メタルマックス/メタルサーガ


▼メタルマックス/メタルサーガシリーズ


▼メタルマックス/メタルサーガシリーズ汎用

【インテリア】
【エビフライ(メタルマックス)】
【エンジン】
【お大尽】
【怪音波】
【カトール】
【カミカゼ系】
【ガム】
【金属探知機】
【ゲパルト】
【今週のターゲット】
【Cユニット】
【シャシー】
【地雷探知機】
【賞金首(MM/MS)】
【戦車(MM/MS)】
【洗車】
【戦闘モード】
【装甲タイル】
【Drミンチ】
【ドラム缶押し】
【トランスゴン】
【鳥のフン】
【仲間の死体】
【ナマリ茸】
【ネタ(MM/MS)】
【ノア】
【野バス】
【バースト系】
【パーツ破壊】
【バトー博士】
【緋牡丹シリーズ】
【びんかんバニー】
【プロテクター(メタルマックス)】
【★付き装備】
【ホローチャージ】
【マッスル系】
【満タンドリンク】
【レンタルタンク屋】
【わんわんグルメ】

▼メタルマックス(R含む)

【とうちゃん】
【ねえさんのパンツ】
【バイオニックポチ】
【ビッグキャノン】
【METAL MAX】
【レッドウルフ】
【ロドリゲス】

▼メタルマックス2(Rも含む)

【囮寄せ】
【カリョストロ】
【サウルス砲】
【スカンクス】
【スナザメ】
【スナマミレン】
【セシル(メタルマックス2リローデット)】
【ゼン】
【デスクルス】
【テッドブロイラー】
【バイアス・ブラド】
【バズーカサーファー】
【人間タイプ】
【ビイハブ】
【ヒトデロン】
【マリリン】
【メタルマックス2リローデット】
【麗人】
【LOVEマシン】

▼メタルマックス3

【オカマ】
【コーラ】
【ジャガンナート】
【ソイヤウォーカー】
【ダイコンデロガ】
【ドラムカン】
【バーストセイバー】
【メタルマックス3】
【ラスティメイデンの冷蔵庫】

▼メタルサーガ 砂塵の鎖

【アランさんが転んだ】
【アルファ】
【おおきなメダル】
【カール=ベルディア】
【キャノンダッシュ】
【キリヤ】
【筋肉聖教】
【シルバーパワーズ】
【ストームドラゴン】
【ソロモン博士】
【ダイダラボッチ】
【ティアマット(メタルサーガ)】
【鋼の腕イベント】
【ブック=フォレスト】
【ペイント屋】
【マウス】
【メイド服】
【レッドフォックス】
【ローズ=ベルディア】

▼メタルサーガ 鋼の季節

【グラマースターリン】
【METAL SAGA 鋼の季節】


▼メタルマックス/メタルサーガシリーズ汎用


●いんてりあ【インテリア】
メタルマックスシリーズの1から登場しているアイテム類。
インテリアショップで購入しするとこちらの選んだ配達先に自動で運ばれ
(プレイヤー自身が受け取る事はできない)
配達先の家に家具が増えるというもの。
種類は結構多く、テーブルやタンスなどの家具類、冷蔵庫などの電化製品や
「根性」と書かれた額縁に名画、果てはゲーム筐体まで存在する。

ゲーム進行やキャラクターの性能にはこれっぽっちも関係しないため、完全に趣味のアイテムである。
PS2のMETAL SAGA 〜砂塵の鎖〜では大幅にパワーアップされ、配達先も種類も大量に増加し
衣装までインテリアとして追加された。
特に衣装は贈った相手が実際に着てくれるのだが、
妹にスクール水着を着せたり、ツンデレ幼馴染にチャイナドレスを着せたり
巫女さんをメイドにジョブチェンジさせたり、金髪ショタ少年にバニーガール衣装を着せて辱めたりと
色々とダメな方向にはっちゃけるプレイヤーが急増したとかしないとか。


●えびふらい【エビフライ(メタルマックス)】
メタルマックスシリーズの死体のこと。
由来は全身が茶色に焼けて横たわるそれのグラフィックがエビフライに見えることから。
特にテッド・ブロイラーによって量産されるが、その場で作られる焼死体は揚げたてのエビフライそのものである。



●えんじん【エンジン】
メタルマックスシリーズに登場する戦車パーツ。
大破状態となると、戦車を動かすことができなくなる。

ゲーム中で戦車の重要なパラメーター「最大積載量」を司り、
どんなに素晴らしい戦車であっても、
エンジンがへっぽこでろくに動かすことができなければ、ただの鉄の塊である。
戦車のHPであるSP(装甲ポイント)もこの重量から導き出されるため、
良いエンジンの確保はそれだけ攻撃力、守備力(生存力)を高めることができる。
まさに戦車の心臓である。

3以降の作品では、一部の戦車にダブルエンジンの改造を施すことが可能。
(ただしダブルCユニットと同時は不可)
その通り一つの戦車にエンジンを二つ搭載し、最大積載量を2倍(以上)にすることができる。
このおかげで今までどうにも重いばかりで微妙だった現実的な戦車が、
バギーなどのような車体の軽い戦車に引けを取る事がなくなり、
思う存分に大重量のパーツを搭載できるようになった。


●おだいじん【お大尽】
メタルマックスシリーズにて「メタルサーガ鋼の季節」以外の作品全てで行える行為。
酒場にいる客全員に一番高い酒を奢るというもの。
客に「ありがとーっ!」「ヒューヒュー!」「よっ!おだいじん様!」などと感謝される。
また、一定回数行うと「ふとっぱら」の称号が付く。
特にイベントに関わってくるわけでもなく、客に感謝されるだけのムダな行為だが、
賞金を貰って大もうけした後に1回はやっておきたいものでもある。

料金は1、2、Rの頃は「同じMAP内にいる人の数×一番高い酒」だったのだが、
メタルサーガ砂塵の鎖では酒場ごとに完全固定料金となっており、
最初の町でも570G、場所によっては10万G以上取られる酒場もある。
一番高い酒でも1杯15〜20Gくらいで、客も4〜5人なことを考えるととんだぼったくりバーである。

余談であるが、「メタルサーガ砂塵の鎖」及び「メタルサーガ鋼の季節」の発売記念イベントにて、
同ソフトの購入者が野戦服を着たコンパニオンのおねーちゃん方に、
「よっ!おだいじん様!」ともてはやされるという企画があった。
評判は意外にもよかったようである。


●かいおんぱ【怪音波】
メタルマックス3以降に追加された敵の放つ音波系攻撃。
音波系の特性として全体かつ必中の特性を持つ。
そして地味だった音波耐性が重要視されるようになった原因の技でもある。
なぜかというとこの音波、戦車を通り抜けて搭乗者に直接ダメージを与えてくるのだ。

耐久の低いメカニックやナースでも、戦車に乗れば戦車が壊されない限り満足に戦うことができた。
が、この技を撃たれると上記の特性のせいであっという間に殺されてしまう。
戦車のコート(付け替えられる属性耐性)の中には音波を防ぐものもあるが
この技のダメージはあくまで搭乗者の守備と音波耐性に依存するため意味が無い。
ヘタすると戦車無傷で搭乗者だけ死亡ということも平気で起こるので
不安ならみみせんやイヤホン系の音波耐性アクセサリを耐久の低いキャラに回しておきたい。

ちなみに2Rではラスボスが全形態容赦なくこれをぶっぱなしてくる。
あっという間にゴリゴリ削れていくHPに焦って戦車から降りて回復しようとして
降りた瞬間狙い撃ちされてそのまま死亡ということも起こりうる。
苦戦するようなら一旦音波耐性装備を集めるために撤退するのがいいだろう。
幸い、音波耐性の高い装備をドロップする賞金首が何度も戦えるので
そいつを狩りまくり人数分揃えると怖くなくなる。
また、LOVEマシンの効果の中に音波耐性バリアを貼るものもあるためこれを使うという手もある。

高難易度になるとこれを使う雑魚の集団に一瞬にして死体入り戦車x3を生産されてしまうため
クリア後も油断ならない攻撃である。


●かとーる【カトール】
メタルマックスシリーズに登場するアイテム。
いわゆる殺虫剤、というか蚊取り線香である。

このゲーム、宿屋で一番安い「梅の間」に泊まると、
時折夜中に蚊が現われ全員が1ダメージを受けてしまうのだ。
その際にカトールがあれば蚊を退治することができ、ダメージを受けずに済む。

また、戦闘中に使うこともできるが、
作品によってダメージを与えることができる対象やダメージ量が異なる。

ちなみに蚊取り線香なので当然の如く使い捨て。
複数回使える「液体カトール」もある。


●かみかぜけい【カミカゼ系】
メタルマックスとメタルサーガシリーズに登場するモンスターの種類。
共通の特徴として、笑顔で走り、自爆してくるというまさにカミカゼな行動パターン。

また、カミカゼと名の付いた賞金首が存在する。
これも笑顔で走り、しかも逃げ足がとんでもなく速く、挙句の果てにはとんでもなく硬いため、
対策を立てないとなかなか倒せず、さらにエンカウント率が低いという特徴を持つ。
ついでに意外と攻撃力が高い、しかし大抵は即逃げられるためなかなか気づかれない。

☆カミカゼキングとの実際の戦闘のメッセージ☆(BGM:お尋ね者との戦い)
カミカゼキングがあらわれた!

カミカゼキングは
きょうも げんきに はしりさっていった!(この間10秒)


●がむ【ガム】
メタルマックス2でなぜか金庫から入手できるアイテム。
使うとパーティの誰に使うかという選択が出るので一見すると回復アイテムに見えなくもないが
対象になすりつけ、なぜか増えてしまう。
使う以外にも渡すコマンドや交換コマンドでも増えていく。
よほどしつこくへばりついているのか捨てたり預けたり売ったりすることができず
戦車もろとも洗車しても取れない。
しかし、「ガムが付いたら来るがよい」と言う最初の町のNPCに話しかけると
全員分綺麗サッパリとってくれる。
バッドアイテムの一種なのであるがなすりつけて増えていくさまや
専用の掃除キャラが居ること、何より一品(?)物なのでネタ性は非常に高い。

なお、ガム取り屋の近くにはかみかけのガムを売っている人物がいるが
実際に買えるわけではない。曰く、かみかけだけど噛めばまだ甘いそうだ。
どっちにしろノーセンキューである。


●きみきすすてっかー あまがみすてっかー【キミキスステッカー アマガミステッカー】
メタルマックス3に登場するアイテム。
ラスティメイデンの町にある自販機にパスワードを入力することで購入可能。

恋愛ADVの「キミキス」「アマガミ」とのコラボアイテムであり、
戦車に使用するとヒロイン達のイラストがペイントされ、痛車ならぬ痛戦車が完成する。
ペイントされるヒロインは戦車ごとに異なるため、性能よりもヒロインで戦車を選ぶのも一興。

同メーカーとはいえ戦車ゲーと恋愛ゲーというまったく違うジャンルの異色のコラボだが
もともとカオスな世界観であるメタルマックスなので案外馴染んでしまうのが恐ろしい。


●きんぞくたんちき【金属探知機】

MMシリーズではお馴染みの人間用道具。
(本シリーズでは人間用と戦車用の2種類の道具がある)
使うと自分の周囲を探査し、何かが埋まっていると光って教えてくれる。
スムーズに進めるためには各所に埋まっている金やアイテム、
果ては戦車を探し出す必要があるため、半ば必須アイテムと化している。
どう見ても金属製じゃないものまで見つけてしまうのはご愛嬌。
作品によっては戦闘中に使うと埋まっているモンスターを探してしまうので注意。


●げぱると【ゲパルト】
メタルマックス2、2リローデッド、R及びメタルサーガ砂塵の鎖に登場する戦車。

モデルは名前の通りドイツのゲパルト対空自走砲で、
砲塔の両側に装備された対空機関砲が外見上の特徴

・・・なのだが2においてはゲーム仕様の関係上再現されておらず、
実車ではレーダーが装備されてる砲塔前面から主砲が生えているという、
ゲパルトの実車を知る者にとっては卒倒もののグラフィックになっている。

Rでは両側に35mm機関砲を装備した実車と同じスタイルで登場。
…するのだが只でさえ影の薄いレンタルタンク専用で、ファンでない限り借りてまで使おうとは思わないであろう微妙な性能だったりする。

砂塵の鎖では新カテゴリ「対空戦車」が追加され、通常の主砲が搭載できない代わりに
空を飛ぶ敵に有効な対空機関砲が最大2門搭載可能になり、実車と同じスタイルにできるようになった。

・・・のだが同じ対空戦車に「ヴィルベルヴィント」という戦車
(こちらは第2次大戦のドイツの対空戦車がモデル)があり、
さすがに車体の基本性能では勝っているものの向こうは主砲が最大4門搭載可能であり、
約半世紀前の戦車に火力で大幅に劣ると言う結果になってしまった。

このように不遇な車両であったのだが、 2リローデッドでは状況が一変。
シャシー自身の特性である「対空攻撃」と併せて
専用装備の「ドリルブラストU」が2回攻撃・弾数無限・迎撃無効・電撃属性と
後半〜クリア後の賞金首相手に非常に有効であるため
携帯ゲーム板のメタルマックス総合スレ内においては
「ゲパルト神」「戦神様」「雷神様」と崇められている。

なお、本来対空機関砲がある砲塔側面にドリルが生えているという
対空なのか対地なのかわからないスタイルになる点はツッコんではいけない。


●こんしゅうのたーげっと【今週のターゲット】
メタルマックスシリーズの2以降に登場するシステム。
期間中に指定された敵を倒すと通常の報酬の他に、ハンターオフィス(ハンターの組合)から賞金が貰えるというもの。
貰える額は1体につき倒した際に貰える額の2倍。
賞金首とは違い、指定されるのは通常エンカウントのモンスターなので期間内ならば何匹分でも貰うことができる。

