クロノシリーズ
▼クロノシリーズ
▼クロノトリガー
【アークインパルス(クロノトリガー)】
【悪インパルス】
【カエル(クロノトリガー)】
【クロウリーさま】
【クロノトリガー】
【クロノトリガー・リザレクション】
【ゴンザレス】
【死の山】
【邪影闘気殺炎】
【ソイソー】
【ダルトン】
【天からふりそそぐものが世界をほろぼす】
【時の回廊】
【にじ】
【ヌゥ】
【ビネガー】
【マール】
【魔王(クロノトリガー)】
【マヨネー】
【ラヴォス】
【ララ】
【ルッカ】
▼クロノクロス
【運命の書】
【クロノクロス】
【試作時間変速機】
【ダリオ】
【フェイト】
【ミゲル】
▼クロノトリガー
●あーくいんぱるす【アークインパルス(クロノトリガー)】
クロノトリガーに登場する連携技。参加メンバーはクロノ、カエル、マール。
クロノがカエルを踏み台にするというある意味インパクトが強い技。
ちなみに敵側の三魔騎士はパチモノの悪インパルスという技を使ってくる。
●あく-いんぱるす【悪インパルス】
クロノトリガーに登場する連携技。
味方サイドの連携技「アークインパルス」をもじったものである。
三魔族であるグレートビネガー、スーパーソイソー、スーパーマヨネーの三人連携技である。
三人そろった上でスーパーマヨネーに対して攻撃を仕掛けると反撃として使ってくる。
スーパーソイソーがジャンプしてグレートビネガーを踏み台にし、
スーパーマヨネーの投げキッスを剣にまとって斬りつける技である。
アークインパルスが水属性のため対抗してなのか火属性である。
威力は結構あるのでくらった後はしっかり回復しておきたいところ。
●かえる【カエル(クロノトリガー)】
クロノトリガーに登場する剣士。
最大の特徴は動物のカエルそっくりの顔。
舌をのばして敵を捕まえたり、なめ回して味方を回復するなど戦い方もカエルらしい。
しかしそれに似合わない硬派な口調や魔王との間にある確執など、
実はファンタジーの王道を行く熱い男。そのためか熱狂的ファンも多い。
彼のテーマソングもまた人気が高い。
戦力としては火力不足な面もあるが、高い素早さに全体回復と大変使いやすい。
いわゆる万能タイプで何気に主人公より安定していたりする。
余談だが最強武器がイベントアイテムでもあるため、強くてニューゲームで引き継げない。
優遇されているのかいないのか。
追記:鳥山明氏によるイラストでは超リアルなカエル顔なのだが
ゲームでは適度にデフォルメされてかわいく思えてしまう。
☆関連語☆
赤魔導士 魔王(クロノトリガー)
●クロウリーさま【クロウリーさま】
クロノトリガーに登場するボス。「クロウリー」ではなく「クロウリーさま」が本名?である。
未来世界の下水道に棲みついたミュータントの類と思われ、人語を解し、芋虫のような姿をしている。
戦う前は「コナゴナしてやるからな!ギャハハハハ!」と高笑いするも、
いざ戦闘となると部下に逃げられるというかませ犬っぷりを披露し、
佳境に入りつつあるストーリーの、あるいは荒廃した未来世界の重苦しさを和ませてくれる。
戦闘では「コナゴナしてやる」との迷台詞と共にHPを1にする攻撃をしてくるが、単体敵なので脅威ではない。
更にはボス戦BGMではなく、通常戦闘のBGMしか流してもらえない。
さらには、普通に進めた場合のこいつと戦う適正レベルのときには戦わずに素通りすることも可能。
どの道あとで戦うことになるのだが、レベルが倍以上になったパーティによって秒殺される。
どこまでも情けないキャラだが、死ぬときだけはボスらしく爆発してくれる。
ちなみに攻略本では、監修の坂口博信氏に
「変なキャラですね。FFなら完全にボツですねこんなキャラは」とまで言われている。
同時期のFFにもギルガメッシュやオルトロスといったギャグ担当ボスがいたような気がするが・・・
余談だがスタッフにとっても印象深いキャラだったらしくEDのスタッフルームで登場する。
当然、戦闘になるのだがそこで負けると・・・・ふつーにゲームオーバーになる。
