企業・実在の人物
▼企業・人物
ゲーム会社、製作チーム、クリエイターなどゲームにかかわった団体・個人の項目です。
▼企業・開発チーム
【アークシステムワークス】
【アイディアファクトリー】
【アトラス】
【Amazon】
【アルテピアッツァ】
【ENIX】
【NTT出版株式会社】
【ガスト】
【カプコン】
【株式会社ナウプロダクション】
【クインテット】
【山海堂】
【シナリオ工房月光】
【スクウェア】
【■】
【スクウェアエニックス/SQUARE ENIX】
【■e】
【スクウェア独立組】
【チームムラマサ】
【トライエース/AAA】
【トライクレッシェンド】
【日本一ソフトウェア】
【日本テレネット】
【ネバーランドカンパニー】
【ハドソン】
【バンダイナムコゲームス】
【ファルコム】
【ブラウニーブラウン】
【モノリスソフト】
【やのまん】
【レベルファイブ】
【ロケットカンパニー】
▼実在の人物
【天野喜孝】
【糸井重里】
【飯島健男】
【飯島多紀哉】
【飯野賢治】
【伊藤賢治】
【伊藤龍太郎】
【いのまたむつみ】
【岩崎美奈子】
【植松伸夫】
【うるし原智志】
【加賀昭三】
【かない みか】
【金子一馬】
【河津秋敏】
【河野純子】
【菊田祐樹】
【啄木鳥しんき】
【小泉今日治】
【栗本和博】
【古代祐三】
【小林智美】
【子安武人】
【坂口博信】
【崎元仁】
【さくまあきら】
【桜庭統】
【佐藤天平】
【里見直】
【三遊亭円丈】
【志方あきこ】
【柴田亜美】
【下村陽子】
【椙山浩一】
【高橋秀信】
【高山みなみ】
【武田航平】
【田中香】
【田中弘道】
【辻横由佳】
【土屋暁】
【冨樫義博】
【徳永剛】
【鳥山明】
【ナーシャ・ジベリ】
【直良有祐】
【中川翔子】
【凪良】
【ナマデン】
【なるけみちこ】
【野村哲也】
【浜渦正志】
【ベニー松山】
【堀井雄二】
【桝田省治】
【松野泰己】
【松山洋】
【光田康典】
【みとせのりこ】
【緑川光】
【都月狩】
【宮部みゆき】
【宮本茂】
【森彰彦】
【吉川達哉】
【吉田明彦】
【若本規夫】
▼企業・人物ネタ
【映画的なおもしろさは本物の映画には絶対勝てません】
【解体真書】
【河津の仕組んだ卑劣な罠】
【猿シール】
【ゲームデザイナー】
【ゲーム批評】
【コーエー商法/光栄商法】
【konozama】
【この続きは君の目で確かめてくれ!】
【コミックボンボン】
【コロコロコミック】
【作曲家】
【全盛期のファルコム商法】
【それが○○クオリティ】
【それはユーザーが面倒くさいだけだからいいよ】
【大技林】
【大技林の通信簿欄】
【大丈夫ファミ通の攻略本だよ】
【担当者が変わる】
【注文の多い傭兵たち】
【電撃PlayStation】
【殿堂入り】
【ドキばぐ】
【ファミ通】
【ファミ通のクロスレビュー】
【ファミマガ書き下ろしFF4コミック】
【ファルコムサウンドチームjdk】
【ファルコム商法】
【普通の雑誌のゲームレビュー】
【ポケモン商法】
【冥界住人】
【リコエイションゲーム】
▼企業・開発チーム
●あーくしすてむわーくす【アークシステムワークス】
ギルティギアシリーズやブレイブルーシリーズ等の人気格闘ゲームを開発した会社。
社長兼ディレクターの石渡の性格なのかは知らないが物凄く複雑な設定、
中二病満載な単語と資料集を見ないと10%も作品の内容が理解できないゲームを作る事で有名。
RPGとはまったく縁が無い会社と思われているが然り気無くイースWのPS2へのシステム、
設定回りの全面改変のうえの移植を手掛けてなんかしちゃったりしてます。
●あいでぃあふぁくとりー【アイディアファクトリー】
1) ゲーム会社の一つ。IFと略されて呼ばれることが多い。
社名のアイディアファクトリー(発想製造所)とは名ばかりで、実際は他社のゲームをパクりまくることで悪名高い。
(スペクトラルフォース1、2→ドラゴンフォースのパクリ、リバースムーン→ディスガイアのパクリなどの説あり)
パクっても、良いものを作るならまだしも、大抵クソゲーを作るので、「○○の劣化コピー」と毒づかれる。
地雷原としても有名。
房設定、房キャラも多いためアンチも多いが、IFのゲームは妙に中毒性、依存性が高く、
一度IFゲーをプレイしたが最後、地雷と分かっていても踏んでしまうゲーマーが続出。
絶望を通り越して信者と化す者までいる。
熱狂的な信者も無数に存在するが、どうも自虐的な人が多いのはこのため。
代表作品はスペクトラルフォース、リバースムーンなど。
※スペクトラルフォースはDFの初期開発メンバーが製作。似てても仕方がない。
2) なぜか電撃系雑誌と仲のいい中小ソフトハウス。
その神がかった出来の悪さと笑うしかない自画自賛に、一部の層に人気がある。
その真骨頂は使いまわしと劣化コピーとアニメ。
売れたり話題になった作品を臆面もなく劣化コピーし続け、
その例外ない劣化ぶりに買ってネタにしたがる人は後を絶たない。
また、自社製作OVAは例外なくひどい出来で、特にOVA「学園都市ヴァラノワール」は
「ヤシガニ三部作最後にして最強の刺客」と異名を取る。
ちなみに確かに、OVAはかなり酷かったが、ゲーム本編もそれに劣らず糞だった。
☆関連語☆
地雷
●あとらす【アトラス】
代表作に女神転生シリーズやペルソナシリーズがある会社。
コアな世界観や緊張感のある戦闘を求めるユーザー御用達の会社でもある。
会社そのものに対しての批判としては、
無印を発売した後に追加ディスクなどを売りつける完全版(分割)商法、
または、「こいつらちゃんと考えてるのか?」と突っ込みたくなるほどソフトの出荷量が少ないことが挙げられる。
特に「世界樹の迷宮」や「真女神転生3ノクターン マニアクス」に代表される
出荷量の少なさはアトラスファンの心配の種。
前者についてはしょうがない(決して歓迎すべきことではないが)ものの、
後者については固定ファンもいるのだからもう少しファンを信用して出荷してほしいものである。
●あまぞん【Amazon】
オンライン書店。
何でも簡単に買えてしまう。
ただし、何故かAmazonで買ったゲームは発売日に届かないことが多く、
一刻も早くやりたいゲーマーからの信頼は薄い。
amazonそのものは役に立たないというわけではないのであしからず。
☆関連語☆
konozama
●あるてぴあっつぁ【アルテピアッツァ】
1)DQ7や、PS・DS版のDQ4・5などを作ってた開発会社。
通称「アルテ」「アルテピザ」
この会社が作るゲームは「ロード時間の短さ」「シンプルな操作性」「少し古風なグラフィック」といった特徴があり、
地味ではあるものの、堅実なイメージで知られる会社だった。。
・・・しかし「オプーナ」を作ってしまった事により、一気にネタとなってしまう。
今ではアルテの名前が出るだけで、笑いがおこり、例のAAが貼られまくってしまうほど。
まあ、そのオプーナも、本当は上記のアルテイズムに溢れた良作なのだが・・・
挙句の果てには「今度のDQ5ってオプーナのところでしょ?クソゲーになるんじゃ・・・」などと勘違いされてしまう、
なんとも可哀想な方々である。
もう1度言うが、オプーナは例のAAでクソゲーのイメージが付いているだけであり、
むしろ良作判定されているのを忘れてはいけない。
がんばれアルテピッツァ。
まけるなアルテピッツァ。
関連語
オプーナ
2)変わった名前なのでよく間違えられる。
実際、この辞典でも最初アルテピッツァと間違って投稿・収録されていた。(1の内容がそれ。)
ちなみに、「アルテピアッツァ」はフランス語であり、
「アルテ(Arte)」は『芸術、技能』、「ピアッツァ(Piazza)」は『広場』という意味を持つ。
●えにっくす【ENIX】
言わずと知れた「ドラゴンクエスト」の会社。
ドラクエだけではなく「スターオーシャン」「ヴァルキリープロファイル」「グランディア」などが有名。
更に「バカゲー」でも極々一部で有名。
しかしエニックス自体には開発力はなく、全て外部会社(子会社)が開発している。
他に出版関係にも力を入れており、ガンガンなどが特定の層に支持されており、
世界トップクラスの薄型指紋センサーやオンラインゲーム用システム技術なども開発している。
光栄と同じくエロゲーを作っていたのは黒歴史か。
2003年4月1日
株式会社スクウェアを株式会社エニックスに吸収合併し、商号を株式会社スクウェア・エニックスに変更 (HPより引用)
☆関連語☆
スクウェアエニックス ドラゴンクエスト ロリーターシンドローム アーマープロジェクト トライエース
●えぬてぃーてぃー-しゅっぱん-かぶしきがいしゃ【NTT出版株式会社】
初期のスクウェア作品の攻略本を出していた会社。通称NTT出版。
●がすと【ガスト】
アトリエシリーズなどで知られるゲーム会社。長野県長野市に本社がある。
同社の作るゲームにはある程度安定した遊びやすさとやりこみ要素があり、
あたたかみのある世界観とそれにマッチした音楽には定評がある。
また同社は、ファンによる公式画像の利用、ファン同士の交流、
さらには2次創作までも支援するという前代未聞の取り組みを行っている。
そんなユーザーとの距離が近い、ユーザーフレンドリーな姿勢を持つ一方、
ゲーム入ってないんだけど事件や、メンテナンスをしたとたん不調になる公式サイト、
新情報のフライング掲載など、よくわからないミスを頻繁にやらかすことでも知られる。
☆関係語☆
アトリエシリーズ アルトネリコ ゲーム入ってないんだけど
●かぷこん【カプコン】
アクションゲームメーカーの雄。
代表作もロックマン、ストリートファイター、バイオハザード、モンスターハンター等
アクションゲームのシリーズを多数輩出。
もちろんRPGもそれなりに発売しており、
古くは天地を食らう(後にアクションゲーム化)やスウィートホーム、
大型シリーズとしてブレスオブファイアと、日本のゲーム史とともに歩んできた老舗メーカー。
それでいて殻に篭ることなく、他社とのクロスオーバーも積極的。
丁寧すぎて不親切な物もあったりするけど、基本的には「遊びやすい」ゲームを作る。
ゲーム内通貨がZ(ゼニー)なことが多い。
●かぶしきがいしゃ-なうぷろだくしょん【株式会社ナウプロダクション】
SFCの秀作RPG『メタルマックス2』をGBAに移植したメーカー。通称『ナウプロ』。
GBA移植の知らせは、MMシリーズ産みの親であるデータイーストが倒産した上、
待望の新作『ワイルドアイズ』の発売が立ち消えになるなど不幸続きで意気消沈していた多くのメタルマックスファンを沸かせた。
しかし、実際に発売されてみると、
『SFC版のものを強引に流用してしまったがために縦圧縮の掛かった敵グラフィック』
『あまりにも音質が劣化しているため、聞くに堪えない音楽』
『世界観を豪快に破壊した追加賞金首』
『バグのせいで回収できないフィールド上の埋蔵アイテム』
など、散々な出来の劣化移植だったため、
(ナウプロがSFC版のプログラムをそのままGBA版に流用したため、という噂がある。)
この企業は失望したMMファンの顰蹙を大いに買うことになった。
現在でもMMファンはこの企業のことを、MM2の悪の組織『グラップラー』をもじった
『ナウップラー』という蔑称で呼ぶことが多い。
●くいんてっと【クインテット】
主にSFC時代に活躍したエニックス傘下の開発会社。
アクトレイザー、ソウルブレイダー、ガイア幻想紀、スラップスティック
天地創造など、数々の名作ソフトを生み出した。
神が世界を復興させるストーリーが多い特徴がある。
今でも一部で信者は存在するが、公式サイトは長年にわたり更新されず
社の情報も一切わからない状態が続き、その安否が気遣われている。
追記:ファルコムのイース1・2の製作者達を中心に1989年4月に設立。設立後もファルコムのスタッフが何人か合流した。
☆関連語☆
アクトレイザー ソウルブレイダー ガイア幻想紀 スラップスティック 天地創造
●さんかいどう【山海堂】
神奈川県鎌倉市に実在する武器屋。エクスカリバーはもとより、バスターソードや正宗、備前長船
はてには、「ワンピース」のゾロのアレや「ベルセルク」のアレまで売っている。
ちなみに鎌倉の大仏の真ん前に建っており、表向きは普通のお土産屋であるが、
少し奥に進むと何故か唐突に武器屋と化す。
鎌倉に数多く観光に来る外国人達はコレをどのように捉えてるだろうか。
☆関連語☆
エクスカリバー
●しなりお-こうぼう-げっこう【シナリオ工房月光】
重馬敬氏率いるゲームシナリオ製作会社。代表作はLUNAR、グランディアなど。
その作風は・・・よく言えば王道、悪く言えば厨。
よく月光シナリオの2は鬼門と言われ、グランディア2、B/M2、TOD2、侍道2と
実に4連発で前作無視の続編を作ったが、それでも出した作品自体はそれなりに売れている。
2ちゃんねるではそのシナリオは結構叩かれることが多いが、リア厨世代には受けがいいらしい。
ちなみに、月光のシナリオで神様とか天使が出てくれば、まず確実にプレイヤーが殺すことになる。
●すくうぇあ【スクウェア】
1)日本RPGメーカーの最大手、代表作はファイナルファンタジー、サガ、聖剣伝説など。
特にファイナルファンタジーシリーズの売上げは物凄く、96年のソニー参入発表時はゲーム業界を震撼させた。
その影響かFF7以前と以降に深い溝が存在し、いまだに、多数のファン及び多数のアンチが存在する。
97,8年はソフトがバカ売れしたが。売れたソフトに限って出来が甘かったため、99年以降で痛いしっぺ返しを喰らうこととなり、
さらに、巨額を投じたフルCGの映画も大こけし倒産寸前にまで追い込まれる。
今年の4月でエニックスと合併、新会社スクウェアエニックスとなった。
ゲームラボいわく「ゲーム業界のジャイアンツ」
2)SRPGにおいて用いるマス目単位。スクエアとも。
マス目が正方形の場合に用い、マス目が六角形の場合はHEXと呼ぶ。
…というのが本来の使い分けだが、
最近はマス目の形を問わずHEXと呼ぶことが多く、
スクエアと呼ぶことは少ない。
☆関連語☆
HEX
●すくうぇあ/しかく【■】
FF、聖剣伝説、サガなどの発売元で、日本屈指のRPGメーカーだったスクウェアの略称。
その由来は スクウェア→四角(直訳)→■(変換) である。
☆関連語☆
■e スクウェア
●すくうぇあ-えにっくす【スクウェアエニックス/SQUARE ENIX】
通称スクエニ。2003年4月1日にスクウェア、エニックスが合併してできた会社。
FF、DQという2大RPGをそれぞれ持ち、また社風が全く違うこの両会社の合併は衝撃的であり、
発表された2002年11月26日からしばらくは各ゲーム関連板で祭りとなった。
映画の大コケで経営が行き詰まっていたスクウェアをエニックスが拾ったとも噂されたが、
両会社いわく「お互いにとって利益になる攻めの合併」とのこと。
旧スクウェア側は内部制作、旧エニックス側は外部発注とゲーム制作方法は基本的に変わっていないため、
よく妄想されるFFとDQの世界が融合したRPGが出ることはまずなさそう。
良くも悪くもRPG業界の運命を握る会社か。
☆関連語☆
エニックス スクウェア
●すくうぇあえにっくす【■e】
スクウェアとエニックスが合併して作られた会社、スクウェアエニックスの略称。
スクウェアを表す■とエニックスの頭文字eを合わせたものである。
☆関連語☆
■ スクウェアエニックス
●すくうぇあどくりつぐみ【スクウェア独立組】
ゲーム業界は独立が割と多い業界であり、そんなに珍しいことではない。
だがスクウェア(現スクウェア・エニックス)から独立した会社・人材はあまりにも多い。恐らく業界でも最多であろう。
下記は独立した会社・人材の一例である。
アルファドリーム/スーパーマリオRPGを開発したスタッフが中心に興した会社。トマトアドベンチャー、マリオ&ルイージRPGなどを開発。
ブラウニーブラウン/聖剣伝説シリーズを開発したスタッフ(特にLOM)が中心に興した会社。マジカルバケーション、新約聖剣伝説などを開発。
サクノス(ノーチラス)/聖剣伝説シリーズを開発したスタッフ(特に2、3)が中心に興した会社。後にノーチラスとなる。クーデルカ、シャドウハーツなどを開発。
モノリスソフト/ゼノギアスを開発したスタッフが中心に興した会社。ゼノサーガ、バテン・カイトスなどを開発。
ミストウォーカー/ご存知坂口博信が興した会社。ブルードラゴン、ロストオデッセイなどを開発。
他にも植松伸夫、光田康典、伊藤賢治、下村陽子などの作曲家達もスクウェアから独立している。
他にも無名有名を問わないと元スクウェアの肩書きを持つ者は数多い。
また特殊な例としてデザイナーの池田奈緒はスクウェア退社後、チュンソフト入社、しかし退社して再びスクウェア・エニックスに入社している。
独立の理由は各社ごとに違うのであろうが、モノリスソフトの代表はスクウェア上層部の経営方針に納得出来なかったためとしている。
また独立組は何故か任天堂との関わりが深い。
上記の中ではサクノス以外の会社は全て任天堂と仕事をしたことがあり、モノリスソフトは最近正式に任天堂のセカンドパーティーとなった。
スタッフを調べていくと解るのだが、聖剣伝説シリーズ、クロノシリーズなどスクウェアを支えた人気シリーズのスタッフはほとんど独立してしまっている。
昔のスクウェアが好きだった方は、一度独立組のゲームをやってみてはどうだろうか。
●ちーむむらまさ【チームムラマサ】
自称(そしてほぼ事実)『業界一の低予算でプロジェクトを進行』した
WizardryXTHなどを開発したクリエイター集団。通称チームラ。
元々はマイケルソフト内のゲーム開発チームだったが、wizエクス2の項にもあるように、
エクス2開発時に、低予算、開発期間をめぐるトラブルなどからマイケルソフトと喧嘩別れし、独立した。
そのためマイケルソフト内のチームラ公式サイトのスタッフインタビュー最終回では
マイケルソフトへの恨み節とも取れる発言がちらほら。
エクス1→2でのほとんどの不満点を解消した仕様の改善や無給でも開発を続けた態度から
開発者としてのプライドが見られ、ユーザーからの評価は高かった。
その分、チームラの行く末が心配されていたが、07年7月に株式会社エクスペリエンスを設立。
チームラとしてゲーム開発を続けることを公表しファンを一安心させた。
チームムラマサのコミュニティサイトでは、開発中のゲーム「G−XTH」(仮)に
登場するキャラクターを募集したり(07年8月〜)面白い試みも見られる。
が、同時に自虐ネタ4コマ漫画が掲載されていて
「これってフィクションだよね?」と見た人を慄然とさせている。
なんにせよいいゲームを作ろうとする会社が増えることは喜ばしい。
チームラガンガレ!超ガンガレ!