ただし、貰える期間は2の場合はPT内の誰かのLVが上がるまでで、
Rの場合は主人公のLVが上がるまで。
メタルサーガ砂塵の鎖ではフィールド上で一定時間経過するまでである。
それを過ぎると何体倒していようが「そのキャンペーンは終了しました」と一銭も貰うことができない。
ちなみにあくまで「倒した数」なので、戦闘の途中で逃げたとしても撃破数はカウントされる。
ゆえに2・Rでは「1匹だけ残して逃亡」を繰り返せばLVを上げずに狩り続けることは可能である。

メタルサーガ鋼の季節ではハンターオフィスで依頼を受ける形になり、
期限がないため上記のような苦労をすることはなくなったが、
規定数以上を倒さないと終わらない上、キャンセルすることができないため、
遭遇率の低いモンスターの際に受けてしまうと不毛な探索を延々とさせられることになる。
(攻略には関係ないので無視してもかまわないのだが)
また、データ上にのみ存在するモンスターが指定されることもあるため
知らずに受けてしまうと決して終わることのない依頼となるため注意が必要である。


●しーゆにっと【Cユニット】
MM/MSで戦車を動かすのに必要なパーツ。コントロールユニットの略称。
現実では3〜5人必要な戦車の操縦が1人でできるのはこのパーツのおかげらしい。
MM1では単にあるだけのパーツだったが、2以降は命中・回避率に修正がついたり様々なプログラムが使えたりと重要度が増している。

3以降の作品では、ほぼ全ての戦車にダブルCユニットの改造を施すことが可能になった。
(ただしダブルエンジンと同時は不可)
ダブルエンジン車に対しどうしても装備的な制限が掛かってしまう分を、
Cユニットの特性でカバーする運用を可能にした。


●しゃしー【シャシー】
メタルマックスシリーズに登場する戦車パーツ。
パーツというより戦車そのものであるが、システム上はパーツの一つとして処理される。
→●せんしゃ【戦車(メタルマックス)】

●じらいたんちき【地雷探知機】

こちらもMMシリーズでお馴染の人間用道具。
「地雷探知機」と言う名称ではあるが地雷以外のものもバッチリ探してくれる。
戦闘中に地面に潜りそのまま地雷になる地雷モグラを探す為に使うのが普通である。

実は「金属探知機」の下位互換品なので金属探知機までの繋ぎに使われるのなら
まだ良い方で、先に金属探知機を買ってこれの出番が来ないままクリアなんてこともざらである。


●しょうきんくび【賞金首(MM/MS)】
メタルマックスシリーズにて登場するシステム。
トレーダーの安全を脅かしたりなどといった凶悪なモンスターや人間に賞金がかけられる。
そして、その賞金首の情報を得たモンスターハンターが賞金首を倒すことによって
ハンターオフィスより賞金が得られる。

大抵、この種類のモンスターは周りの敵とは比べ物にならない強さを持っていることが多い。
しかし、ハンターはそんなことお構いなしに、
大金を得るために戦車を駆り、この賞金首と戦う。
そして、その賞金首の強さにあっさり返り討ちに遭うのと
準備がまったく整ってない時に賞金首と遭遇するのはハンターのお約束である。

苦労した末にその賞金首を倒したことによって得た賞金を、
戦車や人間の装備に回して新たなる賞金首を狩る準備をしたり、
酒場に行ってお大尽をしたり、
はたまた知人にインテリアを贈ったりなどの無駄遣いをするハンターは多い。

大抵のハンターはこの賞金首を多く狩ることを目標にしている。
しかし、別にストーリーとはほとんど関係ないため無視するハンターも稀にいる。

なお、この種類のモンスターとの戦闘は
「お尋ね者との戦い」というハンターの中で人気の高い専用のBGMが流れる。


●せんしゃ【戦車(メタルマックス)】
メタルマックスシリーズの象徴とも言える乗り物。
『大破壊』後の荒廃した世界で、魔法や超能力など何1つない人類が
凶悪なモンスターや狂った無人兵器に対抗しうる兵器である。
作中では「クルマ」と称されることも多い。
『大破壊』前の技術の結晶であり、操縦者が一人でも運用できるように高度な自動化が施されている。
そのためMM2・MS1のバトー博士とMS2のDr.レジェンドを除いて新たに製作できる人物はおらず、
基本的には保存状態の良い車両をそのまま使用するか、もしくはレストアしたのが大半である。

戦車はその車体であるシャシーと動力源のエンジン、移動や戦闘時に制御を行うCユニットが主体となり
そこに機銃や大砲などの各種武装を乗せ、その時のエンジンの積載量の余剰分が
戦車のHPにあたる「SP」の最大値になり、その分だけ装甲タイルを張ることができる。
HPにあたるといってもあくまで装甲タイルの残量であり、
パーツに損傷がなければたとえ0になっても行動することが可能である。
しかしSPが0の場合、パーツ破壊効果を持たない攻撃を受けてもパーツが損傷してしまう。
パーツの状態は「正常」「破損」「大破」の3種があり、「大破」になるとその部位は稼動しなくなる。
特にシャシーが大破すると、搭乗者は強制的に外に出され、生身での戦闘を余儀なくされる。
また、戦車は強力な反面生身に比べて行動範囲が狭く、
マップ上の森や一部の瓦礫、車止めを通過することができず、階段を昇降することもできない。

なお、戦車といってもあくまで「戦うクルマ」であり、
一般的に戦車と呼称される物以外の車輌も戦車とされている。
作中ではティーガーやエイブラムス、メルカバなどのMBT(主力戦車)は元より
バギー、装甲車などの厳密には戦車と呼ばない戦闘用車両に
バスや救急車、はしご車などの戦闘用ですらない車両、
果てはキャデラック(59年モデル)やトラクター(赤い)
戦闘機(飛べません)まで戦車として分類されている。


●せんしゃ【洗車】
文字通り戦車を洗うこと。
単なる気分の問題ではなく、アイテム欄を圧迫する鳥のフンやナマリ茸を除去する唯一の方法なので実は重要。
現実で言うところの所謂ドライブスルータイプの洗車なのだが、なぜか乗車してない人や犬まで一緒に洗ってしまう。
MM1では後半の街まで行かないと洗車屋が無く、結構長い間鳥のフンやナマリ茸をくっつけて旅する羽目になったが、
評判が悪かったのかMM2では最初の街に洗車屋があった。


●せんとうもーど【戦闘モード】
メタルマックスシリーズに2から登場したオプション項目の一つ。
かねがねエフェクトカットのA、通常のBとそれ以外が存在する。
この「それ以外」に分類されるものがキモであり、
その内容はなんと「敵味方の行動が一斉に行われる」というものである。

敵味方の弾丸、光線が飛び交い、迎撃、着弾し、爆裂するその状況は
まさに圧巻であり、これを目当てにメタルマックスをプレイする者もいるほど。
また、処理方法が変わるからかアクション的要素も現れ
「迎撃能力のある敵に対し囮の通常弾に状態異常の弾を紛れ込ませ
 迎撃をかいくぐって状態異常を与える」という芸当ができたりする。
ハードスペックの限界を挑戦しているからか敵が多かったり
エフェクトがド派手な武器を複数使ったりすると処理落ち、最悪フリーズの可能性もあるが
中毒性は高く、攻撃を軟化させられる敵をあえて五体満足状態にしておき
激しい砲撃戦を楽しむハンターは少なくないという。

しかし、このモードだと細かい行動メッセージが省かれるので
たまにはモードをBに戻し、ゆっくりと敵の動きを見るのもまた
メタルマックスの楽しみ方の一つではある。


●そうこうたいる【装甲タイル】
メタルマックスシリーズにおける戦車のHPに当たるもの。
パラメータではSP(装甲ポイント?)と表記され
貼った枚数=SPとなる。
一枚0.01tの重さがあり、エンジンの積載量から
積載している装備や道具の総重量を引いた余りの積載量分貼り付けることができる。

例:
積載量20.50tのエンジンを装備しており
装備や道具の総重量が16.00tの場合
20.50-16.00=4.50t
4.50÷0.01=450
つまりこの戦車の最大SPは450となる

基本的に満タンサービスで最大まで貼り付けるが
ダンジョン探索中などに新たに戦車装備を入手した場合、
装甲タイル分で余分積載量が埋まってるため装甲タイルを剥がすか
装備を一旦諦めるか、という選択を迫られることになる。
(牽引車がある場合はその限りではない)

装甲タイルはパーツの代わりにダメージを引き受けるものなので
0になったらすぐに戦車が壊れるわけではなく、
その後の敵の攻撃で徐々にパーツが破壊されていくようになる。
シャーシが破壊された時点で戦車は戦闘不能となるため
運がいいと0になってからかなりもつ場合がある。
超長期戦の場合は0になってからが本番ということも。

まあなんにせよ、多いに越したことはないので
ハンター各位は積載量の大きいエンジンを求め、
車体重量や装備重量と相談しつつSPをどれくらい確保するかの選択を
初代から今も、そしてこれからも悩み続けることになるだろう。

なお、移動中にアイテムで回復はできるものの
基本的に戦闘中に回復することはできなかったが
3以降のメカニックの特技で戦闘中にアイテムで回復ができるようになった。
また、エンジンを二つ装備できるダブルエンジン機能の追加で
SPが1万を超えることも難しくなくなってきている。
また、重量過多で自走不能でも戦闘はできるので、固定敵の目の前まで
装甲タイルを貼り付けまくって重量オーバーの戦車を運び、
乗り込みそのまま話しかけて戦闘するという戦法がある。


●どくたーみんち【Drミンチ】
メタルマックス・メタルサーガシリーズ全てに登場するキャラクター。
死体を生き返らせる研究をしている科学者。
助手のイゴールと共に新鮮な死体を求め各地を転々としているが、
大抵プレイ開始した時点か開始後すぐに最初の町に住みつく。

生き返らせる方法は電気ショック。
傍目にはかなりデタラメだが、確実に生き返させてくれる上に無料。
MS1ではイベントで死んだキャラも生き返してくれて、
「生き返りのアイテムがあってもイベントで死んだ人は生き返らない」という、
RPGのお約束をぶっ壊したりもしてる。

マッドサイエンティストと呼ぶにふさわしい人物で、死体にしか興味がなく、
賞金首モンスターを蘇生させて町を追い出されたこともある。


●どらむかんおし【ドラム缶押し】
メタルマックス2の監獄の町デスクルスでやらされる作業。
意味もなく延々とドラム缶を押すだけの苦行なのだが……いざ解放されるとなぜかまたやりたくなってしまう謎。
メタルサーガにも登場したがこちらは強制ではない。
いきなり「さぁ押してもいいんだぜ。懐かしいドラム缶をよ」なんて言われても、
2未プレイの人にはなんのことだかさっぱりわからないだろう。
ちなみにこちらでは押した距離が表示される。


●とらんすごん【トランスゴン】
メタルマックス3より登場したガラクタのモンスター。
以下のような変わった特徴をもつ。

1:頭部・右腕・左腕・胴体の4パーツで構成されており、
 胴体以外の各パーツは破壊すると「ちびトランス」に化ける。
2:ちびトランスを長時間放っておくと胴体にくっついて元のパーツに戻る。
3:時間経過で幾つかの形態に変身し、それぞれに応じた攻撃を繰り出す。

これだけならば手強い雑魚でしかなかったのだが、
ある戦車装備によってハンターに乱獲される身となった。
それは「バーストセイバー」、同作品で唯一の3連バーストが可能な最強クラスの主砲である。
出現率5%のトランスゴンが10%の確率で変身する形態「セイバーヘーゲン」、それが0.5%でドロップするアイテムという
普通にプレイしていては存在すら知ることのできない代物となっている。
まずトランスゴン自体が出にくいし、バーストセイバー自体のレアリティも変動するので
最高性能の☆3を狙うなら気の遠くなるような時間をかけるか、リアルラックを信じるしかない。

後に発売されたメタルマックス2Rでも再登場し、こちらでは特定の敵を選んで戦闘できる「囮よせ」や
敵を強化する代わりにドロップ率を上げる「LOVEマシン」があるため前作と比べ何百倍も楽になっている。
それでも変身形態によっては優秀なレアS-E「スモールパッケージ」を落としたり
アイテムを捧げることで能力が成長する主砲「宇宙砲」の重要な育成パーツを落とすので
どちらにせよコレクターは何千体か倒す覚悟が必要である。

こういった理由で非常に悩ましい敵ではあるのだがエンカウントすると
「レアアイテムを落としてくれるのでは」という淡い期待を持たせる宝箱のような存在であり、
きっとハンターは世界が終わろうが奴を狩り続けるだろう。

☆関連項目☆
バーストセイバー


●とりのふん【鳥のフン】
メタルマックスシリーズに登場するアイテム。
屋外に戦車を放置しておくといつの間にか戦車のアイテム欄に入っている。
というよりひっかけられている。
ガンコにこびりついているので売ることも捨てることもできず、洗車することでしか落とすことはできない。
また、鳥系のモンスターの中にはこいつを戦闘中にひっかけてくるものもいる。
ある意味爆弾落とされるほうがマシである。


