ドラゴンクエスト

▼このページではドラゴンクエストシリーズ1〜6の項目を収録しています。



▼ドラゴンクエスト1
【あなたは死にました】
【王女の愛】
【カニ歩き】
【しかしあなたは言いました。】
【戦士の指輪】
【そんな…ひどい】
【登場人物は、なんと100人以上】
【ドラゴンクエスト】
【昨夜はお楽しみでしたね】
【ローラ姫】

▼ドラゴンクエスト2 悪霊の神々
【携帯宿屋】
【こうして ふたたび へいわが おとずれたのでした!】
【サマルトリア】
【シドー】
【ドラゴンクエスト2 悪霊の神々】
【はかぶさのけん】
【ブリザード】
【マヌーサザラキ】
【ムーンブルクの王女】
【もょもと】
【ローレシアの王子】
【ロンダルキア】

▼ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・
【アカイライ】
【あぶない水着】
【アリアハン】

【アリアハンの宿屋】
【エリア切り替えエンカウント】
【黄金の爪】
【オルテガ】
【オルテガのかぶと】
【くちおしやー】
【悟りの書】
【死に】
【性格】
【ゾーマ】
【ドラクエ事件】
【ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…】
【バスタードソード(DQ3)】
【バラモス】
【ハン】
【般若の面】
【防御攻撃】
【みずでっぽう】
【モンスターメダル】

▼ドラゴンクエスト4 導かれし者たち
【うらわざ改造王】
【オーリン】
【ガーデンブルグ城】
【木こりのお爺さん】
【クリフト】
【クりフト】
【シンシア】
【デスピサロ】
【鉄の金庫】
【電源つけっぱなし】
【トルネコ】
【トルネコの息子】
【ネネ】
【羽根帽子】
【ブライ】
【フレア】
【ホイミン】
【838861】

▼ドラゴンクエスト5 天空の花嫁
【噂(ドラクエ)】
【エスタークが仲間に】
【キラーパンサー】
【ゲマ】
【5強】
【デボラ】
【ドラクエ5の主人公】
【ぬわーーっっ!!】
【パパス】
【ビアンカ】
【ビアンカのリボン】
【ひとしこのみ】
【ブオーン】
【プチターク】
【フローラ】
【ミルドラース】
【ラスボスより強いネコ】
【ルドマン】

▼ドラゴンクエスト6 幻の大地
【ドラゴンクエスト6 幻の大地】
【アークボルト】
【アモス】
【キラーマジンガ】
【ゲントの杖】
【ゲントの村の長老】
【ストーンビースト】
【チャモロ】
【デュラン】
【テリー】
【ドランゴ】
【ハッサン】
【引換券】
【左手】
【ファルシオン】
【ヘルクラウド】
【マッドロン】
【右手】
【ムドー】
【夢見の洞窟】
【ライフコッド】




▼ドラゴンクエスト1


●あなた-は-しにました【あなたは死にました】
初代『ドラゴンクエスト』にて、勇者が敵にやられて死ぬときのメッセージ。
「○○はしんでしまった」ではなく、
ファミコンの前のプレイヤーに向かって「あなたは」と投げかけている。
設定上「勇者=プレイヤー」であることを感じさせると同時に、
初めて見るとえらくショックを受けるメッセージでもある。

☆関連語☆
おお!勇者○○よ!死んでしまうとは何事じゃ


●おうじょ-の-あい【王女の愛】
DQ1に登場するアイテム。要するにトランシーバーである。


●かに-あるき【カニ歩き】
FC版DQ1の主人公が、右や左に行くにもずっと正面を向いたままで歩く様。
ガニマタ歩きとも言ってたような気がする。
これは単に、主人公の正面のドット絵しか作られていなかったためである。


●しかし-あなた-は-いいました。【しかしあなたは言いました。】
DQ1のエンディングにて、唯一主人公がしゃべる部分で挿入された一言。
「主人公=プレイヤー自身」の世界を大事にするDQならではの単語といえよう。


●せんしのゆびわ【戦士の指輪】
DQ1に登場するアイテム。
使うことにより装備できるが、何の効果もない。
装備しているときと装備していないときでは話す言葉が変わる戦士がいるが、
別に攻略に関係ないしアイテムをくれるわけでもない。
本当に何の効果もない。

こんなもん作る容量あるならロトの盾作れや。


●そんな…ひどい【そんな…ひどい】
ドラクエ1のヒロインローラ姫の名言。
勇者の嫁になるのを認めないとこう言い続ける。

ひどいのはどっちだ
強制的に…


●とうじょうじんぶつは、なんとひゃくにんいじょう【登場人物は、なんと100人以上】
初代ドラゴンクエストの箱の裏に書かれている売り文句。
確かに、「○○のまちへ ようこそ!」だけしか言わない人であろうとも
登場人物であることには変わりはないのだが、
今やれば間違いなく詐欺呼ばわりされそうな言葉である。

ちなみに2chのDQ1スレの有志が調べてみたところ、120人であるとのこと。
(会話した人物のみカウントしたため、主人公や勇者ロトなどの設定上の人物は入っていない)
なおこのゲーム、登場人物こそ多いが有益な情報をくれる人はおそらく100人に満たない。

☆有益じゃない例☆
「おいで ぼうや。ぱふぱふしてほしいなら 50ゴールドよ。」
「あなた だれ? でてゆかないと ひとをよぶわよ!」
「おとこなんて きらいよ。 しっしっ。」
「こんやのおかずは なんにしようかしら……」
「ねえ わたしの ぽーとぴあと あなたの ドラゴンくえすとを かえっこしてよ。」


●どらごん-くえすと【ドラゴンクエスト】
TRPGをヒントに企画・製作されたコンピューターRPGの代表作品。
主人公である勇者が魔物にさらわれた姫を助け、魔王を倒すというお話。
レベル、HP、魔法、武器屋、宿屋、城、町、エンカウント、ダメージ床など
基本的にRPGに必要なシステムは一通り完成しており、
wizなどの一部作品を除くと全てのCRPGはこの作品に何かしらの影響を受けている。

発売当時はまだ日本ではRPGというものが定着しておらず、
関係者も売れないと思っており、実際に発売当初はそれほど売れなかった。
だが口コミにより次第に売れ始め、いつのまにか大ヒット作品となる。
その後は当然の如く続編が作られ、他社からも無数の類似品が量産されることになり、
今日のドラクエシリーズはFFとともにRPGの筆頭として世間に知れ渡っている。


●ゆうべは-おたのしみでしたね【昨夜はお楽しみでしたね】
DQ1で、ローラ姫を抱きかかえたままラダトーム城の宿に泊まると、
宿屋の主のセリフが通常なら「ゆうべはよくおやすみでしたね」のところが表題の文章に変わる、有名な小ネタ。
何がお楽しみだったのかはさておき、この主人の何気ない一言は、
伝説の爆弾発言として世の人々の心に深く刻まれることになるのだった。
リメイク版では、ラダトームの町中を歩いている女の子を連れて宿屋に泊まっても同じことを言われる。
さらに、ローラ姫を抱きかかえつつ女の子も連れて宿屋に泊まったときのセリフは
「ゆうべは3人でお楽しみでしたね」
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!


●ろーらひめ【ローラ姫】
DQ1のヒロイン。ラダトームの王様ラルス16世の娘。
竜王にさらわれ、洞窟に幽閉されている。
助け出してお城まで連れ帰ると「王女の愛」というアイテムをくれる。
王女の愛は重要アイテム「ロトのしるし」を探すのに役立つのだが、
落ちている場所を知っていれば王女の愛がなくても入手することができる。
そのため王女の愛が不要になり、ローラ姫を助け出す意味がなくなってしまう。
リメイク版では姫を助け出すタイミングを遅らせて竜王のところへ連れて行くと専用セリフがあったりするなど、
いつ助け出すか、そもそも助け出さずにクリアするかなど色々プレイヤーに遊ばれるキャラ。

ちなみに王女の愛をもらうときにアイテムがいっぱいだと持ち物の中から一つアイテムを奪われ、
強制的に王女の愛を持たされてしまう。
助け出すときやエンディングで「一緒に連れて行ってくれますね?」と聞いてくるが、
「いいえ」と答えても「そんな…ひどい」の無限ループで絶対認めてくれない。
さすが甘やかされて育った王女様、わがままである。



▼ドラゴンクエスト2 悪霊の神々


●けいたい-やどや【携帯宿屋】
ドラゴンクエスト2のストーリー序盤、MPが全くないローレシア王子にとっての薬草のこと。
余談であるが、一国の王子である息子に安物の剣のみを与え旅立たせたローレシア王は、
本当の意味での勇者といえる。

☆使用例☆
薬草は俺にとって____だな。


●こうして-ふたたび-へいわが-おとずれたのでした【こうして ふたたび へいわが おとずれたのでした!】
DQ2(FC版)のエンディングで出てくるメッセージ。
アレフガルドに平和が訪れたのは三度目なので「ふたたび」ではなく「みたび」が正しい。
リメイク版では「ふたたび」でも「みたび」でもなくメッセージごと削除された。


●さまるとりあ【サマルトリア】
略してサマル。ドラゴンクエスト2に登場する魔法戦士の王子。
ローレシアの王子と同じく、ハーゴン討伐の為に旅立つがローレシアの王子と行き違いばかり起こし
仲間に加える為に無駄とも思える多大な労力を必要としてしまう。
魔法も武器攻撃もなんとも微妙な性能で、その微妙さは某王女がレベル1で使えるベホイミをレベル14まで覚えず
その上、ベギラマに至っては設定ミスによって本来の威力を発揮できないという有様。
しかもパーティ唯一の蘇生魔法の使い手なのに同時に自爆魔法の使い手でもあり、
たいてい人を蘇生する前に自分が死んでいた。

しかし、それはFC版のみの話である。
SFC及びGB版では、ムーンブルクの王女もザオリクを覚えるために
パーティー唯一の蘇生魔法の使い手という立場こそ失ったが
光の剣が装備できるようになり攻撃力が大幅に底上げされた。
元々、パラメータ自体は終盤に爆発的に上昇し最終的にローレシアに迫るほど優秀であり
ベギラマの設定ミスも修正されて大器晩成の万能キャラとして活躍してくれる。

とは言え、やはりFCのイメージが強すぎるし、レベル30までは弱い事に変わりはないので、
使えない奴のことをサマルと呼ぶ風習は覆せていない。
また、お使いイベントに散々付き合わされた挙句に
最後に舐めた台詞をほざく奴のことを指す蔑称としても用いられている。

☆関連語☆
マヌーサザラキ


●しどー【シドー】
ドラゴンクエスト2のラスボス。大神官ハーゴンによって呼び出された破壊神。
一応パッケージに描かれているものの、こいつの登場を示唆する伏線はない。
いわゆるポッと出のラスボスなのだが、ある意味非常にインパクトの強いボス。
なぜならこいつの強さはドラクエという大衆的なタイトルらしからぬ狂ったものなのだ。
↓以下その理由。

・全ステータスが最大値の255。
・強力な全体攻撃を持つ。
・はぐれメタルと同等の守備力に加えて攻撃呪文がほとんど効かない。
・攻撃力もカンストしているのに通常攻撃に眠りの追加効果が付いている。
・ラスボス戦のみ味方の会心の一撃が出ないようになっている。
・ラスボスとしては禁じ手であるはずのベホマ(全回復魔法)を使う、など。

またサマルが役に立たない、町やセーブポイントが遠い、ハ−ゴンとの連戦、
こいつのグラフィックがでかいためにムーンブルク王女のHPが隠れてしまう、
などの仕様もあいまって当時の子供達にトラウマを植えつけた。
ただし頭が悪く、HPが255とかなり低い(雑魚でも100前後ある)ため運がよければあっさり倒せる。

上記の戦闘能力を持つに至ったのには理由がある。
当時のゲームは容量の関係で数値を255以上に設定できないため、シドーのHPは255が限界。
そのため雑魚より一回り強いくらいの能力ではすぐに倒されてしまう。
そこでラスボスとして相応しい強さを備えるためにHP以外の点が強化されたのである。