●とらいえーす【トライエース/AAA】
ゲームメーカー。
株式会社トライエース。
スターオーシャンシリーズやヴァルキリープロファイルの開発元として有名。
前身は日本テレネットでPC-98やメガドライブのゲームを作っていた伝説の開発集団「ウルフチーム」。
1995年、ナムコ『テイルズオブファンタジア』の開発時に、
開発条件に限界を感じた一部スタッフがウルフチームを離脱し、この会社を設立した。
今は主にエニックスを発売元としたRPGを手がけるソフト開発会社。
彼らの作るゲームはどれもグラフィック、音楽、ディスクアクセス時間の短さ、
そしてスタッフの思いをはちきれんばかりに強引に詰め込んだかのようなゲーム性など、
今現在も多数の信者を抱えていることからも分かるように、その開発力は高い評価を受けている。
・・・が、それ以上に一大バグ&フリーズメーカーとしても有名。
「延期に延期を重ねたあげく蓋を開けてみれば序盤のチンピラで必ず凍るじゃねぇか( ゜Д゜)ゴルァ!」
とばかりに結局ディスクのことごとくを回収・交換する騒ぎとなったSO3の悪評が高い。(ゲーム性とはまた別)
ラジアータストーリーズやVP2にはバグがないので、最近ではましになってきたようだが。
仕様を後から後から追加してしまうような体質が問題なのだろうか?
ちなみに、作曲家の桜庭統とはウルフチームの頃からともに仕事をする間柄である。
☆関連語☆
桜庭統
●とらいくれっしぇんど【トライクレッシェンド】
トライエースから派生したゲーム会社。代表取締役は初芝弘也。
名前は似ているが子会社ではなく、トライエース以外との仕事も行う。
主にトライエース作品のサウンドプログラムを手掛けていたが、
モノリスソフトと共同でバテン・カイトスシリーズ(GC)を開発、
トラスティベル〜ショパンの夢〜(360)では初めて独自開発を行った。
初芝氏が代表を務めるだけあり、サウンド関係の技術には定評がある。
またトライエース譲りのグラフィック技術も高い評価を得ている。
モノリスソフトと共同開発したバテン・カイトスシリーズは高い評価を得たが、
独自開発したトラスティベルでは主にシナリオ面において厳しい評価を受けた。
縁の下の力持ちタイプといったところか。
☆関連語☆
桜庭統 トライエース
●にっぽんいち-そふとうぇあ【日本一ソフトウェア】
岐阜県各務原市にあるゲームソフトメーカー。
代表作品はマール王国シリーズ、魔界戦記ディスガイアシリーズなど。
これらの作品の特徴である、おバカなノリと前向きなシナリオ、
一風変わったゲーム性や、柔らかなグラフィックは女性やライトゲーマーを中心に人気がある。
ただし、シナリオに関しては羽目を外しすぎることもあるので注意が必要。
「天使のプレゼント マール王国物語」以降は、凶悪とまで称されるやり込み要素を取り揃えていることも重要な点である。
☆関連語☆
魔界戦記ディスガイア マール王国の人形姫 アサギ アチャ子 原田たけひと 佐藤天平
●にほんてれねっと【日本テレネット】
夢幻戦士ヴァリス、ファイナルゾーンなどの代表作を持ち、
かつてPCやPCE、メガドライブなどのソフトで一世を風靡したメーカー。
「ウルフチーム」や「RIOT」などの開発チームを持ち、アニメーションや音声技術に定評があった。
しかし次第にヒット作品が出せなくなっていき、
米国での事業失敗などの経営難もあって、2007年10月25日に倒産する。
RPGでは天使の詩やコズミックファンタジーなど、名作も駄作も揃ってはいるがあまり有名ではない。
しかし、実はRPG史を考えるにあたって絶対に無視できないメーカーである。
それはこの会社から派生、独立した企業や人材を見てみればわかる。
・Jフォース→ウルフチームの秋篠雅弘が退社後に設立
代表作 ドラゴンフォース
・テイルズスタジオ→ナムコとの共同出資で設立
代表作 テイルズシリーズ
・トライエース→ウルフチームの五反田義治らが退社後に設立
代表作 スターオーシャンシリーズ、ヴァルキリープロファイルシリーズ
・トライクレッシェンド→元ウルフチームの初芝弘也がトライエース退社後に設立
代表作 バテン・カイトスシリーズ、トラスティベル ショパンの夢
・ネバーランドカンパニー→ウルフチームのメンバーの一部が設立。
代表作 シャイニングフォースイクサ、エストポリス伝記シリーズ
・メディア・ビジョン→RIOTの金子彰史が退社後に設立。
代表作 ワイルドアームズシリーズ
・・・など、この会社のかつての社員たちは今や一大シリーズを形成した作品や、
名作良作として知られる作品などを世に輩出しており、それらの原点ともいえるメーカーである。
だがこれだけのものを作れる人材をみすみす手放すとは、
その末路もあいまって経営面では全く褒められたものではないが。
●ねばーらんどかんぱにー【ネバーランドカンパニー】
タイトー販売でSFCのRPGを製作していた会社、エストポリス伝記シリーズ、カオスシード、
近年ではDCのロードス島戦記を開発した。
SFC時代に3部作と予定されたエストポリス伝記はいまだに3が出ず、
GBで外伝的なものを発売してつないでいるという現況だが、
丁寧なつくりの過去作品の評価は高く、会社のファンは熱心に続編や新作を待ち続けているという。
☆関連語☆
エストポリス伝記
●はどそん【ハドソン】
株式会社ハドソン。RPGよりはむしろボンバーマンと鉄道ゲームで有名な会社。
RPG部門での代表作は「桃太郎伝説」「天外魔境」「大貝獣物語」「ロボットポンコッツ」など。
ほとんど外部の人間が作ったことは気にしてはいけない。
新作を出すたびにわりとオリジナリティあるシステムを導入する特徴を持っている。
(人気度、PLGSなど)
その一方、このメーカーが出すゲームは大概操作性に難点を抱えている。
天外魔境2で一時代を築いたものの、現在はコナミの子会社となっている。
そこでも持病が出てしまっているのが困りものである(幻想水滸伝5の出来など)。
☆関連語☆
桃太郎伝説 貝獣物語 天外魔境 ロボットポンコッツ PLGS 操作性
●ばんだいなむこげーむす【バンダイナムコゲームス】
旧ナムコと旧バンダイが合併してできたメーカー。
ナムコは代表作に「鉄拳」「テイルズ」「エースコンバット」などのシリーズが挙げられ
FF、DQまでは行かないものの、相当な売り上げを出していた。
代表作の一つである「テイルズオブファンタジア」の制作時に、
開発チームが開発環境の悪さに我慢できず、AAAを立ち上げた事件は有名である。
勿論、それゆえ信者も多く、アンチも多い。
一方バンダイはRPGでは「ドラゴンボール」シリーズなどが挙げられるが
作品ごとに出来不出来の差が激しいのを見ればわかるとおり
クソゲーも多いが名作も多いという極端なメーカーであった。
勿論、それゆえ信者も多く、アンチも多い。
・・・とまあ、こんな二社が合併したのだから信者同士、アンチ同士の対立が起きると思われていたのだが
同社はソフト開発を「ナムコレーベル」「バンダイレーベル」に分け、それぞれを独立させるという手段に出た。
これにより旧ナムコファンも旧バンダイファンも喧嘩することなく共存・・・と言うか今までと変わらない生活を送っている。
☆関連語☆
AAA ウルフチーム ドラゴンボール
●ふぁるこむ【ファルコム】
主にPCゲームを開発、販売している会社。
イースや英雄伝説シリーズで知られているが、他にも数多くのRPGやアクションRPGを生み出しており、
特に黄金期と呼ばれている80年代のファルコムに思い入れを持つレトロゲーマーは少なくない。
一時期、勢いをかなり落とし暗黒期となったが、過去作のリメイクでしのぎ、現在は新作の評価が良好。
一方、家庭用などの移植は、他のメーカーにライセンスを売って、まかせっきりなのが多い。
そのためか、同じゲームでも機種やメーカーによってアレンジや出来がバラバラだったりする。
なにかと叩かれている移植も多く、ファルコムのゲームはPC版をやるのが一番無難と言われているが、
中にはPCエンジン版など、固定ファンがつくほどの移植も存在する。
また、BGMにも定評があるメーカーで、それだけに移植で変なアレンジや未収録があると叩かれる原因になる。
なおPSP版のぐるみん、空の軌跡は珍しくファルコム自社移植で、こちらはさすがに安定した移植。
ちなみに韓国、中国、台湾製のRPGのローカライズ販売もしている。
ファルコムも、自社ソフトのオンラインゲーム化のライセンスを韓国のメーカーに売っている。
☆関連語☆
ファルコム商法 イース ドラスレシリーズ 英雄伝説3 白き魔女
●ぶらうにーぶらうん【ブラウニーブラウン】
1)ブラブラと略されることも度々ある。
Nintendoの完全子会社で、社員のほとんどが元スクウェアの人間。
3DRPGが当たり前になった現在でも、2DのドットRPG作成に強いこだわりを持っている。
完全自社製のマジカルバケーションシリーズはファンも多い。
2)聖剣伝説のリメイクの新約聖剣伝説に携わった会社。
ブラウニーブラウン色が必要以上に主張されてたり、(アミーゴとか)
キャラデザイン変更、UIやNPCが馬鹿、イベントがもっさりにとどまらず
生田美和の改悪シナリオも手伝って、(主に主人公を始めとしたキャラ設定の変更など。)
新作として見ても、リメイクとして見ても、かなり酷い作品となってしまい
黒歴史認定しつつも、そのことを忘れられずに、嫌うブラブラアンチも多い。
●ものりすそふと【モノリスソフト】
正式名称は株式会社モノリスソフト。
ゼノギアスを手がけたスタッフがスクウェアを退社し、設立。
ゼノギアスの続編が叶わぬ事からスクウェア退社した経緯もあり、
処女作はゼノギアスの流れを汲む『ゼノサーガ エピソードI 力への意志』。
続編の『ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸』を発売するもあまりの出来と、
エピソードIもムービーゲーと言われていたこともあり、その評判を地に落とすこととなる。
しかしながら、その後のゼノサーガ エピソードIIIでシステム面の改善や、
戦闘シーンのテンポの悪さが批判された『ナムコ クロス カプコン』を
『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』で改善するなど、
欠点があればそこをしっかり直してくることで評価を取り戻しつつある。
特に発売元が任天堂となってからは『ソーマブリンガー』、『ゼノブレイド』などのRPGをリリース。
また、ゼノサーガと並行してリリースされていたバテン・カイトスシリーズの評判は高く、
本来はやれば出来る子なのである。
☆関連語☆
ゼノサーガ バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海
●やのまん【やのまん】
れっきとした日本のおもちゃ会社。
ジグソーパズルを主とする会社だが、SFCからPSの頃にテレビゲーム、特にRPGを多く発売した。
名前を挙げると、
・アレサシリーズ
・フェーダ
・ソングマスター etc
特にアレサシリーズはGBで複数作出された人気作であり、今でも覚えている人が多い。
作風は正統派だが、システムが大味。
システム周りやバランスなどに「ここをこうすればもっとよくなったのに・・・」と
思わせる欠点を少なくともひとつ、たいていは数多く抱えている。
シナリオは正統派ファンタジーの中に独自の要素がみられるものの、
その欠点も含めて楽しめるか、どうしても我慢できないで投げ出すかは人によるだろう。
●れべる-ふぁいぶ【レベルファイブ】
九州は福岡博多にある、ドラクエ8を製作した事で一気に名が知れたゲーム会社。
1998年10月にリバーヒルソフトの「オーバーブラッド」を手掛けたクリエイターを中心に設立される。
ARPGとしてそれなりに有名なダーククラウド、ダーククロニクルを開発した会社でもある。
余談だが、
ゲーム会社と言えば関東圏がほとんどと思われがちではあるが
九州にもそれなりに有名なタイトルを手がけた会社がいくつかある
福岡:サイバーコネクトツー(.hack,NARUTOナルティメットヒーロー)
福岡:ガンバリオン(ワンピースグランドバトル系)
熊本:アルファシステム(ガンパレードマーチ,EVA2)
▼クリエイター
●あまの-よしたか【天野喜孝】
画家とかイラストレーターとか、多岐に渡って活躍するかなり凄い人。
FFのイラストデザインをしたことで有名。超有名。
そのデザインセンスは海外でも高い評価を受けているが、一部で「人物画キモい」との声も。
●いいじま-たけお【飯島健男】
古くはラスト・ハルマゲドン、BURAI、ONIシリーズなどを生み出した人物。
(株)パンドラボックスの社長でもある。
氏の作品には独特な雰囲気があり、一般受けはしないがマニアなファンが付く。
かつてはPCゲーム雑誌コンプティークにしばしば登場するなどして、
ゲーム業界の寵児として暴れていたが、最近は消息不明。
パンドラボックス社の公式サイトも突然閉鎖され、安否が気遣われる。
●いいじま-たきや【飯島多紀哉】
旧名は飯島健男。ラスト・ハルマゲドン、BURAI、ONIシリーズなどを生み出した人物。
(株)パンドラボックスの社長でもあった。
氏の作品には独特な雰囲気があり、一般受けはしないがマニアなファンが付く。
かつてはPCゲーム雑誌コンプティークにしばしば登場するなどして、
ゲーム業界の寵児として暴れていたが、パンドラMAXシリーズのあとはしばらく消息不明であった。
2006年ごろに現在の名義になるとともに会社名を「シャノン」と変えて復活。
が、復帰後RPGの第一作「ONI零 戦国乱世百花繚乱」がいきなり滑り、
その栄光は過去のものとなりつつある。
☆代表作☆
ソウル&ソード、トラバースなど
●いいの-けんじ【飯野賢治】
いつか300万本売れるRPGを作ってくれる人。
●いといしげさと【糸井重里】
日本有数のコピーライター。
MOTHERシリーズのゲームデザインを手がける。
また、本人が中心となっていた徳川埋蔵金発掘プロジェクトがしばしばネタにされ、
ゲーム内で金を発掘しようとしているキャラとして登場することもあった。
●いとう-けんじ【伊藤賢治】
RPGの有名作曲家の1人。
元スクウェアサウンズで、現在はフリー。
代表的なものにサガ2(植松氏と共同)ロマサガシリーズ、サガフロ1、
聖剣1、新約聖剣、チョコボレーシングなど
1つのジャンルにとらわれず、様々な曲を作り出す(特にロマサガ3)御方。
特にチョコボレーシングのアレンジ(レーシングの曲ほとんどはFF1〜6,8のアレンジ)
は絶妙でFFファンならハマる曲に仕上がっている。
「新約聖剣伝説」では発表当初は外伝ファンに「変わりすぎ」で非難を浴びたが。
