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【平均能力キャラ】
【兵士】
【兵士に警備させている】
【兵力】
【平和】
【平和主義者】
【ヘヴィメタル】
【ペガサス】
【壁画】
【HEX】
【ヘソ出し】
【ベタ移植】
【ベタなダンジョン】
【ヘタレ】
【ベッド】
【蛇】
【ベヒーモス】
【ヘビーユーザー】
【ベヒモス】
【ベリアル】
【ベル】
【ベルゼブブ】
【ベルセルク】
【ベルトコンベアー】
【ヘルプ】
【便意】
【便器】
【辺境伯】
【編曲】
【変更点】
【変身】
【変身系ST異常】
【変装】
【変態】
【ペンダント】
【変なカッコウだな】
【変な武器】
【便利ボタン】
●へいきん-のうりょく-きゃら【平均能力キャラ】
主に仲間が沢山出てくるRPGで、たまにいるキャラ。たまに普通のRPGでもいたりする。
能力的にコレといって強いわけでもなく、かといって弱いわけでもない。
長所もないが、短所もない。覚える魔法も、様々な属性を万遍なく。
一見、万能っぽいが結局は中途半端である。
●へいし【兵士】
1)主に中世RPGに登場する存在。王城を守っている番兵か、
ラスボスを倒すために出兵して逆にやられている役立たずかの二種類が主。
仲間になるとたいてい重装備キャラ。
2)町の門番や城の中にいたりすることが多い。
敵の襲撃などが起こってもまったく役に立たず、
ひたすら敵に倒されてるだけの場合が多く兵士の役目を果たせていないことが大半である。
●へいしに-けいび-させて-いる【兵士に警備させている】
「兵士」の部分は「警官」「部下」と言い換えることも出来る。
対象の保護・防衛・監視の目的で兵士などに警備を任せるのだが、これをした所で、目的どおりに事が進んだためしがない。
物は盗まれ、人は攫われ、人質は逃げられるのだ。
更に「屈強な」「腕自慢の」「エリートな」等の言葉が付いたあかつきには間違いなく失敗する。
「防衛(監視)システムは完璧です」なんか言われた時には100%駄目なのは確定的に明らか。
主人公達が監視の下に牢屋に入れられたとしても脱出できるように、敵とて様々な策を持っているのだから。
☆使用例☆
王様「心配ご無用だ。あそこにはわが国の中でも屈強な____。更に周囲には常に魔術師が監視の目を光らせており、
鼠の一匹すら近寄る事は出来まい。安心してくれたまえ!はははははははっ」
プレイヤー「だめだこりゃ。」
●へいりょく【兵力】
1)RPGに登場する国や軍事組織が武力を示す際に語られる指数。
特に、兵士の数に関しては数万〜数百万程度であることが多い。
しかしながら、実際にその一部とエンカウントする機会があるゲームでは、
一般兵に関しては事実上無限大である可能性が高い。
2)SRPG、特にFEでは、ユニットと兵士が1対1対応してる場合が多く、
城内制圧までの兵力をカウントしても百人に満たない場合が多い。
しかし、どんな大国も、数人〜十数人の部隊で制圧できる。
☆関連語☆
軍隊 兵士
●へいわ【平和】
RPGの中で、かならずと言っていいほど失われるもの。
●へいわ-しゅぎしゃ【平和主義者】
RPGで出てきた場合、中ボス以上の敵か主人公の前で惨殺される役割の人。
プレイ開始から20時間以内に死ななかった場合は、まず敵となって現れる。
そんなときは、たいてい主人公よりも強く、おまえ平和主義者って嘘だろ!と突っ込みを入れたくなる。
ちなみに、グローランサー2では「平和主義で剣では主人公にとてもかなわない政治家志望の友人」が最後にラスボスとして登場。
●へう゛ぃめたる【ヘヴィメタル】
音楽のジャンルの1つ。
ハードロック黄昏期により激しいシャウトと
より激しいギターリフを全面に押し出した音楽として登場。
ヘヴィメタルの元祖は諸説ありハッキリとはしていない
(ビートルズのヘルタースケルターという説もあり)
RPGの戦闘音楽としてはテンションが上がるという理由で人気が出る傾向にある。
ちなみにヘヴィメタルも沢山の種類に分類されるが、
RPGで作られるヘヴィメタル的戦闘音楽の大半はメロディックスピードメタルである。
●ぺがさす【ペガサス】
白馬に羽を生やした架空の生物。
女神アテナと共にキマイラを退治するなどの活躍をするが、
調子こいて神の国へ行こうとしたため、主神ゼウスの怒りを買い、
お星様(星座)にされた。
よく「ユニコーン」と混合され、頭に角の生えたペガサスなんかも時々見かける。
基本的に神聖な生物とされており、RPGに登場するときは、
敵味方を問わず光、神聖属性等に分類されることがほとんど。
回復魔法が使えるのもお約束。
●へきが【壁画】
古代遺跡などにある。
世界の真理やら古代戦争やら破壊魔術やら超危険なバケモノ(ラスボス)やらが描かれている。
現実の壁画のように全員横向いてたり人間が棒人間だったりと雰囲気もばっちり。
薄暗い遺跡の中でたいてい恐ろしい事が描かれてあるので夜一人で見るとなんか異様な威圧感を持つ。
☆関連語☆
遺跡
●へくす【HEX】
SRPGなどで用いるマス目単位。
Q.HEXって六角形のマスのことだけをいうと思ってたのは俺の勘違いでしたか?