リメイク作のドラゴンクエスト1、2では流石にベホマは使わなくなったが
HPをかなり高く設定された上にAIも賢くなっているため体感的にはあまり強さは変わらない。


●どらごんくえすと-つー あくりょうのかみがみ【ドラゴンクエスト2 悪霊の神々】
1987年にエニックスより発売された「ドラゴンクエスト」シリーズ第二弾。
禍々しい神々を呼び出そうとする大神官ハーゴンを倒すため、
伝説の勇者ロトの血を引く三人の子孫が立ち上がるというもの。
前作を大きく上回る1MB(当時は大容量だった)のROMにより、舞台も前作以上に広大となった。
また移動手段として船がシリーズ初登場、おなじみとなる「旅の扉」もここが初登場となる。
最大三人のパーティーによる戦闘は、メンバー役割がはっきり分かれており戦術性が向上、
前作とはうって変わって主人公が完全な武勇一辺倒であるのも特徴的であった。

ついでに難易度も正直言って高い。序盤から終盤まで敵がかなり強いのだ。
特にマンドリル、ドラゴンフライ、デビルロードなどの名前を聞くと、大抵の経験者は震え上がるだろう。
またラスボスも今のドラクエからは掟破りなほど強かった。
また敵以外にも、やたら難しい謎解きがあったりする。

他にも、使えないサマルはかぶさのけんバグなどのネタも多い。

余談だが、ファミリーコンピューターマガジン関連の雑誌でつけられている「通信簿」において、
30点満点中28.0点を達成し、ファミマガの刊行終了まで破られることがなかった
(次点は天外魔境2 卍MARUの27.9)。

☆関連語☆
シドー 大技林の通信簿欄 パーティー


●はかぶさのけん【はかぶさのけん】
DQ2(FC版限定)の裏技。
幻術のかかったハーゴンの神殿内では、装備変更などを行っても、神殿の外に出ると元の状態に戻ってしまう。
しかし、攻撃力と守備力は元に戻らない。
このため、ハーゴンの神殿内で攻撃力の高い武器に装備変更をしたあと外に出ると、
弱い武器を装備したまま強い攻撃力を得ることができる。
このバグを利用し、ローレシア王子に2回攻撃の「はやぶさのけん」を装備させておき、
神殿内で攻撃力の高い「はかいのつるぎ」を装備させて外に出ると、
「はかいのつるぎ」の攻撃力を持ちながら「はやぶさのけん」の効果で2回攻撃できるようになる。
さらに、装備しているのは「はやぶさのけん」であるとみなされるため、「はかいのつるぎ」の呪い効果も現れない。
2つの武器の名前を組み合わせて「はかぶさのけん」と呼ばれる。
レベルが上がったり、装備変更をしたりすると効果が切れる。
シドーが強すぎて倒せないと嘆く数多くの少年たちを救った最強武器である。
この武器を使わず正攻法でシドーを倒した人は、クリアした人の半数に満たないのではないだろうか?

ちなみにこれを応用して、「あくまのよろい」「しにがみのたて」を呪われずに装備して高い守備力を得たり、
サマルトリア王子に「てつのやり」の攻撃力を持った「はやぶさのけん」を装備させたりすることができる。
・・・まあこの程度ではサマルのヘタレ改善は期待できないが。

追記:漫画「ドラゴンクエストモンスターズ+」において
サマルトリアの王子が登場する際に「俺の剣は二度破壊の風を巻き起こす」という
はかぶさの剣を彷彿とさせるセリフがあり、オールドファンを喜ばせたが
FC版ではサマルトリアの王子は破壊の剣を装備できず、SFC版ではそもそも裏技自体が使用できなかったりする。


●ぶりざーど【ブリザード】
ドラゴンクエスト2の終盤に出てくる雑魚モンスターなのだが
高確率でザラキを放って来る恐ろしい敵
敵版クリフトと言っても過言ではない。

書籍『モンスター物語』の記述からすると
はっきり明言されてはいないが
ミミックの中身はブリザードである模様。
ちなみに人食い箱の中身は「くさったしたい」である。

☆関連語☆
ロンダルキア クリフト くさったしたい
808 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]

☆補足☆ ミミックの設定について

>ミミックは空箱にバブルスライムが入って出来るんじゃなかったっけ?

>いや当時エニックスが出版してたモンスター物語だとミミックの回想の中に
>「かつては強力な魔物が住む極寒の氷原に住んでた」って描写があって、
>ロンダルキア台地だと暗示されてる。


●まぬーさざらき【マヌーサザラキ】
SFC版DQ2における、サマルトリア王子最大の必殺技。
手段はいたってシンプルで、まず先にマヌーサをかけた後、ザラキをかけるというもの。
すると、マヌーサ状態の敵をザラキに耐性があろうと、それを一切合切無視して一撃死させる事ができる。
さらに、SFC版におけるザラキは「254の固定ダメージを与える」という処理を行っている為
雑魚散しのみならず、アトラス・バズズ・ベリアル、
挙句にはシドーに対しても大ダメージを与える極めて強力な手段となっている。

一見すると最強無敵のコンボに思えるが、前提条件となるマヌーサをサマルトリア王子は覚える事が出来ないため
ムーンブルク王女にマヌーサをかけてもらうか、光の剣を用いるしかない。
そして、マヌーサの耐性を持つ相手にはまるで通じないという欠点もある。

興味があるのなら試してみると良い。
手にした光の剣で敵を幻に包み、
そして死の言葉で次々と葬り去る彼の姿は正直FC版とは似ても似つかぬ頼もしさがある。
尤も、このコンボが無くともSFC版の彼は普通に強かったりするのだが。

☆関連語☆
サマルトリア 雑魚散し


●むーんぶるくのおうじょ【ムーンブルクの王女】
ドラゴンクエスト2に登場する魔法使いで実質本作のヒロイン。
ローレシアが青、サマルトリアが緑なら彼女は赤を基調とした服装である。
髪はFCでは紫、SFCでは金だが昨今の各種媒体では紫で描かれる事が多い。

ある日ムーンブルク国が大神官ハーゴンに攻め落とされ、父である国王も殺され自分自身も犬に変えられてしまう。
ムーンブルク落城がローレシアの王子とサマルトリアの王子を旅立たせる事になり、
後に彼らによって人間の姿に戻り共に旅をする事になる。
もし二人の王子に助けられなかったら彼女は一生を犬として過ごす事になる……という恐ろしい事になったであろう。
また犬になってたという事で二次創作では犬耳が生えたり、犬の言葉を喋ったりする姿がよく見られる。

ローレシアの王子が魔法が使えないものの強い力を持つ戦士。
サマルトリアの王子が打撃も魔法もそこそこ使える魔法戦士であり、
彼女は力こそ弱いが魔法ならば攻撃、補助、回復なんでもこなせる魔法使い。
一人一人はバラバラだが力を合わせる事でどんな敵にも対応できるという
現在まで続くRPGのパーティバトルの基本となったといってもいい存在。

因みにMSX版では「あぶないみずぎ」を入手して装備する事ができる。
装備するとなんと彼女の一枚絵が表示される。
……やはりドラクエは偉大であったと言わざるをえない。

☆関連語☆
エッチな下着 ローレシアの王子 サマルトリア


●もょもと【もょもと】
ドラゴンクエスト2をやった人間ならたいてい知ってる名前
以下の復活の呪文を入力すると主人公LV48で最初から始められ、そのときの主人公についている名前

「ゆ う て い み や お う き む
こ う ほ り い ゆ う じ と り
や ま あ き ら ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ
ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ
ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ ぺ 」

パスワード上部の人名のような部分は
当時の週刊少年ジャンプのゲーム紹介コーナーファミコン神拳の担当者
みや王(宮岡寛)・キム皇(きむらはじめ)・ゆう帝(堀井雄二)
それにキャラクターデザインの鳥山明のことである

変な?名前にレベルはカンスト手前の48(最高レベルは50)、さらに文字の配列といい、
デバック用やファンサービスの類のように見えるが、
実はパスワード解析により「作成」されたもの。

ちなみに真相は
堀井さんがドラクエ裏パスワードに隠された謎を語る
http://zapanet.info/blog/item/1750

☆関連語☆
復活の呪文

☆関連語☆
」(桃太郎伝説)
「ふらつてりーよあにーをかえせ」(アクション用語図鑑より、グーニーズ2)


●ろーれしあのおうじ【ローレシアの王子】
ドラゴンクエスト2の主人公。頭からつま先まで青を基調とした服装とゴーグルが特徴。
DQ主人公故か、テフォルトネームがなく基本的にローレシア、ローレと呼ばれる。
他にも有名な復活の呪文の際の名前「もょもと」と呼ばれる事も。

彼の特筆すべき点は何と言っても魔法が一切使えない事である。先祖や親戚の仲間はみんな使ってるのに。
その分力とHPの伸びが凄まじい、戦士タイプ。
また3の戦士や4のライアンのような後続の戦士とは違い素早さもそこそこ高い。仲間二人には負けるが。
それでも相手の先手をとり敵を一撃で倒し、倒せなくても相手の攻撃に耐える姿はまさしく勇者そのもの。
漫画「ドラゴンクエストモンスターズ+」ではこの点がよりクローズアップされ、
魔物の攻撃や魔法を受けても「その程度では意味がない」と全く動じなかったり、
2の強敵モンスター、バズズを素手の一撃で瀕死にさせるという恐ろしい戦闘力を発揮していた。
アーケード「バトルロード」では三人でミナデインを発動するが一人だけ魔法が使えないため、
本作の最強武器である稲妻の剣で代用していた。

余談だが彼は旅立つ際、父であるローレシア国王から餞別をもらえる。
……のだがその中身が50Gと銅の剣だけ。
世継ぎの一人息子を護衛もつけずに旅立たせ、
しかも渡したのは僅かな金とそこらの店で売ってる簡素な剣とはどういう事であろうか。

☆関連語☆
携帯宿屋 脳筋 もょもと サマルトリア ムーンブルクの王女


●ろんだるきあ【ロンダルキア】
ドラクエ2終盤に訪れる雪原地帯。
悪の大神官ハーゴンの神殿があり、主人公一行はここを目指すために旅立つことになる。
容赦なくザラキを連発するブリザード、痛恨の一撃を振るうギガンテス、
メガンテを唱えるデビルロードなど強力なモンスターが多いため、難所として有名。
また、ここへ行くためには長くてキツいロンダルキアへの洞窟を経由しなければならないため、
洞窟内で体力もMPも使い果たし、
外に出られたと思ったらここの凶悪モンスターたちに惨殺されてしまった経験を持つ者も多いだろう。

また、FC版では容量の関係で使える色数が少ないため、
PT死亡時にウィンドウ枠が赤くなるとマップの白い部分も赤くなるが
雪原地帯のロンダルキアではマップ中が真っ赤に染まり、血の海のようになってしまう。

ちなみに、DQ&FF in いただきストリートSpecial のステージとしても登場する。

☆関連語☆
難所 雪国・寒冷地



▼ドラゴンクエスト3 そして伝説へ・・・


●あかいらい【アカイライ】
ドラゴンクエスト3に登場する敵キャラクター。
大きな嘴が特徴でバギを連発してくる。
一時期、乱獲されたことがある。
その理由は「悟りの書」というレアアイテムを持っていたから。
FC版では賢者は初期選択で遊び人を選ぶか悟りの書を使うかしかなれなかった。
しかし、その低確率っぷりは凄まじく、入手した勇者は存在していないとか。

