______ ______ r' ,v^v^v^v^v^il / ヽ l / jニニコ iニニ!. / ジ き ぼ l i~^' fエ:エi fエエ)Fi ! ャ れ く l ヽr > V ! イ い は l l !ー―‐r l <. ア な l __,.r-‐人 `ー―' ノ_ ヽ ン / ノ ! ! ゙ー‐-- ̄--‐'"ハ ~^i \_ _ノ ヽ ! ヽ、_ _.ノ i \  ̄ ̄ ̄ ̄ ヾV / ! /.入
追記2:セシリアを演じた声優の小林沙苗はかつてジャイアン役を演じていた、
たてかべ和也にスカウトされて声優業界に入ったという経緯がある。
この呼称を最初に思いついた者がこのエピソードを知っていたかどうかは不明。
●くろすでぃめんじょん【クロスディメンジョン】
WA1に登場する早撃ちの一つ。敵全体に即死攻撃を放つ。
効けば即行で戦闘が終わるのだが、習得する頃には即死耐性を持つ敵が多いうえ、
既に使い勝手の良い全体攻撃技を習得している。
更に命中率が低いため、前半の雑魚相手にすらミスる可能性がある。
使い勝手云々よりも存在自体が危ぶまれる技である。
☆関連語☆
ザック・ヴァン・ブレイス 早撃ち
●こうやのはてへ【荒野の果てへ】
初代ワイルドアームズ&リメイク版のOPに使われている曲。
実はこのワイルドアームズを買ったきっかけがこの曲だったという人も多い。
大抵は口笛の曲・・・で終わってるが実際の曲名はこの「荒野の果てへ」である。
当時はファイナルファンタジー7なども発売されグラフィックの方面でも当面及ばないところがあったが、
OP曲の魅力に惹かれて購入する人がいたという所がこのゲームの運命を左右したのかもしれない。
●ざっく・ヴぁん・ぷれいす【ザック・ヴァン・ブレイス】
WILD ARMSとリメイク版のWILD ARMS AlterCode:Fに登場した仲間でありストーリーの中心的存在。(製作者談)。
無印では戦闘でも攻撃力が高い上に体力があり、回復もできる便利なキャラだった。
が、リメイク版のFでは能力が全般的に低下。回復技も使えなくなった。
さらに使用技の「早撃ち」は使用するごとにMPを消費するが、ザック自体のMPは高くないのに、「早撃ち」の消費MPも大きい。
そこで技を使い熟練度を溜め、スキルレベルを上げることで消費MPを下げる「熟練度システム」が新たに採用されたのだが、
熟練度は「技を使用した相手と自分のレベルの差」の分だけ溜まる仕様であり、
また、二週目に一週目の熟練度は引き継がれないため、元からレベルが高い二週目では熟練度がさっぱり溜まらず、
二周目ではさらに雑魚に。
そんな理由からヘタレ扱いされ一時期ネタにされまくり、
敵の主格で同じくヘタレ扱いされているジークフリードとコンビを組んだりした。 顔文字は('A`)。
●しゃどうばいんど【シャドウバインド】
WA1に登場する早撃ちの一つ。敵の影を縫い付けて麻痺にさせる。
更に麻痺状態の敵に使うことによって隠し技「ダークスウィープ」が発動。
麻痺状態の敵全てに大ダメージを与えられる。
しかし、この技で麻痺させられるターンが短く、効いた直後に元通りということが多々ある。
その上もっと使い勝手の良い技を習得しているので攻撃にも使う理由が存在しない。
結果、技を習得する時しか使用されない不遇な扱いを受けることに。
☆関連語☆
ザック・ヴァン・ブレイス 早撃ち
●ぜっと【ゼット】
ワイルドアームズ1と、1のリメイク作であるアルターコードFに登場したキャラクター。
人間に近い容姿を持った下っ端の魔族で、
「ふははははははははーーーッ!! 今度の手柄はもらったぁッ!」(1)
「来た来た、来ったぁーーーーッ! いよいよオレのデビュー一本勝負ッ!!」(F)
などのハイテンションな台詞を叫びながら、どこか脱力感のあるテーマ曲に乗って
主人公チームに襲い掛かってくるというおバカキャラとして登場。
その後何度も主人公たちの前に敵として立ちふさがってくるが、
魔族である自分を怖がらない盲目の少女に出会ったことによって改心し、
最終的には主人公たちと和解することになる。
決してストーリー的に重要なキャラというわけではないのだが、
「憎めない悪役ライバル」の常として1当時から結構人気があり、
「仲間にしたい」という声も多かった。
そのファンの声に答えてか、アルターコードFでは味方キャラへと出世。
子安武人による力の入ったボイスが新たに入ったことも相まって、前作以上の人気を持つようになる。
パーティーへ加入させるためにはラストダンジョンまで行く必要があり、
また仲間にした後も育てるのにかなりの手間と金がかかる厄介なキャラではあるが、
完全に育てきった時にはパーティー中で唯一ダメージカウンター上限をはじき出せる最強キャラとなるので、
育てる価値はある。
余談だがアルターコードFのノベライズ版において、ゼットは作家の偏愛を受けてか、
本来の主役であるロディやザックを差し置いてストーリーの中心人物という扱いをされていた。
このノベライズ版の2ちゃんにおける評価は決して高くないが、
こういった所からもゼットが魅力のあるキャラであることがうかがえる。
また、シリーズ10周年記念作品であるフィフスヴァンガードでは
孤児院出身の「緑髪の逃亡者」というゼットに似たキャラが登場する。
引き受けたバイトから逃げ出した男という設定で、嫌いな言葉は努力と根性。
攻略wikiの説明文は「働いたら負けかなと思ってる」である。
相変わらずスタッフから、ネタキャラとして愛されているようである。
●そにっくばすたー【ソニックバスター】
WA1に登場する早撃ちの一つ。素早い斬撃によって発生する衝撃波で敵グループを攻撃する。
威力は通常攻撃より低下するものの、集団相手の早撃ちは少ないので終盤まで使うこともできる。
と、技自体は普通なのだが問題は習得方法である。
他の技は同じ剣質を持つハーケンとの戦いや戦士の石像の試練からヒントを習得する。
それに対してこの技は山道を行く際、強風に煽られたのをヒントとしている。
同様のヒント習得にメテオドライブ(落石)がある。
☆関連語☆
ザック・ヴァン・ブレイス 早撃ち
●そにっくびじょん【ソニックビジョン】
WA1のザックのレベル3のフォースアビリティ。
使用したターンのみSTR・VIT・RESが3倍になり、回避率、反撃率、クリティカル発生率が100%になる。
能力の上昇もさることながら、問題点は回避反撃クリティカルが確実に発生する点。
フォースユニットなどを装備した状態で攻撃を受けると回避反撃クリティカル発動によりフォースが大幅に増加。
使用時の残りFPや攻撃された回数にもよるが次のターンにはまた十分なFPが溜まっている。
状況次第ではずっと俺のターン!が行える・・かもしれない。
☆関連語☆
フォース ずっと俺のターン!
