え 

▼え(83)
【永久機関】
【永久コンボ】
【永久パターン防止キャラ】
【英語】
【永劫回帰】
【詠唱】
【詠唱妨害】
【衛星兵器】
【映像はイメージです】
【HP/エイチピー】
【HPアップ】
【HP・MP依存武器】
【HP吸収】
【HP消費制】
【HPの桁が上がる】
【衛兵】
【英雄】
【エインフェリア】
【A】
【AI】
【AGI】
【エーテル】
【エクスカリバー】
【エクストラ・Extra】
【餌】
【絵師】
【エスカレーター】
【SI接頭辞】
【SF】
【STR】
【エストシーモア】
【エストック】
【エスニッククレンジング】
【エターナル】
【エターナルフォースブリザード】
【Hな本】
【干支】
【NPC】
【NPC】
【NPC最強伝説】
【NPCバトル】
【エネルギー資源】
【エピソードゼロ】
【エフェクト】
【FF】
【エミュ】
【MMORPG】
【MP/エムピー】
【MPアップ】
【MP温存】
【MP吸収】
【MP供給】
【MP消費1】
【MP制】
【MP制廃止】
【MP0】
【MP全消費技】
【MPダメージ】
【MPのみを持つ敵】
【MPを0に】
【選ばれし者】
【エリート】
【エリクサ】
【エリクサー】
【Lで決定】
【エルフ】
【LUK】
【エレベーター】
【エロカワイイ】
【エロゲRPG】
【エンカウント】
【エンカウント回避】
【エンカウント音】
【エンカウントゾーン】
【エンカウント調整】
【エンカウント無効】
【エンカウント率】
【遠距離攻撃】
【冤罪】
【演出】
【炎上】
【演説】
【円卓の騎士】
【エンディング】
【エンディングテーマ】
【エンディングの後】
【遠藤雅伸】
【煙突】



●えいきゅうきかん【永久機関】
1)広義的に言うと、エネルギーの補給や補充を受けることなく、仕事を行い続ける装置のこと。
現実世界では18世紀頃から研究が続けられていたが、
結局は現状の科学では実現不可能であると結論された。
そのためなのかは知らないが、創作作品ではあらゆる種類の永久機関が完成している。
永久機関は人の夢なのだろう。
ファンタジー作品では主に魔力やクリスタルや少女などを媒体としており、ストーリーにも組み込みやすい。

2)吸収技や回復スキルを組み合わせることで、HPやMPを消費しても、
これらの技とスキルの相乗効果でアイテムに頼ることなく回復し、
回復にターンを取られずにひたすらに攻撃できるキャラクターのことを指す。


●えいきゅう-こんぼ【永久コンボ】
連続技を永久に、または敵を倒すまで続けること。
これが決まったときはまさに爽快の一言だが、
言うまでもなくバランスブレイカーなのでやり過ぎると飽きる。
基本的に格ゲー用語だが、アクション性の高いRPGなどでたまに見かける。

追記:SFC版円卓の騎士では、一部の敵の連続攻撃が、ミスるまで永久に続く。

☆関連語☆
コンボ コマンド入力


●えいきゅう-ぱたーん-ぼうし-きゃら【永久パターン防止キャラ】
ボタンを固定することで経験値やお金やカジノのコインを無限に稼ぐなどの永久パターンを防止するために出現する、
プレイヤーを殺すことのみを目的としたキャラのこと。
永パ防止キャラと略されることもある。最近あまり見かけない。


●えいご【英語】
イギリスやアメリカなどの国々の言語。
世界でもっともポピュラーな国際語の一つである。
RPGに登場する大半の横文字は英語であり、
言葉の意味が、ある程度日本でも浸透しているため、
わかりやすいといえばわかりやすいのだが、
実は文法的、意味的にかなり間違ってる場合も少なくない。

☆使用例☆
A「____間違ってるぞ。スタッフもっと勉強しる!」
B「仕様です。これは和製____です。」

☆関連語☆
ドイツ語


●えいごうかいき【永劫回帰】
時間は無限で、世界は同じことの繰り返しで構成されているという考え。
永劫回帰が物語の根底に組み込まれているゲームにゼノサーガ
ヒロインのみの永劫回帰限定でワイルドアームズ5などがある。


●えいしょう【詠唱】
ゲームに限らずファンタジー全般において魔法や術などの効果を発揮するために、定められた呪文を読み上げる行為。
なお、手元の辞書によると「詠唱」の本来の意味は「ふしをつけて詩や歌をうたうこと。」
その表現方法はゲームによって様々で、
キャラクターが口をごにょごにょさせているだけのもの、イベントで台詞として読み上げられるもの、
魔法(術)を使う度に音声付きで詠唱するもの(個人的には音声付きはポイント高い)など。
声付き詠唱のあるRPGとその例をいくつか…

:ヴァルキリープロファイル
□近接攻撃系キャラ全てに固有必殺技が存在するゲーム、魔法系キャラには必殺技がない代わりに「大魔法」がある。
□「我、久遠の絆断たんと欲すれば言の葉は降魔の剣と化し汝を討つだろう…ファイナルチェリオ!」など

:信長の野望オンライン(MMO)
□選べる職業の中に「陰陽師」「神主・巫女」等があり、術を使うと詠唱がある模様。以下は神主・巫女の詠唱。
□「八百万の神等共に聞食せと恐み恐み申す(やおよろずのかみたちともにきこしめせとかしこみかしこみもうす)」

補足:強い術ほど詠唱が長くなる傾向がある。また、詠唱中に攻撃をうけると術が失敗するという設定は多い。
メガドライブのサージングオーラというゲームでは敵味方の詠唱が文字で表示され、
その呪文に対して対抗呪文を唱えたり、詠唱の短い呪文で相手の呪文を阻止するといったことができた。


●えいしょう-ぼうがい【詠唱妨害】
魔法使用時に詠唱時間があるRPGにおいて、
詠唱中のキャラに攻撃を加えたり、詠唱を強制的にキャンセルさせる技を与えたりして、
魔法を発動するのを未然に防ぐこと。
テイルズやSOなどリアルタイムで戦闘が進行するゲームでは作戦上重要な要素の一つ。
ザコ敵の魔法使いとの戦いでは役立つ技術であるが、
ボスキャラの場合、封殺されるのを防ぐためかこれがきかないことが多い。

☆関連語☆
詠唱 詠唱時間


●えいせいへいき【衛星兵器】
人工衛星や宇宙船などを使い、大気圏外から地上への攻撃を行う兵器。
SF的な舞台設定のRPGしか出てこないが、ファンタジー世界の場合これが宇宙魔法や隕石魔法になる。
攻撃時はド派手な発光やムービーが駆使され、召喚魔法並みに豪華で長々とした映像を見ることができる。
威力もそれに伴ったもので、多くの場合最終兵器的な位置に置かれる。
戦闘時に使う(使われる)場合とイベント時に使われる(のを止める)場合の二種類あり、

・前者の場合
味方が使う時 コスト面などで使いづらいが十分な威力を持った攻撃(全体攻撃が多い)。
敵が使う時  シンプルだが強力な全体攻撃。

・後者の場合
使用者はほぼ確実に敵か、これから敵になる。
まれだが味方が敵に使う場合 高確率で無効化され、逆にやられる。

☆関連語☆
最終兵器 隕石魔法


●えいぞうはいめーじです【映像はイメージです】
どう見ても切れてるのに血が出なかったり、吹雪の中をヘソ出しで平気で歩いたり、
トンネルで地震を使う、絶対に無意味なポーズとかの映像はイメージとお考えください。
しかし、これを言ってしまうとゲームの雰囲気が損なわれる。まさに禁句。
実はとあるゲームの開発者インタビューでこの言葉が出てきて、プレイヤーを愕然とさせた。

☆使用例☆
A「この服装、どう見ても前線で戦う騎士の格好じゃないよね?」
B「____」


●えいち-ぴー【HP/エイチピー】
キャラクターの耐久力を表す数値、ヒットポイント(hit points)の略。
たいていゼロになると死亡するが、最近のイベント重視のゲームの場合、
特定キャラが死んでいるとイベントが成り立たなくなる(死人が動き回ってしゃべることになる)ため、
単に戦闘不能になるだけという処理をするケースが多い。
ゲームによっては耐久力、耐久度、LIFE、LPなどと表記されることもある。
システム的な用語のためかゲーム中には解説系のテキスト以外では出番はあまりない。