もちろんわざとやらないと負けることなんてないのだが、その分すっごく馬鹿にされた気分になり余計に悔しい。
☆関連語☆
ギャグキャラ
●くろの-とりがー【クロノトリガー】
95年にSFCにて発売されたRPG。
まったくの偶然から時間旅行の能力を手に入れてしまった主人公のクロノたち。
その結果、彼らは遠い未来の世界が謎の鉱物生命体「ラヴォス」によって滅ぼされる運命にあることを知ってしまう。
彼らは「未来」を救うために、時間旅行の能力を駆使して、
原始・古代・中世・現代・未来とあらゆる時代を巡り、運命を変えようとする。
DQの堀井雄治・FFの坂口博信・人気漫画家の鳥山明ら超豪華メンバー、
「ドリームプロジェクト」によって製作されたことが話題となり、
210万本の大ヒット作となる。
2人以上の戦闘メンバーで繰り出す「連携技」や、全13通りのマルチエンディング、個性的な6人のパーティメンバーや
単純でありながらも人を引き込むシナリオなどが受け、ゲーム好きからの評価は高い。
99年にはPS移植版が発売。TVアニメ「ドラゴンボール」スタッフによって製作されたアニメーションムービーが追加。
しかしロード時間の長さや正規エンディングの若干の追加変更などから、SFC版の方が好き、という人もいる。
99年にPSで正式な続編、「クロノクロス」が発売されている。
2008年にはDSに移植され、追加ダンジョンや追加EDが存在。
追加ダンジョンでは、全てのキャラにより強力な性能を誇る装備品が追加された。
具体例を挙げると、
・クロノ専用。最強の攻撃力+クリティカル率90%(!)の「夢幻」
・ロボ専用。クリティカル時に9999ダメージの「ゼロクライシス」
・ルッカ専用。MPの下1ケタでダメージが変化する「魔銃」
・男性専用。ステータス異常全防止+ダメージ25%UPの「マスタークラウン」
などがある。
(ちなみにカエルの場合、ディノブレードというアイテムが追加されたが、
それでも最強剣のグランドリオン以下の攻撃力。
スタッフはカエルに恨みでもあるのかと思わずにはいられない)
そして追加EDだが、これはクロノクロスへとつながるEDとなっている。
最強ボス「夢喰い」と戦うのだが、このシーンはクロノクロスの最終決戦に近いシチュエーションとなっている。
しかし、クロノクロスに否定的なファンからは、このEDは受けがよくないようだ。
☆関連語☆
クロノ・クロス
●くろの-とりがー-りざれくしょん【クロノトリガー・リザレクション】
アメリカの熱狂的なクロノトリガー信者Nathan Lazur(OpCoder)氏によって作られようとした
クロノトリガーの3Dリメイク作品。
趣味による個人製作でありながら、公開されたデモムービーの完成度は非常に高く
クロノトリガーファンの間で一時期大きな話題を呼んだ。
しかし開発の段階で本家スクウェアから警告が来て、残念ながらこの計画は中止になってしまった。
●ごんざれす【ゴンザレス】
クロノトリガーにおいておそらく大半のプレイヤーが最初にバトルする相手がこいつである。
ルッカによって作られた、ずんぐりとコミカルな形をした二足歩行ロボット。
ガルディア千年祭会場の一角で、祭りで遊ぶために使えるポイントを
お客さんに与える出し物の一つとして働いている。
「お〜れはゴンザレス♪お〜れは強い♪お〜れに勝ったら15ポイント♪」という説明の歌を、
「ゴンザレスのお歌」という単純なだけに耳に残りやすいBGMとともに歌ってくれる。
そんなに強くないので、経験値やシルバーポイント稼ぎのためにしつこく何回も倒した人も多かったはず。
ちなみに続編のクロノクロスでも登場するが、悲しい最期を迎えてしまう。
●しのやま【死の山】
クロノトリガー後半に登場するダンジョンで、寂れた雪山のような場所である。
入り口付近で吹雪が吹き荒れているので入ろうとすると吹き飛ばされてしまう。
そのため「風が吹いている時は樹に隠れ、止んだ時に少しずつ進む」という
RPGとしては結構シビアな操作が求められる。
中には上手くいかずに苦労したプレイヤーもいるだろう。
