ま    
▼ま
【マーカー式移動】
【マーフィーの法則】
【マイナーゲーム】
【マイナーメジャー】
【マイナーモンスター】
【マイナス効果アイテム】
【前評判】
【魔王】
【魔界】
【魔眼】
【巻き込まれ型】
【巻物】
【マグロ】
【負けイベント(負けバトル)】
【負けバトル】
【魔剣】
【正宗】
【マジカル】
【マジシャン】
【マジック】
【魔術師】
【魔術書】
【魔女】
【魔神】
【魔人】
【マシンガン】
【マシンガン商法】
【マス】
【マスコットキャラクター】
【マスター】
【マスドライバー】
【魔石】
【魔族】
【マゾゲー】
【マゾゲーマー】
【まだ行ける】
【町】
【町興し】
【町が一つしかないRPG】
【街壊滅】
【町のBGM】
【町の人に攻撃】
【街の崩壊】
【マッドサイエンティスト】
【マッピング】
【真っ二つ】
【マップ埋め中毒】
【マップ塗りつぶし症候群】
【窓】
【魔導】
【まとめ買い】
【まとめサイト】
【まとまっておいてある宝箱】
【マナ】
【マニアモード】
【麻痺】
【魔法】
【魔法剣】
【魔法効果アイテム】
【魔法国家】
【魔法使用回数】
【魔法陣】
【魔法生物】
【魔法戦士】
【魔法使い】
【魔法使いキャラ不要説】
【魔法使い系キャラ】
【魔法武具】
【魔法防御力】
【マミー】
【魔物】
【魔物使い】
【麻薬】
【迷いの森】
【マラソン】
【マリオ・ゴエモン・くにお君】
【魔力】
【マルチエンディング】
【マルチエンディング説】
【マンイーター】
【マント】
【マンドレイク】
【マンネリ】



●まーかーしきいどう【マーカー式移動】
マーカーにあわせてボタンを押すと主人公が移動するというSRPG等でよく見られる移動法。
自由にフィールドを歩き回れないのを、道に迷わなくて良いとするか、
自由度が低いとするかはプレイヤー次第。


●まーふぃーのほうそく【マーフィーの法則】
『理由は判らないが、何故かそうなる』(大抵はネガティブな)現象・経験に対し、
理数・科学系の法則のように自虐的に言う、所謂あるあるネタ。
アメリカ空軍で技師をしていたマーフィー氏が機体のテストの失敗について、
・失敗する可能性があるものは失敗する
と発言したことが元になっている。

「続・マーフィーの法則 現代日本の知性」(アスキー刊)では
・大作ゲームは試験期間中に発売される。
という法則がある。これはRPGに限っていはいないが
過去2ちゃんねんねるでも「RPGにおけるマーフィーの法則」や「マーフィーの法則in不思議のダンジョン」と
いったスレッドがあった。

ゲームをプレイしていて困った経験をした貴方、今日もまたマーフィーの法則は働いている・・・。

☆一般的なマーフィーの法則例
・根本原理…失敗する可能性のあるものは、失敗する
・選択定理…複数の選択肢のうち、人は最悪のものを選ぶ
・万有引力…トーストのバターを塗った面が下に向いて落ちる確率は、カーペットの値段に比例する

☆RPGにおけるマーフィーの法則(抜粋)
・長い間行き詰まっていた謎は、これから出かける直前に解決法が見つかる。
その発見の大きさは出かける先の距離に比例する。
・レアアイテムはすでに持ってるものに限って何度も出る。
・「初心者が気軽にプレイできるように」と思って設けられたシステムはたいてい難解か、役に立たないか、重大な欠点を備えている。

☆関連用語☆
パルプンテ


●まいなー-げーむ【マイナーゲーム】
1)発売本数・出荷本数が少ない、雑誌への露出が少ないなどの理由で知名度が今ひとつのゲーム。
その大半は箸にも棒にもかからないような作品であるが、
中にはゲーム性の高いものが存在し、隠れた名作と呼ばれる。

2)世間的に売上はイマイチだが、購入者から絶大な評価を得る場合もある。
基本的にメジャーゲームシリーズは期待→ガクーリのコンボがあるため、
評価は下がりがちだが、マイナーゲームは最初から期待が薄く、結果的に高評価を得やすい。
2chで高評価を得るマイナーゲームはよく「○○は△△の売り上げ以下!クソゲー!」
と罵られ、売り上げ厨との対立が起こる。

☆対義語☆
メジャーゲーム


●まいなーめじゃー【マイナーメジャー】
世間的にはマイナーだが、優れたシナリオやゲームシステムなどで一部のゲーマー層には知名度のある作品のこと。
LIVE A LIVE、サガ、女神転生などがこの分類に入る。


●まいなーもんすたー【マイナーモンスター】
1)きわめて限定された地域・期間でしか出会えなかったり、誰も行かないような場所にしか出現しなかったりして、
一度も姿を見ることもなくゲームを終えてしまうような目立たないモンスターのこと。
出現率が低いために出遭う機会の少ないレアモンスターとは区別される。

2)普通にゲームをやっていればまず遭遇するのだが、印象が薄くて誰も覚えていないモンスターのこと。

☆関連語☆
レアモンスター


●まいなす-こうか-あいてむ【マイナス効果アイテム】
文字通り、マイナス効果を持つアイテム。
所持しているだけでマイナス効果を発揮するものもあれば、
使用or装備することでマイナス効果を発揮することもある。
主なマイナス効果として、
能力値が下がる、HPが徐々に減り続ける、常時キャラが混乱する、
徐々に持ち金が減り続ける、常時様々なステータス異常にかかる、
攻撃がほとんどミスる、敵から受けるダメージが2倍になる、などがある。
この類のアイテムは大抵の場合、呪われていたりするが、
中にはマイナス効果とプラス効果が同時に存在するものもある。
例えば、装備時の能力値の上昇が異常な程大きかったり、
敵からの攻撃に対して無敵になったり、クリティカルヒットが出やすくなったり、
255回戦うと素晴らしい装備品に変化したり、など。
この場合、装備の組み合わせや使い方次第では、
ラストダンジョンなどで手に入る最強装備よりも役立つことがある。

例)般若の面、魔人の斧、宵闇のローブ、血塗られた盾、ブラッディアーマー、
ビネガーパンツ、不渡り手形、破滅の盾、諸刃の剣、ハラペコの指輪、
魔人の鎧、皆殺しの剣、アイスソード(?)、呪いの指輪、トリカブト、呪い、かみなりおこし


●まえひょうばん【前評判】
実際に発売する前の評判、評価。
前評判が最悪だがプレイしてみると神だったり、
前評判では神と言われていたがいざやってみると糞だったりするのはよくあること。
他にも信者が必要以上に祭り上げたり、アンチ&工作員による叩き、ネガキャンなども多い。
上記のようなことから前評判は総じて当てにならない。
(というか2ちゃんねるの評価は極端になりがちだが…)
損をしたくなければ、発売後の購入者達からの意見を聞いてみるのが良いと思われる。


●まおう【魔王】
ファンタジー系PRGの典型的ラスボスを担う役割が多いが、
ここしばらくのPRGでは上司である大魔王が登場し、単なる中ボスでしかなくなることが多い。
作品によっては仲間になることもある。
稀に進化系として超魔王などが出現する。

☆よくあるシーン☆
おおよくぞきた勇者よ! 今この世界は___○○○に狙われておる


●まかい【魔界】
大抵主人公達の住む世界と異なる空間、世界。
そして異形の者達、魔物達。主人公たちと敵対する者の住む世界。
ここがラストダンジョンだとかラストバトルのステージというパターンは割とよくある。
内部はグロテスクな有機質でできていたり、星空の広がる宇宙空間にも似た世界だったり、
様々な空間が存在していたりする。で、何故か最強の武器や防具が入った宝箱などがあることもある。


