女神転生系列派生作品


▼女神転生系列派生作品

ここでは女神転生シリーズのその他の派生作品を扱います。




▼真・女神転生 STRANGE JOURNEY
【アンソニー】
【アンノウン】
【ゴア隊長】
【情報口調】
【ゼレーニン】
【タダノヒトナリ】
【謎の少女】
【バイツァ・ダスト】
【ヒメネス】
【マーヤー】
【マッカビーム】
【マンセマット】


▼女神異聞録デビルサバイバー1&2

【神谷 詠司】
【木原 篤郎】
【ケイスケ焼き】
【千烈突き】
【高城 圭介】
【谷川 柚子】
【ベネトナシュ】
【ベル・デル】
【峰津院 大和】
【本多 保行】
【女神異聞録デビルサバイバー】

▼真・女神転生 デビルチルドレン

【エレジー】
【甲斐刹那】
【キツネのナマモノ】
【葛羽 将来】
【真・女神転生 デビルチルドレン】
【真女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書】
【真女神転生 デビルチルドレン 白の書】
【タカジョー・ゼット】
【デビライザー】

▼女神転生系列その他

【アレク】
【詠唱系】
【偽典・女神転生 東京黙示録】
【ゲイル】
【サーフ】
【シャドーウォーカー】
【だいじょうだよ!】
【デバッグモード(LB3)】
【バニパル】
【百魔問答】
【梵天ブラフマン】
【魔神転生】
【魔神転生2】
【ラストバイブル3】
【RONDE-輪舞曲-】




▼真・女神転生 STRANGE JOURNEY

●あんそにー【アンソニー】
真・女神転生 STRANGE JOURNEYに登場するキャラ。
主人公と同じシュバルツバース調査隊の一員であり、別班で調査を行っている。
そんな彼の悩みを聞くEXミッションが用意されているが、悪魔の美貌に脳がやられたのか、
人間の女より女の悪魔の方がよくね?と言い出し、
主人公に任務の最中に彼がかつて遭遇した女性への告白の代理を複数回頼んでくる。
しかし、芸術の妖精には覚えてすらもらえず、ロリ凶鳥にはドン引きされ、雪女をして彼の告白は寒かったと評される。
調査隊員は思想は違えど使命感を持ってるはずなのだが、
地獄の大公爵をして、調査隊中ただ一人のチャラ男と認定される始末。
そのダメさ加減は神だろうと悪魔だろうと動じない主人公をしてBGMごと沈黙する程である。
こりない男ではあるが、引き際は心得ているし、
既婚の女悪魔にも手を出さない辺りは(変態という名の)紳士なのだろう。


●あんのうん【アンノウン】
真・女神転生 STRANGE JOURNEYの敵の一種…というより敵のシステム。
敵が解析されていない状態を表す。

このゲームでは、敵である悪魔を「悪魔召喚プログラム」を介して見ている為、
プログラムが無いと見えない。あってもデータ無し(初見)だとこのように表示される。
いわゆる、wizなどでおなじみの不確定名。

一度戦えば正体が分かるが、勝利するまで姿が見えない。
さらに、アンノウンでは通常時より若干攻撃力が高い。
そしてアンノウン最大の問題が敵の耐性が解からないという所である。
真・女神転生3以降、敵の弱点や耐性等を把握することが重要である本シリーズにおいて、これはかなり厳しい事であり
物理反射の相性を持つアンノウン悪魔を殴って逆に痛い目をみたり、
効きにくい属性による攻撃でターンを無駄にしてしまうという事が多発した。
特に、こちらの戦力が整っていない最序盤で
物理耐性と高い攻撃力を持つ妖鬼オニのアンノウンと遭遇→全滅はプレイヤーの通過儀礼となっている。

一応、悪魔会話は可能なのだが……
>hン043b98あんm3rh98。
 あjにdq7fwkfw?
と意味不明な文字と記号の羅列になってしまう。
そしてそれに対しての主人公の返答も

にア のいfせえm
   にwf4あふぇw

……恐らく、隊員たちは顔を真っ赤にして言葉を絞り出しているに違いない。
一昔前の英語の真似事のようにペラペ〜ラと。


●ごあ-たいちょう【ゴア隊長】
真・女神転生 STRANGE JOURNEYに登場するキャラ。
主人公の所属するシュバルツバース調査隊の隊長であり、人類を救うために熱意を燃やす大国の将校。
発売前からそのハゲでがたいのいい黒人男性という外見から、ステレオタイプな死亡フラグと結び付けられてしまい、
関連スレでは「歩く死亡フラグ」「死臭しかしない」ともっぱらの評判であり
、一時はコラグラフ画像が大量に作られるほどの人気があった。

いざ発売してみると、なんと最初のダンジョンで勇ましい吶喊を見せ、不意打ちで死んでしまった。
その直後のイベントを見ればその後も絡むことはなんとなく分かるのだが、
事前評判どおりの早死にに笑ってしまった人も多かったとか。
偏見さえなければ、その手の黒人キャラと同じで熱くかっこいいキャラクターではある。
また、ルートによっては主人公が(戦闘タイミング的に)不意打ちされることになる。


●じょうほうくちょう【情報口調】
『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』に登場する悪魔の口調タイプの一つ。
悪魔達の言語は主人公達が持っている悪魔召喚プログラムが翻訳しているのだが
このタイプの口調はプログラムにも完全な翻訳は不可能という設定らしく、
まるで外国語の文を無料翻訳で日本語に直したかのような口調になっており、
攻略本で正式名称が判明するまでスレ内ではエキサイト翻訳口調と呼ばれていた。
一例を挙げるとこんな感じ↓である。

「そして、 また、珍しい話が 人間からあるもの。
 それは話し相手の為に、せっかくなのである」

ちなみにこの口調は実際日本語文を無料翻訳で英文にしたあと、再び無料翻訳で日本語に。
更にその文を多少入れ替える……という手法で作成したらしい。


●ぜれーにん【ゼレーニン】
真・女神転生STRANGEJOURNEYに登場する女性科学者。
メインキャラクターの中では女装を除けば紅一点なのでヒロイン扱いされることも。
理知的で物腰が柔らかいのが特徴で、争いを好まない性格の持ち主だが、
同じクルーであるヒメネスとは本質的に合わないのか、ことある度に意見が対立する。
また、神への信仰心が厚い一方で潔癖症ともいえるほどに悪魔を嫌い、
悪魔召喚プログラムの使用を頑なに拒否する。

シュバルツバース調査の間に、仲間の犠牲や人間同士の対立、
なぜシュバルツバースは出現したのか、なぜ悪魔は人間を滅ぼそうとするのかといった出来事を経験し、
やがて、自らが人類を救うことはできないかと考え始めるようになる。
最終的に、彼女を何度も助けてくれた天使マンセマットの協力を取り付け、
人々を天使の力をもって導かんとする、典型的なロウヒーローの道を歩み始める。
そして終盤では、ついにLAW側の伝道師として覚醒、主人公と対立、あるいは協力することになる。
悪魔の力を弱体化させ、人間の闘争心を失わせる歌の力を得るのだが、
闘争心を失った人間の状態は、どう見ても洗脳です、本当に(ry
さらにその際着用しているスーツが餃子に似ていることから、餃子とも呼ばれている。
余談だが、真1のロウヒーローも、ゼレーニンとはデザインが異なるにも関わらず、
やはり服が餃子っぽいため、彼も餃子と言われてしまっている。