一応スルーすることは可能だが、某人物の蘇生に必要不可欠なので重要性はきわめて高い。
……が、本当の悲劇はこれからだった。
後に完全タッチパネル操作のiPhone版クロノトリガーがリリースされたのだが
死の山の難易度はそのままに細かい位置調整に不向きなタッチ操作を導入したため
吹雪に門前払いされるプレイヤーが続出、本当にプレイヤー死にまくりの死の山になってしまった。
なお現在では有志によって攻略法が確立されているので諦めてはいけない。
●じゃえいとうきさつえん【邪影闘気殺炎】
クロノトリガーのラヴォス内部の必殺技。
邪気、影殺、闘炎という3つの攻撃の後に行われる。
この3つの技は文字、空白が微妙にずれているのだが、
上手く 邪影闘気殺炎 となるようにわざとずらされているのである。
今の時代では中二病扱いされてしまうのだろうか。
●そいそー【ソイソー】
クロノトリガーに登場する魔王の部下の剣士。
名前の由来はソイソース(醤油)。
他の二名と比べると圧倒的に真面目な武人なので、少々影が薄い。
何故この三人だけ鳥山明テイストのネーミングなのかは不明。
ちなみに彼ら三人が揃っている時は、悪インパルスという連携技をやってくる。
●だるとん【ダルトン】
クロノトリガーの登場人物。古代魔法王国の女王ジールの側近。
ラヴォスを復活させようと企む女王を止めようとするクロノ達の前に立ちはだかる。
キャラ的には典型的な小悪党で、王女を人質に取ったり、
だまし討ちをしたり、やばいと見たら女王を見限って独立するなどとまるでいいところがない。
しかしどことなく言動がマヌケで、配下のゴーレムに自分の物真似をさせたり、
クロノ達から奪ったタイムマシンを改造して自分勝手な名前をつけるなど、
インパクトのあるシーンが多いので意外とファンは多い。
最後は時空の渦に巻き込まれて退場していったが、
そのアクの強いキャラゆえに続編に登場してほしいという声もちらほらあった。
(結局クロノクロスには登場しなかったが)
こいつとの戦いでは、こちらのHPを半分にする割合ダメージの攻撃しかしてこないので、
回復しなくても楽勝。と思いきや、やられ際に文字通りの最後っ屁をかましてくるため、
回復を怠ると情けない最期を迎える羽目になる。(そして計り知れない屈辱を受ける。)
●てんからふりそそぐものがせかいをほろぼす【天からふりそそぐものが世界をほろぼす】
クロノトリガーのラヴォス外殻が戦闘開始直後に使用してくる攻撃。
名前どおり世界を廃墟にした技であり、ストーリー上、一度はこの攻撃を受けて全滅することになる。
その長い名前のため、表示されている時間内に全部読むことができず、
エフェクトが終わってみれば大ダメージを受けて全滅しているため( ゚Д゚)ポカーンとなり、
この技の名前を正確に把握できる人は少ない。
なお、ここで戦うラヴォスに限り、ラスボスとして戦う場合と比べステータスがかなり、
強化されているが、それでも周回を重ねるとこの技でもさほど動じないほど強くなれるため、
シナリオどおりに話を進めるのが少し難しくなる。
●とき-の-かいろう【時の回廊】
クロノトリガーの天空の魔法国家ジールで流れる曲。光田康典氏。
ジールが落ちた後は、古代時代のフィールドでも流れるようになる。
RPG史上全ての町のBGMの中でも、おそらくトップクラスの人気を誇る名曲。
魔法による古代時代の不思議な世界観を象徴する様な神秘的で美しい曲である。
個人的にはクロノトリガーは、この曲が流れる頃からの展開がすばらしいと思う。
☆関連語☆
町のBGM BGM
●にじ【にじ】
クロノトリガーの主人公、クロノの最強武器。
刀系最高の攻撃力をもち、クリティカル率70%の性能を持つ。
欠点もなく、しいて挙げるならば入手の遅さとシャイニングの高性能ぶりから通常攻撃をする機会が少ないことか。
次点にすざくという武器があり、これはクリティカル発生時のダメージが4倍という性能をもつ。
☆関連語☆
虹の貝殻 クリティカル
●ぬぅ【ヌゥ】
1)クロノトリガーに登場する謎の生物種。その姿はなんとも形容しがたいのだが、
