かa かb  く  
▼く
【クイズ】
【クイックセーブ】
【空気】
【空気主人公】
【空賊】
【空中戦】
【空中ダンジョン】
【空中都市】
【空白の選択肢】
【グール】
【クールキャラ】
【クエスト】
【クォーター】
【クォータービュー】
【臭い台詞】
【草薙の剣】
【鎖鎌】
【癖】
【糞/クソ】
【クソゲー】
【クソゲーオブザイヤー】
【クソゲー化】
【口】
【口癖】
【口笛】
【口調】
【靴】
【屈辱イベント】
【クトゥルフ神話】
【苦無】
【くノ一】
【首】
【熊】
【組み立て】
【蜘蛛】
【クラーケン】
【クラシック曲】
【クラス】
【グラディウス】
【グラフィック】
【暗闇】
【クリア】
【クリア後の状態】
【クリア評価】
【クリア不可能】
【クリスマス】
【クリット】
【クリティカる】
【クリティカル】
【グリフォン】
【グループ攻撃】
【来るぞ】
【クレイジーRPG】
【クレリック】
【黒いパンツ】
【グローランサ】
【クローン】
【クローンゲーム】
【黒騎士】
【クロスオーバー】
【クロスボウ】
【黒幕】
【黒幕に加担するNPC】
【黒幕の有無】
【黒歴史】
【喰われる】
【グングニル】
【軍師】
【軍事国家】
【軍人】
【軍隊】
【軍隊の階級】



●くいず【クイズ】
主にゲーム内で提示されている情報について問題を出し、
答えさせる遊び。またはその問題。
基本的にサブイベントで行われることが多く、全問正解することで
レアなアイテムが手に入ったり、称号がもらえたりする。
なお、TOD2では旧作品や小説・アニメ等のメディアミックス作品に触れ、
更に開発スタッフや発売元の会社についてまで熟知していないと
解答できないようなマニアックなクイズが用意されていた。
(一応直後に正解が提示されるので、そこまで理不尽さは感じないが)

☆使用例☆
主人公は______王の称号を手に入れた!

☆関連語☆
ミニゲーム


●くいっく-せ−ぶ【クイックセーブ】
主に近年のサガシリーズなどに使われているシステム。基本的にいつでも可能。
ハード本体のメモリを使用するデータセーブで、原則的に必ず上書きされる。
あくまで簡易的な記録であるため本体のリセットや通常のセーブ・ロードで消去されるが、
メモリーカード等を用いた通常のセーブ(及びロード)よりも遥かに高速という利点がある。
製作側もその特性を考慮し、スピーディにコマンドを行えるようになっているため
プレイヤーにとっては非常に重宝する機能。
特に深入りすると帰還できなくなる可能性があるようなダンジョンの攻略では
事前に通常のセーブを行いダンジョンの中ではクイックセーブ、という手法が有効。
幾つかのデータを上書きせずに残しておく方法よりも手間がかからず、
またセーブデータの容量の節約にもつながる。
他にもタイムアタックやアイテム収集などでリセットとロードを繰り返す場合にも便利。
安全が確保できた場合や大きな収穫があった時、そしてゲームを終了するときは
忘れずに通常のセーブを行うようにしよう。

☆関連語☆
セーブ 中断セーブ


●くうき【空気】
1)ゲーム内の仲間からもゲームをしているユーザーからも、
あまりにも影が薄いため存在を忘れられているキャラのこと。
しかし時として運命に抗うかのように自分を主張してゲーム内の仲間及びユーザーを唖然とさせる空気も存在する。

例)アレン・リッジリー(ゼノサーガ)

2)読むもの、流されるもの、そしてぶち壊すもの。
大抵の場合は空気を読めない奴は非難され、空気を読む者が世界を救うケースが多い。
しかし時に空気を読まないことで世界の現状を変え、世界を救う若者がたまに現れるため、
一概に空気を読むことが最良の結果をもたらすわけでもない。

とはいえ脇役が空気を読まないと大抵ロクなことが起きないので
適度に空気を読み、慎ましく生きていくことがRPG世界で長生きするコツである。

3)地球を包む大気の下層部分を構成する無色透明の混合気体。
通常の生物にとっては必要不可欠であり、無いと死ぬ。
しかしあって当たり前の存在のため、描写されることはほとんどない。
まれにウィザードリィのマカニトのような空気を変質させる魔法の説明や
水中など、空気がない場所での行動制限を知らせる際に語られる程度である。


●くうきしゅじんこう【空気主人公】
存在感がない主人公のこと。DQの勇者など単に無口なだけではこうは呼ばれない。
周りのキャラがぺらぺら喋りイベントを積極的に進めていくのに、主人公が話の本筋に
まったく関わらず仲間から頼りにされることも選択権を与えられることのないものをこう呼ぶ。
一キャラがこうなることは良くあるが、主人公では珍しい。当然、シナリオの失敗。しかし
「俺って一体何?」というあの寒い感覚を味あわせてくれるキャラでもある。優しくしてあげてね。

☆作品例☆
FF12、転生学園幻蒼録


●くうぞく【空賊】
現実には存在しないものの、ジブリ作品など創作物にしばしば登場する架空の犯罪者。
主に飛空艇や飛行機械を操り、神出鬼没に現れては略奪を働く空の盗賊のことを指す。
社会的には悪人であるが、自由で爽やかなイメージが強いため味方キャラとしてもよく使われる。
空賊とは名乗っていないものの、FFX-2のカモメ団等もやっていることは同じだと思われる。

例) FF12の主人公パーティ、ロックマンDASH ボーン一家
  英雄伝説 空の軌跡 カプア一家、エターナルアルカディア ダイン一家


●くうちゅうせん【空中戦】
まんま。空中で戦う事。
龍や怪鳥、戦闘機、に乗ったり場合によっては自力などで飛ぶ。(落ちる場合もある)
微妙に盛り上がる戦闘なんじゃない?