☆使用例☆
_____が少なくなった。早く回復しなくちゃ。


●えいちぴー-あっぷ【HPアップ】
装備・アイテムなどで、最大HPの値を増加させること。
「+○○○アップ」などの固定型と、「+○○%アップ」などの割合型の2種類に分けられる。
肉弾戦を得意とするキャラ、死なれると困る回復役のキャラに装備させたい。
割合型は、レベルアップなどで最大HPの基本値が増加すると、
比例して増加値も上昇するため、終盤になればなるほど、
そしてパーセンテージが高ければ高いほど、そのありがたみを実感できる。
増加値50%ともなると、その恩恵を手放すと生きていけなくなるかも。


●えいちぴー・えむぴー-いぞん-ぶき【HP・MP依存武器】
装備者のHP・MPの残量に比例・反比例して威力が変わる武器。
数字上の攻撃力は全く信用できない。
比例型の武器は最大値を底上げすることで威力を高めることが可能、
最大値が上がるということは必然的にキャラも強化され一石二鳥、使い勝手が良い。
一方反比例型は、故意にキャラを瀕死にするため、死亡率が高くなり、
博打要素が強く、使い方が難しい。
この手の武器は絶大な威力を秘めていることが多く、
最強武器になりうる存在である。

例)アルテマウェポン(FF6)


●えいちぴーきゅうしゅう【HP吸収】
敵にダメージを与えると同時に自分のHPも回復させる攻撃方法。
例としては特殊な武器(禍々しい場合が多い)、魔法、コウモリなどによる「吸血」などがある。
攻撃と回復が同時に行えるためとても便利なのだが、与えるダメージが少なかったり、回復値が少量であったりと
いまいち地味な場合が多い。


●えいちぴー-しょうひ-せい【HP消費制】
魔法や技を使用する際、技ごとに設定された分だけ使用者のHPの消費を求められ、
使用者のHPが足りない場合は使用不可能とする技魔法の使用制限法。
一般的に効果の高いものほど消費HPは高くなる傾向があるのはMP消費制と同じだが、
こちらの場合は「技を出した後に攻撃され、倒された」「先に攻撃され、技が出せなかった」という危険性も伴う。
代表的な例がメガテンシリーズ。「真・女神転生2」で初めて採用になった。
魔法や特殊魔法攻撃はMPを使うのに対し、特殊物理攻撃はHPを使用するという形を取っている。
また、MP消費は全くなくHP消費のみ、というものも少数ながら存在する。
主な例として「レナス」シリーズやGB版「アレサ」シリーズが挙げられる。
前者の場合にはHP回復魔法が基本的になく、HP回復は薬を使うということで制限をしているのだが、
後者の場合はHP回復魔法があり、HP不足にさえ気をつけていれば延々と魔法を使い続けられることになっていたりする。

☆関連語☆
MP消費制 回数制


●えいちぴーのけたがあがる【HPの桁が上がる】
前のLVの時のHPとの差が3くらいしかなくてもなんかすごく成長した気分になる。
そのかわりこれから敵の攻撃も激化していくので
新しい回復魔法を覚えるまで油断は禁物。
だが、大体HPの桁が上がるくらいの時がストーリー的にも戦闘的にも
面白くなって来る頃なので一気にはまり込んでもいいだろう。

似たような現象として与えるダメージの桁が増えるというものもある。


●えいへい【衛兵】
警備のための兵士。

・・・のはずだが、
大抵は異国の戦士や旅人であろうと、ましてや魔物の姿に変身していても、
王座までノーチェックで通してくれる。
基本的な仕事は『ここは○○城だ』と言うことと、
命令があれば入り口を封鎖することである。

☆関連語☆
兵士


●えいゆう【英雄】
並の人間ではとても対抗できないような強大な魔物を倒した勇者。
また、戦争などで多くの敵を倒すなどの手柄を立てた者などのこと。
それは伝説として語り継がれることが多い。
しかしその実態は血まみれの圧制者だったり、
その名を騙る偽者だったりということもよくある。
「ひでお」とか読んではならない。(お約束)

☆使用例☆
昔々__○○は数多くの魔物を倒し・・・

☆関連語☆
勇者 伝説 王家


●えいんふぇりあ【エインフェリア】
北欧神話にてヴァルハラの館に集う勇者の魂(エインヘリャル)のこと。
来たるべきラグナロクに備え毎日お互いに殺し合って技を磨き、夜に生き返っては宴を行ない、
翌日はまた殺し合うという、修羅の道ここに極まれりな毎日を送っている。
そんな毎日は、ある意味地獄じゃね? と思った貴方は多分エインフェリアになる資格はないでしょう。
ヴァルキリーが彼等の侍女として仕えるとされている点は羨ましくもある。

☆関連語
ヴァルキリープロファイル ヴァルキリー


●えー【A】
階級で、Bの上。「A級〜」とか「Aクラス〜」とか「Aレベル〜」と続く。
ゲーム内に、支配階級制度や、公的な強さ指標がある場合、
序盤はこの階級に憧れたり恨んだりする展開が存在する。
しかしながら終盤にはさらに上位のS級が登場することが多い。
稀に超S級などのようにさらに接頭語がつく場合があるが、
これは、製作者側がどうしても自作の設定内に組み込ませたいという一心で、
無理矢理に後付けランク設定したかのように見受けられる。


●えーあい【AI】
いわゆる人工知能。
RPGの場合状況に応じて行動を決定するものを指す。
大抵の場合において人間の方が賢く、味方が強制AI行動だと苦労することがある。
頭の悪いAIとして有名なのはDQ4のクリフトで、彼は無意味にザラキを連発し、アリーナを優先的に回復する。
また、敵のAIの隙を突くことで先頭を有利に進められる…かも。

追記:FC版においては「誰それにはザラキが効かない」ということを学習はする。
(全滅しても学習結果は消えない)
ボスに効かないのにザキ使うのが悩みならその敵に対して何十回か全滅すれば 使わないらしい。
馬車に乗ってる仲間も学習してるという設定になってるとのこと。
だが呪文の使い方効き方は、4だと攻撃系は使えるのがほとんどかぶらないから、
やっぱり外に出さないと学習できない。
AIは、「攻撃対象に設定した敵が他者によって倒されるとそのターンは攻撃しない(できない)」
というそれまでのDQの戦闘における短所が、(もっとも当時としてはRPGはこれが普通だった)
状況においてAIが判断することで、それが解決されてるのが利点ではないかと個人的に思う。


●えーじーあい【AGI】
Agility(素早さ)の略。
→素早さ


●えーてる【エーテル】
最近のRPGでは意外とよく見かける。
「存在していることは確かだが確認されたわけではない」という背景が便利なのか、
武器に使われていたりスキルの代わりだったりといろいろな使われ方をしている。
現実には光が進む(移動する)手助けをする媒介のようなものを指すが、
現在ではエーテルの存在はすでに否定されている。
薬品でもギャルゲーでもなければ銀河鉄道にも乗っていない。

☆使用例☆
____譲渡して足りない部分を補うんだ!
「神技!____ストライク!」


●えくすかりばー【エクスカリバー】
イギリスの伝説上の王アーサーの得物の剣。
アーサーの父ユーサー王が岩に突き刺さったエクスカリバーを抜いたものを王位継承者として認める旨を出し、
誰もが抜けなかったその剣をアーサーが抜いたことにより王となったというその当初から由来の正しい剣。
その切れ味は何よりも鋭く、後に遺失するもののその剣は水でできた鞘で守られていたという。
遺言によって湖に投棄されたその剣はアーサー王伝説を象徴する剣として有名となり、
同じ英語圏内でイングランド系移民の興したアメリカでも同様に伝説上最強の剣として認識される。
後にアメリカでRPGが勃興した際に最強の武器の位置にそのままスライドするのはいうまでもない。
ちなみに某国産ACTゲームには岩盤が抜けないままこん棒として使用する代物もあるらしい…

補足:岩に突き刺さっていた剣はエクスカリバーではなく、
後に泉の貴婦人から授かった剣がエクスカリバーであるという説も存在する。

☆使用例☆
これは、伝説の剣___っ!

