と
▼と
【ドア】
【投網】
【ドイツ語】
【トイレ】
【塔】
【銅】
【トゥーンシェード】
【トゥーンレンダリング】
【どうかしたのか→いや、何でもない】
【闘技場】
【闘技大会】
【東京】
【洞窟】
【道具-使う】
【道具袋】
【道具屋】
【道化】
【道化師】
【凍結】
【洞穴】
【投獄時の持ち物】
【東西南北】
【同士討ち】
【道場】
【搭乗型RPG】
【登場しないキャラ】
【登場人物が勝手に動き出す】
【盗賊】
【灯台】
【到着時点では高価な装備】
【到着レベル】
【投擲武器】
【どうのつるぎ、ブロンズソード】
【逃避行】
【動物】
【動物に変える呪い】
【東北訛り】
【透明化】
【トゥルーエンド】
【通せんぼ】
【通せん坊】
【ドーピング】
【ドーピングアイテム】
【トーラス】
【通り名】
【トール】
【トールキン・エルフ】
【時】
【ドキばぐ】
【時は満ちた】
【鬨の声】
【DQN】
【毒】
【得意武器】
【特技】
【特技レベルアップ】
【毒消し】
【特撮ヒーロー】
【読者アイディア】
【特殊な名前】
【特殊防御効果を持つボス】
【独善】
【特定の敵に使うアイテム】
【毒の沼地】
【特別出演】
【毒薬】
【棘】
【時計】
【時計機能】
【どこでもセーブ】
【どこへ行くんだ?】
【都市区画】
【都市伝説】
【図書館】
【渡世人】
【どちらか一方が開く扉】
【どっかで見た風景】
【突剣】
【特権階級】
【特攻】
【特効】
【特効薬】
【ドッター】
【ドット絵】
【ドッペルゲンガー】
【どつぼにはまる】
【とどめ】
【トドメ演出】
【飛び道具】
【飛び降り】
【扉】
【虎】
【トライデント】
【トラウマ】
【ドラキュラ】
【ドラグーン】
【ドラクエタイプのRPG】
【ドラクエ派?FF派?】
【ドラゴン】
【ドラゴン亜種】
【ドラゴンシリーズ】
【ドラゴンスレイヤー】
【ドラゴンファンタジー】
【ドラゴンフライ】
【トラップ】
【取り合い】
【取扱説明書】
【トリッキーなキャラ】
【ドリル】
【取る】
【ドルイド】
【奴隷】
【ドレイク】
【トレジャーハンター】
【ドレス】
【トロール】
【トロッコ】
【ドロップアイテム】
【ドロップメッセージ】
【ドロップ率】
【泥棒】
【ドワーフ】
【とんがり帽子】
【鈍感】
【トンファー】



●どあ【ドア】

建物や人工的なダンジョンに必ずあるもの。
鍵がかかってたり隠されていたり一方通行だったりすることもあり、
その場合ドアを通過する事が一つのイベントと言える。
wizなど3DRPGではドアを通過した途端戦闘になるのがよくあるパターン。
なお、ダンジョン・マスターではスイッチ一つでほぼすべての敵を押し潰す最強の武器と化す。

TRPGではドア自体に罠が仕掛けられている(例:開けると上から何か落ちてくる)のが定番だが、残念ながらCRPGでは例が無い。
(RPGではないが「スパイVSスパイ」くらいか)


●とあみ【投網】
読んで字の如く投げて使うための網。
効果的に網が広がるように、そしてうまく絡め取れるようにと端に重りがついている。
束ねた頑丈な縄というのは案外切断しにくいもので、
丸めて持っておくことで受ける面積こそ狭いものの盾として扱うことも可能。
古くはローマの剣闘士が最終的に辿り着いたスタイルがこれとトライデント=三又銛という漁師スタイルだったという話もある。

かさばることを除けば対人捕縛用としても非常に優秀であり、
TRPGでは使い勝手の差こそあれ多くで取り扱われているが
一方CRPGの分野では絵にならないためか効果を表現しづらいためか、出演は極めて希である。


●どいつ-ご【ドイツ語】
ドイツ、オーストリアなどの公用語。RPGで使われる外国語の中では英語に次ぐ使用率を誇る。
大抵の人には意味がよくわからない上に、中途半端な使い方をすると厨臭く見えてしまうものの、
「ヴ」や「シュ」など、重厚でかっこいい響きが多く、英語よりもエキゾチックな印象を醸し出す。
バハムートラグーンやアトリエシリーズなどは、これを細部まで使い倒して作品の雰囲気作りに一役買っている。
ファイアーエムブレムが英語「Fire Emblem」のドイツ語読みなのも有名な話。

☆使用例☆
「必殺!クーゲルシュライバー!」
「ボールペンを____にしただけかよ。」

☆関連語☆
十二魔将 ネーミング 英語


●といれ【トイレ】
1)ほとんどのゲームの民家にはこれが存在していない。
また、珍しく存在した場合なぜかアイテムが落ちていることがあったりする。
幼い頃友達とゲームの住人はどこで用を足しているか口論になったのは多分私だけだろう。

2)人間の排泄物を処理する場所。
大抵のRPGの街などにはまずトイレはないため、主人公達はどこで処理しているのかとても気になるところである。
(昔よくあったゲームやRPGを風刺した漫画のネタにも「トイレを探して走る主人公」なんてのも)
しかし、FF6&7では洋式トイレのグラフィックが登場、7ではトイレから排気口を通じて移動する場面もあった。
また、真・女神転生2では堕天使ベルフェゴールがトイレを玉座代わりに使用していた。

3)生活に必要なものだが、大抵付いていない。
「最低限のものがあればいいのだから、そんなもの必要ない」
といった意見もある。
「便所」「お手洗い」「WC」などといった呼び方もできる・・・のは当たり前。

ちなみに、牢屋などの場合、一緒に置いてあるツボか何かでで用を足すという描写が
ファンタジー系小説などで見られている。
つまり、ドラクエ系の牢屋で見かけるツボというのは・・・・・

補足
・テイルズシリーズではトイレにアップルグミが落ちている。
・サンサーラナーガではワープゾーンである。
・ペルソナ2罪ではトイレでイベント、トイレで戦闘、トイレ掃除のおばちゃんにセリフありなど盛りだくさん。
・ブレスオブファイア2では山中鹿之介の如くトイレ(の中ダンジョン)から脱出する。
・他、レンタヒーロー、FF6、FF7にも登場する。


●とう【塔】
多層の建造物。RPGでは砂漠や山頂、森などによく現れる怪しい建造物。
街になっている場合もあるが多くはダンジョンとして存在する。
ダンジョンとしては回復ポイントやセーブポイントが少ない上に、
攻略には時間がかかり強敵が潜んでいる場合も多く、難易度が高く、
クリスタルタワー(FC版FF3)、グラディウスタワー(ローグギャラクシー)、
バベルタワー(ゼノギアス)などのように二度と行きたくないダンジョンに挙げられることも多い。
さらに最上階には多くの場合、強力なボスが待ち構えていたりするが、
その苦労の代償は大きく、レアアイテムを手に入れることも多くある。
上階に行くほど敵が強くなる、途中各階に難解な仕掛けがあるなどの特徴も見られる。
塔を攻略しフィールドマップに出た途端気を抜いてしまい、
周りが砂漠・森に気付かずセーブを忘れ、強力な雑魚敵にやられるという悲惨なプレイヤーも多いとか。

☆関連語☆
ダンジョン


●どう【銅】
RPGの武器や防具などに使われる金属の1種。
武器や防具の素材として使われる金属では、低ランクであり序盤から購入することが可能。
熱を加えることで加工しやすくなるため、実際の歴史でも古くから使用され、
武器以外にも銅鏡や銅鐸など多くの物が作らている(こちらはイベントアイテムなどで登場することがある)
この銅とスズとの合金が青銅(ブロンズ)である(鋳造性に富み、耐食性に優れている)
ちなみに、原子量は63.55で実際は鉄より若干重い(ちなみに鉄の原子量は55.85)


●とぅーん-しぇーど【トゥーンシェード 】
アニメっぽい


●とぅーん-れんだりんぐ【トゥーンレンダリング】
3DCGのレンダリング(画面表示)方法のひとつ。
陰影をくっきりさせたり(これがトゥーンシェード)輪郭線を描くことで、アニメ絵のように見せるもの。


●どうかしたのか→いや、なんでもない【どうかしたのか→いや、何でもない】
考えごとをしていたり、何かが心に引っかかった時のお決まりのパターン。
本当に何でもないことは滅多になく、ほぼ確実に何らかの伏線になっている。


●とうぎ-じょう【闘技場】
競技として戦いを行っている場所。
ほとんどのRPGでは古代ローマに存在した闘技場のような悲惨さはなく、
あくまで「競技」という手軽さで、負けても死亡やゲームオーバーにはならない。
ストーリーの本筋とは関係ないミニゲーム的な存在であるが、
ラスボスをしのぐ強敵や通常では手に入らないレアアイテムなど、
やり込み派のプレイヤーにはたまらないものとなっている。


●とうぎたいかい【闘技大会】
闘技場のある街が登場するRPGには欠かせないイベント。
参加しなくてもストーリー進行上は問題ない自由参加型(テイルズ、SOなど)と、
ストーリーを進行させるために必ず参加しなくてはならない強制参加型(DQ4、黄金の太陽など)の2種類に大きく分けられる。
自由参加型の大会は敵の強さによってランクが分けられており、最高のクラスで優勝した場合は、
店売りの物を大きく超える性能を持った武具や、最強の武具を作成するための材料などが入手できることが多い。
強制参加型の大会は主に主人公が一人で参加する事が多く、
もちろん優勝が目的となるが、決勝戦の相手が無敵状態で絶対に勝てない、
魔物の襲撃によって大会がノーコンテストになるなどの理由でどうやっても優勝できない場合もある。

☆関連語☆
闘技場


●とうきょう【東京】
言わずと知れた日本の首都。現代、もしくは近未来を舞台とした作品でしばしば登場する。
しかし、その扱いと言えば
・ICBMが投下されて崩壊。その後、大洪水に飲まれる。
・いきなりラスボス戦の舞台になる。
・超能力者達が暗躍し、そのせいで滅びかける。
・地下に怪しげな迷宮が存在する。
・ファンタジー世界だと思っていたら、滅んだ東京の遠い未来の姿であった。
等、やたらと滅んだり人外魔境な街である事が多い。

現実においても関東大震災や東京大空襲という二度の大破壊から凄まじい復興を遂げたり
五色不動を初めとする様々な神社仏閣と風水の理論にて構築された結界(俗に言う徳川曼荼羅)が敷かれていたり
平将門公の祟り、巣鴨プリズンの怨霊、青山霊園の怪……奇怪な話を持ち出せばきりがない。
世界有数の先進都市であり、多くの人々が集うこの街には自然と欲望や悪意を持つ者も出てくる。
そんな、人間の業や古くからの恐怖・畏怖が東京に暗い魅力を持たせているのかもしれない。

ちなみに、東京をこうした闇の街として描いた作品の代表作は荒俣宏氏の「帝都物語」や菊池秀行氏の「魔界都市新宿シリーズ」が挙げられる。
RPGの中にも、これらの作品の影響を受けたネタを見つける事ができるので興味があれば探してみるのも面白かもしれない。

☆関連語☆
現代 


●どうくつ【洞窟】
山の内部や地中に自然にできた。または人工的に彫られた穴。
内部は複雑に道が分かれていたり、魔物の巣窟になっていることが多い。
RPGにはとにかく頻出するもの。

☆関連語☆
ダンジョン 松明


●どうぐ-つかう【道具-使う】
道具を使いたいときに一般的に見られる選択。

※ただし「桃太郎伝説」では注意
「おにぎり」などは「どうぐーたべる」にしないと泥がつくだけで体力は回復しないので、
「つかう」に慣れてこれに気付かないと、
「あかおに(DQのスライム)」に屠られること必至。


●どうぐ-ぶくろ【道具袋】
または袋。4次元に繋がっていてどんなに大きくても重くても持ち運べるサイズにしてしまっておける袋。
しかし同じアイテムは9、99など決まった数までしか入らない。
今日では常備され多くの冒険者たちに利用されているが、そのありがたみを理解する者も減ってしまった。

私見:鋼のよろい99個とか担いで戦うってどうよ? 馬車の底だって抜けるぞ。
8個制限で泣く泣く捨てるギリギリ感も忘れたくないぜ。

追記:なお4次元との接点であるため、
・ポーションを99個持ってアイテム欄を一つだけ開け、右下に並べ替えたアイテムは変化する(FF3)
・袋内のゴミ箱に捨てたアイテムが倉庫に移動している。(ロマサガ2、3) などバグも多い。


●どうぐ-や【道具屋】
1)読んで字の如く、道具を売っているお店。
いたってシンプルで分かりやすいネーミングのお馴染みの存在だが、
RPG黎明期にはこの施設は『交易所』と呼ばれていたのだった。
『道具屋』という言葉は堀井雄二氏がDQ製作時に四苦八苦して捻り出したというのは知られざる伝説である。

2)街で道具を売ってる人。
旅人に高価なアイテムを売られ続けても買い取りを続けられる無尽蔵の資金と、
旅人による理不尽なまでの買占めに対応できるほどの在庫を常時保有することが、
店を出す条件となる極めてハードルの高い職業。
一般人が出入りする市場には出回らないような伝説の武具などに関しては、
下取りを拒否する者やなんとか高値をつけようと努力する者が多いが、
なかには通貨単位たったの1で引き取りに応じるつわものもいる。
___で下取りされたアイテムは、たとえ伝説の武具などの貴重品であっても二度と市場に出回ることはない。

☆使用例☆
テメェ!ここは_______だぜ!?わかってんのか!