●まがん【魔眼】
魔力を持った眼のこと。
古来より、視線にはなにかしらの力宿ると考えられており、
相手を睨むことで呪いなどの危害を加える伝承は世界中に見られる。
一番有名なのはギリシャの女怪メデューサの石化の力を持った魔眼だが
その他にもあらゆるものを射抜き殺すケルトの魔王バロール、穏行術を見破るロシアの怪物ヴィイ、
視線に捉えたものを不幸にする2月29日の守護聖人カシヤンなどがいる。
また、害をなすだけではなくエジプトのホルスの目のように護符として扱われる場合もある。
RPGに出る場合は、メデューサの知名度から石化の効果を持つのがほとんどだが、
他にも魅了や金縛りなどの効果をもった魔眼も登場する。

なお、余談だがこうした魔眼持ちは異常に長く重い瞼や睫毛のせいで
自分自身では魔眼を開けないという特徴を持っていることが多い。


●まきこまれがた【巻き込まれ型】
平穏な日々を送っていた人が、ある出来事に巻き込まれてジタバタしている内に、
いつの間にか世界を救う羽目になってしまうというお話のパターン。
一例として

1.実験に巻き込まれて特殊能力を持ってしまった新米兵士(WA2:アシュレー)
2.初対面の女の子にせがまれて嫌々旅立たせられる猟師(TOE:リッド)
3.異世界に召喚された現実世界の高校生(サモンナイト:主人公)

単なる偶然で巻き込まれただけだと主人公である必然性が薄いので、
「実は○○だった」といった設定をつけられていることが多い。
最初は多少の戦闘力はあるものの、一般人であることが普通。

なお、RPGに限らず世の中のストーリーの何割かはこのパターンであるため、(救うのが世界とは限らないが)
食傷気味ではあるものの、逆に言えば非常に効果的なシナリオ構築法ともいえる。


●まきもの【巻物】
ローグ系、または和風のRPGによく登場するアイテム。
読むことで特殊効果が発生したり、技を覚えたりできる。
風来のシレンやトルネコの不思議のダンジョンでは
読むことで一回使いきりだが様々な効果が得られる。
また天外魔境では読んでも無くならないものの種類ごとに一品しか存在せず、
パーティの誰にどの巻物を持たせるかによって戦い方がガラリと変わる。

☆関連語☆
ローグ系 風来のシレン トルネコ 天外魔境


●まぐろ【マグロ】
魚であり、刺身やお寿司としておなじみである。ゲームでは乗り物だったり武器だったりする。
もっぱら大きく重いため、何かと武器として使われることが多い。冷凍マグロで敵をしばき倒す光景はなんかシュールである。
冷凍マグロが武器として登場するRPG…シャドウハーツ、ダーククロニクル


●まけいべんと(まけばとる)【負けイベント(負けバトル)】
序盤から魔王、もしくは四天王、ライバルクラスのボスが現れた際に、
圧倒的な力の差にこちらが倒され、負けると話が進むイベントの事をさす。
大抵の場合、戦闘になってから負かされる為、負けバトルとも呼ばれる事も。

よくあるパターンとして、
仲間「ここは俺が止める!お前たちは逃げろ!」と、誰かが犠牲になり、その隙に主人公達が命からがら脱出する。
この機会に老人キャラなどが身代わりとしてリストラされることも多い(代表例:FF5)。

極めたプレイヤーなら極限までレベルやスキルを上げ何とかして倒そうとする試みをし始めるのも定番。
その結果、作品によっては案外倒せたりする。
ただしこの場合、勝ったのにこちらが負けた扱いになったり、ゲームオーバーになったりするのが殆ど。
稀に、戦闘がリピートしたり、フリーズしたりするケースが存在する。

因みに、FCの北斗の拳4や、SFC版DQ5などでは、
必ず負けてしまうのにも関わらず、しっかりと所持金を半額にされてしまう。
イベントで負けるしかないのにひどいじゃないか!と叫ばずにはいられない。

☆例☆
TOD:リオン戦 FF2:オープニング SO2:ディアス戦 VP2:オーディン戦
DQ6:ドグマ戦 ゼノギアス:イド戦 大貝獣物語2:バルテス戦 etc…


●まけ-ばとる【負けバトル】
シナリオ上負けることによって話が進むバトルのこと。
基本的に敵の大ボスとかと初めて対峙してその圧倒的な力の差にこちらが倒れる、というパターンが多い。(てかそればっか)
また極めたプレイヤーなら極限までレベルやスキルを上げ何とかして倒そうとする試みをし始めるのも定番。
案外倒せたりする(ただしこちらが負けたことになる)のもあればゲームオーバーになったりするのもあるらしい。

例)TOD:リオン戦、FF2:オープニング
DQ6:ドグマ戦、ゼノギアス:イド戦などなど…


●まけん【魔剣】
神話に出てくる伝説の武具などの呼び名のひとつ。対義語は聖剣だが、正反対というわけでもない。
持ち主に災厄をもたらすものもあれば、敵に何らかの効力を及ぼすもの、何の特別な力も持たないものなど多種多様。
が、総じて強力な武器であるという共通点がある。
重々しい名前の響きが気に入られたのか、たくさんのゲームでこの名が使われてきた。近作では名前を見ない事の方が少ない。
しかし、多用されてきたが故に、この呼称を厨臭いと忌み嫌う人がいるのも事実である。
プレイヤーの心を引き寄せるか引き離すかは、作り手の腕の見せ所といったとこか。
剣ではないが、魔槍、魔弓などのバリエーションも豊富になってきている。

☆関連語☆
聖剣 鍛冶 神話 伝説


●まさむね【正宗】
かの有名な日本の刀匠。または、こいつが作った刀の銘。
刀匠の中でも知名度は群を抜いている。
RPGでも刀の名前として、よく引用されており、
かなり高性能な武器として登場することが多い。

昔のゲームでは最強、または最強クラスの武器として名を馳せていたが、
インフレの歯止めが利かない現在では、最強であることは、まずない。
酷いときは中堅程度の性能しかない。


●まじかる【マジカル】
「魔法の」の意味。とりあえずマジカル○○とすれば適当にアイテムやモンスターの名前が作れて便利である。
あまりに便利すぎるため、ほとんどはプレイヤーからすると全然印象に残らない代物である。


●まじしゃん【マジシャン】
魔法使いまたは手品師のこと。敵の名前によく使われるが、その99%は三角帽子とマント、またはピエロの格好である。


●まじっく【マジック】
魔法のこと。なのだが戦闘をバトル、道具をアイテムとなんでもカタカナにしたがるRPGにあって、
なぜか「魔法」だけはあまり「マジック」に言い換えられることがない。
いわゆる手品やらインクペンやらを連想してしまって安っぽいからだろうか。
なのでRPGによく出てきそうであんまり出てこない言葉である。
FFのマジックポットくらいしか思い浮かばない。


●まじゅつし【魔術師】
魔法を使うのが得意な職業。または肩書き。基本的に「魔法使い」「魔道士」と同意。
ゲームによってはランクが違うこともある。(例えばFF1は「黒魔術士」より「黒魔道士」の方が高位。)
明確に決められているわけではないので、かなり曖昧。
更に「マジシャン」「ウィザード」「メイガス」など横文字の名称まで混合されると、もう何が何やら…

☆同義語☆
魔法使い 魔道士 マジシャン ウィザード メイガス


●まじゅつしょ【魔術書】
魔術・魔法などと呼ばれる異能の概念が記されている書物。
RPGでは、これを得る事で魔法を覚えたり(TOP等)、魔法を使用する際に必要だったり(FE等)する。
高位の書は洞窟の奥深くに封印されていたり、敵陣営と味方陣営で奪い合いをされたりするものもある。
著名なものとしては、ネクロノミコン(アル・アジフ)などが挙げられる。

☆関連語☆
魔法


●まじょ【魔女】
魔道の知識や薬剤などの知識に優れた怪しい姿をした老婆・・・というイメージが強いが中には若い魔女もいたりする。
大抵とんがり帽子がトレードマーク。
また小説やアニメなどだと箒に乗って〜というのが割りとセオリーだが、RPGではこういったパターンは少ない。
RPGにおける主な役割は主人公たちを導いてくれたり、珍しい薬を作ってくれたり、
仲間の一人だったり、実は敵だったりなどなど。どちらにしても何かしらの秘密を持っていることが多く、
どこか変わった風貌をしていることが多い。