CMのピアノアレンジされた曲を聴いたとたん態度が一変、一部では「欲しい」という声まであがった。
●いとう-りゅうたろう【伊藤龍太郎】
アトラス「真・女神転生」シリーズ初期のシナリオライター。
「真・女神転生3」のシナリオが「1」「2」とつながってないのは彼がいないことによることが大きい。(誰もあの話の続きが書けない)
●いのまたむつみ【いのまたむつみ】
イラストレーター。元々アニメーターだったが小説の挿絵で有名に。
RPGではテイルズシリーズのキャラクターデザインをしていることで知られている。
その他ドラゴンクエストシリーズの小説版の挿絵も担当していた。
美男美女のキャラクターを描くが、本人は筋肉やヘソが好きらしい。
繊細で華麗なタッチにファンは多いが、「目が大きすぎる」「腰が細すぎる」といった声も。
●いわさきみなこ【岩崎美奈子】
イラストレーター。
正統派の絵柄が魅力でありRPGのイラスト、キャラクターデザインなどを多く手がける。
元ファルコムスタッフで、主に英雄伝説などのデザイン、イラストを手がける。
元々はファルコムのファンでありイラストを描いて雑誌に投稿したり公式イラコンに投稿しているうちに、
ついにはファルコム入社したという剛の者。
フリーになってからもRPGを中心にゲーム作品に多く起用され、イラスト、キャラデザインを中心に活躍。
ちなみに岩崎氏が関わったゲームは、なぜか良作かクソゲーかの両極端に別れる。凡作はあまりない。
イラストにひかれて買いたくなっても、うかつに手をださずにレビューなどを調べたほうがいいだろう。
☆関連語☆
日本ファルコム 神代學園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア
●うえまつ-のぶお【植松伸夫】
作曲家。
1986年、スクウェア(現スクウェアエニックス)入社。
以後ファイナルファンタジーシリーズなどの作曲を手がける。
2004年10月所属していたスクウェアエニックスを退社し、スマイルプリーズを設立。
が、これからもスクエニのゲーム音楽を手がけていくとのことでファンも一安心。
最近では自身がプロデュースするロックバンド「THE BLACK MAGES」でオルガンを担当するなど作曲以外の活動もこなす。
●うるしはら‐さとし【うるし原智志】
ラングリッサー、グローランサーシリーズのキャラデザインを務める漫画家。
可愛らしい女性キャラはこれらの作品の大きな売りとなっているほか、オヤジキャラについても評価が高い。
アニメーターでもあり、高い評価を誇る映画「AKIRA」の原画も描いている。
また彼はエロ絵師としても有名である。
18禁漫画雑誌の表紙やピンナップイラストをはじめ、
原作・監督・脚本・絵コンテ・キャラクターデザイン・作画監督を自ら務めた18禁アニメまで作っている。
ラングリッサーやグローランサーのキャラ達も例外ではなく、
ヌードを自ら描き下ろしてテレカや画集で堂々と販売している。
一応「そっくりさん」ということになっているのだが、
公式の下着イラストから下着を取っただけのものなどもあるためただの建前である。
ラングリッサートリビュート予約特典ポスターにおいてヒロインたちを全裸にしたため未成年に渡せなくなったという事件もあった。
ちなみに女性キャラの陰毛を濃く描くことから「たわし原」と呼ばれることもある。
●かがしょうぞう【加賀昭三】
1999年まで株式会社インテリジェントシステムズ(IS)に所属していたクリエイター。
任天堂発売のSRPGファイアーエムブレムシリーズの第1作から第5作まで(FC・SFC作品)のディレクターを務めた。
ISで海外市場向けのシューティングゲーム開発などを担当していたが、
アルバイトで雇われていた学生3名と加賀氏いわく「同人ゲームのノリで」制作した
「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」(FC・1990年4月20日発売)がヒットし、
一躍有名クリエイターの仲間入りを果たす。
その後は1999年の「FEトラキア776」(SFC作品。書き換えサービス用と希少なROMカセット版があり、
ROM版の値段は12800円まで上がっている)まで一貫して同シリーズのディレクターを務め、
事実上「FEシリーズの生みの親」と認識されて来た。
1999年8月にISを退社し有限会社ティルナノーグを設立、代表取締役に就任。
かねてからFEフリークであったファミ通編集長(当時)・浜村弘一氏の協力を取り付けて
PS用SRPG「ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記」(略称TS、旧名「エムブレムサーガ」)を2001年にリリースした。
FEにおける「死んだら生き返らない」などの独特なシステムや「手強いシミュレーション」としての難易度、
単純な勧善懲悪に収まらない重厚なストーリーなどを確立したことから熱心なファン及び信者も多数獲得したが、
その裏返しとして、GBA版以降のFEを「SFC版以前のデッドコピー」「子供騙しの幼稚なストーリー」などと決め付け、
加賀氏の関わったFE(特に「聖戦の系譜」と「トラキア776」)を神格化する原理主義・排他的信者もかなり多いために、
FE全作品やTSを幅広く扱うファンサイトなどでは加賀氏の信者とGBA版以降の新規ファンとの確執が今も絶えない。
なお、TSシリーズの続編として舞台とゲームシステムを大幅に変更した。
PS2用SRPG「ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガ」が2005年にリリースされたが、
このソフトの開発には加賀氏は一切関わっていないらしい。
☆関連語☆
ファイアーエムブレム ティアリングサーガ FE・TS裁判
●かない-みか【かない みか】
幼女、少女、動物役での実績が多い女性声優。
こうろぎさとみと声質が似ており、ちょっと聞いただけでは間違いやすい。
あまり知られていないが、超有名なタレント声優の山寺宏一の奥さんであった。
現在は離婚した模様(仕事が忙しく、すれ違いが多くなったかららしい)。
RPGで声をあてた作品(キャラ)の一例
・テイルズオブファンタジア(アーチェ・クライン)
・スーパーロボット大戦F 完結編(ミオ・サスガ)
・グローランサー3(アネット・バーンズ)
・ポポロクロイス物語2(ジルバ)
●かねこかずま【金子一馬】
株式会社アトラスのクリエイティブディレクター兼イラストレーターにしてアトラス本社を魔界にした張本人。
主に女神転生シリーズのキャラデザインを担当していて、その独特の彩風で人気が高い。
主に悪魔のイラストを描くことが多く、その独特の彩風で描かれた神や天使からは神々しさを、
悪魔からは恐ろしさを、ピクシーからはエロさを感じられる。
それゆえ電脳悪魔絵師と呼ばれ、本人もたまに金子一魔と名乗る。
最近は他社のゲームのキャラデザインをすることもある。
●かわづ-あきとし【河津秋敏】
サガシリーズの生みの親としておなじみのスクウェア・エニックス所属のゲームクリエイター。
大学時代からRPGに没頭し、TRPGを翻訳したりボードゲームで遊んでいたという。
FF、FF2の開発に携わった後、GB初のRPG「魔界塔士Saga」を世に送り出し、大ヒットさせる。
当時のGBでRPGの開発をしようと思うあたり、彼の挑戦心の高さがうかがえるだろう。
その後のロマサガシリーズなどで多くのファンを獲得、彼の名は一気に広まるところとなる。
彼の作るゲームの特徴として、自由度の高さ、斬新なシステム、独特のテキストなどが挙げられ、
その魅力に取り付かれた信者は多数。
しかし、斬新過ぎてファン離れを起こしてしまうこともあったり。
2005年現在、病気療養中の松野泰己に代わり、FF12を製作中。
スクエニと任天堂の関係を修復したりと、良くも悪くも今後のゲーム業界を左右する人物の一人だろうか。
ちなみにSAGA3を黒歴史にしたい模様。
●かわの-じゅんこ【河野純子】
幻想水滸伝1の絵師だったが、幻想水滸伝4で絵師とシナリオを兼任し、
薄いシナリオ&存在感のないキャラ(一人だけ例外あり)によって4のクソゲー化を促進した。
さらに、SRPGとして売り出したラプソディアでも同じように薄く説明不足のシナリオを展開させた。
戦争を扱うゲームを書いているのに戦略戦術を一切知らず、ケレン味やはったりを効かせたセリフがまったく書けない。
およそRPGのシナリオライターには向いていない人物。
彼女が登用されていない幻水5ではシナリオの復活に期待が寄せられている。
●きくた-ひろき【菊田祐樹】
スクウェア(現スクウェア・エニックス)に所属していたミュージックコンポーザー。
作曲したゲームの中で有名なのは、聖剣伝説2・3。
同社のFFシリーズ・植松伸夫、サガシリーズ・伊藤賢治に比べると
知名度は決して高いとは言えないが、
独特の雰囲気を持つ聖剣ワールドを、さらに盛り立てる名曲の数々を生み出した。
神秘的な曲を作ったかと思えば、激しい曲調の曲を作ったりと多種多彩。
スクウェア退社後は、18禁ゲーム、PCゲームを中心にフリーで活動中。
今では表舞台での活躍は見られないが、今もなお根強いファンがいることから、
当時のスクウェアの人気を支える一人であったことは間違いない。
●きつつき‐しんき【啄木鳥しんき】
テイルズなどを中心としたアンソロなどを描く漫画家。独特な彩色の仕方が特徴。
T&E時代に社が製作発売した、隠れ名作ゲーム「ブレイズ&ブレイド」のキャラデザなどをした。
その後、テイルズ最初の公認漫画「テイルズオブデスティニー神の眼をめぐる野望」を連載。
TODからTOEまでにあった空白を埋め、シリーズ人気の足がかりを作った。
なお、そのTODの漫画版はナムコと協力して連載していたのだが、
所詮はニ次創作の悲しさ、後にTODの続編やリメイクが発売して、
自分の作品を軽く否定されてるように見えるシーンとかスタッフの発言とかが色々あって、
本人がどう思ってるかは別だが端から見れば、かなり気の毒な目にあってたりする。
ちなみに、彼女がデザインしたブレイズ&ブレイドシリーズのキャラクターは
一部で日本ファルコムの名作「ソーサリアン」のキャラにかぶると言われていたが、
それは単純に、彼女がそのゲームのファンに過ぎないだけである。
☆関連語☆
テイルズオブデスティニー神の眼をめぐる野望 ブレイズ&ブレイド
●こいずみ-きょうじ【小泉今日治】
元スクウェア・エニックス、現グレッゾ所属のゲームデザイナー。
主にロマンシングサ・ガ2からロマンシングサ・ガ ミンストレルソングまでのサガシリーズにおける戦闘担当であり
河津秋敏氏と共にサガシリーズを語る上で外せない人物となっている。
厳しめの戦闘バランスこそがゲーマーのニーズであるという信条を持っており、
サガシリーズの戦闘難易度を跳ね上げているのは主にこの人だと囁かれている。
そのこだわりは凄まじく、「味方の行動でハングアップするバグを見つけては嬉しそうに報告する」
「盾や防具を持っているモンスターにはデータとしても盾や鎧を持たせる」
「戦闘テストの様子を見に来て“負けましたね。勝てないんですか〜”と笑顔で言い放つ」
「地震が効かないという装備があったら対空攻撃でクリティカルを受けると思わないといけない」
「キョンならこれやったらまずいだろうな」と裏をかいて遊ぶスタッフもいる。
「サガフロ2の難関であるサウスマウンドトップの戦いにて、育成可能なキャラクターをわざと一切入れない」などなど
本人の人となりと共に、なくてはならないネタと化している。
また、閃きシステムや連携システム、特殊効果の豊富な術といった個性的かつタクティカルなバトルデザインをしているが
プログラム面で特殊な処理をしている事が多々あり、大小様々なバグの温床となっている。
本人が自分でも楽しめるように複雑怪奇なパラメータを絡ませているという事情もあり、
プログラマーやテストプレイヤー、デバッガーの苦労が偲ばれる。
大のプロレス好きで、作中に無理矢理プロレス技をねじ込んだのは主に彼と他数名のプロレス好きの中核スタッフの仕業。
TRPGやウォー・シミュレーションゲーム等も愛好しており、
厳しめの戦闘バランスや複雑なシステムへのこだわりはここから来ていると言われている。
スタッフやファンの間での愛称はキョンorキョンじぃ。
本人がいないところでもスタッフ達が「バトルで負けるとキョンの笑い声が聞こえて来る気がするんですよ(笑)」
などと語っている事からも、周囲に与えている影響が窺い知れるだろう。
この記事を読んでいる君がサガシリーズの戦闘で負けた時、
彼はまた嬉しそうに笑って「負けましたね、勝てないんですか〜」と言っているかもしれない。
☆関連語☆
閃き 連携 河津秋敏 アンリミテッドサガ
●くりもとかずひろ【栗本和博】
DQ2から5までテストプレイヤーとして参加してた人。
DQ3発売後、DQを題材にした4コマ漫画を書いてみたところ、
(絵はともかく内容が)好評だったため、「ドラゴンクエスト4コマ漫画劇場」創刊のきっかけとなった。
DQ4と5ではその功績を認められ、エンディングテロップにも名前が出てくるほど。
4コマでは吟遊彫刻家カライ、怪傑大ねずみ、仮装大会、マヒャドじいさんなどオリジナルネタを多数生み出したが、
編集部からそういうのはやめてくれと言われたらしく、後期は普通のネタしか書かなくなってしまった。
最初は絵を売り込みにエニックスに行ったらしいが、エニックスはテストプレイヤーとして採用した。
一応4コマ最終巻(20巻)まで参加していたが、絵はあんまり上達しなかったようである。
ガンガン系少年誌で連載も持ったが、人気が出なかったのか、あまり長続きしなかった。
今は何をしているのか全く不明。
公式ホームページも2004年の更新を最後に止まったまま。
趣味のオートバイで事故って人知れず世を・・・という説もある。
>444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 15:01:29 ID:kGpB9IutO
>死んでねえよww
>今は確かスクエニで出世してるはずだから忙しくて漫画書く暇ねんじゃね
●こしろゆうぞう【古代祐三】
作曲家。「マイコンBASICマガジン」のゲームミュージックプログラム常連投稿者を経て同誌でライターデビュー。
後に日本ファルコムに入社、「イース」「ソーサリアン」等の作曲を手がけ
プログラマーの木屋善夫氏と並んで'80年代後半のファルコム黄金期を代表する一人。
特にイース2のOP"TO MAKE THE END OF BATTLE"は
振り向きリリアのアニメやサントラCDの神アレンジと相まって伝説になった。
ファルコム退社後は「ザ・スキーム」「アクトレイザー」等の作曲を担当。
