アークザラッド


▼アークザラッドシリーズ(23)


▼アークザラッドシリーズ

【聖柩】
【アーク・エダ・リコルヌ】
【アークザラッド】
【アークザラッド2 炎のエルク】
【アークザラッド3】
【アマクニ】
【アリオリハヴェリイマソガーリ】
【闇黒の支配者】
【一撃だぜ!】
【うへぇ、ロリコンか ロリコンってなに?】
【うににゃん装備】
【エルク】
【桜花電爆斬】
【改造(アーク2)】
【回復勇者】
【ガルアーノ】
【ガルド・バン・モルガン】
【グルガ】
【ゲイルフラッシュ】
【ケツ出せ!!】
【さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか】
【召喚のつぼ】
【退魔光弾】
【抱かれたい奴から来な】
【ちょこ】
【トッシュ・ヴァイア・モンジ】
【風雷破】
【炎の剣】
【マザークレアの館】
【○○ザラッド】


▼アークザラッドシリーズ


●あーく【聖柩】
アークザラッドシリーズで最も重要な柩。
古の神々によって作られた太古の遺産。
何も入っていないといわれるが実際は際限なくどんな力でも取り込めるとんでもボックス。
アーク達はこれで闇黒の支配者を封印しようとしたが奪われ、
逆に人間の負の力を取り込み、暗黒の支配者を復活させるのに使われてしまう。
何故か3では人間の手で作れてしまう。


●あーく・えだ・りこるぬ【アーク・エダ・リコルヌ】
アークザラッドの主人公で同作2の準主人公。
行方不明の父を探しに旅に出て、王の命令を受けたり、精霊に導かれたりして世界中を飛び回り、
後半で実は王族であることが判明したりと、主人公のテンプレのような存在である。
しかし、魔物と結託した大臣アンデルの手によってスメリア王暗殺の濡れ衣を着せられ、
全世界に指名手配(アーク2でトッシュと同じ最高額である100万Gなのが確認できる)されてしまう。
さらにラスボス戦前のイベントで恋人が目の前で殺され、エンディングではラスボスを封印するために死んでしまう。
加えてたった3年でその封印が解けてしまう(しかもあっさりと犠牲なしで再封印)。
と、結構不幸な主人公である(享年16歳)。

余談だがRPGで最も不幸で悲惨な主人公は?スレで殿堂入り一歩手前となっている。
また、何故か賞金首であるにも関わらず賞金稼ぎに話し掛けても何も問題がない。
それどころか普通に話をしてもらえる摩訶不思議な男でもある。

補足:アニメ版でも1,2回死にかけるが、恋人と共に生き残り、EDでは恋人と2人きりで(飛行船で)
故郷に帰るというアツアツ新婚旅行のようなハッピーエンドを迎えていた。

☆関連語☆
闇黒の支配者
 回復勇者
 ケツ出せ!! ○○ザラッド


●あーく-ざ-らっど【アーク・ザ・ラッド】
PS発売初期にソニー自身がリリースした、自称「光と音のRPG」。
シナリオは完全に一本道で、武器防具やお金といった概念をすべて取っ払ってしまったシンプルなシステム。
あまり深く考えなくてもサクサク進むが、中盤にさしかかり盛り上がってきたところで突然「To be continued」。
この終わり方にブチ切れた多くのプレイヤーが「PSのRPGはつまらない」というマイナスイメージを抱くことになってしまった。

アーク・ザ・ラッド2は一転して大作となり、さらに前作のデータをコンバート(引継ぎ)することができる。
これにより、前作が中途半端に終わってしまい闇雲にレベル上げをしていたプレイヤーも救済された。
ゲームとしてもかなりの良作であったため、プレステRPGのマイナスイメージは衰退していった。
ここでアーク・ザ・ラッドは完結するはずだったが、2が予想外の人気だったため、
よせばいいのにソニーは急遽「アーク・ザ・ラッド3」の製作に取りかかる。
製作元も変わってしまい、版権問題のせいか前作までの主人公アークも登場しない3はほぼ別ゲーと言っていい出来。
更なる続編に「アークザラッド 機神復活」「アークザラッド 精霊の黄昏」「アークザラッドジェネレーション」がある。

