メダロット
▼メダロット
▼メダロット
【アークビートル】
【アシュラマン】
【アラクネイト】
【インターホン】
【ヴェイグマン】
【遠隔地雷】
【おばあさん】
【快盗レトルト】
【海パン】
【カツカレーうどん定食】
【ガンキング】
【キャッチソーサー】
【ギンジョウ小学校の先生】
【9vs9ロボトル】
【攻撃特性】
【コクエン】
【ゴッドエンペラー】
【サイカチス】
【真型メダロット】
【スペロボ団員】
【スマイル】
【成功】
【セルリアーノ戦】
【ゼロスーサイド】
【ダッシュラプトル】
【タルト】
【チベヒーモス】
【ティレルビートル】
【デスメダロッター】
【天領イッキ】
【トウホウケン ブンロク】
【ねらったパーツはすでにこわれていた】
【パーツコレクション】
【パスワード交換】
【バンカラン】
【ビーストマスター】
【プリミティベビー】
【魔王(メダロット)】
【幻のメダル】
【メダチェンジ】
【メタビー】
【メダフォース】
【メダロット】
【メダロット2】
【メダロット弐コア】
【メダロット3】
【メダロット4】
【メダロット5〜すすたけ村の転校生〜】
【メダロットR】
【メダロット7】
【メダロット・navi】
【メダロットDS】
【モブメダロッター】
【ランダム症状格闘】
【ロクショウ】
【ロボロボ団】
▼メダロット
●あーくびーとる【アークビートル】
メダロットシリーズに登場する、ヘラクレスオオカブトをモチーフにしたメダロット。
真っ赤なカラーリングに、頭部と胸部から前方にまっすぐ伸びている角が特徴的なメダロット。
頭部と胸部の角は実は電極になっており、そこから強力なビーム光線を撃つ、頭部パーツ「プロミネンス」
十字に付けられた3つの砲からスピードが速く貫通能力を持つ弾を撃つ右腕・左腕パーツ「イグニッション・エクスプロード」
細めの足ながら機動力と防御力を併せ持つ高性能の脚部パーツ「ファイヤーワーク」
伝説のメダロッターといわれる、初代主人公「アガタヒカル(快盗レトルト)」が使うだけに強力な機体。
とくに頭部のビーム攻撃は、ゴッドエンペラーの攻撃力並のものをすばやく撃てるので、超強力。
しかも各パーツの装甲(HP)も高めで、そっとやちょっとじゃ壊せない。
いちおうシリーズを重ねる度に弱体化していくことになるが、強い部類に入るメダロットには間違いない。
アニメや漫画でも活躍し、おもちゃも人気だったようである。
ちなみにこの機体は、コミックボンボンの一般公募のアイディアから生み出されたメダロットである。
後の作品では変形機能がついた改良型の「アークビートルD(ダッシュ)」が登場している。
☆関連語
メダロット コミックボンボン 快盗レトルト
●あしゅらまん【アシュラマン】
メダロットDSに登場するASR型メダロット「スペナグメノーグ」の俗称。
頭部にキン肉マンのアシュラマンよろしく3つの顔を持つ(モチーフが阿修羅なので当然なのだが)のと
そもそも正式名称が言いにくく覚えにくいのでこう呼ばれる。
ヘベレケ博士の使用する機体で、実質今作のラスボスと言える。
この機体の特徴はなんと言ってもその頭部パーツ「サンメーン」で、そのデザインもさることながら性能も壊れている。
サンメーンはがむしゃら行動でダブルシールという症状を相手に与えることのできる唯一のパーツである。
そのダブルシールというのが”受けたメダロットを回避不能・防御不能にする”という恐ろしい症状で
この症状を食らうと防御パーツがゴミになる上に致命的なダメージを受けかねない。更にパーツ自身の装甲も高い。
このパーツはそれ自体でも強力なのだが真価は他の戦法との組み合わせにある。
今作で追加されたメダルの性格「スナイパー」は”優先的に頭部パーツを狙う”というもので
ダブルシール状態で性格スナイパーの攻撃を受ければ頭部に大ダメージが入ることになり一撃で機能停止しかねない。
他にも「タイラント」というメダフォースがあり、こちらは装備パーツを頭部・右腕・左腕の順に使用して相手1体を攻撃するというもの。
頭部にサンメーンを装備してタイラントを放てばダブルシール状態で右腕左腕の攻撃が叩き込まれることになり
右腕左腕にサクリファイスを装備すれば並の装甲のメダロットはもちろん防御メダロットでも一撃で破壊しかねないダメージが出る。
メダフォースなのでがむしゃらのデメリットも受けないなど強力無比なことからサンメーンタイラントとも呼ばれる。
この様な凶悪さからwifiで配信される追加ルールではしばしばサンメーンは禁止パーツと設定される。
本編で戦うとあまり強さを実感できない機体だがそこはやはりメダロットシリーズのラスボス、面目躍如といったところか。
●あらくねいと【アラクネイト】
メダロット5に登場するキャラクターの一人で、本作のラスボス。
パートナーのメダロット「ハードネステン」とずっと一緒に居るために
自分の人格を完全にコピーしたメダルを作る為に暗躍していた。
さてこのラスボスなのだが、シリーズでもトップクラスの実力を誇っている。
だが戦闘時の構成メンバーが今までのシリーズのような壊れ性能ではない。
しかし、
リーダー・ハードネステン(攻撃特化)
仲間1・ヒットセラー(回復・停止攻撃)
仲間2・ホーンドフロギー(援護)と、
非常にバランスのよいメンバー構成にされている。
その中でもホーンドフロギーは、その辺の雑魚が使ってくるちょっと硬いだけのメダロットだったはずが
イト戦においてはハードネステンのメダルの効果もあり尋常じゃないスペックとなっており、
しかも援護の手段が防御系の変化、つまり庇うか罠を仕掛けるかアンチ系攻撃を使ってくるという
どれが出てもかなり厄介になる行動を使ってくる。アンチは対策出来るが……
攻撃を仕掛けてもホーンドフロギーが攻撃を援護するためダメージが通りにくく
更に与えたダメージもヒットセラーが即回復、仮にホーンドフロギーが援護をしなかったところで
ハードネステン自体そこそこタフで倒せない、かといって防戦に回ろうとすれば
ホーンドフロギーが罠を仕掛け、ヒットセラーが停止攻撃を使いこちらの行動を制限しつつ
ハードネステンの貫通射撃でボロボロにしてくるという、圧倒的なチーム力で戦ってくる。
もっともシリーズ恒例だが反撃を使えば簡単に倒せてしまうので、倒せずに詰んだ時は試してみよう。
ゴッドエンペラーのような超性能などではなく、雑魚メダロットすら上手く運用し
メダロッターの鑑と言えるようなチームバランスで戦ってくるラスボス。
彼女を正攻法で倒せたら一人前のメダロッターだろう。
●いんたーほん【インターホン】
1)
建物等に設置される構内専用の電話。
法的には有線電気通信法および有線放送電話に関する法律の規制が適用されないものをさす。
要するに一般家庭で外から訪ねてきた人と
確認の意味を込めて会話をする電話っぽいアレのこと。
外のボタンはその音からピンポンとも呼ばれ度々イタズラの被害に合う。
2)
メダロット2の要素の一つ。
ライバルキャラのコウジやヒロインの一人カリンの家に入るためには
まず門の右のインターホンを押して了承を取るという手順が毎回必要で
シナリオを進める上で何度も押す羽目になったりする。
普通に考えたら友人の家を尋ねる手順として至極当たり前のことなのだが
天下御免の家宅捜査権を行使することが多いRPGの主人公にしては
常識的で節度が守られているのはなかなか感心。
小学生向けであることも影響しているのかもしれない。
ちなみに続編では必要ない場面が多い。
●う"ぇいぐまん【ヴェイグマン】
メダロット5に登場する多脚のタマムシ型メダロット。マスターはオサム。
今までのシリーズのタマムシ型メダロットは射撃タイプだったが
このメダロットは相手の行動速度を遅くする「束縛」を得意とする格闘タイプである。
本来束縛症状といえばそこまで危険視する効果でもなく、過去それほど強い機体はなかった。
しかしこのヴェイグマン率いるオサム、ある時はチーム、ある時は一人で主人公の前に立ちはばかるのだが詰まるプレイヤーが結構多い。
それには以下のような理由が存在する。
(1)5はシリーズ内でもかなりバランスが調整されており、パーツごとの性能差はかなり控えめになっていて
主人公機も強めとはいえゴリ押しできるほどの性能は有していない。
ヴェイグマンも素の能力自体は例に漏れないのだが、命中が異様に高く設定されておりクリティカルが発生しやすい。
そのためパーツの威力自体が低いにも関わらず「高命中・高威力」が両立してしまっている。
(2)オサム一人が相手の場合リーダースキル「装甲増加」が発動し、総装甲が150から190へと増加する。
上記のように今作ノバランスでは飛び抜けた火力を持ったパーツが少なく、しかも序盤に戦うことになるのでこの40の増加が辛い。
(3)水中フィールドで戦う場合があるが殆どの脚部が苦手としている。特に序盤に入手しやすい二脚タイプに不利なのが痛い。
対して多脚のヴェイグマンは得意でもないが不得意でもない。
また今作の傾向として状態異常が強化されており、束縛によるスピードダウン効果もアップしている。
結果、不利なフィールド&強烈な束縛効果によって「ずっと俺のターン」とは言わないでも
主人公メダロットが1回行動する間に何度もクリティカル攻撃を受けてしまう状況になりやすい。
その後オサムはイベントを経て仲間になるのだが、特に弱体化もなく敵の時と変わらぬ強さを見せ付けてくれる。
5は(1)の理由より従来のシリーズに比べて難易度が高めとされているが、
この「ホールド機体が強い」という今までにない現象がそれを端的に表していると言えよう。
●えんかくじらい【遠隔地雷】
メダロット3から登場したメダフォース(以下MF)
ジャックメダル、アースメダルなどが覚え、
効果は、一定の確率で使用メダロットと同じライン上にいる相手を
破壊する(機能停止させる)という恐ろしいものである。
遠隔地雷には1、2、3とランク付けされており、
成功率及び消費MFは数字の大きさに比例して高くなっている。
相手のリーダー機が遠隔地雷3を使ってきたら電源を切ってもいいと思う。
しかしながら、このメダフォース。
成功すれば問答無用で相手を粉砕することができるが、
失敗すると自分が消し飛ぶ事になる諸刃の剣である。
3はMF消費量が多いがほぼ成功し、使い勝手は良いが、
1や2の成功率は「1=30%、2=60%」と信用するに値しない。
3以外は起死回生の一手として使うことを強くオススメする。
初登場のメダロット3では、最終戦でジャッカルが使ってきた。
初めて遠隔地雷を使われた何も知らないプレイヤーは、
遠隔地雷が成功された場合、言うまでもなく気を落とし、
逆に失敗してくれるとしめたものだが、MFで勝手に自滅したジャッカルに困惑することになる。
●おばあさん【おばあさん】
1)
年配の女性。
祖母の意味合いもあるが、こっちで使われることはあまりない。
