていない序盤の状況から始まり、終盤まで
パワーシールドも無視するγを使用する敵が定期的に現れる始末である。
幸いフランクリンバッヂの所持者は、確実に回避(つか反射)が可能であり、
マザーズデイでピッピから、ダンカン工場でプレゼントボックスから計2つ入手できる。
スーパーヒーリングを使える、主人公とアナに持たせておくことを強く勧める。
●まざーおりじなるさうんどとらっく【マザーオリジナルサウンドトラック】
1989年8月にリリースされたマザーのオリジナルサウンドトラック。
全11曲の内10曲はボーカルアレンジ(というかもはや別物)
最後の1曲にゲームサウンドが30分にわたって収録されてるという凄まじい物であった。
断っておくが、ボーカルアレンジの質は決して悪くはない、むしろ最高である
しかし、ゲームサウンドをじっくり聞きたくて買ったチビッ子達の驚愕はさぞかし凄かったことであろう。
▼MOTHER2 ギーグの逆襲
●あなぬけ-ねずみ【あなぬけネズミ】
MOTHER2に出てくるアイテム。効果はダンジョン脱出。
文字通り生き物なのだが、実の母親から
「丈夫な子ですからグッズ扱いしてくれて結構です」などと呼ばれてしまう不遇な存在。
その帰巣本能は別格で、何と過去の最低国(ぶっちゃけ脱出不能なラスダン)からですら
普通に脱出できてしまうのは驚嘆に値ずる。
(プレイ経験者ならわかるだろうが、そもそもそこまで生身で連れて行ける地点でおかしい)
しかもその際サイボーグ化した主人公たちの体をあっさり元に戻してしまうあたり、
やはりただ者ではなさそうである・・・
●あなのぬし【穴の主】
MOTHER2でドコドコ砂漠の埋蔵金発掘現場に住み着いてるボス敵。
総計5匹いるのだが、こいつらの台詞が
「私は5匹の中で3番目に強い者だ」
「私は2番目より弱く4番目より強い」
「自分が思うに3番目に強い」
「私がナンバースリーだ」
「お前は今までに1番強い奴と2番目に強い奴と4番目に強い奴と一番弱い奴を倒した」
・・・と、過剰なまでにNo3にこだわるモグラたち、そのこだわりの強さは戦闘時の背景にでかでかと「No.3」と書かれてるほど。
私がNO.1だ!と言い張る奴は時折いるが、このようなパターンは珍しいのでは?
ちなみに実際の強さはどいつも同じ。攻撃はきついがHPが低いのでそれほど苦戦しない。
●あるぷすのしょうじょ○○じ【アルプスの少女○○ジ】
任天堂のRPG「マザー2」の中で、ある街にいる、一般人に話しかけると
「アルプスの少女○○ジ」と言ってくる。そしてこの後、RPG定番の選択肢が出てくる。
はい いいえ
あの時代のRPGのシステムを利用した、ちょっと「ニヤ」っとする一瞬であった。
補足:ちなみに海外版では
「ビートルズの有名な曲名は○○terday yes no」
という質問内容に変更されているらしい。
☆関連語☆
きみ どこからきたの?
●いの-る【祈る (MOTHER)】
MOTHER2のポーラの専用コマンド。
何が起こるかわからないという、いわゆるパルプンテ的バクチ要素だが
ラスボス戦では彼女の祈りが奇跡を呼ぶ。
イベントを見るかぎり、テレパシーのようなものらしい。
●おうじゃのつるぎ【おうじゃのつるぎ】
MOTHER2の最後の仲間、プーの最強にして唯一の武器。
これをプーに装備させないと素手で戦わなければならないうえ、
装備一覧の空欄が格好悪過ぎるので、なるべくなら手に入れたいところである。
しかしこれ、ドロップアイテムでしか入手できない。
しかもこれを落とす敵が出現するダンジョン「ストーンヘンジ」はボスを倒した後は一切敵が出てこなくなる。
期間限定アイテムの見本といえるが、ドロップ率自体非常に低く、(128分の1)
多数のプレイヤーがこのダンジョンで足を止め、
さらわれたアンドーナッツ博士やトニーたちそっちのけでスーパースターマン狩りに勤しんだ。
・・・そしておうじゃのつるぎがいらずになるくらいパーティが強くなる。
●おたずねものむし【おたずねものムシ】
マザー2にて、ドコドコ砂漠に出現するモンスター。
名前の通りお尋ね者らしく、このゲームはシンボルエンカウントであり、
フィールド上ではプレイヤーより早い速度で逃げていく。
見事このモンスターの背後を取れば、戦闘にも入らずに大量の経験値を獲得できる。
ドラクエでいうメタルスライムのような存在である。
しかし、誤って正面からぶつかるとさぁ大変。
フィールド上では逃げ回っていたが、戦闘に入るとこのモンスターは逃げも隠れもせずに
PKファイアーを連発してくる。
炎耐性のある防具や、サイコシールドで防げるものの、
このモンスターはメタルスライムと違ってHPがかなり高いため長期戦必至である。
しかも逃げようにもまず逃がしてくれない。
ゲームが進むと、レアおたずねものむしというモンスターが登場する。
こいつはさらに経験値が増えている。