A.隙間なく敷き詰めることができて、最も辺が多く(移動可能な方向が最も多い)、
各辺への距離が等しい(各方向への移動距離が等しい)図形として正六角形がありまして、
それをSLGで使ってたわけで。だからヘクス。四角はスクエアとか枡とか呼ばれてた。
┌┐┌┐┌ そこで、MSX1とMSX2の信長の野望全国版ですよ。
┤├┤├┤ MSX1の画像能力の低さから、六角形を使うのが厳しかったのか(移植元は六角形)、
├┤├┤├ 四角をずらして敷き詰めた、機能的にはヘクスと同じに扱えるスクエアマップ
┤├┤├┤ が登場。でも呼称は「ヘクス」のまま。ファミコン版も、この「四角ヘクス」だったかと。
ファミコンに採用とあっちゃ知名度アップです。
で、これが定着して、SLGで使う「升目」を形にかかわらず十把一絡げに「HEX」と呼ぶようになっちゃったんではないかと。
●へそだし【ヘソ出し】
文字通り腹部を露出した格好のこと。
それだけで動きやすくなるとは思えないので、完全にファッションであると断言可能。
最近ではお色気重視の女性キャラだけでなく野郎の服装としても増えている。
どちらにせよ賛否が分かれるのは言うまでもない。
肌寒そう、というよりもこの格好をしたキャラは皆例外なく胃腸が強いはずである。
なお、「背に腹は代えられない」と言うように腹部は優先して護るべき部位ではあるが、
どうせ布程度の着衣ならばヘソ出しの有無による防御効果の差は少ないと思われる。
むしろ肩や胸を鎧で固めておきながら腹は布、というような格好こそ問題なのだが、
意外とそんなキャラクターも多かったり。
☆関連語☆
露出度 鎧 肩アーマー キャラクターデザイナー いのまたむつみ
●べた-な-せってい【ベタな設定】
大抵のRPGはあてはまる、お約束のような設定達。
いわゆる「主人公の両親は死んでるor行方不明」「世界規模の宗教は実はペテン集団」
「主人公orヒロインには未知の力が宿ってる」「裏切る仲間は美形で強い」
「大昔に大戦争があった」「後半で頭角をあらわす第三勢力」など。
●べた-な-だんじょん【ベタなダンジョン】
進め方を知らないと永遠にループする「迷いの森」、
封鎖された街や城に入るための「下水道」、
巨竜や巨鳥がすむ「霊峰」、○○の神殿など。
●へたれ【ヘタレ】
1)能力がかなり低く、持っている技や魔法などもショボイものばかりでどうにも役に立たないキャラ。
レベルを上げても能力改善が期待できないキャラは仲間になってから永久的に二軍に落とされることも多い。
「こうすれば使えるようになる。あんたらの使い方が下手なだけ」と必死に擁護するプレイヤーもたまにいるが、
結局は多人数の「こいつより使える奴はいくらでもいる」という言葉に押しつぶされる羽目になる。
日本という国では、多数派の力の前に愛は勝てないのだ。
例)ナナリー(TOD2) テリー(DQ6) トラキア776以前のFEでの三枚目キャラの大半
2)ストーリー上ろくに活躍できないどころか、逆に醜態を晒し続けていくキャラ。
戦闘能力においては上記のヘタレよりもさらに絶望的であることが多い。
愛すべきネタキャラになるか、プレイヤーの憎しみを一身に背負うかは紙一重。
あの手この手で嫌なことから逃げようとするが、大抵の場合は酷い目に遭って反省する。
稀に死ぬ場合もある。
例)スノウ(幻想水滸伝4) チャゴス(DQ8)
●べっど【ベッド】
RPGの民家にほぼ確実にある家具の一つ。
調べると「休みますか?」と文字が出て無料で宿屋の代わりになるもの、
ただのインテリアにすぎないもの、の二つのパターンがある。
前者は主人公の家、山小屋、廃墟などによく見られる。
資金繰りに苦しむ序盤にうまく活用することで、宿屋代を節約することができる。
貧乏性の人が真っ先に覚える御用達ポイント。
補足:稀な例として、とあるRPGでは空飛ぶ乗り物として登場し、