補足:そのアーク3が出るか出ないかの当時、WOWOWでアーク2を基盤にしたアニメ版が放送されており、
そちらは、当時の衛星放送のアニメにしては、(アーク3の人気と比べても)概ね好評であったらしい

☆関連語☆
ビヨンドザビヨンド


●あーくざらっどつー‐ほのおのえるく【アークザラッド2 炎のエルク】
月刊少年ガンガンに連載されていたアークザラッド2の漫画。
作者は西川秀明*1。
ゲーム原作の漫画が長続きしないというジンクスをはねのけて全10巻刊行した。
しかしボスが二転三転する原作を10巻で全て描くことは難しく、
原作ではアーク達とエルク達が合流して最初に倒すボス、ガルアーノが漫画ではラスボスとして描かれている。
そのため漫画のガルアーノはゲームの数倍鬼畜で、ゲームよりエグい展開が多々ある。
また、一部のキャラを登場させる前に完結が近付いてしまい、
それらの人達はラストバトルで技を一回使って出番終了、という残念な扱いを受けている。

*1作品ごとに印象がかなり違う。
DQ4コマや、(07年現在連載の)某殺し屋漫画とか、
別ネームでやってもわからないかもしれない。


●あーくざらっど‐すりー【アークザラッド3】
アークザラッドシリーズ第三弾。
本来2部作の予定だったアークザラッドシリーズだが、2の人気が予想以上に高かったため開発された。
が、この作品はシリーズファンから異常なまでに嫌われている。
アークザラッド関連スレで「アークザラッドで一番つまらないのは?」などと聞くと大概これが挙げられる。
その理由は、

・メインキャラが一新されたため、1からのファンはちっとも感情移入できない
・2では高めだった戦闘バランスだが、3ではヌルめになっている
・1、2と世界は同じなのに、共通する土地や町がほとんど登場しない(よってその町のNPCたちも当然未登場。)
・2のデータをコンバートできるくせに、その恩恵が特定キャラ3人の強化(しかも全員途中退場)のみ
・2にはあったモンスター仲間システムや隠しダンジョンがないなど仕様の変更
・2から3年後という近い舞台設定なのに、2でアーク(1の主人公)が命を賭けて封じたラスボスが簡単に復活
・そして3でもそのラスボスを封じるのだが何の犠牲もなしに封印(結果的にアークは犬死に)

など、続き物で絶対にしちゃいけないことを二重三重とやってしまったためである。
もっとも3からアークザラッドに触れた人は「普通に楽しめた」という意見が多く、
アークザラッドではなく、設定を変えて別ゲーとして発売されていたとしたら真っ当に評価されていたかもしれない。


●あまくに【アマクニ】
アークザラッド2に登場するカタナ系武器のほとんどを作ったとされる「東方の刀鍛冶」のこと。
店で売っている『カタナ』は別だが、トッシュの初期装備である『紅蓮』の他、
初期の作品に『疾風』、『炎』、『十六夜』、『凪』、『不知火』。
中期の作品に『旋風』、『時雨』、『骸』、『鬼灯』、『飯綱』、『鬼哭』、『土蜘蛛』。
後期に『羅刹』、『土竜』がある。

なお、『十六夜』は『紅蓮』の量産型。『土竜(もぐら)』は作品中屈指の攻撃力を誇る。
とはいっても、イベント上に彼の名前が出てくるわけでもなく、
鍛冶屋か合成屋でアマクニシリーズのカタナを鑑定したら、その名前が出るだけである。

