ログ
【膝をつく】 具体例が欲しい。
【ずしおうまる】記述に誤りがあるようなので訂正求む。
【クイックタイム】修正は記述に誤りがあるようなので訂正求む。
【クレオパトラの魔宝】はアンチ寄り過ぎる文章なので保留。
【ラット】は新たに新項目を作るよりも【アリシア&ラヴィアン】の項目に追記すればいいのでは?

【アークビートル】
【アーミック】
【エイチチ】
【エイリーク】
【エッグモンスターHERO】
【おばちゃん(デビルサマナー)】
【オプーナ】
【GARB of LORDS】
【快盗レトルト】
【学者(FF)】
【ガルバラン】
【気付いたらやられていた】
【緊急回避】
【クロア・バーテル】
【ゲシュタルトボード】
【甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女】
【サーレント】
【最後の選択肢 (アルトネリコ2)】
【ザ・ドラゴン】
【Cユニット】
【ジャクリ】
【シンシア】
【神秘的な石】
【すばらしきこのせかい】
【スライムナイト】
【ゼタ遅せぇ!】
【戦車(MM/MS)】
【血の誓約】
【杖ポコ】
【.hack//G.U.】
【何歳なの?】
【二重底】
【日本地図】
【バーチャルコンソール】
【疲労】
【疲労(FE)】
【ファイアーエムブレム暁の女神】
【ベニー松山】
【ボーナス(WIZ)】
【魔神転生】
【魔神転生2】
【まずは50万本】
【メダロット5〜すすたけ村の転校生〜】
【有翼人(イース)】
【Lycurgus】
【ライトきょうだい】
【リセット技(Wizardry)】
【瑠珈・トゥルーリーワース】
【ロスト(WIZ)】
【Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜】
【罠】


●あーくびーとる【アークビートル】
メダロットシリーズに登場する、ヘラクレスオオカブトをモチーフにしたメダロット。
真っ赤なカラーリングに、頭部と胸部から前方にまっすぐ伸びている角が特徴的なメダロット。
頭部と胸部の角は実は電極になっており、そこから強力なビーム光線を撃つ、頭部パーツ「プロミネンス」
十字に付けられた3つの砲からスピードが速く貫通能力を持つ弾を撃つ右腕・左腕パーツ「イグニッション・エクスプロード」
細めの足ながら機動力と防御力を併せ持つ高性能の脚部パーツ「ファイヤーワーク」
伝説のメダロッターといわれる、初代主人公「アガタヒカル(快盗レトルト)」が使うだけに強力な機体。
とくに頭部のビーム攻撃は、ゴッドエンペラーの攻撃力並のものをすばやく撃てるので、超強力。
しかも各パーツの装甲(HP)も高めで、そっとやちょっとじゃ壊せない。
いちおうシリーズを重ねる度に弱体化していくことになるが、強い部類に入るメダロットには間違いない。
アニメや漫画でも活躍し、おもちゃも人気だったようである。
ちなみにこの機体は、コミックボンボンの一般公募のアイディアから生み出されたメダロットである。
後の作品では変形機能がついた改良型の「アークビートルD(ダッシュ)」が登場している。

☆関連語
メダロット コミックボンボン 快盗レトルト


●あーみっく【アーミック】
アンサガの主人公の一人で、チャパ族というげっ歯類に近い顔をした亜人種。
マスコット的なデザインとは裏腹に、主人公としての難易度はアンサガでも一、二を争うほど。
理由は「複数種類の素材のアイテムを規定数集める」という特異なシナリオ進行条件にある。
このゲームでは街ごとに傾向はあるものの品揃えはランダムなため、確実なプランを立てることができない。
そのため、プレイヤーは持ちうる知識と技術を総動員してアイテム収集に駆け回ることになる。
また、装備しているとそのアイテムを所持しているとはみなされないため
アンサガスレでは困ったプレイヤーにたまに「脱げ」という冗談交じりのアドバイスがされることも。
このように面倒な一方、彼が主人公の場合のみチャパ族とのアイテム交換を通じて
他では入手不可能なアイテムを作ることができるという楽しみもある。
ちなみに声は子安武人があてており、一風変わったとぼけた演技が聞ける。


●えいちち【エイチチ】
ブレスオブファイア2に登場するエンジニアの女性。
機械が大好きというか本当の意味での機械フェチ、すなわち機械に欲情しているというちょっと(?)危ない人だが、
共同体(主人公たちが作った新しい町)を浮遊都市にするために必要不可欠な存在。
しかもそれがグッドエンディングの条件でもあるため、ゲームの最重要人物の一人とも言える。

それはそれとして、名前にもある通り彼女は非常に「ええ乳」をしているらしい。
サイズは本人曰く「1.5メートルくらい」と、もはや「ええ乳」とかそんなレベルではないのだが、
三頭身ほどのドット絵ではよく分からない。
また、設定画も存在しないため、実際の所がいかほどのモノかは謎。

ちなみにエンディングによると、フルネームは「A Titi Efcup」。
片仮名で書けば「エイ・チチ・エフカップ」。
何というか、凄まじい名字である。


●えいりーく【エイリーク】
FE聖魔の鉱石の主人公でルネス王国の王女。もう一人の主人公であるエフラムの双子の妹である。
隣国フレリア王国の王子ヒーニアスやその妹ターナとも親交があり、特にターナとは親友同士である。
クラスはロードで剣のみを装備する。専用装備はレイピアなど。
ミニスカートにタイツをはいたスタイルで戦うため、
戦闘中にスカートがめくれ上がるのを気にした部下に格好をたしなめられたこともある。
物語開始直後祖国が滅亡し、護衛騎士に連れられて命からがら城を脱出し、そこから話が進んでいく。
争いを好まない優しい性格であるが、自国の民が傷つくのを何よりも嫌い、
帝国の自国民に対する虐待を目の当たりにして、それに対して毅然として向かっていくなどの強さもある。
が、そのやさしさを逆に敵に利用され、人質をとった帝国兵に対して何の考えもなく要求に応じたり
ラスボスである魔王に体を乗っ取られた、親交のあった帝国の王子リオンの言葉を全く疑わずに聖石
(魔王を封印している石)を簡単に渡した上に破壊されてしまうなどの失態も目立つ。

兄エフラムと比べると成長率の低さが目立ち、
どうしても力や守備といった能力が伸び悩むためひ弱なイメージが付きまとう。
しかし能力の限界値はかなり高く、素早さなどは全クラス中最高まで伸びるため、
頑張って育てれば優秀なユニットになるであろう。

☆関連語☆
エフラム ヒーニアス FE聖魔の鉱石 レイピア ロード


●えっぐもんすたーひーろー【エッグモンスターHERO】
シミュレーションRPGの半熟英雄が、禁断のたまご召喚RPGとなってしまった。
実はニンテンドーDSのロンチでありながら、ニンテンドーDS初のRPGであったりする。
相変わらずだらしのないアルマムーン王国の若様が、教育係のセバスチャンの手によって、
「ハードボイル島」なる島へおバカを直すため修行の旅に出ることに。
しかしその島では完熟軍が島に眠る「伝説のたまご」の封印を解こうとしていた。
もちろん若様は完熟軍との戦いに巻き込まれていくのであった…
RPGになっても、ストーリーや雰囲気は歴代のシリーズの流れを汲んでいる。
フィールド上を歩き回り、完熟軍と出会ったら戦闘に入るのだが、
連打リングバトルにかわり、DSの下画面をこすって兵士をぶつけ合う「スクラッチバトル」に。
危なくなったり、敵がエグモンを呼び出してきたら、こちらもエグモンを呼び出すことができるのはいつも通りだが、
本作では「おさわりバトル」が導入。エグモンを触る部位によって出す技が変わり、
その後選択する相手エグモンに対する攻撃箇所によっては、弱点を突いて大ダメージを与えたりできる。
もちろんシリーズおなじみの切り札も使うことができる。
戦闘シーンは2Dと3Dが入り混じった感じ。ドット絵のエグモンも。ポリゴンのエグモンも、面白いぐらいよく動く。
あと半熟シリーズ初の通信対戦「たまごロワイアル」を収録。最大8人まで対戦可能。
問題点は、すべてのイベントがお使いイベントにしか見えないことと、戦闘があまりにもゆるゆるすぎる難度であること。
ちなみに音楽は植松伸夫だったり、開発がネバーランドカンパニーだったりする。


