ログ
【〜マラソン】は【マラソン】の項で既出。
【坑道】は【鉱山】とかぶるので未採用。
【マシンガン】はRPGとの関連が薄いので保留。
【パーフェクトサモナーズバイブル】 は説明不足という意見が出たため保留。
【イトケン】は【伊藤賢治】で既出なので未収録としました。


【一般兵士】
【イド・ブレイク】
【犬神蔵人】
【インフェル】
【Wizardry外伝4 胎魔の鼓動】
【HP5マリオ】
【エンドセクター】
【オギ】
【悲しみの連鎖】
【黄粉坊】
【キラーセンサー】
【極めようとすると廃人ゲー】
【クレイ】
【グレイトゴッチャ】
【クレタ島】
【クロイツェル社】
【ケイスケ焼き】
【ゲーハー】
【ゲームアーカイブス】
【幻想水滸伝 ティアクライス】
【鉱石】
【桜】
【さくらふぶき】
【鮭】
【ジャストブリード】
【真型メダロット】
【人工知能】
【スノーマン】
【性格判断(if)】
【セブンスドラゴン】
【DARK属性】
【ダークフェニックス】
【高城 圭介】
【超究武神覇拳】
【月(女神転生シリーズ)】
【テイルズオブハーツ】
【鉄の金庫】
【デモンズソウル】
【デュアルスト−ル】
【東京】
【ナイトメアプロジェクト YAKATA】
【ナオミ】
【ナグラロク】
【なりきりアイテム】
【ニキータ(聖剣2)】
【ヌカ・コーラ】
【ネガティブニート】
【年代ジャンプ】
【年齢制限】
【ハイマスター能力】
【始めから】
【バルハルマラソン】
【Pメッチー】
【ファントムソサエティ】
【Fallout 3】
【プランター】
【プロテクター、ニードルヘルム、ガントレット】
【ポエマルド】
【ボクと魔王が街から消えた】
【ポケモンごっこ】
【ホロホロ鳥】
【本多 保行】
【ママキタボタン】
【マリーン】
【店売り最強装備】
【女神異聞録デビルサバイバー】
【メダロット弐コア】
【モンスタータクティクス】
【モンタク】
【やってみなきゃわからねぇよ】
【ラードルフ】
【リバイバー】
【ルチア】
【レイダー】
【レ・ミィの丸焼き】
【ロケットカンパニー】
【RONDE-輪舞曲-】
【0と100以外は信用できない】




●いっぱんへいし【一般兵士】
1.ファンタジー世界の場合
主に城などの施設を護衛している人。敵サイドでは人じゃない事も多いが。
グラフィックは基本的に、鎧を装着し、頭には兜。そして手には槍と、明らかに分かりやすい。
敵だろうが味方だろうが基本的にやられ役になることが多い。所詮は雑多な雑魚である。
敵として戦うときは魔法は使わず時に応援を呼んで複数で襲ってくることが多い。
魔法や全体攻撃などで一気に一掃してしまうのが良いだろう。
なお、「親衛隊」とか「ガーディアン」になると一気に強敵になる。

2.未来世界の場合
施設を護衛するのは変わってないが、銃で武装していたり、ロボットに搭乗していたりする。
グラフィックはメットを被り、軍服を身に纏い、手にはライフル銃。やっぱり分かりやすい。
雑多な雑魚というのには変わりは無いのだが、味方として登場する一般兵士は何かとドラマ性を背負っている。
異形な化け物相手に突撃したり、死亡フラグを立てたり、主人公達を庇ったりと、とにかく死に急ぐことが多い。
敵として戦うときは基本的に複数で出てくることが多い。ロボに搭乗してるときは、基本的に乗機は量産型ぐらい。
複数の敵を同時に攻撃できる武装等があれば一気に吹っ飛ばせる。結局は雑多な雑魚である。
なお、「エリート兵」とかになると強敵とか言うレベルじゃなくなる。


●いど・ぶれいく【イド・ブレイク】
サガシリーズに登場する弓技。
効果は敵にダメージ+追加効果。
追加効果は作品によって混乱や知力ダウンと異なるが、技名の示すとおり脳に作用するものばかり。
威力はさほどでもないものの、最序盤から習得可能、追加効果が便利、
名前が格好よいと、なかなかの好評を得ている。
特にミンサガでは、ボス敵のミニオン達は術しか使わないため、この技を使って知力を下げ、
被ダメージを減らした上でフルボッコ、という戦法が広まっている。


●いぬがみくらんど【犬神蔵人】
シャドウハーツ2に登場する仲間の一人。17歳。
主人公ウルとは血縁関係にあり、彼と同じく魔物の魂と融合して変身するハーモニクス能力を持つ。
中世的な顔立ちの美青年であり、物腰穏やかで年齢に似合わない落ち着いた性格をしている。

濃いキャラクターが目白押しのシャドウハーツ2では数少ない常識人の為か初登場イベント以降あまり見せ場が無く、
筋肉マッチョに故郷の宝(ハニワ)を堂々と持ち逃げされたり、
年下の少女の強烈なアプローチに戦々恐々としたりと仲間の行動に振り回される様が目立つ。

そんな彼の最大の見せ場が物語終盤にある二つ目の変身形態取得イベント。
彼が背負う宿命が母親によって語られ、それに立ち向かう決意の表明と共に
新たな姿に変身するシーンが美麗なムービーによって彩られるシリアスな場面である。
しかし、これにもやはり落ちがありイベント後に母親を訪ねると
「蔵人はね、立派に成人式を済ませたの。あんなに荒々しく、固くて大きいのを振り回しちゃうんだもん!」
と怪しげな想像を掻き立てる発言を聴くことが出来る(ちなみに彼の新しい変身形態は巨大な金棒を武器とする鬼に似た半裸姿)。

ラスボス戦後のエンディングでは、唐突に仲間の一人であるアナスタシアと手に手を取り合って旅立つ姿が描かれており
プレイヤーを驚かせるが、その後に続くさらに衝撃的な結末のせいか多くのプレイヤーからあまり注目されないのが悲哀を誘う。


●いんふぇる【インフェル】
「アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩」の登場人物の一人にしてラスボス。
外見はウサギのようなぬいぐるみを抱いたツリ目の眼鏡っ娘であり、
最初はヒロインの1人、クローシェの精神世界を護る「心の護」として登場する。
しかし自分で心の護とは名乗っておらず、後に別の目的でクローシェの中にいた事が分かる。

その正体はかつて大陸創造の詩「メタファリカ」を謳う使命を帯び、
それを完遂するためのシステムを自ら作り出した不世出の技術者にして初代の御子であった。
しかしいざ謳う時になって人々が彼女の心に疑念を抱いたためにメタファリカは失敗し、
パートナーであったもう一人の御子「ネネシャ」と死別してしまう。
結果「メタファリカで世界を救う事は出来ない」との考えに至った彼女は、
この世界での神にハッキングを仕掛けた上に神の座を乗っ取り、
肉体と三次元世界からの解脱による世界の救済を計画する事になった。
あくまでメタファリカの完成により世界を救おうとする主人公達とは相容れず、
世界の未来をかけて戦う事になってしまう。

言うなればLAL近未来編の亜流みたいな、世界救済を自称するラスボスであるのだが、
決戦前に「私たちには世界を救う使命があるんだ!」みたいな事を言ったり、
一度は歩み寄ろうとしてきたりするため、戦いたくない気にさせる事請け合いの敵になっている。
特にクローシェのルートを進めて精神世界で彼女に会っていると、
あまりにも教科書どおりのツンデレぶりを披露してニヤつかせてきたり
ひどい親父ギャグでシリアスムードを和ませて(?)みたり
クローシェの心が救われつつある事を本気で喜んでみせたりするため余計に戦いたくなくなる。

なおラスボスとしてはあまり歯ごたえはない方。
☆関連語☆
世界救済 コスモスフィア 


●うぃざーどりぃ がいでん4 たいまのこどう【Wizardry外伝4 胎魔の鼓動】
ウィザードリィ外伝シリーズ四作目にして、唯一のSFC作品。
街マップのグラフィックは日本の城、ダンジョンは畳張り、敵モンスターは侍、忍者、妖怪と、
ウィザードリィには珍しい和風テイストの世界観を持つ。

GBからSFCに移ったことでグラフィックは圧倒的に綺麗になり、ダンジョンの種類も豊富(攻略順序が任意の
ダンジョン三種類とラストダンジョン、エクストラダンジョン2つ、練習用ダンジョン1つ)になったが、
ゲームとしての評判ははなはだよろしくない。
主な原因は、
・ゲームバランスがおかしい(ほとんどの敵が力押し、エキストラダンジョンに入ると何故か前の
              ダンジョンより数段弱い敵が出てくる、敵のHPが高すぎて攻撃魔法が役立たず等)
・謎解きとその仕様が理不尽(鉄格子を壊すことでほとんどの謎解きを回避できる、自力で解くには使いづらい
              サイオニック(超能力者)の読心呪文を使わなければならない、最初のダンジョン
              三種類はどれか一つでもクリアすると他のダンジョンのイベントがほぼ消滅等)
・ストーリーがイミフ(目的はおろか名前すらも分からないポッと出の「 黒 幕 」(ラスボスではない)等)
などであろうか。

……まあ、基本的にどうしようもないゲームなのだが、それでも一応誉めておかなければならない部分はある。
実はこのゲーム、かなり怖いのだ。
最初の三つのダンジョンは地上と地下に延びる塔になっているが、地上階は明かりの魔法もいらないほど最初から
明るいのに対して、地下は非常に暗く、ダークゾーンも多い。そこで繰り広げられるのは、日本人の恐怖の
ツボをついたイベントの数々である。
さらし首と首無し死体でいっぱいの刑場、ダークゾーンに突如現れる生首、壁の向こうから手招きする幽霊、
障子の向こうに見える人影、目の前を突然横切る幽霊の集団(最後の一人がこちらをにらみつけて
去っていくオマケつき)、画面の端にちらちら見える和服を着た子供(気になって振り向くとワープさせられる)……。

このゲームは深夜に一人で部屋の電気を消してプレイすることをお勧めする。
下手なホラーよりも背筋が寒くなること請け合いである。


●えいちぴーごまりお【HP5マリオ】
ペーパーマリオRPGにおけるバランスブレイカー。
本作ではHPが5以下になるとマリオは「ピンチ状態」となるのだが、
この「HP5マリオ」は最大HPを5に減らす(最大HPの初期値は10)と、
マリオが常にピンチ状態になることを利用した技である。
このゲームでは、バッジを装備することによってステータスを強化できるのだが、
ピンチデガンバル(ピンチ時攻撃力上昇)、ピンチデラッキー(ピンチ時回避率上昇)、
ピンチデマモール(ピンチ時防御力上昇)
などのバッジが比較的手に入りやすい上、効果が重複するために、
「HPは5だが敵の攻撃を殆ど回避し、たとえ当たってもダメージ1、攻撃すればカンストダメージ連発」
といった恐ろしいマリオを生み出すこととなってしまった。

☆HP5マリオの作り方☆
まず、ストーリーを進めてレベーラの店を利用できる状態にします。
店を訪れます。
コインを払い、ステータスのふり直しをしてもらい、最大HPの値を5まで減らします。
後は、ピンチ状態で効果を発揮するバッジを大量につければ完成です。
常時回避率上昇のバッジや、常時防御力増加、全体攻撃技などのバッジもあればなお良いです。