●まじん【魔神】
RPGにおいて、中ボスとしてはよく出るのにラスボスにはなれない悲劇の神。
邪神、破壊神、魔王はラスボスとしてお約束だが、ラスボスに「魔神」という肩書きがつくことはめったにない。
胡散臭い魔法使いに呼び出されて主人公と戦うが、所詮は中ボス、倒されて省みられることもない。

3)ごくまれに、主人公の真の姿だったりする。
記憶喪失の主人公は、実は前世で戦いに敗れた魔神が人間の姿に転生した姿だったとか、
魔神の力を封印した何人かの賢者の子孫が主人公で、主人公の体には魔神の力が眠っているとかいうパターンが昔はあった。
が、今そんなパターンをやったら速攻で厨設定のレッテルを貼られてしまうため、21世紀になってからはなかなかお目にかからない。


●まじん【魔人】
魔に属する人。或いは人の姿をした悪魔などを指して言う。
大概は人間にない能力を持っており、それを行使することで人や社会を脅かす。
役割は様々で、ただ敵役として登場するだけでなく、
人の願いを叶えたり、力を貸し与えたりすることもある。
魔神と同一視されることもあるが、魔性の度合いは人の分だけ低いと思われる。

☆関連語☆
ベリアス ウルウルマン 人修羅


●ましんがん【マシンガン】
1)
短時間で大量の弾をばら撒くことのできるもののこと。
「マシンガン」は本当は地面に設置して使用する重火器で、軽いものでも最低二人以上で運用するもの。
一人で持ち運べる本稿のような銃はサブマシンガンというが、その名前で語られることは少ない。

真・女神転生など、現代〜未来が舞台のゲームにはほぼ登場する。
おおむねグループや敵全体に有効なので
雑魚掃討用として誰か一人には装備させておきたい便利な武器。

2)
その性質上、「連打」、「連射」を意味する形容詞として術などに用いられる。
マシンガンどころか「火薬って何?」みたいな世界でも
目にも見えない速さで攻撃をするときにはマシンガン(パンチ、キック、ラッシュなど)。


●ましんがんしょうほう【マシンガン商法】
人気が出た作品のシリーズを、人気が落ちない内に凄いスピードで新作を出しまくり、
「売れる時に売っとこう」という企業側の戦略。
これをやると、一本毎の製作に掛ける時間が少ないため、クソゲーになることが多く、
結果として「○○は地雷原」「もう○○シリーズは終わった」という批判の嵐が起こり、
企業全体の不信をも招きかねない諸刃の剣。
一時期FFがこれをやっていた時期があり、某CG映画の大ゴケもあいまって、一部のプレイヤーは今でも不信を拭えないでいる。
半年に一本のペースで新作を出すシリーズは要注意。


●ます【マス】
昔のドット絵の限界が生み出した表現方法。
人も海も壁も机も船もすべて同じ大きさ。
もちろん便宜上のものであるが。

DQ1ではスタート地点からラスボスの城までの直線距離が
わずか? 3マス(便宜上3歩)程度の海に隔てられており、
勇者はこの程度も泳げない、などと揶揄される。

SFCの時代に入るとキャラクターサイズの半分にまで升目を小さくすることができ、
そのためキャラクターサイズ分=1歩、その半分なら半歩と解釈(及びゲーム中で解説)
されるようになった。

もっと最近では升目なぞというものがほぼ完全になくなっており、
このため「Aから方角へ何歩」といったものも姿を消すことになる。


●ますこっと-きゃらくたー【マスコットキャラクター】
「○○といえばこのゲーム!」と言えるぐらい、有名になっちゃったキャラクター。
たいていカワイイ系の外見で、女性ゲーマーに愛されている場合が多い。
主人公よりも覚えられてる場合も多い。
シリーズ皆勤の理由でコレになることが多いが、まれにマザー2のどせいさんのように、
一回しか登場してないのに、インパクトの強さでコレになることもある(「どせいさんカワイイ♪」という人も多いが)。
当然人気があるため、グッズ等になって販売されたり、続編に登場したりもする。


●ますたー【マスター】
1)ジョブや職業、技、スキルなどを完全に極めた状態。

2)何かの道を究めた人・物。
称号やアイテム、モンスターの名前に頻繁に使われ、上位のものであることを示す。
例)マジックマスター(FF6ボス)、バトルマスター(DQ職業)、ソードマスター(FEクラス)

3)酒場の店主。有用な情報を持っていたり、仕事や仲間を斡旋してくれたり、料理や酒を注文できたりと
地味に活躍するキャラクター。


●ますどらいばー【マスドライバー】
世界観が近未来あるいはSF世界のRPGにおいて登場する施設。
地表スレスレで物体を第一宇宙速度まで加速し「放り投げる」装置。
武器ではなく地球から月など星間物資運搬を目的として使われる。
軌道エレベーターやコロニー等と違いSFの施設の中でもマイナーなのか登場する機会は少なく、それ故印象に残りやすい。
短い距離で重力脱出速度まで達する「加速力」が必要で、それができるのなら動力は何でもいい。

ようは宇宙までいけるカタパルト。

RPGにおいては要所として敵の襲撃から守ったり、 逆に敵が使うのを止めるため破壊する、
主人公パーティを発射して遠方へ移動させる(!?)等、ストーリーの中でも重要な働きをすることが多い。

ちなみに軌道上にそれを受け取るための施設がある場合、それをマスキャッチャーという。

☆登場作品の例☆
メタルマックス3(移動手段として使う またマスドラ研という施設もある)
スーパーロボット大戦A(月の敵国が兵器として利用している)

☆関連語☆
軌道エレベーター 大砲 SF

>リアルマスドライバーは本当は人間は運べないんだよね、急加速すぎて。
>メタルマックス3で飛ばしてくれと頼む時マスドラ教授が
>「加速と着弾時の衝撃でアンタ死ぬよ?具体的に言うと1000ダメージくらい」って何ともメタい警告をしてくれるんだよなぁ
>んで飛ばされたら実際1000ダメージ受けるんだよな


●ませき【魔石】
1)魔法やエネルギーなどが秘められた石・宝石。
ゲームによっては装備品・通常使用アイテム・キーアイテムなどなど用途は様々。

2)内に様々な特殊効果が秘められており、
装備することにより魔法を放つ事が可能になったり、
技能を覚えられるようになる石。
魔石によっては、それ一つでキャラが凶悪に強くなり、
ゲームバランスを崩壊させるものも。
(グローランサー4のスキル効果+3とか…)

☆同義語☆


●ま-ぞく【魔族】
RPGをある程度やっている人なら聞くだけでイヤンになる言葉。
もともとそういう名前の種族があったり、モンスター全般の表現法だったりと一貫性に欠けるが、
人に忌み嫌われ害を成す存在であることは間違いない。
人間とは異質で強力な能力を持つため、共存したいのに迫害されることもしばしば。
特に人間とのハーフは真っ先にその対象にされる。


●まぞ-げー【マゾゲー】
総合的な難易度が高く、クリアするのが困難なゲーム。
RPGにおいては以下の条件に当てはまるほどよりマゾゲー率が高い。

・システムが複雑で理解しづらい、または理解できても使いこなすのが難しい
・資金のやりくりが大変
・味方が死にやすく、雑魚戦で苦戦することなんてザラ
・当然ボス戦はもっとキツい
・謎解きが理不尽なほど難解
・救済措置やバランスブレイカーが存在しない

こういったゲームは手馴れた人間ですら音を上げるので、ある程度プレイヤーを選ぶ傾向がある。
そのため途中で挫折する者が多く、彼らからクソゲーと評価されることがしばしばある。
しかし、それだけあってクリアできたときの達成感は難易度の低いゲームの比ではなく、
それを味わうために敢えて____をプレイするマゾゲーマーは決して少なくない。

☆対義語☆
ヌルゲー

☆関連語☆
マゾゲーマー クソゲー 死にゲー 資金難


●まぞ-げーまー【マゾゲーマー】
1)とても難易度の高いゲームを喜んでやる人たちのこと。

2)自ら重い制約を課して、難易度向上を図るゲーマーのこと。
レベル1でクリアする、○○時間以内にクリアする、強いキャラや装備品を使わないなど。
こうすることで、クリアした時の達成感を何倍にも増幅させる。