☆関連語☆
ラグナロク アルテマウェポン エクスカリパー


●えくすとら【エクストラ・Extra】
特別・追加・臨時・番外という意味をもつ言葉であり、また、スーパーよりも強い強調言葉である。
ゲームにおいては、前者の意味では「エクストラシナリオ」「エクストラステージ」「エクストラダンジョン」という言葉で使われ、
通常のストーリーには関係の無い番外編や条件を満たすと行く事が出来るおまけという位置づけである。
基本的に、一回ゲームをクリアすることで開放されることが多いため、難易度は通常より高い。
後者では、主に敵・技など強さに関わる言葉であり。当然、何も付かないときより能力等は上である。EXと略されることが多い。


●えさ【餌】
1)ペットや味方のモンスターに与える食事。
食べさせるアイテムは専用の物だったり、なんでもありだったりとゲームによって様々である。
効果は主にステータスを上下させる物で、ドーピングアイテム的扱いなゲームが多い。

2)魔物や動物などを誘き出すためのアイテム。
ダンジョンの奥に_を置くとターゲットが出現し倒すというクエストによく使われる。
餌の中身は、対象が凶暴なのが多いためか、生肉であることがほとんどである。

3)SRPGで待ち伏せしている敵をおびき寄せる役割を持つ人のこと。
HPや防御力や回避率が高い人が任命されやすい。

☆使用例☆
荒らしに_を与えないで


●えし【絵師】
主にイラストレーターのこと。
文章や設定とは違った次元でゲームの全体的なイメージを作ってくれる人。
そのため、シリーズもので絵師が変わると、イメージまで変わってしまい、
ファンが「こんなの○○じゃない!」と怒ったりするので極力絵師の変更は避けるべきだが、
人気絵師ともなると確保するのが大変らしい。
ただしFF7などの絵師変更による成功例もある。

売り上げを直接左右する極めて重要な要素であり、
「内容は知らないが絵が気に入ったから買う」というゲーマーも少なくない。
絵師をケチると、基本的にゲームは売れない。

神と崇められるか、氏ねと罵られるかは絵師の技量と努力次第。

☆関連語☆
イラストレーター


●えすあいせっとうじ【SI接頭辞】
1km = 1,000m
この“k”(キロ)の部分のこと。
この場合キロは「基本単位であるメートルの千倍の大きさ」という意味である。

メートル法は言うまでもなく日本で現在主流として使われている
距離、重量、時間の単位である。
劇中の言及がなければファンタジー世界ですら
ほぼすべてメートル法が使われてるという意味では現実以上の普及率である。

メートル法をもっと細かくしたのがSI単位であるが、
モルやカンデラが出てくるゲームなんて聞いたことないので説明は省きますね^^

…さて、本題。
メガやギガなどはこのSI単位において、基本単位の前に付けるのがSI接頭辞であり、
メガは基本単位の百万倍、ギガは基本単位の十億倍の意味であるが、
これらの言語と本来のギリシャ語としての意味(例:メガ=大きい)が合わさった結果
『メガフレアの上位技がギガフレアやテラフレア、ペタフレア』ということになってしまい、
転じて「ゼタ遅ぇ」、「テラワロス」、「テラ豚丼」などの強調語としても使われるようになってしまった。
テラの本来の意味は怪物、ペタの本来の意味は「5」である。

現代はパソコンなど電子機器の発達により店頭でギガとかテラとかを見る機会が増え、
またMMORPGなどでは文字数制限やすばやくチャットする必要があるためよくお金にこの接頭辞を付けて使用することがあるため知れ渡ってきたが。
ファミコンが生まれた当初の小学生には無縁の概念であるため誤用している人が多かった。

誤用:
ギガは雷っていう意味(ギガデイン)
メガは強いっていう意味(メガビームライフル)
ペタは小さいっていう意味

SI接頭辞は基本単位より小さいという意味のものもある。
ミリやマイクロ、ナノやピコなどがあり、これも小さいものの強調語として使われている。

誤用:
ナノはハイテクっていう意味(ナノマシン)


●えすえふ【SF】
Science Fiction(空想科学)の略。
ファンタジー優勢のRPG業界にも、たまにSFものが製作されることがある。
ところが、いざプレイしてみると結局剣と魔法で戦っていたりすることもしばしば。
ファンタジーを謳いながら、妙に未来的な機械が出てくる作品もあるのでお互い様というところか。

例)SO、ゼノギアス、ゼノサーガ、ファンタシースター、ローグギャラクシー、星をみるひと


●えすかれーたー【エスカレーター】
自動昇降階段。エレベーターと並ぶ文明の利器。
舞台が現代以降の作品で見かける。
しかし、通常はそもそも階段の演出というのが省略されるので、あまり意味がない。
階段と違うところといえば、進入方向が必ず一定な点。ただ単にめんどくさいだけである。

☆関連項目☆
階段 エレベーター


●えすてぃーあーる【STR】
Strength(力)の略。
→力


●えすとしーもあ【エストシーモア】
2chのRPGスレに頻繁に登場するラスボスのガセネタ。
元ネタはファイナルファンタジー10のシーモア。
エストの後の名前がヒロインやライバルの名前に替えられることも頻繁にある。


●えすとっく【エストック】
鎧通し(mail-piercing sword)とも呼ばれる刺突用の剣。
そのあだ名の通り鎖帷子(チェインメイル)を貫通するための剣で、
錐や千枚通しの様な形状。長さは様々で片手持ち用も両手持ち用もあるが、
RPGではおおむね両手用として登場するようだ。

☆関連語☆



●えすにっくくれんじんぐ【エスニッククレンジング】
民族浄化の意味。
特定の民族や信徒に姿を消してほしいという意識。
RPGにおいて異なる二つの国家、種族が戦争している場合大半はこの意識が働いている。
民族浄化には『武力型』『開発型』『統治便宜型』『移民の入植型』があり、RPG界における民族浄化はほとんど『武力型』

ちなみにユダヤ人虐殺は『武力型』
アイヌは『武力型』『開発型』『統治便宜型』『移民の入植型』全てを使っている。


●えたーなる【エターナル】
1)永遠の、不滅の、といった意味の言葉。
神秘的な意味合いと語感の良さから題名、技名、アイテム名など様々なものの名に使われやすい。
例)エターナルアルカディア、エターナルマナ、エターナルレイド、エターナルソード、エターナルスフィア

2)それ故に一部の人間には「厨房が最も好んで使う単語」として認識されている。
例)エターナルフォースブリザード


●えたーなるふぉーすぶりざーど【エターナルフォースブリザード】
2ちゃんねるのとあるスレッドで生まれた必殺技。

『一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる
相手は死ぬ』

房臭さとイタさが魅力。
何故かフリー百科事典Wikipediaの「ドラゴンクエストシリーズの特技一覧」に混ざって登録されたことがある。

エターナルフォースブリザード

一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる

相手は死ぬ

      V

     ∧_∧
    ( ´・ω・`)     ∧_∧
   /     \   (´Д`; )スゲェ・・・!!!
.__| |    .| |_ /      ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  (;    )マジカヨ・・・ _____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ           \|   (    )その発想はなかった・・・
  |     ヽ           \/     ヽ.
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |
  .|    ヽ \∧_∧    (⌒\|__./ /


●えっち-な-ほん【Hな本】
その名の通りエロい内容の本…だと思われるが、プレイヤーが中身を確認することはできない。
エッチなほん(DQ3)、エッチな本(FF4)、ちょっとエッチな本(FF6)、
エッチぼん・すごいエッチぼん(バハムートラグーン)、スケベ本(WA)、
押入れのエロ本(シャドウハーツ)、エッチな小説(バテンカイトス)
などなど作品により呼び名は異なるが、単なるネタアイテムのものから、
普通に使えるもの、イベントの中で重要な役割を果たすもの、
本そのものが敵のものまで、実に様々なエロ本がある。


●えと【干支】
または十二支とも。
子・牛・寅・卯・辰・巳・午・未・猿・酉・戌・亥からなる歴法。
一般的には、年を表す暦であるが、方角や時刻を伝える時に用いられることもあり、これを使用した謎解きが登場する作品もある。
だが、RPGではあまりモチーフにされない。
やはり地味だからだろうか。

例)twelve アルナムの牙 TOD(謎解き)

