その他のRPG(1)


▼その他のRPG

※ここではFCとSFCとwiiのRPGを取り扱います。

▼その他作品名


▼その他作品名(FC)

【RPG人生ゲーム】
【アメリカ横断ウルトラクイズ 史上最大の戦い】
【インドラの光】
【Willow】
【元祖西遊記スーパーモンキー大冒険】
【がんばれゴエモン外伝 消えた黄金キセル】
【がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝】
【キョンシーズ2】
【銀河の三人】
【キングスナイト】
【クレオパトラの魔宝】*
【ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪軍団の挑戦】*
【ザ・ブラックオニキス The Black Onyx】
【ジャストブリード】
【じゅうべえくえすと】
【神仙伝】
【真・闘球王伝説】
【スウィートホーム】
【すごろクエスト ダイスの戦士たち】*
【頭脳戦艦ガル】
【ゾイド2 ゼネバスの逆襲】
【天地を喰らう】
【ドラえもんギガゾンビの逆襲】
【ドラキュラ2〜呪いの封印〜】
【ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画】
【ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人】
【ドラゴンボールZ2 激神フリーザ!!】
【ドラゴンボールZ3 烈戦人造人間】
【ドリームマスター】
【ドルアーガの塔】
【虹のシルクロード】
【熱血硬派くにおくん】
【バーズテイル】
【ファミコンジャンプ】
【ファミコンジャンプ2 最強の7人】
【ボコスカウォーズ】
【ボディコンクエスト】
【星をみるひと】
【麻雀大戦】
【Might&Magic】
【魔神英雄伝ワタル外伝】
【ミネルバトンサーガ】
【未来神話ジャーバス】
【ラグランジュポイント】
【ラサール石井のチャイルズクエスト】
【ワルキューレの冒険】
【ワンダーボーイ モンスターランド】

▼その他作品名(SFC)

【アクトレイザー】
【アルバートオデッセイ】
【イーハトーヴォ物語】
【イデアの日】
【エメラルドドラゴン】
【エストポリス伝記】
【エルファリア】
【カードマスター リムサリアの封印】
【ガデュリン】
【カブキロックス】
【けろけろけろっぴの冒険日記】
【甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女】
【ごきんじょ冒険隊】
【Xak】
【三国志英傑伝】
【ジョジョの奇妙な冒険】
【スラップスティック】
【スレイヤーズ】
【ソードワールドSFC2】
【ダークハーフ】
【大貝獣物語】
【ダウン・ザ・ワールド】
【ダンジョンマスター】
【デュアルオーブ 聖霊珠伝説】
【ドラゴンナイト4】
【ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説】
【ドラッケン】
【トラバース】
【トレジャーハンターG】
【熱血大陸バーニングヒーローズ】
【ノイギーア 海と風の鼓動】
【バウンティソード】
【バズー!魔法世界】
【ヒーロー戦記】
【FEDA】
【BUSHI 青龍伝】
【蓬莱学園の冒険!〜転校生スクランブル〜】
【摩訶摩訶】
【魍魎戦記MADARA2】
【ミスティックアーク】
【ミニ四駆レッツ&ゴー!!POWER WGP2】
【モンスタニア】
【46億年物語】
【ライトファンタジー】
【ラブクエスト】
【ルドラの秘宝】
【レディストーカー 〜過去からの挑戦〜】
【レナス】

▼その他作品名(wii)

【黄金の絆】
【オプーナ】


▼その他ネタ(FC)

【悪魔の罠】
【おわりのまち】
【悲しみ】
【かりう】
【ガルバンゴル】
【ギガキャミソール】
【強盗】
【ゴールドカートリッジ】
【諸葛亮】
【シモン・ベルモント】
【蜀】
【ジンくん ハァハァ】
【スフィンクス(ダブルムーン伝説)】
【ダイスマン】
【ダイスマン1号】
【タスカルオール】*
【タム】
【ツチダママスター】
【ドラえもん】
【どら焼き】
【ドルアーガの塔の謎解き】
【納豆味のけろっぐ】*
【八卦の陣】
【BP】
【ヘルナンデス】
【北斗逆死葬】*
【ほんどう たにし】*
【メガサメール】
【リニアかご】
【両替機】
【ルーンテクター】
【ロウィーナ】*
【ラックララン】

▼その他ネタ(SFC)

【いにしえの洞窟】
【後ろのお姉ちゃん、強そうだね】
【うひひひひーうひぃー オノで どたまかちわるよぉー】
【ウラルドラ】
【ええからだ四天王】
【オヤッサン】
【カエル(トレG)】
【カニミノラ/モチミノラ】
【カロン】
【きてはぁっ!】
【ギリアム・イェーガー】
【言霊システム】
【サーレント】
【7月28日】
【雀皇】*
【呪魂】*
【シオン】
【スタタト】
【ソード(バウンティソード)】
【ソード(シルヴァ・サーガ)】
【ゾンド】
【タムリンレーザー】
【チャオズ】
【ツァイト市】
【ティア】
【ドラゴンエッグ】
【涙の一撃】
【バイオベース】
【ハイデッカ】
【バウンティソード音楽編】
【風車小屋】
【ふこうむし】
【不動】*
【フュリス】
【フリーザ】
【ブロッコリー】
【分気闘身】*
【べこ】
【ポルナレフ(ジョジョ)】
【マカマカ】
【マキシム】
【魔晶石】
【MADARA2の死人】
【まどかママ】
【ミトラ】
【ミラーシールド(ルドラ)】
【猛獣】

▼その他ネタ(wii)

【あくてぃぶぼんぼんばとる】
【エナジーボンボン】
【科学少女ハイテクちゃん】
【購入権利書】
【履いて無いから恥ずかしくありません】
【フラジールのサブシナリオ】
【まずは50万本】
【ルリ城】



▼その他作品名(FC)


●あーるぴーじーじんせいげーむ【RPG人生ゲーム】
1993年にタカラが出したファミコンソフト。
タイトルからはRPGと人生ゲームをミックスしたものが連想されるが、
この作品は一人プレイ専用で、どちらかというとRPG一色である。
タイトルを見ただけではどちらのジャンルか判別できないという困りもの。

最初に「歌手」「カメラマン」「刑事」「プロレスラー」「漫画家」「社長」の中から何になるかを選択する。
内容はドラクエのようにフィールドを歩いて進め、ランダムエンカウントでイベントが発生する。
イベントの結果はルーレットで決まり、成功度に応じてパラメータが変動する。
ルーレットは成功する確率のほうが高いので、適当にやっていてもパラメータは上昇する。人生甘すぎ。
これを繰り返してパラメータを上げ、ボス(自分より偉い人)を倒して進んでいく。
そしてラスボスを倒すことでエンディングとなる。

生まれてすぐ職業を決められてしまい、しかもマルチエンディングが採用されていないため
結局製作者が敷いたレールの上を突っ走るだけの人生である。
RPGとしてはそれでいいのだが、人生ゲームとしては失格。
くれぐれも人生ゲームのつもりで買わないように。

☆関連語☆
人生


●あめりかおうだんうるとらくいず‐しじょうさいだいのたたかい【アメリカ横断ウルトラクイズ 史上最大の戦い】

ファミコンで発売された同名のテレビ番組をモチーフにしたクイズゲーム。
実はこのゲーム、最終ステージをクリアして優勝すると
RPGになって新たな物語が始まるという無茶な展開がある。

その内容もツッコミ所が満載。
敵との戦闘はクイズで正解すると敵にダメージを与えられ、
はずすとこちらがダメージを受けるという冷静に考えるとシュールなシステム。
「ナンジャタートル」「Drマリック」など一部の敵キャラが強烈なパロディ。
(特に「スーパーワルオ」は当時の規制の緩さを考えてもスタッフはいい度胸しすぎ)
死んだはずのヒロインがエンディングであっさり生き返るなど
いろいろ超展開すぎるストーリー。
正直アメリカ横断ウルトラクイズは全く関係なくなっている。


●いんどらのひかり【インドラの光】
1987年にケムコから発売されたRPG。
戦闘バランスや音楽はファミコンにしては良いほうで、ストーリーも結構いい感じにまとまっているのだが
どちらかというと操作性をはじめとする短所のほうが目立つ。

・3人パーティーだが操作できるのは主人公だけ、仲間は後ろからついてくる
・主人公より移動速度が遅い仲間はついてくるのが遅れるため、待ってあげなければならない
・ついてくる途中に障害物があるともちろんひっかかる
・画面端まで移動して画面を切り替えるゼルダ方式だが、町中もその方式であり無駄に広い
・仲間が遅れてるまま画面を切り替えると仲間を見失う(当然町中でも)
・町の人は正面にまわりこまなければ話しかけることができない
・怪しい人には話しかけるだけで大金を盗まれる
・グラフィックの使い回しが多く、仲間3人とも色違いの同じグラフィックになることも
・シンボルエンカウントのくせに不意打ちが異常に多い
・ダンジョンはやたら意地悪構造で、長い長い通路を進んでいったら行き止まりだったりする
・「やくそう」は回復薬だが「ヤクソウ」は毒薬
・防具に重さが設定されており、装備すると素早さが下がる
・ラスボスはダメージを与えなくても倒せるイベント式で張り合いが全くない

以上(本当はもっとある)の点から、世間の評価はクソゲー。
システム周りがちゃんと整備されていれば名作と言われていたかもしれない。
ちなみにこのシステムの稚拙さは後にシャドウゲイトに受け継がれることに・・・

☆関連語☆
音楽がいい 操作性 使い回し シンボルエンカウント クソゲー


●ウィロー【Willow】

ファンタジー映画「Willow」を原作としてカプコンからファミコンで発売されたアクションRPG。
ファミコンにしては美麗なグラフィックなど、ハード性能を限界まで引き出した部分が多い。
ゲームの特徴として、当時では珍しく斜め移動や突きと振りの二種類の攻撃モーションなど、
見下ろしタイプのゲームにしては高いアクション性があった。
しかし、バッテリーバックアップが搭載されておらず、
しかもゲームオーバーにならないと、パスワードが表示されないなど不便な点もある。
ちなみに同名のアーケード版WILLOWも同じ会社から同年に発売されているが、
そちらは横スクロールアクションゲームとなっており、天地を喰らう同様別物である。

デモ画面で堂々と「カプコンとルーカスフィルムがおくる愛と友情と冒険の壮大なファンタジー!」と言い切るあたり、
版権ものとしては妙に態度がでかい。


●がんそさいゆうき-すーぱーもんきー-だいぼうけん【元祖西遊記スーパーモンキー大冒険】
西遊記をテーマにしたファミコンソフト。
パッケージに「究極のロールプレイングアドベンチャー」と、やけにでかい文字で書かれている。
スタートすると「なか゛いたひ゛か゛ はし゛まる・・」のテロップが表示され、フィールドに放り出される。
初めっから何をしていいのかわからない。
目に見える範囲に町はない。
すぐ近くに見えない町があるわけではなく、本当に何もない。
リアルタイムで時間が経過し、食料や水が減っていき、なくなると餓死する。
そのくせフィールドを一歩歩くのに約一秒かかる。
キャラクターの成長がないので戦闘はするだけ無駄なのだが、避けて通れない。
先に進むためのワープポイントが見えない。
ていうかどっちが「先」なのかすらわからない。

世間では「星をみるひと」などと並ぶ、伝説のクソゲーと評されている。
株式会社バップが出した初めてのゲームソフトであるが、
こんなゲームを世に送り出すことに疑問を抱く人は社内にいなかったのだろうか?
せめて、他会社がどんなゲームを出しているかぐらいは確認するべきだと思う。

ちなみにロム内部には「デザイナーなかじまかおる」という人物による、
ゲームとは無関係な文章が入っている。
カセットの接触不良によるバグった画面に出てくることがあり、近年ネット上で話題になった。


●がんばれごえもんがいでん きえたおうごんきせる【がんばれゴエモン外伝 消えた黄金キセル】
1990年1月5日にKONAMIから発売された、ゴエモンシリーズ初のRPG作品。
先祖代々の家宝の黄金キセルを盗まれてしまっていた
ゴエモンが、相棒のエビス丸を引き連れて日本の隅々をまわるお話である。

当時のファミコンのコマンド型RPG作品にしては、
フィールドの絵作りやBGMにとどまらず、
敵キャラのアニメーションや、味方のやられ顔表示があったりしてクオリティが高い。
一応江戸時代の設定だが、パスポートがあったり
ハンバーガーショップや、リニアや、飛行機があったりするのは気にしてはいけない。

☆このゲームの固有項目☆
【ほんどう たにし】


●がんばれごえもんがいでん2 てんかのざいほう【がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝】
FCで発売されたゴエモンRPG第2弾。
ある日ゴエモンのもとにエビス丸が「世界泥棒大会」のチラシを持ってくる。
自分は泥棒ではなく義賊だと参加を渋るゴエモンだったが賞金が1億両だと知り、参加を決意。
こうして再び珍道中が始まるのだった。

このソフト最大の特徴は通常の1.5倍近い大きさの特殊カセットの採用である。
これにより容量が大幅に引き上げられ、その結果なんとFCでありながら
敵味方すべてに戦闘アニメがつくという凄まじいことをやってのけた。
ドラクエが背景真っ暗で呪文は画面フラッシュのみ、
FFでも武器を振る程度だった時代に、ゴエモン達は振りかぶって斬りつけ、
着物をはだけて啖呵をきり、火の玉となって画面中を飛び回っていたのである。
まさにFCの力を最大限に引き出した一作であった。


●きょんしーず2【キョンシーズ2】
1987年、キョンシーブーム真っ最中にタイトーから発売されたアクションRPG。
「2」と銘打っているが、前作の名前は「キョンシーズ」ではなく「霊幻道士」である。こちらは純粋なアクションゲーム。

まだタイトーがRPGに慣れていなかったのか、RPGパートはものすごく不親切。
まず登場人物四人のうち一人を主人公に選ぶ。
キョンシー世代なら知っているだろうが、四人のうち一人だけ弱い。
町にはそれぞれの主人公に対応した店があり、対応していない店に入ると
「おまえにくわせるものはない、でていけ!」みたいな対応をされる。
主人公に対応した店を探し出すだけでも大変である。

ゲーム内では説明してくれないが、このゲームの目的は大霊界にいるボスを倒すこと。
その下準備として下水道を探索して仏具を取り返してお金をもらったり、
霊界(大霊界じゃない)のボスを倒しておく必要がある。
そして大霊界にいるラスボスを倒すとエンディング・・・ではなく、四人全員で試練を乗り越えろと言われる。
四人の主人公で苦労も四倍。いや、五倍か。スイカ頭のせいで。


●ぎんがの-さんにん【銀河の三人】
1987年に任天堂が発売したSF・RPG。
元は85年にエニックスがPC-88で出した「地球戦士ライーザ」をファミコン用にアレンジしたもの。
外宇宙からの侵略者、ガルムを撃退するために、ライーザという人型ロボットを操って戦うという概要。
今でも珍しい、本気のSFである。

宇宙空間(フィールド)の移動方法が目的地を指定して空間跳躍、
移動速度を速くし過ぎるとHPが削れる、
敵の総数に影響される攻撃力、3人パーティーだが直接戦闘は2人で行い
3人めは超能力でサポート…といった変わったシステムや、
仲間たちの当時としては多彩に変化する表情グラフィック、
YMOの高橋幸宏によるBGMなど魅力的な要素を持っていた。
また、敵も味方も(特に味方)とかく喋り捲る点も特筆に値すると言える。

しかし、何故かパッケージイラストに永井豪(マジンガーZなどの人)を起用して
却ってイメージダウンになったことと、
このゲームから三ヶ月以内に「ファイナルファンタジー」、「ドラゴンクエストIII」と怪物RPGが立て続けに出たために
記憶の片隅に追いやられることになった。
パスワードコンティニュー方式だったことも災いしたのだろうか。
またゲーム終盤に登場するザコ敵が鬼のように強かったため
クソゲーの烙印をも押される羽目になった。


●きんぐすないと【キングスナイト】
1986年にスクウェアがFCで発売したRPG、の皮を被ったシューティングゲーム。
基本設定は4人の勇者を集わせ、ドラゴンにさらわれた姫を救い出すという王道RPGであり、
パッケージにもRPGと書かれているが、システムは紛れもなくシューティングのそれである。

はじめは4人の勇者がそれぞれのステージをクリアし、最終面で全員が揃って攻略するのだが、
それぞれのステージで4人の勇者が1人でも死んでいると最終面が攻略できない。
勇者4人を集めても、ステージごとに隠されている個別の専用魔法を取らないと攻略不可。
敵の当たり判定が小さく、味方の当たり判定が大きい、
操作性やゲームバランスも悪いなどの致命的な欠点があるため、一般的な評価はクソゲーである。

☆関連語☆
頭脳戦艦ガル


●くれおぱとらのまほう【クレオパトラの魔宝】
スクウェアがディスクシステムで発売したRPG。
スクエニの公式ページでも紹介されているが、現行ハードには移植されていない。
ゲームの説明は「3Dのマップを進むアドベンチャー要素満載のRPGです」。
世間ではそういうのをアドベンチャーゲームと言うのだが、スクウェアは本当にRPGが好きである。
実体はレベル制のあるアドベンチャーゲームで、敵を倒したり装備を集めたりしながら3Dダンジョンを進んでいく。

難易度はそれほど高くなく、ラスボスまでは楽に着けるがラスボスが強い。
それまでに相当経験値を稼いでないと勝てないので、初見で挑んだらレベル不足でまず負けるだろう。
ラスボスの正体は主人公(男)の味方をしてくれる女性。それが気色悪い姿に変化して襲ってくる。
ハードがディスクシステム限定なのであまり有名なキャラではないが、
「期待させて最後には裏切る」という行為から、スクウェア三大悪女に入る資格があるかもしれない。
これに負けたプレイヤーはその後どうするか。
意地でも経験値を稼いで倒せるレベルまで上げるか、
ストーリーが鬱展開だと知ってそこでやめるかのどちらかだろう。
レベルを上げなくても金をためればエンディングを見れるアイテムを買えるので、
それを買って満足するのも一つの方法かもしれない。


●げげげのきたろう2-ようかいぐんだんのちょうせん【ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪軍団の挑戦】
ファミコンで出ていたRPG。バンダイ発売。
ナンバリングは2だが、前作はアクションゲーム(妖怪大魔境)。
アニメ版鬼太郎第三期をベースにして作られている。
第三期は夢子ちゃんとか出てきてけっこう人気が出たシリーズなので、
その人気にあやかって出したキャラゲーである。

このゲームならではの特徴として、敵と戦う前に会話することができる。
隙を突かれて攻撃をくらったりもするが、重要なフラグだったりすることもあるので
初めての敵に会ったらとりあえず話しかけておこう。鬼太郎は妖怪なのでやられても死なないから。
敵にヒントをもらっても、大抵は意味がわからない。
誰が呼んだか「ノーヒントRPG」。とにかくヒントが少なすぎる。
「これヒントなのか?」と思ったら、わからなくてもとりあえずセリフをメモっておくことをおすすめする。

☆関連語☆
アニゲー


●ごーるどかーとりっじ【ゴールドカートリッジ】
「ドラゴンボールZ強襲!サイヤ人」と
「ドラゴンボールZ2激神フリーザ」の別バージョン。
カートリッジ本体が金色に塗られている(オリジナル版は黒)。
見た目は違うが、内容はオリジナル版と全く同じである。
売り上げが目標本数を達成したため、その記念としてバンダイが配布したものらしい。
「ドラゴンボールZ3烈戦人造人間」のゴールドがなぜないのかは・・・いうまでもないか。

RPGではないがキン肉マンのゴールドカートリッジはオリジナル版と内容が違うため、
ネットオークションでとてつもなく高い値段で取引されているとか・・・
    r ‐、
    | ○ |         r‐‐、
   _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
  (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  ゲームソフトに100万円出すような
  |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  大人になっちゃだめだぞ!
 │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|  
 │  〉    |│  |`ー^ー― r' |
 │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
 |  irー-、 ー ,) |    /     i
 | /   `X´ ヽ    /   入  |


●ざ・ぶらっくおにきす【ザ・ブラックオニキス The Black Onyx】
1984年にBPS(Bullet-Proof Software)が発売した、国産コンピューターRPG黎明期の作品。
『ウツロの街に隠された秘宝“ブラックオニキス”を探す』以外には特にストーリーらしいものはなく
(全てを闇に吸い込むラグナロックの力を封じたブラックオニキスを見つけて
 永遠の闇に葬るというストーリーはファミコン版の設定)
プレイヤーは冒険者を作り、ウツロの街を探索することになる。
パーティー編成の自由度は比較的高く、自分で作るキャラは名前や顔を選べ、街の床屋で変更することも可能。
他にも街や迷宮をうろついている冒険者を仲間に誘ったりもできる。
ただしこの作品では職業は戦士以外は選べない。
(続編の『ファイヤークリスタル』からは魔法も使えるようになり、
発売中止になった『ムーンストーン』ではウツロの街以外の世界が示されるはずだった)
武器を装備すれば武器が表示され、鎧を着ればどんな鎧か表示されたりと、ある意味今風でもある。
数少ない謎『イロイッカイズツ』という言葉はオールドゲーマーには有名。
いまだにムーンゲート手前で続編『ムーンストーン』を待っている冒険者もいるとか?

☆関連語☆
井戸 クラーケン


●じゃすと-ぶりーど【ジャストブリード】
1992年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたファミコンソフト。
町の守備隊の隊長である主人公が、サファイア祭の最中にさらわれた幼馴染の司祭を取り戻す為、
七つの聖石を持つ仲間と出会い各地に頻発する怪事件を解決していく、というストーリー。
ゲーム性は町から町・ダンジョン内での移動と戦闘がSRPGのドラクエをイメージすると分かりやすい。

Team Spirits(チーム・スピリッツ)という、従来のRPGではあまり見ない独特のシステムを搭載している。
主人公やその仲間は部隊の『隊長』であり、それぞれに5人の『隊員』がいるのだが、
・装備や職種は個別化しているが、隊長とレベルを共有している。
・隊長を中心とした一画面でしか移動・攻撃が出来ない。
・隊長が戦闘不能になってしまった場合は隊員も戦闘マップから離脱する。
・隊長がイベントのせいで体が勝手に動いてしまう状態になると、隊員も好き勝手に動き始める。
と、凄まじいまでの忠義っぷり(?)を発揮する。まさしくチームスピリッツである。
上記の特性から、隊長の位置取りが非常に重要なシステムだと言えるだろう。
最大で4人パーティー×6で24人の大所帯になるが、ラストダンジョン突入時に隊長6人だけになってしまう上に、
更なる敵の強化やボスラッシュ等で難易度が跳ね上がる為、全クリを前に泣く泣く諦めた人も多いのではないだろうか。

余談だが、味方を復活させる「アリエナス」という当時2ちゃんがあったらネタにされていたであろう魔法が存在する。


●じゅうべえくえすと【じゅうべえくえすと】
貝獣物語(初代)のスタッフが制作した和風RPG。
システムはほとんど貝獣物語と同じだが、操作キャラをチェンジさせるシステムは取り入れられていない。
そのかわりにサブシナリオが存在し、後半のほうに登場するキャラを前もって操っておくことになる。
こうすることで愛着が沸くという好循環は、貝獣物語から形を変えて引き継がれている。
ちなみに大貝獣物語で使われたすけっとシステムはこの作品から登場した。
全10章立てでちょっと長いので、一つのゲームを腰を据えてじっくり遊ぶ人に適している。
エンディングが思いっきりネタバレなので、中古で買っても前の人のデータは見ないことをおすすめする。
女キャラがお色気を振りまいたり、今だったらCERO指定されそうな絵も終盤出てきたりする。

☆このゲームの固有項目☆
【おわりのまち】
【タスカルオール】


●しんせんでん【神仙伝】
1989年にFC用ソフトとしてアイレムより発売されたRPG。
中国の神話を題材とした世界観が特徴的であるが、
RPGとしてはかなりマイナーな部類に位置する作品であることは否めない。
しかし、当時は普及していなかったダッシュ機能を搭載していたり、
特殊アイテム「ひょうたん」を使用して敵を吸収、
次の戦闘でその敵を味方として戦わせる(つまりFFの「あやつる」)システムなどなど、
当時としては非常に斬新なシステムを持っていた。
ただ、昔のRPGらしくダンジョンのエンカウント率が異常に高かったり、
漢字がないため、中国風の名前のアイテムの意味が分かりにくかったりするのが難点。
機会があったら是非やってみてください。


●しん・とうきゅうおうでんせつ【真・闘球王伝説】
ガンダム・ウルトラマン等の複数の作品が入り乱れる「コンパチヒーローシリーズ」の派生作品、
「バトルドッジボール-闘球大激突-」に収録されているRPGモード。
ストーリーは三種の神器を集め、闇帝王ネオ・ダークブレインの手から世界を守るというもの。
エンカウントした敵とドッジボールで勝負し、勝利時にもらえるGP(お金兼経験値)を消費して、
自由に各能力のレベルを上げていくというシステムになっている。
CPUの思考ルーチンの悪さとゲームシステムの仕様上、仲間をいれず1人で進むほうが簡単だったり、
必殺技の威力を上げることができなかったりとあまりゲームバランスは良くない。

ストーリー中に降したチームの中から1人選んで仲間にするのだが、そのときの相手の台詞が、
「すごいや きみたち どうやらもくてきもおなじようだね なかまにいれてもらえないだろうか?」
というものにほぼ統一されている。
そこらのゴロツキチームならともかく、「やみのていおうさまに さからいしものどもよ!」と殺気全開で
勝負を仕掛けてくるチームが戦闘後態度を豹変させて「すごいや きみたち どうやらもくてk(」
と言う姿にはプライドの欠片すら感じられない。
ストーリー中にボスとして幾度か闘うライバルキャラでさえ戦闘後「すごいや きみたt(」
という体たらく。もはや狙ってやってるとしか思えない。


●すごろくえすと-だいすのせんしたち【すごろクエスト ダイスの戦士たち】
テクノスジャパン発売のファミコンRPG。
タイトルどおり、すごろくとRPGを組み合わせたシステムとなっている。
ダイスをふってマス目を進み、イベントや戦闘したりしながらゴールにいるボスを倒すのが目的。
RPGらしく、経験値やレベルの概念も存在する。

戦闘もダイスを使って行う。基本的に大きい目のほうが有利。
アイテムや魔法のほか、ダイスマンと呼ばれるお助けキャラを使ったりすることもできるため、
単なる運ゲーではなく奥が深い戦闘を楽しめる。