●えんどせくたー【エンドセクター】
1998年にアスキーから発売されたプレイステーション用ゲームソフト。
メーカーはRPGだと主張しているが、実際のシステムは
サウンドノベル形式のストーリーの中で、トレーディングカードゲームによる
戦闘を行う、という複合型ゲーム。
強いて言えば、戦闘に勝つと経験値が入って
プレイヤーキャラクター、および戦闘に使ったクリーチャーカードが
レベルアップしていくというルールはRPGっぽいかも知れない。

このゲームを語る上で欠かせないのがパロディネタの多さ。
ストーリーモードだけでも「火吹き山の魔法使い」「運命の森」
「延々と金をせびり続ける『願いの井戸』」など
かつてゲームブックにはまったオッサンを震わせる固有名詞の数々が登場する。
さらに、集めたカードに書かれているおまけの文章や
カードゲームのみを楽しむ「バトルアリーナ」に至ってはもっと守備範囲が広がり
「全開1000万パワー!」と吠えるミノタウロス、「うりぃぃぃぃ!」と叫ぶヴァンパイア、
「マーマン!マーマン!マーマン!来たよ僕マーマン!」と熱唱するマーマン(人魚)、
「光になれぇぇぇ!」とハンマーを振り下ろすパワーズ(力天使)など
世界観などというものを粉微塵に打ち砕くフリーダムっぷりである。


●おぎ【オギ】
ファンタシースターゼロに登場するレイキャスト(機械種族の射撃職)
CVは稲田 徹
大空白と呼ばれる旧時代の、失われた記憶を求めて各地を冒険している。
目覚めてから比較的長い期間活動しているようで、
状況に対して冷静な判断が出来、ヒューマンの機微に対してもそれなりの理解がある。
だが、やはり種族の溝は深いようで肝心なところで空気が読めない。

また、シナリオ中にネタが多く、
・行方不明だからと探しに行くと身体を食べられ生首状態で登場
・拾ったボディを装着したら語尾が「ござる」
・新しいボディに変えたら無駄にテンション高いアニメーションの挿入
・胸の大きさを見比べて仲間に殴られる
・数字で比べるべきだったと発言してまた殴られる

戦闘時も
・レベルが上がるとタコバズーカを装備
・長銃のモーション上仕方ないのだが、視界に入る時は妙に寝転がってることが多い
・遠距離から無差別射撃でトラップを発動させて味方をたびたびピンチに陥れる
・トゲ床の上が妙に好き
・光子砲のバグで味方の攻撃を邪魔する
等、なかなかお茶目なことをしてくれる。

とはいえ、戦闘参加メンバーの中では最もHPが高く、
うかつに敵に近づかないためボス戦でも最後までしぶとく生き残ってくれたりと
全くの役立たずという訳ではないのであしからず。


●かなしみのれんさ【悲しみの連鎖】
サモンナイトシリーズのキャッチフレーズの一つで
2以降の主人公と身近にいた人物がかなり重たい過去を背負っていたりするが
電波的シナリオとキャラが目立ってしまって「こいつらの頭はお花畑でできてる」と言われてしまってる。

☆関連語☆
アメル 3主人公 ミューノ


●きなこぼう【黄粉坊】
新桃太郎伝説に登場する敵キャラ。元は「百鬼夜行絵巻」に描かれた妖怪から。
全身黄色い粉まみれの面白い姿をしていて、観察していると時々粉をふるい落とす。
能力値は低めでまず攻撃してこない敵だが、倒すと改心した証として
「最後に攻撃したキャラの体力と技(MPみたいなもの)を全回復させる」という
とんでもないお礼をしてくれる。代わりに逃げ足が速いが。
それだけならまだしも、この敵は終盤のダンジョンになると大抵4匹セットで出てくるため、
運がよければパーティーメンバー全員が全快出来る。
しかし、最強クラスのザコがひしめく地獄の内部にこんな平和な奴がいると言うのは何とも脱力モノである。
もっともこれには裏事情があり、ゲーム本編の制作がかなりの過密スケジュールで
戦闘のバランス調整が追いつかず、代わりにこの敵を集団で出す事によって凌いだらしい。
またこの敵がこういう役どころを貰った理由は、監督のさくまあきらが黄な粉好きだったからのようである。


●きらーせんさー【キラーセンサー】
ロックマンエグゼ3および6に登場するバトルチップで
使用すると目の前にキラーセンサーを設置する。
キラーセンサーは相手が特定の範囲に入るとビームを放つ。
キラーセンサーを破壊すれば無効化できるものの
対インビジブル(透明状態でも命中する)と麻痺性能を持っているので中々強いチップだった。

が、本当に評価されたのはロックマンエグゼ6でのことだった。
キラーセンサーのビームは命中した後に相手が別のマスに移動してからまた同じマスに戻ると
再び命中判定が出る。6では相手を強制移動させるチップやクロスなどが豊富で、
その性質を利用すると多段ヒットが狙えるのだ。

最も凶悪なのは
1:ゴーイングロード(相手エリアに奥の方に敵を追いやるパネルを作る)を使用
2:パネルスチールorエリアスチール(相手エリアを一部奪う)を使用
3:カミングロード(相手エリアに自分の方に敵を吸い寄せるパネルを作る)を使用
4:ダブルポイント(ここでは自分エリアを相手に与えるデメリット目的)を使用
5:キラーセンサー設置
という方法である。
■■□□□□
■■キ→敵←
■■□□□□
こうすることでキラーセンサーの目の前を敵がウロウロするしかなくなり
半永久的にベルトコンベアに運ばれながら焼け死ぬ。
複雑なコンボだけあって突破口も多いが威力だけは桁違いなコンボである。


●きわめよう-と-すると-はいじんげー【極めようとすると廃人ゲー】
1)
最近のゲームに特に顕著だが、
ひとつのゲームを極限までしゃぶりつくそうと思えば
それを可能にするのは気の遠くなるようなプレー(作業)時間。
RPGで言えばアイテム、モンスター図鑑コンプリートやミニゲームが
大きな要因だろう。

2)
「小足見てから昇龍余裕でした」のスト2、
言わずもがなのダビスタ、知る人ぞ知るミンサガの合成魔法・・・と、
対象となるゲームは掃いて捨てるほどあるが、
なぜかこの言葉はポケモンにのみ向けられる。

もともと子供向けに作られたシンプルなゲームというわけでもないのだが
固体値やら努力値やらの話題が出るたびにこのようなコメントが飛び出す。
子供受けがいいゲームなのに、ということなのか、
ファンシーグッズ展開からは想像も出来ない、ということなのか、
はたまた“巨大コンテンツ”に向けられた嫉妬か・・・


●くれい【クレイ】
ブレスオブファイア4に登場する主要登場人物で、パーティメンバーの一人。愛称は「兄さま」。
ヒロインのニーナ、その姉エリーナとは幼馴染で、エリーナとは恋人関係にあるといってもいい。
(物語の主目的の一つは、行方不明となったエリーナを探し出すことである)
戦闘的な民族であるフーレン(虎人)族を束ねる族長であり、またパーティのリーダーでもある。
若いながらも責任感が強く、常に冷静であろうと自己を戒める日々。
ステータス的には重戦士タイプで、物理攻撃だけでなく攻撃魔法や補助魔法も使いこなす。
顔は割とイカツイが、猫と狸の中間のような尻尾は妙に愛くるしい動きでプレイヤーを和ませてくれる。

と、設定だけ書き連ねればとても立派な人物なのだが……

・主人公のリュウと若干距離を置くような言動が目立つため、いまいちプレイヤー心理として共感し辛い。
・何かにつけてエリーナがエリーナがと言い、パーティの中でも一人で空回りしている感がある。
・台詞はなかなかに思慮深いのだが、実際の行動は結構突っ走り気味。
・ヒロインを差し置いて囚われのお姫様の身(当然、救出しに行くことになる)になったりする。
・いつの間にリーダーとして認められたのか(主人公が喋らないこともあって)はっきりしない。
 後半、仲間の一人に「リーダーのお前がうろたえるんじゃない」と叱咤される場面があるのだが、
 ここにきて彼がリーダーだったことに驚く人もいるとかいないとか。

戦闘面でも、
・鈍重なために敵に先手取られたり割り込まれたりしやすく、素早さ(行動順)が重要な今作では少々使い辛い。
 歴代のフーレン(2のリンプー、3のレイ)は軽戦士だったのに、とガッカリする人も。
・重戦士の例に漏れず魔法系のパラメータは低く、いまいち攻撃魔法を使いこなせない。(支援はそれなりに便利だが)
 でも魔法以外には固有技は特にない。
・魔法に限らず何かするには基本的にAP(いわゆるMP)が必要になるシステムなのに、やっぱりAPも低い。
・リュウを含めた他の万能型戦士の使い勝手がよく、拘らなければあえて使う必要性が……

……とまあ、散々な有様で、プレイヤーからは微妙にヘタレ扱いされている。
それでもめげずに旅を続けた果てにある結果がアレではあまりに報われない、というものだろうか……

☆関連語☆
フーレン族 エリーナ


●ぐれいとごっちゃ【グレイトゴッチャ】
アルトネリコ2における、主人公クロアの最強武器。
全レシピを集めると各店舗に並ぶ新しいレシピから
「鉄竹やり」
「お着換えブレス」
「ククリ包丁」
「ドラム液爆」
を作成すると、これらのアイテムを更に合成して作る事ができる。
攻撃力150という、ゲーム中でもぶっちぎった威力を持つ数値上はまさに最強無敵の武器。
なのだが。
その姿は先端に鉄の刃が付いた竹やりに、ククリ包丁二本と振動を与えるだけで爆発する爆薬とコスプレ用衣装の詰まった箱を
荒縄で括っただけ、というあんまりにもあんまりすぎる武器。

実はこの武器と武器の素材、ヒロインの一人であるジャクリが戯れに書いた小説を勝手に薬屋の店主が出版し
それを読んでファンになった各店舗の女の子達が趣味が高じすぎた……まぁ、要するにコスプレアイテムである。
さらに、ジャクリに言わせると見た目の再現度が半端ないらしく、出来あがったグレイトゴッチャを見てまんざらでもない様子。

ダメージ算出の乱数幅がデタラメに広いせいで数値通りのダメージを出しにくく、安定性は第三位のフレリアの閃光の方が勝っているのが救いだろうか。
それにしても色々な意味で、こんなネタ武器が最強なクロアに同情を禁じ得ない。
この武器が出来上がった時の彼のツッコミは哀愁の極みにも達している。

☆関連語☆
ジャクリ ネタ武器


●くれた-とう【クレタ島】
ヘラクレスの栄光4にある地名。
ここには地下10Fまである洞窟があり、最下層にボスがいる。
ボスであるパンドラの箱から出た魔物を倒すと地上へ強制送還、再び入ると構造がガラリと変わり、次のボスへ。

魔物は40匹で、それぞれ過信、臆病、嫉妬、不平、無責任、恨み、不愉快、穢れ、欺き、偽善、
怠慢、略奪、嘲り、野心、悩み、悪戯、悲しみ、偽り、驕り、強欲、不満、怒り、ふしだら、誤解、
偏見、無慈悲、悲観、憂鬱、無謀、傲慢、脅迫、妬み、自惚れ、贅沢、我儘、嫉み、争い、不安、裏切り、破滅。
一部被っているのでは、と思うのもあるが、それは開発元にお願いしたい。
最後の破滅を倒すと以下ループ、過信に戻る。

本編がけっこう温い難易度なのに対し、ここのボスは比較的厳しい。
3回攻撃できる青龍刀と全ステータスを2倍にする魔法「ハイドープ」、
2回攻撃できるようにする「ワンモア」を使えばどのボスも楽に勝てる・・・わけではない。
確かにだいたいは倒せるが、事前対策しないと前述のコンボが決まる前に即殺されるボスもいる上、
最後の「破滅」の強さは特筆すべきものがある。
時間が余っていて、強いボスに興味があれば挑戦するのもいいだろう。