☆関連語☆
武器屋 防具屋 よろず屋(武器屋、防具屋、道具屋全てを兼ねた店)


●どうけ【道化】
1)奇矯でアホな服装や言動で周囲の笑いと軽蔑のまなざしを得る人物。
他人の笑いを得ることが本業である道化師との違いは、
自発的に明るい笑いを取れるか冷ややかに笑われるかにある。
当人をバカにした呼び方であるからこう呼ばれるのは嫌がるのが普通。

アホはアホなりにシナリオの展開に貢献する、
狂気を加速させてすばらしい電波な敵キャラに進化する、
ネタキャラとしてプレイヤーに愛されると、
たどる運命はバラバラでもそれなりの存在意義を持つキャラもいれば、
うっとうしくて嫌われるだけのキャラもいる。

例)FF6 ケフカ
敵国の城に火を放ったり毒を流したりして大喜びしたりと狂った行動が多いが、
アホそうな言動や衣装のためにプレイヤーの油断をも誘った。

2)ある目的をもってひそかに行動を進める人物が、
本来の目的をカモフラージュしたり狙った相手を油断させるために
積極的にアホなふるまいを重ねた末に得る評価。

かれらが目的を達成するまでの間はひたすらにカッコ悪かったり、
本人の意図が読めない味方との関係がまずくなりかけることもあるが、
そのかげで剣術や魔法など戦闘に関する技能はしっかり磨き続けている。

例)サガフロ2 ワイド奪取直前のギュスターヴ
ワイドのアホ領主に気に入られるため自分自身もアホのふりをして近づいた。
ワイドの内部事情をじっくり探ったすえ、奇襲をかけて領地を奪う。

3)何をやっても空回り、恋愛関係では当て馬にされると、
ふんだりけったりな役回りをもたされる人物。
周囲からは笑いではなく哀れみを誘って、こう評価されている。

プレイヤーからネタキャラとして愛される人物もいれば、
裏切り行為に走る人物もいる。


●どうけし【道化師】
ピエロ。DQ3の遊び人(男)。
サーカスなどにおいて、おかしな動きで観客を笑わせる役割の人。
奇妙な化粧や仮面と場違いな衣服を身に着けていることが多い。
ごくまれに、道化師のその奇妙さを逆に生かして「笑いながら人を殺す怪人」として登場することがある。
この場合は、自己顕示欲と猟奇心が強く、スタータス異常系の特殊技能を操る強敵として現れる。


●とうけつ【凍結】
1)状態異常の一つ。体が凍り付いて動けなくなる。
麻痺や石化と同様の効果のためかRPGにおいて登場することは少ない。
登場した場合の拘束時間はだいたい 石化>麻痺>凍結>睡眠 という具合になる。
凍結中に攻撃を受けると即死するという場合もある。
炎属性攻撃で溶かせるなどの面白い性質を持つことも多い。
聖剣伝説シリーズでは雪だるまとして登場する。

2)→フリーズ

3)ゲームの開発計画が企業の何らかの都合によって継続できなくなってしまい、
一時的に保留すること。
この状態になってから開発が再開されることは稀。
つまり凍結は事実上の打ち切り。

追記:メガテンだと氷結という名で物理系攻撃による被クリティカル100%+防御相性無効化になる。
拘束時間は1ターンのみ。
回復方法は特にない(敵がパニックになって回復してくれないかぎり)


●どうけつ【洞穴】
洞窟と同義。ネーミング使用率は低め。


●とうごくじのもちもの【投獄時の持ち物】
投獄された主人公や牢屋の中にいた仲間キャラクターは基本的に丸腰である。
DQ5のように助けてくれるキャラから返してもらったりする事もあるが
捕らえられていた牢屋のすぐそばあるいは
建物の入り口近くに持ち物の入った宝箱が無造作に放置されていたり(SAGA2の覆面、FF5のガラフ)
ゲームによっては武器も含めて没収されずに持ったままなこともある。
(サガフロエミリア編のアニー、BOF3のリュウ、DQ6の主人公等)
脱出方法の中には牢屋の中から看守を攻撃して倒し鍵を奪う場面もあったりするが
こんなずさんな管理体制で脱獄されるのははっきり言って職務怠慢とかそういうレベルじゃないと思う。
というか看守の責任じゃない。


●とうざいなんぼく【東西南北】
1)FC版DQ1にあったコマンド。
階段を上るにしても宝箱を空けるにしてもまず方向を選ばなければならなかった。
そのため当時は当たり前であったが今となっては相当ストレスのかかるコマンド。
東西南北はキャラに対して→←↓↑の方向になる。

2)ほとんどのRPGでは『北→上』『南→下』『東→右』『西→左』となる。


●どうし-うち【同士討ち】
1)味方同士で攻撃しあうこと。
主にステータス異常(混乱、魅了)に陥った時に発生する。
プレイヤー側キャラ複数がこの状態になると非常にやっかい。
逆に敵に仕向ければ自滅を誘え勝率が格段に上がる。
また、故意に味方を攻撃しわざと同士討ちにすることもある。
その場合の目的は、

1.「眠り、混乱(攻撃を受ければ治る異常)を解除する」(主なRPG)
2.「アクションを起こすことで経験値をかせぐ」(シミュレーションRPGなど)

などが挙げられる。
意図的に行う場合は戦略の一つとしてパーティアタックともいう。

2)何らかの事情で敵が対立しあい、プレイヤーキャラを無視して戦闘を起こすこと。
基本的にイベントとしてダンジョン内などのマップ上で起こる。中には戦闘中のシーンを用意しているものもある。
争う理由は様々だが戦う相手を敵A、敵Bとすると

1.「敵AとBが元々仲が悪く、挑発しあった後喧嘩を始める」
2.「敵Aが実はBを騙して利用していた→Bが激怒して攻撃」
3.「AとBの思想、利害関係に軋轢が生じた結果」

などがある。
また四天王など、チームを組んでいると「主人公を誰が倒すか」などの順番を決めるため争いあう中ボスも。
この場合は主人公は傍観する側。いさかいが終わり一段落ついた後、残った敵が事実上のボスとなる。
2のパターンだとその後Bが敵側と縁を切り主人公の仲間になることも。

☆関連語☆
魅了 混乱 パーティアタック 裏切り


●どうじょう【道場】
経験値稼ぎや金稼ぎなどによく使われる場所。
プレイヤー間でそう呼ばれているだけで、
実際のゲーム中には○○道場といった場所はまず存在しない。
(たまに本当に○○道場だったりする作品があるので注意)


●とうじょう-がた-あーるぴーじー【搭乗型RPG】
主にロボットなどに乗り込んで戦闘をするタイプのRPG。
大抵の場合乗換えが可能で、
キャラクターのステータスと乗り込む機体のステータスの二つの組み合わせで能力が決まる。
またレベルとは別に機体を改造する事で強化できるものも多く、
SF的な世界観と相性がいいため武装もレーザーや実弾兵器などがメインとなり、
魔法の代わりにスキルや特殊武装が付くことが多い。

例)メタルマックスシリーズ、ガンダムトゥルーオデッセイ、フロントミッション・ガンハザード、ダンザルブ


●とうじょうしないきゃら【登場しないキャラ】

設定だけ存在していて、ゲーム本編には登場しないキャラ達。
それは、ボツになったキャラだったり、世界観に深みを持たせるための存在だったり、
次作への伏線だったりする。
最近は特に無意味に膨大な設定のゲームが多く、最初から回収する気のない伏線等も多い。

そういった膨大な細かい設定が好きなプレイヤーにとっては、見ているだけで楽しいものだが、
同時にやり過ぎると一見さんお断り感が漂う諸刃の剣。


●とうじょう-じんぶつ-が-かって-に-うごき-だす【登場人物が勝手に動き出す】
1)製作者側の当初の意図を超えて、各キャラが生き生きと活躍し始めた状態のこと。
小説の後書きなどでよく書かれる言葉であるが、
キャラが製作者の手を離れるのは主にストーリー面であるので同様の現象といえる。

だからといってすばらしいストーリーになるかといえば必ずしもそうとは限らない。
初めから終わりまでしっかりと人物、物語のプロットを方向付けたゲームでも面白いものは面白い。
どうしようもない破綻したストーリーを作ってしまった隠れ蓑としてこの言葉を発する製作者もいる。

☆関連語☆
オナニー

2)おもに味方側の登場人物が、プレイヤーを置いてけぼりにする言動をとること。
まったく感情移入できる演出もなかったヒロインを追いかけることを決める、
したくもない人助けやらイベントの流れでダンジョン強行突入やら、
いつも勝手に首をつっこむ主人公がいてはとかく難儀な目に陥る。挙げればきりがない。
やっかいなことを自ら買って出ざるをえないとしても、
はなからプレイヤーを置き去りにする演出はあまり好まれない。

☆関連語☆
ヒロイン失踪イベント イライラするイベント お使いイベント 電波キャラ 電波系ヒロイン


●とうぞく【盗賊】
他者の物を盗むことで生計を立てる者。
基本的に犯罪者だが、必ずしも敵であるとは限らない。
能力的には防御が紙だったり攻撃力が低かったりするが、
素早さや器用さが高いため、よく避けよく当てる軽戦士というのが一般的。
また当然のことながら盗賊なので敵の所持品を盗むことができるほか、
ゲームによっては不意打ち警戒、隠し通路発見、宝物発見、鍵開け、
索敵、エンカウント率低下など便利な能力を備えていることもある。
洋語表現はシーフ(盗賊)、ロバー(夜盗)、バーグラー(強盗)、バンデット(山賊)など

1)味方の場合
仲間が完全な悪人というのはプレイヤーの感情移入がしづらいためか、
悪人や金持ちからしか盗まなかったり、悪い領主や悪の軍隊と対立していたり、
何か事情があって多額のお金を必要としていたりすることが多い。
一部のRPGでは転職やジョブチェンジでなることが可能。

2)敵の場合
主に序盤の雑魚として登場する。
盗賊退治イベントなどはもはや使い古されているといって過言ではない。
また、終盤でも強敵に混じって現れることがある。
こちらの所有物を盗もうとしたり、特殊なアイテムで味方の援護をしたりするので嫌らしい。

☆関連語☆
シーフ 義賊 海賊 山賊 盗む 分捕る 不意打ち警戒 鍵開け 索敵 アンチヒーロー 


●とうだい【灯台】
岬に立つ塔。
頂上から光を発し、船舶が目印として利用する。
管理体制は杜撰で大抵は魔物の巣となり、必要な時には機能しないことが多い。


●とうちゃくじてんではこうかなそうび【到着時点では高価な装備】
大体序盤から中盤に差し掛かる頃に武器防具屋で並ぶ装備。
その街到着時の所持金が800G程度だとして大体2000〜3000G程度の価格の品物。
その分装備時の能力上昇は現在の装備の比ではなく
店の能力上昇ウィンドゥを見るとさらに購買欲が増す。
これの存在のおかげで単調なレベル上げの中にお金を貯めるという
楽しみが増え、プレイヤーのモチベーションが上がる。
そして購入できた暁には中盤いっぱいとはいかなくても
結構長くお世話になる武器となることが多い。