●おばちゃん【おばちゃん(デビルサマナー)】
「ソウルハッカーズ」および「葛葉ライドウ」での、悪魔の口調の一つ。
「ソウルハッカーズ」では、前作の「関西弁」に代わって入った。
関西弁の気安い口調、会話内容はほとんど世間話と、大阪の下町のおばちゃんといった感じであるが
交渉では高確率で現金を要求してくるという特徴も。
該当の悪魔は、ハクジョウシを除いて人間っぽくなかったため、特に注目はされなかった。

…だが、続編の「葛葉ライドウ」で悲劇は起きた。
女性口調が「おきゃん(幼女系)」「ありんす(遊女系)」「おばちゃん」の3つしかないためか
過去の作品ではいわゆる大人の女性口調だった悪魔達がここに割り振られた。
その中には、人気の高いスカアハやパールヴァティも含まれていたため、不満を持つファンも少なからず存在し
そのせいか公式ふぁんぶっくでも「女はなべておばちゃんなのだと、涙の納得」と書かれた。


●おぷーな【オプーナ】
2007年11月1日にWiiで発売されたRPG。
製作はアルテピッツァ、発売元はKOEI。
ちょっとシュールだけど暖かみのあるキャラデザ・シナリオと、
3Dスティックを弾いて戦う「アクティブボンボンバトル」などが特徴である。

主人公であるオプーナの奇妙なデザイン、「まずは50万本を目指す」という強気な発言、
そしてあの「スーパーマリオギャラクシー」と発売日が被ってしまったことなどから
このゲームをネタにして、改変コピペやアスキーアートを作る行為が大流行してしまった。
(ゲーム本編は知らないけど、オプーナのAAは見たことあるよという人も
意外と多いのではないだろうか?)

しかし内容は、アルテピッツァ製ということもあり、極めて丁寧に作られている良作。
崎元氏の音楽も好評であり、ネタゲー扱いされているのがもったいないともいえる出来だろう。
せめて、オプーナがもっと万人受けするデザインだったら売れた(かもしれない)のに!
ワゴンで見かけたら、そっと同情してあげてください。

☆関連語☆
アガレスト戦記


●がーぶおぶろーず【GARB of LORDS】
シナリオ#4までのナンバリングシリーズとほぼ全てのコンシューマオリジナル版に登場するロード専用の鎧。
和名はリルガミンサーガでは「君主の聖衣」、それ以外では「聖なる鎧」。
AC-10(ほとんどの作品で最強)、一歩歩くor戦闘1ターン毎に1HP回復、SP開放で全員のHP全快の高性能を誇り、
作品によっては呪文抵抗、特定の敵からのダメージ半減、更にはクリティカルヒットが出せるようになると至れり尽くせり。
無論作中屈指のレアアイテムであり、#1では村正、手裏剣と並んで三種の神器と呼ばれたことも。
garbとは本来服装とか装束という意味で鎧の上から羽織るもので(TRPG版のローブ+9という表現が最も近いと思われる)
和訳としてはリルガミンサーガの方が適切なのだが不確定名が?ARMORであること、
(特にひらがな表記時の)分かりやすさからFC版などでは「聖なる鎧」にしたと思われる。
なお、シナリオ#4ではLORD'S GARB(和名変わらず)の名で登場し、なぜか魔術師のワードナも装備できるが、
ACが大幅に上昇してしまう上ヒーリング-8というとんでもない呪いのアイテムになっている。

☆関連語☆
レアアイテム


●かいとう-れとると【快盗レトルト】
メダロット2〜4・Rに登場する人物。
外見はシルクハットに黒いマント。目が「●●」の形をした白い仮面を被っている。
妙なBGMと共に主人公の前に登場し、手助けをしてくれることもあればロボトルをしかけてくることもある。

ネタバレになるが、正体は初代メダロットの主人公ヒカル。
1作目から2作目の間で数年経っており、ヒカルは大学生になっているが
世界を救った存在として注目されているわけでもなくコンビニでしがない店員としてアルバイトをしている。
しかも勤務時間中にテレビを見たり店から抜け出す始末である。

2では主人公天領イッキと同じ機体(カブトならメタビー、クワガタならロクショウ)を使用するが、
R・3以降はKBT型最強クラスのメダロット「アークビートル」(4は変形能力を持つアークビートルD)を使用する。
この機体、右腕・左腕のパーツは攻撃速度が非常に速い上、貫通効果まで持っており脚部のパーツは装甲が85もある。
おまけに頭部パーツ「プロミネンス」は1回しか使用できないが、一気に相手のパーツ4箇所全てを破壊する程の威力を持つ。
ゴッドエンペラーと並ぶ高性能を持つため、「厨御用達メダロット」などと蔑む者がいる。
最もレトルトが味方のチームとして共闘する場合、死に急ぐような行動ばかり取り、
敵のファーストエースやジャッカルにフルボッコにされる運命をたどる。

余談だが、例の怪盗レトルト登場時の「妙なBGM」は
「彩りましょう食卓を 皆で防ごうつまみ食い」という口上の台詞と合わせて流れるため
頭から離れない人や記憶に残った人も少なくないと思われる。


●がくしゃ【学者(FF)】
敵のHPや弱点が判るという学者らしいアビリティをもつ。
――が、学者を学者たらしめているのは、別にある。
 「本 を 手 に し て、 敵 を 叩 く!」
しかもけっこう強い! 装備しているのはリアルの六法全書並みかそれ以上の本に違いないッ!
だから、腕力も戦士並みに違いないッ! というネタが半ば本気で囁かれている始末。
いまだに「本で敵を倒すジョブ」の名をほしいままにしている。

初出のFF3から久しく登場しなかったが、FFTA2にて再登場を果たす。
この学者も
 「斜 め 持 ち し て 背 表 紙 の 角 で 敵 を 叩 く」
という細かい芸を見せてくれた。

FF11(2007年11月〜)にも登場したが、使用武器は両手棍・片手棍などである。
つまり「本=武器」ではなく、オールドファンは涙したとかしなかったとか。
(本自体はアビリティ使用時のエフェクトに出てくる)

☆関連語☆
学者(汎用) タガメの錬金術師(半熟英雄)


●がるばらん【ガルバラン】
イース3の最終ボス。
かつて勇者によって封印されていた魔王であり、物語終盤で封印が解け復活する。
「これからはガルバランの時代が始まるのだ!!」というセリフの通りの、ドラクエの魔王タイプのラスボスだったのだが、
2005年に発売されたイース3リメイク作「フェルガナの誓い」では有翼人設定に改変されており、
魔王ではなく自我を持って暴走した古代兵器ということになっている。

戦闘前のセリフも、「スベテ…破壊スル…」などメカっぽい片言となっており、
戦闘開始時にはガシャンガシャンという変形音を発するなど、変貌ぶりに驚いたイース3プレイヤーも多いのではないだろうか。
イース3の頃と比べて戦闘能力もかなり強化されており、
アクションRPGでありながら並みのアクションゲーム以上にプレイヤーの回避テクニックを要求してくる強敵。