●でぃふぇんさー【ディフェンサー】
初代ワイルドアームズの主人公、ロディが3番目に習得するフォースアビリティ。
ゲーム内で詳細を見てみると「通常攻撃から味方をかばう」
と非常に淡白、かつ何の魅力も感じない説明文となっており
最後に覚えるフォースアビリティ、「ブーストアタック」を覚えてからはますます存在を忘れ去られ、
結局あまり使われないままゲームクリアしてしまう・・・などの理由で、
一番使えないフォースとあんまりな評価を下す人も多かった。
しかし、実は
・ステータス異常などで妨害されない限り戦闘終了まで味方をかばい続ける。
・防御しながらかばうため、受けるダメージも少ない。
・常に防御状態のままで、そのまま行動することができる。
という非常に優秀なフォースアビリティで、セシリアのシールドなどと組み合わせると鬼に金棒。
決してあなどってはいけない。
ちなみにロディの他のフォースアビリティは
1:ロックオン・・・初めから習得済み。ARMの命中率を100%に引き上げ、
フォースの消費量も少ないためおそらく一番使用頻度が高い。
2:マテリアル・・・序盤で3人全員が習得する。しかし魔力が低いロディが使っても無意味、実用性皆無。
4:ブーストアタック・・・ARMの威力を3倍に引き上げるロックオン。
威力3倍は魅力的だが、結局カンストの壁に阻まれるうえ、
フォースポイントを使い切るためやはり攻撃面でザックの優秀さには勝てない。
と、長所を有効利用できるものが少ない。
この点から見てもロディの長所である打たれ強さを活用できる
ディフェンサーは貴重な能力であるということがわかる。
☆関連語☆
ソニックビジョン
●ちえねつさくせん【知恵熱作戦】
ワイルドアームズ、ワイルドアームズFのダンジョンで
敵組織のコミカルキャラ、ゼットが行う妨害作戦の一つ。
ゼットの様々な妨害を潜り抜けると、突如パスワードの入力を迫られるのだが
全くのノーヒントの為、色々と考えてパスワードを入力すると一発で扉が開いてしまう
それもそのはず、この扉は何を入力しても開くのだ。
真剣に考えたプレイヤー程、この屈辱極まる出来事が記憶の底に刻まれる事となる。
そしてリメイクに当たるワイルドアームズFでも同様の作戦で妨害工作を行うゼット
旧作をプレイしたのなら、ここで適当なパスワードを入れた人も多いと思うが
何と今回はそれでは開かないのだッ!(それが当たり前なのだが)
パス入力に失敗するとゼットが『ヒントを見逃すとはな』的な発言をするので
入り口まで戻ってヒントを探したり、グッズ(ダンジョン攻略アイテム)で
散々暴れ回る主人公達がいたトカいないトカ。
そしてストレスを発散し、冷静になったプレイヤーは気付く
答えは最初からパスワード入力画面に書かれていたのだ。
「 『パスワード』を入力してくさい 」 と―――
全てが終わり、胸に込み上げてくるのは笑いか怒りか、それは貴方次第。
●ばにしんぐれい【バニシングレイ】
WA1に登場するARMの一つ。携帯式荷電粒子砲という兵器に分類され、平たく言えばビームライフル。
入手時点から高い性能をもち、改造することによって更に使い勝手がよくなる。
改造費が高く、意図的に稼ぎを行わないと改造しきれない可能性があるのが難点か。
フル改造すると入手直後の最後のARM「アークスマッシャー」より強くなるため、
これでラストに行く人も多いのではないだろうか。
また、ブーストアタック(ARMの攻撃3倍+必中)との相性が抜群。
ワイルドバンチがアレなこともあり、アークスマッシャーも入手が遅いために実質最強といえる。
☆参考☆
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%B7%E9%9B%BB%E7%B2%92%E5%AD%90%E7%A0%B2(Wikipedia「荷電粒子砲」)
●はやうち【早撃ち】
1)WILDARMSの主人公の一人ザックが使う剣技。
攻撃技は単体攻撃から全体攻撃まで使い勝手の良いものが揃っており、
状態異常やアイテムを盗むといった特殊技、果ては(剣技なのに)回復技まで使用可能。
さらにアイテムを使うことで消費MPを最低1まで下げることが可能で、序盤から終盤まで活躍する。
習得方法も個性的で、敵の剣術からヒントを得て習得する技があるかと思えば、
スリのテクニックを見て閃いたり、風が吹いただけで習得できてしまうものもある。
ファンへサービスか、以後のシリーズでも同名の技を使用するキャラが頻繁に登場するようになった。
2)初代WAのリメイク作であるWAFでザックが使う剣技。
豊富な種類があった初代の早撃ちとは異なり、使用できるのは攻撃技のみ。
しかも初期状態では燃費が非常に悪く使いづらいものになってしまった。
熟練度を上げることで消費MPをある程度下げられるのだが、
自分より高レベルの敵に使用することで熟練度が大幅に上がるという性質上、
こちらのレベルが高くなる後半や2周目以降では数百回使わないとマスターできない。
習得方法もダンジョンに落ちている剣を調べるという味気のないものに変わってしまった。
●ひーるのこうかおん【ヒールの効果音】
ヒールという回復魔法は多々あるが、
これは初代ワイルドアームズの回復魔法「ヒール」と
その強化版である「ハイ・ヒール」のことを指す。
謎の奇怪音で構成された効果音は回復しているとは形容しがたい不気味なものであり、
「まさかバグってんじゃないの?」と、多くのプレイヤーを困惑させた。
上記の2つ以外にも全体回復魔法「ヒール・プラス」が存在するが、
これはこれで、何やら歯切れの良い効果音である。
結局これら自体に異常はみられず、プレイヤー達の心配は杞憂に終わった。
ちなみに、ワイルドアームズ体験版のヒールは普通の効果音である。
●ぶーめらん【ブーメラン】
初代ワイルドアームズに出てくるライバル的存在の魔族。
名前どおりのブーメラン使いで、敵方ながら行動理念は強い奴と戦いたいという一念以外になく、
その強い思いが本来人間の味方の守護獣の一柱、欲望を司る狼ルシエドを従えさせてもいる。
彼が明らかに敵対するようになってからも主人公たちが強くなることを期待して見逃したりすることをたびたび行ったため、
ラスダン入口での対戦後、疲弊時を狙って敵ボスが敵を多数用意してまとめて粛清を決行、
彼は露払いを引き受けて主人公たちを先行させるが、
その場所に帰ってみると彼の武器・クレッセントファングしか残されていない。のだが、
それを拾って闘技場で勝ち抜くと彼が乱入、フルパワーの彼に勝利できるとようやく満足してくれて往生する。
シリーズで設定や名前を流用することが多いワイルドアームズでも、
個性が強かった彼の影響からか武器としての意味でのブーメランは毎回出てきている。
☆関連語☆
投擲武器
●やま-の-がーでぃあん【山の守護獣(ガーディアン)】
初代ワイルドアームズに登場した『山』を司る守護獣(ガーディアン)ディノギノスのこと。
初代ワイルドアームズでは魔族の親玉の心臓の一つを像になって封印しており、
封印を魔族によって解かれた後も装備品となり、
同じ地属性である『地』を司る四大守護獣グルジエフの性能を全て上回っていたので存在感はそれなりにあった。
しかし初代ワイルドアームズのリメイク作、アルターコードFでは能力的に被ってるからという理由で存在を抹消され、
魔族の親玉の心臓を封印していた像も『封印の要石』に変更、
その存在は破壊されたパワープレートがオマケ要素として展示されているだけに成り下がる。
しかし駄目なことで有名なアルターコードFのOPアニメで、
連なった山々が何故か、右に左に様々なスピードでどう見ても不自然な高速移動をしているのを見て、
ファンが、「これは存在を消された山のガーディアン、ディノギノス様が怒ってるんだッ!」のようなことを言い出し、
FのOPが駄目になった原因の一つとしてディノギノス様のお怒りが頻繁にあげられることとなり、
Fでもある意味存在感が抜群になった。
現在のWA本スレではネタを超えて、もはや公式設定のようにFのOPを語る上で山のガーディアンは欠かせないものとなっている。
●ろっくおん-ですとろい【ロックオンデストロイ】
WA:Fの後半でロディがロックオンの代わりに習得するフォースアビリティの一つ。
本来のロックオン(必中+威力1.25倍)に一定確率でクリティカル、即死効果を追加させる。
説明文だけ見ると速攻で戦闘を終わらせるのに向いていそうなのだが、
・ボスに即死は発動しない
・敵にARM物理耐性があるとクリティカルが発動しない
・ロディの反応(素早さ)では使うまでが遅すぎる
・全体攻撃はラストまでなく、グループ攻撃だと即死未発動時の威力に難あり
・ガトリングにはアクティブ(反応2倍+自動リロード+反撃率100%)の方が・・・
と、ただの地雷となっていましたとさ。
☆関連語☆
ガトリングレイド 地雷
●ろでぃ・らぐないと【ロディ・ラグナイト】
ワイルドアームズの主人公の一人。
禁忌の兵器とされているARMを使いこなす15歳の少年。
とても心優しい少年だが、ARMを扱うせいで人々から冷遇されてきた。
実は人間ではなく、人工生命体ホムンクルスであることが、
物語中盤で明らかになる、ARMとのシンクロ率が異常に高いのはこのため。
ちなみに同作に登場する女渡り鳥ジェーン・マックスウェルも
シンクロ率が高いがロディには遠く及ばない。
WAシリーズの主人公の中では一番プレイヤーを意識しているキャラのため、
感情移入もしやすく、不幸な境遇、とても優しいという点からか
彼を嫌うプレイヤーはまずいない。
彼は初代ワイルドアームズと、のちのリメイク(フェイク)作
アルターコードFとで戦闘スタイルが異なり、
初代では通常攻撃は剣で行い、必殺武器として数多くのARMを使用する。
Fでは武器を「Alte Ratselhaft Machine」
(アルテ・レーツェルハフト・マシーネ=古く謎めいた機械)に固定。
通常攻撃もARMで行い、ARMに特殊なカートリッジを装填することで、
技を繰り出す戦闘スタイルに変わった。
物語中では一切喋ることがないが、キャラボイスが採用されたFでは
普段は喋らないくせに戦闘中だけペラペラ喋る不気味なキャラに。
これに違和感を感じ、ロディのボイスをオフにした人は自分だけではないはず。
●わいるど-あーむず【WILD ARMS】
1996年末にSCEから出たウエスタン風味のファンタジーRPG。
当時はFF7の発売が一ヵ月後に控えていたこともあって注目度が低かったが、
王道ながらも熱い展開、『グッズ』を使ったフィールドアクションを伴う謎解き、
語尾の「ッ!」、充実した隠しボス・隠しイベントなどしっかりとした作りで好評を得た。
また、FF7に一ヵ月先駆けてフルポリゴン戦闘を採用した初のRPGでもある。
メイン製作スタッフはPCエンジンで『天使の詩2 〜堕天使の選択〜』を手がけた人達であり、
『魔剣ルシエド』『仙草アルニム』『1ギミルコイン』といったキーワードにその名残を見出すことができる。
☆関連語☆
ッ!