例)聖剣3・VSダンガード ロマサガ3・VSビューネイ TOP・VSイシュラントとか。

巨大動物の背に乗って戦う場合、地面に武器を突き刺す技とか使うと可哀想。というかネタになる。

補足:FF6だとなんとプレイヤーが身ひとつで落下しながら敵と戦うという
物理的にあり得ないバトルが発生する。


●くうちゅう-だんじょん【空中ダンジョン】
空に浮かんでいるダンジョン、ロストテクノロジーや魔力など、ものすごい力で浮かんでいる。
元から浮いていることもあるが、特定のイベントを起こすと浮上するパターンも多い。
ここに行くには飛行能力を持った乗り物を用意する、ワープ装置を経由するなど移動手段が非常に限られる。
そのため物語終盤で探索することが多く、ラストダンジョンである場合も多い。
(ちなみにテイルズのラストダンジョンはほぼ毎回空中ダンジョンである。)
空に浮くという不安定さゆえか攻略時に崩壊する確率は高く、ラストダンジョンも兼ねると更に崩壊率は上がる。
たまに、昔は浮いていたが今は地上に墜落している空中ダンジョンのなれの果てを探索することもある。
(WA3のフィラ=デル=フィアなど)


●くうちゅうとし【空中都市】
名前の通り空に浮いている都市のこと。
主に物語の中盤〜終盤にかけての目的地となる。

その立地条件から地上に住む人とは異なっていることが多く、
神や地上には見かけない人種が住んでいたり、(主にDQ系)
地上を制圧しようとする人やそれを阻止しようとする人たちが住んでいたりする(ゼノギアス・TOD)

逆に空を飛ぶ技術が確立されている世界では、
自然に浮いていて、その大地から珍しい鉱石が掘れるとか(FF)
大きな研究所があったり(アルトネリコ)
結局は何らかのキーになる要素がある。

人間が浮かしている都市はイベントで墜落(もしくは墜落しかけ)になることが多いが、
実際にそんな大質量の物が墜落したら
住人はおろか世界の人々が死ぬんじゃないの? と常々思ったりする人がいるとかいないとか。

☆関連語☆
空中ダンジョン


●くうはく-の-せんたくし【空白の選択肢】
ゲーム中で何かしらの選択をする際、普通ならば選択肢には何か行動が書かれているが
それとは別に何も書かれていない場所を選択できるRPGも稀に存在する。
基本的には隠し要素なのでボーっとしてると気付かない、なんてことも多い。
選択の結果もお遊び程度のものから重要なものまで様々である。

例)隠しボスと戦闘になる…ファイナルファンタジー[
  女性と何事か起こる…ジャストブリード

☆関連語☆
選択肢


●ぐーる【グール】
アラビアの民話に登場する人型のモンスター。グールというのは男性名詞で女性名詞形はグーラー。
砂漠や山中に生息し、人間や死体の肉を食らう化け物である。このため食人鬼、食屍鬼とも呼ばれる。
RPGではアンデッドに属し、ゾンビと似たような扱いをされることが多いが本来は精霊の一種。

☆関連語☆
アンデッド ゾンビ


●くーる-きゃら【クールキャラ】
RPGにおいて1人は出てくるであろうパーティキャラ
外見的特徴としてはカラーに寒色・落ちついてる系(青やもしくは黒といった感じ)が多い。
いつも視線が鋭く、年齢は他のパーティキャラより高め。
低い場合にはキャラ説明に年の割には落ちついている〜みたいなのがある。
戦闘スタイルはスマートな感じで鋭い剣や魔法を使う万能戦士というイメージ。
設定的に「謎の〜」「天才」「元○○…」といった強そうな設定(あくまで設定の場合も多い)が付いている。
なれ合いや無駄を好まない。
事件の真相を知ってたりや裏で暗躍してたりする事も多い。
最終的には主人公ら熱血キャラの影響を受けて熱い台詞を吐くこともある。
主人公をかばって死亡、などの悲劇的な展開も多い。

容姿端麗であることが多く、とりあえず女子のみなさん方に人気が出るタイプだが、
制作者がクールな性格というものを勘違いしている場合は単なるウザいキャラになる。
さらに前述の通りヨイショされる設定が多いためキザっぷりや嫌み・腹黒さが引き立ちやすい。

ちなみに性格を指してcoolと言うならば本来は「冷静」という意味になる。
情に乏しい「冷淡」の意味合いならばドライ(dry)の方が適切。


●くえすと【クエスト】
1)追求、探求
ドラクエの名にあやかってか
以後長きに渡りラサール石井のチャイルズクエストなど
あまり本格的でないRPGのタイトルに接尾語として使われてきた。

2)依頼を受け、それを遂行し、報酬を得るというシステム。
依頼、ミッションなどということもある。
内容は○○を倒せ、○○を探せ、○○を持ってこい、というものが多い。
酒場やギルドを通して受けることも個人から直接受けることもあり、そのあたりはゲームシステムによる。
またゲームによってはシナリオがちゃんとあって寄り道的なものとしてクエストがあるものもあれば
クエストのなかにシナリオを進めるために受けるメインクエストとその他のサブクエストがあるものもある。
が、後者は大抵クエストの総数が多く何度も同じダンジョンに行くことになり全部やる前に飽きられることも多い。

3)株式会社クエスト
オウガシリーズを開発した会社。
2002年6月にゲームソフト開発事業をスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)に売却。


●くぉーたー【クォーター】
英語で「四分の一」のこと。
四分の一だけ異国(異族)の血が混じっている人。つまり、祖父もしくは祖母が外国人(異族)。
なんとなく発音がかっこいいため、ここ近年いろんなところで見られる。
「ハーフ」よりもよく使われてるかもしれない。


●くぉーたーびゅー【クォータービュー】
斜め上方向からマップを描く手法。シミュレーションRPGに多く、一部のRPG、アクションRPGにも見られる。
前後左右を画面の斜め方向、高さを画面の上下で表現し、トップビュー、サイドビューに比べ立体的表現に優れる。
しかし、十字キーの上を押すとキャラクターやカーソルが斜め上に動いたりして動作が直感的ではない、
建物の裏などに画面上の死角が発生しやすいなど、決して万能の視点ではない。

☆関連語☆
サイドビュー


●くさいせりふ【臭い台詞】
あまりにも臭い台詞は恥ずかしさを通り越して感動を覚えます
熱血系主人公が主に使いがちですが、ゼノサーガEP3のアレン君のように
空気のくせに最後の最後で臭い台詞のオンパレードで我々を驚愕させる存在もいる


●くさなぎ-の-けん【草薙の剣】
三種の神器の内の一つ。
スサノオノミコトが大蛇ヤマタノオロチを倒した際、その尾から出てきたという剣。
その後、ヤマトタケルノミコトが東国遠征に際してこの剣を持っていき、
火難に逢った際、草を切り払って助かったと云うことから、草薙の剣と呼ばれるようになった。
いわば日本神話を代表する剣である。RPGではDQ3、サガフロンティアなどに登場。
また、別の名を天の叢雲といい、FFシリーズにはこちらの方の名前で登場している。


●くさりがま【鎖鎌】
DQなどにたまに登場する武器。以下、武器の説明。
鎌の柄に長さ約7メートルの鎖と分銅を付けた遠距離も近距離も戦える。
鎖部分は振り下ろし薙ぎ、払い、突きと多彩な攻撃が可能だが、
分銅部分を的確に急所に当てなければ意味が無い為達人でしか人を殺傷することは不可能。
攻撃を繰り出す前動作の際に手首の返しで鎖を自由に動かす事は可能だが
漫画のように攻撃を繰り出した後に鎖を自由に動かすのは無理。
敵に誤って取られた時には形勢が一気に不利になるため鎌部分を投げることは普通しない。
(近距離戦での防御手段が無くなる)