ちなみに、前座ボスであるガーランドも戦闘時にはメカっぽくなり、
飛行形態のような姿になってアドルに突進する技(通称:ゴッドバード)を使ってくる。


●きづいたら-やられていた【気付いたらやられていた】
読んで字の如く、プレイヤーが気付いた時点でやられてしまっている状態。
大きく分けて以下のパターンがある。

・不意打ちをくらい、こちらが行動するまでの間に全滅、およびそれに近い状態にさせられる
例)FF10 モルボル劇場
・敵の能力が高すぎてこちらが動けるようになる前にフルボッコ
例)メダロット2 ゴッドエンペラー
・一人のキャラの操作に集中しすぎて他のキャラがやられていた
例)SFC版TOP リザードマン(石化攻撃)
・ながらプレイなど、余所見をしていたら壊滅状態
例)シレンGB2 般若武者
・画面が光ったりして見えない、他のもので隠れるためHPの残量が把握できない
例)DQ2 シドー

元ネタは「機動戦士ガンダム」のオールレンジ攻撃(ビット)に対しての発言。
敵がいないはずの場所から攻撃を受け、なす術なくやられてしまうため。

☆関連語☆
イゴる ずっとオレのターン!! 先制攻撃 不意打ち


●きんきゅうかいひ【緊急回避】
1)アクションゲーム(この辞典的にはARPG)で横に転がったり、
バク転したりして敵の攻撃を回避する動作。
これの最中は無敵時間が存在することが多いのでうまく利用しよう。

2)特定のボタンを押すことで、ゲーム本編とは何の関係もない画像を表示させる機能で、
その目的は「こんなゲームやってる時に急に誰かが部屋に入ってきてもこれで安心」というモノ。
アルトネリコ2では特定の状況下でセレクトボタンを押すことで、
ロード画面もどきや意味不明な一枚絵を呼び出すことが可能となっている。
本来ギャルゲー(もしくはエロゲー)に半ばジョークの一種として搭載されているシステムなため、
同ゲームの「これなんてエロゲ」感が増すのに一役買っている。


●くろあ・ばーてる【クロア・バーテル】
アルトネリコ2の主人公。設定年齢18歳、男性、CV遊佐浩二。
生業は本作世界の統治機構「大鐘堂」の下っ端騎士、要するに武装警察隊員。
騎士としての実力は同僚の信望と上官の期待の篤いエース的存在である。
加えて中性的優男風イケメン、性格は素っ気ないもののいたって実直で誠実、
つまりはモテ要素のうち持っていないのはカネと地位と家柄ぐらいなものである。
「RPG的ギャルゲ」「これなんてえろげ」と謳われたアルトネリコの続編の主人公の名は伊達ではない。

事実、以下に列挙するとおり、女性関係の潤いまくりぶりはまさに水も滴るいい男。やらないか。
・幼馴染で周囲公認の彼女、ちょっとお水な商売だけどクロア一筋と思わせて猫被り女「ルカ」(攻略可)
・大鐘堂の頂点に立つ神の御子つまりは仕え傅く対象、ツンデレ金髪お嬢様「クローシェ」(攻略可)
・身寄りを失いクロアに引き取られた妹分、ツインテールヘソ出しロリ娘(11さい)「ココナ」(攻略可)
・ホントは花屋を夢見る一途な娘、少々マッドな「くー君」一人の為の武器職人「シンシア」(攻略不可)
・敵か味方か、前作より引き続きダークホース的ポジション第三の女「ジャクリ」(攻略可)
ちなみに彼の得物は銃火器やロケットブースターみたいなのが付いた剣呑なランス(騎兵槍)で、必殺技は
敵にアフターバーナー全開で突っ込んで突き上げて限界まで貫いて突き落とすインフィニティ・スラスト。やらないか。

ストーリー導入部ではクローシェの護衛として反大鐘堂陣営と渡り合うことになり、
戦闘にダイブにと忙しい。初っ端から立ちまくりのフラグをどう捌くのかはプレイヤー次第である。
しかしながら、物語後半の展開上、メインヒロインの二人であるルカとクローシェの絆に焦点が当てられる中、
彼本人はせいぜい進行役程度の存在感しか発揮できなかったため、主人公でありながら空気呼ばわりが定着。
「あれ、もうコイツ(クロア)いなくてもいいんじゃね?」と思ったプレイヤーの多くは三人目のヒロイン、ジャクリへ走ることとなった。


●げしゅたるとぼーど【ゲシュタルトボード】
「ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの預言〜」に採用されたシステム。
いわゆる「キャラクター同士の好感度」を司るシステムなのだが、
「平面上に配置されたキャラクター間の距離がそのまま人間関係の親密さ」
という他に類を見ない独自のものとなっている。
不定期にメンバーを入れ替えながら最大14人の騎士団を率いていくゲームの性質上、
単純に数字で好感度を示してもプレイヤーが全体をを把握しきれないという問題への
対処法として考案されたものと思われる。基本的なルールは以下の通り。

・新規に加入したキャラはボード上のランダムな場所に配置される。
・その後、戦闘中に隣接する他のキャラが一定値以上の攻撃力や素早さを発揮したり
 相手から補助や回復を受けたりすると、数値に比例した距離だけ対象に引き寄せられる
・遠征から帰還した時点でボード上の距離がごく近いキャラ二名は異性ならば結婚し、
 同性ならば親友状態となることがあり、その後はボード上の影響から排除される。
・結婚状態のキャラにはランダムで子供が生まれることがあり、親友状態のキャラは戦闘中に
 精霊の召還による強力な攻撃が可能になる。
・結婚・親友の状態は二人のどちらかの戦死・退団まで持続する。

余談だが、ゲシュタルトボードの現状を確認すると、最後に確認した状態から現在までの
人間関係の変遷が刻々と描き出されていくのが中々に面白い。
他にも優秀な奴はゲームでもやっぱりモテモテだったり、他のキャラに引き寄せられる途中で
全く別のキャラと結ばれるようなことが起ったり、最大三人の伴侶との間に子供を残したり、
プロポーズされたのに最後は友情に走ったり、そもそも「親友」は何か危険な匂いがしたりと、
自由な想像の余地が多いシステムである。

☆関連語☆
好感度 結婚 親友 カップリング 恋愛 Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜


●こうりゅうでんせつう゛ぃるがすと-きえたしょうじょ【甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女】
バンダイのキャラゲー。(簡単に言うがこの一言がとてつもなく重い)
ヴィルガストのジャンルは漫画、OVA、ガシャポン、カードダスetcと多岐にわたっているが、原作は小説である。
そしてこの作品がゲームソフトとしてSFCで出されている。
ヴィルガストの世界観を知らない人がやったら、まず間違いなくクソゲー、または飽きゲーとでも呼ぶだろう。

特に変わったシステムや謎解きなどはない。根気さえあれば誰でもクリアできる。
というかバランスが整いすぎていて、楽勝とかピンチとかの緊張感がないといったほうが正しいかも。
具体的には、雑魚敵を倒してレベルを上げないと、次の地域の雑魚敵が強すぎて進めないようにしてある。
そのため1つレベルが上がるとムチャクチャパワーアップする。
最初2桁だったHPが、終盤では5桁になるという凄まじい成長率。
攻撃魔法はほとんど意味を成さない。レベルさえ上げれば、武器攻撃だけで勝てるようになるのだから。
ただし回復魔法は大事。「ヒール」回復200、「ヒーロール」回復2000、「ヒールアップ」回復量20000。
HPが膨大な量になっても、ちゃんとバランスが取れるようにしてある。

そして肝心のストーリーは・・・まあだいたい原作準拠。
前述の「レベル上げないと進めない」システムのせいで、サブストーリーがなく完全な一本道。
原作と違う点として、ラスボスの邪神が復活せずに封印して終わってしまう。
これには原作を知っている人もさすがに呆れただろう。
原作を知らないままラストにたどり着いた人にとっては、呆れを取り越して怒りを覚えるかもしれない。