【このゲームの専用項目】
【ダイスマン】 【ダイスマン1号】

●すうぃーと-ほーむ【スウィートホーム】
同名映画が元ネタのサバイバルホラーRPG。開発カプコン。
今は亡き天才画家間宮一郎の屋敷を訪れた5人の取材班は、
間宮夫人の霊の怒りに触れ閉じ込められてしまう。
夫人の放った悪霊やモンスターと化した屋敷の犠牲者と戦い、
罠を突破しながら謎を解き、最終的に間宮夫人を鎮め屋敷から脱出するのが目的。
回復アイテムの個数制限や死亡キャラは復活しないなど、難易度は高い。
このシステムは、後のアクションゲーム「バイオハザード」に受け継がれている。
当時としては最高のドット絵で表現した敵のグラフィックや、味方の死亡デモは、
タイトルから可愛いゲームと勘違いして買ったいたいけな子供たちを恐怖のどん底に陥れた。
復活リメイク版を望む声も多い。

追記:映画の印税問題が法廷闘争にまで発展して原告側が敗訴したからリメイクは絶望視されている。


●ずのう-せんかん-がる【頭脳戦艦ガル】
デービーソフトが作り上げた、スクロールRPGという、
RPGの定義に一石を投じる独創的なシステムを持ったRPG。

主人公は戦闘機のジスタス−21。
戦闘機らしく移動システムは半オートパイロットなシステムを採用しており、
黙っていても北(?)へ北へと自動的にすすんでいく。
さらに、戦闘システムは移動と戦闘がシームレスに繰り広げられる
リアルタイム性・アクション性がきわめて強いシステムを採用しており、
具体的には次々と現れてくる敵をボタンを押すことで、
ジスタス−21から発射される弾を当てて倒していくというもの。

なお、プレイ中に経験値が表示されることはないが、
内部的には敵を倒すごとに経験値が貯まっているらしく、
敵を倒しつづけていると突然レベルアップし、攻撃力が上昇し、
連射機能がついたり、弾の攻撃力があがったり、サブウェポンが増えたりする。
ただし、最初から最後まで防御力・耐久力は低く、
敵の弾や体当たりにより一撃で死んでしまい、攻撃力がダウンしてしまう。
また、一定回数死んでしまうと強制的にゲームが終わってしまう。

ストーリーは昔のRPGらしくパーツを集めてラスボスの
宇宙制御装置「ドラッグ」を倒すという至極単純なもの。
ただし、そのパーツの総数たるやなんと100個。
後のRPGの4つのクリスタルやら6つのオーブなど可愛いものである。
さらに、ゲームの前半部はマルチシナリオシステムを採用しており、
途中の分岐地点で右に進むか左に進むかでその後の展開が微妙に変化する。

ちなみにタイトルの頭脳戦艦ガルとは主人公のジスタス−21が搭載されている戦艦の名前で
ゲーム中にその姿を見せることはない。

……どう見ても普通の縦スクロールシューティングゲームです。
本当にありがとうございました。

☆関連語☆
RPGの境界線 キングスナイト ボコスカウォーズ レーシングラグーン


●ぞいど2 ぜねばすのぎゃくしゅう【ゾイド2 ゼネバスの逆襲】
1989年1月27日に東芝EMIより発売された、ゾイドを題材としたRPG。
稚拙なものだが戦闘にFPSを取り入れる等、当時としては色々と画期的なアイデアが盛り込まれた作品。

この作品を語る上で欠かせないのは、難易度の高さに有る。
特に目印もないところを、コマンドの調べるで調べることで先に進めたりする箇所が、
数箇所も有る(中にはノーヒントの箇所もあり性質が悪い)
とあるイベントではNPCと会話中、メッセージウィンドウが表示されてるときに↓を押すことで、
そのNPCをどかすことができたりする。前情報無しに気づけた人はどのくらいいるのだろうか・・

今作の主人公は、デフォルト名も定まってない一般兵。
故郷を滅ぼされようが恋人が殺されようが無言を貫く彼だったが、海流に流された時のみ喋る。

ひえーたすけてくれー


●てんちをくらう【天地を喰らう】
カプコンより発売された本宮ひろ志氏の漫画を原作としたRPG。
大元ネタは三国志なのだが、もちろん史実とかなり食い違う。

当時のFCのRPGとしては画期的な要素をふんだんに詰め込まれている。
・キャラクター(武将)のHPを兵力と表し、攻撃力がそれに比例する*1
・フィールドを歩くごとに兵力に応じた兵糧消費(メガテンでいうマグネタイト)
・敵の兵力がいつでも丸見え(ラスボス*2も)
・「そうこうげき」コマンド(オート戦闘)により戦闘時間の大幅な短縮*3
・敵武将を通常戦闘(エンカウント)で倒すと配下にできることがある(配下数の上限や、その他制限あり)
・回復アイテムが序盤のボス(黄巾党の張角)が作製したといわれる「○仙丹」(史実)
・フィールドに落ちている(ヒントあり)「せきとば」を道具装備することによって
 フィールドを歩く速度が常時2倍に
・計略(要は魔法)は個人個人のものではなく、軍師に指定したキャラの
 索略ポイント(SP=要はMP)と計略を個々の武将が使用する
・有償で町ごとの適正レベルまで利用可能な訓練所で1レベルアップ、
・レベルを上げすぎるとレベルがオーバーフローし、
 総兵力値ははそのまま上昇を続けるがレベルアップがレベル1からの挙動を起こす、
 (レベル表記はバグ記号になる。こうなると、あるイベントがクリアできなくなる)

こうした要素のいくつかは後のRPGにもあったりなかったりするが、
いろんな意味での分かりやすさをここまで詰め込んだRPGも他に類を見ない。

*1「真田十勇士」もHP=兵力であるため、同じシステム。純粋なHP制では桃太郎伝説も。
*2全快計略を使用してくるので倒せたと思ってもメーターがびょんと伸びる様は多くのプレイヤーを萎えさせた
*3こちらはランダム指定の攻撃オンリーだが、敵は計略も使用してくる

☆このゲームの固有項目☆
【諸葛亮】
【蜀】


●どらえもん【ドラえもん

1)藤子・F・不二雄の描いた漫画とそれを元にしたアニメ。
典型的なダメ人間であるのび太が虐められ、ドラえもん道具を貸して助けるが、
使い方を間違えたりして結局自爆するという流れが多い。
一時期、声優が交代するという事で話題になったが、現在では沈静化している。

2)1)に登場するキャラであり、副主人公(主人公?)。
のび太が将来、会社事業を失敗し貧乏生活を余儀なくされるため、子孫のセワシにより送り込まれる。
彼を更正させて一族の未来を明るくしようという目的。
ちなみに昼寝をしている時に耳がかじられ、それ以来ネズミが大の苦手となっている。
その恐怖の仕方は常軌を逸脱しており、「ネ」と聞いただけで発狂したり、
ネズミ一匹のために地球破壊爆弾を出すほど。

3)ドラえもん ギガゾンビの逆襲に登場する仲間キャラ。
オープニングでギガゾンビを倒しに行くも返り討ちにあい、主人公宅に飛ばされる。
最初の仲間であり、行き詰まった時に相談する相手であり、セーブ時にドラミと会話し、
四次元ポケット(預かり所)の持ち主であるなど、当然だが優遇されている。
余談だがネズミ系の敵と遭遇すると麻痺し、動けなくなるあたりが原作と同じ。
しかし数ターンで回復してナイフやドラゴンスレイヤーでぶん殴るなど、やはりゲームである。


●どらえもん-ぎがぞんび-の-ぎゃくしゅう【ドラえもんギガゾンビの逆襲】
1)エポック社の出したRPG。おそらくFCで唯一のドラえもんRPG。
ストーリーは、刑務所から脱走したギガゾンビを倒すというもの。
主人公はオリジナルキャラで、ドラえもんとともにのび太君達を助けながら戦う。
シナリオは四つで、「のび太の魔界大冒険」、
「のび太の海底鬼岩城」、「のび太と竜の騎士」、
「のび太の日本誕生」の世界がそれぞれの舞台となっている。
秘密道具も多数登場するし、敵にねずみがいればドラえもんが動けなかったりと
それなりにドラえもんっぽくなっている。
アイテムを買うにも秘密道具を使うにもどら焼きが必要。
しかし敵を倒すだけではどら焼きはもらえず、町などでわざわざドラミちゃんからもらう必要がある。
普通じゃ持てない量の道具を「四次元ポケット」に入れて持ち歩くというシステムは、
その当時のRPGでは画期的で、DQのふくろシステムを彷彿とさせる。

なお、一度クリアーしたマップには戻ることができない。秘密道具を取り逃がした場合は、
難易度が格段に上がることもあるので注意が必要。

追記:忘れてはならないのが、最初にドラえもんが「一緒にのび太君たちを助けてよ」に対して
「いいえ」を4回繰り返すと*ゲームオーバーになるということだ。
くすんと泣いたドラえもんが去ってゆく後ろ姿に罪悪感がこみ上げる。

追記2:題名はギガゾンビの逆襲だけどラスボスは牛魔王。
倒した時に入るぼうけん(経験値)は1。
これを見て拍子抜けした人は少なくないだろう...。

☆このゲームの固有項目☆
【メガサメール】


●どらきゅら‐つー‐のろい‐の‐ふういん【ドラキュラ2〜呪いの封印〜】
アクションゲームとして有名な悪魔城ドラキュラシリーズに属し、
ファミコンで3つ発売された内の2作めで、ディスクシステム用ソフトとして製作された。
前作「悪魔城ドラキュラ」と後の「悪魔城伝説」は秀逸なアクションで有名であるが、
本作は当時流行のまっただ中であったRPGに影響を受けたためか、
なぜかアクションRPGとして発売された。

ドラキュラ2 最大の特徴は取説にも示されているとおり、
「主人公に対してウソをつく住人が街にいる」ことである。
しかし真偽の比率は「本当のことを教えてくれる人もいる」という表現でも構わない程度だったため
本作はクソゲーがバカゲーに分類されることがある。


●どらごんぼーるぜっと‐がいでん−さいやじんぜつめつけいかく【ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画】
93年に発売されたドラゴンボールのRPG。
今回は原作準拠ではなく、アニメZで登場したツフル人の生き残りが
サイヤ人の生き残りである悟空達を狙うという外伝的なストーリー。
ターレスやスラッグ、クウラといった劇場版の敵も多数出演。

バトルシステムはおなじみのカードバトルだが、必殺技の出し方が特殊で
「拳」「気」「斬」などの文字を組み合わせて出す仕組みになっている。
たとえばかめはめ波は「体」「爆」「光」の順で出せる。
現在持っているカードでどんな必殺技を出せるか色々考えるのが楽しい。
プレイ中に並べ方のヒントすら出てこない隠し必殺技も存在する。
終盤では必殺技しか効かない敵が出るため、必殺技練習をさぼっていてはクリアできない。

今回は仲間がほぼ全員がスーパーサイヤ人なため
悟空だけが圧倒的な強さでゲームバランスを崩すということはない。
仲間内で唯一サイヤ人ではないピッコロがちょっと弱いが
頑張って隠し必殺技を覚えれば超サイヤ人に匹敵する強さになる。

☆このゲームの固有項目☆
【チャオズ】
【フリーザ】


●どらごんぼーるぜっと‐きょうしゅうさいやじん【ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人】
ドラゴンボールZシリーズのRPG第一弾。
舞台はサイヤ人編だが、それだけではシナリオが短すぎるためか、
劇場版Z第一弾の敵たち(魔族ガーリックJr一味)も登場する。
今までのドラゴンボールシリーズでは悟空しか操作できなかったのだが、
原作そのものが「力を合わせて戦う」路線に変わってきたため、今作では仲間も操作できる。
修行により自分の好きなキャラをひいきして育てられるため、キャラゲーのわりに人気は高い。
その気になれば悟空やピッコロより強いヤムチャも作れる。
戦闘にかかる時間が長い、一回の戦闘でもらえる戦闘力(経験値)が少ないなどの問題はあるが、
時間さえかければそれほど難しくもないゲームバランスになっている。

☆このゲームの固有項目☆
【チャオズ】
【フリーザ】


●どらごんぼーるぜっとつー‐げきしんふりーざ【ドラゴンボールZ2 激神フリーザ!!】
ドラゴンボールZシリーズのRPG第二弾。
サブタイトルがよく間違えられるが激震ではなく激神である。
今回はフリーザ編だけが舞台で、劇場版キャラは登場しない(ザコ敵除く)。
前作の不満点であった戦闘にかかる時間や経験値のバランスが改良され、
ゲーム進行がスムーズになったがそのぶん必殺技の演出などが劣化してしまっている。
原作ではヤムチャ、テンシンハン、チャオズ、ピッコロは死んでしまっているのだが
これはゲームの続編という形であるためピッコロ以外の三人は生きている。
基本的な操作は前作と変わらないが、自分達だけでなくボス敵もマップ上を移動してくる。
ボス敵やベジータが移動するたびにフリーザやベジータに
「ちきゅうのゴミムシ」「カスども」「クズヤロウめ」などと罵られるため
ドラゴンボールファン以外にはおすすめできない。(ファンなら大喜び)

☆このゲームの固有項目☆
【チャオズ】
【フリーザ】


●どらごんぼーるぜっと‐すりー‐れっせんじんぞうにんげん【ドラゴンボールZ3 烈戦人造人間】
ドラゴンボールシリーズで一番のネタゲー。
スーファミの超サイヤ伝説より後発の作品なのにこれはファミコンソフトというのがまずネタ。
ファミコンの容量の少なさを考慮していなかったのか、凝ってる割にめちゃくちゃ短い。
他のネタとしては

・邪魔な岩をエネルギー波ではなくダイナマイトで壊さなければならない
・「下剤」というアイテムが登場しウ(ry
・界王様の修行が重力ではなく「ふとんがふっとんだ」「ドーーーーン」
・メカフリーザと戦ったりクウラがストーリーに乱入してくる
・戦闘力の概念が撤廃され単に頭数の多いほうが有利
・そのためベジータでさえも雑魚敵に囲まれると簡単に殺される

ゲームとしては間違いなくクソゲーだが濃いファンには受けるかも。

☆このゲームの固有項目☆
【チャオズ】
【フリーザ】


●どりーむ-ますたー【ドリームマスター】
1992年にナムコより発売されたFCソフト。開発はバースデイ。
ブラックマスターと呼ばれる夢使いにより、目覚めることのないブラックドリームへと誘われた姫を救うために
人々を安らぎに導くドリームマスターの見習いである主人公が、
師匠である夢幻老師の力を借りてブラックドリームの世界へと突入していく…という物語。

全七章構成で、各章ごとに開始時の最大HP固定で始まる。
どの章もモヤのかかったダンジョンを探索してボスを倒す、という大まかな流れは変わらないが
敵の数や種類が固定、HP回復手段が有限、謎解き要素が多いという関係上
どちらかというとパズルやアドベンチャーの要素が強く、説明書にもそのような記述がある。
適当に進行するとジリ貧になりかねないシステムなので難易度はやや高め。

ちなみにこのゲーム、仲間のドリームマスター達の扱いがかなり酷く
・監禁されながらも牢屋の鍵を作成、主人公に託した後に死亡
・姫が捕らえられている城に潜入したが、高所から地面に叩き付けられ骨が砕けて死亡
・罠にかかった主人公を身を挺して守り死亡
・先に進んだらとりあえず死亡
と、基本的にろくな目に遭わない。
章が進むたびに次から次へと人が死んでいくため、鬱な気分になること請け合いである。


バースデイって色々調べたら他にも鬱なことをやってるらしいが
俺は他の作品を知らないから詳しくは書けない…

406 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/05/06(金) 02:52:12.19 ID:KwWpiwmy0
貝獣・大貝獣物語も開発はバースデイだったっけか
バイオベースとかあるしな…


●どるあーがのとう【ドルアーガの塔】
RPG黎明期の名作ARPGにして究極のスルメゲー。
1984年にナムコからアーケードで出されアクション性の高さと謎解きの難しさが受け大ヒット。
それを受けFCに移植、その後も現在に至るまで続編や移植版が出され続けている。
騎士ギルガメスとなり、悪魔ドルアーガによって石にされた巫女カイを救うため
各階に一つずつ隠されたアイテムを手に入れつつ、
60階建てのドルアーガの塔をひたすら上るというのが大まかな流れ。

このときの宝箱出現条件がゲーム内ではほぼノーヒント。
さらにはギルを強化する方法はアイテムのみであり、クリアに必須のアイテムがいくつも存在するので
結局大体の宝箱は取らないといけないということが難易度をいやましていた。
さらにはボスを倒さないまま最上階に行ったり、ラスボスを倒して最上階に行き着いてもある行動をとると、
突然「ZAP」と表示され、一部のアイテムを没収された上かなり下の階に飛ばされるという
知らないで食らうとショックで白髪になりそうな罠が最後の最後に待っている。
製作者はゲーム板の有名コテハンでもある遠藤雅伸氏で、その理不尽な難易度に関しては本人いわく
「むしゃくしゃしてやった。マッピーのROMを使ったもので実験作だから別に売れなくても良かった」
だそうで。

その謎解きの理不尽さはもはや伝説と化した相当無茶なゲームではあるが、
シビアだけれど面白いツンデレ難易度と、当時はまだ少なかったファンタジー要素を押し出した世界観で
大ブームを巻き起こし、DQ1に先駆けること2年、RPGというジャンルを確立した功績は大きい。

ナムコお気に入りのゲームでもあるのか今でも他ゲームにちょくちょく顔を出す。
GCのバテンカイトス1やPS版TODにはドルアーガの塔そのまんまのダンジョンが出てくる。
バテンカイトスでは音楽もそのままで、ゴールドマトックなどの懐かしいアイテムにファンは涙した。
さらにNAMCO×CAPCOMでは、ギルとカイをはじめとするドルアーガキャラが大勢登場する。
他にもいいキャラが多いので少々影は薄いが。

☆このゲームの固有項目☆
【ドルアーガの塔の謎解き】


●にじ-の-シルクロード【虹のシルクロード】
ビクターが発売したRPGで、滅亡した国の王子が
国を取り戻すために「虹の鏡」を集める旅に出る…という話。
話としては平凡きわまりないと思うかもしれないが、蓋を開けてみると
シルクロードであるアラビアから中国(日本)まで商売をしながらお金を稼ぎ、
各国に隠された「虹の鏡」を手に入れるためにピラミッドやアンコールワットなど
有名遺跡を練り歩くという一味違った内容になっている。
特に商売は、安く扱ってる所から買い、高く扱ってる所で売るというだけで、
価格操作など込み入ったことはできないシンプルな物だが、意外とのめり込む。
また傭兵を雇いパーティーに加えたり、移動手段に魔法のじゅうたん(事故あり)、
なくなるとHPが減る「水」のパラメータなど、当時としては斬新なシステムの多い作品。
レゲー板にもスレが建っていない(2004/7/31現在)ほどのマイナー作品なのかもしれないが、
もし見かけたらやってみてもよいかも。


●ねっけつこうは-くにおくん【熱血硬派くにおくん】
1)1986年にデータイーストから独立したテクノスジャパンが製作したアーケード用アクションゲーム。
さらわれた友人を救うためにくにおがさまざまな敵を相手に戦うゲーム。
駅でのライバルとの抗争に始まり、暴走族との格闘、スケバンとの戦いを経て、友人を拉致したヤクザを倒すゲームである。
70〜80年台に流行ったバンカラスタイルの主人公が拳一つで戦い抜く姿から人気を博した。
また、キャラをSDにした続編「ダウンタウン熱血高校ドッヂボール部」によって本格的にブレイクした。

2)RPGという分野においては1の主人公くにお及びライバルりきを主人公とした「熱血物語」、
1のシリーズの番外編にあたる「時代劇だよ全員集合」、
6頭身のくにおが大阪を暴れまわる「初代熱血硬派くにおくん」
の三作が挙げられる。

ここでは、一番ツッコミどころの多い初代についての解説を行う。

熱血物語と時代劇だよ全員集合においては レベル制ではなく敵を倒し、その金銭でキャラクタ能力を補強するタイプ。
また、初代熱血硬派〜においてはレベル制で、頭身がリアルであり実際の大阪の町で繰り広げられる
ゲームであることからくにおたちは現金を敵から奪い取ることはできない(ただし、プリペイドカードはOK)。

さて、このゲームを語る上で外してはいけないのはこの世界における大阪は
「ホテルを出て10歩歩いたら近くの女子高生が襲い掛かってきた」
「電車に乗ろうとしたら、襲撃されたので仕方なく線路を歩いて隣の駅へ向かった」
「線路を歩いていたら、一般人が襲い掛かってきたので仕方なく応戦したら電車が走ってきた。勿論、一般市民を巻き添えにして」
「線路の地下道に不良の溜まり場がある」
「敵に回すとラスボスより遥かに強い警察官」
「ポリ公の一人がどうみても両○勘吉です、本当にありがとうございました」
という、ヨハネスブルグ並みの治安を誇る無法都市であることである。
とはいえ、コロコロコミックなどでくにおに触れた世代にとって当時はあまり気にならなかったようだ。

☆関連語☆
硬派 熱血キャラ


●ばーずている【バーズテイル】
1990年にエレクトロニックアーツ及びポニーキャニオンからFCにて発売された3Dダンジョン探索型RPG。
1985年にPCで発売された作品の移植作。

プレイヤーは冬の魔導士マンガーによって
永遠の冬に閉ざされたスカラ・ブレイの街を救う為、マンガーの打倒を目指す。
アドベンチャーズギルドで6つの職から自由にパーティを組み、
スカラ・ブレイの街や街中に点在する様々なダンジョンを攻略するというシンプルな内容。
日本ではあまり知られていないが、海外ではRPG史上に名を遺す傑作の一つに数えられる。
バーズテイルのスペルは「Bard’s Tale」と書き、日本語訳すると「詩人の物語」
このタイトルの通り、他のゲームでは脇役であるバードがゲーム進行上、必要不可欠な存在となっているが特徴。
単純な戦力としても戦士に見劣りしないだけでなく、バードの「歌」が様々な局面で役立つのである。

ウィザードリィと同様、ダンジョンズ&ドラゴンズのルールやシステムを参考にしており、
雰囲気や内容は非常に酷似している。
しかし、テキストのみであったウィザードリィに対し、
こちらはグラフィックを重視した造りになっており、ファミコン版では削られてしまったものの、RPGで初めてモンスターにアニメーションが付いていた。
その他にも、モンスターを召喚する・モンスターを仲間に加える・時間の概念
(これもファミコン版では削られている)等を実装し現在のRPGの基礎を築いたといっても過言ではない。


●ふぁみこん-じゃんぷ【ファミコンジャンプ】
1988年にバンダイと集英社が共同で発売したRPG。
当時大人気だったジャンプキャラ(アラレちゃん、北斗の拳、DB、筋肉マンetc)
が一堂に会して悪の大魔王ピッコロと戦うありがちなストーリー。
なぜか主人公の名前が「橋本」というめちゃくちゃ日本人である。
ちなみにこの橋本君はゲーム中で金斗雲に乗っているので凄く心のキレイな少年であることがうかがえる。
どうも作品全体を当してDBにストーリーが偏っている気もする。
町の名前もほくとのむらやぺんぎんむらなどそれなりに凝って作っているが人気はいまひとつのようだ。

☆このゲームの固有項目☆
【ヘルナンデス】


●ふぁみこんじゃんぷ2 さいきょうの7人【ファミコンジャンプ2 最強の7人】
1991年にバンダイから発売されたRPG。
孫悟空、空条承太郎、剣桃太郎、前田太尊、タルるーと、ターちゃん、両津勘吉の七人のヒーローが、
いつものように事件を解決するが、その影に巨悪の存在を感じ、
やがて力を合わせて立ち向かっていく・・・という、クロスものにありがちな内容。
雑魚敵のデザイン、特にオリジナルの七将軍のデザインは各作家が担当しており、
戦闘に入るとSRPG風になるなど、後年のスクエアのLIVE A LIVEを彷彿とさせる作りになっている。
開発はドラクエで有名なチュンソフトが行っており、ドラクエからの流用が目立つが、

はなす しらべる
どうぐ つよさ
そうび さくせん
のメニュー画面は、いくらなんでもそのまんますぎではないだろうか。

こち亀の漫画内でもこのゲームが紹介されており、
両津自身が、「バズーカをぶっ放すわけのわからん役にされた」「即ワゴン行きのクソゲーだった」と評している。
ちなみに、最終章に突入してもイベントがあるのはドラゴンボールだけ、
乗り物(船、きんと雲、ロケット)は全てなんらかの形でドラゴンボールが関わっており、
悟空のかめはめ波は他のヒーローの必殺技の2〜3倍の威力と、かなりのドラゴンボール優遇ゲー。
また、剣桃太郎以外の主人公が、事件の影の悪を追うのに対し、
彼のみ精霊の声を聞いて、試練を乗り越えて旅立つという内容であり、
魁!男塾だけが、参戦作品の中で連載終了していたため、
真の主人公は剣桃太郎という説もわずかながら存在したりする。


●ぼこすかうぉーず【ボコスカウォーズ】
アスキーから1983年にパソコン向けに発売されたSRPG。
その後MSXやFCなどに一部仕様を変更して移植された。
隣国バサム帝国の侵略を受けて滅亡したスレン王国の王子が解放軍を率いて、
帝国の暴君オゴレス王を打ち倒すというのが大まかなストーリー。
道中で敵軍に捕らえられた兵士を救出しつつ敵を倒しながら王の待つ城へと乗り込んでいく構成である。
敵兵を倒すとキャラが少し強化され、一部のキャラはクラスチェンジが可能になる。
また敵兵との相性が設定されており、対戦相手をうまく組み合わせると楽に進められる。

しかしこのゲームは非常にランダム性が強く、いわゆるクソゲーとして認知されている。
というのも敵兵とマップ上で交錯したら戦闘に突入するのだが、この際勝敗はお互いの戦闘力によって決まる。
戦闘力はそれぞれのキャラ固有の値に一定の乱数を付与したものであり、この乱数しだいでは蟻が象を倒すことも可能。
ゲーム開始直後の戦闘で最強ユニットのスレン王子が敵の一般兵に撃破されてゲームオーバーになることも十分ありうる。
先に進めば進むほど撃破率は高くなり、この仕様に耐え切れず投げ出した人も多い。

ちなみにゲーム中の音楽にはスタッフにより「進めボコスカ!」という歌詞が付けられている。
ゲームにうんざりした時口ずさんでみればきっとストレスも減るはず?