運が悪いとレベル上げをしていたそばの洞窟で宝箱から出てくることもあるが…。

☆代表的な装備☆
はがねのつるぎ(DQシリーズ) ミスリルソード(FF1)


●とうちゃくれべる【到着レベル】
または到達レベルとも。
攻略本の村や街、ダンジョンを紹介する所に書かれているもの。
このレベルでここに到着すると楽に進めることができますよ。という攻略本の作成者たちが考えた目安。
ただ楽に進めるかどうかのみを基準にしてるせいか普通にやっていたらまず不可能というレベルを表記していることが多く、
参考にするプレイヤーはほとんど存在しない。

☆使用例☆
「はぁ?風の回廊で到着レベル18だと?
ここでクラスチェンジさせるつもりか? 無理に決まってんだろ!編集者さんよぉ!」


●とうてき-ぶき【投擲武器】
手に持って攻撃する武器に対して、敵に投げつけることで攻撃する武器のこと。
ちなみに、弓矢や銃は射撃武器の部類に入る。
代表的なのは、FFシリーズで登場した手裏剣。DQシリーズに登場したブーメラン。FEシリーズの手槍などである。
また、FFではアビリティの一つとして、道具欄の武器などを投げつける「なげる」というアビリティがある。
なお、投げたら戻ってくるブーメランを除き、投擲武器は使用したらそれっきりの使いきり武器である。
FFとかで、レア武器を誤って投げてしまい、悲しい思いをした人はいるはずだ。
なお、FEのてやりとかは、数十本用意しているのだと思うが、グラディウスの場合はどうなんだろうか?
やっぱり投げたらその場所まで回収に走るのだろうか。


●どう-の-つるぎ【どうのつるぎ/ブロンズソード】
ショートソード並みによく出てくる武器。

☆関連語☆
はがねのつるぎ アイアンソード ミスリルソード


●とうひこう【逃避行】
「世間をはばかることがあって、あちこち移り歩いたり隠れ住んだりすること。」(大辞泉)
「世間をのがれ、人目をさけて、移り歩いたり隠れ住んだりすること。」(大辞林)
らしいが、
ここでは「ポケモン不思議のダンジョン」における中盤のイベントのことを指す。
実は、このゲームで一番盛り上がるところ。


●どうぶつ【動物】
町にいる犬や猫や馬など通行人扱いのキャラ。
基本的には町の雰囲気を出すためだけに設置されていて、話しかけても鳴き声を発するだけだが、
動物の言葉がわかる仲間がいれば通訳してくれたりする。
なぜか普通に人間の言葉を話すやつもいるので一度は話しかけておこう。


●どうぶつ-に-かえる-のろい【動物に変える呪い】
よくある呪いの一種。動物に限らず植物やモンスターの場合もある。
ほとんどの場合元に戻す方法があるのでそれを探し出す羽目になる。

例)ドラクエ2 ムーンブルクの王女→犬、ドラクエ8 ミーティア姫→馬、クロノトリガー グレン→カエル

☆関連語☆
呪い 変身系ステータス異常


●とうほく-なまり【東北訛り】
おらぁ〜だべ(私は〜です)などの表現が代表的な東北地方の訛り。
といっても他の方言同様、
本当に東北地方の人がこんな言葉ばかり喋ってるわけじゃないので誤解しないように。

ゲーム等では東北=日本の穀倉地帯、もしくは東京から見た田舎というイメージからか
何故か農民のNPCがよく使う。間違ってもこんなこと言い出す主人公はいない。

☆関連語☆
訛り 方言 口調 語尾


●とうめい-か【透明化】
1)体が透明になり、敵に狙われなくなったり物理攻撃が無効化される状態。ステータス変化の一種。
ただし、特定の行動をすると元に戻ったり、魔法攻撃に弱くなることもあるため、味方にとっては使いにくい。
しかし、敵の中には常にこの状態のものが登場することがあり、戦士主体のパーティで挑むと極めてウザい存在になる。

☆透明モンスター☆
FF6 眠れる獅子、WA サンダードレイク、アトリエシリーズ インビジブルぷにぷに、トルネコの大冒険 シャドウ

2)移動画面やイベントで透明化できる場合、敵シンボルや番兵などに見つからなくなり、
戦闘を回避したり、普通の状態では入れなかった場所へ行くことが容易になる。

例)ドラクエ3、LIVE A LIVE幕末編

☆関連語☆
変身系ステータス異常 バニシュ・デス バニシュ・デジョン シンボルが見えないシンボルエンカウント


●とぅるーえんど【トゥルーエンド】
エンディングの一種。いわゆる「真のエンディング」。
製作者が意図した最上位のエンディングのこと。
ハッピーエンドとは限らず、場合によってはバッドエンドより後味が悪いなんてこともある。
基本的にマルチエンディングのゲームに使われる言葉で、一つの結末しか用意されてないゲームでは使われない。

一週目では見られなかったり、特別な選択肢を選ばないと見れなかったりするが、
トゥルーエンドへ至るための難易度はやや低めなことが多い。


●とおせんぼ【通せんぼ】
1)マップ上で道を塞いでいる人や障害物。門番だったり衛兵だったりお母さんだったりただの村人だったり、
扉だったり落石だったり結界だったり落ちた橋だったり魔物だったり罠だったりタコの形をした物体だったり様々だが、
とりあえずこいつらをなんとかして排除してその先に進むのがRPGの目的だと言っても過言ではない。
主人公から能動的に外しに行くものの他、ストーリーが進むといつの間にか勝手に消え失せているものもある。

2)道の途中でストーリーに関係なく唐突に出てくるボス。
ほとんどが大して強くなく、ただプレイ時間を稼ぐためだけの存在だと丸わかりなので非常にうざい。


●とおせんぼ【通せん坊】
1)ストーリーの関係上、まだ行くべきでない別の場所へ続く道の真ん中に、
絶対に通してくれない頑固な人が立つ状態のこと。

2)ちょこまかと動く村人の進行方向に立ち、村人の動きを止めて支配感に浸る遊びのこと。

3)壁と家具とちょこまかと動く村人に囲まれて、身動きがとれなくなってしまう状況のこと。


●どーぴんぐ【ドーピング】
キャラクターの能力をアイテムで上昇させることを指す言葉。
HP MP 攻撃力 防御力 すばやさ 命中率 などの数値を一回使うごとにごく僅かに上昇させる。
ただし戦闘中専用アイテムで一時的に能力を強化する場合や、攻撃力上昇魔法などは対象に含まれない。


●どーぴんぐ-あいてむ【ドーピングアイテム】
レベルを全開まで上げてもパラメータまでは全開になることはまずない。
更なる強化を求めるには特定のイベント以外や装備ボーナス以外ではこれしかない。
使用すればHP、力、守備などをほんの少しだが上がる。普通なら宝箱から少し発見するくらいだろう。
ただし、特定のモンスターが_を落とす時がある。稀に_を高額で売る店が存在するゲームもある。
ひたすら_を手に入れる作業は忍耐力がいるし、その苦労に報われるのは当分先になるだろう。
努力した分、パラメータ全開のキャラの強さを味わってほしい。

追記:なかには自分たちで-を作れる場合もあり、FF8やTOD2などがこれに該当する。
当然、一プレイを通して_____の入手数が限られている場合や、
敵が落とすのを待つなどの不確実な入手方法より効率が良い。
しかし、ゲーム終盤でなければ作成を行えないことがほとんどである。

☆使用例☆
「まず、クラウドを_____を使って強化するか。」


●とーらす、たうらす【トーラス】
数学用語でドーナツの形のことを指す。RPGの世界というのはたいていこの形をしている。
どうやら物理法則が我々の世界とかなり違うようである。

上と下(北と南)、左と右(東と西)がつながっているRPG世界を考えてみる。
一枚の画用紙を思い浮かべる。まずそれの上と下をくっつける。この時点で画用紙は筒状になる。
更にこの左右(筒の両端)をくっつけてみる。すると画用紙はドーナツ型(トーラス)になる。

ちなみに我々の世界と同じ球形をしているとすれば、
左右(東西)はつながっているが上下(南北)はつながってはいない。


●とおりな【通り名】
1)世間一般に通用する名前。濃いキャラほど使用率が上がる。

2)「人呼んで〜」と自己紹介する場合に限って誰からもそう呼ばれていないもの。

3)四天王や六人衆などのグループの構成員にもよく使われるもの。

☆使用例☆
赤い彗星の____


●とーる【トール】
北欧神話に登場する神。
オーディンの息子とされているがそれは後付けという話もある。
神なのでイベントに噛ませづらく、トール自身が登場する作品はあまりないが、
ミョルニル(=トールハンマー)やメギンギョルズなど
その持ち物が最上級アイテムとして登場する作品を最近見るようになった。

たまに人間社会に潜伏していて東京にICBMをぶち込んでくる。

☆関連語☆
北欧神話 ミョルニル


●とーるきん・えるふ【トールキン・エルフ】
トールキンがその作中の中で作り上げたエルフのイメージ。
CRPGに限らず、近年のほとんどのファンタジーのエルフの元祖とも言える。
大別すると三種類いて、光のエルフ(カラクゥエンディ)、灰色エルフ(シンダール)、闇のエルフ(モリクゥエンディ)の三つ。
ここでいう光と闇は太陽と月以前の光の源である二本の樹を見たか否かを表すので、
別に闇だからといって邪悪という訳ではない。
ちなみに、灰色エルフは二本の木は見ていないものの、
下位神であるメリアンと深く関わったためにその他のモリクゥエンディとは区別されるもので、
厳密に言えばモリクゥエンディの一派ではある。別にハーフとかは関係ない。

不老の体と不滅の魂、2mを超える長身や眠る必要がないなど、様々な面で人間の上位種と言える。
小柄・非力なイメージはD&Dにおけるバランス取りの結果が広まった物だろう。

現在のRPGに出てくる森に住み弓の達人であるエルフは、
指輪物語の主要登場人物であるシンダールのレゴラスやロスロリアンのエルフらを大元にしていると思われる。
彼らは確かに森に住み木々を愛するが、それはそこに美を見出しているからであり、
別に木と深い繋がりがあるとか自然そのものの守護者とか、
引いては木を切った人間をどこまでも追っかけて殺すとかそういう面は無い。
それどころか伝説時代を扱った『シルマルリオン』における主役であるノルドール(光エルフの一派)は、
石で造った都に住み、鎧兜に身を固め軍勢をもって悪神モルゴスに挑む、実にアグレッシブな存在だったりする。

☆関連語☆
エルフ 指輪物語


●とき【時】
1)物事の変化を認識するための概念。
ゲームにハマるとあっという間に過ぎる物。

2)作品によっては、これを自在に操るキャラ(*1)や魔法(*2)等が存在することがある。
多くの場合は反則気味の性能である。
例)
*1 TOPのダオス、サガフロの時の君
*2 FFの時魔法、ロマサガのクイックタイム

3)属性の一つとして登場することもある。
例) バテン・カイトス
  テイルズオブエターニア
  英雄伝説 空の軌跡

☆使用例☆
プレイヤ−「オーヴァドライブ!_よ止まれ!無駄無駄無駄無駄ァ!」


●とき-は-みちた【時は満ちた】
何かの準備が出来たとか、都合のいい情勢になったとか、
特定の日や月を迎えたとかそんなときに高確率で発せられる台詞。
言われた時点では何のことかプレイヤーには伏せられていることがほとんどで、「思わせぶりな台詞」の定番である。
悪役が言い出した場合は大抵何かろくでもないことになり、主人公がなんとかする羽目になる。

☆使用例☆
_____・・・今こそ我々魔族が世界を支配するときだwイクぞ!