近年では「湾岸MIDNIGHT」「ナムコ×カプコン」、「世界樹の迷宮」で知られる。
☆関連語☆
イース アクトレイザー
●こばやしともみ【小林智美】
ロマンシングサガ以降のサガシリーズのキャラクターデザイン及びイメージイラストを担当する絵師。
幻想的なタッチで描かれる人物達は人気が高い。
現在はPCオンラインゲームのグラナド・エスパダのキャラクターデザイン、イメージイラストを担当している。
同人時代に書いた聖闘士星矢の同人誌は現在プレミアが付いており入手困難。
●こやす-たけひと【子安武人】
ハスキーで艶のある声に、高い演技力を持つ声優。老若男女に幅広い人気がある。
RPGでは、魔王ゼタ(ファントムキングダム)、ジェイド・カーティス(TOA)、ゼット(WAF)、サイファー(KH2)、
シンゲン(サモナイ4)、レザード・ヴァレス(VP、VP2)、周防達哉(ペルソナ2)、
ランスロット・ハミルトン(オウガシリーズ)などなど、様々な役をこなす。
特に狂気を帯びた役とギャグキャラに定評があり、
レザード(特に2終盤)の見事な壊れっぷりに合うイッちゃった演技(注・最上級の褒め言葉)は、
多くの人を魅せ、一部の人を引かせた。それにしてもこの子安、ノリノリである。
またアンサガでは、フランシスとアーミックの声を担当したが…かなり演じ方が違い、中の人が同じとは思えない。
余談だが、ハイな役柄が多い割に普段のテンションは低く、演技と素にかなりのギャップがある。
ちなみに、あの緑川光のゲーム仲間でテイルズファン(全作所持)。
ゲームしたいがために仕事に集中し、短時間で終わらせる。
本人いわく、声優やってなかったら引きこもりのニートだったらしい。
☆関連語☆
緑川光
●さかぐち-ひろのぶ【坂口博信】
愛称ヒゲ。あのファイナルファンタジーの生みの親。
彼の手がけたファイナルファンタジーの大ヒットにより、
当時傾きかけていた故スクウェア社は一気に息を吹き返し、
ついにはハードの命運を分けるほどの大企業になり、
以降彼のFFシリーズは常にスクウェアの最盛期を担ってきた。
しかしPS以降、グラフィックに力を入れたFF7大ヒットの影響からか、
スクウェア社のゲームはあまりにもグラフィックに偏重しゲーム性を疎かにし始め、
古参のファンからは徐々に非難の声が高まりだした。
そんな中調子ぶっこいた彼は何を思ったか巨額を投じ、全編CGムービーで作られた映画を製作。
しかしこれが見事なまでに大コケし、スクウェア社は一気に傾く。
この当時、駄作を連発していたスクウェアのネームブランドはとうに崩壊しており、
「スクウェアのゲームソフトだから」で売れる時代ではなく、
頑張ってソフトを出し続けるもかなり大きかった映画での損失を埋めることができず、
とうとうエニックス社との合併とあいなった。
思えば、一人で大企業の運命を手玉に取った凄い人だったのかもしれない。
●さきもと-ひとし【崎元仁】
ゲーム音楽家、代表作は伝説のオウガバトル、タクティクスオウガなど多数。
ベイシスケイプの代表取締役でもある。
すぎやまこういちとも親交があり、ドラクエ3、5の編曲も担当している。
重厚な音楽作りとは相反するかのように本人はテンションの高いオヤジである。
ファイナルファンタジー12の音楽を担当した際、
煮詰まった時は「パンネロ萌え」と叫んでベイシスケイプ社員を震え上がらせた。
ゲーム内のサウンドテスト曲名には意味不明な名前を付ける癖がある。
>崎元仁のその性癖?の所為で、曲名を考えるのは同じベイシスケイプの金子が考えてるんだと
>FF12のラスボス曲名を奮闘鉄男にしようとして金子に止められたという逸話がある
●さくまあきら【さくまあきら】
桃太郎伝説、桃太郎電鉄シリーズのプロデューサーを努める。
ドラクエシリーズで有名な堀井雄二、すぎやまこういちとは友人の間柄である。
週間少年ジャンプ内のジャンプ放送局構成を努めていた時代、脳内出血で死にかけた二日後に
病室でスタッフと桃太郎伝説Uの会議を開き、主治医からスタッフ永久出入り禁止を食らった伝説を持つ。
自他共に認めるロリコンで、ジャンプ放送局内コメント欄で「僕のまわりではよく五歳以下の少女がいなくなる」
という嘘か誠かよくわからない恐ろしいコメントを残している。
※その他の伝説
・学生時代、物理部に所属していたくせに物理のテストで0点を取った
●さくらば-もとい【桜庭統】
名前の読みづらさで有名な作曲家。
代表作はテイルズオブシリーズ、スターオーシャンシリーズ、バテンカイトスなど。
他にも単発・シリーズを問わず色々な作品を手がける。
バンド、ウルフチーム専属コンポーザーを経て今に至る。
戦闘曲にはかなり定評があり、よく伊藤賢治氏と比べられる。
バテン・カイトスシリーズは本人が自ら続編を熱望するほど気合いを入れており、
その楽曲は1・2共に非常に完成度が高くその評価も高い。
バテンで氏のファンになったという人も多い。
ちなみに1曲を2時間というハイスピードで仕上げる。その仕事の速さはおそらく業界一ではないだろうか。
なお、テイルズシリーズ(TOP、TOD)にはピアニストの「サクラバ」として登場、BGMを弾いてくれる。TOAにも名前だけは出てくる。
●さとうてんぺい【佐藤天平】
作詞家、作曲家。有限会社天平アーティスツ代表取締役。
ディスガイアやソウルクレイドルなど日本一ソフトウェアの音楽を作ることで知られる。
古くはエメラルドドラゴンやかまいたちの夜(RPGではないが)も担当していた。
軽快かつポジティブな曲調を得意とし、
思わずやる気が出てくるボス曲や、温かみのあるイベント曲には定評がある。
日本一ソフトウェアの名を上げた「マール王国の人形姫」が、
挿入歌やミュージカル的演出を目玉にした作品であり、それが好評を博したことを考えると、
彼のお陰で今の日本一があるといっても過言ではないだろう。
●さとみただし【里見直】
アトラスのシナリオライター。「ペルソナ」シリーズ、「アバタールチューナー」シリーズなどのシナリオを手がける。
ペルソナシリーズでは、薬局サトミタダシ(マツモトキヨシのパロディ)のドラ息子として
自身をモデルとしたキャラクターを登場させている。
ペルソナには前作「女神転生if…」の主人公・たまきが登場するが、
これのファンであった里見氏は劇中で自分とたまきを強引にひっつけてしまう。
(「里見直」はなんの魅力もないキャラクターとして描かれており、たまきと恋仲になる必然性はまったく無い)
これには「作品を私物化している」として、プレイヤーから反感を買った。
またシナリオ自体もジュブナイル要素が強く、デウスエクスマキナ的な終わらせ方をさせがちであり、
「メガテニスト」と呼ばれる旧来よりのシリーズファンからは嫌われている。
●さんゆうてい-えんじょう【三遊亭円丈】
今でこそ毒舌系ゲームコラムは珍しいものではなくなったが、それらの草分け的存在にして、
連載終了から10年以上が過ぎた今なお伝説として語り継がれるコラムがある。
それが「円丈のドラゴンスレイヤー」である。
当時のパソゲ雑誌のライターのレベルは低く(普通の大学生がバイトで書いてたなんてザラ)、
その中でプロの落語家である氏のコラムが群を抜いていたのは当然かもしれない。
凡百の毒舌系オナニーコラムとの違いは二つ。
一つは一見懐古厨の愚痴に見えても、プロの落語家(創作落語の第一人者である)だけあって
ポイントポイントに笑いを取れるネタをちりばめていた部分。
もう一つは主観・感情論と(それなりに)説得力のある理由という二律背反を奇跡的に両立させていた部分だろう。
後にも先にも「三時間で投げ捨てた」ゲームを4ページかけて語り、しかもそれが面白いというコラムはない。
モノクロページの毒舌系コラムでありながら読者アンケートの8割が「一番面白かった記事」にしていたコラムも他に知らない。
何十時間もプレイした上で書いたコラムが驚異的に面白くない「ゲーム批評(ていうか多根)」あたりしか知らないのは普通に不幸だろう。
そんな氏は、自身の理想のRPGを求めて、コラムを連載していた新紀元社とともにパソゲーを二本製作する。
当時、芸能人の関わったゲームなんてのは「たけしの挑戦状」レベルであり、
ゲーム雑誌社が作ったゲームなんていうと「ゾンビハンター」だった時期である。
そんな時期に氏と新紀元社の製作した「ZAVAS」は段違いのスケールと斬新性を持っており、
なんと21世紀の今に至ってWIN版が出たほどである。
キャラメイキングで「普通に」ゲームオーバーになるRPGを他に知らないが、そんなことは些細なことだ。
ちなみに、ZAVASのシステムと世界設定とメインスタッフ(!!)を流用して作ったのが名作「エメラルドドラゴン」である。
そんな氏も、年齢から来る衰えとともにゲームから離れた。
ちなみに、最後に褒めたゲームはグランディアであり、最後に叩いたのはDQ7である。
●しかた‐あきこ【志方あきこ】
作曲家にして歌手。その複雑かつ、透明感溢れる歌声とメロディーには定評がある。
RPGではガストの「アルトネリコ」のオープニングテーマ「謳う丘」の他、ヒロインが一人
ミシャが謳う詩のヴォーカルを担当しただけでなく、ヒュムノスの作詞、作曲も行い、
劇中にてミシャが謳った「クロニクルキー」、「パージャ」、「ハーモニウス」の
詩はファンの間でも人気が高い。
セカンドアルバムの「RAKA」には「謳う丘」のフルアレンジ「ハーヴェスターシャ」があり、
そちらも高評価を得ている。
また、アルトネリコ固有の架空言語「ヒュムノス」の創作にも深く関わっていて、
彼女が考案した言語も数多く存在する。
ちなみに、HP用のBGMを配布している素材サイトも運営している。
2007年に出るアルトネリコの続編「アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩」の
主題歌を担当することが決まっていて、今後の動向が期待される。
☆関連語☆
アルトネリコ ヒュムノス
●しばた-あみ【柴田亜美】
ファミ通やらガンガンやら、ゲーム系雑誌で連載しているゲーマー漫画家。
マッチョな男性キャラを好んで描き、ちょっぴり801臭がただよう。
キャラの書き分けはあまり得意ではないようだ(みな同じ顔に見えるのは俺だけか?)。
あと、FF7の体験版でも迷うという方向音痴なところもあるようだ。
いろんなゲーム・出版会社の関係者とも面識があり、漫画のネタにしている・されている。
特にカプコン・セガ・コナミ・チュンソフトでチップス小沢と一緒に大暴れしているようだ。
スクウェアの坂口博信氏に怒られた経験がある。
●しもむらようこ【下村陽子】
スクウェア女性作曲家。通称下村女史。
担当した作品は「LIVE A LIVE」「パラサイト・イヴ」「聖剣伝説LOM」「キングダムハーツ」などが有名。
ハードなロックからファンタジックなものまでさまざまなジャンルの曲を作曲できる敏腕。
●すぎやま-こういち【椙山浩一】
作曲家・編曲家
かのドラゴンクエストの音楽を全て担当するスゴイ人。
文化放送を経て、59年フジテレビ開局と同時に入社。
ディレクターとして「ザ・ヒットパレード」など人気番組を担当。
その後フリー作家として活躍。
GSサウンド全盛期の67年から69年には、数多くのフリー作家がデビューしているが、
筒美京平らとともにその代表格として多彩な楽曲を生み出してきた。
ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」、ザ・タイガース「花の首飾り」
ガロ「学生街の喫茶店」等数々のヒット曲を飛ばす。
それ以外にも「ガッチャマン」などのアニメ作品等、多数手がけている。
●たかはし-ひでのぶ【高橋秀信】
グランディア3、Xの監督を手がける人物。
グランディア3のあまりのシナリオのひどさにプレイヤーが憤る中、
あろうことかファミ通に勘違い全開のインタビューを掲載したことにより彼への怒りは一気に集中した。
(その内容は90%以上がゲーム内で「全く」触れられてない高橋の脳内設定)
愛するグランディアシリーズへの想いをことごとく踏みにじられたことに対する
プレイヤーの怒りは今も消えることはない。そしてこれからも・・・
☆関連語☆
グランディア アルフィナ ニャン☆
●たかやまみなみ【高山みなみ】
『天外魔境2卍MARU』のまつり役。
『ポポロクロイス物語』『ポポローグ』のピエトロ役。
『デジモンワールド』の主人公役。
『俺の屍を越えていけ』の黄川人役。
『テイルズオブシンフォニア』のミトス・ユグドラシル役。
『我が竜を見よ』のメグ役。
などのRPGのキャラボイスを担当している女性声優。
アニメ等でも、『魔女の宅急便』『忍たま乱太郎』『ゲゲゲの鬼太郎』の主役を担当しており
一般の知名度も高い。
特に『名探偵コナン』の江戸川コナン役の知名度は高く、
2chでは主人公コナンの口癖のセリフ『バーロー』にちなんで、
コナン=バーローのあだ名が付いており、担当声優の高山みなみはバーローの人と言われることも多々ある。
コナンの作者である漫画家・青山剛昌と結婚したが、離婚したらしい。 (07年12月)
●たけだ-こうへい【武田航平】
FF12の主人公ヴァンのキャラボイスを担当した人物。
オイヨイ語の使い手。
本業は俳優。
お世辞にも知名度が高いとは言いがたかったが、
突如としてFF12の主人公役に謎の大抜擢を受け、
ゲーム内での圧倒的演技力とオイヨイヨによって一部の層に一躍有名になった。
☆関連語☆
オイヨイヨ オイヨイ語 ファイナルファンタジー12
●たなか-かおり【田中香】
別名として嵯峨栗生(Clio Saga)、嵯峨空哉(Soraya Saga)などのPNも。
FF4イージータイプ、FF5、FF6、ゼノギアス、ゼノサーガEP1、ゼノサーガEP2、
ゼノサーガパイドパイパーなどに関わったゲーム制作スタッフ。
社員というわけではなくフリーランスらしい。
グラフィックデザイナー、ストーリー原案、キャラクター原案などが担当分野。
特にゼノサーガEP1ではシナリオプロットに大きく関わったようだ。
ゼノサーガEP2では初期プロットを書いたが開発途中で解雇されプロットも大きく変更されている。
ゼノサーガEP2発売後、主に海外からゼノサーガEP2に関しての質問が自分に多数寄せられたことに答え、
英語のFAQを自らの個人サイトに掲載したことから(現在は削除)ゼノサーガスレで話題となった。
FF6ではエドガーやマッシュなどフィガロ王家関係の、
ゼノギアスではバルトやシグルドやメイソンなどファティマ王家関係の設定に関わった。
ちなみにゼノギアスやゼノサーガEP1の監督の高橋哲哉とは夫婦である。
また、腐女子であり、開発スタッフの一員にもかかわらずゼノギアスキャラのやおい同人誌を描いたことがある。
●たなか-ひろみち【田中弘道】
スクウェア・エニックスに所属しているクリエイターの1人。