追記:PC版とFC版との違い 1.FC版では最初は王子一人だけ(PC版は国がまだ滅びてなかったので部下を連れている)
2.FC版では敵を背後から攻撃しても有利にはならない(PC版は多少有利になる)

☆関連語☆
クソゲー 頭脳戦艦ガル


●ほし-を-みるひと【星をみるひと】
もはや語る必要はないほどの伝説のゲーム。
若い人たちのために説明すると、このゲームには今までにない斬新なシステムが採用されているのだ。
まずキャラが成長するとグラフィックが変わる、
ファミコンでそこまでやっているのである、素晴らしい!!
他にもフィールドを1歩進むのに1秒かかる、最初の街が見えない、
重要なアイテムが普通に落ちている(もちろん見えない)
戦闘中逃げれないコマンドキャンセルができないなど書ききれないほどの量がある。
興味がある人はgoogleで検索してもらえばこのゲームの素晴らしさがよくわかるだろう。

上記のようにかなりの糞ゲーではあるが、
劇作家鴻上尚史も関わっており(本人は現在では否定。黒歴史らしい)
実は巨大な宇宙船の中という舞台設定、
主人公たち超能力者が存在し迫害される理由がストーリーの核心にかかわってくる、
そして終盤になってわかる「星をみるひと」の意味、など大筋はしっかりしている。
実はマルチエンティング(正規(らしい)EDではラスボスがいない)でもある。

いわゆる糞RPGと呼ばれるものは、大概ストーリーが破綻しているが、
このゲームはその辺はわりとまともなのである。

まあ、問題は、それを表現しきれなかったことで・・・
糞ゲーというよりも駄目ゲーというべきなのかもしれない。

☆使用例☆

こんな所に宝箱が!? だが___で鍛えた私の目を誤魔化せるものか。

☆このゲームの固有項目☆
【かりう】
【納豆味のけろっぐ】


●ぼでぃこんくえすと【ボディコンクエスト】
かつてファミコンからハッカーインターナショナルにより発売された伝説のエロRPG。
もちろん任天堂の許可など取ってはいない。
ではあらすじは……

神は助骨からアダムとイヴを作り出した
だが依然として地上の人間は争いが絶えず混沌とした世界であった
そんなとき、デカメロン大陸のタツンダ城下町にて魔女トパーズの呪いにより男性全員がインポになってしまった!
チンポを無くした女性は野に下り強チンを図る強盗と化してしまった!
君はタツンダ城下町で産まれた奇跡の子供!皆がインポなのに君だけはチンポがビンビンだったのだ!!
さぁ、色んな意味で立ち上がれ!!

以上、説明書文である。
あ、ほぼドラクエのパクリです


●まーじゃんたいせん【麻雀大戦】
1992年、ファミコン末期にニチブツ(日本物産)から発売されたソフト。
現在のニチブツは脱衣麻雀のメーカーとして有名だが、家庭用ゲーム機用のこの作品は当然ながら脱衣はない。
全体的にドラクエのような雰囲気で、フィールドを歩いて敵がいたら麻雀で勝負し、勝ってレベルを上げて進んでいく。
町でイカサマアイテムを買ったり、MPを使ったりしてツミコミなどのインチキをすることもできる。
ていうかタイトル画面のレイアウトとかマップ構成とか「じゅもん」コマンドとかどうみてもドラクエです、本当に(ry

なに切る?
  ___________________________  __
 │二│三│四│伍│  │  │  │  │  │  │  │  │  │|六|
 │萬│萬│萬│萬│白│白│白│発│発│発│中│中│中│|萬|

ちなみにAIは中を切る。こんなところまでドラクエっぽい。


●まいと-あんど-まじっく【Might&Magic】
古くは世界三大RPGにも数えられた名作RPG
1987年に最初の作品が発売され
2002年に最終作となった9作目を発売しその歴史に幕を下ろした
TRPG的な自由度の広さが大きな売りであるといえる
製作会社はNew World Computingであり
6以降は3DO社に製作権が移った
しかし9発売後に3DO社は倒産したため
現在はUbisoft社が製作権を所有している
開発者Jon Van Caneghem氏はげんざいUltimaの開発者である
Richard Garriott氏とともにMMORPGを製作中である


●ましん-えいゆうでん-わたる-がいでん【魔神英雄伝ワタル外伝】
1990年に発売されたファミコン用ソフト。同タイトルのアニメをゲーム化した作品。
敵に捕まってしまった本編主人公「戦部ワタル」を助け出すのが目的。
普通のRPGで難易度もやさしめ。ただし戦闘システムはコマンド選択型ではなく
アクション型。ファミコンのRPGの中では珍しい方だと思われる。


●みねるばとん-さーが【ミネルバトンサーガ】
ランダムハウス開発、タイトー販売のファミコン用RPG。
異世界ミネルバトンを舞台に、亡国の王子が世界の平和のために立ち上がる、という王道RPG。
戦闘は当時のアクションRPG(イース・ハイドライド)では主流だった体当たり方式だが、
本作品独自のシステムとして、傭兵を雇い、戦わせるというものが採用されている。
また、当時としては珍しくバックアップセーブ方式であった。
この作品の前史として、エニックスより「暗黒城」「リグラス」が、
また本シリーズの脚本を担当した山口祐平(羅門祐人)氏が独立、
後にセタから続編「シルヴァサーガ」「〃2」が発売されている。
最近多い「スタッフが独立して他メーカーから続編」のハシリとなった
シリーズなのかもしれない。


●みらい-しんわ-じゃーばす【未来神話ジャーバス】
1)
つぼを取ってきて売って金にするRPG。
ファミコン初のバッテリーバックアップ機能搭載という、RPG以外の事で名前を覚えられているソフト。

1987年にタイトーから発売されたRPG。
人類の新たな居住地を見つける為に宇宙へと旅立った主人公が、時を経て再び地球へと帰還するものの
地球は怪物が跋扈する星となっており、主人公はその謎を解く為に地球全土を巡る旅を始めるというのが大まかなストーリー。

2)
最終的な目的としては、各大陸に存在する7つの城に名声を上げることで雇える傭兵と共に攻め込み
そこにいるボスを倒して制圧すればゲームクリアである…のだが、
ゲーム開始時には何の説明もなく、ただフィールドの一地点に放り出される上に
最初に立ち寄ることになるであろう街まで結構な距離があるため、何をしたらいいのか分からないプレイヤーが続出。
その後も仕事をこなすことでしか手に入らないお金、街の中に無造作にある上に入るとスタート地点に飛ばされる初心の家、
ただの岩や木がワープゾーンになっているなど、最初の大陸から脱出するのにも苦労するマゾゲーである。

最初の頃はつぼを回収して資金を稼ぐことを繰り返すハメになるため、一部ではつぼゲーと呼ばれることも。
ちなみに、何気にファミコン初のバッテリーバックアップ機能搭載のソフトでもある。


121 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/11/30(水) 15:34:58.70 ID:lcDMS99Y0
さすが大味タイトーといおうか、
平凡なオブジェクトがワープゾーンってほしをみるひとみたいだな
122 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/11/30(水) 16:44:15.93 ID:BhFRU7J10
正直星をみるひとが面白く見えるレベルだけどな


●らぐらんじゅ-ぽいんと【ラグランジュポイント】
1991年FCでだされたコナミのRPG。
この当時には珍しく音源がFM音源使用だったり、
ボスキャラが攻撃アニメーションがあったり(簡単なものだが)
武器合体システムがあったり
「芸夢工房」というファミマガの企画で読者アイディアを集めたりと凝ったものであったが
SFCが発売されてFCが衰退し始めたころの発売だったため
隠れた名作(今考えると普通のRPGなのだが)になってしまったRPG

☆このゲームの固有項目☆
【タム】


●らさーるいしい-の-ちゃいるず-くえすと【ラサール石井のチャイルズクエスト】
ナムコから1989年に発売されたファミコンソフト。
プレイヤーは、芸能プロダクション・石井光三オフィスの新人マネージャーとなり、
オフィスが社運を賭けてる割にいまいち売れない3人組「チャイルズ」を日本一のアイドルユニットにするために、
チャイルズとともに全国を行脚する。
具体的には、地道な営業(戦闘)を重ねて人気・知名度(経験値)を上げつつ、
主要都市のステージに立ったりしながら、最終的に武道館でのコンサートで大成功を収めることが目的となる。
ただし、チャイルズは基本的に後ろからついてくるだけで何もしない。事実上1人でがんばるDQ1方式である。
このゲームのキモは、そこここに仕込まれたバカテイスト。
ところかまわずおしっこしたいと言い出すチャイルズのために紙おむつ常備をはじめ、
営業のため人気取りのため犬やゲロや○玉におべっかを使う、用意されている主人公の背広(防具)が
何一つ装備できない、など大小合わせて数え上げればきりがない。
RPGには違いないのだが、あり余る脱力ネタと独特すぎる芸能界の雰囲気が、
このゲームをとてつもない珍ゲーに仕立てている。何を思ってチャイルズが題材のゲームを作ろうとしたのかは知らないが、
少なくとも類似ソフトの斜め上を行くナムコのセンスと目の付け所に脱帽の一本ではないだろうか。
あと、ラサール石井は冒頭で主人公の上役として登場し、
レベルアップに応じてチャイルズの歌やコントネタを作ってくれるが、それだけである。
ついでにチャイルズのメンバーの中に磯野貴理子がいたことも知っておこう。


●わるきゅーれ-の-ぼうけん【ワルキューレの冒険】
FCソフト。おそらくワルキューレに萌えを見出した最初のゲーム。
パッケージの絵で購入した香具師も当時はいただろうが、
画面では似ても似つかない(と、いうかドットが荒かった時代なので)
ワルキューレが何かしらの理由でゾウナというボスを倒すゲーム。
一見ゼルダを思わせるシステムだがこのゲームの恐るべき点は

・LVアップに達する経験値があっても、宿屋に泊まらないとLVは上がらない
・パスワード制だがパスを入れたらそのレベルの最低の経験値で始まり
 手に入れたアイテムはほとんどなくなり(一部は残ったハズ)最初のスタート地点から始まる。
・村人などが皆無なので、次にすることがわからない。

また、主人公の星座と血液型決定が重要となり
(たしか血液型が特に。レベルの上がりが違うとか)
出だしでこの先の苦労が大きく変わるなど、
プレーヤーのマゾ心をくすぶる
友達から借りる時は説明書、特に攻略本もセットでないと借りてはいけないゲーム。


●わんだーぼーい もんすたーらんど【ワンダーボーイ モンスターランド】

【ワンダーボーイ モンスターランド】



▼その他作品名(SFC)


●あくとれいざー【アクトレイザー】
エニックス(現スクウェア・エニックス)が発売、クインテットが開発したアクションRPG。
アクションモードとクリエイションモード(シミュレーション要素)に分けられていて、
クリエイションモードで魔物から人間を守り人口を増やすことによりレベルアップする。
アクションには多少の慣れが必要だが、慣れればそれほど難しくもないし、
ゲームオーバーになってもデメリットなしで再挑戦できる。ボスもパターンをつかめば楽に倒せる。
ゲーム性もさることながら、音楽の良さでも有名。音楽担当は古代祐三氏。
特にゲーム途中で手に入る「すてきなおんがく」というアイテムで人々の心を癒すというイベントがあるのだが
その音楽がこの上もなく美しい曲で、ゲーム内の人々だけでなく大半のプレイヤーの心をも魅了した。
旧スクウェアの植松伸夫氏率いるファイナルファンタジー4の音楽担当チームが音楽の完成度の高さに驚愕し、
開発末期にもかかわらずファイナルファンタジー4の音楽を全面的に作り直したということからもすばらしさがうかがえる。
続編であるアクトレイザー2は海外向けのゲームとして製作されたが、一応日本国内でも発売された。
アクションの難易度がかなり上がっているため、クリエイションよりアクションに重点を置く人はやる価値あり。
クリエイションモードは完全に削除されている。外人はチマチマとレベル上げしたりするのは嫌いらしい。
やはり日本ではクリエイションモードのほうが受けが良かったらしく、前作と比べて売上げは散々だった。

☆関連語☆
植松伸夫 クインテット ソウルブレイダー ファイナルファンタジー4


●あるばーとおでっせい【アルバートオデッセイ】
数々のクソゲーを排出したサンソフトでは珍しくまともな作品。
わかりやすいシステムと難易度の低さのため、SRPG初心者にも受けた。
しかしさすがサンソフトと言うべきか、エンディングでは大どんでん返しが待っている。
簡単に言えば倒したはずのラスボスが生きていて襲ってくるという流れなのだが、
その襲撃により主人公の仲間やヒロインが死傷するところで終わる。
まるで「続きを見たければ次回作を買え」と言わんばかりの強烈な終わり方である。
次回作の2も出ているが、1のぬるさとは比べものにならないほどの超高い難易度、システムの大幅変更、
作りこみの甘さ、一応つながってはいるが無茶なストーリーなど、とても続き物とは思えない。
1を楽にクリアできるようになっても2をクリアできるという保障はないので、
挫折覚悟で2を買うか、2のストーリーだけ他人に聞くかはその人しだい。
よほど2が不評だったのか、3は発売されることなく外伝として別ハードに移ってしまった。


●いーはとーヴぉものがたり【イーハトーヴォ物語】
1993年にヘクトから発売されたスーパーファミコン専用RPGであるが、
会話とアイテム使用のみで進行し、戦闘は全くない。
宮沢賢治の童話をモチーフとした世界を舞台とし、
各章ごとに一つの童話を追体験するといった感じであるが、
分岐はなく原作通りの結末をたどることになる。
ラインナップはしぶく、「セロ弾きのゴーシュ」「グスコーブドリの伝記」以外はマイナーかも。

しかし、最終章の「銀河鉄道の夜」では(いろいろな意味で)驚きの展開が待つ。
ジョバンニとカムパネルラは登場せず、代わりにそれまでの登場人物の一部が既に乗っているのだが
グスコーブドリやオツベルなど、「既に死んだ」人ばかりである。
そして主人公たちを乗せた汽車は宇宙に向けて旅立つ…というところで終わる。


●いであ-の-ひ【イデアの日】
ショウエイシステムからSFCで開発・販売されたRPG。
キャラクター、シナリオ、ゲームデザインに漫画家の相原コージを起用したのが大きな特徴。
ネーミングに「赤チン」「ンマ1号」「チジクカタムケール」などや、
ストーリー中のギャグ展開から同氏がキャラデザを手がけた摩訶摩訶と同じくふざけた話だと思われがちだが、
話の大筋はあくまでもシリアス。

また、装備品を変えることでステータス画面でのキャラの服装が変わる「きがえシステム」を搭載。
見た目が変わる他、場所の寒暖に合わせて装備の変更など、
独特のグラフィックとあいなって当時のRPGとはまた違った個性を発揮していた。
しかし、バグ満載で今でも頻繁に話題に上る摩訶摩訶に比べると、
ゲームとして普通の出来のせいか、知名度はイマイチ。

☆関連語☆
イヤボーン 摩訶摩訶


●えすとぽりす-でんき【エストポリス伝記】
TAITOが発売したRPG。
時期としてはSFC時代の後期あたりに出た作品。
狂った4人の神を倒すために主人公達が冒険するというオーソドックスな内容。
知名度は高いとはいえないが、やり応えのあるトラップや、膨大なやり込み要素、
SFCとしてはかなり綺麗なグラフィック、よくできたストーリーなどで人気を博している。

個人的にはDQやFFと比較してもなんら遜色がないと思うほどの名作。
GBカラー版でも「エストポリス伝記 よみがえる伝説」が発売されたが
やっぱり知名度は低く、地味にコアなファンを獲得している。
「3」を望む声も多いが未だに音沙汰がない。

☆このゲームの固有項目☆
【ドラゴンエッグ】
【ハイデッカ】
【マキシム】


●えめらるど-どらごん【エメラルドドラゴン】
1989年、バショウハウス(グローディア)よりPC-88で発売されたRPG。
プロデューサー加藤久人、シナリオ飯惇、キャラクターデザイン木村明広、音楽恋瀬信人らは全員、
小学館系列の某パソゲ雑誌社のライターだったが、社内別プロジェクトとの兼ね合いもあり、
当時ライバル誌だったコンプティークの方が詳しく情報を載せていた。
前作「サバッシュ」で培ったノウハウをフルに生かし、この前後のパソゲ商戦最大級のヒット作となった。
仲間との出会いと別れ、ビジュアル重視のキャラクター、
嫌がらせのような超巨大迷路等々、90年代初頭のRPGに多大な影響を与える。
ちなみに同様のコンセプトのファイナルファンタジー2はその前年の発売だが、
その両者の根本的な違いは「死に対する絶対的恐怖心」にあった。

現実では当然なのだが、エメラルドドラゴンの世界において「死者の復活」は存在しない。
ザオリクもレイズもリターンもないため、死ねばそれっきり。
まあそれだけなら某SRPGとかでもある。問題は何かというと、一本道RPGでこれをやった点にある。
イベント前に死なれたら当然そのイベントの発生条件が消えてしまう。
だから戦闘中にキャラが一人でも死ねば即ゲームオーバーだった。

また、現実では他人は指示することはできても思い通りに動いてくれるとは限らない。
そのため、主人公以外は全員強制AI。なのだが彼ら、とくに「彼女」の思考回路に「回復」の文字は存在しない。
まあ現実では瀕死の重傷すら癒すほどのヒーリング能力なんてのは乱発できるものではないが、
それにしてもRPGにしてはあまりに回復魔法が使われなさ杉であり、
さらに巨大ダンジョンもあいまって常に死(ゲームオーバー)の恐怖と隣り合わせの旅を余儀なくされた。
ちなみに、この「妙なところで現実的」なのは姉妹作のサバッシュでも同様であり、当時の風潮がうかがい知れる。
サバッシュではイスラム系列の用語が多用され(マーディ=救世主、ヘジラ=聖遷)ていたが、
こちらではゾロアスター教の用語が多用され、アトルシャン、タムリン、サオシュヤントなどの名も全てその方面からの引用である。
まぎれもなくRPGの一時代を築いた名作ではあるのだが・・・
発売後16年もたった代物を代表作として挙げるな、飯淳(現株式会社ピラミッド社長)よ。

補足:ヤマンの死
祭りの最中に魔軍の兵士が放った矢を胸に受けて死<PC版
戦いの後、魔軍の兵士が放った矢からアトルシャンを庇って死<PCE版
子供が遊びで放った矢を胸に受けて死<SFC版

☆このゲームの固有項目☆
【タムリンレーザー】


●えるふぁりあ【エルファリア】
1993年にハドソンが出したRPG。
普通のRPGとは違う、かなり特異なシステムが採用されている。
まず経験値やお金という概念そのものが存在しない。
つまり、普通のRPGのようにレベル上げたりお金で強力な装備を買えばなんとかなるというようなものではない。
雑魚敵を倒してもアイテムがもらえるだけで、レベルはボスを倒したときに初めて上がる。
ちなみにこのシステム、「モンスターがお金を持っているのはおかしい」という考え方から生まれたものらしい。
次に大事なのが「メルドシステム」という、アイテムの装備に関するシステム。
5つある装備欄をアイテムで埋め、その組み合わせによって特殊効果を発揮させるというものである。
戦闘はほとんどオートバトルで、強力な攻撃を使うかMPを温存するかなどを指示するだけ。
宝箱や雑魚敵からアイテムを集めてメルドしておき、準備万端にしてからボスを倒しに行くというのが大まかな流れ。
見た目はRPGだが実態は謎解き重視のアドベンチャーゲームといえるかも。
続編のエルファリア2は「ストーリーが続き物のくせに普通のRPG」という作品にしてしまったため、
前作経験者にも未経験者にも受け入れられず、それ以降シリーズは出ていない。

追記:コロコロコミックで読み切り漫画が書かれたが、
メルドシステムを「組み合わせ」ではなく「合成」と取り違えており、
とにかく武器を全部合成して強力な剣を作りボスを倒すという内容になっている。
ゲームでこんなことしたら間違いなく返り討ちだろう。


●かーどますたー-りむさりあのふういん【カードマスター リムサリアの封印】
1992年にHAL研究所より発売されたSFCソフト。
エレメン島唯一のカードマスターである青年ルークスが、
魔帝復活を企む魔導師ガルネールの野望を阻止する、というストーリー。
謎解きやトラップの一切ないダンジョンを、オートマッピング完備のシステムで探索する、
Wizや女神転生シリーズとは比べものにならないほどやさしい3DRPG作品である。
ボリューム、戦闘の難易度ともにごく控えめであるが、画面スクロールの緩さにやや難あり。
「星のカービィ」シリーズで有名な石川淳氏が手がけた音楽が、
このゲームにおける一番のセールスポイントだろう。サウンドテスト呼び出し可。


●がでゅりん【ガデュリン】
スーファミ黎明期の大作RPG、3Dのドラッケンを除けば、最古のSFC用RPGらしい。
敵を食べ物で釣って仲間にする、逃げるだけで3種類の方法など、工夫を凝らした戦闘システムに
未だに忘れえぬ名曲、美麗なグラフィックと名作の要素をふんだんに盛り込んでいた。
最初のイベントシーンのファナの水浴びで抜いた少年の数は万を下らないといわれている。
小説版、PC用の前作はさらにエロイとか。
あの「ミネルバトンサーガ」「シルヴァサーガ」と共通の世界であるそうな。

☆このゲームの固有項目☆
【涙の一撃】


●かぶきろっくす【カブキロックス】
1994年にアトラスから発売されたSFC用RPG
移動に警戒、索敵、隠し通路探知の3つのタイプがあったり、
フロントビューの戦闘だが参加メンバーは五人、HPとMPは四桁という、
SFCにしては珍しいタイプのRPG。同名の実在するバンドがゲーム内の一部の楽曲を提供していることも当時は珍しかった
一番のセールスポイントは、呪文の変わりに「歌舞伎」をもじった「歌武器」を使う事である
心に響く歌でダメージを与えたり傷を癒す、というもので、
この歌武器には実在の歌をもじった名前が多々ある
「てんとう虫のサンダー」
「冷凍・イット・ビー」
「イエスだぜィ」
などの名前は、分かる人はニヤリとするかもしれない
他には楽譜に音符を並べ、そのメロディによって出来る歌武器の変わる「作曲」などのキャラ固有技も特徴的だが、
プレイして一番衝撃を受けるのは仲間の扱いである
主人公以外に9人の仲間が居るのだが、その内3人は死ぬ。仲間の3割は死ぬという驚異の死亡率
最後の仲間であるイタコの固有技により、
死んだ後も生きているメンバーに憑依させられ、ステータス上昇に利用されるが、
かつての仲間の霊よりモンスターの霊を憑依した方が強い、というパターンがほとんどであり死後も報われない・・・
特に、「世界一の盗賊になってやるんだ!」と壮大な夢を語ったが、
大して重要ではないボスの罠にかかり死んだじらいや(享年5歳)は
かける言葉が見付からない悲惨さである

☆このゲームの固有項目☆
【ええからだ四天王】


●けろけろけろっぴのぼうけんにっき【けろけろけろっぴの冒険日記】
1994年にキャラクターソフトが出したSFCソフト。
サンリオキャラの主なファンである低年齢層を意識した、低難易度のRPGである。
1994年にキャラクターソフトが出したSFCソフト。
サンリオキャラの主なファンである低年齢層を意識した、低難易度のRPGである。

けろっぴとそのガールフレンド『けろり〜ぬ』が手作りのドーナッツを持って森へハイキングへ出かけるが、
その森には悪いまほうつかいジェルスが住んでいるという伝説があった。
ジェルスは大好物のドーナッツを奪うついでにけろり〜ぬをさらって行ってしまう。
けろっぴは、道中で親友の『たあ坊』や流れ者の『はんぎょどん』を仲間に加え、
けろり〜ぬを救うため旅立つのだった。

サンリオの人気キャラやその仲間達、心持ちマイナーキャラもそっと顔を出すサンリオ尽くしなゲーム。

けろっぴが主人公に、その仲間としてたあ坊やはんぎょどんなどが選ばれたのは
、男児にも人気のあるキャラクターだったからだと思われる。
サンリオの顔である『ハローキティ』は1996年に3度目のキティブームを迎えるのだが、
この頃はそれほどの人気はなかった。
そのため、とある町でひっそり出てきてイベントが終わればあっさり退場するという
今となっては冗談のような配役になっている。
また『マイメロディ』が妙に腹黒っぽい行動を取ったりと、
後のアニメを連想させるキャラクターになっているのも興味深い。
RPGというゲーム上、かわいらしく誠実なキャラばかりでは成り立たないのも仕方がないが、
自分の好きなキャラがサンリオらしからぬ性格に設定され、涙を飲んだファンもいるのではないだろうか。

RPGであるため戦闘は存在するが、経験値の概念がなく道中でいきなりパワーアップするなど独特のシステムを取っている。
武器や防具も存在しない。通貨は『アメダマ』である。小腹が空いた時に財布を見てはいけない。
戦闘中はひたすらプレイヤー側に背を向けて黙々と戦うけろっぴの背中を眺めているだけという
キャラゲーとしては首を傾げたくなる演出もしばしば。
武器の概念がないということはプレイヤーに見せられないような戦い方をしているのだろうか。

ボスが通常エンカウントでしか登場しないため、延々フィールドを歩き続けるはめになったり
イベントで手に入れた重要アイテムが全く役に立たなかったりなど、詰めの甘い部分が多々見受けられる。
まだ物語にツッコミを入れるほどすれていない、キャラクター大好きな子どものRPG入門編としておすすめ、
…と言いたいところだが、ここからのステップアップは結構厳しい気もする。


●こうりゅうでんせつう゛ぃるがすと-きえたしょうじょ【甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女】
バンダイのキャラゲー。(簡単に言うがこの一言がとてつもなく重い)
ヴィルガストのジャンルは漫画、OVA、ガシャポン、カードダスetcと多岐にわたっているが、原作は小説である。
そしてこの作品がゲームソフトとしてSFCで出されている。
ヴィルガストの世界観を知らない人がやったら、まず間違いなくクソゲー、または飽きゲーとでも呼ぶだろう。

特に変わったシステムや謎解きなどはない。根気さえあれば誰でもクリアできる。
というかバランスが整いすぎていて、楽勝とかピンチとかの緊張感がないといったほうが正しいかも。
具体的には、雑魚敵を倒してレベルを上げないと、次の地域の雑魚敵が強すぎて進めないようにしてある。
そのため1つレベルが上がるとムチャクチャパワーアップする。
最初2桁だったHPが、終盤では5桁になるという凄まじい成長率。
攻撃魔法はほとんど意味を成さない。レベルさえ上げれば、武器攻撃だけで勝てるようになるのだから。
ただし回復魔法は大事。「ヒール」回復200、「ヒーロール」回復2000、「ヒールアップ」回復量20000。
HPが膨大な量になっても、ちゃんとバランスが取れるようにしてある。

そして肝心のストーリーは・・・まあだいたい原作準拠。
前述の「レベル上げないと進めない」システムのせいで、サブストーリーがなく完全な一本道。
原作と違う点として、ラスボスの邪神が復活せずに封印して終わってしまう。
これには原作を知っている人もさすがに呆れただろう。
原作を知らないままラストにたどり着いた人にとっては、呆れを通り越して怒りを覚えるかもしれない。


