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▼よ
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【夜】
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【鎧の中の人】
【よろず屋】
【弱いボス】
【4】
【四大元素】
【四大精霊】

●よあけ【夜明け】
夜が明けること。明け方。黎明。
昼夜のあるRPGでは夜から朝に変わる節目として登場する。
解放や希望を暗示するため、演出の一種として使われることもある。

☆関連語☆
昼 夜 演出 天候 夕暮れ


●よいん【余韻】
あとに残る味わい。RPGで言えば、クリア後に浸るべき感情。
しかしじっくり吟味する深みのない不完全燃焼なシナリオと
ED後もまだまだ残されたやりこみ要素の数々、
そして一つ終われば既に次が山積みになって待っているという昨今の新作ラッシュの前に
忙しい現代人はこれを味わう余裕すらなくしている。
人気の出たキャラは余す所なく他作品で使い回し、
ED後には言わぬが花の余計なエピソードを付け足し、
次回作では前作のプレイヤーから聞いてねえよとクレームが来そうな鬱要素を補完し、
プレイヤーから想像の余地というものをことごとく奪い尽くしてきたメーカーが、
次に我々から削り取ろうと目論むもの。
これを楽しむことを禁じられたプレイヤーの行く先に、果たして光は射すのだろうか。


●ようかい【妖怪】
日本における怪異や悪魔の類の呼称。
過去、朝廷に対して反抗した勢力を人ではないモノ=鬼として扱い、
それが時を経て伝承の中で変化したり、災害や恩恵などに関わらず自然現象やしきたり、
ちょっとした感覚の変化などに日本人独特の観念を混ぜ合わせて生まれたモノなど実にバリエーション豊か。
民間伝承が複雑怪奇に変化した存在であるため、西洋の怪物とはややニュアンスが異なる。
よくよく調べてゆくと、どうしてそういう形の妖怪に落ち着いたのか解らない連中も多いが、
この世に不思議なことは何もないので、そういうことなのだと納得するしかない。

とはいえ、RPGに出てくるときはモンスターの呼称としてしか扱われない。


●ようかい「いちたりない」【妖怪「いちたりない」】
元々はTRPGなどにおいてダイス判定(サイコロを振って○以上で成功など)の際に現れると言われている妖怪。
設定された数値より1つ下の判定を出されてしまい、
失敗させられてしまう現象を発動させる程度の能力を持つ。

しかし近年はコンピューターRPGにも出没する報告が数多いと言われている。
あと1ポイント攻撃力があれば、この敵を倒せるのに。
あと1ポイントボーナスがあれば、このクラスになれるのに。
あと1ポイント移動力があれば、敵に届くのに。
あと1ポイント、あと1ポイント、あと1ポイント・・・と、悔し涙で枕を濡らした諸君も多いだろう。
また、最近はゲームの世界を飛び出して、現実社会にも進出をしていたりする報告もある。
ゲームであと1ポイント足りないことを嘆いていたら、
テストでもあと1ポイント足りなかったという経験をした人も少なくは無い。


●ようがん【溶岩】
上を歩いたりしたら普通なら死ぬところだが、RPGではダメージを受けるだけで済む。
一歩で1ダメージとか、たいした被害でもないことが多い。ダメージすら食らわないものもある。
火山のダンジョンなどに大量に配置されている。


●ようげー【洋ゲー】
海外発祥のゲームのこと。
RPGではWizardryやUltimaなどが代表格。
日本人ではとても思いつかないような斬新な発想や、独特の世界観が特徴。
ファミコン時代のゲームを彷彿とさせる、(日本人にとっては)かなり理不尽なゲームも多く
それゆえに、熱烈なファンも多いが食わず嫌いも多い。

以下開発者とプレイヤーのQ&A

Q:キャラクターに個性が無くて誰が誰だかわかりません
A:馬鹿者、個性なんてプレイヤーが作り上げるものだ。
  製作者側に任せてしまってどうする。
  「うちのコイツはこんな性格」と勝手に決めつけてしまえばいいのだ。

Q:難易度が高くてクリアできません
A:そんなもん当たり前だ。甘ったるい日本人の考え方してるのがいかんのだ。
  難しければ難しいほど、試行錯誤する時間が増え、ゲームを楽しむ時間も増えるだろうが。
  詰まったからって何を攻略サイト見てるんだ。もっと楽しもうって気はないのか。

