ログ
※【ポロムとパロム】での下部の例でラジアータのエレナとアディーナが挙げられていましたが、
 項目中でいっているのは姉弟であって姉妹ではないので補記しませんでした。(他の例は姉弟)

【アランさんが転んだ】
【裏サクセス】
【運命の書】
【オーリン】
【斧(FE)】
【斧(サガ)】
【カーン系魔法】
【カチカチりょうり】
【カチュア】
【キスティス・トゥリープ】
【空中都市】
【クエスト】
【クラシック曲】
【くらやみのくも】
【クロコ】
【ケイナ】
【ゴブリンパンチ】
【シャナン】
【朱点童子】
【白騎士】
【スーパーチューチュー】
【ステータス振り分けの罠】
【西洋剣―東洋剣】
【大陸】
【ツーハンアクス】
【ドナルド・プレザンス】
【ネネ】
【肌着】
【バベルの塔】
【バルバス・ダド・グース】
【パワプロクンポケットシリーズ】
【左手】
【風水師】
【封神演義】
【ポーカー】
【ポルナレフ(サガ)】
【ポルナレフ(ジョジョ)】
【ポロムとパロム】
【ホワイトナイト】
【マルス】


●あらんさんがころんだ【アランさんが転んだ】
メタルサーガ砂塵の鎖の中のミニゲームの1つ。
大富豪ハンター・アラン=ベルディア氏の屋敷のメイドに話しかけるとプレイできる。
そのメイドいわく「ダルマさんが転んだに似てる遊び」とのこと。
オニ(アラン氏)が待ち構えているゴールにトップでゴールしたものが勝ち、というルールで
確かに似てはいる。

アラン氏がティーガーに乗って主砲をこちらに向けていることを除けば。

このゲーム、オニがこちらを向いているときに動いてもアウトにはならない。
その代わり、動いた者は砲撃で吹っ飛ばされ大きく後退してしまうのだ。
金持ちの道楽というレベルを超越した外道なミニゲームである。


●うらさくせす【裏サクセス】
野球ゲームのパワプロクンポケットシリーズ(以下パワポケ)に搭載されている選手育成モード。
正式に登場したのはパワポケ4から。(それ以前にも戦争編とか地雷ゲームがあったが)
最初にプレイできる「表サクセス」よりもブッ飛んでいる世界観とシナリオを持ち、
多くのシナリオで「 野 球 を し て い な い 」選手育成モードである。以下紹介。
「パワポケ4 RPGファンタジー編」…なぜかドラクエタイプのRPGで選手作成。
「パワポケ5 忍者戦国編」…シミュレーションの要素が強いRPG、しかもシナリオ3本立て。
「パワポケ7 大正冒険奇譚編」…依頼を受け解決することでシナリオを進めるRPG。
「パワポケ9 スペースキャプテン編」…惑星間交易を行いつつ、シューティング戦闘もあるRPG。
「パワポケダッシュ 地獄ダンジョン編」…劣化不思議のダンジョン。
いずれも共通して難度が高いが、うまくいけば強力な選手を育成できる。

☆関連語☆
パワプロクンポケット4 パワプロクンポケット7 大正冒険譚
パワポケダッシュ 地獄ダンジョン


●うんめいのしょ【運命の書】
クロノ・クロスにおけるセーブポイント。仲間の入れ替えもここで可能。
エメラルド色に輝く三角錐の形をしている。

一般人からもありがたい占いマシンのような扱いを受けているが、
その正体は未来人によって作られた、世界を管理するコンピュータ・フェイトの末端。
世界の情報収集の機能もあるが、その主たる機能は世界規模の洗脳システムであり、
人々の脳に、フェイトに都合がいいよう行動の暗示をかけるシステムであった。
特に主人公たちに目に見える影響はないものの、
おそらくRPG史上最もアブないセーブポイントである。

なお、ゼノギアスのメモリーキューブも世界の管理に使われていた。

☆関連語☆
セーブポイント クロノクロス フェイト メモリーキューブ


●おーりん【オーリン】
DQ4の4章で仲間になるNPC。
HPや攻撃力が高い戦士タイプで、攻撃力がイマイチな4章主人公達にとっては重要な戦力。
その怪力を生かして、鍵のかかった扉もこじ開けてくれる。
呪文は使えないしグラフィックが筋肉質な男性なので、プレイヤーには筋肉バカという印象が残る。

キングレオに敗北したあとは、命を張って主人公達を逃がす。
オーリン一世一代の見せ場である。
そのあと戻ってみると「ぐふっ!」の声とともに息を引き取り、全滅の音楽が流れ始める。
そしてもう一度話しかけてみると「返事がない。ただのしかばねのようだ」。
このイベントに多くの人が涙を流しただろう。

そして5章でフレノールの町に立ち寄ってみると・・・
なんとオーリンが生き返ってる!!しかも女連れ!!
最悪!なんでオーリンが!?感動も糞もない!!