しかし、カタナスキーなプレイヤーや、シリーズ武器モノに弱いプレイヤーにとっては、
なかなか集めてみたくなるものがあるのか、
数が限られるアイテムブロックにゲットしたカタナを売らずにわざわざ保管するプレイヤーも多い。

噂だが、ゲームのデータ上には彼の最高傑作である『天国(アマクニ)』という作品が、
存在しているらしいのだが、あくまでデータ上なので手に入ることはない。
一応、名前が違う量産品が入手可能ならしいが、あくまで噂であり、真相は闇の中である。

☆関連語☆
カタナ


●ありおりはヴぇりいまそがーり【アリオリハヴェリイマソガーリ】
アークザラッド3に登場する人物。
「通の店」という店の主人で、その長い名前をキチンと言わないと物を売ってくれない。ただ黙っているだけである。
主人公一行とは、シナリオ上と、サブイベントのギルド仕事「通の店を流行らせたい」で関わる。
店に入る人がいないので客寄せをしてほしい、という仕事依頼で、
主人公一行は通りがかる人を勧誘し、店に入ってもらうのだが、
客の店に対する印象がほとんど悪い、ということに気づく。
訳を尋ねると、
「ただ入って来さえすれば良い、
ワシが黙っているのを見てどんな反応をしているか見るのが面白いんじゃ(超訳)」
とのこと。
なんともはた迷惑な変わり者であった。

この長い名前、テキトーにつけたわけではなく、実は元ネタが存在する。
元ネタは日本語、古文におけるラ行変格活用の基本4つ、「在り・居り・侍り・いまそがり」のもじり。
この人のお陰で国語・古文の授業が面白かったという人がいたとかいなかったとか。


●あんこくのしはいしゃ【闇黒の支配者】
アーク・ザ・ラッド2のラスボスにして1から続くストーリーの黒幕。
太古の時代に封印されたが復活して世界の破滅を目論む。
その魔王の王道ともいえる設定と強さから強烈な印象を残した名ボス。
…だったのだが2のエンディングで再度封印されたのにも関わらず、
続編の3では終盤で人間の手によっていきなり復活し、そのままラスボスに。
が、主人公一行にボコられまたすぐ封印される。
「たった3年(ゲーム中の時間軸で)で復活かよ!」とユーザーも突っ込まずにはいられなかった。
さらにその続編、1000年後の世界を描いた精霊の黄昏でもラスボスとして復活。
おそらく大半のユーザーは「またお前か!」と溜息をついたことであろう。
しかもここでもとどめを刺されることなく「封印」される。
一応もう復活はできないと理由付けがされたものの、もはや復活したところで誰も驚かないだろう。
どんな良キャラでも使いどころを間違えればウザいだけだと身を以って教えてくれたキャラクターである。

補足:アーク2では今までの敵に比べて攻撃力、防御力がとにかく高い上、
HPが実はイベントバトルなんじゃないかと思えるほどの量なので、
相当レベルが高くないとダメージがほとんど通らず、まともに戦うと1〜2時間はかかる。
しかし、特定の味方に特定の装備をさせれば低レベルのキャラ1人でも倒すことができるので、
結局強いんだか弱いんだかよくわからないラスボスである。
後者のやり方で闇黒の支配者に挑む場合、筆者はやったことがないから分からないが、おそらく丸1日はかかるだろう。


●いちげきだぜ!【一撃だぜ!】
アークザラッド2の仲間キャラ、トッシュが敵を倒した時のセリフのひとつ。
が、彼の通常攻撃のモーションは一回どころかどうみても刀で小気味良く連続斬りをかましている。
せりふがひらがなばかりの件も合わせ、
やっぱりトッシュって・・・と思わせるには十分である。

