かa かb    こ
▼こ
【5・ファイブ】
【こいつらは俺の獲物だ】
【後衛】
【交易】
【航海日誌】
【効果音】
【交換】
【好感度】
【高級ホテル】
【攻撃速度】
【攻撃パターン】
【攻撃力】
【後攻回復】
【高校生】
【高高度】
【考察】
【鉱山】
【公式サイト】
【公式ヒロイン】
【工場】
【高所転落】
【合成】
【合成魔法】
【鉱石】
【光線銃】
【膠着状態】
【皇帝】
【高低差】
【黄道十二宮】
【硬派】
【荒廃した世界】
【硬派キャラ】
【工房】
【拷問】
【荒野】
【攻略後は入れなくなるダンジョン】
【攻略サイト】
【攻略本】
【攻略本のミス】
【高レベル習得技】
【護衛】
【声変わり】
【声でバレる黒幕】
【GO GO RPG】
【氷属性】
【氷漬け】
【氷の洞窟】
【ゴールド】
【ゴールドカートリッジ】
【ゴーレム】
【誤解】
【小型化】
【コカトリス】
【語感】
【ゴキブリ】
【コキュ】
【故郷】
【五行】
【黒曜石】
【ここからは二度と出られないぜ】
【ここは○○の町です】
【心が折れる】
【心にも無い言葉】
【心の成長】
【孤児】
【孤児院】
【誤字脱字】
【個人アクション】
【越す】
【コスチューム】
【コスチュームチェンジ】
【コストパフォーマンス】
【コスプレシステム】
【コスモス】
【ご想像にお任せします】
【古代語】
【古代大戦】
【古代文明】
【古代兵器】
【古代文字】
【拘り】
【ご都合主義】
【こっちの方に用はない】
【籠手】
【後手】
【固定客】
【固定装備】
【固定ダメージ】
【固定ダメージ技】
【固定敵】
【固定パーティー】
【虎徹】
【古都】
【孤島】
【子供(村人)】
【子供のドラゴン】
【誤認逮捕】
【小ネタ】
【近衛兵】
【このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています】
【この毒には普通の毒消しが効かない】
【この村から出ていってくれ!】
【御飯・ご飯】
【ご飯よー、下りてらっしゃい】
【語尾】
【コピペダンジョン】
【コブラ】
【ゴブリン】
【コペルニクス的転回】
【コボルト】
【CM】
【こまめにセーブ】
【コマンド】
【コマンド選択式RPG】
【ゴミアイテム】
【ゴミ箱】
【COM】
【小者】
【古文書】
【固有戦闘BGM】
【固有能力】
【固有名詞の流用】
【コレクターアイテム】
【これコントローラーおかしくね?】
【これで勝ったと思うなよ!】
【殺して生き返らせる】
【殺す】
【殺す価値もない】
【壊される】
【壊す】
【壊れる】
【昆虫モンスター】
【コンティニュー】
【コンプリート】
【コンフィグ】
【棍棒】
【コンボコマンド】
【混乱】



●ご【5・ファイブ】
1)ここまで出す作品なんてドラクエかエフエフぐらいしかないですよ。

2)よくぞここまでたどりつきましたね。ここまできたということは、
そうおうのちめいどと、たくさんのファンをえてきたというあかし
しかし ここからはそううまくはいきませんよ!!
ファンの目も肥え、そろそろシリーズの集大成的な作品を出さなくてはいけなくなるナンバー。
4ではちょっと異色作を作ってみちゃったりしても、ここでは本気を出さなくてはいけない。
成功するとシリーズの代表作が生まれるが、失敗するとキリのいい数字なので打ち切り。


●こいつらはおれのえものだ【こいつらは俺の獲物だ】
敵であるのに主人公を助けたキャラが発言するセリフ。
このテのセリフを言ったが最後そのキャラは、口では「勘違いするな」「獲物を取られたくないだけだ」などと言いながらも、
窮地を救ってくれたりアイテムや情報をくれたりと、ツンデレ街道をもの凄い勢いで突っ走ってくれる。
最終的には仲良くなってしまうことも少なくなく、本懐を遂げることはまずないと言って差し支えない。

☆同義語☆
勘違いするな


●こうえい【後衛】
戦闘時の陣形において後方に立ち、主に前衛キャラをサポートする役割を担う。
基本的に攻撃をしにくくされにくいポジションであるため、
打たれ弱い回復役や魔法系キャラを置くのが定石。
大ダメージや状態異常を受けた前衛キャラが立て直しのために後衛に下がる事もしばしば。
比較的安全なポジションであるが故にできるだけ攻撃を受けたくないキャラが配置されがちなため、
後衛狙いの攻撃を使う敵がいたり、背後攻撃を受けて最前線に立たされたりすると一気に壊滅する危険性もある。

☆対義語☆
前衛 中衛

☆関連語☆
隊列 陣形


●こうえき【交易】
他の商人や別の地方を相手に、互いの持っている商品や特産物を交換・売買すること。
普通のRPGでこれをやろうとしても、通常は商品の値段が全国的に統一されているので儲けが出ない。
ただし幻想水滸伝シリーズや太閤立志伝シリーズではシステムとして存在し、
これを行ってちゃんと利益を出せるようになっている。

基本は安く売っているものを他の地域に持っていって高く買ってもらうこと。
ただし際限なく稼げないように、値段が相場制になっていたり
商品が在庫制になっていたりと、工夫しないと儲けが出ない仕様であることがほとんど。
地味かつ地道な作業になりがちだが、やりようによっては大もうけできる。


●こうかいにっし【航海日誌】
航海日記とも。
主に沈没船や幽霊船などで読める、船長や船員が記した日誌(日記)のこと。
大概は謎解きのヒントや、船がどういう経緯で今の状態に陥ったのかが書かれている。
また書かれている内容が後者の場合、流れているBGMとの相乗効果で怖く感じるのも特徴である。


●こうかおん【効果音】
主人公が壁にぶつかったり、敵を攻撃した時に出る音などの総称。
フィールドなどでは地味な音だが、攻撃する時の音などは結構派手なものが多い。
たま〜にマヌケなものがあったりする。
RPGに限らず様々なゲームに欠かせない要素なのだがちょっと地味。
作り出すにはある意味作曲するくらいの労力があるかもしれない。


●こうかん【交換】
大きな意味としては、互いの持っている物の持ち主を入れ換えることである。
極論を言ってしまえば、金を払ってアイテムなどを購入することも交換の一つと言えるだろう。

ゲーム的には、NPCの持っているアイテムと、プレイヤーの持っているアイテムを交換するイベントであり、
ストーリー展開上、必須になる場合もあれば、単なるサブイベントであることも多い。
ただし前者のパターンをやり過ぎると「作業ゲーム」とか「お使いゲーム」とか言われてしまうことも…。

☆関連語☆
わらしべイベント


また、携帯機など、プレイヤー間通信が可能なゲームでは、
所持しているモンスターやパーツを通信を介して交換することが可能である。
この手のソフトは、一つのバージョンではコンプリートが出来ないことが多い。
一部のプレイヤーにとってはコンプリートへの最大の関門がこれといえる。

※注意
内輪同士ならまだしも、見ず知らずの相手との交換の場合は、必ず互いが損をしないように配慮が必要である。
配慮の無い交換要求を出しても、誰も見向きもしないどころか、リアルファイト発展の危険性もある。
いつの時も、場の空気を読むのが大切なことであるのだ。


●こうかん-ど【好感度】
最近のキャラ重視系なRPGでよくあるシステム。感情度ともいわれる。
キャラごとに隠しパラメータとして存在し、これが高かったりすると
イベントやエンディングでその高かったキャラが出て専用の会話とかが発生する。
好感度を上げるためにはイベントなどの選択肢でそのキャラにあった選択肢、
例えば前向きな奴と仲良くなりたければ前向きな意見や行動をすればいい。
ただし隠しパラメータなので誰がどう上がったとかはよほど研究しないと
知ることは無理。
このシステムを取り入れてるのはFF7・XやTOS、SOシリーズが有名。


●こうきゅう-ほてる【高級ホテル】
宿屋の一形態。
普通の宿屋と違う点は宿泊料金が破格であるが、それに見合ったサービスをしてくれる所。
高級ホテルでなくても、宿屋の部屋に料金の格差がつけられている場合で、
通常よりも高い値段で泊まる時も同じである。
具体的なサービス内容は

アイテムが手に入る→デュープリズム、スーパーマリオRPG
回復量、回復できるステータスが違う→ミンサガ、ウィザードリィ
たまにイベントがおこる→テイルズ
など


●こうげき-そくど【攻撃速度】
攻撃時のモーションや予備動作の速度。
戦闘にアクション要素のあるRPGでは、リーチと並んで武器の重要なステータスである。
攻撃速度が優れていると、敵よりも先に一撃を食らわせることができ、
方法次第で封殺やハメ技に繋げることもできる。
また、攻撃速度の速さはそのまま操作性の快適さにも影響する。
通常、短剣や暗器などの軽い武器ほど速く、斧やハンマーのような重い武器ほど遅く設定されてある。
弓や銃のような間接攻撃のできる武器も、予備動作が大きいなどのため攻撃速度は遅いことが多い。


●こうげき-ぱたーん【攻撃パターン】
敵の攻撃順にある法則のこと。
完全ランダムから、完全にローテーションまで多種多様。

追記:なかには状況によって変化するのもいる。自分一体になると攻撃が激化したり
一定時間経つとパターンが変わったり。HPの残りでも変わる。


●こうげきりょく【攻撃力】
RPGの代表的ステータスの一つ。
キャラの力強さを表し、この数値が高いほど物理攻撃した時のダメージが増加する。
基本的にキャラ自身の力強さに武器の威力がプラスされたものが適用される。

☆関連語☆
力 武器


●こうこうかいふく【後攻回復】
ターン制のRPGにおいて用いられる戦法の一つ。

「ダメージを受けてから回復しようとしても間に合わない」状況を予防するためのものであり、
耐久力が高く、なおかつあえて確実に後攻が取れるまで素早さが低くした味方キャラを回復役とし、
そのキャラにひたすら全体回復を決め撃ちで行い続け、
敵の攻撃で味方にダメージ→後攻をとったキャラが即座に回復
のパターンを作り、例え大ダメージを受けても、ターン開始時には常に万全の状態を保ち続けることを狙う。

基本的にパターンにはまってしまえばどうにでもなるため、
やりこみプレイの際や、敵の攻撃と味方の回復手段が共にインフレ気味なゲームにおいてよく用いられる。
また頭の良いAIは後出しジャンケンでそれを行う者もいる。

欠点は味方の状況に関わらず、回復手段を毎ターン使い続けるため、回復手段の消耗が非常に激しいこと、
パーティメンバー一人を基本的に回復専門に回してしまうため火力が落ちること、作業ゲーになりやすいこと。
また、敵が状態異常や単体に大ダメージを与える攻撃で崩しにかかるパターンも多く、
強力ではあるが万能ではない。


●こうこう-せい【高校生】
昔のRPGでは魔法で別世界に飛ばされた平凡な人間が勇者となって世界を救うというシナリオがしばしばあった。
おそらくはダンバインあたりからの発想なのだろうが、
こういう場合たいてい「日本の普通の高校生」が召還されるのがお約束であった。
さすがに最近ではこんなベタな設定はないな・・・と思っていたら、実は未だにこんな設定を使うメーカーも存在する。


●こうこうど【高高度】
直接攻撃はもちろん遠距離攻撃なども届かない高さにいる状態。
お互い手が出せないため睨み合ったり威容を誇示する為に高高度を自由に飛び回ってみたり。
いざ戦う時は剣が届く範囲にまで降りてくるので何も問題はない。

気球や飛空挺に乗っててエンカウントしないのは敵から見てこっちが高高度にいるせい。

FF竜騎士のジャンプのように高高度から急襲(また高高度へ上昇)という戦術は
現実の航空戦闘でも極めて有効だが、
プレイヤーがそれをされるとやる奴をヘタレ、チキン呼ばわりしたり。

メタルサーガでは敵の状態の一つとして存在する。


●こうさつ【考察】
ゲーム内で、あるいはそうでなくても公式に述べられていない様なゲーム設定をプレイヤーがよく考えて読むこと。
大きく分けて2種類あり、一つはゲームシステム(ダメージ算出方法や敵の行動法則など)の考察。
もう一つは、キャラ設定や世界観の考察である。
あまり公式で多くを語らず、いくつもの謎を残すゲームだと考察の対象になることが多い。
特にサガ系のゲームはシステムもキャラや世界観の設定も謎だらけで、
多くの考察好きな連中の格好の研究対象になっている。