☆関連語☆
ぐふっ 返事がない。ただの○○のようだ・・・


●おの【斧(FE)】
ファイアーエムブレムシリーズにおいては、シリーズを重ねるごとに強化される傾向にある。
暗黒竜と光の剣(紋章の謎)においてはサジマジバーツに象徴されるように、
また聖戦の系譜においては味方キャラクターが初期段階では第一部・第二部ともに一人しかいない、
FCの外伝に至っては斧が使えるクラスが盗賊のみ、しかも何も装備してない時の武器である、
「おの」以外に斧が存在しないという惨状を呈していた。
しかし、GBA版以降の作品においては名実ともに剣・槍・斧の三すくみの一角に成長し、
GBA版第2作「烈火の剣」においてはヘクトルが斧使いとしては初の主役の座を手に入れた。


●おの【斧(サガ)】
ロマサガシリーズにおいては、殴属性と斬属性を併せ持つ。
スライムも骨も葬れる。さらには片手武器なので盾まで装備できてしまう。
さすがは漢の武器。現実世界においても多種多様な使い方ができる、
まさに武器の王様といっていいだろう。


●かーん-けいまほう【カーン系魔法】
女神転生シリーズに登場する魔法の系統で敵の攻撃を反射する。
物理攻撃を反射する「テトラカーン」と魔法攻撃を反射する「マカラカーン」がある。
こちらが受けるはずだったダメージをそのまま敵に反射できるため、
防御力の低いメンバーがいるなどの状況下では尋常ではないくらいのダメージを与えることができる。
特にソウルハッカーズでは一部の悪魔の行動順位に関係するパラメータをMAXまで強化できる上、
コストパフォーマンスに優れたこの系統は猛威を奮った。
真3以降はMPの消費量が上がり、ボスなどはこちらがカーン系を使用したことに反応し、
それに合わせた攻撃を仕掛けてくるようになったために、やや使用価値が低下した感がある。


●かちかちりょうり【カチカチりょうり】
ペーパーマリオRPGに登場する料理の一つ。
その名の通りカチカチなので食べることはできず、敵に投げつけて使う。
一回使いきりで効果は単体。実用性は薄い。
性能だけ見ればまあなんてことのない、ただのネタアイテム…
なのだが、このアイテムの恐ろしさは性能とは別のところにある。

ペーパーマリオRPGの料理システムは、
二つのアイテムをとあるキャラクターに渡すと、その組み合わせに応じて料理を作ってくれる。
また、ステータス欄にも「レシピ集」の欄があり、新たな料理を作るとそれに応じてレシピ集も埋まっていく……
という、まあよくある感じのアイテム合成システム。
この「カチカチりょうり」もそうやって作られる料理の一つであり、
材料は「カチカチコウラ」という防御力上昇アイテムと、「ナンシーディナー」などの別のまともな料理。
材料は両方とも入手自体は容易。
が、この「カチカチりょうり」はゲーム中の文章では、作り方どころか存在自体が全く示唆されず、
「『ステータス』のレシピ集に一つだけ空欄が残っており、どうやらまだ作り方がわからない料理があるらしい」
ということ以外、プレイヤーには全くのノーヒント。
「カチカチコウラ」という、食材でもなければ、かといってあからさまな色物でもない材料の微妙さも相成って、
発売後しばらくの間、こんな微妙極まりないアイテムが
「名前も作り方も全てが謎に包まれた幻の料理」としてプレイヤーの間で君臨。
レシピ集に一つだけ空いたその空欄を埋めるため、
ダメ元で換金アイテムの「きんかい」だのホテルの「しゅくはくけん」だのを料理にブチこむ豪気なマリオが大量発生した。


●かちゅあ【カチュア】
タクティクスオウガの登場人物。主人公であるデニムの姉。
病的なまでのブラコンであり、それが昂じて騒動のタネとなることもしばしば。
ありていに言って地雷女であり、あまりにもウザかったため、
ゲームの作曲者である崎元仁氏にもネタにされている。
「タイトルどおりのヒロインですよね(笑)。薄幸の発酵女(爆笑)。」
発酵、つまり「腐った」ということ。

終盤のプレイヤーの選択次第で死んでしまうこともあり(しかも、キツい三連戦をはさんで)、
プレイヤーにとっての難関となっている。人によってはラスボスより強敵かも知れない。
ゲーム中では一回離脱してまた戻ってくるのだが、
復帰後はすべての魔法を使いこなす魔法のエキスパートにクラスチェンジする…のだが、
前作である伝説のオウガバトルのクラス性能と比較するとどうにも微妙。

彼女の生存がグッドエンドの鍵を握っているため、基本的には彼女の生存を
第一に考えなくてはならないのだが、彼女が死ぬとデニムが強化されたり、
手に入らないアイテムが手に入るため、あえてカチュアを殺す、という人もいる。


●きすてぃす・とぅりーぷ【キスティス・トゥリープ】
ファイナルファンタジー8に登場するキャラクター。年齢は18歳。
主人公たちの通う傭兵学校バラムガーデンの教官で、自称スコール研究家。
年齢に似合わない美貌の持ち主でガーデン内にファンクラブが存在する。
初登場時などは眼鏡を着用してたが、大抵は裸眼である。

使用武器は鞭だが、序盤のイベントムービーではマシンガンを使って
自分たちのほうに迫ってくる大型機動兵器のボスを蜂の巣にして倒している。
だが、彼女を語るので一番外せないのは戦闘での特殊技。
彼女の特殊技は、敵の技を関連したアイテムで覚えて使う青魔法であり、
目から「メーザーアイ」をうち、口から「くさい息」を吐くといった
人間離れした魔法をつかう。
ファンクラブの人たちは、どうやってか彼女が倒した敵の数をカウントをしているのだが、
彼女の青魔法を知っているのだろうか?