●ごきんじょぼうけんたい【ごきんじょ冒険隊】
1996年5月24日に発売されたSFC専用のRPGソフトで、
発売元はパイオニアLDC(現在はジェネオンエンタテインメント株式会社)。
漫画家の須藤真澄がキャラデザイン、アニメ脚本家の黒田洋介等がシナリオに関わっている。
主人公は神様と出会ったために町の平和を守る使命を受けた幼稚園児のさいとうまなちゃん。
仲間キャラも一部のNPCを除いて全て幼稚園児で、
平日→幼稚園・休日→町中を冒険…と、1週間単位でゲームが進行。
経験値の概念がなく、幼稚園の授業でバラメータを上げていく育成シミュ要素が搭載されている。
パッケージ箱やOPデモのイメージを裏切らない子供向けアニメ的なほのぼの、
明るい感じの絵作り、ストーリーとBGMであるが、
戦闘曲はそれを一転して、どの曲もなかなか派手でかっこいいのが特徴である。

☆このゲームの固有項目☆
【7月28日】
【まどかママ】


●さーく【Xak】

【Xak】


●さんごくし-えいけつでん【三国志英傑伝】
コーエーのリコエイションゲームの一つ。その名の通り三国志(演義)を題材としている。
三国志演義の実質的な主人公で蜀の建国者、劉備が主人公。
95年にPCで発売され、その後SFC、PS、SS、GBAと多くのハードに移植された。
ジャンル名はリコエイションゲームだが、ゲーム内容はFE系のSRPGである。
ただしキャラが撃破されても次のマップで復活する、(死亡イベントは除く)
古代中国らしい兵種が多い(戦車、投石器、妖術士、武闘家など)といった違いもある。

シナリオは前半〜中盤は原典に忠実に進むが、
蜀平定あたりからは仮想のストーリーとなり、最終的には魏を滅亡させられる。
また原典では敗北する戦いでも敵を全滅させられるし、(キツい上に展開は変わらないが)
途中で死ぬ武将も一定条件をクリアすれば生き残らせることができる。

PC版やSFC版は手ごたえのある難易度で、かつボリュームもあり、
三国志ファン(特に蜀ファン)にとって受け入れやすい内容だったため
前述のような移植作や孔明伝・曹操伝などの系列作品も生まれたが、
GBA版はフリーバトルがあるせいでヌルい、
音楽やムービーの質が進歩していないなど古参のファンからは少し不評。

なおGBA版のキャラデザインはまんま真三国無双の流用である。

☆関連語☆
リコエイションゲーム


●じょじょのきみょうなぼうけん【ジョジョの奇妙な冒険】
1)週刊少年ジャンプに連載されていた能力者バトル漫画。原作者は荒木飛呂彦。
独特な濃い絵柄、熱さと意外性を兼ね備えたストーリー、個性的なキャラクターやセリフの数々、
超能力を目に見えるように表現したスタンドバトルのアイディア(第三部以降)などが人気を呼んだ。
2chではよくAAのネタなどにされている。詳細を語るのは板違いなので割愛。

2)1993年に(1)の第三部をゲーム化したRPG作品。開発はコブラチーム。
原作を無視している上に一本道のストーリー、敵が決まった回数しか出現せずレベル上げが難しい、
腕輪やボタンが武器、普通の不良にスタンド(超能力)を使い、あまつさえカツアゲする主人公など
システム・仕様上の不備や突っ込みどころが、質的にも量的にも多すぎるために、
ジョジョファンから黒歴史として扱われている。
(原作の)ファンが2ch内に多く、また原作とのギャップがすさまじいため、
ネタゲー、バカゲー、クソゲー、キャラゲーなどの話題になるとしばしば挙げられる。

☆関連語☆
原作無視 原作付き ネタゲー バカゲー キャラゲー クソゲー

☆このゲームの固有項目☆
【ポルナレフ(ジョジョ)】


●すらっぷすてぃっく【スラップスティック】
クインテットことエニックス(現スクエニ)が出したRPG。
発明家親子の息子が主人公で、
犯罪組織ハッカーが起こす事件を解決していくという話。
最大の特徴は戦闘の際自ら作った発明品を駆使して戦うシステムで、
戦闘に用いるロボットでは、ステータスから装備まで自由にセットできる。
また装備やアイテムも自分で開発できるので、
キャラクターメイキングが好きな人には堪らないゲームであろう。
またこの時代には珍しくATBバーを採用しているのも特徴である。
同会社が作ったガイア幻想記や天地創造同様マイナーなRPGだが、
買って損はない。中古屋で見かけたら買ってみてはいかがだろうか?


●すれいやーず【スレイヤーズ】
富士見ファンタジア文庫から刊行されているファンタジー小説を題材にしたSFC作品。
作者が開発に参加している為、原作のテイストを上手く生かしており
ファンの間からは高い評価を得ている。
見所は原作終了後の世界をベースにしている為(第1&2部が原作。ゲームは第3部にあたる)本編のその後を楽しむ事が出来る点にある。
この作品自体は第一部終盤の頃に製作&販売されており
本編に先駆けて第2部で登場するアイテムや原作最終巻でゲーム版への複線が存在している。
さらには原作では最後まで描かれなかった事柄まで描いていたりする。
(反面辻褄の合わない部分も僅かながらある)

主人公は本来世界最強クラスなのにレベル1なのはなぜか?
原作では主人公の一人称視点なのにゲームでは神の視点である三人称視点なのはなぜか?

それらの要素を逆手に取ったストーリー展開には見事だろう。

スレイヤーズに興味を抱く人にはぜひともプレイして欲しい作品である。


●そーどわーるど−えすえふしー−つー【ソードワールドSFC2】
1994年にT&E SOFTから発売されたスーパーファミコン用RPGソフト。
日本を代表するテーブルトークRPG(TRPG)「ソード・ワールドRPG」のシステムと背景世界を使用している。
大陸を東西に横断する「自由人の街道」を舞台に、ある使命のため街道の西の果てを目指す主人公たちが
大小の事件を解決しながら街道を進むうち、背後にある大きな陰謀の存在を知る…というのが大筋。
複数の小シナリオを連続させて、一つの大きなストーリーを構築する「キャンペーン」というTRPGの手法を用いており
キャラクターのレベルアップも、一つのシナリオを解決するごとに経験点を配布するというTRPG式である。

TRPGのシステムをコンピュータRPGにベタ移植した点がある意味では魅力で、またある意味では大問題である。
通常、TRPGのシナリオは1つ当たりに相当の時間をかけるのが普通で
準備期間も含めて、数個のシナリオに数ヶ月から数年をかけることも珍しくないのだが
コンピュータRPGである本作品では、数十のシナリオを実時間の数日程度でこなす構成になっているため
TRPGの成長システムをそのまま持ち込んだSFCではとてつもないインフレが発生しているのだ。

具体的には、ソード・ワールドのキャラクターは
15点前後の能力値6つと、1〜10レベルの「技能レベル」で表現されるのだが
本作品をごく普通にプレイしていくだけで、技能レベル10、能力値50などのキャラクターが完成する。
参考までに、同じ世界を舞台にした小説「ロードス島戦記」の登場人物で
主人公パーンの筋力が16、暗黒皇帝ベルドの筋力が24だと言えば
50という数字がどれほどのものかお分かりいただけるだろう。( 24でいわゆる人間の限界値)


●だーく-はーふ【ダークハーフ】
SFC末期にエニックスから出たRPG。
魔王と勇者を交互に動かすというシステムが特徴。
歩くと減っていくソウルパワー(0になるとゲームオーバー)と
一回だけしか使えないセーブポイントのせいで難易度は高い。
このゲームのウリは、やはり魔王側でプレイできることだろうか。
街の人を殺してソウルパワー補充や、
モンスターを魔法で仲間にして使い捨てなど、
いかにも魔王らしい行動が可能なのである。

☆関連語☆
魔王 勇者 神


●だいかいじゅうものがたり【大貝獣物語】
ハドソン製のRPG。
王道的なストーリーと、貝獣というキャラクターたちが売りのゲーム。
なにげにグラフィックも綺麗。
だが、このゲームの最大の目玉は、
『超欝ダンジョン バイオベース』
である。

☆このゲームの固有項目☆
【バイオベース】


●だうん−ざ−わーるど【ダウン・ザ・ワールド】
1994年にアスキーから出たRPG。
OPにSFC史上初の、生ボーカル主題歌が使用された。
しかし、「マザー2」「ヘラクレスの栄光4」「ブレスオブファイア2」などの人気作続編を始めとする、
名作ラッシュと時期が重なり、そのまま大多数の記憶から忘れ去られた。
内容は「あらゆる命の源である姫君を救うため、人の子であるプレイヤーが主人公と冒険を共にする」というもの。
どこかで聞いたような設定なのは内緒だ。


●だんじょん-ますたー【ダンジョンマスター】
1)ASCIIがMSX用に出した3人同時プレイのリアルタイムRPG。
この話になるとたいてい誰かがボケのネタに使う。

2)FTL社の出した一人称視点のリアルタイムRPG。
見出し語が出た場合たいていこちらの意味。
当初与えられた目的を無事果たすと(+д+)マズーというストーリーは斬新であった。
なお、このゲームの特徴を一文であらわすなら、
「迷宮にあるものは、全て凶器です。」

☆このゲームの固有項目☆
【ブロッコリー】

D&Dにおけるゲームマスターの呼称……ではなく米国発の3Dダンジョン探索ゲームの雄。
無印(初代とも)、続〜〜カオスの逆襲、2 スカルキープ、セロンズクエスト、ネクサスと意外に豊富にシリーズ展開されている。
いずれも邦訳されているが、カオスの逆襲(略称CSB)のみコンシューマ移植はされていない。
最大の特徴である完全リアルタイム制は革命とまで言われ、Wizシリーズなどがこぞって取り入れたが、本作には及ばないとされる。

あらゆる行動で減るスタミナというパラメータ、敵を倒すことではなく行動することで蓄積される経験値、
水と食料の存在、異様にリアルな飲食音等、生活感を強く感じられるRPGである。
近くに水と食料を得られる安全地帯にベースキャンプを作り、そこを基点に攻略するのが基本だが、
そこでの生活があまりに快適すぎてクリアしたくなくなるという例も報告されている(ex.初代9Fの小部屋)。
RPGというよりダンジョン探索シミュレータと言った方が近いかも知れない。


●でゅあるおーぶ−せいれいじゅでんせつ【デュアルオーブ 聖霊珠伝説】
1993年発売のスーファミのRPG。
ストーリーは、伝説のドラゴンに選ばれた四人が
力を合わせて世界を救う為に戦うという王道物に属する。

世界観は一見、普通のRPG的な印象を持たせておき、
後半に近代的な文明が発達した世界を旅することとなる。

買い物方法は、ゼルダ系でたまに見かけるバイキング方式。
しかし、泥棒することは不可能。 できたらそれはそれで問題だろうが。

戦闘システムは、ドラクエの4以降のシステムに近い。
説明書なしだとそうだとは気づきにくいという欠点があるが、
オートバトルモードもあるので、経験値稼ぎしやすい。
全滅後、お金が1Gも無くても復活可能な所は良心的といえる。

戦闘バランスは、レベルアップ前提の難易度。 洞窟や降りる階段の位置が分かりづらい上、
最初の洞窟を見逃して先に進もうとすると、序盤から一匹で一撃必殺必至な敵が出てくる。
普通に進めていても、中盤のザコの一撃で体力が半分以上持ってかれるので気が抜けない。
しかも、レベル上げしやすいようにとの配慮か、エンカウント率が異常に高め。
たしかにレベル上げはしやすいが、道に迷ったりしたにはかなり辛いものとなる。

ちなみに、続編が出ていたりするが、直接のつながりはない模様。


●どらごんないとふぉー【ドラゴンナイト4】
エルフ社が製作したパソコン用18禁のSRPG。
家庭用ゲーム機では、SFC版およびPS版で全年齢対象ゲームとして発売されている。

ゲームシステムとしては、1部隊9人で構成されており、
それが他のゲームでいうHPみたいな役割をしている。
また、全てのマップが「○○ターンまでに攻略せよ。」なので、
一定して緊迫感がある戦闘と戦略を味わうことができる。

ストーリーとしては、勇者の息子である主人公が父の代わりに魔王を退治するため冒険に出る。
という、出だしはまさにどこにでもあるRPGの出だしそのものだが、
途中から、だんだんと重い話が混ざりこんでいき……。
最後は、どこぞの系譜の王子かのごとく全滅させられる(しかし、主人公と約一名のみ生存。)
主人公は、この悲劇を起こさせないために約一名の力を借りて過去に戻り当時の自分を導くことを決意する…。
と、このゲームの主人公は悲劇の主人公であることをここに命打っておく・・・。

余談だが、セーブ用キャラも後半に戦力として加わるが、死ぬとセーブできなくなるので注意するように。


●どらごんぼーるぜっと-すーぱーさいやでんせつ【ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説】
1992年にバンダイから発売されたスーファミのRPG。舞台はサイヤ人編とフリーザ編。
既にファミコンでサイヤ人編とフリーザ編のソフトがそれぞれ出ていたのだが、
それとは別仕様で作られており、原作でも人気の高かった編が舞台ということで結構売れたらしい。
各キャラの必殺技発動シーンの絵は原作の一コマをそのままトレースしたかのようで、
原作を深く知っている人ほど楽しめる作品に仕上がっている。
エンカウント率高すぎという声もあるが、原作を知っている人なら
「敵と会いたくなければ飛ばずに歩け」の一言で片付けられる。
さすがにゲームということで、新キャラが登場したり、洞窟を探索して謎解きしたり、
原作ではベジータが倒した敵を悟飯たちが倒したりというオリジナルの一面もある。
その中でも隠しボスとして出てくる超サイヤ人ベジータ(原作より早く登場)は非常に人気が高かった。

RPGとしてはなかなか面白いが、問題なのはバグが多いこと。
普通にプレイしていてもサイヤ人編終了時にバグってしまうことが多々あり、
キャラがいなくなってたり二人以上に増えてたり戦闘力が異常に増えてボス一撃になったりする。
バグさえなければドラゴンボールのゲームで最高の出来と言われていたはずである。

☆このゲームの固有項目☆
【チャオズ】
【フリーザ】


●どらっけん【ドラッケン】
SFC初のRPG。原産国はフランス。
移植・販売はシャドウゲイトで有名なケムコ。
ドラゴンが支配する空・水・大地・炎の4つの世界を旅して
8つの涙を集め、人類を滅亡から救うというのが主な内容である。
夜にフィールドを散策すると、空から黒い生物が現れて瞬殺されるなどの
洋ゲー特有の理不尽なバランスとグラフィックや
PC作品の移植物にありがちな操作性の悪さのためか
世間一般での評価は"クソゲー"である。
ちなみに、続編にスーパードラッケンがある。

☆使用例☆
ハック ハック ____!

☆関連語☆
ケムコ 移植


●とらばーす【トラバース】
SFCで発売されたRPG。前作「ソウルアンドソード」の世界を引き継いでいるがプレイしていればニヤリとできる程度である。
このゲームを一言で表すならば「旅」。
いわゆるフリーシナリオ型のRPGで世界中を回って各地に点在するイベントをこなしていく。
ゲーム内ではリアルタイムに時間が流れており(ワールドマップでは早く、
ダンジョンでは遅くといった違いもある)日付や季節によるイベントも多い。
またこのゲームには大きな特徴がある。ラスボスがいないのである。
世界の危機などと関係なく気ままに世界を旅する。それがこのトラバースなのだ。

エンディングを迎える条件は大きく分けて二つ。
旅立ちから10年が経過するか旅の中で出逢った女性と結婚するかである。
結婚は基本的にメニューからいつでも行うことができる(つまりいつでもエンディングにいける)。
イベント自体はあっさりしているものの花嫁候補は全部で15人とかなり多い。
幼馴染に始まり、人妻、ょぅι゛ょ(ゲーム開始時点では幼すぎるため数年経過して12歳以上にならないと結婚できない。それでも十分危険年齢だが…)、
司書のお姉さん(特にイベントには絡まないただのモブキャラ)、メスザルまでと妙に幅広い。

欠点としては難易度の高さが挙げられる。
世界が広く、イベントの発生条件やクリア手順が非常にわかりにくいため投げてしまうプレイヤーも多い。
しかしクソゲーの一言で捨ててしまうにはもったいないゲームではある。

さあ、若者よ、旅に出よう


●とれじゃーはんたー-じー【トレジャーハンターG】
1996年、当時ちょうどSFCの歴史が終焉に近づいていたころ、スクウェアより発売されたRPG。

7つの不思議な財宝「オーパーツ」をめぐる兄弟の冒険を描いたゲームで、
SFC最後期の作品と言うこともありかなりグラフィックには気合が入っていた。
また、SRPGとRPGの中間といった感じの独特のバトルシステムを搭載。
具体的には、各キャラが「アクションポイント」と呼ばれるポイントを持っており、
敵味方が入り乱れるバトルフィールド上をポイントを消費しつつ自由に動き回り、
敵を攻撃したりトラップを配置したりするというものであった。
このシステムは当時のRPGとしてはかなり新鮮で、荒削りだが洗練すれば進化する要素は持っていた。

だが、末期ゲーの悲しさか、大して話題にもならないまま沈んでいってしまい、続編も作られなかった。
ストーリーもこれからクライマックスに向けて盛り上がって行きそうな場面で唐突に終了するなど、やや練りこみ不足も見られた。
現在ではあまり語る人もいない隠れた作品である。

☆関連語☆
末期ゲー

☆このゲームの固有項目☆
【うひひひひーうひぃー オノで どたまかちわるよぉー】
【カエル(トレG)】


●ねっけつたいりく ばーにんぐひーろーず【熱血大陸バーニングヒーローズ】
1995年にエニックスが発売したRPG。
4人の主人公が織成すオムニバス式のシナリオで
各主人公をクリアすると、ライバルキャラが主人公として追加され
計8人をクリアすることでストーリーの全貌が明らかになる。
短いながらも、二転三転する良シナリオがある反面、存在価値のよくわからないシナリオもあり

・主人公的なイメージのあるリュウのシナリオがパっとしない。
・逆にネタキャラにしか見えないナーガのシナリオが、最もストーリーの核心に迫る。
・同じダンジョンを複数回攻略するのでマンネリになる。
・各シナリオをリンクさせようとして、容量の都合か時間の都合かやっぱりやめた、というのが見え隠れするイベントがいくつか。
・戦闘バランスが非常に悪い等の理由から、駄作認定を受けることが多い。

余談だが、このゲームはDQ4のように主人公以外はオートで戦闘し、
その際に、効きもしない石化魔法をボス相手に連発する緑色のキャラクターが某神官を連想させるとの声も。


●のいぎーあ-うみとかぜのこどう【ノイギーア 海と風の鼓動】
1993年にSFCで発売された、ウルフチーム開発、日本テレネット発売のARPG。
見下ろし型の視点や、剣とチェーンフックを扱うアクションからどことなくゼルダの伝説を髣髴とさせる。

旅に出ていた地方領主の息子が、旅先で故郷の異変を聞きつけ帰郷するというシナリオで、
ラスボスも魔王や邪神なんかではなく単なる悪の魔法使いであるなど、話のスケールは小さい。
普通のRPGならイベントの一つとして消化されてしまいそうである。
ただ困ったことにスケールだけでなく、話のボリュームも非常に少ない。

具体的に言えば、クリアするのに初 プ レ イ で 2 時 間 と か か ら な い
やり込んで極めた者の中には18分でクリアした猛者もいるらしい。
にもかかわらず値段は発売当時の価格で9800円。税込で10290円。具体的にはロマサガ2と同じ値段。

ただし戦闘バランスは心地よく、ボス戦も力押しでは一筋縄ではいかない。
難点は一部当たり判定がおかしい敵がいるのと狭いわりに迷いやすいマップくらいか。
いずれにせよ内容を語る以前の問題。定価でこれを買ってきた人の冥福を祈らずにはいられない。

☆関連語☆
モンスタニア


●ばうんてぃそーど【バウンティソード】
95年にパイオニアLDCがSFCで発売したSRPG。のちにPSでリメイク版や続編も発売された。
なお、三部作の予定であったがメーカーがゲームから撤退したために開発は行われていない。
戦闘はセミオートでプレイヤーは各キャラに「自由に動け」、「目標はここだ」、 「その場で待機」の三つの命令のいずれかを与えればあとは自動的に行動してくれる。
ただしAIがあまり賢くないためこまめに指示を出すのがポイントである。

だがなんといっても特徴的なのが主人公が31歳の飲んだくれた賞金稼ぎということであろう。
ゲーム冒頭から二日酔いで寝ていたり悪びれもせず賞金首を叩き斬るその姿は、
主人公は元気な少年やさわやかな好青年という固定概念まで気持ちよく破壊してくれた。

しかし一度は人生に絶望した男が、懸命に生きる少女と出会い、徐々に生きる力を取り戻していく過程は渋く、熱い。
なによりおっさんならではの経験に裏打ちされた台詞は重みがあり、中身を伴ったかっこよさがある。
年齢がシナリオに生きた好例であるといえる。
厨主人公達のDQNな言動が批判をあびる昨今、こういったシナリオは発売当時よりむしろ今こそ貴重なのではないだろうか。

☆このゲームの固有項目☆
【ソード(バウンティソード)】
【フュリス】


●ばずー!まほうせかい【バズー!魔法世界】
伝説の迷作「星をみるひと」から足かけ5年余り、1993年7月23日にホット・ビィより発売された
同社としては二作目(そして最後)となるRPG作品。プラットフォームはSFC。

普通の村の少年(少女)だった主人公が、16(14)歳の誕生日に実は父親が優秀な魔道士であったと知らされ、
その跡を継ぐために旅立つ……という、導入部は一見ではよくある中世風RPGの体裁を整えつつも
世界観設定やその後のストーリー展開は同社お得意の秀逸な出来で、今なお一部には根強い人気がある。
また、キーレスポンスやコマンド選択のキャンセルなど基本的な部分の操作性に問題はなく
物語でも根幹となる魔法周りのシステムはそれなりに画期的で、地味ながらそこそこの良作……

にもなれたであろうところを、悲しいかな、そうは問屋が卸さない。
主に戦闘に関わるシステムやバランス、演出で全てをぶち壊しにしてしまった、稀代の呪われたクソゲーである。
妙に難易度が高いがテンポが悪く爽快感のないプレイを延々と作業のようにやらされる。
まるで成長していない……

おまけに肝心のストーリーのほうも消化不良、謎を残したままあっけなくエンディングとなってしまう。
スタッフロールの「後」に急造で付け加えられた最終シナリオがあり、一応の幕引きとなるのだが、
この存在に気づけなかった場合はストーリーも駄目だと判断しても致し方なしである。
(この辺りは本当に惜しいところで、シナリオライターだった瑞澄計都氏がご自身のウェブサイト上で
補完となる完全版の最終シナリオを公開されていたりもする)

……そんな「未完成」のまま世に送り出された本作だが、発売日の「翌日」、なんとホット・ビィは倒産。
遺作がこれではむべなるかな、といったところだろうか……。
しかし「星をみるひと」しかり、本作しかり、その魅力に取り付かれたファンは未だ脈々と息づいている。

☆関連語☆
星をみるひと


●ひーろー-せんき【ヒーロー戦記】
バンプレストから発売さえた、コンパチヒーローRPG。
ウルトラマン、ライダー、ガンダムそれぞれ3つの文明が混在している惑星エルピスにおいて、
過激派のテロを鎮圧するためにそれぞれの大陸の代表を集め結成されたチーム“ゼウス”。
ゼウスメンバーはテロを鎮圧していく中で、ある1つの大きな悪が背後にいることを知り、それに立ち向かっていく…というもの。
ストーリーはコンパチものながら非常によくまとまっており、各キャラクターを版権ギリギリまで崩してのギャグも非常に豊富。
特に南光太郎(ライダーブラック)と東光太郎(ウルトラマンタロウ)の漫才、バルタンのジェスチャーは必見。
作品毎の小ネタも数え切れないほどあり、ファンならニヤリとするものばかりである。
その美麗なドット絵や少し特殊な戦闘システムにおける程よい難易度、そして上記のネタなどで魅了された人は多く、
今なお名作として語り継がれている。
余談ではあるが、ふたばちゃんねるにスタッフが光臨したのはファンの間じゃ語り草。

☆関連語☆
ツァイト市


●ふぇーだ【FEDA】
1994年、やのまんから発売されたSFC用SRPG
バルフォモーリア帝国軍の脱走兵のブライアン・ステルバートとアイン・マクガドルが
アルカディア解放軍へと身を投じ、スクーデリア大陸を帝国の統治から解放するというのが大まかな流れ。
異種族が大勢登場する作品には珍しく、人間が弾圧される側なのが特徴。
仲間になるキャラクターもほとんどが人間以外の種族である。
シミュレーションパートは味方と敵が1キャラ毎交互に行動し、
全員行動終了すると次のターンという風に少し独特のシステムを採用している。
また、ミッションの成否によってアラインメントが変動するLIBRA(リブラ)というパラメータがあり、
敵を殲滅してクリアだとカオス側へ、目的を達成するとロウ側へというふうに戦闘ごとに属性が変動する。
これが曲者で、属性がカオスやロウのユニットは自分の主義と合わないと戦闘後に離脱してしまう。
仲間が文句を言い出したら離脱寸前なので注意しよう。
エンディングはロウの最高位の称号「フェダーイン」と、ロウ、ニュートラル、カオスで4つに分岐する。

96年にサターンでCV、イベントシーンにアニメ、一部キャラに必殺技が追加された
「FEDA・Remake!」が発売されたが、戦闘シーンで女性キャラの乳揺れがなくなってしまったのが残念である。
また、リメイクでは戦闘のバランスが「攻撃力が低いと圧倒的に不利」というふうに変更されており、
中ボスのラセツには因縁のあるトビカゲ(攻撃力が低く、打たれ弱い)しかダメージが与えられないので苦労させられる。

SFC版では全員HP満タンの状態でリメイク3(回復魔法)を使うとフリーズするというバグがある他、
全体的に画面の切り替えや、カーソルの移動が遅さがストレスを与えるのが難点である。


●ぶし せいりゅうでん 【BUSHI 青龍伝】
1997年という、SFCにとって末期と言える時期に発売された不遇の傑作。
アクションとロープレとローグライクを足した、
リレイティブ(相対的)タイムアクションロールプレイング、という独自のジャンルを名乗っている。
プレイヤーは主人公である剣士と、パートナーである呪いで魔物にされてしまった少女とを操り、クリアを目指す。
フィールド上を徘徊するモンスターシンボルに接触する事で、
2Dアクション風の戦闘シーンへ移行する。
戦闘は、こちらが一つ行動すると敵も一つ行動するという、
『不思議のダンジョン』的なものになっている。
各モンスターシンボルにはそれぞれ規定ターン数が設定されており、
そのターン数を下回ると、下回った数だけの勾玉が入手出来る。
この勾玉の数はエンディングに密接に関係しており、
パートナーの真の姿を拝みたい人は頑張って1400個、集めよう。

それだけの価値はある、なんとも可愛いヤツなんだぜ!