☆関連語☆
縛り マゾゲー


●まだいける【まだ行ける】
1)死亡フラグの一つ。
パーティが消耗してきたけどもう少し頑張れそうだ、という状態で頑張ってしまう行為。
大抵はその先のザコやボスや罠にやられる事となる。
プレイヤーは「まだ行けるはもう危ない」という格言を心に刻んでおきたい。

2)死亡フラグの一つ。
怪我や病気や連戦などで消耗しているキャラが言う台詞。「まだ戦える」などの変型も存在する。
大抵は無理がたたって寝込むことになり、酷い場合は死ぬ。
無理をするキャラには「まだ行けるはもう危ない」という格言を心に刻んでもらいたい。

3)熱血系の主人公がよく言う台詞。
とても勝ち目がなさそうな敵や、敵の群れを前にして言うことが多い。
大抵は冷静なキャラにたしなめられ、撤退することとなる。
誰か主人公に「まだ行けるはもう危ない」という格言を教えてやってほしいものである。


●まち【町】
フィールドがないRPGはあっても、ダンジョンとこれがないRPGはない。
ダンジョンに挑む際の基地としての役割を果たす場所。
また、多くのイベントがここで発生する。
話しかけられるのをひたすら待っている住人と、
主人公ら以外に客がいない商店が軒を連ねる。
初期のRPGは旅立ちの町なんてベタなものもあったが、
近年はあれこれと凝っていて覚える気にもならない。
一歩外に出れば、凶悪モンスターがうろついていても
何故かモンスターがここに侵入することはほとんどない。結界でも張っているのだろうか。
SaGa2の第二世界で、初めて敵が出る町を体験した。

☆関連語☆
村 都市 王都 シティなど


●まちおこし【町興し】
何らかの方法や計画で町(村)を活性化し発展させること。ミニゲームやサブイベントとしてよく登場する。
街壊滅イベントで滅んでしまった町・村に資金や物資を提供したり、
(TOSのルイン、WAのアーデルハイド、BOF3及び4の妖精の村など)
何も無い場所に人材などを提供して新たに町を作ったりする。
(ドラクエの移民の町、幻想水滸伝の本拠地など)
ある程度発展させると普通の店では買えない品物が買えたり、町の人からご褒美をもらえたりする。
また、ヴィオラートのアトリエのように町興しそのものが目的のRPGもある。

☆関連語☆
町壊滅イベント


●まち-が-ひとつ-しか-ない-あーるぴーじー【町が一つしかないRPG】
文字通り、プレイヤーが拠点とする町が1つしかないRPGのこと。
プレイヤーはこの1つの町を拠点に、周辺地域やダンジョンを調査、攻略し、
また町に戻り、英気を養うというパターンを取ることになる。
コンピュータRPGの元祖である「ウィザードリィ」のトレボー城砦は、このパターンの典型といえよう。

コンピュータゲームの容量が膨大化した現在、このような「町が一つしかないRPG」は
広大な世界を踏破するタイプのRPGに比べて、スケールが小さく見える。
町と周辺地域の往復が単純作業の繰り返しになる、といった難点もあるものの、
単一の拠点である町の描写に割かれる容量は極めて大きくなるため、
ゲームの進行やプレイヤーの選択で町の様相が顕著な変化を遂げるなどのイベントの作り込み、
また町の住人の生き様や人間関係の描写などに力を入れられる「狭く深いシナリオ」という利点もある。
「ウィザードリィ」「不思議のダンジョンシリーズ」などのダンジョン・トライアル中心のゲームや、
広い町中から自発的にイベントを探し出すフリーシナリオ的なシステムが適している。


●まち-かいめつ【町壊滅】
自然災害や敵の攻撃などで街がその機能を失うこと。
破壊の程度は様々で、建物が破壊された程度ならいずれ復旧する場合が多い。
一方住人もいなくなり無人の廃墟と化すと復旧されることはほとんどないが、
住人がいた頃は行けなかった場所に行けたり後にイベントが発生したりすることもあるので見逃せない。
また、稀にではあるが壊滅どころか街そのものが消滅してしまう場合もある。
ファミコンソフトのじゅうべえくえすとではストーリー終盤にほとんど全ての街が消滅するという凄まじい展開となった。


●まちの-びーじーえむ【町のBGM】
町にいる時に流れるBGMの事。フィールド曲や戦闘曲と比べると、
若干聞く頻度は下がるが、それでも名曲と賞賛される曲はいくつか存在する。

安らかで落ち着く曲。あるいは、それぞれの街の独特の風情を感じさせる曲が多い。

☆関連語☆
BGM 町 フィールド曲、戦闘曲


●まち-の-ひと-に-こうげき【町の人に攻撃】
正義の味方の立場などかなぐり捨てて町の人(仲間含む)に攻撃を加えること、一部のRPGで実行可能。
中にはこれを行うことでお金やアイテムを得られる場合もある。どう見ても強盗です、本当に(ry
ただし、味方や町の人の好感度が下がったり、戦闘に入るなどのペナルティが課されることもある。

例)聖剣伝説1、サンサーラナーガ、BOF3・4、ウルティマ
 ラジアータストーリーズ、一部の日本一ソフトウェア作品、初代風来のシレン、など


●まち-の-ほうかい【街の崩壊】
手っ取り早く敵の強さを理解させるためによく用いられる手段。
プレイヤーサイドからすれば買い物が制限されたり、取り逃したアイテムなどが二度と入手できなかったりして迷惑この上ない。
テイルズオブシンフォニアのルインの街のように、ごく稀に再興することができることもある。

補足:二枚組み以上の場合、CD入れ換えの前後で発生する場合が多い。


●まっど-さいえんてぃすと【マッドサイエンティスト】
おもに近未来、現代、SF世界に登場する人物。
どこかの研究所の研究員だったり人目につかない田舎での実験に明け暮れている。
真理の追究、自分の研究成果を出すためとあらば手段を選ばない危険人物。
生体実験の末に作り出した凶暴な生物をけしかける、
破壊力のある兵器を生み出すなど敵に回すとやっかいだが、
味方につければ性格はさておき戦闘などでは頼もしい人物となりうる。

好奇心を満たせるとあらばどんなリスクもいとわず倫理観も放り出す。
ある意味では究極の気分屋であるため、研究生活を保障してくれる人物、
当人の研究意欲や知的好奇心を最も掻き立ててくれる人物によくなつく。
ただし、敵の立場のままこちらに興味津々というケースもある。
電波キャラとの大きな違いとしてあげられるのは、
まがりなりにも知的好奇心、探究心という一本の筋だけは通す点にある。
ただし、研究対象として興味をもたれた人物は敵であれ味方であれ、
常に追い回されたり何かを要求されたりと気苦労の耐えない生活が待っている。

外見の主な特徴は以下のいずれかに当てはまる者が多い。
・ヨレヨレ白衣を常時愛用。
・梳かしていないか実験でバクハツしたかでボサボサの頭、
・ヒョロヒョロとした痩せ型。
・実験ばっかりで屋内にこもりっきりのため色白。
・普段は貧相だがオモチャ(実験台)を与えられるととたんに活き活きする。

味方につく例:サガフロ1 ヌサカーン
敵にまわす例:FF7 宝条
味方NPCとして初めから設定されている例:METAL MAXの電気ショックをやってくれる博士


●まっぴんぐ【マッピング】
地図を描くこと。

複雑なダンジョンに臨むにあたって
覚えきれるほどの記憶力も攻略本もない場合の最終手段。

…だったはずだが最近では普通にゲーム内で
マップを見られるものが多くなってきた。

そんな中オートマッピングは床のみ。
壁やオブジェクトはタッチパネルで自分で書け、
そんなゲームがそこそこ売れたらしい。

☆使用例☆
勇者のレベルは上がったが
オレの人生、レベル1…
今宵も手動で____


●まっぷたつ【真っ二つ】
ある物体が切られるか何かされて真ん中から二つに分けられること。

1)非キャラに対して
剣とか格闘の達人とかが力量を示すために
木や岩など真っ二つにするのが困難な物体をを真っ二つにするという非常によくあるシーン。
達人だけじゃなく主人公や味方キャラクターの成長を表すのにも用いられる。(LAL功夫編)
木や岩で済めばいいのだが中には島(山)や星(!?)も真っ二つにするような輩もいるので
周囲の人々は注意してください。