☆関連語☆
マンセマット


●ただの-ひとなり【タダノヒトナリ】
真・女神転生STRANGE JOURNEYの主人公の愛称、略してTDN。
公式トレーラーサイトでこの名前がつけられていたため、もっぱらこう呼ばれる。
シリーズには珍しく、二十代半ば〜三十代くらいの成人主人公である。
だが発売前情報で
悪魔会話の選択肢で「女に興味はない」→女悪魔に「男が好きなの!?」と言われる
という一連の流れが掲載されたことと、
見た目がオッサン&きまじめ風だったがために、アッーネタが似合うキャラ扱いに。
さらにゲーム中、男悪魔に「仲魔になれ」と迫ったらホモと勘違いされる、
幼女悪魔に声をかけたらロリコン扱いされるなど、何かと悪魔会話での変態疑惑が絶えない。
ついには公式攻略本に、わざわざ「ホモではありません」と書かれてしまった。

他にも着込んでいるデモニカスーツを獣悪魔に引っぺがされそうになって瀕死、
女性悪魔の香水の匂いを嗅いで瀕死など、悪魔会話での苦労が何かと多い主人公である。

☆悪魔交渉例☆
女性悪魔の匂いを嗅ぐ→人間には猛毒で瀕死
「ささやき…祈り…詠唱…念じろ!」→灰になりかけて瀕死
「ハラヘッタ、何カヨコセ」→「僕の顔をお食べ」で瀕死


●なぞのしょうじょ【謎の少女】
真・女神転生 STRANGE JOURNEYに登場するキャラ。
母艦であるレッドスプライト号の内部で、突然主人公の前に現れては
悪魔や人間について語り、姿を消す『金髪の』少女。
傍観者的な立場を取り主人公の行動を見守っている。
「混沌と秩序どちらに与するかね・・・。」

例の如く名前がルイ=サイファーだったり、謎の(笑)とか金髪だったり、
見た目の時点でモロバレだがその正体はいつものあのお方である。
どう考えても隠す気ないだろ。
他の悪魔に見られても驚かれないあたり最近はずっと女体化しているのかもしれない。
ちなみにファミ通で初めて情報が公開されたときにはほとんどのファンはその正体に気付ていた。

☆関連語☆
ルイ=サイファー ルシファー 閣下


●ひめねす【ヒメネス】
真・女神転生STRANGE JOURNEYに登場するメインキャラクターの一人。
多額の報酬目当てでシュバルツバース調査隊に志願した、ヒスパニック系アメリカ人の男性。
斜に構えた性格の持ち主で、堅苦しいことや面倒なことを嫌うが、仲間意識は強い。
また戦闘班所属ということもあってか、悪魔に対しては特に嫌悪感を抱くこともなく、
それどころか規律違反となる調査艦内での悪魔召喚も行うほど。
中でも、調査の途中で出会った悪魔・バガブーとは不思議な縁を感じるのか、非常に気にかけている。

物語の途中で、金のためならば悪魔や同族の人間に対してすら非人道的行為を行う人間の醜さを
その身をもって経験し、むしろ悪魔の方が正しいのではないかと考え始める。
最終的に自身とバガブーの生存のために、主人公に悪魔合体を懇願、バガブーと合体した悪魔人間となる。
その後は悪魔たちと共に、悪魔がかつて神と呼ばれ、本来人類が持っていた生命力と自由の溢れる
弱肉強食の原初世界への回帰を目指し、カオス側の先導者の道を歩む。
結果、ゼレーニンを筆頭とするロウ側陣営、ルート次第では主人公とも対立することになる。

以上の通り、ゲーム中では明らかにカオスヒーローとして描かれており、序盤のイベント戦闘で
彼自身の属性や、連れている悪魔がカオス寄りの面子になっていることからも、それが一目瞭然である。
その一方で、マップ探索中に睡眠床の罠で眠ってしまい、主人公に蹴り起こされ、
蹴られたことに気づかず、逆に礼を言って去って行くなど、人間くさい一面もある。
また、バガブーと合体したあとのヒメネスをそれ以前と対比して、「ヒメブー」と呼ぶ人もいる。

☆関連語☆
タダノヒトナリ ゼレーニン


●まーやー【マーヤー】
真・女神転生STRANGE JOURNEYにボスとして登場。
アシェラトと並んでエロいとその辺りでは有名。
幻影を操る力を持ち、ダンジョンも過去の映像が散見されたり、
戦闘でも幻影の秘術により命中・回避率を倍加させたりする。

といったそんな事よりも、プレイヤーが最も印象に残ったものは
「スキル使用者が即死!」ではなかろうか。
この能力は、要するに
「物理・銃撃の2属性以外でマーヤーにダメージを与えると
 カウンターとしてそのキャラを耐性無視で即死させる」
というものである。
今迄のボス戦が弱点を突いて押し切るパターンであっただけに、

適当に弱点を探す為に火炎弾発射
     ↓
「スキル使用者は即死!」
     ↓
あ、ありのまま(ry

と、戦闘開始数秒で地球滅亡し、ポルナレフ状態となったプレイヤーは数知れず。
恐らくプレイヤーのほぼ全員がここで最速死亡記録を塗り替える。
そしてアトラスの陰謀論を唱える人が増えたのであった。


●まっかびーむ【マッカビーム】
真・女神転生 STRANGE JOURNEYに登場する、敵専用最強最悪スキル。

はじめて足を踏み入れた第二セクター。
探索中、初登場の悪魔(初見はUNKNOWNと表示される)との戦闘で、
なぜかガンガン減っていくマッカ。
戦闘終了しても戻らない。それはそうだ。「消滅」したのだから。

所持マッカ(お金のようなもの)を25%減少させるこのスキル。
集団で現れやすいガキが最速の使い手にして、もっとも印象に残る使い手だろう。
1回の戦闘で何度も撃ってくるので、泣きを見たプレイヤーも多い。
その鬼畜さは折り紙つきで、

・テストプレイをしていた開発スタッフの一人がマジギレし、それを見た担当スタッフがその場で頭と使用率を下げた
・何度も食らうので、回復するためのマッカが足りなくなった
・2週目以降のプレイで食らってしまい、軽く250万を超えるマッカを消された
・公式ファンブックの帯に「さぁ、マッカビームの話をしようか」というフレーズが使われた
・そしてそのフレーズによる購入者多数
・スタッフの「これだけ印象に残るなら「マッカビームで○○以上消された」というレコードを作ればよかった」発言

…などなど。
終盤、「宵越し銭金」というスキル持ちがいるが、こちらはなんと半分消滅。
所持金半減(預かり所はない)は恐怖ではなく地獄の象徴だが、このスキル持ち悪魔は1種しか居ないだけマシか。


●まんせまっと【マンセマット】
真・女神転生STRANGE JOURNEYに登場する大天使。
公式で「その姿は神々しいというよりは禍々しい」と紹介されるほど、見た目が胡散臭い。

災い、敵意の天使で「告発する者」とも言われる。別名マステマ。
人間の信心を試す為、人類を誘惑することを仕事としており悪霊の軍団を率いることを許されている。

こいつ天使のフリしてるだけじゃね?という大方のプレイヤーの予想を裏切り、本物の大天使である。
実際主人公達のピンチを助けてくれたりもするのだが、
 閉じ込められた主人公達を脱出させる際、素手で床を掘る
 その時の掛け声が「フハッ!ここか…!」
他にも「ムォ・・・ムォ・・・グォフ」「ほほう!ほほう!」等、言動が全体的にそこはかとなく胡散臭い。
しかしそんな胡散臭さの割にロウ、ニュートラルルートではさほど目立つことはない。
彼の最大の見せ場はカオスルートで敵対した時である。

普段は天使らしく「私」「です、ます」口調なのだが、このルートでブチ切れると
一人称が「オレ」に変わり、「天使なんぞやめて上の存在になるためにな!」と出世願望を炸裂させる
その為に主人公を利用していたことも判明するので、ロウルートに行く気をなくすものの、
「グオォォォッッ!」「キサマの身も魂も噛み殺してやろう!」というあまりの変貌っぷりや、
今までの天使にいなかったタイプということもありネタ人気は高い。
序盤の床堀の印象から仲魔に出来るようになった後は、スキル「狂気の粉砕」をつけるプレイヤー多数。
また主人公に倒された後、謎の少女ことルシファ―にトドメとばかりにコキおろされるという流れは
一見の価値がある。