プレイヤーを驚かせた。
補足2:某赤毛の少年が主人公のゲームでは一部女性キャラのこれに潜れたりする。
他人の家に無断であがった挙句、勝手にベッドに潜り込み悶えるさまは
女神に選ばれた勇者ではなく、ただの変質者にしか見えない。
☆使用例☆
おひめさまのべ〜っど!
●へび【蛇】
現実世界にも存在する動物。RPGでは主にモンスターとして序盤から終盤まで幅広く使われる。
ごく普通の蛇、猛毒を持っている、身体の一部分、あるいは半身が蛇と同化している合成獣、
頭が2つにも3つにも分かれているなどなど、見た目が複雑なほど強い。
邪悪の象徴でもあるため、「蛇のように残酷」などと形容に用いることもある。
しかし古代史を見ていくと蛇はむしろ神聖な生き物として崇められることも多かった、
日本では古くから「白蛇は神様のお使い」と言われたりしたし南米の3大文明(マヤ、インカ、アステカ)の神話には、
必ずケツアルコアトルあるいはククルカンなどと呼ばれる「翼持つ蛇神」が登場する。
ギリシャ神話でも医術の神アスクレプオス(へびつかい座のモチーフ)は一匹の蛇が巻き付いた杖を持った
姿で描かれこの「アスクレプオスの杖」はWHO、世界保健機関のシンボルマークにも使われている。
同じくギリシャ神話のヘルメスは二匹の蛇が巻き付いた「カドゥケウスの杖」を持つとされる。
(こちらの杖は現代では商業のシンボルとして使われている)
●べひーもす【ベヒーモス】
ベヒモスの項を参照。FFなどスクウェア作品ではこの呼び方が主流である。
ちなみにサガフロでは銃の名称として登場する。
●へびーゆーざー【ヘビーユーザー】
ゲームを生き甲斐にしている人たちのこと。悪く言えばゲーオタ。
古くからゲームを続けている者が多く、その分ゲームにかける情熱、知識量、ゲームに費やす時間は半端ではない。
中には自らのプレイに異常な難易度を課して、普通じゃ考えられない記録を出す人までいる。
(レベル1の主人公一人でラスボス撃破など)
素人のクセに妙にプロ意識みたいなのを持ってる奴が多い。
大抵ライトユーザーに敵意のようなものを持っており、
やれ「知識不足」だの「こんなのもクリアできないの?」だのと罵倒したがるが、
「そんなの覚えても何の役にもたたん」「そこまでゲームごときに熱中できないよ」などと反論されるとぶちキレたりする。
☆関連語☆
ライトユーザー ゲーマー 古参
●べひもす【ベヒモス】
ベヒーモス・ベヘモットとも呼ばれる。旧約聖書に登場するカバによく似た巨大な生物。
レヴィアタン(リヴァイアサン)の弟分で六副官の一匹に数えられることがある。支配領域は土星。
レヴィアタンは水界王アリトンの密命を受け、アラビア半島とアフリカ大陸を分断しシナイ山を孤立化しようとしたが、
最強天使ミカエルにインド洋に追い込まれ封印されてしまった。
そのためベヒモスは兄貴分の敵討ちのため、ルシファー軍に参加したらしい。
中世ヨーロッパでは闇を支配する魔物と捉えられていたが、性格自体は温厚な魔物である。
ベヒモスをアラビア語読みするとバハムートになるため、
ベヒーモスとバハムートが同一作品内で別個に登場するのはおかしいというツッコミを受けることが稀にある。
(ちなみにスペルは バハムート…Bahamut ベヒモス…Behemoth)
☆関連語☆
バハムート リヴァイアサン
●べりある【ベリアル】
ルシファーやアザゼルなどとともに堕天使の代表格として挙げられる上級悪魔。元は力天使。
美しく気品のある容姿を持つが、堕天使の中でも最も邪悪で歪んだ精神を持つと言われる。
ソロモン72柱神の一柱で、文献によっては七大罪の傲慢を司るとされている。(一般的にはルシファーが司る)
多数のRPGでザコやボスとして登場し、また敵キャラや戦闘兵器などに名前が使われていることもある。
☆登場作品☆
DQ2、WAF、TOD2、SO3、メガテン系など
●べる【ベル】