割と丁寧な呼び方であり、好印象。
だが、年頃の女性には言ってはいけない。
2)
メダロットシリーズ常連のモブメダロッター(エンカウントする敵)であり序盤の壁。
見た目は頭に頭巾をかぶり大根入りのかごを背負った腰の曲がったおばあちゃん。
まだ1〜2体しかメダロットを持っていない主人公に対し
高火力のメダロット三体編性で襲い掛かってくる。
特にひどいのが2で、おばあさんの使うメダロットは
頭が序盤にしては桁外れの火力を持つチャージドシーズ。
序盤ゆえ回避すらままならずリーダーを集中砲火され
理不尽な敗北を経験したプレイヤーは少なくなく
一種のトラウマとして認識されている。
一応チャージドシーズは腕パーツが使用不可の装備パーツで、
二発だけの頭の攻撃をしのげばただのサンドバッグとなるのだが。
シリーズの他の作品でも中盤〜終盤にかけて登場し
状態異常を使うメダロットで固めてきたりと2程ではないが手強い印象。
ちなみに3では何故か最終盤、宇宙空間でエンカウントする。
そして少し前のイベントで襲いかかってきたケロベロス型メダロットを使ってくる。
4では洞窟内でエンカウント。宇宙空間よりはマシだが考えてみると結構異常。
メダロット界のおばあさんの謎は尽きない。
482 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/10/05(金) 19:28:42.95 ID:CLj0OpiFO
メダロット4じゃ
おばあさんのいる部屋に宝箱があるけど
先に宝箱を調べると中身が手に入らず
おばあさんに先に話し掛けないと取れないなんてイベントがあったなぁ
●かいとう-れとると【快盗レトルト】
メダロット2〜4・Rに登場する人物。
外見はシルクハットに黒いマント。目が「●●」の形をした白い仮面を被っている。
妙なBGMと共に主人公の前に登場し、手助けをしてくれることもあればロボトルをしかけてくることもある。
ネタバレになるが、正体は初代メダロットの主人公ヒカル。
1作目から2作目の間で数年経っており、ヒカルは大学生になっているが
世界を救った存在として注目されているわけでもなくコンビニでしがない店員としてアルバイトをしている。
しかも勤務時間中にテレビを見たり店から抜け出す始末である。
2では主人公天領イッキと同じ機体(カブトならメタビー、クワガタならロクショウ)を使用するが、
R・3以降はKBT型最強クラスのメダロット「アークビートル」(4は変形能力を持つアークビートルD)を使用する。
この機体、右腕・左腕のパーツは攻撃速度が非常に速い上、貫通効果まで持っており脚部のパーツは装甲が85もある。
おまけに頭部パーツ「プロミネンス」は1回しか使用できないが、一気に相手のパーツ4箇所全てを破壊する程の威力を持つ。
ゴッドエンペラーと並ぶ高性能を持つため、「厨御用達メダロット」などと蔑む者がいる。
最もレトルトが味方のチームとして共闘する場合、死に急ぐような行動ばかり取り、
敵のファーストエースやジャッカルにフルボッコにされる運命をたどる。
余談だが、例の怪盗レトルト登場時の「妙なBGM」は
「彩りましょう食卓を 皆で防ごうつまみ食い」という口上の台詞と合わせて流れるため
頭から離れない人や記憶に残った人も少なくないと思われる。
●かいぱん【海パン】
メダロット4の砂漠のオアシスの砂の上に「せっち」してある海パン。(なぜかハンガーつき)
湿って砂まみれで脱ぎたてのヌメヌメでギトギトの海パンで
調べると調べますか?のメッセージとともに「はい いいえ」の選択肢が出る。
「はい」を選ぶと主人公が嫌がるが更に調べますか?と「はい いいえ」の選択肢。
「はい」を選ぶと主人公は「調べるのはボクなんだよ!絶対に嫌だ!」と抵抗するが
もう一つ「はい いいえ」の選択肢。
「はい」を選ぶと主人公は「ヌメヌメでギトギトだから触りたくない!」と言うが
もう一つ無慈悲に「はい いいえ」の選択肢。
ここではいを選ぶと「うえーんオニ〜アクマ〜!」と泣きながら主人公は海パンを調べることになる。
すると臭そうなメダリア(本文ママ)が出てきて拾うかどうかの選択肢が出る。
ここで「はい」を選択すると「はいはい わかってますよ・・・」と諦めたようなセリフを言う。
そうして手に入るのが「せっち」してある海パンから出てきた「せっち」のメダリア。
プレイヤーの選択の前には主人公がたとえ嫌でも、
どうあがいても抗えないというRPGの問題(?)を
まじまじと見せつけてくれるイベントである。
☆関連語☆
はい いいえ
●かつかれーうどんていしょく【カツカレーうどん定食】
メダロット3に登場する食べ物。ゲーム内では「カツカレーうどんていしょく」と表記される。
レストランで主人公の天領イッキが名前に惹かれて思わず注文。
具体的な料理の内容については、運ばれた際に、
「これは・・・うどんの上にカツが乗りその上にカレーがかかっていて、ご飯と味噌汁が別に付いている!!」
「カレーをご飯にかけて食べるべきか・・・別々に食べるべきか・・・」 と、驚きのコメントをしているが、
食後は「うどんの汁でふやけたカツが美味しかったよ」とコメントしており、満足したようだ。
時間つぶしに入ったレストランで、たまたま食べることになったこのメニューだが、
人気でも出たのか、続編の4にも名前だけ登場し、5でも主人公(イッキではない)の友達がこのメニューについて
熱く議論しているシーンがあったり、BRAVEにいたっては、別に天領イッキ本人が好きと言ってないのにもかかわらず、
説明書内に「好物はカツカレーうどん定食」とまで書かれている始末である。
メダロットの世界にはこれ以外にも「クリームシチューうどんていしょく」や「ちゃわんむしシェイク」、「サバカレー」など
奇妙な名前の食べ物が登場してたりする。
>あやまれ! 信田缶詰と川岸屋水産にあやまれ!(苗木野そらAA略)
>調べたらほんとにサバカレーってあるのね。知らなかったw
>俺消防のとき、ゲームで見てイッキがおいしく食べてるから、親に作ってもらおうと頼んでみたら、
>「カレーの中にサバを入れて混ぜるのか、フライしたサバを乗せるのか」と親から聞かれて、
>「あぁ、こんなメニューはないんだな」と当時からずーっと思ってたから一緒に書いてしまった。
>…じゃぁ「サバカレー」を「キムチの入ったイチゴパフェ(メダ4)」に変更を…って本当にどうでもいいやw
☆関連語☆
天領イッキ
●がんきんぐ【ガンキング】
メダロット3〜4に登場し、3のラスボスが使用するメダロット。
トランプ「キング」をモチーフとするメダロットで、
一般のRPGのHPにあたる「装甲」が760と、
平均200前後の装甲がほとんどのメダロットの中では異常な数値であり、
プレイヤーの度肝を抜いたメダロット。
しかし弱点が非常に多く
・ 要の頭パーツ(ここを破壊されるといくらHPが残っていても全機能が停止してしまう)のHPが10
・ ラスボス戦では意味不明な行動パターンが組まれており、死に急ぐようなマネばかりする
・ 全パーツにダメージを与える必殺「たていっせん」で即死してしまう
・ 装甲以外の性能は全メダロット中最低クラス
・ 攻撃手段が事実上皆無で、お供を倒されるとなにもできない
など、これらのせいでよくネタキャラ扱いされる。
こう書くと、非常に弱いように思われてしまうが、本番は変形後。
変形後はドライブAで完全無効体制をとり始め、全ての攻撃を無力化し、
回数がなくなると回数ドレインでこちらから吸収してくるという厄介極まりない存在となる。
ちなみに余談であるが、4のダークロボトルでコイツのパーツを使うと随分楽になる。
●きゃっちそーさー【キャッチソーサー】
メダロット3及び4に登場するメダロット「スパイン」の右腕パーツ。
効果は味方の命中率を上げる索敵で
特に強力なわけでも特に使えないわけでもない。
では何故取り上げるかというと、メダロット3のボスキャラの一人
「ビリジアナ」の第三話での戦闘回数を増やすために必要なパーツなのだ。
彼(といっても姿は猫だが)が姿を隠して騒ぎを起こしている状況で
このパーツで位置を特定し、戦うといった流れが二回あり、
イベント発生前にこのパーツをつけたメダロットがいれば戦うことができる。
メダロットは敵からパーツを奪える仕様上ボスとの戦闘回数は高いほうがよく
ビリジアナはこのパーツがないと一周で2回しか戦えず、
彼のメダロットであるバサルトを純正で揃えることができない。
特に強いメダロットというわけでもないが揃えるものは揃えておきたいのが人のサガ。
ちなみにこのパーツは第三話の舞台となるアースモールの
入り口の駅でのみエンカウントする浮遊メダロットから入手することになるのだが、
一画面に収まる狭い駅の中でそこにしか出ないメダロットがいるとは普通は思えず
またイベントに必要なこともその場面になるまでノーヒントなので一種の初見殺しと化している。
入手法を知らない場合、必要な場面で
いきなり主人公が聞いたことのないパーツの名前を言い始めるという妙なことになる。
ちなみに索敵のパーツは他にもあるし、右腕の索敵もほぼ同じ性能の別のものが店売りで存在する。
なのになぜキャッチソーサーが名指し指定されるのかは謎である。
●きゅうたいきゅうろぼとる【9vs9ロボトル】
メダロット4の終盤で行うことになる特殊バトル。
通常はリーダー1機に僚機2機をお互いに出す3対3なのだが、これはその名の通り9対9で戦う。
通常通り3体のメダロットが双方のフィールドに配置され、
戦闘不能になると次のメダロットが補充されていき、先に全滅したら方が負けとなる。
これまでのシリーズにありがちだった「強い固定メンバー3体作れば苦労しない」という概念がなくなり、
どんなに強いメダロットもダメージの蓄積によって倒されるため、
相手の出すメダロットを考えつつこちらもバランス良くメンバーを決める必要があった。
また、戦闘時間切れになると強制的に敗北になるので、
下手に防御型のメダロットを入れると時間切れになるし、かといって力押しだと返り討ちにあう。
その絶妙な難易度から、メダロット屈指のアツい戦いの一つである。
●ぎんじょうしょうがっこうのせんせい【ギンジョウ小学校の先生】
メダロット2のギンジョウ小学校1Fの職員室にいる男性教師。
ゲームが始まって間もなく情報を集めようと
話しかけてきたプレイヤーに対し
「学校にメダロッチを持ってきてはイカン!」と
一喝しながら2対1の卑怯なロボトルを仕掛けてきて
一方的になぶり殺しゲームオーバーにさせる『サラリーマン』。
戦闘前のセリフは「戦え企業戦士!明るい明日はきっと来る!」
お前教師ちゃうやん…。
エンカウントだけでなく
話しかけてもロボトルになる人がいるよという
教訓的なキャラクターであろうが
それにしてはひどすぎる初見殺しである。
おそらく最初の詰みポイントであるコウジ戦の前に