▼女神異聞録デビルサバイバー


●かみや-えいじ【神谷 詠司】
「女神異聞録デビルサバイバー」に登場するキャラクターの一人。
ライブハウスを経営するが、作中の事件による混乱のため開けられずに悩んでいる。
同時に、ある日忽然と失踪した恋人・アヤの行方を捜す。

言動・容姿・性格に特に異常がある訳ではないのに、何故かネタにされる人。
ルートによっては「死ぬ」と予言され、主人公らが敵に囲まれた彼を援護する戦闘がある。
・・・のだが、状況によっては取り巻きを一人でボコボコにしたり、
さらにはボスまで一人で無双し、自力で予言を変えてしまったりするが、
それはネタにされる要因の一部でしかない。
公式サイトの紹介絵がやたら凶悪だったりするが、それも一部だろう。
主な要因は、
「ゲーム中表示されるバストアップ絵が、全て傾いている」
という事にある。
実際に傾いているのではなく、本人が首を傾げた様に斜めになった姿勢であるだけなのだが、
それが「ガイアが俺にもっと傾けと囁いている」など、某雑誌のコピーと合わされ、ネタにされている。
更にアトラスの公式ホームページでもこんなことが起きた。

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ   http://www.atlusnet.jp/ atlusexpressの0902号にて
         (.___,,,... -ァァフ|   あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|    『みんな傾いていると思ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     ジンだけまっすぐだった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人      な… 何を言っているのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |くヽトiゝ     おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ     頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ   そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ     もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

アトラススタッフが意図的にやったのか、それは定かではない。

参考・公式サイト http://ds.atlusnet.jp/index.html


●きはら-あつろう【木原 篤郎】
「女神異聞録デビルサバイバー」に登場するキャラクターの一人。
主人公の高校の同級生で、親友。義理人情に厚いが、論理的な面を持つ。
プログラマ志望で、ネット中毒気味。天才プログラマのナオヤを慕って尊敬している。

封鎖された東京の中主人公たちと共に行動し、
持前のPCスキルをもって謎解きやサーバへのハッキング、敵の弱点探しなどに貢献する。
10BITさんやケイスケ、マリと、封鎖東京内で死亡フラグが立つ
(ケイスケとマリは選択岐によっては回避できる)知り合いが多い。

戦闘では何故か物理攻撃の得意なユニットで、
PCオタクのイメージに似合わない脳筋っぷりを発揮する。
力、体だけではなく他のステータスにもそれなりに数値が振られているので、スキルセットもまあまあ
しやすい。
ノートPCを入れたカバンを常に肩に掛けているため、
物理攻撃はCOMPの力で強化したこのカバンで殴ってるんじゃないかとのネタ説もある。

シナリオ的には、デフォルト設定がなく殆ど喋らない主人公の代わりに、
話の進行を手助けしたり、リアクションをとったりする役目をになっている。
その役目の為か、はたまた親友思いの性格故か、ED分岐のあるこのゲームの中で、
唯一どのルートでも仲間としてついてきてくれる存在でもある。

主人公には頼られているのかパシられているのか、「言ってやれ、アツロウ!」
「アツロウからどうぞ」など、便利に使われる選択岐が多いパシリキャラでもある。


●けいすけ-やき【ケイスケ焼き】
「女神異聞録デビルサバイバー」でのイベント。
主要キャラの一人、高城圭介(ケイスケ)は途中、主人公達と別の道を
歩むことになる。
その後、同じく主要キャラであるカイドーやケイスケ関連のイベントを
無視していると、二人が対決。ケイスケは殺されてしまう。

対決シーンは二人の使役する悪魔、ヤマVSバズズから始まり、ヤマなどの悪魔
を倒されたケイスケはバズズに頭を掴まれ、丸焼きにされた後、
ポイっと道端に投げ捨てられる。
以上の事から、作品に対しポップなイメージを抱いていたユーザーに衝撃を与えた。

このイベントは「ケイスケ焼き」とされ、
作中で最も長い非常に滑らかな モーションで描かれていることや、ケイスケのこんがり具合から人気が高く、
わざと仲間フラグを立てず、丸焼きにする者が続出した。

また、ディレクターである高田氏のWEB日記からも、
反響が大きかったことが伺える。以下[高田のサバイバル日誌]より。

「それにしても……。
みなさん、ケイスケ焼きすぎですw」


●せんれつづき【千烈突き】
デビルサバイバー2に登場する、物理コマンドスキル。
他の物理スキルのように、MPではなくHPを消費して発動する。
百烈突きの全体バージョンであり、相手より速ければ速いほど攻撃回数が増える(最大7)。

百烈突きを最初に覚えた頃はそこまで強くはないが、ゲームが進み能力値が上昇していくと共に、
力と速に偏ったキャラクターに使用させるだけで、敵グループを一撃で全滅させる凶悪スキルと化す。
五日目辺りで攻撃回数は容易に致死量を超え、例えボスでも半分近く削りとることも難しくない。
他の強力な物理スキルには前作で最強だったデスバウンドが存在し、最大ダメージではデスバウンドにまだ分がある。
しかし、デスバウンドはダメージ量が現在HPにも依存し、攻撃回数と対象がランダムなので、千烈突きの方が圧倒的に安定する。
初めてデスバウンドの価値を実感できるのは、周回プレイ時の隠しボス戦以降になるだろう。

このゲームのボスは北斗七星と関係があり、このスキル自体も某世紀末英雄を彷彿させるので、
そういうつもりでプレイするプレイヤーも少なからずいるとかいないとか。

☆関連語☆
バランスブレイカー


●たかぎ-けいすけ【高城 圭介】
女神異聞録デビルサバイバーに登場する仲間の一人。
主人公の友人・アツロウの中学時代の友達で、アツロウがいじめに遭っていたところを助けた縁がある。
とかく正義感が強いが、それが災いしてプレイヤーの行動次第で生死が分かれることになる。

悪魔使いに助けられながら、その恩人に封鎖の責任を転嫁し殺そうとする民衆を見て、
恩を仇で返すことへの怒り、持前の正義感からヤマ(閻魔大王)を召喚、それを使役して「正しい世界」を創ろうと決意する。
そうして見た目はのび太、信念はキラへとなっていくのだが、キラと決定的に違うのは
「正しい人だけの世界になるなら、自分がヤマの裁きを受けても本望」と言い切ったことだろうか。

ヤマを使い、間接的とはいえ悪人を何人も殺しているが、
「食料を分け与えたお婆さんに対し、その人はお婆さんを殴り殺し食料を全て奪っていった、だからヤマに裁かせた」
など、彼の行動は「悪人を裁く」で一貫しており、
「ケイスケと一緒に悪人を粛清するルートが欲しかった」と望む声もある。

戦闘では素早さと魔力が高く、行動力(高いほど手番が早く回る)は全仲間キャラで主人公に次ぐ2位。
切り込み隊長としては右に出るものはいないが、体力はそれほど伸びない典型的な速攻型。
かなり高性能なのだが、いかんせん使われる機会がないのは
生存して再加入時にレベル差が開きやすいこと、加えて「ケイスケ焼き」にする人が多いからだろうか。

☆関連語☆
ケイスケ焼き


●べねとなしゅ【ベネトナシュ】
デビルサバイバー2に登場する、セプテントリオンと呼ばれる謎の敵の一体。
見た目は「大根の下の方を切ったもの」としか言い様がなく、手抜き臭い。
しかし外見に騙される事なかれ、北斗七星の第七番目であり、それに相応しい厄介な能力を持つ。
そもそもセプテントリオンは、日を追うごとにだんだんと対人間に即したものになっており、
例えば一つ前のミザールは、普通の方法だと倒しても増殖するため、いくら強くても殲滅不可能という代物だった。
ベネトナシュはその点、とても合理的で極まった能力を持っている。