●ほうらいがくえんのぼうけん-てんこうせいすくらんぶる【蓬莱学園の冒険!〜転校生スクランブル〜】

1996年にJ-WINGから発売された「史上初の学園RPG」がウリのSFC用RPG
行政や治安維持などありとあらゆる事を学生が行っている
架空の学園国家、蓬莱学園に主人公が転校生としてやってきて
新聞部員となり学園の様々な事件を捜査していくストーリー
さすがに学園RPGをプッシュするだけあって
通常のRPGに於ける魔法などの概念を
部活に所属し経験を積む事で習得出来る「クラブ技」としていたりと
リアリティーの演出に気合いが入っているのだが
ゲーム内の期間が一年と短いためか、それぞれの必要習得時間が僅かなため
一年間で野球はエース、サッカーもストライカー、剣道や空手も一流
手品や演劇、弁論も達人の域で魔術や古典カラクリまで余裕で扱えるという
そこらの伝説の勇者より凄い高校生になってしまうので
逆にリアリティーがないのは秘密である


●まかまか【摩訶摩訶】
相原コージが監修、キャラデザインも手がけた正統派RPG。
・・・のはずだったが、ひどすぎる質と量のバグのため、悪い意味で有名に。
いっきに中古で売り払われ&値崩れした。
ファミ通の「糞ゲートップ10」という企画でも
唯一のスーパーファミコン用ソフトとして5位に君臨。
(他は全てファミコン用ソフトで一位はビートたけしの挑戦状)
RPGで糞ゲーを挙げろと言われるとかなりの確率で出てくる。

☆このゲームの固有項目☆
【マカマカ】


●みすてぃっくあーく【ミスティックアーク】
エニックスが製作したSFCのRPG。
オープニングで主人公はフィギュアにされ、女神の声で目覚めるとそこは謎の神殿。
元の世界に帰るために神殿から7つの世界へと旅立ち、7つのアークを集める。
仲間キャラはフィギュアとして存在し、アークを使うことで実体化するという持ち運びシステム。
海賊猫の世界や、巨大な果物の世界、子供しかいない世界など、それぞれ独特なテイストの世界。
更にゲーム中でかかる様々なBGMは、SFCゲームの中でも高く評価されている。
ややテンポの悪い戦闘(オートは細かく指定できるが)、死んだ仲間の回収の面倒さ、即死魔法の効きやすさなど、
少々やりづらいところもあり、かなりマイナーな部類に入る。
余談だが、このゲームをやった人ならば誰もがデスナイトとのボス戦で苦戦したと思われる。
三体同時に出現する上に個々の能力が高く、即死防御を怠れば仲間や主人公が死に、
HPが低くなると全員で回復に回る凶悪っぷり。この戦闘を抜ければ、他のボスがぬるく感じられるほどだ。

追記:このゲームには闇の世界という場所は、RPGで怖かった場面スレやトラウマスレでもよく挙がるある意味素敵な世界である。
具体的には

・いつもは使えるはずのレーダーエンカウントがここでは使えない。
・クリアするまで脱出不可能な屋敷の中を主人公だけで攻略しなければいけない。
・あちこちにある日記には少年が孤独と恐怖でだんだん狂っていく様子がかかれている。
・扉を開けた瞬間にエンカウント、しかも無音で。
・仕掛けを解くたびに廊下で何者かの足音がするが、見にいっても誰もいない。
・最後の部屋でアークをとった時、それまでは部屋の前を通り過ぎていくだけだった足音がふいに部屋の前で止まって、
 ドアが開けられた瞬間に闇の世界から強制排出される。
・やっと神殿に帰ってこれたと思ったら日記の持ち主本人がご登場。
                                         ……など。

☆このゲームの固有項目☆
【風車小屋】
【猛獣】


●みによんく−れっつ−あんど−ごー−パワー−わーるどぐらんぷり−つー
【ミニ四駆レッツ&ゴー!!POWER WGP2】

1998年にSFCで発売された、ミニ四駆RPG。
舞台は原作のWGP編終了後。
プレイヤーは烈や豪を始めとするTRFビクトリーズとなって
RPGパートでアイテム収集やフラグを立て、レースパートで勝利するということを繰り返して、
第二回ワールドグランプリ、WGP2の優勝を目指す。
リアル指向だったシャイニングスコーピオンと違い、今作はミニ四駆「RPG」と銘打つだけあって、
高度に機械化されたWGPマシンは通常のマシンとは別物という設定の元、
パーツによる能力上昇は全て完全に数値化され、
テスト走行をする事で経験値がたまり、Lvアップしてマシンそのものがパワーアップする。
また、ボタンを連打することで、原作で持ち主が気合いを入れると何故かマシンの速度が上がる現象を再現したかっとびゲージや、
敵のアタックによって減っていき、0になるとリタイアとなるHPゲージ等のシステムを採用し
原作のライバルは、外部からかっとびゲージをチャージするサテライトエネルギーチャージなる新技を編み出し
ラスボスに至ってはテ レ ポ ー テ ー シ ョ ン だ!の一言で一気に差を縮めたりなど
原作のカオスな雰囲気を余すことなく再現している。

特に説明がなく原作のキャラクター達が登場するため、烈豪ファンでなければ
恐らく10%も楽しむことができないが、ファンを対象としたキャラゲーとしての完成度は高めになっている。
しかし、セッティングの方は「弱いパーツ」「強いパーツ」「超強いパーツ」
のような、単純な能力差があるのみなので、純粋なミニ四駆ファンにはオススメできない。


●もうりょうせんきまだら2【魍魎戦記MADARA2】
コナミから発売された大塚英志と田島昭宇原作の同名コミックをゲーム化した作品の二作目。
ストーリーは主人公である神代斑(はん)がさらわれた幼なじみの妹背すばるを助けるために
現代から異世界に旅立ち冒険をするという王道な内容 。
ストーリーがオリジナルなため原作との関連性が薄い部分はあるが、
スピーディーで快適な戦闘や転生思想を基調とした独特のオリエンタルな世界観や音楽は評価が高い。

☆関連語☆
MADARA2の死人


●もんすたにあ【モンスタニア】
SFC末期にパックインビデオから発売された異色のRPG。
シナリオや世界観はお約束過ぎて特に語るべきことはないものの、
戦闘に謎解き要素があり、システムも頭を使うものに仕上がっている。
具体的に言えばこちらが動けば敵も動くという不思議のダンジョンに近いものだが、
パートナーとの協力が重要で主人公が技を使って減ったAP(MP)をパートナーが回復したり、
パートナーをおとりにして主人公を敵リーダーにぶつけたりと割と戦術性が求められる。
戦闘ステージも絶対に倒せない敵を落とし穴に誘導したりなど、パズル的要素が強い。
ただしSFCなのにキー操作がバイオハザード式だったりと操作性はよくない。

これだけ書くとシステムが変な凡作〜良作に見えるだろうがどっこい、
なんと全編通して3時間ちょっとでクリアできる! (もちろん初プレイやり込みなし裏技なしで)
自由度も極端に低く、店もなければ経験地稼ぎもできない完全な一本道。
隠しダンジョンやクリア後の世界など当然ない。
ちなみに価格は発売当時で7800円。ゲーム性以前にRPGでこの仕様はないだろう…

にもかかわらずなぜかファミ通のクロスレビューで殿堂入りしてしまったため、
それを信じて定価で買ってしまった人たちにトラウマを植え付けた。
戦闘バランスはいいし、岩垂徳行氏による音楽は好感が持てるし、内容自体は悪くはないのだが…


●46おくねんものがたり【46億年物語】
エニックスが送り出したRPG。
46億年前の地球が生まれた時代から、人類への進化を描く壮大なストーリー。
もともとパソコン用ソフトだったが、別会社がSFCに移植した。「ARPG」として。
あのエニックスが手がけたRPGにアクション要素を加えるという暴挙に出たのである。
アクションが上手ければ別に成長しなくてもボスを倒せるため、経験値稼ぎをする必要もない。
しかし成長過程を楽しむゲームでもあるし、
音楽担当がすぎやまこういち氏なので、ゲーム中の音楽を全部聞くためにも頑張ってみよう。

オープニングで教えてくれるが、とことん「弱肉強食」の世界である。
操作キャラは自分一匹。仲間は存在しない。自分以外の生物はすべて敵。
ヒントを教えてくれるキャラはいるが、聞くだけ聞いたら倒して食ってしまっていい。
食って得た経験値を体の各部位に振り分け、進化して強くなっていく。
それぞれの部位が個別に進化していくため、角がある馬とか、尾びれがある人間とか、
もはや何がなんだかわからないような未知の生命体を作れたりする。
最終的には人類に進化できるが、何に進化してもラスボスさえ倒せばエンディングなので、
別に弱くなってまで人類を目指す必要はなかったりする。


●らいとふぁんたじー【ライトファンタジー】
トンキンハウスからSFCで発売されたRPG。
「ライト感覚で誰でも楽しい、何度でも楽しめるRPG」と謳ったコピーや、
気弱な主人公が光の国の姫を助けるために旅立つという王道もののシナリオ、
パッケージの印象も可愛いため、一見しただけでは初心者向けのヌルゲーに思える。
だがその正体は高難易度のマゾゲーに他ならない。
というのも、それらライト要素の全てを戦闘システムがぶち壊しにしているからである。

マップ上を駆け巡るタクティカルバトルシステムが採用されているのだが、
歩行速度がのろい、敵味方ともに攻撃が当たらない、敵が多い、エンカウント率が高い、
主要人物が死ぬと即座にゲームオーバー、魔法の消費MPの割合がありえない
(初歩の回復魔法の消費MPが20であり、主人公のレベルが5になって1回使える程度)
などの激辛仕様が満載されている。

加えて状態異常とそれを使う敵が非常に多い上に、
ステータス回復魔法の消費MPが30や50とハイコスト。
集団で一斉に状態異常攻撃を使われたらリセットあるのみである。
また、キャラが攻撃を受けたりすると「いて〜」「しぬ〜」などという台詞が表示されるが、
そのせいで戦闘時間を無駄に増やしてしまっており、テンポが悪い。

しかし反面、このゲームにしかない最大の特徴がある。
それは、仲間にできるキャラの豊富さである。
雑魚敵はもちろんの事、村を歩いてる犬、
果ては普通の村の幼女や爺さんまで仲間にできるのだ!

ちなみに続編である2も発売されている。
こちらでは戦闘のバランスは多少改善されたものの、お使いイベントが多すぎるのが難点。

☆関連語☆
マゾゲー


●らぶ-くえすと【ラブクエスト】
1995年3月17日に徳間書店インターメディアから発売されたSFC専用のRPG。
「甘い生活」などを代表作に持つ漫画家の弓月光がキャラデザインを担当している。
24歳のマザコン青年が、結婚式の途中で失踪した花嫁のゆかを探し出すというストーリーで
戦闘は女の子を口説き落として倒すという変わった設定となっている。
しかし、実際遊んでみるとお色気より、バカ&トンデモぶりで一貫しており
婚約者を探しますかという選択肢でいいえを選び続けると
スタッフロールが流れて終了してしまうので、はいを選択して探しに行くと、
新宿→占い師に名前を強制的に変えられる。(ゲーム開始時の名前選択が無意味。)
テレビ局→履き古した靴下でいなり寿司を作る番組を見学。
アホ山大学→学食にフライドネコがある。
浅草→花火大会に反対する婦人会会長の出した巨大う〇こダンジョンを攻略。
横浜→縁結びの神様から貰う赤い糸を対価に、浅草で加わった仲間の大旦那が食われる。
…などのインパクト大なトンデモイベント群がプレイヤーを待っている。


●るどら-の-ひほう【ルドラの秘宝】
SFC最末期にスクウェアから発売されたRPG。
4千年周期で古い種族が滅び、新たに創造された種族が繁栄する世界を舞台としており、
物語は人類が滅亡するとされる日の16日前に始まる。

主人公が4人いて、プレイヤーはそのうち3人の物語を好きな順序で攻略できる。
(残り1人は最終章の主人公で、最終章は他の主人公の編を全てクリアすると現れる。)
4人とも全く違う立場・目的を持っており、最初は全く接点がないのだが、
(一応4人ともジェイドという重要アイテムに選ばれた者たちではある。)
それぞれの目的を追っていくうちに世界を滅ぼす存在を知るところとなり、
最後は協力して人類の未来を切り拓くという熱い展開になる。

それぞれの編は単体でも見所があるのだが、
ある編の主人公が行った結果が別の編に影響するという類の伏線が大量に張ってあり、
最後までクリアすると作中の謎や不明点がほとんど全て解き明かされるという、
その絶妙なシナリオの構成は高く評価されている。
また、ある編で宝箱を取ると、別の編で同じ場所に行ってみると空箱になっているなど、
システム的にもそれぞれの編が密接に交錯し合っている。

出来のいいシナリオに加えて、作品の知名度の割には音楽の評価が非常に高く、
未だに同人CDなどでこのゲームのアレンジ曲が散見される。(特に戦闘曲に人気がある模様)
またSFC最末期の作品だけあってグラフィックもドット絵では最高レベルと、
総合的なクオリティはかなりの良作と言っていい。
惜しむらくは発売時期の悪さと絵師の癖の強さ、それに戦闘難易度の高さか・・・
一般受けは到底望めず、地味に埋もれた作品となってしまった。

☆関連語☆
言霊システム 末期ゲー

☆このゲームの固有項目☆
【ウラルドラ】
【オヤッサン】
【言霊システム】
【サーレント】
【ミトラ】


●れでぃすとーかー 〜かこからのちょうせん〜【レディストーカー 〜過去からの挑戦〜】
1995年4月1日にクライマックスからリリースされた、クォータービュータイプのアクションRPG。
同社がそれ以前にリリースしていた「ランドストーカー」というゲームと同タイプのものである。
主人公であるお転婆なお嬢様レディが壁を破って退屈な家から脱走、
家庭教師兼庭師の老人ヨシオとコック兼ボディガードの若者コックスが追い掛けてきて、
結局三人でとある島国を冒険することになる、というストーリー。
気付いた人が多いかと思うが、この始まり方はエニックスの有名RPG「ドラゴンクエスト4」の
第2章「おてんば姫の冒険」に非常によく似ている。
相似点はそれだけではなく、モンスターや呪文、武器防具、アイテムのなんとほぼ全てが、
ドラクエシリーズにおいてそのまま対応する相似のものがあり、しかも武器防具やアイテムの場合は、
攻撃力・守備力・売買する時の値段など数値的な部分まで対応するものとほぼ同じである。
(このページに詳細な対応表あり。http://www.yk.rim.or.jp/~s-endo/lady_dq4.html)
その他、ストーリーや町の施設などにも、進化の秘宝を思わせるものが出てきたり、
スロットができるカジノがあったりとドラゴンクエスト4との相似が見れる。
これらの、とても偶然とは思えずパクリやパロディとしても不自然なほどの相似からか、
このゲームが「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」のようにドラゴンクエスト4の
外伝的な作品としてクライマックスがエニックスから委託を受けて開発されていたが
何らかの理由でその方向で発売できなくなり、グラフィックや名称などの細かい変更を加えて
「レディストーカー」として発売された、という噂もあるが真偽は不明である。


●れなす【レナス】
アスミック発売の、SFC用RPG。
世界観とキャラクターのデザインは加藤洋之・後藤啓介によって手がけられ
人間とは異なる種族が数多く住み、建物までも現実離れした形という
従来のファンタジーものとは異なる世界観を持つ。

しかし、見た目とは裏腹に過酷なストーリーが待つ。
主人公はごく序盤で、世界滅亡の原因を作り出してしまい(余波で学校は壊滅)
その責任を取るために旅に出ることになる。
その後も、優しくしてくれたパン屋の女の子が磔にされ死んだり
悪の皇帝に近付くためパレードに潜り込んだら町の住民が皆殺しにされたりと、欝なイベントも多い。

また、魔法はHPを消費して使い、HP回復はボトルの薬で行う、
Aボタンを使わずに十字キーのみで選択を行うなどの独特のシステムも見られたが
売れ行きは思わしくなかったらしく、ワゴンで割と見かけられる。
2もSFC末期に出たが、こちらはあまり見ない。

☆関連語☆
HP消費制



▼その他作品名(wii)


●おうごんのきずな【黄金の絆】
2009年5月末にジャレコから発売されたはアクションRPG。
低得点ほど信憑性があるとされるファミ通のクロスレビューでは17点をつけられ、
公式サイトはHTMLソース内に他社のゲームの名称を混ぜて検索にひっかけていたという衝撃の事態が発覚。
スタッフの正気を疑わざるを得ない地雷臭プンプンのCMは売る気があったのかすらも怪しく、
発売前から本スレは完全な葬式状態であった。実際のゲーム内容も

・ロード時間が最大40秒
・雑魚の群れの中に即死級ダメージを与えてくる敵が紛れており、雑魚戦にも一喜一憂
・被ダメージ後の無敵状態がなくタコ殴りでハメ殺される危険性がある
・「売り」とされるボス的が色違いのコピペ
・唐突で意味不明なシナリオ

と3年間の開発期間と4億円の開発費用をかけたとは思えない手抜きだらけのクソゲーという他ない。
発売後も挙句ジャレコ社長がブログで本作をクソゲーと認める書き込みをして開発会社を徹底的に扱き下ろし、
ファミ通のクソゲー特集記事で公開処刑されるという有様である。

以上の様に、作品を取り巻く環境・扱いとゲーム自体の出来が相乗効果を果たしあらゆる意味で非常に香ばしい空気が漂う作品であり、
クソゲーオブザイヤー2009据え置き部門にも当然のごとくノミネートを果たすこととなった。


●おぷーな【オプーナ】
2007年11月1日にWiiで発売されたRPG。
製作はアルテピアッツァ、発売元はKOEI。
ちょっとシュールだけど暖かみのあるキャラデザ・シナリオと、
3Dスティックを弾いて戦う「アクティブボンボンバトル」などが特徴である。

主人公であるオプーナの奇妙なデザイン、「まずは50万本を目指す」という強気な発言、
そしてあの「スーパーマリオギャラクシー」と発売日が被ってしまったことなどから
このゲームをネタにして、改変コピペやアスキーアートを作る行為が大流行してしまった。
(ゲーム本編は知らないけど、オプーナのAAは見たことあるよという人も
意外と多いのではないだろうか?)

しかし内容は、アルテピッツァ製ということもあり、極めて丁寧に作られている良作。
崎元氏の音楽も好評であり、ネタゲー扱いされているのがもったいないともいえる出来だろう。
せめて、オプーナがもっと万人受けするデザインだったら売れた(かもしれない)のに!
ワゴンで見かけたら、そっと同情してあげてください。

☆関連語☆
アガレスト戦記

☆このゲームの固有項目☆
【まずは50万本】



▼その他ネタ(FC)


●あくまのわな【悪魔の罠】
初代貝獣物語のトラップ。
特定の場所を通るとこの罠にかかり、ボードゲームのような画面に切り替わる。
敵が数体出てくるので倒しつつ進み、ボスを倒せば脱出となる。
出てくる敵は基本的に弱いので楽勝。

が、この悪魔の罠、実はとんでもなく恐ろしいバグがある。
それは、町からフィールドに出ようとすると突然悪魔の罠に引っかかることがあるというもの。
この悪魔の罠は、レベルが低いと絶対勝てない敵ばかり出現する。
序盤でこれに引っかかってしまい、強敵になすすべなく殺される恐ろしさ・・・
これにかかった子供は涙し、そして恐怖のトラウマを植え付けられたに違いない。


●おわりのまち【おわりのまち】
ファミコンのRPG、じゅうべいクエストで最初に行くことになる街。
始まったばかりなのにもう終わりかよ! と子供達を驚愕させた。
もちろん漢字で書けば『尾張の町』でどうということはない。漢字皆無なファミコンならではの勘違いである。


●かなしみ【悲しみ】
北斗の拳4に存在するパラメータの一つ。
これを上昇させることで主人公は北斗神拳の奥義に目覚める。
原作でも北斗神拳の伝承者は悲しみを背負うことで力を増すため、
それを忠実に再現するためのパラメータである。
わざわざこんなパラメータを作ったあたりにスタッフの原作愛が滲み出ている。
……のだが、イベントでこの値が増加した際の光景はかなりシュールで笑いを誘う。


敵ボスと仲間が一騎打ちを行い、相打ちとなって倒れる

仲間「私はここまでのようだ。だがお前と共に戦えてよかった……さらばだ」

「主人公は45ポイントの悲しみを背負った!」

もう感動も何も台無しである。何が45ポイントなのか。
別の意味で悲しくなること間違いなし。
こんなに悲しいならば……原作愛などいらぬ!


●かりう【かりう】
今は亡きホット・Bの迷作RPG「星をみるひと」に登場する恐怖の特殊攻撃。
一部の敵がたまに投げてくる薬の名前であり、受けると病気になり、戦闘中動けなくなってしまう。
それはまだいいが、問題は戦闘中に病気は自然治癒しない点、
さらに最初の村周辺のザコが普通に使ってくる点である。
一人旅でこれを食らえば勿論ゲームオーバー確定。
「ずっとオレのターン」とか言っている場合ではない。
また、このゲームではHPだけやたらに上がるため、へたをすると病気になって動けない主人公と、
攻撃力不足で主人公を倒せない敵との無制限1本勝負を強制的に観戦させられる。
精神衛生上全くよろしくないので、リセットするが吉。

ちなみに、村の薬剤師に材料を渡すとこれを作ってくれるが、
戦闘中に使うと自分で飲んで勝手に動けなくなってしまう。投げろよ。


●がるばんごる【ガルバンゴル】
FCのRPG「銀河の三人」のラストダンジョンであるガルム要塞と、その周辺の宙域に出現するザコ敵。
そして、このゲームで最も恐れられているザコ敵でもある。

姿形は一つ目にトゲの付いた帽子を被せて二つ足を付けたような感じ。
直接的な攻撃手段は最大LVの主人公or味方をHPを1/10程度減らす通常攻撃のみなのだが
・耐久力が高く、最強武器装備の通常攻撃1発で破壊できない。
・通常攻撃のダメージを半減する「フォギー」を戦闘開始時や戦闘中に使用、使われると通常攻撃が役立たずに。
・ある程度削っても「エネルギー」で体力を回復。
・「クライ」によって同じガルバンゴルを呼び出してくる。
・そして何よりも 9 体 同 時 に 出現することがある。
と、耐えて回復して分裂して数の暴力でボコるというある意味最低の戦い方を得意とする。

一応、味方側にも
・一撃でほぼ全てのガルバンゴルを全滅させられる「イカロス」(8発のみ)
・1発の火力は通常攻撃以下だが、10連発可能で火力の底上げができる「Pミサイル」(全体の所持数40発)
・ザコ敵全てを一撃で倒せる全体攻撃ESPの「いかり」(ESPポイントを大量に消費する上、ラスボス用に温存必須)
という対抗手段があるのだが、エンカウント率の高いラストダンジョンで何度でも出現する上に補給手段も無く
ラスボス手前でそれぞれ7体、8体、9体同時のガルバンゴルと強制的に3連戦する羽目になるため
ここまで辿り着きながらも泣く泣く全クリを諦めたプレイヤーも…


☆よくある例☆
♪デンデンデーンデンデデーン ←戦闘BGM
オペレーター「てきは ガルバンゴル そのかず 9」
プレイヤー「もう武器を使い切っちまった…逃げるしか無い!」

ニア にげる

オペレーター「おいつかれました」
プレイヤー「 orz 」
オペレーター「◯◯ は うちゅうのちりと なりました」
♪テンテンテーレテン テンテンテーレテン ←敗北BGM


●ぎがきゃみそーる【ギガキャミソール】
がんばれゴエモン外伝2〜天下の財宝〜にて登場する体防具
キャミソールとは女性用下着のことであり、一体どのへんが
「ギガ」なのかは不明だがとにかく凄い下着であると予想される。
中盤に訪れる町で普通に店に並んでいるのだが
驚くべきはその値段、65500両…この数字は全防具はおろか店売りの
全てアイテムの中でも最高値である。初めて訪れた時点では
まず手に入らないと言って良いだろう。そしてその高額に恥じず
防御力もゲーム中最強。最強の防具が中盤で手に入る上にしかも店売りだなんて
RPGはそうそう無いのではなかろうか。
キャミソールというだけあって女性キャラはもちろん装備できるのだが
なぜか エ ビ ス 丸 も 装 備 で き る。
なので実質コレはエビス丸の最強防具ということになる。
そもそも女性キャラは4人目の仲間にしかいない上にゲームのシステム上
4人目の仲間のみ入れ替わりがあり、4人目の装備は全て
他の4人目も装備出来る為ぶっちゃけ4人目の仲間であれば性別関係なく
この「最強の防御力を持つ女性用下着」を装備させる事ができてしまうのだ。
長時間かけて大金はたいてまでやる価値があるかどうかは
プレイヤー次第である。

★関連語
がんばれゴエモン外伝2〜天下の財宝〜


●ごうとう【強盗】
ハイドライド3に存在していた職業。
LIFEが異常に高く腕力もあるのだが、MPが0であるために魔法を使えない。
が、このゲームにおける魔法の役割は非常に微小であるために、魔法が使えなくても
クリアが非常に困難になるというほどでもなかったり・・・
強盗と言っても、人から物を奪ったり盗んだりするわけでもない。
どこが強盗なのかは非常に疑問である。


●こうめい【諸葛亮】
三国志にて、超がつくほど有名な人物であり、超がつくほど優れた天才軍師である。
三顧の礼で劉備につ(中略)
天地を喰らうでは、

1.会うまでがたらい回し
2.いざ、会ってみても寝ている
3.起こすと怒られる
4.仲間にするためには会話時の選択肢でいいえ(起こさない)を選び、メッセージを送らずに待つ必要がある

と、仲間にするまでに面倒な手順が必要なうえ、ノーヒントだと(4で)詰まってしまう可能性がある。

が、彼にはある大きな問題が存在している。
それは能力が高すぎることでも仲間にするまでの手順でもない。
名前の読み(本来は「諸葛亮⇒ショカツリョウ」、「孔明⇒コウメイ」)である。
他のキャラは全員姓(と諱)が表示されて読みもあっているのに、諸葛亮のみ姓と諱が表示されているのに読みが字なのである。 わかりやすさを優先したのだろうが、不自然極まりない。

補足:以下、読み方
姓⇒かばね  諱⇒いみな  字⇒あざな

☆関連URL☆
ttp://blogs.yahoo.co.jp/musoubb_mmo/2678957.html(武将ブログ「諸葛亮:字(あざな)について」)
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B1(Wikipedia「諱」)
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B8%E8%91%9B%E4%BA%AE(Wikipedia「諸葛亮」)