☆関連語☆
さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか


●うへぇ、ろりこん-か ろりこん-って-なに?【うへぇ、ロリコンか ロリコンってなに?】
それぞれアークザラッド2の主人公(?)であるエルクとヒロイン(?)であるリーザのセリフ。
物語序盤で敵の盗賊集団に出会った際、その内の1人が「くくくっかみの長い方の女はオレによこせよ」と
リーザ(14さい巨乳ロリ)の事を狙ったのに対し、エルクが呆れて「うへぇ、ロリコンか」と言うと、
それに間髪を入れずリーザが「ロリコンってなに?」と突っ込んだ。
その後場の空気が少しおかしくなるが、エルクがロリコンの説明をするわけにもいかず、
結局はぐらかす形で戦闘に突入して事なきを得る。

☆関連語☆
アークザラッド2 エルク

☆使用例☆
※「___」※「___」


●うににゃん-そうび【うににゃん装備】
アークザラッド2に登場する武器。
「そーど」「くつ」「きば」の3種類があり、初期状態だと最大レベルも低く、性能値も低い為に攻撃力は最低である。
それぞれに能力値大幅上昇の追加効果があるが、その攻撃力の低さ、入手難易度の高さから普通に使う人はまず居ない。
と、ここまでだとただ単にネタかコレクションアイテムなのだが、限界まで改造をする事によって性能は激変する。
最低だった攻撃力はそれなりに強化され、更に「そーど」と「きば」は武器レベルが上昇する毎に能力値上昇量が増える。
特に「きば」はモンスター専用とはいえ240レベル分に相当する魔力が上昇するという桁外れの性能になる。
「くつ」は100レベル分の敏捷度、「そーど」は78レベル分の防御が上昇する。
レベルは100程度あれば十分クリアできるので、この装備の上昇量がいかに凄いかわかるだろう。


●えるく【エルク】
SRPG『アーク・ザ・ラッド2』の主人公、だったはずの人。
フルネームは『エルクコワラピュール』(区切らないらしい)。初登場時は15歳。
炎使いの一族として生まれるが、幼少時に謎の組織に故郷を滅ぼされ、
自身は記憶を封印されて研究施設で育てられる、というなかなか不幸な設定を持つ。
が、設定以上に不幸なのは、中盤までに関連シナリオのほとんどを消化してしまい、
以降のシナリオを、前作主人公アークに主役の座を奪われたことである。
以下主役降板の影響例。

・あるダンジョンをアーク達が攻略する際、一人強制お留守番。
・2つの塔を2パーティーに分けて登るイベントでは一方のリーダーになるも、登った塔はハズレ。
(正解はアーク側)
・終盤からエンディングにかけての展開。

ちなみに続編3にも登場し、データ引継ぎ次第ではレベル80という高レベルで加入するが、
イマイチパッとせず。
一応、かっこいいムービーはあったが、そのムービーで退場となる。
さらに『アークザラッド ジェネレーション』にも登場。
燃える拳で敵をボコボコ殴り倒すステキな姿を披露してくれた。


☆関連語☆
前作主人公がゲストで登場 さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか


●おうか-でん-ばくざん【桜花電爆斬】
アークザラッド1におけるトッシュの単体最強の攻撃力をもつ技…の偽物。
ラマダ寺でのサブイベント、修行を拒否することによって発生するクイズイベントにて、
・トッシュの能力で単体最強の攻撃力を持つのは?
という問題の誤回答となっている(正解は桜花雷爆斬)。
人によっては字が潰れて見にくい、漢字が読めないなどから間違いが発生すると踏んでいたのか、
これを選択すると石を1個、一回だけもらえる。

補足:イベントの進行で問題が差し替えになり、見ることができなくなる。
そもそもラマダ寺自体がイベント後には寄り道に過ぎないため、クイズイベント自体を知らない人も。