☆関連語☆
十二支 星座

☆使用例☆
「昔、十二様の力と無敵の格闘技を操る最強の忍者集団がいた…人々は彼らを__忍、または忍空と呼んだ!」


●えなじー-どれいん【エナジードレイン】
WizardryなどのRPGで存在する、最も忌み嫌われる能力の一つ。
主に高位のアンデッド(ヴァンパイア)が物理攻撃の追加効果として、生命力を奪い、レベルを下げる。
エナジードレインを受けた者は戦闘後もレベルが下がったまま。
最大HPも何割か失う。戻す方法はマハマン、あるいは裏技で戻すしかない。
エナジードレインの耐性を持ったアイテムを身に付けるのが一番か。
1レベルならまだしも、2レベル以上吸い取るモンスターが多数存在する。
DIMGUIL最強の敵、ダイアモンドドレイクは耐性すら無視し、16レベル奪ってしまう。


●えぬぴーしー【NPC】
Non Player Characterの略。敵とプレイヤーが操作する以外のキャラクター。
町などにいる一般市民と、一時的にパーティーに参加し、
戦闘時に自動的に行動するキャラクターの二種類がある。
後者の場合、たいていは序盤で、冒険初心者である主人公を手助けしてくれる先輩・師匠・兄貴分的な存在であるが、
これがシミュレーションRPGとなると、勝手な行動で正式メンバーの足を引っ張る邪魔者となる。

補足:あえてNPCと言うことは少ないが、敵キャラもプレイヤーが操作しないからNPCに含まれる。


●えぬぴーしー【NPC】
携帯ゲーム機、ネオジオポケットカラーの略。そこ、「なにそれ?」とか言わない。


●えぬぴーしー-さいきょうでんせつ【NPC最強伝説】
NPCに関しては えぬぴーしー を参照してください。
プレイヤーが悪戦苦闘しながら突き進んだ先になぜかひょっこり現れたり、後ろから平然と現れたりする。
敵の大技を食らいながらも一時的な戦闘不能になるだけですぐに元気になることもある。
これらだけならNPCが異常に強いだけで片付きそうだが、異世界や特別な移動手段がないといけない場所にもなぜか現れたりする。

NPCからPCの扱いになったときにとたんに弱くなるのもこれ一種かもしれない。

☆状況例☆
「生きてたのか〜〜〜!?!?!?」
「なんでここにいるの? それよりどうやってきたの?」

☆関連語☆
おお!勇者○○よ!死んでしまうとは何事じゃ


●えぬぴーしー-ばとる【NPCバトル】
操作キャラではなくNPCによる戦闘。基本的に操作することができず、勝敗があらかじめ決まっている。
大抵はデモ画面での戦闘かイベントバトル(死亡イベントにつながりやすい)のどちらかである。
最近は容量が増えて派手な演出ができるようになったためか、ムービーに役割を奪われつつある。

例)FF4 フースーヤ&ゴルベーザVSゼムス、FE聖魔 グレンVSヴァルター
 SFC版ドラクエ5 パパスVSジャミ&ゴンズ、FF6 ガストラ皇帝VSケフカ

☆関連語☆
デモ画面 イベントバトル 死亡イベント ムービー 演出


●えねるぎー-しげん【エネルギー資源】
>発電や動力機関等に用いられる石油、石炭、核燃料物質等の総称。(Wikipedia)
RPGの世界ではこれが原因でよく争いや奪い合いが起こる。
こうしたエネルギー資源を採掘・加工する施設がダンジョンとして登場することもある。
また、一部のRPGでは消費アイテムとして使われる。

例)TOD レンズ、FF7 魔晄、アークザラッド精霊の黄昏 精霊石 など


●えぴそーど-ぜろ【エピソードゼロ】
シリーズ物RPGで展開される1より以前の話のこと。
作品自体がコレだったり、イベントやストーリーに組み込まれている場合もある。
そのシリーズのファンがプレイするとニヤリとする場面が、多数用意されていることが多いが、
逆に矛盾や後付け設定などで前作を台無しにしてしまい、ファンの気持ちを逆なですることも多い。


●えふぇくと【エフェクト】
effect、「効果、結果、影響」などの意味がある英語。
音声や画像に対して加工処理を施し、何らかの効果を追加することという意味で使われる。

RPGにおけるエフェクトとは、演出のために行われる画面効果のことを意味する。
例えば炎の攻撃魔法を唱えれば、敵のいる場所に炎が燃え上がる、
毒のステータス異常のキャラの頭上に緑色の泡がたつ、
敵とエンカウントすると、いきなり画面全体にモザイクがかかり暗転してバトル画面に移るなどなど。
RPGには、ありとあらゆる場面で使用され、
これがなければRPGは成り立たないというほど重要な要素である。

広義には「効果音」などもエフェクトに含まれるが、
RPGの場合は画面効果を「エフェクト」、音による効果を「効果音」「SE」と区別されることが多い。

☆関連語☆
演出 効果音


●えふえふ【FF】
1)疑いようもなくスクウェア(現スクウェア・エニックス)のRPG「ファイナルファンタジー」の略称。
…と思いきや、TRPG「ファイティングファンタジー」の略だったり、
カプコンのベルトアクション「ファイナルファイト」の略だったりして、
意外と紛らわしい略称。

2)狭義にファイナルファンタジー11のこと。
スレでネットゲームの話題になるとほぼ確実に引き合いに出される。

☆使用例☆
「このゲームもネットゲームにすればおもしろいのに」
「__みたいになるだけ、やめとけ」


●えみゅ【エミュ】
「ある機種用のプログラムを別の機種に解読・実行させるためのハードウェアやソフトウェア」
のことを指す単語emulator(エミュレータ)の略(↑の説明はgoo英和辞書より)
ここでは主にPC上においてコンシューマ用ゲーム専用機の挙動を模倣するプログラムのことを指す。
これに対し、実際のゲーム機のことを「実機」と呼ぶことが多い。
実機と比較してエミュには以下のような利点がある。

・販売終了し、今では入手困難となっているFCなどのハードのゲームを容易に楽しめる。
・バッテリーバックアップと比較してセーブデータが安定している。
・ステートセーブ機能(平たく言えばどこでもセーブできる機能)により、
 多くのRPGの難点である「どこでも自由にセーブできない」点を補える。

だがエミュはあくまで実機の挙動を「模倣」しているに過ぎないため、
実機では起こりえないバグや挙動を見せることがある。利用時は注意。
またエミュはしばしば「有償ソフトのROMイメージをネット上で無断に交換」などの
違法行為に結びつきやすく、一般ユーザーのイメージはPARよりはるかに悪い。
2chではFFDQ板、レトロゲーム板などがローカルルールでエミュの話題を禁止している。
これらの板でエミュの話を持ち出すと「エミュ厨」と呼ばれ忌み嫌われるが、
特に規制されていない板ではエミュを叩く奴こそがルールを理解していないことになる。
エミュの話題をするときも、エミュを叩くときも、その板のローカルルールぐらいは確認するように。

☆使用例☆
「○○のROMイメージってどこで落とせるの?」
「______厨は(・∀・)カエレ!」


●えむえむおーあーるぴーじー【MMORPG】
マッシヴリーマルチプレイヤー(大規模多プレイヤー) オンラインRPGの略。
読んで字のごとくであるがそのプレイヤー規模は少なくとも数百人規模、
多いゲームはサーバーごとに1万人以上いることもある。
このジャンルで有名なのはFF11、RagnarokOnlineなどである。

ゲームとしての利点はゲームとしての寿命はあるものの、
バージョンアップで継続的なプレイが楽しめる点。
世界の一個人としてその世界を楽しめる点などがある。
反面、プレイヤー同士のいさかいなども半端ではない。
それは別のキャラの行動が自分に及ぼしえるMMO故であろう。
また、アップデートがそのゲームの根幹を揺るがすものであるならば、
それが衰退の原因、直因になることも珍しくない。
また、そのことから一般プレイヤーからの不正プレイヤーに対する視線も厳しいことになる。

なお、MMORPGに関する用語はこのRPG大辞典では対象外となっている。


●えむぴー【MP/エムピー】
魔法を使用するために使うエネルギーの残量を表す数値。
この値を上回る必要MPをもつ魔法は使えない。
仕様によってはこの値が0になると気絶するものもある。
M はマジックやメンタル、P はパワーやポイントの略である。
その他、ゲームによってはTP、JP、魔力などと表記される。
また、魔法の使用を回数制などにしている場合は存在しない。