●なかまの-したい【仲間の死体】
メタルマックスシリーズにおける演出の一つ。
このシリーズでは戦闘で仲間が死んだ場合でも棺桶などには入れず、そのまま引きずって持ち歩く(画面上はそうなる)。
それだけでも衝撃の光景だが、全滅した場合は主人公だけが復活し、仲間の死体は何故か建物の外で放置される事になる。
さらにその死体を調べると仲間が増えた時のようにファンファーレが流れ、死んだままパーティーに復帰してしまうのである。
恐らく「仲間を取り戻した」という主旨のものだとは思うが、死体を見つけて喜ぶ悪い冗談のようでもある。
メタルマックス2ではさらに趣味が悪いことに、戦いに敗れ転がってきた死体を調べてみたら
それが仲間になるキャラで、それを生き返らせてもらうことで正式に加わるという手順を踏まされる。

いくら何でも…ということなのかMMリターンズでは宙に浮く棺おけに死体を入れて運ぶようになったが、
それでも全滅して棺おけ放置→調べてファンファーレという演出は変わらず。


●なまりたけ【ナマリ茸】
メタルマックスシリーズに登場するアイテム。
その名の通り鉛を主成分としたキノコ。当然食用ではない。
鳥のフンと同じく、戦車を放置しておくといつの間にか戦車のアイテム欄に入っている。
というより生えてくる。
こっちは洞窟や地下などの屋内で生えやすい。
やはり売ることも捨てることもできず、洗車することでのみ落とすことができる。
また、鳥のフンと違って0,1tの重量がある。
大した重量ではないが、アイテム欄圧迫と併せて地味にいやらしいアイテム。


●ねた【ネタ(MM/MS)】

MM/MSシリーズに登場する換金用アイテムの一種。
主にモンスターを倒したときに手に入り、酒場で売ると小銭稼ぎができる。
"氷づけの肉"や"バイオもやし"といった一見まともなものから"サルのつめあか""X細胞"等
とても食用とは思えないものまであり、この世界の食糧事情を垣間見る一瞬。


●のあ【ノア】
メタルマックス1及びRのラスボス。
元は地球救済センターという施設のマザーコンピューターだったが
環境を保護する方法を見つけ出すための推論と演算をノアいわく何億兆回(意味不明)も行った結果、
「人類が人類であり続ける限り、地球は破滅する!」という結論に達し、自我を獲得。
人類を「知性という武器を持った悪魔のサル」と評し、後に言う「大破壊」を起こす。
大破壊後も無人機械や生物兵器を製造し続け、生き延びた人類を完全に抹殺しようと目論んでいた。

しかしながら、環境再生のためと言いつつ
地球全土を核ミサイルで焼き払ったり、生物兵器で生態系を完全に破壊したりと
環境破壊ってレベルじゃねーぞ!って感じである。
また、自らを「欲望のしもべとなることのない、神のごとく純粋な知性」と言っておきながら、
地球を統治するという欲望丸出しだったりとどこか人間くさい。

破壊された後でも端末であるアンドロイドが各地で活動してたり(MS1の黒服連中)
自らのバックアップデータを残してたり(MS鋼の季節のノアシード)と諦めが悪い。


●のばす【野バス】
メタルマックス2とメタルサーガ砂塵の鎖に登場するモンスター及び車両。
大破壊以前に使われていた無人の路線バスの運行プログラムが野生化したモンスター。
メタルマックス2ではノボトケの村東の砂漠、メタルサーガではアリス・ワン北部の砂漠を走り回っている。

メタルマックス2では、ノボトケの村の住民の
「野バスは誇り高い野生のバスだ!出会ったら殺すか殺されるかしか道はねぇ!」
という台詞の通り通常エンカウントの他、フィールドを走り回っているバスに接触すると戦闘となる。
非常に高い防御力とパーツ破壊効果のある全体攻撃を持ち、また逃走が不可能なためかなり厄介なモンスター。
一方メタルサーガでは少々おとなしくなっており、
戦闘になっても逃げることが可能な上、向こうもすぐ逃げるようになっている。
また、話しかけると「揺れますのでご注意ください」「通過します」などのアナウンスが聞ける。

そんな野バスだが、バスとしての本能ゆえかバス停を見ると止まってドアを開けてしまうため、
その隙に乗り込んで自分の車両とすることができる。
元が戦闘用車両でないため色物に見られがちだが、シャシーの重量が軽く優秀な車両である。


●ばーすとけい【バースト系】
メタルマックス2以降のシリーズに登場する大砲の種類
重量は重いが1ターンに2回攻撃という特徴があり、なおかつ攻撃力も高い強力な主砲。
メタルマックス2では砲弾1つで2回攻撃となるため効率重視でいくなら間違いなくこれだが、
徹甲弾やホローチャージなどの特殊砲弾を使用する際は1回攻撃になる点と
「なんだよオイ、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか完成度高けーなオイ」
と言いたくなるような外見のため粋や酔狂を旨とするハンターにはあまり好まれない。

それ以降のシリーズでは見た目は普通の大砲になったものの弱体化が進み、
メタルマックスリターンズでは砲弾を2発消費するようになった上他の大砲の威力が強まったため相対的に弱体化した。
メタルサーガ砂塵の鎖では3連射可能な「スリーバースト」という大砲も登場したが、バースト系全部が威力が低くなった上
2発発射しても1発として見なされるようになり長所が完全に消滅した。

メタルサーガ鋼の季節では、105ミリや115ミリの小口径のものが登場し、
やたら重いが連射が復活し威力もそれなりには高くなり、それなりに使える大砲として復活した。

そしてMM3及びMM2Rに至っては、さらに高威力なバーストも登場。
外見のまずさも解消され、敵側に大砲を迎撃する能力を持つ敵も増え
(バーストなら相手の迎撃能力を上回る速度で攻撃可能)、
もはや通常?の単発大砲が完全にいらない子と言って差し支えないほどの火力のインフレ状態となってしまった。


●ぱーつはかい【パーツ破壊】
メタルマックスシリーズにおける戦法の一つ。
徹甲弾やホローチャージといった対装甲特殊砲弾を使い、
敵戦車の攻撃パーツを破壊して攻撃能力を削ぐ戦法。
特にロボットタイプの賞金首(ボス)に有効で
パーツを破壊し尽くすとたとえボスだとしても
「○○の攻撃!しかし、パーツが壊れている」というメッセージを吐くだけのサンドバックと化する。
初代のビッグキャノンのようにこれ前提とも思える難易度の敵もいるが、
概ねこの戦法を取るとヌルくなりすぎて戦闘が作業となるので
あえて封印し激しい砲撃戦を楽しむハンターたちは少なくない。
もちろん使ってくる敵も少なくなく、特に出現率の多い敵だと道を通るだけでこちらのパーツをボロボロにされてしまう。
運が悪いと二発でシャーシが破損→大破になり放り出されるということも。

なお、2Rではロボットタイプのボスの一部に自動修理機能が搭載され
瞬時に全快とまではいかないがターン経過で敵パーツが復活するためこの戦法の有用性は減った。
まあ、三人がかりで打ち込み続ければ数ターン攻撃を防ぐことくらいはできる。


●ばとーはかせ【バトー博士】
メタルマックス2とメタルサーガ砂塵の鎖に登場するキャラクター。
戦車製作を専門としている科学者で、自称「身寄りのない、老い先短い、さびしいおじいちゃん」
友人を欲しがっており、彼と友人になれば鉄屑から戦車を作ってもらえる。

しかしこの博士、「友達とあだ名で呼び合うのって素敵だよね! だからボクも君のことあだ名で呼ぶことにするよ!」と言いつつ
提示したあだ名が「ボケナス」「うすのろ」「ゴキブリ」「ハナクソ」のどう見ても友人につけるあだ名ではないものばかり。
(サーガの方では上のに加えて「バカチン」「インケツ」「ボンクラ」「ヌケサク」なども追加されている。)
その後の会話も
「○○○○(主人公)に戦車のことなんてわかるわけないから好きに決めちゃってよ!」
「やっぱり1人じゃ決められないんだね!家に帰ってママに相談してくるといいよ!」
「鉄クズが集まるまで戦車作りはオアズケ!オアズケって○○○○にピッタリのイイ言葉だね!」
などと台詞の端々に暴言を織り込んでくる。
まさに罵倒博士である。
挙句の果てに彼の助手ロボット・サーズデーもこちらの事を「ニンゲンノクズ」呼ばわり。

正直言って、友人が1人もいないのはこのせいだと思われる。

大抵の人は戦車を作ってもらったらそれ以降会うことはないだろうが、
友達面して近づいて物を貰ったらハイさようなら、なプレイヤーは博士に罵倒されてもしかたないかもしれない。
事実戦車を貰ってからロボットに話しかけると、プレイヤーの心を見透かしたようなセリフを言われてしまう。

「ニンゲンノクズハモウテツノクズヲアツメナイ ソシテバトーハカセ マタヒトリボッチニナル」


●ひぼたんしりーず【緋牡丹シリーズ】
メタルマックスシリーズに登場するレア武器「緋牡丹〜」のこと。
大抵戦車装備とは思えない冗談みたいな軽さと高い攻撃力を持つ。
また、遭遇率の低い敵からの戦利品の場合が多く、入手が難しいのも特徴。
一般プレイヤーは存在にすら気づかないが、濃いプレイヤーはこれらを手に入れるために数時間は粘る。

戦車装備では緋牡丹バルカン(機銃)・205mm緋牡丹(大砲)・ATM緋牡丹(対戦車ミサイル)の3種がある。
人間装備にも緋牡丹のドス・緋牡丹のサラシなどがあるがこちらは普通に武器屋に売ってるためレアアイテムではない。

余談だが初代メタルマックスでは緋牡丹バルカンの重量は0,1t(100kg)
店で買える最弱の機銃ですら0,8t(800kg)である。
いったい何でできているかは謎。


●びんかんばにー【びんかんバニー】
メタルマックス(MM)と
メタルサーガ(MS)に登場する雑魚モンスター。
MMの頃は耳がパラボラアンテナのうさぎだったが、
MS砂塵の鎖でなぜだかバニーガールになった。
おかげで「びんかん」の部分が一気にエロくなってしまった。
PTAからの抗議でもあったのか、MS鋼の季節では元に戻った。


●ぷろてくたー【プロテクター(メタルマックス)】
メタルマックスシリーズに登場する装備品の一種。
他の部分の装備品より高い防御力を持つ上安価だが、
プロテクター付きでも防ぎきれない攻撃を受けた際に壊れることがあるという特徴を持つ。
なお、プロテクターが破損した時はキャラにダメージが通らないので
それを利用して、生身で強力な賞金首と戦う際に安価なプロテクターを大量に持って行き
壊れたらその都度装備し直すことで身代わりにするという戦法もある。

ちなみに壊れたプロテクターは何の防御効果も持たない「プロテクタくず」になる。
普通の店で売ることはできず、プロテクタくず専門の店で引き取ってもらえる。
その際大量にくずを持っていくと高性能のプロテクターをオマケに貰える。


●ほしつきそうび【★付き装備】
メタルマックス3以降に導入された要素。
戦車装備を初期装備や購入以外で入手する際ランダムで★が0〜3個付き
その数に比例して性能が上昇するというもの。
★無しを基準として
★:5% ★★:10% ★★★:20%分攻撃力と重量が増える仕様となっている。
特にエンジンは★無しと★3の差が14t(HPにして1400分)もあるものもあるため
できることなら積極的に★3を狙って行きたい所。
アイテムにとっては★2しか無いものやそもそも★がつかないものもある。

もちろん★が多いものほど手に入る確率が低くなる。
一見多いほうが良さそうに見えるが3では★1の方が★3より改造で攻撃力が高くなったり
2RでもCユニットやタキオンレーダーなど★による性能変化が意味を成さないものがある等
★が低いモノにも一部だけだが存在価値はある。

宝箱や埋蔵アイテムの場合はセーブロードを繰り返せば簡単に★3を手に入れられるが
一周に一度しか戦えない賞金首(ボス)の超レアドロップの★3を手に入れるとなると
ポケモンばりの選定作業を強いられることになる。
一応ドロップ率は難易度を上げたり敵強化アイテムを使うことで上昇させることができるが
★の数は完全に運任せでありドロップマラソンの前提である「安定して短時間で倒す」に加え
「安定してドロップさせる」という条件が加わり熾烈を極める。
しかも2Rでは一度に複数のドロップをすることもあるため
妥協しないと何ヶ月もストーリーを進められない自体に陥ってしまう。

あくまでも周回プレイのやりこみの一つとして捉えるのが健康的。
手に入ったらラッキー程度の気持ちでプレイしよう。
目的のものを引き当てる前に別の★3が出て苦悩するのは誰もが通る道。

それでも「賞金首の持つ3つ全ドロップ&うち二つ★3&残り一個★2」とかを
一発で引き当てる猛者が少なからず存在するんだからなかなか侮れない。
リアルラックに自信がある人は運試しに挑戦してみるのもいいかもしれない。

なお、人間装備や道具にも★が存在するが、こちらはあくまでもただのレア度であり
アイテムごとに完全固定でかつ性能が変化しないためドロップマラソンの気は戦車装備に比べると幾分か楽である。

完璧主義者には苦痛でしかない要素だが、
これはこれで一種の楽しみになっているのがメタルマックスらしいといえばらしいかもしれない。
★関連語★
レアアイテム 賞金首 マラソン 物欲センサー


●ホローチャージ【ほろーちゃーじ】
メタルマックス及びメタルサーガに登場する戦車の特殊砲弾。
いわゆる成形炸薬弾の事である。

この砲弾は会心の一発が出やすい+パーツ破壊可能と言う非常に強力な砲弾である。
大体ストーリーの中盤辺りから買えるようになり、
硬いモンスターや賞金首に対してこれをひたすら打ち込むハンターも多いだろう