●さーれんと【サーレント】
ルドラの秘宝の4人の主人公のうちの一人で冷静な言霊師(魔法使いのようなもの)。
預言者ソロンの弟子であり、現在は師の予言から考古学者ミュンヒ博士の元でラゴウ石と呼ばれる物の発掘を手伝っている。

彼の最大の特徴は4人の主人公の中でも飛びぬけた苦労人っぷりである。

まずラゴウ石から蘇った怪物にミュンヒ博士共々あっさり殺されてしまう。
たどり着いた冥界では地上に帰る方法があるとだまされて魔剣に封印され、
なんとか地上に戻るも日光を浴びて成仏し冥界に逆戻り。
ゴモラと名乗る存在と契約を結び死者の体を借りて今度こそ蘇るがまた日光を浴びて成仏。
ゴモラから日光耐性をつけた死体をもらって再び蘇るも
肝心の自分の死体が他人に乗っ取られており世界中を探し回る羽目に。
ようやく自分の体に戻ったと思えば師であるソロンを目の前で殺された上、
ソロンとミュンヒ博士の魂を取り込んだ魔物と戦うことになってしまう。
さらには選択次第でラスボスに強制敗北。
ボスに吸収されて他の章の主人公に倒される……と約2週間の物語中これでもかと酷い目にあう。

しかしこの波乱万丈生活も無駄ではなく、
死者の体を借りて蘇っている間は成長率が死体の特性に合わせて変化するため、
剣士と言霊師の2つの死体でサーレント本人の不足ステータスをカバーでき、
最終ステータスが全キャラ中最強となる。
専用武器であるバードカッターの性能も良く、最終章の戦闘でも大活躍してくれるためあまり不幸なイメージが残らない。


●さいごのせんたくし【最後の選択肢 (アルトネリコ2)】
アルトネリコ2のルカENDとクローシェENDで現れる選択肢。
前作では最後の最後でヒロイン二者択一という悪魔の選択を用意したガストがまたやってくれた。
今回の主人公クロアは一途なので前作のような修羅場にはならないが質問に対する回答が酷い。

ルカ「騙していたのにどうして助けてくれたの?」
・ルカを護ると決めたから
・騙されたとき何かが目覚めた
・顔とスタイルが好み

クローシェ「いつから私に恋心を抱いていたの?」
・あの時泣いているお姿を見て
・ののしられるのが好きなんです
・顔とスタイルが好み

…もはや何も言うまい。
ちなみにどれを選んでもクロアが驚異の話術でいい話にしてくれるのでご安心を。


●ざ・どらごん【ザ・ドラゴン】
ロマンシングサガ2で、龍の穴にて修行を積む格闘家のリーダー。
近くの村はこの格闘家たちによってモンスターから守られていた。
モンスターの巣を叩き潰そうとしたところ、体術が通じないスライム系モンスターが出現。
体術しか使えない格闘家達はどうすることもできず、頭を抱えているところに皇帝が現れる。
皇帝が協力しようと申し出ると、彼はこれを受け入れ、
ボスは我々が倒すからスライムを倒してくれと頼んでくる。
彼の言うとおりスライムを倒してから話しかけると、ボスを倒してくれて仲間になってくれる。

だがここで約束を破り、スライムだけでなく奥にいるボスまで皇帝が倒してしまうと、
我々のメンツが立たんと言って皇帝に戦いを挑んでくる。
カウンターで反撃してくるが、飛び道具や術相手には対処できず、あっけなく皇帝に敗れ去る。
もちろんこの方法では仲間にならないが、後に格闘家を皇帝に据えることによって仲間にすることができるようになる。

奥のボスを倒すかどうかはプレイヤーに委ねられるのだが、
実はボスを皇帝自身の手で倒したほうが得られる収入が多くなるのである。
金欠になりがちなゲームなので、多くのプレイヤーがわざと彼のメンツを潰して収入を増やしている。
ひどい場合はメンツを潰してすぐ皇帝に据えてすぐルドン高原に送られる運命にある。
非道に思えるが、そうしたほうが得というのもまたロマンシング。


●しーゆにっと【Cユニット】
MM/MSで戦車を動かすのに必要なパーツ。コントロールユニットの略称。
現実では3〜5人必要な戦車の操縦が1人でできるのはこのパーツのおかげらしい。
MM1では単にあるだけのパーツだったが、2以降は命中・回避率に修正がついたり様々なプログラムが使えたりと重要度が増している。


●じゃくり【ジャクリ】
アルトネリコ2のシナリオ中盤で仲間になる三人目のヒロイン。
序盤はいかにも悪人なラウドネスにつき従う単なるロボと思われていたが、
序盤の山場イベントで中から少女が飛びでてきてプレイヤーの度肝を抜いてくれる。
その正体は前作のラスボス『ミュール』だがその目的が主人公一行と被っており一時敵対関係に陥る。
しかし、目的のものが劣化アイテムだとわかると主人公と和解し、以後パーティに加わることになる。

負けず嫌いで基本全裸で真面目な顔でボケを飛ばすがツッコミもイケる、
という彼女のキャラに和んだり笑ったり癒されたり萌えたりする者が続出し、
またジャクリルートでは「後半空気」と言われる不遇の主人公が彼女の魂に救済を与えるために
精神世界を奔走する姿が見れたり、いわゆる「デレた状態」での会話の破壊力がすさまじかったり、
エンディングで登場人物みんなが幸せっぽかったりするので、
ジャクリENDこそ真ENDなどとのたまう信者が続出した。

ちなみに、まさかの男声ヒュムノスが披露されるのも、彼女のENDのみである。


●しんしあ【シンシア】
アルトネリコ2に登場するキャラ。
主人公クロアの地元で鶴屋という武器屋を営んでる鎧娘。主人公の事は愛情をこめてクー君と呼んでいる。
武器屋といっても初期の品揃えはお世辞にも豊富とはいえないが彼女の主人公への愛が生んだ
シンクロブランド(シンシアとクロアのブランドだから)や突飛な発想から生み出される爆弾、
読めない古文書の挿し絵や図面だけでなんらかの形にしてしまう才能等で徐々に豊富になり
最終的には他の調合屋との合作であるが最強の武器まで作り出してしまう。

鶴屋に立ち寄ると進んでいくサブイベントを進めていくと、本当は武器屋なんか大嫌いだが、
主人公の為に武器屋をやっていたことが発覚。
非常に一途な女の子だが攻略不可なため、なにをどうしても結ばれることはない。
本来の夢は花屋だったりする
ちなみにアルトネリコスレでは、その報われなさに同情してるのか、シンシアの人気は高い。


●しんぴてき-な-いし【神秘的な石】
Wizardryでよく出るアイテム。
同系統にステータスをアップさせる「力の石」や「命の石」、
年齢を変化させる「若さの石」や「老いの石」などがある。
他の石は名前を見れば効果が推測できるのだが、
これだけは名前から効果が類推できないため、
初見の人は試しに秘められた力を発揮させて、思わずリセットすることになるだろう。
このアイテムの効果は使用者を『 死 亡 状 態 』に変化させることなのである。
死亡の危険度が極めて高いこのゲームでは非常にいやらしい罠であるが、
更に危険な状態である灰になってしまうアイテムがあることを考えれば、まだ可愛いものか?

