も
▼も
【モイライ三姉妹】
【もう一度聞くかい? はい/いいえ】
【もういい、喋るな!】
【猛禽類】
【もう喋るな!】
【妄想】
【猛毒】
【盲目】
【萌え系キャラ】
【燃える水】
【モーニングスター】
【木曜日】
【もしボイスが付いたら】
【持ち上げる】
【持ち逃げ】
【モチベーション低下】
【持ち物がいっぱいです】
【もっさり】
【持って無い時使いたくなる】
【元ネタ】
【元○○】
【物陰/物影】
【物語】
【物好き】
【ものまね】
【モブキャラクター】
【森】
【諸刃の剣】
【モンク】
【紋章】
【モンスター】
【モンスター撃破エフェクト】
【モンスター辞典】
【モンスター仲間システム】
【モンスターの住む町】
【モンスターの体の一部】
【モンスターの名前】
【モンスターの肉】
【モンスターレベル】
【モンティパイソン】
【門番】
【門番型ボス】



●もいらい-さんしまい【モイライ三姉妹】
1)
ギリシア神話に登場する運命を司る三人の女神のこと。
ラケシスが人間ごとに運命の長さを割り当て、クロトがその長さに合わせて糸を巻き、
アトロポスがその糸を切るとされている。

2)
サガ2DSでは運命の三女神として登場。
連携に必要な各種運命の糸の販売や、仲間やミューズとの関係性のリセット、
糸の強化による連携率や連携ダメージアップをそれぞれ行ってくれる。
難点は、ラスダン直前にならないと自由に彼女らの城に行けるようにならないことと、
各施設の利用には特殊なポイントやアイテムが必要と、やや制限があることだろうか。

3)
メガテンシリーズでは、中ボスあるいは雑魚悪魔として登場。
単体ではさほど強くないが、三人そろうと絶妙なコンビネーションでプレイヤーを苦しめてくる。
たとえば真3では一人が回復、一人が補助、一人が攻撃をメインに行い、
SJでは一人が防御力を上げている間に一人が睡眠攻撃、
最後の一人が睡眠状態のキャラを即死させるスキルを使ってくる。
また美人三姉妹ということで、全員を同時期にパーティに入れようとするプレイヤーは絶えない。


●もう-いちど-きく-かい? はい/いいえ【もう一度聞くかい? はい/いいえ】
チュートリアル説明やお使いイベントの用件など、
ある程度重要で、長い説明の後に相手から訊かれる質問。
「はい」を選ぶと何度でも同じ話を聞き直すことができる。
「いいえ」を選べば話は終了する。
話をさっさと終わらせたいときにボタン連打でメッセージを早送りをしまくっていると
誤ってこの選択肢で「はい」を選んでしまい、再度同じ話を聞かされることがあるので注意。

☆関連語☆
はい、いいえ 選択肢 チュートリアル


●もういい-しゃべるな!【もういい、喋るな!】
1)死亡フラグの一種で、いわゆる死の宣告である。
瀕死のキャラクターに対して、仲間が「もうこれ以上無理をするな」という意味で投げかける言葉なのだが、
直後にそのキャラクターは高確率で絶命してしまうため、プレイヤー側は
「もういいから、早く死んでください」という解釈ができなくもない。

2)痛い発言を連発するDQNキャラに対して、プレイヤーが怒りや憎しみ、
時に殺意を込めて心の中で囁く言葉。だがそういうキャラに限って
1)のように命を落とすことはまずないという・・・


●もうきんるい【猛禽類】
ワシやコンドルなど、鋭い爪とくちばしを持ち、他の動物を捕食する習性のある鳥類のこと。
大空を飛ぶ勇壮な姿や獲物である小動物を捕らえる猛々しさなど、「かっこいい」イメージがある。
そのため古来紋章や意匠として使われており、また神話等でも重要な地位を与えられていることが多い。
RPGでも同じく国や団体のシンボルとして使用されたり、
キャラクターのモチーフとなったり、あるいはモンスターとして登場している。
モンスターとして現れる場合は、高い攻撃力と素早さを兼ね備えた強敵であることが多い。
(中には序盤の鳥形モンスターであるものもいるが)