●くろいつぇる-しゃ【クロイツェル社】
スーパーロボット大戦Jの作中に存在する新型機動兵器の開発を行っていた企業。
月面の支社が敵組織に利用され、挙句壊滅させられるというトンデモな目にあっている。
女主人公が本編開始以前に勤めており、壊滅させられた際の唯一の生き残りである。
後に自身の恋人が壊滅させたことを知り、同僚のことを思い出し激昂する。
しかし、その同僚達には気の毒ではあるのだが、全員死んでも間違いのない人物像なのであった。

以下、同僚の皆さん
・子供が生まれるってはしゃいでたジャッキー
・木星トカゲを倒す兵器をつくることで恋人の敵が討てると信じてたアリス
・ようやく休暇がとれたから家族に会いにいくと言っていたマツザキ
・外宇宙への探査船団に参加するのが夢だったヴォルグ
・婚約したばかりだった技術部のキャシーと医療班のレン

☆関連語☆
死亡フラグ スーパーロボット大戦J


●けいすけ-やき【ケイスケ焼き】
「女神異聞録デビルサバイバー」でのイベント。
主要キャラの一人、高城圭介(ケイスケ)は途中、主人公達と別の道を
歩むことになる。
その後、同じく主要キャラであるカイドーやケイスケ関連のイベントを
無視していると、二人が対決。ケイスケは殺されてしまう。

対決シーンは二人の使役する悪魔、ヤマVSバズズから始まり、ヤマなどの悪魔
を倒されたケイスケはバズズに頭を掴まれ、丸焼きにされた後、
ポイっと道端に投げ捨てられる。
以上の事から、作品に対しポップなイメージを抱いていたユーザーに衝撃を与えた。

このイベントは「ケイスケ焼き」とされ、
作中で最も長い非常に滑らかな モーションで描かれていることや、ケイスケのこんがり具合から人気が高く、
わざと仲間フラグを立てず、丸焼きにする者が続出した。

また、ディレクターである高田氏のWEB日記からも、
反響が大きかったことが伺える。以下[高田のサバイバル日誌]より。

「それにしても……。
みなさん、ケイスケ焼きすぎですw」



●げーはー【ゲーハー】
マリオストーリーの割と序盤に出てくる敵。ハゲタカ。ゲームハードの略ではない。
出現時期の割に強く、下手するとそのステージのボス並みに強いかもしれない。
防御力は無いが攻撃力がそこそこあり、仲間に対する攻撃も仕掛けてくる。

しかし、彼との戦闘を回避する方法がある。
彼と出会うと「お前はマリオか?」という質問をされるのだが、
・マリオと答える→やっぱりマリオじゃねぇか!→戦闘
・ピーチと答える→本物は城に居るはずだ、怪しいやつめ!→戦闘
・ルイージと答える→よく似てるけど別人か…→素通りできる

…彼と戦っても特別なアイテムが貰えるわけではないので、ここはルイージと答えて戦闘を回避してしまおう。
ルイージありがとう。いろんな意味でありがとう。


●げーむあーかいぶす【ゲームアーカイブス】
ゲームアーカイブスとは過去に発売されたPSソフトをプレイできる
PSPおよびPS3向けのダウンロード販売サービスのことである。(ディスクレス方式で1作品600円)
PlayStation StoreにPS3もしくはPSPでアクセスすると利用できる。
当初はPS3経由でなければ利用できなかったが、現在PSPのみで無線LANのない環境でも
Media Manager for PSPを利用することでUSB接続でアクセスが可能になっている。

RPGで取り扱っているもので有名どころといえば
「ポポロクロイス物語」「ワイルドアームズ」「サガフロンティア」「FRONT MISSION」シリーズ
「ゼノギアス」「俺の屍を超えてゆけ」辺りであろうか。
ディスクレスによるロード時間の消滅(元々ロード用の演出などが入っていた場合はなくならない)
携帯機(PSP)でできる利便性など、快適な環境で当時の名作を楽しむことができる。

2週間に一度ソフトが追加されるがラインナップは配信される瞬間までわからない。
アーカイブススレの住人はその瞬間を心待ちにし、大方落胆するのだ。


●げんそうすいこでん-てぃあくらいす【幻想水滸伝 ティアクライス】
2008年12月に発売されたDSソフトで、幻想水滸伝の新作。外伝的だが、新章と銘打たれている。
平凡な田舎の村で、幼なじみたちと一緒に自警団をしていた主人公だったが、ある日、
近くの谷が突如として巨大な森に変貌する瞬間を目撃し、そこに現れた遺跡から一冊の本を手に入れる。
その本をきっかけに、世界を巻き込む大きな異変、そしてその中で暗躍し、侵略を続ける強大な組織と戦っていく。

「新章、始まる」という名目を挙げて作られてるからか、従来のシリーズと比較し様々な点で大きな変更がある。
・魔法は回数制ではなく、MP制に。また、魔法は紋章ではなく、星の印というものに変更されている。
・武器も鍛冶屋で鍛えるのではなく、普通のRPGのように武器屋で買う。
・舞台となる世界が違うため、これまでのシリーズと明確な繋がりはない。だが、設定では同じ百万世界に属してる。
・主人公が声付きでベラベラ喋る(喋ること自体は3で既にやってるが)
といったのが主なものである。
108人の仲間、仲間を集めるごとに進化していく本拠地、協力攻撃、「幻想水滸伝らしさ」を感じるものは残ってる。

はっきりとした繋がりはないので、シリーズ初めての人も安心。
ストーリーは極めて王道で、主人公も典型的な熱血漢。
突出してよい部分はないかもしれないが、近年では珍しい、「王道だけど楽しめる」RPGになった。


●こうせき【鉱石】
1)鉱物、またはそれを含有する岩石のこと。
主に鉱山などから採掘される金属や石。

2)冒険が始まった前後辺りに発見された「新種の鉱石」には何かしら不思議な力が秘められており、
それを巡って大国が戦争を仕掛けたり所有国に外交の切り札にされたりする。
たいていはエネルギー産業や軍需に革命をもたらすものである。
一度手に入れた大国が使い方を誤りひどい目に遭った後、主人公が入手して知り合いの発明家に渡して新たな移動手段や武器を作ってもらう。
また、古代文明はたいていこれの乱用が原因で滅びている。

3)ヒロインが持っているペンダントに付いている石。
代々受け継がれた物だったり親の形見だったり古代兵器を起動させる鍵だったりするもの。
特殊な能力を持っている場合、その本体は石である。

☆関連語☆
ペンダント 宝石 クリスタル


●さくら【桜】
春の訪れを知らせてくれる木、もしくはその木に咲く花のことを指す。
RPGでは、人名や技名の一部または、町や村のシンボルに使われたり、
見栄えが良いとの理由でCGに使われたりと様々である。
また、関連して桜吹雪が技のエフェクトや、これまたCGに用いられることも。
なお、和風のRPGでの登場率は120%以上を誇るが、古代ヨーロッパ風の作品では登場率は五分五分くらい。
前者の場合、モンスターのせいで枯れていたり、花が咲かなかったりで村人が嘆いていることが多い。
一方後者では、和風キャラの人名や技名に用いられることが多い。

☆関連語☆
薔薇

☆使用例☆
『_花烈襲拳』


●さくらふぶき【さくらふぶき】
マリオRPGにでてきた敵専用の技。
効果はこちら全体に攻撃&キノコの追加効果。
追加効果のキノコが非常に厄介で、
この状態異常は毎ターン回復するかわりに行動不可
しかもその回復量が少なく、敵にボコボコにされる状態
さらに、この技は必中(?)で、アクセサリーで耐性をつけないかぎり必ずキノコ状態になる。
そして肝心のアクセサリー(セーフティーリング)は全編を通して一種類しか手に入らない(はず)
一定ターンたつと回復するが、そのときにはもう戦力はボロボロだろう
全員にかかることもあり、非常に厄介である

ついでに裏ボスにクリスタラーと一緒に火、水、土、風のクリスタルがでてくるが、
このうち風のクリスタルがこれを連発してくるという始末。
開幕直後にやられると耐性がないかぎり何もできずに全滅ということもありえる。

以上から、非常に凶悪で、トラウマになってる人も多いだろう。


●さけ【鮭】
サモンナイトシリーズの略称語(主に2ch)で「サモン」と英語の「サーモン」を掛け合わせた物で、
まれに「鮭騎士」や「鮭夜」と言う書き込みがある


●じゃすと-ぶりーど【ジャストブリード】
1992年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたファミコンソフト。
町の守備隊の隊長である主人公が、サファイア祭の最中にさらわれた幼馴染の司祭を取り戻す為、
七つの聖石を持つ仲間と出会い各地に頻発する怪事件を解決していく、というストーリー。
ゲーム性は町から町・ダンジョン内での移動と戦闘がSRPGのドラクエをイメージすると分かりやすい。

Team Spirits(チーム・スピリッツ)という、従来のRPGではあまり見ない独特のシステムを搭載している。
主人公やその仲間は部隊の『隊長』であり、それぞれに5人の『隊員』がいるのだが、
・装備や職種は個別化しているが、隊長とレベルを共有している。
・隊長を中心とした一画面でしか移動・攻撃が出来ない。
・隊長が戦闘不能になってしまった場合は隊員も戦闘マップから離脱する。
・隊長がイベントのせいで体が勝手に動いてしまう状態になると、隊員も好き勝手に動き始める。
と、凄まじいまでの忠義っぷり(?)を発揮する。まさしくチームスピリッツである。
上記の特性から、隊長の位置取りが非常に重要なシステムだと言えるだろう。
最大で4人パーティー×6で24人の大所帯になるが、ラストダンジョン突入時に隊長6人だけになってしまう上に、
更なる敵の強化やボスラッシュ等で難易度が跳ね上がる為、全クリを前に泣く泣く諦めた人も多いのではないだろうか。

余談だが、味方を復活させる「アリエナス」という当時2ちゃんがあったらネタにされていたであろう魔法が存在する。


●しんがためだろっと 【真型メダロット】
2004年にGBAで発売された現時点でのメダロットシリーズ最新作。
シリーズ通して開発していたナツメのメダロットチームは解散しているので、
シリーズ発売元だったイマジニアの子会社ロケットカンパニーが開発を担当。
キャラクターデザインは北沢直樹を起用し、大幅に登場人物・メダロットデザインを
従来のものと比べて大きく変更したため、シリーズのファンからは黒歴史認定されている。
(別にデザイナーやデザイン自体が悪いというわけではなく、「メダロット」という世界観を考えると…という理由で)
ゲーム内容はGBで発売された初代「メダロット」を、GBAで発売された「メダロット弐コア」のシステムを流用し、
登場人物やメダロット、セリフ、イベントを変更してリメイクしたものであるため、
ゲームシステムとしてのメダロットの面白さはそのままである。
しかし登場メダロット数が60体(GB版と同じ数、中身は違う]しかいないため、ファンからみればボリューム不足。
実際この作品によってメダロットシリーズが終わってしまった感は否めない…。