2)キャラに対して
一刀両断系の技のエフェクトの一環としてよく敵が真っ二つになることが多々ある。
真っ二つになってそのまま消滅すればいいのだが
耐性があるからという理由で何気なく再生したり(FF斬鉄剣等)
HPが残ってるからといって一瞬で元に戻ったり(スパロボの切断系エフェクトなど)
そもそもエフェクト自体が切られた敵の体が一瞬ずれて元に戻るものだったり(ロマサガ3逆風の太刀等)
と敵の驚異の再生力を見せつけられたりもする。
また、この場合真っ二つだけでなく十字斬的な技で4つに分かれたり
もっと細かく細切れにされたりとバリエーションも多い。
が、条件次第で当たり前のように元に戻るのはなんか釈然としない。
まあ生々しいスプラッタシーンを見せられても困るのであるが。

☆使用例☆
「手伝ってやろうか?ただし、_____だぞ」

☆関連語☆
即死 斬鉄剣


●まっぷうめちゅうどく【マップ埋め中毒】
やりこみ系のゲーマーに見られる中毒症状。
wizardry、メガテン、世界樹の迷宮などのような1マスずつマップを埋めていくタイプのゲームで
全てのマップを完全に埋めきらないと満足しないという厄介な病気。

次の階への階段があっさり見つかっても舌打ちして引き返し、その階のマップ埋めを優先し、
再侵入不可に涙をのみ、ランダムテレポートで偶然行くしかないエリアに頭を悩ませる。
天敵は、トラップや階移動が多い完全踏破に時間のかかるいやらしいダンジョン。
だが上級者になるとそういうマップもご褒美になってしまう。
その姿はさながら現代の伊能忠敬といえよう。

中毒者の分身たる冒険者たちは、
今日もどこかのダンジョンで、テレポートで石の中に突っ込み、落とし穴にあえて落ち、
ダメージ床を右往左往し、ダークゾーンをさまよいつつ、
その犠牲と引き換えに完全なマップを作り上げていくのだった。

☆症例☆
『というかP3って一度ダンジョンを出るだけでマップリセットだったよな?
埋める意味がまったくないんだけど何のために埋めるんだ?』
『そこに地図があるから・・・』


●まっぷ-ぬりつぶし-しょうこうぐん【マップ塗りつぶし症候群】
主に女神転生などのオートマッピングが存在するゲームでマップを完全に塗りつぶしたくなる現代病。
1マスでも行ってないところがあれば、塗りつぶしに行く。
落とし穴があれば、全てはまる。
ダメージゾーンだろうが、すべて通る。


●まど【窓】
家に必ず一つはついているもの。
物品探しで忙しいプレイヤー(=主人公)はあまり目に留めないだろう。
そうでなくても覗き見などしない。人様の物を盗ろうが割ろうがそこまでしない。
しかし、窓を見てよく考えてほしい。この窓、ないと大変である。
換気が容易にできなくなるため、家の中の空気がよどんでしまうのだ。
ドアを開ければ換気できるが犯罪が多いこのご時世、開けっぱなしは不用心にもほどがある。
故に、家に一つは欲しいもの。
そしてこの窓、あれば主人公達の行動にもさりげなく役立つ。
捕えられた仲間が脱出するとき。捕えられたヒロインを助けに格好よく飛び込むとき。
気絶させたい、殺したい相手を狙うとき。
城から出られないお姫様とのひととき。…など、実に多種多様である。

技術が進化し、グラフィックがリアルになってきた今日この頃。
窓の数や形をじっくり鑑賞するのも、暇潰しにはいいかもしれない。


●まどう【魔導】
「魔道」とは似て非なるもの。
「魔導」と書かれた時は「人工的・科学的」といったニュアンス、
「魔道」と書かれた時は「超常現象・非科学的」といったニュアンスが強い。

例)ファイア
魔導Ver「大気の分子運動を高速移動させ、高熱の炎を発生させる」(FF6基礎知識編より)
魔道Ver「術者の魔力が炎の精霊に呼びかけ、高熱の炎を発生させる」


●まとめがい【まとめ買い】
1)ゲームがある程度進んで、懐に余裕があるとついついやってしまう行為。
FFでポーションを99個買ったり、ポケモンでモンスターボールを99個買ったりしてしまう。
いずれ使うからという理由で買うことが多いが、更にゲームが進むと上級アイテムが増えることが多い。
贅沢なお金の使い方ではあるが、後半困ることがないように使い方はよく考えた方がよい。

例)
「さっきの町でポーション99個買ったのに、この町じゃハイポーション売ってるじゃないか!」

2)ショップにて1個ずつではなく複数の種類と個数を選択して購入する行為。
最近のゲームには搭載されているのも多いが搭載されてないと、
複数必要なアイテムを一個ずつ買う作業を繰り返すはめになって不便この上ない。
あまり気にはしないことかもしれないが快適性に微妙に影響してくるシステムである。

☆関連語☆
抱き合わせ


●まとめさいと【まとめサイト】
2ちゃんの攻略スレ、作品スレの攻略情報、よくあるQ&Aなどを見やすくまとめたサイトのこと。
最近ではWikiであることが多い。
また、この____の内容を他サイトに無断転載する輩が非常に多く、
最近では某社の攻略本の編集者が____の一部を丸々コピーという大胆なことをしでかした。


●まとまっておいてあるたからばこ【まとまっておいてある宝箱】
ダンジョンあるいは城などの大きな施設の一室にたまに見かける光景。
一瞬おお!と思うが大抵ろくな目に合わない。
大体以下のパターンのどれかになる。

1)すぐには取れない
特定の鍵やアイテムを持っていないと入れない部屋においてあるタイプ。
序盤で発見するも手を出せず悶々。
ようやく鍵をゲットして開けても大半がその時点では小銭程度のお金や、
申し訳程度の能力アップアイテムで大した収穫にはならないことが多い。

2)トラップがかかっている
ミミックが出る、仕掛けが作動する、呪いのアイテムが入っている等々。
欲望を利用した卑劣な罠である。

3)1つしか取れない
一つを開けると全部が空箱になるケース。
吟味出来ればまだいいがノーヒントで吟味なしの挙句
そこら辺で売っている回復アイテムを引き当てたら目も当てられない。

極稀に最初から普通に取れることもあるが有益なアイテムが入っていることはほとんど無く
ガラクタ同然のアイテムが詰まっていることも多い。
それでもすべて開けるために四九八九してしまうのが人間のサガ、か…。

☆関連語☆
ミミック 宝箱


●まな【マナ】
1)超自然的な力の意、人や物などあらゆるものに宿る。
起源はメラネシア(ニューギニア島・ソロモン諸島・フィジー諸島・ニューカレドニア島など)
聖剣シリーズやTOPなどでこの概念が登場する。(他にもカードゲームなどでもコストとして使われることも)
この力がなくなると世界の危機につながる、というかこの力の減少が物語の中心になることも多い。
聖剣シリーズの石井氏によると「FFの四つクリスタルはマナの力のイメージ」らしい。

2)主に聖剣伝説などに登場する魔法の源とされるもの。
人間にとってはただ魔法を使うための元素などでしかないが、
妖精達にとっては空気や水のようなもので、生きるためには欠かせない。
そのためマナの減少は妖精族の衰退につながる。
また、マナの樹やマナの種などもあり、自然と繋がりの深いもののようである。
元ネタはポリネシア、メラネシアにおける伝承で、力や権威のこと。
ポリネシアでは、マナはアツア(神々)や有名な祖先との姻戚関係に由来している。
ラパ・ヌイでは石像モアイの目にマナが宿るとされる。
また、ハワイ、オワフ島のワイキキにもマナの宿る石があり、
ワイキキ交番のダイヤモンドヘッド側のタコノキの木陰の4つの石がそうだという。