なおフクロウも猛禽類に含まれる。
しかし世界の多くの地方で「知恵の象徴」とされるためか、上記のような特徴を持っていることは多くないようだ。


●もう-しゃべるな!【もう喋るな!】
主に瀕死の仲間に対して使われる言葉。
もう先が長くないのに必死に何かを伝えようとする仲間に使われることが多い。
とはいえ言うことを聞いて喋るのをやめることはほとんどなく、主人公などに最後の頼みするなどして息絶える。
稀に、仲間に隠していた秘密を暴露しようとする敵にも使われるが、この場合も抑止力はない。


●もうそう【妄想】
主に特定の作品のファンが行ったり、特定の作品の情報が十分出ていない時にしたりするもの。

頭の中だけに留めておく人、2ちゃんねるに書き込む人、自分のサイトで公開する人、文章や絵など形にする人など様々。
また、色々なタイプの妄想が存在する。

・「次回作では〇〇が復活して〜云々」「次回作では〇〇が死亡していて〜云々」(理想的シナリオ妄想派)
・「〇〇のキャラの声優は誰々が適役〜云々」「〇〇のキャラの声優はやっぱり〇〇のほうがしっくりくるかも〜云々」(理想的声優配役妄想派)
・オリジナルキャラ、オリジナル呪文、オリジナルモンスター、オリジナルシステムを考える(クリエイター派)
・「もし誰々が〇〇の音楽を担当していたら〜云々」「もし誰々が〇〇に係わっていたら〜云々」(理想的製作スタッフ妄想派)
…などなど。


●もうどく【猛毒】
毒の上位にあたる状態異常。
通常の毒と比較してダメージが大きく、放置しておくと致命傷にもなりかねない。
ただし治療は通常の毒を治すアイテム・魔法がそのまま使える場合が多い。
特筆すべきはポケットモンスターに登場した猛毒(ゲーム中の表記はもうどく)で、
ターン経過に伴い与えるダメージが増すというもの。
この特性を活かし、相手を猛毒状態にした後回復や回避を繰り返し自滅を待つという戦法が生まれた。


●もうもく【盲目】
1)RPGにおけるステータス異常の一つ。目が見えない状態になり、直接攻撃の命中率が低下してしまう。
障害表現にあたるのか、現在は「暗闇」という表現に変えられているが、リメイクの場合はその限りではない。

2)イベントでかかる病気のひとつ。RPGではイベントに属されていることが多く、目の病気に効く薬を取ってきて
治療し、晴れて完治すればイベントクリア。アイテムをもらえたり、そのキャラが仲間に加わったりする。

3)一つの事に夢中になりすぎて、他のものが全く見えなくなってしまうこと。恋は盲目。

4)先天的理由、あるいは刑罰などで目を潰されたキャラクターが仲間になる場合がある。
この場合、目が見えないことを感じさせない活躍を演じることが多い。
目が見えないことが、目にまつわる攻撃や状態異常を受けつけないというメリットにすらなることもある。


●もえ-けい-きゃら【萌え系キャラ】
家庭用PRGとして流行ったのは美少女画の描画能力が向上したPCE以降で、それ以前はパソゲーで主流だった。
ほとんどの場合はヒロインやヒーローの仲間など重要キャラとして出るが、
中には悪のボスとしても出る。
ちなみに悪役側のボスとして出た場合は男性にとってはリアルで別の意味で最強ボスだが、
投稿イラストの被写体にさせてもらえるなど(稀に美男子ボスも)、市民権はもらえてるらしい。