・パッシブスキルの「人間不可侵」
その名の通り、人間の行うあらゆる攻撃を無効化する。
・悪魔を強制的に帰還させる
人間不可侵の対応外である悪魔が居なくなる。
・悪魔の召喚をジャミングして妨害する
再度出すことも出来ないので、結局ダメージを与える方法が存在しなくなる。

むしろ自由度の高いゲームでプレイヤー側がやりそうな、完璧で卑怯なぐらいの徹底ぶり。
悪魔の強制帰還だけは対抗手段で無効になるが、他の二つは決戦時も健在である。
物理反射を持つのでゴリ押しが効きにくく、人間の火力に頼っていたプレイヤーは苦戦することになる。

ある程度ダメージを受けると次の形態に移り、手抜きにしか見えなかったボディが4つに分割される。
うち三つの断面は、今までのセプテントリオンを二つずつ合わせたような外見と能力を持っており、
単なる手抜きではなく、こういうギミックがあったのだと納得させてくれる。
しかし、残り一つのベネトナシュ本来の能力を持った断面だけは、ただの金属。
まさに手抜きの二重底と言える。

画像
参考


472 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/09/04(日) 21:13:07.71 ID:odfqa/us0
>>471
・・・これどうやって勝つの?
473 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/09/04(日) 21:22:12.50 ID:fEneJNIO0
>>472
強制帰還だけは無効になるので、戦闘開始前に呼び出した悪魔だけで戦う
普段は戦闘中に新しく呼びだしたりできるけど、こいつとの戦いの間だけは無理
人間は回復技か防御技を使うか、本体以外に攻撃することしかできない



●べる・でる【ベル・デル】
女神異聞録デビルサバイバーに登場する敵の一者。 元ネタは北欧神話のバルドル。
主要ボスの名前に「ベル」縛りとはいえ、少々無理矢理過ぎではなかろうか。

最初に戦う「ベル」の名を持つボスで、
主人公達だけに届く未来予知メールでは某日ラストに現れるはずだった・・・が、
それより前、民間人と悪魔使いを救助するマップで、勝利条件を満たした途端いきなり登場。
疲れきったところに開幕マップ兵器で攻撃、逃げる主人公らに、部下を召喚して追い討ちをかける。
そしてさらに、ステータス画面にずらりと並ぶ

物理・無効 火炎・無効 氷結・無効 電撃・無効 衝撃・無効 状態異常・無効

ラスボスや隠しボスですら持っていない「全属性攻撃無効」は、プレイヤーに強烈な印象を与えた。
また、開幕マップ攻撃で民間人が巻き添えを食って死亡→ゲームオーバーは初見にはよくあること。
再戦時、取り巻きが強いからと全滅させると、
その取り巻きを全て復活させるということもやってのけ、さらに一部のプレイヤーに絶望を与えた。

ちなみに、1週目でこいつと戦うときには、
どんな敵にもダメージが通る万能属性や、相手の物理耐性・無効・吸収を無効化する「貫通」を持っていない。
2周目でそれらを引き継いで一泡吹かせてやろう、と思ったプレイヤーも多く、実際にやった人も多い。

しかし、その貫通攻撃も、万能属性ですらも無効化される。
どこまでも印象深いボス。


●ほうついん-やまと【峰津院 大和】
デビルサバイバー2に登場するキャラの一人。
先祖代々、国の霊的守護を司る機関「ジプス」の局長を務めてきた一族の出で、自身もまた若くして局長を務める。

コネだけの実力の無い者が上に立つ状況と、それらを守るのみで表に出る事のない自分の一族に疑問を持っていた所、
世界に干渉する権限を持つ「裁定者」と、それが人間への試練として遣わす「セプテントリオン」の存在を知る。
ストーリー後半、「裁定者」に人間の価値を認めさせ、実力主義社会の実現によって人間を存続させる方針を打ち出し、
選択次第で主人公と対立・共闘することになる。

その生い立ちや思想などから、特に一般人に対しては厳しい態度を取り、
「クズがクズなりに仕事をしただけだ。失敗しても叱咤する必要などない」などの見下した発言が多い。
また、割と世間知らずな一面を持つ。

そんな彼であるが、なぜかネタにされる事が多い。
一般人でありながら、優秀な成績でヤマトの予想を悉く覆す主人公を高く評価しており、
ほとんど褒めちぎるその態度は溺愛とも見られる。ルート決定時のはしゃぎ様は異常。
別ルートでは「貴様に(主人公)の何が分かる!貴様が(主人公)を腐らせたのだ!」や
「だが、もし、次生があるのなら、君と歩むのも悪くはない……な」などと口走る。
そういう台詞の数々から、ヤマト関連では
「環境がアレだから友達が欲しかったんだよ」
「むしろヤンデレなのではないか」という類の噂が絶えない。

また、道端で強引に譲られたたこ焼きを
主人公に勧められるままに渋々食べた所大ハマリする。
その日の夜、
「実力主義実現の前夜祭だ!」→高級たこ焼きパーティー
主人公へメール「一緒に世界を変えよう」→たこ焼きの画像添付

ちなみに、この時の添付画像は「皿の上にたこ焼きが2個」というものだが、
2個残っている所を撮ったのか、わざわざ2個だけ作って撮ったのか、定かではない。


参考


●ほんだ-やすゆき【本多 保行】
女神異聞録デビルサバイバーの登場人物。
妻と死別し、唯一の心の支えである息子の手術のために仕事に励んでいたが
封鎖事件のため出られずに外にいる息子を心配している。
公式のキャラ紹介におらず、この人に係わらなければ特定エンドに行けない、という事は無い。
なんてことのない名前があるモブキャラのごとき存在である。
実はCOMPの調査をしていたエージェントであり、どこぞ拳法家な構えで襲い掛かってくる
さらに主人公とメールするときのハンドルネームが「YASPON」、
いい年してそんな・・・と思えるようなセンスであるがなんやかんやでいい人ではある。

が、この人の最大の問題点は
封鎖を突破するルートにて、主人公達を囮にして別ルートで封鎖を強行突破し
息子の手術が失敗したことを知ると絶望し悪魔をばら撒き外の世界を崩壊させ
さらに悪魔が溢れ魔界化した東京をバックに、最高に邪悪な笑顔で
「さぁ、新しい秩序の始まりだ!  ようこそ、恐怖と暴力の世界へ!」などとのたまう点である。
どこの魔王だあんたは。

ちなみに封鎖突破ルートは一応表向きはヒロインルートであり無条件で進めるため何も知らずに進んでしまい
彼の笑顔に呆然となったプレイヤーも多かったとか。


●めがみいぶんろく-でびるさばいばー【女神異聞録デビルサバイバー】
2009年1月19日にアトラスより発売されたSRPG。
封鎖された東京を舞台に一週間生き延びることが目的で、同じ外伝的な作品であるペルソナシリーズと違い
フラグを建てなければ主要キャラがあっさりと死亡し、ほとんどのEDが後味の悪いものである所が特徴。
従来のシリーズと違いキャラデザがアトラス外部のイラストレーターであること、
悪魔交渉の廃止と新システム「デビルオークション」の導入など発表直後から不安視する声が多かった。

が、発売後にはテンポのいい操作性やシステム、従来の女神転生シリーズのようなハードなストーリー、
登場キャラの大半が驚異的なおっぱいの持ち主であることなどから、評価が一変した。
SRPGのシステムにRPGの戦闘を組み込んだような戦闘システムは、SRPGが苦手な層にも遊びやすく、評価が高い。
周回をくり返すうちに通常戦闘がぬるくなってしまう点はあるものの
普通にキャラクターを育てただけでは絶対に勝てない、隠しボスの存在があるため大きな問題とはされていない。
唯一にして最大の欠点は、女性キャラのおっぱいが会話ウィンドウで隠れてしまう点である。