なお、スコールに興味があるのは(忘れてはいたが)昔孤児院での仲間だったからであり、
リノア登場辺りで彼に関しては諦めた模様。
また、バラムガーデンに君臨する「カードクラブ団」のキングでもあり、
スコールがメンバーの全てを倒した後、夜中自室で寝てると勝手に人の寝床に上り込んで
勝負を挑むという、元・教員とはいえ問題大ありな登場をする。

☆関連語☆
スコール・レオンハート カード ファイナルファンタジー8


●くうちゅうとし【空中都市】
名前の通り空に浮いている都市のこと。
主に物語の中盤〜終盤にかけての目的地となる。

その立地条件から地上に住む人とは異なっていることが多く、
神や地上には見かけない人種が住んでいたり、(主にDQ系)
地上を制圧しようとする人やそれを阻止しようとする人たちが住んでいたりする(ゼノギアス・TOD)

逆に空を飛ぶ技術が確立されている世界では、
自然に浮いていて、その大地から珍しい鉱石が掘れるとか(FF)
大きな研究所があったり(アルトネリコ)
結局は何らかのキーになる要素がある。

人間が浮かしている都市はイベントで墜落(もしくは墜落しかけ)になることが多いが、
実際にそんな大質量の物が墜落したら
住人はおろか世界の人々が死ぬんじゃないの? と常々思ったりする人がいるとかいないとか。

☆関連語☆
空中ダンジョン


●くえすと【クエスト】
1)追求、探求
ドラクエの名にあやかってか
以後長きに渡りラサール石井のチャイルズクエストなど
あまり本格的でないRPGのタイトルに接尾語として使われてきた。

2)依頼を受け、それを遂行し、報酬を得るというシステム。
依頼、ミッションなどということもある。
内容は○○を倒せ、○○を探せ、○○を持ってこい、というものが多い。
酒場やギルドを通して受けることも個人から直接受けることもあり、そのあたりはゲームシステムによる。
またゲームによってはシナリオがちゃんとあって寄り道的なものとしてクエストがあるものもあれば
クエストのなかにシナリオを進めるために受けるメインクエストとその他のサブクエストがあるものもある。
が、後者は大抵クエストの総数が多く何度も同じダンジョンに行くことになり全部やる前に飽きられることも多い。

3)株式会社クエスト
オウガシリーズを開発した会社。
2002年6月にゲームソフト開発事業をスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)に売却。


●くらしっくきょく【クラシック曲】
西洋伝統音楽の総称。
ベートーベン、ハイドン、ショパンなどが有名。
音楽の著作権は100年で切れるため、
ゲーム作曲者が曲考えるのを面倒くさがって手間のかからないクラシック曲を流用することが・・以下略
ゲーム風にアレンジしていることもあるため、元ネタがクラシック曲であることに気付かない人もいるんじゃなかろうか
ブレスオブファイア4の亡き王女のためのパヴァーヌとか色々


●くらやみのくも【くらやみのくも】
FF3のラスボス。
行動はほぼローテーション。
はどうほう→はどうほう→はどうほう→はどうほう……
ごく稀に通常攻撃もしてくるらしいが、筆者は見たことがない。
ラスダンであるクリスタルタワーで戦った多彩な攻撃を仕掛けてくるボスに比べ、
ただ全体攻撃を繰り返すという恐るべき脳筋加減である。
普通に戦うと全体ケアルガでは回復が追いつかず、だんだん追いつめられていくが、
実はプロテスでダメージを半減できる。

ちなみにDS版では行動パターンが見直されているらしいのである意味安心である。

ストーリー的にはいわゆる「ポッと出」系のラスボスであり、
なおかつ最初の戦闘はイベント戦の負け戦である。
クリスタルタワーのつらさもあるのか、初見ではイベント戦闘であることに気付かず
貴重な手裏剣やエリクサーを浪費してしまったり、二戦目でも倒すために必要な
フラグを立てないまま特攻して玉砕してしまったなどの失敗談が多い。


●くろこ【クロコ】
マリオRPGの序盤と中盤のボス。兼、後半の防具屋。
一応本業は泥棒であり、初登場時にはマロ(と約一名)の財布を盗み、
中盤で、仲間を3人ほど引き連れて再登場。マリオの所持金も奪っていく。
後半では、お店で買える最強の防具を持ってきて登場。
クッパ城の無限のコインが出てくる宝箱のある次の部屋にいるなど、気前が良すぎる。
ボスとしての強さだが、一戦目は普通のボスだが、二戦目は結構苦労する。
バトルの途中で全アイテムを没収されるためだ。それにより、アイテムなしで倒さなければならない。
この頃は、メンバーも3名になったばっかりの上、回復役がマロのみ。
しかもこのゲーム。フラワー(MP)がパーティ内でリンクしているため、意外とMP切れを起こしやすい。
そのため、回復技のためにMPをとっとく必要があるが、肝心のそいつが撃たれ弱いため、
結果として、やや高難易度の敵になっている。しかし、攻撃技が全部防御可能なため、
防御のタイミングをつかめているプレイヤーにとっては、それほど苦にならないで倒せてしまったりする。
ちなみに、奪われたコインとアイテムはちゃんと戻ってくるので安心してほしい。


●けいな【ケイナ】
サモンナイト2の登場人物。オープニング後、少しイベントを進めると仲間になる。
弓使いの女性で、ある時から記憶を失っており、
記憶を取り戻すために相棒のフォルテとともに旅をしている。
と、設定上だけならよくいるキャラ。
戦闘面では普通に運用すると、弓の攻撃力がイマイチだし、大して打たれ強くないし、
MAG(魔力)は戦士系としては高めなのだが、専門の召喚士達に比べると見劣りする。
と、能力バランスが平均的過ぎてどうにも使えないという印象が強い。