Q:ラスボスがいなくてつまらないんですけど。
A:あのな、ラスボス倒したらゲームが終わっちまうだろうが。
  ラスボスなんかエンディングを見るための邪魔者でしかない。
  エンディングを見たら、もう二度とクリアするな。同じものを何度見ても同じだ。
  んなもん見てる暇があったらゲームの続きを楽しめ。
  レアアイテム収集とか、最強キャラ作成とか、いくらでもやることはあるぞ。


●ようげーちゅう【洋ゲー厨】
洋ゲーを必要以上に持ち上げ、国産ゲーを叩いている厨のこと。
他のゲームの信者と比べるとかなり排他的・攻撃的なため、
懐古厨と並んでRPG板では非常に嫌われている。
「ここは日本なんだし、そんなに洋ゲーが好きなら海外行けば?」は禁句である。
世界中で人気のあるポケモンやFF、ゼルダなどが日本製というのも禁句である。

☆関連語☆
懐古厨 厨房 信者


●ようごしゅう【用語集】
1)作品内の用語(造語や作品内言語など)を解説し纏めたもの。
ゲーム内で読めるタイプのものは、主にPS以降の作品にたびたび登場し
図書施設やメニューから読めるようになっている。
ほぼ「辞典」や「ヘルプ」「図鑑」などと言った語句とほぼ同義語ではあるのだが、
こちらの場合は内容がネタ重視だったり、よりディープな解説が為されていることが多い。
中には、読み応え抜群で全用語読破に数時間掛かるものや、
単純な読み物としての面白さを兼ね備えたものもあり、
スタッフのこだわりや作品に対する愛情が伺えるポイントとなっている。
また、攻略本や資料集などに纏められたタイプの用語集の場合は、
"真面目かつ簡潔"か"ネタ重視"のどちらかに二極化される。
その本全体の毛色に左右されるようだ。
本編では語られない裏設定などを読むことができ、ファン必見…なのだが、
製作自体に関わっていない用語集の執筆者がノリで書いた・推測や適当に書いたとおぼしき設定が載っていることも度々あり、
ファンの間でモメる原因になることがある。

2)特定作品やシリーズ作品のファン及びプレイヤーが会話・攻略時に用いる専門用語を解説し纏めたもの。
サイトやwiki、スレのテンプレetc…と纏められている形体は様々である。
こちらも内容はネタ一切なしの大真面目なもの、ネタ寄りのものまで色々あるようだ。
媒体がネットのため、随時更新されているものが多い。
また用語集という性質上、ネタバレ前提となっている可能性が大なので閲覧の際には注意が必要である。
もちろん、このRPG大辞典も用語集であり、
うっかりネタバレならぬ辞典バレ…なんてハメにならないように心掛けを。

☆関連語☆
辞典 ヘルプ 図鑑 公式設定 裏設定


●ようし【養子】
血統の続かない者と縁組みを行うことによって、その者の子となったもの。
男子を意味することが多いが、法律上は女子も「養子」という。
RPGの場合は「両親は普通の人間なのにその間に生まれた主人公やヒロインだけが
特別な能力を持っている」ことへの説明としてよく使われる設定。
ちなみに義理の妹がいてもRPGではあまり恋愛できない(あれとかそれとかの一部例外を除く)。
旅立ちの日や育ての親が死亡するシーン、
何か重大事件が起きて是非ともその特別な力を行使しなければならないようなイベントなどで
秘密が明かされることが多い。
またそういう場面ではたいてい「私たちはお前を本当の子だど思っている」と言われるが、
実の親が一目も会えぬまま既にこの世の人でなくなっていたり
能力は確かに高いのだがとんでもないDQNだったり、
敵キャラとして登場して知らずに戦う羽目に陥ったり、
果てはラスボスだったりと救えない展開が結構あるので、
この際「生みの親より育ての親」ということにしてしまって、
血のつながりなどきれいに忘れ去ってしまうことをおすすめする。


●ようじ【幼児】
文字通り、年端もいかない年齢の奴。
それなのに、なぜか主人公率いる戦闘集団の仲間になる。
なぜか魔物や軍隊と対等にわたりあう。
なぜかやたら強く、やたら役に立つことが多い。
これについての理由付けは、
「強い魔法の力を秘めているから」
「人間じゃないから」
「古代の英雄の生まれ変わりだから」
「じつは千年以上生きていて、見た目だけ成長を止めているから」
などなど。
ショタかロリかで、ファン層は大きく変化する。