FF1〜3や11、Sa・Ga2、聖剣2・3、クロノシリーズなど、
多くのRPGのゲームデザインやシナリオ、プロデュースを手がけている。
例えば、今では有名な熟練度システムや召還獣などは、彼のアイデアのようだ。
そして、やたら発言・行動にユーモアが溢れていたりするため、
地味ながら多数の固定ファンがいるようだ。
補足1:FFで有名な坂口博信氏とは、学生時代に同じクラスである。
補足2:一時期話題になった「スプー」のイラストがやたら上手く、
そのため一部では「ひろみちお兄さん」と呼ばれている。
☆関連語☆
スクウェア スクウェアエニックス 坂口博信
●つじよこゆか【辻横由佳】
以前インテリジェントシステムズに在籍していた作曲家。旧姓番場由佳。
任天堂関連のゲーム音楽を作曲しており、ファイアーエムブレムシリーズやマリオストーリーなどが代表作。
特にファイアーエムブレムのテーマはその雄大な音楽性ゆえにファンから絶大な支持を受けており、
タイトル場面でこれが流れないと不満を感じるプレイヤーもいるほどである。
現在はインテリジェントシステムズを退社しているものの、依然として任天堂のゲーム音楽を手がけている。
☆関連語☆
任天堂 インテリジェントシステムズ ファイアーエムブレム ファイアーエムブレムのテーマ
●つちや‐あきら【土屋暁】
「アトリエシリーズ」で有名なガスト所属の作詞&作曲家兼ディレクター。
1998年、サウンドクリエイターとしてガストに入社。
ガストの看板タイトルとなった「アトリエシリーズ」のサウンドを担当し、
軽やかかつ聴き応えのある曲を何曲も生み出した。
「イリスのアトリエ」の時は、OPなどの作詞作曲の他、ディレクターも務めていた。
また、「アルトネリコ」ではBGMだけでなく、アルトネリコ固有言語からなる「ヒュムノス語」で
構成された歌曲の作詞&作曲も担当し、この完成度の高さはプレイヤーだけでなく、
ゲームをしてない人からも非常に高い評価を受けた。
本編では、イベントシーンのみならずラストバトルの盛り上げ(ラストバトルの曲は
ただのBGMではなく、ヒュムノス語の詩だから)に一役買っている。
その他に自分でフラッシュをちょこちょこと作ったり、絵もけっこう上手かったりと、
実に多才な人物である。
もはや、ガストになくてはならない人材であろう。
☆関連語☆
ガスト アトリエシリーズ アルトネリコ ヒュムノス
●とがしよしひろ【冨樫義博】
週刊少年ジャンプで活躍する漫画家
代表作に幽☆遊☆白書、レベルE、HUNTER×HUNTERなど多数。
勘違いしてる人が多いが『富樫』ではなく『冨樫』である。
比類なきドラゴンクエストマニアであり、特にドラクエのカジノ、
すごろくに漫画家生命をかけるほど情熱を注いでいる。
ドラクエ5ではぐれメタルを仲間にしたいから連載中作品を長期休載に入る
ドラクエ6でムドーが本気になる確率を算出する為に連載中作品を下書きというか落書きで掲載する
ドラクエ9でいい地図探しにいくから連載中作品を以下同文
そのような自分勝手な理由で連載を長期休載にする為物凄い数のアンチを産み出しているが
同時に信者の数も膨大な為信者とアンチの争いが絶えない。
最新刊であるHUNTER×HUNTER30巻が250万部売れてる辺り
これからも彼の作品を待つ人はきっと多いのだろう。
だが、残念ながらドラクエ10はオンラインである……
●とくなが-つよし【徳永剛】
WIZARDRY外伝1に携わった人物。2でディレクターとなり、
3では自らストーリーを手がける。
ここまでは普通に思えるが、2で自分の企画が通らなかったために、
「WIZARDRYフリークでは知らない者はいない」と言われるほどの御方、ベニー松山を、
「シナリオ(ストーリー原案を含むメッセージ、すべてアイテムとモンスターの数値設定、
ダンジョンの構造デザイン)を時給800円でやって下さい」と雇おうとした極悪人である。
外伝2は「1本あたりの印税額は文庫1冊あたりの 1/3以下」という低予算ぶり。
いかに外伝1の使い回しをしまくったか想像できよう。
これだけならまだ良い話で、外伝2は外伝1に近い売上をもたらしたのだが、
ほとんど何もしてない徳永氏は実績を得たことになっており、外伝3以降好き勝手に創作することになった。
登場キャラクターのアガン・ウコーツは、AGANUKOTで逆から読むとトクナガである。
こうして不名誉ながらロバートのトレボー、アンドリューのワードナに次ぐ第3のもじりキャラクターとなった。
最もWIZフリークのヒンシュクを買ったのは、初期WIZ1〜5の舞台となったリルガミンを彼が滅ぼしたという設定であろう。
戦闘のバランスも最悪で、具体的に言えば、最強呪文が中盤から役に立たない、といった具合で厨房クラスと評されている。
「ダイアモンドドレイク」が厨房に人気を得たのは皮肉な話だが、
アスキーETソフトウェア開発部は既に撤退しており何ら意味のないことである。
補足:>ベニー松山をシナリオ(ストーリー原案を含むメッセージ、すべてアイテムとモンスターの数値設定、
ダンジョンの構造デザイン)を時給800円でやって下さい」 と雇おうとした極悪人である。
このあたりの事情はベントスタッフのサイトのベニー松山氏の個人ページに書かれたもので、
この内容が国内最王手のWizファンサイト「得物屋24時間」の掲示板に紹介されたとき、
「元ディレクター」と名乗る人物による「この記事の内容につきましては、虚偽や憶測、記憶違いの点が多く、
現在、訂正を求め、ベントスタッフに問い合わせ中です。鵜呑みにしないでくださいね。」
という書き込みが現れた。その直後、ベントスタッフのサイトから外伝2の裏話は削除される。
結局ベニー松山氏と、この「元ディレクター」氏と、どちらの言い分が正しいのかは不明なままであるが、
「元ディレクター」氏の行動が2ちゃんねるで失笑を買ったことは言うまでもない。
☆関連語☆
Wizardry WIZARDRY外伝 Wizardry DIMGUIL ダイアモンドドレイク
●とりやま-あきら【鳥山明】
ドラゴンクエストシリーズやクロノトリガー、ブルードラゴンなどのキャラクターデザインを担当した人物。
また世界的大人気漫画ドラゴンボール(RPG化も多くされている)の作者でもある。
DQシリーズの主要キャラが雑誌などに初掲載されると、
見た瞬間に誰が主人公か一目で分かるキャラクターデザインは流石といったところだ。(DQ7を除く)
2ch内では、昔と今に同氏が作画した絵に違いがあるためか、
最近は別人が書いているのでは? という疑問も持たれている。
●なーしゃ・じべり【ナーシャ・ジベリ】
スクウェア黎明期を支えた天才プログラマー。バグの王。
元々はアメリカでAPPLE2向けのゲームを作り高評価を得ていた。
旧スクウェアの坂口博信氏がナーシャのゲームのファンであったことから意気投合、
スクウェアに入社し、FF1〜3や聖剣伝説2のメインプログラマーとなる。
スクウェアを退社して10年以上たつが、今でもヒゲとは交友関係は続いているらしい。
高い技術力とセンス、そして凄まじい開発速度の持ち主で、
脳内でプログラムを組み立てられる、電話口でデバッグプログラムを製作などの伝説的なエピソードも多い。
FF3がなかなか移植されなかったのは、
彼が構築したプログラムが高度すぎて誰にも理解できなかったからという説まである。
実際、彼の作品はその頃の技術レベルからは抜きん出ているものばかりである。
(反面、バグも多いが。特に聖剣2にはフリーズなど致命的なものがいくつもある。)
現在ではネタ半分に、ナーシャというと「バグの王」というイメージがあるが、
彼こそ本当の意味での「天才」であるのも確かな事実である。
世界を放浪したりと変わった経歴の持ち主でもあり、彼に関するエピソードは枚挙に暇がない。
現在何をしているのかについては故郷イランでプログラマーをやっている、
アメリカでレストランを経営しているなど、諸説ある。
実際のところ、カリフォルニアに住んでいるらしい。(07年春現在)
☆関連語☆
ファイナルファンタジー3 ノーチラス
●なおら-ゆうすけ【直良有祐】
「フロントミッション4」や「アンリミテッド:サガ」などでキャラクターデザインを担当したイラストレーター。
イラストの幅が広く、様々な画風を持つ。
「ロマンシングサガ ミンストレルソング」では当初アートディレクター及びキャラクターデザイナーとして紹介され、
マントを取られて紫の羽パーツを付けられたアルベルトや、兜のせいで角が生えたかのように変貌したシフなどで散々叩かれた。
これに関しては2chではバッシング、マルチポストなどが発生し波紋を呼んだ。
このデザインはチームで行ったものであるとアルティマニアでは書かれており、
文面通りに取るなら、サガフロンティア1の小林智美のような清書役としてのキャラクターデザイナーであったようである。
取りまとめ役のキャラクターデザイナーとしては別の人が紹介された。
ただ騒動の後の発表だったため、罪をなすりつけて逃げたんだという声もある。
「コードエイジ」ではプロデューサーを務めたが、評判はあまり芳しくない。
●なかがわしょうこ【中川翔子】
日本のマルチタレント、ミュージシャン。
しょこたんの愛称で親しまれる現在レベル27(自らの年齢をレベルで表す)。
自他共に認めるポケモンマニアでよく栗山千明とポケモン映画を仲良く観ている姿を
幾多のポケモントレーナーに発見されている。
テレビ東京で2010年までやっていたポケモン☆サンデーという
主にポケモンを賛美するバラエティ番組にしょこたん部長として出演していた。
番組内企画、ポケモン☆バトルで近所で捕獲されたかと思われる普通の小学生逹相手に
ガチで戦い完膚なきまでに勝利し小学生逹を泣かせた大人気ない人でもある。
●なぎりょう【凪良】
アルトネリコシリーズの原画を担当している絵師。
SF的な機械物からファンタジーな物まで、塗りが目を引く整った絵を描く。
アルトネリコでは製作スタッフが指示しているからか、
それとも凪良がノリノリでやっているのか、とにかく1,2共に女性陣がエロい。
ゲームの設定も相まって、「これCERO指定BどころかD行くんじゃね?」
っていうくらいエロい。いやマジで。
また、商業作品を書く傍ら堂々と同人誌を出すという猛者でもある。
以前は凪良(なぎ)名義で活動していた。
●なまでん【ナマデン】
スクウェアエニックス開発第2部に所属するプランナー生田美和(しょうだみわ)氏の蔑称。
1995年9月1日スクウェア(現在:スクウェアエニックス)に入社。
主な代表作はサガフロンティアのアセルス編シナリオや聖剣伝説Legend of Manaの宝石泥棒編のシナリオである。
見た目は普通の女性なのだが、まさに絵に描いたような典型的な『腐女子』であることでも有名。
その性質は彼女の手がける作品にも色濃く反映されており、かなり腐女子受けがよい。
しかし、古参からのプレイヤーからは評判がすこぶる悪く、このような蔑称で呼ばれるまでに至った。
●なるけみちこ【なるけみちこ】
WAシリーズ、天使の詩シリーズで有名なゲーム作曲家。
彼女の作るサウンドは「なるけ節」と呼ばれ、ファンから圧倒的な支持を受けている。
特にWAシリーズでは、2から組んだ麻生かほ里氏との主題歌&EDテーマが人気。
当然最新作の5でもこの2人のタッグが見られると思いきや、
2人とも参加していなかったためにファンは騒然とした。
PSPで発売される予定の「ワイルドアームズXF」では、
なるけ節が復活するに違いない!とファンは信じてやまない。
☆関連語☆
WILDARMS どんなときでもひとりじゃない
●のむらてつや【野村哲也】
スクウェア・エニックスのイラストレーター。
主にイラストを手がけた作品はFF7・FF8・FF10・キングダムハーツ・バウンサーなど。
また、ギルガメッシュやケフカのドット絵でも知られている。
氏の初ディレクター作品である「キングダムハーツ」は新タイトルRPGとして
稀有なロングランを記録し周囲を驚かせた。
多くのファンを持ち、売り上げが良いなどと評判も高い彼だが、
今までFFのイラストを担当していた天野喜孝と比べると全く正反対の雰囲気を持つイラストとなっている。
(野村絵は、シルバーアクセなどを持たせ、黒を中心としているなど、現代的な雰囲気が強い)
そのため、旧作ファンや、いわゆる「王道な剣や鎧の出てくる雰囲気」が好きな人たちからは、
かなり評価が悪く、「天野に戻せ」と言う声も強いようだ。
また、「スコール(FF8の主人公)のモデルは僕です」「エアリス殺しましょう、ティファ出しましょう」
などといったいくつかの問題発言もあるため、叩かれる時は徹底的に叩かれる。
良くも悪くも、ここまで賛否両論が激しいイラストレーターは彼ぐらいだろう。
●はまうず-まさし【浜渦正志】
スクウェアサウンズの一人。ドイツのミュンヘン生まれで両親共に音楽家という筋金入りの作曲家(?)である。
「チョコボの不思議なダンジョン」や「サガフロンティア2」、「ファイナルファンタジー10」などでその手腕を
存分に発揮している・・・はずなのだが、(一部の)古参サガファンには「何でイトケンじゃねーんだよ!!」と、
(一部の)古参FFファンには「何で植松じゃねーんだよ!!」とまあ理不尽極まりない理由で叩かれまくっている。
そして「アンリミテッド:サガ」でも相変わらず名曲揃いであったがやっぱり(一部の?)古参ファンに叩かれている。
なお、彼が音楽を担当した作品は全体的にクセが強いものが多く
(例:サガフロンティア2、アンリミテッドサガ)
・「音楽も含め、そのゲームの独自の雰囲気に惹かれた」
・「ゲームは数時間で売ったけど、サントラは持っている」
こういったプレイヤーがやたらと多い。
●べにーまつやま【ベニー松山】
WIZ(とくにバンパイアロード)大好きなゲームライター。
スタジオベントスタッフの創立時メンバーで現在は取締役。
ゲームライターとしての活動は古く、86年にベーマガでデビュー。
ベントスタッフ内では主にシナリオを担当している。
また、ゲーム小説家としても有名で、
88年にwizを元にした「隣り合わせの灰と青春」を発表。
以後、ゲームの小説化作品をいくつも発表し好評を得ている。
特にWIZ2を元にした「風よ。竜に届いているか」はWIZのシステム設定まで
ストーリーに生かしたWIZへの愛の塊のような小説で、
前作の隣〜とあわせてWIZファンのバイブルとされてきた。
現在でもこの作品は人気が高く初版が出てから8年後に加筆修正され
別会社から新装版がでるというゲーム小説では異例の事態となりファンを歓喜させた。
現在もベントスタッフの出した解体真書シリーズには
おまけとしてベニー松山氏の短編小説が載ることがよくあり、
こちらもサガフロの「ヒューズのクレイジー捜査日記」などが好評を得ている。