なお、多くのRPGでは『マジックポイント』の略だが、DQでは『マジックパワー』の略。

☆使用例☆
「…運がよかったな。今日は__が足りないみたいだ。」
「帰れよ。」

☆関連語☆
魔法 燃費 MPアップ MP供給 MP消費1 MP制 MP0 
MP攻撃 技ポイント MP吸収 全MP消費 マジック MPダメージ


●えむぴー-あっぷ【MPアップ】
装備・アイテムなどで、最大MPの値を増加させること。
「+○○○アップ」などの固定型と、「+○○%アップ」などの割合型の2種類に分けられる。
MPが尽きると役立たずになる、魔法攻撃主体のキャラ・回復役のキャラに装備させたい。
MP回復手段に乏しいゲームではより実用的。
さらに消費MPを抑えるアイテムとセットで、思うがままに魔法を使いまくるという戦法をとることもできる。


●えむぴーきゅうしゅう【MP吸収】
対象のMPを吸い取り、自分の物とする攻撃方法。
当然対象にMPがないと効果がない。

敵が使ってくる場合は、
対象がMPの無い、もしくは使わない戦士系キャラクターであれば実害は少ないが、
MPを大量に持っている魔導師系キャラクターだと、
敵のMPは回復するわ魔法は使えなくなるわ、という非常に辛い状況に立たされる。
そして何よりHP吸収同様プレイヤーをイライラさせる効果がある。

味方がこの効果のある技や装備を持っている場合。
レベル上げの時に、敵からMPを吸い取って長時間ダンジョンにこもったり、
敵の魔法使いのMPをひたすら吸い取ってMPを0にしたりなど、
HP吸収より活用法が多いこともある。
しかし、吸収量はHP吸収よりもさらにさらに微量であることが多いので、
根気のあるプレイヤーぐらいにしか使われてないことが多い。

☆関連語☆
HP吸収


●えむぴーおんぞん【MP温存】
ボスを倒しに行く際や「コレ、第二形態あるな」と思われるボスに対して行われる攻略法のひとつ。
MP回復手段が容易ではない作品では、尚更意識して行われる。
これを行うことにより、ダンジョン最深部で待ち構えるボスや変身後のボスに対して、
MPをふんだんに使いまくり戦闘を有利にすることが可能となるのだが…

しかし悲しいかな、意識してMP温存した時に限ってボスが居ないダンジョンだったり、
「よしっ!第一形態っぽいの倒したぞ!第二形態来るか!?」
→エンディングスタートの肩透かしを喰らうこともあるので注意したい。

☆使用例☆
冒険者の心得
・ダンジョン内では「___」を心掛けよう!

☆関連語☆
MP


●えむぴー-きょうきゅう【MP供給】
自分の残りMP(作品によって表記が違うが)の一部を、
他のキャラクターに分け与えること。
作品によっては一度に与えられる量が大きく違う(DQの「マホアゲル」テイルズの「チャージ」など)
大抵のRPGではこれを多用するほどの状況にはなりにくいが、
サモンナイト2ではキャラクターのアメルが使用できる「豊穣の恵み」を使って
他の魔法キャラに供給して最強魔法を乱発させるという戦い方があり、猛威を振るっている。


●えむぴー-しょうひ-いち【MP消費1】
どんな強力な魔法(あるいは技)でもMPの消費が1になる特殊効果。
終盤、特にラストダンジョンで手に入る装飾品にこの効果が付いている。
こういうアイテムは多くの場合、味方の非MP消費攻撃 (たたかうなど) が強くなりすぎて、
打撃より高威力であるはずの魔法がエフェクトが長く、
探索中の回復が困難なMPを消費する割りに威力がそれほどでもないという状況になってしまった場合設置される。
またMP消費1を用意しておくと、歩いているといきなり襲ってくるボスや、
魔法しか効かないモンスターを気軽に設置できる。


●えむぴー-せい【MP制】
魔法や技を使用する際、技ごとに設定された分だけ使用者のMPの消費を求められ、
使用者のMPが足りない場合は使用不可能とする技魔法の使用制限法。
一般的に効果の高いものほど消費MPは高く、簡単に使用できないようになっている。
FC版DQ1にて(おそらく初めて)採用され、以後多くのRPGで採用されている。

☆関連語☆
回数制


●えむぴーせいはいし【MP制廃止】
シリーズ物で、従来の作品と作風を離すために用いられるシステム上の変更。
MPは戦闘においてキャラクターの行動を制限する役割を担うため、
この手のRPGでは他の特殊なシステムを制約として導入する場合が多い。
例としては

・ファイナルファンタジー8
 魔法は、アイテムのようにストック制。装備してステータスを上げることももできる。
 使うと1つずつ減っていくが、いろいろな手段で補充できる。
・テイルズオブリバース
 術・技は使いほうだいだが、時間経過によって貯まるゲージによって効果が増えるため、
 連発しているだけだと効果が薄くなってしまう。
・ファイアーエムブレムシリーズ
 MPという概念は存在せず、武器も魔道書も同じように使用ごとに耐久力が減っていく。
 なお、1作品だけ耐久力のない作品があるが、その場合はHPを消費して魔法を使う。
・シャイニング・ウィンド
 そもそも術・技使い放題前提のゲームバランス。(通常で削るには敵のHPが高め)
 回復魔法は個数制限のあるアイテム使用が前提。

MPを気にせずに魔法などを使用できる、制限がないので派手な戦闘が楽しめる一方で、
異色すぎたり従来からかけ離れたシステムになじめない、などの理由で批判されることも多く、
賛否両論、一長一短、という言葉が非常に似合うゲームであるといえる。
システム変更の是非を巡るプレイヤー達の飽くなき論争は絶えない。


●えむぴー-ぜろ【MP0】
1)初歩の魔法やMP吸収魔法などはMPを消費せずに使うことができる場合がある。
威力はともかくコストパフォーマンスが秀逸なため、MPを節約したい時によく使われる。

2)魔法を使わない(使えない)キャラはMPが必要ないので最大MPが0のことが多い。
特にスーパーファミコン時代以前のRPGのキャラに多く見られる。

例)MOTHER2 ジェフ、サガフロ2 ギュスターヴ、ドラクエ2 ローレシアの王子

☆関連語☆
全MP消費 MP ギュスターヴ ジェフ コストパフォーマンス


●えむぴーぜんしょうひわざ【MP全消費技】
1)使用と同時に、使用者に残っているMPを全て消費する技や魔法などを指す。
HP消費の自爆技とは対を成す技と言えるだろうが、
自爆技と違い、つぎ込んだMPの量にダメージが依存する性質のものが多い。
そのため、MPがフルの状態で使う方が好ましく、結果的には100%消費技と考えて差し支えないだろう。
稀に一定時間MPが低下し、0になるか時間経過まで攻撃し続けるタイプもある。

一部の例外を除けば、RPGは原則MPが0になっても即座に戦闘不能などのペナルティを受けることはないため、
そのゲームのバランスにもよるが、使用後のリカバリーも比較的容易である。
そのため戦闘不能というリスクを負わねばならない自爆技に比べ、使い勝手は優れているといえる。
強敵相手だと威力がフルに発揮できる開幕に撃つか、無理せず締めとして残しておくかの判断も重要。

このタイプの技はDQのマダンテ、サガフロの塔、WAのガトリングレイドなどがある。

2)RPGにおいて、主人公の師匠などが一線をドロップアウトする理由によく採用される技。
自爆技の亜流ともいえる。
窮地に陥った主人公を救うためにこの技を使ったキャラは、
MPどころか魔法や特殊能力などを使う素養そのものを失って、
一般人なみにまで戦力が低下した結果ドロップアウト、というのがお約束のパターンである。
この技を使ったキャラがいわゆる剣士系のキャラなら、
剣技を使うための筋肉や腱に一生後遺症が残る怪我を負ってしまう、などと読み換えてもよい。