●ときのこえ【鬨の声】
1)自身や味方を勇気づけ、敵方をひるませるためにあげる雄叫びのこと。
前者の目的としては戦闘前の戦意高揚として、後者は勝利時など敵を追い散らすためによく用いられる。

2)ダンジョンマスターにおいて、素手の場合に使用できるアクションコマンドの1つ。
老若男女問わず野太い声で「イ″ャアー(↓)」と微妙に下がり気味の声をあげ、相対するモンスターを怯えさせる。
ティギーなどのひ弱な妖精キャラなどに使わせると萎えること間違い無しだが、
後列キャラの戦士レベルをあげるためには欠かせない行動でもあり、その重要度は高い。


●どきゅん【DQN】
反社会的なキャラを指す蔑称。
元ネタは「目撃ドキュン!」というテレビ番組。
この番組は主に、不良少年(または少女)時代をさらけだしていた。


●どく【毒】
1)主にステータス異常の1つ。RPGの中では最もポピュラーなものだと思われる。
効果は戦闘中ならターン終了時に一定量のダメージを受け、
それ以外の場合は歩くたびに画面がフラッシュしたりモザイク化したりして少しずつHPが減っていく。
モンスターの攻撃以外にも、トラップなどに触れることにより冒されることが多い。
その分、治すのは比較的簡単でこの状態だけを治すための魔法があるRPGも多い。

2)状態異常のひとつ。
ゲームによってギリギリ生きるか死ぬかが分かれる。
DQなどは1残り、wizなどは気付いたら死んでいることが多い。

3)ステータス異常の一種。
毒牙や毒矢などの攻撃によって毒に侵された状態。
戦闘ターン経過や移動のたびにHPが失われていく。
ゲームによっては毒の威力に強弱があったり、攻撃力半減などの特徴を持つものがある。
まれにアイテム合成などの失敗作や、得体の知れないアイテムを使用することで毒に侵されるゲームもある。
基本的に解毒操作をしない限り回復することはない。

追記:本来なら毒の種類によって解毒方法は異なるはずなのだが、
だいたいはアイテム1つ魔法1発で完治する。
ただこれらはプレイヤキャラにのみ該当し、NPCが毒になったので特殊な解毒草を取ってきてくる。きちんとした というのは割とよくあるイベントである。

☆関連語☆
麻痺 眠り 石化

☆使用例☆
○○の針には_があるぞ、気をつけろ。


●とくい-ぶき【得意武器】
戦闘に参加するキャラに設定されていることが多い、
その人物が最も上手く扱えるとされる武器のこと。
主人公や騎士ならたいがいの場合剣であり、ヒロインは魔法の杖など、
キャラの性格や立場を考えた設定がされている。
取説にあるとおりにその武器しか装備できないケース、
ほかの武器も扱えないわけではないが特定の武器にしたほうが強力な技を出せるなど有利なケースのどちらかである。
しかしながら時には、単にイラストやキャラ紹介のみの設定であり実際は何でも扱えるケースも存在する。

☆関連語☆
武器


●とくぎ【特技】
特にすぐれた技量、または特別な技能のこと。
RPGにおいては、戦闘中やフィールドで使えるコマンドとしてのものと
シナリオ上、キャラクターの活躍に一役買うものがある。

前者は通常攻撃とは別のものであり、一般に魔法と呼ばれるものも、
ゲームによってはこのコマンドに割り振られている。
ノーコストで使用できる上に便利な技能が多く、特にドラクエでは頻繁に利用することになる。
それまで力押しが常であった戦士系キャラの地位を向上させた能力だが、
魔力(精神力)の代わりに体力を消費させることで制限を課している技もある。

後者では「機械に強い」とか「鍵開け」などの技術的に役立つものから、
意外に思えるキャラが「絵が上手い」「料理が上手い」などの魅力を引き出すもの、
明らかに笑いを取るためのマニアックかつピンポイントすぎるものまで多様である。
そのへんはシナリオライターの腕の見せ所と言えよう。


●とくぎ-れべるあっぷ【特技レベルアップ】
容量に制限があったハードに多用されていた(だろう)システム。
ある特技Aに対し上位種Bを習得した際、BがAに上書きされることを指す。
使いたい特技を探すためにウインドウを多数開く必要がないのが利点。
低コストの便利な特技が消えてしまったりするのが欠点。
古い物では天地を喰らう、新しい物ではドラクエモンスターズがある。


●どく-けし【毒消し】
毒の状態異常を回復する。
アイテム店頭に普通においてあり値段もお手ごろだが、モンスターが落としたり宝箱に入っているため、
うっかり買うのを忘れて、ダンジョンの奥で大往生する可能性もある。
類似品に毒消し草、アンチドーテ、プイプイ草、星くずのハーブ、せいろがんなどがある。

追記:その名のとおり、「毒」や「ポイズン」などの状態異常を治す回復アイテム。
大抵、序盤の街から安価で売られている。森などのダンジョンを探索するときは、常に5個以上は持っておきたい。

☆関連語☆



●とくさつ-ひーろー【特撮ヒーロー】
特撮ものに登場するようなヒーロー。
派手で密着した全身コスチュームを着用し、颯爽と現れてはミラクルな力で悪を懲らしめる。
普段はごくありふれた一般人だが、変身行為を行うことでヒーローになれる。
その他、他人に正体を知られてはならないなどのルールが設定されていることもある。
RPGで特に有名なのはサガフロのレッドとWA2のアシュレーだが、
他のゲームにも敵役やネタキャラとしてちょくちょく登場する。

☆関連語☆
戦隊キャラ ヒーロー 変身


●どくしゃあいでぃあ【読者アイディア】
主に雑誌とメーカーとのコラボ作品やタイアップ作品にみられる企画の一つ。
雑誌で何らかのテーマを募集し、読者の意見を作品に取り入れること。
大概は、武器やモンスターのネーミングやデザイン、イベント案などが募集される。
また募集されてきたものを幾つか選び、その中から更に読者が選ぶという場合も。
企業にとっては売上アップに繋がり、読者にとっては自分が作品のクリエーターの一人になれる(かも)という相乗効果がある。
なお、採用された人は雑誌で発表&ノベルティーグッズを貰えることが多い。スタッフロールに名前が載ることも。
採用された時の喜びは一塩だが、佳作などを受賞した場合は「ゲームには出ないが雑誌には載る」という微妙な扱いのため、嬉しいことは嬉しいのだが非常にやるせない。


●とくしゅ-な-なまえ【特殊な名前】
ゲームを始める際のキャラメイキングで入力すると普通とは違う状況になる名前がある。
一番ポピュラーなのは作中の登場人物やキーワード等の所謂「使う事が出来ない名前」だが
「MUSIC」もしくは「おんがく」と入力するとBGMモードに入るタイプや
太閤立志伝を初めとするリコエイションゲームのように、パラメータにボーナスが貰えるものも。
ボーナス要素がある名前は多くの場合、開発者や原作者・制作会社の名前である。

たいていの場合、自分の気に入った名前で進めるだろうが、
たまには気分を変えたり普通とは違う遊び方を味わう為に利用してみるのも面白いかもしれない。

☆関連語☆
キャラメイク キャラクターの名前


●とくしゅぼうぎょこうか-を-もつ-ぼす【特殊防御効果を持つボス】
一部のボス敵は、特殊なバリアを張ったり強力な能力上昇効果を持っていたりしていて、
単なる力押しでは倒せないものがいる。
このタイプのボスは特殊な方法を使わないと絶対に倒せないor倒すのが非常に困難である。
この効果を消失させる主な方法は
特定部位を破壊したり、お供の雑魚を倒す。(サモナイ3 ディエルゴ戦)
特殊なアイテム、技を使用。(ドラクエ3 ゾーマ戦)
特定のパターンで攻撃する。(アンサガ アーミック編 ユン戦)
防御効果が切れるまで待つ。(ロマサガ サルーイン戦)
防御効果を発動させない攻撃をする。(WA4 ファルメル戦)など
これらの方法のヒントはイベントシーンや町の情報で見つけられることが多いが、
サルーインのように全くのノーヒントどころか、
防御効果があることすら伏せられている例もあるため油断はできない。
基本的にこのタイプのボス戦は、対処法を見つけさえすればかなり楽に戦える。

☆関連語☆
バリア 対ボス用戦術


●どくぜん【独善】
1)しばしば偽善と混同される言葉。
自分の定めた正義を絶対だと信じて疑わず、他人にもそれを強要し、
逆らう人を悪と勝手に決め付ける、ひとりよがりな善意や正義感のこと。
このような考え方の持ち主は「独善家」とされる。
主にラスボスや狂信者が陥りやすく、単なる悪意よりも厄介な代物。
敵も味方も自分達が正しいと信じている以上、戦いは熾烈を極めることうけあい。
また自己主張が激しい主人公なども独善であるとの批判を受けることもある。

2)仲間を守るためであれ復讐のためであれ、
少なくとも剣を振るって主張を押し通すキャラクター達が独善家でないはずがない。
だがそれに囚われていては無力であり何も変えることはできないだろう。
そもそも「己の正義を盲信すること」と「為すべきと信じることを為すこと」は別の問題。
絶対の正義がない以上、独善でも信じる道を突き進む限りは「偽」善者ではない。
蒔いた種を自分で刈り取れない者、その場の打算で主張や立場を変える者、
自分の選択に責任を持てない者が本当の偽善者と言えるだろう。
生きることは厳しいのだ。

☆関連語☆
偽善者


●とくてい-の-てき-に-つかう-あいてむ【特定の敵に使うアイテム】
読んで字のごとく、特定の敵に使用した時に効果を発揮するアイテムの事。
最も有名なのはドラゴンクエスト3の光の玉だろう。
その他にも

・ギガゾンビの逆襲:二つ星と三つ星悪魔を弱体化させる銀の玉、魔王デマオンに大ダメージを与える銀の矢
・貝獣物語:ナメクジを一撃で倒す「塩の壺」や対応したドラゴンを弱体化させる「金・銀の鏡」
・デビルサマナー:ダンタリオンの行動を3ターン封じる美術品

等、探してみると他にも結構な数がある。
これ等のアイテムに共通しているのが、無ければ絶対に倒せないという訳ではなく
あくまで戦いを楽にする効果があるという所。
使用しなければ、相当に厳しい戦いになるだろうが腕に自信があるのならば
これ等を使わずに強敵に挑戦してみても良いかもしれない。


●どく-の-ぬまち【毒の沼地】
DQなどのフィールド上に登場する、歩くとHPが減ってゆく仕掛け。
色は黒や緑、紫など毒々しいイメージのものがよく使われる。
魔王城の近くに配置したりすることで敵の本拠地っぽい演出が手軽に行えるが、
その成分やHPの減るメカニズムについては不明。
この上でバトルを行う場合、背景は大抵枯れ木や暗い空など破滅的なイメージのものとなる。

☆関連語☆
ダメージ床


●とくべつしゅつえん【特別出演】
1)ゲスト出演とも。
そのゲームと同じシリーズの別作品のキャラや同じ会社の別シリーズ作品のキャラなどがおまけ的に出演すること。
世界観を同じくする作品のキャラがストーリー的な必然性があって自然に登場するような場合はふつうこういう呼び方はしない。
いわば開発者による、そのキャラを知ってくれているユーザーへのサービスといったところ。
当然、そのキャラを知らないとあまりうれしくも楽しくもない。
RPGで多く見られるが、それ以外のジャンルでも多々見られる。

メジャーなRPGでの例を下に示す。
TOD:TOPのクレスとアーチェがクイズを出題
TOP(PS版):闘技場でTOD主人公の妹リリスとバトル
TOE:TODのチェルシー、TOPのクラース、TODのクレメンテがクイズを出題
  召喚魔法としてTODの主人公キャラ(スタン・ルーティ・フィリア・ウッドロウ・リオン)登場
  闘技場の最強キャラとしてTOPのクレス・アーチェが出現する
  更に隠し魔法のエフェクトとしても出てくるアーチェ
  2周目以降、レイズデッド放ったときにTOPのミントが背景に登場
SO3:ヴァルキリープロファイルのレナスやフレイとバトル
DQ6:隠しダンジョンの町にDQ4のミネア・マーニャ・トルネコ、DQ5のサンチョ・息子・娘が迷い込んでいる
DQ8:バトルロードSランクでトルネコとライアンが出てくる
FFT:FF7のクラウドがパーティーに加わる
FF8:FF5のギルガメッシュがG.Fとして加わる
ゼノギアス:クロノトリガーのルッカがメモリーキューブの説明をしてくれる
ラジアータ:VPのヴァルキリーが隠しボス&仲間キャラとして登場
BOF3:ストリートファイターの桜がゲスト出演