●ようじょ【幼女】
幼い女の子。
主に3歳〜8歳程度の女の子を指すが、
年齢範囲の定義には諸説あり、一概には決められない。
最近では、年齢不詳だが外見は幼いというパターンも多数確認されているが、
ここでは狭義を用いることとする。
RPGにおいて、味方パーティーに入る幼女はたいていの場合賢く、
「歳相応に無邪気」か「礼儀正しく健気」、または「小生意気でませてる」ことが多い。
だが、街や村にいる幼女は「言葉遣いがとことん幼い」「セリフに漢字がない」
「男の子と追いかけっこをしていて花畑の周囲を永遠に回っている」
などの特徴を持つため、これからの教育に期待がかかる。
一部愛好者からは絶大な支持を受けており、
「物語中で時代が進み成長して登場」もしくは「急成長」などのイベントが起こると血の涙を流す者もいる。
なお、幼女キャラに萌えるともれなくロリコン認定されるので、素人にはお勧めできない。


●ようしょく【養殖】
仲間を呼んだり、増殖したりするモンスターとの戦いで敢えて敵を増やし、
全滅させないよう注意を払いながら少しづつ敵を倒すことで、最終的に膨大な経験値を得る行為。
ドラクエのマドハンド養殖やwizのグレーターデーモン養殖が有名。
プレイヤーの中には一回の養殖に何時間も費やす猛者もいる。
これを行っている時は、間違えて逃げないように気をつけて下さい。

☆関連語☆
仲間を呼ぶ 分裂増殖 経験地稼ぎ レベル上げ マドハンド グレーターデーモン ○○狩り


●ようすみ【様子見】
1)物事の状況や行動をなどを観察すること。
RPGでは、敵幹部などが、敵の前線や工場などを偵察しにやってくることがあり、
稀に、偶然紛れ込んでいた主人公一行と遭遇したりすることもあるが、戦闘にはまずならない。

2)評判が悪かったり、雲行きの怪しいものに対し、
手を出さずに、状況の推移を観察し、次に取る行動を決めること。

☆使用例☆
このゲーム、欲しかったけど、前評判があんまりよくないな。とりあえず___しとくか。


●ようせい【妖精】
フェアリーとも。
妖精と言ってもいろいろあるが、日本では主に背中に薄羽を持った小さな人間のことをいう。
主に人里離れた森の奥に住んでおり、人間に対しては友好的であるか、
一方的に極端に恐れているかのどちらかで、敵対していることはあまりない。
戦闘に参加する場合は、非力で体も小さいため物理攻撃はあまり得意ではなく、
主に魔法などの特殊能力を駆使して戦う・・・のだが、
某スクウェアの「ロマンシングサガ3」に登場する妖精は一味違った。
見た目は普通のか弱そうな妖精なのだが、
腕っぷしがそこいらの人間よりはるかに強く、
大剣や槍を持たせると鬼のような攻撃力を発揮する非常に優秀な戦士であった。
しかしそれはそれでまた萌えると思う。

補足:神話によっては、 妖精とは、人々から信仰されなくなって力を失い、小さくなった神々の姿である、
と説明されているものがある。

2)
ケルト神話(ケルト伝承)における英雄の事。
もともとが「人の形をした人以上の存在(偉大なる人間)」といった意味合いのもので
(つまり他神話の神や英雄という呼称とほぼ同一)
目下代表的な妖精であるエルフだのドワーフだのは本来精霊に属す。
(錬金術師パラケルススが体系化したのはすべて精霊)

いつごろ、どこをどうなって妖精が言わば「話せる精霊」になったのかは不明。


●ようせい-さん【妖精さん】
眠らず休まず十数時間テレビと向き合い続けたプレイヤーに訪れる奇跡の出逢い。
彼らの姿を見かけたら、それはあなたが危険域に達しているということです。
目と体はお大事に。


●ようちゅういもんすたー【要注意モンスター】
主に攻略本や攻略サイト、雑誌の攻略情報に書かれているもの。
メディア側からの、
「普通に進めていたら、今の時点では手強いモンスターだから注意してね。
エンカウントしたらできるだけ逃げてね。」
というプレイヤーへの忠告である。
大概は、なぜ要注意なのか理由も添えられていることが多い。…たまにわけの分からん理由の時もあるが。
そして、その主な理由としては、