金属で出来た鐘型の楽器。キーアイテムや、あるいは武器として登場することが多い。
※鐘でもベルでも本来意味は同じなのだが、
RPGでは「鐘」は鐘楼に収められるような大型のものを指すことが多く、
「ベル」は片手で持てる小型の楽器のことを指す場合に用いられやすいため、便宜上ここでは区別する。
☆関連語☆
鐘
●べるぜぶぶ【ベルゼブブ】
ベルゼブド、ベルザブル、ベルゼビュートともいう。
キリスト教ではサタン(ルシファー)に次ぐ強大な悪魔とされ、七つの大罪のうち大食を司るとされている。
その名は「蝿の王」を意味し、RPGではかなり高位の悪魔や昆虫系のモンスターとして登場する。
名前の通り蝿の姿であることが多く、上級魔法やステータス異常を伴う攻撃を得意とする。
元々はペリシテ人の神で、バアル・ゼブル(館の王)という名であったが、
ペリシテ人と敵対していたユダヤ人がベルゼブブ(蝿の王)と読み替えて貶め、悪魔にされた。
そのため、後世ではその名の通り蝿の姿をしているという風に誤って伝わってしまった。
☆関連語☆
七つの大罪 悪魔 昆虫モンスター
●べるせるく【ベルセルク】
"熊の皮を着た人間"の意味。
英語のバーサーカー[Berserker 狂戦士]の語源となっている。
オーディンの加護の力で、たとえ傷を負っても神の力により死ぬことはないとされた。
戦場では興奮でトランス状態なり、敵の攻撃をものともせず、
息の根が止まるまで狂ったように戦い続けるという。
そのため、獣の皮をかぶった姿か半獣半人の姿で描かれることが多く、
また戦いでは、熊に変身するという伝説も残されている。
☆関連語☆
バーサーカー
●べるとこんべあー【ベルトコンベアー】
ベルトを架け渡した複数のローラーを回転させることで、上に乗せた物を運搬する装置。
ダンジョンの仕掛けとして多用され、ここに乗ったキャラや物体は一定の方向へ自動的に運搬される。
スイッチを切り替えることで流れの向きを変えたり、起動・停止したりする。
主に工場などの人工的な施設に存在するが、似たような機能の仕掛けは様々なダンジョンで見受けられる。
(矢印床、水流、吹き付ける風など)
●へるぷ【ヘルプ】
システム。アイテムや魔法、メニューコマンド等の説明の表示。
画面下方、上方、また項目に合わせてセレクトボタンや短時間待つなどで表示される。
昔は単にアバウトな効果・機能説明だけだったがPS世代以降、
ちょっとした設定なども伴って表示されることが多くなった。
またアイテムなどではたまにウケ狙いのはっちゃけた説明なども多い。
●べんい【便意】
ムービー中に催すとラスボスに匹敵するほどの脅威となるもの。
昨今のゲームは特にムービーが長いため、コントローラーを持ちながら中腰で待機し、
終了の瞬間スタートダッシュを掛けようとする姿が散見される。
●べんき【便器】
トイレが存在することがほとんどないRPGの中では、
見受けられることが少ない稀有な存在。
ある意味、天然(?)記念物。
●へんきょうはく【辺境伯】
世界樹の迷宮4に登場するNPCで、今回の舞台であるタルシスの統治者。
愛犬マルゲリータをいつも腕に抱いている。
世界樹に関する伝承を確かめるため、タルシスの町の発展のため、世界樹の捜索と樹海の開拓を発令した。
町の人や樹海開拓に関わる冒険者らを気遣い、
兵士隊や医師団の派遣など全力で支援してくれる作中屈指の善人である。
そこ、裏があるとか考えた人、前に出なさい。
一方、町の統治者でかなり偉い人なのだが
冒険者も泊まっている宿で食事をしていたり、
調査依頼で間違った場所を教えると、ひとしきり褒めちぎった後に調査隊を派遣し
「先に褒めてしまった気まずさだけが残ったではないか!」と突っ込んだり、
「調査に進展はあったかね?」という問いに
→いいえ
→いいえ
→いいえ
とやっていると
「何度も話していれば反応が変わると思っているのかね?