しかし、レベルアップ時のステータス割り振りで、
STR(力)だけを一点強化すると、数レベル後には一躍パーティーの主砲に化けてしまう。
これは他の戦士達にも言えるのだが、防御面無視の成長方法でメチャクチャ脆くなるため、
反撃を受けづらく、前線に出る必要もない弓や銃を使うキャラがよい。
加えて他の遠距離用武器の使い手たち(弓使い及び銃使い)が仲間になるのはことごとく中盤以降なので、
(一応最初に選ぶパートナーによっては銃も使えるのだがクラスチェンジ後にしか扱えない)
一話から仲間になり、初期レベルの低い彼女が最適。

慣れたプレイヤーなら彼女と数人の召喚士を育てるだけで、
20時間もかからずにエンディングにこぎつけてしまう。(このゲームのクリア時間は40〜50時間が目安)

追記:なお、このキャラ、一応、彼女の妹と再会し、記憶を失う以前はどういった人物であったのかは分かるのだが、
結局最後まで記憶が戻ることはないという前代未聞の終わり方をする。
続編のサモンナイト3でもクリア後の隠しモードで登場するが、そこでは「もう、どうでもいい」みたいな発言をし、
多分一生記憶喪失のままなんじゃないだろうか。中途半端な…


●ごぶりんぱんち【ゴブリンパンチ】
FFの青魔法の一つ。
ゴブリンのパンチであり、ラーニングも容易で、最初に覚える場合が多い。
使ってみるとただ殴っているだけでMP0だが通常攻撃と変わらない印象を受ける。
多くの場合わざわざコマンドを選ぶのが手間になり、忘れられてしまうのだが……

実はこの技、単純に物理攻撃力を使ってダメージを算出するのである。
更には説明されていない仕様として、使用者と敵のレベルが同一の場合防御力無視の8倍ダメージとなるのだ。

これを利用する事によってFF5の低レベルクリアでは本来役立たずのエクスカリパーの有効活用や、
オールド系の特技と組み合わせてレベル1のキャラクターで後半のボスに大ダメージを与えたりと大活躍を果たしている。
ゴブリン、恐るべし。


●しゃなん【シャナン】
FE聖戦に出てくる人物。クラスはソードマスター。イザークという辺境王国の王子であり、
剣士アイラの甥であり、それゆえ死神兄弟の従兄。
前半では剣士アイラとともに逃亡生活を送っていたものの諸事情で敵に捕らわれていたが、
シグルドによって救出されて彼に同行する。
前半の最終章でシグルドにオイフェとともにセリスをつれて落ち延びるよう言われて祖国に脱出した。

そして後半では自軍ユニットとして登場、可愛い少年はナバール風の長髪姿の青年になっていた。
だがナバールと違って無口だが実は思いやりのある優しい青年である。
直系の王族の名前は伊達ではなく高い初期値に加え、流星剣を自在に使いこなす上に、
登場直後に専用装備である伝説の武器、神剣バルムンクを入手し敵兵を遺憾なく八つ裂きにする。
しかし肝心の成長率はバルムンクの圧倒的な性能(技と素早さが劇的に上昇)のためか、
やや控えめといった辺りで落ち着いており、最終的なパラメーターは死神兄弟に負けてしまうことも多い。
また、彼らには見切りのスキル(必殺攻撃などを無効化)があるのにそれがないのも心もとない。
さらに登場直後の回避率が84%と微妙な値のため、二発被弾すると死ぬというこのシチュエーションでは
非常に肝を冷やす思いをしなければならないだろう。
とはいえそれでも圧倒的な戦闘力を持っているため彼の活躍しだいで難易度は大幅に変わるであろう。

余談だが途中のイベントで彼の名前をかたった偽者が登場する。
スタッフも確信犯なのかトラキア776では彼の偽者が仲間になる。

☆関連語☆
オイフェ 死神兄弟 流星剣


●しゅてんどうじ【朱点童子】
1)PSゲーム『俺の屍を越えていけ』のラスボス。詳しくは黄川人の項を参照。

2)同ゲームにおける神と人、両方の血を受け継ぐ人物の総称。ゲーム中にはラスボスである黄川人、
天界の最高権力者太照天昼子ことイツ花、そして主人公の一族が登場する。
特徴として神と同等の力を持ち、更に人間と同じように成長する因子も有する。

この能力故に黄川人は神を越える力を手に入れ、それに困った天界は黄川人にぶつけるため
第三の朱点、主人公一族を作り出し、人間ブリードを始めるというのが物語の真相である。


●しろきし【白騎士】
ポポロクロイス物語に登場する、文字通り全身白い鎧で固められた騎士。伝説のキングナイトの剣を探し旅を続けている。
鎧は寝るときにも、風呂に入るときにも決して脱ぐことはない。一説によると呪われているとのこと。
動かないでいると鎧が錆びてしまい、動きがまったく取れなくなる。作中でも錆びてしまい、ピエトロに助けてもらうといった場面も
ポポロクロイス物語3以降では子どもと思われる人物が登場するが、本人が出ないので真偽は定かではない。