やはり戦闘に入ると逃がしてくれずPKファイアーを連発してくる。
☆関連語☆
レアモンスター
●おれなんかどーせ【オレナンカドーセ】
MOTHER2に登場する敵キャラ。低予算ダンジョンやダンジョン男の内部で出現する。
特に強くもなく、目立った特徴もなく、ダンジョン男内部で登場する時はすでに主人公達がかなり強くなっているため、
特に活躍もせずにあっけなく倒される「俺なんかどうせ」的なキャラ。
マップ上ではプレゼント箱の姿をしていて、プレイヤーを騙したりする。
紫色のう○このような姿をしていて、う○こにしか見えないという人も多数。
密かに「AA大辞典」にも登録されているキャラ。
●かぜ【風邪】
「マザー2」に登場する状態異常。
主な症状は咳や鼻水などの呼吸器炎症、発熱や頭痛などのの全身症状、
また嘔吐、下痢などの消化器炎症など。
原因は主にウィルス感染だが、風邪の原因とされるウィルスも数多く、
また中には細菌性のケースもある。
予防のためには手洗い・うがいがシンプルながら効果が大きいとされる。
だがこれはあくまで現実世界での話であり、
ゲーム中では戦闘中や移動中に継続小ダメージと、一般的な毒の状態異常の弱体化版のようなものである。
☆関連語☆
ホームシック 喘息
●がっつ【ガッツ(マザー2)】
マザー2の能力値の一つ。
数値が高ければ高いほど、
・HPを超えたダメージを受けても1残して耐えることができる
・スマッシュ(=クリティカル)が出やすくなる
といった恩恵を授かることができる。
●げっぷー【ゲップー】
MOTHER2に登場するボス。
ゾンビの徘徊する街スリークを統治下に置いている。
緑色のゲロに顔つけたような汚らしい容姿、会話で連発されるが「ゲップ」の効果音が印象的。
他のボスは(ラスボスを含め)会話音程度しかないのに。
MOTHERシリーズのマスコットのどせいさんを奴隷にしたり、とことん悪の花道を突っ走った奴である。
「はえみつ」を使うことで簡単に倒せるようになる。
使わなくても一応倒すことはできるが、普通にプレイする分には不可能に近い。
後半、魔境にて「かえってきたゲップー」として再戦することになる。
はえみつが効かない、能力アップ、戦闘前の会話のゲップの回数の増加など、あらゆる面で強化されている。
もっとも、こっちもレベルアップしており、戦力差を埋められているとは言いがたい。
設定上のHPを減らしきると離脱していたプーがスターストームαと共に復帰。
面倒だからってペンシルロケット20なんか使っちゃダメよ。
そしてマジカントにて再会(戦闘はない)する。
ネスの心には大変強く残っていたようである。
☆関連語☆
はえみつ ライバル
●さいこしーるど【サイコシールド】
MOTHER2で敵の使うESPを一定回数ブロックするPSI。重ねがけで回数を増やすことも可能。
他RPGのバリア系呪文と違うところは、「軽減」ではなく「無効化」するところにある。
どんなに威力が高かろうと、サイコシールドをかけてさえいれば全く効かないのである。
さらに上位のサイパワーシールドになると、敵のPSIを跳ね返してダメージを与えることも。
弱点として、PKサンダー系を食らうと一定確率でサイコシールドが消されてしまうといった点が存在する。
●じぇふ【ジェフ】
任天堂から発売されたSFC専用ソフトMOTHER2の仲間キャラ。(後にGBAソフト・MOTHER1+2。)
ポーラのテレパスを受けるまでは、ウィンターズのスノーウッド寄宿舎で勉学に励んでいた。
強度の近眼であり、同じ寄宿生で友達でもあるトニーに怪しい感情を寄せられている。
同じ寄宿生で先輩のガウス先輩から、ちょっとかぎマシンを貰い旅支度を済ませた後
トニーの協力で寄宿舎を抜け出し、途中少し変わったサルを連れつつ、2人の元へと向かうのである。
ネスと合流後、よなべして壊れた道具や銃を高性能な攻撃道具に直す才能は、
話の本筋でも生かされていたりする。(スカイウォーカーや、イエローサブマリンなど)
家族関係だが、父親が天才発明家として名高いアンドーナツ博士以外の存在は不明。
ゲーム版と小説版(久美沙織・新潮社刊)で、最も設定の相違があるキャラ。
専用の戦闘コマンドは、敵の一部の能力&弱点等を分析し、持ってるアイテムを時々頂く「チェック」
成長率は、IQが断トツ、防御力(ディフェンス)がほんの少しネスより上がりやすい以外は
HP・バイタリティがポーラ、ラックがプーよりマシな程度で
特にオフェンスに至っては武器なしの比較では、ポーラより下っつーか最下位。
もっとも、武器の性能の差でポーラよりは結局高くはなるが。
武器は銃系(攻撃力バカ高)・ヨーヨー・スリングショットを使用。
他の3人に対する優位性は彼専用のペンシルロケットシリーズに、スーパーバズーカに、中和マシン。
特にペンシルロケットシリーズ(ペンシルロケット、同名5、同名20)は
効かない敵が極まれにいることを差し引いても、中ボスクラスの敵が1〜2撃で沈む極悪性能を誇る。