▼真・女神転生 デビルチルドレン


●しんめがみてんせい でびるちるどれん くろのしょ・あかのしょ
【真女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書】

2000年にGBCで黒の書、赤の書の二バージョン発売され、後にPSに移植された。
これまでのシリーズと違い低年齢層をターゲットに販売されたため悪魔達がデフォルメされ可愛いらしいものになっている。
難易度もそれほど高くなく合体など少々難しいシステムもあったがそれなりの人気が出て以降もシリーズ化された。
黒の書と赤の書ではストーリーとシステムでいくつか違う点があり、

・黒の書の主人公は男で名前は甲斐刹那、赤の書の主人公は女で名前は要未来
・各パートナーはケルベロスのクールとグリフォンのベール
・刹那は悪魔にさらわれた弟を助けるため、未来は行方不明の父親を探すために旅立つ
・魔界を回る順番が違う
・合体する際黒の書では合体事故が起きることがある、赤の書では合体事故が起きないが純血合体が可能

など他にも違う点が多数ある。
基本的に二つのストーリーが交差しているため両バージョンプレイすることをおすすめする。
この他にアニメ化、漫画化しているが全くの別物である。

特に漫画版では児童誌であるコミックボンボンで掲載されていたにも関わらず、
戦争や虐殺をはじめとした凄まじいまでの暴力描写で描かれている。
また、単純な暴力だけではなく主人公格である刹那・未来・永久・エレジーの4人の愛憎や、漢と呼ぶに相応しいフェンリルの存在、
自分たちこそが正しいと信じて疑わず、魔界への侵略や救世主を造り上げる天使達などとにかく濃い。
やや尻切れトンボで終わってしまった感じはあるが、その内容から「児童誌のベルセルク」と称され半ば伝説になった。


●しんめがみてんせい-でびるちるどれん-ひかりのしょ-やみのしょ【真女神転生 デビルチルドレン 光の書・闇の書】
2002年にアトラスからGBAにて発売された作品。デビルチルドレンシリーズの第三作。

原宿に住む小学六年生ジンとアキラ、そして同級生のレナ。彼等はある日、学校の図書館で悪魔を召喚する呪文が記された「デビル辞典」を見つける。
謎の転校生・アミに悪魔召喚の危険性を説かれるものの、興味本位から悪魔を召喚してしまう3人。
しかし、彼等の支配下にない悪魔はアミを見つけるなりアミに襲いかかり、止めようとしたジンとアキラにも襲いかかる。
アミから手渡されたデビライザーと光の獅子・ソルレオン、闇の龍ヘイロンの力を借りてなんとか悪魔を撃退するものの、今度は世界に時の流れをねじ曲げる「時のゆがみ」が出現する。
時のゆがみの原因が、アミが元いた世界・ヴァルハラにあると知った3人は、アミに誘われヴァルハラへと旅立つ……
というストーリー。

前作までの直接的な繋がりは無く、登場キャラクターを一新して作られた。
システム面においても、戦闘に参加出来る数を2体から3体に増加。訓練所でのパラメータ増減の見直し。
仲魔に「特殊能力」が付けられるようになり、覚えることが出来る特技の大量追加等、更なるカスタマイズが可能になるなど全般的に洗練されている。
しかし、生産数を大幅に見誤った為にその殆どが不良在庫になり、野球観戦に来た人たちに無料で配布されるという目も当てられない事態を引き起こしてしまった。

ゲームの出来そのものは悪くないのに、販売数を読みを間違えるとメーカーにとって大きな痛手になるという典型的な例。


●えれじー【エレジー】
真・女神転生デビルチルドレンのキャラクターの一人。
大魔王アゼルの娘。性格はプライドが高く傲慢で他人を見下している。刹那と未来の従姉妹。
父親であるアゼルのことをひどく嫌っており、天使と手を組んで世界を一度リセットしようとした。
黒の書ではナガヒサがいるためあまり刹那と絡まず赤の書で未来と敵対した。

漫画版でも登場し基本的な設定は一緒だが一部変更点があり、

・ストーリー的にもう一人の主人公といえる
・刹那の仲間になる
・潜在的に強い力を持つ
・途中からツンデレが入ってくる
など

アニメ版ではナガヒサとともに存在自体抹消された。


●かいせつな【甲斐刹那】
真・女神転生デビルチルドレン 黒の書の主人公。
後先考えず行動する元気一杯な小学5年生。
ある日悪魔によってさらわれた弟ナガヒサを救うためパートナーのケルベロス、クールと共に魔界へ旅立つ。
やはりメガテン主人公のサガか少々不幸属性があり、

・ある日突然犬に魔界に行こうと誘われる。
・最初に行った魔界でいきなり指名手配される。
・そのためもう一人のデビルチルドレンである未来に狙われる。
・実は未来は異母姉弟。
・父親は大魔王ルシファー。
・ナガヒサは本当は異父兄弟。
・最後はナガヒサと戦うこととなる。

と小学5年生の現代っ子にしてはハードな人生送ってます。
また、漫画版ではさらに修羅場をくぐり抜け性格が少々ワイルドになっており、
敵陣に自ら乗り込んだり小学生とは思えないセリフを吐くようにもなった。
「ただここではいろんな人に出会って助けられた・・・天使がいう汚れた世界であっても 
 そこで血まみれになったとしても 俺は生きてみたいと思う」
 

●きつね−の−なまもの【キツネのナマモノ】
「真・女神転生デビルチルドレン 黒の書」「〜赤の書」で初登場したデビル。
なんと、柴田亜美の漫画「ドキばぐ」での自画像(タヌキ)が元で、絵柄もそのまんまである。
このゲームのキャラデザインとは方向性が異なるので、並べると少々シュールかもしれない。

だが、口先が細長かったり色が狐色であることから誤解され、「キツネのナマモノ」と名付けられた。
柴田亜美自身も、この間違いを「ドキばぐ」にてネタにしている。
PS版や続編の「白の書」では、ちゃんと「タヌキのナマモノ」に修正されてた。

ちなみに、「ドキばぐ」の担当であるチップス小沢も「ネコのナマモノ」として登場。
両者とも合体では作れず、イベントでしか仲魔にならないが、
その関係上で魔法やステータスの継承ができず、同レベルのデビルと比べても見劣りする感は否めない。
その上、ボスから仲魔になるデビル(その多くは強力)もいるので、
好きな人や対戦で意表をつきたい人はどうぞ、といった感じか。

なお、「光の書」「闇の書」では、デビルの大幅入れ替えにより姿を消した。

☆関連語☆
柴田亜美 ドキばぐ


●くずは まさき【葛羽 将来】

真・女神転生デビルチルドレン白の書の主人公である小学生。
前作、黒の書&赤の書の主人公である甲斐刹那と要未来にとっては後輩にあたる。
明るく自由奔放、困った人(悪魔も)は放っておけない性格で、パートナーであるキマイラのクレイと共に、
様々な世界を駆けめぐり、多くの仲魔を集めていく。
一見、普通のRPGの主役のようではあるが、これは女神転生シリーズ、このシリーズには珍しい主人公なのである。
そして、彼最大の特徴が『女神転生シリーズで最も幸せな主人公』という点である。
具体例を挙げると
・生まれて間もない頃に悪魔の力と、手違いで天使の力を植え付けられるが、そのおかげで世界を救えた
・親友の妹が昏睡状態に陥り、その犯人と疑われるも、自らその妹を救い疑いを晴らす
・友人と絶交状態に陥り、さらに「本当はお前少し見下していた」と言われるが和解、今まで以上に仲良くなる
・魔界侵攻を狙い、暴走する天界の一部に抹殺されそうになるが、逆に返り討ち。魔界と天界の平穏を取り戻し、
 そのことでルシファー直々に感謝される
・全世界を滅亡させようとする暗黒の大邪神(ラスボス)が復活!しかしコレを見事倒し世界を救い、さらに後で仲魔にまでしてしまう
 このことは魔界、天界の上層部が知っていて彼らに救世主と一目置かれる
・世界の創造主であるホシガミという女神にあんた最高だよと認められる
・何より知り合いや親族が誰も死なず、何も失っていない。というかプラスになるものしか得てない