●もえる-みず【燃える水】
RPGにたまに出てくるアイテム。とはいえメジャーなゲームに出てくることは少ない。
その正体は石油。ガソリンの素である。
名前の由来は、古来より日本で呼ばれていた石油の名称から。

1)アトリエシリーズに出てくる調合アイテム
本来なら海か、地底から湧き出してくるそんな危なっかしいものが、
なんで、そこら辺の森や洞窟で当然のように転がっていてゲットできるのか、
怪しげな湯気が沸いてる加熱しまくりのでっかいナベに放りこんだり、
変なクスリや可燃性のアイテムと混ぜ込んでも大丈夫なのかというツッコミは、
するべきなのか、してはいけないのか悩みどころである。

2)ドラクエ7においては、キーアイテムの一つ。
公式ガイドブックのイラストでは透明な器に入ったローズピンクの液体で、
説明文には「火を近づけると引火する不思議な液体」と説明されているところから、
やはり石油燃料のような性質を持つと思われる。

3)TOでは普通に石油扱い。

☆関連語☆
内燃機関 アトリエシリーズ


●もーにんぐすたー【モーニングスター】
トゲ付き鉄球と柄を鎖でつなぎ合わせた武器。
RPGでは、武器として刃物を扱うことを禁じられた聖職者が扱う場合が多い。
「モーニングスター」の名は、鉄球が「明けの明星」を連想させることから。
名前だけ見るとどこぞの魔女ッ娘が使っていそうな気もするが
おそらく幼女や少女に最も似合わない武器の1つだろう。


●もくようび【木曜日】
英語ならThursday
ここまで来れば週末までもう少しなので頑張ろう。

さて何故これを項目にするのかと言うとゲーマーにとって
この曜日は切っても切り離せないのだ。
その理由はズバリ『ほぼ全てのゲームが木曜日に発売される』から。
技術の発達やメディアがCD等に変わった事より
増産が迅速かつ大量に行えるようになった為
発売日が木曜ならば、売上を見てから追加発注をかけても
週末の書き入れ時に入荷が間に合うからなのである。
昔はそれぞれの会社が勝手にゲームの発売日を決めており
その後は各社が金曜日に発売するようになった。
(土日の休みが丸々使えるので金曜日に購入するユーザーが多かった)

ちなみにドラクエも発売日の曜日は決まっていなかったが
社会現象にもなったドラクエ3が平日に発売された事で
学校や会社を休んで購入するという問題が起きたので
4以降の作品は土日に発売されるようになっていたが
最新作の10は木曜日の発売になった。


☆関連語☆
曜日


●もしぼいすがついたら【もしボイスが付いたら】
ボイスがないRPGのスレ内にて極稀に起こる、
「もしボイスが付いたら、あのキャラの担当声優は〇〇で決まりだな。」
「いや、俺のイメージでは〇〇だ。」
という不毛な議論。
似たようなもので、
もし実写化するなら、各キャラに的確なタレントは誰か?
というのもある。

☆関連語☆
ボイス


●もち-あげる【持ち上げる】
何かしら物を持って掲げること。
RPGでは、持ち上げた物の下にカギや秘密のメモ書きがあったり、
隠し通路・隠し部屋などが隠されていたりすることがある。
主人公が入れられた牢屋に樽などがある場合、
別の場所に通じる穴や牢屋の合鍵などが隠されていることも。


●もちにげ【持ち逃げ】
1)イベントなどで強制的にパーティを外れるキャラが、装備品やアイテムを持ったまま外れてしまうこと。
さらわれてしまった場合など、そのキャラの意思で離脱したわけではない場合でもなぜか持ち逃げといわれてしまう事が多い。
入手困難アイテムや希少で強い装備品などを持ったまま外れてしまった事に対する、
そのイベントを知らなかったプレイヤーの恨みが込められてしまうのだろうか。
あらかじめ抜ける事を知っていれば、重要なアイテム、装備品をあらかじめ全て引っぺがしておく事によって対処できる。