☆関連語☆
メダロット弐コア ロケットカンパニー


●じんこう-ちのう【人工知能】
その名の通り主に人間の手で作られた、ロボット等に搭載する行動決定をするコンピュータ。
フロントミッションシリーズやスーパーロボット大戦シリーズなど、ロボットが
戦いの主力となる世界が舞台のゲームで、主に敵側のメカに利用される。
普通のファンタジーRPGでもオーバーテクノロジーの産物として出てきたりする。
これは主人公達が極力人間を皆殺しにするような集団にならないよう配慮して作られたと思われる。
(人を殺す事例を少なくする事で、逆に人殺しの罪の重さや恐怖を際だたせる手法もある)
FMでは所謂「カレンデバイス」という人工知能にショックを受けたプレイヤーも少なくはないだろう。
スパロボなど主に雑魚マシンの人間パイロット以外の操縦者として使われる事が多いが、
スパロボオリジナルのデュミナスやAI1など、雑魚とは格が違う大ボスクラスの知能として使われる事もよくある。
その場合負けた時になってようやく本来の目的を知ったり、人間的な恐怖、悲しみなどの感情を学習したりする。


●すのーまん【スノーマン】
MOTHERシリーズ皆勤賞にして最長老の曲。
名前から察せられる通り雪国地帯で使われており、
1ではヒロインのアナが暮らすスノーマンの町が存在するエリア、
2では仲間のジェフが生活しているスノーウッド寄宿舎内、
3ではマジプシーの一人リディアが暮らすシログネ山でそれぞれ聞くことができる。

ファミコンの三角波が不思議と雪のイメージと上手くマッチし、雪深さをイメージさせられる曲。
また、数少ない皆勤賞の曲ということで、MOTHERといえばこの曲!というファンも多い。


●せいかく-はんだん【性格判断(if)】
真・女神転生if…にて、キャラメイク時に「電脳占い師ノヴァ」によって行われる行為。
全10問の設問を答えてゆくことにより「パワータイプ」「スピードタイプ」「バランスタイプ」の三つに分かれ
これらのタイプが初期パラメータや本編中で憑依するガーディアンを決定するのだが、その設問に対する選択肢に
・TVゲームは好きですか→みたこともない
・何人でいるのが好きですか→にんずうがかぞえられない
・一万円入りのサイフを拾いました どうしますか?→かねをすてサイフをもらう
等々、ところどころツッコまずにはいられない選択肢が存在する。
さらにそのような頓珍漢な返答ばかりを選んでいると、新たに11問目が追加されるのだが、その内容は

「どんなパンツ(女性ならパンティ)を穿いていますか?」

…プレイヤーもまさかゲームにセクハラまがいの設問をされるとは思わなかっただろう。
しかも選択肢には「穿いていない」というものまである始末。製作者の頭が合体事故でも起こしていたのだと信じたい。

ちなみにここで「穿いていない」と答えると第四のタイプ「ラッキータイプ」になれる。
そんな頭でここまで生きてこれたのはよほど運がいいに違いないということだろうか、ハッキリ言って余計なお世話である。


●せぶんすどらごん【セブンスドラゴン】
2009年3月5日にセガから発売されたRPGで、ハードはニンテンドーDS。
企画開発はイメージエポック。

ディレクターは新納一哉、コンポーザーは古代祐三と、「世界樹の迷宮」の一部スタッフが関わっている。
そのためか、システム面において世界樹の迷宮との共通点が多く、中にはそのまんま持ってきたようなものも存在する。
具体的には、

・職業を選んでパーティーを構成する。
・レベルが上がることで獲得するスキルポイントを割り振って技を覚える。
・基本ランダムエンカウントだが、ザコより遥かに強い敵がうろついており、
 その敵に関してはシンボルエンカウントである(世界樹で言うところのF.O.E)。
・ギルドで依頼を請け負って、サブイベント(クエスト)をクリアする。
・敵が落としたり、採取や採掘で手に入れる素材を使って武器・防具を開発する。

等である。

しかし世界樹の迷宮とは異なり、本作はオーソドックスな見下ろし型2DRPGの形態を取っており、
難易度もさほど高くはないので、世界樹よりはライトゲーマー向けといえる。
シナリオに関しても一貫して「竜と人との戦い」を描いており、取り立ててアクの強い部分は無い。
テンポの良さを売りにしているだけあって戦闘もサクサク進む。

ただしあまりに高いエンカウント率や、
単なるダメージ床でしかない大量の花「フロワロ」(フィールド、ダンジョンに嫌というほど敷き詰められている)、
世界樹に比べてクリアの過程が面倒なギルド、町に瞬時に移動できない(やや離れた場所がワープポイント)など、
不満点も快適さに関する面で集中しており、
せっかくのテンポの良い戦闘を台無しにしているとの評判も聞かれる。

☆関連語☆
世界樹の迷宮 古代祐三


●だーくぞくせい【DARK属性】
女神転生シリーズにおける悪魔体系の区分けの一種。
主に通常出現する悪魔のうち会話で仲魔にならない種族を指す(例外あり)
DARK属性の種族は悪霊や屍鬼など世間一般でいう邪悪(排他的、非建設的、自己破滅的)な存在であり、
魔王や邪神などごく一部の高位種族を除き、知性も理性も希薄な下等悪魔が多い。
会話で仲魔にならないのもそのためである。

そういった経緯からロクに会話も試されず経験値のコヤシとなりがちな彼らであるが、
実は他の悪魔に比べて低級で卑小な分、好き勝手にオリジナル悪魔を設定できるため
女神転生の世界観構築に大きく貢献している者が少なくなかったりする。
特にその作品の時代背景を反映しやすいゾンビ・ゴースト系にそれが顕著であり
バブル時代の栄華が忘れられず大破壊後も現世への欲望から這い出てくる者(ボディコニアン、マンイーター)
ゾンビ薬によって生きながらゾンビ化し現体制の暗部である強制労働に従事させられている者(ワーカーホリック)
前作での第一次東京大破壊によって数十年経ってもなおICBM炸裂時の灼熱に苦しんでる者(インフェルノ)
同じく第二次東京大破壊時の大洪水の溺死者が悪霊化して数十年も彷徨ってる者(デプス)などなど。

また仲魔にはならないものの悪魔によっては専用の会話メッセージが用意されており
ただ一言『あつい』(前述のインフェルノ)から『俺はお前だ!本物のお前はここで死ね!』(ドッペルゲンガー)
『私、キレイ?』(くちさけ)『やくざを殺して平気なの?』(やくざ、ちんぴら)など。
ゾンビ系などは主人公が持ってたお菓子を食べて成仏したり、生前を懐かしんで現在の惨状を主人公に愚痴ったりと
妙に人間臭く、むしろ仲魔になる悪魔より個性的だったりする。

基本的に暗く殺伐とした彼らであるが、もし本編の展開に疲れたなら
無駄だからと言わずに話しかけてやると一服の清涼剤になる・・・かも。


●だーく-ふぇにっくす【ダークフェニックス】
サガフロンティアのボスキャラ、メタルアルカイザーが放ってくる技。
ラスト直前なだけあって威力が高く、また大変格好良い。
この技を喰らった後、アル・フェニックスを使うとより強力な真アル・フェニックスが習得できる。
ダークフェニックスを喰らったら、ヒーローらしく新必殺技で決めるのが美しいだろう。

たった一発でガス欠でも起こしたのか、以降は普通の「キック」で代用している姿が哀愁を誘う。
メタルアルカイザー、お前は強かったよ・・・。しかし、間違った強さだった・・・。


●たかぎ-けいすけ【高城 圭介】
女神異聞録デビルサバイバーに登場する仲間の一人。
主人公の友人・アツロウの中学時代の友達で、アツロウがいじめに遭っていたところを助けた縁がある。
とかく正義感が強いが、それが災いしてプレイヤーの行動次第で生死が分かれることになる。

悪魔使いに助けられながら、その恩人に封鎖の責任を転嫁し殺そうとする民衆を見て、
恩を仇で返すことへの怒り、持前の正義感からヤマ(閻魔大王)を召喚、それを使役して「正しい世界」を創ろうと決意する。
そうして見た目はのび太、信念はキラへとなっていくのだが、キラと決定的に違うのは
「正しい人だけの世界になるなら、自分がヤマの裁きを受けても本望」と言い切ったことだろうか。

ヤマを使い、間接的とはいえ悪人を何人も殺しているが、
「食料を分け与えたお婆さんに対し、その人はお婆さんを殴り殺し食料を全て奪っていった、だからヤマに裁かせた」
など、彼の行動は「悪人を裁く」で一貫しており、
「ケイスケと一緒に悪人を粛清するルートが欲しかった」と望む声もある。

戦闘では素早さと魔力が高く、行動力(高いほど手番が早く回る)は全仲間キャラで主人公に次ぐ2位。
切り込み隊長としては右に出るものはいないが、体力はそれほど伸びない典型的な速攻型。
かなり高性能なのだが、いかんせん使われる機会がないのは
生存して再加入時にレベル差が開きやすいこと、加えて「ケイスケ焼き」にする人が多いからだろうか。

☆関連語☆
ケイスケ焼き


●ちょうきゅうぶしんはけん【超究武神覇拳】
FF8に登場するゼルの最強技(手動)の通称。アルティマニアが命名。

内容は
1.まず『デュエル』を使います
2.以下のコマンドのどちらかが表示されるので、表示されたほうのコマンドを入力します
・ラッシュパンチ(○×)
・ヘッドショック(→←)
3.技が決まったら、さっき出てこなかったほうのコマンドが表示されるのでそちらを入力します
4.すると、2で出てきた技がもう一度出てくるので、これを入力します
5.すると、3で出てきた技がもう一度出てくるので、これを入力します
6.4と5を『デュエル』の制限時間いっぱいまで繰り返します

制限時間にもよるが、以上のようにコマンドが簡単なために、慣れれば30発ぐらい叩き込むことも可能で、極めれば大体のボスはこれだけで沈められる程の威力を持つ。
スコールのエンドオブハートとは違い、デュエルさえ使えればいつでもこれができるので、通常プレイはもちろんのこと、低レベルクリアや1戦目のセクレトを倒す時などで大いに役に立つ。
ぜひ極めてみよう。


●つき【月(女神転生シリーズ)】
女神転生シリーズおよびペルソナ、デビルサマナーシリーズで、システム上大きな影響を与える存在。
基本的に月齢によるものであり、特に満月時には多くの現象が発生する。
具体的には
・満月時には悪魔が興奮して会話にならない(例外あり)
・新月、満月時のみ発動する特殊なスキルがある
・月の満ち欠けの状態によって強さが変わる悪魔がいる(特に造魔が顕著)
・新月、満月時に悪魔合体をすると合体事故の発生率が上がったり、
通常とは異なる合体法則が適用される
・特定の月齢でないと通過できないマップや入手できないアイテムが存在する
・特定の月齢でのみ遭遇できる悪魔や発生するイベントがある

などである。
中でも、悪魔会話については満月時にしか聞けないセリフやそれに対する主人公の返答などが
用意されているので、それを見るためリスクを承知で悪魔に話しかけたり、
わざと満月時に悪魔合体を行って事故を起こし、珍しい悪魔を生み出そうとするプレイヤーも多い。

なお、真・女神転生VNocturneでは月は存在しないが、
代わりにカグツチと呼ばれる満ち欠けする太陽のようなものが月と同様の役割を果たしている。



●てつのきんこ【鉄の金庫】
1)ドラゴンクエスト4の第3章に登場するアイテム。読んで字の如しと言うかまんまというか、金庫である。
しかしモンスターに襲われてもゴールドが半分に減らない、という侮れない金庫である。
トルネコの住むレイクナバ北の洞窟にこのアイテムが安置されているのだが、
モンスターは湧いてるし厄介な仕掛けは施されているし、で簡単には取れない。
そうして苦労して手に入れたはいいが、こんな便利なアイテムをただで使わせてくれるわけもなく、
第5章でトルネコが勇者と合流する頃にはこのアイテムはなくなってしまっている。
しかも別に3章で取らなくてもゲーム進行に影響はない。
なら第5章で取りに行けばいいのか、と誰もが思うかもしれないがそんな考えがまかり通るわけもなく、
その時には既に壊れており、金庫としての役目は果たさなくなっている。