●ほりいゆうじ【堀井雄二】
ドラゴンクエストの産みの親の一人にして、日本を代表するゲームクリエーターの一人。
代表作はドラゴンクエスト、ポートピア殺人事件、トルネコの大冒険以下略など多数、
座右の銘は「ゲームは遊ぶユーザーのもの」として、自分が作るゲームに対しては絶対に妥協を許さない
そのためドラゴンクエストには発売延期が多い。
親友には鳥山明、さくまあきら、すぎやまこういちなどゲーム界を代表する重鎮がそろっている。
1986年あたりは週間少年ジャンプの巻末で声優の横山ちさ、さくまあきらと共にゲーム批評をやっていた。
(本人名義ではなく「ゆう帝」というペンネームだった)
他人が作るゲームは決して批判しないとして有名だが、ゆう帝は結構批判していたのは黒歴史。
「げげっ!?なんだこのシステムは!? 作った奴は出てこい! こんぼうで殴ってやる」
「とりあえず10分やって荒川に捨ててきました」
●ますだしょうじ【桝田省治】
もともとは広告会社勤務だったが、ふとしたことで桃太郎伝説の制作に関わることに。
それ以来、数々にヒット作品を飛ばし、ついには「MARS」というゲーム会社を設立する。
この人が作るのは大概変なRPGである。
代表作は、天外魔境2、メタルマックス1&2、リンダキューブ、俺の屍を越えていけ、等々。
余談だが、2chにおいては天外信者などは多数存在するが、枡田個人の信者はあまり見かけない。
●まつの-やすみ【松野泰己】
ゲームクリエイター。元クエスト。元スクウェアエニックス執行役員、第4事業部主任。
クエスト在籍時「伝説のオウガバトル」「タクティクスオウガ」などのオウガシリーズを制作、
多くのユーザーから支持を得るも、突然スクウェアに移籍。
当時のスクウェアは金で他社から人材を引き抜きまくっていたため一部のユーザーの反感を買っており、
結局引き抜きではなかったらしい松野も「裏切り者」と一時非難された。
スクウェア移籍後の作品、「FINAL FANTASY TACTICS」が「タクティクスオウガ」によく似ていたこともその要因である。
松野節と言われるセリフ回し、濃い設定、ドロドロの人間関係など独特の世界観を作り出す彼にはファンも多いが、
その一部勢力の妄信ぶり故に敬遠されることもある。
2005年8月に病気療養によるFF12降板が発表され死亡説が囁かれたりしたが、
2006年9月14日の任天堂主催"Wii Preview"で生存が確認された。
☆関連語☆
オウガシリーズ ファイナルファンタジー スクウェアエニックス
●まつやま‐ひろし【松山洋】
擬似オンラインゲーム.hackシリーズを手がける、サイコバーコネクト2の代表取締役社長。
雑誌のインタビューに頻繁に応じたり、公式HPにこっそり新情報を掲載したり
ゲームのイベントやラジオに出席したりと.hackユーザーにとっては馴染み深い人物。
ゲーム内にも彼を模した仲間キャラクター「ぴろし」が存在し、本人自身もぴろし社長と呼ばれている。
と、上記の文章だけ読むとユーザーからも慕われていそうな印象を持つが
2chの.hackスレでは非常に忌み嫌われている人物でもある。
その代表的な理由として
・インタビューや公式HPにて「続編にて〜の謎が解ける」などの発言を数多く残すが
実際ゲームをプレイし蓋を開けてみると、まったく解決せずそれどころか謎に触れないケースが多発。
・「このゲームにはペテンが仕組まれてる。」発言をするが期待するほど大した罠はない。
・必要以上に発売前のゲーム内の情報を露呈し、ストーリーの7割方を暴露。
・.hack//G.U.最終巻にて自分自身からネタバレ禁止の厳戒態勢を敷くが、発売日直前にて一気に情報放出。
同時期にメディアミックス展開で放映してた.hackと同名アニメのインタビューにて
「最終話はグロい。これを見終えた視聴者から、「ぴろし死ね」という意見が来るかも」という発言をし
視聴者を不安がらせるが、特に何の変哲もない普通の最終回(出来自体は微妙な物だが)だったため
自虐ネタと扱われ、以上のネタから「ぴろし死ね!氏ねじゃなくて死ね!」という書き込みがスレ内に多発した。
そしてその他にも途方もない自信と神経を逆撫でする発言で、スレ内の住人達を大憤慨させる。
ちなみに昨今ではゲーム.hack//G.U.を三巻揃えて応募すると送られてくる特典OVAの出来でも
自信満々な書き込みを公式HPに残すが、その出来は非常に厳しいものでもあったため
更に批難の意見を浴びることになっている。
☆関連語☆
.hack
●みつだ-やすのり【光田康典】
スクウェア「クロノトリガー」でデビューしその後「ゼノギアス」や「ガンハザード」、
フリーになった後には「ゼノサーガシリーズ」や「マリオパーティ」など
様々なゲームの作曲を担当したコンポーザー。
時の回廊に代表されるような神秘的な曲調、
あるいはクロノクロスのように世界各国の民族音楽を取り入れた曲調で多くのファンを獲得している。
何気に本人自身はお茶目な男性というのもあったり。
☆関連語☆
クロノトリガー クロノクロス 時の回廊 ゼノギアス
●みとせのりこ【みとせのりこ】
クロノクロスのED「RADICAL DREAMERS〜盗めない宝石〜」や
アルトネリコのヒュムノスを担当した歌手。
その透明感のある声は多くのファンを魅了している。
☆関連語☆
ヒュムノス クロノクロス 光田康典
●みどりかわ‐ひかる【緑川光】
男性声優で通称はグリリバ(緑川→green river→グリリバ)。
代表作はリオン(TOD)、ジューダス(TOD2)、マサキ(SRWシリーズ)、フェイ(ゼノギアス)など。
その美声?は世の女性達を魅了し90年代を代表する声優の一人となった。
しかしその正体は重度のゲーマー且つネトゲ廃人、そして大のスパロボファンであり、
そのプレイ量や時間を知ったファンからは「いつ仕事をしているのか」いぶかしがられている。
本人は時と精神の部屋にこもっている、と釈明?している。
スパロボシリーズにおいては
・製作サイドに自分が出演している作品の参戦を直訴する。
(たとえそれが偽名で出演していた18禁エロゲーであろうと)
・最新作をフラゲ(フラインゲットの事)する。
・頼まれてもいないのにデバッグに参加する。
・自分が声を当てたキャラ搭乗機の性能についてスタッフに意見する。
と、やりたい放題である。
しまいには正式にスーパーバイザーの肩書きを手に入れ、製作サイドからも廃人認定を受け、
更に公式ブログのライターに任命され、スタッフを名乗って書き込んでいる。
最早スパロボを語る上で欠かせない人物となっている。
●みやこづきしゅう【都月狩】
サモンナイトシリーズのシナリオを担当している人物。
関連小説やドラマCDの方のシナリオも担当しており、
派生作品のクラフトソードシリーズでは大まかな設定を担当している。
彼の作ったサモンナイトのシナリオの中には細かい矛盾が ちょくちょく見られたりするので
肯定派と批判派の評価の差が激しいシナリオライターである。
特定のキャラを優遇したり派生作品に出しゃばらせたりする傾向があるので
どちらかというと批判されることの方が多いようだ。
彼のシナリオの矛盾部分は、2chの間では「都月マジック」と呼ばれよくネタにされている。
☆関連語☆
サモンナイト アメル 都月マジック
●みやべみゆき【宮部みゆき】
作品がドラマ化されたり映画化されたりする、有名小説家なおばちゃん。
ゲーマーであることを公言しており、「ICO」に触発され小説版を書いたことも。
最近(2006年1月下旬)、自らが所属している事務所の公式サイトにおいて
「ローグギャラクシー」のプレイ感想を掲載しちょっぴり話題となった。
「私にはこのゲーム不向きでした」「怒っちゃった」「システム上の文句も色々あるが、ストーリーが納得いかない」
「ヒロインの母親の女王が独善的すぎ。しかも他のキャラクターが誰も注意してない。
ピエトロ王子のお母さん、ポポロクロイスの女王さまなんかなぁ…」
という感じで、サイトを見てる側がちょっと引きそうくらい熱く語っている。
ちなみにその後買ってきたのは「テイルズオブジアビス」と「バイオハザードDS」。
テイルズシリーズは初プレイらしいが、ジアビスについて
「ああ、これこそがRPGをプレイする喜びと言うものよ」と持ち上げ、
「ローグギャラクシーと似たようなシステムなのにここまでプレイ感が違うのはなぜかしら」とコメントしていた。
この板的に関係ないがバイオハザードDSもとても気に入ったらしい。
補足:ちなみに女史にとっての一番のクソゲーはFF8とのこと。
リノアが生理的に受け付けないらしい。
追記:幻想水滸伝シリーズのファンでもあり、3の体験日記も書いていた。
それが一時期コナミの公式にも掲載されていたのだが…。
4をプレイした氏が船のシステムについて苦言を呈したのと同時期に体験日記も公式から姿を消していた。
都合のいい時だけ利用されるというのも悲しいものだ。
●みやもとしげる【宮本茂】
任天堂の代表取締役であり、日本を代表するゲームクリエーターの一人。
MOTHERシリーズ、マジカルバケーション以下超多数のゲーム制作を担当
代表取締役だが、社長の意向により、いまだ制作現場を担当している。
面白いゲームを作るためなら妥協を許さず、
星のカービィ(GB)発売日が決まって、マスターロムを持ってきた開発者に対し
一通りやった後、「おもしろくない、リテイク(やり直し)だ」
と言い放ち、開発者がその場に崩れ落ち気絶したという伝説を持つ。
結局発売日は大幅に遅れ、任天堂は、ゲームの発売日を直前まで発表しなくなった。
●もりあきひこ【森彰彦】
ゲーム作曲家。故人
1996年に胃癌のため亡くなったため「薄命の天才」と称される。
RPGではミスティックアークやごきんじょ冒険隊のBGMを担当した。
彼の作った楽曲はどれも素晴らしいものの、担当したゲームが総じてマイナーなので、
知っている人より知らない人の方が多いと思われる。
聴いたことのない人には是非聴いて欲しいのだが、
ミスティックアークのサウンドトラックはプレミアが付いており
RPGのサウンドトラックの中でも特に手に入りにくく、
担当した作品自体も中々見付からないマイナーな物ばかりなのが悲しい所である。
●よしかわ-たつや【吉川達哉】
カプコンの「ブレスオブファイア」シリーズ等のゲームのキャラクターデザインを手がけているデザイナー。
彼の絵柄はブレス2以前と3以降では別人と言えるほど変化しており、
最近の絵は一部の古参ファンからは敬遠されているが、こちらの絵の熱烈なファンがいるのも事実である。
補足:絵柄が変わった理由として、「もっと大衆向けにしろ」と
安田朗(ストリートファイター2など:通称AKIMAN)に忠告されたから、と後に述べている。
●よしだあきひこ【吉田明彦】
絵をかける人がいなくて「こいつ描けるんじゃね?」とドッター一人捕まえてきてやらせてみたら
恐ろしくクオリティが高くてそのままキャラデザも兼任。
会社移った関係もあっていつの間にかキャラデザが本業に。
こうしてキャラデザはじめたという話を聞いたことがある。
●よしづみ-まこと【吉積信】
ナムコの営業から2002年にテイルズオブシリーズのプロデューサーになったクリエイター。
ナムコテイルズスタジオ社の取締役にも就任しており、イベントなどにもよく顔出しする。
「オタク質問多すぎ!」「ファンタジア勢は組織票もあったけど黙認したんですよ」などの問題発言も目立ち、
2ch的には出しゃばり系プロデューサーとして高橋秀信氏や日野晃博氏とともに
ネタキャラとして扱われることが多い。
TOEまではそれなりに良かったテイルズだが、D2以降、イマイチなシリーズにした主原因とも言われている。
3人の子供がおり、一番上の娘にはテイルズオブシリーズしかゲームをやらせない英才教育をしているとのこと。
イベントの締めには吉積氏「やっぱりテイルズオブー?」観客「○○(シンフォニアなど)〜!」の
パターンがよく使われる。
☆関連語☆
テイルズ テイルズオブシリーズ
●わかもと-のりお【若本規夫】
声優。渋さと鋭さを併せ持つ独特の声質と、緩急と抑揚の激しい演技が特徴。
それ故に悪役やネタキャラを演じることが多い。
一般的にはドラゴンボールのセルや、サザエさんの穴子さんの中の人として有名だが、
RPGではVPのジェイクリーナス、TOD2のバルバトスをはじめ、
KH2のゼムナス、グランディアのバール、FF12のアルシド=マルガラス、
ディスガイア2のゼノン、WAFのジークフリード、WA4のガウン
などが彼によって演じられている。(もっといるが省略。)
その渋い声とぶっ飛んだ演技に惹かれる者は(引かれる者も)多く、少なからず信者が存在する。
☆関連語☆
穴子 バルバトス=ゲーティア ガウン アルシド=アナゴラス
▼企業・人物ネタ
●えいがてき-な-おもしろさ-は-ほんもの-の-えいが-には-ぜったい-かてません
【映画的なおもしろさは本物の映画には絶対勝てません】
FFの生みの親である坂口博信氏がFF3発売前ぐらいの時期に言った神発言。
ファミマガというゲーム雑誌の漫画にその発言が掲載されていた。
今ではFFは「ゲームと映画の融合」という180度違う方向にある目標に向かって突き進んでいる。
この10年で彼にいったい何があったのか、それは誰にもわからない。
当の本人はおそらくこの発言自体忘れている。
☆関連語☆
坂口博信 ゲームと映画の融合
☆参考☆
ttp://retrogames.nrt.buttobi.net/imgs/1378.jpg
●かいたい-しんしょ【解体真書】
スタジオベントスタッフによって制作された攻略本シリーズのタイトル。
ゲームによっては、「解体新書」と表記されることもある。
中には番外編の「裏解体真書」とか「解体禁書」なんて物も存在する。
主にスクエニのRPGの攻略本となることが多い。(一部カプコンのゲームもある)
基礎的なデータから裏技や裏情報までしっかり網羅していて、非常に分厚い本となっている。
しかし後に、さらに分厚い攻略本であるアルティマニアシリーズというのも出ている。
☆関連語☆
アルティマニア 攻略本
●かわづの-しくんだ-ひれつな-わな【河津の仕組んだ卑劣な罠】
RPG業界の大所・河津秋敏氏が制作に関わった作品(主にサガシリーズ)に対して言われる文句。
特にラストダンジョンで引き返せなかったり、一癖も二癖もあるイベント攻略法やダンジョンの仕掛けなどに対して、
サガ関連の2chスレ内などで言われている。
ただの文句ではなく、遊び心やシュールさ、意表をついた展開、たまに設定ミスや想定外のバグなどに対しても
「流石は河津、やってくれるぜ」といった、ネタ展開として歓迎するようなニュアンスが込められている。
元ネタはロマサガ/ミンサガのラスボスであるサルーインの台詞の一部「エロールの仕組んだ卑劣な罠」から。