他人から支持されるような考察をするためには、説得力のある「根拠」が何より必要であり、
これがないとただの厨の妄想として叩かれるので気をつけたほうがいい。
面白い考察はネタとして評判になり、信者達の間で非公式設定として認知されることもある。

例)七英雄追放者説(ロマサガ2)、リノア=アルティミシア説(FF8)


●こうざん【鉱山】
鉱物を発掘するための場所。
ダンジョンになっていることが多い。
しばしば、古代の遺物や呪いの○○といったものを発掘する。
その鉱山を中心にして栄える町があることもあるが、
襲われたり滅びたりする確率は結構高い。

☆鉱夫の方へ☆
貴方の近くで、『遺跡発見』『勇者現る』『戦争勃発』などの出来事が起きた場合、覚悟してください。
高確率で、貴方の仕事場が落盤や毒ガス発生などの鉱山事故などに見舞われます。
また、モンスターや悪の組織の襲撃など街の外部から危険に迫ってくる可能性もあります。
対処法としては、時期的にいつ発生するかは、勇者候補の青年の旅の進行具合によるので予測がつきにくいのですが
『街の外へ買出しに行っていた』『故郷の女房の下へ里帰りしていた』と偶然を装い
『仕事場を留守にしていたので助かった人』を装う事は充分に可能です。
そのためにも、普段から真面目に仕事をしておいて有給休暇を貯めておきましょう。
しかし、有休が無かったり、災難を予測できずに巻き込まれた場合は
下手に正義感を出して、将来英雄の青年と立ち向かったとしても、
貴方がパーティインできる可能性はとても低く、あっさりと殺されてしまう可能性は大です。
悪党には逆らわず、災害には近寄らず、なるべく安全地帯に逃げ込みましょう。
後ろ指を指されるのが怖いならば、青年に何かアイテムを売ったり渡したりしておきましょう。


●こうしき-さいと【公式サイト】
会社が作った公式なサイトのこと。
プロが作ってるだけあり、そこら辺の素人が作ったサイトとは比べるまでもなくハイクオリティ。
プロモや壁画がダウンロードできたり、開発者のブログが読めたりするサイトも多い。
当然、載せられる情報は何処のものよりも信用でき(たま〜に誤報もあるが…)、注目度も高い。
更新日は金曜日が多い。


●こうしきひろいん【公式ヒロイン】
フツーのRPGはヒロインは一人なのだが、
たまにヒロインっぽい立場の女キャラが二人以上いたり、
主人公がムダに全員攻略できるギャルゲのようなRPGがある。
その場合問題になるのが公式ヒロインである。
主に「話の流れ上一番ヒロインらしい」「キャラ紹介で主人公の次に紹介される」
「攻略本、取説などで扱いがでかい」などが条件である。
普通に進めていてどっちがヒロインなのか判断できない場合、また人気が二分している場合、
血で血を洗う争いが起きたりする。
有名なところでDQ5のビアンカとフローラ、FF7のティファとエアリス、
マイナーなところではスタオ3のソフィアとマリアである。
テイルズではシンフォニアのロイドが全員攻略できるが、
なぜか男まで攻略できるためもはやどうでもよくなっていた。


●こうじょう【工場】
ある程度近代的な世界観を持つRPGなら大抵出てくるダンジョン。
ほとんどは兵器工場で、やばい物を量産している。
どう見ても生産ラインに関係ないベルトコンベアーや昇降機、クレーンなどの設備、
どっかに必ず開ける方法が落ちてるセキュリティ的に問題のある隔壁、
やたらに配置されたスイッチやレバー達が行く手を阻む。
敵の重要施設とかだとクリア後爆破されてもう入れなくなることも多いので注意が必要である。


●こうしょ-てんらく【高所転落】
イベントで追い詰められて敵に突き落とされたり、
または一か八かで自ら高所から飛び降りること。
大抵追手は死んだと思っているのでそれ以上追いかけてくることはないことが多い。
しかし、落ちた奴は怪我や気絶はするものの、たいてい生きている。
特にすごいのは初代聖剣及び新約聖剣のヒーローで、
超高度をとっている飛空艇から落とされても死んでいなかったというタフな人間だった。
また、塔などではショートカットとして飛び降りてすぐに出ることができる場合もある。

追記:また、ダンジョンなどでは一度上の階から飛び下りないと入れない部屋があったりする。
たいてい重要なアイテムが隠されているので、恐れず飛び込む勇気が必要。
HPが減らないのは冒険で鍛え上げた肉体のおかげと思われるが、
重力に勝ってもモンスターに負けることはある。
追記2:真・女神転生3ノクターンではマントラ軍本営(サンシャイン60)の頂上から飛び降りると、
ショートカットできるけどHPが1になる。


●ごうせい【合成】
武器と武器を合成して新しい武器を作り出したり、耐久度を高めること。
大抵はかまど(+火をつけるための物)や店などでないとできない。
いわゆる、錬金術に近い設定の場合もあるが。
場合によってはそういうものを一切無視している場合もある。
主にアクションRPGやダンジョンゲーに多い機能。

☆使用例☆
鉄と木材を__すると鋼になるんだ。


●ごうせい-まほう【合成魔法】
特殊攻撃である魔法システムをさらに進化させようとして考案されたシステム。
レベルが上がれば自動的に全ての魔法を覚えるのではなく、
強力な魔法は通常魔法やその他のアイテムを組み合わせることで覚えるシステム。
これによりプレーヤーごとのキャラクターの幅が広がった。
有名所ではスクウェアの看板ソフト、ロマンシングサガ2などがこのシステムを取り入れている。
対するエニックスの看板ソフトドラゴンクエストでは漫画ロトの紋章において賢者ポロンが使用していたが、
ゲーム本編では存在しない。


●こうせき【鉱石】
1)鉱物、またはそれを含有する岩石のこと。
主に鉱山などから採掘される金属や石。

2)冒険が始まった前後辺りに発見された「新種の鉱石」には何かしら不思議な力が秘められており、
それを巡って大国が戦争を仕掛けたり所有国に外交の切り札にされたりする。
たいていはエネルギー産業や軍需に革命をもたらすものである。
一度手に入れた大国が使い方を誤りひどい目に遭った後、主人公が入手して知り合いの発明家に渡して新たな移動手段や武器を作ってもらう。
また、古代文明はたいていこれの乱用が原因で滅びている。

3)ヒロインが持っているペンダントに付いている石。
代々受け継がれた物だったり親の形見だったり古代兵器を起動させる鍵だったりするもの。
特殊な能力を持っている場合、その本体は石である。

☆関連語☆
ペンダント 宝石 クリスタル


●こうせん-じゅう【光線銃】
実弾の代わりに強いエネルギーを持った光線及び光の弾丸を撃ち出す銃器。
現実世界ではアメリカが2007年に光線照射実験に成功したと言われた程度で実用の段階には至っていない。
RPGではスーパーロボット大戦やサガ2などに登場した単発威力が高いが連射性の低いビームライフルが主流
(ただしνガンダムやストライクガンダムなどのビームライフルはある程度の連射が利く)だが、
マザーシリーズの光線拳銃とも言える小型ビームガンや、強い光を拡散させて敵全体を攻撃するFF6のサンビーム、
バズーカを思わせるような重めのビームランチャー(Zガンダムのハイメガランチャーなど)も登場し、
近代、現代、未来世界と、時代考証を問わず様々な形で利用されている。

●こうちゃく-じょうたい【膠着状態】
主に自分の体力値を回復できるボス戦で起こる現象。
いくら削ってもたちまち回復されてしまい、
またプレイヤー側も回復するため、
いつまでたってもお互いに決定打を与えられない状態を指す。
打破する方法としては、イベントによる救済、レベル上げなどが挙げられる。
また、敵の多くは体力が一定以下にならないと攻撃思考を改めないため、
プレイヤーが諦めるかアイテムが尽きるまで延々とチキンレースが続く場合もある。
ちなみにレベル上げで事態が解決した場合、
ゲームバランスに問題がある可能性がある。

☆関連語☆
防戦一方


●こうてい【皇帝】
「王様」とほぼ同義語。ただ、何故か敵として登場することが多い。「帝」国が敵であることが多いせいだろうか。


●こうていさ【高低差】
SRPGなどでよく使用される概念。ユニットの立つ位置により命中率、攻撃力、消費行動力が変わる仕様のこと。
以下のようなパターンがお約束である。
・高いところから低いところへの攻撃は命中しやすく攻撃力も高い。低いところから高いところへは命中しにくくダメージも低い。
・高いところから低いところへは移動しやすく、低いところから高いところへは移動しにくい。
・隣接するマスの高低差が極端な場合、歩行ユニットは移動できないが飛行ユニットは移動できる。
・河川マスの場合、高いところから低いところへと水が流れるため、待機ユニットは低い場所へと流されるぅ。
・遠距離攻撃を行う場合、高度の高いマスは障壁となる。
・範囲魔法を使用する際、魔法効果内に魔法発動基点と極端に高低差のあるマスがあった場合、そのマスは魔法の適用がされないことがある。
……もちろん、すべてが現実の物理法則にのっとっているわけではないが、
ゲームとしてのわかりやすさを優先した結果、基本的に「高所有利、低所不利」が一般的である。


●こうどう-じゅうにきゅう【黄道十二宮】
太陽の見かけの通り道である黄道に現れる12個の星座のこと。英語ではゾディアック(zodiac)。
牡羊座・白羊宮(アリエス)、牡牛座・金牛宮(タウロス)、双子座・双児宮(ジェミニ)
蟹座・巨蟹宮(キャンサー)、獅子座・獅子宮(レオ)、乙女座・処女宮(ヴァルゴ)
天秤座・天秤宮(リーブラ)、蠍座・天蠍宮(スコーピオ)、射手座・人馬宮(サジタリウス)
山羊座・磨羯宮(カプリコーン)、水瓶座・宝瓶宮(アクエリアス)、魚座・双魚宮(パイシーズ)
また1995年から同じ黄道上に存在する蛇遣座をこれに加えた黄道十三宮というものが提唱された。

数が多いため、キャラとか属性とかに当てはめて使われることは意外と少ないが、
謎解きイベントや収集アイテムとして登場することがある。
またゾディアックという言葉だけ使われることも結構ある。

☆関連語☆
星座


●こうは【硬派】
1)高難易度、対象年齢が高め(18禁は除く)、流行を意図的に避けている、
独自の主義主張を持ち、決して譲らないなどの特徴を持つゲームのこと。

2)(1)のようなゲームを好む人のこと。
声優のキャラボイス、アニメーションムービーなどを嫌う傾向にある。


●こうはい‐した‐せかい【荒廃した世界】
砂漠や荒野、廃墟など、緑が少なく荒れ果てた地形、ダンジョンばかりの世界。
過去に大災害や世界規模の戦争が起こったがためにこうなったという設定が多い。
自然が衰退し精霊やマナなどの力も衰えているため、魔法的なものより機械的なものの方が多く活躍する。
このような世界を舞台にしたRPGは、
ワイルドアームズシリーズ(特に3)、メタルマックス&メタルサーガシリーズ、真女神転生3など

かなり異色かつ終末的な世界観であるため、見せ方によって非常に魅力的に見える。
実際上記の3つは「世界観が秀逸」といった声をよく聞く。


●こうはきゃら【硬派キャラ】
RPGにおいて稀有な存在。
大半以上が男性で、基本的に無口な傾向である。女性(仲間)と必要以上に馴れ合わず、
女性と交際することに対し熱い信念を持っている場合が多い。
付加される特徴は、ここぞというときに男気に溢れ熱血漢だったり、
恋人や妻には尻にひかれていたりと作品によって様々である。
そして硬派キャラの実態は、ただ女性が苦手なだけだったり、
恋人が死んだ等の硬派になるきっかけとなる暗い過去があったりとコレもまた様々である。
ところで何故稀有な存在かというと、大概のRPGでは
「無口キャラ」や「クールキャラ」「オヤジキャラ」のどれかが存在しており、
このどれかに当てはまってしまうからである。