●わいるど-あーむず-あるたーこーど:えふ【WILD ARMS AlterCode:F】
1996年末にSCEから出たウエスタン風味のファンタジーRPGのフェイク(贋作)
ゲームデザイン・シナリオは今回も金子氏担当、音楽はなるけみちこ氏が今回も担当、
キャラデザインは3と同じ大峡和歌子氏が担当。
タイトルの『F』にはWILD ARMSシリーズ一作目を意味するfirstとfake(贋作)の二つの意味が含まれている。
仲間になり、操作できるキャラが初代WA(以下無印)の3人より増え、3人+3人+2人の合計8人
(ただし+2人の方はあるイベントの時のみ一時的だけ使える、
また、+3人のキャラも正式加入後は戦闘時しか使えずイベントにも関わらない)
ただ、+2人は初回版のみでなら…ゲフンゲフン
グラフィックが無印より強化され、イベント補完もあり…なのだが、釈然としない人もいる。
(おそらくセリフまわしと演出が微妙に変わったからが大部分)
音楽は無印のリメイクもあるが、新曲多し、まったく同じなのはOPアニメの曲のみ。戦闘は3とほぼ同じ。
WAシリーズ初の試みが多く、戦闘と移動時のみだがボイスや、CGムービーや、
コンバート要素(しても意味はあまりない)が用いられている。
また、歴代シリーズのシステム(サーチ、入れ替え、グッズ、○ボタンダッシュ、エンカウントキャンセル、ect…)
などが集められ、シリーズの集大成であるともいえる。
また前回の失敗を生かされ、改良された部分もあり。
やりこみ要素も、怪獣図鑑・エミュレータ・魔法・ガーディアン・花園・絵本、パズル…と多め。
ただし不満の声は多く、OPアニメはシリーズ最悪の出来(なぜか山が高速移動してたり色々ヤバイ)
エンカウントキャンセルの仕様がマズめ、
無印で最強だった味方キャラの強さが微妙になってこんなのに→ ('A`)ザックデス…
人物のポリゴンの出来があまりよくない、
公式イラストのキャラがあまりにも安定してない、
ヒロインがきれいなジャ(ry
など、総合的な評価は相当微妙。
本作が開発されたきっかけは、ネット上で広げられていた「WA1サントラ完全版 署名活動本部」というサイトを
プロデューサーの金子氏が見て、サントラ完全版を発売されれば、と無印のリメイク企画を発案したということである。
無印のサントラ完全版は「WILD ARMS Complete Tracks」として2006年4月5日発売予定。
発売前にあったシナリオ9割変更というのはとどのつまり、セリフまわし9割変更ということだったようです。
☆使用例☆
「ワイルドアームズ・アフタードコフってさぁ・・・あれってただのワイルドアームズじゃねえの?」
「こうなったらはっきり言わせてもらうわ、ワイルドアームズ・アフタードコフじゃなくて______よ」
●わいるどばんち【ワイルドバンチ】
WA1に登場するARMの一つ。威力は高いが、使用すると高確率でフリーズ(ゲームが停止)を起こす代物。
命中率が低いため当てにくく、一つ前に手に入れたバニシングレイが優秀なので、
使われることも改造されることもない悲運のARM。
WA3ではシュレディンガー一家の合体技としてその名称が使われている。
補足:上記のフリーズ現象はフォースアビリティ「ロックオン」を併用することで回避可能。
▼ワイルドアームズ セカンド・イグニッション
●あしゅれー・うぃんちぇすたー【アシュレー・ウィンチェスター】
ワイルドアームズ2の主人公。
特殊部隊ARMSのリーダー格で、戦闘では特殊な銃剣で、様々な状況に対応でき、
ピンチになると、焔の黒騎士ナイトブレイザーに変身する。
という激しいプロフィールの割には、実際にはかなり凡庸な青年。
攻略本のインタビューでは、彼が変身能力を手に入れた理由に関して、
「別にあそこに居る人なら誰でもよかった」「アシュレーはちょっと運が良かっただけ」
などと、ちょっと酷いことを言われたりもしている。
制作者いわく、ヒーロー的な要素を排除することで
誰でも英雄になれる=英雄は特別な者ではないというテーマを強調したらしい。
余談だが、戦闘シーンの彼の服をよく見ると、
ボツになった胸ポケットがしっかり書き込まれていたりする。
●かのん【カノン】
ワイルドアームズ2のプレイヤーキャラの一人で、身体の殆どを暗器を仕込んだ義体へと換装している女渡り鳥。
最初は敵キャラとして登場するのだが、素早いうえHPの低いキャラであれば即死するほどの攻撃を使用してくる強敵。
特に3戦目では一番HPの高い仲間が離脱した状態での戦闘となるので非常に苦戦する。
仲間になった時はどれほど強いのかと期待した人も多いだろう。
しかし素早さが高いのは相変わらずだが、単体物理攻撃しか使用できないためいま一つ使い勝手が悪く、
そのうえ敵の時にはあれほど猛威を振るった技の威力もそれほど高くはなかった。
実は技のダメージの判定にちから(基本の攻撃力)が使用されていたため、強力な武器を装備しても技の威力が上がらないのである。
それに加え技を使用したときに一定確率で新たな技を閃くという仕様上、運が悪いといつまで経っても強力な技を覚えない。
さらにHPは女性キャラで一番高いもののやたら魔法に弱く、すぐ戦闘不能になるという弱点も持っていた。
そう、彼女は典型的な『味方になったら弱くなるキャラ』だったのである。
また主人公アシュレーに対してストーカー紛いの言動を行っていたり、
戦闘時の曲の名称に開発段階での名前がそのまま残っていたり、
グッズの一つである『ジャンプブーツ』は入手したダンジョンでしか使い道が無かったり、
最強武器を落とすのが隠しボスの中でも特に強力な怪獣だったり、
やたら短いスカートでの蹴り技がネタにされたりと、
戦闘面以外でもいろいろとアレなキャラクターである。
関連語 テリー
●ざんりゅう-しねん-ごーすと【残留思念ゴースト】
WILD ARMS 2nd IGNITIONに登場する隠しボス。
その正体は前半の大ボス、ヴィンスフェルト・ラダマントゥスの亡霊。
素早さ・回避を除く全ステータスが上限に達しており、
豊富な隠しボスを誇るWA2においても屈指の強敵であるといえる。
さらに、ゴーストと戦う条件は『ストーリー上必ず通過するダンジョンで地面に突き立った剣を調べる』という、
他の隠しボスと比べて格段に容易なものであるため、
うっかりゴーストとの戦闘に突入してなすすべもなく全滅したプレイヤーは多い。
このようにいろいろな意味で難敵であるが、
実はゴーストには『アンデッドに必殺効果の魔法<ターンアンデッド>で即死する』という
致命的すぎる弱点が存在する。
亡霊と化して強大な力を得たかつての宿敵が魔法一発でコロリと倒される様はあまりにシュールであり、
豊富なネタボスを誇るWA2においても屈指のネタボスであると言えるだろう。
関連用語
WILD ARMS 2nd IGNITION アンデッド 即死魔法
●とかあんどげー【トカ&ゲー】
ワイルドアームズ2に登場したキャラクター。
元ネタは「宇宙猿人ゴリ」に登場するゴリとラーと思われる。
名前の通りトカゲであるが、主人公らと敵対するテログループ「オデッサ」の一員であり、
科学班統括(自称)とその助手として日夜怪獣兵器作りにいそしんでいる。
その存在や行動はギャグ以外の何者でもなく、
戦闘においても、味方にドーピング→使用技が強化されるが毒、病気化→自滅
爆破攻撃→自分達にまで大ダメージ などの奇怪な行動をとる。
オデッサの壊滅とともにしばらくストーリー上から消えていたが、
終盤になって復活し、自分達の宇宙船を修理し外宇宙へと帰っていった(と思われたが墜落)。
同シリーズのゼットに勝るとも劣らないバカキャラであり、
その独特の台詞回しからコアなファンが多いとされる。
ちなみにコンビで登場するがゲーは「ゲー」としかしゃべれないため、
実際の会話はほとんどトカと主人公アシュレーの間で行なわれる。
ストーリー上地味になりがちな主人公が事実上最も輝いている場面である。