余談だが、リメイク版では悟りの書は落とさなくなっている。
また、GBC版では体色が同系統のモンスターと入れ替わっている。

補足:DQ3の賢者は魔法使い、僧侶の呪文を習得できる特徴がある。
更に戦士ほどではないが格闘能力も兼ね備え、事実上最強の職業となっている。

☆関連語☆
レアアイテム


●あぶないみずぎ【あぶない水着】
DQ3に登場する女性専用の防具。
布地の部分が非常に少ない、見えそで見えない危険な水着。
そのため守備力も+1とないに等しく、そういった意味でもアブない。
そのわりには78000Gとバカ高く、簡単には買えない。
装備すると移動中のキャラが色っぽい水着姿になるが
言ってしまえばその程度で、戦闘中敵が見惚れるといった効果もない。
つまり役立たずな防具なのだが、それでも大金はたいて買ってしまう得体の知れない魅力がコイツにはある。

☆使用例☆
オリハルコン売った金で__を買っちゃった…_| ̄|○


●ありあはん【アリアハン】

DQ3の地名。スタート地点かつ勇者の故郷。
名物は無限に仲間を作れるルイーダの酒場と預かり所。
世界地図が元ネタとなっているDQ3の世界においてこの国だけ元ネタがない。(ムー大陸という説も)
FC版の説明書にはかつて世界を統一していたが戦争により今の大陸だけが領土という設定があったが、
リメイク版ではなぜかなくなっている。


●ありあはん-の-やどや【アリアハンの宿屋】
主人公の家というタダで休める場所が近くにあるのにもかかわらず、
何故か同じ街に存在する有料の宿屋。
ちなみに二階建てでそこそこ広く料金は一人2G。
大勢のプレイヤーがゲームスタート時にその存在意義について頭を悩ますが、
バラモスを倒した後に母親が何故か実の息子を家に泊めてくれなくなることでこの疑問は解消された。
しかし今度は何故、母親が泊めてくれないのかという疑問が発生する。


●えりあきりかええんかうんと【エリア切り替えエンカウント】
ドラゴンクエスト3ではぐれメタルが登場するエリアにてよく使われるエンカウント方法。
ドラゴンクエスト3ではダンジョンでエリア移動をした瞬間のエンカウント率が50%になる、
敵と強制的にエンカウントするアイテムもなかった時代、これで経験値稼ぎをしたプレイヤーは多い。
・・・当然瀕死の状態の時にこれで泣きを見たプレイヤーも多いわけだが。
ちなみにこれはバグではなく、堀井雄二の「経験値稼ぎがめんどくさい」の一言で入れられたものである。


●おうごんの-つめ【黄金の爪】
ドラゴンクエスト3に登場する、武道家最強の武器。
そのくせ物語の序盤〜中盤で入手可能という、武道家がいるPTには非常にありがたいものである。
だが、この武器を取ってしまうとピラミッドの呪いによりエンカウント率が猛烈に上昇。
その頻度はとても耐えれるものではないので、高価で売れるという理由から売り払ったプレイヤーも数多くいるだろう。
SFC以降のリメイクに当たってこの異常なエンカウント率はピラミッド内のみになり、
(ただし、ピラミッド内で全滅すると黄金の爪が元の位置に戻されるように変更)、
かなり使いやすくなったが、新武器の登場により武道家最強武器ではなくなった。


●おるてが【オルテガ】
DQ3の勇者の父親でバラモスを倒すため旅立つ。
その途中、火山に落ち死亡した…と思われていたが、
アレフガルドの世界で生きており、真の諸悪の根源、大魔王ゾーマを討つために旅を続けていた。
勇者がオルテガに追いついた時には彼はキングヒドラとの戦いの最中で
戦いに敗れ、駆けつけた勇者を我が子と知らぬまま遺言を残し息絶える。
世界各地にその足跡を残し、その逸話に父の偉大さが知れるのだが、
FC版での覆面にパンツ一丁、手に斧のその姿は変態としかいえない。
SFC版では隠しダンジョンで生き返すことができる。

☆関連語☆



●おるてがのかぶと【オルテガのかぶと】
SFC版以降のドラゴンクエスト3に登場するアイテムで、ムオルの村の少年ポポタからもらえる。
勇者の父オルテガがこの村に立ち寄った際に預けて行ったもので、勇者のみが装備できる専用防具であり
高い守備力とラリホー・マヌーサ・ルカニへの耐性を得られる非常に優秀な装備。
最終盤に購入できる兜に守備力では劣るものの、耐性を買われて最後まで装備されることも多い。

しかしFC版のドラクエ3を知るプレイヤーにとって、「オルテガの兜」と言えばあの変態マスクの事であり
それを渡された事に驚愕したプレイヤーは少なくなかった。
ちなみにOPの映像でオルテガがムオルで兜を預けるシーンが描写されており、
そこでマトモな形の兜が映っている。一安心である。


●くちおしやー【くちおしやー】
ドラゴンクエストの準ボスの断末魔の叫び。
こんな台詞を日常会話で使う小学生に、家のおじいちゃんは驚愕としたという。


●さとりのしょ【悟りの書】
DQ3(以降)に登場するレアアイテム。
機種によっては比較的楽に取れたりするものもあるが、総じてレア。
効果は、賢者になることができる、というもの。
20歳以下の人にはよく誤解されるが、遊び人から賢者になれるということは今や周知の事実…
というより、遊び人は賢者になるためのもの、賢者は遊び人から、などとキャラ説明で平気で書かれる。
しかし、FCリアル世代から言わせれば物凄い「裏技」であった。現に雑誌に載った時は大騒ぎだった。
そのため、遊び人などを連れる酔狂なプレイヤー以外は、賢者になる手段は悟りの書一点限り。
悟りの書はまさに、賢者になれる唯一無二の手段として誤解されていたのであった。


●しに【死に】
社会問題にまで発展した大作DQ3でのHPが0になった状態。
死亡状態なのだが文字数の関係か「しに」と書かれる。
その無機質で記号的な印象とウィンドウの色が赤く染まった画面とウィンドウと、
同じ色を使っていた町の噴水が赤く染まる景色は当時の子供達にトラウマを与えた。



●せいかく【性格(ドラクエ3)】
SFC、GBC版のリメイクされたドラクエ3に関わる重要なシステム。
主人公はオープニング時のイベントで、仲間はルイーダの酒場で仲間にするときに性格が決定される。
しかし、慣れれば性格を操作でき、実質的には自分の好きな性格にすることが可能である。
また、街の人との会話や装備する装飾品で性格が変わる場合もあるので注意が必要。
なお、性格がレベルアップ時の成長に大きく関わっており、性格によっては爆発的に力が成長したり、
賢さがなかなか上がらなかったりする。なので職業によって性格を考える必要がある。
だが、女性の場合セクシーギャルという万能に成長する性格があるため、
ほぼ全ての女性をこの性格にしてプレイするプレイヤーは多い。


●ぞーま【ゾーマ】
ドラゴンクエスト3のラスボス。
地上世界の魔王、バラモスをも使役する大魔王として君臨し、地下世界アレフガルドを闇の世界に変えていた。
その容姿、大魔王に相応しい言動、闇状態での強さが相まってドラクエのラスボスで最も印象深いと思われる。
闇状態とは強力なステータス補正とあらゆる魔法への耐性を持つ「闇の衣」を纏っている状態のことで、
この状態で戦おうとするとほとんどの魔法が役に立たず、屈強な戦士でさえも通常攻撃の一撃で沈んでしまう。
しかし、光の玉という道具を使用することにより闇の衣が剥がれ、戦いが大幅に楽になる。
光の玉なしでゾーマ戦に臨むのはドラクエ3定番のやりこみであり、
SFC版やGBC版の隠しボスである神竜などよりも場合によっては苦戦する。

追記:何故か回復呪文をかけるとダメージを受ける。特にFC版やGBC版ではベホマを唱えることによって、
メラゾーマ並のダメージが通るので多用した人も多い。

追記2:剣神ドラゴンクエストには隠しボスとして登場し、復活の呪文で『ヤミノコロモ』と入力すると戦える。
本編の最終ボスである竜王を上回る強さを誇る。

☆関連語☆
大魔王 アレフガルド 無敵フラグ解除


●どらくえ-じけん【ドラクエ事件】
1988年2月10日、ファミコンソフト「ドラゴンクエスト3」の発売とともに起こった事件。
「ドラクエ3」の発売時、多くの子供が販売店の前に徹夜で行列を作ったり、
学校をサボったりしてまで購入しようとした。
教育委員会は「購入のために学校を欠席することの禁止」と指導するほどであった。
また、「ドラクエ3」狙いの恐喝、カツアゲ、ひったくりが多発して問題にもなった。
当時、予約というものがあればこのような事件は起こらなかっただろう。


●どらごんくえすと3−そしてでんせつへ…【ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…】
ドラゴンクエストシリーズ3作目として1988年にFCで発売。
1,2から続くロトの伝説シリーズの完結編でもある。

主人公が勇者として魔王退治の旅に出る…というストーリーの根幹こそそのままではあるが、
ルイーダの酒場や転職などのシステムによるキャラメイク、
復活の呪文を廃止し冒険の書が登場するなど、システム的に大きな革新を遂げている。
またストーリー面においても評価が高く、
特に終盤の展開で明らかになる過去2作との繋がりは多くのプレイヤーを驚嘆させた。
最終ボスであるゾーマは、その存在感から今なおドラクエシリーズ史上最高のラスボスとの評価も多い。

1988年の発売時には「ドラクエ事件」と呼ばれるような社会現象にまで発展し、
まさに日本全土を席巻したモンスタータイトルであったといえよう。
これまでにSFC、GBCでリメイク作品が発売されている。

総じて高い完成度を誇る作品であり、現在でもドラクエシリーズ最高傑作として本作を挙げる人も多い。


※ただし、パッケージ裏に
「今、アレフガルドの謎を秘め、かつてない壮大な スケールでお送りする、
ファミコン至上最強の ロールプレイングゲーム!」
と記されていた(過去2作との繋がりを明記していた)事は、あまり知られていない。


●ばすたーどそーど【バスタードソード(DQ3)】
SFC版以降のドラゴンクエスト3で追加された武器。
リムルダールの町で31000Gで販売されており、勇者と戦士が装備できる。
地理的に多くのプレイヤーが最後の拠点とするリムルダールで売られているだけあってその性能は高く
攻撃力は全武器中第4位の105。
尤も、これよりも攻撃力の高い武器は勇者専用だったり、クリア後に入手だったり、呪われているなどの条件が付くため
クリア前の戦士用の武器としては実質的に最強である。

実はこの剣、購入する他にももう一つ入手法が存在する。
それは、勇者一人でのバラモス撃破を行うことで、アリアハンの王様から褒美としてもらう事ができるのだ。
シリーズで初めてキャラメイクと自由なPT編成を取り入れた本作において、
勇者一人でのバラモス撃破は昔から行われている代表的なやり込みの一つであり
リメイクを機に開発陣が入れた粋な計らいである。

……まぁ、前述の通り、リムルダールで普通に売っている上、
入手タイミング的にもほんの少し速く手に入る程度でしかないのだが。
加えて言うなら、しょせんが攻撃力が高いだけのただの剣にしか過ぎないため、
マイラの双六場で入手できる攻撃力が同じでグループ攻撃が出来るグリンガムの鞭よりも遥かに見劣りする。
この他にもマイラの双六場では65000Gと非常に高価であるが、ベギラゴンの効果を持つ雷神の剣が売っているため
PT内に戦士がいてPT全体の打撃力を少しでも上げたいが雷神の剣購入の資金が無いという時ぐらいしか出番が無い。
バラモスソロ撃破という難題に挑まずとも、アイテムコンプリートに支障は無いというのは利点ではあるが、
それにしたってもう少し良いアイテムは無かったのだろうか。
と、言うか、こんなのがあるなら最初から寄越せといわざるを得ない。

ちなみに、現実におけるバスタードソードは「雑種の剣」という意味で、
両手剣の威力を持ちつつ片手でも扱える汎用性の高さを求めた剣である。
尤も、汎用性を求めた結果、両手用としては威力が足らず、片手で扱うには重過ぎる上、
重心が普通の剣とは違う場所に出来てしまったため、この剣専門の訓練を積まないと、
とてもじゃないが使い物にならないという汎用性とは真逆の方向になってしまった残念な武器。
微妙に、DQ3におけるバスタードソードも似た様な立場になっているのは気のせいだろうか。