という結構テクニカルな武器だが、実際のところRPGではそんな器用なことできなさそうな筋肉バカ系が装備したり、
あまつさえ分銅ではなく鎌の方を使い攻撃しているような表現もよくみられる。
全身特徴の塊なのでかえって誤解を受けやすい不遇な武器。


●くせ【癖】
1)人が無意識に行なってしまう習慣的行動を指す。
自分が気がつかないことが多い。
人に注意するときによく使われるが、誉めるときに使っても問題ない。

2)ゲーム機本体やコントローラーにいつの間についた動作不具合のこと。
故障ではないのだか、正規な使い方ではまっとうに動かない場合がある。
・本体をひっくり返したり傾けたりしないとゲームできない
・ボタンを強く押さないと反応しない
友人の家でゲームをしたときにあれっと感じたら確認しておこう


●くそ【糞/クソ】
悪い、つまらないといった意味を持つマイナス評価。

☆使用例☆
「グラフィックは良いけど、シナリオが糞」
「バランスは良いけど、操作性が糞」


●くそげー【クソゲー】
プレイヤーがプレイして不快になったという感想を抱いたゲームを指す言葉。
RPGに限らずゲーム全般に使われる。
不快になったゲームを意味する単語であるため範囲は非常に広く
マゾゲー、ヌルゲー、バグゲー、キャラゲーなどの蔑称とは違いこれがクソゲーという明確な形は無い。


●くそげーおぶざいやー【クソゲーオブザイヤー】
2chの家庭用ゲーム板「クソゲーオブザイヤー」スレによりその年でいちばんクソだったゲームを決めるネタスレ。
一見RPGに関係ないように見えるが、過去数作品のRPGがノミネートされ、その中には見事(?)大賞に選ばれるという不名誉を記録している。
クソゲーをクソゲーであると楽しめる人でないと(クソゲーを楽しむのは)難しい。

過去大賞作品
ゼノサーガ エピソードII[善悪の彼岸](2004年度大賞)
ローグギャラクシー(2005年度大賞)
ファンタシースターユニバース(2006年度大賞)
ラストリベリオン(20010年度大賞)

☆関連語☆
邪神モッコス
さ ぁ ふ る え る が い い
スベリオン


●くそげーか【クソゲー化】
今まで良ゲーや神ゲーだったのが、文字通り次のシリーズでクソゲーと化してしまう現象。
有名なのはグランディアやポポロクロイス物語など。
恐ろしい事にこの現象が起きると ほ ぼ 1 0 0 % 廃 れ る と言う事。

事実グランディアやポポロクロイス物語は廃れてしまった。
クソゲー化はそのシリーズの終わりを表す物である。

☆使用例☆
今作は____したし、もう○○○も終わりか・・・

☆関連用語☆
グランディア
ポポロクロイス物語
クソゲー


●くち【口】
1)生物が食物、空気を体内に取り込むための器官。
また、逆に、体内のものを吐き出す器官でもある。
鞭を振り回す美人女教官の甘い声も臭い息も問答無用で同じ場所から出る。

2)モンスターの容姿を特徴付ける要因の一つ。
噛み殺す、食う、という捕食者の凶暴性を強調するために、大きく裂けて牙を生やす表現がされる。
顔にあるものだけでなく、腹や手、触手の先端を口に変形させて、禍々しさを引き立てているものもいる。
縦に切り開かれた口は、しばしば卑猥な表現でネタに。

3)洞窟の導入部やガマ型の財布など、物の空いている穴を表現するのに使う。


●くちぐせ【口癖】
その人物が、事ある度に口にする言葉。
キャラの個性を強めるために設定される要素である。
主に語尾につけるタイプ、語頭につけるタイプ、
特定のフレーズが口癖になっているタイプの3つに分けられる。
基本的に口癖のあるキャラは個性付けがしっかりしており、一定の存在感を持っている。
しかし、語尾ににゃん、りゅん、みょん、などと拗音を付けると手軽に萌えキャラを作れるため、
下手な使い方をするとギャルゲー的に思われ、プレイヤーに嫌われる可能性もある諸刃の剣。

語尾例) 〜ッス(FF9 マーカスなど) 〜でやんす(聖剣LOM 海賊ペンギンなど)
語頭例) 尤も〜(SO3 アザゼル)  や、〜(BOF4 ユンナ)
フレーズ例)「ゆかいだねぇ・・・」(BOF3 レイ) 「イケる、イケる!」(TOE ファラ) 

☆関連語☆
語尾 セリフ テキスト 個性


●くちぶえ【口笛】
唇をすぼめ、または指を口に当てたり入れたりして息を強く吹き、笛のような音を出すこと。
また、その音。「―を吹く」(大辞泉より)

指を当てて鳴らす時は大抵親指と人差し指の先をくっつけて
口に入れて吹くことが多い。
唇をすぼめて鳴らす場合は熟練すると音階を作ることも可能なので
メロディを奏でることもできるようになる。
RPGにおいてはWAシリーズの主題歌や戦闘曲のバックで
この口笛のメロディが奏でられているのが特徴。

他のゲームでは特技の1つで敵を呼び寄せたり(DQ)
口笛を合図に味方を呼びよせたりする(主にSRPGやイベント中でなど)

☆使用例☆
夜中に__を吹くと蛇が来るよ。


●くちょう【口調】
言葉遣いの全体的な傾向。
ですます、舌足らず、下町、お嬢様、じいや、ロボ、萌え、など非常に多様である。
統一感を持たせることで、キャラクターに個性を付ける。
その点で口調=個性であるといっても過言ではない程、キャラ設定に重大な影響を与える。
口調一つで好きキャラと嫌いキャラが別れることもあるだろう。
現実では普通、場面、相手によって口調を使い分けたり、年齢の変化と共に変わったりするものだが、
ゲームでは誰が相手であろうと、あるいは成長しても常に一定の口調でしか喋らないキャラも多い。
現実で友達相手に「〜です」「〜ます」とか喋っていたら単なる変人だろう。 また人間は意外性に弱いもので、 普段敬語で話すキャラが敵の仕打ちに激昂して乱暴な口調になったり、
あるいは普段おちゃらけたキャラが急に丁寧語を使い出したりすると、
そのキャラの意外な一面に胸が熱くなるのである。

☆関連語☆
口癖 語尾


●くつ【靴】
1)装備品の一種で足に身につけるものだが、装備欄に足があるゲームは少ないので、
アクセサリー扱いされる事が多い。そのため意外に貴重品。
全般的に防御力はいまいちだが、素早さをあげたり、危険な場所が安全に通れたりと、
動く事に関して大きな効果をあげる。

2)足を守る防具、というよりは歩くための日用品。その性格を反映してか、
履くと素早さが上がるものや空を飛べるようになるもの等、特殊なものが多い。
防具といえるのは安全靴(工事現場等で使われるつま先に鉄板が入った靴)ぐらいのものであろうか。
冒険者は現代でいうトレッキングブーツみたいのを履いているとかと想像すると結構面白い。
基本的に消耗品である。