ここで初ゲームオーバーを拝んだ者も多いだろう。
ちなみにサラリーマンなのは「せんせい」というモブメダロッターが
用意されていないからであろうが、名前欄くらい弄れるようにしとけよとは思う。
●こうげきとくせい【攻撃特性】
メダロットシリーズの一部の射撃攻撃につけられている特性
成功が二倍になる重力(ブレイク、プレス)
威力が二倍になる光学(レーザー、ビーム)
必中かつ貫通する火薬(ミサイル、ナパーム)
の3つがあり、対応する攻撃には必ずこの特性がついている。
俗に言う「レーザーに当たるとものすごく痛い」とか
「ブレイクを避けられない」とかは
ほとんどこの特性によるもので
これらの特性は「重力化」「光学化」「火薬化」というメダフォースで
他の攻撃にも付加することができる。
メダフォースで得た特性と元々の特性は重複するため組み合わせ次第で
「絶対に避けられない貫通する超威力レーザー攻撃」や
「大ダメージと、とてつもない量の継続ダメージを与える
ファイアー攻撃(一回の継続ダメージは攻撃で与えたダメージの約半分)」などが
アイディア次第で作り出すことができる。
中には「威力三倍」の光学化なんてものもある。
上記のメダフォースを利用する戦術は
お手軽に普通のパーツで強力な攻撃が出せるので
攻略に詰まったら使ってみるのもいいかもしれない。
が、ロボトルがつまらなくなっても一切の責任を負いかねます。
●こくえん【コクエン】
メダロット4に登場するキャラクターで敵である四天王の一人「玄武のコクエン」。
カメヤマ小学校を拠点としており、玄武をモチーフにしたメダロットを用いる。
コクエンは一番最初に戦うことになる四天王であるのだが、
変態の多いメダロット4でも特に印象的なキャラクターである。
具体的には
・他の四天王はそのカリスマ性によって慕われていたり素性を隠したりしているのだが
コクエンは力だけで牛耳っている節があり、女好きだったりと人徳がない。
・その割にメダロッターとしての実力があまり高くなく、りんたろうにも直接対決で勝てない。
チーム編成が地形効果で継続症状を与えるチベヒーモスと変形後ソード攻撃を行うバサルト×2なのだが
唯一の攻撃手段であるソードが貫通効果を持たないので強力な継続効果の意味が殆どない。
・イッキがその女好きに付け込み、メイド服で女装して進入するのだが見事にコクエンが惚れてしまう。
正体を明かした後一旦はガッカリするものの、「それもいいか」と通常時のイッキにまで執着するようになる。
同士を集いイッキファンクラブみたいなものを作って逆に変なカリスマ性を発揮する始末。
・・・・・・と、人間的にも実力的にも残念すぎるキャラとして記憶に残ってしまう。
逆にその情けなさがメダロッターの琴線に触れたのか
メダロットスレがホモ臭い流れになると「コクエンが湧いた」となどと弄られるようになった。
●ごっどえんぺらー【ゴッドエンペラー】
「メダロット2」に登場するメダロットで、同作のラスボス。
最後の最後に登場し、プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落した。
というのもこのラスボス
・ 必殺技「メダフォース」使用時に必要なMFゲージが戦闘開始時からすでにMAX
・ その必殺技を1ターン目から連射してくる
・ 通常攻撃である「デスレーザー」「デスブレイク」ですら必殺技に引けを取らない威力
・ 苦労して撃破しても、セーブなどの準備時間なしに強化された同機との2戦目に突入
と、小学生向けのゲームにあるまじき能力を誇っている。
メダフォースを封じる「フォース制御」と通常攻撃をはじき返す「反射・反撃」という対策はあるものの、
それに気づかずゲームを最初からやりなおすプレイヤーも多かった。
なお、ゴッドエンペラー撃破後にセーブせず、部屋にある培養槽を調べてはいけない。
☆関連語☆
ロボロボ団
●さいかちす【サイカチス】
メダロットシリーズに登場する、KBT型メダロット。主にカブトVer.で入手可能。
初出は3で、純正メダロットが変形する新要素「メダチェンジ」に対応した機体である。
メダチェンジ前はミサイル・ライフル・ガトリングとメタビーと同様の行動で、変形後は車両形になりクロスファイア攻撃が可能となる。
新型メダロットとしてメタビーのパーツと引き換えにナエから譲り受ける。
しばらくサイカチスをしばらく使っていると、特に街中フィールド以外で戦うことになるとプレイヤーの中には気付く人もいると思うが
この機体、主人公機としてはかなり「弱い」部類のメダロットである。
具体的にはメダチェンジ後の性能が色々と残念である。
・変形後にドライブAのミサイルを使用すると普通に頭部を使用した時より威力が下がる。
・車両タイプは街中フィールド以外では相性が悪いケースが多いので推進が高いのに実際のスピードはそこまで早くない。
・クロス攻撃セット・ファイアに2ターン要するのに上記の理由で足が遅いので
一発のダメージが大きくても効率が良くない。しかも変形も含めると攻撃まで3ターン要する。
・総装甲125。機動も高くないのでリックタートルのレーザーを食らうと20ちょっとしか残らない。
などの理由から相性のいい地形以外でメダチェンジするのは悪手とされる。
しかも変形しないで戦うなら全てのパーツにおいて装甲が10上のメタビーの方が良い。
対するクワガタVer.のドークスの変形後が「総装甲175で多脚、変形前より威力の高いがむしゃら攻撃、アンチエア・アンチシー使用可能」
という本編を通して万能機体として活躍できる性能を有しているのと対照的である。
また物語中盤に水中フィールドでバージョンによって女性型KBTあるいは女性形KWGと戦うことになる。
クワガタVer.に登場するブラックスタッグは変形後飛行タイプになるのでドークスのアンチエアで楽に撃墜可能。
しかしカブトVer.に登場するブラックビートルは変形後戦車になるので特に隙がない。
パーツがサイカチスのほぼ上位互換な上に有効打があるわけでもないのでまともに戦っては競り負けてしまうし、水中なので車両は論外。
そのためカブトVer.においてブラックビートルは詰まりやすいポイントとしてよく挙がる。
これはサイカチス自体の性能の微妙さがカブトVer.の全体的な難易度上昇に繋がっているケースの一部である。
こういった問題から、よく訓練されたプレイヤーは早々にサイカチスを外すのである。
あくまでNPCの繰り出す1メダロットとしてならそこそこ悪くないという評価に留まったのだろうが
色んなフィールドで敵と戦うことが想定される主人公機としては力不足な印象は否めない。
もうちょっとどうにかならなかったのか・・・・・・
●しんがためだろっと 【真型メダロット】
2004年にGBAで発売された現時点でのメダロットシリーズ最新作。
シリーズ通して開発していたナツメのメダロットチームは解散しているので、
シリーズ発売元だったイマジニアの子会社ロケットカンパニーが開発を担当。
キャラクターデザインは北沢直樹を起用し、大幅に登場人物・メダロットデザインを
従来のものと比べて大きく変更したため、シリーズのファンからは黒歴史認定されている。
(別にデザイナーやデザイン自体が悪いというわけではなく、「メダロット」という世界観を考えると…という理由で)
ゲーム内容はGBで発売された初代「メダロット」を、GBAで発売された「メダロット弐コア」のシステムを流用し、
登場人物やメダロット、セリフ、イベントを変更してリメイクしたものであるため、
ゲームシステムとしてのメダロットの面白さはそのままである。
しかし登場メダロット数が60体(GB版と同じ数、中身は違う]しかいないため、ファンからみればボリューム不足。
実際この作品によってメダロットシリーズが終わってしまった感は否めない…。
☆関連語☆
メダロット弐コア ロケットカンパニー
●すぺーすろぼろぼだんいん【スペロボ団員】
メダロット・naviに登場する宇宙に進出したロボロボ団の団員。
いつものとおりへっぽこなキャラの集まりで、
「どのようにサボるかを常に真剣に考えている」
「作り物の雪山で大声で雪崩を起こそうとする」
などの行動+持ってる機体も大して強くない、とシリーズ通して変わらないザコ軍団のように見えたのは中盤までのお話。
後半に入り、彼らが持つ機体が一新された時、
プレイヤーにとって彼らスペロボ団員は今までのロボロボ団とは一線を帰した存在となる。
その理由はまさに「一新された機体達」にあり、
強力な連携攻撃を持つ「アクエリアス」、
両腕を高威力の武器にランダム変化させる「キャンサー」、
攻撃を受けた相手をターン終了まで(運が悪ければさらに長時間)行動不能にする「ピスケス」など、
かなり強力な機体がそろっており「敵」の役割を存分に発揮してくれた。
その中でも特筆すべきは「アクエリアス」の攻撃力の高さで、
スペロボ団幹部の最大の攻撃力を持つ「レオ」の攻撃を凌ぐほどの攻撃力で、
下手をすれば一撃でこちらの機体が破壊されてしまう。
そして何より初遭遇の「一新された機体」がこの問題の「アクエリアス」なため、
今までザコ扱いだった彼らが一気に壁ボスの域まで昇格してしまうこととなる。
とはいえそのことによって彼ら自身の性格が改善されたわけではなく、
キャラだけで見ればやっぱりいつものロボロボ団である。
☆関連語☆
壁ボス 予想外の強敵
●すまいる【スマイル】
初期のメダロットにあったショップの項目。
選ぶと店員さんの顔グラフィックがニコッと笑ってくれる。それだけ。ちなみに0円。
現実ではメニューにあっても注文すると変な人と思われるので注意しよう。
●せいこう【成功】
メダロットのパーツのパラメーターの一つ。
当たりにくいレーザーは一桁だったり、当たりやすいブレイクが50以上だったりと
一見すると命中率を表すだけのパラメーターに見えるがそれだけではなく
防御されるか否か、クリティカルするかといった当たり具合にも影響を及ぼし
更には防御されなかった時のダメージ計算式に関わってたり
状態異常の効果時間の長さを決めていたりと様々なところに働きかけている。
威力が低いブレイクがクリティカル時にものすごいダメージを叩き出すのはこれが原因。
索敵という行動で一時的に上昇させることができ、重ねていくに連れ
回避されなくなる→防御されなくなる→クリティカルにしかならなくなる と
その恩恵を段階的に感じることができるだろう。
右腕パーツは基本的にこの値が大きいので
状態異常や重力攻撃を使う場合は気にかけてみるといいだろう。
☆関連語☆
命中率 成功率
●せるりあーのせん【セルリアーノ戦】
ゲームボーイカラー専用ソフト「メダロット3」に登場するキャラクター、セルリアーノとの戦い。
彼は主人公のパートナーとなるメダロットのダークサイド的なメダロット
「ブラックビートル」「ブラックスタッグ」を使用してくる。