☆関連語☆
ラークの紋章 古代の指輪 クりフト



●かいぞう【改造(アーク2)】 基本的には他のRPGと同じく、装備品を強化できる。
鍛冶屋にお金を支払って改造を行うタイプである。

鍛冶屋は2軒あり、最序盤の街と中盤に訪れる地域にあり、頼める仕事の内容が若干違う。
初期状態だと鍛冶屋で出来る事が少なく、まともに改造できない。
シナリオが進むにつれて仕事が増えたりもせず、仕事を増やす為のイベントなども無い。
ではどうしたらいいのか、と言うと何度も鍛冶屋を利用する(=鍛冶屋に経験を積ませる)こと。
厄介なのはその事に関する情報がゲーム中には『全 く 無 い』ということだろう。
何度も鍛冶屋を利用するとお金がかかる…と思いきや、『アイテムの鑑定』(無料)をするだけでよかったりする。
ただし全ての仕事ができるようにするには最低でも序盤の街では534回、中盤の方だと214回も鑑定しないといけない。

だが改造ができるようになっても理不尽なことはまだある。
改造続行可能フラグというものがあり、1回改造するごとにそれがランダムで可か不可かに割り当てられる。
そのせいで限界まで改造する為には、
セーブ→1回改造→改造続行可能かを確認→不可ならリセット、可ならセーブ 
という非常に根気のいる作業になる。

更にこのゲームでは草や果物、薬なども装備品として扱われている為に鍛冶屋で改造することができる。
それらを限界まで強化改造すると、市販の鎧より防御力が高くなる。
いくら未改造の鎧とはいえ、草や果物の方が強いとはどういうことなのか謎である。


●かいふくゆうしゃ【回復勇者】
アークザラッド2の主人公…ではないのだが、
実質主人公のアーク・エダ・リコルヌのこと。
彼の使う回復魔法がHP回復のみならず、戦闘不能以外の状態異常をも回復できる上に、
専用装備の勇者の証で毎ターンMPを回復できるため、異常なまでの継戦能力から付けられた愛称。
他にも、敵の全能力値を低下させるウィークエネミーなど優れた特殊能力を持つが、
その分攻撃面ではあまり活躍できなかったりする。


●がるあーの【ガルアーノ】
アークザラッド2に登場する人物。序盤は裏でマフィアを操る大都市の実力者だが、
その正体は世界を滅亡に導く大国ロマリアの幹部、ロマリア四将軍のうちの1人。
こいつのやることは人体改造、主人公の目の前で幼馴染を爆殺、味方のクローンを作って同士討ちを誘うなど、
外道なことばかりで、その汚さはシリーズの登場人物中ではトップクラス確実である。
まあRPGのお約束というべきか、こんな悪党は当然長生きするわけもなく、
自分の研究所にどこからともなく入ってきて全員集合した主人公軍団にフルボッコにされる。

しかし、ガルアーノを倒した後でとてつもない強敵が存在することが判明する。それは闇黒の支配者
ではなく、「飽き」である。
ガルアーノを倒す前までは各キャラのストーリーが盛りだくさんなのに対し、
だいたいのキャラが戦いを始めた理由であるガルアーノを倒してしまったため、
ただ敵の本拠地を淡々と潰していくだけのストーリーになる。
さらに敵も加速度的に強くなっていくため、レベル上げを怠るとストーリーの進行自体が困難になる。

このような理由から、ゲームのボリューム的にもガルアーノ打倒のあたりがちょうどアーク2の中間点じゃないかと思う。


●がるど・ばん・もるがん【ガルド・バン・モルガン】
アークザラッド3の主人公達の前に立ちはだかる敵の一人、アカデミーの戦闘部門隊長。
声優はかの有名な大塚明夫が務める。
過去にハンターをしており、一人でできることの限界を悟り、アカデミーに参加した。
悪人ではなく、純粋に人間のことを考えた結果間違った方向に行ってしまった人間の典型である。
終盤のバトル後で死亡する直前、主人公との強い繋がりがあったことが発覚する。