☆関連語☆
自爆技


●えむぴー-だめーじ【MPダメージ】
生命力・HPではなく精神力・MPを減らすこと。
例をあげればDQのふしぎなおどりやマホトラ、FFのアスピルやラスピルなど。
基本的にMPが減ることによって戦闘不能になることはないものの、
技や魔法の使用回数が減ってしまうためHPダメージよりも鬱陶しい場合が多い。
またFF6などにはMPを0にすることによって簡単に倒せる敵もいた。
それによく似たものでSO3ではMPもHPと同じように0になると戦闘不能、という特殊なシステムがあった。
テイルズのTPが減っていくという状態異常・衰弱もMPダメージに入るだろう。
魔法・特技キャラはHP以上に気をつけたいダメージ。


●えむぴーをぜろに【MPを0に】
主にボス戦で、たまに採用・推奨される戦法のひとつ。
本当に至極簡単に言うならば
「敵のMPを枯渇させて、何も出来ない状態もしくはMP消費技を使えない状態にしてフルボッコ」
と言うものなのだが、非常に時間が掛かるものや入念な準備が必要とされるケース、普通にHPを0にしたほうが早い場合が大半で、
実際には縛りプレイだったり、更に輪をかけた偏屈なプレイぐらいでしか用いられていないと思われる。
その中でも、この戦法は
・対魔法系モンスター
・MPを0にしても倒せる作品
・見方も敵も魔法が回数制の作品
・MP消費技しか使ってこないモンスターと戦う時
などに採用されることが多い。
余談ではあるが、こういう倒し方を見つける人は本当に凄いと思う。

☆関連語☆
MP MPにダメージを与える技


●えむぴーのみをもつてき【MPのみを持つ敵】
ソード・ワールドSFCやラプラスの魔のような
「MP=精神力で、0になると倒される」システムのゲームに時折登場するタイプの敵。
肉体を持たない霊体であるためHPを持たず、MPのみを持つ。

倒すには何らかの手段でMPにダメージを与えなければならないが、
霊体であるという性質上アンデッドであることも多く、ターンアンデッドの類で対処可能なことも多い。


●えりーと【エリート】
社会的な集団の中で、上位に位置する少数の実力者。
主人公のライバルが人間の場合、エリートか極悪人のどちらか(または両方)にほぼ分けることができる。
特に主人公が平民出身だったり、直情型だったり、没落していたりすると高確率でこれになる。
逆に主人公自身がエリート出身であることもままあるが、その場合、
陰謀などのために反逆者にされたり、没落したり、自分からエリートの座を蹴ったりすることが多い。


●えりくさ【エリクサ】
復活、もしくはHP全回復の薬としてよく登場する。国産RPGでの初出はおそらくザナドゥ。
作品によってエリクサ、エリクサー、エリクシールなどと表現される。
大抵は非売品で、相対的に貴重品となる・・・はずだったが最近は売っていない作品のほうが少ない。

追記:本来、エリクサーとは「卑金属を貴金属に変える」という錬金術における究極の物質。
他にも「どんな病気でも治す」「若返る」「奇跡を起こす」などといろいろな効能が伝えられている。
その意味から化粧品や浄水器の商標になることもしばしばある。


●えりくさー【エリクサー】
別名エリキサー、エリクシール。
賢者の石によって作り出される液体で、不老不死をもたらすといわれる。
賢者の石や錬金術とは切っても切れない関係であるが、賢者の石ほどには有名でなく、
一般的なRPGプレイヤーには
「FFシリーズにおけるHP・MPを完全回復するアイテム」程度の認識しか持たれていない。


●えるでけってい【Lで決定】
近年のRPGに増えている仕様。
メニュー画面や戦闘時においてLボタンでも決定できること。
地味に思えるがLボタンの位置的に親指で項目選択、
人差し指で決定ができるため片手で操作できるため非常に便利。
片手間にレベル上げする際に特に恩恵を得られる。
また、右手でPCを動かし攻略情報を探しながらのプレイも可能。

デフォルトでこの機能がついているものとオプションで変えるものがあり
また、コンフィグなどで決定キーを自由に選べる場合も
レベル上げの時だけLを決定に当てるということができる。

ゲームボーイアドバンス以降の携帯機にもLRボタンが配置され
携帯機のRPGでもこの機能を実感することができるようになった。
☆関連語☆
決定ボタン Aボタン


●えるふ【エルフ】
1)元々は、ゴブリンのように美形ではない、いたずら好きな森の精霊だったのだが、
指輪物語以降、美形で長命で博識というイメージが付いてしまった。
ゲームでは、人間とは相容れない存在であることも多いが、仲間になることも結構多い。
その際は、弓が得意か魔法が得意かのどちらか。
エルフのみが知る古代語やらエルフ語やらがキーポイントになることも多い。

2)耳の長い人のこと。
あんまり長いと、寝るときに邪魔になるような気がするんだけれど。

3)たいていのゲームで妖精族の一種であり、寿命が長い亜人種で、
森に住み、長身痩躯、知性が高く高慢、弓や魔法を得意としている。
また、耳が長く描かれているが、あれは「ロードス島戦記」で描かれた物をスタンダードとして扱われているため。
外国のものは多少尖っているだけなものも多い。
何故か、他の亜人種に比べ人間との交配が可能なことが多い。
原典は北欧の民話の妖精。

追記:出渕裕によって生み出された元祖耳長エルフのディードリットは、
後のアニメ化の際、結城信輝氏の助力で、その耳を可動化することに成功した。
現在D&D3eなど、外国のエルフにも耳長の影響が現れはじめてきている。
人間とエルフの交配(そして人間とオークの交配!)については、
やはりトールキンの半エルフ(そしてウルク=ハイ)のイメージがあるものと思われる。


●えるゆーけー【LUK】
Luck(運)の略。ラックと読む人も多い。
→運


●えらばれしもの【選ばれし者】
結構よく耳にするフレーズの一つ。
主に主人公や勇者、仲間達のことであるが、まれに選民思想を持つキャラが自称したりする。
前者の場合、その作品内での神的な人物、はたまた思念を持つ何かによって選出されることが大半だが、
稀にラスボスによって選定されることも。
その他には、世界の人々に、特殊な力が扱えるためにコレ扱いされたり、(作品内の)神話や伝説に準えてこう呼ばれるパターンも存在する。
なお、選出理由は多岐に渡る。

☆選ばれし者度鑑定☆
まず、落ち着いて以下のチェックリストに目を通し、いくつあてまるかカウントしてください。
・自分の住んでるところは静かな田舎である。
・自分は容姿端麗なほうだと思う。
・自分の出生が不明、もしくは現在親父が居ない。
・武器の扱いには自信がある。
・初対面の人でも物怖じせず会話できる。
・自分は結構モテるタイプである。
・いつかは旅に出たいと思っている。
・自分は無口だ。
・親から頼まれたお使いは自ら進んで行っている。
・最近、世界では異変が起こっている(と思う)。
・幸い、自分の村周辺のモンスターはあまり狂暴ではない。
・自分には他人にはない特殊な力がある(と思う)。
・わらしべ長者の童話が好きである。
・どんな困難、トラブルにも立ち向かい、全ての現実を受け止める屈強な精神の持ち主だ。

いかがでしたか?
早速、鑑定してみましょう。
0〜4個
残念ですが、あなたは選ばれし者の資格がないようです。

5〜8個
もしかしたら、選ばれし者になれるかも。

9〜全部
ズバリ!あなたは選ばれし者です!!
剣の訓練でもしながら、時が満ちるのを待ちましょう!!