☆関連語☆
聖剣伝説シリーズ テイルズシリーズ


●まにあ-もーど【マニアモード】
一部のRPGで、ハードモードの更に上位の難易度として用意されているモード。マニアックモードとも。
熱狂・中毒者という意味を持つ名の通り、主にそのゲームにハマった人を対象にしている。
序盤から敵が強力な攻撃を繰り出してきたり、SRPGでは下位の難易度と異なった行動をする敵がいたりするので、
そのゲームをクリアした人やシリーズ経験者以外が迂闊に手を出そうものなら、大抵の場合は痛い目を見るハメになる。

反面、難易度で追加されるイベントや隠しダンジョン等がある場合、ハードモード以上が条件になっている事も多く
戦闘関連以外で変化する要素はあまり見受けられない。

(ここから雑談)
TOAのマニア一戦目アリエッタは防御力が高すぎて、一万発くらい殴ったのはいい思い出…なわけがない
幼女相手に4人で取り囲んでフルボッコにするPTマジ鬼畜


☆使用例☆
A「俺くらいのゲーマーなら、初見______でも余裕でクリアできるぜ!」
B「無茶しやがって…」


●まひ【麻痺】
主にステータス異常のひとつ。体の自由がきかなくなり、
すばやさが下がったり、完全な行動不能になったりする。
が、たいていのRPGでは戦闘終了自然治癒の形がとられている。
移動時の歩き方が変化することもある(足踏みをしなくなるなど)。
主にくらげ、植物、虫が行使する。また、電気により引き起こされることもある。

☆使用例☆
あぁ___した…こんな時に…


●まほう【魔法】
1)呪文や祈りにより自然に存在する元素や精霊に働きかけ、それを具現化させる方法。
また、人間によって引き起こされる超自然現象の簡単な呼び方。
大抵のRPGでは存在して当たり前のもの。
主に、西洋風のRPGでこの名が使われる。
若干、敵に損傷を与えるタイプの物が多い。

2)いろんな場面で役に立ってくれる不思議な力。
登場作品にもよるが、普通は「MP(読みはマジックポイント、あるいはマジックパワーなど)」
という数値を消費して使用する。MPがなくなれば使えなくなる。
RPGに登場する魔法は地球の民間伝承に登場する魔法よりもはるかに緻密な体系を持っていることがほとんど。

補足:発火点もナシに火を起こしたり、
ウルトラ水流でもないのに水を出したり、
空気中の水分を氷に変えたり、
雷起こしたり、風でピンポイントに敵を斬ったり、
時空を通り越して隕石を出したりできるのにあまりRPGの日常生活中では用いられない。

補足2:たとえ街中で時空を越えて隕石呼び出したり、
地震を起こしたりしても建物には全く被害が出ない…
が、イベントで使われるとゴミクズのように崩れる。

☆関連語☆
攻撃魔法 回復魔法 補助魔法 便利魔法 魔術師 魔法使い 聖職者 僧侶


●まほう-けん【魔法剣】
1)刀身に魔力の込められた剣。
当然普通の剣より切れ味鋭く、火、氷などの属性を持つ。
またアイテムとして使用することで魔法が使えることも。

2)自分で、あるいは魔法使い系のキャラと強力して剣に魔力を込め敵を切りつける技。
なぜか槍や斧でこの技を使うのはあまり聞かない。

3)自力、またはなんらかの精霊、魔法使いの力を借りて炎や風にカタチをもたせたもの。
単属性扱いで物理でなくなったりする。基本的に西洋剣の形状をしている

4)文字通り、剣と魔法を融合させた攻撃方法の一つ。
火・氷などの属性を剣に加えることで相手の弱点を突いて、多大なダメージを与えることができる。
また場合によっては、睡眠・毒などの追加効果を得ることで相手の戦力を大幅に削ることも可能であり、
通常のステータス異常魔法と異なり、命中率も高い。
消費MPも大したことはなく、その上MP回復の効果を持つものもあるため、
使い勝手が良く、この特技を使える者は、終盤まで活躍の場を与えられることが多い。
この特技を使えるキャラは戦士系よりも、
力が低く設定されていて、通常攻撃でのダメージが低かったりと
ザコ戦では中途半端な存在になりやすいが、ボス戦などの長期戦になると一変して安定して大ダメージを与えることができる。
結構おいしいポジションである。
決して「魔法も使用できる戦士」のような存在ではないので注意。


●まほう-こうか-あいてむ【魔法効果アイテム】
戦闘時に使用すると、魔法と同じ効果が現れる道具。
広義では回復アイテムや復活アイテムも当てはまると思われる。
MPを消費せずに魔法と同じ効果を得られるので、魔法を使えないキャラでの行動や、
MPを消耗したくない状況において役に立つ。
消耗するタイプと消耗しないタイプの二つがあり、後者はレアアイテムであることが多い。

例)ボムのかけら(FF)、札類(幻水)、いかづちの杖(ドラクエ)、皇帝の剣(BOF)、ルーンソード(サガフロ)

☆関連語☆
ゲントの杖 無限アイテム


●まほう-こっか【魔法国家】
魔法の技術が発達しており、魔法使いの教育がさかんな国家。
中世風ファンタジー世界のRPGにはかなりの頻度で登場する。
魔法使い系の仲間の出身地だったり、最強魔法やその入手法が得られたりする。

その魔力の独占を目論んだり危険視する者によって襲撃されたり、
魔力の暴走によったりして何かと被害に遭いやすい。
最悪崩壊・消滅することもよくある。(代表例 FF4、クロノ・トリガー、DQ6など)

例)サガフロ マジックキングダム、FF ミシディア、バハラグ ゴドランド、聖剣伝説3 アルテナ

☆関連語☆
魔法使い 最強魔法 禁呪


●まほう-しよう-かいすう【魔法使用回数】
1)使用できる魔法の回数。主にウィザードリィなどで用いられるシステムの一つ。
各レベルごとに分けられた魔法をそのレベルに応じた回数のみ使えるというもので、
対雑魚用、対ボス用と魔法を使い分けたり、残り使用回数を目安にダンジョン攻略できるなどの利点もあるにはあるのだが、
高位魔法の使用回数が必然的に少なくなるため、融通のきくMP制が採用されてから徐々に廃れていった。

またこのシステムを使用する場合、どうしても戦闘が逃げがちになってしまう。
そのため採用されているFF1、3などはダンジョン攻略の際、ボス戦以外は逃げる。
ポーション99個持って臨むというのが基本であった。

2)ケアルガ使える状態で何でケアルが弾切れになるんだよ!とお思いの方もいらっしゃるだろうが、
これには元ネタであるウィザードリィで理由が設定されている。
普通の魔法は精神力がどうたら、みたいな形で説明するが、
項目の場合の魔法は神や精霊との契約で決められている、一日で使える回数なのである。
精神力を消費しているわけではないのだ。そのためなのか、FF1、3ともにエーテルはない。


●まほうじん【魔法陣】
RPGにおいて、魔法を使う時のエフェクトに使用されたり、セーブポイントの目印だったりするもの。

五芒星(ペンタグラム)や六芒星(ヘキサグラム)などの幾何学模様を使用することが多い。
そうでなくとも、何かしら「人工的な」デザインになっている。
しかし「なんでそういう図形なのか」をちゃんと説明しているゲームは少ない。
(五芒星は陰陽道でも使用するがこれは西洋魔術とは別物である)

魔法陣グルグル(RPGとしては二作発売されている)を思い浮かべる人が多いと思うが、
実際のRPGの中で魔法陣を描く機会は少なくあくまで演出のみである…というのは過去の話。
ニンテンドーDSで発売されるRPGは結構魔法陣を描く機能があるものが多い。
どうも、タッチペンを使いたいけどRPGじゃ使う機会思いつかないという場合に採用されるようだ。

表記の際によく魔方陣と誤記されている。
魔方陣→魔法陣はもちろん、その逆からも間違われるかわいそうな存在。


●まほうせいぶつ【魔法生物】

1)
無機物が魔法や呪いなどで動いている場合こう分類される。
広義では付喪神*1やゴーレムなども含まれると思われる。
敵モンスターとして出てきた場合(ていうかほとんど敵だが)
倒すと元のものが手に入ることがよくある。