目立った特長としては、これら2機のパーツの威力が、
パートナー機(サイカチス、ドークス)をはるかに凌駕しており、
クリティカルなんぞ食らおうものなら1パーツが吹き飛ぶことは必至である。
さらに変形後の攻撃の威力はメダロット2のゴッドエンペラーに勝るとも劣らない。
その時の状態にもよるが、並の装甲なら一撃で2〜3パーツは破壊されるほどである。
こいつらが変形した後に一斉射撃やハンマーが飛んできたら死を覚悟した方がいい。
とまあ、こんな書き方すると苦戦を強いられそうなセルリアーノ戦だが、
カブトVerとクワガタVerでは難易度がまったく違う。
というのも、ブラックスタッグは変形すると飛行タイプになるので、
アンチエアの格好の的になり、大抵ドークスによって屠られることになる。
反面、やはりカブトVerではつらい戦いであり、
ブラックビートルにはこれといって有効な対処法がないため、
ここで詰まってしまうプレイヤーも多かったのではないだろうか。
●ぜろすーさいど【ゼロスーサイド】
メダロットnaviに登場する、ラスボス一戦前の中ボス。実質的なラスボスと名高い。
これまで撃破してきた木星の母船を守るメダロット4機が合体した姿をしている。
(頭:モノクルジアナ、右手:ディティラノ、左手:トリプテラ、脚:カルブラキオ)
ゴッドエンペラー達歴代ボスのようなボス補正(開幕メダフォースMAXなど)は一切持っていないが、
とにかく全体的にムダ無く高性能なパーツ一式が特徴で、多くのプレイヤーを屠ってきたトラウマメイカー。
行動パターンはシンプルで、「レベルドレインでレベルを奪い、ソードで殴り、攻撃されたら全て回避」というもの。
1)レベルドレイン:naviはあらゆる行動にレベルが密接に関わる仕様のため、今作ではチート技の一角扱い。
2)ソード:威力47&貫通という、格闘特化機のハイリスク攻撃同等の性能を持ちながら「なぐる」属性。
つまりデメリットは防御不能のみ、しかも後述の理由で回避を連発するため実質ノーリスク。
3)回避:脚部の機動値がとても高い。そのため攻撃をことごとく回避する。
リーダー補正付きの攻撃ですらヒョイヒョイ避ける。
4)耐久:合計360(頭100、右腕80、左腕90、脚90)という驚異の数値+リーダー機補正の壁。
ソード後の防御不能状態ですら、生半可な攻撃ではビクともしない。
さらに僚機にはメダチェンジ後に一気に強くなるプーパビートル&スタッグが2体づつ計4体。
レベルを奪われ尽くす前に勝負を決めたいのに、
リーダー機を狙うと僚機にボコられ、僚機を狙うと長期戦に…という悪循環。
この布陣に多くのプレイヤーは正攻法を諦め、オプションでターン設定を最短ターンにし、
ゼロスーサイドを無視して僚機を破壊後、時間切れまで逃げ回って判定勝ちを狙った。
絶滅種(自滅=Suicide)モチーフが不滅(ZeroSuicide)を名乗るという洒落たネーミングセンスや
4機合体、剣と盾を構えた兵士のような姿からnaviのメダロットの中でも人気が高い。
ゼロスーサイド戦後のミストラルは回復特化機で、ゼロスーサイド合体前の4機を僚機にして戦う。
ミストラルがそれほど脅威でなことも、ゼロスーサイドの実質ラスボス化に拍車をかけている。
●だっしゅらぷとる【ダッシュラプトル】
メダロット3〜4に登場するVER型メダロット
(VER型というのはヴェロキラプトル型の略だと思われる)
その辺の雑魚として戦いを挑んでくる男の子が使用するメダロットで
遠距離格闘攻撃を可能にする敵影感知能力を持つ頭部パーツに、
相手の行動成功率を下げる変動格闘攻撃を放つ両腕パーツを持ち
森林やジャングルに強い二脚型で、恐竜を模ったメダロットにしては、
あまり攻撃的でないというか・・・純正メダとしての性能は、微妙の一言に尽きる。
男の子とのロボトルには修正でもかけられているのだろうか?
とにかくダッシュラプトルの弱さが際立っており
クリティカルを乱発されるわ、戦闘開始直後に頭を吹き飛ばされるわ、
かつ自分の攻撃は当たらないわ(当たっても軽傷)、マスター共々悲惨な目に会っている。
その弱さゆえか、新パーツの試し切りやロボトル回数稼ぎに利用され、
その際に獲得したダッシュラプトルのパーツは、コンビニで売却されるか、
通信パーツトレードで交換用パーツとして利用されるかのどちらかである。
追記:ただし頭パーツの敵影感知は攻撃パーツの性能そのものを底上げする便利パーツなので
決してこのメダロット自体に存在価値がないわけではない。
●たると【タルト】
メダロットDSの登場人物で主人公「アズマ」の友達の少年。蔑称「タラコ」。
メガネ+おかっぱ+タラコ唇という容貌で使用メダロットもドクタースタディといういかにも優等生といったキャラクターである。
基本的に主人公、ヒロイン「チトセ」、そして友人のタルトで固まっていることが多い。
・・・・・・という設定なのだが、実際には主人公+チトセ&タルトという構図になる。
何故かというと本編の途中から前メダロットシリーズのキャラクター「アリカ」がストーリーに絡んでくるようになるのだが
彼女が話をさっさと進めてしまうため、ストーリーが「アリカがきっかけを与えて主人公が解決する」とパターンが多く
チトセやタルトはそれに後からついてくるだけ、ということになりやすい。
結果的に損な役割を主人公が請け負うハメになりがちで、主人公とチトセ&タルトに一つ壁があるように見え
また主人公よりタルトの方がチトセと一緒にいる時間が長いように見えるため
「チトセとタラコはデキてる」とまで言う人間が出てくる始末である。
またメダリンピック前夜、誰に会うか選んだ人物によってEDが変化するイベントが存在する。
主に女性キャラクターを選択し、
そのキャラクター特有の入手時期に制限のあったりする希少パーツを貰うことができるのだが
何故か男性キャラクターである彼の選択肢が存在し、
その際入手できるパーツが普通に市販されているパーツ(ドクタースタディetc)であるため
ED目当てとしてもパーツ目当てとしてもネタとしてもまず選ばれない。
タルトというキャラクター自体の言動はそこまで不快ではない、むしろ主人公に好意的なのだが
どうしても物語の展開上彼に関していいイメージを持つことのできないプレイヤーも少なくなく
「タラコ氏ね」などと言われる不憫なキャラクターである。(@ё@)
●ちべひーもす【チベヒーモス】
メダロット4で初登場したベヒーモス型メダロット。
物語のボスに当たる四天王の最初の一人が使うメダロットで
強固な装甲をもちなかなか倒すのにてこずる。
しかしこのメダロット、突っ込みどころが悪い方向にあまりにも多い。
巨大な砲身を腕に持つのにもかかわらず攻撃パーツがない。
変形もしないため完全に戦闘能力はない。
できるのは地形効果を発動させて軽い嫌がらせをするのみという
ほんとにベヒーモスモデルなのかというくらい戦闘で活用しにくい。
実質的なラストバトルである9VS9ロボトルでも登場するが
宇宙の地形効果である転倒を敵味方構わずばら撒きまくるので
どっちの味方だというツッコミが入る。
単機で挑む場合は敵に当たる確率が2/3であり、
これが結構勝率に影響するので敵陣にいる味方とか言われることも。
ちなみにこのメダロットを使う四天王が敗北した後のセリフが
「こいつは だれにも まけない どんなヤツでも ぶっこわせる
さいきょうの メダロット じゃなかった のかよ!」
というのも突っ込みどころの一つ。
過去作での一般学生のセリフ
「攻撃パーツを持たないメダロットでどう勝つんだよ
判定勝ちでも狙うのか?」
を返してあげたいところである。
以上のことからある意味小動物のように可愛がられ
「チベ」「チベたん」の愛称で親しまれているとか。
ちなみに近年の作品で再登場し、パーツの効果が攻撃に変えられた。
けれど使いにくいもののため、チベヒーモスの受難はまだ終わらないようだ。
☆関連語☆
9vs9ロボトル コクエン
●てぃれるびーとる【ティレルビートル】
メダロット4に登場するロクショウ系列とは異なるオオクワガタメダロット。
読者投稿で作られたメダロットの一つで
ゲームの前に漫画、アニメで登場し人気が出たところで
満を持してのゲーム登場!・・・だったのだが
グラフィックの都合でまっすぐ上に長く伸びるはずの角は
斜め上に伸びた上やや短く不恰好。
肝心の性能も対となるアークビートル(及びその後継機のアークビートルダッシュ)と比べても
未変形時の火力は追加効果のない並威力のソード二本といまいちで
変形した後は性能は高いものの全攻撃が射撃に変わり、
変形前は相性のいい格闘適正の高いメダルと相性が悪くなってしまう。
と非常に使いづらい印象しか残らない。
一応変形後のレーザーは一二を争う威力の貫通つき攻撃なので
射撃メダルで変形だけで使うとなったら強いっちゃ強い。
が、同じことがアークビートルは無変形で頭だけでできてしまう・・・。
メダロットnaviにもクリア後登場し全体的に性能はアップされ
設定通りの外見のグラフィックを手にすることができた。
☆グラフィック比較☆
理想(アニメ版設定画)
現実(メダロット4グラフィック)
●ですめだろったー【デスメダロッター】
1)
メダロットのアニメ2期「メダロット魂」の敵役の総称。
勝つためにはルール無用で手段を選ばず
戦うためだけのデスメダロットを使い
通常のメダロッターを一方的に叩きのめすことを繰り返す。
2)
1)からメダロット7のネット対戦において
一撃で勝つための編成で相手のメダロットが攻撃する前に
リーダーを破壊し勝利する戦法を使うプレイヤーを指す。
やられた方は一瞬で負かされるため面白くなく
かといってメタ戦法をと出せばそのメタがあり
更にそのメタが一撃戦法なもんだからキリがない。
一応月更新のルールで徐々にその戦法に使うパーツに
規制が入っているのだが毎週配信のメダルが
新たな一撃戦法の種になるため、
公式が規制しながら新たな方法をばらまいているという妙な状態が続いている。
そのためネット対戦は修羅の国と化し
デスメダロッター同士によるマッチングから
数秒でケリがつく戦いが今日もどこかで行われている。
アニメや漫画の世界にあるような
知恵と勇気で勝利をつかむロボトルはどこにもない。
●てんりょういっき【天領イッキ】
メダロットシリーズの主人公。2で初登場し、3部作ストーリー完結編の4まで連続出演。
その他の作品(R・ナビ・G・BRAVE・アニメ版)でもED後に出たり、主人公を務めたりする。
頭にちょんまげ(?)がついているのが特徴。
本人は小学生(4〜5年生)だが、Gでは中学生となってED後に登場する。
2のオープニングに母親からお使いを頼まれ、行ったコンビニで
1の主人公にメダロットを強制的に買わされ、メダロットを始める。
その後2では新生ロボロボ団を壊滅させ、3ではメダリンピック(大会)で優勝し、