☆台詞例☆
「げっげげー、げげーげっげ、げっげげーげげっげ(中略)げげーげ、げげっげ」
「『ありがとう』と、そう申しております。ゲーは」
「短ッ!!」
●どんなときでもひとりじゃない【どんなときでもひとりじゃない】
ワイルドアームズ2ndイグニッションの前半OP曲。
作詞作曲はシリーズおなじみの作曲家なるけみちこ氏、歌手は麻生かほ里氏。
ヒロインの心情を絶妙に綴った歌詞や哀愁が漂いながらもどこか力強いメロディー、
合わせて流れるOPムービーの演出の良さもあってシリーズファンから今なお高い評価を受けている。
ラストバトルではこの曲のアレンジが流れるが、離れていても皆の力を合わせて戦う戦闘の展開が
歌詞の冒頭と上手くマッチしていてとても印象深いのもこの曲の人気の要因の一つである。
☆関連語☆
ロードブレイザー
●まりな・あいりんとん【マリナ・アイリントン】
ワイルドアームズ2の登場人物にして正ヒロイン。
名前の由来は港(マリーナ)から、主人公アシュレーにとっての帰る場所という意味が込められている。
両親がおらず、おばさんのパン屋で看板娘として働いている。アシュレーとは幼馴染。
エンディングではアシュレーと結婚し、双子を出産していた。
が、どうもいまいちプレイヤーには人気が無く、リルカルートが欲しいとか言われるかわいそうな人。
・新設の特殊部隊に配属されることになり、「憧れの英雄になれるかも」と喜ぶアシュレーに対して
「英雄なんて生贄みたいなものじゃない」と怒る。
・自分を助けるために変身したアシュレーに「化け物」といったようなことを言う。
このあたりが問題なのだろう。
彼女がアシュレーに求めているのは「いつも自分と一緒にいたアシュレー」という一種の憧憬であり
そこから段々と離れていこうとするアシュレーに「自分の手の届かない所へ行くのでは」と不安を感じていると解釈できる。
こういった点について「男を束縛している」「面倒くさい女」などと
作った本人の金子氏から公式で駄目出しされていた。
もっとも、金子氏は自分が描いたヒロインを十中八九悪く言うのだが。
●りるか・えれにあっく【リルカ・エレニアック】
ゲーム開始時に選べる、三人のプレイヤーキャラの一人にして
ワイルドアームズ2のヒロイン・・・になれなかった少女。
魔法学校の落ちこぼれという設定で、ステータス上も魔力が低くなっている。
しかし、ストーリーを進めていくと秘めた才能が開花して・・・いくこともなく、
むしろ、途中から仲間になる魔法キャラのティムとの実力の差を実感せざるをえない。
更に、最初に選べるの三人のプレイヤーキャラの内二人が、
それぞれ希望、勇気のガーディアンロードの力を解放するのだが、
愛のガーディアンロードは、同じく最初に選べるキャラであり、
主人公への横恋慕などがあったことから、リルカが対応しているのだろうと
予測したプレイヤーが多かったが、愛に対応していたのはティムだったりと、
戦力だけでなく、イベント面でもティムに負けてしまっている感が強い。
余談だが、彼女の姉はエレニアックの魔女っ娘という通り名で有名な魔法使いらしい。
リルカは14歳なので、少なくとも姉は15歳以上。
その歳でその通り名は少し恥ずかしくはないだろうか。
補足:同じく魔法タイプのティムに比べて、設定と同じくSOR(魔力)で大きく差をつけられる。
ただし、魔法の威力補正がティムのものに比べて高いため、とくに劣っているわけではない。
素早さが高く有用なサポートも多く習得できるため、ボス戦で重宝される。
●ろーどぶれいざー【ロードブレイザー】
WA2のラスボス。焔(ほのお)の魔神、焔の災厄とも呼ばれる。
かつて世界を滅亡寸前まで追い込むも、『剣の聖女』の活躍によって封印されていた。
それが、後に主人公たちと敵対することになる組織の儀式によって偶然主人公アシュレーの中に復活した。
焔の魔神を宿したことにより得た変身能力でアシュレーは戦い続けるが、
戦いによって生み出された負の感情はロードブレイザーの完全復活の糧となってゆく・・・
と、ここまではボスらしいのであるが、実は出番が非常に少なく、個性的な敵キャラたちに隠れて影が薄い。
アシュレーが変身能力を身につけた後はゲーム中盤まで登場機会がなく、
それも復活しかけるのだが結局失敗するというもの。
(その副産物としてアシュレーの変身能力が強化される)
そんなロードブレイザーも最後には完全復活し、主人公アシュレーとの一騎討ちとなる。
しかしその戦闘は、アシュレーが世界中の力を集めて戦うという元気球展開であり、
シリーズ屈指の戦闘曲と名高い名曲をバックにイベントバトル同然で片付けられる運命のうえ、断末魔の台詞すらない。
間違いなくシリーズで一番不遇なラスボスであろう。
●わいるど-あーむず-せかんど-いぐにっしょん【WILD ARMS 2nd IGNITION】
SCEのRPG、ワイルドアームズシリーズの第二弾。
物語の舞台は1と同じくファルガイアだが、完全に別の世界となっており、
ファンタジー色の強い前作と比べて、今作では機械と魔法が混在する独特な世界観に仕上がっている。
システム面では新たにエンカウントキャンセルや視点の回転が取り入れられた。
主人公が変身ヒーロー、ウルトラマンを意識したボスデモ、ストーリーのノリが戦隊もの、
まんま怪獣なモンスター、といった特撮ものの要素がこれでもかというほど詰め込まれている。
これらの要素はゲームデザイナーの金子彰史氏の趣味が強く影響している模様。
攻略本によると、モンスターは、
『なるたけ中に人が入れるように描いたつもりなんだけどね。着ぐるみ風に。』(談・モンスターデザイン担当)らしい。
これだけ聞くとまた作者オナニー全開のクソゲーかぁ? と思う人もいるだろうが、
「英雄とは何か」を問う深いテーマや、馬鹿一満載の熱いシナリオ、濃いキャラクターたち、
ハイクオリティなオープニングデモなどが好評を博し、WAシリーズ最高傑作という声も多い。
☆関連語☆
金子彰史
●わいるど-あーむず-2-の-ぼすでも【WILD ARMS2のボスデモ】
WA2のボス戦前の、非常に特徴的なデモのこと。
画面が赤くなり、ボスのシルエットが登場、様々な位置からそれを映したあと、
『科学班総括(自称)トカ その助手ゲー』などとボスの説明と名前が出るという、
どこぞの特撮のようなデモで、作品の特撮テイストを増すのに一役買っていた。
シルエットの映し方や文字のエフェクトなどがボスによって異るあたりに開発者のこだわりが伺える。
攻略本の開発者インタビューによると、身長や体重、出身地も入れたかったらしい。
▼ワイルドアームズ アドヴァンスドサード
●ゔぁーじにあ-まっくすうぇる【ヴァージニア・マックスウェル】
ワイルドアームズ3の主人公。シリーズ初の女性主人公である。が、漢である。
女性にしたのは「父親との関係」を描く際に、息子だと父親が「越える対象」になってしまうからとのこと。
「渡り鳥」だった現在消息不明の父親の後を追うように渡り鳥となった少女。
当初は渡り鳥にある種の幻想を抱いており、やや独善的ですらある自分の理想を語るばかりであったが、
仲間たちとの旅や、渡り鳥の先輩にあたるジェイナスやマヤとの衝突などから現実を知り経験を積むと、
自分の理想を語るだけの姿は影を潜めるようになっていく。
終盤には、理想を胸に現実という荒野を駆ける一人前の渡り鳥として周囲に認められるようになった。
戦闘面では攻撃力こそ低いものの素早く、魔力も高いので味方のサポートや魔法攻撃を得意とする。
固有スキルでアイテムの効果範囲を上げられるので、回復はもちろん、攻撃アイテムでの雑魚掃討も得意。
膝下のロングスカートに黒ストッキングで荒野を旅していたり、その服装で敵にハイキックしていたり、
宝箱も蹴ってあけたり、服に無駄にベルトが多かったりと突っ込みどころが多い。一応お嬢様な設定です。
ちなみに貧乳がコンプレックスらしい。公式の絵を見る限りそうでもないのだが。