●すーぱー-ちゅーちゅー【スーパーチューチュー】
マザー2のジェフ専用グッズ(アイテム)の一種。
ただしあるダンジョンで拾える「こわれたつつ」というグッズを修理する必要がある。
敵全体からHP吸収することができ、無限に使うことができる。
威力は敵のHPに比例してダメージが増えるため、ボスなどのHPの高い敵にもなかなか有効な攻撃手段なのだが、
大抵のボスにはスーパーチューチューではなくペンシルロケットを使うことがほとんどのためあまり気付かれていない。
また命中率があまり良くなく(特にボス)、3,4体の敵に使っても全てミスになることもあるため、
信用性もペンシルロケットや、敵複数に安定してダメージを与えるスーパーバズーカに劣ってしまっているカワイソウなグッズである。
ただし、与えたダメージ分のHPを丸ごと吸収できるため、
ザコ相手に使いきりの回復グッズやPSIを使わずにHPを回復できるのは嬉しい。
なお、下位にチューチューマシン(単体に同効果)がある。
中ボスのゲップーが仕切っている工場で拾える1個限りの稀少品であるが、
預かり所の都合などで取らずに済ますプレイヤーも少なくない。
ただこちらはスーパーチューチューと違い売却可能で
更に入手可能時点では400ドルと高額で売れるので、希少グッズに執着が無いなら売るのも手か…?
☆関連語☆
修理 徹夜 無限アイテム スーパーバズーカ
●ちぇーっく!【チェーック】
MOTHER2の主人公が絶叫しているらしいセリフ。
無口で喋らない主人公の典型例のような少年が、
カンバンの文字を読むときやゴミ箱をあさるために使用するコマンド。
「チェック」を利用する際にこのように大声で叫んでいるらしい。
大声でこう叫ぶ彼を見かけた町の少女から指摘されている。
MOTHERシリーズ全体にちりばめられたパロディ精神による典型的RPGへのツッコミのひとつと思われる。
☆関連語☆
主人公 しかしあなたは言いました。 無口な主人公
●でぱーとのかいじん【デパートのかいじん】
MOTHER2の、中盤に訪れるフォーサイドの街に巣食うボス。
ここのデパート4階に行ってから出ようとすると突如停電、
それに紛れてポーラがさらわれてしまい、「ポーラ様を預かっておりますので、4階事務室までお越しください」というアナウンスが入る。
これに従って事務室に行くと、待ち構えていたこいつとバトルになるのだが、
鼠が「停電が起きそう」と言ってはくれるものの、
「まさかデパートで戦うなんて…」と油断しているプレイヤー(特に、人の話をよく聞かない人)は焦るだろう。
さらにデパート内の敵が妙に強いこと、中にある施設が使えなくなること、
加えて実際は出られるが、「停電=出られない」と思い込むプレイヤーが後を絶たないことで、詰んだと勘違いする人もいる。
MOTHER2のトラウマと言えばムーンサイドばかりが注目されるが、
暗い中でプレゼントボックス(他で言う宝箱)が、近づくと急に動いて襲ってきたり、
不気味な効果音と共にアナウンスが繰り返されたりと、ここもそれなりに怖い要素がある。
ここまでずっとデパートのかいじんに触れていないが、
当の本人も結構丈夫で強い。特にPKフリーズはかなりの威力で、一撃で致命傷もあり得る。
…が、このデパートの倉庫にいる闇商人から、
ジェフ専用攻撃アイテムのペンシルロケット5が購入できる。
これを使えばごり押しでもなんとかなってしまうのであった。
●どうぐやのかんばん【どうぐやのかんばん】
MOTHER2に登場するアイテム。
これを使うと客がやって来て、主人公一行の手持ちアイテムから1つ選んで売却する事が出来る。
このアイテムで客がやって来れる場所は非常に幅広い…というか、来れない場所の方が少ない。
・市街地
・近くに民家がない町外れ
・一般人は入れない企業ビル内
・渓谷
・洞窟
・砂漠のド真ん中
・湿地に覆われたジャングル
・異星人の基地内
などなど、本当にどこにでも客(買い物袋を提げたオバチャン、サラリーマン風の男性など)がやって来る。
来れないのは地底大陸や精神世界くらいのものである。
不要アイテム(新武器を拾ったときの古い武器など)をただ捨てるのでなく
換金できるので便利は便利なのだが、どこか釈然としないものがある。
●とにー【トニー】
MOTHER2に登場するジェフの友達キャラ。
ただ、トニー自身は友達以上の感情を抱いているようで
↓のような、登場する度にネス達も、プレイヤーですらも、つき抜けそうな発言をする。
「やあジェフ。今ちょうどきみといっしょのゆめをみていたところだったんだよ。
どうかしたのかい」
「さいきんジェフったら電話をくれないんだ。ぼくのことしつこいって
思ってるのかな…そんなんじゃないのに。
ネス、まさか君が電話を止めてるんじゃないだろうね?」
「ジェフ!ばかばかばか!ぼくを…たすけにきてくれたんだね!ジェフったら!