●こうぼう【工房】
工芸家や芸術家の仕事場。横文字で表現するとアトリエ。
アイテムクリエイションやアイテム合成、武器強化などのシステムがあるRPGによく登場する施設。
ここでは主に武具やアイテムを作成・強化することができる。
ゲームによっては設備を拡張して作れるアイテムの種類を増やしたり、仕事の成功率を上げたりすることができる。

☆関連語☆
アイテム合成 アイテムクリエイション 武具改造 アトリエシリーズ


●ごうもん【拷問】
捕虜などに暴力を行使して無理やり情報を聞き出すこと。
RPGにおいても時々行われるがもちろん倫理的によろしい行為ではないので
主人公はあまりやらない。もっぱらされる側である。
この時さっさと情報を吐いてしまうか我慢するかの選択肢が出て後でアイテムが
もらえたり展開が変わったりすることもある。
ちなみにこの拷問描写はCEROにひっかかる可能性があるので、
直接殴る蹴るの拷問よりも電撃や水責め薬物など間接的な描写のほうが昨今のRPGでは多い。


●こうや【荒野】
森林伐採や気候の変動などによって荒れ果てた原野。RPGでは地形の一種として登場する。
基本的に草原なと変わらない特徴を持つが、出現モンスターはアンデッドや無機質系が多い。

☆使用例☆
__とジーパンが似合うRPG。

☆関連語☆
草原 地形 ファルガイア


●こうりゃくごはいれなくなるだんじょん【攻略後は入れなくなるダンジョン】
図鑑完成やアイテムコレクターの最大の敵。
主に黒幕が明らかになってきた中盤あたりで登場し、
ボスを倒す→ダンジョン崩壊→脱出→ダンジョン消滅のパターンが多い。
もう二度と入れないため取りこぼしたアイテムがあるとorzとなる。
そしてこういうダンジョンに限って一周に一個しか手に入らない超貴重アイテムや、
ここでしか出会えない敵がいることも多い。(特に■製ゲームで顕著)
入れなくなる前ぶりやヒントが事前にあることは非常に稀なので、
コンプリート派のプレイヤーは常に取りこぼしがないか確認するか
事前に情報を調べておこう。
後に手に入れる乗り物の中がダンジョンの場合入手後はなぜか
内部を探索できなくなることもあるので注意。

例としてあげるならFF4のバブイルの塔、FF7のギ族の洞窟や古代種の神殿
サガフロンティアのブラックレイ、アドバンス版ポケモンのマグマ団(アクア団)基地
メタルマックス(R)のコロナビルとかだろうか。

特にアドバンスのポケモンのマグマ団(アクア団)基地にはマスターボールという
超レアアイテムがマルマイン(ミミックのような存在)に囲まれた中にぽつんと置いてある上
その基地自体がストーリーが進むといつの間にか消滅する仕様のため
その存在に気づかずにとり逃したプレイヤーも多かった。
従来の作品でのマスターボールの入手がストーリーのイベント上必ず貰えた事も要因のひとつかもしれない。

特殊な例としてFF5の火力船内部は火力船に乗れるようになると
入れなくなるが、ストーリーを進めると再び入れるようになる。

☆関連語☆
ダンジョン 期間限定モンスター


●こうりゃくさいと【攻略サイト】
特定のゲームをインターネット上で攻略しているサイトのこと。主に個人が趣味で経営している。
攻略内容の濃さは千差万別で、徹底的に隅から隅まで攻略しているサイトから、
(意図的に)次にするべき行動のヒントのみのサイトまで様々である。
稀にタイムアタックや低レベルクリアなどのやり込み専用の攻略サイト、コーナーがある。
また、攻略本には乗っていない(載せていない,載せられない)情報や裏技が掲載されていることが多い。
有益な情報も多いが、ネタバレが嫌なプレイヤーは注意が必要である。


●こうりゃく‐ぼん【攻略本】
1)ゲームに関する様々な情報が書かれた本。
ゲームシステム、シナリオ解説、武器、防具、道具データ、敵データなど。
ヌルゲーマー、ライトユーザーは必須。
最近は、攻略サイトの充実により影が薄いが、
データだけでなく、開発者インタビューや設定資料なども乗せられているので、
ゲームをさらにディープに楽しみたい人にもお勧め。
ゲーム発売直後、簡易攻略本、しばらくして、完全攻略本と二冊発行する販売戦略があるので注意。
また誤植、誤字、脱字などの間違いが多い。

2)その名称通り、ゲームを攻略する目的で編集された書籍を指す。
特にRPGはその性質上、攻略本は重宝される。
かつては、各専門誌、攻略雑誌から、より詳しく情報を編集された別冊付録的な内容で出版されていたが、
エニックス(現スクウェアエニックス)の「ドラゴンクエスト 公式ガイドブック」シリーズがベストセラーとなり、
その頃からメーカー自体が多大な協力を行ったり、あるいは自社や関連会社から出版する、いわゆる「公式」の攻略本が登場した。

このような「公式攻略本」は、大作RPGであればゲームソフト売り上げの約半分の部数が売れ、
書籍ベストセラーの常連。メーカーにとって貴重な追加収入源となっている。
開発者のインタビューや裏設定、普通にプレイしてはユーザーが発見できない隠し要素なとが掲載されており、
一部のユーザーからは「豪華な説明書」と皮肉を込めて言われている。

☆同義語☆
ガイドブック

☆関連語☆
解体新書 アルティマニア エンターブレイン

☆使用例☆
ゲームの内容は薄いのに__は分厚い。


●こうりゃくぼんのみす【攻略本のミス】
攻略本はゲーム発売後短い期間で製作しなければならないため、
調査不足から生じる誤情報が必ず載っている。
RPGは情報量が多く攻略に時間がかかるため、ミスの数も他のジャンルに比べて多い。
少なくとも10個、多ければ100個以上間違いはあるだろう。
調査不足ではなく完全に誤植だったり、コピペミスだったり、
何のイヤガラセか知らないが再現不可能なテクニックやボツアイテムが載っていることもある。
これによりデマ情報が全国にばら撒かれてしまい、デマだと判明する頃にはもはや手遅れである。
デマだと知らず再現不可テクを必死に再現しようとしたり、ボツアイテムを求めて敵を倒しまくったプレイヤーも多いだろう。
今は攻略サイトという便利なものがあり、攻略本のミスを紹介している親切なところもあるが、
中には攻略本のデータを丸写し(当然ミス部分も丸写し)しただけのところもあるので注意。
間違いを見つけても管理人に文句言うのではなく、間違ってますよと親切に教えてあげてください。

☆関連語☆
デマ 攻略サイト


●こうれべる-しゅうとくわざ【高レベル習得技】
極めて高いレベルあるいは最高レベルに達した時点で覚える技のこと。
既にラスボスを軽く倒せるレベルになってから覚えるので、
「誰に使うんだよ」という思いに駆られることも。単に主人公の特権だったり、裏ボス用だったり、
一部のキャラを際立たせるためだけの半ばネタ技だったり。まぁおまけです。見てない人の方が多い。


●ごえい【護衛】
RPGにおいて、主に王様などから姫や偉い人を守るように頼まれるイベントの一種。
だいたいは護衛対象人を目的地まで連れて行くように頼まれる。
しかし無事に目的地まで護衛できることはまず無く、確実に何らかの事件に巻き込まれてしまう。
また護衛対象がパーティーに加入するというのもよくある話である。


●こえがわり【声変わり】
少年が成人になる過程で声が低く、太くなること。
日本では女性声優が演じることで少年の声の高さを表現し、
時の流れ、タイムスリップ等によって成長した場合は声変わりしないと変なので
男性声優に変更する場合が多い。
当然全くの別人が演じることになるので声が変わりすぎて「キャラのイメージが崩れた」
と拒否反応を起こすプレイヤーも多い。これは声優の演技力とは無関係。


●こえでばれるくろまく【声でバレる黒幕】
比較的最近のRPGにて稀に起こる現象。
ストーリー上ではまだ黒幕が判明していない段階で、
黒幕がボイス有りで喋るシーンがあった場合、
プレイヤーが「あれ、この声アイツと似てないか?」と感づいてしまうこと。
フルボイス化の弊害である。

例)ミローディア(バテン・カイトス)、ヒューゴ(リメイク版TOD)

☆使用例☆
(顔が見えないような暗い部屋にて)
黒幕「フフフ…この儀式さえ終われば太古に封じられし魔物が(以下略」
プレイヤー「この声ってアイツだよな…。____ってどうなんだよ」


●ごー-ごー-あーるぴーじー【GO GO RPG】
雑誌「電撃PlayStation」のRPG専門コーナー。
内容は「新作の紹介」「発売済み話題作の攻略+ライター陣によるお遊び記事」と、
これといって変わった点はないが、はっきりとRPGと言うジャンル名を掲げ、
1つにまとめた点が独特といえば独特である。
「ザ・プレイステーション」からリニューアルした「ザプレ」が
「RPG LOVE」と題した同類の企画を打ち出しているが、
やはり「今さら」という感じはぬぐえず、盛り上がりは今一つである。


●こおり-ぞくせい【氷属性】
冷気を司る属性で、ゲームによっては水属性と統括されることもある。
敵を極低温の吹雪で凍結させる、大きな氷塊を敵にぶつけるなど、主に攻撃技・魔法に利用される。
これらの攻撃方法は特に炎属性の敵や爬虫類などに効果が高いので、火山などのダンジョンで主に活躍する。
しかし、逆に炎属性に対して一方的に弱い事もまれにあるので注意しておきたい。
氷属性を持つキャラクターは、その印象からかクールもしくは無愛想な人間や無感情な暗殺者などが多い。
そのためか、いわゆる中二病的な性格のプレイヤーや腐女子などには闇属性と一、二を争うぐらい好まれる。

☆関連語☆
暗殺者 氷の洞窟 凍結 闇属性


●こおり-づけ【氷漬け】
封印として施されている処置の1つ、言うまでもなく中に生命体や物が入っている。
なぜか、封印や石化に比べ中身の生存率はなぜか低めである。

☆使用例☆
__にされている、羽根が生えた少女は助けられないから無視。特にヨシュアを仲間にしているときはその部屋に入っても駄目だ。
__の幻獣、ガ系魔法覚えられるからよく使ってます。

☆関連語☆
石化


●こおり-の-どうくつ【氷の洞窟】
主に雪国の山麓などに存在する洞窟。こちらもRPGのダンジョンとしてはおなじみ。
多くの場合、凍りついた床に乗り上げてしまうと壁にぶつかるまでキャラが勝手に滑ってしまい、
これを利用して正しい進み方をしないと先に進めなくなるパズルめいたトラップが用意されてる事が多い。
最深部には、雪女や氷の精霊といった冷気属性のボスが待ち受けているのもお約束。
ボスとの戦闘が終わった地点で猛吹雪がやみ、穏やかな気候に戻る事も多い。
また、洞窟ではなく氷で出来た神殿が登場するという場合も多々ある。
氷の洞窟や神殿とは逆に炎や溶岩に満たされたダンジョンと対になったイベントが用意されているRPGもある。

補足:GBC版DQ3にも登場するが、こちらは何と2つ目の隠しダンジョンである。
モンスターメダルをある程度以上集めなければ先に進めないため、ここで挫折した人も多いのでは?