●えれべーたー【エレベーター】
人や荷物を箱状のスペースの中に入れて、上下に昇降させることで
移動・運搬する装置。階段の代わりにフロア間を繋ぐ。
自動操作のリフトもエレベーターの一種といえるだろう。
現代〜未来を舞台にした作品でよく見られるが、
古きファンタジーであるウィザードリィにもあったりする。

何十階も何百階もあるダンジョンではかなりの確率でこの装置が存在し(隠しダンジョン除く)
実際に行く必要のあるフロアはわずかしかないということなどザラ。
というかそういうダンジョンでこれがないのはかなりダルい。
まさに文明の利器様様である。
……なのだが、まずは階段で階層深くまで行って電源を作動させなければいけなかったり、
脱出系ダンジョンの防衛システムが作動して「緊急事態につきエレベーター使用不能」となる演出は
もはやお約束の域といえる。

どういうわけか到着時に「ガタン!」と大きく揺れて停止するものが多い。
リフトでもないのに周囲が剥き出しなのもあったりするし。怖いよ。

☆関連語☆
階段 エスカレーター


●えろ-かわいい【エロカワイイ】
「スターオーシャン3」発売後間もなく、ここRPG板において初めての祭が勃発した。
スターオーシャン3のヒロイン「ソフィア」に萌えを見出した一人の男が、
己の情欲を抑えきれず「SO3のソフィアたんはエロカワイイ」という
スレッドを立ててしまったことが事の発端と思われる。
「エロカワイイ」という何ともいえない斬新な響きに感化された一部の者が、
「(作品名)の(キャラ名)はエロカワイイ」というテンプレのもと、
自分が萌えているキャラの萌えスレを乱立させ、RPG板のスレッド一覧は、
一時「エロカワイイ」という単語で席巻された。
以降、ここRPG板において「エロカワイイ」は萌えスレの代名詞と化してしまっている。
派生語として「エロカッコイイ」や「キモカワイイ」なども存在している。

補足:一旦は沈静化したかに思われたこの言葉の氾濫だが、
2004年2月の段階では派生スレを含めて70以上にまで再増殖。
さらには他の板にまで飛び火しており、
例えば化学板の「エロカワイイ原子記号を決めるスレ」など、
一見関係のない板にまでスレが立っている。
現在の2chでは2典に登録されるほどメジャーな言葉である。


●えろげ-あーるぴーじー【エロゲRPG】
18禁RPGとも呼ばれる。
18禁ソフト、いわゆるエロゲで発売されるRPGのこと。
有名なところではドラゴンナイトシリーズやランスシリーズなどが挙げられる。
少し前までは製作サイドの資金繰りなどの問題で買ってまでやるほどのゲームは滅多に出てこなかった。
しかし昨今はコンシューマー化に伴うメディアミックスやサウンドトラック、
原画集などのグッズ販売である程度は力をつけたのか、結構面白いRPGが出始めている。

☆関連語☆
アダルトゲームのRPG うたわれるもの-散りゆく者への子守唄-


●えんかうんと【エンカウント】
遭遇すること。RPGにおいては特に敵と遭遇すること。
「エンカウントという英語はない!」などとツッコまれたら、
「これはRPG用語だから」と返してやり過ごすのが吉。


●えんかうんとおん【エンカウント音】
モンスターとエンカウントしたことを聴覚的に伝えるもの。
作品によって、あったりなかったりする。
たまに戦闘曲のイントロだったりする。

☆使用例☆
A「スーファミのFF6の____デカ過ぎ!たまにドキっとする…」
B「それなら、スーファミのドラクエ5もだな。」


●えんかうんとかいひ【エンカウント回避】
ランダムエンカウントを採用しているRPGの中で
エンカウント率を調整できるアイテムや魔法を使うのではなく
乱数を調整してエンカウントを回避する技術。
歩きながらポーズを挟んだり向きをこまめに変えるのが主流。

大抵のRPGではできないか、できても人間には無理なものが大半だが
実際にやってみると気持ちエンカウント数が減る…気がする。
現実生身で乱数を見極められる人間なんかいないので
おまじない気分でやってみるのもいいだろう。
運が良ければ1〜2回くらいは回避できることもある。

しかし、中にはメニューを開いた時にエンカウントに使う歩数がリセットされ
一定間隔でメニューを開け閉めするだけで本当に完全に回避することができるものもある。
だが、使いまくった結果、戦闘回数が減りボス戦などで
レベル不足で全滅の可能性もあるので用法、用量を守って正しく使おう。

☆使用例☆
「なんで変な歩き方してるんだ?」
「_________だよ」
「冗談だろ」

☆関連語☆
エンカウント ランダムエンカウント  エンカウント調整 ンカウント無効


●えんかうんと-ぞーん【エンカウントゾーン】
エンカウント率に関係なく、この地点を通ろうとすると、強制的に敵と戦闘する場所。
フィールドよりも、ダンジョンなどにこういう物はある。
他の地形にまぎれていて見えないので、ダメージを負った状態で踏み込んでしまうと危険。

☆関連語☆
エンカウント


●えんかうんと-ちょうせい【エンカウント調整】
戦闘回避系の魔法やアイテム同様、フィールド上で効力を発揮する魔法や特技やアイテム。
レベルを上げたい、ドロップアイテムが欲しい、だけどあんまり歩き回りたくない…という人は、
エンカウント率を上げる装備品アイテムや使用すると即座に戦闘になるアイテムを。

例)銀の竪琴(DQ)・アラーム(FF)・特性:あまいかおり(ポケモン)・リベラマ(メガテン)

戦闘したくない。だけど回避アイテムがないし、魔法は使いたくない…という人は、
エンカウント率を下げるアイテムや魔法、特技などを使えば、戦闘になりにくくなる。
この手のアイテムは、特定の状況内でも効力を発揮する。

例)ゴスペルリング、忍び足(DQ) 特性:あくしゅう(ポケモン) エストマ(メガテン)


●えんかうんと-むこう【エンカウント無効】
敵遭遇率を0にするスキル、またはアクセサリなど。
身に付ければいくら敵出現地域を歩き回ろうがエンカウントを全くしないという夢のような代物。
その凶悪な性能から多くの場合、終盤のほとんどのダンジョンを攻略したあたりで手に入る。
「これで取り逃したダンジョンのアイテムを思う存分探してくださいね」という製作者の粋な心遣いである。
なおFF8ではこれが序盤で手に入ったりする。


●えんかうんと-りつ【エンカウント率】
要するに敵遭遇率。
計算方法は、100÷敵に遭遇までに歩けた歩数
3〜5%ぐらいが基本的に良ゲー。
10%を超えるとイライラゲー。
最近のRPGは敵はフィールドに普通に見えてたり、
コンフィグやアイテムでエンカウント率を操作できたりするなど親切設計。
昔は異常なまでにインフレしていた。

参考
テイルズオブファンタジア(SFC) 8歩に1回(12.5%)
ブレスオブファイア2 5歩に1回(20%)
ビヨンドザビヨンド 3歩に1回(33%)
円卓の騎士 動かないでも出てくる。


●えんきょりこうげき【遠距離攻撃】
主にシミュレーションRPGやアクションRPGなど、距離の概念があるゲームで敵から離れて攻撃すること。
「遠距離」といっても、ほんの3マス程度離れるだけで遠距離扱いされることが多い。
ただし距離が離れていても、槍などのようにあくまで白兵戦用の武器を用いる場合は、
例え長大なリーチがあろうとも遠距離攻撃と見なされない場合がある。

隣接する敵を攻撃する近距離よりも反撃、防御手段が少ないことが多く、
一方的に攻撃できたりするので、遠距離攻撃そのものがバランスブレイカーになることも。


●えんざい【冤罪】
簡単に言ってしまえば「無実の罪をかぶせられてしまう」こと。
RPGの世界では日常茶飯事。
冤罪で困っている人の無実を証明するようなイベントもあるが、
主人公たちが捕まってしまうことの多いこと多いこと。
まあ一言で冤罪といっても、理由・原因は実にバリエーション豊富。
その中で特に多いのは、以下のような理由である。

・犯行現場の近くを、偶然主人公たちが通りかかった
・黒幕が(主人公たちを消すために)仕掛けた罠にかかった
・村人などが、現場で主人公に似た人影を目撃した
・褒賞などを欲しがった兵士が焦って(近くにいた主人公を)捕まえた

とはいえ多くの場合は、無実を証明してハッピーエンド。
仮に有罪を受けたとしても、せいぜい村追放程度の罪で、そう大きな影響になることはない。
特に「処刑」というキーワードが入っている場合、無罪釈放フラグが立ったと言ってもいいだろう。

ただ、非常に珍しい例ではあるが、冤罪で人生を潰されてしまった主人公もいる。
国家転覆の疑いで仲間ごと処刑された某S公子と、13年間も服役していた学者の某S氏が有名だろう。
なお、両方とも同じイニシャルかよと突っ込むのは禁句である。