…あ、ネスくん? ぼく、ジェフの昔からの親友! のトニーです」
「ジェフ、きみに会いたいよ。きみのメガネのよごれをふいてあげたい」
追記:なおストーンヘンジのダンジョンをネスが意識不明状態でクリアすると
「ジェフ!ばかばかばか!(ry)」の後の台詞が
「…あ、プーくん?ぼく、ジェフの昔からの親友!のトニーです」
と、異性であるポーラがいるにもかかわらずとにかく男を牽制する
彼という事実判明する。
どう見てもホモです。
ほんとうにありがとうございました。
●ねす【ネス】
任天堂から発売されたSFC専用ソフトMOTHER2の主人公。(後にGBAソフト・MOTHER1+2。)
N64の任天堂オールスター大乱闘スマッシュブラザーズや、(以下64版スマブラ。)
GCの大乱闘スマッシュブラザーズDXのバトルキャラとしても活躍。(以下GC版スマブラ。)
オネット在住の12歳の少年で、単身赴任中の父、専業主婦の母、妹のトレーシー、飼い犬のチビがいる。
父親が大きな借金をしていることを除くと、ごく普通の家庭に住む少年として過ごしていたが、
町の外れに隕石が落下したた日を境に、彼の運命は大きく変わり、
彼と仲間3人の世界中を巡る冒険と成長劇が展開されることとなるのである。
武器はバット・ヨーヨー・スリングショットを使用。
ステータスはイベントでの補正効果も有り、HP・PP・攻撃力(オフェンス)・ラックはダントツでトップ。
得意な超能力は、PKかっこいいモノ・PKフラッシュ・ライフアップ
ヒーリング・シールド・催眠術・パラライシス・テレポートを使用可能。
と、ステータス、使用超能力共に、素晴らしい成長を遂げていく。
が、スマブラシリーズでの登場時はMOTHER2での圧倒的戦闘力はなく(特にGC版スマブラ。)
64版でステージ登場時にテレポート、GC版で必殺技の一つとしてPKフラッシュを使うだけである。
しかも本来使用不可能な、PKファイアー・PKサンダー・サイマグネットを使い
MOTHER2経験者の誰もが、一度はツッコミをせずにいられなかったことだろう。
●はえ-みつ【蝿蜜】
MOTHER2に出てくる戦闘用アイテム。
蜂が集めたものは蜂蜜、蝿が集めたものだからはえみつ。
ゾンビが徘徊する街「スリーク」の支配者であるゲップーの好物。
ジェフ合流後に出現するばけテントを倒すと出現するゴミ箱を調べると入手できる。
ゲップー撃破に必須のアイテムであり、うっかり入手し忘れていたり預けていたりすると必敗戦闘となる。
逆に蝿蜜を使えばこちらへの一切の攻撃がなくなり、ただのサンドバックと化す。
☆関連語☆
ゲップー ゾーマ
●ばずーか-ほう【バズーカ砲】
マザー2のジェフ専用アイテム。
使用すると対象と両隣にいる敵に80(周囲には30)程度のダメージを与える。
無制限に使用でき、一見便利そうに見えるのだが、
・威力の割に入手時期が遅い
・性能を考えると高い
・通常攻撃より弱くね?
・え?こんな所で売ってるの?
・もうスーパーバズーカ(上位種)もってますけど?