3)足を防護する装備品。
移動や攻撃スピードの増加、通行制限を緩和するといった特殊能力がついている場合が多い。
稀に武器として登場する。

4)アークシリーズでキック攻撃をするため、
これを足に身に着けて武器とする。

追記:桃太郎伝説では最重要防具だった。
攻撃順が早くなり、回避率が上がる攻防一体の性能。しかも安価。
作中で村人から「新しい村に行ったらまずわらじを買いなさい」とアドバイスされる


●くつじょく−いべんと【屈辱イベント】
プレイヤーに対し、屈辱感を抱かせようとするイベントの総称。
たとえば意味もなくドラム缶を押すことになったり(メタルマックス2)、
偽神官にだまされ特技と魔法が封印された上、スラム街に落とされたり(ドラゴンクエスト7)、
仕掛けを動かす為にたらい回しにされたプレイヤーをおちょくる落書きがあったり(ファイナルファンタジー5)、
ギトギトでヌメヌメな臭い海パンを調べさせられたり(メダロット4)、
持ち物(着ている服も)を全て奪われたり(ビタミーナ王国物語、ソウル&ソード)、
兵士の妨害を受けながら水運びをやらされる(リグロードサーガ)など。
キャラに実害があるかは、イベントによる。


●くとぅるふ-しんわ【クトゥルフ神話】
1)小説家ラブクラフトの作品を元にして1900年代に生まれた創作神話。
RPGにおいては、モンスターやアイテムとして引用されることが多い(這いよる混沌やネクロノミコンなど)が、
クトゥルフ神話そのものを扱ったゲーム(ラプラスの魔やクトゥルフの呼び声など)もある。

2)米国のホラー作家、H・P・ラヴクラフト(1890〜1937)の作品を根幹とする創作神話大系。
クトゥルフ、アザトース、ナイアルラトホテップ、ヨグ=ソトースといった邪神の復活を巡り
恐怖に翻弄される人間の無力さと恐怖を描く。
オリジナルの怪異や魔導書、地名を予め設定し、複数の作品にちりばめて描写するという演出、
また、その設定を同業の友人や作家としての弟子たちと共有することによって
クトゥルフ神話大系は個人の創作に留まらぬ厚みを獲得し、現代でもその後継作家を得ている。
ゲーム分野においても、TRPG「クトゥルフの呼び声」をはじめ、作品そのもののゲーム化から
固有名詞を引用したパロディ、パスティーシュに至るまで多数の関連作品が存在している。
なお、クトゥルフ(Cthulhu)は本来「人間には発音できない言葉を無理に表記したもの」とされており
クトゥルー、クスルー、クルウルウ、ク・リトル・リトル、クズリュウなどの表記も存在する。

☆関連語☆
這いよる混沌 ネクロノミコン


●くない【苦無】
忍者が愛用した全長10数cmの棒状の刃物。
武器としては勿論、壁に差し込めば足場になり、スコップ代わりに穴を掘り、
投げて使えば飛び道具になり、敵の武器を払う防具としても使えた便利ツール。
FFやサモンナイトでも忍者が使うが、だいたいは最低ランクの攻撃力しかないのでそれほど使えない。

☆関連語☆
忍者


●くのいち【くノ一】
女忍者のこと。
くノ一と書くと、女という字になることからきている。
ゲーム上は、忍者と同等の扱いを受けるはずなのだが、
某ゲームでは、忍者とくノ一が別クラスの扱いになっている。
クラスを分ける必要があったのかと小一時間問い詰めて差し上げたい。
身軽さが身上であるため、軽装であるのが普通であるが、
大抵の場合、軽装を通り越して露出度が高い場合が多い。
某黄門の女忍者のように、露骨に色仕掛けをするキャラがほとんどいないのが、唯一の救いか。

☆関連語☆
忍者


●くび【首】
1)頭と胴を繋ぐ部分。
一番分かりやすく大きい急所であり胴体から切り離されたり
骨を折られたりすると死ぬ。
そのため即死攻撃として首を狙う技があったり
悪役が素手で自分を呼び捨てにした一般人の首をへし折るイベントがあったり
断頭台でズドンするシーンがあったりする。
ビジュアル的にはグロいためゲームでは文字だけの表現であることが多いが
マンガ版だと主人公や味方キャラクターが敵(人間魔物問わず)の首を
飛ばしまくったりする場面が多かったりする。
例)タクティクスオウガ、ファイアーエムブレム、ドラゴンクエスト

デュラハンには首はないと思う…多分。
余談だが断頭台で断たれるのは頭ではなく首だったりする。
どう見ても首の無いモンスターの首をはねれたりするのはご愛敬。
☆使用例☆
ボーパルバニーは○○の_をはねた!

2)殺すことを首をもらうと表現することがある。
この場合は実際に首を持っていくことは少ない。
☆使用例☆
「あんたにゃ恨みはないがその_いただくぜ」
「賞金_を倒せば俺も大金持ちだ」

3)リストラの意。カタカナでクビと表記することが多い。
悪行三昧していた上司がされるとすっきりするが
陰謀で良心的な社員がクビにされるのはいたたまれない。
☆使用例☆
○○!また失敗しおって〜貴様なんぞ_だッ!

☆関連語☆
死神 鎌 断頭台 首コキャ マグニス


●くま【熊】
現実に存在する哺乳類。RPGでは主に敵キャラとして登場する。ロマサガ1では味方として登場した。
素早さはないものの、攻撃力と体力の高い強敵になることが多い。現実では足も速いとか。
「空手家が素手で倒すべき目標」でもある。迷惑な話だ。


●くみたて【組み立て】
多数あるパーツからそれぞれ一つずつ組み合わせ、特定の物を完成させるシステム。
有名なのは、アーマードコアやフロントミッションなど。RPGではキングダムハーツやガンダム・トゥルーオデッセイなど。
能力を重視した組み合わせや、外見を飾り立てたものなど、どんな組み合わせになるかはプレイヤーの腕次第。


●くも【蜘蛛】
1)8本足の節足動物。スパイダー。
昆虫とは分類上別の種になるわけだが、便宜上同じ「虫類」として扱われることが多い。
糸攻撃を得意とするものが多く、動きを止めたり、そのまま締め付けたりして相手を苦しめる。
毒を持つ固体もおり、他の虫類に比べると嫌らしい攻撃が多い感がある。

2)巣に掛かる得物から連想して、擬人化によって甘い罠を仕掛ける妖艶な美女に変身する事もある。
人型でも糸を出す事ができるが、その場合お尻からではなく、口か手からである。実に嘆かわしい。