●しん・めがみてんせい でびるちるどれん【真・女神転生 デビルチルドレン】
2000年に販売された同ゲームの漫画版。今は亡きコミックボンボンで連載され黄金期を支えた。
基本設定は一緒だがストーリーは大きく異なり、

・ゲームでは敵であるエレジーやフェンリルなどが仲間。
・未来やイシスの入浴シーンがある。
仲魔が死ぬ、しかもグロ死。
・マーブルランドで戦争やらかして味方も敵もバタバタ死んでいく。しかもグロ死。
・天使がどう見ても悪者にしか見えず、やってることがエグイ。
・セリフ回しがオサレ。
・フェンリルがカッコいい。
・ストーリーがやたらハード。
など

一応連載されていたのはコミックボンボン、児童誌である。
そのため別名「児童誌のベルセルク」と呼ばれ伝説になっている。


●しんめがみてんせい でびるちるどれん しろのしょ【真女神転生 デビルチルドレン 白の書】
デビチルシリーズの2作目、ゲームボーイカラー専用のゲーム。
前作、黒の書・赤の書から数ヶ月後の世界を舞台としている。

ストーリーは世界中に再び悪魔があふれ出し、
その内の一体に襲われそうになったところをパートナーとともに撃退し登校するところから始まる。
その後下校し、主人公が親友の妹と遊んで面倒を見ているときにまた悪魔に襲われ、
その際悪魔の攻撃をくらい妹が昏睡状態になってしまう。
現場にいた主人公は周囲の人々だけでなく親友にまで犯人ではないかと疑われ、
その疑いを晴らし、妹を救うために魔界に乗り込むことになる。
次第に世界の命運を分ける戦いへと発展することになるとも知らずに。
というしだいである。

システム面では前作でバージョンごとに違った悪魔合体方法を、両方使用可能。
さらに新悪魔も多数登場、前作から悪魔を送ることができるというもの。
しかしクロダンシャクという新悪魔に関する情報が皆無で、
図鑑をほぼ完全にコンプリートできないという致命的な欠点も抱える。

コミックボンボン増刊号にてストーリー冒頭が、はやせ れく氏によって漫画化されている。


●たかじょー・ぜっと【タカジョー・ゼット】
デビルチルドレン黒の書・赤の書・白の書に登場するキャラクター。
主人公の前に度々登場し、謎めいた言葉や助言をして去ってゆく。
その正体はあるED後に行けるエクストラダンジョン「ディープホール」の主、魔王ゼブルである。
どうやら主人公達の戦いを自分達が望む方向に誘導するための行為だったらしいのだが、
言っていることがいまいち要領を得ないため、正体を明かすとき大半のプレイヤーに、
「あぁ、こんなのいたっけ」「お前、何がしたかったんだ」と思われる非常に影の薄いキャラ。

しかし漫画版になると一転、主人公・刹那の幼馴染として序盤から登場し、
要所要所において様々な存在に介入するトリックスター的な側面の強いキャラになる。
さらに、ゲームだとゼブルが化けていた姿だったのが漫画ではゼブルが人間に転生した姿として描かれており、
終盤に一度死を経て魔王として覚醒するという実にメガテン的な展開を見せた。

ちなみに、名前を漢字で書くと「高城 絶斗」となる。
これは魔王ゼブルつまりベルゼブブ本来の姿「高き館の主」の意味である、
「バアル・ゼブル」にひっかけたモノだがゲーム中では片仮名で書かれているのでまず気がつかない。
っていうか、コレのターゲット層がバアル・ゼブルのことを知っているとは到底思えない。


●でびらいざー【デビライザー】
真・女神転生デビルチルドレンに登場する悪魔を召喚する銃型の道具。
といってもこいつはあくまで召喚するだけしか機能がなく、
これにヴィネコン(COMPみたいなの)と繋ぎ刻印弾丸を装填することによって始めて使用可能になる。
悪魔召喚プログラムと同じで簡単に使用でき小学生でも扱える。
他のゲームの召喚師が見たら吐血してぶっ倒れかねない代物。
(ただしアニメ版ではデビゲノムという特殊な遺伝子がないと使用不可)
悪魔召喚プログラムとの最大の違いは悪魔を弾丸に直接封印し使役すること。
また、悪魔を召喚するさいに衝撃波が出るためそれを利用することもできる。

例)
直接敵を撃つ(アニメ版)
衝撃波で飛び上がる(漫画版)
仲魔ごと敵にぶち当てる。もちろん仲魔死亡(漫画版)
余談だが何故か使用時に「コー−−−−ル!!」と叫ばなければならない。

・ゲーム版の使用者制限は強力な悪魔の力の保有者であること
(デビルチルドレンはこれに該当する)
・所有者は一部の高位魔王
・実は銃型の悪魔
・エンゼルチルドレン用のエンゼルライザーもある



▼女神転生系列その他


●あれく【アレク】
女神転生外伝ラストバイブル3のラスボス。
物語が始まる数十年前にエネルギー資源の枯渇により勃発した「五大ポリス戦争」で、
特務部隊「シャドーウォーカー」を率いて戦った英雄。
しかし、ある任務の途中で偶然にも、五大ポリスが推し進める非人道的な新エネルギー開発計画の一端を知ってしまう。
その時は政治的配慮から記憶を封じられるだけで済まされたが、偶然にもそのことを思い出してしまい、
口封じのために妻子とかつての仲間達が殺されてしまう。
逃亡の果てに「魔界の門」へたどり着いた彼はそこで力尽き、魔界に堕ちる。
そして、自分達を殺したポリスへの復讐と、
いつまでも争うことをやめない地上世界への絶望から魔界の力を以て復活を果たす……
という、かなり悲惨な背景をもったラスボス。

本編に直接登場するのは最終盤なのだが、
OPで彼の最期が描かれたり。アレクが記憶を取り戻したことが主人公たちの旅立ちのきっかけになるなど、
重要なキーパーソンとして名前が度々登場するのでいわゆる「ポッと出のラスボス」というイメージはない。
その実力もラスボスに相応しく、
第二形態の「ギルグーグ」に変身すると強力な全体攻撃である「ガイアの雨」や五回連続攻撃、
さらには物理攻撃を反射するテトラカーンを操るなどそれまでのボスとは一線を画する強さを発揮する。
その圧倒的な強さの前に、裏ワザである「デバックモード」をやむなく使用したというプレイヤーも多い。

単純な復讐だけの行動ではなかったことや、倒される間際に主人公たちに希望を見出すなど格好いいキャラではあるのだが、
いかんせんラストバイブル3自体がドマイナーであるために知名度はかなり低い。


●えいしょうけい【詠唱系】
女神転生外伝ラストバイブルシリーズに存在する魔法。ランカ系とも呼ばれる。
数ターンかけて魔法を発動させる。
発動時までに消費するMP量も他の同ランクの魔法の半分以下で威力は4倍以上。
と、いうより一番下のランカでさえ、発動時のダメージはそれ以外の系統の
固定ダメージの最大魔法のダメージを上回る程の威力といえば威力の凄さが分かるだろう。
特にMPがたった2の消費で上級2発分のランカにはお世話になった人が多いと思われる。