●ぐるが【グルガ】
アークザラッド2に登場するキャラクター。
盲目の少女エレナを養いつつ闘技場で日々戦いつづける心優しき戦士である。
あまりメインのストーリーには絡むことのないキャラクターであるが、
筋肉質な体にふんどし一枚というインパクト抜群の容姿、
斧を振り回してものすごい掛け声とともに戦う姿や、
敵を倒した後の「戦士の力だ」「俺の血が!」などのこれまたインパクト大のセリフに
虜にされるプレイヤーが続出し、よくネタにされる。

☆使用例☆
___のエロ画像キボンヌ


●げいるふらっしゅ【ゲイルフラッシュ】
主人公アークが覚える魔法。
1では風の精霊の魔法であったが、元々単なる設定ミスだったのか、2では光の精霊の魔法となっている。
また、1では他の魔法と一線を画す攻撃範囲を誇り、その殲滅力はアークの強さの大部分を担っていたが
2ではシステム・バランスの関係からか、凡百の攻撃魔法と同じに成り下がっていた。
この弱体化に嘆息した1からのプレイヤーは多いと思われる。

☆関連語☆
回復勇者


●けつだせ!!【ケツ出せ!!】
アークザラッド2の戦闘中にアークにターンが回ってきた時に言い放つセリフ。
オンドゥル語の一種で、正確には「蹴散らせ!!」と言っている。
アークスレでは時々戦闘中のセリフをつなげて会話を楽しむことがあり、この「ケツ出せ!!」もよく使われている。

例)「ケツ出せ!!」
  「おりゃおりゃおりゃ〜!!」
  「体が熱い!」
  「痛くないの〜?」


●さっき-から-せりふ-が-ひらがな-ばっかり-じゃ-ねえ-か
【さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか】

アークザラッド2のロマリアにあるキメラ研究所本部で、
主人公エルクが前作のメンバーであったトッシュに対し言ったセリフ。
1のキャラクターと2のキャラクターの多くが集合する重要な場面であるのだが、
この研究所ではキャラクターの偽者を登場させ撹乱を狙っていたので、それぞれが警戒することとなる。
そこで1のキャラクターで血の気の多いトッシュが挑発するも、台詞がひらがなばっかりだったため、
同じ血の気の多いキャラクターであるエルクが言い返す。
しかし彼もセリフがひらがなばっかりなのはお約束。

トッシュ「ちょろちょろうざってぇやつらめ!みんなぶっころしてやりゃあいいんだろ」
エルク「なんだと、やれるもんならやってみやがれ。
だいたいてめぇ、さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか。あたまわるそうなやつだな」
トッシュ「小僧、てめぇにだきゃぁ言われたくねえぞ」
エルク「おっさん、今更増やしたっておせぇって」
トッシュ「お、おっさん! キレたぜ、皆殺しにしてやる」

その後は1のキャラクターであるイーガの登場によって全員が本物であることが確認され事態は無事に収束する。


●しょうかんのつぼ【召喚のつぼ】
アークザラッドに出てくるイベントアイテム。
胡散臭い商人のチョンガラがこのアイテムと交換条件で、
主人公達を目的地に案内させる。
その後、チョンガラは仲間になり、このつぼで召喚を行う。
また通常攻撃ではつぼで叩いたり投げたり、割れないのだろうか。
実は、このアイテムを取らなくてもイベントが進んでしまうバグがあり、
イベントが進んだ後このアイテムを取るとイベントが巻き戻る現象が起きる。
ドーピングアイテムやアクセサリーが多く入手できるので、
コンバート用のデータ作りに有効である。

☆関連語☆
バグ ドーピングアイテム コンバート


●たいまこうだん【退魔光弾】
アークザラッドとその続編の2に登場する、イーガの特殊技。
1では、心眼法という特殊技で範囲内の敵をロックオンし、
この技で自動追尾し攻撃するという技だが、
少々回りくどいので二回攻撃したほうが早いこともある。
2では心眼法は削除され、普通の特殊技となったが、
ROMによってはフリーズすることがあり、ある意味危険な技になっている。