さて、この一見使い道のないこのアイテム、
実は状況によっては非常に有用である。
なぜならば使用者を死亡状態にするという効果を逆手にとって
安全かつ確実に、灰になったキャラを死亡まで回復することができるからである。
これによってキャラをロストの危険性から守ることができるのだ。

常に持ち歩くほどの必要性はないが、
あの憎々しい商店に常に在庫がある状態にはしておきたいものである。


●すばらしきこのせかい【すばらしきこのせかい】
スクウェア・エニックスより発売されたニンテンドーDS用RPG。
キャラクターデザイン・クリエイティブプロデューサーは野村哲也氏。
雑踏にぎわうシブヤの街を舞台として、死んで記憶を失った主人公が、生き返るために、
死神から提示された七日間のゲームをパートナーと共にクリアする、というストーリー。

厨二病的なセリフやネーミング(例:「君にもヨシュアと呼ばせてあげるよ」(本名は義弥))、
野村氏による“オシャレ”過ぎるキャラデザ(例:ヒロインの×××がほとんど見えてる)、
などによって、発売前はどちらかと言うと嘲笑の対象になった。
が、いざフタを開けてみると、突き抜けていていっそすがすがしいストーリー・キャラ、
やや高難度だが熱中できる二画面同時バトル、300種ものバッジによる多彩な攻撃手段、
奥の深いクリア後やりこみ、DSでありながらBGMがほとんどボーカル入り、等
非常に意欲的で完成度の高い作品であった。スクエニは普段ファンタジー系の
ゲームばかり作ってるので、あえてストリート系を狙ったとのこと。

また、
・ツッコミどころ満載の装備アイテム(鉢植え、ランドセル)
・勇気さえあれば男でも女用の装備が可能(逆も然り)
・やたら印象に残る敵キャラ(南師狸)
・本編設定をパロディしちゃうクリア後のオマケ
など、随所にスタッフの遊び心がうかがえる。


●すらいむ-ないと【スライムナイト】
ドラゴンクエスト5から登場している雑魚敵。
緑色のスライム+剣と盾を身に付けた全身鎧の戦士という形状をしている。
両者の関係については「スライムに乗った戦士」「戦士はスライムの体の一部」の二つの説がある。
初出のSFC版5や6,7,8では前者、PS2版5やモンスターズでは後者の説となっている。
序盤に出現し、ホイミでの回復に高い能力とそこそこ手強い。
5ではマホトラや痛恨を放つ幼年期最強の敵だったが、6以降ではマホトラが消滅するなど、
シリーズが進むに連れて並の敵と大して変わらなくなっている。

5では青年期序盤(馬車入手してすぐ)から仲間にできる。
仲間になった直後の能力がその時点の最強装備の主人公を(全裸で)上回ることも。
高い能力に回復呪文、重装備が可能、耐性が豊富など非常に優れた戦力となる。
ヘルバトラーなどの終盤に出る強力な魔物を差し置いて最強の仲間だと推す魔物使いも多い。

6は仲間にできる時期が遅く、システム変更やバランス調整により5と比べて大幅に弱体化。
しかしプラチナ系統が全て装備出来るため、ベストドレッサーコンテストのために捕まえる人が多い。
更に他のスライム属よりも重装備が可能なのでスライム格闘場の攻略や、予備戦力として加えるのも悪くない。

8にもスカウトモンスターとして滝の洞窟付近に最初期から登場。
「愛の戦士」という大変恥ずかしい肩書きをもっている。
能力は高くないため、バトルロードの初期はともかく、後期にはいると辛くなってくる。

モンスターズではスライム族の下級モンスターとなっている。
別段優れた能力もないため、無理に使う必要はない。

同系統にメタルライダー、ダークナイトがいる。
メタルライダーは名前にメタルが入っているが、硬くもなければ経験値も多くない。
スライムナイトの上位種なだけなので期待しないように。

余談だが仲間になる際、1匹目は必ず「ピエール」という名前になる(モンスターズは除く)。
また、5小説版では最重要キャラの一人となっている。

☆関連URL☆
ttp://netanabe.blog78.fc2.com/blog-entry-149.html(ドラクエ5の最大の功労者はピエール)

☆関連語☆
最強候補 自給自足 夢見の洞窟


●ぜたおせぇ!【ゼタ遅せぇ!】
すばらしきこのせかいに登場する南師猩の名セリフ。
人を待っている時や、戦闘中によく使われる。
そのインパクトのあるセリフと声の良さから彼の代名詞になり、
本スレでは『ゼタ様』の愛称までつくほどである。

ちなみにゼタとは単位の名前であり
基礎となる単位の1021(=十垓)倍の量であることを示す。
国際単位系ではヨタの次に大きい単位であり、大きさで言えば2番目に大きい単位である。

みんなも、なにかと遅い奴に対して大きな声で使ってみよう。

☆使用例☆
○○「ごめーん。遅れちゃった☆」
××「____。このラジアンがァ!」

☆関連語☆
すばらしきこのせかい 南師猩


●せんしゃ【戦車(MM/MS)】
メタルマックスシリーズの象徴とも言える乗り物。
『大破壊』後の荒廃した世界で、魔法や超能力など何1つない人類が
凶悪なモンスターや狂った無人兵器に対抗しうる兵器である。
作中では「クルマ」と称されることも多い。
『大破壊』前の技術の結晶であり、操縦者が一人でも運用出来る様に高度な自動化が施されている。
そのためMM2・MS1のバトー博士とMS2のDr.レジェンドを除いて新たに製作できる人物はおらず、
基本的には保存状態の良い車両をそのまま使用するか、もしくはレストアしたのが大半である。

戦車はその車体であるシャシーと動力源のエンジン、移動や戦闘時に制御を行うCユニットが主体となり
そこに機銃や大砲等の各種武装を乗せ、その時のエンジンの積載量の余剰分が
戦車のHPにあたる「SP」の最大値になり、その分だけ装甲タイルを張ることができる。
HPにあたると言ってもあくまで装甲タイルの残量であり、パーツに損傷がなければ
たとえ0になっても行動することが可能である。
しかしSPが0の場合、パーツ破壊効果を持たない攻撃を受けてもパーツが損傷してしまう。
パーツの状態は「正常」「破損」「大破」の3種があり、「大破」になるとその部位は稼動しなくなる。
特にシャシーが大破すると、搭乗者は強制的に外に出され、生身での戦闘を余儀なくされる。
また、戦車は強力な反面生身に比べて行動範囲が狭く、
マップ上の森や一部の瓦礫、車止めを通過することができず、階段を昇降することもできない。

なお、戦車と言ってもあくまで「戦うクルマ」であり、
一般的に戦車と呼称される物以外の車輌も戦車とされている。
作中ではティーガーやエイブラムス、メルカバなどのMBT(主力戦車)は元より
バギー、装甲車などの厳密には戦車と呼ばない戦闘用車両に
バスや救急車、はしご車などの戦闘用ですらない車両、
果てはキャデラック(59年モデル)やトラクター(赤い)
戦闘機(飛べません)まで戦車として分類されている。


●ちのせいやく【血の誓約】
ファイアーエムブレム暁の女神に登場する、古代の王たちが用いたという契約の魔法。
契約に違反した際効力を発揮し、なんと呪いによる病で 国 民 が 全 滅 す る という魔法。
このとんでもない契約の魔法を結ぶ方法はいたって簡単、「血の誓約書」と呼ばれる紙に血文字でサインをするだけ。
誓約書を借金の借用書などに偽装しても誓約を結べるため、呪いとしては類を見ないトンデモさを醸し出している。
この特性のため、作中では契約というよりは、国民全員を人質に使った脅しの材料として使われている。

しかしながらこのトンデモ呪い、
「新旧主人公対決」や「大きな戦争を引き起こす」という理由付けくらいにしか使われず、
その上、引き起こされた大戦争は、戦争中に目覚めた女神様が人類に絶望、
大陸のほとんどの人を石にしてしまったためあっさり休戦、
呪いも「石になったなら病なんて全然平気だよね!」という理由で無効化され、
その間に契約相手を倒すという展開に…と、有効に活用されたとは言いがたい設定であった。
そのため、暁の女神の駄目なところの槍玉として挙げられることも少なくない。