ラストバイブル3ではランカ系以外にもアスト系が追加された。
しかし魔法全般の威力が大幅にダウンしている為、この系統を使うよりも普通に殴った方が強い。


●ぎてん・めがみてんせい とうきょうもくしろく【偽典・女神転生 東京黙示録】
1997年に発売されたPC-9800用ゲーム(後にwindowsに移植)。
現時点で唯一にして、恐らくはこれ以降も無二であろう18禁の女神転生系列作品。
『大破壊』が起きて真1の主人公が東京に戻ってくるまでの間を舞台としている。
主人公はシェルターに住みデビルバスターになることを夢見る青年、
彼が受け取ったメールを端に発する事件は、やがて彼自身やヒロインの宿命を巡る大いなる戦いへ発展してゆく。
古いゲームであることを差し引いても快適とは口が裂けても言えないシステムやインターフェース、
CPUの処理速度でボスの強さが大幅に変わってしまうプログラム周りの弱さなどからとてもじゃないが人に勧められるゲームではない。
しかし、18禁という表現の自由度が高い分野で描かれるよりハードな『女神転生』の世界観、分霊などの重要な設定が根幹に据えられたストーリー、
TRPGのシステムと絡めた独特の成長や技能修得など一部のメガテニストを未だに引きつけてやまない『何か』を持つ作品である。
現在、デビサバやペルソナなどライト系にシフトしつつあるメガテンにちょっと飽きたら試してみるといいだろう。
あるいは、アナタが求めたヒトと悪魔が血で血を洗う混沌の大地が其処に待っているかもしれないから。

175 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/09/14(金) 08:15:41.70 ID:hwoWjX2k0
>>172
CPU速度問題の安定化パッチは結局プレイヤー側有志によって作られたんだっけ?


●げいる【ゲイル】
アバタールチューナーシリーズに登場するキャラクター。
主人公が率いているトライブ(戦闘集団のようなもの)の参謀。
利用できるものは何でも利用するという合理的な思考のせいか、
悪魔化ウイルスの副作用によってもたらされる感情の発現がパーティキャラ中でもっとも遅く、
敵のトライブボスから誇りを受け継いだ時に初めて感情をあらわし、
誇りをもって仲間のためなら自分の死すら合理的にはじき出す静かに燃える男となった。
1の最終決戦後に仲間とともに実体化する。

2にも引き続きパーティキャラとして出ているが…
主人公がまったくしゃべらないため代弁役をかねている、
そもそも序盤から指揮をし、ストーリーにも深く関わる、
主人公と同じく強力な専用スキルを習得する、
ストーリー展開上キャラ離脱が多く主人公でさえ一定期間いなくなるのに、
最初からEDまでパーティに居続けた唯一のキャラ。
主人公を差し置いて熱いセリフも言ってくれる影の主役。


●さーふ【サーフ】
アバタールチューナーの主人公。
セラ(ヒロイン)がバーチャル世界で『こうあってほしい』と願って創られたデータ生命。
アバタールチューナーのラストバトル後、
『サーフ』の入れ物の中に入り現実世界に登場した(アバタールチューナー2)。

実は『サーフ』のオリジナルとも言うべき人物が存在するのだがその人物は
研究室に居たセラを献身的に介護していたかのように見せかけ、
実際はセラを実験動物のようにしか思っていない、非道な人物であった。
アバタールチューナー2後半でサーフとオリジナルサーフの存在をかけた
戦いが繰り広げられるがアバタールチューナー2で一番燃える戦闘と名高い。


●しゃどーうぉーかー【シャドーウォーカー】
女神転生外伝ラストバイブル3に登場する、
主人公の父がかつて所属していた特殊部隊にして、最終盤の敵ボス集団。
部隊名は、影を歩み、相手が気づく前に倒してしまうことに由来する。
作中の十数年前の大戦の英雄だが、大戦末期に、
黒幕の推し進める新エネルギー計画の秘密を知ってしまったため、
ソウルイーター・バニパルにグレン・リンクルを除いて暗殺されることとなる悲劇の部隊である。

構成メンバーは、隊長のアレク、
主人公の父グレン、ヒューイ、ランディ、バギ、リンクル、マーヤの7名。
特殊部隊とは名ばかりの善人揃いで、
大戦終了後は各地で静かに暮らすことを望み、表舞台には出てこない。
また、彼らの戦う理由も平和のため、仲間のため、家族のため(復讐含む)であり、
仲間の身内であることが分かれば明らかに敵であっても見逃してくれる。

特筆すべきは、全員が全身鎧のプロテクターをまとった『変身能力』を備えることであり、
その変身中の戦闘力は、

・不死身のバニパルをたった一人でフルボッコ(バニパルは不死身なので死なない。)
・大国とはいえ、他の全ての国の集中攻撃からたった2人(+1人)で大量破壊兵器を使用されるまで守り抜く。
・女神転生の常連魔王ルシフェル・ベリアル・バール(ベルゼバブ)をそれぞれ1名または2名でフルボッコ。
というような凄まじい戦歴を誇る。

ちなみにこの世界、女神転生の悪魔の皆さんが魔獣というカテゴリで
『一般住民』として存在する世界観である。

☆関連語☆
アレク バニパル


●だいじょうだよ!【だいじょうだよ!】
ラストバイブル3きっての迷台詞。

中盤、主人公の父グレンの記憶封印を解くイベントがあり、その時にアロンという発明家の仲間が作った機械を用いる。
発明家キャラのお約束として作った機械が爆発する事が多々あり、一同は不安がるのだが敵の計画を知るためにはどうしても記憶を取り戻さなくてはならない。
仕方なくその機械を使うとグレンは唐突に「バオ流星だ……」とつぶやき出す。
失敗しておかしくなってしまったのでは? と皆が騒ぎ出すが、記憶の封印はしっかりと解かれており、流星群が降る夜に見たものをグレンが語り出す……と言う流れである。

この「_______」という台詞は皆が騒ぎ出した時にグレンが返す台詞なのではあるが……
どっからどうみても大丈夫ではない。
故意なのか、それともミスなのかは解らないが「_______」と言われ、普通に安心する面々とあわさって中々にシュールなイベントとなってしまった。
ちなみに、その後のストーリーでは後遺症らしきモノは一切でないのでご安心(?)を。


●でばっぐもーど【デバッグモード(LB3)】

その名の通り、ラストバイブル3のデバッグモード。
戦闘中の攻撃エフェクトの表示や背景の変更、そして戦う敵の変更等が出来る。
これだけだとごく普通のデバッグモードだと思われるだろうが、これに入る為の方法が凄い。

なんと、戦闘中にスタート+セレクトを押すだけで入れるのだ。

こんなに簡単に入れるにも関わらず、その効果は実に絶大。
・ミカエルやラファエル等、物凄く難しいイベントをクリアしないと仲魔にならない奴等を普通に仲魔に出来る。
・「うりね」というラスボスをも2ターンで倒す最強のモンスターを仲魔に出来る。
・無条件でレベルがあがるイベントモンスターと何度でも戦える。
・上記のレベルアップを利用して、仲魔の成長限界を突破出来る。
・アイテムドロップ率100%の敵と戦う事により、その敵が落とすアイテムを無限に入手できる。
勿論、これだけの事が出来ればゲームバランス等全く関係無い。
あまりにも卑怯臭い手段である為、封印するプレイヤーも多いものの
そのあんまりと言えばあんまりな手軽さと便利さで、ラストバイブル3を語る上で欠かせないモノとなっている。