4でマッドサイエンティストの野望を阻止した。
彼はシナリオ上で何度も変装、着替えを行うことになるが、そのバリエーションは幅広く、
ヒロインにスカートを履かされる、川で助けてもらったお婆さんに女の子の着物、
敵であるロボロボ団に変装、勇者に仮装(その前に姫に仮装)、
男子学院生・女子学院生に変装、再び川で助けてもらったお婆さんにこんどはワンピース、快盗に変装、
メイド服を着る、侍に変装、犬の着ぐるみを被る、ウェイトレス服を着る
…など、大体女装することが多かったりする。
☆関連語☆
変装
●とうほうけん ぶんろく【トウホウケン ブンロク】
メダロット4に登場するキャラクターの一人。別に重要人物ではない。
初めて会うときはシナリオ序盤のレース大会に選手として登場し、競争する。
またランキング戦の45位に登場しロボトル相手としても登場。
「私は代々商人であるトウホウケン ブンロクであーる、私の夢は日本一の雑貨屋さんを開く事にある」
「おう!メダロット転送!!来いマルコーッ!!!!」
「オーケ オーケ ケーケーケー」
「コックさん型メダロットってないのだろうか?」
等の台詞から、ナツメがファミコンで発売したアドベンチャーゲーム「東方見文録」が元ネタ。
(メダロットシリーズはナツメが開発をしていた)
東方見文録自体ある意味で有名なソフトだが、当時の小学生がこのネタに気づくことはまず無いだろう。
☆関連項目☆
メダロット4
●ねらったぱーつはすでにこわれていた【ねらったパーツはすでにこわれていた】
メダロットシリーズをやっていると一度は見かけるであろうメッセージ。
戦闘中のメダロットが行動をする時、装備しているメダルのAIによって対象のパーツを指定している。
ただしその指定しているパーツは直接確認することができない、表示もされない。
(「メダロット2」のリメイクである「メダロット弐CORE」では新システムにより確認できるようになった)
そして実際に行動を行う前に指定していたパーツが破壊されていたらこのメッセージが表示される。
そのときメダロットは何も行動せず、次の命令を待つこととなる。
頭パーツの回数も消費してしまう、トドメをさせずにターンを無駄にしてしまう、
メダコンボを中断させてしまう(メダロット5のみ)…などあまりいいことはない。
逆に相手のメダロットがコレだったらホッとするが。
このような事が無いように、使うパーツ(射撃系)とメダルの性格に気をつけておこう。
ちなみに格闘系のパーツで攻撃する場合は、このメッセージが表示されることはない。
あとターン制のSLGである「メダロット・ナビ」でもこのメッセージが表示されることはない。
同じようなもので「ねらったメダロットはすでにきのうていししていた」などがある。
●ぱーつこれくしょん【パーツコレクション】
メダロットシリーズのパワーアップキットと呼ばれる、ソフト・シリーズのこと。通称パーコレ。
基本的な内容は、ゲームを進めて、メダロットのパーツ・メダルを手に入れ、ゲームをクリアした時点で、
その作品に出てくるパーツ・メダルがすべて揃います、というもの。
ポケモンなんかでいうと「ミュウとかの伝説ポケ含むすべてのポケモンが捕まえられ、アイテムも一通り揃う」ソフト。
しかも元の2バージョン(カブト・クワガタ)の中ですら出てこないメダロットやパスワード入力で手に入れることのできる。
メダロットもそろえることができ、それらを元の2バージョンに持ってきて使うことも可能。まさにパワーアップキット。
PARとは違って公式のソフトなのだが、この販売方法は結構セコイ。
初代パーコレにいたっては、主人公とグラ差し替えで2種類発売された。
1・2・R・3と発売をしてきたが、人気失速による売り上げの落ち込みによって4以降は発売されなくなった。
1・Rではひたすらロボトル(戦闘)させられるだけだが、2では、決められた状況下での戦闘、
3では登場人物たちの後日談などが楽しめる。
通信で揃わない入手不可能パーツが多いnaviや5で出すべき作品だったと思う。
☆関連語☆
メダロット
●ぱすわーどこうかん【パスワード交換】
メダロット2のパーツ交換システムの一つ。
通信ケーブルを使う通信のところではなく普通のショップ画面から行う。
パーツを貰う人をA 渡す人をBとすると手順は以下のとおり
1:Aで表示されたキーパスワード(4文字)をBで入力
2:Bでパーツを選択する
3:Bで表示されたパスワード(6文字)をAで入力
これで通信ケーブルがなくても連絡手段さえあれば
どんな遠方からでもパーツを渡すことが出来る。
また、当時アニメなどのCMで公開されていたパスワードで
通常では入手できないメダロットのパーツをゲットすることも出来る。
(現在パスワードははネットで調べれば出てくる)
この場合はキーパスワードを無視してそのままパスワードを入力する。
残念ながら3以降は無くなってしまったが(パスワードメダロットは存在)
育成要素のないパーツと育成要素のあるメダルという2つを組み合わせる
メダロットならではの交換システムではないだろうか。
●ばんからん【バンカラン】
メダロットシリーズに登場する番長型メダロットで、初出はメダロット2。
頭部・右腕・左腕の全てが強力な攻撃を反射する「反撃」パーツで構成されており番長の名に恥じない性能を持っている。
この機体とはイベントで1度戦うことになるが、高火力のパーツをメインに使ってきた人間にとっては
反撃はとても厄介な行動であり戦い方を改めなければいけなくなるプレイヤーもいただろう。
逆に反撃の対象にならない弱攻撃が主体だとただの木偶の坊と化す極端なメダロット。
これだけだとちょっとした強敵で終わったのだが、この「反撃」パーツの存在が後々役に立つ。
今作のラスボス「ゴッドエンペラー」はプレイヤーより明らかに上乗せされた性能のパーツを使用し
またメダフォースが直撃すると一撃で機能停止orろくに戦えない体になってしまう。
更に2戦連続で勝たなければならず、何も知らずに挑むと苦戦必至どころか詰んでしまう可能性もある。
ところがその強力な攻撃が相手の攻撃を跳ね返す「反射」「反撃」パーツの前ではかえって仇となる。
メダフォースを制御パーツで封じ、通常攻撃しか出来ない状態にしてこれらのパーツを使用すれば
ゴッドエンペラーは他に何をせずとも自分の攻撃を跳ね返されて機能停止していく。
反射・反撃パーツはその特殊さ故に希少であり入手しにくいのだが、
そのため結果的に反撃パーツを入手できるバンカランの存在はゴッドエンペラーへの救済策として多くのプレイヤーを救った。
逆に、イベントでバンカランの脚部パーツを入手してしまったプレイヤーは
他に反撃・反射パーツを所持しないままゴッドエンペラーまで行ってしまうことも多く初プレイならホントに詰みかねない。
ちなみに対ゴッドエンペラーにおいて最重要であるメダフォース制御パーツはイベントで貰えるので安心。
●びーすとますたー【ビーストマスター】
「メダロット1」のラスボスで、悪の組織ロボロボ団が開発した最終兵器メダロット。
攻撃力こそ高いのだが、攻撃までに非常に時間がかかるうえ命中率も低く
苦戦することなく倒せてしまうため、特に印象に残らないような敵であるのだが、
このメダロットを否応なしに印象強くする場面がある。
なんとクリア前に訪れる街の店で普通に販売しているのである。
それも一万円程度の値段で、さらに無制限に購入可能。
物語も佳境に入り、どんなラスボスが登場するのか期待に胸膨らませていたプレイヤーも多くいただろうが、
まさか適当に購入したメダロットがラスボスとして登場するなど夢にも思わなかっただろう。
お年玉程度の最終兵器と言うと、ラスボス戦での微妙さも納得できてしまう。
補足:これの強化型が2のゴッドエンペラーなんだよねえ。
全然強さが違うけど。
●ぷりみてぃべびー【プリミティベビー】
「メダロット2」に登場するメダロットで、同作の隠しボス。
見た目はその名の通り赤ちゃん型メダロットで、使ってくる行動も
混乱、メダフォース制御、移動スピード高速化などの補助が中心だが、
対戦時にはゴッドエンペラーを2体連れており、ラスボス戦と同じ状況下で戦うことになる。
リーダーであるプリミティベビーは攻撃パーツを持たないため「反射」が効かない上、
攻撃回避能力が高く、混乱による味方の同士討ち、スピードアップによるゴッドエンペラーの攻撃、
使うメダフォースが「相手の装甲を吸収して、自分の装甲を回復」を乱発してくるため、
シナリオ上のラスボス、ゴッドエンペラー3体よりも厳しい戦いになる。
こいつと戦うには、ゴッドエンペラーが現れる前の部屋にある培養槽にいるメダロットを調べればいい。
ただこのフラグが、「ゴッドエンペラーを倒した後」に設定されているため、
ゴッドエンペラー撃破後にセーブせず、偶然部屋にある培養槽を調べて、
悲惨な目にあった当時の小学生は数知れない。
ちなみにメダロット3で再登場し、地底都市の発電に利用されている。
メダロット4でも隠しメダロットとして登場した(性能は劣化している)。
●まおう【魔王(メダロット)】
メダロット2で序盤の終り頃に戦うことになるボス。
島ごと遊園地「メダロッ島」の
「魔女のお城」というファンタジー世界を冒険する
アトラクションの最後で勇者役の主人公が戦うことになる。
見た目は目付きの悪いマリオのヘイホーのような仮面をつけた
下半身のない幽霊で、宙に浮いたり地響きを起こすことができる。(アトラクションの演出かも知れないが)
彼が人間なのか、メダロットなのか、それ以外なのかは最後まで謎のまま。
メダロットの世界なのでもちろんロボトルで戦うことになるのだが
リーダーのカエル型潜水メダロット「フリッグフラッグ」が
プレイヤーに今までにない絶望を与えてくるため語りぐさとなる。
どのような絶望か、それは
こ ち ら の 攻 撃 が 一 切 当 た ら な い
ことである。
どれほどかというと元から命中の低いビーム、レーザーはもちろん
命中が高いとされるミサイルやナパーム、
成功二倍のブレイク、プレスをも軽々とかわし
極めつけには潜水メダロットに対して成功が16倍になる
アンチシーすら回避してしまう。
通常攻撃で倒すのは不可能といってもいい。
しばらくするとレベル60で覚える3つ目のメダフォースを使ってくることから
おそらくレベルが異常に高く設定されており元の脚部の回避能力の高さと
大きなレベル差が合わさり脅威の回避率を実現していると思われる。
(この時のプレイヤーのレベルは大体20前後)
このメダロット自身は攻撃能力がなくこちらの索敵(命中率上昇)を解除したり
隠蔽(回避率アップ)をするだけなので
僚機を破壊して判定勝ちに持ち込む、回避不能の状態異常をかける、
完全必中のメダフォースで攻撃する等抜け道はあるが
圧倒的な火力でも、厄介な状態異常でも、巧みな戦術でもなく
回避率だけでトラウマを植え付けるというRPG界でも珍しいボス。