と、結局買わずに進めることのほうが多かったりする。
補足:普通に進めていればスーパーバズーカを入手するのはバズーカ砲が出てからずっと後。
なので「一応」活躍させることは可能。
しかし、売っている店自体がわかりにくい場所にあるため、気付かない人も。
さらに前後にペンシルロケット5や20を買えるため、わざわざバズーカ砲を買う必要がなかったりする。
☆関連語☆
修理 徹夜 無限アイテム
●ぷー【プー】
MOTHER2において一番最後に仲間になるキャラ。
東方の国ランマの王子である彼の格好は白い胴着に弁髪と、
MOTHER2の全キャラクターの中でも異彩を放つ。
攻撃、間接、回復と三種類のPSI(他のRPGでいうところの魔法)をバランスよく覚えるため、
ここぞといった時に役に立つナイスガイ。
ただし、装備品や回復アイテムには専用の物を必要とするためイマイチ扱いづらく、
唯一の装備武器であり、入手難度の高い「おうじゃのつるぎ」を手に入れないと
素早さが高いだけで、どのPSIも中途半端なお荷物になるおそれが。
●ふしぎ-な-きゃんでぃー【不思議なキャンディー】
任天堂のRPG マザー2で出てきたアイテム。
普通に使った時の効果は「パラメータのいずれかが上昇」という物。
本編には4つ(たぶんそうだったと思う)しか存在しない。
その不思議なキャンディーだが、SFC版では恐ろしいことができてしまう。
1.手持ちのアイテムを不思議なキャンディーだけにする。
2.ツーソンという街で「こなざとう」を買えるだけ買う。
3.「ふしぎなキャンディ」を「わたす」で移動させ、アイテム欄の右下におく。
4.とりあえず、弱い敵と戦闘。戦闘中に「不思議なキャンディー」を育成したいキャラに使用。
5.1から4を何回も繰り返す。
そうすると、なんと! 不思議なキャンディーを残したまま、「こなざとう」だけを消費してパラメータが上昇する。
何回も繰り返すと全ての攻撃がクリティカルになったりする。もはや攻撃ESP不要。
ちなみにマザー2では一番強い主人公でさえ、HPが950前後なのに、このバグを使用すると1000を遙かに上回る。
更に、戦闘中はHPは3ケタまでしか表示されないことになっているので、1000を超えると表示が意味不明な文字になってしまう。
(ステータス画面ではHPは1000を超してもなんとか表示される)
なぜこんなことが起きるかというと、戦闘中に使った「こなざとう」がなぜか不思議なキャンデーの効果に
なってしまっているからだ。
●ぶんぶーん【ブンブーン】
「MOTHER2 ギーグの逆襲」に登場するキャラクター。外見はカブトムシに似ている。
10年後の未来から世界を救うためにやってきた直後、救世主たるネスを見つけだす。
戦闘能力もそれなりに高いらしく、未来から来た殺し屋であるスターマンのむすこを無力化してあっさりと倒してしまう。
人語も解し、ネスに世界の危機を告げ、旅立ちを決意させる。
その時の仲間は性悪肥満体とその弟だけであり、彼の存在は戦闘のみならずストーリーの安心感も与えてくれた。
が、旅立ちの直前、ネスの友人ポーキーの母親に接触、ハエと間違えられて殺されることとなる。
彼を生き延びさせようと頑張ったプレイヤーも多いはず。
そして彼の存在をすっかり忘れ去り、マジカントにポツンと建っている墓を調べると…
「ゲームの始めに登場して、志半ばにして倒れたブンブーンの墓。」
ただの笑いのネタになってしまったいた。
ちなみに彼が亡くなる時に道具が一杯だと、音の石(貴重品)は妹へサッと魔法のように預からせる。
●ぺねてら・じょばんに【ペネテラ・ジョバンニ】
ストーリーには何も関係のないチョイ役なのに何故か苗字と名前がついている謎の男。
名前の由来は1964年の東京オリンピックの自転車の選手という実在する人物。
糸井重里が、「ペネテラ・ジョバンニ」という名前(だけ)をえらく気に入ってしまったため、
マザー2のフォーサイドという町のパン屋の2階に居候していて、
砂漠で祖母の形見のコンタクトレンズを落とし、
見つけてやると5年間使っている靴下をくれるありがた迷惑な男として登場させた。
当の本人はゲームに名前を使われたことなど知るよしもない。
●ほーむしっく【ホームシック】
1)故郷を離れた人間が、遠く離れた故郷や家族を恋しく思って心寂しくなっている状態。
住み慣れた故郷を離れて一人暮しを始めた新大学生や新社会人がかかりやすい。
2)MOTHER2で主人公・ネスがかかる異常ステータス。
この状態になると戦闘中ママが恋しくなったり、好物が食べたくなったりして行動しなくなる。
治すには僕の場所をクリアするか、ママに電話してそのセクシーな声を聞いて元気を出すしかない。
いくら地球を救う少年と言えども、まだまだ子供という証拠だろう。
●ぽーら【ポーラ】
任天堂から発売されたSFC専用ソフトMOTHER2のヒロイン。(後にGBAソフト・MOTHER1+2。)
ツーソン在住の11歳の少女で両親は幼稚園(ポーラスター幼稚園)を経営している。
不思議な力(PSI)を持つ少女として、ちょっとした有名人でもあるが、
そのせいで、ハッピーハッピー村のカーペインターや、