DQのスライムのトンガリをなくして丸くし、そこに直接ひょろ長い手足を付けて、
さらに頭頂部に緑の毛を少々生やしたものを想像していただければけっこう近くなる。と思う。
ただし大きさは人の身長ほど。
時代を通して登場し、『すべての生命はヌゥで始まりヌゥで終わる』と言われたり、
戦いの神スペッキオの最終形態がヌゥの姿をしている、など
何だか凄そうだがその実よくわからない生き物。
基本的にはとてもとぼけた性格で、村人A的存在とほとんど変わらない。
しかし、未来の「監視者のドーム」では、主人公たちに時をこえる翼「シルバード」を
与えるというストーリー上非常に重要な役目を果たす。(ただし、その中身は理の賢者ガッシュ)
その後、自分の役目は終わったとして、プレイヤーに『自分のスイッチを切ってくれ』と頼む。
『いいえ』を選ぶことはできるが、何度話しかけてもその懇願は変わらず、
『はい』を選ぶと、本当に活動を停止し、話しかけてももの悲しいナレーションが入るのみとなる。
このまま放置するか、それともスイッチを切ってやるか、周回の度に悩むプレイヤーは多いだろう。
2)上記と同名のモンスター。
原始時代の「かりの森」と、中世の「お化けカエルの森」
(さらにイベントバトルとして、古代の「エンハーサ」)に出現し、
「いろじかけ」をかけると主人公用の最弱武器・モップを落とす。
こちらのHPを1にする「頭突き」を使い、HPもその時点ではかなり多い強敵なのだが、
技ポイントを大量にくれるので、時代を問わずに狩られるかわいそうな存在。
☆使用例☆
__狩りしてたら魔王戦前にシャイニング覚えた。俺TSUEEE!!
●びねがー【ビネガー】
クロノトリガーに登場する魔王の腹心。
名前の由来はそのまんまビネガー(お酢)。
腹心の割にはせこい罠や雑魚を大量に主人公に仕掛け、
ピンチになったら逃亡という、緊張感全くなしのダメ魔族。
一応氷のようなバリアで敵の攻撃を完全シャットアウトできる特技があるのだが、
その間動けないので、結局自分で設置した落とし穴の罠で自滅する(それも2回)。
●まーる【マール】
故スクウェアのRPG「クロノ・トリガー」のヒロイン。
クロノ達の暮らしている王国「ガルディア」のプリンセスだが、おてんば姫として城下でももっぱらの噂。
建国記念祭にお忍びで遊びに来ていたところ、同じく祭りに来ていたクロノと衝突する。
(しかも、音色を聞くと幸せになれるとかいわくつきの鐘の下で)。
その事が縁で一緒にお祭りを回るが、彼女の持っていたペンダントがキーとなって、
祭りの見世物が暴走、タイムゲートが開いていずこかの時代へ飛ばされてしまう。
その彼女を助けるためゲートに飛び込んだ事がきっかけとなり、未来を変える冒険が始まることとなる。
クロスボウを武器として使うがあくまで魔法型。氷の攻撃魔法と回復魔法を主に覚える。
回復アイテムの手に入りやすいこのゲームだと非力な彼女はあまり使われないが、
実は成長させるとケアル(消費MP2)だけでHPがほぼ全快できると言う驚異的な低燃費を誇っている。
ただ単独では全体回復ができないのが痛い。
一応連携技込みだと攻撃面も悪くないが、最強とは言いがたいところ。
また、イベントにおいては前述のとおりだが、他にもクロノの夢の中で恐妻になっていたり、
父王との確執と和解のドラマが用意されていたり、
一部のエンディングでは彼女が出ずっぱりであったりとなかなか活躍している。
PS版でのエンディングでは結婚式まで描かれているが、一部ユーザーにはあまり受けてない模様。
イベントで王族としての本名で呼ばれることがあるが、それは「登録名の上から三文字+ディア」になる。
デフォルトではマールディアだが「ディアナ」なんて名前にすると「ディアディア」という
変な本名になってしまう。他にも色々遊べるので試してみるのもいい。
☆関連語☆
お転婆姫 追加要素 名前入力
●まおう【魔王(クロノトリガー)】
「クロノトリガー」に登場するキャラクターで、中盤のボス。