☆関連語☆
バスタードソード


●ばらもす【バラモス】
ドラゴンクエスト3に登場するボスキャラクターで、冒険開始当初の目標敵。
およそ魔王らしからぬ風貌と、ラスボスであるゾーマのインパクトのせいでイマイチ威厳にかける。
「はらわたをくいつくしてくれる」と言いながらバシルーラで仲間を酒場に送り飛ばしたり、
ラリホーで眠る、マホトーンで呪文を封じられるなどの奇行も。
なお、負けてもはらわたをくいつくしてくれない。
SFC版以降は勇者1人で倒すとアリアハンの王様からご褒美がもらえるが、
後の町で市販されている武器なので自己満足でしかない。
しかしターンごとの回復などがあるため一人撃破はかなり難しく、挑戦してみる価値はある。
楽に行くなら賢者と二人で行ってバイキルト他で勇者を強化し、
バシルーラで賢者を飛ばしてもらえばいい。(邪道)
そしてアニメ版だと無駄にかっこいい。
アニメから入った奴はゲーム版のほうを見て驚愕した。

なんだこの「ピアノ」(DB)の親戚みたいなのは


●はん【ハン】
ドラゴンクエスト3において、商人が作った町の名前が「商人の名前+バーグ」となることを知った子供が、
高確率で作成するだろうキャラクター。
ちょっと年配の人なら「スピル」とかもある。
しかし、実際のところバーグではなくバークであるが…

ゲーム後半で商人を連れ歩く人は少ないため、
ほとんどの場合ルイーダの酒場で商人を新しく作成して連れて行くことになる。
ファミコン版では一度別れると二度と戻ってこないが、リメイク版では戻ってくる。
しかしレベル1の商人なんざいても仕方ないので、
ルイーダの酒場で延々と酒を飲み続けることとなるか、
そのまま放置されて牢屋に入りっぱなしであるかのいずれかの運命であると思われる。


●はんにゃのめん【般若の面】
ドラクエ3に登場する、伝説の防具を軽く超える防御力を誇るお面。
凄まじいまでの防御力は魅力だが、呪いがかけられており装備すると治癒不可能の混乱状態になってしまう。
しかしドラクエ3では仲間がいない、または全員死亡している場合混乱状態でも普通に行動できるという仕様で、
これを利用すれば勇者一人旅などで存分に威力を発揮することが可能。

とはいえ混乱状態では移動中にアイテムや呪文が使用不可能なため、ルーラも使えなければイベントアイテムも使用できない。
結局、一人で挑まねばならないダンジョン「地球のへそ」攻略用の防具以上の価値はほぼない。


●ぼうぎょ-こうげき【防御攻撃】
FC「ドラゴンクエスト3」の戦闘中のコマンド入力において防御を選択後Bボタンでキャンセルしてから
行動させたい行動を選択すると、そのターン中は防御状態でありながら行動できるというもの。
これにより敵から受けるダメージを抑えつつ攻めることが可能となる。
ただしパーティ最後尾キャラの行動を入力するとそのターンの戦闘が開始してしまうため、
最後尾のキャラはこの恩恵を得ることができない。本項は4人パーティ時のもの。

追記:別ゲームにも類似したものが存在し、防御戦法やキャンセル技とも呼ばれる。

☆関連語☆
キャンセル技


●みずでっぽう【みずでっぽう】
ドラゴンクエスト3に登場するアイテムで、ムオルの村の少年ポポタからもらえる。
使用すると水鉄砲を噴射し、目の前にいる人物を驚かせて飛びのかせることが出来る。
もちろん通行を制限しているイベントキャラなどはどいてくれないため、
シナリオの進行には無関係な一種のギャグアイテムである。……いちおう父の形見だが。
しかし、当時一般的な2DRPGでは狭い場所を村人が塞いで出られなくなったり、
細い道に入り込まれて出てくるまで待たざるを得ずイライラさせられることが多かったため
村人を強制的に移動させることが出来るこのアイテムは意外に重宝で、他のRPGでもしばしば
「みずでっぽうがあれば……」と思ったプレイヤーは多かった。
なお、SFC版以降は削除されておりポポタからは代わりに「オルテガのかぶと」がもらえる。


●もんすたーめだる【モンスターメダル】
ドラクエ3がGBCに移植されるにあたり追加された新要素。
モンスターの絵柄が描かれたメダルで金銀銅の3種類があり、戦闘終了後に入手の可能性がある。

このメダルは小さなメダルとは異なり集めてもストーリーを進める上では何の役にも立たず、
一度クリアした後に行ける2つ目の隠しダンジョンで初めて必要になる。
ダンジョンの先に進むためにはそれまでに入手できるモンスターメダルの銅を全て集めなければならないのだが、
この段階で集まっていることはまずなくいので欠けているメダルを集めることになる。

しかしメダル入手の確率はそれほど高くなく、数も多いのでなかなか集まらない。
戦闘終了後にアイテムを入手した場合メダルは入手できないので、
敵がアイテムを落としやすい場合や盗みを持つ盗賊をパーティーに入れていた場合などはさらに厳しいものとなる。
やっとの思いで銅のメダルを全て集めても今度はさらに出現率の低い銀のメダルを集めねばならず、挫折する者も多数。
銀のメダルを全て集めるとようやく隠しボスと戦えるのだが、HPの多い神竜といった程度の強さでプレイヤーに肩透かしを食らわせた。

なお更なる苦難の果てに金のモンスターメダルを全て集めても、お褒めの言葉以外は特に何もない。



▼ドラゴンクエスト4 導かれし者たち


●うらわざかいぞうおう【うらわざ改造王】
PS版DQ4の称号のひとつ。8時間以内にラスボスを倒すと貰える。
このひとつ上(8時間以上16時間未満でクリア)で貰える称号が
『はや解きキング』なことからも分かるように、
「こんなに早くクリアできるなんてありえねーwwwwお前チート使ったろwwww」
という公式のイヤミ的なものが込められた称号。
しかし、8時間というのはやろうと思えば割と出来てしまう範疇のため、
自力でやってんのに改造王にされる人もしばしば。
自力でこれを出せた自分は開発者の想定を超えられる凄いプレイヤーだということで納得させよう。

ちなみに、これがクリア時間系で最速の称号というわけではなく、
こっから5時間縮めて3時間以内にクリアすると『改造コードの星』という称号が貰えるらしい。
流石にこちらを自力で出したという報告は今のところ確認されていない。

ちなみに、プレイヤーの早解き力を見たスクエニはこの後に発売されたDS版のリメイクで、
5時間33分でクリアしても『はや解きキング』の称号をもらえる様にしっかりと修正している。


●おーりん【オーリン】
DQ4の4章で仲間になるNPC。
HPや攻撃力が高い戦士タイプで、攻撃力がイマイチな4章主人公達にとっては重要な戦力。
その怪力を生かして、鍵のかかった扉もこじ開けてくれる。
呪文は使えないしグラフィックが筋肉質な男性なので、プレイヤーには筋肉バカという印象が残る。

キングレオに敗北したあとは、命を張って主人公達を逃がす。
オーリン一世一代の見せ場である。
そのあと戻ってみると「ぐふっ!」の声とともに息を引き取り、全滅の音楽が流れ始める。
そしてもう一度話しかけてみると「返事がない。ただのしかばねのようだ」。
このイベントに多くの人が涙を流しただろう。

そんな死亡フラグ満たしまくりの彼であるが、
5章でフレノールの町に立ち寄ってみると、実は生きていたことが判明する。
ついでに、看病している女性といい感じになってたりする。
(「〜知られざる物語」によると、後に結婚したとのこと。)

☆関連語☆
足止め 死亡フラグ 返事がない。ただの○○のようだ…


●がーでんぶるぐ-じょう【ガーデンブルグ城】
通称ハーレムと言われるが、イベントのせいで良い思い出にはならない。
またどうもトルネコを放置するプレイヤーが異様に多い。
余談だがそこの中ボスである盗賊バコタは盗賊の鍵の作者らしい。

☆使用例☆
「___の神父マジでうらやましい」


●きこりのおじいさん【木こりのお爺さん】
ドラゴンクエスト4に登場する人物。
5章で勇者の住んでいた村が滅ぼされた後におそらく最初に立ち寄るであろう山小屋で犬とともに暮らしている。

「なんだ おめえ! たびのもんかい?
 ここは きこりのいえだ。にしても おめえ しけたつら してるな。
 おれはよう いんきくさいガキは でえきらい なんだよ!
 てめえみたいなガキは さっさと やまをおりやがれ! おしろが あるからよ!」

「ちょっと まった! なんだ おめえの かっこうは!?
 それじゃ たびは できねえぞ!
 あっちのへやの つぼのなかに いろいろ はいっているから もっていきやがれ!」

「また おめえか!?
 ふん! てめえみてえなガキは ひとばん とまっていきやがれ!(回復)
 いつまで ねてんだ! さっさと でていきやがれ!」

と、まさに典型的なツンデレ。
しかし情報を集めると彼がそんな態度をとる理由もわかってくる。

・かつて木こりは親子で暮らしていた
・木こりは森で美しい女性と出会い結婚し、子供も生まれた
・木こりの息子は雷に打たれて死んでしまい、それ以来一人で暮らしている
・かつて地上で木こりと恋に落ち、連れ戻された天空人がいた
・勇者は本当の親ではない夫婦に育てられた
・勇者は人間と天空人の混血である

つまり…


●くりふと【クリフト】
DQ4に登場するキャラ。神官の若い男。
アリーナ姫に密かに恋心を抱いているが、口には出せずにいる。
「DQ4コマ劇場」ではここら辺がよくネタにされる。
神官らしく、回復、即死、復活にかかわる呪文を多く習得する。
装備品にも恵まれており、肉弾戦もそれなりにこなす使い勝手の良いキャラ。
ただし、AI戦闘に任せることしかできないファミコン版では、
効かない敵に「ザラキ」を連発し、そのアホっぷりをプレイヤーの脳に刻み込ませた。
ザラキと聞けばクリフトを思い出すゲーマーも多いことだろう。
一応それなりに学習するらしいが、ファミコン程度の性能ではどこまで学習できるのか怪しいところ。
リメイクされたPS版では直接操作可能になった。


●くりふと【クりフト】
容量の少ないファミコン時代、製作者達が文字一つ分でも容量を確保することに心血を注いだ証。
よく見ると、りは片仮名の「リ」ではなく平仮名の「り」だったりする。
これ以外でも、片仮名と平仮名で形が似ている文字は、
片仮名を使うべき場面でも平仮名を使っていることが昔は多かった。
同様のものに第二次スパロボGの「グランワームソードにきれねものはない」
(誤字ではなく、この部分以外にぬを使う場面がないので似た形の字で誤魔化したらしい)
などがある。


●しんしあ【シンシア】
ドラゴンクエスト4に登場するキャラクター。
主人公である勇者の幼なじみであり、エルフのように長い耳をもつ女性。
山奥の村で平和に暮らしていたが、デスピサロが勇者抹殺のために村を襲撃した際
主人公をかくまった後にモシャスの呪文で主人公に化け、身代わりとなって死亡する。
EDにて、一人荒れ果てた故郷に戻ってきた勇者の前に姿を現すが、それが彼女の幻影なのか、
それともマスタードラゴンが復活させてくれたのかは明示されていない。

彼女の自らの命を賭けた姿に、出番こそ非常に短いものの根強い人気を誇っており、
「リメイクでロザリーじゃなくてシンシアを生き返らせて、
勇者を(ストーリー的に)救ってやってくれ」という声もあるほど。


●ですぴさろ【デスピサロ】
ドラゴンクエスト4のラスボス。
魔族の長であったが恋人ロザリーの死をきっかけに、
進化の秘法と呼ばれるもので異形の怪物へと進化し、勇者達との戦いの末死亡した。
元々美形であった(と思われる)男が、腕を切り落とされ頭を潰されようとも再生する異形になってまで復讐しようとする様や、
ロザリーの死の理由が「人間による虐待」だったことから、
「悲劇の悪役」「DQ4は非勧善懲悪の先駆け」と言われていた。