☆関連語☆
昆虫モンスター


●くらーけん【クラーケン】
北欧の海に出没するという謎の巨大生物。その名はノルウェー語の「クラーケ(極地)」に由来する。
その姿はタコやイカ、あるいはクラゲ、時には大海蛇とも言われ、
ようは長くてうねうねしたもので船を海に引きずり込む怪物らしい。
RPGにおいては中盤〜後半にかけて、非常に高いHPと攻撃力を持った難敵として登場する。
触手による締め付け攻撃や多段攻撃、墨による目くらましといった、
厄介な攻撃手段を持っていることもしばしば。
まれに海の幸扱いされて、美味しく食される。


●くらしっくきょく【クラシック曲】
西洋伝統音楽の総称。
ベートーベン、ハイドン、ショパンなどが有名。
音楽の著作権は100年で切れるため、
ゲーム作曲者が曲考えるのを面倒くさがって手間のかからないクラシック曲を流用することが・・以下略
ゲーム風にアレンジしていることもあるため、元ネタがクラシック曲であることに気付かない人もいるんじゃなかろうか
ブレスオブファイア4の亡き王女のためのパヴァーヌとか色々


●くらす【クラス】
SRPGでよく登場する物で、現在の職業、もしくは肩書きを表したもの。
大抵のゲームで、クラスチェンジという概念も一緒に採用されており、
特定の条件を満たせば比較的上位のクラスに変更することも可能。
また、重要なキャラには専用のクラスが用意されてることもあり、
一般のクラスより1ランク(なかには場違いな位)実力が上になっていることも多い。

☆関連語☆
シュミレーションRPG クラスチェンジ 専用クラス


●ぐらでぃうす【グラディウス】
古代ローマで用いられていた剣の総称。
RPGで登場する際は最強クラスの武器であったり
店で売られているような量産品であったりと差が激しい。
某シミュレーションRPGでは、なぜか「槍」として登場。
なお、ここでは毒蛇の名を持つ宇宙戦闘機とは何の関係もない。


●ぐらふぃっく【グラフィック】
印刷物で、写真・絵画図版などを多く用いて、視覚に訴える面の強いさま。
ゲームでは画面の綺麗さ、インパクトの強さなどを指す。略してグラと呼ばれることが多い。
SFCまではドット絵が主流だったが、PS以降3Dが増え、今2Dやドット絵を採用しているRPGは少ない。
ハードの進化と共に向上を続け、もちろんRPGもその恩恵に服してきたのだが、
最近では「___だけにこだわってゲーム部分がおざなり」と批判される作品も多い。
特にRPGはゲーム性が___と直結しないため、そういった批判がされがち。


●くらやみ【暗闇】
RPGにおいては毒と並んでよく使われるステータス異常。
簡単に言ってしまえば、いわゆる目潰し状態であり、
このステータス異常にかかると、通常攻撃の命中率が大きく下がってしまう。
しかし、一部を除くほとんどのRPGでは暗闇状態になっていても
魔法や特殊攻撃を使う場合においては何故か命中率が変化しない。
そのため、敵が暗闇状態の時も結局は特殊攻撃や魔法を使われてしまうので
いわゆる「使えないステータス異常」のレッテルを貼られることも多々ある。

☆関連語☆
ステータス異常 マヌーサ


●くりあ【クリア】
イベントやトラップを乗り越え、目標を達成すること。
用意されたイベントを次々とクリアしていくのがRPGの原則。

☆関連語☆
解く


●くりあごのせかい【クリア後の状態】
近年は当たり前となったクリア後イベントが存在するゲームにおいて
エンディングを迎え、完→セーブ→タイトル画面→続きからで再開した時の状態。
この状態は大きく「ラスボス戦前」と「平和が戻った世界」の二つに別れる。

前者の場合はラスボスに何度も挑めるというメリットがあるが
ラストダンジョンに突入する直前の悲惨な状態で世界の状況がストップするため
街が荒廃したままだったりBGMが緊急事態状態のままになり
二度と元のBGMに戻らないこともあり、クリア後イベントで
「ストーリー上ではラスボスをまだ倒していないのに倒したことになっている」
という矛盾も起きてしまうことも多い。
また、ストーリー的には世界の危機がすぐそこに迫っていて
ラスボスを倒さなければならない状況で隠しダンジョンやボスを撃破するため
その状況や助けに来た非パーティキャラの仲間を放っておいて呑気に世界をめぐることになるため
やっててあまり気分のいいものではない。
しかし、全部の要素をクリアするとラスボスがパワーアップする隠し要素がある場合もあり
その場合は初回ラスボス戦以降久々にラスボス戦に燃えることができる。
(例:ロックマンエグゼシリーズ)

後者の場合ラスボスには挑めないが平和になった町を好きに巡ったり
後日談的なストーリーが展開される。
細かいイベントで活躍していた人物などのその後が窺い知れることもあるため
物語的にはこっちの方に利がある。
欠点としては最初に言ったとおりラスボスに挑めないことだが
ラスボスのパワーアップ版が存在することもあるためあまり気にはならない。
(例:ポケモンシリーズ、メダロットシリーズ)


●くりあ-ひょうか【クリア評価】
ゲームクリア後にエンディングで発表されるもの。
プレイ中に修得した特技・魔法一覧、クリアにかかった時間・ターン数、集めた仲間の人数などがある。
ただやみくもにプレイするのではなく、いかに高い評価を得てクリアするかに重点を置いて計画を練るのも面白い。
最高の評価を得てクリアすると真のエンディングを見ることができたりする場合もある。


●くりあ-ふかのう【クリア不可能】
何らかの原因で、そのゲームをクリアすることができなくなった状態。
この状態で誤ってセーブしてしまったら、それまでのプレイは水の泡となり最初からやり直すしかない。
レベルが絶対的に足りないまま引き返しできないダンジョンに突入し中でセーブした、
などという場合はプレイヤーの責任も大きいため諦めもつきやすいが、
バグが原因だった場合はそんな致命的なものを見逃したデバッグの甘さに怒りがわく場合も。
そのようなバグが存在するゲームの例としては「ゼノギアス」、「クロノクロス」、
「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」、「キングダムハーツ2」など。

☆関連語☆
ハマる


●くりすます【クリスマス】
1)独り身にとっては地獄の一日。
2)本来はキリストの生誕を祝うキリスト教徒及びイスラム教徒の祭りだが、我らが日本に宗教は関係ないようだ。
 ゲーム会社にとってもその年最後の売り時であり、多くのゲームが発売される時期である。
 MMORPG内ではしばしばクリスマス限定のイベントが開催され、現実からの逃げ道を与えてくれる。
3)雪国に都市がある場合や作品中で季節の変化がある場合、何かしらの関連イベントが起こることも少なくない。
 クリスマスそのものを扱ったイベントがあるゲーム(リンダキューブ、キングダムハーツなど)と、
 パロディとして扱われるゲーム(スターオーシャンなど)に分けられる。
 