☆関連語☆
フリーズ ROM


●だかれたいやつから-きな【抱かれたい奴から来な】
アークザラッド3の戦闘中、前作の主人公だったエルクにターンが回ってきた時に言い放つセリフ。
オンドゥル語の一種で、正確には「焼かれたい奴から来な」と言っている。
アークスレでは時々戦闘中のセリフをつなげて会話を楽しむことがあり、
同じオンドゥル語の一種である「ケツ出せ!!」などとともによく使われている。

☆関連語☆
俺よりはやい


●ちょこ【ちょこ】
アークザラッドシリーズに共通して隠しキャラクターとして登場する幼女。(3ではミニゲームで登場)
底抜けに明るくお馬鹿なロリキャラ。隠しキャラだけあり全てのステータスが高く、戦闘でお世話になった人も多いだろう。
1で初登場したときはフリーバトルでのみ呼び出せる召喚獣扱いだったが、
2でプレイヤーキャラに昇格するとともに専用のサブシナリオが追加。
このシナリオがキャラに似合わない重いストーリーで結果、人気が鰻のぼりとなった。
さらに↑のシナリオをコンプすると戦闘中に天使のような姿に変身できるようになり、(性格も聖母のようになる)
多方面から人気を集めた。


●とっしゅ【トッシュ・ヴァイア・モンジ】
アークザラッド1〜3に登場するキャラ。
と同時に、唯一1〜3まで戦闘メンバーとして皆勤賞のキャラでもある。
見てくれはさながら頭にヤのつく自営業の方で、使う武器も剣(画面演出では刀)のみ。
1では高い戦闘力に移動力を持ち、アークと並ぶ最強キャラの一角であった。
2でもシステム上、特殊能力が弱体化したが高い戦闘力はそのまま、1のキャラの中でも一際存在感が強かった。
3ではパーティキャラではなくなったが、特定のイベントでスポット参戦する。
ちなみに系統が近いシュウ(トッシュ⇒侍、シュウ⇒忍者)と仲が良い。
また、アークと同様に最高額の賞金首になっている。

数が数えられないことや、平仮名のみで喋ることからおつむに問題があるのでは?
と噂されていたりいなかったり。

余談だが、1では攻撃時に刀を放り投げて素手で殴ることもある(ダメージに変化はない)。

補足:賞金首とあるが、正確には賞金首の張り紙が存在してるのがトッシュとアークのみ。
実際には1の後半でアーク一味と報道されていることから1のメンバー全員が賞金首になっていると思われる。

☆関連語☆
さっきからセリフがひらがなばっかりじゃねえか 一撃だぜ! 桜花電爆斬


●にんげん-だったら-よかった-のに・・・【人間だったら良かったのに・・・】
アークザラッド2の仲間キャラであるサニア(CV:椎名へきる)が喋る、いわゆる戦闘ボイスの一つ。
ところが、アークザラッド モンスターゲーム with カジノゲーム内のシャンテの劇場において、
この一言を同じく味方キャラのグルガに言い放ってしまった。もちろんグルガは人間・・・のはず。
その後呆然と立ち尽くす彼を尻目にさよならと言って立ち去るサニアの姿はシュールの一言。
元々グルガはインパクトのある外見やセリフなど、アーク2のキャラの中でも屈指のネタキャラ
なのだが、これで彼のネタ度が上がったのは言うまでもない。

☆関連語☆
アークザラッド2 グルガ

☆使用例☆
※「美しい!完璧だ!はーっはっはっは!」 「___」


●ふうらいは【風雷破】
アークザラッド1と2で戦闘に参加できる召喚獣フウジンとライジンの合体技。
1体の敵を上記のキャラで挟むと使用可能で風と雷でダメージを与える。
1では初期レベルで4ケタダメージを出す強力無比な技だったが、
2では仕様変更とコンバートの使用可否などの影響で2ユニット使う割には並の威力で大幅に弱体化した。