2)別れる事を前提としたキャラから、別れる前にそのキャラの持つ有用な装備品やアイテムをひっぺがし、もらってしまう事。
(1)とは対照的に持ち逃げするのはプレイヤーの側である。
いわゆる【牽引キャラ】が強めの武器を持っている分狙われやすいが
システム的な対策がなされていて外せないことも多い。
外せても、そのキャラ専用の装備で誰も使いこなせなかったりしてガッカリすることも。


●もちべーしょん-ていか【モチベーション低下】
簡単に言えばやる気(プレイする気力)がなくなること。
例えば最強の敵を倒し最強の武器を入手したり、
数時間ぶっ続け・ノーセーブで進めていたら突然思いもよらぬことで全滅→プレイ時間パー
といったことが起きると高確率でプレイヤーのやる気は削がれる。
そのままそのゲームは長いこと放置される場合もままある。


●もちものがいっぱいです【持ち物がいっぱいです】
読んで字の如く、アイテム袋が満杯の状態でアイテムを発見した時に表示されるメッセージ。
ここで手持ちのアイテムの中から何を捨てるか、それとも発見したばかりのアイテムを諦めるか、
冒険者には付き物の悩みであり、冒険の醍醐味と言えなくもない。
また、親切なゲームなら手持ちのアイテムを「捨てる」だけでなく「使う」ことも可能で、
適当な消費アイテムを使ってアイテム袋に空きを作らせてくれることもある。
さらに親切なゲームなら、アイテム袋に入れずその場で使わせてくれたり、
入手を保留してその場にキープしておけたりもする。

逆に不親切なゲームでは、「手持ちから何か捨てる」という選択肢すら与えられず
「アイテム満杯→即廃棄」という鬼畜なケースもある。
さらに、入手できない事が分かっているのにアイテム名だけ表示されていたりすると無念度は倍増する。
さらにさらに、ドロップアイテムならまだしも設置された宝箱の中身を有無を言わさず廃棄されたりした日には、
もはや無念などという言葉では言い表せない怨念が渦巻くこと請け合いである。

ひどいのになると重要アイテムが手に入らなくなって積むという悪夢が・・・

☆関連語☆
アイテム 預かり所 アイテム管理


●もっさり【もっさり】
快適性に欠けることの比喩的表現。
現代の便利なものに慣れてしまった人間には忍耐という武器を持たなくなったが
それでも忍耐力が未だに備わるゲーマーもいる。
しかしそんな人でも駄目なものは駄目と言わしめるのゲームも中にはある。
ゲームとは楽しむためのものであり決して無意味なストレスを生むためのものではない。
個人が楽しめ、また面白ければ許せるだろうがそうでなければ救いようがないゲームに変わる。
もしそんな糞もっさりに眉一つ変えぬ猛者がいたら僕達は彼等を祝福してあげよう。


●もってないとき-つかいたくなる【持ってない時使いたくなる】
病気やマヒなどの、他のRPGではメジャーではなかったり、
強力すぎて、使ってくる敵が少ない状態異常を食らった時に起こる現象。
出番が全然ないのに、所持量を圧迫するので売ってしまったり、
大量に買い溜めておいたはいいものの、時々しか使わないため、
残量がないことに気付かなかったりして、いざという時に使えない状態のこと。
項目名は女神異聞録ペルソナのサトミタダシの歌から。
使いたくなるのは、ディスパライズとディスシックである。


●もと-ねた【元ネタ】
1)あからさまな流用はパクリだが、かといって何から何までオリジナルというのは不可能。
その際、他の作品から持ち込まれるネタを言う。
いろいろな名前(キャラクター、街やダンジョン、武器や魔法など)、
世界観の設定、一部のセリフなど、あらゆる部分に見られる。
昔はギリシャ神話や北欧神話、アーサー王伝説、指輪物語などが多かったが、
それらがネタ切れになった今は漫画・アニメ・特撮からの引用が多く見られ、
元になった作品のファンにはニヤリとさせられるものがある。