●まっするけい【マッスル系】

MM/MSに登場する賞金首の一種。
外見と名前通りの脳筋タイプでこれと言った嫌らしい特殊能力は持っていないが、
その分攻撃力・防御力が高く、しかも戦車を降りた状態で戦う為レベルや装備が不足していると苦戦を強いられる。
MM1、MMRのマッド・マッスルは廃病院をアジトにしている。
MM2のマダム・マッスルはクローン兵を従え男を捕らえて強制労働させている。
MS砂塵の鎖のセント・マッスルは新興宗教の教祖。
と、シリーズを経るごとに悪事のスケールが大きくなっている。

☆関連語☆
賞金首(MM/MS) 筋肉聖教


●まんたんどりんく【満タンドリンク】
メタルマックスシリーズに登場する回復アイテム。
効果は名前の通りHPを満タンにする全回復アイテムで
最終盤の白兵戦では必須と言っても過言ではない。

FFでいうとエクスポーション的立ち位置のアイテムだが
道具屋で100G、高いシリーズでも400Gとかなり安価で購入可能で
効果に対しての入手しやすさはかなり高い。

その入手しやすさが災いしてか、一部のボスはこれを戦闘中に使ってくる。
本家満タンドリンク使いのテッド・ブロイラーを始めとして
HPの多い終盤のボスが使ってくることがお約束となっている。
回復量が目に見えるようになってからは
緑色の2万、3万という数字を出してくれるためプレイヤーの心をガッツリ折ってくれる。

なお、メタルマックス3では戦車の装甲まで満タンにできてしまう。
間違いなくバグなのだが、戦車の補給をする施設が
満タンサービスなためなんとなく納得してしまう。


●れんたるたんくや【レンタルタンク屋】
メタルマックスシリーズ全般に登場するショップ。
各町にあるこの店で戦車を借りることができる。
料金自体は無料だが、借りている時には戦闘での獲得ゴールドから一定の割合で天引きされる。

序盤仲間が乗る車両が足りない時や、生身では危険な場所に置き去りになった車両を取りに行く際などに重宝する。
とはいえ、実際にはプレイヤーがチューンした車両よりは弱く、パーツが1箇所でも破損すると
その場で搭乗員を見捨てて町に戻ってしまうため、そういう時にしか役に立たないとも言える。
借りれる戦車は後の町に行くほど強く、レンタル限定で登場する車両も多い。

なお、レンタルタンクの装備品は外したり売ったりできない。
パーツ屋で売ろうとしても「レンタルタンクに手出したらだめある 命おしけりゃ覚えておくよろし」と言われ
預かり所に預けようとしても「聞かなかったことにしてやる。あそこのクルマには手を出すなよ若造!」と言われる。
また、メタルサーガ砂塵の鎖のペイント屋でも
「レンタルタンクにそんなことしたらおじさんお日様の下を歩けなくなっちゃうのね」と前もって断られる。

他にもマトモに料金を払いそうにない賞金首や山賊もしっかり料金を払っていたりと
何故かは知らないがやたらと恐れられている店。


●わんわんぐるめ【わんわんグルメ】
メタルマックス2以降のシリーズに登場するアイテム
名前の通りドッグフードであり、これを仲間の犬に食べさせる事でステータスを上げることができる。

Rと砂塵の鎖では非売品だが、2と鋼の季節では道具屋で買うことができる。
Rにはそもそも犬がいないし、砂塵の鎖では上がるステータスが特に意味のない「毛づや」のみなので大したことはないのだが
2では力や素早さなどの主要ステータスも上がるので
大量に金を注ぎ込めば戦車砲すら生身で弾き返す一騎当千な犬にすることも可能である。
特に鋼の季節では、犬の毛づやが300を越えるとLVUP時のステータス上昇率が爆発的に上がるため
金さえかければHP含む全ステータスカンストの極殺兵器となる。

2の場合は犬がかなり弱いのである種の救済策と言えなくもないのだが
(事実ラスボス戦で生き残れるほどにするには莫大な金が必要)
鋼の季節のゲームバランスを破壊するほどの上がりっぷりはバグと言われている。



▼メタルマックス(R含む)


●とうちゃん【とうちゃん】
「メタルマックス」及びリターンズの登場人物。文字通り主人公のオヤジで、クルマの修理工。
地道に生きるのが一番、がモットーであり、モンスターハンターになりたいとか言い出す息子を怒鳴りつけ、
家から叩き出してしまう。

しかし、そのわりには壊れたクルマをタダで直すわ、自宅の看板に助言を書き置きするわ、
全滅しても故郷まで連れてきてくれるわ、思い切り過保護な父親ぶりを発揮する。
また、ハンターを引退(=エンディング突入)しようとして結局前言撤回、なんてことをしていると
「未練があるうちは簡単にやめるとか言うんじゃねぇ」と叱咤してきたり、
いざ本当に引退なんてすると、「今夜はお前の武勇談をたっぷり聞かせてもらおうじゃねぇか!」と言い出したり。
ヤクザ稼業でも自分の子が活躍するのは嬉しいらしい。

それはそうとこのとうちゃん、こちらが全滅した時は砂漠や荒野のど真ん中や洞窟の中はもちろん、
ラストダンジョンの最深部にまでも迎えにくるというタフネスさを発揮してくれる。
さすがに戦車まで牽引してくることは無理だが、それでも地味に驚くべきことだろう。
MM世界最強説もある。
また、RPGにおける父親としては珍しく、敵の陰謀に巻き込まれることもなく普通に生きている。


●ねえさんのぱんつ【ねえさんのパンツ】
メタルマックス1に登場するアイテム
姉の部屋のタンスを調べることで入手できる。
というか見つけたからって持っていくなよ主人公。

アイテムとして使用すると匂いを嗅ぐ。
姉さんの匂いがするらしい。
これだけでもダメ人間だが、戦闘中に使用すると
パンツで口と鼻を覆いガス攻撃に備える(ガスに対する耐性向上)
完全に変態仮面である。

ちなみに1のリメイクである「メタルマックスリターンズ」では削除されたアイテムである。


●ばいおにっくぽち【バイオニックポチ】
初代メタルマックス及びそのリメイクであるリターンズに出てくるモンスター。
肉体改造によって強靭な肉体を手に入れた軍用犬であり
見た目は顔つきの悪い犬が背中に銃を背負っているといったもの。
最初に手に入る戦車を守っており、戦車の入手がシナリオ上必須なため
ほとんどのプレイヤーに対しメタルマックス最初のボスモンスターとして立ちはだかる。
とはいっても、実質はイベント戦であり数ターン後にレッドウルフが戦車で駆けつけ
主砲一発で葬り去ってくれるので、主人公は何もしなくてもいい。

これだけだとただの最初のボスキャラであるが、
その後なんとメタルマックス2で四人目の仲間として
背中に銃を背負うスタイルはそのまま可愛らしい姿となり登場。
(パッケージに「あのバイオニックポチも仲間に!」のような記述がある)
以後4人目の仲間として定着し犬種も選べるまでになり、
戦車やドラム缶とともにメタルマックスを象徴する要素の一つとして確立していった。

初代に登場したモンスターが続編で仲間になるという点では
ドラクエのスライムのような存在かもしれない。

なお、バイオニックポチタイプの敵は仲間になる2以降も出続けており、
プロテクターに身を固め徹甲弾でパーツ破壊を狙ってくる厄介な敵として登場する。
例:バズーカドーベル バウワウ砲 スナイパードッグ マッドドッグ


●びっぐ-きゃのん【ビッグキャノン】
今は亡きデータイーストの秀作RPG『メタルマックス』の序盤に登場する中ボス。
近づくだけで嵐のような砲撃をお見舞いされ、いざ戦闘となったら圧倒的な火力でこちらを葬る。
「徹甲弾(メカニックタイプの敵のパーツを破壊する効果の有る特殊砲弾)で砲を潰し、弱体化させる」という
必勝法に気付かず、ここで挫折したプレイヤーは数知れない。
なお、リメイク版の『〜リターンズ』では、以前二門いっぺんに相手にしていたのが
一門づつ戦うように変更されたため、弱体化した。


●めたる-まっくす【METAL MAX】
CMにて「竜退治はもう飽きた!」と当時伝説化していたドラゴンクエストに真正面からケンカを売ったRPG。
またの名を「早すぎた名作」
そのキャッチコピー通り「中世ファンタジー」「魔法」「伝説の武器」「正義の戦い*1」という
RPGの王道を全て蹴っ飛ばし「金*2」「戦車」「荒廃した近未来(しかも関東地方)*1」
「やらないといけないことは何もない。あるのはやっていいことだけ*3」という世界観で
ひそかな人気を得たものの、DQ3と重なったため目立つことはできなかった。
SFCで続編の2、リメイクのリターンズが作られさらに密かな話題となり、
一時期はドリームキャストの続編も作られていたが製作は打ち切り。データイーストは倒産。
昨年には別会社にてGBAにてリメイクされるも、2改の出来はバグだらけ手抜きだらけで
「2壊」、「2悔」と呼ばれるほどの出来の悪さ。さらに会社側の対応の悪さもあった。
R改にいたっては製作が中止になるなど、つくづく不運の名作である。

*1「あんたは強ぇ!強ぇ奴は正しい!!」と町の人が普通に言ってる世界。
*2拾える非売品もあるが、買えるものとの差があまりない。買えるものの方が強い場合も多い
*3世界を救おうがただひたすら戦車の強化に走ろうがどうでもいい。

補足:
>ひそかな人気を得たものの、DQ3と重なったため目立つことは出来なかった。
と書いてありますがDQ3の発売は88,2,11、MMの発売はDQ4よりも後の91,5,24、と全然被ってないと思います、
しいて言うならFF4が91,7,19なのでそちらと被っているかと、
ついでに言うならMM2は93,3,5、近いのは92,12,6発売のFF5、MMRは95,9,29、近いのは95,12,9のDQ6です。


●れっど-うるふ【レッドウルフ】
メタルマックス1及びRに登場する、ハンター(賞金稼ぎ)。
同名の赤い戦車に乗っており、「赤い悪魔」の異名を持つ。
とにかく渋い奴です。戦車も本人も。
「赤い悪魔」と恐れられてはいるが、最初のダンジョンでピンチに陥った主人公を助けてくれた上
その奥にあった戦車を「こんなポンコツいらんから好きにしな」と譲ってくれる意外といい人。

その後、主人公は賞金首「ゴメス」のアジトで卑劣な罠にかかり瀕死となった彼と再会。
彼の戦車と「赤い悪魔」の称号を譲り受ける。

このゲーム、手に入れた戦車に好きな名前が付けられるんだが、
この戦車だけは、あえて「レッドウルフ」で行く奴も多いと思う。
終盤でも全く遜色ない性能で、形、色共にカッコよく
思い入れも強くなるため最後まで使う奴もかなりいるだろう。

なお、レッドウルフ(車両)はイスラエルの戦車「メルカバ」をモデルにデザインされたゲームオリジナルの車両。


●ろどりげす【ロドリゲス】
「メタルマックスリターンズ」に登場する、リメイクする際新しく追加された賞金首
牧童スタイルのギタリストが変なマスクを被ってミサイルポッドを背負った格好をしている
人間型のキャラである。想像してみるとどうにもシュール。
見た目どおり歌が好きで、根城にしているオアシスの寂れた小屋でも一人で歌っている。
出会った時に歌を聞くかどうか聞かれるが、2回断ると今度は殺しに来たのかと聞いてきて、
それを肯定すると一騎打ちで決着をつけることになる。

一見お笑いキャラだが、賞金100000Gをかけられるだけあってその実力は本物で、
彼のいる地域を通るあたりではこっちのHPが大体高くて1000辺りなのに、
800もダメージを与えるミサイルを撃ってくるため、特攻してもまず勝ち目がない。
(通常攻撃のダメージは200前後)倒すならレベル上げて出直そう。

この一騎打ちのイベントでは戦闘の前後に空っ風のSEとタンプルウィードが挿入され、
根城のマップ上で流れるやたら寂しいBGMと合わせて雰囲気を盛り上げてくれる。
また、こっちが決闘で負けても去る者は追わないなど、
見た目に合わず男気に溢れるその姿にファンは結構多い。
ただ、彼は世界最悪の賞金首「バッド・バルデス」を兄貴分と仰いでいるのだが、
そのバルデスが人さらいだし人質とるし微妙にヘタレだし、なので随分な凸凹ぶりである。

元ネタは映画「エル・マリアッチ」シリーズでないか、とファンサイト「メタルマニアックス」
では言われている。



▼メタルマックス2(Rも含む)


●おとりよせ【囮寄せ】
MM2Rでハンターが習得する特技。
効果自体はよくある強制エンカウントだが、出会う敵を指定できるのが特徴。
勿論100%ではないし呼び出せない敵もいるが、それでも使い勝手はかなりよく、
ラッキーマウス等の美味しい敵やランダムエンカウントの賞金首は
多くのプレイヤーにこれで乱獲される。
むしろこれを使用しないのはある意味で修行だろう。


●かりょすとろ【カリョストロ】
メタルマックス2及びそのリメイクであるメタルマックス2リローデットに登場するボスキャラ。
敵組織であるグラップラーの四天王の一人で、
テッド様を除けばまともな人間型をしている唯一の四天王。

戦闘の際は戦車「カリョバトラー」に乗って登場し
カリョバトラーを倒すと生身のカリョストロと戦える。

SFC版では四天王で唯一ストーリーに絡まず、
(彼と同じく倒さなくて良いブルフロッグは会わないとラストダンジョンの鍵が手に入らない)
ある街で彼が化けた船員と話す→彼の目的であるエバ博士と話す を二往復という
若干面倒くさくイベントかもわかりづらいイベントをこなさないと戦うことが出来ず
スルーしたり戦えることすら知らなかったプレイヤーも割と多かった。