●つえぽこ【杖ポコ】
杖などで相手を「ポコッ」と殴ること。大抵、威力は低い。
少女キャラがやると人気が出るとか。

☆使用例☆
「FE暁の女神のローラたんは__カワイイ」


●どっとはっくじーゆー【.hack//G.U.】
サイバーコネクト2から発売された擬似オンラインRPGシリーズの第二弾で
「Vol.1再誕」「Vol.2君想フ声」「Vol.3歩くような速さで」の三部作で構成される。
オンラインゲーム「The world R:2」をプレイ中、謎のPC「三爪痕(トライエッジ)」によって※PKされ、
意識不明になった仲間を救うため主人公ハセヲが三爪痕と謎の存在AIDAを追い、
様々な人物との出会いによって成長していくというストーリー。
最大のウリである擬似ネトゲの雰囲気はそのままに戦闘での爽快感を向上させゲームバランスを良くした。
また、ハセヲやエンデュランスといったネタキャラが多く一部のキャラが続投または別のPCとして登場している。
しかし、前作と同様他のメディアミックス作品を見ないとわかりにくい部分がある。
そこさえ我慢すれば無難に遊べる良作となっている。

※ネットゲームでPC同士づ戦い相手を倒すこと


●なんさいなの?【何歳なの?】
外見年齢と実年齢が一致しないことが多いファンタジー系RPGでよく言われる台詞。
空気を読まないで使うと嫌われるので気を付けよう。

☆使用例
ヴァン「フランってさ・・何歳なの?」


●にじゅうそこ【二重底】
宝箱にレアアイテムを隠す時に使われる。
一回調べただけでは、薬草やら、1円やら、ろくな物が入ってなかったりするが、
もう一度調べることで別のアイテムを手に入れられたりする。宝箱に限らず、タンスなどの場合もある。
案外見落としやすい。

例)ドラクエ4(魔法の鍵) ヒーロー戦記(隠しスイッチ)


●にほんちず【日本地図】
和風RPGなどで、フィールドのデザインによく使われる形。
そのままの形で表現するのは無理があるため、非常にいびつな形に改変される。
攻略本などで全体マップを見て初めて「あ、日本地図だったんだ」と気付くものも多い。
ほとんどの場合本州のどこかから始まり、九州・四国・北海道にはイベントか船を手に入れて渡ることになる。
ものによっては中国大陸へ渡ったりすることもある。
自分の住んでいる地域が近づいてくると、なんとなく嬉しい。

江戸とか尾張とか昔の地名を使っている場合、
「平泉へ行け」とか言われてもよくわからなかったりする。
が、シナリオを進めていれば知らなくてもいずれ到着できるので気にしなくていい。

☆作品例☆
じゅうべえくえすと ドラえもんギガゾンビの逆襲 ONIシリーズ 
弁慶外伝 沙の章 ポケットモンスター


●ばーちゃるこんそーる【バーチャルコンソール】
Wiiの人気コンテンツ。一般的に使われている略称はVC。
インターネットを通して、FC・SFC・64・メガドラ・PCエンジン・ネオジオの名作をDL(有料)することができる。
任天堂公式のエミュレーターだけあって、再現度は非常に高い。

RPGだと、「風来のシレン」「ファイアーエムブレム紋章の謎/聖戦の系譜」などの人気作品や
「邪聖剣ネクロマンサー」「ヘラクレスの栄光3」などの色物まで、色々なゲームを遊ぶことができる。
配信タイトルは毎月増えつづけているので、
これを機に、過去のRPGの発掘に挑戦してみてはいかがだろうか。
思わぬ名作・迷作にめぐり合えるかもしれない…


●ひろう【疲労】
1)一般的な疲れ。
大きな力を使ったり、戦いなどのストレスでこのような状態になったりする。
重なると、倒れたり、酷いと命に関わったりする。ゲームによっては直すために薬草やら、
杖やらを取りに行く事になり、面倒臭い。

2)プレイヤーも__が溜まると同じようなことになるかもしれない。
また、会社などで多く働いている人間が「疲れてるんだ」などと言っていたら死亡フラグの可能性もあるため、
休憩をその人に勧めよう。ゲームはほどほどに。

☆関連語☆
瀕死


●ひろう【疲労(FE)】
ファイアーエムブレムトラキア776のシステム。
戦闘などをすると増え、最大HPより__度が高くなると次のmapでは出撃ができなくなる。(一マップ休むと0に戻る)
このため、適当にキャラを出撃させると、手痛いことになる。
このゲームの難易度を上げている一つの原因であり、これを嫌う人もいるが、歯応えがあると感じるマゾな人もいる。


●ふぁいあーえむぶれむあかつきのめがみ【ファイアーエムブレム暁の女神】
2007年2月22日にWiiで発売された、シリーズ10作目。
前作である「蒼炎の軌跡」の世界観を引き継いだ完全続編である。
国内の売上げはおよそ16万本。
続編なのに前作より売り上げが伸びた…という、近年では珍しいタイプである。

前作の登場人物が目立ちすぎていたり、終盤のゲームバランスがイマイチだったり、
支援会話のシステムが簡略化されていたり…などといった不満点はあるものの、
キャラクターの心理描写を重視したシナリオや、相変わらずのテンポの良さ、
そして今まで以上に個性豊かなマップなどのお陰で、全体としてみれば好評。
「しっこくの森」や「ゴリラアイク」などネタ要素も豊富であり、
何だかんだいって、この作品を愛しているエムブレマーは増える一方とか。

☆関連語☆
ファイアーエムブレム しっこくの森


●べにーまつやま【ベニー松山】
WIZ(とくにバンパイアロード)大好きなゲームライター。
スタジオベントスタッフの創立時メンバーで現在は取締役。
ゲームライターとしての活動は古く、86年にベーマガでデビュー。
ベントスタッフ内では主にシナリオを担当している。

また、ゲーム小説家としても有名で、
88年にwizを元にした「隣り合わせの灰と青春」を発表。
以後、ゲームの小説化作品をいくつも発表し好評を得ている。
特にWIZ2を元にした「風よ。竜に届いているか」はWIZのシステム設定まで
ストーリーに生かしたWIZへの愛の塊のような小説で、
前作の隣〜とあわせてWIZファンのバイブルとされてきた。
現在でもこの作品は人気が高く初版が出てから8年後に加筆修正され
別会社から新装版がでるというゲーム小説では異例の事態となりファンを歓喜させた。

現在もベントスタッフの出した解体真書シリーズには
おまけとしてベニー松山氏の短編小説が載ることがよくあり、
こちらもサガフロの「ヒューズのクレイジー捜査日記」などが好評を得ている。


●ぼーなす【ボーナス(WIZ)】
Wizardryシリーズにほぼ共通で存在するシステム。
このシリーズでは能力値を決める際、元々の数値にボーナスを割り振ることができるのだが
その数値がランダムで決まる上にその幅も広く(最低5辺りから最高3.40辺りまで)、更にダイレクトに能力へ関係することから
Wizを始めて最初にブチ当たる壁であり、没頭するポイントでもある。

☆使用例☆
「しまった!____36が出たのに間違えてキャンセル押しちった!」


●まじんてんせい【魔神転生】
アトラスから1994年にSFCで発売された女神転生のシミュレーションRPG版。
会話・合体など、メガテンの基礎といえるシステムをそのままに更に悪魔の成長要素も加えた。
一部の悪魔が成長することによって特技を習得し、また合体でその特技を無条件で合体後の悪魔に継承できるなど
メガテン本家にはない新しい試みが盛り込まれた意欲作。
本家以上のダークでドラマチックなストーリー展開。背景や悪魔達の美麗さもあって好評を博した。
ただし、仲魔に出来る悪魔の数、覚えられる特技が少ない。
グラフィックは使い回しが多い。どの特技を使っても同じエフェクトで戦闘の演出が非常に拙い。
グッドエンドへの条件が厳しく判りにくい。
力押しでどうとでもなってしまう難易度の上、無限に稼げる面が幾つもある。
など、欠点も多く何より「メガテンのシミュレーション」ということで倦厭する人も多く知名度はイマイチ。