2)ゲームの世界では面白ければあっさり許容する。

RPGで有名なものは古典CRPGのローグ(1980年)とほとんど同じ内容のトルネコの大冒険。
それ以降もNETHACKからまんまインスパイアしたネタが多い。
無名な所ではブリガンダインあたりだろうか。

ただし、洋の東西関わらず「一つ当たればその後に続け」的な所があり、
システム・シナリオをインスパイアしたものは非常に多い。

ただ、パクリ元をオリジナルという人が出てくるのは少し困ったものである。


●もと-○○【元○○】
年配・年上系のキャラがよく持っている肩書き、及び設定。
元敵集団幹部、元伝説の人、元王侯貴族、元騎士など、
人々から恐れられたり尊敬されたりするような凄い肩書きが多い反面、
元盗賊、元奴隷など他人に言えないような設定であることもしばしば。
ストーリー中の人間関係や所有するスキル・能力値の傾向などがこれに左右されやすい。

☆関連語☆
肩書き 年上キャラ 牽引キャラ


●ものかげ【物陰/物影】
一見、何もなさそうに見えるポイント。
だが、スルーするのはちょっと待って欲しい。
なぜなのか?それは宝箱が隠されていたり、NPCが隠れていることがあるからだ。(作品による。)
主に2DのRPGに見られる隠し要素の一部。たまに3DのRPGにも存在する。
一周目だったり、普通にプレイしていると、気付かずにスルーしてしまうことも多い。
しかし、スタッフ側からの救済措置として、よく目を凝らして見ると、
宝箱やNPCのグラフィックを数ドット確認することができたり、
対象のNPCや宝箱について、ヒントをくれるNPCがいる場合も。


●ものがたり【物語】
1)
ストーリー。
RPGに限らず、これがないとゲームにならない。(いろんな意味で)
もっと極端に言えば時の流れや人生そのものでもある。

2)
シャイニングフォースやイース、ロマサガ2などのように、
「ゲーム自体が物語でした」というもの。
作中劇や伝説とは微妙に異なる。

3)
吟遊詩人や琵琶法師などの総称。
この場合は「物語り」と、送り仮名が付く。
ただし、大体において職業で呼称されるのでほぼ常用外である。


●ものずき【物好き】
主人公がシナリオ上またはプレイヤーの好奇心からとる行動を評価する言葉のひとつ。
危険がいっぱいなダンジョン、特に見るべきものもないはずの田舎町などへ
重要アイテムや製作者のちりばめた面白ネタを探しにやってくる主人公ご一行に対し、
町の人々がこのような感想を抱くことは少なくない。

☆使用例☆
「あそこの洞窟は危険だよ。アンタも____だねぇ。」


●ものまね【ものまね】
RPG初出はファイナルファンタジー5の隠しジョブ、「ものまね士」に始まる。
敵、もしくは味方の行動をそのまま真似るという特殊な行動であり、意外と重宝する。
「ものまね」という響きが良いのか、ほぼ固有名詞化され、よく使われる。
例えば、他RPGで行動トレース技が出たら、「真似られた」でなく「ものまねされた」という表現になる。
なお、ものまねの対象は行動のみで、ステータスや容姿をトレースするのはモシャスや変化等で表現される。
「物真似」ではなく「ものまね」な点にも注意。


●もぶきゃらくたー【モブキャラクター】
主要キャラクター以外の、その他大勢のキャラクター。
モブキャラ、または単にモブとも。
特にRPGでは街の一般市民や城の名もない兵士などがこれに該当する。

グラフィックの使い回しは当たり前、悲劇的なシーンでは容赦なく殺され
家の物資は主人公に持って行かれ決まったことしか話せない人たち。
基本的に名無しキャラ全般を指すためストーリー上で活躍したり
主人公の支援をしたり、かっこ良く散っていってもモブはモブである。
(その場合は〇〇の△△のように場面と見た目を名前がわりに呼ばれることもある)