フォーサイドのデパートのモノトリーと、本編で2度も誘拐されてしまったりする。
救出後、その生まれ持ったテレパスや予知能力は、ネスの冒険を幾度となく助けることとなる。
そういう設定もあってか、PSIだけでなく、祈りという彼女専用の戦闘コマンドもあったりする。
ランダムで有利か不利な効果が発生するが、不利な効果の時のデメリットが凄まじく
封印しがちなプレイヤーも少なくなかったと思われる。
が、最後の最後でこのコマンドが、主人公であるネスの活躍を奪ってしまったりする。
ちなみに元のゲーム版では穏やかな優しい少女に描写されているが、
小説版・当時出た4コマやアンソロジーの漫画・同人誌等の大半で
感情の起伏が激しい気の強い少女に描写されている。
成長率は、PP・IQ・スピード・ラックが高めで
HP・体力(バイタリティ)・防御力(ディフェンス)は最低クラス。
意外と攻撃力(オフェンス)は、そこそこ上がり、
武器なしの比較では、ジェフより上だったりすることが多い。
武器はフライパン・ヨーヨー・スリングショットを使用。
得意な超能力は、PKファイアー・PKフリーズ・PKサンダーの攻撃系を始め
サイマグネット・サイコシールド・オフェンスアップ・ディフェンスダウンなどを使用。
特に、PKフリーズやサイコシールドは、かなり有用かつ使用頻度の高いPSIと思われる。
状況にもよるが、サイコシールドをより活かすために、高めな素早さをより高めるおまもり系を装備するのが良い。
●ぼくのばしょ【ぼくのばしょ】
MOTHER2の主人公ネスの力を引き出すため、宇宙が用意したパワースポットのこと。
「ジャイアントステップ」「リリパットステップ」「ミルキーウェル」「レイニーサークル」
「マグネットヒル」「ピンククラウド」「ルミネホール」「ファイアスプリング」の計8カ所。
ここを訪れ、断片的なメロディを音の石に記憶してエイトメロディーズを完成させることで、
ネスの心の中の国「マジカント」へ到達できる。
各ぼくのばしょには強力なボスが待ちかまえており、
「よくきた。ここは nばんめの「おまえのばしょ」 だ。
しかし いまは わたしのばしょだ。
うばいかえせばよい。 …できるものなら」
というプレイヤーを燃えさせる名セリフと共に襲いかかってくる。
以下ネタバレ
また、音の石にメロディを記憶するときに、ネスが若い頃のパパの幻を見たり、
ママの「おもいやりのあるつよいこに…」という声を聞いたりする。
これらの幻影や幻聴は全て、ネスが生まれた直後の両親や家の様子であることが
エイトメロディーズが完成した直後に判明する。
●むーんさいど【ムーンサイド】
MOTHERシリーズ最大の電波ワールドにして最強の恐怖スポット。
マニマニの悪魔が作った幻の世界で、ここに登場するありとあらゆるものが狂っている。
具体的には、
・見た目はフォーサイドという大都会の町にそっくりだが、常に夜で、ビルのネオンや敵シンボルの光が怪しげ。
・選択肢「はい」が「いいえ」で「いいえ」が「はい」(「はい」と「いいえ」が逆)
・モンスターが時計だったり絵画だったりとわけがわからないものばかり。
・BGMや効果音が奇妙、中には音程が外れまくったものまである。
・そして何より住人の発言のイカれっぷりである。以下一部抜粋。
「けずってあげようか? おれは けずるのすきなんだ。きみたち けずられたいんだろ?」
「あんたたちったらゆうびんポストのくせしてふらふらあるきまわったりしておかしいったらありゃしない
ムムーーンンササイイドドへへよよううここそそ。」
「ネスはHPが0になった! ジェフはHPが0になった!」
「ここに てんじちゅうのほね、なんのほねか わかりますか?
こたえはですね・・・あなたのほね。わたしのほね。ほねのほね。ほね、ほね、ほね。」
こういった電波演出の数々のために、異色だらけのMOTHER2でも特に印象深い場所となっている。
☆関連語☆
イカれ台詞 電波
▼MOTHER3
●あくどうにっき【悪童日記】
マザー3に登場するキャラ、リュカとクラウスの名前はここからといわれる小説。
しかしこの作品自体には、リュカ、クラウスの人名は登場しない。
固有名詞と感情、主観を一切排した独特な文体が特徴。
あわせて三部作となる続編「ふたりの証拠」「第三の嘘」に
初めて主人公の双子兄弟の名前が出てくる。
第二次世界大戦から冷戦終結までのハンガリーを舞台に、
作者アゴタ・クリストフの実体験を下敷きにした物語が展開する。
●かえる【カエル (MOTHER)】
MOTHER3でのセーブポイント。各地にいるカエルに話しかけると、セーブやお金の管理ができる。
旧作からのファンには「1や2のように電話でセーブが良かった」と批判されていたりするが、
その反面「ゲームの中から、現実世界にカエル(帰る)という糸井風ギャグじゃないか?」という意見もあったりして、わりと賛否両論。
●きまいら-けんきゅうじょ【キマイラ研究所】
MOTHER3に登場するブタマスク達が管理するダンジョン。
イベントバトル以外は発生せず、プレイヤーはここに逃げ込んだ
猿を探し出せばいいだけ…なのだが、一筋縄ではいかない。