……のだが、リメイク版DQ4を契機によりその評価は覆されることとなる。
話すコマンドなどによる情報量の増加や、プレイヤーの年齢が上昇したことから、

・リメイク以前よく言われていた「ロザリー死亡→ピサロ人類抹殺決意」が、ただの勘違いだった
(実際にはピサロ人類抹殺決意→数々の非道→ロザリー死亡→進化の秘法使用という順である)
・かなり生々しい悪業をしでかしている
(勇者抹殺のために幼児を拉致監禁、キングレオにおける人体実験、勇者の故郷を焼き討ちなど)
・そもそもロザリーが殺されたのは部下のエビルプリーストの仕業であり、人類全体を憎むのはただの八つ当たり

といったことなどがバレてしまい、
さらには追加された第6章では、死んだロザリーは復活し、
都合の悪いことは全部エビルプリーストに押し付けお咎めなしというあまりにハッピー極まりない有様。
もはや悲劇の悪役などとはいえないキャラとなってしまった。

☆関連語☆
RPG三大不幸ラスボス 勧善懲悪


●てつのきんこ【鉄の金庫】
1)ドラゴンクエスト4の第3章に登場するアイテム。読んで字の如しと言うかまんまというか、金庫である。
しかしモンスターに襲われてもゴールドが半分に減らない、という侮れない金庫である。
トルネコの住むレイクナバ北の洞窟にこのアイテムが安置されているのだが、
モンスターは湧いてるし厄介な仕掛けは施されているし、で簡単には取れない。
そうして苦労して手に入れたはいいが、こんな便利なアイテムをただで使わせてくれるわけもなく、
第5章でトルネコが勇者と合流する頃にはこのアイテムはなくなってしまっている。
しかも別に3章で取らなくてもゲーム進行に影響はない。
なら第5章で取りに行けばいいのか、と誰もが思うかもしれないがそんな考えがまかり通るわけもなく、
その時には既に壊れており、金庫としての役目は果たさなくなっている。

2)「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」に登場するアイテム。
不思議のダンジョンの10階に必ず落ちていて、(1)と同じくやられてもゴールドが減らなくなる。
このゲームでゴールドはトルネコの店をグレードアップするために必要になるため一見便利だが、
改造の時あまった金が「貯金」「ご馳走」「新しい服」などの名目で消える仕様を考えると微妙である。
しかも20しかないアイテム欄を圧迫するし、地下20階に必ず落ちているリレミトの巻物さえあれば
アイテムも全部持ち帰れるし、店の改造が終わればゴールドの意味がないので、
どの道要らないアイテムになる運命である。
ゲームオーバーから守るくらいなら笑い袋からゴールド守れよ。


●でんげんつけっぱなし【電源つけっぱなし】
PS版DQ4の称号。ストーリー進行のわりにプレイ時間が長すぎるとこうなる。
DQ8ではクリアに時間がかかりすぎるとエンディングでこう言われてしまう。
ゲームしないときぐらい電源切れという警告である。


●とるねこ【トルネコ】
1)ドラゴンクエストシリーズ四作目のパーティーメンバー。
ヒゲ・デブ・縦縞の服で妻子もちというRPGに不適当な容姿と設定、
商人という微妙な職業から、ほぼ確実にスタメン落ちする。
(戦士としても半端、FC版だと特技は鑑定のみ、呪文もなし)
同じくマーニャに地位を奪われたブライとは馬車仲間だった。
(魔法使いだが全体攻撃が主で、メラゾーマが使えない)
ところが主人公を務めた『トルネコの大冒険』がヒットし、
にわかに一家ともども脚光を浴び始める。
いまごろブライは草葉の陰で嫉妬していることだろう。

2)DQ4コマ劇場での扱いは完全なるネタキャラ。
「いらないもの」と判断されて気球から捨てられるとか、棺おけに入れたままデスピサロを倒したとか、
毎回牢屋に入れられるとか、もう好き勝手に描かれている。
しかし、それだけイジられるだけの魅力を持っていたからこそ
不思議のダンジョンでの今の地位がある…かどうかは定かではない。
ちなみに、奥さんのネネ、息子のポポロともども不思議の〜で活躍中。結構幸せな家族。


●とるねこのむすこ【トルネコの息子】
DQ4や不思議のダンジョンに登場するトルネコの息子。
ファミコン版DQ4では名前がなかったが、
ゲームブック版DQ4では「ニッフル」、小説版DQ4では「リトル」、
不思議のダンジョンでは「ポポロ」という名前をつけられる。
おそらくポポロが一番有名だろう。
PS版DQ4での名前もポポロであり、これがエニックス公式として認められている。

不思議のダンジョン発売前は名前もキャラデザもなかったため、
二次創作品ではデザインがまちまちだったり、前述のように勝手な名前をつけられたりしていた。
特にDQ4の外伝的エピソードを紹介した本「知られざる伝説」では、
トルネコと似たような体型でツンツン頭という強烈なデザインがなされている。


●ねね【ネネ】
DQ4や不思議のダンジョンに登場するトルネコの妻。
息子と違ってファミコン版のDQ4の時から名前があった。
キャラクターデザインでは頭巾を被り、頬にしわのある三十過ぎくらいの女性だったが
不思議のダンジョンシリーズではデザインが変わり、かなりの若作りになった。

商品の鑑定が得意なトルネコだが、ネネは商品を売るのが得意。
定価の1.5倍以上の値段で売りつけるそのボッタクリ・・・
もとい商売の上手さは、1.1倍で売るトルネコを遥かに凌駕する。
しかもトルネコが高く売ろうとすると失敗しやすいのに対し、ネネはかなりの頻度で売っていく。
4コマなどで「トルネコより役に立つ」というネタも多く作られた。
商品の鑑定は苦手なため、トルネコが旅立った後は商品を仕入れられなくなり、預かり所を始める。

「トルネコ一家の冒険記」という漫画で入浴シーンが描かれている。
それを覗き見たモンスターは気絶。そんなに強烈なのか(何が?)

☆関連語☆
トルネコの息子


●はねぼうし【羽根帽子】
頭部用の防具の一つ。名前から想像できるように大して強いものではないが、
最も印象に残るのはDQ4の第五章冒頭で手に入る、いわゆる「シンシアの羽根帽子」。
彼女の悲壮な死に様と相まって、勇者には装備できないにも関わらず決して手放そうとしない
ロマンチストなプレイヤーが続出した。


●ぶらい【ブライ】
DQ4の導かれし者たちの一人で、老齢の魔法使い。
老体にもかかわらず、2章ではレベルアップでどんどん強力な魔法を覚えて頼りになるが、
5章では覚える呪文よし・最大MPよし・見た目よしのマーニャというキャラが加わり、
馬車の中でリレミト・ルーラ・ラナルータ要員として使われることになる。
リメイク版では改善されるどころかレミラーマという移動中の呪文が更に増え、ますます馬車の中にいることが多くなった。
会話すると説教たれたり「どこの馬の骨とも知れぬアホー」などと暴言を吐くクソジジイになってしまった。
間違いなくリメイクで一番好感度が下がったキャラである。


●ふれあ【フレア】
ドラゴンクエスト4に登場するキャラクター。
1章のバドランドで行方不明の旦那を捜している。
イムルの村で脳が幼児化した旦那アレクスを見つけたあと、
旦那の記憶を取り戻させるために激しいパフパフをライアンの眼前で行う。


●ほいみん【ホイミン】
DQ4第1章に登場する、人間になりたいホイミスライム。
魔法を使えない戦士ライアンの相棒的存在となり、ホイミで援護してくれる。
なお、彼はDQシリーズで初めての「仲間モンスター」である。
5で仲間モンスターが重要なシステムとして導入されたのは、彼が好評だったからだろう。
5でもホイミンを仲間にしたいがために神の塔で何時間も粘ったのは、私だけではあるまい。


●838861【838861】
FC版のDQ4で、カジノで購入するコインの枚数を838861枚にすると、4Gで購入できるという裏技。
金額のデータが3バイトしか使われていないため、16777216G以上の金額を扱うと
オーバーフローして0に戻るため本来16777220Gかかる枚数が16777216を引いて4Gで購入できる。
語呂合わせで覚えるなら「ハッサンはエロイ」がよい。



▼ドラゴンクエスト5 天空の花嫁


●うわさ【噂(ドラクエ)】
SFC版ドラクエ5のブオーンのこと。


●えすたーく-が-なかまに【エスタークが仲間に】
ドラゴンクエスト5にて、クリア後の隠しダンジョンで戦うことができる、
エスタークを数ターンで倒すと仲間になるというガセネタが、全国的に出回った。
これを、純粋に信じて延々と戦い続けた、小さな勇者たちはどれだけいたのだろうか。
類似した話で、FF7のエアリスが生き返るという噂もあった。


●きらーぱんさー【キラーパンサー】
DQシリ−ズに登場するヒョウのようなモンスター。(5ではトラのような狼のようなモンスターだと言われている。)
初登場は5で、主人公の幼少期に仲間になる初のモンスターで、
名前は幼馴染のビアンカが考えてくれる数パターンから選択する。
堀井雄二いわく「普通の人はプックルを選ぶよね。」。
「ゲレゲレ」や、PS2版で追加された「ビビンバ」「ギコギコ」などはビアンカのネーミングセンスが光る命名。
PS2版ではビアンカの命名を拒否し続けると自分で名前を付けられる。
一時期別れることになるが、青年期に感動の再会を果たす。
その時点での能力はそれなりに高く、イベントに恵まれていることもあって主人公の相棒的存在。
だが、打撃攻撃中心のキャラにしては攻撃力がもの足りず、攻撃呪文への耐性もないに等しく、
その時点で仲間になっているであろうスライムナイトや、 後に仲間になる魅力的なキャラ達に押され、
心ないプレイヤーは後半戦までに戦力外としてはずしてしまう。
だが、敵全体を攻撃できる「いなずま」、希少価値の高い「いてつくはどう」の習得、
やはり思い出深いという理由から、あえて最後まで使うプレイヤーも多い。
2ちゃんねるでは基本的に糞とされており、AAを用いたコントが面白い。

           , - 、
           !;三 ヨ    いいかプックル
  クンクン     (`Д´)ミ  このステテコパンツのにおいを
(  i i i∧彡∧   ノ      しっかりおぼえるんだ
 r"i i i(,,`Д´)┌─┐ 
 し---し-J  └┴┘プーン


●げま【ゲマ】
DQ5に登場する中ボス的存在。
ドラクエシリーズは基本的にラスボス以外の敵は印象が薄いものが多い。
それは何回も闘ったりストーリーに絡んでくる敵が少ないからであるが、
このゲマに関しては「ほーっほっほっ」と女言葉を使い、ジャミ・ゴンズという二人の部下を引き連れるという、
おそらくフリーザにインスパイアされたと思われる明確な特徴を持った敵で、
主人公の生涯の敵として何度も現れることになる。

リメイク版においては5回ストーリーの節目に主人公の前に現れ、うち3回戦う。
そのたびに主人公父の殺害、主人公と妻の石化、敵の教祖の殺害と八面六臂の活躍を見せる。
主人公母の祈りのようなものでようやく浄化、消滅した。

ただしSFC版で主人公を石化させるのは部下のジャミで、2回目の戦いで倒されてしまうため彼は2回しか登場しない。
リメイク版で出番が増えたのは彼のキャラをもっと生かそうというスタッフの配慮であろう。

その他の敵はラスボスを含めてさっぱり印象に残らないのに対して、
作中で徹底的に憎まれ役として存在し、プレーヤーに強烈な印象を残した。
父をいたぶり殺すシーンに怒りを覚えたプレーヤーも多いだろう。
リメイク版では特に演出が強化されていた。