☆対義語☆
火山 炎の洞窟


●ごーるど【ゴールド】
一般的にRPGで使われる通貨単位。
異なった通貨単位のRPGでも友達同士の会話で使われてしまうが
3人に一人は「ゴールドじゃないヨ」と突っ込みをいれるが相手にされない

☆類義語☆
コイン


●ごーるどかーとりっじ【ゴールドカートリッジ】
「ドラゴンボールZ強襲!サイヤ人」と
「ドラゴンボールZ2激神フリーザ」の別バージョン。
カートリッジ本体が金色に塗られている(オリジナル版は黒)。
見た目は違うが、内容はオリジナル版と全く同じである。
売り上げが目標本数を達成したため、その記念としてバンダイが配布したものらしい。
「ドラゴンボールZ3烈戦人造人間」のゴールドがなぜないのかは・・・いうまでもないか。

RPGではないがキン肉マンのゴールドカートリッジはオリジナル版と内容が違うため、
ネットオークションでとてつもなく高い値段で取引されているとか・・・
    r ‐、
    | ○ |         r‐‐、
   _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
  (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  ゲームソフトに100万円出すような
  |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  大人になっちゃだめだぞ!
 │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|  
 │  〉    |│  |`ー^ー― r' |
 │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
 |  irー-、 ー ,) |    /     i
 | /   `X´ ヽ    /   入  |


  ●ごーれむ【ゴーレム】
粘土などで作られた人工の巨人。ヘブライ語で「胎児」を意味する。
ユダヤ教によると、人間(ユダヤ教の神官)によって作られ、主人の命令だけを忠実に実行する召し使いのような存在。
日に日に大きくなり、最終的には壊さなければならない。
また、家から出してはいけないとか、昼しか動かしてはならないという制約があり、
守らないとゴーレムは急に狂暴になり、創造者でも手が付けられなくなる。
RPGにおいては、モンスターや召喚獣として登場することが多い。
その姿も、泥でできていたり、岩でできていたり、金属でできていたりと作品によってさまざま。
最近はロボットっぽいゴーレムが多いような気がする。
ゴーレムが重要な役割を果たすゲームとして忘れてはいけないのがやはりドラクエ1であろうか。
元々あのゲームのゴーレムは、モンスターから街を守るために街の住人が作ったものであり、
そういう意味では本来のゴーレムの定義に結構近いと思う。

追記:ちなみに半不死のゴーレムを倒す方法は額にある「EMETH」の「E」を削り
「METH」(泥という意味)にすればいいと言われている


●ごかい【誤解】
誤った理解をすること。
RPGでは、これが悲劇を呼び起こす。
___によって異種族の差別や他国との対立が起こり、果ては戦争にもなりえる。

また、___の解けたパーティ内の男女が、一気にラブラブ街道つっぱしったりもする。

とりあえず、ひとこと言いたい。
「落 ち 着 い て よ く 考 え ろ」

…そうすればいくつの悲劇が防げたことか。


●こがたか【小型化】
形態変化の一種、大きければ大きいほど強いというのが一般的な見解なのだが、
あえて二段階目や最終形態を今までの形態よりも小さくすることにより、
巨大化とはまた違ったインパクトをプレイヤーに与えることができる。
ゲームに限らず漫画や映画など、視覚表現全般でよく使われる手法であるが、(ドラゴンボールが顕著)
小さくしても、同時にショボくなってしまうと見る者を萎えさせてしまうため、
小型化時は容姿を洗練させたり、より奇をてらったデザインにするのがベター。
要するに形態変化前より小さく、なおかつ形態変化前より存在感・威圧感を上げる必要がある。
なお、テイルズなどのアクションバトルでは、相手が小型化すると、
当たり判定が小さくなり、実質的に強くなることがある。

☆対義語☆
巨大化

☆関連語☆
変身 形態変化


●こかとりす【コカトリス】
鳥系の魔物。
バシリスクの別名だが、バシリスクは蜥蜴、コカトリスは鳥の姿をしている。
石化効果を持ったくちばしによる攻撃が得意。
石化は戦闘不能に匹敵するステータス異常なので、集団で現れると非常に危険。
鳥系ゆえに素早さも高く、厄介な魔物である。


●ごかん【語感】
その言葉から受ける感じ。言葉が与える印象。ニュアンス。※国語辞典より※
同じ言葉でも日本人と外国人では受ける感じがまったく違うので
日本人がかっこ悪く感じる言葉はたとえ神話の語句であっても使われなくなる、というか変えられる。
ミョルニル→トールハンマーが一番わかりやすい例だろう。
濁った音に威圧感を感じるそうなので悪役の名前から濁点を抜くと間抜けに感じてしまったりすることも。
なんにせよ印象は大事なので今日もかっこいい感じがする言葉を考えるために製作者は頭を回転させ続ける…。


☆関連語☆
ドイツ語 ミョルニル


●ごきぶり【ゴキブリ】
1)最も現実で嫌われているであろう昆虫。
その茶色がかった羽、脂っこい色、不潔性、生命力、
想像してごらんよ、無数のゴキブリが飛びはね周り自分の顔面に向かって突撃してくる光景を…
そしてこの嫌われっぷりを意図したのか、ゲームにおいても敵キャラとして登場する。
マザー2、BOF、近いところだとシャドウハーツ2。
最近ではゲームのビジュアル面の発達のおかげでこの恐ろしき事態に遭うことが可能になった。
特にシャドウハーツ2では敵ゴキブリの「ナイトメア」効果エフェクトが、
ゴキブリが大量に走りテレビ画面に向かって貼りつく、というもの。
頼む、本気で泣きたくなるから勘弁してください。

2)太古より生き続け、あらゆる所に潜む人類の敵。
時々コイツはRPGにも登場し、主人公たちとついでにプレイヤーも苦しませる。
コイツが登場するRPGの中でもマザー2の「あれ」はデフォルメされていてまだ可愛い方で、そんなに怖くもない。
しかしブレスオブファイアシリーズのゴキ(ry)などは綺麗なドット絵でかなり細かく描かれている上に、
カサカサという動きも微妙にリアルなため生理的にかなり嫌。
さらにシャドウハーツシリーズに登場するG(ry)はPS2の技術を生かしたポリゴンで動きまでも再現されており、
嫌悪感を抱かずにはいられない。2で「ナイトメア」を使われた日なんかは泣きそうになる。
やはりゲーム中でも人類の敵である。


●こきゅ【コキュ】
女を寝取られることを指す。語源はフランス語のcoccuから。
このような描写があるとたいていのプレイヤーは絶望のふちに叩き落されるとともに、
他の男のもとに走った女キャラを憎悪するようになる。
感情移入の激しいプレイヤーは精神崩壊する恐れがあるので注意。
また、そのようなことをされたキャラクターは他にもさまざまな不運がついてまわる傾向にある。
そのことはRPG三大不幸主人公にランクインされることでも示されている。合掌。

☆関連語☆
オルステッド ビュウ RPG三大不幸主人公 スクウェア三大悪女


●こきょう【故郷】
1)焼き払われるためにある。

2)主人公、あるいは仲間達の出身地。
ゲームのスタート地点というのは、もはや通例。
売っている物は、初歩的な装備や、基本的な回復アイテムが主。
旅立ちの理由は、村から追い出される、行方不明の肉親を探しになど様々。
一人の小さな人間が、世界を駆け巡る壮大な冒険は、ここから始まる。
世界を救うもよし、広大な世界を思う存分巡るもよし。
でも何の意味もなくとも、たまには帰って、親御さんや幼なじみ、村の人々に顔を見せてあげるようにしましょう。

☆村民(町民)の方へ☆
貴方の村の中に勇者や英雄の家系、もしくは将来その兆しがある青年がいた場合覚悟してください。
高確率で村に災害や悪の組織(魔物の集団もあり)の襲撃などの不幸に見舞われます。
その青年が旅立っても安心はできません、
その青年と敵対する組織が青年がいない間に襲撃をしかけてくることも充分予想できます。
対処法は特にありませんが、自分の子を青年と仲良くさせておいて、
青年が旅立つときはお供に旅立たせ世界を救わせて一緒に英雄と称えられるといいでしょう。
さらに自分に娘がいる場合は積極的にアタックさせておけば玉の輿も夢ではありません。
なお、貴方と青年の年齢が近い場合は貴方自身が一緒に旅立つ事も可能ですが、
栄光と引き換えに長く苦しい旅が待っており、旅の途中で青年を庇って死ぬ可能性もあるのでお勧めしません。

☆使用例☆
__の親父やおふくろは、今頃どうしてるかな・・・


●ごぎょう【五行】
1)万物を組成する五つの元気。木・火・土・金・水の称。
五行相克というジャンケンな関係が存在し、ゲーム内の属性として用いられることもある。
同じく属性として広く用いられている地・水・火・風の四大元素とはまた別のもの。

2)東洋哲学でいう世界を構成する5つの状態のこと。
木火土金水の五つで表される。木火土金水の並びで相生、木土水火金の順で相剋である。
だが大抵のRPGでは金が省かれて風が入ることになる。
ちなみに雷は春に起こるので木気。つまり木属性である。


●こくようせき【黒曜石】
鉱物の名前。英語ではオブシダン(obsidian)。
ゲームの中では、黒曜石の剣やオブシダンソードといった具合に、
武器の材料として時々その名が登場する。特に剣に使われることが多い。
オリハルコンやミスリルとは違い、実在する物質である。

ガラスとよく似た性質を持ち、割ると破片が非常に鋭い刃のような形になるため、
石器時代にはナイフや矢じり、槍の穂先に利用されたらしい。

しかし所詮は「石」であり、石器時代の道具の材料にすぎないので、
本来なら金属製の武器の性能には、遠く及ばないはずなのに、
何故かゲーム内では最強クラスの武器となることが多い。
実在しないファンタジー金属であるミスリルやオリハルコン製の武器よりも強い印象だ。
「黒曜石」というネーミングのカッコ良さだけで優遇されているような気がする。
なんだかミスリルやオリハルコンが可哀想である。

☆関連語☆
ミスリル オリハルコン ダマスクス アダマンタイト


●ここから-は-にど-と-でられないぜ【ここからは二度と出られないぜ】
牢獄に入れられた主人公一行を絶望の淵に追いやるために浴びせられる第一声。
まぁ、数十分後にイベントで脱出することになる主人公一行には縁のない台詞なのだが。

☆関連語☆
牢屋


●ここは-○○-の-まち-です【ここは○○の町です】
一昔前のRPGは、町人達の中にこのようなメッセージを残す人が必ず一人は存在していた。
現実にこんなこというやつはいねぇ!

☆使用例☆
ようこそ。____。


●こころが-おれる【心が折れる】
苦難や逆境などがきっかけとなって、その人を支えていた精神力が消え失せてしまうこと。
類義語:絶望する スランプ
元々はスポーツ選手、特に格闘家の間で使われていた言葉だが、
最近は一般的に使われるようになった。
RPGにおいては主に以下のような状況で折れる。

1)ストーリー的に折れる
倒すべき敵の強大さを目の当たりにしたり、
所謂「驚愕の事実!」を知って、登場人物の心が折れる。
この場合、折れたのが主人公なら仲間から、仲間なら主人公から叱咤激励され、立ち直るパターンが多い。
敵キャラなら折れるを通り越してキレたり、絶望に沈んでいる所を黒幕に付け入られたりする。

例:FF9のジタン(出生の秘密を知って自棄を起こす)
同作クジャ(余命あとわずかと知って暴走)
DQ4のピサロ(恋人を殺され、黒幕に唆され復讐に走る)
DOD2のマナ(自分の行動で世界が滅ぶと知って壊れる)

2)難易度的に折れる
ボスやダンジョンのあまりの難度や気付き難い仕掛け、
ちょっと変わったところではレアアイテム入手のための確率との戦いに疲れ、
プレイヤーの心が折れる。
だがゲームというのはよくできていて、
プレイヤースキルや装備、Lv、戦術次第で絶対なんとかなる(ならないのは運ゲーかクソゲー)。
その方法を自力で見つけ出した時の達成感は筆舌に尽くしがたい。
また、敵だけやたらとクリティカルが出たり、即死技が命中しまくる場合は
折れるを通り越して萎えることが多い。要するに理不尽である。

例:DQ2のロンダルキア(敵の強さと長い洞窟に)
FF12後半のサブイベントボス全般(むしろ萎えるか)
同作のレアアイテム(マラソンに折れる。柳生の漆黒って本当に存在しt)
TOD2(バルバトスの強さに)
デモンズソウル(その死にやすさからプレイヤーの心をへし折り、このゲームを象徴する言葉に)

また、バテンカイトス2ではフィールドでダッシュし続けていると
「こころが折れた」状態になる。この状態ではダッシュできず、
敵に遭遇すると先手を取られてしまう。
走り続けるだけで折れるとは、よほど辛い道程なのだろう。


●こころ-にも-ない-ことば【心にもない言葉】
一例として、いい所まできた時に全滅したら今までの苦労が水の泡となり、
「糞ゲー!」と心にもないことを叫ぶ時がある。
それは本心から来るのではなく、一時の感情に駆られての衝動なのだが、
その時ついコントローラーを投げて不貞腐れたりと物に当たったりする時もある。
この感情の揺れが物質破損へと繋がるのだ、感情とは怖いものである。


●こころ-の-せいちょう【心の成長】
最初は頼りなかったり、やたらと高飛車だったキャラクターが、
様々なつらい出来事を経験し、立派な人物に成長することをいう。
こういうキャラはたいていスタッフが力を入れており、うまくいけばストーリーに大きな好影響を与えられるが、
失敗したらかなり叩かれることになるという危険性もある。