なんと突然暴走した究極キマイラから逃げ回りつつ、猿を見つけなければいけない。
しかもこの究極キマイラ、画面を切り替えるまで延々とこちらを追い続け、
接触したら即ゲームオーバーというとんでもないモンスター。
対処法はひたすら逃げ回るのみという状況に、プレイヤーはバイオハザードや
クロックタワー並の恐怖をここで味わう羽目になる。
ちなみにこの究極キマイラ、プレイヤーが存在を忘れ去った頃、ラスダンで再登場してくれる。
●せったい【接待 (MOTHER)】
マザー3においては最終ダンジョンでのイベントにおいて
先にすすむために敵の親玉に接待をする羽目になる。
単純なミニゲームなのだが、敵にギリギリで負けることが要求される上に
勝利してしまうとリテイクを食らってしまう
なんとなくむかつくから初回では圧勝してしまいやり直しとなったプレイヤーは数知れず
●だすたー【ダスター】
MOTHER3に登場するキャラクター。
1章で一時的に加入し、2章で主人公を務めた後、4章クリア直前から正式に加入する。
何も盗まない正義のドロボーで、父のウエスからドロボー術を学んでいる。
かつて修行中の怪我が元で左足が悪いものの、戦闘ではそんなことなどお構いなしに足技で戦う。
ウエスの命令でオソヘ城に、あるものを盗みに行ったことをきっかけに、ブタマスクやヨクバなどと戦うことになる。
一時、事故で記憶を失い、その間D.C.M.Cというバンドでタメキチの名前でベーシストをしていた。
彼関連のイベントの中でも、特にD.C.M.C離脱は、曲もあいまって胸を打たれるものになっている。
戦闘ではPSIこそ使えないものの、高いHPとオフェンス(攻撃)とスピード(素早さ)に加え、
6種のドロボーグッズ(状態異常・攻撃や防御の弱体化など)を、駆使できる優秀なサポートキャラ。
他にもたまに戦闘開始直後に攻撃したり、
背中(FFでいうバックアタック)を取られた時に、逆に背中を取り返したりすることもある。
難点はどのドロボーグッズも効果が敵複数に及ばないことと、
パーティを離脱することが多く、更にその期間が他の仲間より長いことだろうか。
ちなみにウエスとクマトラなどが言うには、ちょっと口臭があるらしい。
更に2章でウエスがダスターに同行してる時に戦闘に入ると、
敵にダスターの靴下を投げることがあるため、足も臭いと思われる。
☆関連語☆
MOTHER3 泥棒
●たねひねり-じま【タネヒネリ島】
マザー3のストーリー後半で行くことになる場所。
それ自体は何の変哲もない離れ小島なのだが、とある事情で
主人公一行が島にある森の入り口に生えている不思議なキノコを食してしまい
幻覚を見た状態になりながら探索する羽目になってしまう
紫色の森、微妙に音程が外れたBGM、主人公達の馴染みの人物の姿をした敵、
しかもそいつらが喋ることは殆どが支離滅裂…など
かなり電波がかっているが、その中でも特にひどいのが
森の中じゅうに設置された"ポスト"である。
(例↓
◇ポストの ふたが あいている・・・。
◇なかを のぞいてみますか?→はい
◇なかには はがきが たくさんはいっている。
◇よんでみますか?→はい
◆リュカという しょうねんが おはかで ないています。
◆リュカという しょうねんが イヌと もりを うろついています。
◆リュカという しょうねんが やまおくで わるさを しています。
◆リュカという しょうねんが うちのにわの ナッツを ぬすんでいました。
◆リュカという しょうねんが いきものを いじめていました。
◆リュカという しょうねんが わるい まほうを おぼえていました。
◆リュカという しょうねんが ・・・・・・
◆リュカという しょうねんが ・・・・・・
◆リュカという しょうねんが ・・・・・・
◆リュカという しょうねんが ・・・・・・・・・
◇ポストは ものすごい ひめいを あげた。
前作・マザー2でもムーンサイドという
似たような電波系スポットが存在したが、まさか今作でもやってくれるとは
思わなかったと一杯食わされたプレイヤーもいたとかいないとか
ちなみに 幻覚状態で出会う敵は全て"ぶきみなえがお"という
その名の通り不気味な風貌を持つモンスターになる
●どあのぶ【ドアノブ】
1)ドアを開けるときに回すアレ。
最近は回す式ではなく下におろして開ける方式が増加している。
2)MOTHER3での重要(?)アイテム。
第1章冒頭で、主人公の知人が主人公の家のドアをこじあけようとしたら外れてしまう。
外れたドアノブはその後、なぜか留置所に重要物として拘留されたり、お堀に捨てられたり、
その辺りにいた人に放り投げられたりと、あちこち旅をする。
プレイヤーは最後まで入手することはできない上、シナリオに全く絡まないのだが、
このドアノブは、ついには最後のカーテンコールの〆として登場する。
単なるお遊びという人もいれば、「ドアノブ=部屋と部屋の仕切りを開けるもの」ということで、
現実とゲームを繋ぐ境目、EDを迎えたことでゲームから現実へお帰り、
という意味で糸井重里氏が仕組んだもの、という人もいる。
●ぶたますく【ブタマスク】
MOTHER3に登場する敵キャラクター達。