例:コッヅアイテム(WIZ3) ミミック

*1古い道具が意識を持つというアニミズム的な考え。

☆関連項目☆
魔法武具

2)
無機物ではなく、生物としての機能を魔法などにより生み出され、与えられた生命体。
ネクロマンシーなどで操られたものやホムンクルス、精霊なども含まれる。
こちらのほうはもっと純粋に魔法的で、
特定の魔法が無効だったり、逆に無抵抗だったりすることが多い。

いわゆるミュータントとの決定的な差は、生命維持に魔力を必要とする点である。
魔力=マナの「呼吸」か「体内循環」かは設定次第。
前者は精霊(周囲にマナがなくなると消滅するが、マナに溢れた場所に行けば復活する)
後者はホムンクルス(周囲にマナがなくても活動できるが、
体内のマナがいったんでも無くなることは人の死と同じ)に多い。
 
例:リイタ(イリスのアトリエ) マンドラゴラ


●まほう-せんし【魔法戦士】
1)剣術と魔法の双方に精通した戦士。D&Dのエルフがその原型。
原型であるD&Dのエルフは万能系のイメージだったが・・・
コンシューマRPGにおけるイメージとしては、ドラゴンクエスト2のサマルトリアの王子や
FFの赤魔導師のようなどっちつかずの中途半端なイメージが強い。
強力な武術と強力な魔法を使うのが勇者で、しょぼい攻撃と使えない魔法を、
しかも使いこなしきれないのが魔法戦士、という分類がされているかのようである。

2)しかし現在のRPGにおいては、魔術の使えない純粋戦士の方が少なくなっている。
錬金術や召喚術など、「○○術」と武器戦闘術を兼ね備えているのが現在のRPGキャラの大半といえるため、
現在においては純粋に「魔法or魔術」と名づけられた技術だけを使う戦士のことを魔法戦士と呼ぶようである。
もっとも、それでもなおかなりの数が魔法戦士に分類されるため、白魔術を使う戦士を聖戦士というカテゴリに区分し、
「魔法(魔術)と名づけられた、しかも攻撃魔法を使う戦士」という部分まで細分化している。

3)魔法と肉体攻撃を両方使うキャラクターのを指す。
一見完璧超人のように見えるが、能力が中途半端で使い物にならなかったり、
魔法or肉弾戦の片方を封印したほうが強かったりと両方をバランスよく使うケースは少ない。

例)
中途半端 ・・・FFの赤魔道師など
どちらか片方 ・・・TOAのジェイドなど
両方OK ・・・DQの主人公?など


●まほう-つかい【魔法使い】
その名の通り、魔法、つまり呪文を操る者。
大抵が非力な杖を持った老人か女性である。
攻撃力、防御力がともに弱いため、敵からの攻撃を受けにくい後列に配置される。
主に攻撃魔法が得意で、物理攻撃に強いタフなモンスターに対しては大活躍。
しかし一旦魔法を封じられると、役立たずの一般人(もしくは以下)に成り下がる。
また、装備できる武器防具の幅が狭すぎるのもその弱さの一因。
老人の場合、その年齢ゆえ古い伝説や豆知識に詳しい。
また、女性の場合でも、魔女とは呼ばれず魔法使いと呼ばれる。
魔女と名のつく者はモンスターであったり忌み嫌われる存在であることが多い。
攻防に秀で魔法も大得意な賢者の出現によってその存在意義がおびやかされている。

☆使用例☆
___って、時々足手まといだよね、弱いし。

☆関連語☆
呪文 賢者


●まほうつかい-きゃら-ふようせつ【魔法使いキャラ不要説】
正確には「魔法に特化したキャラ不要説」
敵の火力の上昇や全体攻撃なども頻繁に発生するなどのダメージインフレの中で、
体力や防御に劣る魔法(専門)系キャラが2軍落ちする現象。
戦士系キャラの装備や技能、便利アイテムが充実してくるゲーム終盤に生じるケースが多い。
転職システムなどで戦士系キャラが魔法を覚えたりする場合この傾向が顕著に生じる。
当然ながら個々のゲームの仕様にもよるが、ARPGによく見られる気がする。

所詮は剣はペンよりも強いということか。
魔法を極めた著名な魔法使いがひきこもっている理由の一つと推測される。


●まほう-つかい-けい-きゃら【魔法使い系キャラ】
魔法を使うことを得意としているキャラのこと。
魔法が使えなくても魔法攻撃力(魔力)に依存する特技を得意とするキャラもこれに分類されることがある。
HP、攻撃力、防御力が劣る反面、MPや魔法攻撃力(魔力)や魔法防御力などの魔法を使った戦闘、支援向けの能力に優れることが多い。
魔道士、賢者、ウィザードなどが一般的。
この手のキャラが本領を発揮する為には何をするにもMP消費などのをリスクを伴うことが多いため、
MP温存のために武器で攻撃することも多くなるが、基本的には役に立たない。
また、強力な魔法を使えているうちは物理攻撃系キャラに勝るとも劣らない戦力になるが、MPが切れた時点でパーティ最大のお荷物となる。
この最悪の事態を避けるべく、回復アイテムを大量に買い込んでおいたり、
少しでも戦力になるべくMP消費がない特技を習得させておくのはお約束。
常に安定した戦力となる戦士などのキャラに比べ戦闘力は不安定な場合が多い。
近年強力過ぎる必殺技や特技の登場で攻撃、補助魔法は冷遇されがちだが、回復魔法だけは使い勝手が良い。


●まほうぶぐ【魔法武具】
その名の通り、魔法によって強化された武器防具。
一時的に強化されたものや永続的、及び精製の段階で魔力が付与されたもの。

ただ単に能力上乗せの場合もあるが、だいたいがいわゆる「属性」持ちであり、
武器なら敵の物理防御の影響を受けなくなったり、
(例:炎の剣=炎属性→物防<対炎)
防具なら(特定の)魔法に「も」強くなったり、
(例:炎の鎧=炎属性→火系攻撃に対炎+基礎防御力)

主に中盤からそれぞれの魔法属性の武具が出始め、
終盤になると「全部」や、そういうのを超越した「無属性」なもので溢れかえる。

ラスボスを除くキャラクターがこういったものを自慢げに語る場合、
ほぼ間違いなくプレイヤーに正義の名の下に奪われたりする。
また、魔法武具が使い手もなしに行動、襲い掛かってくる場合も、
強力なものであれば確実に、そうでないならランダムで入手することができる。


●まほう-ぼうぎょ-りょく【魔法防御力】
魔法攻撃に対する耐性を表すステータス。ものによっては「精神」という名前だったり
魔法攻撃力と一緒くたの「魔力」だったり、あるいは特に相当するステータスがないこともあるが、
いずれにせよ通常の殴り攻撃への耐性「物理防御力」とは別に扱われることが多い。
魔法は普通の力では防げませんよということなのだろうが、火だの氷だの石だのぶつけるだけの魔法でも
何故か防御力は関係なかったりするからわからない。
薄っぺらくて防御力は紙なのに魔法防御力はやたら高い魔法使い用の防具はお約束である。


●まみー【マミー】
いわゆる“ミイラ男”。来世での復活を願い長期間保存できるように加工された死体がアンデッドとして甦ったもの。
王の廟を守る兵士達の成れの果てか。見かけは全身にぼろぼろの包帯を巻いた姿が一般的。
伝説の“ファラオの呪い”を再現した呪い・病気・エナジードレイン・恐怖で動けなくするなどさまざまな特殊能力を持っていることもある。
難敵ではあるが所詮は生きてる干物。火炎魔法や神聖魔法に弱い。
ただし作品によっては、太陽神の加護を受けているなどの理由で炎が効かない、または強烈な火炎魔法を使ってくる場合や
日本風世界観の作品に出てくる即身仏の様に魔法に精通した者もいるので要注意。
主に出会う場所は古代の墳墓・砂漠・ピラミッドなど。