☆関連語☆
軍師 蜀 八卦の陣


●しもん-べるもんと【シモン・ベルモント】
1)悪魔城ドラキュラの主人公。処女作だけあって後発と違って特殊な力はもっていない。
しかし初代主人公だからかシリーズの代表として他作品にゲスト出演することが多い。
悪魔城シリーズにも隠し要素として度々顔を出したりもしている。
作品毎に性格が変わるのはお約束といったところか。

ちなみに悪魔伝説以降、姓がベルモンドに変更されている。

2)がんばれゴエモン外伝2で一時的に参入するキャラ。
ドラキュランを倒すためにはるばるヨーロッパから日本へやってきた。
油断したのか洋館の牢屋に捕まっており、救出すると仲間になってくれる。
ゴエモンの世界観に毒されたのか、参入時にちょっとしたコントがある。

能力はスポット参戦だけあって高め。
武器は鞭、防具に皮の鎧にバンダナ、特技も聖水と大変らしい性能となっている。

余談ではあるが、4人目のキャラは装備が使いまわせる仕様になっている。
彼の鞭を残しておき、後々参入するナナちゃんやハヅキに装備させるといった遊びも可能。


●しょく【蜀】
三国志において、劉備玄徳が治めていた国。
詳しく説明すると長くなるので省略。
問題はカプコン発のRPG、「天地を喰らう」にて発生。
蜀のある地点では数万単位の兵(兵=HPで攻撃力にも影響する)を引き連れた雑魚が出現する。
数万の兵と言ってもしぶといだけで強くないのだが、獲得経験値及び金がかなりの量となっている。
普通は(経験値なら)この時点で大体300程だが、上記の敵だと10数万ほど獲得できる。
貧乏脱出勝利確実酒池肉林となる代わりにバランスが崩壊し、
兵糧(なくなると兵が減っていく)が超スピードで消費されていく両刃の剣。

ご利用は計画的に。

☆関連語☆
バランスブレイカー 稼ぎ場


●じん−くん−はぁはぁ【ジンくん ハァハァ】
ラグランジュポイント(FC)での最初のセリフ。


…と言っても、直前のイベントバトルで瀕死の重傷を負った隊長が
主人公のジンに手掛かりを言い残そうとする場面である。
が、ジンの外見がショタ気味なのもあってか
久々にプレイした、あるいは動画を見た人が別の意味にとったとかとらないとか。


●すふぃんくす【スフィンクス(ダブルムーン伝説)】
ダブルムーン伝説に登場するキャラクタ。
中盤のイベントで主人公一人で戦い、倒すと仲間になる。
洞窟の奥にいるのでそこまで行くのが非常に面倒。
仲間になっても装備が一切出来ないくせに能力がそれに見合っていないため、大変弱い。
しかも終盤で仲間が離脱していくのだが、その際に別れることができない。
その上ラスダンに入るには連れて行く必要があり、
戦力として使う場合は必死にレベルを上げなければいけない。
こいつを育てる苦労を考えると死んだまま放置した方が楽だったりするが。


●だいすまん【ダイスマン】
すごろクエストシリーズのマスコットであり、
戦闘時のお助けキャラでもある黄色い生物。

ダイスマン1号から6号まで存在し、基本的に数字が大きいほど性能がよい。
中にはクリティカルヒットを出す奴や、
さいの目を変えてしまう(悪くなることもある)奴も。

しかし実際に使おうとすると、呼ぶときは良いのだが
戻す時に1ターン消費してしまうので、ヘタなダイスマンが出てくると
逆に厄介になることもあるため、一度でも1号が出てきたプレイヤーは
恐らく二度とダイスマン召喚を行わなくなってしまったかもしれない。

☆関連項目☆
すごろクエスト ダイスマン1号




●だいすまん1ごう【ダイスマン1号】
すごろクエストのマスコットキャラクター(?)
本来は戦闘時のお助けキャラだが、その性能はプレイヤーの足を引っ張るだけ。

なんとなく間抜けそうな外見、その性能で会社側もマスコットとして意識したような
扱いになってはいるが、ゲーム自体がマイナー+安定看板シリーズのくにおくんの存在により
テクノスの顔となることはなかった・・・

☆関連項目☆
すごろクエスト ダイスマン
●たすかるおーる【タスカルオール】
じゅうべえくえすとに登場するアイテム。
持ったまま全滅すると、HPMP全回復で全員復活できる。
反則級の効果だが、鬼のような連戦となるラストバトルではほぼ必須。

しかし、このアイテムにはシステム上の罠が存在する。
ゲーム終盤で無敵のボスに挑み負けるというイベントがあるのだが、
イベント戦闘にもかかわらず、このときもタスカルオールが発動してしまうのである。
発動すると戦闘再開だが、相手は無敵なのでまた負けなければならない。
結局、持っているタスカルオールを強制的に全部使わされることになる。
このゲームには預かり所がないので預けておくこともできない。
さらに、このイベントから後にはタスカルオールを手に入れる機会がないため
ラストバトルにこれなしで挑むことになる。なんという孔明。

このイベントを終えるまでは、宝箱などからタスカルオールを手に入れたらリセットして
イベント後に回収してまわるようにすれば回避できる。


●たむ【タム】
コナミのラグランジュポイント(FC)に登場するキャラクター。
どこからどうみてもただの幼児で、非戦闘員パーティーとして参加するときも
迷子だったから保護して親元へ連れて行くため。
口調も幼児らしくややろれつが回っていない。ちょっとマセ気味。
(おとといきやられ! タムくんは、なかないのら!など)

以下ネタバレ含む
親元がいる町へ行くには地表がズダズダなので地下道を通ることになるのだが、
いざ出口が近づくとタムは「わーい!でぐちら」と
ひょこひょこ出口に向かって進んでいく。すると・・・

出口に向かって進んでいくタム、不意に影が差し不思議そうに見上げる。
次の瞬間、強い衝撃に吹き飛ばされ「ジン(主人公) にいちゃん・・・」と
言葉を残し、息絶える。そして、「タムはいきをひきとった」(この3行部分アニメシーン)

この後この中ボスとの戦闘になるのだが、主人公の心に激しく怒りがこみ上げ、
仲間(女)も「タムの!タムのかたき!」と叫ぶなど非常に熱い展開になる。

結局このボスはこの場ではある程度ダメージを与えると撤退し、後に倒すことになるのだが
このイベントのおかげ?で(+結構影が薄いラスボス)レゲー住民からは
「実質ラスボス」と言われるようになる。



●つちだまますたー【ツチダママスター】
FCソフト「ドラえもん ギガゾンビの逆襲」に登場するオリジナルキャラクターで、
3つ目の世界の地底編のラスボスを勤める。

攻撃もそれなりに高く防御がかなり高い金色のツチダマと、
攻撃と速度が異常に高く防御の低い銀色ツチダマの2匹を同時に相手にする。
両者とも攻撃手段こそ単純な打撃攻撃のみなのだが、そのダメージが洒落にならないほど高い。
特に銀色の方の攻撃を喰らうと、その時点での最強装備でも最大体力の半分近いダメージを受ける事もある。
おまけに麻痺攻撃までしてくるものだからたまったものではない。

それまでの雑魚敵は秘密道具のごり押しなどでなんとかなるし、
ボスに関しても、力押し、特殊アイテム使用でなんとかなるのだが、
このツチダママスターには一切の小細工が通じない為、
これまで力任せにごり押ししてきたプレイヤーほど詰まりやすい。
ツチダママスターの耐久力も高い為、長期戦になりがちなのも、難易度を上げている。

なんとか倒そうと挑み、何回も返り討ちにあったプレイヤーは数知れず。
あまりに強すぎるので「ラスボスの牛魔王よりツチダママスターの方が強い」といわれたほどである。

また、本作の欠点として「戦闘不能者を戦闘中に回復できない」というものがある。
その為、回復道具を持つキャラクターが集中攻撃で倒されてしまうと、その時点で勝利は絶望的になる。

単純な力押しではなく、早め早めの回復を心がけていればそうそう死ぬ事はない。
勝てないなら素直にレベル上げをするのも対策となる。本作はレベルアップ時のパラメータ上昇が大きい為だ。
…だが、ドラえもんのゲームな為に、プレイユーザーがほぼ小〜中学生やライトゲーマーである事を考えると、
それらに気づくのは難しい事だろう…。

☆関連語☆
ギガゾンビの逆襲 ラスボスより強いボス


●どらやき【どら焼き】
ドラえもんギガゾンビの逆襲に登場するご存じドラえもんの大好物。
このゲームにおいての役割はなんとお金兼MPである。
町の中でどら焼きと消費アイテムを交換してくれる人がおり、これがこのゲームの実質の店である。
また、戦闘時に他のRPGでいう魔法の効果のある秘密道具を使う際に
カロリーを消費するのか道具の起動に必要なのか不明だが
道具によって決まった量消費する。
このどら焼きシステムはこのゲーム独自のシステムともいえる。

入手方法はMOTHERシリーズに似ており、
敵が落とすわけではなく敵を倒したあと村や町などでドラミちゃんに連絡を取ることで手に入れることができるが
時には何百何十ものどら焼きを短時間に制作し一瞬でドラえもんに渡す姿はシュールの一言につきる。
おそらく独自の生産ラインを手に入れたのだろう。
戦闘を挟まないと「どら焼きを0個作っておいたわよ!」と言うことも。
ドラえもんもありがとうとか言ってないで突っ込めよ。

ちなみに回復アイテムのどら焼きは別にあり
「お徳用どら焼き」(どら焼き5個と交換)
「スーパーどら焼き」(どら焼き10個と交換)等が登場する。
手に持つ幾千ものどら焼きを食った方が回復しそうな気もするが
もしかするとドラミちゃんの作るどら焼きは食用ではないのかもしれない。

☆関連語☆
ドラえもんギガゾンビの逆襲


●どるあーがのとうのなぞとき【ドルアーガの塔の謎解き】
中にはこんなんわかるかっ!とソフトを叩き壊したくなるほどわけわからん物が存在した。
序盤は、「特定の雑魚を○体倒す」といった定番物なのだが途中からだんだんおかしくなってきて、
「外壁全てに触れる」「特定の方向・回数レバーを入れる」「特定の順番で敵を倒す」などなど。
そして究極は「スタートボタンを押す」 (アーケード、FCともに)

アーケード筐体のスタートボタンなんてゲームを始めるときにしか使わないし、
FC初期のゲームはスタートボタンをほとんど使わないものが多く、いらない子扱いだった。
普段は全く使わないボタンを使うという盲点を突いた出現条件は、
難しいというよりももはや理不尽そのもので詐欺だ、極悪すぎる等の罵声とともにいまだに語り草になっている。
また、宝箱自体が存在しない階があったため「○○階どうやっても出ないぞっ!」という叫びが
全国のゲーセンやご家庭のお茶の間で聞かれた。

このゲームを外部から情報を仕入れずにクリアできたら、本物のトレジャーハンターになれるかもしれない。
だが、この高難易度がリアル世界での情報収集を活発化させた。
プレイヤーは誤情報の多い口コミよりもより正確な情報源を求めるようになり、
内容が正確な紙媒体である攻略本ブームの火付け役ともなった。

☆追記☆
>そして究極は「スタートボタンを押す」 (アーケード、FCともに)
の件なんだが・・・

初期出荷分でナムコ純正筐体に入っている「ドルアーガの塔」は
31階に着くとスタートボタンが光るんだよ。
で、何かと思って押すと宝箱が出るっていう・・・。
だから最初はまったくのノーヒントじゃなかったんだ。

ま、これを考慮しないでそのままFCもってったのは非難されるべき点だけどね。

☆関連語☆
ドルアーガの塔


●なっとう-あじ-の-けろっぐ【納豆味のけろっぐ】
FCソフト「星をみるひと」で、かの有名な見えない村の住人であるジジイに
心を読む「てれぱし」で話しかけると、以下のような心の台詞が聞ける。

けさ の ちょうしょくの けろっぐ は、
なっとう の あじ で、うまかった。

…「けろっぐ」とは某コーンフレークのことであろう(グゥゥゥゥレイトオォォォ!のあれ)。
納豆味のコーンフレーク…想像するだにいかにもヤバそうな、
というかちょっと想像すらできない組合わせであるのだが、
このような人智を超えるモノをさらりと出してくるあたりが
伝説のRPGだとか言われるゆえんの一つなのかもしれない。

でもコレ、本当に美味しいらしいよ?

☆関連語☆
星をみるひと かりう


●はっけ-の-じん【八卦の陣】
天地を喰らうII〜諸葛孔明伝〜の陣形の一つ。
陣形には攻防の上昇と引き換えに素早さを下げる、攻撃力を大幅強化するが防御力を大幅低下させるなどの効果がある。
この八卦の陣は「生門」となる武将を一人選択、「生門」以外が攻撃された場合、
攻撃を無効化・反射する(「生門」のみダメージを受ける)のである。
つまり、敵将一人毎に80%の確率で無敵になれる。
欠点は諸葛亮が軍師の時しか使えないこと、戦闘中に一人でも倒されたら散開状態になること、
ほぼ無敵なのでバランスが崩れることだろうか。

補足:陣形には戦闘前から敷けるものと戦闘中のみの2種類があり、八卦の陣は後者に分類される。
また、種類に関係なく陣形を敷くには戦闘可能な状態の武将が5人以上必要となっている。
ちなみに散開とは陣形をしいていない状態で、メリットはないがデメリットもない。

☆関連URL☆
ttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa1454317.html(教えて!goo「八卦の陣とは」)

☆関連語☆
バランスブレイカー 陣形 天才軍師


●BP【BP】
ドラゴンボールのRPGで度々使われている数値の単位。
バトルポイントの略称で、即ち世界的に有名なかの有名な単位「戦闘力」を現している。
HPとKI(いわゆるMP)以外の能力はほぼ全てこれで表現されるため、防御力は高いが攻撃力は低いとか
そういった個性は殆ど無い。
強襲サイヤ人においては、原作でもそれほどインフレが進んでおらず
激神フリーザでは、重力修行をすれば大抵のキャラはフリーザと戦えるようにバランス調整されているが
超サイヤ伝説においては、極めて原作に忠実なインフレを起こしており
超悟空(500万)>フリーザ最終(300万)>界王拳悟空(280万)>融合ピッコロ(180万)>フリーザ第三(170万)>悟飯(95万)と
もはや数値の基準の説明など不要だろう、フリーザとの最終決戦に突入した瞬間
悟空以外が全員役に立たなくなり、超サイヤ人になれば何も考えなくてもラスボスを倒せる。
しかも、ある程度のレベル差があれば敵が逃げてしまう仕様のため、実際にフリーザと戦う時は
普通にプレイしていれば悟飯の戦闘力は22万前後、
他の仲間のBPはそれ以下なので事実上ピッコロ以外ダメージを与えられない。
悟空やピッコロが加入するまでとにかく逃げる耐えるしかない。
ゲームとしてバランスが狂っているが、ある意味では神憑っているほどの再現度である。


●へるなんです【ヘルナンデス】
ファミコンジャンプのラスボス十三人衆の五番目の相手。
サッカー漫画「キャプテン翼」より出演したイタリアのゴールキーパー。
実質このゲームの最強の敵として名高い。
ゴールキーパーだからなのか攻撃力は低いのだが、
彼の必殺技「黄金の右腕」はダメージを無効化あるいは相手に返すという脅威の性能を誇る。
単純にこちらの攻撃命中率が1/3になり、また1/3の確率で逆にダメージを受けてしまうのである。

翼が蹴るサッカーボールはもちろん、野球のボール、銃弾、バズーカ砲、
秒速340メートル(時速1224キロ)のパンチ100発をも全弾跳ね返す。
ケンシロウの「無双転生」か、アラレちゃんの「んちゃ砲」なら一撃で倒せるのだが、
「受けるダメージをそのまま返す」という仕様のため、跳ね返されたときのダメージも物凄い。
ていうか運悪く2回跳ね返されたら死ぬ。
彼との戦いはとにかく運がすべてである。
ちなみにイタリア人なので、ぬけさく先生の日本語のギャグ攻撃は通じない。
尻を見せるギャグが通じないのもどうかと思うが。

原作やサッカーゲームでもさぞかし強いんだろうな、と思いきや
「登場当初は強かったが、もっと強力なライバルが登場して影が薄くなる」という
少年誌のライバルキャラにありがちなヘタレ街道を突き進んでいるらしい。
キャプテン翼ほどイタリアが弱いサッカー漫画は類を見ないとか。


●ほくと-ぎゃくしそう【北斗逆死葬】
「北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝」のラスボス、カイオウの使う技・・・というか仕掛け。
北斗神拳の使い手はつい北斗七星を描いた動きをとるため、
その道筋を塞ぐように岩を配置し、動きを封じる。
偶然の産物か頑張って用意したのかは不明。

原作では説明した後に関係ない場所まで移動したので、ただの演出でしかなかった。
しかしゲームでは、ケンシロウを一定ターン行動不能にする凶悪な技に変更。
戦闘開始時に(カイオウより先に)「七星点心」という技を使わなければ
北斗逆死葬⇒動けない⇒カイオウ攻撃⇒逆死葬回復⇒同一ターンに北斗逆死葬⇒動けry
とずっとカイオウのターンとなり、例え最大レベルでも回避する事は出来ない。
逆に七星点心を使ってしまえばただのボスと成り果てる。
とは言え、それでも強いのは変わりないので油断はできないが。

ちなみに七星点心とは、リュウケン(ケン達の師匠)がラオウを半殺しにした技。
残像を残しながら北斗七星を模した動きでをし、攻撃する。
どう考えても逆効果です。

余談だが、このゲームには他に「七死星点(原作では北斗七死星点)」という技も存在する。
七死星点(しちしせいてん)と七星点心(しちせいてんしん)。
漢字で書いても紛らわしいのに、平仮名で書いてあるものだからさらに紛らわしい。
間違いは即ち死を意味するため、重々注意されたし。


●ホンドウ タニシ【ほんどう たにし】
FCのRPG「がんばれゴエモン外伝〜消えた黄金キセル〜」にて
ストーリー中盤から登場するNPC。
行き倒れていた所を主人公のゴエモンに助けられ、それからというもの
ところどころで現れて有効な情報をくれたり
敵に捕らわれたゴエモンたちを颯爽と助けに来てくれたりなど
影に日向にサポートしてくれるナイスガイである。

…と、これだけならば単なるお助けキャラなのだが、
このホンドウという男、真の見所はそのいでたちにある。
彼の正体は全身をカラクリ化した改造人間で、
黒い革ジャンに赤いマフラーという、江戸時代をモチーフにした世界観に似合わぬ風貌、
登場する時は専用のBGMがあり
そしてゲーム終盤ではなんとバイクに乗ってゴエモンたちのもとへ駆けつける。
察しのいい人は既にお気づきだろう

そう 彼は往年の特撮ヒーロー・仮面ライダーの変身前の姿である
本郷猛を完全にリスペクトしているのだ。
特にBGM(これも仮面ライダーのOPにそっくり)とともに
「ホンドウタニシ!彼は体をカラクリ化させられた改造人間だった!」という
ナレーションが現れ、敵を蹴散らしつつ囚われたゴエモン達を助けるあたりは
スタッフの遊び心が伺える名シーンである。
ここまでやるなら変身もするんじゃないだろうかと期待するところだが、
残念ながら本編中に変身することは一度もなかった。

と思ってたらエンディングでちゃっかり変身している。
しかも酒に酔った勢いである。
だが変身後の姿は仮面ライダーには全然似ていなかった。
やはり大人の事情というものであろうか。


●めがさめーる【メガサメール】
ドラえもんギガゾンビの逆襲に出てくる道具。
効果は名前の通り。
名は体をあらわすとはこのことである。
ちなみにドクキエールやマヒナオールといったアイテムもある。


●らっくららん【ラックララン】
バーズテイルにおいてバードが歌う事のできる歌にして、最終決戦におけるプレイヤー側の切り札。
効果は、この歌が続いている間、敵の魔法を封じるというもの。
単純な効果なのだが、何故これが最終戦の切り札なのか。
それは、ラスボスであるマンガーが全回復魔法を使用するからである。
ラスボスに相応しく、あらゆるパラメータが全モンスター中最強を誇り、特にHPにいたっては文字通り「桁が」違う。
火力も凄まじく、プレイヤー側が戦闘中に使える回復魔法では到底間に合わない。
勝つためには短期決戦を目指す必要が有り、回復魔法をつかわれると相当に厳しい。また、こちらを混乱させる魔法も使い、それも地味にキツイ。
その為、魔法を封じるこの歌が非常に重要なのである。

一応、全回復魔法を使うかどうかは運次第なのでバードがいなくても勝てない事はないのだが
使用頻度がそれなりに高い為、バード無しで挑む事は極めて無謀。


●りにあ-かご【リニアかご】
がんばれゴエモン外伝シリーズに登場する移動手段
といっても自由に操作できる類の物ではなく、お金を払って特定の
別エリアへ移動するための限定乗り物である
それだけなら何てことない普通の橋渡し的イベントなのだが…
名前を見て察しの付いた人もいるだろう このリニアかご
外見がまんまリニアモーターカーなのである
リニアモーターカーと言えば磁力を使って超高速で走る事を実現した
近代科学力の賜物、言うなれば未来世界の象徴とも言える物だ
一方、ゴエモンシリーズといえば江戸時代をモチーフにした和風ゲーム
その世界観の中にリニアモーターカーである
そのぶっ飛んだ設定にプレイヤー達は驚いたり吹き出したりしつつ
先に進むためにお金を払って乗ることになるのだが
発車の瞬間、更に驚愕の映像を目の当たりにし
そして「リニアかご」という名称の真の意味を知る事となる

なんとリニアモーターカーの下から足がひょいっと生え
そのまま高速で目的地の駅までタッタッタと走っていくのである

つまりこのリニアモーターカー、人 力 で 走 っ て い る のだ
“かご”というのはつまり時代劇で定番の移動手段である“駕籠(かご)”
の事だったのである(客が籠の中に入り人間二人が前と後ろを担いで運ぶアレ)
今でこそゴエモンシリーズはカラクリという名のオーバーテクノロジーによって
メカが当たり前のように存在するトンデモ時代劇の色が強く出ているが
このリニアかごはそのハシリだったのかもしれない。
なお、続編の2では「スーパーリニアかご」という物が登場しその名の通り
更にスピードが上がっている。もちろん人力である。

何にせよ 昔の人の脚力パネぇ


●りょうがえき【両替機】
ハイドライド3に登場する重要アイテム。
このゲーム、眠気や食欲、重量の概念が存在する。
つまり、荷物(お金含む)が多過ぎて動きが遅くなり、殺られやすくなる…というわけだ。
そこで、両替機〜!!
これで両替すれば、硬貨が紙幣になって軽く…ってちょっと待て!! おかしいだろ!!
両替機の中に硬貨入ってるはずだし、そもそも両替機自体が重いと思うんだが?
…とりあえず、ツッコミどころ満載の道具とゲームシステムなことだけは確かである。


●るーんてくたー【ルーンテクター】
ダブルムーン伝説の主人公ユウルの最強武器。
武器としての性能も高いが、使用効果が殆どチート紛いである。
3種類の中から選択するのだが、その効果が
・神々の怒り(炎、氷、雷魔法の何れかで全体攻撃)
・完全治癒(HPを最大まで回復)
・絶対防御(属性攻撃の耐性を強化)
と、主人公一人でもあらゆる方面をカバー出来るようになっている。
もっともラストは主人公一人(+スフィンクス)となるので救済措置なのだが。

ちなみに合体前のルーンテクター「バインド」「アギュー」等もその他として装備できる。
また、武器版ルーンテクター程の凄まじさはないが使用することも可能。

☆関連語☆
最強装備


●ろうぃーな【ロウィーナ】
ダブルムーン伝説に登場するキャラクタ。
主人公ユウルの幼馴染で職業は司祭。
最初のダンジョンの入り口で敵に追われているのを助け、最初に仲間に加わることとなる。
回復魔法と補助魔法を中心に習得し、格闘戦もそこそこ行える万能キャラ。
回復魔法は専門家のリオナに習得魔法で一歩譲ることになるが、補助魔法の習得やHPが優れる。
二人とも入れないと危険なゲームバランスであるが。

しかし、特筆すべきは何故か彼女だけ五凶星の13人衆(敵)とやらと戦う際にセリフがあること。
敵に応じてセリフが変わるというオマケつき。
戦力としても十分なのでセリフ目当てじゃなくても連れて歩くといいだろう。

「このロウィーナが ゆるしません」



▼その他ネタ(SFC)


●いにしえのどうくつ【いにしえの洞窟】
エストポリス伝記2に登場するダンジョン。
前作ではごく普通のダンジョンだったが、今作では大幅に仕様が変更され、
「レベルは1から、アイテムはほぼ持ち込み不可(詳しくは後述)」「ダンジョン構造はランダム」など
言わば不思議のダンジョン仕様であり、運と判断力が生死を分けるのも同様である。
一部の指定アイテムのみ(その多くは強力)が、持ち込みおよび持ち出し可能となっており
それらは青い宝箱に入っているが、出現確率は低く揃えるだけでも一苦労である。
その上、素人目には区別がつきにくいブルーミミック(強敵)もいて、泣いたプレイヤーも数知れず。

本編よりも強い雑魚の群れを潜り抜け、中断セーブすら出来ない長丁場に耐えながら辿り着いた最下層(99階)には 「ぬし」が存在する。

攻撃は全くしてこないものの(というか逆にこっちを回復してくれる)
3ターンで倒せなければ負けになってしまう。
とにかくHPがやたら高いので、特定の装備品やパーティキャラがいないと
コイツを正攻法で倒すのはかなり難しい。

なお、2周目クリア後の「おまけ」モードでいにしえの洞窟のみプレイ可能、
後に携帯アプリでにもなっている。
また、続編の「よみがえる伝説」「沈黙の遺跡」にも同様の形で引き継がれている。

とまあ色々書いたが正直に言って、この洞窟における最大の脅威は80F辺りから出現する
シルバードラゴン、ゴールドドラゴンという雑魚敵なのだ(特に後者)
ドラクエ3で例えると闇ゾーマが同時に複数現れるようなもので
まともに戦えばギリギリ勝てるかどうか、その時の持っている装備や呪文含めて運次第
逃げるのに失敗すれば敗北確定も同然、と言った始末
本作はシンボルエンカウントを採用してるので先へ進む扉の前に居座られたらお手上げである。
なんせ他にも敵のシンボルはウロチョロしてるし
前述の通り雑魚扱いなので、他のシンボルに接触してもやっぱり出てきてしまう事もある
このダンジョンは如何にこいつらをスルーしながら進めるかが鍵と言っても過言ではあるまい。


●うしろのおねえちゃん、つよそうだね【後ろのお姉ちゃん、強そうだね】
エストポリス伝記で序盤に訪れる村にいる子供のセリフ。
「後ろのお姉ちゃん」というのは、ヒロインであるルフィアの事である。
これだけだと普通のセリフだが、この子供、密かに重要な伏線をはっているといっても過言ではない・・・。


166 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/04/20(水) 15:59:58.36 ID:QmfzAbvZ0
どういうこと?
本当に強いのか?