●すーぱー-ちゅーちゅー【スーパーチューチュー】
マザー2のジェフ専用グッズ(アイテム)の一種。
ただしあるダンジョンで拾える「こわれたつつ」というグッズを修理する必要がある。
敵全体からHP吸収することができ、無限に使うことができる。
威力は敵のHPに比例してダメージが増えるため、ボスなどのHPの高い敵にもなかなか有効な攻撃手段なのだが、
大抵のボスにはスーパーチューチューではなくペンシルロケットを使うことがほとんどのためあまり気付かれていない。
また命中率があまり良くなく(特にボス)、3,4体の敵に使っても全てミスになることもあるため、
信用性もペンシルロケットや、敵複数に安定してダメージを与えるスーパーバズーカに劣ってしまっているカワイソウなグッズである。
ただし、与えたダメージ分のHPを丸ごと吸収できるため、
ザコ相手に使いきりの回復グッズやPSIを使わずにHPを回復できるのは嬉しい。

なお、下位にチューチューマシン(単体に同効果)がある。
中ボスのゲップーが仕切っている工場で拾える1個限りの稀少品であるが、
預かり所の都合などで取らずに済ますプレイヤーも少なくない。
ただこちらはスーパーチューチューと違い売却可能で
更に入手可能時点では400ドルと高額で売れるので、希少グッズに執着がないなら売るのも手か…?

☆関連語☆
修理 徹夜 無限アイテム スーパーバズーカ ペンシルロケット


●ステータスふりわけのわな【ステータス振り分けの罠】
主に能力値を自分の好みで振り分ける事が出来るRPGで行いがちなミスのひとつ。
攻撃にも魔法にも耐久にもスピードにも長けた万能キャラを作ろうと全ての能力値に均等にポイントを割り振ったことで
結果として、攻撃・魔法・耐久・スピードどれをとっても中途半端な器用貧乏キャラになってしまうことである。
この手の振り分けで理想的なのが、極振りや全振りと呼ばれる、一つの能力値に集中してポイントをつぎ込むことである。

☆関連語☆
ステータス割り振り 器用貧乏


●せいようけん―とうようけん【西洋剣―東洋剣】
ブロードソードに代表される西洋の剣は、本来は相手を斬る武器ではなく
叩きつける勢いで相手を切断する武器である。
日本でいうならナタが該当する。
そのため、(アレな表現だが)「力持ちがびゅんびゅん大振りする」ことが
正しい使い方であるといえる。
また、鎧を着込まない戦闘(例:海戦)などではサーベルやシミターなど、
西洋の剣においても切り刻む類の武器は存在する。

翻って日本刀(シャムシール)である東洋の剣はマクロ視点では
相手に刀身を当てて擦ることで効率よく切断することができる。
そのため「技術的な」武器であり、また鎖帷子のような
斬られる(擦られる)ことに耐性のある鎧に非常に弱い。
そうでなくても金属製防具にも弱い。

今のところこの違いを認識しているゲームはほぼ皆無。
ブロードソードに打撃属性はないのばっかりだし、
日本刀を相手に叩きつけたり・・・(そんな真似すれば間違いなく折れる)

☆関連語☆
ブロードソード バスタードソード 日本刀


●たいりく【大陸】
海面上に表れている広大な陸地のこと。
RPGの世界では所々に町や村が点在しており、冒険のメインマップとなる可能性が高い。
主人公の生まれ故郷が小さな島だった場合、大陸に着いた時はその広さに感動したりする。
だが、実際には徒歩で行ける場所は限られていることも多く、大体の場合は別の移動手段(船や飛行船など)を手に入れてからが本番。
ちなみに世界でも有力な大国は、山脈などで分断されていな限り、大陸一つ(及び付随する島)がそのまま領土となっていることが多い。
主人公達の冒険も、別の大陸に足を踏み入れることが一つの節目となる。もちろん出現するモンスターも変わるので注意。

地学や地政学から考えると…といいたいこともあるだろうが、歴史も環境も架空の世界の話なので細かいことは気にしないでおこう。

☆関連語☆
フィールド 島


●つーはんあくす【ツーハンアクス】
女神異聞録ペルソナに登場する武器。仲間になるマークこと稲葉正夫の初期装備。
本来は「Two Handed Axe」なのだろうが、なぜか「通販アクス」の方がとおりがいい。
ある攻略本の巻末の開発者インタビューからスタッフによるダブルミーニングであると予想される。

また、ペルソナ1においては南条くんの初期装備はモップ、
主人公はメスとネタ武器が初期装備であった。
ペルソナ2罪にいたってはこの手のネタ武器が激増している。
罪の噂システムによって「値段は安いが、質は悪いらしい」の噂を流すと
ショップの品揃えがネタ武器に変わる。

☆例☆
七時刀(弱)→七支刀(並)→七百七十七支刀(強)

☆関連語☆
ネタ武器


●どなるど・ぷれざんす【ドナルド・プレザンス】
タクティクスオウガで初期に仲間になるエクソシスト
教会を焼き討ちされ、養っていた孤児たちを失い、
復讐のために命を捧げる悲しき聖職者…とキャラの説明にあるのだが
その復讐は全く話に噛んでこず、かといって顔キャラのため除名するのは忍びない。
更にエクソシストというクラス自体回復には長けていないということで、
ベンチウォーマーとして常に2軍にいることが多い。
だが、Nルートでは一定時間で復活するアンデッドが大量発生するため、
得意技のイクソシズムがそれまでの鬱憤を晴らすかの如く大活躍となる。
しかし、その後はまたベンチウォーマーに逆戻り…
イクソシズムの完全上位魔法であるスターティアラもおっさんには似合わない、
もっと優秀なキャラの登場などの理由で彼の手に渡ることは少ない。