それでも、本家とは違った魅力に今でも根強いファンが存在する。


●まじんてんせい−つー【魔神転生2】
アトラスより1997年にSFCで発売されたシミュレーションRPG。
副題「スパイラルネメシス」
前作の特徴であった悪魔の成長などをそのままに、仲魔にできる悪魔及び特技の大幅増加。
そして全ての悪魔が特技を覚えられるようになったため、成長とカスタマイズの要素が進化している。

仲魔集め用の面以外、全ての面がクリア後は入れないようになり、前作にあった無限稼ぎができなくなる。
仲魔集め用の面にしても、脱出に「えんまくだん」というレアアイテムを使うか
持ち金半分を支払う必要があるのでお手軽に使えるわけではない。
その上、レベルの低い悪魔しかいないので戦力を整えるためには通常のマップでいかに多くの悪魔を仲魔にできるかが重要になっている。
こうして見るとゲームバランスにも調整が入っているように見えるがダメージ計算式が「攻撃力−防御力×攻撃相性」と単純で、
金さえ気にしなければ経験値稼ぎは可能でもあり、金もそれほど重要ではないために結局バランスは大雑把のまま。
その他、悪魔の成長にバラ付きがある。
敵の思考時間が長く、非常に苦痛などの欠点も。

しかし悪魔達の育成とカスタマイズの高い中毒性。
属性によって5ツのルートが枝分かれし、各属性の正義や方向性を本家より深く描いたシナリオ。
作中で使われている曲の評価も高く、まさに知る人ぞ知る名作となった。


●まずはごじゅうまんぼん【まずは50万本】
Wii用ソフト『オプーナ』の製作発表会におけるコーエー役員の発言。
より詳細には、「まずは50万本、最終的には100万本のセールスを目指す」とのこと。
強気というか、うぬぼれが過ぎるというか……。
この発言によって『オプーナ』は発売前からネタ扱いされるハメになってしまった。
実際の売り上げについてはもはや言うまい。

http://ameblo.jp/public/image/displayimage.do?imagePath=/user_images/8e/d4/10017907441.jpg

☆関連語☆
オプーナ


●めだろっと5〜すすたけむらのてんこうせい〜【メダロット5〜すすたけ村の転校生〜】
メダロットシリーズ第5作目。メダロット・ナビが出た後にも関わらず、2001年GBCで発売された。
父親の仕事の都合ですすたけ村に引っ越してきた、主人公コイシマル。
彼は村の小学校のメダロット部に入るのだが、なんと部員がすくなく廃部寸前であった。
それでもなんとか部員を集め、他校のメダロット部とのロボトル試合でも勝ち進んでいく。
しかしすすたけ村に、何者かによる不穏な出来事が起こっているのであった…
2〜4までの主人公「天領イッキ」にかわり、新たな主人公「天蚕コイシマル」が登場。
舞台が田舎町に移り、ストーリーも今までと雰囲気がガラリと変わったものの、
歴代シリーズに出てきた人物の名前やネタも登場し、話が繋がっていたりする。

システム面においては、メダチェンジを排除・いくつかの行動を削減したり、シンプルにしながらも、
今までの必殺技「メダフォース」に変わり、使いやすくなった新必殺技「メダスキル」や、
戦闘を補助する「リーダースキル」、戦闘中さまざまな恩恵を受けることができる「メダコンボ」、
メダルの変化が分岐制になり、戦略にあわせた育成ができる「メダルトランスフォーム」が登場。
上記システムに加え、パーツの相性や能力のバランスが見直されて、ロボトル(戦闘)がさらに面白くなった。
本作品で出てくるメダロットは、すべて新規150体超になる。
画面レイアウトやインターフェイス面でも、わかりやすく見やすなっている。

問題点は作りこみの甘さ。各種バグや没マップ、入手不可能パーツ・メダルなど残念なところが多い。
先ほどの問題点があっても、ロボトルが面白いという理由で、一部に人気がある。
ちなみにこの「メダロット5」以降のシリーズ作品は、外伝やリメイクしか発売されておらず、
ナンバリング作品は今現在この作品で最後となっている。


●ゆうよくじん【有翼人(イース)】
イースシリーズに登場する種族で、かつて西の海にあったといわれている超古代文明エルディーンの民。
イース4に登場する、「エルディール」が有翼人最後の一人らしい。
元々はイース4にのみ登場する種族だったが、イース6以降、シリーズの物語を語る上では欠かせない種族となっている。

イース5までのイースシリーズは、物語がつながっている1・2を除き、3、4、5と
それぞれ舞台背景も伝承も異なるさまざまな土地を主人公アドルが冒険していく、という内容だったが
イース6で、「1〜5までアドルが冒険してきた舞台はすべて有翼人文明の遺した遺跡」という設定に改変されており、
以降の続編、過去作のリメイクはすべてこの有翼人設定で作られている。

シリーズの物語に統一感を持たせるためなのか、
アドルの行く先々に世界征服クラスのラスボスが次々出てくる不自然さを解消するためなのかは分からないが、
有翼人設定になったことでイースは剣と魔法の世界観から古代兵器絡みの世界観に変わっており、
プレイヤーからは「元の世界観の方がよかった」「もう有翼人の話イラネ」と嘆く声もある。


●らいかーがす【Lycurgus】
Wizardryシリーズに登場するモンスター。複数形はLycurgi(ライカーギ)。
シナリオ#4で味方モンスターとして初登場後、
人気があったのかFC版III(ダイヤモンドの騎士)、PCE版III(リルガミンの遺産)、外伝などに登場。
外見はトーガを纏って石版を持った骸骨だが、作品によっては石版を持ってなかったり服が豪華だったりする。
種族は#4ではデーモンだが他の作品ではアンデッドと外見同様不定。
スパルタの哲学者リュクルゴスが元ネタのWizオリジナルのモンスターだが、なぜかVPやTOPにも登場してたりする。


●らいときょうだい【ライトきょうだい】
半熟英雄2と4に出演したエッグモンスター。
ライト(電球)2つをくっつけて手足を生やしたような格好をしている。
その名前から、元ネタは飛行機を作ったライト兄弟と思われているが、
実はもう一つ元ネタがある。近年RPGにも出演しているあの兄弟である。
兄のほうは体色が赤く、弟のほうは黄緑。

ちなみに使用技に「仲間割れ」や「兄弟喧嘩」があったりするが、
これは兄弟で初競演したアクションゲームが
「普通に遊ぶより二人で殺し合いしたほうが面白い」ことをネタにしたものと思われる。


●りせっと-わざ【リセット技(Wizardry)】
Wizardryにおいて、「公然の禁じ手」として認知されているテクニック。
家庭用ウィズにおいては、プレイの緊張感を増すためにオートセーブが採用されているのだが、
セーブされるタイミングは特定の箇所に限られており、
それを見切って不利な状況でセーブされてしまう前にリセットを押す行為である。
本来は安易なリセットをできなくするために設けられたオートセーブの裏をかくテクニックであり、
一種の裏技的行為と考えられている。

このゲームでは全滅すると死体は迷宮内に置き去りになり、
蘇生に二回連続で失敗するとキャラデータが削除されるなど、
それまでのプレイ時間が台無しになるシステムが満載になっており、
馬鹿正直にプレイすると予備のためのセカンドパーティを育てる手間など、
莫大なプレイ時間がかかってしまう。
それゆえ、有利に、快適にウィズをプレイする方法としてリセット技が編み出された。
だが、プレイヤーの一部には、リセット技をウィズの楽しさを損なうものとして
忌み嫌う向きも多いことも確かである。