余談だが主人公父にとどめを刺す時に使った巨大な光球(リメイク版のみ)はどう見てもフリーザの技である。
父親の仇、対照的な部下二人、オカマ言葉という特徴からドラゴンボールを参考にしたのかもしれない。
(DQ5開発中はフリーザが大活躍していた時期である)


●ご-きょう【5強】
PS2版DQ5で、極端に仲間に入りにくい次の5種類のモンスターのこと。
主に仲間モンスター実況スレで用いられている(というか、使ってるのそこ以外見たことない)
・メタルスライム
・はぐれメタル
・メガザルロック
・キラーマシン
・ヘルバトラー

彼らの具体的な仲間加入確率はいずれも1匹目1/256、2匹目以降1/1024。
しかし乱数パターンの変化により必ずしも額面どおりの確率で仲間にになるとは限らず、
ひどい時は1000匹倒しても1匹目すら仲間にならないなど、モンスター仲間コンプの障壁となっている。
その分、仲間にした時の充実感・戦力もかなりのものなのだが。

☆関連語☆
モンスター仲間システム


●でぼら【デボラ】
DS版、ドラゴンクエストXで新たに追加された花嫁候補。
天真爛漫なビアンカ、清楚なフローラ、で、雌豹なデボラである、ちなみにフローラの姉。
ビアンカ、フローラには結婚前(子供時代)にイベントがあるが、デボラにはまったくない
主人公との最初の会話では
「なんか用?」
→はい
 いいえ
どちらを選んでも罵倒されるという最悪な第一印象
プロポーズの段階でいきなり「どうしてもというなら結婚してあげる」といきなり参戦。
デボラ専用装備あり、妻候補の中では攻撃力がケタはずれに高く、破壊の鉄球すら装備可能な為
直接攻撃命の人にはオススメである。
余談ではあるが、温泉での会話ではよい子のドラクエにあるまじきデボラの発言が聞けるので必見である。


●どらくえ-ふぁいぶ-の-しゅじんこう【DQ5の主人公】
言わずと知れた超大作「ドラゴンクエスト5」の主人公。

−−以下ネタばれを含むので未プレイの人は読まないように−−

本来なら一国の王子として育つはずだったものを、
生後まもなくして母親が魔王の手先にさらわれて以後、
物心つかぬ内から父王とお忍びで勇者探しというスペシャルハードな旅に出る羽目になる。
その旅先で可愛い幼馴染や小動物と交流を深めるも、魔王の手先に父親を目の前で殺された挙句、
自分は拉致され10年間も奴隷として働かされる。

やっと脱出して、幼馴染とペットと再会し、更に結婚までして、
生まれ故郷の城に無事生還。そして第一子、第二子誕生。
「ようやく運が向いてきたか」と思った矢先に、大臣の姦計にはまり、
夫婦仲良く魔族の強力な呪いにかかり石化される。
そして二束三文でそこらの民家に買い叩かれ、8年間も野ざらしにされ、
ようやく石化がとけた時には、嫁さん像が行方不明になっていましたとさ。

もし「RPG不幸なキャラクターベスト10」というランキングがあれば間違いなくランクインしているだろう。

追記:確かに本編の流れからすればRPG史上屈指の不幸ヒーローと言えなくもない彼だが、
(以下ネタバレ注意)
エンディングの時点では一国の主であり、容姿端麗な嫁と性格のよい2人の子供に恵まれ、
更に地方の富豪と知り合いである(場合によっては親族にすらなりうる)と、

RPG主人公の中ではむしろトップクラスに幸運なヒーローである。


●ぬわーーっっ!! 【ぬわーーっっ!!】
ドラゴンクエスト5で、主人公の父親パパスが死に際に放つ台詞。
本来は父親が焼き殺されるという悲劇のシーンなのだが、
この台詞をネタにしたスレが立つなど、笑いのタネにされている。
ちなみに、ファイナルファンタジー6ケフカにも「ぬわー!!!!!」と放つシーンがある。

☆関連語☆
ウボァー


●ぱぱす【パパス】
ドラゴンクエスト5に登場する重要人物。主人公の父親で、グランバニアの国王でもある。
高貴な身分の出自であるが、魔界に連れ去られた妻マーサを救うため、
幼い主人公と召使いのサンチョを連れて勇者を探す旅をしていた。
戦闘時においてはプレイヤーによる操作を一切受け付けないNPCだが、
1ターンに2回攻撃する桁違いの攻撃力を持っており、鬼のような強さを発揮する。
また、戦闘後に傷ついた主人公をホイミで回復する姿は、
頼りになるお父さんという印象をプレイヤーに強く植え付けた。

しかし悲しいかな、父親キャラの宿命として彼にもその時がやってくる。
旅の途中でラインハット王家に召抱えられるが、
折りしもその日、ラインハットの王子ヘンリーが誘拐されてしまう。
彼は単身で敵の本拠地に突入し、ヘンリーを救出するも、
逃げる途中で敵の首魁であるゲマに主人公とヘンリーを人質に取られ、
無抵抗のまま焼き殺されるという悲劇的な最期を迎えた。
その時の断末魔である「ぬわーーっっ!!」という台詞は、不謹慎ながらもよくネタにされる。

追記:オープニングにおいてまだ赤ん坊の主人公に「トンヌラ」と名付けようとする。
また、名前入力画面で主人公の名前を「トンヌラ」にすると「サトチー」と名付けようとする。
どちらにしてもネーミングセンスには恵まれていないようだ。

☆関連語☆
父 NPC


●びあんか【ビアンカ】
ドラクエ5の花嫁候補の一人。
主人公のことは呼び捨てで呼ぶ。
髪の毛は金髪なので子供も金髪。
子供のころ知り合い、二人で遠く離れた城にお化け退治にいく。
そして大人のときに婚約指輪探しに同行するが、その探しに行く指輪を自分がもらうとは思ってもいなかっただろう。
フローラとの違いは

・援助物資してもらえないこと
・装備品の違い
・呪文
などなど様々だ。

☆使用例☆
__メラとギラ以外はもう一人と一緒じゃん!使えね。

☆関連語☆
結婚 ビアンカのリボン


●びあんか-の-りぼん【ビアンカのリボン】
ドラクエ5の子供時代のビアンカがくれるリボン。
ひとつは仲間のトラ、ひとつは主人公にくれる。
これがないといろいろ大変だ。
つけるとかしこさが10上がる。
ちなみに加入時のビアンカのかしこさは20。
公式グラフィックでは2つ付けている。
ということは
20(かしこさ)−20(リボン二つのかしこさ)=0(本来の賢さ)になる。
主人公と分かれてからは賢さ0なのでとてつもない苦労があったに違いない。
ていうか、これ漫画のネタにあったぞ

☆使用例☆
A「あのトラかいしんの一撃だしても死なねえぞ」
B「__使えよ」


●ひとしこのみ【ひとしこのみ】
DQ5(SFC版)の裏技。
主人公に「ひのきのぼう」「とがったホネ」「しあわせのぼうし」「こんぼう」「のこぎりがたな」「みかわしのふく」
の順に持たせた状態で戦闘すると、味方の攻撃が全て会心の一撃になり、
戦闘終了後仲間になる可能性があるモンスターが必ず仲間になる(レベルが低すぎるとダメ)という裏技。
持たせるアイテムの頭文字を取って「ひとしこのみ」と呼ばれている。
おそらくデバッグ用に用意されたもので、ここ2、3年前、あるサイトで明らかになった。
PS2版ではこの裏技はできないと言われているが、データ内には同様の状態にする方法が存在するらしい。
ただ、何をすればその状態になることができるのかはまだ判明していない。暇な人は探してみて。


●ぶおーん【ブオーン】
ドラゴンクエスト5に登場する中ボス。
巨大な塔のてっぺんにまで届くそのデカさは多くのプレイヤーを恐怖に陥れた。
SFC版では「ぶお〜ん」という間の抜けた声を聞かせてくれたが、
PS2版では「ブオオォォン!!!!」というやたらテンションの高い雄叫びを聞かせてくれた。
なお、PS2版ではプオーンという小さい魔物となって仲間になってくれる。


●ぷちたーく【プチターク】
PS2版DQ5に登場する隠し仲間モンスター。名前は「ターク」。
謎のすごろく場をクリアした時の景品。
自称エスタークの息子だが、当のエスタークは記憶を失っており詳細は不明。
なかなかレベルが上がらないがレベル61以降は驚異的速度で成長し、
最高レベルに達すると全ての能力がほぼMAXになる。
習得する特技も最高位のものばかり。
SFC時代に飛び交った「エスタークが仲間になる」というデマ情報で苦汁を舐めたプレイヤー達は、
さぞ満足したことだろう。

☆関連語☆
エスタークが仲間に


●ふろーら【フローラ】
1)ドラクエ5の花嫁候補の一人。
性格はおしとやかで主人公のことをさん付けで呼ぶ。
髪の色は青なので子供も髪の毛は青色だ。
だが仲間に加わった時のレベルは1なので、最初に馬車に直行という箱入り娘ならぬ馬車入り娘だ。
しかもイベントで仲間を外れる期間は長いので戦闘参加率は低い。
魔界についても馬車の中でべホイミ要員にするか酒場で飲んだくれるかはあなたしだい。
さらに結婚すると無料で宿に止まれるが王になるとそれも役立たず。

追記:上記他、義父から二回くらいプレゼントがある。

2)ドラゴンクエスト5のセカンド・ヒロイン
突然走り出した飼犬を追って町に着いたばかりの主人公と出会い、
直後に彼女の家で父親ルドマンから彼女との結婚条件として難題を言い渡される主人公と再会する。
そして、その難題を見事にこなした主人公と……

パッケージイラストに登場していない
もう一人のヒロイン、ビアンカは幼年期と結婚前に一度ずつ共に冒険する
いきなり登場し、特に目立ったイベントがない(結婚条件そのものを除く)
主人公とは別に相手役と思しき男キャラが存在する
などの理由から、初プレイではそもそも本当に結婚できるのかどうかすら疑ったプレイヤーすらあり、
どうしてもビアンカと比べると一歩劣る扱いを受ける。
キャラクター性能を見ても一度離脱して帰ってくるまでは、
レベル10が上限で戦闘時に命令できないという制限が設けられている。
しかし、冒険する先々で義父となったルドマンから贈り物を貰えたり、
最終的にはビアンカよりも憶える呪文が多いというメリットもある。
結婚イベントに関して、「主人公はそもそもフローラと結婚する気がなく、その結婚に付随してくる天空の盾が欲しかっただけ」
と捉える一部女性プレイヤーから、「フローラの人権を無視したイベントである」との批判の声が上がることがあるが、
これに反論するのはフローラのファンで、いわく「フローラと結婚したいから指輪取りに行ったんだよ!」
PS2のリメイク版ではゲーム開始直後の幼年期に一度だけ出会うイベントが追加され、
レベル制限と命令できない制限は取り払われ、カジノが一つ増える優遇措置も受けている。

☆使用例☆
ビアンカと__で二股結婚ってあり?