・(現時点では)場違いな強さを誇る。
・ステータス異常を引き起こす攻撃をしてくる。
・倒してもあまりメリットがない。

…が大半を占める。


●ようび【曜日】
1週間のそれぞれの日に太陽系の七つの星の名を冠し区分けたもの。
この概念のあるRPGでは大抵曜日にはオリジナルの呼称を用いているが、
ユーザーが理解しやすいよう月曜日→月の日と言った具合に、
現実の七曜と対応した名前になっていることが多い。
ただ特定の曜日にしか開かない店や発生しないイベントも多く、
1日ずれたせいでフィールドをうろつき回ったり宿屋で連続して就寝するケースもしばしば。
聖剣伝説シリーズや金銀以降のポケモンで見られる。


●ようへい【傭兵】
キャラクターの職業の1つで、名前のとおり金で用心棒やモンスター退治を引き受ける。
大体武器は、大剣や斧など一撃の攻撃力に優れたものを持ち
防具は、胸当てなど動きの妨げにならない程度のものを装備することが多い。

職業が傭兵である主人公は、ゲーム前半に受けた依頼のせいで見返りなしの大仕事を押し付けられる運命にある。
職業が傭兵であるNPCは、話の流れで雇い主の仲間になり依頼料を貰えない事態が多々ある。
(SRPGの顔キャラでないNPC傭兵を除く)
RPGの世界では、傭兵は報われない職業なのかもしれない。

☆関連語☆
顔キャラ なんでも屋 巻き込まれ型


●よく-しってるねー【よく知ってるねー】
ファミ通の浜村がPS用ゲームTOEのTVCMのときにしゃべった言葉。
当時の2chの家庭用ゲーム板(当時はまだRPG板がなかったと思う)
では、よく使われた言葉。


●よけいなこうどう【余計な行動】
ゲームでも漫画でも現実でも、何気ない行動が大きな結果として返ってくることは多い。
もちろん、プラスの結果として返ってくる事も多いが、苦難等マイナスの結果として返ってくる事も多い。
しかも後者は「良かれと思ってやった」ことが損に繋がったりと目も当てられない。
さらに重要なポジションのキャラがそれをやったりすると、たちまち嫌悪が沸いてくる。
一度ならまだしも、二度も三度もこんなことをやられると、
「実は敵のスパイじゃねーのか、コイツは…。」と勘繰りたくなるだろう。
当然余計な行動をする奴が人気者になる訳がない。

もちろんシナリオだけでなく、戦闘でも余計な行動をする奴がプレイヤーを苛立たせる。
・やたらと敵に突撃していく防衛対象
・大量の敵を引き寄せる第三者
・効かない魔法を乱発する神官
・仲間の攻撃に反応して(仲間に)攻撃を放つ狙撃手
自分の行動の結果ならまだしも、そういう余計な行動を連発するような奴だと
「こいつは本当に協力する気があるのか…」と勘繰りたくなるだろう。
それが味方(仲間)だと尚更である。

☆関連語☆
俺は悪くねぇ! 暴走三兄弟 リオファネス城屋上


●よこ-ばとる【横バトル】
6までのFF、ロマサガ、テイルズシリーズなどで採用されている、
戦闘シーンを横からの視点で表現したもの。サイドビュー戦闘。
ボスキャラなどを正面から見られないのが少し寂しい。

☆類義語☆
サイドビュー戦闘

☆関連語☆
クォータービュー戦闘 対面バトル セルフビュー戦闘など

☆使用例☆
風雲カブキ伝の_____は地味だったなぁ。


●よこやりおんな【横槍女】
主人公とヒロインがはた目から見てもラブラブなのに、そんなものは意にかいさず主人公に迫る傍迷惑な女の事。
大抵主人公は『いや、俺はヒロインいるからお前イラネ』とハッキリ言えないタイプが多い為それが恋の泥沼化に拍車をかける
ただし横槍女が主人公のハートを射止める事はまずない、そういった意味では非常に可哀相なキャラである


●よこれんぼ【横恋慕】
すでに成立しているカップルやいい感じのご両人の片割れに惚れる輩が出てきた状態をいう。
一人だけ異性の側の人物が二人の間で揺れていれば三角関係のストーリーになるが、
主人公とヒロインという動かせない組み合わせに楔を入れることは困難である。
よって一方的に惚れている側は道化となり、
パーティの仲間だった者が裏切ったり心のスキをつかれて洗脳される危険性も高い。