なぜたかがリセットが楽しさを損なうのか。
それは、ウィズのゲーム性は、乱数による偶然性に支配されている部分が極めて大きく、
それ故一度起こってしまったことをリセットによって「無かったこと」にするのは
「卑怯な行為」だ、と考えられる上、ウィズにはシステム上ゲームオーバーが存在せず、
失敗を後からどうフォローするか、というのもウィズの重要なゲーム性の一つとして位置づけられているからである。
そのため、敵ステータスのインフレにより、リセット技を使わなければ失敗のフォローが
ほとんど不可能になった後期の外伝シリーズなどは、
特に黎明期からのプレイヤーを中心に強い批判がある。

リセット技対策としては、「マニアモード」としてオートセーブされる場面を増やしたり、
逆に迷宮内では一切セーブできなくする、などの方法があるが、
変わったところではエクスシリーズのように、リセット回数を記録することで抑止力とする作品もある。
増え続ける数字を見るたびに正直心が痛む。

☆関連語☆
ロスト いしのなかにいる


●るか・とぅるーりーわーす【瑠珈・トゥルーリーワース】
アルトネリコ2のヒロインの一人。
主人公クロアの幼馴染であり、恋人でもある。
自らのコスモスフィア(精神世界)で客を癒すダイバーズセラピストという仕事をしており、
明朗快活な性格で街の人たちから可愛がられているが、母とは不仲でほとんど話すこともない。
料理のセンスは壊滅的で、どう見ても食べ物には見えない物体を作り出す。

実は彼女は先代御子暗殺の際に逃された本物の「クローシェ・レーテル・パスタリエ」であり、
世界を救う詩「メタファリカ」を謳える2人の御子のうちの一人である。
発覚当初はとまどっていたものの、なんとしてもメタファリカを成功させようとするクローシェの姿を見て絆を深めていくうちに同じ使命感を持つようになった。

一見明るく見える彼女だが、幼い頃に拉致された妹を探すためだけにクロアが騎士になることを援助したり、
人付き合いが豊かなようで実はあまり他人に関心を持っていなかったりと内面はかなり荒んでいる。
特に序盤の分岐直前、牢屋でクロアに今まで利用していたことを告げるシーンはルカを清純なヒロインだと思っていたプレイヤーを驚かせた。
これによってもう一人のヒロインであるクローシェのルートに流れた者も多く、また一部に猛烈なアンチ民を生んだ。
さらにルカルートを選んでもコスモスフィアにおいて殺されかけたり「テメェの精神がおかしいんだよ!異常なんだよ!」と暴言を吐かれたりと苦難は続く。

しかしそれらを乗り越えた者は彼女の何枚もの仮面の奥に隠された素顔を見ることになる。
ようやくトラウマから解き放たれ、クロアがこれまで出会ってきたルカ達を承認していくイベントはBGMの子守唄もあってホロリとさせてくれる。

ある意味リアルな負の感情を見せる上、物語を通じて成長していくキャラなのにルートを通らないとその成長がなかなか見えないこともあって、
好き嫌いが激しく分かれるキャラである。


●ろすと【ロスト(WIZ)】
Wizardryにおけるステータス異常の一つ。蘇生に二回連続で失敗する、
テレポーターの罠またはワープ呪文マロールの座標指定に失敗するなどして石の中に飛び込む、
迷宮の中に死体を長時間置き去りにする、などの条件で発生する。
効果は、………対象キャラのデータ消去、である。
一度消去されてしまったキャラは当然ながら何をやっても復活することはないため、
場合によっては数十時間のプレイが水泡に帰すことになる。
Wizardryのプレイヤーが最も恐れる状態異常であるが、全ての事象が確率によって決定されるウィズにおいては、
リセット技を駆使することを除いて100%ロストを阻止する方法というものが存在しない。
そのため、リセットを禁止してプレイしたりなどすると、
クリアまでのプレイ期間にほぼ確実にロストするキャラが出てしまう。対策としては、補充キャラを育てておく以外にない。

ちなみに、作品によっては、キャラデータが削除されるタイミングが
「ロストした直後」ではなく、「ロストしたキャラが地上に戻ったとき」に設定されているものもある。
これは、ロストから復帰する方法が存在することを暗に示しており、これらの作品においては、
大抵復活するための場所やアイテムが隠されている。

☆関連語☆
リセット技 いしのなかにいる


●ろんどにあん-ごしっくす-めいきゅう-の-ろりぃた【Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜】
2005年10月13日に発売されたニンテンドーDS用のゲームソフト。開発元・発売元はメガサイバー。
ジャンルは「新感覚ゴスロリアクションRPG」。そう、れっきとしたRPGなのである。
舞台は19世紀末のイギリス、ロンドン。
謎の魔物達によって、自分の屋敷の地下にできた迷宮の奥深くに捕われた天才科学者ナボコフを助けるため、娘のアリスが迷宮を探索するというストーリー。

タイトルに「ゴシック」と冠せられているように、主人公のアリスはゴシック&ロリィタのドレスを身に着けているのが特徴で、
このドレスの種類によって、電撃を発したり、体を縮小させたり、ジャンプできるようになったり、
大砲を出して敵を遠くに吹っ飛ばしたりなどの様々な特殊能力を扱うことができる。
また、通常アリスは魔物に触れただけで死亡してしまうほどか弱いが、
「ボアダムン」と呼ばれる魔物を凶暴化させる元凶である謎の球体を破壊すると一定時間魔物が弱体化し、 文字通り「踏み殺す」ことができるようになる。
倒した魔物からはドレスの型紙や材料が手に入り、
それらを集めてミシン部屋へ行くことで新しいドレスを作ることができるようになる。
ドレスの特殊能力を駆使して魔物から逃げたり追い払ったりしていく→
どこかにあるボアダムンを破壊し、魔物を倒す→ 魔物からドレスの型紙や材料を入手し、新たなドレスを作る…という流れを繰り返して迷宮を進んでいく。
内容的にはパックマンなどに代表されるドットイート系のゲームに近いのだが、それでもれっきとしたRPGなのである。

変な笑い方と毒舌が特徴の通称「毒メイド」や、
いじられキャラを確立し前述のメイド以上に萌える執事などのちょっと不思議なキャラクターと
彼らの織り成す会話がどこかシュールな面白さを醸し出しており、カルト的な人気を集めている。
発表当時はメガサイバーが無名かつ小規模の会社であったことや、内容がある意味奇抜すぎることもあり、
あまりゲームファンの注目を集めるようなゲームソフトでは無かったのだが、
発売初日の売り上げが12位というさりげなく高い位置にランクインし、ゲームファン達を驚かせた。

なお、2ちゃんねる携帯ゲームRPG板の名無しはこのゲームのセリフが由来であり、
このゲームを取り扱う本スレも同じ板に立てられている。くどいようだがこのゲームはれっきとしたRPGなのである。

☆関連語☆
キングスナイト 頭脳戦艦ガル レーシングラグーン


●わな【罠】
誰かが意図的に、他人を陥れるために仕掛けるもの。
狩猟を原点とし、現在では非常に多岐にわたる。RPGでも頻出。
落とし穴やトラバサミ(丸くて踏むと歯が閉じるアレ)、
うかつに触れると出口が閉まるスイッチなど、オーソドックスなものから、
離脱キャラに武器防具を持って行かれた(システムの罠)、
仮面を被ったキャラはどうせ行方不明のアイツだろうと思っていたら
それはミスリードで実際には別の誰かだった(ストーリーの罠)、
一時間のつもりでプレイしたのに気付けば夜が明けていた(ゲームの罠)、
超人気ソフトを買いにいったら糞ゲーと抱き合わせで売りつけられた(人生の罠)、
などなど、世の中には色々な罠がしかけてある。

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