☆関連語☆
結婚 ルドマン


●みるどらーす【ミルドラース】
DQ5のラスボス。
神によって魔界に封印されていたが、封印を破り地上を支配しようとしている、典型的な魔王様。
自称「魔界の王にして王の中の王」「私の存在は既に神をも超えた」。
最初は老人の姿をしているが、真の姿は病的に太ったドラゴンのような姿をしている。

SFC版では地上と魔界をつなげる門を作れる人物マーサをさらわせたり、
怪しい宗教を作って人間を奴隷にしたりしていたと思われていたが、
リメイク版では全部部下のせいにしている。
「私のしもべ達があれこれと 働いていたようだが…… あのようなことは、
そもそも 必要のない下らない努力 に過ぎなかったのだ。」
とか言ってるあたり、部下とのコミュニケーションは上手くいってないのかもしれない。

ミルドラース「お前達は地上に行くためにマーサの力が必要だと思っているようだが…別になくても自力で行ける!」
ゲマ「な…なんだって!?」

魔物達の間ではカリスマ的存在らしく、魔物から人間になった者達からすら慕われるほど。
ただ、彼の存在が明らかになるのが、かなり終盤であり、彼が絡むイベントが極端に少なく、
部下である「ゲマ」の印象が強烈過ぎることから、「影が薄いラスボス」とされている。

肝心の戦闘能力だが、非常に強いとも、非常に弱いとも言われている。
とりあえず初回プレイで攻略情報に頼らず適正なレベルで戦えば真っ当なラスボスだろう。


●らす-ぼす-より-つよい-ねこ【ラスボスより強いネコ】
DQ5、ポートセルミの灯台にあるネコとドワーフのいる所へ行く。
部屋の右側にあるテーブルの下に待機。
グルグル回っていたネコが近寄ってきてプレイヤーに接触。
ハマって動けなくなる(ルーラなどもできない)
ある意味最強(凶)。
リメイク版では残念ながらラスボスより強いネコではなくなっている。


●るどまん【ルドマン】
ドラゴンクエスト5に登場する大富豪で花嫁候補フローラの父親。
DS版ではデボラの父親でもある。
フローラに相応しい男を探すため人を集めて試練を与えており、
見事果たした者には婿入りの許可と家宝の天空の盾を譲るという話から
天空の装備を集める旅中の主人公も試練に参加することに。

巨大な魔物ブオーンの封印を代々守る役割も担っているが、
婿探しの方法が危険なダンジョンに行かせる事や
フローラと結婚した直後のイベントで急いで封印の確認を頼む事から
実はブオーンを倒せる人間を探す為に
婿探しをしていたのではないかという意見もあったりする。

花嫁を決める際に彼に声をかけた時の台詞に魅了された人は数知れず、
とりあえずルドマンに話しかけるのは一種のお約束となっている。


「なんと この私が 好きと申すか!?
そ それはいかん! もう1度 考えてみなさい。」


☆関連語☆
フローラ デボラ ブオーン

▼ドラゴンクエスト6 幻の大地


●どらごんくえすと-6-まぼろしのだいち【ドラゴンクエスト6 幻の大地】
ドラゴンクエストシリーズ6作目(リメイクなどは除く)
天空シリーズの最終作と位置づけられている。
ひょんなことから夢と現実、二つの世界を行き来する体験をしてしまった主人公。
やがて精霊から魔王ムドーを倒せというお告げを聞き、夢と現実を行き来しながら
自分は何者なのか? この世界はどうなっているのか? ということを探求するストーリーである。

当時としては二つの世界を交互に行き来する形式の話は珍しく、
夢と現実の他に海底や狭間の世界といったフィールドも存在し、
これまでのドラクエと比べて非常に広大な世界を持っている。
また5のモンスター仲間システムを引き継ぎ、
加えて3の転職を発展させた文字通りいいところ取りのシステムで
『世界の探求』『コンプリート要素』という観点で言えば
それまでのシリーズに比べて桁違いのボリュームを誇る。
更にグラフィックも向上し、
すべてのモンスターにアニメーションがつくという快挙を成し遂げている。

しかし反面、当初の目的であったムドーを倒した後は
主人公たちが冒険をする理由が曖昧になってしまっていたり
(このあたりは開発元が自由度を広げるため敢えて目的を曖昧にしたようだ。)
天空シリーズ最終作という割には、前作とのつながりがほとんどなかったりと
(開発元がチュンソフトからハートビートに変わったため、権利的な問題で繋がりが出せなかった説が有力)
シナリオに関しては評価はイマイチ。

しかしなんだかんだいって愛されている作品らしく、
仲間キャラのハッサンやテリーなどはネタキャラとして定着し、
魔王ムドーも悪役、名ボスとして人気が高い。
開発側の観点からも、ドラゴンクエストモンスターズの主人公にテリーを抜擢するなど思い入れがあるようだ。
最近になってDSでのリメイクが発表され、古くからのファンを喜ばせている。


●あーくぼると【アークボルト】
ドラクエ6に登場する城。
武断的な性格を持った国なのか多くの兵士を擁する。

特筆すべきはその兵士達の戦闘能力。
ゲーム中、ムドー戦の次のシナリオで、腕試しとして4人の兵士と戦うことになるが、
「お城の兵隊」というRPGではいかにも役立たずそうなイメージと裏腹に
魔王ムドーよりHPが高く案外手ごわい。
特に兵士長ブラストは全てのステータスでムドーを凌ぎ、強烈な全体攻撃を放ってくるため、
魔王より強い人間なんて〜となめてかかったプレイヤーを驚愕させる。
ダーマ神殿解放後なので、職業をきちんと準備していれば壁になることはないが、
それでも人間という設定でありながらその強さは驚異である。
というか魔王の立場が・・・

なお、魔王より強いそんな彼らをたった一人で全員抜きした男がいる。
テリーである。


●あもす【アモス】

DQ6に登場するキャラ。
とある村で魔物を退治した際、お尻をかみつかれてしまい、療養中の所で主人公達と出会う。
実はそのときの怪我の影響で夜になるとモンスターに変身する体質になってしまっており、
主人公たちとも一戦するはめになる。(本人に変身時の記憶はない)
このあと、あるアイテムを手に入れて彼に話しかけると症状が治り、仲間になるのだが
それを手に入れる前に彼に真実を伝えると一人村を離れ、二度と会えなくなってしまう。
このため仲間になることを後で知った何人ものプレーヤーが冒険をやり直す羽目になった。

なお戦闘ではHP,MPともによく伸びスタメンも十分可能だが必須仲間ではないためかグラがモブの戦士で
専用セリフもまったくないなど扱いが不遇。リメイク版で改善されることを願いたい。

しかし、リメイク版では待遇が大幅に向上した。
グラフィックは固有のものとなり、エンディングにもちゃんと登場する。
そして会話ではネタキャラとして大きな存在感を放っている。
しかしただのネタキャラだと思いきや、大人らしく締めるところは締めるので、
彼を連れ歩くプレイヤーも多い。


●きらーまじんが【キラーマジンガ】
DQ6に登場するロボットのモンスター。某Zとは無関係。
同作に登場するキラーマシン2の上位種で1のメタルハンターに似たカラーリング。
隠しダンジョンに登場する敵で600にも及ぶHPと圧倒的な攻撃力、
そしてそれをさらに後押しするような2回行動でプレイヤーを苦しめてくる。

そんな奴があろうことかストーリー中盤頃に行けるようになる海底のとある宝物庫にて
財宝を守る番人として何故か普通の兵士のグラフィックで待ち受けている。
プレイヤーの大半はこの兵士に話しかけて軽い気持ちで勝負を挑みものの数秒で全滅したことだろう。
ちなみにこの時は2体同時に襲い掛かってくるのでまさに機械だけあって血も涙もない。

ただし、ストーリー中盤あたりのタイミングで勝利する方法はちゃんと存在する。
それは魔法都市カルベローナのイベントでバーバラが習得するマダンテを使うこと。
この呪文(システム上では特技扱い)は持ちMPの約3倍のダメージを与えるため、
MP成長率の高いバーバラならこの時点で300〜400くらいのダメージを出すことができるだろう。
これさえうまく決まればあとは運任せの力押しで勝つことが可能。

ちなみに宝物庫で勝利した際はグリンガムの鞭や風神の盾などそれなりに苦労の報われるアイテムが手に入る。
終盤に訪れるとある城でもボスの前座として登場し(しかも今度は守りの固いかばい役がお供について)た。


●げんと-の-つえ【ゲントの杖】
1)ドラゴンクエスト6の5人目の仲間、チャモロのこと。

2)上が初期状態で所持しているアイテム「ゲントの杖」のこと。
戦闘中に使用するとベホイミ(HP60前後回復)の効果があり、所持者は誰でも無限に使用できる。
非常にコストパフォーマンスの優れたアイテムとして序盤〜中盤で大いに役に立つ。
終盤でも攻撃に余裕があった場合、小まめに回復する手段として役に立つ。
その使い勝手の良さはチャモロの存在そのものよりも役に立つと言われるほどで、そのため上の逆転現象が起こった。


●げんとのむらのちょうろう【ゲントの村の長老】
ドラクエ6に登場するキャラクター。癒しの力を持つ民であるゲントの民の長老。
仲間キャラクターのチャモロの祖父にあたり、
魔王ムドーの島へ渡るための船を借りに来た主人公達に協力し、チャモロに主人公達と共に旅立つ許可を与える。

これだけならただのNPCなのだが、
パーティ内に死亡したキャラがいる状態で長老に話しかけると、
なんとその場で生き返らせてくれる。
しかも無料。彼に出会ってからは全滅しても教会いらずである。

長老が利用可能になるのは、ドラクエシリーズ屈指の壁ボスである下の世界のムドー戦直前からであり、
全滅前提とまで言われるムドー戦において、彼の存在は大変ありがたい。

しかし発売当時は、このイベントを知らずに、ムドーに全滅させられるたびに
半分に減った乏しいお金の中から泣く泣く教会に寄付をしていた小学生も多かった。
あの頃は皆若かった…


●すとーんびーすと【ストーンビースト】
DQ6に登場するザコモンスター。
出現し始める時期がまだ序盤だというのに、集中攻撃しても1ターンで倒しきれないHPと守備力に加え、
べギラマ(全体に攻撃。この時点だと強い)を連発し、その対抗手段は少ないなど、
場違いな強さでプレイヤーを絶望させた。


●ちゃもろ【チャモロ】
DQ6に登場するキャラ。ゲントの村の長老の孫。
元々はムドー討伐のために仲間になるキャラだが、何故か目的を達した後も仲間から外れることはなく、
結局最後まで命懸けで戦ってくれる。

能力的には悪くないのだが、装備品に恵まれておらず、一般的には弱いキャラとされている。
彼の初期装備の「ゲントの杖」が無制限に味方を回復できる便利アイテムなので、
“チャモロよりゲントの杖の方が使える”などと言われている不幸な人。

メガネ&ネコミミフードという服装だが、時代を先取りしすぎたのか、当時はあまり人気はなかった。
しかし2ちゃんねる内ではチャモロに萌えるといった内容のスレが立ったことで、
少しずつ地位が向上していき、ハッサンやテリーに次ぐネタキャラへと成長した。

余談だが「かっこよさ」のパラメータがハッサンに劣る。
そして何故かホモ疑惑がかけられている。

☆関連語☆
ゲントの杖 ハッサン ホモ


●でゅらん【デュラン】
1)
オルテガの再来





2)
ドラゴンクエスト6に登場するボスモンスターの一匹。
ラスボスであるデスタムーアに使える四天王の一人で、勇者の専用装備である伝説の武具4つを集めることで戦うことができる。
強者に対して敬意を払う、強者との戦闘を楽しむ、など武人らしい性格の持ち主であり、
自身との戦闘前には関連項目の台詞とともに、味方全員を完全回復してくれる。
彼との戦いは、前哨戦1→前哨戦2→回復→デュラン戦の流れで行われ、いずれかの戦闘に敗北すると集めた伝説の武具を奪われてしまう。
前哨戦1や彼との戦いに敗れ主人公の身ぐるみを剥がされ、装備がなくて難儀したプレイヤーも多いだろう。

ストーリー面でも四天王最後の一人であり、伝説の武具を揃えての戦闘と一区切りというべきボスであると共に、
味方パーティーの血縁であるテリーを配下に従えている事や、
初めてラスボスである『大魔王デスタムーア』の名前を口にする敵であり、武人的な性格と合わせ印象を残している。


一方でネタになる要素も多く、
・外見が、パンツ一丁に肩当て・マントのみ(1.の由来)
 しかも、ムーンサルトという技で回転しながら飛んで来る
・部下として従えているテリーがネタとして極めて有名な一方で、
 前哨戦1で戦うキラーマジンガがこれまた有名な上、プレイヤーによっては彼本人より強いと評判。
・最初に戦う魔王であるムドーの印象が強すぎて、影が薄い。
 ただし、これは上司兼ラスボスであるデスタムーアにも同じ事が言える。
・そもそも、彼の前に戦うボスであるヘルクラウドが城そのものでありインパクトで負けている。
など、こういった方向でも愛されているキャラであると言える。