167 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/04/20(水) 16:14:58.04 ID:10S2O4PVO
四狂神というボス集団の1人(の生まれ変わり)だったか


●うひひひひーうひぃーおのでどたまかちわるよぉー【うひひひひーうひぃー オノで どたまかちわるよぉー】
トレジャーハンターGにて主人公レッドの弟ブルーが放つ迷言。
ブルーにオノを装備させ宿屋に泊まるとこのセリフが聞ける。
その後レッドが「どんな夢を見てるんだか」と突っ込むが、
レッドでなくてもどんな夢を見ているのかとても気になる。
ちなみにこのゲームでは場所や現在の状況などで宿屋に泊まる時の会話が変化する。
他愛のないものばかりだが様々なやりとりを探すのも結構面白い。

この会話のやりとりは以下の通り

ブルー「うひひひひー うひぃー オノで どたまかちわるよぉー」
レッド「お、おい!? ブルー!? どうした!?」
ブルー「むにゃむにゃぁ。おのおのー」
レッド「ちっ。ねごとか……。どんな夢見てるんだか」

☆関連語☆
トレジャーハンターG


●うらるどら【ウラルドラ】
ルドラの秘宝、禁断の言霊。
デューン編を除く各章の初日にこれを言霊製作欄の一番最後の欄に記入すると、
その後に作った全ての言霊の消費MPが1になり、エンカウント率がゼロになる。
実に凄まじい効果だが、元の設定に戻すことは不可能な上、初日以外に記しても効果は現れない。
楽々シナリオを進められるかいうと、勿論ボス敵とは戦わなければならないため
レベル上げができない分苦戦することが多い。
ただしMP消費が1なので、無敵化や能力強化系の言霊などを利用すれば、
エンディングまでこぎつけないこともない。それを知っていればの話だが。

☆関連語☆
ルドラの秘宝 言霊システム エンカウントゼロ 消費MP1 ダヨン


●ええからだしてんのう【ええからだ四天王】
カブキロックスの序盤に登場するボス。
灼熱のエン、漆黒のライ、光線のフウ、清華のヒョウという微妙に統一性のない名前のメンバーからなる。
その名の通りええ体の持ち主で、中ボスとしての実力は大したことはないが、
胸をはだけてこちらのキャラを「前かがみ」にさせ、
行動の成功率を下げるという実にけしからん攻撃をする。
こいつらに当時悶々とさせられた小学生もきっといるだろう。
ちなみに、仲間の中に唯一いる女性キャラも「前かがみ」になることがある。
当時理由を考えて悶々とした中学生もきっといるだろう。


●おやっさん【オヤッサン】
ルドラの秘宝の隠し言霊の一種。
言霊のリストの最後の箇所に作成すると、戦闘時の画面演出が大幅カットされる。
利点は戦闘がスムーズになり、ゲームを速く進められること。
欠点は画面演出がなくなって非常に寂しいこと。
解除も可能なので使用はご自由にどうぞ。


●かえる【カエル(トレG)】
トレジャーハンターGのアイテム。草を刈るとたまに手に入る。
戦闘中に使用すると敵めがけて突進、ダメージを与える。


●かにみのら/もちみのら【カニミノラ/モチミノラ】
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦に登場する(?)キャラクター。
ムー大陸南東の町ノラターム在住。
正確に言うと町の中に「カニミノラの家」「モチミノラの家」という建物があるだけで、本人の所在は不明。
カニミノラの家の中には「ムーの子供」という女の子が一人、モチミノラの家は無人である。
その女の子も特に有益な情報は持っていない為、スルーしても何の問題も無い。

問題があるのはこの、RPG史上最低クラスのネーミングだけである。

と、ここまで読んで「確かに変な名前だが、そんなに酷いか?」と思う方も多いことだろうが、
そういう方は何も言わずにお手元のキーボードを見て欲しい。
まことに申し訳ないが、この場ではあまり詳細を語るのは控えさせていただく。

※ガイアセイバーはスーパーファミコンソフトです。

☆関連語☆
棒 穴


●かろん【カロン】
ドラゴンナイト4に登場するキャラクター。騎馬隊。
メインヒロインの一人、ナターシャを保護し、主人公カケル達の前に引き合わせてくれた人。
見事な白い馬に乗っており、王子様…というには微妙だが、
りっぱなヒゲが特徴のダンディーな白馬の騎士である。

…が。カケルを見てヨダレずびっ。

そう、彼はガチホモなのである。
しかもこだわりがあるらしく、カケル以外の男の子や男性にはそのようなそぶりを見せることはない上、
カケルと仲のよい男性に対してはライバル心を抱くありさま。
一応、そういうシーンは無いので安心してほしい。

これだけなら別によくいるガチホモというだけなのだが、このホモは一味違う。
なんと、PS版で追加された『女をめぐる心からラスボスに真の忠誠を誓っていない』敵の幹部の一人(もちろん男)をその道に堕とし、
仲間に引き入れるというとんでもない事をやってのける。
愛の力は偉大であるとともに、エロゲーが元なので女キャラが多数いるにも関わらず、
男に堕とされてしまった幹部が軽くかわいそうになる。
「どんな選択でも確実に仲間になるキャラ」がほとんど男性なので
しょうがないっちゃしょうがないのだが。


●きてはぁっ!【きてはぁっ!】
「フェーダ」に登場する敵ユニットのうち、回復魔法を扱うフィクス系
(フィクス・ゼルトフィクス・グランフィクス)が、物理攻撃をする際に
発する台詞。
サポートを得意とする敵ユニットとはいえ、序盤ではわりと近づいて殴ってきたりするので、
「フェーダ」をプレイする上でこの台詞を見る機会は比較的多いだろう。

あまりにインパクトのある、よく意味のわからない(気合の掛け声なのだろうか)
台詞のため、地味に浸透し様々な漫画などでパロディに使われる。
有名どころでは「BASTARD!」でカル・スがダイ・アモンを粉々にする際に発した掛け声だろうか。
この掛け声自体はよく知られているが肝心の出展ゲームが地味なため、
元ネタを知らないで使っている人も多いのではないだろうか?

ありがちな誤用に「きてはぁ!」「きてはあ!」「きてはぁー!」などがあるが、あくまで正式には
「きてはぁっ!」
である。

☆関連項目☆ FEDA やのまん


●ぎりあむ・いぇーがー【ギリアム・イェーガー】
ヒーロー戦記に登場するバンプレストオリジナルキャラクター。テロリスト対抗メンバー「ゼウス」の一員で、物語序盤で仲間になる。
普段は冷静な性格だが、一度頭に血が上ると1人で無茶をやってしまうという「静かな熱血漢」。
記憶喪失で以前の事を忘れてしまっているが、その正体は…

当ゲームの後で彼は平行世界を彷徨う人となり、SRWシリーズの様々な所に登場する事になる。
ヒーロー戦記で会ったことのあるキャラクターは「ギリアム?どこかで聞いたことのあるような…」という台詞がある等ささやかなファンサービスがアリ。
それまでは脇役としてのイメージが強かった彼だが、「オリジナルジェネレーション2」ではなんと主人公格に大抜擢。
PS2版における彼の戦闘BGM「英雄戦記」はヒーロー戦記のオープニングBGMのアレンジバージョンであり、ファンを大いに喜ばせた。
ギリアムとヒーロー戦記のファンはやって損はないかもしれない。

また、SRW内では度々「ヒーロー戦記もよろしく!」と自分の作品をよく宣伝している。問題はSFCのROM自体が既に入手困難という事か。
☆関連語☆
ヒーロー戦記


●ことだま-しすてむ【言霊システム】
ルドラの秘宝に登場するシステム。
カタカナ6文字以内の範囲でプレイヤーが文字を入力し、魔法を作ることができる。
自由に好きな文字を入れても構わないが、
威力の高い魔法や補助魔法を作るためには文字の法則をつかむ必要がある。
例)イグ〜と入力すると火の魔法になる、〜ナと打ち込むと効果が全体化するなど
文字の法則のヒントは物語中のイベントや町人の情報、宝箱の中などに隠されている。

スクウェアのRPGだけあってエスナと入力すると治療魔法になったり、
テレポと入力するとダンジョン脱出魔法になるなど、FFシリーズの一部の魔法が使えるのも特徴。
また、ザキ→即死魔法、メガンテ→自己犠牲ダメージ魔法、パルプンテ→効果ランダム魔法
と、明らかにドラクエを意識したと思われる言霊も幾つか発見されている。
他に「ウラルドラ」、「ダヨン」など裏技的な言霊も存在するが、
不用意に使うとゲームバランスが崩壊しかねないので素人にはお勧めできない。

☆関連語☆
ルドラの秘宝 魔法 入力画面 ウラルドラ ダヨン


●さーれんと【サーレント】
ルドラの秘宝の4人の主人公のうちの一人で冷静な言霊師(魔法使いのようなもの)。
預言者ソロンの弟子であり、現在は師の予言から考古学者ミュンヒ博士の元でラゴウ石と呼ばれる物の発掘を手伝っている。

彼の最大の特徴は4人の主人公の中でも飛びぬけた苦労人っぷりである。

まずラゴウ石から蘇った怪物にミュンヒ博士共々あっさり殺されてしまう。
たどり着いた冥界では地上に帰る方法があるとだまされて魔剣に封印され、
なんとか地上に戻るも日光を浴びて成仏し冥界に逆戻り。
ゴモラと名乗る存在と契約を結び死者の体を借りて今度こそ蘇るがまた日光を浴びて成仏。
ゴモラから日光耐性をつけた死体をもらって再び蘇るも
肝心の自分の死体が他人に乗っ取られており世界中を探し回る羽目に。
ようやく自分の体に戻ったと思えば師であるソロンを目の前で殺された上、
ソロンとミュンヒ博士の魂を取り込んだ魔物と戦うことになってしまう。
さらには選択次第でラスボスに強制敗北。
ボスに吸収されて他の章の主人公に倒される……と約2週間の物語中これでもかと酷い目にあう。

しかしこの波乱万丈生活も無駄ではなく、
死者の体を借りて蘇っている間は成長率が死体の特性に合わせて変化するため、
剣士と言霊師の2つの死体でサーレント本人の不足ステータスをカバーでき、
最終ステータスが全キャラ中最強となる。
専用武器であるバードカッターの性能も良く、最終章の戦闘でも大活躍してくれるためあまり不幸なイメージが残らない。


●しおん【シオン】
ルドラの秘宝に登場する4人の主人公の一人。
地上唯一の城であるクリューヌで兵士をやっている18歳の青年剣士。
肩書きはなぜか兵士や剣士ではなく、まものハンター。
攻撃が高く言霊(魔法)が不得意と言う典型的な戦士タイプ。
性格は無鉄砲の熱血漢。単細胞と呼ばれる事もしばしば。
熱血主人公としては珍しく、仲間が死にかけても勝ちさえすればいいと評価される戦いをする。
そのため、序盤で瀕死の仲間を無視して戦い続けたために、
右目にライフジェイドと言う宝石を埋め込まれ、世界を救う戦いに参加する事になる。
毎月の給料は100ラグ。薬草5個分、割烹着の4分の1。


●しちがつにじゅうはちにち【7月28日】
ごきんじょ冒険隊で最強のトラウマイベントのある日。
サブタイトルは「ぼうけんたいさいだいのきき」

平日は勉強をし、休日は友達(仲間)と近所を冒険するというのが基本の流れのこのゲームだが、
何故かこの日は友達がいつもの場所(自宅の向かいの空き地)にいない。
一人で冒険しようとしても、道が塞がれていてどこにも行けない。
仕方がないので自宅に帰ると、いつもとBGMが違う。
リビングに家族が全員いるので近寄ると・・・
それまで優しかった家族が、
ママ「あんたなんか産むんじゃなかった」
パパ「おまえは本当にダメな子だな」
兄「お前なんかいなければ良かったのに」
と罵倒し、「おこったママ」が襲いかかってくる。
一撃で敗北し自分の部屋に閉じ込められるのだが
出ようとしてもママが襲いかかってきて出ることができない・・・
BGMのない部屋の中で、ひとりぼっち・・・

オチを言えば敵が仕掛けた幻覚だったのだが
ずっとほのぼのとした明るい感じのゲームが、いきなりの鬱展開になるという脅威のギャップに
多くのプレイヤーは衝撃を受けた。
強いて例えるなら、
「ヒロインと思って好きな子の名前を付けたキャラが、敵の将軍に寝取られた」
くらいのショックだろう。


●じゃこう【雀皇】
弁慶外伝 沙の章に登場するボスで四界将(フビライ・カンの配下)の一員。
呪魂同様、プレイヤーの記憶にはまず間違いなく残っている。
その理由はと言うと、コイツの姿にある。
なんとほぼ全裸(胸と股間は辛うじて隠れている)なのである。
そのせいで白蓮(仲間4)やチザム(協力者)を殺したという事実が霞んでしまっている。

ボスの中でもかなり弱く、こいつは本当に呪魂より強いのか?と思う人も多いだろう。
炎攻撃に弱いため、火龍裂光陣や軌炎で攻撃するだけで簡単に倒せてしまう。

ちなみにこいつには一つ問題がある。
性別が不明なため実は男という可能性が。
女だとしてもそれはそれで嫌だが。

最終ダンジョンでの戦闘後に巳陰(仲間2)の最強武器「讐聖剣・麗鳳(しゅうせいけん・れいほう)」が手に入る。

☆関連語☆
○人衆


●じゅごん【呪魂】
弁慶外伝 沙の章に登場するボスで四界将(フビライ・カンの配下)の一員。
プレイヤーにはまず間違いなく(嫌な思い出として)記憶に残っている。
序盤でいきなり必敗戦闘として遭遇し、無敵っぷりを披露。
加えて最強武器(この時はまだ使えない)を奪い、主人公の育て親を殺してしまう。

そして蝦夷で再戦(日本編最後のボス)。
何を間違えたか、直前に戦ったボスと比べ物にならない強さをもっている。
同地で日本最強の装備が手に入るのだが、それでも苦戦は必至。
コイツさえ倒せば後編ともいえる中国へ向かえるのだが、
その素晴らしい壁ボスっぷりから中国編がヌルく感じてしまうことも。
戦闘後に「俺は四界衆の下っ端」と爆弾発言をし、これで最弱かよ!と突っ込んだ人は多いだろう。

ラストダンジョンにて決着、二度あることは三度あるというやつである。
この頃になると主人公一行も強くなり、残りの四界衆の強さも相まって
日本より弱体化してる錯覚する感じるようになる(実際は強化されている)。
ここでようやく主人公の最強武器「金剛剣・鬼龍(こんごうけん・きりゅう)」を取り戻せる。

一応、四界将は四人いるのだが、日本に来たのは呪魂とその配下のみ。
これはパシられているのか、フビライからの信頼が厚かったのか、日本が軽視されているのかは不明。

☆関連語☆
○人衆 壁ボス


●すたたと【スタタト】
シルヴァ・サーガ2の主人公専用の魔法。
使用すると移動が速くなる+敵が出なくなるという豪華仕様。
説明文によると「小走りで敵の間をすり抜ける」。
通常の移動速度ですら町中の一般人が歩いているのより速いのに、「小走り」で更に加速する。
一体、普段はどんな歩き方をしているのであろうか。

補足:後半のダンジョンは外壁がなく、1キャラ分のスペースしかない場所が多い。
そのため、勢い余って落下してしまうことも。

☆関連語☆
ダッシュ エンカウント無効


●そーど【ソード(バウンティソード)】
隠れた名作バウンティソードの主人公。
かつてはラインメタル王国の騎士として「不敗の聖騎士」「マスターオブソード」の名を欲しいままにしてきたが、
ある事件により味方殺しの汚名を着せられ軍を追放される。
その後は人々に罵声を浴びせられながら賞金稼ぎとして剣を振るい、
その報酬で飲んだくれる日々を送っていたが謎の少女フュリスと出会ったことにより再び生きる意味を見出だしていく。
無精髭を生やした31歳の飲んだくれが主人公というのは前代未聞ではないだろうか。
しかし長い経験とどん底を味わったからこそ出る言葉は渋く、各ステージ前のモノローグには深い味がある。
通常このようなキャラは若い主人公によって立ち直り、
以後はベテランとして支えるポジションになりそうなものだがそれをあえて主人公にした英断には拍手を送りたい。

なお完全な余談ではあるがソードの必殺技「ハイパーソニック」、
あるキャラとの合体技「ツインソニック」はシンプルながら最もかっこいい必殺技の一つであると個人的には思っている。


●そーど【ソード(シルヴァ・サーガ)】
シルヴァ・サーガの後半の町で買うことができる武器。
これでもかというくらいストレートでわかりやすい名称。
攻撃力もなかなかで、それに見合った値段がする。
しかし、使うプレイヤーはいないだろう。
その理由が

・ごく一部のアイテムを除き、ダンジョン脱出時に宝箱が復活
・ソードを買うずっと前に最強手前の武器を入手できる
・その武器がダンジョンにあるので取り放題
・エンカウント無効の裏技がある+移動が速いので入手までのストレスがない
・そもそもボスが(ry

など、仕様のせいで見る機会すらなくなっている武器になってしまった。

補足:実際はソード以外にも不遇の扱いを受けている武器は多数存在している。
ただ、名前のインパクトや登場タイミングなどからあえて例として挙げた。


●ぞんど【ゾンド】
SFC用RPGレナスにおける最強の攻撃魔法。
物語の終盤にイベントで習得する魔法であり、対象の防御力に比例したダメージを与える効果がある。
その特性ゆえに防御力の低いザコ敵には効果が薄く、消費HPのリスクから考えると事実上のラスボス専用魔法ともいえる。
(ラスボスにはこのゾンド以外まともなダメージが与えられない、唯一反射系のみ効果があるがそれのみでは倒せない)

これだけなら辞典に記載するほどではないが実は別の理由がある。
それはこのゲームにおいて数少ないまともな「魔法名」なのだ。
レナス世界は独特のセンスに満ち満ちており魔法名だけでも
ガスズドコン&ズゼロゴーン(全体攻撃魔法)
ダウンレロム(敵の防御力を下げる)
バイモモボー(魔法ダメージを軽減)
ダダネスト(使用者を戦闘不能にして他のメンバー全回復)
ナンエネミ(弱い敵とのエンカウントをなくす)
等がある。

それに比べてゾンドという名前はあまりにも普通でありそれゆえにプレイヤーの印象に残る。

☆ 関連後
レナス


●たむりん-れーざー【タムリンレーザー】
エメラルドドラゴンに登場する攻撃魔法、レイヴァースの俗称。
直線上に極太のレーザー(?)光線を放つもので、ヒロインであるタムリンが習得する。
他の魔法に比べても飛びぬけて強力で、そのものの性能は高く優秀。
しかし…恐怖の代名詞でもある。理由は以下の通り。

エメラルドドラゴンでは基本的に主人公以外はAI行動となるのだが、
このAIがなんとも攻撃的というか後先考えないというか、端的に言えばアホなのである。
タムリンにしても貴重な回復役なのになかなか回復してくれず、プレイヤーをやきもきさせ、
特にこのレイヴァース習得後は、バカの一つ覚えのようにひたすらこれを撃ちまくる。
瀕死の仲間がいても知らん振り、そのまま死ぬまで見捨てることも多い。ああ無情。

誰かが死ぬと即ゲームオーバーというゲームにあって、この光景(回復せずにレイヴァース)は
タムリンへの畏怖の念を抱かせ、また計り知れない絶望感を味わわせてくれるものであった。
散々ネタにもされており、タムリンといえばレーザー、と直結させている人や、
更には「馬鹿なAI」と言って某DQ神官のザラキでなくこちらを思い浮かべる人も。

ちなみにPCE版以降では色々と改善され、普通に回復してくれるようになったために
そのインパクトも薄れてしまった。

☆関連語☆
エメラルドドラゴン AI ザラキ


●ちゃおず【チャオズ】
漫画ドラゴンボールの登場キャラ。
スーファミのRPG「ドラゴンボールZ超サイヤ伝説」などでプレイヤーキャラとして登場する。
その戦闘力はヤムチャよりも低く、初登場時ヤムチャの戦闘力は1000あるのに対しチャオズは700台。
彼をフリーザに特攻させて死んでもらって悟空をスーパーサイヤ人に覚醒させた人は数知れず。
ドラゴンボールで弱い味方キャラといえば大抵の人はヤムチャを挙げるのだが、
さらに弱いこの人の立場はどうなるのだろうか。

このチャオズ、強襲サイヤ人にも登場している。
戦闘力ははっきりいって最弱だが、超能力という技が全てをひっくり返した。

超能力の性能は
「相手の行動を2ターン封じ、防御力を2下げる。下げる効果は重ねがけ可能」
というぶっ飛んだ性能を持っている。

でも原作みたいに強い相手には効かないのでしょう?ご安心ください!
雑魚はもちろん、原作では効かなかったナッパも、さらにナッパより強いベジータにも効果があります!
強いぞチャオズ!いいぞチャオズ!!

☆関連語☆
ヤムチャ フリーザ


●つぁいと-し【ツァイト市】
ヒーロー戦記に登場する都市。このゲーム上最もトラウマとなるであろう場所である。
見かけは普通の都市なのだが、その実態は架空の第四都市(四は不吉な意味があるので、存在してはいけない都市)で、ロボットが支配する都市。
都市の社長と話すときに判明するのだが、目の部分がカパッと外れて、
これまたトラウマになるような音楽とともに機械人間のモノアイを見せ付けられる。
以後、都市の音楽はダンジョンの音楽に変わり、住人は忽然と消え、敵と普通にエンカウントするようになる。
また、事実が判明するまでは全く普通の都市であり、そのギャップが恐ろしさを余計に引き立てる。
一刻も早く逃げ出したいこと請け合いである。
ちなみに元ネタはウルトラセブンの「第四惑星の悪夢」より。これを知っているとさらに怖かったりする。


●てぃあ【ティア】
エストポリス伝記2に登場するキャラクター。
物語の最初の町エルシドで武器屋を営んでいる。
主人公マキシムの幼馴染で彼に好意を抱いており、旅に出た彼を追って仲間に加わる。
性能は典型的な魔法使いタイプで、HP・物理攻撃力は低いが魔力が高く
攻撃・回復・支援など多彩な魔法を使う事ができる。

……とまあここまで聞くとガチガチの王道ヒロインっぽいキャラだが、そうはならなかった。
マキシムは彼女の気持ちに気付かないままセレナと出会い、お互い惹かれあっていく。
始めのうちはセレナに対抗心を抱いていたが、徐々にマキシムの気持ちが自分にないのを感じ取っていき、
物語の中盤の四狂神ガデスとの死闘後、死地から戻った2人がお互いの気持ちを伝え合っているのを
見届けると、黙って身を引き去っていった。
それ以降、彼女がマキシムの前に姿を現すことはなく、それどころか仲間の間で名前すらあがらないまま
エンディングまで一切姿を見せない。
実は前作のオープニングでマキシムはセレナと結婚している事が判明している。
つまり彼女が振られるのは最初から決定事項だったという事である。

何かと不遇な扱いではあるが、上述のイベントでのハイデッカとのやりとり、
エンディングの締めで世界を救うために命を落としたマキシムとセレナの魂が天に昇っていくのを
見届けながら涙を流すシーン等、個々のエピソードは印象深いものとなっている。

リメイクであるエストポリスにも登場したが、旧作とは似ても似つかないほど変貌しており
公表されたイラストを見て「誰?」と思った人が多かったそうな。

☆関連語☆
マキシム ハイデッカ 魔法使い


●どらごんえっぐ【ドラゴンエッグ】
エストポリス伝記1、2に登場するアイテム。
8個あつめてエッグドラゴンの祠にいくと全員のレベルを上げてくれたり、
強力な武具入手など好きな願いをかなえてくれる某超有名漫画のパロディアイテム。

願いをかなえるとどこかの空いた宝箱にランダムで収まるのだが、
二度といけないダンジョンの宝箱に収まってしまうと再び集めることができなくなってしまい、
リセットするしかなくなる。

なお、エストポリス伝記2では4つの願いすべてをかなえるとエッグドラゴンと戦える。
圧倒的な強さを誇りゲーム内最強の敵であるが、HPが65535なのを利用して、
一撃で倒せてしまう裏技が存在する。


●なみだ-の-いちげき【涙の一撃】
SFCのRPGガデュリンに登場するクリティカルヒットの一種。
通常の12倍ものダメージを受け、死ぬ。


●ばいおべーす【バイオベース】
大貝獣物語で最凶の欝ダンジョン。
ここには、敵組織に拉致された主人公を救うために仲間たちが訪れるのだが・・・
その途中で、これまた拉致されてきた大勢の人々が繭みたいなものに包まれて、
ゆっくりゆっくりバイオベースと融合させられていく光景を見せられることになる。
しかもその人たちに話しかけるとさらに欝になれる話が聞ける。
(ちなみに主人公は無事なんで安心してほしい。)
二度と行きたくないダンジョンという話題が出ると、かなりの確率でここの名前が出る。

☆セリフ例(鬱につき注意)☆
・二階
「う…う…み…みてくださいよ… こ…こんな マユみたいなのに 体を つつまれちゃって……
 あったかくて… 気持ちいいけど…… なんだか どんどん力が… 抜けていくみたいだよ……」

「お…俺 ここで 死んじゃうのかなァ
 あんた達に 助けては欲しいけど… たぶん 俺達は助からねェだろうな
 だって… だってもう このマユと 体が マユの中で溶けて このマユも
 体の一部に なっちまってるんだ…
 へっ… 同情すんなって…… べつに 痛くはないんだ……
 ただな…… ただ… ここで このまま マユに
 取り込まれちまうのかと思うと… ちょっとだけ 悲しくなるだけだぜ」

「ああ… あたしも このまま この植物の マユみたいなのと
 いっしょくたに なっちまうのかね…
 どんどん 自分が 自分でなくなって なにがなんだか わかんなくなって…
 そんなふうに 死んでいくのは いやだよォ……
 そうなる前に…… まだ… あたしが あたしでいるうちに…
 お願い! あたしを殺して!!
 人間として 死ねないのなら ここで 殺された方が マシだよ!
 お願い! 殺してェェェ………」


・三階
「も…もう…ど…どこも…… う…うごかない…… うっうっ……
 あ…あたしのからだを…か…かえして」

「は…はじめは…き…きもちよく……
 やがて…そ…それは…苦痛へと… か…かわって……」

「あ…あっ…あっ…自分の心が……
 お…俺の心が…消えていく…………」


・四階
「………………」
 完全に マユと同化してしまっている…



●はいでっか【ハイデッカ】
エストポリス伝記2のパーティメンバーの一人。バウンドキングダムの騎士。
その腕前は超一流だが単純バカで
「さるお方の命を受けここに来た」と言う敵に「お前はサルの命令で動いているのか?」と聞き返したり
100の必殺技を持つと自称しているが「爆裂剣」以外は一切使わなかったり
剣の次に得意なものがいくつもあったりする。

一度は北の迷宮での王子のやり取りから、
主人公達に「実は頭がいいのでは?」と思わせるのだが、かっこよく去ったその直後、
帰りの部屋の仕掛けの解き方がわからず戻ってきたため「やっぱりバカ」という結論に達した。
その後カーロン北の神殿の崩壊に巻き込まれ行方不明となるが、
最終決戦の際なぜかクジラに乗って復活、行く手を阻むモンスターをやっぱり爆裂剣でけちらした。
パーティ参加期間はそれほど長くないが、彼の専用武器デッカーソードのIPが非常に強力なのと
パラメータの伸びが異常に高いためおまけダンジョン「いにしえの洞窟」攻略にはハイデッカがいる時期が一番向いていると言われている。

キャラ人気は非常に高く続編である「よみがえる伝説」には彼の子孫であるデッカードが登場した。
なおもう一つの続編「沈黙の遺跡」には本人が再登場したが……ゲーム自体と同じく黒歴史である。


●ばうんてぃそーどおんがくへん【バウンティソード音楽編】
SFCソフト、バウンティソードのサウンドトラックCD。
マイナーゲーながらサントラが出たのは、ゲームの発売元が音楽部門も持っていたパイオニアである関係か。

このゲームは曲の評価が高く、
ゲームのメインテーマ「不敗の聖騎士」は、ドラクエやマリオといったメジャータイトルに並んで
「すぎやまこういちのオーケストラによるゲーム音楽コンサート」にも選ばれている。

実はこのゲームの作曲担当は、アニメなどで活躍し熱血ソングに定評のある田中公平。
このゲームでも重要な戦闘で流れるアップテンポの戦闘曲「戦場の風」の評価が高く、
バウンティソードといえばこの曲!というファンも多い。
マイナーにもかかわらず、耳コピアレンジする人が複数存在したり、ゲーム名曲という話題で時折名前が挙がる。

曲そのもののクオリティと田中公平の知られざる仕事というプレミアから、
2012年現在、このサントラがお値段数万円、実にソフトの10倍以上というアホみたいな値段がついている。
もうゲーム買ったほうが早くないか?