なお、敵側の人物がうっかり主人公サイドの人物に惚れた場合は、
コミカルな展開になる可能性のほうが高くなる。


●よじげん-ぽけっと【四次元ポケット】
1)ドラえもん ギガゾンビの逆襲での預かり所のこと。
原作では四次元空間なので無制限なはずだが限界がある。
ゲームだと言ってしまえばそれまでだが。

2)RPGの道具袋のこと。
どう考えても物理的に同じ扱いができない質量のアイテムでも1個として数えられる。
ドラゴンキラー1本でもお弁当1個でも同じ扱い。
不自然だがゲー(ry


●よすて-びと【世捨て人】
かつては凄腕の剣士や魔法使いであったものの、
何らかのつらい出来事を経験したことをきっかけに
以前の地位や立場を投げ出してなかば隠遁したような生活やすさんだ生活を送っている人。

登場してすぐはだらしない服装や言動が目立って
旧知の人間やかつての姿を伝え聞く人間をがっかりさせるものの、
それはあくまでも演出の一段階である。
主人公たちとの出会いをきっかけに再び戦いに身を投じることとなり、
かつての雷名に恥じないりりしい姿を見せてくれる。
隠遁生活の間にちょっとした人助けをするなど、
「あの人はただ者ではないのでは」と思わせる姿を偶然目にした町人や村人も時折いる。

故郷や大切な人を守れなかった、信頼していた相手に手ひどく裏切られたなど、
隠遁生活を招いた過去の出来事についていずれはシナリオで言及され、
それに決別するイベントがこのキャラの最大の見せ場となる。

かつての腕がなまっている者もいればひそかに技を磨いている者もいるので、
戦闘で活躍できるかどうかはまちまち。

例 サガフロ ゲンさん
  故郷のワカツが滅び、酒にバクチの生活を送っていたものの
 一度剣を手に取れば大活躍する。


●よそうがいのにんききゃら【予想外の人気キャラ】
制作側にとって、まさか人気が出るとは思ってもみなかったキャラのこと。(ネタキャラとしてではなく、ガチ人気。)
制作側がネタキャラ扱いした訳でもないサブキャラや、使い捨てキャラにこの傾向が見られる。
一番わかりやすい例がポケモンのピカチュウで、
漫画でいうならば北斗の拳のトキや、HUNTER×HUNTERのカイトといったところである。


●よそう-がい-の-ねたきゃら【予想外のネタキャラ】
大抵どのゲームでも、そのゲームのスレでネタになっているキャラがいる。
その中でも、特に『開発者は絶対このキャラがネタにされるとは思ってなかっただろう』と言うキャラのこと。
このタイプのキャラは、発売からしばらくして話す内容も減ってきた頃にいきなり話題になり始めることが多いようだ。
主な原因としては
1)名前
2)強さなど
3)他のゲームのネタキャラと似ている
といった物が多い。(無論、その他の原因もあり)
予想外なのだから、その板に来たばっかりの人にとっては訳がわからない事もしばしば。
主な例では、(初めの頃の)マリオのルイージ、FE聖魔の光石の司祭モルダ等だろう。
特にルイージは、それを知った開発者たちが本当にネタキャラにしてしまった。

追記:その他の予想外のネタキャラ
テイルズの穴子、ユアン
ベルサガのゴーゼワロス閣下
ナムカプのジューダス、義仲
DOD2のハンチ など


●よそうがいのふにんききゃら【予想外の不人気キャラ】
制作側がまさか人気が低くなるとは思ってもみなかったキャラのこと。
製作者の独り善がりで作られたキャラや、あからさまに狙って作られたキャラ、
製作者の歪んだ愛情を受けたキャラなどにこの傾向が見られる。

特に歪んだ愛情を向けられたケースは厄介で、
製作側が人気を出そうと足掻けば足掻くほど
プレイヤーとの温度差が大きくなっていく。

中にはこれをネタに昇華するツワモノもいるが、それはきわめて稀なケースである。

☆対義語☆
予想外の人気キャラ

☆関連語☆
予想外のネタキャラ オナニー


●よちのうりょくしゃ【予知能力者】
未来のことがわかってしまう能力を持った人の事。
RPGでは百発百中の的中率である事がほとんど。
傍から見るととても便利そうな能力の持ち主なのだが、
大抵の場合は残酷な未来を予知するハメになり、
極端に悲観的になったり、俗世間との関わりを絶って隠居したりする。