ならば私も君らをがっかりさせるとしよう。もう一度話しかけてきたまえ」と返したりする
どことなくフランクなおじさん的イメージが抜けない人である。
また、重要な会談に行く際にもマルゲリータを手放さないので、犬が本体説も囁かれている。
ちなみに、辺境伯は「辺境伯」でひとつの爵位で、大公、公爵、侯爵に次いで偉い人である。
主に異民族領に接する領地を治める伯が名乗っていた、いわゆる防衛庁長官のような役職名であり
決して「辺境に左遷された伯爵」などという意味ではない。
●へんきょく【編曲】
一つの楽曲を元に楽器やフレーズを変え別の楽曲を作ること。
RPGではラストダンジョンやラスボス戦がメインテーマや主題歌の編曲であったり、
強敵と戦う際のBGMがその敵のテーマ曲の編曲である場合がある。
またゲーム内で使われるかなりの数の音楽が一つの曲の編曲であるという、
めずらしいものも一部存在する。
●へんこうてん【変更点】
昔の作品がリメイク、移植、または完全版が発売するにあたって変更された部分のこと。
その作品のファン及び信者にとっては最重要となるポイント。
良くも悪くもユーザーの意見を取り入れた変更がなされることは少なく、
大概は発売元(開発元、稀にディレクター)の独断と偏見によって変更が行われる。
よくある___は
・バグ、システムの隙を突いた裏技の排除
・バランスブレイカーな要素の見直し、削除、能力低下
・操作性UP
・イベントや隠しダンジョン、装備、アイテムなどの追加及び削除
・キャラデザの変更
などが多い。
☆関連語☆
リメイク 移植 追加要素
●へんしん【変身】
1)主にボスキャラが行うパワーアップの手段。
大抵は変身前よりかなり強くなるが、稀に変身後の方が弱い者もいたりする。
ラスボスが変身すると背景やBGMが変わったりして演出上かなり盛り上がる。
しかし、ここ数年のRPGのラスボスは変身しない者も多く、
期待していたプレイヤーをガッカリさせる場合も。
かといって、10回、20回も変身されてもそれはそれで困る。
2)RPGにおいてキャラが別の姿に変身すること。
主に敵側のキャラクターが真の姿を現す、などの場合に使ってくる場合が多いが、
味方側も使う場合がある。
1.キャラ性能大幅アップ (サガフロのレッド、WA2のアシュレー、BOFのリュウ)
2.キャラ性能変化 (FF7のヴィンセント、ラ・ピュセルのエクレール)
3.制限付きでキャラ性能アップ (FF6のティナ、幻想水滸伝2のボブ)
1の場合、使用するキャラは問答無用で強力になる場合が多いため、
大抵は主人公が使用することになる。
2、3はそこまで強力にならない場合が多いため、主役以外のキャラも使用する。
が、その分変身させる機会も少なくなるため、「変身後の姿を見たことがない」という事態も起こりうる。
時々でいいから変身させてあげてください。
3)姿、形が変わり、パワーアップすること。
最近のラスボスが変身し、パワーアップするのは常套手段。
RPG初出は多分ドラクエ1の竜王。
FC版ドラクエ4のデスピサロ変身シーンは当時感動したものだ。
ワイルドアームズ3のラスボス ネガ・ファルガイアは変身しすぎ(10段階)でうっとうしい感じがある。
☆関連語☆
ラスボス 中ボス 大ボス パワーアップ
●へんしん-けい-すてーたす-いじょう【変身系ST異常】
キャラクターの姿形が全く別の存在に変わってしまうST異常。
例)
FF カエル、豚、カッパ
マリオRPG キノコ
アークザラッド ヘモジー
風来のシレン おにぎり
バハムートラグーン ウッサー
聖剣伝説シリーズ モーグリ
技や魔法のほとんどが使い物にならなくなったり、能力値が大幅にダウンしたりと、(あるいはその両方)
他のST異常と比べても凶悪な効果を持つものが多い。