●こじ【孤児】
両親がいない子供。
主人公パーティーの中に、この境遇の者が最低一人はいるといってもいいぐらいありふれている設定。
FF8などパーティーメンバーのほぼ全員が孤児という有様。
RPGが孤児だらけである理由は●両親の項目でしっかり述べられているのでここでは割愛。
そして、後になって親類が敵として立ちはだかってきたり、
実はどこぞの国の王族だったり、どこぞの英雄の隠し子だったり、
そもそも人間でないといった衝撃的事実が明らかになったりするのである。
たまに別のキャラと血縁があっても本編ではっきり語られないことも。
そういう場合、展開次第で禁断の恋をしたり、知らずに親殺しをしてしまったりする。

☆関連語☆
両親 兄 姉 弟 妹 父 母


●こじいん【孤児院】
身寄りのない子供を保護している施設。
RPGでは基本的に戦争や災害で世界が危機的な状況にあるので、
この施設は親をなくした子供で溢れていることが多い。
またその発祥がキリスト教の慈善活動にあるので、RPGでも宗教団体が運営していることがある。
主要キャラクターが関係者だったり、イベントが起きたり、
さらにそのような特別な位置づけでなくとも、親を亡くしたこども達の姿を通して
戦争の悲惨さを訴えるなどストーリー上割と重要なファクターである。

大別して“良い孤児院”と、“良い孤児院と見せかけて実は悪い孤児院”の二つがある。
前者はそのまま、こどもを保護して愛情を持って養育し、
ときには教育も施しその子にとって真の家族となりうるものだが、
後者は慈善事業を隠れ蓑にこどもを集めて人身売買をしていたり、
人体実験を行っていたり、戦闘員を育成していたり、と様々。
人の良さそうな笑みを浮かべる院長の言うことを信じていいのか悪いのか、
はプレイヤーの緊張する一瞬である。

現代日本ではその単語の与えるネガティブなイメージを忌避して『児童養護施設』と呼ばれているが、
実よりも雰囲気を重視するRPGではこの単語はほとんど見かけない。


●ごじだつじ【誤字脱字】
間違った字や書き落とされた字。誤植とも呼ぶ。
説明書、攻略本、ゲーム雑誌、ゲーム内など文字を使うものなら何であろうと起こりえる。
特にゲーム中にこれがあると、状況にもよるがプレイヤーが萎えてしまうことがある。
シリアスなシーンで出てくると最悪で、全てを台無しにする危険性をはらんでいる。
ただし、凄いレベルの間違いになると一部でネタとして楽しまれることも。
RPGでは「ヴィンセンとー!」(FF7DC)や「てったいしなければならかった」(FF2)などが挙げられる。

☆関連語☆
ヴィンセンとー!


●こじん‐あくしょん【個人アクション】
フィールド上で、先頭のキャラクターがダンジョンの謎解きなどのために
持物や特殊能力を使って何らかのアクションを起こすシステム。
よくあるパターンでは、怪力のキャラが岩を動かしたり、
盗賊系のキャラが鍵を開けたりなどがある。
パーティー全員が力を合わせて旅をしていることを効果的に演出できる反面、
パーティー編成の自由度を狭めることにもなる諸刃の剣でもある。
暇つぶしに一般人を剣で切りつけたり、周りに大量の爆弾を設置したりなどの行為に及ぶプレイヤーも少なくない。


●こす【越す】
クリアするの意。
(ボスを)倒す、(イベントを)終える、などといった意味でも使われる。

元はステージクリア型のアクションゲームで、
「面をクリアする」ことを「面を越す」と呼んでいたことに由来する。
ACTゲームが主流だった時代、ゲーム内で何かを終えることをひっくるめて「越す」と言うようになり、
RPGでは「ゲームをクリアする」や「ボスを倒す」がその対象となった。
が、やはり違和感があったのか、この言い回しは徐々に淘汰されていき、今ではほとんど死語である。


●こすちゅーむ【コスチューム】
キャラの服装、衣装。
基本的にキャラが日常着ている私服で、最初から最後まで変更されないこともよくある。
ただ、DQの「あぶない水着」をはじめとした着せ替え用アイテムも存在する。
ただし、これらの着せ替えアイテムは男性ユーザーが喜ぶ一方で、
「女をバカにしている」と、女性ユーザーからの反発も生んでいる。
他にも変装して敵地に潜入するイベントもよく見られる。

ありえないくらい露出度が高かったり、動きづらそうだったり、
余計なものがたくさんくっついてたり、派手すぎたりして、実用性皆無なものも多い。

基本的に女性キャラのコスチュームは注目度が高い。
顔は美形に決まってるので、コスチュームと髪型さえ可愛ければそれだけで一定の人気がでる。
ただし、露出が多すぎると「媚び杉」と嫌われる。バランスが難しい。


●こすちゅーむ-ちぇんじ【コスチュームチェンジ】
言葉通り、ゲーム中のキャラの見た目が変化すること。
キャラクターの職業や装備などにより変化したりする。
前者の場合は見た目と共に能力も変化したりするが、後者の場合は見た目だけのサービス要素の場合が多い。

☆関連語☆
あぶない水着


●こすと-ぱふぉーまんす【コストパフォーマンス】
一般的には、ある商品に設定された価格の妥当性を形容する際に用いられる言葉。
=cost performance(価格性能比)
RPGにおいてはもっぱら、特技や魔法の効果と消費するMP(コスト)などの比較で語られる概念。
たとえ攻撃力が高くても消費MPがあまりに莫大な魔法はコストパフォーマンスが低くなってしまうし、
少々威力が抑え目でも消費MPがそれ以上に低い魔法ならコストパフォーマンスは良好であるといえる。
ダンジョン探索など持久力が問われる局面では重要な考え方で、
何も考えずに大技をぶっ放していてはあっという間に消耗してしまい、回復や補給のための帰還を余儀なくされるだろう。
また能力値変化やステータス異常などの補助的なものは数値としてのコストパフォーマンスを計りにくいが、
そこは状況と使い方次第で千差万別である。

なお、多くの場合は敵に与えるダメージとコストパフォーマンスが反比例する傾向にあるのだが、
敵を迅速に倒していかないと味方の被害が大きくなることも多く、求められるのは臨機応変な判断。
極端な話MPなど消費せずに通常攻撃するのが一番コストパフォーマンスが高いのだが、
そんな単純な戦い方だけでは先へ進めないのも周知の通り。
ちなみに、MPだけでなく消費するアイテムや想定されるダメージなどを含めて、
戦略全体のコストパフォーマンスを考えるという形もあるが、
そこまでいくと「コスト」と「リスク」の違いが曖昧になってくる。
仲間の危険を「コスト」と割り切るとは、まさに外道。

☆関連語☆
MP MP制 燃費 魔法


●こすぷれ-しすてむ【コスプレシステム】
ジョブチェンジや転職などを、少し馬鹿にした言い方。


●こすもす【コスモス】
1)コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称。
また、種としてのオオハルシャギク(Cosmos bipinnatus)を指す場合もある。
アキザクラ(秋桜)とも言う。

2)とある邪神の元の名前だったかもしれない。

3)秩序(kosmos)を表す単語。混沌を表すカオスとは対義語。
…なのだがカオスという名前は敵名や武器の名前、地名などに
邪悪の象徴的な意味合いでRPGではいろんなところに使われているが
このコスモスが名前などに使われることはほとんどない。
DFFで主人公側の神として登場したくらいしか思い浮かばない。
やはり花の名前と被ってあまりかっこよくないというのが一番の要因だろう。
カオスの対義語にロウ(Low)を使うRPGも非常に多い。
コスモスブレードとか実際に名前を使うと確かにカッコワルイ。
これが ごかん の サガ か…


☆関連語☆
邪神モッコス ディシディア・ファイナルファンタジー カオス 語感


●ごそうぞう-に-おまかせします【ご想像にお任せします】
わけのわからないエンディングに対する制作者の言い訳。

☆同義語☆
「深い意味はありません」


●こだいご【古代語】
古代文明が出てくるRPGで出てくることがあるが、絶対に解読できる。
何故か主人公だけが解読できるというパターンもある(例:DQ7の主人公)。


●こだいーたいせん【古代大戦】
RPGの時代背景のお約束。
何百年、何千年前に世界規模の大戦争があった…から物語が始まることが多い。
そして大抵そのゲームのラスボスは古代大戦に関係のある人物である。
FFやテイルズシリーズはほぼ全ての作品に古代の大戦みたいな設定がある。


●こだい-ぶんめい【古代文明】
1)現実の世界とは違い、ゲーム中の現代をはるかに超えるオーバーテクノロジーを所有していることが多い。
普通の生活をしていたのに、古代文明の血を引く、または古代文明の遺産を探す鍵を持っているなどの理由で、
悪役に追い回された被害者(ヒロイン)も多い。
悪役で国の上層部、そして野心を持つキャラなどはたいていは古代文明の遺産が目当てなので注意が必要だ。

2)主人公たちの活躍する時代よりも前に繁栄していた文明。
たいていの場合、現在よりも文明レベルが高く失われた超兵器などが遺産として残っている。
滅んだ理由として「発達しすぎた技術(魔法・機械)で自滅」、「外敵からの侵略で滅亡」などがある。

3)大抵高い技術力を持ち、謎に満ちた滅びかたをする。
また星を破壊するような魔法やトンデモ超兵器などラスボスがこぞって求めるろくでもない物を遺す場合がほとんど。
重要人物がこれの末裔であることも多い。


●こだい-へいき【古代兵器】
ファンタジー系(近未来系じゃない)RPGにだいたいお約束で出てくる。
それはただの雑魚だったり、シナリオに深く関係する事柄だったり、いろいろ。
基本的に古代に栄えた文明の名残。
DQの魔物、キラーマシンやFF5のロンカ遺跡とか。


●こだい-もじ【古代文字】
ファンタジーRPGのお約束ともいえる、かつての文明時代に使用されていた文字。
基本的に一般人には読めないものであるが、文字であることはわりとすぐ分かるようだ。
遺跡のダンジョンはこれを上手く使うことで雰囲気を高めることができる。
古文書のほとんど全てはこの文字を用いて記述されており、
解読するには辞書や考古学者や古代人の末裔などの力を借りる必要がある。
アルファベットなどを変形させた専用のフォントを与えられているものから、
単に「読めない文字だ」という説明のみのものまで形態は様々である。

☆関連語☆
古代語 古代文明 古文書


●こだわり【拘り】
各々のプレイヤーが決めている掟。
傍から見るとどうでもいいことでも、自分にとっては最優先事項であったりする。
あくまで自分だけの問題なのだが、共感してくれる人がいると、何となく嬉しい。

☆例☆
・ヒロインは絶対にメンバーに入れる!
・A(友人・恋人など)から貰ったアイテムは絶対に手放さない!
・隊列は絶対にこの順番!