☆関連語☆
サウンドトラック


●ふうしゃごや【風車小屋】
ミスティックアークに登場する史上最悪のダンジョン。
入った瞬間「目に見えるものだけが真実ではない」というメッセージが流れ、
先に進もうとすると見えない壁にぶつかる。
それだけならよくある透明迷路なのだが、風車小屋では次の階に行く階段すら見えないのだ。
階段が分からないのでルートを予測できない。
それ以前に道が分からない。曲がり角がどこか分からない。
脇道に入らないと先に進めないことも多々あるし、壁のせいで満足に歩けない。
普通にエンカウントする上、ゲーム内でかなりの厄介さを持つ即死呪文を使う敵が出現する。
全5階層だがクリア前に大抵のプレイヤーは発狂する。
トドメに、このダンジョンは比較的すぐ行けるようになるのだが、
先にいくつかのイベント、ダンジョンをクリアし、
キーアイテムを手に入れないと最上階で何も起こらず、
攻略にかけた長い時間を無駄にする上、また登る羽目になる。
最近の親切設計ダンジョンに退屈している人はやってみれば価値観が変わるかもしれない。


●ふこうむし【ふこうむし】
「スクウェアのトムソーヤ」に登場する敵。
「リセットボタンを押す」という強烈なインパクトのある特殊攻撃を放ってくる。
食らうと強制的にタイトル画面に戻されてしまう。


●ふどう【不動】
弁慶外伝 沙の章の主人公(のデフォルトネーム)。
よくいる無言系主人公(極一部セリフを喋る)で、人との会話は主に仲間が行う。
男女の選択ができ、それぞれ格闘が得意、法術(魔法)が得意と個性がある。
中盤までは仲間より弱いがレベル20前後から並び始める大器晩成の万能型。
雑魚相手には格闘戦から法術での攻撃や回復と万能っぷりを見せつけるが、
ボスは一部を除き法術による攻撃が有効ではなく、素早さが大きく上がる装備ができ、
補助法術が一切使えないことから回復役に廻されやすい。
挙句、最終ダンジョンでは最初に最強武器が手に入るのだが、仲間に取り上げられてしまう。
本当に主人公なのだろうか。

☆関連語☆
分気闘身


●ふゅりす【フュリス】
隠れた名作バウンティソードのヒロイン。
海岸に流れ着いた所を依頼を受けた主人公ソードによって助けられた12歳の謎の少女。その正体は大陸を蹂躙する「神祖連邦オルドバ」の皇帝の娘である。
このフュリス嬢、RPG史上類を見ないほどのひねくれ娘。
フュリスを狙う追手を斬り捨てたソードに対し礼を言うどころか「返り血でコートが汚れた」と文句を言い、
祖国に対する反乱軍に身を置く理由も正義感などではなく「顔見知りだった兵士がいなくなったりお気に入りだった中庭が武器の置場になったりしたのがイヤだったから」。
覇王の才もあるらしく私欲を行動原理に口先一つ(本人は戦わない)で世界の版図を塗り替え、あげく「人はこうして使うのよ」ときっぱり言い切ってしまう。
およそ幼女キャラのイメージを粉みじんにしてしまうほどの強烈な個性の持ち主ではあるが「だが、そこがいい」とばかりにロリコン道に堕ちるプレイヤーが続出した。
実際、筋の通った生き方やソードとの掛け合いから人気は高い。(が、第一印象は最悪)
ちなみに裏設定によるとエンディング後はその生まれのために幸せな人生は送れなかったとの事。どこまでもハードなゲームである。


●ふりーざ【フリーザ】
説明不要の超有名敵キャラ。
一応、スーファミで発売されたRPG「ドラゴンボールZ超サイヤ伝説」のラスボスである。
このキャラがDBで登場して以来、最強・残忍・冷酷の要素を持つ敵キャラが漫画・ゲームを中心に数多く登場した。
一説によると、フリーザをインスパイアした(であろう)敵キャラは百を超えるとも言われている。
しかし、上記した「ドラゴンボールZ超サイヤ伝説」では、ピッコロどころかヤムチャにも負けるという、威厳も糞もない弱さである。

追記:実はメタルマックス+リターンズにフリーザという名前の町がある
↑とは縁もゆかりもない
町が凍った責任をマンモスタンク(賞金首)に押し付けている心の冷たい住人が多く住む町


●ぶろっこりー【ブロッコリー】
ダンジョンマスターというゲームで序盤に出てくる
ブロッコリーのような雑魚モンスター(正式名:スクリーマー)。
倒すと緑色の肉を落とし意外とうまかったりする。
別名:食用肉食ブロッコリー、歩く肉

☆使用例☆
ヒッサーには____の肉でも食わしとけばいいか。

☆関連語☆
肉 食用肉食ブロッコリー 歩く肉


●ぶんきとうしん【分気闘身】
弁慶外伝 沙の章の補助系の法術(魔法)の一種。
使用すると本人が分身し、必ず連続攻撃が発生するようになる。
そのままではただの連続攻撃だが、攻撃力UPの法術と組み合すと強力。
欠点は5〜6ターンくらい持続する時もあれば使った直後に切れてしまうなど非常に不安定であること。
これといった攻撃法術を覚えない巳陰(仲間2)の生命線ともいえる。

余談だが序盤で訪れる村の子供も使用できる。
あまり珍しくないのかもしれない。

☆関連語☆
分身


●べこ【べこ】
サンサーラナーガの世界における牛のこと
神聖な動物と扱われる一方、
肝を目当てに乱獲する人が絶えない

そして、お持ち帰り「牛丼」はクリア必須アイテムゆえ・・・


●ぽるなれふ【ポルナレフ(ジョジョ)】
漫画、ジョジョの奇妙な冒険の登場人物。
主人公一行の中ではムードメーカー的存在で、仲間思いで家族思いのナイスキャラ。
最初はラスボスであるDIOにそそのかされて、香港の料理店で主人公達を襲撃、
戦いの後、自分が騙されていたことを知り、仲間となる。

と、ここまでは原作の話。
実はこの漫画はSFCにてRPG化されている。
しかしここでの彼の初登場シーンでは何故か日本の本屋でバイトをしている。
香港でも料理店でもない。気持ちいいほど原作無視。
しかもあの髪型で・・・よく採用したな店長。
更にこの本屋に来た主人公の祖父は「スタンド(超能力)に関する文献を探しているのだが」
という拍子抜けのセリフを吐く(注:スタンドを知っているのはごく限られた人だけ)
この作品は原作無視の超展開が数え切れないほどあるのだが、
その中でも特にインパクトが強いため、下記のようなAAまで作られている。

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       このゲームをやる前に言っておくッ!
|   なにを お探しかね?       おれは今やつのシステムをほんのちょっぴりだが体験した
|                       い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
\                       
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄        あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
         ____                 
         |  /ノ`-,              『DIOの情報をさがしていたら
 l        lノヾソノミ|                いつのまにか本屋のレジの前にいた』
 l         lノ,-) ̄ミ
 l_       t__了「l l           な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
 l─k_      |_/i ヽ)            おれも何をされたのかわからなかった…
 l___|      j -//ヽ
 l___|___/ヘ//   ヾ ___        頭がどうにかなりそうだった…
 l         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|    「スタンド? フゥーム少々お待ちください」とか
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l     そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l
                          もっと恐ろしいコブラチームの片鱗を味わったぜ…


●まかまか【マカマカ】
バグゲーとして有名な摩訶摩訶のラスボス。
ラスボスにもかかわらず、戦闘時の姿はそこらへんのザコよりも小さい幼児のような姿。
表情もどことなくアホっぽく、全く強さを感じさせないが、
平気で即死クラスのダメージを与えてくるため見た目に騙されてはいけない。
バグ技抜きで普通に話を進めてきた場合、苦戦は必至であろう。

しかもやはりラスボス、第二形態もしっかりある。
形態変化時には「そろそろおわりにしようじゃないか」「ほんきでやらせてもらうぞ」など
自信満々のセリフを吐き、腕や尾が何本もある鬼神のようなラスボスらしい姿に変わるため
第一形態で苦戦していたプレイヤーは絶望することうけあい。
与えられるダメージも何の補助効果もなければたったの1。
しかし、その1ダメージを与えると

「ううっ・・もう だめだあ・・・」

と、のたまいながら消滅していく。
RPG史上最も拍子抜けするラスボスの一人といえるだろう。
最弱ラスボス論争に挙げられることも多いが、前述の通り第一形態が強く、
第二形態はほとんどネタというか狙ってやってるため、あまり支持する者はいない。


●まきしむ【マキシム】
エストポリス伝記2の主人公で、同1作目において世界を救った英雄とされている。
ガイいわく、「正義の剣士」。
謎の女性に導かれ、世界を救う旅へ。
物語中盤でセレナと結婚、一子を授かる。
主人公なだけあり、格闘に加えて回復や攻撃の魔法を使用できる万能キャラ。
ただ、攻撃の激しいガデス初戦時や魔道士がいない同敵2戦目前後は回復役へ。
また、ガデス初戦〜ハイデッカ参入、レクサス参加前後以降は不足するため戦士系として活躍する都合、万能型と意識することは少ない。

デュアルブレードの破壊力や自身の性能の微妙さから、ラスボス専用キャラと呼ばれたりすることも。

☆関連語☆
虚空島戦役 四狂神 マキシムの子孫 デュアルブレード ラストダンジョン崩壊 セレナ


●ましょうせき【魔晶石】
ソードワールドSFC、ソードワールドSFC2に登場するアイテム。
一言でいえばアイテム欄にストックしておけるMP。
最大500ポイントまで所持でき、魔法を使う際に必要なだけ取り出すことができる。
これが非常に凶悪で、魔晶石を大量に消費することで魔法の効果範囲や成功率を大幅に引き上げ、
どんな魔法もほぼ成功させることができるようになる。
そのため、最強ランクのモンスターであるエルダードラゴンでさえ
赤子の手をひねるように一撃死させることも可能。

実際、この魔晶石を湯水のように消費するお大尽アタックは
公式のTRPGリプレイでも使われた戦法であり、
あまりにもバランスブレイカーすぎたために
のちに出た完全版のルールではこの魔晶石の扱いに大幅な制限が加えられている。


●まだら-つー-の-しにん【MADARA2の死人】
普通なら自分または仲間が死んだ時グラフィックが棺桶になったりするが、
MADARA2は死んでも元気に歩いている。

☆関連語☆
MADARA2


●まどかまま【まどかママ】
ごきんじょ冒険隊に登場するキャラクターで、主人公まなの母親。
絵本作家をしているが仕事は遅いらしく、売り上げもあまり良くないらしい。
の割には、家の家具のほとんどママの稼ぎで買った物ばかりであり、
ゲーム雑誌の編集をしている夫のかおるさんより月収が上と思われる。
まながイベントをクリアすると、「夕飯だから帰るわよ」と家に連れ戻しにやってくるのだが、
まなが海の中や空の上、過去の世界に居てもやってくるという凄さ。
物語後半、敵の攻撃でまなが死んでしまい、
仲間が悲しんでいる中でも、颯爽とやってきて、
「復活ビイィィィム!!」と唱えてあっさり復活させ、
まなとともに帰宅する(この日は面倒だったらしく夕飯はコンビニ弁当)
エンディングでは「育児は大変。全国のお母さん頑張ってね」とコメントするが、
全国のお母さんは彼女ほど大変ではないと思う。


●みとら【ミトラ】
ルドラの秘宝のラスボス。
太古の昔に外宇宙から攻めてきた「虚空より来たるもの」を退けた四勇者の筆頭。
「虚空より来たるもの」の再来に備えるため、彼は魂の輪廻を操作し、
4000年ごとに世界を滅ぼすことで、生物の進化を促し、自らを凌ぐ強さを持つ存在を生み出そうとした。
そして人類滅亡を阻止すべく、幾多の困難を乗り越えた主人公達に倒されることで彼の計画は完遂する。
という、「勇者育成プログラム」の亜種ともいえる設定を持つ。
このため人類含むほとんどの知的生物を生み出し、世界を管理する神ともいうべき存在といえる。
他にもジェイドを持たない者(選ばれし者以外)は対面しただけで魂ごと消滅するだの、
別の四勇者の1人いわく「星域(宇宙)で最強の生物」だのインフレした設定を持つ。

その強さは設定だけでなく戦闘にも生かされており、全3形態ある上に堅いため非常にタフ。
第一形態はあらかじめ作中で「風魔法を得意とする」と聞けるので対策すれば楽勝なのだが、
第二形態では全員の魔法防御を下げつつ強烈な全体攻撃を連発し、
最終形態になると補助効果抹消、全体即死、混乱などの補助に加え、第二形態以上の猛攻を繰り広げる。
その圧倒的パワーと複数属性での攻撃で、まともな防御対策がとれず、回復も追いつかずに倒れる者が多数。
正攻法で挑んで勝つには猛烈なレベル上げとドーピング、有用な言霊作りを強要される。

しかし、このゲームは補助魔法の性能が非常に大きく、そしてこいつの使う攻撃の半数は物理に属するので、
防御力強化魔法を3〜4回重ねがけすればほとんどの攻撃を防げるという抜け道があったりする。
それでも最終形態で全体即死を食らって2〜3人倒れたらかなりきついが。

☆関連語☆
ルドラの秘宝 勇者育成プログラム 言霊システム


●みらーしーるど【ミラーシールド(ルドラ)】
普通、ミラーシールドは名前の感じからして魔法とか跳ね返したり
その他いろいろと効果が付属されていそうで、とりあえず
まずは説明文を見るのが普通だが
ルドラの秘宝に置けるミラーシールドには
説明文が「盾」としか描いていない。
他の盾の説明文は
「小さな盾です。」とか「戦士用の大きな盾です。」とか「風の属性を帯びています。」
など、大した効果のない盾にもしっかり説明文が書かれているのだが
なぜかこの盾に限り説明文が「盾」としか描かれていない。
ちなみに別に効果も属性もついておらず、魔法防御物理防御ともに
最高ランクなだけの戦士用の盾である。
これも他の盾と同じく普通の盾なのだが、その説明文から全ての盾の中で一番存在が浮いているが
しかし、ネタにされることすらもない不遇の盾である。


●もうじゅう【猛獣】
ミスティックアーク後半に登場するボス。
闇の家、という主人公一人で攻略を行うホラー要素満載のダンジョンで出会う。
一人で戦う相手としては酷すぎる攻撃力の高さを誇り、これまで順調に進んでいたとしても、

・一回でHPの3分の1以上(100~150)を削られる。
・主人公の回復呪文は100回復。
・主人公が男の場合、防御力上昇呪文を覚えない。
・猛獣のHPは1200だがこちらの攻撃で与えられるダメージは50~80。

などの理由からミスティックアーク屈指の強敵となっている。
もちろん防御力上昇アイテムと多量回復アイテムを用意すれば勝つことは可能だが、
「闇の家では仲間を呼べず、道具屋はなく、クリアまで脱出不可」という情報は全く知らされておらず、
ダンジョン内のホラー要素も相まって
軽い気持ちで挑んだプレイヤーを絶望の淵に落とした。
戦いを回避してクリアする事も可能で、存在に気付かずにクリアした人もいるかもしれない。


●ろすたむ、ひゅーい【ロスタム、ヒューイ】
ルドラの秘宝に登場するNPC二人組。
クリューヌ城の兵士隊長代理でロスタムは剣士、
ヒューイは言霊師(他のゲームでいう魔法使いのようなもの)である。
ほとんどの登場シーンで二人一緒にいるため
二人一緒に扱われることが多い。
シオン編序盤で敵である巨人のスルトに敗れ塔から転落。
以後表ざたでは行方不明となるが実際は死んでおり
後に肉体を失った主人公の一人、サーレントの仮の肉体となったり
霊となって性能のいい形見の武具をシオンに与えたり
終盤に崩壊する建物からシオンを救ったりと
所々でおいしいところを持っていく二人組であった。

ちなみにバグ技を駆使してサーレントの体を取り戻すイベントをすっ飛ばし
シオン編をクリアせずに終章に行くと
なんとシオンとサーレントがロスタムとヒューイの姿で登場(名前は二人ともサーレントのものだが)し
そのまま最終決戦までその姿でいける裏技があったりする。
☆関連語☆
ルドラの秘宝 サーレント



▼その他ネタ(wii)


●アクティブボンボンバトル【あくてぃぶぼんぼんばとる】

WiiのRPG「オプーナ」に搭載させた、画期的なバトルシステム。
スティックを弾き、それによって「エナジーボンボン」を飛ばして攻撃する・・・というシステム。

このゲームは「2分以内に敵を全滅させないと負け」というルールがある上、
ただ正面からボンボンをぶつけただけじゃ倒せない敵も多いので、
方向・速度・パワー・カスタマイズなどを考える必要がある、シンプルだけど奥深いシステムである。

脱力的なネーミングと、ゲームそのものがネタ扱いされているせいで注目度は低いが、
いわゆる「ありそうでなかったシステム」として、全世界6000人のオプーナユーザーからは好評である。
いつか、50万人が体験できる日も来るのだろうか・・・

☆関連語☆
オプーナ まずは50万本


●えなじーぼんぼん【エナジーボンボン】
オプーナの頭についているアレ。
AAだと紐がついているが、実物では空に浮いている。
武器として投げつけて使えるほか、これを水晶玉代わりにして占いができたりと、
意外と万能なアイテム(?)

         ___
       /::::::::::::::::\              エナジーボンボンに 何かが
      /:::::─三三─\             ぼんやりと うかびあがる……。
    /:::::::::<○>三<○>.\
/⌒)⌒)⌒.:::::::::: (__人__) :::::: \   /⌒)⌒)⌒)
| / / /..    ` ⌒´    | (⌒)/ / / /,,
| :::::::::::(⌒)          /  ゝ ::::::. .........._
|     ノ           \  /_ /´    ヽ
ヽ    /             ヽ / /0      .',
 |    |                {o       }
                     ':       /
                      ヽ、___,.,/


●かがくしょうじょはいてくちゃん【科学少女ハイテクちゃん】
コーエーより発売された「オプーナ」に登場するテレビ番組。
いわゆる作中作で、特定の地域にいるときメニューから視聴することができる。

番組は自称「IQ1600の超天才科学少女」ハイテクちゃんが、
毎回科学の力で困っている人々の願いを叶えていくという内容。
だが、科学と謳っているものの「原子レベルから再生成」というトンデモな代物であり、
しかもハイテクちゃんがその力を使うと必ず代償を払うことになる。

たとえば、「小銭を落とした子供のために、お金を生成した」場合、
ハイテクちゃんの小銭が生成のために使われる。

そんな調子で
・やせたい女性をスリムに→代わりにハイテクちゃんの体重が増える
・破けた女の子の服を元通りに→代わりにハイテクちゃんの服の一部がなくなる
・薄くなった髪をふさふさに→代わりにハイテクちゃんの頭に10円ハゲが……
といった具合にハイテクちゃんは自己犠牲を繰り返しながら悩みを解決していく。

更に、回を追う毎に
「子犬が死んだ」
「結婚したい」
「若い頃の情熱を取り戻したい」
というように人々の悩みがエスカレートしていき、最終的にハイテクちゃんはどうなるのかが気になって
本編そっちのけでテレビばかり見たプレイヤーも多いことだろう。

因みに、主人公オプーナのような姿ではなく、ちゃんとした人間のキャラクターとして描かれている。

IQ1600の超天才科学少女、人は彼女をハイテクちゃんと呼ぶ。

悩みはどんどんエスカレートしていき
終盤には凶悪犯が大量の怪我人を出す事件を起こし
ハイテクちゃんは皆を助ける為に、自分を犠牲にして倒れてしまう。

―――街の皆はそんな彼女をハイテクちゃんと呼んだ。


一応オプーナ本編の設定ともリンクしているので、知りたい人はオプーナ購入権をやろう。
                / ̄\
               |     |
                \_/
                 |
              /  ̄  ̄ \
            /  \ /  \ 
           /   ⌒   ⌒   \        
           |    (__人__)     |       
           \    ` ⌒´    /   ☆
           /ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
          / >   ヽ▼●▼<\  ||ー、.
         / ヽ、   \ i |。| |/  ヽ (ニ、`ヽ.
        .l   ヽ     l |。| | r-、y `ニ  ノ \
        l     |    |ー─ |  ̄ l   `~ヽ_ノ 


●こうにゅうけんりしょ【購入権利書】
ここではオプーナの購入権利書を指す。ガイドライン板発祥のネタ。
ワゴン常連のオプーナに購入権利書など必要な筈は無く、この言葉自体がどこから出てきたのかは謎。
アングラ系PC誌「iP!」では"無価値なものの例え"と紹介されていた。

関連スレ
オプーナのガイドライン○購入権利書14枚目
ttp://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1204989265/
まとめwiki
ttp://www42.atwiki.jp/opoona/

☆関連語☆
オプーナ


●まずはごじゅうまんぼん【まずは50万本】
Wii用ソフト『オプーナ』の製作発表会におけるコーエー役員の発言。
より詳細には、「まずは50万本、最終的には100万本のセールスを目指す」とのこと。
強気というか、うぬぼれが過ぎるというか……。
この発言によって『オプーナ』は発売前からネタ扱いされるハメになってしまった。
実際の売り上げについてはもはや言うまい。

http://ameblo.jp/public/image/displayimage.do?imagePath=/user_images/8e/d4/10017907441.jpg

☆関連語☆
オプーナ


●はいてないからはずかしくありません【履いて無いから恥ずかしくありません】
FRAGILEのヒロイン、レンのこと。
手術着をモチーフにした服を着ているのだが、その服というのが
1.長さ1.5m幅30cmの布を用意する。
2.真ん中に穴を空ける。
3.穴に首を通す
4.横を紐で結ぶ
5.完
という代物で丈は超ミニスカ、サイドはがら空き、下着の類はナッシング。
その服装でOPではくるくるっと回ったり四つんばいになったりと「ちょ! 見えるって!」
下着が見えればCERO的にアウトなのだが、そもそも下着をはかせないことでそれをクリアさせた。
露出度に関しては実は女戦士のビキニ鎧とかの方が上なのだがエロさでは遥か上を行っている。

ソニーチェックなら確実に引っかかっていただろう部分だが任天堂はあっさり通してしまった。
ソニーにはできない事を平然とやってのける。
そこにしびれる、あこがれる。


●ふらじーるのさぶしなりお【フラジールのサブシナリオ】
『FRAGILE』では、拾得したアイテムから思い出を読み取る、という形でサブシナリオを読むことが出来る。
このサブシナリオはライトノベル作家である壁井ユカコ・紅玉いづき両氏が手がけており、
特に紅玉いづき女史の『七色クロシェット』は評価が高い。薄いメインシナリオよりよっぽどいいという声もちらほら。
気に入ったのなら、本として出ている作品をチェックしてみるのも良いかもしれない。

関連項目【千年の記憶】


●るりじょう【ルリ城】
ラストストーリーの舞台、ルリ島の中心に位置する城。
傭兵である主人公達一行がこの城の領主に仕事の依頼を請けた事から、この作品の物語は幕を開ける。
帝国の守りの要所として巨大な砲台を構えており、
その凄まじい破壊力には古代から伝えられる謎の存在と関係が・・・

と、物語的にも重要な場所なのであるが、この城の凄さはそんな砲台の破壊力や謎の存在にあるのではない。
真の凄さはその「修復力」にある。

この城、ゲーム中何度か敵の襲撃を受けるのだが、その際、火は城中に燃え広がるわ、階段は瓦礫で埋まるわ、
(主人公によって)敵ごと足場が崩されるわ、と毎回破壊の限りを受ける。
しかしその襲撃イベントが終わった後、城に行ってみると・・・

「なんと言う事でしょう、そこには床にチリ一つ無い美しい城の姿が!」

どの襲撃の際も、ゲーム中の時間経過を見る限りでは襲撃後長くて数日ほどしか経っていないのだが、
毎回まるで何事も無かったかのように修復されている。
一説には自己再生してる、魔法で城の時間戻したんだよ、とか色々言われているが真実は定かではない。
しかし、例外的に最後の襲撃時にはその後人々の手で修復されている最中の城を見る事が可能で、
なぜこの時だけ脅威の修復力が働かなかったのかは、このゲーム最大の謎とされている。



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