世界観を形成するのに必要不可欠なキャラであり、
情報源となるなどRPGでは役目も多いため決してなくてならない存在である。


●もり【森】
RPGと名のつくゲームなら、ほぼ100%登場するダンジョンの地形。
古くから使われてきたため「永遠に迷う」「ジャングル」「奥地に集落」など様々なバリエーションが存在する。
物語序盤での出現度が高い。
まれに街道の途中に存在する「森」もあるが、一般人がモンスターの雨あられを突破できるのかどうか、
そして曲がりくねって迷路のようになっている道は、本当に街道と言えるのかとつっこみたくなる。

☆使用例☆
村長「ここから北に行った○○の_の奥地には、
流行り病を治せる水の沸いた泉があるとか…」


●もろはのつるぎ【諸刃の剣】
刃が両辺についてる剣は切りかかろうとすると自分も傷ついてしまうことから
一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。
RPG的に言えばHP犠牲攻撃などの隠喩表現に使われる。
その他達成・使用すると何らかの弊害があるイベントやアイテムなどの忠告的な表現に使用されることも。
2chでは定番コピペの吉野家で有名か。基本的に素人にはオススメできない、とのこと。


●もんく【モンク】
1)
鍛え抜かれた己の肉体を駆使して戦う職業。
場合によっては気の力を使ったり自爆したりもする。

日本語で言うと修道士、あるいは修行僧。
字面だけみれば僧侶よりも格下のはずなのだが
モンクの方が上級職である場合も多く
いくら鍛えても神聖魔法の片鱗すら修得できない場合も多い。

2)
日本語では修行僧、修道士等と表記される。
僧侶(PRIEST、CRELIC)がキリスト教の神父、牧師ならこちらは少林寺の僧兵のイメージか。
そのため多くのRPGの中世ヨーロッパ的世界観には似合わないのか
登場する作品もFF1、WIZ6など少ない(DQの武闘家もモンクと言えるかもしれないが)
戦士と比較した場合素早さが高い反面武器は棍やヌンチャク、
防具は服やローブ程度しか装備できないので攻撃力、防御力共に頼りなく、
成長も遅いことが多いので足手まといになりがちだが
レベルが上がれば北斗神拳ばりの連打を決めたり(FF1)、素手で首を刎ねまくったり(WIZ6)できる
大器晩成型なので低レベルクリアを考えずにじっくり行くならパーティーに加える価値はあるかも。


●もんしょう【紋章】
家や団体など、それを表す印として用いる一定の図形。
花や獣、武器などの形を象ったものが多い。
RPGにおける紋章とはキーアイテムであることが多く、
ゲームソフトそのものの名前の一部であることも多い。
ま、やはり有名なのは炎の紋章とか菊の紋などか。

追記:紋章及び徽章はその集団、家門に属していることの証左ともなり、
例えばヨーロッパでは歴史学の系統に紋章学が存在している。
また紋章はそのまま家格を表すことも多く、ゲームの中では集団や家門に固執している
保守系の人物が多くのゲームで悪役として跳梁跋扈している。

例)FFTのアルガス、バハムートラグーンのグドルフ

☆関連語☆
王家


●もんすたー【モンスター】
1)RPGにおける敵の総称。
生物やメカはたまた人間も含まれる場合が多い。
ぶっちゃけ「資金」「経験値」でしかないが、
個性的で愛嬌があると、下手な主役より有名になる(スライム、ジャックフロストなど)

2)ゲーム世界では主にプレイヤーキャラにとって、
打ち倒して乗り越えるべき障害物、害をもたらす邪悪な存在として描かれることが多い。
バトルゲームではこうした存在との戦闘要素は欠かせない。
その一方、何の疑問も抱かず殺戮を行うプレイスタイルや思想に疑問や反発を感じ、
戦闘回避や交渉等の要素を盛り込んだり、
「実は人間側の方が元凶だった」といった重いアンチテーゼを盛り込んだストーリーのゲームも登場している。