このボスの存在が続編で火薬攻撃に必中効果を入れたと噂されるほど。
終盤彼の足元にあるラスダンの入口に入る時に道を開けてもらうため再び戦うことになるが
その頃にはパーツもレベルも充実しているためそこまで苦戦することはない。
相変わらず攻撃はまともに当たらないが…。
ちなみにリメイク版の弐Coreでは火薬攻撃や特攻発動のアンチ攻撃が必中になったため
通常攻撃でも倒すことはそれほど難しくはなくなったものの
僚機が数発でビームが弾切れを起こすチャージドシーズから
絶え間なくデストロイ(即死攻撃)を連射するクリムゾンキングに変わっているので
戦い方を誤れば即パーティが壊滅してしまうので油断は禁物。
●まぼろしのめだる【幻のメダル】
メダロット2に登場するメダルのうち「ネコ」と「ハテナ」のこと。
この二枚のメダルは博物館に飾られておりこれを主人公が調べると
「こ、これは幻の○○メダル!」とコメントする。
実際入手できるのはクリア後のイベントであり、プレイヤーにとっては幻であろう。
能力的には熟練度がバランスよく最初から高いが得意パーツがないというもの。
が、敵の名有りメダロッターのメダロットの詳細を見ると
大半が「ネコ」か「ハテナ」メダルを使っている。しかも複数機。
幻とは一体何だったのであろうか。
●めだちぇんじ【メダチェンジ】
メダロット3・4・naviに採用されているシステム。要するに変形機能のこと。
戦闘中には以下の条件を満たしていなければ変形できない。
1.純正パーツ(用はパーツの組み換えがない状態)で構成された一部メダロットが使用可能。
(例)カブト型メダロット「サイカチス」がメダチェンジするには、
頭部「バリスター」右腕「ヒューザー」左腕「ブラスター」脚部「エンプレイス」
の4パーツで組まれていなければならない。
2.戦闘中でパーツが壊れていない。
3.変形タイプは2種類あり、「シフト変形」であったら1と2の条件でOKだが、
「パワー変形」はメダフォース(必殺技を出すためのゲージ)が必要。
メダチェンジしたメダロットは見た目だけでなく、基本能力、攻撃方法、移動タイプが変わる。
まずパーツごとに分けられた装甲は全て一体化する。
例)「サイカチス」は頭部40右腕20左腕20脚部45、変形すると全装甲125となる。
これにより簡単にはパーツを壊されて機能停止しないようになる。
攻撃は「頭部・右腕・左腕」→「ドライブA・B・C」に変更される。
実質一体のメダロットで最大6通りの行動が行えるようになる。
また地形に合わせ移動タイプを変更することができる。
例)変形前「サイカチス」草原に強い「二脚」→変形後「サイカチス」街中に強い「車両」
などの恩恵を受けることができるのだが、相手の攻撃方法によっては思わぬ痛手を受けることになることも…
使いたいパーツに組み変えたメダロットで戦うか、メダチェンジを使える純正メダロットで戦うか。
相手のメダロット・戦闘地形・自分の戦略やパーティによって組み換え、使い分けたほうがいい。
●めたびー【メタビー】
1)メダロットシリーズに登場する、カブトムシをモチーフにしたメダロット。
1〜3の「カブトバージョン」の主人公機。正式名称「メタルビートル」。
3でこの機体の発展型が登場するが、以降のシリーズでも登場する人気機体。
カブトムシの角のようにに見える発射口から、追尾・貫通性能の弾を発射する、頭パーツ「ミサイル」
単発式の銃で、成功率と攻撃スピードが速い、右腕パーツ「リボルバー」
連射式で、回避ができなくなるが威力が高い、左腕パーツ「サブマシンガン」
大きめの足で、防御力が高めの脚部パーツ「オチツカー」
高性能の射撃タイプのメダロット。序盤はもちろん中盤以降もお世話になる。
右腕・左腕で相手の装甲を削りつつ、頭部のミサイルで複数のパーツを一気に破壊。
作品によっては性能に違いが出る。3以降は弱体化(2のメタビーが強すぎたせいだが)。
2)メダロット3で登場するメダロット。天領イッキのパートナー。レアメダルの「カブト」メダルを装着している。
メダロット3では登場人物の一人として登場。パーツを組み替えていても、顔グラは変わらないが。
漫画版・アニメ版(CV:竹内順子)に登場する「メタビー」のように、けっこう口が悪く、荒っぽい性格。
ちなみに3の「パーツコレクション」では、ロボトルの対戦相手としても登場する。
メダロット4では、一つ一つのメダルに会話時の性格が設定されているが、
もちろんカブトメダルには、この「メタビー」の性格に設定されている。
そもそもメダロットの愛称はメダルに名付けられるものなので、
他のメダルに「メタビー」と名づけ、他のパーツで組み立てられていようが、「メタビー」になるわけで。
逆に名前変更してしまえば、イベント時の呼ばれ方も当然変わる。
●めだふぉーす【メダフォース】
1)メダロット2から導入されたシステム。
メダルに秘められし覚醒能力、要はメダロットの必殺技。
メダロットの脳(命や魂)にあたる「メダル」が成長し一定レベルに達すると習得することができる。
一枚のメダルに3つのメダフォースが習得可能。
戦闘中にメダフォースをため、ゲージを消費してメダフォースを発動。
攻撃だけでなく、味方全体のパーツを復活、相手全体を混乱、など様々な種類があり、
使うことによって逆転や、パーツとのコンボなどを狙える。
2)(1)のメダフォースを出すための値。戦闘中にメダフォースゲージで確認可。
相手から攻撃を受ける、メダフォースを増加させるパーツを使う、
行動をしない、ことでメダフォースをためることができる。
メダロット3・4・naviでは変形機能「メダチェンジ」が導入され、
変形方法の一つ「パワー変形」では、変形するためにメダフォースが必要となり、
パワー変形したメダロットが行動するためにも、メダフォースを消費しなければならない。
(メダフォースがなくなったらパワー変形は解除される。)
最近有志の研究によって「たまっているメダフォース÷5程度の値を攻撃ダメージに加算」されることも判明した。
●めだろっと【メダロット】
コミックボンボンとのタイアップによって作られたRPG。 2006年現在9作品出ている。(アクション、カードは除く)
原作はほるまりん、開発はナツメ、発売はイマジニア。
時は近未来。メダロットというお友達ロボットがいて、それらを戦わせる競技「ロボトル」が流行する世界。
一方でメダロットを悪用する「ロボロボ団」(またはそれに代わる集団)が存在し、
主人公がメダロットを操り、ロボトルで撃退していく…のがおおまかなシリーズ共通のストーリー。
メダロットは「頭・右腕・左腕・脚部」のパーツと人間の頭脳に相当する「メダル」で構成され、
組み替えることができ、最大9体(作品によって異なる)まで所持することができる。
ロボトルについては、最大3体によるチームバトルで行われ、
敵チームのリーダーメダロットの頭部パーツを破壊することで勝ち負けを決め、
勝った方が負けたほうからメダロットのパーツを奪い取ることができる、というルールである。
さまざまなモチーフのあるメダロットのデザイン、カスタマイズの豊富さによる戦闘のバリエーション、
個性的なキャラクター、子供向けでありながらも細かい世界設定、漫画・アニメなどのメディアミックスによって、
ポケモンを代表とする「収集・育成・対戦」ゲームの中では、結構ヒットした。
しかし約80万本を売り上げた「メダロット2」以降、売り上げは徐々に減少し、
ファンの間では黒歴史扱いとなっている「真型メダロット」を最後に新作は出ていない。
2chの携帯ゲーソフト板内にある「メダロットを語るスレ」では、
早く新作が出ないものかと、待ち続ける人々がいる。
●めだろっと2【メダロット2】
「メダロット」の続編。1999年にGBカラー対応ソフトとして発売された。
主人公天領イッキはあるきっかけで念願のメダロットを手に入れ、ロボトルを楽しんでいたが、
行くところで様々な事件、そして裏で手を引くロボロボ団との戦いに巻き込まれていくことになる…
メダロット3・4と続くことになる「天領イッキ3部作」最初の作品。
後の作品に登場する多くのキャラクターたちもこの作品から登場。
登場メダロットは新規80体超+前作の60体、あわせて140体を超え、パーツ数は500以上。
新システムとして必殺技「メダフォース」が導入され、パーツの組み合わせ・戦略の幅が広がった。
だが一方、一部パーツ(主人公機・ラスボス・隠しメダなど)・メダフォースの威力のインフレが発生。
GBカラー対応になりグラフィックはカラー、1と比べるとだいぶ綺麗になった。
エンディング後なら1からパーツ・メダルのコピーが可能(回数制限あり)。
数多くの要素を引っさげ、前作からパワーアップを遂げたこの「メダロット2」は、
コミックボンボンの連載やちょうど同時期に始まったアニメ版などのメディアもあって、
シリーズ最高の売り上げとなった。ファンの人気も多い作品。
後の2003年にGBAで「メダロット弐CORE」としてリメイクされた。
☆関連語☆
ゴッドエンペラー プリミティベビー
●めだろっとつうこあ【メダロット弐コア】
シリーズでもっとも売れたGBC「メダロット2」をGBAでリメイクした作品。
シナリオはそのままに、グラフィック・BGM・システムをリファイン。
戦闘時のメダロットモーションは「メダロット・ナビ」よりもなめやかにカッコよくなったり、
射撃攻撃などは攻撃する対象だけでなく、どのパーツを狙っているかまで確認できるようになった。
登場メダロット数は「メダロット・メダロット2」から100体近く登場(すべての機体が登場するわけではない)
パーツのパラメータやザコ敵のチーム編成が変更され、GB版とくらべてゲームバランスも調整された。
元々はコミックボンボン専売であったが(ボンボンバージョンと呼ばれ、通常版との違いは、
説明書にキャラクターデザイン担当ほるまりん氏のサインがあったり、エンディングのスタッフロールに
専売を申し込んだ人たちの名前が入っている点。中身はカブト版であるため、普通では判別不可能)
後でいつも通りカブト・クワガタの2バージョンで発売した。
実はアニメ版メダロットが海外で放送される時にあわせて作られた「Medabots」をローカライズしたものだったりする。
またファンの間での需要が極めて高いため、GBAソフトの中でかなりのプレミアがついていることで有名。
GBAレアソフトに当たるGBA版「女神転生」「女神転生2」くらい貴重であり、
ソフト店やオークションではかなりの価格で取り扱われているため、ファンも手が出せないとか。
☆関連語☆
メダロット
●めだろっと3【メダロット3】
メダロットシリーズ第三弾。2000年にゲームボーイカラー専用ソフトとして発売。
大規模なロボトル大会「メダリンピック」が開催される、優勝商品はなんと宇宙旅行!