彼がユーザーに親しまれていることがよくわかる台詞である。
☆使用例☆
A「ラストダンジョン引き返せなくて積んだ\(^o^)/
B「__だな。
☆関連語☆
河津秋敏 ロマンシングサガ サルーイン ガラハド アイスソード クソ虫
●さるしーる【猿シール】
株式会社猿楽庁がテストプレイ、バランス調整、デバッグを行い
優良ゲームである事を証明する猿のシールを指す。
このシールが貼られていれば個人の好き嫌いはともかくとして
安心してそのゲームを購入出来る………はずだった。
と言うのも、XBOX360で発売された『カルドセプトサーガ』における
バグの嵐(詳細は長いので割愛)が問題になり、このシールの信頼が地の底に落ちてしまったのである。
数時間もプレイすれば噴出するバグを見事にスルーして猿シールを貼ったせいで
「本当に猿がデバッグしている事を証明するシールだった」
「他のゲームも最初から調整する必要なかっただけじゃないか?」
などと揶揄され、更に猿楽庁の偉い人が日記で
「誠実は成功の基です」などと寝言を書いてある始末。
尚、上記の件が発覚した以降は猿シールはほとんど貼られておらず
手を抜いて仕事をすると後々痛い目を見るのは自分という好例。
誠実は成功の基なのだ。
●げーむ-でざいなー【ゲームデザイナー】
ゲームをデザインする人のこと。
一般人にとっては曖昧なイメージの言葉で、広義に用いられる。
一時期は飯野賢治の働きによって、「なんかうさんくさい職業」という偏見が一般人に刷り込まれたりもしたが、
それがあながち間違いでないのか、本当に偏見なのかは、ゲーム業界の外にいる人間にとっては定かでない事である。
広告屋や放送作家などから転向するケースが多いらしい。
有名なところを挙げるとすれば
DQの堀井雄二(テキストの暖かみが特色)
FFの坂口博信(ガイア理論を好む)
マリオの宮本茂(任天堂の顔)
天外の広井王子(サクラ対戦も手がけている)
MOTHERの糸井重里(本職はコピーライター)、
天外魔境2、俺屍などの桝田省治(えげつない)あたりか。
作品そのものでなく、こちらの方につく信者&アンチも多い。
●げーむ-ひひょう【ゲーム批評】
マイクロマガジン社から隔月で出版された、文字通りゲームを批評することがメインの雑誌。
他の雑誌とは違い批評が載るのは発売から約二ヵ月後とやや遅いが(そのため新作ソフト購入の参考としては使いにくい。)
・最低でも一通りクリアするまでプレイしている
・ゲーム会社への依存が薄くメーカーから圧力がかからない
と内容はレビュアーの主張が強く出るなどして辛口傾向だが、レビュー自体は的確であろうと思われる。
(一つのソフトに対する批評が1〜2ページなせいか、肝心なところを一言二言程度で済ませてしまうことも多々ある。)
またアンチスクウェアの巣窟ともいえるほどスクウェア製のゲームはことごとくバッシングされており。
FF6:キャラ作りを誤解している
聖剣3:あまりに中途半端なゲームシステム
FFT:TOの殻を打ち破れなかった
FM2:作り直しを要求する
ゼノギアス:スクウェア印のOVAで出せ
などと、スクウェア信者が読んだらぶち切れかねないレビュー内容である。
(スクウェア製のゲームでまともに褒められた作品はわずか数作品ぐらいである)
RPG関連の特集もよく組まれており、FFかDQの発売時期には集中的に特集を組んだりした。
なお、2006年春で廃刊している。
●こーえー-しょうほう【コーエー商法/光栄商法】
あるゲームソフトの発売後、しばらく経ってから追加要素を入れた新バージョンを売る商法。
コーエーとは「三国志」「信長の野望」など、数多くの歴史ゲームをプロデュースする大手ゲーム会社。
この会社は同名、同内容のゲームの、パワーアップキット版や猛将伝といった追加バージョンを販売して
二度も三度も資金回収を行うことで有名。
近年ではコーエーに限らず、他のゲーム会社も似たような商業戦略を採り始めている。
一例としては(RPG限定で言えば)
・スクウェアエニックス(FF、KHなどのインターナショナル版、SO3のディレクターズカット版)
・ガスト(アトリエシリーズのプラス版)
・日本一ソフトウェア(ラ・ピュセル、ファントムブレイブなどの「2周目始めました」)
なお、「ザ・ベスト」「ベスト版」と違うのは主に追加要素の有無である。(一部例外あり)
従来作品が中古市場で値下がりするなどユーザーにも利点はあるが、
一方でオリジナル版が「豪華な体験版」と揶揄されることもしばしば。
また、そのゲームのファンにとっては追加要素欲しさに同じゲームを何度も買わざるを得なくなるため、
一部では蛇蝎の如く嫌われている。
☆関連語☆
コーエー ザ・ベスト インターナショナル版
●このざま【konozama】
amazonで予約したが発売日に届かなかった状況を指す言葉。
「amazon」の後ろに「ok」を付けて、逆に読み「konozama(このザマ)」と読む。
「amazonを信用して買ったがこのザマだ」という自虐的な意味が込められている。
やはり数ヶ月前から楽しみにしていたゲームを発売日にプレイできないのは痛い。
ちなみに、発売日に届かないのは商品入荷の見通しが立つ前に予約を受けつけているためで、
別にamazonが信用ならないというわけではないので誤解なきよう。
いいか、みんな
(゚д゚ )
(| y |)
amazonで注文すればokと信じていたのに、
いつまでたっても商品が来ない。
amazon ( ゚д゚) ok
\/| y |\/
これらをくっつけて
( ゚д゚) amazonok
(\/\/
逆から読むとこのざま、というわけだ
( ゚д゚) konozama
(\/\/
amazonは当てにならない、ということだな
(゚д゚ )
(| y |)
☆関連語☆
amazon
●このつづきはきみのめでたしかめてくれ!【この続きは君の目で確かめてくれ!】
ゲームと同時に発売されるVジャンプの最速攻略本によくある言葉。
終盤に差し掛かるところで本の内容が終わっている。
余談だがこの文を書いている私は子供のころ幾度となく騙されて悔しい思い出がある。
●こみっくぼんぼん【コミックボンボン】
1981年10月15日に創刊された、コロコロコミックのライバル誌。
初めの頃はガンダム関連の作品を主力にしていたが、
コロコロがポケモンなどの作品とうまくタイアップしたため、差をつけられる。
なので1997年の「メダロット」以降やたらタイアップ作品が登場。
「デビルチルドレン」や「ロボットポンコッツ」みたいにそれなりの成果を上げたものもあったが、
「クロスハンター」「携帯電獣テレファング」「グランボ」「ムゲンボーグ」など、
いろんな意味でマイナーなRPGも多数存在する。
ホビーもマイナー感が拭えず、結局コロコロには勝てなかった。
部数低迷から脱却すべく、2006年1月号からリニューアルしたが、
2007年中には休刊しそうである。南無。
●ころころこみっく【コロコロコミック】
1977年4月15日に小学館から創刊された、小学生向けの月刊漫画雑誌。
近年はホビーやゲーム絡みのタイアップ漫画などで読者を集める。
限定ポケモンの配布やポケモン新作の情報が一番早く載っていたり、
大会開催やイベントの発表、連載漫画やアニメ・映画情報など、
初代から今に至るまで「ポケットモンスター」のスポンサー的な雑誌。
この少年誌があるからこそ、ポケモンが大ヒットしたともいえる。
もちろんポケモンだけでなく、他の任天堂作品や他社のゲームも取り上げている。
「ゾイドシリーズ」「ボクらの太陽」「ロックマンエグゼ・流星のロックマン」あたりが、
コロコロの援助を受けていた、あるいは受けているRPG。
●さっきょくか【作曲家】
音楽を創作することを生業とする人。
絵師やシナリオライターなどと同じく、そのゲームの印象、雰囲気を決定付ける人材の一人。
優秀な作曲家の手による音楽は、元から良いゲームならばその世界観やシナリオを更に引き立たせ、
不備や欠陥の多いゲームならば、プレイヤーの不満を取り去る力を発揮する。
特に戦闘曲の巧い作曲家には多くの信者が付き、そのゲームの人気や売り上げの一翼を担うこともある。
以下にRPGと関係の深い(比較的有名な)作曲家を挙げておく。(詳細は作曲家本人の項目を参照)
・伊藤賢治 サガシリーズの大半、聖剣伝説(1、新約、COM、4)
・岩田匡治 オウガシリーズ、FFT
・岩垂徳行 グランディアシリーズ、LUNARシリーズ、ラジアータストーリーズ
・植松伸夫 FFシリーズの大半、半熟英雄シリーズの大半、ブルードラゴン
・菊田裕樹 聖剣伝説(2、3)
・崎元仁 オウガシリーズ、FF12、ブレスオブファイア5
・桜庭統 テイルズシリーズの大半、SOシリーズ、VPシリーズ、バテンカイトスシリーズ
・佐藤天平 日本一ソフトウェア製SRPG(魔界戦記ディスガイアなど)全般、エメラルドドラゴン
・下村陽子 聖剣伝説LOM、LIVE A LIVE、キングダムハーツシリーズ
・すぎやまこういち ドラクエシリーズ、トルネコの大冒険シリーズ、風来のシレンシリーズ
・辻横由佳 ファイアーエムブレムシリーズ、ペーパーマリオRPG
・なるけみちこ ワイルドアームズシリーズ、天使の詩シリーズ
・濱渦正志 FF10、サガフロンティア2、アンリミテッドサガ、チョコボの不思議なダンジョン
・増子司 初期の女神転生シリーズ
・光田康典 クロノシリーズ、ゼノギアス
☆関連語☆
音楽 戦闘曲 専用曲 アレンジ スタッフ 音楽がいい
●ぜんせいきのふぁるこむしょうほう【全盛期のファルコム商法】
・1作品3特典は当たり前。1作品5特典も。
・ファルコムにとって本編は特典のおまけ。
・あるゲームのPR文「ゲームはただのおまけ、特典の値段です」
・ゲーム出してない時期でもアレンジCDリリース。
・通常版だと思って購入したらおまけCDがついていた。
・ファルコムの特典付属率は150%。特典付き限定版は100%特典がつき50%の確率で通常版でも特典の意味。
・パッケージが小さかったから大丈夫だろうと思ったら薄いCDケースの中にゲームの他にサントラが5枚入っていた。
・やけにゲームの箱が重いと思って中をあけてみたら、数百ページにも及ぶ全シナリオ記載本が入っていた。
・イースリメイク作品であるイースエターナル、イース2エターナルを発売。
それが店頭から消えないうちにその2つをカップリングしたイースI・II完全版発売決定。
・リメイク量産の結果、主人公であるアドル氏は日本一RPG出演作の多いキャラに。
・ヒロインだと思ったら主人公に相棒がいて影が薄かった。
リメイクでプッシュされてヒロインになれると思ったら相棒はもっとプッシュされていた。
・スタッフ曰く「ヒロイン化計画は失敗・・・」
全て実話である。
☆関連語☆
ファルコム商法
●それ-が-○○くおりてぃ【それが○○クオリティ】
ゲームの内容があまりに酷い時などに使われる言葉。○○の部分にはそのゲームを開発した会社の名前が入る。
「この会社はこの程度が限界なんだよ」などの皮肉が込められている。
☆使用例☆
「このゲーム、バグ多すぎだろ!」
「そう、それが○○クオリティ。」
●それはゆーざーがめんどうくさいだけだからいいよ【それはユーザーが面倒くさいだけだからいいよ】
レベルファイブの日野晃博がある式典で堀井雄二と対談した際、話題に出た言葉。
ドラゴンクエスト8の開発過程において堀井が日野に対して言った言葉らしい。
ゲームの中に、思いついたアイディアをどんどんと「これもできるけど」という形で入れておくと、
時にはユーザーからは「やらなくちゃいけない」ことと感じられてしまうことがあり、
その場合作業となってしまい、苦痛となってしまう…
…という、堀井の一ユーザーの視点からの考えがあり、それに基づく言葉である。
アイディアは入れられるなら多く入れておいた方がいいのでは、という考えを持っていた日野は、
この考えに感銘を受けたらしく、その対談中では「目を覚まさせていただいた」とまで言っており、
また他の雑誌インタビューの際にも堀井を「切り捨てるべきところを切り捨てられる人」と評している。
たしかに「やりこみ要素」や「ミニゲーム」を作業と感じてしまい、
多くのユーザーがストレスを感じる…ということはしばしばみられる。
特にクリアすると最強武器・最強特技・召喚獣などといった特別なものが手に入るような場合は、
「やるのは面倒だがやらないとすっきりしない」という心理に陥りやすい。
そういうユーザー心理をよく理解した考え方であるといえる。
しかし「やるかどうかという選択肢はユーザーに残すべきだ」とか、
「作業になるかもしれない要素を切り捨てるのではなく、
作業と感じさせないような工夫を盛り込む努力をするべきだ」というような、
この考え方に批判的な意見もあるだろう。
☆関連語☆
作業 やりこみ ミニゲーム レベルファイブ 堀井雄二
●だいぎりん【大技林】
元々はファミマガの別冊付録で、ゲームの簡単な紹介や裏技(ウル技と表記されているが)などが掲載されていた。
ゲームの辞書のようなもので、最初はコミックスサイズだったがゲーム種の増加に伴いだんだん厚くなっていき、
最終的にはタウンページ並みの厚さになった。
2000年に徳間書店のインターメディア部門が廃止になり、それ以降は「広技苑」と名前を変えた。
●だいぎりん-の-つうしんぼ-らん【大技林の通信簿欄】
ゲームとその裏技を掲載した辞書「大技林」のゲーム評価欄のこと。
複数のゲーム誌の調査と読者アンケートを採用し、
複数の項目からの評価点数の合計ポイントで評価が決められるらしく、
その妥当性と信憑性は、ファミ通のクロスレビューを遥かに凌ぐ。
ルドラ、バハラグ、ライブアライブ、TOP、クインテット開発ゲーム
(天地創造、ソウルブレイダー、ガイア幻想紀)などなど、
今でこそ名作として名高いが、当時としては知られざる存在だったゲームも
FFやDQに追従、あるいは匹敵するほどの高ポイントをマークしており、
特にスーパーファミコン全盛期から末期にかけての「隠れた名作」の発見に大いに役立った。
なお「広技苑」と名前を変えてからは、この通信簿欄は消滅してしまい、
ゲーム辞書としての利便性は著しく損なわれた。
☆関連語☆
大技林 ファミ通のクロスレビュー 隠れた名作
●だいじょうぶ-ふぁみつう-の-こうりゃくぼん-だよ【大丈夫ファミ通の攻略本だよ】
1)嘘つき。
☆関連語☆
エルムドア
2)エンターブレインの攻略本の帯によく書かれているキャッチコピー。
「ファミ通の攻略本は情報が豊富で正確だから安心」という意味で言っているのだと思われる。
しかし、FFT大全を筆頭とした誤植だらけの攻略本が一部存在しており、
皮肉を込めて「大丈夫?ファミ通の攻略本だよ?」と揶揄する声も。
