STING作品




▼スティング作品


▼ユグドラユニオン
【ガルカーサ】
【クルス】
【神圏マセラマティ】
【ネシア】
【パメラ】
【パルティナ電撃戦】
【ミラノ】
【ユグドラ・ユニオン】
【ユグドラ・ユニオン(PSP)】
【ユグドラ・ユリル・アルトワルツ】
【ロズウェル】

▼その他
【ガーロット】
【ソルティエ】
【ナイツ・イン・ザ・ナイトメア】
【バロック/BAROQUE】
【パンドラ】
【ブレイズ・ユニオン】
【マリエッタ】
【欲情】
【Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜】
【レダ】



▼ユグドラユニオン

●がるかーさ【ガルカーサ】
「ユグドラ・ユニオン」に登場するキャラクターの1人。通称(ガル)母さん。
PSP版の声優は「真・三國無双」シリーズで甘寧などを演じる三浦祥朗氏。
ブロンキア帝国先代皇帝を武力で廃し、20歳の若さで自ら新生ブロンキア帝国皇帝の座に就いた。
古代に世界を恐怖に陥れた魔竜・ブロンガの血が流れており、「焔帝」と称される。
ユグドラの祖国・ファンタジニア王国に侵略戦争を仕掛けて滅ぼした張本人であり、ユグドラにとっては仇敵。
しかし暴君というわけでもないらしく、部下や自国民には割と慕われていたりする。

戦闘においてもその強さを遺憾なく発揮。
レベルの高さに加え、剣・斧・槍の3タイプに強い上にほぼ弱点のない鎌ユニット。
そして何と言っても専用カードスキル「ジェノサイド」の凶悪性能である。
これは自分以外のユニットメンバーの命を犠牲にし、自身の攻撃力を超強化するというもの。
おまけに、こちらがスキルを発動するのに必要なゲージを破壊されてしまう。
先にカードスキル「グラヴィティカオス」を使用して攻撃力ダウン(+鈍足)状態にしておくか、
ジェノサイド発動前にガルカーサ1人まで追い込めれば勝てることもあるが、そうでなければまず負ける。
彼の初登場マップ「BF17 南パルティナ」は多くのプレイヤーにとって大きな壁になったことだろう。


●くるす【クルス】
ユグドラユニオンに登場するキャラクター。
帝国に対するレジスタンスのリーダーで、クラスはハンター。
初期装備がマイナス効果を持つものだったり、
味方の中で唯一専用スキルを持っていなかったりと
全体的にネタに満ち溢れたキャラなのだが、中でも最大のものは
帝国の堅牢な要塞を攻めあぐねている状況で「夜襲っていうのはどうかな?」と進言するも、
仲間に「・・・・・・・・・・・・」「なかなかいいアイデアはねーな・・・」と華麗にスルーされたこと。
そのスルーされっぷりが一部プレイヤーのツボにハマり、「夜襲」「空気」の名で愛されて(?)いる。

尚、PSP版の追加シナリオでは、
「人は努力によって己の力を高めることはできる。しかし持って生まれた能力は変えることはできん」
努力=ドーピングや経験値稼ぎ 持って生まれた能力=専用スキル……と考えると、
非常に感慨深い台詞を言われたり、
HARDモードクリア特典の「名言集」や、PVに入っている彼のボイスが「夜襲っていうのはどうかな?」だったりと、
スタッフサイドからもネタにされている


●しんけんませらまてぃ【神圏マセラマティ】
ユグドラ・ユニオンに登場する主人公のミラノ専用武器。
発動すれば最初の一撃で勝利が確定する「稀に一撃必殺」というチート性能を持つ。
しかし一番のポイントは性能よりも以下に記述する入手条件の微妙なキツさであろう。

まず材料となるアイテムを入手し、とあるMAPにいる錬金術師に練成してもらう。
ここまではそれほど難しくない。問題はここからである。
練成された段階ではアイテム名は「■■■■■■■■」となっており、
物語が進むに従い「■■■セ■■■■」→「■■■セ■■テ■」という風に少しずつ出来上がっていくのである。
しかしこのマセラマティ、「相手が必ず猛反撃」をしてくる練成失敗版の「珍圏マセラマティ」なるものもあり、
どちらが出来るかは完全にリアルラック頼みのランダムな上、成否は貰った段階で決まるのである。
つまり「■圏マセラマティ」を前に何度リセットとロードを繰り返しても結果は同じなのだ。
どうしても欲しければ錬金術師から入手する前のデータを使うしかない。
ちなみに入手はBF32、判明はBF43開始時と10MAP以上かかるので確認するのも面倒臭い。
この入手条件の絶妙なSっぷりでアイテム図鑑コンプ者泣かせの一品となっている。