もちろん主人公天領イッキと仲間たちはこの大会に参加、各地の都市を回ることになる。
しかし行く先々で様々な事件に巻き込まれ、「スピリット」と呼ばれる謎の存在に出くわす。
「スピリット」は一体何者なのか、そしてメダロット・メダルの誕生の謎も解き明かされていく…
ゲームボーイカラー専用ソフトになって、システム・演出面も大きくパワーアップした。
戦闘シーン・画面レイアウトなども1・2から一新、新規登場メダロットは150体を超える。(前作からは6体)
ボイスが始めて導入され、TVアニメと同じ声優がイベントの要所で喋る。
新しい攻撃行動の追加、変形機能「メダチェンジ」、メダル・パーツの行動相性・熟練度のシステム変更、
…など様々なシステムが追加され、よりカスタマイズが奥深くなった。(複雑になったともいえるが)
アニメ・漫画で行われていた、仲間と一体ずつメダロットを出して戦う「チームロボトル」も初めて導入。
今回の冒険の舞台は、主人公の住むおみくじ町、隣のメダロポリスだけでなく、
地底都市・海底都市・空中都市、そして宇宙ステーション、月面都市とメダロットシリーズの中では
一番スケールが大きく、近未来的。
シナリオも設定上のメダロットの歴史に大きく関わっている。
変装、カツカレーうどん定食や全装甲合計値が驚異的なガンキングなど妙なネタが多い。
☆関連語☆
遠隔地雷 セルリアーノ戦
●めだろっと4【メダロット4】
メダロットシリーズ4作目で、天領イッキ三部作完結編。
2001年にゲームボーイカラー専用ソフトとして発売された。
ロボロボ団の野望を打ち砕き、メダリンピック優勝、宇宙人との戦いに勝利、
と今まで活躍してきた天領イッキだったが、彼の学校に赴任したばかりの担任に、
「メダロットの育成がなってない」「ロボトルだけがメダロットじゃない」といわれ、
パートナー1体残してメダロットのデータを取り上げられてしまう。
しかし「メダロットのことを本当はどこまでわかっているのか」と疑問に思っていたイッキは、
これを機に一からやり直し、最強のメダロッターに与えられる称号「メダマスター」を目指す。
一方隣の花園学園では、突如各地に現れた「四天王」の部下たちに、
学園のアイドルであり、天領イッキたちの友達でもあるカリンちゃんがさらわれる。
もちろんイッキと仲間たちはカリンを助け出すために東西南北の小学校に現れた「四天王」と戦う。
果たして「四天王」たちの目的とはいったい…、そしてイッキは「メダマスター」になれるのか!?
シリーズの集大成的作品。メダロット3をベースに、多くの要素が加わった。
新しい攻撃方法・行動、ロボトル以外のメダロットの競技、パートナーメダロットとの会話などが追加。
登場メダロットは3のメダ+4の新規メダ50体以上+初代・2・Rに登場したメダ、あわせて240体以上!
過去作品や他のメディアに登場した場所・キャラクターも登場し、
エンディング後のイベントや「メダマスター」までの道のりなど、ボリュームもシリーズ最大。
メイドイッキや「四天王」がらみの百合・ホモネタなど、ちりばめられたネタも最多。
ファンの中で2と並び人気が高い作品。
☆関連語☆
9vs9ロボトル
●めだろっと5〜すすたけむらのてんこうせい〜【メダロット5〜すすたけ村の転校生〜】
メダロットシリーズ第5作目。メダロット・ナビが出た後にも関わらず、2001年GBCで発売された。
父親の仕事の都合ですすたけ村に引っ越してきた、主人公コイシマル。
彼は村の小学校のメダロット部に入るのだが、なんと部員が少なく廃部寸前であった。
それでもなんとか部員を集め、他校のメダロット部とのロボトル試合でも勝ち進んでいく。
しかしすすたけ村に、何者かによる不穏な出来事が起こっているのであった…
2〜4までの主人公「天領イッキ」にかわり、新たな主人公「天蚕コイシマル」が登場。
舞台が田舎町に移り、ストーリーも今までと雰囲気がガラリと変わったものの、
歴代シリーズに出てきた人物の名前やネタも登場し、話が繋がっていたりする。
システム面においては、メダチェンジを排除・いくつかの行動を削減したり、シンプルにしながらも、
今までの必殺技「メダフォース」に変わり、使いやすくなった新必殺技「メダスキル」や、
戦闘を補助する「リーダースキル」、戦闘中さまざまな恩恵を受けることができる「メダコンボ」、
メダルの変化が分岐制になり、戦略にあわせた育成ができる「メダルトランスフォーム」が登場。
上記システムに加え、パーツの相性や能力のバランスが見直されて、ロボトル(戦闘)がさらに面白くなった。
本作品で出てくるメダロットは、すべて新規150体超になる。
画面レイアウトやインターフェイス面でも、わかりやすく見やすなっている。
問題点は作りこみの甘さ。各種バグや没マップ、入手不可能パーツ・メダルなど残念なところが多い。
先ほどの問題点があっても、ロボトルが面白いという理由で、一部に人気がある。
ちなみにこの「メダロット5」以降のシリーズ作品は、外伝やリメイクしか発売されておらず、
ナンバリング作品は今現在この作品で最後となっている。
●めだろっとあーる【メダロットR】
メダロットシリーズ発の据え置きかつ3D使用ゲーム。
登場メダロット数は1の登場機体+2の登場機体+
Rの新規登場機体で計253機パーツ数1012パーツと
シリーズ中でも一二を争うボリュームと
3Dで立体的に表示されるメダロットが魅力
…というか、それくらいしかいいところはない。
メダロットのパーツを組み替えるだけでも
メニュー→メダロッチ→( ロード )
→メダロット→( ロード )→機体選択
→( ロード )→パーツ選択
→パーツ一覧→( ロード )→装備
というロード地獄に加え
シナリオは一応イッキが主人公であるがほぼ別人で
内容は一部の主要キャラ以外登場人物含めオリジナルで
初代である1や名作である2と比べるまでもなく
幼稚かつお粗末かつご都合主義かつお使いゲーで超展開かつ
一本道かつサブイベント皆無かつ意味不明。
ゲームバランスは装甲、火力、存在感共にインフレにつぐインフレ。
(初代ボスのビーストマスターが敵リーダーとして1機だけ劇中初登場した
すぐ次の戦闘でビーストマスターが2のラスボスゴッドエンペラーの僚機に格下げ&二機に
更にその次の戦闘でゴッドエンペラーが2の隠しボスプリミティベビーの僚機に格下げ&二機に等)
…等など重要な部分がことごとくダメである。
一応BGMが据え置きなので音質良好だし
キャラデザインが原作漫画の作者であるほるまりん氏ではなく
スピンオフ漫画『メダロッターりんたろう!』の作者である
藤岡建機氏だからか全体的に女性キャラのグラフィックの胸が大きい。
「シンセイバー」や「アークビートル」等
後にアニメやゲームで人気になる
本作初登場のメダロットは少なくなかったりと
フォローできる部分はあるといえばある。
良くも悪くも、全盛期のメダロットの勢いを感じられる
ゲームではあるのでメダロット好きならやってみても
いいんじゃないかな〜とは思う。
かつては「唯一の3DのRPGメダロット」というアイデンティティがあったが
DS版以降のお陰で今はほぼ完全に失われている。
☆関連語☆
メダロット アークビートル メダロット2
●めだろっと7【メダロット7】
メダロットシリーズ第7作目。ニンテンドー3DSで発売された。
前作メダロットDSは新規ユーザーへの配慮かナンバリング作品と
同じ位置づけでありながら番号が付いていなかったが、
縁起が良いのか再びナンバリングが復活した。
キャラクターイラストは変更され漫画家のむっく氏が手掛けている。
メダロットデザインはおなじみのほるまりん。
基本的に登場人物はメダロットDSと同じであるがシナリオがかなり変わったり
登場人物のキャラも変更されていたりする。
前作で伏線張っていたMプロジェクトにまつわる戦いが中心となっている。
特徴としてはとにかく今までの集大成というべきほどに
今まで登場したメダロットやメダロッターがたくさん登場している。
とくに正攻法ではパーツが全部集められなかったり他作品に登場できなかった
メダロットが集められるようになったのは嬉しい。
相変わらずバグも多いが前作の問題点であったシナリオ面などが良くなっており
バグで入手できないアイテムも後に配信するなど対策も取られている。
●めだろっと・なび【メダロット・navi】
GBAで発売されたメダロット。シリーズの中で唯一のシミュレーションRPG。
キャラデザもいつものほるまりん氏ではなく、PSのRを担当した藤岡建機氏。
宇宙テーマパーク「クラスター」に招待された主人公とクラスメイトたちだが、
突然の事故により、無人管理のクラスターは主人公一向を乗せたまま地球の起動を外れてしまう。
主人公はクラスの仲間達を探し出して、協力し合い、地球に帰るための方法を探すこととなる。
…というシリーズの中ではシリアスなストーリー。主人公一行も中学生だし。
戦闘(ロボトル)はいつもと違い、最大5対5のメダロットたちが、ターン制で9×9マスのグリッド上で戦う。
ただ主人公の機体は基本的に一体のみの参加(他は直接指示できない)で、仲間と共に戦うこととなる。