RPGの予知能力者は自分の予知を
主人公グループによっていとも簡単に覆される運命にある。
予知を覆された後の反応は実にさまざまで、
あっさりと自分の予知能力の敗北を認める奴もいれば、
何か言い訳して自分の予知能力は正しいと言い張る奴もいる。

言い訳もまた人それぞれで、
「私は全ての未来を判っているわけではない」のような判りやすい逃げ口上や、
「主人公の未来だけは読めない」といった言い訳なんだか事実なんだかわかり辛いもの、
果ては「実は別の未来も予知してました」といったそれはないだろ、といったものまである。


●よびすてでいい【呼び捨てでいい】
新しい仲間がパーティーインした時、パーティー内の誰かが発する台詞。

☆よくあるパターン☆
A「これからよろしくお願いします!〇〇さん!」
B「ああ、こちらこそよろしくな。あと、俺達のことは呼び捨てでいいよ。」
A「ありがとうございます!〇〇さん!」
B「おいおい。______って言っただろ〜。」


●よびだし-あいてむ【呼び出しアイテム】
仲間や乗り物、その他のお助けキャラなどを呼び出すアイテム。楽器系統が多い。
ものによっては建物内不可などの制限があるものの、
基本的にこれを使えばどこであろうと彼らはやってくる。
用も無いのに呼び出すと文句を言われることもある。

例)FF9 モーグリのたてぶえ、ドラクエ5 天空のベル、WA 巨人のオカリナ


●よぼう【予防】
あらかじめアイテムや技を使うことでステータス異常を防ぐこと。
テイルズのリキュールボトルやWAのステータスロックなどが代表的。
嫌なステータス異常を頻発してくる敵との戦いにやっておけばかなり楽になる。
TOPのバジリスク鱗集めやWAで這いよる混沌狩りをするときにお世話になった人は多かろう。


●よみこみ【読み込み】
ゲーム中の処理のためデータを参照し、演算すること。CD−ROMになって時間が延び
音で分かるようになったため一般的に意識されるようになった。達人ともなると読み込みの長さだけで
イベントの種類、内容が分かってしまう。
またフリーズが起きるタイミングでもあるため某社のRPGではドッキドキのワックワクの瞬間でもある。

☆使用例☆
お、ジュルって言った、___か、エンカウントだな。うぜー(この間一瞬)
ん、チって言ったな、いま。___、こんな廊下で……?隠し部屋か!


●よやくとくてん【予約特典】
その名の通り、予約した人だけが貰う事のできる非売品。
中古市場が発達する中、ゲームを発売日に新品で買ってもらうためのメーカーの苦肉の策。
設定資料集、フィギュア、ポスター、ストラップ、CD、DVDなど内容は様々。
ゲームの出来があまりにも悪かった場合、フィギュアが6800円で予約特典としてゲームが付いてくる等と皮肉られることも。


●よる【夜】
日の入りから日の出までの暗い間。
ほとんどのRPGの世界に夜の概念は存在しており、
フィールドを歩いていると日が暮れるのが一般的だが、イベント中にしか夜にならないこともある。
むしろ最近のRPGは日が暮れないのが多い…気がする。
夜になると、フィールドでは昼のモンスターと比べて強力なやつが現れることが多い。
町では大抵の住人は寝静まり、宿屋以外の店は閉まっている。
逆に酒場は一日の疲れを癒す人達で賑わうのである。

☆使用例☆
町の外を歩いているとやがては___になりましょう。


●よろい【鎧】
主に胴体及び下半身を守るための防具。
全身を包む防具をまとめて全身鎧と呼ぶこともある。
金属の板から作ったプレートアーマー(板金鎧)、針金を編んで作ったチェインメイル(鎖帷子)、
なめした皮で作られたレザーアーマー(皮鎧)などはほとんどのRPG世界に登場するポピュラーな防具である。