が、DSでリメイクされ終盤のエリアに繋がる道を通るために彼を倒すことが不可欠となった。
そのため嫌でも戦うことになるのだが、SFCとか比べものにならないほど強化されており、
職業の一つ「アーチスト」の特技をふんだんに使って戦ってくる。

戦車の時は「砲撃演舞」で主砲を1ターンに5〜8発撒き散らし
戦車を倒したら「着ぐるみゲージツ」でソプラノ歌手のコスプレ音波攻撃、
「暗黒舞踏」による4連打撃攻撃と隙がなく、
リメイク前でも使った戦車のパーツを破壊する「カリョストロ・フラッシュ」まで使う。
更に倒したと思ったら死んだふりで、うっかりエバ博士に近づけば戦車なしで
生身のカリョストロと戦う羽目になったりと最後まで油断できない。
(死んだふりしたカリョストロに数回話しかければ戦車で戦える)

・・・とまあここまでだとただの強いボスであるが、
彼が拷問したとされるエバ博士の近くの宝箱から「あぶないロウソク」が出てきたり
暗黒舞踏やソプラノ歌手の動きや格好が笑わずにはいられないためネタキャラの地位を確立した。
   _________________________
 /________________________  /
          r、                         / /
         ⊂' |                 ∧_∧ / /
          |  | \             ( ´Д` )_____
          |  | \            _∩r─        )
          |  | \           / / ノゝE´ ̄/ ̄ ̄  ̄
          |  \    ∧_∧     /  / l     / _ _ _
            \  \_(Д` )   l /  /   /
             \       \ /\_/    /  ̄  ̄ ─
    ∧_∧ / )    ̄ヽ      \ / }      |  二二二 
   ( ´Д`)| |  ̄    !     l !  ,/     l ─ ─
  / )/ ̄ ̄ヽ/ / ─‐ /.|       |/  /     / ─ ─── ─
  l |       /   / /|       |  /  /|   /
  | ヽ    ヽ / /  ヽ     l ,/  / /  / ─ ─ ─
  ヽ_人     \ ── ‐ / ̄`ヽ〈/  / /  /
     \     \ _/     | ! / /  /
      \         /|   | |,/  \ \
    / /|      ∧_∧  | |    \ \   ノ) __ _
  /  /  |      /(´Д` )ノ)───-、/ ̄ ̄ ̄ ̄ \ __ __ _
  /  /   |    //    と ノ___ ノ  /´ ̄ ̄ ̄^\)  ____ _
  |  /    |   /       / \  \  |  |  二二 二二
  |  |    /  / ハ      ヽ  \  \\ \   ∧_∧  i\
  \ \ ./  / /_ヽ      ̄\ \  \l  ヽ( ´Д)_> \
   \  /  / /   l        \ \  |        ̄\__ /
     ̄/  / /  ̄ /  / ̄ ̄\  /  \ヽ        \   __ _
     /  / /   /  /     (__)   | |        /\ \
本スレにもよく貼られる暗黒舞踏を表したAA。

ちなみに倒すだけだったら「シーハンター」という店売り兵器をフル改造し
適当にぶっぱなせば三ターンくらいで終了する。


●さうるすほう【サウルス砲】
メタルマックス2に登場する大砲の一つで、本作の武器の中でも一際ロマンとネタ性に溢れた一品。
その理由は未改造で25トン(以下t)というばかげた重さにある。
最初に手に入るバギーの本体重量が3t、純粋な戦車タイプであるウルフが13t、
マンムートが18t(全てシャシー本体のみ・未改造の重さ)であることを考えるとその重さが理解して頂けると思う。

当然攻撃力も高いのだが、さすがに「ボスでも一撃で粉砕」というような狂った強さがあるわけではない。
効率を重視するならまず使われない品だが、粋や酔狂を旨とする伊達物ハンターには愛用される。
また、入手方法が雷竜が艦船を着込んだような姿の賞金首
「ぐんかんサウルス」からのドロップであることから本来艦載砲であると思われる。

一応全くのネタ武器というわけではなく、軽量なバギーや野バスに搭載して他の武装を控えめにすれば十分実用に堪える。
しかし本体重量3〜4tの車に25tの艦載砲を載っけてる姿を想像すると極めてシュールだが。


●すかんくす【スカンクス】
「メタルマックス2」に登場する賞金首の一体にして、
極悪軍団「バイアス・グラップラー」の四天王の一体。スカンクとありながら外見は四本腕の猿。
跳ね橋の管理局であったらしい廃ビルを拠点にして周辺のグラップラー達を束ね、
レジスタンス狩りをしている。
一応人語は話せる程度の知能があり「バカない奴死ね!」など独特の口癖があるが、
常に躁状態なのかやたら凶暴で、気まぐれに部下を殺す癖があるため恐れられている。
降参した下っ端が、敵であるはずの主人公に「スカンクス様もやっつけちゃって下さいね!」
などと情けないセリフを吐くことからその辺の事情が伺える。
元は研究所にいた猿の親玉が、大破壊のドサクサで改造された姿であるらしい。

ストーリー上、四天王の中では必ず最初に戦うことになる相手で、
コイツが跳ね橋を封鎖しているため倒さないと先に進むことができないのだが、

・序盤のボスのくせに2回も3回も行動してくる
・全体攻撃「スカンクスハリケーン」を多用してくる
・生身のくせに防御力が高く、下手な主砲では弾かれる
・彼と対峙する時点で手に入る戦車もパーツもあまり強くない
・しかも二台目に手に入るのはノーヒントで地中に埋まってるし、
 三台目は車体が重くてこの時点のエンジンでは真っ当に運用できない

などの理由により、壁ボスと化している。特にNPCの犬は生身で戦わざるを得ないため、
気がつけば死んでいることもある(それどころか戦力にもならない)。
できる限りの準備をしても結構な長期戦を覚悟した方が良い。
残りの2体は別に道を塞いでいないし、十二分に準備してから挑むこともできるので、
正直四天王の中ではテッドブロイラーに次いで苦しめられるのではないかと思われる。

ちなみに、後半に出てくるデスクルスはコイツのクローンらしき猿が支配している。
生身での戦いを強いられるとはいえ、この頃になるとそれほどの強敵ではなくなる。

☆関連語☆
○人衆 壁ボス


●すなざめ【スナザメ】
「メタルマックス2」に登場する記念すべき最初の賞金首であり、
同時に前半戦の主な死因でもある。
それというのも、主人公のHPがレベル1で80くらいなのに対し、
平気で200以上のダメージをぶつけてくるためである。間違いなく死ねる。
加えて、最初の車を手に入れるためにはある目的地と最初の町を一往復する必要があるが、
その時通るフィールドでこいつがうろうろしているため、
うっかり出遭ってしまう確率も高いのである。
戦うなら上のイベントをこなしてからの方が無難であるが、
それでも準備不足だとあっさり車が破壊され、死ねる。
MMシリーズにしては珍しくシンボルがあるため、逃げようと思えば逃げられるのが救いである。

MM初心者は大抵こいつか最初の町周辺のザコ敵であるバルカンチュラにやられ、
Drミンチにご対面しているだろう。
最初のボスは意外に苦戦する、の典型例と言える。(厳密にはボスじゃないが)
また、この「準備不足なのにボスが出てきてボコられる」展開は、
このゲームでは結構体験することになる。


●すなまみれん【スナマミレン】
メタルマックス2に登場する車両「装甲車」のこと。
とはいっても、車両のデフォルト名はそのまま装甲車であり
説明書の写真にて「スナマミレン」と名付けられているだけである。

車両ナンバーはNo2で最初の方だし、説明書にも載っているため普通に手に入るかと思いきや
ノーヒントでフィールドに埋まっているとんでもない戦車である。
埋まっている場所が砂地なので、説明書のスナマミレン=砂まみれがヒントになると言えなくもないのだが
これがヒントとなると思いつく人はごく少数だろうし、その上荒廃した近未来が舞台の作品である。
砂地などそこら中にあるため普通は見つける前に心が折れる。


●せしる【セシル(メタルマックス2リローデット)】
メタルマックス2リローデットにて追加されたキャラクター。
イスラポルトの街で「カトール(宿屋に泊まるとまれに発生してHPを1奪う蚊を撃退するアイテム)を買ってください・・・」という、
マッチ売りならぬカトール売りの少女。

3にも同様のキャラクターが存在し、
その流れから買わずに放置すると死んでしまうのでは?と思わせておいて、
今作ではいくらほっておいても死んだりしないので、安心して無視して良い。
それどころかカトールを大量に買い込んだりすると、
感謝と過労で取れこんでしまい、以降カトールが買えなくなってしまう有様。
ただしそこまで行くと、イベントを経て結婚する事も可能になる。(=結婚イベントを発生させる条件)

その実、倒れこんでしまうような病弱キャラであり、
同居している兄からはそれほど長く生きられないと明かされるなど、まさに「余命一ヶ月の花嫁」である。
(結婚エンディングでは、他のキャラにはない物悲しい演出が加えられる)

そんなセシルに同情心(兼無料宿屋)を抱いてたびたび遊びに行ってあげると、
セシルの手編み防具(頭、体、腕、脚、アクセサリー)をくれたりする。
この防具、防御力もさることながら、ステータス「男らしさ」を大幅に上昇させる効果が付いている。
男らしさは特定のスキルの攻撃力に直結し、これが高い事が特定のイベントを発生させる条件の一つになっていたりする、
わりと重要なステータスなのだが、 普通にやっていると100を超えるのもおぼつかない数字が、
セシル一式を装備する事によって一気に339も上昇させられる。

これを貰えるようになるまでは、それなりに手間がかかるが、その価値は十分にあるだろう。

☆関連項目☆
メタルマックス2リローデット


●ぜん【ゼン】
メタルマックス2に登場する謎の生命体、というか存在。
「哲学の池」のほとりに立つとその真ん中に巨大な目玉が現われる。
それが彼、あるいは彼女である。 本人によると「体が水でできている」とのこと。

自分という存在について考え続けており、主人公一行と禅問答の如き会話をする。
しかし結論が出ることはなく、よってその思索が尽きることもない。

核の炎で包まれた世紀末をモヒカン族がヒィヤッハーと跳梁跋扈する、
そんなメタルシリーズの世界において唯一ファンタジー的な雰囲気を持つキャラクターである。


●ですくるす【デスクルス】
メタルマックス2に登場する町。
近隣の町で「死ぬほどいい町だ」という情報が聞けるが、
実際は悪の組織グラップラーが旅人を捕らえているトンデモない刑務所
かつて刑務所だった建物をそのまま利用しているらしく、牢獄や電気椅子、面会所なども揃っていて
町の入り口付近では住民(受刑者)が作った家具が売られている。

主人公一行が入ろうとすると
頭部防具を「エンジェルリング」という装備に付け替えられ
(看守の電撃リモコンで確実にマヒさせられてしまうバッドアイテム)
「エンジェルリングがスッゲーお似合いですよ 死ぬまでつけてな!」
という台詞と共に町に閉じ込められて、新入り受刑者として労働させられる羽目になる。

看守に「お前らはウジ虫だ!」と罵られつつ延々とドラム缶を押したり
クサい飯を食ったり、スプーンで穴掘って脱獄したりと色々と印象に残る町。

ボスを倒した後は囚われていた人たちは店を始めたりしてそのまま居つくが
ドラム缶を押しに来る人がまだいたりと囚人気分は抜けていないようだ。

なお、ストーリー進行の上では訪れる必要すらないが
解放後ここで売っているアイテムがないと攻略の難易度がかなり上がる。


●てっどぶろいらー【テッドブロイラー】
今は無きデータイーストのRPG「メタルマックス2」に登場する悪役。
敵組織バイアスグラップラーのグラップラー四天王の一人で、主な任務は人間狩り。
ゲーム開始直後に、圧倒的な強さで主人公の育ての親を焼き殺し、主人公も半殺しにして
彼の個性的なグラフィックも兼ねて、多くのプレイヤーに強烈な印象を与えた。
親の仇、「ふしゅるるる…」「がががーーっ!!」などが口癖(バカっぽそう)、
マッチョという特徴から序盤〜中盤に倒せそうなイメージだが、
実際に戦える場所はラストダンジョンで、普通にゲームを進めると最後に倒す四天王である。
(メタルマックス2の自由度は高いため、進め方次第では2番目に倒すこともできる。)
いざ戦ってみるとノーヒントでゲームを進めてきた場合、レベル不足、対策不足のため
序盤で見せた圧倒的火力に押されて焼死体ができあがるのをただ見ているだけとなる。
なんとか攻撃をしのげても、防御力が高いためダメージがわずかしか通らない上、
市販のHP全回復アイテムを使ってくるため、正攻法では厳しい戦いとなる。
なんとか彼を倒せれば、ラスボス撃破まで難易度が大幅に下がるので、彼がラスボスという見方もできる。

あと、彼の圧倒的強さ、たとえ対炎バリアーを張られても炎攻撃ばかりしてくる漢らしさ、
モヒカン、タラコ唇、マッチョというすごい容姿、上記の特徴的な口癖から、
「テッド様」と呼んで崇拝する信者も少なくない。


●にんげんたいぷ【人間タイプ】
メタルマックス2及びメタルマックス2リローデットに登場するモンスター。
見た目は革ジャンとジーパンを着たいかつい男であるが正体は人型アンドロイド。
そのため自爆攻撃をかましてくることもある。
初登場のメタルマックス2では出現地域が狭く特に目立たないモンスターだったが
リメイクであるメタルマックス2リローデットでは野バス生息地域にも出現し
他のモンスターとのコンビネーションで印象に残る。