ちなみに、その名前から語尾にザンスをつけられるのは定番である。


●ねね【ネネ】
DQ4や不思議のダンジョンに登場するトルネコの妻。
息子と違ってファミコン版のDQ4の時から名前があった。
キャラクターデザインでは頭巾を被り、頬にしわのある三十過ぎくらいの女性だったが
不思議のダンジョンシリーズではデザインが変わり、かなりの若作りになった。

商品の鑑定が得意なトルネコだが、ネネは商品を売るのが得意。
定価の1.5倍以上の値段で売りつけるそのボッタクリ・・・
もとい商売の上手さは、1.1倍で売るトルネコを遥かに凌駕する。
しかもトルネコが高く売ろうとすると失敗しやすいのに対し、ネネはかなりの頻度で売っていく。
4コマなどで「トルネコより役に立つ」というネタも多く作られた。
商品の鑑定は苦手なため、トルネコが旅立った後は商品を仕入れられなくなり、預かり所を始める。

「トルネコ一家の冒険記」という漫画で入浴シーンが描かれている。
それを覗き見たモンスターは気絶。そんなに強烈なのか(何が?)

☆関連語☆
トルネコ トルネコの息子


●はだぎ【肌着】
1)今皆さんが着ている(であろう)服のこと。
ファッションや機能を目的とした服(=上着)の下側、
すなわち肌に直接触れて吸汗や防温、
肌に触れさせるつもりが無いから肌触りの悪い上着から肌を守る、などの
用途に加え、ヒトの羞恥心の最後の砦として着用する。

2)RPGではぬののふく(DQ)、あつでのシャツ(すごろクエスト)など、
肌着そのものが防具として登場することがある。
それをはずす=全裸ということになるのだが・・・

☆関連語☆
全裸

3)鎧の下には肌の防護のために肌着を付けるもんなのだが、
イラストなどでは考慮されていないことが多い。
特に女。
そんなもんひん剥いた所で肌荒れとかぶれで毒々しい赤+ぐちゃぐちゃの肌しか
拝めなくなる。二次(´Д`)ハァハァの時は気をつけるんだ!
(最近はそうでもないかな?)


●ばべるのとう【バベルの塔】
旧約聖書に出てくる話の一つ。もしくはその話に出てくる塔。
ものすごく大雑把に要約すると、
人間が天に届く塔を作ろうとしたら、神が怒り、
人々が別々の言語で話すようにして、工事を中断させられたという話。
後世では人の神に対する挑戦、反逆の象徴となり、高い建造物や災いの代名詞となった。

RPGでも塔のモチーフとして多々使われ、
トレジャーハンターGやガイア幻想紀では同名のダンジョンが登場するし、
ゼノギアスのバベルタワーは二度と行きたくないダンジョンとして有名。
FF4のバブイルの塔やゴエモン外伝2のバーベルの塔など、名前をいじくって登場させるものもある。


●ばるばす-だど-ぐーす【バルバス・ダド・グース】
タクティクスオウガの登場人物。典型的な筋肉系中ボスのため
頭は悪く、同僚のマルティムや雇い主のブランタに唆されたり、
しばしば上司の命令を無視して暴走する。
ゴリアテの町を襲撃したのは彼であり(その時ヴァイスの父親を殺したようだ)、
さらに最後の最後までデニムの前に立ちはだかるため、
デニム一行にとっては因縁の相手といえる。

ゲーム中での笑える振る舞いが多く、例をあげると

・自分の身長よりはるかに高い城壁から鎧を着たまま飛び降りたのに無傷
・銃を見せびらかしたら暴発して部下を誤殺
・しかもその直後に吐いた台詞が「騎士は剣で戦えということだな!」
・…といいつつ所持武器は「ハンマー」

とネタの宝庫と化している。(ちなみにこれは全部同一マップで行われる)
そのためガイドライン板のタクティクスオウガのガイドラインスレにおいては
彼が元ネタとなっている改変を見ない日はないと言っていい。


●ぱわぷろくんぽけっとしりーず【パワプロクンポケットシリーズ】
コナミの野球ゲーム「実況パワフルプロ野球(以下パワプロ)」シリーズの分家的作品シリーズ。
発売機種がGB・GBA・DSと全て任天堂の携帯ゲーム機から登場。略称はパワポケ。
パワプロに搭載されているモードの一つ「サクセス(選手育成)」を独立させ、携帯機で野球も遊べる、
といった形で1999年4月1日に初代パワポケが発売。以後シリーズは続き、現在に至る。
無茶苦茶なシチュエーションに個性豊か過ぎる登場人物が織り成す、
危ないブラックジョークと笑えるネタが飛び交い、どこかダークでシュールなシナリオを持つ、
本家パワプロとはひと味もふた味も違う、「パワポケ」独特の雰囲気のサクセスモードがウリ。
もちろん野球部分も新作が出るたびに、3D化するなど徐々にパワーアップ。
シビアなイベントを乗り越え、強い選手目指して育成するのが楽しい。
…でもこれ野球ゲームだよね?何でRPG大辞典に書くのか。
それはパワプロクンポケットシリーズに搭載されているもう一つのサクセス。
「裏サクセス」の存在があるからである。

☆関連語☆
裏サクセス


●ひだりて【左手】
DQ6のラスボス、デスタムーアの最終形態が「右手」と一緒にお供につれている敵キャラ。
お供というか、デスタムーア自身の左手が独立した敵となっているというのが正しいか。
ザオリク(死んだ仲間を蘇生。HPは完全回復)を使い、初回プレイのプレイヤーを絶望させた。
当然次からは真っ先に狙われるが、「ザオリク使うのは右手と左手どっちだっけ?」となるのはお約束である。