2)シリーズ物などで人気の高いキャラが続編などに出演すること。
歴代主人公、製作会社の人気キャラなどが出演することが多い。
ゲーム内の出番については背景出演だけ、仲間になるなど様々。
基本的にはは隠しキャラ扱いで、ストーリーに絡むことはほとんどなかったが、
近年はストーリーに絡み、普通にやってても出会える場合が多い。
企業間コラボなどで他社の別ジャンル&タイトルからの出演も増え始めている。

例:
FF7のクラウド(FFT・チョコボレーシング・エアガイツなど)
クロノトリガーのルッカ(ゼノギアス)
DMCのダンテ(真・女神転生3 マニアクス、ビューティフルジョー2)

特別出演で人気キャラが出る分には嬉しいが新作出す度にそのキャラを出演させすぎた結果、
出涸らしになるまで使うのかとファンから疑問の声が上がっている場合もある。
アイデアファクトリー社より発売のスペクトラルフォースのヒロがそれに当たる。


●どくやく【毒薬】
現実でもゲームでも、殺人の道具として使われる薬。
主に、食べ物や飲み物に混入して使う。それを飲食した相手は、死んだり寝込んだりする。
RPGのイベント的には、毒を盛った犯人を探したり、毒で苦しんでる人のために、治療の薬を探したりする。
また、井戸や川などに流して、それを利用する人を纏めて始末する無差別殺人の手段にも使われる。
この場合では、クエストとして毒を流してる敵を退治するパターンと、敵の凶悪さを演出するためのイベントのどちらかである。

☆毒薬が絡む主なRPGのイベント☆
ドラゴンクエスト6(毒薬でペットの犬を殺そうとする)
ファイナルファンタジー6(川上から毒を流し、町の住人を皆殺しにする)
ポケットモンスター・ダイヤモンド&パール(毒殺ではないが、森の洋館にそれを暗示させるアイテムがある)


●とげ【棘】
表面上における円錐状の鋭い先端部のことを刺す…もとい指す。
類義語に針、イガなど。

(1)生物の場合、外敵からの防衛や気候への適応のために葉っぱや毛や表皮を進化させたものであり、毒を持つこともある。
有名所ではサボテン、バラ、栗、ウニなどにみられる。
RPGのモンスターにも上記生物をモチーフにしたものをはじめ__を持つものは多くみられ、
毒針などの状態異常攻撃や__を飛ばすといった特徴的な攻撃を仕掛けてくる。
ちなみに、某植物由来のラスボスはこれに擬態して主人公一行に付いてきたことがある。

使用例:「ファファファ…小さな__に身を変え、この時を待っていたのだ…」

(2)また、殺傷力を持たせたり防御力を上げるために武器防具に付けられることもある。
武器ならば、こん棒やハンマー、鉄球(モーニングスター)といった鈍器や鞭などに、防具では主に鎧、たまに盾などにみられる。
防具の場合はダメージの一部を相手に返したり、攻撃に利用できたりといった特殊な能力を持つことが多い。
また、これらはそのいかめしいデザインから、モンスターや悪党の装備品としてよく採用される。
特に脳筋パワー馬鹿やパンクな世紀末モヒカンとの相性は抜群である。

(3)ダンジョンのトラップとしても使われる。
通常のRPGならば床、ARPGなら更に壁や天井、落とし穴に取り付けられている場合もある。
アクションゲームだと触れるだけでティウンティウンしてしまう場合が大半だが、RPGではそこまでの凶悪性はない。
しかし意外に大きなダメージを食らったり、毒を受けることもあるので油断は禁物。
何かしらの仕掛けと連動していることもあり、その場合解除できることも。

☆関連語☆
針 モーニングスター ダメージ床 エクスデス


●とけい【時計】
よくあるオブジェクトのひとつ。
RPGでは時間の概念はあまりないので無視されることもあるが、
仕掛けとして設置されていることも多い。
特定の時間に針を合わせると扉が開いたり、プレイヤー自身を針に見立て、
移動した通路の順番で時間を示したりする。
この手の仕掛けは妙に難しい謎掛けがされていたりする。


●とけい-きのう【時計機能】
実際の時間がゲームに関係する機能。
ROMカートリッジやセーブデータ記憶媒体、ゲーム機本体に時計機能を付けておいて、
ゲーム内でも同じような時間が流れるようにしてある。
特殊な日付の間だけ特別なイベントが起こったり、
リアルで数時間〜数日ごとに起動してイベントを起こさないとフラグ立てが上手くいかないという、
取り返しのつきにくいタイプと、
現在の時刻(昼夜)や、曜日といった比較的取り返しのきくタイプがある。
前者はハドソンがPLGSと呼んでいたものでやっていたことで、
いちいち家に帰って時間かけて立ち上げないといけないスタンドアローン型
なのとあいまって非常にきっつい出来であった。
上手くハマれば毎日プレイすることになるが、煩雑だとやめてしまうことも多かったと思われる。
おそらく、たまごっちでやっていたことを安易にスタンドアロン機に入れてしまったのが敗因だと思われる。
後者はポケットモンスターなどの携帯機や動物の森とかで採用されて、地味にリアルさを感じさせるようになっている。

☆関連語☆
PLGS


●どこでも-せーぶ【どこでもセーブ】
いかなる場所でも自由にセーブができること。
大半のサガシリーズやLIVE A LIVE、マール王国の人形姫などが可能。
また、ポケモンやGBのサガなど携帯機のRPGのほとんどがこの仕様である。
リアルで緊急事態が発生してもすぐにゲームを終えられるため非常に便利だが、
セーブする場所によってはハマってしまうので注意。

しかし、いつでもセーブできる=セーブポイントが存在しないということは
すなわち「セーブする頃合いを教えてくれる物が無い」とも言える訳で、
調子よく進んでいるとついついセーブするのを忘れてしまうのもよくある話である。
そして不意に強敵と遭遇して全滅、
それまでのプレイが水の泡と消えたりしたときの悲しみは計り知れない。
その後は反動から神経質すぎる程にセーブしまくることになるのもまたお約束。
それが最後まで持つか、はたまたいつの間にか忘れて再び同じ轍を踏むことになるか、
それはプレイヤー次第である。

☆関連語☆
セーブ 中断 逃がさん……お前だけは


●どこ-へ-いく-ん-だ?【どこへ行くんだ?】
通行止めの一種。イベント発生中に町の外やイベントとは関係のない場所へ行こうとすると
自己ツッコミとして、あるいはNPCや仲間から言われるセリフ。
他にも「急がなきゃ」「何してるんだ、○○はこっちだ」「今は○○に行く必要はない」といったパターンも存在する。

☆関連語☆
イベント制限 通行止め


●としくかく【都市区画】
大国の首都のようなやたらでかい町は、区画別に分けられていることが多い。
例としては一般住宅街、商店街、貧民街、歓楽街、職人街、学生街、高級住宅街、港など
このように目的別に施設を纏めているのは、大都市であってもプレイヤーを迷いにくくするためだと思われる。
また、ストーリーが進むにつれて行ける区画が多くなるタイプの都市もある。(例、TOLのウェルテス)

☆関連語☆
港 商店街 スラム 首都 暗黒街 歓楽街


●としでんせつ【都市伝説】
怪談や口伝などの現代版。メディアやネットワークを介して人づたいに伝わっていく虚構の話。
基本的には眉唾物な内容に過ぎないのだが、まことしやかな語り口調に実話なのではないかと思い込んでしまう。
ここ最近はちょっとした流行になっており、都市伝説を扱ったサイトが書籍化されたり、
2chオカルト板では1ジャンルとして確固たる地位を築いていたりする。

もちろん、ゲーム関連の都市伝説も多く広まっている。
有名なのはゼビウスのバキュラ(板状の破壊不能敵)が256発攻撃すると破壊できるというもの。
PS版のゼビウス3D/Gでは通常ショットの256倍の威力を持つ「スーパーザッパー」が登場したように、
製作者側が次回作やらリメイクやらでファンサービスのネタにする場合もある。
このような「ウソから出たマコト」も含めてRPGの都市伝説で有名なものを以下に記す。

・SFC版のドラゴンクエストVで、特定のターン内にエスタークを倒すと仲間になる。
→PS2版リメイクでは条件を満たす事で彼の息子「プチターク」が仲間になる。
・ファイナルファンタジー7で、エアリスが復活する。
・ドラゴンクエストVIIで、キーファが復帰するかわりに、アイラが仲間にならない。
・SFC版ファイナルファンタジー5のモアイ像には秘密の世界がある。
→GBA版リメイクでクリア後の隠しダンジョンから出るときの演出でモアイが使用される。

もちろん、全部嘘なのだが、これらのソフトが出ていた時代はネットなど存在しない時代だったため、
「友達の友達が言ってたんだ!」「親戚の友達が実際に出したって言ってた!」との殺し文句の前に
数多くのちびっ子達が真偽のほどを確かめるべくゲーム画面とひたすら睨めっこする日々を過ごした。

☆関連語☆
ウソ技


●としょかん【図書館】
本がたくさんある施設。
次の目的地のヒントや特殊アイテムや事象の伝説などを調べるために立ち寄る。
また散らかった本の片付けや本の貸し出し、紛失した本の調査といったおつかい系サブイベントも発生しやすい。
ある本だなにある本を差し込むと扉や仕掛けが動く・・・なんてお決まりのギミックがあったりも。
ゲーム中になにかと立ち寄ることが多い施設。


●とせいにん【渡世人】
日本の文化の中では最も冒険者に近いと思われる職種。
しかし、なぜかRPGではあまり登場しない。純和風RPGそのものが少ないからか。

☆関連語☆
がんばれゴエモン外伝 風来のシレン


●どちら-か-いっぽう-が-あく-とびら【どちらか一方が開く扉】
主に古代遺跡とか研究所とかでみるトラップ。
スイッチおしたりしたら二つある扉のうち一方が開いて先に進める。
宝箱全回収とかマップ走破について大きな障害になるトラップ。
扉は3つ以上あることも。


●どっか-で-みた-ふうけい【どっかで見た風景】
ゲーム終盤などでみかける。
FF9の記憶の場所や聖剣3のミラージュパレス、ロマサガ3のアビスなど、
今まで立ち寄ったダンジョンや場面等に酷似したマップがラストダンジョンなど特別な場所で使われる。
主人公達の記憶が具現化されたり(FF9)、幻だったり(聖剣3)、敵の本陣だったり(RS3)といった具合。
懐かしくても襲ってくる敵は最強クラスのモンスターなので注意。

ただ、こういった場所を作る際は同じ風景のパーツやドットを使いまわせるため、
容量や開発期間を節約できるという開発者側の意図があったりする。

追記:またプレイヤー側は初めて訪れたにも関わらず、作中のキャラが
「どこかで見たような・・・」と言い出すような土地もこれに含まれる。
この発言が出た場合、その土地は9割がたそのキャラのゆかりの地であり、
またそこでシナリオの根幹に関わる重要イベントが発生したりする。


●とっけん【突剣】
レイピアとも呼ばれる。
細く尖った刀身が特徴で、斬るよりも突いて攻撃する。
この性質のお陰で、鎧を着込んだ戦士にも、鎧の隙間から攻撃することができる。
剣に比べて重量が少ないのも特徴。
また、『ナックルガード』と呼ばれる半円形の柄を使用した物も多く、
これに手をすっぽりとはめることで装備した者の拳を守ることができる。
・・・と、色々と訳分からん特徴が多いが、
実際のRPGとなるとナックルガードがあっても、それで防御力が上がるゲームは少なく、
ましてや鎧の隙間から攻撃することができるゲームなぞあまりにも少ない。
特徴の意味が少ない不運な武器。

追記:レイピアは鎧の隙間から攻撃する事はできない。
日本の江戸期の素肌剣法と同じ。鎧を着ない戦いが前提。
むしろレイピアの原型エストックは日本の鎧通しのように鎧ごと貫いたとか。
ヨーロッパでの戦場では「銃」の普及後は、剣はサーベルが主力。
そしてむしろ古代はマケドニア軍のファランクスのような槍衾。
ちなみにエペは三角錐の刀身。