ポーキーの部下で、階級は大佐から軍曹まで存在し、
サブマリン隊と銃と戦車なども所持しているれっきとした軍隊組織。
ヒラのブタマスクはピンク、少佐は青、中佐は緑、大佐は白(マント付き)、と階級ごとに色分けされている。
物語の舞台ノーウェア島の森林に放火したり、動物をキマイラに改造したりした連中だが、
彼らもまたポーキーに洗脳され薄給でコキつかわれ、様々な世界から集められた哀れな人々である。
しかし、中には面倒見の良いコーバの責任者の「ヨシダさん」や、
D.C.M.Cの熱狂的ファンで、戦闘中に彼らの名前のついたグッズを使うと、
戦闘そっちのけでそれに気を取られる「コワモテブタマスク」
マジプシーのリディア消滅時にウサギの世話をする決意をした名もないブタマスク青年など
ある意味主人公のリュカが住んでいるタツマイリの村人以上に人間味のある魅力的な人物も多く、
その他のブタマスクも発言や行動が少々抜けており、
「ブッ、ブヒー」という効果音が、彼らを憎めない敵キャラにしており、好感を持ったプレイヤーも多い。
●ふりんと【フリント】
MOTHER3に登場する主人公リュカの父親にして
ハードボイルドチックな雰囲気を醸し出している第1章の主人公。
普段は羊の世話をしており、村の住人からも信頼の厚い頼れるお父さん。
しかし第1章冒頭にして妻をブタマスクに改造されたドラゴに殺され、
直後リュカの双子の兄クラウスが、母の敵を討とうとして行方不明になってからは生活が一変。
毎日妻の墓参りとクラウスを探しに山に入ることだけを繰り返し、
全く帰宅していない&雷で壊れた羊小屋を直す気配がないことから
リュカの育児と羊の世話を放棄している疑いもあり、
村の住人や一部のプレイヤーからは、評価が階段を転がるように落ちていった。
最終的にラスダン・エンパイアポーキービルにまで乗り込み、ポーキーからクラウスを救おうとする。
しかし、ラスダン最深部にして驚愕の事実が判明する。
そう、お父さんは スキンヘッド だったのです!
☆関連語☆
主人公の父親
●まじぷしー【マジプシー】
MOTHER3に登場する不思議な種族。
物語中ではイオニア、エオリア、フリギア、ドリア、リディア、ミクソリディア、ロクリアの7人が登場する。
物語の舞台ノーウェア島の地下に眠る闇のドラゴンを封印している7本の針をそれぞれ守っており、
PSIという不思議な力を扱える。
また、男でも女でもなく、1万年という寿命をもち、守っている針が抜かれた時に消滅する。
その針が抜かれる時は、世界が大きく変わる時だと言われている。
が、見た目はどう見てもオカマ。
しかも青ヒゲだったりHG的な服装をしていたりスキンヘッドだったり。
そんな彼(彼女)?たちだが、実はとってもチャーミングでユーモラス。
針が抜かれる時も動じることなく運命を受け入れ、リュカたちに助言を与えたりしているため、
彼(彼女)?らに萌えたプレイヤーは多い。
また、消える時に形見のヒゲ剃りと口紅がもらえ、持っていると戦闘中に傷つき倒れても自動的にカムバックできる。
マジプシー語録
エオリア
◆きえたりも してるけど わたしは げんきです。
ドリア
◆ただ うんめいに したがって きえるだけなのよ。
◆だから それは うれしいことなの。
◆いろんな おもいでも あるから ちょっと さみしいけれどね。ウフフ。
●りゅか【リュカ】
任天堂から発売されたGBAソフトMOTHER3の4章以降の主人公。
ノーウェア島のタツマイリ村に住む、少し臆病だけど心の優しい元気溢れる少年。
親族・家族関係は、双子の兄のクラウス・母のヒナワ・父のフリントと、
ヒナワの父親のアレック(リュカからは祖父)に、後は飼い犬のボニーや羊などもいる。
第一章のテリの森の火事の時に、母が亡くなってしまったことをきっかけに不幸な人生が始まる。
兄の行方不明、それを理由に留守がちな父親、部外者の村への介入、
村の変化によって一部の村人から受ける突き放し、頻繁に家に落ちる雷、
オカマ(マジプシー)によるPSIの伝授、後日針を抜くことの強制…
極めつけはブタマスク達の親玉のポーキーに洗脳された
兄のクラウスと殺しあいをさせられ、目の前で息を引き取られる。
途中、仲間達・知人・友達・あの世からの母の助けこそあれ、
シリーズ中、最も不幸な道筋を歩まされたのは間違いない。
にも関わらず使用頻度の高いPSIが彼にやたら集中してるうえ、
能力は全体的に高いのに、素早さの成長があまり良くない傾向にあるので
『役割多いくせにどんくさい』やら、『他の登場人物の操り人形』
と、一部のプレイヤーに中傷されてしまうトコトン可愛そうな子。
とはいえ、そういう設定のお陰なのか、
ファンや腐女子だけでなく、少年好きの野郎とかにも受けは良いようだ。
ファンサイトや同人関係では、かなり多彩な性格や容姿の描写を見る事が可能である。
大体は鉄腕アトムのアトムのような感じの性格で書かれているようだが、
エロ漫画でよく見られる僕っ子の受けキャラだったり、
ズル賢い小悪魔的な腹黒い子な性格描写も少なくない。
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