☆関連語☆
裏技 デバッグモード


●ばにぱる【バニパル】
女神転生外伝ラストバイブル3の登場キャラクター。
死んだ者の生命エネルギーを喰らうため、ソウルイーターを異名で呼ばれる。
(作中では本名よりもソウルイーターと呼ばれることのほうが多い)
古代文明の技術を研究しており、それらの技術で主人公たちの前に立ち塞がる。
人間を改造で魔物に作り変えるわ、その餌として子供を誘拐するわ、仲間キャラを二人も殺すわと作中でやりたい放題。
更に物語の裏で主人公の父の戦友達を暗殺しており、
それを考えると死亡する登場キャラの半数以上がコイツの手にかかって死んでいることになる。
不死の呪いを自分にかけており、何度倒されようと一旦スライムになるだけで即座に復活する。
そのため、こいつと直接遭遇するイベントでは常に逃亡を強要されてしまい、
しかもその度に仲間やサブキャラを見殺しにすることになるのでトラウマになったプレイヤーも。
こちらの行動を先読みし、刺客を放つなど策士としても油断ならないが最終的に部下の詰めの甘さが原因で倒される。

主人公たちの仇敵として、ゲーム中もっとも印象深い悪役。
物語の方も、コイツを倒したことを境に一気に加速するのであらゆる意味でキーマンと言えるかもしれない。

☆関連語☆
マッドサイエンティスト


●ひゃくまもんどう【百魔問答】

ラストバイブル3のサブイベント。飛行船入手後にいけるユミールの村にて挑戦できる。
ラストバイブル2の主人公が考案した修行法で、百魔問答の名の通り
100体の魔獣と連続で会話し、その全てを成功させればクリア。
10体毎に他では出現しないレア魔獣が登場し、計10体のレア魔獣を仲魔にできる。

これだけなら何でもないイベントだろう。
……必勝法どころか、攻略方法そのものが一切存在しないという点を除けば。

一度でも会話のあるメガテンで遊んだ方ならご存じだろうが、基本的に会話に必勝法は存在しない。
あったとしても、それは幾度も会話を行った積み重ねによって成り立つもので初めて目にする相手に会話を成功させるのは非常に難しい。
特にラストバイブル3は返答に掛かった時間でその後の対応が変化するシステムを採用しており
他のシリーズよりも更にランダム性が高い。

結果として、このイベントクリアの為に必要なのはリアルな「運」意外に何も無いのだ。
ノーリスクで何度も挑戦できるが、最初の10体を超えることも出来ずに諦めるプレイヤーが大半であり
執念で100体目までこぎ着けたプレイヤーも、最後の女性口調な髭面ミカエルで何とも言えない気分にさせられてしまう。
挙げ句、このイベントで加えた仲魔は合体不可能で役に立たなくなったら外すか預かり所に預けるしかない
そしてとどめとばかりに、デバッグモードを使えば百魔問答に挑まずとも直接レア魔獣を仲魔にできてしまうのであった。

色々な意味で、プレイヤーを虚しい気分にさせてくれるイベントである。


●ぼんてん-ぶらふまん【梵天ブラフマン】
ブラフマンとはインドにおける万物の根源であり、これを神格化したものをブラフマーと呼ぶ。
梵天とブラフマーは同一の神格で、それぞれ仏教では梵天、ヒンドゥー教ではブラフマーと呼ばれている。
ヒンドゥー教でシヴァ、ヴィシュヌと共に重要な神として信仰されており、
世界の創造とシヴァが破壊した後の再創造を司っている。
また、弁天・サラスヴァティを妻に持つ。

アバタールチューナー2ではその世界を管理している神であり、ラスボスとして登場する。
顔のついた列車という外見が「機関車トーマス」を彷彿とさせるため
本来の名前とは別に「トーマス」とも呼ばれている。
顔は前方と上下左右に合計5つあり、5回連続で戦闘することとなる。


●まじんてんせい【魔神転生】
アトラスから1994年にSFCで発売された女神転生のシミュレーションRPG版。
会話・合体など、メガテンの基礎といえるシステムをそのままに更に悪魔の成長要素も加えた。
一部の悪魔が成長することによって特技を習得し、また合体でその特技を無条件で合体後の悪魔に継承できるなど
メガテン本家にはない新しい試みが盛り込まれた意欲作。
本家以上のダークでドラマチックなストーリー展開。背景や悪魔達の美麗さもあって好評を博した。
ただし、仲魔にできる悪魔の数、覚えられる特技が少ない。
グラフィックは使い回しが多い。どの特技を使っても同じエフェクトで戦闘の演出が非常に拙い。
グッドエンドへの条件が厳しく判りにくい。
力押しでどうとでもなってしまう難易度の上、無限に稼げる面が幾つもある。
など、欠点も多く何より「メガテンのシミュレーション」ということで倦厭する人も多く知名度はイマイチ。

それでも、本家とは違った魅力に今でも根強いファンが存在する。


●まじんてんせい−つー【魔神転生2】
アトラスより1997年にSFCで発売されたシミュレーションRPG。
副題「スパイラルネメシス」
前作の特徴であった悪魔の成長などをそのままに、仲魔にできる悪魔及び特技の大幅増加。
そして全ての悪魔が特技を覚えられるようになったため、成長とカスタマイズの要素が進化している。

仲魔集め用の面以外、全ての面がクリア後は入れないようになり、前作にあった無限稼ぎができなくなる。
仲魔集め用の面にしても、脱出に「えんまくだん」というレアアイテムを使うか
持ち金半分を支払う必要があるのでお手軽に使えるわけではない。
その上、レベルの低い悪魔しかいないので戦力を整えるためには通常のマップでいかに多くの悪魔を仲魔にできるかが重要になっている。
こうして見るとゲームバランスにも調整が入っているように見えるがダメージ計算式が「攻撃力−防御力×攻撃相性」と単純で、
金さえ気にしなければ経験値稼ぎは可能でもあり、金もそれほど重要ではないために結局バランスは大雑把のまま。
その他、悪魔の成長にバラ付きがある。
敵の思考時間が長く、非常に苦痛などの欠点も。

しかし悪魔達の育成とカスタマイズの高い中毒性。
属性によって5ツのルートが枝分かれし、各属性の正義や方向性を本家より深く描いたシナリオ。
作中で使われている曲の評価も高く、まさに知る人ぞ知る名作となった。


●らすとばいぶるすりー【ラストバイブル3】
SFC後期に発売された、GBで1.2がリリースされたラストバイブルシリーズの最終作。
エンカウント率が高めな欠点をのぞけば、そこそこの出来の佳作。

しかしこのゲームの特徴は、とにかくイベントで人が死ぬ。
恩師が死ぬ、両親も死ぬ、父親の旧友も皆死ぬ、
弟の親友も死ぬ、弟に懐く古代の人型兵器も死ぬ、
挙句の果てに主人公まで死ぬ。
(主人公含め数名は後半生き返るけど)
とにかくイベントのたびに誰かしら死んでんじゃないのか?
と思うくらい人が死ぬ。

それとヒロインの名前が【モチョワ】
他の女性キャラは、キャルル、イリア、レナなど普通なのに、
ヒロインは【モチョワ】
どういう意図でこのネーミングにしたのかは永遠の謎である・・・


●ろんど【RONDE-輪舞曲-】
女神転生のSRPG版である魔神転生の流れを組む作品。ハードはSS。
魔神転生シリーズは女神転生とはまた一味違った魅力があり、
さらにSFCから次世代機のSSへの移行という事もあり期待するファンも多かった。
しかし体験版を配布したところ、戦闘アニメのあまりにも酷いポリゴン、脱力感溢れる声、
快適とは程遠いインターフェースとクソゲー要素が次々と発覚。
その結果予約キャンセルが殺到、売上は大爆死を遂げ、
以後DSでデビルサバイバーが発売されるまで女神転生シリーズでのSRPGは長らく封印される事となった。

一応見た目の悪さとかの欠点に目をつぶれば、割と面白いという意見もあり、
その辺を改善したリメイク版を出してほしいとの声もある。



戻る