☆関連語☆
武器


●とっけん-かいきゅう【特権階級】
王族や貴族など、制度的・歴史的に特別の権利や地位を享受する階級のこと。
王政を舞台としたRPGにはたびたび登場する。
大抵は民衆を蹂躙する立場として描かれ、主人公及びプレイヤーと敵対する存在として登場することが多い。
また、主人公側の人間がこれに属する場合、逆に差別意識に否定的で、
民衆踏みにじって当然という意識を持つ貴族たちの中では浮いていることが多い。
少々世間知らずな面が見られるのもこの階級の特徴。


●とっこう【特攻】
命を捨てて相手に突撃すること。現実世界では大戦末期の日本軍が行った神風特攻が有名。
RPGにしろ何にしろ、感動イベントの一つとして使われる手法である。
これにより、強大な敵を倒したり、バリアを無効化したりして、シナリオが進む。
主に特攻する人は、爺さん(この命なぞ惜しくはない!)かつて倒した敵(恩を返すときが来た!)悪役(俺の罪は俺の命で償う。)など。
また、死んだと思いきやちゃっかりエンディングで生き返ったりすることもある。

作品によっては雑魚敵の強力な攻撃手段となる場合もあり、プレイヤーは緊張状態での戦闘を強いられることになる。
この場合は、無限に湧いてくる雑魚敵の奇跡の一撃にプレイヤーキャラが倒されるということになり、
確かに劇的ではあるものの、甚だ迷惑な話ではある。
そして、究極的には「仲間に特攻を強いる」という戦術が成立するケースもあり(女神転生系)、
命の軽視極まれりという状況が作品のダークな雰囲気を更に増幅させている。

☆関連語☆
自爆


●とっこう【特効】
特定の種族・兵種などに対し、大きなダメージを与えることができる武器や技。
通常武器ではダメージを与えにくい敵も、これを使えばあっという間に倒せるのだが、それは敵とて同じこと。
敵の所持武器や技には注意すべし。

☆主な特効武器☆
アーマーキラー、ナイトキラー、ドラゴンキラー、弓全種(ファイアーエムブレムシリーズ)
ドラゴン斬り、ゾンビ斬り、飛び膝蹴り(ドラゴンクエストシリーズ)


●とっこうやく【特効薬】
数多くある薬の中でもきわめて高い効果を持った薬。
RPGにはHP全回復やステータス異常全解除などの効果を持った消耗品か、
特定の重い病気を治療するイベント用アイテムのどちらかで登場することが多い。
イベントアイテムとして登場する場合は、
原料となる薬草を危険なダンジョンの奥から回収しなければならないということがほとんどだろう。
消耗品としても非常に高価であったり、滅多に入手できない非売品であったりして、
やすやすと使えないようになっていることがほとんどである。


●どったー【ドッター】
ドット絵師のこと。
ドット絵の全盛期を迎えたSFC時代に比べて現在は減少したが、
未だにドット絵を利用する機会のある携帯ゲームや、
テクスチャーの職人として今でも活躍している。
根気とセンスを要求される仕事。

☆関連語☆
ドット絵


●どっと-え【ドット絵】
ドットと呼ばれる点で描かれた絵のこと。
2Dのゲームではこれを描く職人が欠かせない。

補足:3Dでもテクスチャを描くのにドット絵の技術は必要


●どっぺるげんがー【ドッペルゲンガー】
世の中同じ顔した人間が3人いるとかクローンとかという話ではなく、
自分と同じ姿を目撃する、というオカルト現象。
この現象を体験した者は死ぬ、という民間伝承もあり、
そういった恐怖の面からRPGの敵としてしばしば登場する。

大抵は姿かたちだけでなく、能力や特技までコピーされた写し身である。
ドッペルゲンガーという名前こそついていないものの、
変身能力を持っていて戦闘中に味方キャラに変身してくるものもいる。

イベントで中ボスとして体力だけ高い劣化コピーとして現れることもあるが、
通常敵として出現し、能力をそのままコピーされる場合、
ことによっては最強クラスの危険な敵にもなりうる。
が、敢えて同キャラ対戦、という楽しみ方もある。


●どつぼ-に-はまる【どつぼにはまる】
困難に遭遇したとき、何度も解決しようとするがことごとく失敗し、やや自暴自棄な様子を指す。
仕掛けや謎解きがあるとき、攻略方法がわからずマップのあちこちをうろつくことが多い。
大抵は行っていない場所があったり、仕掛けを見逃している事が大半なので冷静に対応すればあっさり解決する。


●とどめ【とどめ】
1)戦闘において、敵の体力を0にすること。
ボス(特にラスボス)戦で、死線ギリギリで主人公が大技でキメたりすると、
なんともいえない爽快感がある。

2)イベントにおいて、瀕死の敵(あるいは味方)の息の根を止めること。
味方に行う場合、これ以上苦しませないためにやむを得ず、となる。
それにしても、なぜ悪役達はなかなか主人公達を殺そうとしないのか。
やたら手間のかかる殺し方を選んだ挙句に、
脱走・救出されるという失態を度々見せてくれる。
発見即射殺ぐらいしないと世界は征服できませんよ?

☆よくある場面☆
「どうした、なぜ__をささない…」
「あんたを殺しても○○は帰ってこない…」


●とどめ-えんしゅつ【トドメ演出】
敵を倒したときにおこる演出である。
基本的にはそのまま画面から消えたり、画面外に落ちるようにフェードアウトしたり、光とかに包まれて消滅したりする。
ザコ敵はあっさりとした演出が多いが、ボス戦になると、画面がフラッシュし、
地響きや稲妻のSEと同時に下から崩れるように消滅する演出で強敵を倒したと実感させてくれる。
一部のゲームはその敵を倒したときの攻撃の種類によってトドメ演出が変化する。
例えば斬る系統の攻撃などで倒したときは、敵が真っ二つになり、炎系統の技や魔法で倒したときは炎に包まれて消滅したりする。
最近はRPGよりもACTやADV・SRPGで顕著であるが、演出にこだわり過ぎると、規制の対象になってしまう。
とある格闘ゲームでは女子供だろうと容赦なく惨殺する演出を入れたばっかりに問題となったことがある。

なお、スーパーロボット大戦シリーズではとくにトドメ演出が顕著で、
毎回ド派手なトドメ演出で見る人を楽しませてくれるが、
とどめを刺される機体のパイロットは大丈夫なんだろうか。
「脱出装置があるから死なない」と説明書には書かれているけど…


●とびおり【飛び降り】
高所から自由落下によって降下する行為。
ちょっとした段差から飛び降りたり、塔のてっぺんから飛び降りたり、
空飛ぶ島から飛び降りたり、眼下に異世界の覗く大地の亀裂から飛び降りたりと、
RPGのキャラはどう考えても無茶な飛び降りでも平気でやってのける。
当然これによって怪我をする事はまず無い。

一方通行として非常に分かりやすい要素でもあるため、ダンジョンのギミックなどにも多用される。

ただし一部のRPGでは落下でダメージを受けたり、
最悪の場合自キャラが死んでしまうので使う前にゲームの仕様をよく確認しましょう。

☆使用例☆
「よし、この塔も攻略した事だしさっさと____て町に帰るか。」


91 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/09/09(日) 18:46:13.48 ID:CAq2uM/30
>>86
ヘラクレスの栄光シリーズは仲間フラグが飛び降り不死だったり
一時的メンバーがいるときは飛び降り不可だったりと
飛び降りへのこだわりが強すぎるw

96 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/09/09(日) 21:26:51.90 ID:B36mwupZO
>>91
そして「一般人が高所から飛び降りても無傷でいられるアイテム」なんて物も手に入ったりする

93 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/09/09(日) 20:33:44.89 ID:hcYTCoWQ0
>>73
ドラクエの謎を研究する本(タイトルがあってるかは不明)だと
「実は飛び降りてるのではなく、塔の外壁を伝って降りている」説があったな


●とび-どうぐ【飛び道具】
手に持って投げる武器。弓などもこれらに分類される。
投げナイフ、弓、ボウガン、手裏剣、ブーメラン、チャクラム、指弾など、
相手から離れた場所から射出・投擲し、ダメージを与えることが目的。
相手に突き刺さるような物は当然使い捨てになるため、ある程度の数を用意しなければならないはずだが、
RPGにおいてこの点を再現しているものは少ない。

追記:同じランク(金額や入手時期など)で破壊力を比較してみると、
剣・槍・斧などの直接攻撃形の武器に劣ることが多いが、
それはロングレンジ攻撃である、複数・広範囲攻撃技の種類が比較的多いなどのメリットの対価であると考えられる。
作品によっては、飛行・浮遊系のモンスターに特効という特性を持つ武器・技が存在したりする。


●とびら【扉】
1)新たなる冒険の道。開かれた運命。 (例:旅の__)

2)開くまでが大変で、開いて見ると拍子抜けするもの。

3)罠。鍵穴から矢やガスが出たり、扉自体が罠だったり…

☆使用例☆
せっかくだから、俺はこの赤い_を選ぶぜ!


●とら【虎】
実在する猛獣で、RPG世界では魔物の一種とされる。
鋭い爪と牙による攻撃を得意とし、高い素早さを活かしてガンガン攻めてくる。
獣であるため基本的に火に弱い。なるべく防御力を高くしておきたい。
和風要素がある世界観なら、玄武、朱雀、青龍とあわせて四天王となる白虎となる可能性もある。


●とらいでんと【トライデント】
槍が武具として登場するRPGで高確率で登場する。
元ネタは海神ポセイドンが持つ三叉の矛。
ゲームの武器イラストでもほぼ確実にフォークのような矛先を持つ槍として登場する。
ギリシャ神の中でも屈指の力を持つポセイドンはこれを使って大地を揺るがしたり、
大津波を引き起こしたり、また豊かな海の恩恵を生き物達に与えたりしていた。
とまあ神話の世界では最強レベルの武具のひとつなのだが、
なぜかRPGでは中盤で入手する槍武器であることが多い。
同じような神話・逸話系武器のグングニルやロンギヌスのほうがこれよりも2〜3倍の攻撃力を秘めてることも多々ある。
そういう場合開発者や世界観的にはトライデントはただの漁業用のモリという見方で扱われてるようだ。
母なる海の支配者もションボリである。


●とらうま【トラウマ】
1)
稀にトラウマが戦闘にも影響してくるキャラもおり、
「こいつ使えねえ……」と冷淡な評価を下すか、「それもこのキャラの個性」と割り切るかはプレイヤーによる

例→戦ヴァル2 コゼット(
ラプソディア キリル(父親が目の前で魚人になって死亡→魚人系の敵を倒せない、HP1で止まる)
エクシズ・フォルス レーヴァント(転落事故で死にかける→高所のダンジョンでは常時回復不可の恐怖状態)
2)現実世界でほとんどの人が持っている精神的外傷のこと。過去の心理的ショックや体験などが原因。
またゲームそのものに対して____を持っている場合、重傷な人は、そのゲームタイトルの封印はおろか、
ゲームタイトルの名前を耳にしたり、目にするだけで嫌になってくる。
その原因は人によって様々なので、深くは追求しないように。

☆主なトラウマの例☆
じゅもんがちがいます
おきのどくですがぼうけんのしょ(ry
テレポーターの罠が発動→壁の中
な なにをするきさまらー
せかいのはんぶんを(ry
フェイズ  FF4-モンスター
死死死死死死死死死死死死死


●どらきゅら【ドラキュラ】
1)おそらく世界一有名な吸血鬼の個体。伯爵様。
元ネタはブラム・ストーカーの小説。
固有名であるためかあるいは権利関係の問題か『悪魔城ドラキュラ』シリーズを除けばあまり出てこないが、
隠しダンジョンあたりに偽名でうろうろしていることもたまにある。

☆関連語☆
吸血鬼 ヴァンパイア

2)『悪魔城ドラキュラ』、あるいはそのシリーズの略称。


●どらぐーん【ドラグーン】
「竜を倒す者」の意味を持つ言葉。
RPGに限らずさまざまなゲームに出てくる。
オウガバトルサーガシリーズでは竜殺しの異名を持つクラス。
他のゲームにも武器などとして登場している。
ただ、たまに意味とは関係ない効果や反する効果を持っていることがある。