2)「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」に登場するアイテム。
不思議のダンジョンの10階に必ず落ちていて、(1)と同じくやられてもゴールドが減らなくなる。
このゲームでゴールドはトルネコの店をグレードアップするために必要になるため一見便利だが、
改造の時あまった金が「貯金」「ご馳走」「新しい服」などの名目で消える仕様を考えると微妙である。
しかも20しかないアイテム欄を圧迫するし、地下20階に必ず落ちているリレミトの巻物さえあれば
アイテムも全部持ち帰れるし、店の改造が終わればゴールドの意味がないので、
どの道要らないアイテムになる運命である。
ゲームオーバーから守るくらいなら笑い袋からゴールド守れよ。


●ているず-おぶ-はーつ【テイルズオブハーツ】
DS版テイルズオブシリーズ第3弾。キャラデザはいのまたむつみ氏が担当。
テイルズとしては異例の、ムービー部分にCGを使用した
「CGムービーエディション」が発売されたことで話題を呼んだ。
「CGキャラがキモい」との声があったり、術技ショートカットシステムに不具合がある等、
細かい不満点はあるものの、なかなかの評価を得ている。
戦闘システムには、リメイクTODで採用された「エアーリアルLMBS」を発展させた、
「コンビネーションエアーリアルLMBS」を採用している。

今作の特徴に、術技ショートカットを利用することによって
戦闘に参加していないキャラを呼び出すことが出来るというものがある。
普段は「現在戦闘に参加していないパーティメンバー」を呼び出すというだけなのだが、
サブイベントをこなすことによって手に入る様々なアイテムを持っていると、
「カルセドニー」「コランダーム」「テツ=ハガネ」といった今作のサブキャラ達や、
「アーチェ」「スタン」「ジューダス」「ガイ」等の歴代のキャラ達、
「ギルガメス」「ワルキューレ」「クロノア」「高槻やよい」などの
バンナム作品のキャラも呼び出すことが出来る。
残念ながらボイスは付いていないが、その作品のファンには嬉しいシステムだろう。


●でもんずそうる【デモンズソウル】
2009年2月5日発売のSCE販売・フロムソフトウェア開発のPS3のTPS風3DファンタジーアクションRPG。
世界観は昔ながらの剣と魔法に彩られたファンタジーである。
世界中に広がりつつある有害無色な霧の発生源、楔の神殿に主人公が単身向かうところから物語は始まる。
このゲームは過去にフロムソフトウェアが製作したキングスフィールドの色を受け継いでいる部分が少なくない。
それがもっとも色濃く出ているのが「とにかく死にまくる」事である。
しかしキングスフィールドとは違い、スタート地点から一歩下がったら溺死した、といった理不尽な部分は殆ど無く、
必ずプレイヤーに何らかの原因がある死因ばかりとなっている。
それらを考え、リトライをし続け、難関をくぐり抜けた際の達成感はこのゲームの醍醐味といえる。
他にも、オンラインに繋いだ場合にランダムでオンライン上の他者の動作がリアルタイムで一定時間現れる徘徊幻影や、
他者が死亡した場面を部分的にリプレイ出来る血痕システム、
他者や自分がメッセージを書いて警告文や騙しメッセージ、アドバイスなどが提示出来る血文字といった斬新なオンライン要素があり、
腐れ谷やラトリアの塔といったフロムお得意のグロテスクで陰鬱とした、且つ悲哀の漂うステージなど、
程よい難易度と併せてかなり楽しめるARPGとなっている。
いわゆるマゾゲーとして有名だが、難易度自体は実はそこまで高くはない。


●でゅあるすと−る【デュアルスト−ル】
アルトネリコ2にて採用された前代未聞のシステム。
このゲームのヒロインには経験値の概念がなく、
このシステムを利用することでしかレベルを上げることが出来ない。
具体的に何をするのかと言うと、「デュアリスノ結晶」と呼ばれる特殊な結晶を
お風呂に浮かべ、そのお風呂に入るだけ。これでレベルアップ完了である。
他にもヒロイン同士が会話することによって強力な合体魔法が出しやすくなったり、
ヒロインのバスタオル姿が見られるなど、嬉しい要素が多い。
エロゲと呼ばれているアルトネリコの続編には相応しいレベルアップ方法なのかもしれない。


●とうきょう【東京】
言わずと知れた日本の首都。現代、もしくは近未来を舞台とした作品でしばしば登場する。
しかし、その扱いと言えば
・ICBMが投下されて崩壊。その後、大洪水に飲まれる。
・いきなりラスボス戦の舞台になる。
・超能力者達が暗躍し、そのせいで滅びかける。
・地下に怪しげな迷宮が存在する。
・ファンタジー世界だと思っていたら、滅んだ東京の遠い未来の姿であった。
等、やたらと滅んだり人外魔境な街である事が多い。

現実においても関東大震災や東京大空襲という二度の大破壊から凄まじい復興を遂げたり
五色不動を初めとする様々な神社仏閣と風水の理論にて構築された結界(俗に言う徳川曼荼羅)が敷かれていたり
平将門公の祟り、巣鴨プリズンの怨霊、青山霊園の怪……奇怪な話を持ち出せばきりがない。
世界有数の先進都市であり、多くの人々が集うこの街には自然と欲望や悪意を持つ者も出てくる。
そんな、人間の業や古くからの恐怖・畏怖が東京に暗い魅力を持たせているのかもしれない。

ちなみに、東京をこうした闇の街として描いた作品の代表作は荒俣宏氏の「帝都物語」や菊池秀行氏の「魔界都市新宿シリーズ」が挙げられる。
RPGの中にも、これらの作品の影響を受けたネタを見つける事ができるので興味があれば探してみるのも面白かもしれない。

☆関連語☆
現代 


●ないとめあぷろじぇくと YAKATA【ナイトメアプロジェクト YAKATA】
1998年、アスクより発売されたPS用ソフト。
ナイトメアプロジェクトの名の通り、ホラー物のマイナーRPG。
大まかな話の流れは手紙で孤島に呼び出された主人公、古我ユキヤが同じく手紙で呼び出された特殊な能力を持つ仲間達と共に、
人間を食い殺す悪夢を生み出す四つの館を巡って謎を解いていくというもの。
「館」シリーズで有名なミステリ作家の綾辻行人氏が原作・原案・監修となっており、同氏の作品の雰囲気を強く引き継いでいる。
同時にタイトルの通り同氏の「館」シリーズと密接な関係を持っており、登場する四つの館は全てミステリ小説本編のタイトル兼舞台と同名。
トリックの一部もそれに準ずるものが使用されており、原作ファンならばニヤリとする場面も。

しかしこのゲーム、色々な意味で登場人物…というか、パーティーメンバーがぶっ飛んでいる。以下一例。

・記憶喪失になった直後、突然鎧と剣を装備し始める主人公(直前の格好はTシャツにジーンズ)
・なぜか人格が交代すると体まで変わる(女の人格になると女の体になる)多重人格者
・「小瓶」(初期装備は「毒薬の小瓶」)をブン投げて戦うお嬢様タイプのヒロイン
・主人公の飼い犬
・上記の多重人格者の作った外見ロリの人形

と最早何処から突っ込みを入れればいいのか判らない面子になっている。
しかも途中で仲間が抜けて入れ替わる事が多い為、最終メンバーに至っては主人公、犬、ヒロイン、ロリ人形。
これほど世界の運命を託すのに不安になる面子も逆に珍しいのではなかろうか。
他にも随所に突っ込み所があり、プレイしていると笑えばいいのか恐がればいいのか良くわからない感覚に襲われる事がままあったりする。

とはいえ全体としてみると、

・良好な戦闘バランス
・突っ込み所はあれど引き込まれるストーリー
・随所で挿入されるホラーな演出とそれを盛り上げる音楽
・豪華な声優陣
・珍妙な登場人物
・頭を捻る必要のある適度な謎解き要素
・一部のトンでも設定を除いてしっかり用意されたトリック

と見所も多く全体的な出来栄えは佳作といった所。
近年では流石に入手困難だが、ホラーや謎解きが好きならばプレイしてみる事をオススメ出来る一品。
館の中にはあなたの知らない世界が待っている…。


●なおみ【ナオミ】
デビルサマナー・ソウルハッカーズの登場キャラ。
フリーランスのデビルサマナーであり、
COMPによる召喚が一般的な世界では珍しく自分の魔力で管に悪魔を封じて使役する古いタイプのサマナー。
物語開始前に、ファントムソサエティという組織に雇われて
強大な力を持つ悪魔を倒す為に舞台となる天海市にやってきた。
作中ではビジョンクエストと言うイベントで3人のサマナーの最期の戦いを追体験するというものがあり
彼女はその最後一人として、
大いなる力を持つものを無暗に倒す事が一体どういう結末を迎えるのかというのを知ることになる。

COMPを持たない為、主人公や他のサマナーの様に仲魔を召喚したり悪魔と会話したりする事は出来ない。
その代り、管に封じている悪魔の力を解放するという形で強力な魔法が使用できる。
その中でも最大の特徴は、味方全体のHPとMPを完全回復する魔法「ソーマ神権現」だろう。
戦闘中にしか使えないという制約があるが、どんなピンチ状態からでも一瞬で立ち直れるという反則級のこの魔法と
圧倒的な威力の攻撃魔法のお陰でナオミでの戦いでは負ける要素が一切存在しない。
ハッカーズ最強は誰かという話になると、ほとんどの場合、彼女に落ち着くほどである。
また、ナオミが最後に闘う悪魔を選ぶ際、どちらかを選ぶかによってラスボスの強さが全く違うものになる為
この選択時には慎重な判断が求められる。

その強さや作中での重要性だけでなく登場イベント時の健啖ぶりや
装備品の中にウサミミヘルメットの「百七拾八式鉄耳」があったりとインパクトのあるネタも備えており
彼女が持つ苦悩や将来への夢等の要素が薄れてしまっている感は否めない。

様々な意味で、ソウルハッカーズを語る上で外せないキャラだと言える。


●なぐらろく【ナグラロク】
FFTシリーズに登場する剣。
名前で既に判ると思うが、FFシリーズの剣ラグナロクのパチもんである。
FFTで登場した時の性能はやはりというかなんと言うか、攻撃力たったの1。
追加効果で相手を蛙にする事はできるが、所詮はパロディアイテム、実用性などとはほど遠かった。
例によって攻略本ではナグラロクが埋まっている場所にラグナロクが埋まっているという誤植があり
信じたプレイヤーが大勢犠牲となった。

ところが、FFTA及びFFTA2においてはなんと本物のラグナロクを遥かに上回る剣として登場。
と、言うかFFTAにおけるラグナロクの扱いが異常なまでに悪く、なんと7000ギルで購入できる店売りの武器である。
その性能もおせじにも強いとは言えない。ぶっちゃけるならば騎士剣の中でも下から三番目である。
一方のナグラロクは騎士剣の中でも第三位の攻撃力を有し、本物のラグナロクの2倍の威力。

プレイヤーはラグナロクの黄昏と没落っぷりに涙し
強いのに偽物というナグラロクの存在に様々な疑問をいだくのであった。

☆関連語☆
エクスカリパー


●なりきり-あいてむ【なりきりアイテム】
リメイク版テイルズオブデスティニーに登場する装備品の一種。
ゲーム中での実際の表記は「なりきり○○」(○○=キャラクター名)。
その名の通り戦闘時のみキャラクターを別のキャラに「なりきり」させるアイテムであるが、
もはや変身と言ったほうが相応しいほどのなりきり具合で、
ステータス・装備・攻撃属性以外は姿や声など全てが本人と全く同じになる。