☆関連語☆
ラヴォス


●ふうすいし【風水師】
ファイナルファンタジー3、5、及びタクティクスに登場するジョブ。
地形に合わせて自然の力を利用した攻撃方法を持つことが特徴。
シリーズに共通してコマンド「ちけい」により、MPを消費せずに特殊な攻撃を行える。

3においては失敗すると自分にダメージが返ってくる致命的な弱点がある。
特に、ダンジョン内においては単体攻撃の上失敗する確率が異様に高い
「かまいたち」
および全体攻撃だが希にしか発生しない「じしん」しか使えず、
格闘能力も微妙なため、非常に使いづらいジョブとなっていた。
だが、何故か攻略本においてはダンジョンアタックにおける推奨ジョブとして
持ち上げられ、真に受けた当時の子供達はことごとく自爆していったという……。

5においては、ちけいの失敗がなくなり、見えない落とし穴に反応し、落下を未然に防げる「おとし穴かいひ」
および溶岩や毒草の影響を受けなくなる「ダメージ床」といったアビリティが追加され、
移動面で役に立つ場面が増えたが、肝心の「ちけい」が中盤以降は火力不足であり、
攻略本にも入手方法の載っていない最強武器「ティンカーベル」、ある敵を1度倒すだけで一気にマスターできることを除いて
いまいち印象に残らないジョブとなってしまった。

タクティクスにおいては即時発動で消費なし命中率100%の遠距離攻撃「風水」を使用できる中級ジョブとして登場。
風水が使える他はステータスのバランスが良い汎用ファイターといった位置付けの性能を持つ。
風水は対象が立っている地形によって属性や状態異常が付与されることもあるので、 使用条件の軽さも併せて地味に便利な攻撃方法だが、
使用するには対応地形毎にアビリティを個別に覚えなくてはならないので、
アビリティが揃っていない状態では劣化ナイト程度でしかない。
攻撃地形が揃えば使い勝手の良い万能戦士になるが、風水の威力それ自体はあまり高くないことと、
頭一つ以上ぶっ飛んだ超高性能を持つアビリティやキャラクターが他に多く存在することもあり、
ジョブに固有の付随能力などがないこともあってやはり地味な存在である。

NDS版3における風水師に関しては、【厨水師】の項を参照。

☆関連語☆
厨水師 古代の洞窟 オルランドゥ


●ほうしんえんぎ【封神演義】
コーエーより発売された、PS用SRPGゲーム。
中国三大怪奇小説の一つ、封神演義を原作としており、
難易度はやや低めながらも、ストーリー、ゲーム面ともに手堅くまとまっているのだが、
当時週刊少年ジャンプで同じく封神演義を原作とした漫画が連載されており、
水滸伝や三国志演義などと比べ、この漫画の登場以前には子供たちの間での知名度が低く、
(というか本来は三大怪奇小説や四大奇書には含めないらしい)
漫画のゲーム化を期待してしまった人や、漫画の人気に便乗したのではと邪推する人が少なくなく
不当に低い評価を受けてしまっている感じのゲームである。

なお、このゲームが封神演義の名前を商標登録してしまったため、
ジャンプ漫画のゲーム版は、明らかに漫画版をベースにした内容でも
アニメ版タイトルである仙界伝の名前が入っている。


●ぽーかー【ポーカー】
トランプゲームの一種。
RPGにおいても、結構見かけるミニゲームの一つでもある。
RPGのポーカーのほぼ全てが、揃った役に応じて「賭けたチップのX倍が払い戻される」システムである。
(Xには、揃いにくい役ほど高い数値が設定されている。)
また、役が揃った場合、提示されたカードの数値より、
次のカードの数値が高いか低いかを予想するダブルアップに挑戦できるのも特徴である。
シンプルだが、「どのカードを残すか?」「8より上なのか下なのか?」といった読みや、リアルラックが大きく係わってくる。
本編そっちのけでハマる人や、気分転換のためにやってたら数時間経っていた…なんて人も多いのではないだろうか?

☆関連語☆
ミニゲーム カジノ


●ぽるなれふ【ポルナレフ(サガ)】
サガ3に登場する男エスパーだが、
                 
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こったことを話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは主人公パーティの一員だと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらゲーム中一切セリフがなかった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    ギャグこうせんだとかダイヤのげただとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


●ぽるなれふ【ポルナレフ(ジョジョ)】
漫画、ジョジョの奇妙な冒険の登場人物。
主人公一行の中ではムードメーカー的存在で、仲間思いで家族思いのナイスキャラ。
最初はラスボスであるDIOにそそのかされて、香港の料理店で主人公達を襲撃、
戦いの後、自分が騙されていたことを知り、仲間となる。

と、ここまでは原作の話。
実はこの漫画はSFCにてRPG化されている。
しかしここでの彼の初登場シーンでは何故か日本の本屋でバイトをしている。
香港でも料理店でもない。気持ちいいほど原作無視。
しかもあの髪型で・・・よく採用したな店長。
更にこの本屋に来た主人公の祖父は「スタンド(超能力)に関する文献を探しているのだが」
という拍子抜けのセリフを吐く(注:スタンドを知っているのはごく限られた人だけ)
この作品は原作無視の超展開が数え切れないほどあるのだが、
その中でも特にインパクトが強いため、下記のようなAAまで作られている。