●ごつごう-しゅぎ【ご都合主義】
安っぽい奇跡を連発するとこう呼ばれる。
例えば、絶対に死ぬはずのヒロインが主人公の涙によって生き返ったり、
絶対に壊れるはずの世界が想いの力によってとどまったり、絶対に勝てないはずの敵に不思議パワーで勝ってしまったり、
絶対的にありえないタイミングで「こんなこともあろうかと…」が出たり、
その名の通りストーリーの流れを都合良く変えることをいう。
昔はこれで感動を誘えたのだが、今ではこれをやられると「ご都合主義かよ…萎えた」となり、
ストーリー上の説得力・重みがグンとなくなってしまう諸刃の剣。
それゆえ素人にはオススメする。

☆関連語☆
奇跡


●こっちのほうにようはない【こっちの方に用はない】
RPGにおける独り言、あるいは忠告にしてクリシェ。
ストーリーのフラグを立てる際に関係ないエリアへ行こうとした場合
多くはこの台詞と共にプレイヤーキャラは足止めされる。

要は「今こっちに行っても物語は進まないから行かないでね」ということである。
余計な迷いが生じないので親切という見方もできるが、探検好きなプレイヤーからすればモヤッとするものがある。
たまに普通に戻れると思ったのに台詞が出て前エリアに戻れなくなったという罠パターンもあるので注意。
類似品に「今はそんな場合じゃない」「あの騒ぎは何だろう」などがある。


●こて【籠手】
腕や手を守る防具。人気の無さは兜以上であり、
筆者もガントレットと剣道の籠手ぐらいしかその存在を知らない。レイピアなどの柄と一体化していることもあるらしい。

☆関連語☆
手袋


●ごて【後手】
RPG主人公たちがしょっちゅう回るもの。
これを回らず黒幕組より一歩先手を打つのは稀だし、難しいとされる。

それでもって、たまに先手を取ったと思ったら
相手の手の平の上を踊ってたことが多い。


●こていきゃく【固定客】
本来は商品を特定の店でしか買わない客のことだが、
ゲーム関連の板などでは一つのシリーズを毎回必ず買う客という意味で使われる。
悪く言えば信者。

固定客を多く持つゲームはそれだけである程度安泰だが、
それに頼りすぎると、いざ客離れを起こした時、売り上げはガタ落ちする。


●こていそうび【固定装備】
特定のキャラにデフォルトで取り付けられる装備品の中で、特に外すことのできないものをいう。
外せないといっても必ずしも不利なわけではなく、極端に強力か、弱くても有用な特殊効果があることが多い。
たまにイベントで外れたり、別の固定装備に変化する場合も。(サガフロ2の炎の剣→ファイアブランドなど)
また、そのキャラクターの個性や特徴を強く表すものでもある。(雪だるまなら永久氷晶という具合に)
ゆえに、時にはこれがイベントやストーリーの根幹に深く関わってくることもある。

凄く不利な例:ジルオールのセラ
固定武器月光が、攻撃力低い、闇属性(ボスは大体闇属性)、そのくせ初期ステは戦士系。
もはや虐めの領域に突入してるかと思えるほど使えない。


●こてい-だめーじ【固定ダメージ】
たとえ対象の防御力がどれほど高かろうと関係なく一定のダメージを与えること。
FFの針千本だとか風来のシレンのドラゴンの炎攻撃などが有名どころか。
不思議のダンジョンシリーズなんかでは防具の能力である程度軽減できることがあるが、
序盤のHPの低いうちにこの手の技を食らったらまず危険である。

☆関連語☆
防御力無視


●こてい-だめーじ-わざ【固定ダメージ技】
攻撃力・防御力に関係なく、数値どおりのダメージを与える技・魔法。
RPGによくある攻撃魔法などはダメージが完全に固定されてはおらず、数値範囲内の変動ダメージを与える。
(20〜30のダメージとか)また、防御コマンドや耐性のある防具でダメージを減らすこともできる。
固定ダメージ技の場合は防御や耐性で減らすことはできないのもある。
ボス級が使ってくる場合は、4桁固定があったりする(9998ダメージとか)ので、下手したら全滅の危機もある。


●こていてき【固定敵】
攻略上回避不可で必ず戦うことになる敵のこと。
例として
1.一本道シナリオでのボス
2.必ず通らなければならない場所にエンカウントゾーン
3.ボスではないがイベント上必ず戦う雑魚
といったものがある。
必ず戦うため、特に低レベルクリアなどのやりこみを行う際によく問題にされる。


●こてい-ぱーてぃー【固定パーティー】
固定されたパーティーのこと。
もともとパーティー編成システムがないタイプと、イベントなどで固定されるタイプに分類される。
前者の場合、
戦士系、魔法使い系、僧侶系、魔法戦士系
のタイプのどれかから3〜4人で形成されることが多い。
後者の場合、大概はバランスよくパーティーが固定されることが多いのだが、
稀にバランスを無視したタイプのキャラで固定されてしまうこともあり、その場合、最悪ハマってしまうこともあるので注意が必要。
また、自分で任意にパーティーを固定しなければならない時も、同じく注意が必要である。


●こてつ【虎徹】
江戸時代の名工であった長曾根虎徹によって作られた名刀。
新撰組局長の近藤勇の愛刀としても知られる。
今現在現存する『虎徹』は24本だが、そのほとんどが偽物である可能性が高く鑑定人も真贋が見分けにくい。
その理由は虎徹存命当時から贋物が大量に出回っており、年代判別法では真贋の区別が付けられないことにある。


●こと【古都】
古くから続いている、歴史の長い都。または昔、都だった都市。
町の場合、新市街と旧市街で分けられていたり、地下や近所に遺跡が存在することが多い。
廃墟となっている場合はダンジョンとして登場し、アンデッドや無機物系のモンスターが多く生息している。

町例→ロマサガ3 ピドナ、アンサガ イスカンダリア、SO3 サーフェリオ
ダンジョン例→サガフロ2 ハンの廃墟、FF5 ロンカ遺跡、FF10 ザナルカンド


●ことう【孤島】
地図上でも確認できないような、人跡未踏の島。
ストーリーの進行には影響しない場合、今まで見たこともない敵が現れたり、
何かしらのサブイベントに関係あったりと、プレイヤーの冒険心を駆り立てるポイントでもある。
ストーリーの進行に関係する場合は、忘れ去られた古代文明の遺跡や、キーアイテムが眠る神殿があったり、
古代人の末裔が隠れ住んでいたり、異世界へ通じている場所であったりと、
物語の進行上で、かなり重要な場所である場合が多い。
島であるのに、山に囲まれていて、船では侵入できない島もあり、
その場合は、言わずもがな空からの侵入を必要とする。
飛行手段を手に入れ、行動可能範囲が世界規模になる終盤に訪れることになる。

追記:逆に移動手段の入手場所になることもある。
例)船が難破して辿り着いた先→移動手段入手して脱出


●こども(むらびと)【子供(村人)】
村人の一種、どの町にも大抵一人はいる。
駆け回っていて話すのが困難なケースが多い割りに、
内容は大抵「わーいわーい」やら「まてまてー」などというどうでもいいものであり、
あまり重要な情報は得られない。


●こどものどらごん【子供のドラゴン】
幼児期のドラゴンのこと。
作品によってモンスターだったり、仲間キャラクターの一匹だったりと様々な形で登場する。
余り強くないのが特徴で、小さな火のブレスを吐いて攻撃というのが大体の共通項である。
その一方で、仲間の場合は育てると強力な仲間に成長することが多い。

☆この類のモンスター一例☆
プチドラゴン、ミニドラゴン、ベビードラゴン、ドラゴンベビー、ミニリュウ、ドラン、コドランなど


●ごにん-たいほ【誤認逮捕】
主人公一行がある事件現場に居合わせたばかりに犯人と勘違いされ捕まること。
これを行うキャラはえてして人の話を聞かないケースが多い。
主人公一行が疑いを晴らすため真犯人を探す展開になるのはお約束。

☆誤認逮捕フローチャート☆
なんか人死んでる(物壊されてるor盗まれてる)
→「一体誰がこんなことを・・・」
→背後から謎の声「お前らそこで何をしている!」
→誤認逮捕キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

☆関連語☆
牢屋


●こねた【小ネタ】
ゲーム中に存在するちょっとした要素。
そのゲームが出た当時の流行や話題を基にしたものや過去のシリーズや同社の作品のネタ等がある。
他にも表現的にギリギリな下ネタ、スタッフの趣味が入りまくったマイナーなネタ
更にはプレイヤーへの皮肉やメジャータイトルの誰もがツッこむ話題など実に多彩。
表現も単なるメッセージの場合があれば演出や背景に織り込まれる場合も。

知らなければなんでもないが。元ネタを知っていればニヤリとできる。
ゲームクリアには微塵も関係無いが、探してみるのも楽しいかもしれない。


●このえへい【近衛兵】
1)
非貴族が就ける最高位といえるの武人階級。
つまり兵士の域をでない。
数多のファンタジーRPGにおいては
玉座の周囲に居て冒険者初心者に具体的なアドバイスを送ったり
冒険者=怪しい奴と言ってみたりとその性格は様々。

イベント時には問答無用でプレイヤーを取り押さえるが
「戦闘シーン」になると硬いだけの雑魚が多いのは気のせいか。

2)
ウィズ#1(FC)においてワードナの魔よけを持ち帰ったパーティーに
褒賞としてつけた階級。
「このえへい」という響きからアレだけやってこれだと?と思った人もいるとかいないとか。

3)
「ロイヤルガード」といわれればなんとなくいい感じがする貴方は
立派な舶来コンプレックスです。


☆関連項目☆
舶来コンプレックス ウィザードリィ


●この-げーむ-には-ぼうりょく-しーん-や-ぐろてすく-な-ひょうげん-が-ふくまれています
【このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています】

通称グロ表示。
有名なところだとバイオハザードが挙げられる。
ホラーサバイバルモノ以外にもゼノサーガなど、有名RPGにもつけられている。
純粋にグロを求めて買う人はRPGにはあまりいない。
この表記があると子供達には刺激の強い内容もあり、CERO(対象年齢)もつられて上がる。
故に色々と「エロい」シーンもあり、パンチラはほぼ確実にあると言っていいだろう。
寧ろこっちを目的として買う人が存在する。


●このどくにはふつうのどくけしがきかない【この毒には普通の毒消しが効かない】
1)重要キャラが毒を喰らいこのセリフが出ても取り乱してはいけない。
8割の確立で対処法がある。
2割のほうでは死にイベントのため葬式の準備を・・・

2)死んでから蘇生呪文かければ…というのは言わないであげてください。
あなたの目の前でお仲間が泣いてますよ。


●このむらからでていってくれ!【この村から出ていってくれ!】
村のために戦った主人公達によく浴びせられる言葉。
実に使用頻度が高い、利用するだけされて用が済んだらさようなら。
村に少し被害があっただけでも鬼の首を取ったがごとく責められる。
映画七人の侍にもあるように、一番賢いのは敵でもなく、主人公達でもなく、村人達なのだ。


●ごはん【御飯・ご飯】
コメを蒸したり煮たりして水分吸収を行わせたもの。
アジアでは主食だが、欧米では野菜として扱われている。
その背景ゆえか、和風なゲームでは(おにぎりなど加工された上で)回復アイテムとしてもよく登場する。

ちなみに飯と書いて「はん」と読むのは音読みで、訓読みだと「めし」となる。

また、現代日本では食膳そのものをさす言葉としても用いられる。
そのためか、ファンタジーの主な舞台(中世ヨーロッパ)に米なんぞなさそうなものだが、
キャラクター達は容赦なく食事のことをごはん(メシ)などと言ったりする。

☆関連項目☆
食事 おにぎり


●ごはんよー、おりてらっしゃい【ご飯よー、下りてらっしゃい】
RPGゲーマーにとっての最大の危機。
母親の放つ死へのカウントダウン。
最初は穏やかな口調だが、徐々に激しさを増す。

☆対処法☆
「まだセーブできないからちょっと待って」
※セーブの意味を知らない母親には効果がない

☆関連語☆
セーブ 母親


●ごび【語尾】
特定のキャラ、職業人、地域住民、種族がセリフの後にほぼ常に付ける口癖。
田舎風なら「〜だべ」、猫に関連するなら「〜にゃ」、体育会系なら「〜ッス」など。
非常に簡単にキャラクターの個性を設定できるので、RPGに限らず多用される。
制作側からすると、複数の人間がそれぞれ別のシナリオを担当するとき、
そのキャラクターの言動に多少揺れ幅があっても語尾さえ統一しておけば、
何となく同じキャラクターっぽく見えるので使い勝手が良いというところか。

☆関連語☆
口癖 口調 にゃ


●こぴぺだんじょん【コピペダンジョン】
主に隠しダンジョンや終盤のダンジョンによく見られる「ダンジョンの一形態」で、
今までに出てきたダンジョン(町や城の場合もあり)の一部をつぎはぎ、または使い回して作られたダンジョンのこと。
当然、その作品が叩かれる一因となる。
だいたいは時間が足りなかったため、スタッフの傲慢、容量節約のためなのだが、
稀に「過去の幻影」的なものを見せる能力を持つボスの、能力の演出のために用いられる時もある。
また、資金力のないメーカーなんかだと続編や別のゲームにまで使いまわされることもある。


●こぶら【コブラ】
1)神経性の猛毒を持つ蛇。
毒蛇といえば、これを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
噛まれると、主に麻痺や痺れが起き、やがては呼吸や心臓停止に陥るという恐ろしいヤツである。

2)猛毒を持つことで有名な蛇。
噛まれたら一大事……なのだが、RPGの中では大抵雑魚扱い。
序盤〜中盤辺りによく出現し、プレイヤーには、おそらく「毒ウザいな」ぐらいにしか思われない可哀相な存在。
RPGの主人公達は血清を常備しているのだろう。きっと。