☆同義語☆
敵 魔物


●もんすたー-げきは-えふぇくと【モンスター撃破エフェクト】
敵に対してトドメを刺し、対象が戦闘不能・消滅となったときに現れる演出効果。
近代ゲームで増えたボイス――エネミー戦闘不能時の断末魔やボスのセリフなどもこれにあてはまる。
初期のファミコンゲームなどではトドメした瞬間に無音無効果で画面から消えるのが多く
(特にこれはDQ系の戦闘画面のゲームに、SFC以降にも多く見られる)、
SFC以降、グラフィックや演出重視になってからはやや凝った演出がなされだした。
例としてはFFやロマサガなどは消滅音とともに砕け、ボス戦などではさらに派手な効果音や崩れ消えるエフェクト、
聖剣では種族によって骨がバラバラになったり弾け飛んだり、
バハラグではトドメの属性によって凍って崩れたり煙となって蒸発したり・・・と凝った演出も増えてきた。
さらにPS以降になると動きのある3Dグラフィックによってさらに派手で凝った演出が見られるようになった。
ある意味戦闘勝利を彩る演出であるため、ザコを蹴散らす爽快感や強大なボスを倒した達成感などを増大させてくれる。


●もんすたー-じてん【モンスター辞典】
出会ったモンスターのデーターが記録されていくもの。
ポケモンの発売以降大きく広まり、今ではないほうが珍しい。
モンスターのステータスだけしか載っていないものから、生態や特徴が載っているものまで多種多様である。


●もんすたー-なかま-しすてむ【モンスター仲間システム】
読んで字の如く、敵モンスターを仲間にするシステム。
ドラゴンクエスト5で使われて以来、徐々に流行り始め、
ポケットモンスターの発売後を機に爆発的に流行し、
他社から「○○モンスター」のようなタイトルの類似品が大量に発売された。

☆関連語☆
仲魔 ポケットモンスター モンスターファームなど


●もんすたー-の-からだ-の-いちぶ【モンスターの体の一部】
ゲームによってはモンスターを倒したり盗んだり(!)した時に手に入れることができる。
その用途も換金用、武器防具の素材、食材等々とゲームによって様々。
しかし角や牙や羽や鱗ならともかく、
骨やら目玉やら尻尾やら首やら肝やら心臓やら謎の体液やらを平気で手に入れる主人公御一行様は凄い。
道具袋の中はさぞかし阿鼻叫喚な地獄絵図が広がっていることだろう。

中には体の一部といわず丸々捕獲してしまって
売り飛ばしたり食肉にしたり10匹使って武器を1個作ってみたりするとんでもないRPGも存在する。


●もんすたーのすむまち【モンスターの住む町】
改心したとか邪悪が抜けたとかそういうモンスターが住む町。
形こそ様々だが住人の多く、またはほぼ全員がモンスターで
普通の人間とかは少ないというのがほぼ共通している。
住人のモンスターはエルフや妖精などと違いあまりこちらを警戒する様子はなく
むしろ普通の町の人間よりフレンドリーに接してくれることが多い。
店で売っている物が珍しい物ばかりだったり隠しボスへの道があったり
他の町にはない施設があったりと個性的なため
忘れられたり空気になることはほとんどない。
また、隠れ里のようになっておりたどり着くまでの道のりがかなりきつかったりする。
☆有名な例☆
モンスタウン(マリオRPG) デスコッド(DQ6)

なお、GBのサガのようにモンスター自体が一種族として扱われているような場合は
多くの町がこれだったりすることも。
☆使用例☆
砂漠の向こうに______があると聞いたことがあるが本当だろうか…?