現実では剣は鎧の前に無力であり、そのため鎧の隙間を突くレイピアや鎧ごと
叩き潰すモーニングスター等の武器が広まった。

追記:鎧は服と同じく体型にあわせる必要があるが、
なぜか宝箱から拾った鎧はサイズがあっている。
パーティー内で明らかに体型の違っても貸し借りができるのも謎。

☆関連☆
服 ローブ


●よろい‐の‐なか‐の‐ひと【鎧の中の人】
RPGでは全身を鎧兜ですっぽり覆っており、中身が確認できないデザインのキャラが登場することがある。
普通に考えれば、重い鎧を常時着こなしているわけだから、
体力の塊のようなごつい大男と想像するのが現実的なのだが、どういうわけかRPGに限っては
鎧なんて着れそうにない文系優男だったり(ベルサガのデリック)
鎧なんて似合いそうもない女の子だったり(アルトネのシュレリア、SN3のファルゼン)
敢えて鎧にする必要もなさそうな霊体・精神体だったり(VPのグレイ、BOF4のマスター)
と、鎧の中の人は意外な人物でなくてはならない! という掟が存在しているわけでもないのに
思いがけないものが中に詰まっていることが多い。
たまーに中の人などいない!ってのもある。


●よろずや【よろず屋】
かなりの数のRPGに出てくるが、道具屋や武器屋に比べるとあんまり多くない。
「万屋」と書かずに「よろず屋」と書くのは低年齢への配慮か。
回復アイテム、武器、防具、装飾品等何でもござれの、一見便利そうだが、
武器・防具はほとんどは貧弱な物しか売っておらず、回復アイテムも最低ランクが多い。
しかもほとんどは同じ町に武器屋、防具屋、道具屋があるので、
単なるアクセサリーショップとしか使われない事も。
ごく少数の町には強力な装備品が売っているが、本当に稀。

☆使用例☆
ここは____だよ。


●よわいぼす【弱いボス】
読んで字のごとく弱いボスのこと。
こう呼ばれる原因は作品によって様々かつ、戦闘システムや弱点を突ける突けない、
プレイスタイル等で色々と条件や状況が異なってくるので一概には言えないが、
主に「普通に進めてたら楽々倒せる」もしくは「別段苦戦する要素が無い」といったボスに対して用いられることが多い。
更に「弱点を知らなくても楽勝」「縛りプレイでも楽勝」等々のボスは、より一層こう呼ばれることが多い。
中には「一つ前が強くて体感的に弱く感じる」「道中の雑魚が強烈でボスが弱く感じる」なんて言われてる可哀想なボスも。

また、弱いボスは何故かプレイヤーのハートに響くことがあるらしく、
作品によってはスレ内でネタキャラとして愛されている様子。
それと関連して、古い作品ではリメイクの際に強化されるか否かが地味に注目されるポジションではあるのだが…
強くなったらなったで、弱いままでも結局ネタにされてしまうのであった。

☆関連語☆
ボス 壁ボス 弱いラスボス


●よん/ふぉー【4】
1)おめでとう。3も大ヒットして世間一般に名が知れわたり
会社にも大貢献しましたよ。
もう、楽にしてもいいんですよ。
というわけで4は今までと打って変わって、新しいシステムが目立ちます。
ある意味スタッフがもっとも好き勝手に作る作品。それが4。

とにかく路線の修正・変更の多いナンバー。
タイトルの一部分が変更されて新しいシリーズに以降する場合もある。
また、ハードの世代交代の時期と重なることが多く、従来の作品とは一線を画す
クオリティのグラフィックやムービーが売りになる。
(これは倍数である8にもいえるかも。)
最近では失敗に終わった3をフォローするような形でリリースされる場合もある。
内容は総じて原点回帰やリメイクといった旧来のファンに配慮したものだが、
所詮は二番煎じで原点には遠く及ばないとの評価が付きまといがち。


●よんだい-げんそ【四大元素】
どこぞのど偉い学者さんがその昔説いた世界に存在する4つの元素のこと。
すなわち、火、水、大地、風の4つのことである。
RPGではもっぱら属性に用いられることが多い。
また、FFでは特に重要視されており、昔の作品にはその象徴とされる4つのクリスタルがあった。

☆関連語☆
属性 属性呪文


●よんだい-せいれい【四大精霊】
スイスの医学者であり錬金術士であるパラケルススが、著書『妖精の書』内で定義した四元素の象徴。
地のノーム、水のウンディーネ、火のサラマンダー、風のシルフの、四つのエレメンタルである。
相剋関係等が分かり易く、概念として具体的であるためにRPGでは多く用いられ、
召喚されたり魔力の源とされたりとなにかと目にする事が多い。
スクウェアの有名RPGにて、ジンの一種であるイフリートが炎の召喚獣として出て以来、
サラマンダーの代わりに炎の精霊としてイフリートをあてるケースがまま見受けられる。

☆関連語☆
四大元素 イフリート サラマンダー ノーム


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