しかも、不利なST異常の場合は確実にマヌケな外見になってしまうので、ある意味最悪の状態変化である。
ただし、広義では竜化や透明化もこれに含まれる。
☆関連語☆
竜化 豚 カエル ステータス異常
●へんそう【変装】
姿や服装を通常と変えること。
敵地に潜入するのに敵の目をごまかしたり、表立って協力できない相手に力を貸したり、
密かに味方の命を狙っていたり、RPGでの用途は色々ある。
特殊なアイテムや装備品を使用していることが多いが、実際のグラフィックが変化することは少なく、
またグラフィックが多少変わったところで最も基本的な特徴が隠れていなかったりするので、
「いやどう見ても同一人物だろ!」というツッコミをプレイヤーから受けることもしばしば。
仮面で顔を隠しているのに愛用の手甲は着けたまま、という間抜けな諜報部員も世の中には存在する。
●へんたい【変態】
1)普通じゃない状態。
キモい、ヤバいといった形容詞に当てはまるキャラの別名として、プレイヤーの間や本編でよく使われる。
RPGで特に有名なのは、シェゾ・ウィグィィ(誤解だが)、レザード・ヴァレスといったあたりか。
特にレザードは、作中で変態呼ばわりされた時、
「凡人に天才のことはわからない」とかなんとか言って、普通にスルーしたツワモノ。
2)形態を変えること。変身の方が一般的。
テイルズでは、形態を変える敵との戦闘で、開始時の会話でネタにされたことが2回(TOD2、TOR)。
☆使用例☆
「オイオイ、なんかやべーぞ!うわっ、____しやがった!」
「変身って言うんじゃないの?」
「一緒だ一緒!!」
☆関連語☆
シェゾ・ウィグィィ レザード・ヴァレス 変身
●ぺんだんと【ペンダント】
1)宝石などを金属の鎖につなげて首にかける装飾品。
RPGにおいては重要アイテム率が非常に高く、
生き別れの肉親かどうかの判別に使われることもしばしば。
また、テイルズオブシンフォニアの「父のペンダント」にいたっては、
所持しているとそこに矢が刺さって主人公の命を助けるというベタベタな役割まで果たしている。
2)紐やチェーンで首からぶら下げて使う装身具。
装備品として登場することはあまり多くない。
RPGで同じペンダントを身に着けているキャラクター同士は高確率で生き別れの兄弟である。
☆使用例☆
その____はもしかしてお兄様!?
●へん-な-かっこう-だな【変なカッコウだな】
異国や異世界などを訪れたときに、その土地の世界観や住人の感覚を一発で表す便利な台詞。
主に、住人達が主人公達に向けて使用する。
“この言葉を発した人物の感覚で”変、という意味で使われるのだが
プレイヤーの感覚からすれば「いや、お前のほうがよっぽど(ry」とツッコみたくなるのが定番。
もっとも、いずれにせよ主人公達のいでたちは現存しえない変な恰好であることが多いのだが。
●へん-な-ぶき【変な武器】
RPGの世界には変な武器を使っている人がいっぱいだ。
例えばパワータイプのキャラが好んで使う鉄球は、たとえ怪力の持ち主でも構造上非常に使いにくい。
他にも構造の面でどう考えても使いにくい武器はたくさんある。
それどころか日用品や調理器具など明らかに武器ではないもので戦う偉人までいる。
しかもそれが意外に強かったりするのである。RPGの世界は謎に満ちている。
●べんりぼたん【便利ボタン】
ドラゴンクエスト5で初登場したボタン。元祖はSFCのXボタン。
DQでは一々コマンドを選択する必要があった「はなす」「しらべる」を、
ワンボタンで全て処理してくれるというまさに便利なボタン。
これによって、プレイの快適さが格段に向上した。
現代のRPGではワンボタン処理は常識だが(昔のFFもだが)、当時はかなり感心されていたものだ。
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