 
●くりっと【クリット】
クリティカルヒットの略。
基本的にTRPG用語だが、語感がいいからか、プレイヤー同士の会話では使われることがままある。


●くりてぃか-る【クリティカる】
クリティカルヒットが出ること。

☆関連語☆
クリティカル


●くりてぃかる【クリティカル】
1)決定的な、重大な、といった意。
ゲームによってある程度定義が違うが、多くの場合
「運がよければ発動し、通常より大きなダメージを与える」ことを指す。
「会心の一撃」「必殺の一撃」などと呼び換えられることも多い。
あるいは、敵の武器を叩き落して攻撃を遅らせる、防具を破壊するなどの
戦略的に大きな影響を与える要素を持つ場合もある。
また、かならずしも武器攻撃に限った要素ではなく、
クリティカル魔法などのシステムを持つRPGも存在する。
TRPGでは、しばしば「外せない罠」「倒せないボス」などの相手に発動してしまい
ゲームマスターを泣かせることがある。

2)「かいしんのいちげき」に代表される一定確率で発生し、大ダメージを与えるもの。
特にSRPGなどで期待されることが多く、ドラクエにおいてはメタル狩りの際のみに期待される。
通常より大きいダメージが出るためにプレイヤーにとってはうれしい代物なのだが、
SRPGにおいてはギリギリまで敵を弱らせる時に出るとリセット物となる。
ただ作品によってダメージにはばらつきがあり、通常攻撃に毛が生えた程度のダメージしか出ない物から
強敵に大打撃を与えられるようなダメージを出すものもある。
最近増えてきたスピード感あふれる戦闘ではあまりありがたみが感じられない。

追記:本来の「critical」は「決定的な、危険な」の意で、必ずしも肯定的な意味とは限らない。
「critical fumble(致命的なヘマ)」という用法も存在する。
ただしRPG関連においては、かのウィザードリィが用いた「critical hit」にちなみ
(発生させた側にとって)よい結果、好成績を保証する単語としての用法が定着している。


●ぐりふぉん【グリフォン】
グリフィン、グリフィス、グリュプスとも。ライオンの下半身とワシの上半身を持つ魔獣。
RPGでメジャーなモンスターの一つ。仲間キャラとなるゲームもある。(幻想水滸伝2、3など)
神話世界においてはその扱いはさまざまで、ギリシャ神話ではゼウス、アポロン、ネメシスなどの車を引き、
聖書ではエデンの園の門番をし、エジプトでは悪の神セトの象徴、
バビロニア神話ではティアマトの配下の一人である。
金銀財宝の守護者であるとよく言われる。紋章などにもよく使われている。


●ぐるーぷ-こうげき【グループ攻撃】
敵1グループにダメージを与える攻撃手段。
序盤〜中盤にかけて非常に重宝されるが、
終盤になると全体攻撃可能な最強呪文の前に存在価値が薄れるというパターンが多い。
(DQ5以降のギガデインなど一部例外あり)
敵がグループ攻撃を使用した場合、
たいていのゲームでは味方全員がダメージを受けるので、全体攻撃を食らうのと大した違いがない。
グループという概念自体がないゲームもある。

☆関連語☆
全体攻撃 範囲攻撃


●くるぞ【来るぞ】
イベントシーン終了と戦闘シーン開始の合図。

☆使用例☆
____!


●くれいじー-あーるぴーじー【クレイジーRPG】
伊集院光氏の番組で行われた、PS2版ゲームRPGツクール5のタイアップ企画。
しかし、ツクール5の不評ぶりと期間限定だったことが重なって一応シナリオは完結したものの、
配布予定だったセーブデータは、池袋で配られた3章のみで終わってしまった。

また、使用されたシナリオはツクール1が出ていた頃サテラビューで放送されていた番組でやっていた
ドラゴンウエスト9の焼き直しである。


●くれりっく【クレリック】
牧師や神父など聖職者一般を表す言葉。
RPGでは回復や補助の術を駆使してパーティーを助ける存在である。

僧侶やプリーストと同じような使われ方をするが、厳密には、
プリースト(priest)→カトリック及び英国国教会での聖職者、神父。
クレリック(cleric)→プロテスタントなども含めた聖職者の一般名詞。
という違いがあるのだが、民俗(族)学や文化人類学の世界では
どんな宗教の聖職者でも(イスラムや神道でも)priestと呼ぶため、もはや何だか分からない。
ただRPG的にはそんな違いはどうだっていいので、
クレリックの上位クラスがプリースト(その逆もしかり)という事態も起こりえる。

☆関連語☆
聖職者 僧侶 僧侶系


●くろいぱんつ【黒いパンツ】
3DRPGで主にミニスカの女キャラの股間に黒のテクスチャーを張りつけいてそれが黒いパンツに見えること。
コアなファンによって黒いパンツなのかただのテクスチャーなのかたびたび不毛な論争が巻き起こる。


●ぐろーらんさ【グローランサ】
グレッグ・スタフォードによる創作ファンタジー世界で、
テーブルトークRPGのルーンクエストやヒーローウォーズで使われている。
コンピュータRPGであるグローランサーとは長音一つの違いだが、
英語のつづりは大きく異なる(グローランサはGLORANTHA、グローランサーはGROWLANSER)。


●くろーん【クローン】
1)
科学の力で遺伝子情報をコピーして作られたもの。
現実ではクローンの動植物を実験で作る程度だが
物語の中では人間のクローンがこれでもかと生み出される。
ちなみに本来の意味は挿し木である。

2)
何故かオリジナルを憎むことが多い人たち。
主人公のクローンならライバルキャラ、逆に主人公がクローンなら
「俺は偽者だったのかー!!」とアイデンティティの危機に悩むイベントになる。
自分で克服するのか、ヒロインに癒してもらうかは自由。
遺伝子は同じでも生活環境によって外面、内面ともに大きく変化するため
同じ様に育てられたりある程度成長した状態でコピーされない限りは
双子のように瓜二つにはなりにくいと思われる。

3)
街のモブ住人に対して言われること。
世界中に同じ姿の人間が多いため。
近年はそうでもないらしいが・・・?