追記:史実では竜のように強い連中というしゃれで熟練兵をドラゴン兵と呼び出したのが始まり。
その後銃器が登場すると、銃火器で武装した騎兵の意味になった。
RPGで今のような使われ方をしているのは、多分ドラグーンの邦語訳「竜騎兵」からのイマジネーションだろう。


●どらくえ-たいぷ-の-あーるぴーじー【ドラクエタイプのRPG】
主に雑誌やレビューなどで、使用される(されていた)言葉。
スーファミ辺りのRPGまでよくこの単語を見かけた。
意味は、呼んで字の如くドラクエとシステム辺りがそっくりなRPGのこと。
どこかがドラクエと微妙にシステムが違っていてもこう呼ばれることもある。
また、レビューで使用される場合は二つの意味があり、
一つ目は、ドラクエみたいにプレイしやすく取っ付きやすいですよ〜。という意味で、
二つ目は、ドラクエライクなRPGだけど、本元には到底及ばない糞ゲーですよ〜。という意味で、見極めには注意が必要であった。

☆使用例☆
「この摩訶摩訶は、___。のほほんとしたストーリーと個性的なキャラ達が魅力。
特にJ-WALKが担当したBGMが素晴らしく、メリハリがよく効いてい(略)」


●どらくえは?えふえふは?【ドラクエ派?FF派?】
結構よく見受けられる日常会話の一部分。
飲み会や休憩時間には、ゲームの話題になった時に用いられ、
どちらかのナンバリングタイトル発売前後には高確率で登場する話題。
好きなタイトルが一致すると、どのナンバーが最高傑作か? に話題が発展する。

なお、このRPG大辞典を読んでいる人は、
ドラクエFFはおろか、他の有名所RPGはほぼプレイしていると思われるので、どう話が転んでも他者に合わせやすい。
しかし、ここぞとばかりにライトゲーマーには分からないマニアックRPG用語を出して他者をドン引きさせないよう、
十二分に注意が必要な話題でもある。


●どらごん【ドラゴン】
1)RPGでは定番のモンスター。
ほとんどの場合比較的強力なステータスを持っている。
種類によって炎やら何やら色んなブレスを吐く。

2)RPGの定番のモンスターで、全ての能力に長けている。
貴重なアイテム(主に最強装備)が入っている宝箱を守っていたり、
特定のイベントではボスである場合もある。雑魚として登場しても当然の如く強い。
体の色に合わせた名前を持ち、炎、氷などの様々なブレスを吐く。
強さ故に威厳さが感じられるが、弱点はあるのでそこを攻めれば少しは楽に倒せる。

追記:巨大な爬虫類の身体(蜥蜴っぽいのが主)、コウモリの様な巨大な翼、鋭い爪、牙、角、
剣さえ弾き返す鱗を持ち、口や鼻腔から炎や毒を吐く。「西洋竜」とも言う。
非情に長寿で、年齢が千年単位なんてことはザラ。
色は多種多様だが、緑が一般色だろう。ただし緑のドラゴンは能力の低い下級が多い。

RPGではよく東洋の「龍」と同一視されるが、
東洋の「龍」は天候を操り、神に近い、または神そのものとして崇められているのに対し、
西洋の「竜」は邪悪な怪物として描かれているので全く対極の存在である。
また、東洋龍は翼を持たない大蛇の様な姿をしているので見た目的にもだいぶ違う。
偉い人にはそれが分からんのです。


●どらごん-あしゅ【ドラゴン亜種】
ドラゴンに似た姿をしているがドラゴンではないモンスターのこと。
特殊能力を持つ大型爬虫類、両生類が主にこの種類に分類される。
よくRPGに登場するものとしてワイバーン、ヒドラ、シードラゴンなど。
動物並みの知能しかなく、力任せの攻撃を主体とする。
作品によってドラゴンとの区別があいまいだが、爬虫類の場合は冷気が弱点であることが多い。
竜の場合、並のドラゴンより強かったりすることもあるので名前だけで判断すると非常に危険。

☆関連語☆
ドラゴン ヒドラ ワイバーン ドレイク


●どらごん-しりーず【ドラゴンシリーズ】
名前にドラゴンや竜といった言葉のつく装備品や道具のことで、全体的に見ると高性能。
FF5のドラゴンの杖やBOFシリーズのドラゴンブレイドなど最強ないしはそれに次ぐ武具も多い。

ドラゴンアーマーやドラゴンシールドといった防具の類は、ドラゴンの攻撃(ブレス)に耐えられるのは、
ドラゴンの鱗だという考えからか、ドラゴン製で炎や吹雪を軽減する物が非常に多い。
一方武器の類はドラゴンによく効くからその名が付いた物もあれば、
ドラゴンの牙や鱗などで作られてるからその名が付いた物もあり防具と比べるとやや多様である。
ちなみに前者はほぼ確実にドラゴン特攻だが、後者も何故かドラゴン特攻であるものがわりと存在する。
また前者はドラゴンキラーや、ドラゴンスレイヤーのように、ドラゴン殺しという事が強調され、
後者は火龍の剣や竜鱗の剣のように、どんなドラゴン、体のどの部分で出来ているのかを、
強調してるものが多い。
一方道具として登場するものは、ドラゴンの力がこめられた神秘的なものが多いのだが、
中にはドラゴンの糞のように、妙な代物もある。

☆ドラゴンシリーズの例☆
防具:ドラゴンアーマー、ドラゴンメイル、ドラゴンローブ、竜鱗の鎧、ドラゴンシールド、
火竜の盾、竜鱗の盾、竜神の盾、ドラゴンヘルム、竜神の兜、

武器:ドラゴンキラー、ドラゴンバスター、ドラゴンセイバー、ドラゴンスレイヤー、黒竜の大剣、
龍神剣、ドラゴンの杖、火竜の剣、ドラゴンの爪、ドラゴンランス、竜鱗の剣、

道具:竜の鱗、竜石、ドラゴンオーブ、竜の牙、ドラゴンの糞、ドラゴンのエキス、ドラゴン草、

☆関連語☆
ドラゴン ドラゴンスレイヤー


●どらごん-すれいやー【ドラゴンスレイヤー】
1)怪物「ドラゴン」のみに異常なほど効果のある武器。
(他の怪物に対しては並程度の威力しかない)
のはずなのだが、ドラゴンクエストシリーズに登場する
「〜」はどんな怪物に対してもかなりのダメージを与えられる上、
ドラゴンに対してもとても効果的、という強力な武器になっている。
あるいは、ただ単に怪物「ドラゴン」にとどめをさした武器を指すことも。

2)怪物「ドラゴン」を倒した勇者に送られる称号。
「ドラゴン」がとてつもなく強大だった時代には冒険者にとってはこの上ない誉れだったが、
「ドラゴン」のデフレ化に伴いこの称号の価値も低くなってきたようだ。
まぁダイアモンドドレイクとかヤズマットとか最近ではインフレしすぎてるのもありますが。


●どらごん-ふぁんたじー【ドラゴンファンタジー】
ドラゴンクエストの堀井雄二、ファイナルファンタジーの坂口博信、天外魔境の広井王子が作り、
千本のみのテスト販売された幻のRPG。

という嘘企画が10年くらい前のVジャンプに載ってた。
その1年くらい後にドリームプロジェクトが新しいRPGを作るという企画がVジャンプで発表され、
最初は半信半疑の人間がいたとかいないとか。

補足:実は同名のフリーゲームが既に配布されている
ttp://www.globetown.net/~nihaoo_4666/

補足2:ちなみにドラゴンファンタジー及びファイナルクエストは、
合併前にエニックスが商標登録していた。
合併の報が流れたときにもしやと思った人もいたらしいが、
スクエニ側から作る予定はないと否定された。


●どらごんふらい【ドラゴンフライ】
wiz1やDQ2等に登場する火を吐くドラゴンのようなモンスター。集団で出ることが多い。
特にFC版DQ2では中盤の壁ザコとして記憶に残る人も多いだろう。
Dragonflyとは本来蜻蛉の意味なのだが、このモンスターの場合"DragonのようなFly"や、
"fly程度の大きさのDragon"といったノリだと思われる。


●とらっぷ【トラップ】
RPGにおいては主にダンジョン内に設置された各種仕掛け全般のことを指す。
ひと括りにトラップと言っても、額面通りプレイヤーを傷つける目的の物から通行を妨げるもの、
ダンジョン構造を変化させるもの、宝箱を出現させるものetc…と様々である。
キャラの強さとは別の次元でプレイヤーに立ちはだかる「敵」として、RPGでは重要なファクターである。
凝ったトラップをパズル的に解くことを楽しみの一環としているゲームも多い。

☆使用例☆
Q:「〇〇の____が解けません!もう三日も詰まってます!
  やれることは全て試したのに全然わかりません。もしかしてこれってバグ?」
A:「□□使えやアフォ。」


●とりあい【取り合い】
1)RPGにおいて非常に強力な一品物や数に限りのある装備品が、パーティー内の何人かの装備候補になっている場合を指す。
主に終盤〜クリア後だったり、キャラメイキング要素のある作品にて起こることが多い。
やり込み派や完璧を求める人などは、取り合いにならないように色々と調整してプレイする人も多いらしい。
尚これが起こる場合も、全く気にしない人、別に主人公(操作キャラ)さえ強ければ…という人、
キャラの長所を伸ばす方向でプレイする人、短所を補うようにプレイする人など様々である。
また、取り合いはパーティー編成やパーティーメンバーの職業事情で引き起こされるパターンと、
誰でも装備可能ゆえに必然的に起こるパターンが大半。
前者の場合は固定パーティーを除いて取り合いにならないような先を見越したパーティー編成、
職業編成で解決することが多いが、初プレイでは攻略情報を見ない限り難しいだろう。

2)かつて日常で起きた現象。RPGは一人プレイが前提であるものが多いので、
兄弟姉妹間でゲームプレイ権、プレイ時間の取り合いでケンカ…など微笑ましい記憶がある人も多いんじゃなかろうか。
また、カセット時代にはセーブデータ数の関係でセーブデータの取り合いなんてことも。

☆関連語☆
装備


●とりあつかい-せつめい-しょ【取扱説明書】
大半のどんなゲームにもついてくる物であろう冒険の手引き。
キャラ紹介・プロローグ部分・システムなどの紹介が載っているが、
ゲーム中にレクチャーしてくれる親切なソフトもある。
本来これがないと進めないはずだが、めんどくさくて読まずに本編に入ることもしばしば。
ただし説明書に攻略のヒントがあるいぢわるなゲームも。
ちなみに、これがないと中古買取してくれない&買取価格が下がる店が多いので保管は厳重に。


●とりっきーなきゃら【トリッキーなキャラ】
戦闘面に於いて、魔法・特技に特殊効果や一癖あるものを習得するキャラのことを指す。
パーティー編成が可能な作品では比較的よく登場するタイプだが、事前知識の無いプレイヤーに敬遠される(使えない烙印を押される)という悲惨な立ち位置なことが多い。
この手のキャラは、
・魔法類の効果が不明瞭、説明不足
・ややネタな要素を持つ
・ステータスが中程度
なことが間々あるため、そういったことが敬遠される要因かもしれない。
その一方で、Theバランスブレイカー以外の何物でもないキャラ、攻撃も回復も補助もこなすユーティリティなキャラもおり、意外と侮れない。
総括すると「運用方法や作品知識が身に付くと強キャラに化けることが多い」と言ったところか。
しかし悲しいかな、戦闘システムの面で割を食うことも度々あるようで、上級者からも使えない・使いどころがないと言われる本当に不遇なキャラもいるようだ。
また、アクションRPGでは「蝶のように舞い蜂のように刺す立ち回りのキャラ」もしくは「間接的な攻撃や補助に秀でたキャラ」を指すこともある。