中世時代を侵略しようとする悪の魔王という典型的な立ち位置で登場し、
寡黙かつ冷酷な性格でなかなかの美形、とこれまた典型的なニヒルキャラ。
星を滅ぼすものであるラヴォスを生み出そうとして(いると思われて)おり、
それを阻止しようとする主人公たちと戦うこととなる。
勝利直後に主人公たちもろとも時空の穴に飲み込まれていったん退場し、
しばらく後に意外な(もしくはバレバレの)真実を引っさげて再登場。
選択肢によっては仲間となってともに戦うこととなる。
仲間となった後も主人公たちと馴れ合おうとはせず、目的が一緒だから同行しているだけだと主張する
これまた典型的な「勘違いするな」系キャラ。
なお、仲間になると同時に名前を変更することが可能だが、ここで名前を変更すると
今まで散々「魔王」「魔王軍」と呼んでいた中世時代のNPC達が手のひらを返したように、
「○○」「○○軍」と呼び名を改めるのはご愛嬌。
●まよねー【マヨネー】
クロノトリガーに登場する魔王の部下である空魔導士。
名前の由来はマヨネーズ。
見た目は美少女なのだが、実態は一人称アタイのオカマ。
2回目に戦った時は彼女(?)のブラを盗めるのだが、オカマが身につけていた物だと思うと微妙な気分。
●らヴぉす【ラヴォス】
直球一直線な名前がイカス、クロノトリガーのラストボス。
殻→中身→コアの三連戦で戦うのだがコア戦が曲者。
人型と両脇のビットのようなものの三体がいるが、なんとコアは右のビットのようなもので、
人型と左のビットのようなものがビットというフェイントをかましてくる。
苦労して人型を倒したら次のターンで復活され( Д) ゜゜となった者は数知れない。
●らら【ララ】
クロノトリガーの仲間キャラ・ルッカの母親。
ゲーム開始時は足に障害を持っていて、いつも家にいる。
物語終盤、ルッカが自分の幼少期にワープするイベントが発生する。
そこで、ララが障害をもつ原因になり、ルッカが発明家を目指すきっかけになった時間制限イベントがある。
その内容はベルトコンベアにララのスカートが挟まった瞬間、機械が誤作動で動き出してしまい、
ララが機械に引きずり込まれる前にパスワードを入力して機械を止めなければならない、というもの。
ヒントは父親のメモの「我が最愛の人の名前」なのだが、これはSFCのコントローラに対応している。
つまり、答えは「L、A、L、A」。
これに気付かず、慌てているうちにララが引きずり込まれると、彼女の悲鳴が響き渡る&暗転という
大変後味の悪い結果になるため、クロノトリガーの中でも恐怖シーンとして有名。
無事、機械をストップさせてイベントを終了させると歴史は改変され、
ララは元気なまま&ルッカが発明家を目指す理由が変更される。
なお、PS版ではコントローラの各部の名称自体が違うため、ヒントがわかり辛いが、
一応SFCのコントローラと位置が対応した「L1、○、L1、○」が答えになっている。
続編のクロノクロスでは炎に包まれた過去のルッカの家でも同様のイベントが発生。
こちらは時間制限はなく、パスワードを「L2、△、L2、△」と入力してから
機械を調べると、キッド専用技を入手できる。
☆関連語☆
ルッカ 恐怖シーン 時間制限イベント
●るっか【ルッカ】
クロノトリガーのパーティキャラの一人で、主人公クロノの幼なじみの眼鏡をかけた女の子。
天才発明家であり、彼女の発明品や機械への知識はゲーム中でしばしば活躍する。
他のキャラが「力を貸して!」と祈るシーンで「力をお貸し!」と祈ったり、
クロノが処刑されそうになった時には単身で刑務所に殴り込んで助けにくるなど、
勝ち気で頼りになる性格のキャラである。
パーティメンバーで主人公の幼なじみの女の子といういかにもヒロインになりそうな立場だが、
クロノトリガーのヒロインはマールというキャラであるし、
ルッカがクロノに気のある素振りをみせるようなシーンもほぼ皆無である。
しかし死んでしまったクロノを助けるイベントの後、クロノに抱きついて
「この、大バカ者……みんな、待ってたんだから!今度ヘマしたら…もう助けてやんないから…!