☆関連語☆
レプリカ オリジナル


●くろーんげーむ【クローンゲーム】
既存のゲームのルールやアイディアをそのままに近い形で流用し、新たに作られたゲーム。
「クローンゲーム」という言葉が指すものとしては、こちらが世界的に一般的である。
名称は生物におけるクローンに基づき、
同じ顔の別個体が作られるというイメージからつけられている。

RPGでは主にFFやDQ等有名シリーズの複数の原作のキャラクターを競演(クロスオーバー)させた、
いわば「お祭ゲーム」の様相を呈している。
RPGツクールで作られたものが多いが中にはプログラムを自作して
より元のゲームに近い出来になっている力作も存在する。
DRAGON FANTASY、FINAL FANTAZY、FINAL FANTASY 3.5が有名か。

乱発される3Dでムービーばかりの新作にうんざりしたときにやってみると
FC〜SFC時代の2DRPGの良さを再確認できる・・・かも。

ちなみに著作権・特許権など知的財産権(法的な権利面)の観点から見れば、
違法または「グレーゾーン」に近いものであるということを忘れてはならない。

☆関連語☆
二次創作 ツクールゲー


●くろ-きし【黒騎士】
黒いマントや鎧を着込み、卓越した剣技で戦う凄腕の戦士。顔を仮面や兜で隠していることもある。
謎めいていてカッコよく、敵としても味方としても重要な存在として扱われる。間違ってもギャグキャラはいない。
敵か味方か分かりにくい立場であることが多く、最初は味方だが途中で裏切る者や、
状況によって敵にも味方にもなる存在、序盤は敵だが終盤になって味方になるキャラがかなり多い。


裏切り者→ティアリングサーガ ジーク、FFT ガフガリオン
敵にも味方にもなる存在→サガフロ ラスタバン、ファントムブレイブ スプラウト
序盤は敵、終盤は味方→FF4 ゴルベーザ、サモンナイト2 ルヴァイド

☆関連語☆
仮面 暗黒騎士 裏切り者 顔見せ 敵か味方か 影 黒装束


●くろすおーばー【クロスオーバー】
創作作品で使われる手法で、作品の枠を超えたキャラクターが競演するという手法。
最近では会社の枠を超えた作品も多く、
子供のころ誰もが望んでいただろう、夢の競演が実現することも多い。
アメリカンコミックでこの手法がとられることが多く、
日本では戦隊ヒーローが競演する作品が多い。
基本的に話に矛盾等が生じないように、舞台設定はその作品用に予め作られることが多い。
もちろん、クロスオーバーを扱ったゲーム作品RPGに限らず様々。会社の枠を超えた競演作品も多い。

RPG系に限定しても…。
・スーパーロボット大戦シリーズ(様々なロボットアニメ作品)
・ナムコ×カプコン(ナムコ社とカプコン社のゲーム作品)
・キングダムハーツシリーズ(FFシリーズとW・ディズニー社のアニメ作品)
・テイルズオブシリーズ(毎回、別のテイルズオブシリーズからゲスト登場したり、レディアントマイソロジー等の競演作品も出ている。)
・電撃学園RPG(電撃文庫のライトノベル作品)
・クロスエッジ(カプコン・バンダイナムコ・ガスト・日本一ソフトウェア・アイデアファクトリーのゲーム作品)

と、色々ある。
また、他作品のキャラがゲスト出演するのもクロスオーバーの一種と言える。
基本的に隠しキャラや隠しボス扱いだが、話のメインに絡むことも多い。

クロスオーバー作品で大事なのは、やはり脚本家の技量と言えよう。
折角の夢の競演を謳った作品も、脚本が駄目だったらそれぞれのファンから反感を買ってしまう。
また、クロスオーバーに不快感を抱くファンも多く、
不用意にそういう話をして場を悪くしないように、話題に出すときは、出来るだけ注意を心がけて欲しい。


●くろすぼう【クロスボウ】
機械仕掛けの強力な弓矢。古代中国では「弩」と呼ばれ、
これのおかげで元々戦闘に不馴れな農民でも強大な騎馬民族に十分対抗できるようになった。
ちなみに中国の弩には昔からトリガー(引き金)がついていた。
ゲームでは弓矢よりも登場機会が少なく、主にSRPGに出てくる。
概して弓矢よりも威力と射程にすぐれているが、発射間隔が長いというデメリットがある。
また敵として出てくる場合、盗賊などがよく持っている。

追記:なお、ドラゴンクエストシリーズでは4で初登場した。が・・・
登場と同時に「飛び道具のクセに単体攻撃しかできないクソ武器」のレッテルを貼られてしまった・・・

☆関連語☆
弓矢


●くろまく【黒幕】
悪の総統、諸悪の根源。
表舞台で悪行を重ねる者(組織)を影で操っているお方。
その正体は「大魔王」であったり、「神」であったり様々。
物語の中盤〜終盤になって、やっとその存在が明らかになる。
自分の野望達成のためなら、たとえ信頼の置ける部下であろうとも捨て駒にしたりと、
どんな卑怯な手段を用いてでも自分の利益を得ようとする。
大抵の場合ラスボスとしての地位をめでたく獲得する。
が、時たま「部下の謀反にあって非業の死を遂げる」なんて展開もあったり、
実に扱いやすいキャラクターである。
どうにせよ戦闘に入れば、格の違いを存分に見せ付けてくれる。


●くろまくにかたんするえぬぴーしー【黒幕に加担するNPC】
影に日向に主人公達を導いてくれる善良なNPCかと思いきや
実は黒幕の野望に加担していることが終盤辺りで
判明するキャラ(または黒幕本人)の事で大きく分けると3種類。

1:完全に黒幕側
主人公達を騙してラスボスを復活&力を集めさせて野望を成就するのが目的で
用済みになると主人公達を始末しようとするが返り討ちに合うか
より強大な存在に始末される最後を迎える。
(例:サガ2のアポロン、ブレイブリーデフォルトのエアリー等)

2:完全に味方側
本人も知らない内に黒幕に加担している事が判明する
真実を知った後は一時絶望するが、主人公達に叱咤されて立ち直る。
(例:ペルソナ4Gのマリー等)

3:事情があって黒幕側
心情的には主人公達と一緒だが、やむを得ず黒幕に手を貸しており
正攻法のやり方では世界を変えられないという結論に至ってる場合が多い。


☆関連語☆
NPC


●くろまくのうむ【黒幕の有無】
RPGのストーリーにおいて重要な設定の一つ
「序盤〜中盤でラスボスだと思っていた奴が実は違い、更に強い黒幕が現れる」
という要素を使うかどうかである
黒幕を上手く使えば、終盤の展開を大いに盛り上げることができるが、
失敗するとプレイヤー置いてきぼり、感情移入の出来ない作品となってしまう。
有名な所でいうなら前者はFF4、後者はFF9が当てはまるだろう。
また、黒幕を出さずに最初から一貫したラスボスを倒す作品もある。
こちらは序盤から積み重ねたイベントにより、ラスボスのキャラを深く掘り下げることが可能である
テイルズオブファンタジア、天外魔境ZEROなどが当てはまる。
しかし、批判される場合はラスボスが変わらないと「ストーリーの練りが甘い」と言われ、
黒幕を出すと「実は黒幕居ました!はもう飽きた」と言われる。
ストーリーを作る上で実に難しい問題である。


●くろ-れきし【黒歴史】
1)アニメ「∀ガンダム(ターンエーガンダム)」で用いられた言葉。
過去に起きた戦争など、歴史の黒い部分を指す。

2)シリーズモノにおいて、ある作品がそれ以前の作品の内容と矛盾していたり、全く繋がりがなかったりする場合や、
或いは単にその作品がクソゲーである場合に用いられる蔑称。
そのシリーズのファンにとっては思い出したくない恥部であり、シリーズを語る際には往々にしてなかったことにされている。

3)触れてはならない過去。
「なかったことにして下さい」と言いたくなるような、恥ずかしい過去のこと。
主に有名シリーズの汚点を指すときに使われる。
要するに大コケしてシリーズのブランドに傷を付けた作品のこと。
でもこんな作品にもちゃんとファン(マニア)がいるから面白い。

☆使用例☆
A:あー◯◯の続編でないかなー
B:◯◯◯があるじゃん
A:あれは___だ!