●たんとうしゃ-が-かわる【担当者が変わる】
シリーズ物で、プロデューサーや絵師、シナリオライター、作曲家などが変わること。
変更の理由は、前任者が多忙、急病、急逝、移籍、独立、引退などで仕事ができない、
シリーズのイメージを一新する、新人に花を持たせたい、など。
前任者の人気が高く、信者を大勢抱えている場合にこれが行われると、
有能無能に関係なく、作品が発売する前からアンチが自然発生して百叩きの憂き目に遭う。
例)サガフロ2及びFFXでの浜渦氏(作曲家)、TOLでの中澤氏(絵師)
また、製作途中に急遽担当者が変わることもある。
●ちゅうもん-の-おおい-ようへい-たち【注文の多い傭兵たち】
押井守という小難しい話ばっかり作るアニメ監督が書いた本。
RPG内のキャラクターにRPGについてを延々と語らせるReplay編と、
作者の考えたRPGの企画書が載っている企画編にわかれている。
特に前編はウィザードリィなど、古典RPGの知識がないとわかりづらいが、
それでもこれほどRPGについて語った本は珍しい。
一時は廃刊になったものの、現在新装版が出ているので、
興味があったら手にとってみるのも良いだろう。
●でんげきぷれいすてーしょん【電撃PlayStation】
メディアワークスが出版しているプレイステーション専門誌。
隔週刊であるため情報スピードでは週刊誌に負けるがその分攻略などが充実している。
RPGには特に力を入れており「GO GO RPG」という専門コーナーで密度の高い攻略や紹介を行っている。
他に印象的なコーナーとして「はじめて物語」がある。
これは毎回1本のゲームを取り上げ、内容や操作について漫画で紹介するもので、
ただの記事より雰囲気をつかみやすいと人気がある。
メーカー側からも好評らしく、シャイニングフォースイクサでは公式サイトにも転載された。
またこの雑誌には面白いものならばマイナー作品でも取り上げるという傾向があり、
東京魔人学園やガンパレードマーチのヒットは、
他誌がほとんど紹介すらしなかった時に率先して記事を組んだこの雑誌による影響が大きい。
●でんどういり【殿堂入り】
1)偉大な結果を残したスポーツ選手や役者などを讃えるため、
彼らが残した資料、記録、服、日常用品や使っていた道具などを博物館に保管すること。
・・が元々の意味だった。しかし次第に、各分野の協会に、
その先人達の名前だけを登録するといったような意味に変化する。
2)ファミ通のクロスレビューで30点(この辺曖昧)以上を取ることでこのソフトは殿堂入りとなる。
だからといって、そのゲームがいいゲームかは人それぞれ。
●どぎばぐ【ドキばぐ】
週刊ファミ通連載の柴田亜美のレポ漫画。08年12月現在は月1で連載中。
元々は柴田亜美の連載漫画「ジャングル少年ジャン」(こちらは普通のストーリー漫画)の
番外編のゲーム業界ルポ漫画として始まったが、本編のジャンはどこへやら番外編がメインになりだし
『ジャングル少年ジャン番外編ドッキンばぐばぐアニマル』として独立、01年よりタイトルを「ドギばぐ」と改めた。
内容はやりたい放題そのもので、担当のチップス小沢とコンビでヒゲこと浜村社長をからかったり、
各ゲーム会社を訪れてはクリエイター達を騒動に巻き込むのが毎回の展開。
格式ばったインタビューではみれないクリエイターの素顔が見える貴重な漫画だが、
それ以上に「印刷所燃えろ」や「原稿落としていい?」などの危険なギャグたっぷりの柴田節全開で、漫画としても純粋に面白い。
RPG関係でも多数のクリエイターが登場するが、特に出番が多い人では、
松野泰己がなぜか「紫のバラの人」化してたりチュンソフトの中村光一がイジリ倒されている。
そのあまりのフリーダムっぷりは同誌連載の「天からトルテ」でもネタにされ、
作者の第5回ゲームベストゲーマー賞受賞のきっかけにもなったほど。
またゲーム業界には愛読者も多く、いくつものゲームにゲスト出演している。
それにしても、連載開始時には編集長だった浜村弘一がエンターブレインの代表取締役社長、チップス小沢も副編集長である。
ゲームでは[それから○○年」とはよくあるモノローグだが、
現実に10年以上もの時間が経ったと思うと感慨深いものがある。
☆名言録☆
「たのむよ先生…オレ、この漫画 ”実話ですか?”
って他人に尋ねられんのツラくてしかたないんだからさ… 」
「うちのラブシーンは世界で一番生々しい(ピュア)ですよ」
「キスシーン飛ばしてるじゃねーか!!」
●ふぁみつう【ファミ通】
毎週金曜日に発売されている家庭用ゲーム誌。出版社はエンターブレイン。
元々、パソコン雑誌『ログイン』の中の1コーナーだったが、
FCの隆盛とともに独立し、雑誌『ファミコン通信』として発売される。
1996年時代の流れに合わせ、『ファミ通』という現在の誌名に変更された。
安価な割りに情報量は豊富で、FCが全盛期の時代から多くのゲーマーに愛読されている。
しかし、「大丈夫! ファミ通の攻略本だよ!」と謳う攻略本の出来にばらつきがあったり、
広告収入が見込める大手メーカーを優先的に扱い、公平さに欠けるレビューや記事が載せられたため、
一部、ファミ通に執拗な憎悪をいだいているプレイヤーもいる。
関連誌に隔週発売の『ファミ通キューブアドバンス+』や『ファミ通PS2』などがある。
●ふぁみつう-の-くろすれびゅー【ファミ通のクロスレビュー】
4人のレビュアーが10点までの得点をつけるレビュー。
30点以上で殿堂入りになる時間がないのか、
ただの職務怠慢なのか妥当ではあるが妥当以上の評価をしない
アンリミテッドサガの評価が8・8・8・7(合計31点)と何故か高評価
☆関連語☆
大丈夫ファミ通の攻略本だよ
●ふぁみまがかきおろしえふえふよんこみっく【ファミマガ書き下ろしFF4コミック】
当時SFC版FF4発売前にファミマガに書き下ろしで掲載されていた漫画
一部のファンからは伝説の漫画扱いされいる。
内容はプロローグからセシルとカインが旅立つ最序盤までをコミカライズされている。
オリジナル版との違いは本来白髪&長髪である主人公セシルが黒髪&短髪に変更されている。
ただしセシルの姿に関してはネタバレに触れる部分である為にあえて変更したのかもしれない。
まあそんなことはどうでも良くなぜ伝説の漫画扱いされている理由は
ロ ー ザ が と に か く エ ロ イ
それが理由である。
オリジナル版と同じくローザがセシルの部屋に夜ば・・・ではなく悩みを聞きにいくシーンがあるのだが
・頬を赤く染め、目は潤み、何かを期待しているかの様な表情
・胸の部分が大きく開いたスケスケのネグリジェで体のラインやパンツが丸見え。あとどう見てもブラジャー着けていません
・おまけにセシルの部屋に入った後の第一声が非常に甘えた口調で「セ・シ・ル?」
どこからどう見ても犯る気マンマンですありがとうございました。
しかしそのまま18禁ということはなく、主人公のセシルは完璧なまでの壮絶スルーというオチで
オリジナル版準拠の健全な展開で終わってしまった。無念である。
この漫画は単行本化される事はなく、古本屋で当時のファミマガを探し出すか、国会図書館で借りるぐらいしか閲覧方法がない。
●ふぁるこむさうんどちーむ じぇーでぃーけー【ファルコムサウンドチームjdk】
日本ファルコムのサウンドチーム。
元日本ファルコムの音楽スタッフというと古代氏が有名だが、彼の退社後に結成された。
以後、ファルコムの音楽は個人名ではなくjdkでクレジットされ、
内部でのメンバーの変遷こそあるが、安定して高いクオリティの曲を生み出している。
主旋律を前面に押し出した、耳に残りやすいやさしいメロディの曲が得意で、
ファルコムのゲームの魅力の一つとなっている。
たとえ種々の理由からゲーム購入は見送ってもサントラは買う、という固定ファンも多く、
キングレコードがファルコム専門の「ファルコムレーベル」を立ち上げるほどの人気を誇る。
自社アレンジも得意で、オーケストラ、jazz、アイリッシュなど幅広いアレンジを見せる。
特にオーケストラは、「オーケストラ風にアレンジしました」ではなくちゃんと数曲からなる交響曲編成になっている力の入りよう。
ちなみに、前述の音楽そのものへのファンの存在や、ファルコム商法と呼ばれる特典攻め商法もあり、
おそらくファルコムは世界中のゲーム会社で一番多く自社音楽CDを出している会社である。
ファルコムが新作を出したら通常のサントラの他に、特典なり別売りなりで1枚はアレンジCDが出ると考えて間違いない。
リメイクの場合でも割とよく出す。
パソコン版での話だが、ファルコムのゲームを買ったらゲームディスクの倍以上の枚数の特典サントラCDがついてきたなんてことも。
まあクオリティ高いから貰って損はないし、クオリティ高いからこそ特典として成立するわけだが。
☆関連語☆
日本ファルコム ファルコム商法
●ふぁるこむ-しょうほう【ファルコム商法】
主にPCゲームを開発、販売している会社「日本ファルコム」がよく使う売り方。
1)大量の特典を初回版に付ける。
サントラ・アレンジサントラ・特集冊子・設定資料集、シリーズ過去作品のEggなど。
リメイク作品の場合、旧作のサントラやベスト盤サントラ・特製本などが付くことが多い。
また、公式通販を利用した場合はそれに加えて感謝の気持ちである「アレ」という
届いてからようやく分かる特典が付いてくる。これは届くまで分からないサプライズである。
過去の例を挙げると、音源としてCD未収録曲を含めたベストCD、未使用曲集、
主題歌集、年賀状込みポストカードセット、飾ると格好良いかもしれない?盾など。
なお、未使用曲集だった時は公式通販利用者以外から怨嗟の声がきかれ、
以降はさほどどでかいサプライズな「アレ」はない。
なお、かつてこの特典が大量の批判を浴びていた直接の契機のは、
イース・イース2完全版(その前にそれぞれ単体で出たのとゲームの内容はほとんど変更無しだった)発売時の、
「ゲームはただのオマケです。特典の値段です」という発言だと思われる。
自社作品の宣伝文句としてそれはないだろう。制作スタッフにも失礼だろうと。
一応、大量に特典をつける意図は、割れや中古ではなく新品を購入してほしいという点にあるようだ。
2)Windows版イースVI-ナピシュテムの匣-には前作品すべて、
イース1から5までのオリジナル版を完全移植したものを初回特典とした。
イースシリーズと対をなすファルコム人気シリーズ、英雄伝説の第6作品、空の軌跡では、
160ページ超のビジュアル設定資料集、主題歌ディスク、アレンジディスクを3大特典とした。
また、ファルコム通販をした場合の秘密特典としてエントリーブック、
ピクチャーレーベルデモCDもあるが、これらは先渡し特典として発売前発送であった。
続編のSCでは主題歌集CDと前作のストーリーブック、ドラマCDなどもつけ、
更にネット通販でそれら特典のみの販売もした(空の軌跡2作品を抱き合わせで売り、
それにはSC初回特典はつかないため)。
●ふつうのざっしのげーむれびゅー【普通の雑誌のゲームレビュー】
ゲーム専門誌以外の雑誌に掲載されているゲームレビュー。
マンガ雑誌や若者向け情報誌、はては文芸誌やアングラ雑誌に載っていることも。
基本的におまけコラム扱いであり、雑誌編集者が完全に趣味で書いている様なものから、
システム・ストーリーの紹介も兼ねた本格的なものまでピンキリある。
攻略情報を扱わず紹介・レビューに徹しているため、ゲーム雑誌より深く内容に突っ込んでいる場合も多い。
反面、扱うゲームがメジャータイトルばかりであったり、内容が偏っていたりするのが難点か。
ゲーム会社とのしがらみがあまりないためか、ゲームの欠点をさりげなく指摘していたり
大作をチャカしてみたりとよく読むとなかなか面白くメリットもある。
が、大概の読者には読み飛ばされるページである。
だがそれでも5段階・10段階評価が当てにならないのはお約束。
●ぽけもんもどき【ポケモンもどき】
ポケモンの大ヒットに便乗して主に携帯ゲーム機で発売された収集系RPGのこと。
・多種のモンスターやそれに類するものを集めて戦わせる。
・通信により対戦や交換ができる。
・システムは同じだが内容が違う複数のバージョンが存在する。
などが特徴。
二番煎じの常でロボットポンコッツやサンリオタイムネットのようなマイナーなものが大半だが、
ドラゴンクエストモンスターズやメダロットのようにヒットしたものもある。
●めいかいじゅうにん【冥界住人】
主にIF系のスレに生息する2ch住人のこと。
何かの気の迷いでIF作品に手を出してしまった可哀想な人の成れの果て。
IFゲーの圧倒的なクオリティに翻弄されながらも、
その独特の中毒性に脳髄やられてしまった最大の被害者にして罪人。
ツンデレ的な性質があり、普段はIFへの悪口雑言を尽くして叩きまくることを日課にしているが
言葉の端々にIFに対する屈折した愛が感じられる。
人には「買うな」と言いながらも自らは発売日に限定版を買いに走り、IFにお布施を収め続ける。
●りこえいしょんげーむ【リコエイションゲーム】
コーエーが提唱するジャンル名。
「REKOEITION」というつづりを見ればわかるようにコーエーの造語である。
要約すればSRPGと言えるが、SRPGそのものである「三国志英傑伝」から
RPG色の強い幕末説得連打ゲーム「維新の嵐」まで含むので一言で説明するのは難しい。
ほかには戦国時代を舞台にした「太閤立志伝」シリーズ、「大航海時代」シリーズが有名 。
評価の低い「伊忍道 打倒信長」もこれである。
同じ作業を延々と繰り返すゲームではあるが
現実世界を舞台とした設定、徐々に広がる行動範囲、
史実、伝説、あるいは創作による数々のイベントがゲームを盛り上げている。
ゲームの都合上史実からの乖離は大きく、「太閤立志伝5」を例にすると
「軍馬購入を命じられ、安く買える仙台まで尾張から走っていく木下藤吉郎、のちの豊臣秀吉」
「秀吉の配下として兵を率いて戦う猛将加藤清正(5さい)」
「サイコロ賭博で負けて身ぐるみを剥がれた上、ボコボコにされる織田信長」
「上忍の命令に従い、茶器泥棒や蜜柑の宣伝にいそしむ服部半蔵」
などが現れたりするが、つっこむだけ無駄である。
シリーズが続いているので需要は確実にあるといえるようだが、
知名度が低いのも事実である。
「大航海時代 Online」の登場や「太閤立志伝5」のチーム解散の噂により
新作・続編の登場はもう望めないといわれているが
正式な情報は得られていない。(2007年5月現在)
●ろけっとかんぱにー【ロケットカンパニー】
マンネリを防ぐために必要なことは、ユーザーに続編を希望させなければ良い、
という極論を実践してみせた会社。
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