●ぎゃろうず・きゃらだいん【ギャロウズ・キャラダイン】
ワイルドアームズ アドヴァンスドサード(以下WA3)の主人公の一人。
バスカー神官の血筋として生まれ、
その使命から逃れるため村を飛び出した、自由を愛する24歳の渡り鳥。
大柄で筋肉隆々、ファッションにこだわりがありかなりオシャレ。
パーティのムードメーカー的存在で、美人にはめっぽう弱い。
魔力が一番高いので、WA3主人公4人の中では魔法使い的位置にあるが、
魔法使い系キャラのくせに、体力も防御もトップクラスというタフガイ。
世間一般のRPG常識を覆す男である。
ただ、彼のARM(コヨーテM17F俺式改)には問題があり、
本来は使い勝手の良いショットガンなのだが、
ARMの名前からも読み取れるように、
彼が自己流で改造を施したため性能が劣化している。
さらに細かい点では、彼のARMの撃ち方も、
銃を横に向けて発砲するというショットガンには相応しくない撃ち方であり、
ゲーム内でも彼の通常攻撃によるダメージはばらつきが激しい。
よって、攻撃要因としてはあまり期待できない。
ちなみにギャロウズには、シェーンという似ても似つかない弟がいる。
●くろすふぁいあ−しーくえんす【クロスファイアシークエンス】
ワイルドアームズ3の戦闘システム。
戦闘そのものには作用するものではなく、
RPGの決して突っ込んではいけないお約束の一つの、
戦闘中に敵味方が行儀よく並んでいる不自然さを解消するためのシステムで、
キャラクター達が縦横無尽に画面を走り回り、見ていて飽きにくい仕様になっている。
しかし、このゲームの味方は全員銃使い。
あんまり派手に走り回ってると、目標と味方が一直線に並んで、
流れ弾に当ってしまうのではと少々心配になってしまうシステムでもある。
●じぇっと・えんでゅーろ【ジェット・エンデューロ】
WA3の主人公の一人。
見た目は15〜17歳ぐらいの少年だが実年齢は不明。
報酬のためなら多少の御法度に手を出すこともあるややアウトローな渡り鳥。
単独行動を好むが、とある事件からヴァージニアに押し切られる形で
彼女のパーティに参加し、その後もパーティから離れようとするが、
結局は最後まで一緒に行動する。
典型的な不良少年だが、根は優しいやつ。好物は白桃の缶詰。
名前の由来は、不良少年=「ウエストサイドストーリー」のジェット団。
実は人間ではなく、とある組織からファルガイア(世界)に
見立てて作られた「世界の雛形」と呼ばれる人工生命体で、
年齢不詳だったり幼い頃の記憶がなかったりするのはこのためであり
荒廃しつつあるファルガイアを救う鍵だったりする。
彼の扱う武器「アガートラームB/V2」は一種のコンピュータ端末であり
彼にしか扱えない武器で、作中では彼の左腕の延長とも呼ばれている。
戦闘では、攻撃力も高めで素早く動ける上、
アクセラレイターが使えるため、重要な攻撃の要である。
ただし魔力、魔法抵抗力共に最低なので、
アルカナ(魔法)が戦局を左右するような戦闘には弱い。
余談だが、初期設定ではジェットは白髪ではなく青髪で、
容姿や設定がロディ・ラグナイトと非常に似ているため
製作者達から何故かロディが「青ジェット」と呼ばれていたらしい。
●ねが・ふぁるがいあ【ネガ・ファルガイア】
WA3のラスボス。夢魔ベアトリーチェによって産み出された「もうひとつのファルガイア」である。
特筆すべきはその圧倒的な変身回数。
幼生、繭、単細胞生物、両生類、爬虫類、ドラゴン、魔獣、死神、神、そして世界樹と
「ファルガイア」という世界生命の進化を追うような変身はなんと10段階。
変身形態ごとに分裂したり時間を戻したり物理無効だったりお供がいたりする。
その上直前には長いイベントやベアトリーチェとの戦闘があるため、非常に時間がかかる。
しかし同作は全体的に戦闘の難易度が易しく、
ラスボスも長期戦にならざるをえない以外は攻略法を知らなければ多少手こずるといった程度の相手でしかない。
故にプレイヤーの印象に残るのは変身回数のみである。
☆関連語☆
変身 ラスボス
●べあとりーちぇ【ベアトリーチェ(WA3)】
ワイルドアームズ3のシナリオ的な意味でのラスボス。
黒いワンピースに長くボリュームのある紫がかった黒髪が印象的な少女である。
その正体は夢魔であり、人の夢に現れて導くなどの方法を用い、シナリオの裏で糸を引いていた黒幕。
夢魔であるため実体を持たず、現実世界に現れているのはいわゆる立体映像であり、夢の世界でしか触れることもできない。
少女の姿をしているのは「夢に現れて最も警戒されにくい」という理由から。
戦闘時には青い薔薇をあしらったドレスを着た、魔族としての姿になる。
ちなみに、存在が明らかになる前から町などで遠くに姿を見ることができるが、近くに行くといつの間にか消えている。
最終目的は「自分が住むことのできる世界の創造」。
言ってしまえば、誰かと触れ合うこともできず、ただ寂しかっただけである。
長い孤独の中でその思いが歪んだ結果、ラスボスまで上り詰めた。
一般的に夢魔は低俗な悪魔とされているため、ラスボスとなるのは非常に珍しい。
Sっ気がある性格や容姿が一部の人に大人気。
しかし筆者にはブーメランを投げる趣味はないので、とやかく言わないでおくことにする。
☆関連語☆
ネガ・ファルガイア 夢魔 夢
●まや・しゅれでぃんがー【マヤ・シュレディンガー】
WA3に登場する敵キャラ、21歳女性。
「シュレディンガー一家」を率い、自分を引き立たせる宝石を追い求めて渡り鳥家業をしている。
主人公のヴァージニア達とは同じ獲物を狙ったがために度々対峙する。
ある時はヴァージニアの唱える「正義」について諭し、
またある時は魔族に囚われる、というふうに、ライバルキャラながらヒロイン的役割も果たす。
しかし開発スタッフのHPに掲載されたイラストやファンブックの相関図などから、
ヴァージニアを気にかける本当の理由は「ヴァージニアが好きだからでは」とファンの間では囁かれている。
マヤの最大の特徴は
「魔族に匹敵するほどの高い精神力により、本に出てくる登場人物になりきりその能力まで再現できる」
というもので、あらゆるキャラになりきって戦いを挑んでくることである。
普段はレディ・ガンナーの格好をしてあらゆるARMを使うが、
「エレニアックの魔女っ子」を読めば魔女っ子(21歳なのにッ!?)になってあらゆる魔法を使いこなし、
「剣花煙雨江南」という任侠小説を読むと武術家となって拳法やカンフーの類の技を使ってくる。
また、彼女の趣味も読書であり、前述の「剣花煙雨江南」という本に関しては
「Sの猫」というペンネームで同人グループの会長もつとめているほどの熱の入れようである。
●わいるど-あーむず-あどゔぁんすど-さーど【WILD ARMS Advanced 3rd】
人気シリーズの三作目。PS2。
前作、前前作と同様にシナリオは金子氏。音楽はなるけみちこ氏が担当。
無駄に熱いセリフや、荒野とARM(銃器)といった西部劇風の世界観、
ストーリー進行で変わるアニメチックなOPムービーも健在でシリーズらしさはそのまま。
OPムービーの歌にいたっては後半になると2番の歌詞になったり1/16でEnglishバージョンが流れたりするほど。
グラフィックは全てポリゴン化、戦闘中にキャラがフィールドを走り回るスタイル(クロスファイアシークエンス)
を採用したりとタイトル通り【進化したWAシリーズ】をアピール。
2ndよりは少し落ち着いたが巨大怪獣っぽい敵も多数。怪獣属性狙ってるらしい。
が、しかし。主人公一行のパーティを組む理由がもの凄く薄かったり、主人公がとんでもない電波だったりと少し不評。
戦闘バランスも悪く、ストーリー上壁になるようなボスはいない上にラスボスも非常に弱い。
また、大抵はラスボスより強い隠しボス群も攻略法さえ分かっていればノーダメージで倒せたり、
単にHPが高いだけだったりとRPGとして難易度はベリーイージー。