そのコンビネーションとは、
1.人間タイプの仲間呼びで出現したロボタクシーというモンスターから人間タイプが降りてくる
2.野バスが戦闘に乱入してくる
3.人間タイプが野バスに乗り込む
4.野バスがそのまま走り去り戦線離脱

…見事なタクシーからバスへの乗り換えであった。

☆使用例☆
ロボタクシーは_____を降ろした!
野バスが奇襲してきた!
_____は野バスに乗り込んだ!
野バスの突撃!
野バスはそのまま去っていった…。

☆関連語☆
野バス


●ばいあす・ぶらど【バイアス・ブラド】
亡きデータイースト発売のRPG「メタルマックス2」の最終ボス。
巨大なコンピュータータワーの姿をしているが元は人間で、
あらゆる科学技術に精通した高名な学者にして企業家、政治家であった。
しかし病により自分の死期が迫っていることを知るやそれを回避するための研究に没頭し、
自ら開発した第六世代コンピューターに記憶や神経系データをコピーし、病に蝕まれた肉体を捨て
コンピューターの体を手に入れることで死を免れた。
それだけでは飽き足らず私兵組織を結成して人間狩りを行い、究極の生物を
目指して生体実験を繰り返している。
自分が死ぬのが怖い、という理由で世界を混乱に陥れた珍しいラスボス。

なお、実際に戦闘するときはサイクロトロンによって毎ターン全快するという
反則技を使い、それを封印しても強力な全体攻撃を連発するため、それなりに手強いが、
直前にテッドブロイラーが壁ボスとして君臨しているせいか、影は薄い。


●ばずーかさーふぁー【バズーカサーファー】
メタルマックス2リローデットに登場する水上モンスター。
名前の通りサーフボードで波乗りをしながらバズーカ砲を構えているモンスターで
特にコレといって強いわけでもレアアイテムを持っているわけではない普通のモンスター。

このモンスターの真価は「無反動でもないバズーカをサーフボードの上で撃つ」という攻撃方法にある。
そう、攻撃と同時にその反動でズッコケ、綺麗な円を描きながら哀れ海に落っこちてしまうのだ。(扱いは逃走)
ただ一発のバズーカ攻撃に命をかけるその姿はモンスター図鑑モードでリピート再生可能なので
ちょっと落ち込んだ時にでも見れば元気になれるかもしれない。

ちなみに下位互換のゾンビサーファーもよく波に乗ろうとして小ジャンプ
→失敗してボードから転落する姿を目撃する。


●びいはぶ【ビイハブ】
「メタルマックス2」の登場人物。戦闘用の船「ネメシス号」を駆る海(正確には湖)の男。
元はただのサルベージ屋のオヤジだったが、
片脚をお尋ね者の怪物「U-シャーク」に食いちぎられたことで、そいつを追い回すようになる。
またその戦いの中で妻や息子、弟を次々と失ううちに、奴を殺すことのみに全てを捧げる復讐鬼と化した。
あまりに鬼気迫る様子に、元乗組員や戦友も彼を遠ざけるほどである。

U-シャークを倒すための船を持っている人物として主人公達と接触し、
一時的に操作不能NPCとして加わる。
この時は船も手に入るのだが一部の港と家のある孤島にしか上陸できない。
無事討伐イベントを完了させると、主人公一行に自分と似たものを感じたらしく
(このゲームの主人公は両親と育ての親を敵組織に殺されている)、
自らの船を譲ってくれ、自身は孤島で余生を過ごすことを決める。

イベントの前は「U-シャークを殺すのはこのワシよ!!」「八つ裂きにしてくれるわ」
などとかなり気勢をあげていたのだが、イベントの後はすっかり力を落としてしまい、
「さびしいよー」と言いながら妻の名をつぶやくようになっている。
これらのイベントは、ラスボスを倒すために避けて通れない数少ないイベントの一つであると同時に
MMシリーズでも指折りのシリアスな名エピソードとしてファンの間で知られている。

なお、これらの元ネタはメルヴィルの海洋小説「白鯨」であり、
ビイハブの名も小説の主人公「エイハブ」よりとられている
(エイハブ→Aハブ、ビイハブ→Bハブ。ちなみにビイハブの弟の名はシイハブ→Cハブ)
ついでに先述した元部下と戦友も小説にちなんだ名前を与えられている。

追記:彼は犬が嫌いなので、NPCの犬を連れていると一時的に港に置き去りにするはめになる。


●ひとでろん【ヒトデロン】
メタルマックス2及びそのリメイクである2Rに登場する賞金首モンスター。
名前からわかるようにヒトデのモンスターで
音波攻撃を主に使ってくるものの、他の水上賞金首に比べて
今ひとつパンチが弱く、出現率の低さも相まってマイナーな存在。

だったのはSFC版の話。
2Rではサブイベントの一つにこいつが絡む話があったり
音波攻撃がそれなりに強いため準備を怠ると攻撃が結構痛くなったため
存在感は結構増している。それでも弱いが。

そして2Rになっての一番の変更点、それは
ボスモンスターでありながら 何 度 で も エンカウントすることである。

ヒトデロンを倒した帰り道にヒトデロンに遭遇なんかはよくある話。
運が悪いと帰るまでに2〜3回戦うハメになることも。大量発生でもしているのか。

割と出現率が高く厄介に思えるが会いに行かないと絶対に行かない場所にしか出ない上、
賞金をもらった後倒せばもう一回賞金をもらえるため資金稼ぎに、
一応はボスなので経験値が高く経験値稼ぎに、
有用なボスドロップを大量入手に、ボスBGMが聞きたいから戦う、
といろんな使い方がある。

この仕様かバグかわからないヒトデロンに本スレ住人は
「実は倒しているのは触手で水中に本体がある」だの
「ボスBGMを全ボス討伐後も聞けるようにと制作側の粋なはからい」だの
「ヒトデだから倒したと思ったそばから再生している」だのと
いろいろ考えを巡らせているが答えは一向に出ない。

なにはともあれ「ボスモンスターは一体しかいない」というRPGの常識を
見事に砕いたモンスターだろう。

☆使用例☆
「お前経験値稼ぎどこでやった?」
「_____を倒しまくったよ」
「あーあの賞金首の・・・え?」

☆関連語☆
ボス 大量発生 乱獲


●まりりん【マリリン】
メタルマックス2に登場する踊り子。ある港町にある劇場で踊っているのだが、
実は主人公がアパートの部屋を買い与えることによって愛人モドキにすることができ、
さらに彼女にねだられるままに家具をプレゼントして自己満足に浸ることも出来る。
ぶっちゃけた話貢がせられているだけで、見返りはお礼の言葉やメールだけなのだが。
また「肌が冷たい」「虫が寄り付かない」といった評判や、ワンパターンな会話から
どこか違和感を感じさせてくる。

案の定その正体は人型ロボットで、ラスボスの機能低下のためのパスワードを記録されていることが後に明らかとなる。
その正体を知った後で彼女に話しかけても以前のようにインテリアをねだらず、
「わたしのこと・・・すき?」と言い続けるか、スイッチを切り替えて機械的にパスワードを暗唱するばかりとなる。
マリリンから会う度に物をねだられて辟易していた人も、散財して悦に入っていた人も一様に虚しくなること請け合い。

なお「メタルサーガ 鋼の季節」では名前の似ている賞金首が登場しており、
「愛について知りたい」と言いつつ男を誘惑する殺人ロボットとなっている。


●めたるまっくす2りろーでっと【メタルマックス2リローデット】
2011/12/08にDSで発売された、メタルマックス2(SFC)のリメイク作。

2から全体的な流れは大きな変更はないものの、システムは3をベースとしており、
豊富なサブイベント、そして結婚エンドのための嫁候補が追加されている。
さらに3で不評だった部分に修正を加えてあり、その評判はすこぶる良好。

前後日にモンスターソフトに挟まれたせいか、売り上げはさほど振っていないが、
シリーズファンからは最高の出来と言われるほど完成度は高い。

今作ではシリーズ初となる主人公の初期職業&性別を選択可能。
ただしハンター以外は、ヌッカの酒場で登録出来る仲間と同様の、いわば汎用グラフィックとなっている

性別も選択可能とあって、主人公を女で始めたら結婚相手が男になったり
する事もなく、結婚エンドの場合は例外なく同姓婚、さらに台詞回しも変わらないため、
近年まれに見る百合ゲーと化してしまった。


●れいじん【麗人】
メタルマックス2Rでキャラを作成する時に選べる性別(?)。
見た目とスキルは男性だが、装備制限は女性でレベルアップ時に男らしさが下降する。
男らしさが高いほど威力が上がる男性専用スキルとの相性が非常に悪いため、下位互換のネタ性別である。
はじめてのキャラメイク時に「男」「女」「オカマ」「麗人」の選択肢に唖然としてプレイヤーは多いはず。


●LOVEましん【LOVEマシン】
メタルマックス2に登場するアイテム。
「L、O、V、E」四種類のICチップを一つずつ組み合わせて作る機械。
チップは世界各地に散らばっており、また一種類ごとに三つのチップに分かれる。
湖の真ん中に浮かぶ「クラブ 愛のかけら」にいる二人組みの美人科学者に
ICチップを渡して登録してもらい、四種類のチップが最低一つずつ揃うと作ってもらえ、
あとでICチップの組み合わせを選び直してもらうこともできる。

単純に考えて3の4乗なので81種類もの組み合わせがあり、
笑い声が出るだけのどうでもいいものからHPが回復したり属性攻撃の防御力を上げるものまで様々。
特に属性バリアは対応する属性(火、冷気、電撃)のダメージをほぼシャットアウトする
強力な性能を秘めるため、火はテッドブロイラー戦、
電撃はラスボス第二形態戦の攻略難易度を大幅に下げる最重要アイテムである。

間違っても「LOVEマシーン」とは関係がないが、
「LOVEマシン」単体でgoogleしても前者が先頭に出てくるのが悲しいところである。



▼メタルマックス3

●おかま【オカマ】
メタルマックス3でキャラを作成する時に選べる性別(?)。
見た目とスキルは女性だが、装備制限は男性でレベルアップ時に男らしさが上昇する。
男らしさが低いほど威力が上がる女性専用スキルとの相性が非常に悪いため、下位互換のネタ性別である。
はじめてのキャラメイク時に「男」「女」「オカマ」の選択肢に思わず吹いたプレイヤーは多いはず。


●こーら【コーラ】
メタルマックス3に登場するキャラクター。
決して炭酸飲料ではない。

誰もが見とれる美貌の持ち主。
気が強くてわがままな、はねっかえりのお嬢様で
シエルタの町を支配するギンスキーの娘。(以上公式より)

本人の意思を無視した、いわゆる政略結婚で護送される際に
襲撃を受けたどさくさにまぎれて逃亡する・・・

性格もいかにもなお嬢様なキャラで、出会った主人公にほれ込んでからは
いろんな無茶振りを要求してくれる。
根は優しくて働き者で、逃亡中にお世話になった人のために
作業環境を改善しようとしてみたりもする(実作業は主人公に押し付けて・・・)。


●ジャガンナート【じゃがんなーと】
1)
メタルマックス3に登場する潜水艦で、本作におけるラストダンジョン。
文明を滅ぼした人工知能ノアに対しての人類側の切り札である。
実際には諸事情により使われなかったのだが、その装備は凄まじく、
強固な要塞をも一撃で打ち抜く大砲を持つ。
また、ノアのウイルスによる機会の乗っ取りを防ぐため
<双子の蓮>と呼ばれる一対のバイオチップを組み込まないと起動すらしない。
セキュリティもとても強固で、このゲームのラストにふさわしいボスラッシュをお見舞いしてくれる。
 
2)
メタルマックス3に登場する双子姉妹で、本作におけるテッドブロイラーポジション。
ラスボス手前のボスラッシュに出てくる中ボス。
外見は某ボカロっぽいゴスロリ双子姉妹で、下手すりゃラスボスより強い。
姉がジャガンちゃんで妹がナートちゃん。

で、何が強いってこの二人、まずやたら硬い。
姉のジャガンは人間サイズの癖に、平気で戦車の主砲やミサイルをはじいてくる。
で、妹のほうは妹のほうで姉妹のどっちかのHPが少なくなると何回もHPを 全 回 復 させてくる。

ラスボスのHPが6万ぐらいのゲームで3万以上の回復を何度もされちゃあ・・・
で、あげくに姉のジャガンが死んだら「お姉さま、生き返ってっ!」の一言でジャガンは 完 全 復 活 しかも三回も。
以上、しっかり対策しないとあっという間に攻撃手段が尽き、ジリ貧になって
「超電磁量子ビーーーーーームっ!」と焼き殺されてしまう。

 外見的にも強さ的にもとても印象に残るボスである。まあおかげで人気は上々だが

とはいえ戦車で戦えること、姉妹揃って炎属性が弱点であることなどから、
対策をしてなお強敵だった、テッドブロイラーほど凶悪な壁ボスではない。
少し前のダンジョンではおあつらえ向きに強力な炎属性の主砲が入手できるので、
それを使って遺伝子の欠片まで焼き尽くしてあげるといいだろう。

☆関連語☆
テッドブロイラー


●そいやうぉーかー【ソイヤウォーカー】
メタルマックス3に登場する・・・戦車?