なおアークザラッド1・2の味方が使える「合体技」はこれだけである。
…が、これとは別に1では炎の柱を作る魔法「ヒートウォール」の範囲内で魔法を使うとグラフィックが変わるものや、
火柱に大きな爆弾を投げ込むと周囲を巻き込むことができる小技が存在する。


●ほのおのけん【炎の剣】
アーク・ザ・ラッド2に登場する武器。
単体では見るべき所のない剣だが「地の剣」「氷の剣」「風の剣」と合成することで
「光の剣」という超強力な剣に生まれ変わる。

これだけならベタな展開だで終わるのだがこの剣の特筆すべき点はその入手難度にある。
この剣を入手できるチャンスはただ一度、中盤のイベント戦闘でザコ敵が落とすだけだが
低確率の上に安易にリセットで再戦しようとするとセーブポイントの関係上一つ前のダンジョン攻略から
やり直しになってしまうというコンプリーターには頭痛の種となる鬼仕様。
ゆえにザコ戦にも関わらずやり込み派にはHPが阿呆みたいな高さで知られる
ラスボス(闇黒の支配者)戦と並ぶ壁バトルと化した。

実はコレクターアイテムの「アークザラッド・モンスターゲームwithカジノゲーム」(以下モンゲ)の
コンバートを利用すれば比較的楽に入手できるのだがそもそもモンゲ自体がレアアイテムという罠。

…と思いきや12/12よりゲームアーカイブスでモンゲ配信が決定。
「炎の剣入手できません\(^o^)/」という人が一陣の光に照らされた瞬間となった。


●まざーくれあ-の-やかた【マザークレアの館】
アークザラッド2に登場する施設。
フォーレスという国にある「マザークレアの洞窟」を攻略すると利用できるようになる。
ここではモンスターのクラスチェンジと売却、人間を含むほぼ全員に特殊能力の追加が出来る。
この施設を上手く利用することによって有利に進められるようになる。

欠点はデバッグが足りなかったのか、バグが頻発することだろうか。
もっとも、玄人はこのバグを逆手にとってキャラを超強化したりしている。
ベスト版以降は修正されているが。

モンスターゲームには「マザークレアの部屋」として登場。
バグはベスト版同様に修正されているが、シナリオの進行に関係なく利用できるのはありがたい。
ククルに特殊能力を追加する場合はここを利用するしかない。

ちなみにマザークレアの洞窟は「ノルの水晶」というアイテムが無いと入ることは出来ない。
入手自体はイベントでリーザが他のメンバーと別行動をとっている時に手に入るが、
ガルアーノ戦の後にあるイベントをこなさないとフォーレスに向かえない。
なのでマザークレアの館を利用できるのはそれ以降となる。


●○○ざらっど【○○ザラッド】
アークザラッド2において、タイトルにもなっているアークが、
回復勇者という地味な役回りなため、戦闘面では他のキャラクターが活躍することが多い。
特に、攻撃面に秀でたキャラは目立ちやすいために、
あのキャラはとても役に立ったという意味を込めて「合流してからずっとトッシュザラッドだった」だの、
グルガが仲間になってからはグルガザラッドだった」などと言われることがたまにある。

が、タイトルになっているアークは人名のことではなく、
物語の鍵でもある聖櫃のことだと思われるので、この使い方は誤用ではないだろうかと言う意見もある他に、
また、アークザラッド3も「アークが出ないならアレクザラッドに改名すべき」
という意見がたまにあるが、3でも(一応)聖柩が鍵になることは変わりないので、
この批判は的外れである…のかもしれない。

実はラッド(lad)には少年・若者・大胆な男などと言った意味がありあながち誤用とは言い切れない。
タイトルの意味は「少年アーク」、或いは意訳して「勇者アーク」「聖櫃の勇者」と言ったところか。

☆関連語
回復勇者

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