2003年冬に初作ワイルドアームズのリメイク版「WILD ARMS AlterCode:F」が発売されることになるが、
戦闘システムは3rdの改良版らしくファンには不安要素となっている。
☆使用例☆
「AlterCode:Fの戦闘システムは______の改良版なんだって」
▼ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター
●あいぼう-を-まえ-に-して-かみ-など-からだ-を-ふたつ-に-さけて-とおる-か
【相棒を前にしてカミなど身体をふたつに裂けて通るか】
WA4に登場するブリューナク・コマンダーの一人、バルガインが言い放った迷台詞。
背中に背負ったロケットで主人公たちの所へ飛んできて言った台詞がこれ。
彼の相棒(武器)とは対戦車チェーンソーのニーズヘッグ。
・・・もはや元ネタは言うまでもない。
☆関連語☆
かみ
●がうん【ガウン】
WA4に登場する“燃え”キャラ。声優は若本規夫。
初登場時は腹巻を巻いた典型的なオッサンだったが、
主人公たちの敵対する組織のコマンダーという正体が発覚し、コートを羽織った後はキャラが激変。
戦闘時には、若本氏独特の熱すぎる演技とシリーズ特有の無駄に凝った台詞回し、
更に「ッ!」との相乗効果によって、「右銃に六発ッ!左銃に六発ッ!〜〜」の名言を残す。
最期は主人公達のために、単身迎撃ミサイル11発に特攻。
生身で空中戦、銃で空を飛ぶなどの暴挙を成し遂げた後、
素手でミサイルをブチ抜き、相打ちとなって散る。
同シリーズの特徴である供給過多な燃え&ネタ分を1人で賄ってしまった漢。
☆関連語☆
穴子
●げーむはいちにち(さいてい)いちじかんっ!【ゲームは一日(最低)一時間ッ!】
WA4に登場するゲームマニア、ランドの台詞。
ゲーマーの基本。
●じゅーど・まーヴぇりっく【ジュード・マーヴェリック】
WA4の主人公。主人公にしては13歳という妙に幼い年齢。典型的な「純粋な少年」系の性格。
生まれつきARM(この世界の非常に強力な武器)が使えるというお約束な能力と、
中盤辺りで親が目の前で死ぬというお約束な不幸を体験する。
能力的にはバランス型なのだろうが、武器の変更ができず、
専用武器を強化するにはレアアイテムが必要ということもあって、なかなか攻撃力が伸ばせない。
最終的には魔術師の「アルノー」に通常攻撃力が劣るという始末。
しかも「ラクウェル」という強力なアタッカーの存在があるため戦闘では主役になりきれない。
アイテムの効果範囲を拡大させる「ミスティック」や移動能力が優れることから、
上手くHEX移動を駆使して立ち回るのが得意。
CVがアイドル声優の白石涼子ということもあって「下手な演技がウザい」などと叩かれることも。
●でぃヴぁいんうぇぽん【ディヴァインウェポン】
WA4のラスボス。漢字名は『神剣』。
世界大戦を終結させるために造られた超兵器だったが、使用する前に大戦が終結したため、
ラスダンの奥に封印されていた。大戦終結後も争いをやめない人類に絶望した大戦時の英雄ハウザーが、
人類を根絶やしにするために起動。ハウザーは神剣と融合し、主人公たちと戦いになる。
第一形態は人型、第二形態は竜型、最終形態はロボット型へと変化。
『ハンディキャノン』『バニシングレイ』『アークスマッシャー』と、
WA1の主人公ロディと同名の技を使用し、更に行動順を無視して攻撃する能力『アクセラレイター』を使ってくるが、
弱いと言われがちなその他の中ボスたちと同様、大して手強い敵ではない。
最終形態は普通の攻撃では止めが刺せず(必ずHPが1残る)、
直前に修得した合体技『アークインパルス』でしか倒せない。
なお、そのアークインパルスの修得場面が、なんの脈絡もなく『アークインパルスだッ!!!』
の一言で修得するという、打ち切りアニメのような強引なものだったため、
唖然としてしまったプレイヤーも多かったという。
●ひゅーご【ヒューゴ】
WA4に登場する敵幹部の一人。ハンチク(半人前)が口癖。
[絶対の彼方(システム・クロノス)]の異名と異能を持つ。
時間を圧縮し、ほぼ静止した時の中を自在に動き回るという
聞くだけなら凄まじい異能を持ち、主人公達を恐怖に陥れた。
しかし、その間は攻撃ができないという致命的な欠点があり、
戦闘では単なる攻撃回避の手段でしかない。
またコンプリートガイドよると戦術の核はあくまでシステム・クロノスであり、
本人の武術の腕は達人の域にまで昇華されていないため、
逃げれないよう囲んでしまえば勝ったも同然。
戦闘後の生死は不明だが、生存か死亡かでたまに論議されることがある。
●らくうぇる・あっぷるげいと【ラクウェル・アップルゲイト】
ワイルドアームズ4の仲間キャラ。関連スレでは林檎とも呼ばれる。
大剣使いの少女で、準ヒロイン的な立場だがファンの間では正ヒロインを凌ぐ人気を誇る。
パーティの中では最年長(19歳)であり、言動はその年齢以上に大人びていて渋い。
また凄腕の剣士でありながら絵画を嗜み、イベントでは料理を作るとなかなか多才。
しかし剣以外の腕前は、キャラ紹介の「絵がアレ、料理がナニ」という一文から察してあげよう。
だが、そんな彼女が作中で背負っている運命はあまりにも重い。
幼い頃に核兵器の暴走で故郷と家族を失っており、その際に自らも被爆。
身体は原爆症に蝕まれ、そのために丈の長いコートを身に着けて身体を隠している。
絵を描くのは、死ぬ前に荒廃した世界に残る美しいものを思い出に残すためなのだ。
普通、こういうキャラは最終的に治療方法が見つかって大団円という展開になりがちだが
ED後は美しいものを見つけられた幸福な最期を迎える。
と、紛うことなき病弱キャラなのだが剣の腕は非常に高く、
何の補助魔法をかけずともボスクラスの敵を通常攻撃数発で沈めるほど。
素早さは低いものの、一時的に2回行動ができる固有能力を持っているため十分カバーできる。
このようにただでさえストーリーで主人公を食うほど目立っているのに、戦闘では更なる大活躍をする。
良くも悪くもこのゲームを語る上で欠かせない人物であろう。
☆関連語☆
真のヒロイン バランスブレイカー ロンバルディア
●わいるど-あーむず-ざ-ふぉーす-でとねいたー【WILD ARMS the 4th Detonator】
SCEのRPG、ワイルドアームズ(以下WA)シリーズの第4弾。
タイトルに「Detonator(起爆剤)」を冠し、今までのWAにない要素が多く取り入れられている。
戦闘フィールドにHEX(六角形のマス)を導入した戦闘システムや、
ダンジョンでの謎解きはアクションによる行動重視、戦闘以外でのボイスを追加、
物語も一直線で迷うことはほとんどなく、マップフィールドの簡略化も含めサクサク進む。
ファンの間からも異色作と呼ばれるほど様変わりしている。
ただしシステムはまだ発展途上のものが多く、特に戦闘は非常にバランスが悪い。
フィールドの簡略化も「世界を色々歩き回って探す楽しみがなくなった」という意見も多い。
話が急速に進む分、EDまでの道のりも短く(普通にプレイしても20時間前後)、
やり込み要素の少なさも合わせて従来のファンからはボリューム不足と不満の声も。
他もろもろの不安定な要素が絡み、WAシリーズの中でも特に賛否両論が分かれる物となっている。
なかなか良い噂を聞かない今作だが、エンディングにはなかなか定評があり、
麻生かほ里の歌う切ないEDテーマと非常にマッチし、エピローグに涙したプレイヤーも多い。
余談だが、後に発売された攻略本の開発陣のインタビューにてスケジュールの都合で
本来のボリュームの半分で発売されることを余儀なくされたことが判明し
「もう一度作り直して発売してくれ!」という意見もスレ内でチラホラ見かける。
▼ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード
●うおおおおおおッ!!――ふぁあありどぅううう――んっ!!!