とはいえやはり想像を巡らせてしまうのが人の性か、多くのプレイヤーは
男性キャラが女性キャラになりきっている様などを頭の中で思い描いてしまい
やるせないやら笑えるやら色々なのだが、さらになんとこのアイテムは複数入手が可能なため
「戦闘に入った途端パーティが四人とも主人公」などの大変にカオスな状況を作り出すことができる。
戦闘終了後に全員で揃って同じ勝利ポーズを決める光景はシュールの一言に尽きる。

実際は単なるネタアイテムに留まらず、キャラクターの短所・属性を補ったり
長期または永久に離脱するキャラを使い続けたりと、意外に…というかかなり役立つ重要アイテムである。
「なりきり」に関しても、パーティはほとんどが年若い美男美女なのでそこまで気にもならないだろう…
が、パーティ中でも異彩を放つガチムチスキンヘッドなナイスガイ『マイティ・コングマン(39)』に限っては
なりきる場合もなりきらせる場合も何だか割り切れないものを感じざるをえない。
こいつがまた防御が脆いキャラの多いTODではなりきり要員として優秀で、ありがたいやらありがたくないやら。

重要アイテムではあるがネタアイテムであることも紛れもない事実なので、ご利用は計画的に。


●にきーた【ニキータ(聖剣2)】
聖剣伝説2に登場するネコの行商人である。語尾などに「ニャ」がつくのはお約束。
最初の村近くで自分の店を持っているが、他にもパーティーの行く先々に現れては商いをしている。
金がありそうな人には媚びを売り、貧乏そうなのには露骨に無愛想な口をきく、分かりやすい奴。
ゲーム開始からわりとすぐ会えるくせに殆どの消費アイテムを最初から取り扱っており、
道端で出会った時はセーブもしてくれる。アイテムの所持制限が厳しい本作品、
特に回復魔法も使えない序盤戦ではとてもありがたい存在であり、
MP回復アイテムはしばらくコイツからしか買えないので、魔法を覚えた後でも頼りになるが、
その代わり値段は通常の2倍というぼったくり商会ぶりも披露しているので嫌われがちである。

中盤になってパーティーが強くなり普通の店の品揃えも良くなる頃には、彼の有り難味も薄れてくるが、
物語がクライマックスを迎えると今まで出会ったNPCたちにまぎれてこっそり登場し、
店で買える防具の中では最強の装備品を売ってくれる。
全員分そろえるには途方もない金が必要になるものの、あるとないとではこの先の攻略難易度が
本気でケタ違いになるため、この時ばかりは彼に改めて感謝した人も多いのでは。
もっとも、最後に彼が出て来るマップは本当に人が多いのでうっかり見落としがちで、
存在を知らずに終盤のダンジョンに突っ込んで、雑魚敵にブチのめされるという苦い思いを味わわされる事もある。

もしゲーム開始からクリアまで殆どニキータの世話にならず突っ走れたら自慢してもいいかも。

☆関連語☆
〜にゃ ぼったくり


●ぬか・こーら【ヌカ・コーラ】
Fallout 3の象徴となっている放射能汚染されているコーラ。
作中ではこのコーラのキャップが通貨となっている。
ほとんどの飲食物が核戦争のために放射能汚染されている世界ではあるが、
200年たっても炭酸が抜けていないほどしっかりしたボトルであるにも関らず
ヌカ・コーラは放射能を持つことから、これはおそらく
「製 造 段 階 で 放 射 性 物 質 が 入 れ ら れ た コ ー ラ」
と推測されるとんでもない代物である。
すなわちヌカ=Nuka=Nuke=核。
もちろん、世界的に有名な例のコーラのオマージュである。

ヌカ・コーラ・クアンタムという、ザクロとストロンチウム放射性同位体を添加した、
美しく青く輝き、飲むとおしっこも輝くレアなヌカ・コーラも存在する。


●ねがてぃぶにーと【ネガティブニート】
テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー2において、
アニス(CV.桃井はるこ)がネガティブゲイトを発動した際に放つ台詞。
当初はそういう風に聞こえない者が多かったが、次第に「だいたいあってる」「確かに聞こえる」という声が出始めた。
最終的に定着することはなかったが、一瞬だけ燃えた火としてファンの間では一応浸透しているらしい。


●ねんだい-じゃんぷ【年代ジャンプ】
ストーリーが進んだ際、一度に年月が経過して背景となる時代やプレイヤーキャラが変わる事。
数十年、数百年に渡る壮大な物語の演出に使われる。
これが複数回行われるゲームのラストボスは、死を超越した存在であることが多い。

例:
ドラクエ5…常に主人公視点だが、何度かある物語の節目で数年が経過する。
サガフロ2…歴史の裏側の主人公が入れ替わる際、十数年が経過する。
ロマサガ2…ある程度イベントをこなすと皇帝が代わり、100年前後が経過する。

何十年も経つような年代ジャンプ後には当然、登場しなくなるプレイヤーキャラがいるわけだが、
そういったキャラの能力や行動が後世に何らかの形で反映されるかどうかは、ゲームによってまちまちである。

例:
FE聖戦…第一部でのカップリングによって、第二部に登場する子孫のステータス上昇率やスキルが違う。
サガフロ2…覚えた技や術は継承されるが、本人の能力が何かに影響する事はない。

特にロマサガ2はこの年代ジャンプありきのシステムであり、伝承法での皇帝強化を始めとして
イベントの発生・消滅、技道場への登録、七英雄の強化など様々な事に影響するので、発生させるタイミングには注意。

☆使用例☆
清流剣ひらめいた!さっさと人魚で____しよう。


●ねんれい-せいげん【年齢制限】
昨今のRPGを作るに当たって弊害となっているもの。

これのお陰でせっかくの名作をリメイクしても
駄作になってしまうことがあり、
古き良きRPGを知るユーザーにとって恨めしい存在である。


●はいますたー-のうりょく【ハイマスター能力】
エルミナージュにて各職が一定のレベルに到達すると獲得できる技能。各職の特性が強化・拡張される。
侍・忍者・巫の起源を東方に求めるものはサマー能力と呼称するが同じもの。
下級職ならばレベル26、中級職はレベル32、上級職はレベル36で覚える。
今までのウィザードリィ系では呪文や攻撃力等は、その呪文や武器に予め設定されている数値しか出せなかったのだが
本作ではこのハイマスター能力により、それぞれの威力に+%が加算される。
特に基本職の戦士や魔術士等はハイマスター能力の成長率が極めて高く
、単純な攻撃力という点においては中級・上級職をも上回る場合も。
これによって、基本職も中級・上級の下位互換とは言い難い仕様になっており、
より職業選択の自由が増していると言える。

また、この能力によって最も目覚ましい活躍をみせるのが盗賊で
敵の武器防具を剥がす「装備解除」と所持アイテムを奪う「盗む」はゲームを一変させてしまう。
敵から盗める武器防具は呪われているモノが大半だが、その分強力で
50%の確率で相手を麻痺させる「不思議な波動」や、60%の確率で魔術師呪文を無効化する「シェルチェスト」
相手からの火炎攻撃を吸収し、こちらからの火炎攻撃を増幅する「フェニックスの羽毛」
氷にたいして同様の効果を持つ「エンペラーバードの卵」
全バッドステータスに耐性を持つ「ハニーメイル」等々、一気に装備品が充実してくる。

他のゲームからしてみれば、ごく普通の成長要素を付与しただけなのだが、
ウィザードリィ系列の作品としては大きな変化であり
この系列作品が持つ、やり込み要素に対して目に見えて解る実感が得られるというのはプレイヤーのやる気を大いに刺激してくれた。


●はじめから【始めから】
または「最初から」「NEW GAME」と表記する作品も。
タイトル画面で、誰もが必ず選択する項目。
大体は次に主人公の名前や、セーブデータ名などを入力する。
最近ではセーブデータが存在しない場合、勝手にプロローグやオープニングムービーが始まるものも。
この項目を、決定ボタン連打で選びたく無いのに選んでしまったり、
初プレイ時にさっき見たデモムービーをまた見せられたりする。
また、オープニングをまた見るためだけにコレを選択する人も多い。

☆よくあるパターン☆
起動

メーカーロゴ

取り敢えずムービーデモを見る

タイトル画面で始めから

さっきのムービー

orz(しかも飛ばせない)


☆たまにあるパターン☆
「→はじめから」

「ようこそ!○○の世界へ!!」


●ばるはるまらそん【バルハルマラソン】
ロマンシングサガミンストレルソングで
はスキル習得のためのジュエルという通貨とは別のポイントがあり、
イベントクリアの報酬で大量に入手でき、またイベントクリアごとに増加し、更に周回引き継ぎをする。
そしてジュエル稼ぎのために『バルハルモンスター』という
最大32回できるイベントを繰り返すことを通称バルハルマラソンと呼ぶ。
このバルハルマラソン、時間効率はいいのだがひたすらダルい。
敵を避けながら各主人公のテーマソングが流れる雪原を駆け抜ける様はまさに催眠術であり、
最短で1回約15分を32回繰り返すのに費やされる精神と時間はかなりのものを要する。
しかしそれでも毎周きっちりマラソンするのはいきもののサガか。


●ぴー-めっちー【Pメッチー】
PS版ソウルハッカーズに登場したポケットステーション専用ミニゲーム。
ゲーム中盤から利用できる電子ペット販売店を装った悪魔のトレード施設「王国屋」で、Pメッチーを購入する事で遊べる。
このPメッチーは悪魔の幼体であり、そのままCOMPに加えても通常より弱い能力しか持たないが
ポケットステーション内で育成する事により、強くなったり上位の悪魔に変化したりする。

本作が発売された当時、ほんとんどのゲームに搭載されていたポケットステーション対応のシステムなのだが
育成するのにかなりのMAGを消費する事。手間をかけた大して強くならないと言った欠点の方が大きく
ミニゲームもさして面白いものではない。
その代わり、通常ならば造るのが困難な魔神や破壊神と言った強力な悪魔を即座に購入できるという事
購入時に表示されるパラメータ表示からどんな悪魔なのかが大体わかる為、
欲しい悪魔が並んだら購入して合体材料にするプレイヤーの方が圧倒的に多かった。

デビルチルドレンシリーズにも、最下級のオリジナル悪魔の一体として登場。
表向き及び一般客に販売されているのは電子ペットである、というソウルハッカーズの設定を受け継いでか電撃魔法を所持し
怒ると周りに電撃を放つという説明文も。
アニメ等ではどういう訳かセツナ達とずっと一緒に行動しており、どうやら世界で二番目に有名なネズミの二番煎じを狙ったようだ。
その結果が、一体どうなったのかは語るまでもないだろうが。


●ふぁんとむ‐そさえてぃ【ファントムソサエティ】
アトラスの「デビルサマナーソウルハッカーズ」に登場するサマナー組織。
その実態は大いなる意思の意向に従い、
人類の進化と成長を管理しソウル(魂)を回収するための機関。
太古より存在し上層部は人間ではない。
組織名は前作「真・女神転生デビルサマナー」では伏せられていたが、本作にて判明した。
(そもそも前作では設定されておらず、
開発者がインタビューにて「イルミナティ」「光明結社」などと嘯いていた)
名前の由来はプラットホームであるセガサターンのライバル機プレイステーションの略称PSから。
由来についてはあからさまに公にはされず、
後にプレイステーションに移植された際にも特に修正はされなかった。
ちなみに同前作に登場する天堂組は任天堂に由来する。