バラバラになって各地に転がっている7つのパーツを
組み合わせて復元させると使用可能になる。

その姿はなんと  御 神 輿 (担ぎ人形付き)
     ソイヤ(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)ソイヤ

これまでもバスやはしご車など非戦闘車両を
戦車として登場させてきたシリーズが行き着いた
究極の珍戦車といえるだろう。

ネタ戦車と思われがちだが戦車改造はゲーム最多のバリエーションを誇り、
特に対ボス専用特化の改造を施せば実用に耐えるというより最強の戦車となりうる。


●だいこんでろが【ダイコンデロガ】
メタルマックス3に登場する賞金首の一匹。
荒れ果てた大地でも育つ作物を研究している研究所で、偶然誕生してしまったモンスター。
「一体どんな品種改良実験してたら↓みたいなバケモノが生まれるんだよ!!」というのは言ってはいけないお約束である。

深紅に輝く感覚器と半ばまで裂けた口を持つ大根の頭部に、
人間なんぞ、そのまま握りつぶせそうな膂力を秘めた腕を持つ大根の上半身、
そして、しっかりと地面を踏みしめる2対の足を生やした大根の下半身を備えた、恐るべき大根の怪物である。

戦闘自体は戦車をから降りて生身で戦う人間戦なのと、回復を多用する点くらいしか特筆する点は無いが、
攻撃力はかなり高く、到達直後のレベルではナースやメカニックは即死するレベルの通常攻撃を繰り出して来るので注意が必要である。

この通常攻撃の戦闘アニメが、妙にリズミカルな三段パンチだったり、
通常ポーズでノリノリなシェイクダンスしてたりと、妙にファンキーな大根であるのだが、
地味に関連イベント中での描写がエグかったりと、妙なアンバランスさで印象に残るモンスターである。

なお倒した後に小さいダイコンデロガが現れて、それが成長してダイコンデロガ2になり、
それを倒した後にまた小さいダイコンデロガが…… と、まるでB級ホラー映画のような展開も見せる。


「大きな虹の下で奴は人を喰っていたよ。その白い身体を真っ赤に染めてね」


●どらむかん【ドラムカン】
メタルマックス3の主人公。
死んで川を流されていたところをドクターミンチによって蘇生された。
過去の記憶を失っており、それを探るのがこのゲームの主目的となる。

性能はハンター(戦車戦を得意とする職業)に近いが、
「RPG史上最強のレベル1」と銘打たれており、やたら強い。
汎用キャラがレベル1でHP100、能力10前後なのに対し、ドラムカンだけはHP1000、能力50。まさに桁違いである。
成長率自体は普通なのでレベルが上がるにつれて飛びぬけた強さではなくなるのだが。

なお、ドラムカンという名前は咄嗟に名乗った仮の名前であり、
イベントを経て本当の名前(プレイヤーが入力した名前)が判明するまではこの名前で行動することになる。
メタルマックスといえばドラム缶押しというネタがあるがまさか自分がドラム缶になるとは誰も思っていなかっただろう。
本当の名前が判明しても選択肢次第でドラムカンを名乗り続けることも可能であるため、
妙に愛着がわいてしまい、ドラムカンのままクリアするプレイヤーも少なくない。


●ばーすとせいばー【バーストセイバー】
メタルマックス3にする3連射が可能な大砲装備。
トランスゴンという敵がセイバーヘーゲンという形に変身した状態で倒すと稀にドロップする。
最高クラスの攻撃力を持つ上に複数回攻撃するので大砲ながらも迎撃に強い。

しかし問題なのはその入手難易度の高さである。
まずトランスゴンが出現率5%、出現してもセイバーヘーゲンに変身する確率が低く(10%未満?)
運良くセイバーヘーゲンに変身してもドロップする確率は0.5%である。
これだけでも厳しいのだがメタルマックス3では装備ごとに☆0〜☆3の4段階でレアリティというものが設定されていて
そのレアリティによって性能が変化する。(基本的に店売り品は☆0、ドロップ品は☆3が伸びしろが大きくて好ましい)
バーストセイバーの最高品質を狙うなら☆3となる。

他に3連射が可能な大砲は土星バーストというものが存在する。
こちらは賞金首「土星クラゲ」のドロップ品となっており土星バースト☆2でバーストセイバー☆3と同等の性能を持つ逸品である。
レアリティが基本☆2な上にドロップ率がセイバーよりは高めに設定されている(それでも約2%)ので単純に3連砲を狙うならこちらの方が早いが
賞金首に挑めるのは1週一度までなので戦って落とさなければリセットするしかない。複数欲しければ周回は必須。
また土星クラゲ自身がMM3でクリア後に戦える賞金首の一匹なのでナメてかかるとボコボコにされる。

この二つの大砲はそんな手に入れにくさも相まってハンター垂涎の品となっており狙うものが後を絶たない。
入手するにも「土星バーストの方がドロップしやすいよ派」「バーストセイバーの方が副産物も出るよ派」に分かれるが
どちらにしても茨の道を行かなければならないだろう。


●めたるまっくす3【メタルマックス3】
2010年7/29に発売されたメタルマックス(通称MM)の正式ナンバリングタイトル。
ハードはDS。
メタルサーガ鋼の季節で不評だったフルタッチオペレーションは
今度は逆に一切不可に。

主人公はゲームスタート時に既に死亡していて、
Dr.ミンチによる蘇生により復活したものの記憶を失っており、
そこから記憶を取り戻すために世界を廻って行く・・・というストーリー。

相変わらずバグや不具合、設定ミスの類ががそれなりにあるが、
裏技的利用可能なモノも多く、
訓練されたMMファンからは難易度の自主調整として
特に騒ぎ立てるほどのものではない模様。


☆関連項目☆
ソイヤウォーカー コーラ


●らすてぃめいでんのれいぞうこ【ラスティメイデンの冷蔵庫】
メタルマックス3に登場する街、ラスティメイデンにある冷蔵庫のこと。

ラスティメイデンはハッピー教団という宗教団体が支配している街で、
教団に入信してイベントをこなしていくことで、進入可能な場所が増えていく。
問題の冷蔵庫があるのは、最後に入れるようになる教主サブロミオの部屋である。

冷蔵庫は多くの街やダンジョンに配置されており、調べるとアイテムを入手できることもある。
そのため大抵のプレイヤーは、そこの冷蔵庫も特に何も考えずに調べることになるのだが……。

「なんと、人間が冷凍されている」

表示されるのは文字だけで、別に冷凍された死体の画像が出たりするという訳ではない。
しかし何の前フリもなく、何気なく冷蔵庫を開けたところでいきなり現れるこのメッセージのインパクトは半端ではない。
一部プレイヤーの心にトラウマを刻み込んだ恐怖の冷蔵庫なのであった。

ちなみに冷凍死体の正体は「本物の」サブロミオ。
現在のサブロミオは偽者だったという話である。



▼メタルサーガ 砂塵の鎖


●あらんさんがころんだ【アランさんが転んだ】
メタルサーガ砂塵の鎖の中のミニゲームの1つ。
大富豪ハンター・アラン=ベルディア氏の屋敷のメイドに話しかけるとプレイできる。
そのメイドいわく「ダルマさんが転んだに似てる遊び」とのこと。
オニ(アラン氏)が待ち構えているゴールにトップでゴールしたものが勝ち、というルールで
確かに似てはいる。

アラン氏がティーガーに乗って主砲をこちらに向けていることを除けば。

このゲーム、オニがこちらを向いているときに動いてもアウトにはならない。
その代わり、動いた者は砲撃で吹っ飛ばされ大きく後退してしまうのだ。
金持ちの道楽というレベルを超越した外道なミニゲームである。


●あるふぁ【アルファ】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場する仲間キャラ
大破壊前に製造された戦闘用アンドロイドで、正式名称はアルファX02D
地上戦艦ティアマットの中にスリープ状態で放置されており
起動させると主人公をマスターとして認識、仲間となる。

見た目はポニーテールの女の子だが、戦闘能力はかなり高く
ミサイルや機銃、パイルバンカーなどの内蔵兵器も多数かつ全てノーコストで使用できる。
武器防具を一切装備できないのだが、問題にならない程度に攻撃力・守備力があり
その特性から他のキャラより桁外れな行動速度を誇る。
(このゲームには装備品に「重さ」の隠しパラメーターがあり、重さが少ないほど行動順が早くかつ多くなる)
しかしながらLVが一切上がらず、宿でのHP回復ができない。

そんな彼女だが、戦闘不能数が一定数を超えると機能停止となり、2度と復活できなくなるが
彼女のメモリーチップを戦車のパーツに改造し、最強のCユニット(コントロールユニット)にすることができる。


●おおきなめだる【おおきなメダル】

メタルサーガ〜砂塵の鎖〜に登場するアイテム
各地の街やダンジョンに隠されている。
名前からわかるとうり、
ドラクエの「小さなメダル」のパロアイテム。
集めている人物がいるが、
そいつに渡しても何も無い。
はっきりいって邪魔な代物。


●かーる=べるでぃあ【カール=ベルディア】
メタルサーガ砂塵の鎖の登場人物。
ローズ=ベルディアの弟で、専属のメカニックでもある。
幼い外見とは裏腹にメカニックとしての腕はかなりのものらしい。
愛車はパンターG型「La fete des fleurs」
彼にも戦車についてコメントが聞けるが、姉とは違い機構に関するものが多い。

街でも有名な美少年であり、関連するイベントも
ローズの冗談を真に受けた主人公に男かどうか直に確かめられそうになったり
女と間違えられてナンパされたりと
少々狙いすぎ感が漂うショタっ子である。

彼にも衣装含むインテリアを送ることができる。
ちなみにインテリアの衣装は女物しかないのだが、彼は恥ずかしがりつつも着てくれる。
チャイナドレスやバニーガール衣装、果てはウェディングドレスまで着てくれるのである。
メイド服に身を包んだカール君が「は・・・はずかしいです・・・」とうつむき頬を染める姿を見て
新たな世界に目覚めてしまったプレイヤーも結構いるとかいないとか


●きゃのんだっしゅ【キャノンダッシュ】
メタルサーガ砂塵の鎖の攻略法の1つ。
内容はゲーム開始から脇目も振らず最後の町「キャノンエッジ」まで行き
町の中と町周辺のフィールドに落ちている装備を手に入れるといたってシンプル。
LVも上げず装備も整えず最後の町までというあたり、一見至難の業と思えるかもしれないが
本作では
「通常エンカウントのモンスターからは100%逃げられる」
「戦車の装甲タイルが0ならばほぼ全てのモンスターより先に行動できる」
「メタルマックス1のビッグキャノンや2のスカンクスのような壁ボスが存在しない」
という点から、苦もなく行える。

ただこれをやってしまうとその後の戦闘がほぼ全て作業となってしまうため初プレイではオススメできない。
(このゲームでは装備の依存度が強く、キャノンエッジの装備があれば賞金首の2/3はノーダメージで倒せる上
慣れたプレイヤーならゲーム開始から3時間ほどでラスボスを倒せる)

☆関連語☆
場違いエリア


●きりや【キリヤ】
MS1に登場する仲間の1人で職業はメカニック。
主人公の家と家族ぐるみのつきあいがある家の長男。
主人公の兄貴分で長身痩躯のイケメン。天才的な才能を持つという一見完璧超人だが
それゆえ平凡な日常に退屈しており、家業の手伝いもせずブラブラしているニート君。

作中では彼と彼の妹のミカのどちらかを仲間として連れて行くことができるのだが、
・キリヤは特技「修理LV1」を使えない(ミカは最初から覚えてる)
・ステータス的にほとんど差がない
・装備面でもミカが上(ミカは終盤に便利な「電撃警棒」と最強防具「メイド服」の装備が可能)
・地理的な要因(ミカがいるのは1階のガレージだがキリヤは2階の自室。大抵は先にミカと顔を合わせる)
・女の子の方が・・・・
などの点からミカを仲間にする人が多く、人によっては話しかけることなく進めることもある。

そのせいか、ファミ通に掲載された4コマや予約特典の冊子「よりぬきメタルさん」、
公式ページの壁紙(ttp://www.success-corp.co.jp/software/ps2/metalsaga/best/dl/one_1280.jpg)
でも悲惨な扱いを受けており、3枚目キャラとして定着している。
2枚目キャラが公式でヘタレ扱いされるのは案外珍しい気がする。


●きんにくせいきょう【筋肉聖教】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場する宗教団体
「この世は荒野だ。荒野を生き抜くためには、人は等しく身体を鍛えるのがよろしい。
健全に鍛えられた身体には、健全な精神が宿る。
よって、世界人類の皆が等しく身体を鍛えれば、この世は荒野ではなく、平和で明るい世界になる」
という教義の元、西側地域を中心に活動している。

信者は全員ムキムキのマッチョで、男ならビキニパンツ一丁、女はビキニのみという格好が義務付けられている。
(高位信者になると男は兜を被り、女は蝶々マスクを付ける)
ちなみに特定の信者に話しかけるとミニゲーム「筋肉体操」が遊べる。

マッチョであることを除けば至極マトモに見える宗教だが、実は見学に訪れた人を洗脳と肉体改造で強制的に信者にしており
そのため教祖のセント・マッスルには賞金がかけられている。


●しるばーぱわーず【シルバーパワーズ】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場する賞金首コンビ
元ソルジャーの女「ソーニャ」とその夫「ボリス」の2人。
老人だけの犯罪集団「悪達者苦羅武(おたっしゃくらぶ)」のリーダーで
かつて老人ホームだった建物「シルバーホーム」を根城に活動している。

手配書の写真ではソーニャはキツそうな感じの美女で、ボリスはワルっぽい雰囲気のイイ男なのだが
いざ会ってみると、ソーニャはガチムチのピンクアフロのババァで
ボリスに至っては点滴+車椅子で棺桶に両足突っ込んでそうなヨボヨボのジジィ。
時の流れの無常さを感じさせる賞金首である。