【うおおおおおおッ!!――ファアアリドゥウウウ――ンッ!!!】
2006年11月末、最新作5thの発売を控えたWAスレで大流行したフレーズ。
公式サイトで公開されたプロモーションビデオで、敵のトップであるヴォルスングがなぜか、
「うおおおおおおッ!!――ファアアリドゥウウウ――ンッ!!!」と絶叫していたことが発端。
なお、ファリドゥーンは敵キャラの一人でヴォルスングの配下である。
冷徹な性格だというヴォルスングがこのようなセリフを吐いたことはWAスレ住人に大きな衝撃を与え、
このようなセリフを吐くに至った経緯やシチュエーションなど様々な憶測が飛び交った。
発売後、この場面はWAシリーズの特徴である『燃え』場面だと判明。
この場面の直後にさらにアツい場面があったため多少印象は薄れたものの、相変わらずネタにされている。
また、ファリドゥーンもファアアリドゥウウウンなどと表記されるようになってしまった。
ネタキャラ化したファリドゥーンと絡めて使われることも多いセリフだが、
何の脈絡もなく唐突にし使用されることも多い。
ついには作曲を担当した上松範康氏までサントラのライナーノーツでやらかしてしまった。
(前略)
締め切り間際の上松という人体から発せられる、
鬼気迫る歌声を、名シーンと共にお楽しみあれッッッ!!
サントラ買ってくれて本当にありがとうございましたッッッッ!!
うおおおおおおおッッ!ファリドゥ―――――ンンン!!!
上松範康
☆関連語☆
うおおおおおおおお
●ヴぉるすんぐ【ヴォルスング】
ワイルドアームズフィフスヴァンガードの大ボス。
配下に四天王と呼ばれる巨乳あり基地外あり筋肉マンあり幼馴染(男)ありのおもしろ集団がいるが、
誰一人ヴォルスングを信頼していない、とても可哀相な大ボスである。
それに加えてラストバトル形態より、その一つ前のバトル形態の方が強いという有様。
ラストバトルのヒーロー戦隊物的主題歌をバックに主人公達にボコられる姿はまさに咬ませ犬と呼ぶにふさわしい。
●こきゅーとす【COCYTUS】
WA5の隠しダンジョンの一つ。
構造はいたってシンプル、各部屋を順番に回るだけであり、多くのプレイヤーは拍子抜けすらした簡単なダンジョン。
(ただしここは隠しダンジョンのほんの手始めに過ぎない)
しかし、時間経過ですぐに出現するはずの橋がいくら待っても出現しないという報告があり、攻略スレを混乱させた。
実は時間をPS2の内蔵時計で測っていたことが判明。
薄型PS2は一度コンセントを抜くと設定がリセットされるらしく、
薄型使用者は何時間待っても橋が出現しないという史上稀に見る恐ろしいトラップを味わった。
●こすちゅーむ【コスチューム (WA)】
WA5では、一部の服は通常の服と色が異なっているため、それを装備するとちょっとした着せ替え気分が楽しめる。
また、終盤になると、学生服や前作までのメインキャラの服という、かなり特殊なコスプレもできる。
●しびあないっきうち【シビアな一騎討ち】
ワイルドアームズフィフスヴァンガードの終盤の仲間四人と敵方四天王の一騎討ちのこと。
通常、一騎討ちはイベントバトル的なものが多いが、
この一騎討ちは装備、アイテムが整ってないと絶対勝てないくらい向こうは本気でくるのだッ!
ここで初めてコンティニュー使った人多いんじゃなかろうか。
●ちゃっく-ぷれすとん【チャック・プレストン】
ワイルドアームズ5に登場するパーティメンバー。
キザで二枚目だがヘタレ、という設定があったため、
パーティに迷惑をかけるような行為が多いだろうと思われていたが、特にそんなことはなく、
「場の空気を読むのが苦手で周囲を凍りつかせる」とされていたが、特にそんなこともなかった。
ストーリー全体の中で見れば、影の薄いキャラである。
しかし、彼と幼馴染のルシルと敵の四天王ファリドゥーンの関係を巡るイベントは作中でも秀逸であり、
ありがちな愛を取り戻せな展開にはならないことがプレイヤーを驚かせた。
わりと早い段階で本人自身がその状況を納得してしまっている姿は涙を誘う。
ところが、そのイベントを踏まえた終盤でのファリドゥーンとの一騎打ちでは、熱い想いをぶつけまくり、
かつては相手にもされなかった四天王を倒してしまう。
成長したその姿は素直にカッコいい。
しかし他のPTメンバーも似たような一騎打ちが用意されているため、このイベントがツボにきた!