☆関連語☆
敵 天堂組 グリゴリ フィネガン


●ふぉーるあうとすりー【Fallout 3】
2077年に発生した米中核戦争で崩壊したアメリカを舞台に繰り広げられるRPGの3作目。
高い自由度と広大で美しい世界の表現で話題になったOblivionを製作した、ベセスダ社によって開発され、
日本語版はXbox 360、PS3で発売された。
Oblivion以上にクレイジーかつフリーダムで、リアルに荒廃した世界、
V.A.T.S.と呼ばれる、コマンドRPGの要素も併せ持つ戦闘システムなど、
洋ゲーの進化を感じさせる名作。CERO指定ではZ指定。

メインとなるストーリーは核シェルター「Vault101」で生まれた主人公の父親が、
2277年のある日、禁を破って地上に脱出。連帯責任を負わされそうになった主人公もVault101から逃亡。
かつてのワシントンD.C、今では「キャピタル・ウェイストランド」と呼ばれる放射能汚染された荒野に足を踏み出し、
「浄化プロジェクト」なるものを再開しようとしている父の消息を追う、というもの。
が、父を放っておいて、世界滅亡前夜の救世主となるも、しぶとく生き残っている人類の敵となるも自由。

ほとんどの食べ物・飲み物が放射能汚染されていて、アメリカ版世紀末救世主伝説のような世界観、
1950年頃の人達が考えたような「21世紀」のレトロSF感など、
メタルマックスシリーズが好きな人はハマれるのではないだろうか。


●ぷらんたー【プランター】
マリオRPGにでてくるローズタウンに終盤から住み始めるおじいさん
趣味は園芸
ある「たね」と「ひりょう」を探しており、それを渡したらとてもじいさんとは思えぬ早さで喋り、
さらには両方渡したあと、ツルが育ち、じいさんとは思えぬほどの速さで走りまわる
ちなみに、話が終わったときにマリオが倒れるが、落ちつきがない男とか言われる

例)たねを渡したとき

おお、なんと!それは伝説の
よく育つたねではないかと考えるのココロ。
あれはわすれもしない50年前、ぐうぜんに
目にした書物に書かれていたおおきな植物に
心ひかれてから私の人生は変わった。いつか
きっとその植物を自分のものにしてみせると
以下10行省略

と、こんなことがひりょうを渡したときなどにもおこる
そして、最後には

つまり、とってもうれしい。
そういうこと

でしめる、人騒がせなスーパーおじいちゃんである。

余談だが、このときに伸びたつるを昇ると、
マリオの最強武器であるひまんパタのこうら(武器)と、
攻撃力などが下がるかわりに防御力がとてつもなくあがるひまんパタのこうら(防具)がとれる。


●ぷろてくたー-にーどるへるむ-がんとれっと【プロテクター、ニードルヘルム、ガントレット】
聖剣伝説2の最強クラスの装備。
店売り最強であり、これ以上の物は敵からドロップするのを待つしかない。
もっとも、クリアする分にはこれらで十分であるのだが。

大神殿クリア後、同所の二キータから購入できるようになる。
しかし、元々の価格が高く、さらに売値が倍というニキータ仕様なため、購入に躊躇するプレイヤーが続出。
次の目的地のマナの聖域にこれまでの装備で向かうプレイヤーも少なくなかった。

そして、洗礼を受けたプレイヤーは泣く泣く時間をかけて金を貯め、装備を購入するのであった。


●ぽえまるど【ポエマルド】
オーディンスフィアのメインキャラ、オズワルドの蔑称。
作中、彼のセリフが詩のような表現である為に付けられた。
オーディンスフィアは歌劇をはじめとした舞台演劇を強く意識した演出や構成であり
詩的な科白は彼のみならず、登場キャラ全員に当てはまる。
しかし、その中でもグウェンドリンとの愛が物語の焦点になる彼には聞いていて恥ずかしくなるようなセリフが多く
特に恋敵であるオニキス王とのやりとりでは、お互いがグウェンドリンへの愛と苦悩に満ちた言葉の応酬になる。
キャラ設定に関しても「死の女王との契約で力を得た黒い剣士」「実は王家の血筋」等
いわゆる厨二病を彷彿させる為、ネタキャラとしてすっかり定着してしまった。

実際には、グウェンドリンへの一途な愛やそこへ至る経緯などから胸にくる台詞も多いのだが……
それでもやはりポエムと笑われてしまうのは舞台演劇というジャンルがあまり馴染みがないせいだろうか。


●ぼく-と-まおう-が-まちからきえた【ボクと魔王が街から消えた】
ボクと魔王の第五章サブタイトル。
主人公ルカがとある事情から、「人の特性を強化する魔法陣」を使ってしまった為、影の薄さが更に強化されてしまい
人に気付かれにくい、どころか世界中のだれからも認識されなくなってしまう。
仲間達はルカが初めからいなかったように振る舞い、街の人たちに話しかけても独り言を言うばかり
フィールドにいるオバケ達もルカを素通りし、挙句には祖母を除いた家族ですらルカの事を忘れ去っている……
という衝撃的なストーリーが展開される。

世界中のあらゆる存在から認識されない、無視され続けるという出来事はプレイヤー自身に対しても大きな孤独感を強いるものであり
このようなシリアスなイベントが必要なのか、という否定的意見もいくつか存在すが
それまで、ドタバタギャグとして進んできたストーリーがこの事を契機に
「RPG」というものをテーマ性にした形而上学的ストーリーへと変貌してゆく様は実に見事であり
同じように認識されなくなった者たちの町「トリステ」の至る所にちりばめられた情報や、ルカとの旅を忘れきれず苦悩するヒロイン。
小石のような存在でも見つける事ができる為、ルカの事を覚えていた祖母の在り方等は
明確な正解が語られない本作の謎を解く上で、非常に重要なヒントや考え方を示している。

ボクと魔王を語る上で決して外す事はできない、極めて印象深い章である。


●ぽけもんごっこ【ポケモンごっこ】
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール以降に登場するポケモントレーナーの一種。
ポケモンを愛してやまない・・・を通り越して自身がポケモンになりたいと願う子供。
(ポケモン=ピカチュウ)

着ぐるみでそれっぽく振舞うにとどまらず、
ピカチュウが好きでたくさん飼ってる人の家にピカチュウとしてもぐりこむ、
ポケモンが対象のサービス(マッサージや育て屋)を受けようとするなど
ある意味本格派。

総じてフィールドグラフィックがそのまんまピカチュウで、
話しかけないとバトルにならない珍しい特徴もある。


●ほろほろどり【ホロホロ鳥】
バテン・カイトスUにて、ディスク2突入直後に遭遇するボス。
正式名称は「ホロ・ホロの巨大鳥」といい、雛を連れて餌を探す習性があるらしい。
バテン・カイトスUはボスが軒並み強かったりウザかったりするゲームなのだが、
このホロホロ鳥はその中でもトップクラスのウザさを持っており、壁ボスとして認識されている。

以下、特徴を列挙
・雛鳥2匹&親鳥のセットで出てくるのだが、雛鳥を倒すと親鳥が卵を産み、雛鳥復活。
・親鳥が弱ると、雛鳥が親鳥を大回復させる。
・雛鳥を放置すると、親鳥が全体ダメージ+ダウン効果(=行動不能)の攻撃を放ってくる。
・雛鳥の攻撃はヒット数が多く、一定回数ダメージを受けると大抵の防具が外れてしまうという
本作のシステム上、防具が役に立たない。

さらに、ディスク交換直後に戦闘突入するため、ディスク交換時にセーブしてしまうと
レベルも上げられず、新たにアイテム等も入手できないため手詰まりになりかねない。
事前にこいつ用の戦術を考えておかなかった場合、なんとか勝てたとしても
戦闘開始から勝利するまでに30~50分程経過していることなどザラである。
対策としては、その時点で撃てる最大火力のコンボで親鳥を瞬殺する、
雛鳥を攻撃しながら全体攻撃でチマチマと親鳥のHPを削る、
敵一体を眠らせる「ふとん」を使う、の3つが挙げられる。


●ほんだ-やすゆき【本多 保行】
女神異聞録デビルサバイバーの登場人物。
妻と死別し、唯一の心の支えである息子の手術のために仕事に励んでいたが
封鎖事件のため出られずに外にいる息子を心配している。
公式のキャラ紹介におらず、この人に係わらなければ特定エンドに行けない、という事は無い。
なんてことのない名前があるモブキャラのごとき存在である。
実はCOMPの調査をしていたエージェントであり、どこぞ拳法家な構えで襲い掛かってくる
さらに主人公とメールするときのハンドルネームが「YASPON」、
いい年してそんな・・・と思えるようなセンスであるがなんやかんやでいい人ではある。
が、この人の最大の問題点は
封鎖を突破するルートにて、主人公達を囮にして別ルートで封鎖を強行突破し
息子の手術が失敗したことを知ると絶望し悪魔をばら撒き外の世界を崩壊させ
さらに悪魔が溢れ魔界化した東京をバックに、最高に邪悪な笑顔で
「さぁ、新しい秩序の始まりだ!  ようこそ、恐怖と暴力の世界へ!」などとのたまう点である。
どこの魔王だあんたは。

ちなみに封鎖突破ルートは一応表向きはヒロインルートであり無条件で進めるため何も知らずに進んでしまい
彼の笑顔に呆然となったプレイヤーも多かったとか。


●ままきたぼたん【ママキタボタン】
アルトネリコ2にて、コスモスフィアやインフェルスフィアでのイベント中に
セレクトボタンを押すと発動する必殺の機能。
使用すると、あらかじめ用意された6種類の画像(タイトルロゴや、
1の台詞やキャラをネタにした謎の画像など)の中から1枚がランダムに表示される。
コスモスフィアやインフェルスフィアのイベントには結構きわどい表現のものが多く、
傍から見てると「それなんてエロゲ?」と思われてしまうことがあるため、
そんなシーンを見られたくない場合はこのボタンを利用して回避することが推奨される。
ただし、ボイス有りの台詞の途中でこのボタンを押しても、
台詞は中断されずにそのまま流れるので注意。
押すのが遅れても泣かないように。


●まりーん【マリーン】
ロマンシングサガミンストレルソングの登場キャラクターの一人。
無印から追加された闇のブラックダイアイベント関連のキーパーソンであり、正体はウコム神の僕のニンフである。
ストーリーでは主人公サイドの立ち位置にある。
しかし、
・独特の間延びしたしゃべり方
・ニンフ像を探してくれと言った矢先にニンフ像見つかりましたか?と聞いてくる
・街中で主人公に追尾してくる
・港から街に入った場合バックアタック
・イベントでかあちゃんが海に飛び込む
・主人公を海に突き落とす
・ブラックダイアを取った後に出現するボスがまるでマリーンが変身したような演出に見える
等々の理由からミンサガスレ住人達からは腹黒人魚とされ><という顔文字で愛されている。


●みせうりさいきょうそうび【店売り最強装備】
店で買える一番強い武器や防具のこと。
もしくは、それで装備を固めること。
前者の場合、大概はこれより強い非売品の武器や防具が存在するため、
大体の活躍期間は終盤〜ラスダン(エンディング)くらい。
強気な価格設定であること、『どうせこれより強い武器が…』という心理作用が働く、
既にこれより強いものを入手済み、特殊効果が無い、などが原因で最悪購入しない場合も。
しかし、入手のしやすさや攻略情報を見ないプレイ、
発売直後のプレイ、ラスボス撃破くらいまではお世話になることも多く、
サブキャラはこれが最強の装備という場合もあるので以外と侮れない。
一方で、見つけにくい隠しショップなどに売られている装備品は、下手な非売品装備より強力であることが多い。