あんたがいない間…すっごく大変だったんだから………
マールがね……とっても…………でも……私だって……」
と、ちょっと意味深な台詞を言ったりもする。
ちなみにこの台詞はマールをパーティに入れず、かつルッカを入れていた時のもの。
マールを入れていた場合はたとえルッカを入れていたとしてもこのイベントは
マールがメインのイベントとなり、ルッカは抱きつかないしこの台詞も言わない。
▼クロノクロス
●うんめいのしょ【運命の書】
クロノ・クロスにおけるセーブポイント。仲間の入れ替えもここで可能。
エメラルド色に輝く三角錐の形をしている。
一般人からもありがたい占いマシンのような扱いを受けているが、
その正体は未来人によって作られた、世界を管理するコンピュータ・フェイトの末端。
世界の情報収集の機能もあるが、その主たる機能は世界規模の洗脳システムであり、
人々の脳に、フェイトに都合がいいよう行動の暗示をかけるシステムであった。
特に主人公たちに目に見える影響はないものの、
おそらくRPG史上最もアブないセーブポイントである。
なお、ゼノギアスのメモリーキューブも世界の管理に使われていた。
☆関連語☆
セーブポイント
●くろの-くろす【クロノクロス】
99年にPSで発売されたRPG。SFCのRPG「クロノトリガー」の続編に当たる。
ある日、漁村に暮らす平凡な少年・セルジュは、もう一つの世界「パラレルワールド」に迷い込む。
その世界の「セルジュ」は既に死んでいることを知った彼は、秘宝「凍てついた炎」を探す盗賊の娘・キッドと共に、
「もう一つの世界の自分」は、なぜ死んだのかを知るために旅に出る。
トリガーの続編ではあるものの、堀井・坂口・鳥山は参加しておらず、
製作指揮を取ったのはトリガーのスタッフの1人であり「ゼノギアス」などで有名な加藤正人。
先に進めば進むほど哲学的になっていくシナリオ、スクウェアらしい綺麗なグラフィック、
総勢42人のパーティーメンバー、スタミナが続く限り行動できる「クロスシーケンス・バトル」、
自由に配置することが出来る魔法攻撃「エレメント」などが特徴で、
多くの信者を生み出した。
反面、ストーリー中盤までは前作が全く関わってこないこと、シナリオの方向性がトリガーとクロスで全く異なること、
キャラデザイン担当が鳥山明でないこと、トリガーの主役3人が死んでしまっている事実が判明する、などの理由から、
前作の熱狂的な信者の一部からは、否定的に捉えられている。
(様々な意味で)続編が望まれる作品ではあるが、
01年にシリーズ第3弾「クロノブレイク」の商標登録のみされたものの、結局翌年に破棄される。
現在、新作リリースの予定はなし。
余談ではあるが、96年にSFCのサテラビューにて配信された「ラジカル・ドリーマーズ 〜盗めない宝石〜」という
サウンドノベル形式のトリガーの続編&クロスの原型も存在するが、こちらは現在、入手困難となっている。
ストーリーは、盗賊団「ラジカル・ドリーマーズ」が秘宝「凍てついた炎」を手に入れるために屋敷に潜入する、
というもので、「セルジュ」「キッド」「ヤマネコ」と言ったクロスの重要キャラが既に登場しており、
トリガーの重要キャラである「サラ」と「魔王(ジャキ)」も大きく関わってくる。
追記:ラジカル・ドリーマーズは入手困難だが、
http://www.radical.or.tv/でシナリオを読む事は可能。