という人でなければやっぱり影が薄い。
●でぃーん-すたーく【ディーン・スターク】
ワイルドアームズ5の主人公。CVは下野紘。
カポブロンコの里の出身で、古代文明の遺産である「ゴーレム」を探すゴーレムハンターに憧れている。
村を大きく離れたことも無いためか、経験不足や知識不足が目立つ。
そのためかボケることが多く、よく幼馴染のレベッカに呆れられたりツッコまれたりしている。
「黒くて固くておっきくて!」などの数々の名(迷)言を残している。
最初はゴーレムハンターであるナイトバーンという人物に憧れるだけの少年だったが、
様々な経験を通して大きく成長していく。
ゲーム開始時はARMを持っておらず、ブラックフェンリル(と名付けたシャベル)で戦う。
この時は攻撃力も低くお世辞にも強いとは言えないが、
序盤のイベントでARMを手にしてからは、頼れる前衛としてガンガン活躍する。
接近戦を得意としており、ARMについているブレードで戦う。
そして何故か銃撃を行わなくてもARMの弾数が減るため、他キャラと同様リロードが必要。
何をリロードしているのかは不明。
ちなみに、シャベルやつるはしに名前を付けるのは彼の趣味らしく、
自宅に置いてあるシャベルなどを調べると「ノーザンブレード」「ドゥームブリンガー」
といった名前がつけられているのが確認出来る。
RPG広しと言えど、採掘用具に中二病を患っているとしか思えないネーミングをするのは彼だけではなかろうか。
●ふぁりどぅーん【ファリドゥーン】
WA5の敵役であるベルーニ族四天王の一人にしてリーダー。
職務に忠実で部下からの信頼も厚い軍人という設定なのだが、
初登場シーンで同僚にモテないことを見破られる、
実家の地下にメイドロボと魔女っ娘が出現する、
相思相愛のお相手は自分ちのメイドさん(巨乳、パーティキャラの幼馴染)、
とあるイベントで奥義を繰り出すが、白刃取りされた挙句頭突きを喰らって昏倒、
ていうかその奥義もただ単に「全力で突っ込む」だけ、
そして「うおおおおおおッ!!――ファアアリドゥウウウ――ンッ!!!」
とかくネタキャラとしての要素がてんこ盛りのキャラ。
四天王と呼ばれるだけあって確かに戦闘能力は高いのだが、
軍人というより忍者のようないでたちと戦闘スタイル、
移動→移動技を使用→元の場所に戻るといった意味不明な行動、
その際の「小細工なんてものでは済まぬぞッ!」といったよく分からないボイス、
しかも空耳で「モザイクなんてもの〜」としか聞こえないなど
やっぱりネタキャラはネタキャラなのだった。
☆関連語☆
チャック・プレストン
●ものほいーる【モノホイール】
「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」にでてくる、地上を走る乗り物。
巨大な車輪の中に主人公が乗り、その中で操作しながら走る。
これに乗っている時は敵と遭遇しないので便利。
コールホイッスルというアイテムを使えばこの乗り物を呼び出せるのだが、
密閉空間でも呼びだせることから、多分、魔法的な原理で召喚されていると思われる。
見た目がかなり印象的なので、架空の乗り物とされそうだが実際に存在して歴史もかなり長い。
日本では、一輪バイクという名でも通っているのでそれで調べてみると面白いかもしれない。
ちなみに、モノホイールの原型はモノサイクルになっている。
この頃は、バイクが開発されて時もたっていないこともあり自転車を一輪だけにして
その中でペダルを漕ぎ移動するという発想で開発が行われていた。
ただ、このモノサイクルには致命的な欠陥があり巨大な一輪が操縦者の視界に入ってしまい、
前が見えにくくなるということが昔から現在にかけて問題になっているが、
それにも関わらず自作でモノホイールを作ってしまうコアなファンが多く存在する。
更に、一部のメーカーなどでもジャイロスコープを利用した未来の乗り物として開発するという企画が持ち上がっていたりする。
実用化にはまだ遠い領域だが、これからの動きにも期待できる実在する乗り物の一つでもある。
●よとぅんへいむ【ヨトゥンヘイム】
ワイルドアームズフィフスヴァンガードに登場する最強のゴーレム。
12000年の眠りから醒め、主人公たちの味方であるゴーレム、アースガルズと終盤に大バトルを展開する。
が、よほどアースガルズの装備がしっかりしていないと勝つことはまず不可能なぐらい強い(勝っても負けてもストーリーは進行する)。
ヨトゥンヘイムとアースガルズのバトルムービーは、まんま勇者王ガオガイガーのパロディである。
●れべっか・すとらいさんど【レベッカ・ストライサンド】
WA5のダブルヒロインのうちの一人で曲撃ちの名人。
基本的に物語は彼女が書いたポエムで進行してゆく。
主人公に対する気持ちや仲間への思いが事細かに書かれているが、
途中からは、主人公一筋な日記が多少多くなってゆく。
彼女自身は主人公に振り向いてもらおうと色々と努力するが空気の読めない仲間の横槍が入ったり、
アクシデントが発生し何もできない日々が続く・・・・
更に、あるイベントで「自分な好きな人が言っていた〜」と発言して他の仲間達が気付いても、
言われた本人は全然気付いていないと言うある意味、病気に近いほどの鈍感でその姿が逆に哀愁を誘う。
結局なんの進展もないままラストまで行ってしまうのだが、
最後の最後でもう一人のヒロインに良い所を全て持ってかれてしまうというある意味可哀想なキャラクターである。
●わいるどあーむず ふぃふす ヴぁんがーど【WILD ARMS the Vth Vanguard】
WAシリーズの5作目(Fを含めれば6作目)。
シリーズ10周年を記念した作品だが、シナリオライター、キャラデザ、作曲家、
今までOP、ED曲を歌っていた人(麻生かほ里)を変更するなど、とにかく変更点が多く、
発売前から色んな意味で大いに話題となった。
内容はロードが長いことを除けば概ね良作。
特に戦闘面は前作で不評だった点がかなり改善されている。
他にも過去シリーズのキャラ達がサブイベントで登場していたり、
ファンサービスも充実している。
ただ、旧作(特に1、2)のファンからは「こんなのWAじゃない!」
と拒否反応を起こす人も多く、どの時期からファンになったかで賛否の分かれる作品でもある。
▼ワイルドアームズ クロスファイア
●わいるどあーむず くろすふぁいあ【WILD ARMS XF】
2007年8月9日発売。WAシリーズの7作目。
WAシリーズで唯一のPSPソフトであり、唯一のシュミレーションRPGである。
と、シリーズにおいては限りなく異色な作品なのだが、4や5に比べて異色と言われることは少ない。
その理由はシナリオがおよそいつもの金子節だからなのかそれとも存在感が無いだけなのか・・・
よく戦闘の難易度が低いと言われるWAシリーズだが、今作の難易度はむしろ高め。
一癖ある敵キャラやマップ、一部の鬼畜じみた勝利条件と連戦によりクリアまでに何度もリトライさせられる。
またシリーズの特徴でもある謎解きもパズルめいた勝利条件の戦闘によって再現されており、それも初見ではまず無理な難易度である。
とはいえ理不尽にただ難易度が高いわけではなく、基本的にプレイヤーが考えれば考えるほど勝利が近づくというバランスになっている。
また、一部のスキルやクラスに調整不足の部分が少なからずあるため、シナリオが進んで選択肢が増えていくと戦闘もぬるくなっていく。
今作の魅力に憑かれた渡り鳥たちが今もクラス縛りやスキル縛りでのプレイを敢行している。
というわけで人を選ぶ要素はあるものの、おおむね良作であると思われる。
ぶっちゃけ中古で安く売っているので、じっくり考えるのが好きな人はぜひ手にとっていただきたい。
☆関連語☆
シミュレーションRPG HEX
●しゃるとるーず【シャルトルーズ】
ワイルドアームズXFに登場するキャラクター。主人公たちと敵対するエレシウス王国元老院の議長。
死を司る力を持ち、戦闘ではアンディットモンスターを召還して戦う。
しかし主人公たちとの最終決戦では、仲間に裏切られて死者を操る魔道書を切り刻まれてしまい、
召還したアンディットの制御ができなくなってしまう。
この時に戦うことになるアンディッは、主人公たちとシャルトルーズの両方を攻撃対象とするが、
特定の技以外で倒しても復活し、その際にステータスが強化されるという性質を持っている。
そのためシャルトルーズの使う広範囲攻撃で倒されては復活し、強化された能力で主人公たちに襲い掛かるという強敵。
またシャルトルーズ自身も状態異常攻撃を連発してくるため、この時の戦闘はかなりの苦戦を強いられることとなる。
……が、それはあくまで正攻法で戦った場合の話。実はこの戦闘には非常に楽に勝てる方法が存在する。
それはスタート地点から少し下がってひたすら待機すること。これだけ。
こうするとシャルトルーズは主人公たちの場所に辿り着く前にアンデッドに捕捉され、
アンディットに攻撃→アンディット復活を繰り返すことになる。
やがてどんどん強化されるアンディットたちの攻撃が致命傷になり、
哀れシャルトルーズはそのまま死亡してしまうのだった。
自分の召還したアンディットにタコ殴りにされてやられる彼の姿は、
プレイヤーたちに争いの愚かさを教えてくれる ……かもしれない。