●まもの【魔物】
モンスター、怪物のこと。
特に和風RPGだと日本なのに「モンスター」では違和感ありまくりなので
魔物とか物の怪とか言ったりする。
基本的には敵だが大ボスクラスになることは少ない。
魔物使いがいれば味方として使役することもできる。

☆関連語☆
モンスター 魔物使い


●まもの-つかい【魔物使い】
モンスターをてなづけて、自分の仲間にしている者の事。
この呼び方はドラクエシリーズのもので、他のゲームでは、
ポケモントレーナーやモンスターマスター、悪魔使いといったものがこれに相当する。

☆関連語☆
ポケモントレーナー モンスターマスター 悪魔使い ドラゴン使い


●まやく【麻薬】
1)麻酔作用があり常用すると習慣性となり中毒症状を起こす物質の総称。(広辞苑より)
通称『ヤク』、中毒者を『ヤク中』と呼ぶことが多い。
濫用ダメ、絶対。

2)RPGにおいては高値で売れる違法物品として悪徳商人や
秘密結社などが資金源にすべく栽培していたり密輸入して売っていたりする。

ストーリーに絡む場合は警察みたいな組織から頼まれたり
中毒になって狂っている濫用者を目撃した後
主人公達は製造元あるいは販売元を突き止め製造工場を破壊するか悪党本人を成敗する、
という流れになることが多い。
主に扱われるのは大麻やアヘンか。
たまにアイテムとして入手できることも。

昔は成敗すべき悪行の一つとしてよく使われていたが、
近年はCERO(これの場合は注射器のマーク)に引っかかるのを避けるため使われなくなったり
リメイクの際に『御禁制の品』などそれとわからないように表現を換える等の配慮がみられる。
ちなみにサガフロンティアに年齢制限があるのはこれが原因だったりする。
(レッド編の「おひゃ、らいふえげ」)
やっぱりゲームでもダメ、絶対。

3)ゲーム中に登場する幻覚作用のある食べ物をこう言ったりすることも。
例)MOTHER3のタネヒネリ島のキノコとか。
ダメ、絶対。と言いたいが食わないと進めなかったりする事が多く厄介である。

☆使用例☆
金持ちの○○は禁止されているはずの__で私腹を肥やしているという噂だ。

「いらっしゃいませ なににいたしましょうか」
にア買う ピッ
にアヤク草 ピッ

☆関連語☆
怪傑ロビン 江戸世界 レッド イカれ台詞 廃人


●まよい-の-もり【迷いの森】
ダンジョンの一種。足を踏み入れたら二度と出られないと恐れられる森。
正しい道順通りに進まないと、どんなに歩いても、
また同じ場所に出てしまう(いわゆる無限ループ)。
昔は、貧弱なグラフィックで緊張感のあるダンジョンを作るアイディアだったが、
技術の進歩で多種多様なダンジョンの描写が可能となった現在では下火になった。
登場させるにしても「正しい道には鳥がいる」といったヒントを設けるのが今風のマナーである。
しかし「アンリミテッドサガ」では、なんと今時、ヒントなしの迷いの森が登場、
ただでさえ戦闘に戸惑うプレイヤーをさらに混乱させた。


●まらそん【マラソン】
異常なまでに出現率の低いアイテムを手に入れるために延々と特定のルートを繰り返し走り続けることを指す言葉。
主な例としては「マップ切り替えによりランダム出現する宝箱からのレアアイテムを狙う」
「敵からのドロップ率が超低確率なアイテムを求め、敵の再出現を狙い走り続ける」
「時期限定の敵からのレアアイテムを求めセーブポイントからの往復を続ける」等等。
いつ見えるかも分からない出現(ゴール)を目指し、
めげそうになる自分の心と戦いながらただただ走り続ける姿は正に持久走。
「出ねー」「出ねー」「出ねーって書き込んだら出ることって良くある…よね」等と言いながら、
プレイヤーたちは今日もひたすらに走り回る。


●まりお-ごえもん-くにおくん【マリオ・ゴエモン・くにお君】
全部アクション出身だがRPG経験もある
えッ?くにお君はちゃうだろ?馬鹿いうでねぇ!初代熱血硬派くにお君があるではないか!
「ばっちり おぼえておくぜ!」


●まりょく【魔力】
ステータスの一種。MGCなどと表記される場合もある。
魔法攻撃力(時に魔法防御力にも)に影響する。アイテムで値を増加させることも可能。
魔法自体の攻撃力と魔力の値からダメージが算出される。


●まるち-えんでぃんぐ【マルチエンディング】
1)エンディングが数種類あること。
ゲームによってパターンはさまざまであり、
真のED/その他ED、グッドED/バッドEDなどと分けられるものや
特に優劣は無く単に複数の結末があるもの、
キャラ毎にEDがあるものなどがある。
この手のゲームにハマると全てのEDを見る為に何度もクリアする羽目になる。

2)シナリオ重視タイプのRPGに最近多く見られるシステム。
主人公が結ばれる相手を選べたり、世界を救うかどうかを決められたりする。
世界を救う英雄になるはずの主人公が仲間を虐殺して支配者になる、なんてEDも夢じゃない。
必ずしもプレイヤーが自由に選択できるとは限らず、以前の行動でフラグが立っている場合
強制的に同じエンディングを何度も見ることになったりする。
また繰り返しプレイすることを前提に作られているため、
1周目のEDが2周目の選択肢に影響することもある。
長く楽しめるようにとの意図で採用されているが、よく練られた完成度の高いシナリオは
たとえ一本道であっても10パターンのマルチエンディングを凌ぐこと
そして何でもマルチエンディングにすりゃいいってもんじゃねえよ東京タワーって何だよ畜生
ということを、一刻も早く製作サイドの方々に知っていただきたいものである。

☆使用例☆
おいおいEDで主人公死んだよ。ひょっとしてこれ___だったの?


●まるち-えんでぃんぐ-せつ【マルチエンディング説】
エンディングの内容が後味悪いものだったり、ファン達にとって納得のいかないものだった場合、
必ずと言っていい程囁かれる俗説。
明確な根拠はなく、説というよりは、ただの要望、妄想の類。
「どうせガセだろ」と思いつつも必死になってフラグを探し回ってしまうのは愛の成せるわざか。


●まんいーたー【マンイーター】
1)その名の通り人を喰うモンスター。
色々なRPGに登場するが、いかにも人を丸呑みしそうなでかい口を持つ植物系のものが多い。

2)武器の一つ。その名前から人型の敵に強いという特性を持つ場合が多い。


●まんと【マント】
袖の無いコート。ファンタジーなRPGでは一人くらい装備しているヤツがいる。
装備品としては「鎧」の項目に含まれるが、
素材が布のせいか普通の防御用アイテムとして登場することは少ない。
たいていは魔法ダメージを軽減する中盤以降の装備品か、
空を飛んだり身を隠したりする特殊アイテムとして使われる。

☆関連語☆
羽衣


●まんどれいく【マンドレイク】
比較的多くのRPGに出てくる植物系の魔物。根っこは人の姿をしているという伝説があるにも関わらず、
昔は根っこの化け物として登場する事が多かった。SFC後期辺りから人の姿をしているゲームも増えたが、
なぜか少女の姿である事が多い(マンドレイクにはちゃんと雄と雌がいる)。

補足:「マンドラゴラ」とも言う。
うまく使えば薬になるとはいえ、もともとは非常に毒性の強い植物のため
うっかり食べると戦闘不能に陥ることもある。
モンスターの場合は毒攻撃をしかけて来ることが多い。
また、FC版DQ1における薬草は
「マンドラゴラの根とヨモギの葉をすりつぶして調合した」ものであるが、
それほど強力な素材を使っておきながら回復するHPがたかだか30前後というのはいかがなものか。

補足2:アルラウネというのが正式名称でマンドレイク、マンドラゴラは外国語名称である。


●まんねり【マンネリ】
物語の設定や展開等が典型的なパターンに嵌っているさまで、
この場合は悪い意味で使われる。
プレイヤーに「なんだ、やっぱそうなるのか」と思わせたらマンネリである。

☆関連語☆
王道


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