●しさくじかんへんそくき【試作時間変速機】
クロノクロスに登場するキーアイテム。
一度ゲームをクリアした後「強くてニューゲーム」を選択すると初めから所持してる。
所謂、クリア特典の一種だがその効果が画期的でありゲームの進行速度を4倍または2分の1にするというもの。
本作はマルチEDや選択肢によるルート分岐等、周回プレイを前提として作られているが
このアイテムの存在により周回プレイを非常に快適にこなすことができる。
他にも戦闘中のモーションをじっくり鑑賞したりとプレイヤーを飽きさせない要素として好評を得た。
☆【倍速モード】☆
●だりお【ダリオ】
クロノ・クロスに登場する、攻略本いわく「まじめで温厚な四天王のリーダー」。
すでに死んじゃってたり行方不明になってたりしてるので、四天王の中では仲間にならない唯一の人物。
行方不明になっているほうでは、記憶喪失となって離れ小島にいる。
愛用していた剣を見せようが、親代わり(ラディウス)と会わせようが、親友(カーシュ)が話しかけようが、
唯一の肉親である弟(グレン)と対面しようが無反応だったくせに、
婚約者(リデル)をパーティーに入れて話しかけるとやっと反応を示す。
が、戦闘に入り倒してやっと記憶が戻る。
ちなみに記憶が戻った後は、パーティー内のリデル、なぜかその場に駆けつけたラディウスとカーシュと会話するが
グレンのことはパーティーに入れてない限りまったく話題に出さず、無視するという良いお兄ちゃんである。
追記:グレンはパーティーに入れていようがいまいが、グレンのせりふが増えるだけで
ダリオのせりふは増えない。
●ふぇいと【フェイト】
クロノクロスに登場する重要キャラクター。
時間要塞クロノポリスと呼ばれる施設で、世界の人々を見守り、支配している管理プログラム。
マザーブレーンが元になっており、中枢にはプロメテウスというシステムが組み込まれている(クロノトリガーにおけるロボとは別物)
ANOTHER WORLD(本来の歴史)では、本編の十数年前、その施設に流れ着いた主人公の父に憑依し、『ヤマネコ』という亜人に姿を変える。
その後は孤児院の襲撃、有力勢力の蛇骨大佐一派に接触→裏切り、更には主人公の肉体を奪うなど、様々な悪行を行う。
当初は秘宝『凍てついた炎』の本来の力を維持するのが目的だったが、いつしか狂いが生じ、
自身が見守ってきた人類を破滅させようとしてしまう。
主人公達の活躍によって、このことは未遂に終わり、彼は倒される。
そのせいで、さらにとんでもないものを呼び起こしてしまうことにもなるのだが。
ちなみにHOME WORLD(分化した歴史)では、存在そのものが消失してしまっている。
●みげる【ミゲル】
クロノクロスで登場したエネミーキャラ。
見た目は帽子にメガネと普通のオッサン…ワクワクさんだが
いざあいまみえると鬼神のごとき強さを持った壁ボス。戦略がないとそう簡単には勝てない。
様々な補助魔法で強化・弱体化させながら必殺の聖竜剣でこちらを1人ずつ抹殺、
さらに体力が減るとコメット、ホーリーといった強烈な全体魔法を放つ。
物語的、雰囲気的に山場で重たい話、重たい曲を何度も聴かされたプレイヤーも少なくないはず。
☆関連語☆
壁ボス
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