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       このゲームをやる前に言っておくッ!
|   なにを お探しかね?       おれは今やつのシステムをほんのちょっぴりだが体験した
|                       い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
\                       
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄        あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
         ____                 
         |  /ノ`-,              『DIOの情報をさがしていたら
 l        lノヾソノミ|                いつのまにか本屋のレジの前にいた』
 l         lノ,-) ̄ミ
 l_       t__了「l l           な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
 l─k_      |_/i ヽ)            おれも何をされたのかわからなかった…
 l___|      j -//ヽ
 l___|___/ヘ//   ヾ ___        頭がどうにかなりそうだった…
 l         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|    「スタンド? フゥーム少々お待ちください」とか
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l     そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l
                          もっと恐ろしいコブラチームの片鱗を味わったぜ…


●ぽろむ-と-ぱろむ【ポロムとパロム】
ファイナルファンタジー4に登場するミシディア(魔法国家)出身の双子の幼い魔法使いで。
しっかり者の白魔導師の姉ポロムと、生意気な黒魔導師の弟パロムと名前が似てて紛らわしく
衣装や髪型もかなり似ていいて、ポロムが服「赤」マント「緑」でパロムが服「緑」マント「赤」とやっぱり紛らわしい。

職業に準じた魔法のほか、ポロムには「うそなき」。パロムには「つよがる」という専用コマンドを持ち、
そして2人の専用コマンドに2人で専用魔法を唱えて攻撃する「ふたりがけ」というももある。
そのためか、数多くの双子キャラでも2人で1セットの感がかなり強く、ファンアートでも大体2人一緒である。

劇中ではゴルベーザ四天王の一人水のカイナッツオの最後のワナにより
両側から迫り来る壁からパーティーを救うために互いに石化して壁を止め
幼い命を散らしたと思ったが…
終盤でミシディアの長老から石化を解いてもらっていた。
このことについては「感動した」から「気軽に復活させすぎだ」と評価はまちまち
(FF4自体「死んだと思っていたら生きていた」キャラばかりであるが)

またこの2人以降スクウェア作品で幼い双子の姉弟がよく登場することになる。
(ポロムとパロムの反省からかデザイン、名前ともに見分けが付きやすくなってる)

☆例☆
・聖剣LOMのコロナとバド
・FFCCRoFのチェリンカとユーリィ(途中で成長するけど)

☆関連後☆
ファイナルファンタジー4 双子 石化 石化イベント


●ほわいとないと【ホワイトナイト】
タクティクスオウガに登場する、ギルダス、ミルディンの固有クラス。
クラスチェンジこそできないものの、一般のナイトに比べて優秀な成長率のため十分な戦力となる。
優男で片手剣装備のミルディン、ヒゲモジャで両手剣を扱うギルダス
という二人の見た目からも分かるとおりミルディンはAGIが高く、ギルダスはSTRに優れる。
このことから仮面ライダーになぞらえて「技の1号、力の2号」とも呼ばれたりする。
だがこの二人、実は同じクラス名でありながら成長率が異なるのである。
両者ともHP、STRがよく伸びるのは当然なのだが、ギルダスはSTRとDEXが、ミルディンはAGIとINTが高くなる。
ホワイトナイト自体は魔法が一切使えないので、いくらINTが伸びたところで無駄だったりするが、
それでもゲーム中で一番重要なのはAGIの値(ゲーム中で上昇させる機会がない)であるため、
ミルディンの方が使いやすいといえる。


●まるす【マルス】
FE暗黒竜と光の剣、および紋章の謎の主人公にして、FEシリーズの初代主人公。
穏和な性格で物腰丁寧な姿勢は、烈火の剣に登場するエリウッドまでの歴代主人公に共通する。
つまり、歴代主人公の原型となった重要な存在である。

メディウスを倒した英雄アンリの子孫でアリティア王国の王子。
島国タリスの王女シーダは婚約者で、英雄戦争終結後に結ばれる。

復活したメディウスとの戦争の際、同盟国の裏切りで祖国が滅亡した後タリスに亡命。
2年後、タリスが海賊襲撃を受けたのを機に挙兵し、メディウスを倒すことに成功する(暗黒竜)。
その1年後、祖国を再建中に他国の反乱討伐の命令を皇帝から受け、出兵。
しかし帝国の強硬な態度に不審を抱き離反、英雄戦争が勃発する。
最終的に皇帝と、その陰で再度復活を目論んだメディウスを倒し、アカネイア同盟の盟主となった(紋章の謎)。

ユニットとしてはクラスチェンジできない上に、周りにオグマやナバール、ペガサス三姉妹など
優秀なユニットがいるためにいまいち弱い。
しかし彼が死んだらゲームオーバーな上、ラスボスのメディウスに唯一まともに攻撃できる武器・
ファルシオンの使い手のため、ドーピングも駆使しつつ育てるのが賢明。

余談だが、数年後の大乱闘スマッシュブラザーズDXという作品で、
隠しバトルキャラ(CV:緑川光)の一人として登場した。
本編と違って強めのキャラクターに調整されており、
マルスを知っているFEシリーズ経験者は色んな意味で様々なギャップを感じたことだろう。

ちなみになぜCVが緑川光なのかというと、2巻で打ち切られたOVAという名の黒歴史で
マルスの声をあてていたのが彼だからである。

☆関連語☆
緑川光 シーダ ファイアーエムブレム紋章の謎 ファルシオン メディウス

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