●くわれる【喰われる】
脇役キャラの印象が強すぎて、本来目立つべきキャラの存在が薄くなってしまうこと。

☆使用例☆
「○○は完全に△△に喰われてるね」


●ぐんぐにる【グングニル】
北欧神話の主神オーディンの槍。
その名は「貫くもの」を意味するとされる。
小人達が作りだし、神々に献上された品物のうちの一つ。
投擲すれば狙ったものに必ず命中しひとりでに手元に戻ってくるという単純にして強力な性能を誇る。
多くのRPGで最強クラスの武器や伝説の槍として登場する。
たまに巨大兵器などの名前にも使われる。(例:WA4)
なお、発音的な違いでグーングニルやグングニールと呼ばれることもある。

☆関連語☆
槍 伝説の槍 オーディン 世界樹 ドワーフ


●ぐんし【軍師】
部隊において作戦を提案する策略家。
数人のパーティーによる冒険が中心となるRPGでは見かけることは少ないが、
シミュレーションRPGなど戦争が関わるものでは地味ながら存在をうかがわせる。
「幻想水滸伝」シリーズでは影の主役ともいうべき活躍を見せ、
「ロマンシング・サガ2」においてはクラスの1つとして登場、
なぜか素早さがズバ抜けて高い術使いとして重宝された。
中には話が長いばかりで一向に役に立たない奴もいるので注意。


●ぐんじ-こっか【軍事国家】
強大な兵力、軍事力を背景に他国や諸地域の侵略を繰り広げる国家。
帝国が多いがバロン王国など〜王国も結構な数ある。少ないながらも共和国や神聖国もある。
政治体制は中央集権で、帝政か独裁政治が圧倒的に多く、大抵は統治下で圧政を敷いている。
映画でも漫画でもラノベでもRPGでも何でも軍事国家は敵役にされるのがお約束だが、
ロマサガ2などごく稀に軍事国家の君主が主人公になることもある。
現実の国家間の戦争は政治の一手段としての側面が強いが、
RPGの軍事国家は政治面をよく考えずに無理して戦争を起こしていることが多い気がする。

主な理由例
1.世界征服! 天下統一! 大陸制覇!
2.国家元首の個人的な感情、怨恨。
3.正直侵略には興味ない、ただ××を探したいだけ。(何かの封印や最終兵器の類)
4.鬼畜××!! 積年の恨みを晴らせ!!
5.諸君、私は戦争が(ry など

☆関連語☆
帝国 帝国軍 軍隊


●ぐんじん【軍人】
軍事団体に所属してる人の総称。
主人公がこの立場だったり、対立する相手が軍人の場合もある。
規律に厳しくストイックで生真面目な性格、または「個人の感情より命令が全て」という堅物な性格のことが多い。
後者の場合、自分の意志よりも上官の命令を優先し、時には非道な命令にも従う者もいる。
暴走する上層部に疑問を抱くこともあるが、祖国のためにと全てを割り切って戦い、
ときに罠や人質などといった卑劣な手段を使うこともいとわない。
味方や主人公側だとそのやり方についていけず、離脱、謀反を翻すケースがある。
……が、中には完全にイっちっゃて「諸君、私は戦争が(ry」な人もいる。敵だとむしろそちらの方が多い。
イベントバトルでは、部下を大量に引き連れているため、非常にうっとおしい。
容姿形容は非常に多彩。明らかな悪役面から、美男美女、果ては人外まで、そのデザインはなんでもあり。
美青年ないし美女の場合は味方になることもあるが、それ以外は大抵味方にならない。
完全にイっちゃってる人は、過去の所業によりあっさりと殺されることが多い。
が、中にはしぶとく生き残って、復讐を誓ったり続編でちゃっかり登場するキャラもいる。


●ぐんたい【軍隊】
1)武力を行使するために一定の規律を元に編成された組織。
帝国の名が付く国家は極めて強力な軍隊を保持しているのが普通で、
ほぼ確実と言ってよいほど、周辺諸国への侵略を行うことになる。
また味方の軍隊は大抵の場合役に立たないことが多く、
魔物にあっさり殺されたりゾンビとして復活したりとあまり扱いがよくない。
RPGの主人公は帝国の兵士としばしば戦うことになるが、
所詮人間なので強敵になることは少ない。

2)敵だとしつこく、味方だといまいち恩恵がわからないものの典型。


●ぐんたい-の-かいきゅう【軍隊の階級】
近代や未来の世界観を持ったゲームでの軍隊組織でしばしば用いられる。
基本的には偉い順に
・将(大将>中将>少将)
・佐官(大佐>中佐>少佐)
・尉官(大尉>中尉>少尉)
・兵卒(曹長>軍曹>〔兵士長*1―伍長〕*2>一等兵>二等兵
となる。(これ以外にも細かい准や補などがつく場合がある)

一応順番的には間違ってはいないが・・・
本来というか、兵卒と尉官には越えられない壁があり、兵卒はよほど軍属が長く
しかも相当の勲功を立ててようやく准尉という名前ばっかり(!)の尉官になれるかなれないか。
後はせいぜい二階級特進(=殉職)ぐらいしか・・・
逆に言えば士官候補学校を卒業さえすれば即少尉からスタートするし、これ以下も無い。

この影響はおそらくガンダムの所為という見方が強い。
(RPGではないが、Gジェネレーションでは大体このとおりにキャラクターが昇進する)

ちなみに佐官ともなればよほど本陣深く切り込まれない限り戦場で出くわすことは無い。
(部隊官位の場合を除く)


*1 兵士長自体が有ったり無かったり。
*2 兵士長と伍長は逆の場合もある。

例)
大将:オトト大将 (風来のシレン)
中将:ヴィスコム提督 (SO3)
少将:宗像 (デビルサマナー葛葉ライドウ)
大佐:蛇骨大佐 (クロノクロス)
中佐:ヴェン・マッカージェ (フロントミッション2)
少佐:ビッグス (FF8)
大尉:ユリア・シュバルツ (英雄伝説 空の軌跡)
中尉:ガーライル三人娘 (グランディア)
少尉:クロード・C・ケニー (SO2)
曹長:カーマイン (グランディアX)
軍曹:ジョー軍曹 (幻想水滸伝3)
伍長:ダース伍長 (LIVE A LIVE)



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