充填・放熱に変わってAP(アクションポイント)を消費して、移動・攻撃を行う。
SLGになっても、必殺技「メダフォース」や変形「メダチェンジ」のシステムは健在。
一回の戦闘時間は、従来の3対3の戦闘よりも時間がかかるが、SLGとしては短め。
仲間は決められたメダロットを使うので、戦略性はあるが、メダロット本来の魅力である
パーツの組み換えがあまり出来ない。しかもパーツの収集は至難の技。コンプ不可能。
エンディング後では、天領イッキ等の他の作品の登場人物ともロボトルできる。
この作品に登場するメダロットたちのデザインは藤岡建機氏だけでなく、様々なデザイナーが参加。
またコミックボンボン誌上で行っていた一般公募によるメダロットもシリーズ中一番多く登場する。
GBA初作品でかつシステム一新ということで、問題点・不満点も数多い作品であるが、
SLGなので今まで以上に高度な戦略性、GBAへの媒体変更により今までより遥かにパワーアップした戦闘シーンと高音質のBGM
クラスメイトやスペロボ団などの個性的なキャラクターなど、良かった点も多かった作品。
●めだろっとでぃーえす【メダロットDS】
2010年5月27日にニンテンドーDS用ソフトで登場したメダロットシリーズ。
近作も『カブト』『クワガタ』の二バーションである。
黒歴史『真型』から数えると六年ぶりになり、発表当時は多くのメダロットファンの注目を集めた。
キャラクターデザインも原作者の『ほるまりん』に戻るなどシリーズ復刻を喜ぶものも多かった。
しかし発売元(開発はデルタアーツ)はは『真型』でシリーズを殺した『ロケットカンパニー』であり、
先の『ほるまりん』氏の絵柄の変化もあり不安な要素は多かった。
箱を開けてみると新作というよりシリーズ復刻という面のほうが強い要素が分かる。
・登場する機体は大半がゲームボーイで出た『2』に登場する機体。
それに『3』の機体を足しておまけ程度に新型を投入したような感じ。
・主人公が最初に手に入れる機体が『1』から『3』まで担当した機体『メタビー(カブト)』『ロクショウ(クワガタ)』。
・『2』から『4』の主人公『天領イッキ』とそのヒロイン『甘酒アリカ』を初めとして
『2』から『4』、即ち人気が高い『イッキ編』のメインキャラが何人か登場する。
・登場する悪役組織『ロボロボ団』の幹部は『イッキ編』に出てくるキャラまんまである。
・他に『ロボロボ団』の団員の格好やとあるキャラの動向などが人気の高いアニメ版に基準している。
これらから分かるように『イッキ編』(特にアニメ版)を軸にシリーズ復刻を狙っている感バリバリである。
その所為か『3』では既に人が住めるはずだった月が未開の土地になっていたり、
最初のバトルシーンで使うメダロットが『2』で出てくる古参機体を使っているのに
主人公機を古いという等(確かに初代から出ている機体なのでそれよりは古いが)
過去作の矛盾を増やしている(これはシナリオライターの所為かもしれないが)。
肝心のストーリーも多くの謎を残すなどおそらく次回作に繋げる可能性を示唆しているが
それでも説明が足りないところがある。
ゲーム性自体も熟練度の仕様が変わったり、
今までのシリーズで可能だったネーム変更が出来ないなどの不評もある。
だが、ゲーム単体としてはいい出来で、
よく動く戦闘アニメーションや機体のモデリングが良く分かるようになる等
良くも悪くも新しいメダロットを予感させる出来である。
●もぶめだろったー【モブメダロッター】
メダロットシリーズでエンカウントする敵。
敵とは言ってもロボトル好きの一般人が大半で
おとこのこ、おんなのこ、おばさん、おじいさん等から
やまぶし(山伏)、サラリーマン、ふなのりといった人々
果てはにんじゃ、のらメダロットともエンカウントする。
エンカウントする相手が一般人なので洞窟等はもちろん
町中でも容赦なくエンカウントし
メダロッターズ(デパートのような施設)やメダロット社の中でも
その鬼のようなエンカウント地獄が途切れることがない。
ちなみにエンカウント判定が切れないのか大事件で
町が崩壊しそうになり避難中でもロボトルを仕掛けてきたり
ラスボス戦が終わりその帰り道でも普通に襲い掛かってくる。
…まあ宇宙空間でおばあさんに襲われたり
立入禁止区域で一般人がうろついてたりするゲームなので
突っ込む事自体が野暮なのかもしれないが。
ちなみにメダロットは一戦一戦が長く、逃げるのも
専用アイテムを消費しないとダメなので
次第にこいつらに殺意が芽生えることまちがいなし。
地味にエンカウント率も高いし。
☆関連語☆
モブキャラ エンカウント
●らんだむしょうじょうかくとう【ランダム症状格闘】
メダロットDSにおいて、性格が「ランダム」のメダルは攻撃対象が無造作に決定されるという性質があるが
本来は最前線の敵を攻撃する格闘攻撃もそれ以外の機体を攻撃することがある。
それを利用することで性格ランダムのメダルが症状格闘を使い、
「相手全体にマイナス症状をバラ撒く」という戦術が生まれた。
使用パーツは主に停止格闘が選ばれるが、他の症状を選択する者もごく少数いる。
脚部には素早く症状をバラ撒く必要があることや威力の底上げのために
推進の高い飛行パーツが選ばれることが多い。
一番後ろの敵にも症状を当てられるので、
ひたすらフォースを溜めメダフォース発動による一撃必殺を狙う機体には強いものの
「格闘防御」「完全防御」「症状クリア」などの
症状が発動できない防御系パーツの前にはどうすることもできない。
そして高推進な構成では装甲が落ちるのと格闘のペナルティが強烈なため反撃にはめっぽう弱い。
しかし防御系パーツも攻撃系メダフォースには無力で、半端な攻撃では相手を倒しきれずに発動を許してしまう。
その結果、対人戦において
ランダム停止
↓ ↑
メダフォース→防御パーツ
という独特の三すくみが出来上がった。
ただ現実的にはランダム停止で妨害しつつメダフォースでフィニッシュを狙ったり
アタッカーにも防御パーツをつけてここぞのタイミングのみ防御する、
という複数タイプの組み合わせが標準であり各々のセンスが問われる。
●ろくしょう【ロクショウ】
1)メダロットシリーズに登場する、クワガタムシをモチーフにしたメダロット。
1〜3の「クワガタバージョン」の主人公機。正式名称「ヘッドシザース」。
3でこの機体の発展型が登場するが、以降のシリーズでも登場する人気機体。
クワガタムシのアゴのような二つの角で、索敵を行いチームの成功率を上げる、頭パーツ「アンテナ」
クリティカルが出やすく、使うことが多い、右腕パーツ「チャンバラソード」
貫通能力を持ち、非常に威力の高い捨て身の一撃を放つ、左腕パーツ「ピコペコハンマー」
細身で、機動・推進力が高い脚部パーツ「タタッカー」
高性能の格闘タイプのメダロット。序盤はもちろん中盤以降もお世話になる。
索敵でチームを補助し、右腕で装甲を削り、隙の大きい左腕はとどめに使おう。
作品によっては性能に違いが出る。3以降は弱体化(2のロクショウも強すぎたせいだが)。
2)メダロット3で登場するメダロット。天領イッキのパートナー。レアメダルの「クワガタ」メダルを装着している。
メダロット3では登場人物の一人として登場。パーツを組み替えていようが、顔グラは変わらない。
漫画・アニメ版に登場する「ロクショウ」のように、クールでどこか渋い話し方をする。
ちなみに3の「パーツコレクション」では、ロボトルの対戦相手としても登場する。
メダロット4では、一つ一つのメダルに会話時の性格が設定されているが、
もちろんクワガタメダルには、この「ロクショウ」の性格に設定されている。
メディアの違い(漫画・アニメではカブトムシ型の「メタビー」が主人公)のせいか、
『カブト:射撃型で熱血で口悪くて主役ポジション。クワガタ:格闘型でクールで侍ぽくってライバルポジション。』
みたいなイメージがなんとなくあるような気がする。
●ろぼろぼ-だん【ロボロボ団】
メダロットシリーズに登場する悪の軍団。
基本はスイカ割りのスイカを先に割ったりとかしょうもないことしかしない。
しかしセレクト隊という対ロボロボ団の組織も存在する。
1では魔の十日間でメダロットを暴走させ、世界を混乱に陥れた。
実はセレクト隊=ロボロボ団だったことも事件が大きくなったことの要因と考えられる。
その後セレクト隊は再結成されるのだが、しばらく信用は回復しなかった。
2では世界征服を企むヘベレケ博士にいいように利用されていた。
3以降はそれほどメインに絡んでこない。 団員にいたってはもはやゴキブリと同等の扱い。
服装は前進黒タイツ・グラサンにアンテナの様なポールが頭についている。
2以降は一般団員の服装のデザインが大幅に変わっていて、
漫画を見る限り酸素ボンベが直接装着できるようになっている模様。
彼らも一応人間ではあるが、メダロットからは人間とみなされていないようである。
本来メダロットには「メダロット三原則(ロボット三原則と同じ)」によって、
人間に攻撃することは出来ないはずなのだが、彼らに関しては別。
ゲームのイベント内で、他のメダロットから容赦なく攻撃されていることもしばしば。
戻る