☆関連語☆
仲間モンスター 隠れ里


●もんすたー-の-なまえ【モンスターの名前】
読んで字のとおり、モンスターの名前のセンスなどのこと。
同様に、アイテム名や地名と同じくクリエイターのセンスが問われるところ。
主に実在の動物や神話から名前を借りる引用型と、身体的特徴などから
新たに名前をつける命名型に分かれる。

ポケモン、メタルマックスシリーズは後者が非常に多く、FF、メガテンシリーズ
などは前者が多い傾向にある。

あまりマジメな世界観で緊張感のない名前を連発したり、ロボットはともかくちょっとした
雑魚モンスターに大層な名をつけたりすると、センスを疑われるので控えましょう。

☆ネーミング例☆
実在:ラフレシア、グリズリーなど
引用:アルラウネ、ガルムなど
特徴から命名:危険な花びら、八つ裂きアニマルなど
アナグラム:ユラウクス(square=■)、レッドラム(murder=殺人) など
ダジャレ:フラフラワー、おイヌ様など

☆関連語☆
神話 ネーミングセンス


●もんすたー-の-にく【モンスターの肉】
その名のとおりモンスターから採れる肉のこと。
食材として登場する事が多いが、特殊な力を秘めているものもあり、
サガシリーズではモンスターがこれを食べると別のモンスターに変身してパワーアップ・パワーダウンし、
不思議のダンジョンシリーズでは、これを食べるとモンスターに変身して、そのモンスターの特技を使う事ができた。

追記:なお、サガシリーズでガイコツ系のモンスターも肉を落とすことから、
この肉は一体どこから出てきたのかプレイヤーに疑問を抱かせた。

追記2:実はシレンにおいても「がいこつまどう」や「がいこつまおう」といったキャラが肉になります。
RPGの世界における「肉」の概念は計り知れません。


●もんすたー-れべる【モンスターレベル】
モンスターに定められているレベル。
1、個々のモンスターに決まった値が定められていて(原則は強い敵=高いだが、例外もあり)
こちらのレベル差により経験値・逃げられる確率・エンカウントするかどうかといった事を決める。
2、レベル1から成長していき、同じモンスターでもレベル差によって大きく強さに差を出せる。
(モンスターを他のRPG並に出す事が出来ないSRPGではこのパターンがよく使われる)
といった使い方を一般的にする。
またシレンシリーズでは、種族ごとにレベル1〜3が定められ(例外あり)、
誰かを倒したり、レベルアップアイテムを使う事でレベルが上がり、
見た目は色が違う程度だが、実力は雲泥の差というものが非常に多かったため、
プレイヤーからはかなり危険視されていた(わざとレベルを上げさせた奴を倒して経験地を稼ぐというテクニックもある)


●もんてぃぱいそん【モンティパイソン】
イギリスのコメディグループ。
一見するとRPGとは何の関係も無さそうだが、
ヴォーパルバニー(ウィザードリィやスターオーシャンなど)、
聖なる手榴弾(ウィザードリィ)、
16tの分銅(スターオーシャンのプレスや半熟英雄の切り札ブラッキーなど)
など、たま〜にネタとして使われることがある。


●もんばん【門番】
文字の通り門の番をする人。お城や関所などの重要拠点の入り口を守るのが仕事である。
大したイベントのない所の門番は初めから道を開けていて、
話しかけても町の紹介かモンスターが増えてきたなどの愚痴をこぼすだけで職務怠慢なことこの上ない。
しかし、プレイヤー一行に「何だ貴様らは!帰れ帰れ!」などと横柄な対応をすると、
プレイヤーに大臣辺りを殺されるので注意。


●もんばんがた-ぼす【門番型ボス】
ボスといえばダンジョンの奥にいるのが一般的だがダンジョンの入り口で
即そのダンジョンシナリオのボスエネミーと戦う場合がある。
とりあえずそのボスを倒したらダンジョンを攻略するだけになる。
一度町に戻ってボス戦での被害を回復したりするのが攻略本的なやり方。

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