●すとーむどらごん【ストームドラゴン】
メタルサーガ 砂塵の鎖に登場する賞金首モンスター。
ラストダンジョン付近に発生している「嵐のカーテン」と呼称される砂嵐を巻き起こしている機械竜。
きわめて威力の高い攻撃を連発してくる高い攻撃能力と、
高高度状態を維持しているため、こちらの攻撃も当てにくい防御特性を持つ。
特技などで地上に降ろすことも可能だが、それに対応してステルス状態になったりシェルター状態になったりする強敵。
作中ではトップクラスの賞金額であり、それに見合うだけの実力をもった賞金首。正直な話、シナリオラスボスより強い。
初代メタルマックスでは「竜退治はもう飽きた!」とCMで言っていたが、戦車でドラゴンを狩るのもまた一興というもの。

補足説明:
高高度状態、ステルス状態、シェルター状態は作中バトルシステム内で採用されている状態変化のことで
いずれも通常攻撃に対して強い耐性を持つ。
まともなダメージを通すには状態に対応する効果を持った武器を使用するか、
対応専用弾を撃ちこむか、状態変化を無効化するかなどの選択肢がある。


●そろもんはかせ【ソロモン博士】
メタルサーガ砂塵の鎖の登場人物
主人公の家の裏に住んでいるモンスター学者で、主人公にモンスターの画像データの収集を依頼してくる。
外見は白衣に小さめの眼鏡にヒゲとテンプレ的科学者な風貌をしている。

ただ一つ、彼の体躯を除いて。

この博士、「デカアァァァァいッ!説明不要!」ってくらいにデカい。
猫背気味で椅子に座った状態でも主人公より頭3つ分位デカい。恐らく身長3mは余裕で超えていると思われる。正に説明不要の大巨人である。

実はこの博士、元ハンターで
幼少のころからハンターを志し、過酷な修練の果てに見事なマッスルボディを手に入れたものの
あまりにデカくなりすぎたために戦車に乗ることが出来なくなったという凄いんだかアホなんだかよくわからん逸話を持つ。
だが彼は諦めず、故郷のジャンク山から集めた鉄クズで自らを纏う鎧を作り、それに戦車用の装甲タイルを貼り付け戦い
その強さから「鋼鉄の巨人」「魔人ソロモン」の異名を持つ現役の賞金首でもビビる“生きた伝説”となる。

現在は「ベンチプレスで200kgが限界」という理由になってない理由で引退、若い頃の経験を生かしてモンスターの研究に勤しんでいる。

モンスターのデータを一定数集めるごとにお礼として現役時代に使っていた武具を貰えるのだが
サイズが規格外なため両足が入りそうなブーツに頭に被れそうな小手、人一人入れそうな兜などどれも装備としては使えない物ばかりである。


●だいだらぼっち【ダイダラボッチ】
RPGメタルサーガ砂塵の鎖の中盤に登場する賞金首モンスター。
大きすぎて画面には足しか出てこない、お茶目さん。
あまり攻撃してこないので倒しやすいが、HPが高いのでやや時間がかかる。
もしかしたら戦車砲の砲撃が当たっていることにも気がついていないのかもしれない。
なごみ系ボス(?)キャラ。

☆関連語☆
民話 巨人族 聖マッスル


●てぃあまっと【ティアマット(メタルサーガ)】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場する地上戦艦にして賞金首、及び同名のダンジョン。
ストーリー中盤に差し掛かったあたりで情報を入手できる賞金首なのだが、
全賞金首中2位の200000Gという賞金からも推測できる通りラスボスをも凌ぐ強さを持つ強敵。
情報を入手した時点で戦闘になろうものなら一瞬でDrミンチのお世話である。
強力な戦車を入手し主人公達のレベルも十分に上がってようやく対抗できるようになるが、それでも苦戦は免れない。
撃破するとその場に停止し内部に進入できるようになるのだが、今度は主砲や機銃などの火砲群が襲い掛かってくる。
火砲群を撃破するとようやく内部の探索が可能になるのだが、アイテムの類は一切入手できない。
ただ戦闘用アンドロイドのアルファがスリープ状態になっており、起動させることで仲間に加えることができる。

しかしこのダンジョンを語るうえで欠かせないのは艦橋に設置されている自爆装置。
パスワードを入力すると自爆装置が作動、バッドエンドとなってしまう。
このようにちょっとしたことでエンディングを迎えるのはメタルシリーズでは珍しくもないのだが、問題はその内容。
なんとティアマットが爆発するどころか 地 球 が 消 滅 し て し ま う という内容なのだ。
艦内で発見できるメモには「アルファを人型にする理由が理解できない」ということが書かれているが、
恐らくは機密漏洩防止用である自爆装置に
地球を消滅させるほどの破壊力を持たせるほうが理解できないのではないだろうか。


●はがねのうでいべんと【鋼の腕イベント】
メタルサーガ砂塵の鎖の終盤のイベントの一つ。必須イベントではないので回避も可能。
内容は主人公がレッドフォックスに「ついうっかり」右腕をブッタ斬られてしまい、
サイバーウェアという技術で作られた機械式の義手を装着することになるというもの。
イベントが終了すると称号「鋼の腕」を取得できる。

一見するといわゆる主人公離脱イベントのように思えるが、
負傷した状態でも普通に行動が可能で、傷を家族や知人に見せびらかすこともできるのがこのイベントの特徴。
傷を見せられた仲間や知人は大抵は憔悴し、妹に至ってはその場で気を失ってしまうことから
本当に義手を付けなければならないほどの重症だということが分かるのだが、
その状態でも主人公が戦闘に参加できなくなったり能力が低下するなどといったことは 一 切 無 い。
金属バットを持って賞金首に殴りかかろうが、ミニゲームに参加して戦車の砲撃を食らおうが何をやっても平気なのだ。
とんでもない生命力の主人公である。


●ぶっく=ふぉれすと【ブック=フォレスト】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場するキャラクターで
シリーズ中最弱かつ最安値の賞金、そして唯一生け捕りとなった賞金首。

自称「戦車探索請負人」のイヤミそっくりなうさんくさい男であるが
実は人から探索資金を受け取り、そのままドロンという幼稚な手口の詐欺師。
こんな手でも引っかかる奴が一応いたらしく、賞金首として指名手配されている。

彼自体は戦闘能力もロクにないただの人間で、速攻で捕まってもよさそうなものなのだが
常に偽名を使っていたことと450Gという賞金のしょっぱさ、
そして手配書の似顔絵が別人としか言いようのないくらい似てなかったから捕まっていなかった。
しかし戦車好きが集う町「キャタピラ要塞」の長老が捕まらないことに業を煮やし、
自らの愛車「マウス」を賞品として出すことを決定。その後主人公一行に追い詰められ御用となる。

なお余談だが、「ブック=フォレスト」の名前は
かつてメタルマックスで投資詐欺を行った人物「モリモトナオキ」が由来だと言われている。
(ブック=本 フォレスト=森 並べ替えて森本=モリモト)


●ぺいんとや【ペイント屋】
MS砂塵の鎖に登場する店で、文字通り戦車のペイントができる。
単に色を変えるだけでなく、その気になれば痛車ならぬ痛戦車にすることも可能。
メルカバを赤く塗ってレッドウルフ風にしたり野バスを御当地仕様にするハンターも多いとか。

☆関連語☆
戦車(メタルマックス)


●まうす【マウス】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場する戦車。
名前とは裏腹に飾りっ気皆無の無骨な大型戦車。
副砲2門・主砲3門・SE2門の計7つとシリーズ中最大の兵器装備数を誇るが
車両自体の重量も重く、あれもこれもと装備させると最強のエンジンでも自走不可能となる。
そのため運用する際には長所である主砲3連に特化し、他の武装は切り捨てるのがベター。
ゆえに「汎用性」という言葉と最もかけ離れた大艦巨砲主義の戦車。

なおこの戦車は現実にも存在し、実物のマウスは第2次大戦末期にドイツで試作された超重戦車で
全長10.09m、最大装甲厚240mm、12.8cm砲と7.5cm砲を装備した総重量188tの冗談みたいな戦車である。
2台試作されたものの結局量産はされず、最後は2台とも機密保持のため自軍の手で爆破処理され
現在はロシアのクビンカ戦車博物館に2台の部品を元に復元された車両が展示されている。


●めいどふく【メイド服】
METAL SAGA〜砂塵の鎖〜に登場した女性専用防具。
なんと、ゲーム中に出てくる体防具の中では最強の性能を誇る。
戦車に乗って荒廃した近未来世界を旅するという世界観で、
メイド服に身を包んで戦う姿はある意味シュール。


●れっどふぉっくす【レッドフォックス】
メタルサーガ砂塵の鎖に登場するキャラクター
戦車に乗らずに活動している女ハンターで、「赤い悪魔」の異名を持つ。
生身で戦車を破壊するその戦いぶりから「タンクバスター」とも呼ばれている。

実は彼女は全身をサイボーグ化しており、常人を遥かに越えたパワーとスピードを持ち
背中に背負った巨大な剣「超高速振動剣」と身の丈ほどもある対戦車ライフル「Pzb39・改」を片手で軽々と操る。

最初の町の酒場で主人公と出会い、主人公にハンターの心得を教えてくれる。
最初は親切なお姉さんと思うだろうが、その後のイベントでは
賞金首との戦いに横槍を入れたり、主人公の腕を「ついうっかり」叩き斬ったりとアレな言動が目立つ。

その後、全ての賞金首を倒した主人公の前に最強の賞金首として現われ、戦うことになる。

初代メタルマックスのキャラクター「レッドウルフ」の後継的なキャラだが、
レッドウルフは「愛に生き、愛のために死んだ男」であるのに対し
レッドフォックスは「ただ強い奴と戦いたいだけのバトルジャンキー」というイメージが強く、
過去作品のファンから「電波女」「うどん女」と揶揄されたりと評判はあまりよろしくない。


●ろーず=べるでぃあ【ローズ=ベルディア】
メタルサーガ砂塵の鎖の登場人物。
「世界で最も成功したハンター」と称される大富豪アラン=ベルディアの娘であり
彼女もまたハンターである。
ハンターではあるが、賞金首を狩るのが主目的ではなく戦車を集める事が目的であり
弟のカールと執事のセバスチャンの3人パーティーで各地を回っている。
ハンターとしての腕は確かで、ルックススタイル性格全てが○な完璧お嬢様。
彼女の戦車への情熱は強く、特にティーガーがお気に入りで
愛車はケーニヒスティーガー「La vie en rose」
ベルディアの屋敷で彼女と話すと、主人公及び彼女が所持している戦車についてコメントが聞けるが
彼女の場合外見に関したコメントが多い。

主人公一行と模擬戦を行ったり、戦車の競売で競り合ったりと主人公のライバル的存在であるが
お互いの実力を認め合ういい意味での好敵手といった感じである。

当然彼女宛にインテリアを送れるし、主人公の実家の町でデートしたりするイベントがあったりするのだが
なぜか彼女との結婚EDはない。



▼メタルサーガ 鋼の季節


●ぐらまーすたーりん【グラマースターリン】
メタルサーガ鋼の季節に登場する戦車型賞金首モンスターの一体。
攻撃力の高い強敵だがなんとか倒すと、なんとこいつを乗り回すことができる。
モンスターに乗るのは鋼の季節が初めてであり、悪評の多い鋼の季節の数少ない良いところの1つである。
この戦車が手に入るのはゲーム後半なだけあって、他の戦車とは一線を画する強度と火力を持っている。
しかし、戦車の本体を5回改造するとフリーズしてしまうという、致命的な欠陥がある。
やたらとフリーズが多い今作品で、最もひっかかりやすく、最も悪質なトラップである。


●めたる-さーが-はがね-の-きせつ【METAL SAGA 鋼の季節】
2006年6月15日にサクセスよりニンテンドーDS用ソフトとして発売されたシリーズ最新作。
タッチペンオンリーで十字キーやボタンによる操作を排除(何故か一部操作できる部分もある)したり、
従来は人間が一人1台使用できた戦車がパーティで1台となっているなど従来のシステムを一新した意欲的な作品である。
また前作である「METAL SAGA 砂塵の鎖」は元々の製作者である宮岡寛氏は関わっておらず最終的なチェックのみであったが、
今回の鋼の季節では最初から宮岡氏が携わっておりファンの期待はいやがおうにも高まった。

しかし実際に発売されたソフトは、ただ単に全ての操作をタッチペンに置き換えただけ
(特化されていないため一つの行動を行うのに何度も画面をタッチしなくてはいけない)で非常に操作性が悪い、
移動速度が遅い、DSのスピーカでは音が悪すぎる(ヘッドフォンや外付けのスピーカーで解決できる)などの不満点が続出した。
そして何よりも酷いのはバグや誤字脱字の多さである。
閉まっている扉にめり込む(通り抜けることはできない)といった気にはなるがあまり問題のないレベルから、
特定の街で特定の戦車を5段階目まで改造させようとすると項目をタッチした瞬間フリーズする
(その街でしか改造できないのでその戦車を最高改造することができない)、
特定の壊れたパーツを特技で直そうとするとフリーズする、戦闘中パーツが破壊されると突然フリーズするなど、
ゲームそのものが崩壊しかねないバグまで多数存在している。
また現在進行形でバグが発見され続けているため、致命的な作り込みの甘さが指摘されている。

前述の操作性の悪さなどと相まってスレにおいては、
「テストプレイをしていないのではないか?」「納期の関係で未完成のまま発売したのでは?」など憶測が飛び交っている。
多数の人がバグについて問い合わせや報告などを行っているが現在(6月20日)の段階では公式に何のアナウンスもない状態である。
バグや操作性の問題さえなければゲームとして十分面白いだけに、修正版との交換といったサポートが待たれている。

戻る