「だが その前に……
 ぬんっ!」

★関連後
オルテガ,テリー,ヘルクラウド,ムドー,デスタムーア,さあ回復してやろう,中間管理職


●てりー【テリー】
DQ6に登場するキャラ。
最強の剣と力を求めて一人、世界中を旅する剣士。
キザでクールな性格、容姿も良く人気が高く、番外編のモンスターズでは主役を務める。
主人公の旅先で現れてはいいとこ取りをする。
密かにベストドレッサーコンテストで優勝してたりもする。
敵として戦うときも結構強く、仲間になった瞬間誰もが「どんなに強いのだろう?」と期待に胸を膨らませただろう。
しかし実際には「バトルマスター」の職についているにも関らず攻撃力は今ひとつ。
それどころか武道家の修行を全くしていないので「正拳突き」「回し蹴り」といった
使い勝手の良い技が使えず、レベルも低いなどプレイヤー達の期待を裏切りまくった。
更には敵に操られたり、参入する前の情けないセリフ、旅立つことになった動機などからヘタレ扱いされることも。

さて、そんなネタキャラのテリーはリメイクではどうなっただろうか。
堀井氏はこの扱いは不本意だったらしく、
ファンからも強くしてくれとの要望が多かったらしいので期待が出来そうだ。

結果↓
・初期Lv23からLv28にアップ!
・武道家も最初からマスター!!
・ステータスの伸びはそのまま
・人間キャラの耐性削除で高い回避率が無くなる…
・ドランゴさらにパワーアップ……

テリーさん………

しかし、こんな境遇だがリメイクには会話システムという救いがあった。

以下例↓
・仲間モンスターがスライム系だけなので価値が向上
・ドランゴがテリー大好きっ子の萌えキャラ化したので、その付き添いとしてパーティーインする人多数
・イメージ通りのクールな発言
・スライム格闘場に連れていくと普段からは想像つかない興奮した発言
・ベストドレッサーコンテストのモンスター限定回に連れていくと、またしても興奮した発言
・スライム格闘場のスラッジ爺さんに憧れを抱いている発言

など、ドランゴたんのおかげであったり、DQMを絡めた発言のおかげで地位が上がった。


●どらんご【ドランゴ】
DQ6に登場するキャラ。バトルレックスというドラゴンに似たモンスター。
テリーに一度倒されるが、後に生き返り、テリーを連れて行くことで仲間になる。
初めから貴重なドラゴン職についており、隼斬り・魔神斬り・ザオリクなど優秀な特技も覚えるため
能力的にヘタレなテリーを捨ててこっちを育てる人が多い。
このためテリーは「ドランゴ引換券」などと呼ばれる。

そんなに優秀ならリメイク版では弱体化されるだろうとプレイヤーは予想した。

結果
・仲間モンスターがスライム系だけなので相対的に価値が上がった
・バギ系・ザキ系完全無効、イオ系・ギラ系・炎50%減、メラ系25%減の超高性能耐性
・眠り・マホトーン・マヒに完全無効、他ほぼ全てに強い耐性
という要塞が完成した。
テリーも少しだけ強化されたが、__はもっと強化された。
引換券さん……

会話システムでは、なんと年頃の女の子でテリー大好きっ子という萌えキャラと化した
以下一例
・バニーさんを見て「うさみみ……可愛い……わたしもつけたい……」と呟く
・テリーと会えたのは私の運命と語る
・他の女性がテリーに色目を使ったら嫉妬する
このおかげで__の鳴き声である「ギルルン」に萌えるプレイヤーが続出。
その結果、テリーをパーティーメンバーに加えるプレイヤーも増えた。
テリーさん……


☆関連語☆
テリー


●はっさん【ハッサン】
ドラゴンクエスト6に登場するキャラクター。
自称武道家だが、ダーマの神殿(転職する場所)を利用していないので無職扱い。
大工の家業を継ぐのが嫌で家を飛び出し、レイドック城の兵士に志願、採用試験で主人公と出会う。
肉弾戦では人間キャラの中でトップクラスの能力を持ち、終始パーティの戦力の要となる。
特技も「せいけんづき」「とびひざげり」「におうだち」など利用価値の高いものが多い。
鳥山明氏お気に入りのキャラでもあり、2chのFF・DQ板には専用スレも存在する。

パーティ参入時に「かっこよさ」がなんと0で、
かっこよさを上げるアイテム「うつくしそう」を使用しても「ハッサンのかっこよさが0に上がった!」と表示されて 微動だにしない彼のかっこよさの数値は多くのプレイヤー達に衝撃を与えた。
ハッサン信者はこれをオーバーフローによるものだと語る。
         __
         //  ,ィ
     ト、 ./ /-‐'´ .|
     | V   .⊥,.ィ /'7
     | / // / ./ /
     | // | / //  /.
   ,. '"        ヽ
   |           }
   |__ r=_ニニ`ヽfハ  }
   ヾ|!   ┴’  }|トi  }.
     |! ,,_      {'  }.
    「´r__ァ   ./ 彡ハ、
     ヽ ‐'  /   "'ヽ
      ヽ__,.. ' /     ヽ.
      /⌒`  ̄ `    ヽ\_.

☆関連語☆
ドラゴンクエスト オーバーフロー


●ひきかえけん【引換券】
DQ6の主要キャラ、テリーのこと。
テリー自体は使い勝手が悪く(テリーに関しては【テリー】の項参照)、
あまり活躍しないが、彼を連れた状態であるイベントをこなすと、
ドランゴという非常に強力なキャラを仲間にできる。
ドランゴを仲間にした後テリーは用済みになり、酒場に預けるプレイヤーが多く、
この扱いがまるで引換券のようなので、そう呼ばれるようになった。


●ひだりて【左手】
DQ6のラスボス、デスタムーアの最終形態が「右手」と一緒にお供につれている敵キャラ。
お供というか、デスタムーア自身の左手が独立した敵となっているというのが正しいか。
ザオリク(死んだ仲間を蘇生。HPは完全回復)を使い、初回プレイのプレイヤーを絶望させた。
当然次からは真っ先に狙われるが、「ザオリク使うのは右手と左手どっちだっけ?」となるのはお約束である。

☆関連語☆
ラヴォス


●ふぁるしおん【ファルシオン】
DQ6の馬の名前。
序盤、主人公がハッサンと二人旅していた時、とある場所で暴れていたところを
主人公たちにゲットされた。その時、この馬の名前を考える場面がある。
DQ6発売当時はダー○ース○リオンやみ○りのマキ○オーなどが大ヒットしており
若い人たちの間でも競馬ブームが巻き起こっていた時代だった。
競馬好きな人はなんとか自分の好きな馬の名前をつけようとしたものだが
いくら「いいえ」と答えてもハッサンが強引にファルシオンに決定してしまう。
これには怒りを覚えた人も多かったらしい。
命名神マリナンの力を持ってしても変えることはできない。

本編中では、DQ5のパトリシア同様にたった一頭で最悪、巨大なモンスターを含む
8名もの要員を魔物が跋扈する大地だろうが天空だろうが、果ては魔界だろうと、
どこまでも運んで行ってくれる稀有な存在である。
パトリシアといい、___といい、DQシリーズに出る馬はとにかく
体力がすごいものである。

☆関連語☆
そんな…ひどい ハッサン パトリシア 命名神マリナン


●へるくらうど【ヘルクラウド】
DQ6に登場するモンスター。

特筆すべきはその見た目。なんと城、城である。英語で言うとキャッスルである。

「何か光が射してきたな、何が起こるんだろう」と思ってたら唐突に城と戦うのである。
そんな城があろう事か生身の主人公達を押しつぶしたりバギクロスを唱えたりなどで苛烈に攻撃してくるのである。
倒すと城内に入れるが、それなりの広さを持った普通の城である。
DQ6の主人公勢すげえ。

なお、ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2にて公式モンスターとして登場。
押しつぶすことはやめたようだが、
見張り塔をひっこめて相手の下から突き出すという城としてどうかと思う攻撃モーションを引っさげてきた。
能力も高いようで、攻撃のダメージが高い上に常に2回攻撃というとんでもない相手である。なんなんだこの城。


●まっどろん【マッドロン】
ドラクエ6の難敵。
ムドーの城への洞窟第2層から出現するモンスターで
耐久力が高いわけでも攻撃が痛いわけでもないのだが
この時点では脅威でしかない即死呪文ザキを唱えてくる。

ムドー討伐のくだりは非常に難易度が高いことで有名だが
こいつにザオラルを使えるチャモロを殺された挙句
人食い箱を開けてしまった時は目も当てられない。


●みぎて【右手】
DQ6のラスボス、デスタムーアの最終形態で「左手」と一緒に付いてくる敵キャラ。
「左手がザオリクを使う」ということは周知の事実だが、
実は右手も『ザオラル(50%の確率で蘇生、HP半分回復)』を唱えることができる。
SFC版では本体にしか唱えなかったので見る機会はほとんどなかったと思われるが、
リメイク版では左手にもこれを唱えるようになり、左手を倒して峠を越えたと思ったプレイヤーを慌てさせた。


●むどー【ムドー】
DQ6の中ボス。見た目は二足で立つ太ったヒキガエル。
同シリーズのバラモスとポジション的には同じ。
大魔王デスタムーアに派遣された魔王で、こいつを倒すことがゲーム前半の目的。

DQ6は夢の世界と現実の世界という二つの世界を行き来するが、その両方の世界で戦うことになる。
さらに現実の世界では倒したと思ったら復活し、
「本気を出そう」というようなことを言いもう1戦やりあうことになる。

特に3回目に戦う本気のムドーは鬼のように強い。
2回攻撃でブレスを吐き稲妻を呼ぶ怒涛の攻めは、まさに魔王の名にふさわしい。
もともとDQ6のボス戦のバランスはきびしめだが、
その中でも本気ムドーは群を抜いており、DQ史上最大の難敵といわれることも。
現在は、耐性重視の装備や魔法効果のある装備品を道具として使うといった攻略法が確立されているが、
それでもムドーの攻撃パターンによってはあっさり全滅させられることがあり、
そういう時はあきらめろとはっきり言い切っている攻略サイトもある。

攻略法があってすら運が絡んでくるのである。それすらなかった頃のお子様の困惑ぶりは想像に難くない。
DQという大衆的なタイトルなのにかなりの難敵というのもムドーを印象付ける一因であろう。

DQ6には職に就くことで特技や呪文を覚える転職システムが採用されているが、
転職ができるダーマの神殿に行くためには神殿を封印したこいつを倒さないといけない。
ちょうど物語としても戦闘システムとしても節目に当たり、戦いはますます白熱するのである。


●ゆめみのどうくつ【夢見の洞窟】
ドラゴンクエスト6のお使いイベントで行くことになる洞窟。
出現する敵は、攻守に優れ回復呪文も使うスライムナイト、容赦なくギラ(全体攻撃)を連発するベビーゴイル、
この時点では防ぐ手立てがない麻痺攻撃をするヘルホーネット(この時点でパーティは2人だけで全員麻痺したら全滅扱い)
など強敵揃いで、序盤の割に難易度がやや高め。

ここに出現するスライムナイトは本来仲間になるモンスターなのだが、
何故か夢見の洞窟では仲間にできないという謎の仕様なので、多くのプレイヤーが無駄な時間を費やした。
※スライムナイトは人気のあるモンスターなので仲間にしたかったプレイヤーが多かったと思われる。
これが設定ミスなのか、意図的なものなのか、堀井の罠なのかは不明。


●らいふこっど【ライフコッド】
ドラクエ6に登場する村で、現実世界・夢の世界双方に存在し、片方がゲームのスタート地点。
ゲーム後半、この村は魔物の襲撃を受けるのだが、
この村の住民は草刈り鎌やクワでボストロールやずしおうまるなどの凶悪なモンスターと互角に戦っていた。
恐るべき戦闘民族である。




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