☆関連語☆



●ごぶりん【ゴブリン】
1)元はヨーロッパの伝承に出てくる妖精。
昔は人間に協力する妖精だったがキリスト教の流入により他教排斥のため邪悪な小鬼とされた。
指輪物語で悪役として出てきたことにより後者のイメージがRPGでも定着するようになった。
出てくるときは小形な人型をしており棍棒を持っていることが多い。

2)旧FFにおけるスライム的存在。
が、その愛くるしくない風貌のせいで人気は低かった。
FF6で大規模なリストラにあい、現在は絶滅品種。


●こぺるにくすてきてんかい【コペルニクス的転回】
誰がどう見てもありえないだろうという事実、展開のこと。基本的にありがちな展開は叩かれるが、
人は「本当に」ありえない展開に直面すると、とにかく動揺し、困惑する。
そこにあるのは「なんだこのクソ展開!」あるいは「うわーすごい斬新!」といった感情ではなく、純粋な驚愕のみである。
この事実を先に知りネットで早いタイミングで公表しても「馬鹿じゃねえの?」「釣りならもっと上手くやれ」
と言われてしまったりする。

例)新宿 アバチュで人修羅 VPのBエンディング


●こぼると【コボルト】
ドイツの伝承に登場する小妖精。
一般的には犬型の亜人として現されることが多いが、本来はゴブリンに近い容姿をしている。
頭部の形状が犬に似ているという伝承があり、いつの間にか犬型で定着してしまったようだ。
いたずら好きだが人の手伝いをすることもある。またノームのように地下に住む者もいる。
RPGでは一般的にゴブリンと同程度か若干強めのモンスターとして登場する。
ほとんどの場合ただの雑魚モンスターだが、稀に幻想水滸伝のように社会生活を営む亜人の一種として登場することもある。

追記:イタズラ好き、女好き、臆病、怪力、などなど文献によって異なる様々な性格を持っているが、
その見た目は決まってゴブリン(小鬼)の姿で描かれており、
現在のRPGで主流となっている「犬やオオカミに似た姿」という描写はどこにもない。
TRPGの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で「犬のような頭」と紹介されたのが初出で、
この設定がRPGを初めとするファンタジー世界全般に広がっていったと思われる。


●こまーしゃる【CM】
主にテレビやラジオで、番組の前後や途中で流れる企業や商品の宣伝文句・映像のこと。
RPGでは大企業製作のソフトや期待の新作などがCMとして流される。
最近では、そのソフトのテーマソングをバックに美麗なCGグラフィックやアニメが流れるものが多い。
例外としては人気タレントを起用したり、有名歌手によるCMのみのタイアップ曲が流れたりと様々。
稀にだが、発売一年くらい前からCMが流されたり、プロデューサーの痛い文章が垂れ流されるCMもある。


●こまめにせーぶ【こまめにセーブ】
1)RPGの超基本。
これを疎かにすると、思わぬハプニングに見舞われて泣きを見る。
特に「まだ行ける」「次に○○したら〜」「台風接近中」「まあ大丈夫だろう」「猫を飼っている方」は要注意。
輪をかけてこまめなセーブを心掛けたい。
これに関連して、長い時間プレイしているとセーブ自体が疎かになりがち。気を付けたいところだ。

2)逆にこれを遵守して泣きを見ることも。
特に『取り返しの付かない重要な要素がある』
『ハマりポイントが存在』『"期間限定"てんこ盛り』等の作品で起きやすい。
ことあるごとに取り敢えずセーブしちゃうプレイヤーは要注意。
…とは言っても、コチラは前もって情報を得ているか情報の事後確認がないと、
こんなものは分かるはずがないので余り気にしなくて良いかも。
また、1)と本項で矛盾が起きているが、有事の際の放心度ではぶっちぎりで1)のほうが高い。
やはり小まめにセーブを優先すべきであろう。

3)逆にシステム面やストーリーの流れ的に、なかなかこれが出来なくてやきもきすることも。
「複雑で長〜いダンジョン攻略中」「ボス連戦(前後に長いイベント付き)」
「セーブポイントが入り口に一つしかないダンジョン」「ダンジョンにセーブポイントがない作品」
「ダンジョン内で思わぬレアドロップ品を入手」などで起きやすい。

早くセーブしたい時に限ってエンカウント率が高くなる気がしたり、
ロードの間がいつもと違う感じがして「フリーズか!?」とドキッとさせられるのは、
何者(何物)かの見えない力が働いているのだろうか。

☆関連語☆
セーブ セーブポイント


●こまんど【コマンド】
1)特定のボタンを連続で組み合わせて入力すること。
格闘ゲームの技はこれで出すのだが、近年RPGでも幅をきかせている。
稀にイベントにも登場するが、大抵は特殊技を繰り出す際に必要とされ、
特殊技を選択→コマンド入力→技発動。の流れとなる。
コマンド技は失敗のリスクを負っているからか、大抵は高威力、低燃費で使いやすい。
が、某波動拳すらも満足に出せない格闘ゲーム音痴にとっては開発者を恨みたくなる悪夢の仕様だったりもする。
入力に時間制限が多いことも慣れない人にはつらい。
知っていないとまず入力しないということから、昔は裏技の条件に良く使われた。
また、有名になると昇竜拳コマンド、コナミコマンドといった具合に接頭語に何かつく時もある。

2)「たたかう」「まほう」「アイテム」など、
主に戦闘中でのキャラクターへの行動命令のこと。

☆使用例☆
てきがあらわれた!
____?


●こまんどせんたくしきあーるぴーじー【コマンド選択式RPG】
コマンドを選択してキャラクターに行動させていくRPGのこと。
ドラクエなどが代表例。RPGとしては最もスタンダードなタイプ。
基本的にアクション性は皆無なので指一本あればエンディングまでたどり着ける。
シンプル故に誰でも安心してプレイできるが、
シンプル故に単調になることも多く、最近は減少している。


●ごみあいてむ【ゴミアイテム】
他の何かの下位互換だったり、使い勝手が非常に悪かったりして、
毒にも薬にもならないアイテムのこと。単にゴミと言うこともある。

使い道がなく、明らかにマイナスアイテムであっても、
一つしか手に入らないと絶対に使わないと分かっていながらとっておくプレイヤーは多い。

アイテムが豊富なゲームやアイテム製作システムのあるゲームでは
ネタやアイテム製作の失敗作としてゴミ専門のアイテムが多数ある。

例)激甘カレー(SO3)、不渡り手形(SO2)、産業廃棄物シリーズ(アトリエ)


●ごみばこ【ゴミ箱】
現実ではその名の通りゴミを入れる箱。
RPGでは、箪笥や壷と同じように調べる対象である。
本当にゴミが入っていることがあるが、
大抵は何か重要な物が入っていたり、何故か人が入っていることがある。

しかし、冷静に考えると、
ゴミ箱をあさる行為というのはどう考えても尋常ではない。
それを普通にやってのける主人公たちはすごいけど見習いたくない。


●こむ【COM】
コンピューターのこと。ソフトに搭載された頭脳。
人間程の臨機応変な思考能力は無く、与えられた命令を忠実に実行する。
そのため単純な行動パターンになることも多々あり、見切られると簡単に倒せてしまったりする。

RPGの一人用の物も多いのでCOMの思考能力があまりに貧弱だと、
それだけでクソゲー扱いされることも。

ごく稀にだが、味方側のCOMが優秀すぎてゲームの難易度を大きく落としてしまう場合もある。

☆COMの性能が悪いとよく起こる悪例☆
・ボスにザラキをつかうんじゃねぇYO!
・勝手に突っ込むなよ、そんなに前にでると…アッー
・あれ、この人突然動かなくなったんですけど…


●こもの【小者】
地位も力もなく、取るに足らない者。(広辞苑)
対義語は大者。

主な共通点として自己中心的かつ保身的な言動をし地位を守るためなら手段を選ばなかったり、
権力にものをいわせ自分では何もしなかったり、状況が悪くなるとすぐに手のひらを返して媚びを売るなど
人間の悪い部分をこれでもかと見せつけてくれ、プレイヤーにほどよいイライラを与えてくれるキャラ。

RPGにおいては敵や憎まれ役としてたびたび登場し、たいてい最後は痛い目にあう。
よくあるパターンとして、敵組織の大者幹部に「殺す価値もない」とかいわれたり
悪事がバレて地位を剥奪され路頭に迷ったりなんかする。
その姿は哀れとしか言いようがない。
大国の大臣や地方領主なんかがやったら偉そうにしていたら警戒しておこう。

大抵ボスどころか戦闘にもならない場合もあるが、小者と思わせておいてボスになる場合もある。

☆小者臭プンプンの台詞☆
「ええい、であえ、であえー!」
「覚えてろー!」
「い、命だけはお助けを…!」
「約束?なんのことだ?」
「冥土の土産に教えてやろう」
「ゲヒャゲヒャゲヒャゲヒャ!」
「私が町長です」
「喜んであなたにお仕えします!」

☆使用例☆
こいつはくせぇーーーー!
__の臭いがプンプンするぜぇーーーー!

☆関連語☆
大臣 殺す価値もない


●こもんじょ【古文書】
歴史学上で、特定の他者に物事を伝えるために作られたもの。
現実では史料とは異なるものだが、RPGでは特に区別はされない。

物語の中盤から後半にかけて手に入ることが多く、今後重要になる事柄や伝説の道具のありかが書かれている。

大抵は古代文字で書かれており、解読しなければならないが、
何故か古代語を読めるキャラがパーティに入っていて、あっさり理解されてしまうことが多い。
そうでなければ、読める人物を捜しに奔走せねばならない。
さらに、敵が手に入れた場合は知識を悪用するものである。

また、SO2ではこれを解読してもらうためにお使いイベントをこなす必要がある。
それなら普通は物語において重要な役割を担うはずだが、解読を待っている間に物語は進み、やがて忘れ去られた。
そして解読されないまま学者ごと星は消え、また復活し、
一部のエンディングにてようやくそのしょぼい内容が明かされたが、
大半のプレイヤーは「ああ、そんなのもあったね」とそこで思い出すという始末であった。

☆関連語☆
古代語 古代文字 古代文明


●こゆう-せんとう-びーじーえむ【固有戦闘BGM】
そのボスのテーマとも言える曲。ラスボス(当たり前か)や重要ボスの特権。
名曲、良曲が多い。

例)ギルガメッシュ戦(FF5)、四魔貴族戦(ロマサガ3)
  ガブリエ・セレスタ戦(VP)、神獣戦(聖剣2)など


●こゆうのうりょく【固有能力】
戦闘において、キャラ別に設定されている能力のこと。
別の言い方で言うと、そのキャラしか使用出来ない能力のこと。
キャラの個性は際立つが、戦闘を有利にするために、どのキャラでパーティーを組めば良いのか迷う場合もある。
余談だが、これがある作品(FF6、9 ドラクエ4など)が好きな人と、
無い作品(FF5、7やドラクエ6、7など)が好きな人に結構分かれる。


●こゆうめいし-の-りゅうよう【固有名詞の流用】
人名や地名などの固有名詞が、他のゲームにも使われていること。
シリーズ物に多く、そのシリーズのファンならニヤリとさせられたりする。
例としては、FFの「ミシディア」「シド」聖剣伝説の「ワッツ」「ウェンデル」などが挙げられる。
前述のシドやWAの「ファルガイア」、ガーディアンの名前のようにシリーズ恒例となっていることも。
人名→人名、地名→地名とは限らず、聖剣伝説の「ジェマ」(称号→人名)のようなケースがある。
FFの「エヌオー」(人名→雑魚敵名)もこれに含めてよいだろう。
また、聖剣伝説の「ポポイのおさがり」のようにその名を冠する形で流用されるケース、
WAの「マックスウェル」FFの「ハイウィンド」のように一部だけ流用されるケースがある(前述のシドもこれに当てはまる)。
ブレスオブファイアの「リュウ」ゼルダの伝説の「リンク」のように主人公の(デフォルト)名前が流用であるケースもある。
その場合、シリーズ恒例となっている可能性大。
もちろん、ドラクエの「ラダトーム」、イースの「アドル」のように同一の存在である場合や、
女神転生とSa・Ga2の両方に登場する「オーディン」のように元ネタが別に存在する場合はこれには当てはまらない。
また、同一の存在でなくとも、世界設定が同一であることが明らかである場合は当てはまりにくい。