☆使用例☆
「入手イベント見るの面倒臭いし、___で固めるか。」


●めがみいぶんろく-でびるさばいばー【女神異聞録デビルサバイバー】
2009年1月19日にアトラスより発売されたSRPG。
封鎖された東京を舞台に一週間生き延びることが目的で、同じ外伝的な作品であるペルソナシリーズと違い
フラグを建てなければ主要キャラがあっさりと死亡し、ほとんどのEDが後味の悪いものである所が特徴。
従来のシリーズと違いキャラデザがアトラス外部のイラストレーターであること、
悪魔交渉の廃止と新システム「デビルオークション」の導入など発表直後から不安視する声が多かった。

が、発売後にはテンポのいい操作性やシステム、従来の女神転生シリーズのようなハードなストーリー、
登場キャラの大半が驚異的なおっぱいの持ち主であることなどから、評価が一変した。
SRPGのシステムにRPGの戦闘を組み込んだような戦闘システムは、SRPGが苦手な層にも遊びやすく、評価が高い。
周回をくり返すうちに通常戦闘がぬるくなってしまう点はあるものの
普通にキャラクターを育てただけでは絶対に勝てない、隠しボスの存在があるため大きな問題とはされていない。
唯一にして最大の欠点は、女性キャラのおっぱいが会話ウィンドウで隠れてしまう点である。


●めだろっとつうこあ【メダロット弐コア】
シリーズでもっとも売れたGBC「メダロット2」をGBAでリメイクした作品。
シナリオはそのままに、グラフィック・BGM・システムをリファイン。
戦闘時のメダロットモーションは「メダロット・ナビ」よりもなめやかにカッコよくなったり、
射撃攻撃などは攻撃する対象だけでなく、どのパーツを狙っているかまで確認できるようになった。
登場メダロット数は「メダロット・メダロット2」から100体近く登場(すべての機体が登場するわけではない)
パーツのパラメータやザコ敵のチーム編成が変更され、GB版とくらべてゲームバランスも調整された。
元々はコミックボンボン専売であったが(ボンボンバージョンと呼ばれ、通常版との違いは、
説明書にキャラクターデザイン担当ほるまりん氏のサインがあったり、エンディングのスタッフロールに
専売を申し込んだ人たちの名前が入っている点。中身はカブト版であるため、普通では判別不可能)
後でいつも通りカブト・クワガタの2バージョンで発売した。
実はアニメ版メダロットが海外で放送される時にあわせて作られた「Medabots」をローカライズしたものだったりする。
またファンの間での需要が極めて高いため、GBAソフトの中でかなりのプレミアがついていることで有名。
GBAレアソフトに当たるGBA版「女神転生」「女神転生2」くらい貴重であり、
ソフト店やオークションではかなりの価格で取り扱われているため、ファンも手が出せないとか。

☆関連語☆
メダロット


●もんすたー-たくてぃくす【モンスタータクティクス】
2000年11月21日に任天堂より発売されたゲームボーイカラー以降専用ソフト。
蓋を開けてみれば至ってよくあるRPG……かと思いきや、
“かくれんぼバトル”のキャッチフレーズの通り、暗闇のダンジョンでモンスター軍団と
“鬼ごっこ”のようにバトルするのは画期的なシステムであった。
しかし、このゲームは通信ケーブルを利用した対人戦を意識して開発されたため、
むしろ「ポケットモンスター」シリーズのように“エンディング後が本番”というフレーズがお似合いのゲームである。

ちなみに、本作は現(株)ポケモン代表取締役社長の石原恒和がディレクターを務めていたり、
開発元の(有)スパイラルの代表である鶴田道孝らしき人物が
“旧携帯ゲームソフト板”時代のポケモン板にあった本作のスレで書き込みしていたりと、
若干ながら実世界方面のネタ要素がある。


【現在はポケモン板】 - モンスタータクティクスVol.2
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/poke/980147451/87

87 名前: 鶴田道孝 投稿日: 2001/04/01(日) 06:55
皆さん、モンタクをプレイしていただいてありがとうございます。
製作に携わった者の一人です。
覚悟を決めて(笑)、アップしました。
(以下略)


●もんたく【モンタク】
2000年11月21日に発売された「モンスタータクティクス」の略称、
および同作に登場する120種類以上のモンスターそれぞれの特徴をビジュアル化した“魚拓のようなもの”。
強いモンスターほどこの“モンタク”は大きいという設定。

モンタクには「モンタクスキル」と呼ばれる、ダンジョンに生息する
モンスターが持つ“特別な力”が隠されていて、
プレイヤーは「モンタクスキャナ」を使い、スキルを得ることが出来る。
ただし、スキルを得るにはある程度のモンタクのパワーが必要で、不足している場合には
人工的にパワーを与える必要がある。勿論、後のほうに入手できるモンタクは必要パワーが高い。


●やってみなきゃわからねぇよ【やってみなきゃわからねぇよ】
幻想水滸伝ティアクライスの主人公の口癖。
いかにも熱血主人公といった言葉だが、作中の敵の主張が
『秩序・停滞』をあらわすのに対し、この言葉は『混沌・未来』を
表しており、物語の象徴となっている。
とはいえこの言葉で軍団の有事を決めることもあり、プレイヤーは
それでいいのかと思ってしまう。
ちなみに本スレでは「このゲームおもしろいの?」という質問に
この言葉で返すのはお約束となっている。


●らーどるふ【ラードルフ】
アルトネリコの仲間キャラの一人。
人々の役に立つために教会の騎士となり、めきめきと腕を上げ若くして騎士の最高位である「総司」となった。
さらにゲーム後半では教会幹部である「司祭」に選ばれるなどエリートの道を歩んでいる。
教義よりも人々の幸せを優先する姿勢と優しく真面目な性格から老若男女から慕われており、
特にルックスの良さもあって女性人気は非常に高い。

と、設定上は完璧超人なのだが、ゲーム中はこれといった活躍もなく、
これといったイベントもないためプレイヤーからは空気扱いされている。
しかし重装備の騎士なのに攻撃力が低かったり(戦闘システムの関係で逆に好都合だったりするのだが)、
最強武器が一人だけ呪われていたりとネタには事欠かないため、「ラー様」と呼んで崇拝する者もいるとかいないとか。


☆関連語☆
アルトネリコ フェイマ 空気



●りばいばー【リバイバー】
2008年4月17日に発売された「ぼくらはカセキホリダー」に登場する、
動物をモチーフにしたキャラクターの総称。100種類以上存在する。

その内訳は、中生代(三畳紀・ジュラ紀・白亜紀)の恐竜や首長竜が大半を占めるが、
一部にはオリジナルのものや、新生代(第三紀・第四紀)の絶滅した哺乳類が混ざっている。
ティラノサウルスやフタバスズキリュウといった有名な種はもちろんのこと、
ミフネキリュウといったマイナーな種までモチーフにされている。

リバイバーを属性で分類すると、「風」「土」「炎」「水」「無」と「レア」の6つに分類され、
それぞれ、22種、19種、23種、23種、13種、それ以外の種…という形になる。


●るちあ【ルチア】
シャドウハーツに登場する仲間の一人。
イタリアはフィレンツェ出身の占い師にして踊り子。28歳。
その妖艶な雰囲気で多くの男性を虜にしている。
踊り用の扇子を武器に、アロマテラピーによる能力強化と、タロットカードによる占いで戦闘を行う。

もっとも、タロットカードはこのテのキャラには良くある「運次第でプラスにもマイナスにも成り得る」代物であり
アロマテラピーの方は、道中で入手できるアロマオイルの中から二種類を組み合わせることで様々な効果を生み出すのだが
効果が多すぎて覚えるのが大変だったりと、微妙に使いづらい。

キャラとしては間延びした喋り方が特徴の、のんびりお姉さんタイプ。
ポリゴンモデルの方は、そのキャラクター通りにエキゾチキックな雰囲気を持った美女なのだが
何故だか会話画面などで表示される顔グラが、異常なほど顎がガッシリとしたものになっており、そのギャップに戸惑わされる。

紆余曲折を経た後、主人公と敵対する組織に所属する姉弟子を止めるためにパーティー入りするが、
その姉弟子は中盤で死亡し、物語の舞台からは退場。
一応、最後まで旅には同行するが、旅を続ける理由自体が無くなってしまったためか、パーティー内での存在感は薄く、ほとんど空気。

そんな彼女の最大の見せ場は、シャドウハーツ名物「拷問イベント」だろう。
彼女の姉弟子も関わるイベントなので、その色っぽい声で悩ましく喘ぐ姿を思う存分堪能しよう。

追記:一応、フォローのつもりなのか、ディレクターズカット版では彼女絡みのイベントが2つ追加されている
もっとも、その片方もアナスタシアに食われてしまっている感があるのだが…


●れいだー【レイダー】
Fallout 3の荒廃した世界の各地で見られる強盗。
プレイヤーが最も多く戦うことになる雑魚敵であり、
こちらの装備が整ってくると「攻撃してくる宝箱」「歩く弾薬箱」扱いされる人達。
その容貌と言動は、まさに下のAAのような方々である。

      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) 汚物は消毒だ〜っ!!
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `)
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/


●れ・みぃ−の−まるやき【レ・ミィの丸焼き】
スーパーロボット大戦Kに登場する強化パーツの一つ。
SP回復アイテムには参戦作品のいずれかから、有名な食べ物は選ばれる事が多いが
今回選ばれたのは、ゾイドジェネシスのヒロイン、通称丸焼き姫のレ・ミィさんが作った何かの丸焼き。
しかし、この名前だとレ・ミィが丸焼きにされているようで少々怖い。
しかもこの料理、売却するとバリア発生装置やビームコート並の値段で売れる。
さらに、このパーツ、基本的に撃墜した敵から手に入るんのだが、過去作品のアンドロメダ焼きや火星丼など
作り方を知っていれば誰でも作れる物とは違い、レ・ミィが焼かなければレ・ミィの丸焼きにはならない。
なのに何故敵が持っていたりするのだろうか?
ある意味、スパロボRでゾンビ兵や人工知能が落とす母さんのシチューに匹敵するネタパーツである。


●ろけっとかんぱにー【ロケットカンパニー】
マンネリを防ぐために必要なことは、ユーザーに続編を希望させなければ良い、
という極論を実践してみせた会社。


●ろんど【RONDE-輪舞曲-】
女神転生のSRPG版である魔神転生の流れを組む作品。ハードはSS。
魔神転生シリーズは女神転生とはまた一味違った魅力があり、
さらにSFCから次世代機のSSへの移行という事もあり期待するファンも多かった。
しかし体験版を配布したところ、戦闘アニメのあまりにも酷いポリゴン、脱力感溢れる声、
快適とは程遠いインターフェースとクソゲー要素が次々と発覚。
その結果予約キャンセルが殺到、売上は大爆死を遂げ、
以後DSでデビルサバイバーが発売されるまで女神転生シリーズでのSRPGは長らく封印される事となった。

一応見た目の悪さとかの欠点に目をつぶれば、割と面白いという意見もあり、
その辺を改善したリメイク版を出してほしいとの声もある。


●0と100いがいはしんようできない【0と100以外は信用できない】
今ではSRPGプレイヤーの常識とも言える格言。
多分初出はFEシリーズで、命中98%のこちらの攻撃が回避され、
命中20%の敵の反撃が当たり、しかも1%のはずの必殺が出たりすることだと思われる。
このような経験から0%と100%以外は信用してはならない、という鉄の教訓を当時のプレイヤーは心に刻んだものである。


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