●えんしゅつ【演出】
シナリオに基づいて、キャラのアクション・舞台設定・セリフ・音楽などを組み合わせて、
作品を盛り上げる工夫をすること。
本来は演劇や映画などに使われる言葉であるが、
シナリオや映像が重視される点では同じであるため、RPGでも使われる。
これに特にこだわらなくてもゲームを作ることはできるが、
料理で言えばいわば調味料のようなものであり、
優れた演出はシナリオをより強固なものにし、キャラの魅力を何倍にも増やす効果がある。
後々まで語り継がれる名エピソードには、どれもしっかりとした演出がなされており、
演出をおろそかにして良ゲー、神ゲーが生まれることはないと言える。
では演出が悪いとどうなるのかというと、大抵のものは空気になるが、
あまりにひどすぎるとネタとして楽しまれ、負の遺産としてゲーム史に残ることもある。


●えんじょう【炎上】
1)身体に火が付いてダメージを食らうステータス異常。
火達磨とも。毒よりも早いテンポで大きなダメージを受けるが、
そのうち火が消えて直るというのが使われやすい効果。
毒や麻痺のようなポピュラーさはないが炎属性の攻撃が引き起こすステータス異常としてよく見られる。

2)パーティー内の特定のキャラが集中攻撃を受けて戦闘不能、あるいはそれに近い状態になること。
打たれ強いキャラは滅多にそうならないが、防御力に不安があるキャラがこうなりやすい。
特にシミュレーションRPGでは孤立したユニットが対策を怠ると悲惨なことになる。
孤立させなかったり常にHPの残量には気を配るなどの対策をしないとあっという間に地獄行き。
くれぐれも強くないキャラに無茶はさせてはいけません!

3)インターネットのサイトや掲示板が非難のコメントで埋め尽くされること。
昨今メジャーな宣伝手段となってきた、ブログ(ネット上の日記)などが荒れやすいが、
公式ページなども火種になることもある。
最近メーカーがブログを使って開発されているゲームを紹介するのをよく見受けるようになってきたが、
やはり製作者とて人の子。たまに自分が体験した不平不満を漏らしたりする。
些細なことならば「ふーんそうなんだー」で過ごせるが、
人によってはユーザーや他作品の批判になってしまうこともある。
ストレスを何かで解消したい気持ちは分からないこともないが、
多くの人に見られるということを常に意識して書いてほしいものである。


●えんぜつ【演説】
かしこまった場で、大勢の人々を前にして自分の意見を主張すること。
人々を力づける場面やエンディングなどでたまに見られる行為。
派手なアクションやエフェクトを組み込みづらいので、誤魔化しがきかず、
一連のセリフが語り手やライターの思想に強く影響されるため、評価の分かれやすいイベントといえる。
しかし上手くいけば物語の終幕を美しく飾ったり、転機を象徴する名シーンとなりえる。
有名な例を挙げると、

・サガフロ2でのサウスマウンドトップ終戦後のデーヴィドの演説
・TORでのクレアのピーチパイ演説
・FF10エンディングでのユウナの演説
・V&B100年目のブラッドの演説

などがある。
ただし下手な使い方をされて、語り手の主張がウザく感じられることもしばしば。
使いどころの難しいイベントといえる。


●えんたく-の-きし【円卓の騎士】
SDガンダム外伝2…ではなく、アーサー王伝説の一端。
円卓とは上座も下座もなく、ともに席に着く者たちが平等であることを示している。
そのため、この円卓に集った騎士達は円卓の騎士と呼ばれる。
主要人物はリーダーであるアーサー。
その他にはアスタモー、アロック、オザンナ、ガウェイン、ガラガース、カラドス、
ガンレット、グラモー、グラモーソン、クラリヴァンス、グリフレット、グレイドルマント、
クロセルム、クロッドルス、ケイ、サピナビレス、セントレイル、ダラス、デグレヴァント、
トアー、ドリアント、ネントレス、ハーヴィス、バーデマガス、バラント・ル・アプレ、
ハリー、ファーガス、プリアマス、プレイン、ヘクティマー、ベリナス、ボール、ボート
マロック、モーガノー、ユーリエンス、ラミエル、ランスロット、ランベガス、リチャード、レイクなどがいたとされる。
その多くは「ウルリー卿の癒し」エピソードに名前が出ている。

アーサー王とともに戦った騎士団だが、
騎士団内の実力者ランスロットの裏切りによって崩壊したといわれる。
専門家によって何人いたかは諸説があり、その数は12人とも、24人とも、130〜140人ともいわれる。
RPGにおけるこれは、登場人物をガンダムに置き換えた物語だったり、
最強の召喚魔法(ナイツオブラウンド:FF7)だったり、
騎士の部分を闇に変えた軍団(ナイト・オブ・ザ・ラウンドテーブル:アンサガ)など。
これに共通して言えることは人数が12人であること。


●えんでぃんぐ【エンディング】
1)終わりであって終わりでないもの。

2)ラスボスを倒した後の演出全般。EDと略される。
平和になった世界や主人公たちのその後の生活を見せた後、
スタッフロールが流れるパターンが多い。
これを見ることがRPGをプレイする上での最終目標だが、
最近ではクリア後に隠しボスや隠しダンジョンなどがあることが多いため、ただの通過点でしかなかったりする。

3)従来のものはボスを倒してめでたしめでたしであったが、
最近はヒロインとの(複数の女性キャラからプレイヤ−の好みで選ぶ)後日談がメインになりつつある。
キャラ別EDともいうがボスそっちのけで盛り上がってたりする。(例:ジルオール)

この手のものは絵柄さえ良ければ人気を得やすく、簡単にカネにつながるため、
ゲーム作りの質を落としかねないと危惧するヒトも多い。
タイトルは挙げないが実際もうどーしょーもないゲームだが、
キャラ人気でそこそこカネになるといったゲームもいくつか見受けられる。

☆使用例☆
やっと___見れた〜。さて売りに行くか。


●えんでぃんぐ-てーま【エンディングテーマ】
無事にゲームクリアした後のスタッフロールなどでながれるBGM。
大抵壮大で豪華なものが多く、最近ではフルオーケストラや流行りの歌手の歌が流れる。
これによってゲームはよりいっそう引き立てられる。

☆関連語☆
オープニングテーマ スタッフロール


●えんでぃんぐ-の-あと【エンディングの後】
ある意味最も期待する部分であり、プレイヤーは正座になることが多い。
おまけ的なものや次回予告などさまざまなパターンをもつが、
タイトルに戻ったときのガックリ感はすさまじい。
余談だが俺はマザー2のポーキーからのメッセージにホッとした思い出がある。

☆使用例☆
「お前あのゲームの___隠しがあるってガセだろ」


●えんどう‐まさのぶ【遠藤雅伸】
株式会社ゲームスタジオ代表にして有名ゲームクリエイターの元祖。
(もちろん、遠藤氏以前にも流行ったゲームはあったが、スペースインベーダーの西角氏など
製作者の存在は表に出てこなかった。そういった意味を含めてここでは元祖と呼称する)
それと同時に2001年ごろから2chに出没し、時々テレビに出ては「唯一神、降臨」とかのたまう。
2chのキャップ持ちでもあり、その場合の名前は『遠藤雅伸★』だったりする。

作成ゲームとしては、
ファードラウト伝説といった豊富な裏設定で有名な「Xevious」
(ポケモン製作者の田尻智氏は攻略同人誌にあたる「1000万点への解法」を販売し、
当時の同人業界としても驚異的といえる1万部を頒布した。
また、サークル名「ゲームフリーク」は同氏の企業名でもある)

イシターの物語として理不尽な難易度とそのクリアに様々なドラマがあった「ドルアーガの塔」

ファミコンで移植できるわきゃないといわれていたが、そのユーザビリティの高さと末弥純のモンスターイラスト、
ハネケンの音楽など、後の日本でのWizardryのデファクトスタンダードになったアスキー版「Wizardry」

その豪華メンバー(キャラデザ:永野護 音楽:三枝茂彰)と発売後の評価のギャップに
これなんてエルヴァンディアストーリー?と、ネタ交じりで語られがちな「エアーズアドベンチャー」

などがある。

☆関連語☆
Evezoo ENDO 田尻智 ゲームフリーク ドルアーガの塔 エアーズアドベンチャー Wizardry


●えんとつ【煙突】
火を使う器具・機器から生じる廃ガスを排出する筒状の設備。
外観のワンポイントして、暖炉も無いのに設置されることもある。
セキュリティが万全の建物の盲点として侵入口になることが多い。

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