☆関連語☆
スターシステム 名前継続キャラ

2)「プレイヤーが」主人公等に名前を付ける際、他の何かから引っ張ってくること。
デフォルト名前が決まっておらず、且つプレイヤー面倒くさがりだとよく起こる。
そのゲームのコミカライズやノベライズの時に付けられる名前から引っ張ってくるケースも。
やったプレイヤーは探せばいるだろうが、公的媒体に乗るような物はほとんど無い為例は挙げづらく、強いて挙げれば
「D&Dがよく分かる本」にて戦士が「ペンドラゴン」僧侶が「ラスプーチン」魔法使いが「ベン・ケノービ」盗賊が「ダース・ヴェーダー」エルフが「レゴラス」と名付けられたことくらいである。

☆関連語☆
Dungeons&Dragons


●これくたーあいてむ【コレクターアイテム】
1)持っていてもなんの役にも立たないアイテムのことをさす。

2)アイテムコレクターがコレクションの対象にするアイテム。
たいてい持っていてもなんの役にも立たない。
プレーヤーが満足するのみである。
コレクションはシナリオ、攻略とならぶ代表的な楽しみであり、
コレクター魂を燃やすに値する隠し方を施されることもある。
DQに登場する「小さなメダル」はメダル王というキャラのコレクション対象であるが、
コレクターアイテムではない。
メダル王に渡すと優れた武器防具と交換してもらえるから役に立つアイテムである。

☆使用例☆
ただの_________。


●これ-こんとろーらー-おかしく-ね?【これコントローラーおかしくね?】
主にアクション性が高いゲームをプレイしている人物が、
プレイが上手くいかないときに第三者へ向けて言う言葉。
ほとんどの場合、格闘ゲームやアクションゲームのプレイ中に使われるが、
RPGでもARPGやシステム上アクション戦闘が行われるゲームのプレイ中に使われることがある。
基本的に自分のヘタクソさをコントローラーのせいにして自分は悪くないと思い込む免罪符。
当然この言葉を口にしても自分のヘタクソさは何一つ変わらない。
素直に自分の下手さを認めて地道に努力する方が上達が早いと思うのだが。

☆以下、同じような意図で使われる言葉☆

・今のは準備運動だよ。
・今のは指慣らしだよ。
・次からは本気でいくよ。
・手が滑ったんだよ。
・マイコンじゃないから上手くいかないんだよ。
・コントローラーの調子が悪かったんだよ。
・自宅の画面と色合いが違って見難いんだよ。
・久しぶりにやるから上手く操作できないんだよ。
・別ゲーの操作に慣れすぎて変なことやっちゃうんだよ。
・なんか反応鈍くない?
・徹夜明けで眠いんだよ。
・腹減ってるんだよ。
・腹痛いんだよ。
・こんなゲームにまじになってどうするの

☆関連語☆
協力プレイ 友人 二人プレイ


●これでかったとおもうなよ!【これで勝ったと思うなよ!】
よくある捨て台詞。このセリフを残してフェードアウトというパターンが多い。
ボコボコにやられながらも、こんなことでは負けないんだからね!というツンデレ的な意思が感じられる言葉である。

例)
・TOD2では逃走の際にハロルドがこの発言をして去っていき、やり込みプレイ時に頻繁に聞くことになる。
・SO2で闘技場でのディアス戦、本来なら負けバトルだが過剰なレベル上げなどを駆使して無理矢理勝利すると
「いい腕前だな!だが、まだあまいな。これで勝ったと思うなよ!」というセリフとともに再戦。こちらが負けるまで繰り返し。
・FF2にて大戦艦を破壊すると、ダークナイトがこのセリフを残して去る。
・魔界塔士SaGaで、一回目の玄武を倒した時の死に際のセリフ。


●ころしていきかえらせる【殺して生き返らせる】
1)
戦法の一つ。
治すのが困難だったり厄介な状態以上にかかった味方をわざと殺し
すぐに生き返らせること。
非道にも思えるが全滅するよりはましである。
たまにこれをしないと倒せないボスがいる。
☆例☆
全体死の宣告で死ぬタイミングをずらすために味方を殺して生き帰らせる。
味方に取り憑いたボスを追い出すために味方を殺す必要がある。(FFシリーズ)

2)
イベントで不治の病にかかった味方キャラクターに対してプレイヤーがやりたいこと。
特に戦闘で仲間がバンバン死に呪文一発で生き返るようなゲームだと
プレイヤーは「死ぬのを待ってから生き返らせろよ」と思いながら万病に効く秘薬を探しに行く。
たまに4コマ漫画などでネタにされる。
☆例☆
サマルトリアの王子(DQ2)、クリフト(DQ4)


●ころす【殺す】
年齢一桁の児童もプレイするRPGにおいて、特に避けられている言葉。
多用されるほど親や世間の目が厳しくなる。

とはいえ殺らなきゃ殺られるゲーム世界の治安情勢があったり、
世界を救えなかったり、世界観のヌルいゲームになってしまったりという事情もあり、
大抵は「倒す」と表現してお茶をにごしている。

最近はそれを逆手に取って「殺人をしている」と正面から定義して重みやリアリティの演出に使う場合もある。
まあ最終的には「しょせんゲームだから」と割り切ることになるが。


●ころす-かち-も-ない【殺す価値もない】
敵組織の幹部クラスと初めて戦った場合、かなりの確率でこれと同じような台詞を吐き見逃してくれる。
しかし最終的にはその発言対象に滅ぼされるのは平清盛の時代からのお約束。
たまに初回から本気で挑んでくる敵もいるがその場合は邪魔が入ることが多い。

追記:ちなみに「今ここで殺すのは惜しい」という戦闘好きのバリエーションもある。


●こわされる【壊される】
2パターンあり、前者は親友・親類などに貸したソフトが前述の要因などで起動不可能になってしまうこと。
後者は「親にソフトなどを隠される」の発展型であり、親の言うことを守らない子供に対する最終手段となる。
前者は、その友人との仲が不和になる危険性があり、
後者は、親子の溝を出現させる危険性があり、最悪の事態の危険性もあるだろう。


●こわす【壊す】
ゲームをやっている最中に、理不尽な出来事が起こり、今までやってきた行為が無駄になってしまった時に発生する。
その場の怒りで、ゲームに無慈悲な鉄槌を浴びせ、起動不可能に追いやってしまうこと。
また、誤ってソフトを踏みつける、落とす行為などをしたことで、こういう状況になることもある。
自己責任ということで補償はまず受けられないだろうし、とくに前者はおそらく親から厳しい制裁を受けることもあるだろう。


●こわれる【壊れる】
主に、ハードの寿命。外的要因(地面に強打・水中に沈没・埃の混入)などが原因で、
ソフトおよびハードが起動不可能になってしまうこと。
外的要因で壊れてしまうと、自己責任ということで補償が受けられない可能性があるのでご注意。


●こんちゅう-もんすたー【昆虫モンスター】
現実世界にいる昆虫をそのまま大きくしたようなモンスター。蟻や蜂、カマキリなど。
厚い装甲や強力な毒をもっていたりするのでけっこう手強い。
しかし昆虫はクチクラ層を支える筋肉が必要なのと、
肺がないため酸素を身体の奥に取り込む能力に乏しいので、巨大化には限界があるはずなのだが・・・
巨大昆虫モンスターが出現するRPGの世界はきっと酸素が豊富なのであろう。


●こんてぃにゅー【コンティニュー】
ゲームを一度終了した時点から続けて始めること。
単にセーブデータをロードしてプレイを始める機能と、
味方が全滅するなどしてゲームオーバーになる直前にゲームを再開できる機能とに分けられる。
後者はアクションゲームや格闘ゲームではほぼ常備されているシステムだが、ARPGなどにもよく見られる。
それ以外にもコンティニュー用のアイテムなどが存在し、コンティニュー可能なRPGがいくつか存在する。

☆関連語☆
ゲームオーバー ロード セーブ 再開 中断


●こんふぃぐ【コンフィグ】
1)コンフィグとは「設定」を表す英単語configurationの略。
もともとOSやサーバアプリケーションソフトなどの設定項目を指すことが多い。

1.メニューの色を変える、サウンドテストをする、ボイステストをする、キーカスタマイズをする。
2.音声、BGM、効果音のバランスをプレイヤーが取ったりする。
3.本編をクリアすると特典として、聞ける曲が増えていたりする。

「今時コレが無いRPGは皆無だろう」ってくらいにあらゆるRPGに付属している機能。
意外とコンフィグにこだわるプレイヤーも多い。
コンフィグがしっかりしているゲームは内容もしっかりしていることが多く、
それゆえにコンフィグにこだわるプレイヤーがいるようだ。

2)ゲームでのシステム周りを調整する項目。
作品によりカスタマイズなどと呼ばれていることもある。
コントローラーのボタン操作配置の変更や、メッセージの出るスピードの変更、
メニューや会話のウィンドウの種類変更、色変えなどが代表的。
キャラクターボイス付きの作品では、
ボイスのオン・オフ(声ウザイと思う人にとっての生命線)や音量調節などができることが多い。

設定できる項目を細かくし、プレイヤーにかかるストレスを軽減できるコンフィグが良いコンフィグだと思われる。

☆関連語☆
サウンドテスト


●こんぷりーと【コンプリート】
RPGでは主に、
・モンスター辞典やアイテム辞典など、ゲーム内の辞典で、項目の空きが無いように全て埋める。
・コレクション要素のあるものを全て入手する。
・ミッションなどを全てクリアする。
・(そのキャラが)覚えられる魔法を全て習得。
の意味で用いられ、これに熱意を注ぐプレイヤーが後を経たない。
よく略して「コンプ」と表現される。
また、これを達成すると何らかのボーナスがあることが多いと同時に、達成感と虚無感もゲットする事ができる。
最近では、
・インターネットを介さないとこれが不可能。
・バージョン違いと通信しないと(ry
・何周もしないと(ry
・データをコンバートしな(ry
・映画の前売(ry
なことが多く、一部のプレイヤーからは不満の声が出る場合も。
最後に、これを達成するに当たって注意しなければならないのは「期間限定モンスター、イベント」である。


●こんぼう【棍棒】
主に硬い木や岩石、鉱物などでできている鈍器。
加工されずに自然にできたものが多く、一般的といえば一般的だが殺傷力はあまりない。
それでも敵の後頭部や鳩尾などを殴打すれば失神させることくらいはできる。
獣人系のモンスターが持っていることも多い。柄が細く、先端のほうが太いのは杖と同じ。

☆使用例☆
こんな__じゃ魔王は倒せん。


●こんぼ-こまんど【コンボコマンド】
RPG界に格ゲー風のコマンド入力を導入した恐るべき存在。
格ゲー苦手な人には、普通に使うことすら困難だろう。

☆参考☆
SFC版TOPでのコマンド
(http://albion.org1.com/tales/skill/top_sfc.htm)

つらいように見えて、実は結構楽に出せる。
そして奥義の威力はゲームバランスを崩すほどである。

☆使用例☆
「______で時空奥義出せたら神!!(SFC版)」


●こんらん【混乱】
1)RPGにおける主だった状態異常の一つ。
その症状はゲームによってある程度異なり、主なものとしては

1.敵味方を問わず攻撃を始める
2.味方に対して攻撃を始める
の二つ。

被害は受けたキャラや回復までにかかった時間によってだいぶ異なってくるが、
混乱したキャラ一人のお陰で全滅寸前まで追い込まれる危険もあるので、
基本的には速攻で治してしまった方が良い。

2)操作不能になり自分の味方を攻撃するようになるステータス異常。
作品によっては狂乱、錯乱、魅了などと呼ばれることも。
敵より強力な攻撃をする上、回復手段が通常攻撃だけという場合もあり、
自分では回復できないなどのことから即死の次に厄介なステータス異常ともいえる。
逆にこちらが使えば実質味方が1人増えたことになり、とても有利になる。

基本的には通常攻撃のみ、自然回復ありだが作品によっては

1.殴らないと直らない、なかなか直らない。(殴る人物によっては即死)
2.技や魔法も使う。(全体魔法は勘弁)
3.アイテムまで使う。(ボスが全回復)
4.たまに指示通りの行動をする。(重要な局面の時ほど無視)
5.敵を攻撃することもある。(瀕死の時に限ってこちらを攻撃)

混乱は即死や沈黙などと同じボスには効かないステータス異常だが、
まれに効果があるボスもいる。(DQ6・ブラティーポなど)

☆関連語☆
魅了 昂揚

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