☆関連語☆
オールマイティー系 戦士系 魔法使い系 僧侶系 魔法戦士


●どりる【ドリル】
RPGに稀に出る機械。
円錐、または円柱型の金属に螺旋状の溝をつけ、
モーターで高速回転させることによって、接触した物体を破壊させる道具。
「貫く」「削る」というイメージがあるためか、武器として使った場合には
防御を無視したり、連続でダメージを与えられたりする。
また装着することによって、地中に潜行したり、竜巻を起こしたり、
鉄壁の防御力を得たり、走るよりも早く突っ込んだり出来るようになる。

……どこか男のロマンを感じさせる。


●とる【取る】
ファミコン版初代ドラゴンクエストで、宝箱の中身を手に入れるためのコマンド。
足元を調べる「しらべる」コマンドとは役割が分かれており、DQ2から統合された。


●どるいど【ドルイド】
元々はケルト系自然信仰の神官。
ドラゴンクエストなどでは魔法使い系のモンスターとして、
ファイアーエムブレムにおいては闇魔法の使い手として登場する。
ディアブロ2では獣化するなど野性味あふれるイメージであり、作品によってギャップを感じる。


●どれい【奴隷】
他人の所有物となった人間。
階級社会の下層に位置し、低賃金または無給で重労働や危険な仕事に従事する。

RPGでは一般NPCキャラクターとして登場することが多い。
イベントで主人公や仲間が奴隷になる場合もある。
だがネタ的にやばいためか、奴隷としての生活を詳しく描写するゲームはあまりない。

ところで他人の所有物になっていないだけで、
世界の希望であるはずの「勇者様」も
実は、無給、きつい、危険の3拍子そろったかなりやばい職業なのではないだろうか。

例)
聖剣伝説主人公(剣闘士奴隷)
英雄伝説 ディーナ
ドラゴンクエスト 5 主人公、6 ミレーユ


●どれいく【ドレイク】
ドラゴンの亜種、または下級のドラゴン。レッサードラゴンとも呼ばれる。
一般的な竜の外見をしているが体格は小柄で、上級のドラゴンに比べると知能は低く寿命が短い。戦闘力もそれなり。
上級のドラゴンと特に目立った区別をつけられていないことが多いが、
WA2or3やBOFなど、ドラゴン族が強大な存在として描かれているRPGにおいては、
普通に雑魚敵として登場する竜のほとんどがこう呼ばれている。

☆関連語☆
竜 ドラゴン ワイバーン ワーム


●とれじゃーはんたー【トレジャーハンター】
古代の遺産、伝説の秘宝を捜し求めている人たちの呼称。

誰の許可もなくお宝を持ち去る彼らはある意味泥棒であるが、
ロマンだの、夢だののうんちくをつけて泥棒と区別しようとするのはお約束である。
RPGに出てくるとやつは、大抵なにかしたら物語の鍵になるような宝物を探している事が多い。
そして、彼らが仲間になると大抵は古代遺跡やら洞窟にもぐりこまなければならない。
だが実際やることは、ダンジョンへもぐって普通に宝箱を探すだけだから、
ある意味RPGのパーティーは元から全員トレジャーハンターである。

この職業で有名なキャラクターでは、FF6のロックだが、
泥棒と呼ばれることを忌み嫌ってトレジャーハンターと呼ばせていた
しかし、実際に彼の戦闘での固有コマンドはぬすむとぶんどるだった。

それを、立派な泥棒行為というのでは?

同じくスクウェア作品、ルドラの秘宝のデューンもやってることは泥棒なのに、トレジャーハンターで押し通している。
どちらにせよ響きがよく、格好のつく言葉ではあるから製作する側は使い勝手がよい。

☆関連語☆
九龍妖魔學園紀


●どれす【ドレス】
女性が着る衣服の一種。
形態や用途などによって細かな分類があるものの、基本的に機能性よりも外見の美しさが重視されている。
が、なぜかRPGではもっぱら防具として存在しており、同じような素材の鎧よりも守備力が高いことさえある。
魔法等による強化をされているようなものはまだ分かるが、そうでないものは謎である。


●とろーる【トロール】
定番モンスター。巨人のような風貌を持つ。
ファンタジー映画でもおなじみ。巨大で醜悪、凶暴・乱暴、頭は働かないの
パワーモンスターの三定義を見事に押さえている。ちなみに元ネタの北欧地方では妖精の一種らしい。
単細胞なので精神を害する魔法とかで無力化されやすいのは宿命か。

ちなみにフィンランドのある谷の愉快な一家は違う生き物である。

追記:RPGではないが、となりのトトロに出てくるトトロは『所沢のトロール』を
略したものである。こちらのトロールはスタジオジブリの代表的な人気キャラ
(2ch的にはロムスカ・ウル・パロ・ラピュタ 通名ムスカの方が人気だが)として
一般層にもあまねく知られている。

☆関連語☆
オーガ


●とろっこ【トロッコ】
鉱山や炭鉱で採掘した鉱物などを輸送するための、線路に沿って移動する車。

RPGでは○×鉱山(廃坑含む)と呼ばれているようなダンジョンで登場し、四輪をつけた鉄の箱の形が主流。
場合によってはプレイヤー達はこれに乗ってダンジョンを進むことになる。
その場合「一方的に移動」「スイッチでルート切り替え」「トロッコでないとたどり着けない場所がある」といったことが多い。

ちなみにドラクエ5のマスタードラゴンはとあるダンジョンで、
プサン(人間)の姿で20年間トロッコで回り続けるというとんでもない失態を演じている。

☆関連語☆
鉱山


●どろっぷあいてむ【ドロップアイテム】
1)敵が落とす可能性のあるアイテムのこと。
落とすアイテムやその確率は、敵の種類ごとにあらかじめ決められていることが多い。
基本的には、他の方法でも入手しやすい回復アイテムや消耗品、装備品などが設定されているが
中には他で入手できない強力な装備品やレアアイテムが設定されていることもある。
きわめて低確率で手に入るアイテムの場合、アイテムコンプを目指しているプレイヤーは、
目的の敵を延々と倒す、いわゆる狩りを繰り返すことになる。

2)敵が落としたアイテムそのものを指す言葉。
ドロップ(あめ玉)状のアイテムを指す言葉とは違うので注意。

☆関連語☆
アイテムドロップ レアアイテム アイテムコンプ 図鑑 ○○狩り


●どろっぷめっせーじ【ドロップメッセージ】
RPGにおいて倒した敵がアイテムを落とした時の前フリメッセージ。
特にレアアイテムのドロップのために辛抱しているプレイヤーにとっては
ワクワクとドキドキの瞬間である。

大抵は「〇〇は××を落とした」とか単純に「××を手に入れた」だったりするが
DQやMOTHERシリーズの様に敵がアイテムの入った宝箱を落とすという感じだったり
メタルマックスシリーズのように「残骸の中から××を発見した」と死体漁りしてるかのような感じだったりと
地味ではあるがRPGの個性付けの一つとなっている。
宝箱を落とすパターンの場合、敵を倒す必要がないため仲間の特技で戦闘中に奪えたりすることも。

そして、毒を持ってる奴がなぜ毒消し草の入った宝箱を持っているかは永遠の謎である。

逆にドラクエ5の仲間モンスターシステムみたいに「その他の報酬」があるゲームだと、
▼点滅

キター!

アイテムでした

っていうガッカリパターンもある。


●どろっぷ‐りつ【ドロップ率】
モンスターを倒した時にアイテムを落とす確率。
作品や落とすアイテムにもよるが、通常は数十〜数%ほどの確率である。
しかし、一部では数百〜数千分の一以下の確率でしか落とさない幻のアイテムなど、
コレクター泣かせとしか思えないドロップ率も存在する。
サガシリーズやグランディアXではそういう廃人製造機が目白押しである。

☆関連語☆
ドロップアイテム アイテムドロップ


●どろぼう【泥棒】
1)他人の持ち物を盗む人物のこと。
少年少女のお小遣を盗むようなコソ泥もいれば、
伝説の品を盗むような大泥棒もいる。
主人公一行が盗まれた品を取り返しに行くのがお約束。

2)他人の家に勝手に上がりこんでタンスや宝箱を漁っていく主人公のこと。
どう考えても略奪行為なのだが、実際にその行為を咎められることはほとんどない。
ただ、DQ4のガーデンブルグのイベントなど、ごくまれに捕まるような場合もある。(これは冤罪だが)
またメタルマックスでこれをやりまくった場合、主人公の称号が勇者となる。何故かはいわずもがな。

3)SRPGにおいて、強すぎるNPCに付けられるあだ名。人によっては経験値泥棒や資金泥棒と呼ぶ事もある。
NPCが敵を撃破すると、NPCに経験値が加算されるわけでも無く、自軍の資金が加算されず、アイテムをドロップしない事もある。

その為、NPCがバタバタと敵を倒していき、自軍キャラには経験値が貰えずに成長が遅くなり、貧乏になってしまう。NPCは敵と見なす人も少なからずいる。
敵を撃破していく姿はたくましい反面、有り難迷惑な話である。

これを防ぐには、プレイヤーはNPCが現れる前、または極力敵を撃破されないように、戦略を練る事。強すぎるNPCも考えものである。

☆主な3)の例☆
飛影(スーパーロボット大戦IMPACT)
パント(ファイアーエムブレム 烈火の剣)
オセッカイザー(スーパーロボット大戦NEO)


●どわーふ【ドワーフ】
起源は北欧神話の天地創造にさかのぼる。オーディンが、巨人ユミルを打ち倒し、
その身体から世界を作り出した後、放置された屍から湧き出したウジ虫が、
やがて小人…ドウェルグとなり、地下に住むようになったという。
このドウェルグ(Dvergr)が語源と思われる。
地下に住み、背丈は人間より小さいが怪力の持ち主。立派なひげを生やしており、女性にもひげがあるとされる。
また、大変器用で、彼らの作る細工物や武器は、超一流の職人芸。
性格はいたって陽気で、酒や歌を好む。
たいていのゲームでは、陽気で職人かたぎなおっさんとして描かれることが多い。


●とんがり-ぼうし【とんがり帽子】
1)魔法使いの被る頭部用の装備品の一つ。
杖やローブと並ぶ魔法使いのシンボルアイテムである。
最近のRPGでは、主に若い娘が被ってるような気がするが、
若い娘が魔法使い役になるケースが多いという理由なだけと推測される。
__は、被るだけで幼女でも魔法使いに見えてくる魔力を秘めているのである。
なお、女の魔法使いのいないVP2では、おじさんが被っている。

例)ミトラ(VP2)

2)日本での初出は筆者の知るかぎりでは指輪物語(小説)のようであり、ガンダルフが被っているとの記述がある。
それ以前の童話の魔法使いや魔女は頭巾やフード付きローブが主流だった。
ただし、その場合も先がとんがっている場合が多い。

※なお、初出に関しては筆者の個人的意見です。間違ってたらゴメン。

☆関連語☆
帽子 魔法使い 魔女


●どんかん【鈍感】
かなり高い確率で主人公が有している属性。
主に男性キャラの属性だが、女性キャラが有していることも少なくない。
ひどい場合はお互い好き合っている男女ともにこれである。
自分に好意を持っているキャラがいても絶対気づかない。
そのため、好意を持っているキャラはお色気作戦に出たり、必要以上に優しくしたりして気を引こうとする。
が、最後の最後になるまで効果は発揮しない。


●とんふぁー【トンファー】
棒の片方の端近くに、握るための短い棒が垂直に付けられている武器。旋棍とも呼ばれる。
沖縄武術で用いられ、突く・叩く・投げる・受けるなど攻防共にさまざまな扱いができる変幻自在の武器である。
漫画やアニメではたびたび見られる武器であるが、RPGにおいてはややマイナー寄りのポジションと言っていいだろう。
伝説の武器などの設定がしづらく、また「トンファーならでは」の要素がRPGでは表現しづらいのがその原因だろうか。
逆に漫画やアニメにおいては、剣などと比べてファンタジー色が弱く、 打撃なので戦闘の描写がしやすく、
素手よりも構えや戦闘がスタイリッシュに見えるため好まれるのだろう。
格闘ゲーム及びアクション要素のあるゲームではそこそこ見掛ける部類の武器でもある。

なお、前述のとおり旋棍と呼ばれる、棍棒の派生系つまり打撃武器である。
いくら形状がトンファーでも、ブレードとかチェーンソーとかビームとかはトンファーではないはずだが、気のせいだろうか。



戻る