尚、続編であるブレイズ・ユニオンでも似たような練成アイテムが登場したが、
こちらは特定アイテムを所持していれば成功率がかなり上がる仕様となっている。
しかしその代償かチートと呼べるほどの性能もなく影も薄い……


●ぱめら【パメラ】
ユグドラ・ユニオン等に登場するキャラクター。CVは野中藍。
高い能力を持つ隠しキャラだけあって、とにかく謎が多い。
判明している情報をまとめると、

「う〜〜ウンディーネウンディーネ」
今 実験材料を求めて全力昏睡しているパメラ様は ごく一般的じゃないミスティックウイッチ
強いて違うところをあげるとすれば 別世界のユメール人ってとこかナー
名前はパメラ様♪
そんなわけでレジスタンスがいるマルドゥークの森にやって来たのだわさ
ふと目覚めると一匹の若いウンディーネが戦っていた
「うほっ いいウンディーネ…」
〜中略〜
『なにイ? こんどはナイツ・イン・ザ・ナイトメァ?』
『あなた 自分をスティングの看板キャラとまちがえてんじゃないの?』

やはり、謎だらけの不思議魔女である。
余談だが、PSP版ユグドラ発売時、放送中のゲゲゲの鬼太郎(アニメ5期)に、
偶然では済まないほどキャラが被っている悪役が出ていた。

☆関連語☆
ユグドラ・ユニオン ナイツ・イン・ザ・ナイトメア


●ぱるてぃな-でんげきせん【パルティナ電撃戦】
ユグドラ・ユニオンの前半の山場となる章。
ヒロインの祖国であるパルティナを敵軍から奪還するという内容となっている。

この手のイベントは敵の将軍がよその地方に召集されておりザル警備だったり、
敵将が格下だったりとあっさりと落とせるケースが多いが、 ガル母さんは一味違った。
パルティナ防衛の為、あらかじめ猛将達を召集させておいたのである。
地形や砲台を活用したり、動く前から攻撃をしかけてくるなど、厄介な将軍がてんこもり。
中でも総大将のガルカーサと神出鬼没のアイギナに苦汁を舐めさせられるプレイヤーが多数。

占領地に信頼できる優秀な将軍を置くという、よく考えれば当たり前の対策なのだが
お話的、ゲーム的にありえないその展開に多くのプレイヤーがリセットを繰り返した

☆関連語☆
壁ボス ガルカーサ


●ねしあ【ネシア】
ユグドラ・ユニオンに登場するキャラクター。
物語の黒幕で、帝国と王国軍の衝突もこの人が裏で糸を引いていた。
初登場時は高いレベル、強力な所持アイテム等の理由で
圧倒的な強さを誇るが、二度目に遭遇した際には
こちらが育ちすぎているためあっさりと屠られる。
「困った人たちだ」が口癖だが、
スキルを使用するとしばしばフリーズを引き起こし、
場合によってはセーブデータすら葬る彼(PSP版では修正済み)
と主人公達、本当に困った人なのはどちらだろうか。


●みらの【ミラノ】
「ユグドラ・ユニオン」の主人公。PSP版の声優は沢城みゆき氏。
17歳の若さで盗賊団(義賊)の首領を務め、「銀狼のミラノ」「盗賊王」と呼ばれる。
留守中に(とばっちりで)住処を焼き払われたことがきっかけで帝国に追われる羽目になったため、
王国再建の暁には王都・パルティナ城を新しい住処として貰い受けることを条件に、
ファンタジニア王国軍の一員としてユグドラに手を貸すことになる。

レギュラーPCの中では唯一の斧ユニット。
全体的に能力値が高く、汎用カードスキル「グラヴィティカオス」「ドラゴンキラー」が高性能なため、
相性の上では不利な剣ユニットや竜騎ユニットを相手にしても強引に押し切れることが多い。
加えて、敵の所持アイテムを盗む専用カードスキル「スティール」の存在も非常に大きい。
このゲームではアイテム入手の成否が重要なポイントであり、同時に敵の弱体化も行えるので有難い。
また、殆どのマップで強制出撃させられるお陰で成長も早い。
最初から最後までパーティの主力として大活躍することだろう。

だからといって彼ばかりを突撃させてミラノ無双状態にしてしまうと、
最大レベルになる前に全能力値がカンストして成長ボーナスが無駄になったり、
ミラノ以外のキャラクターが全然育たないという事態に陥ることもある。というかよく陥る。
頼れる主人公ではあるが、頼りすぎも程々に。


●ゆぐどら・ゆにおん【ユグドラ・ユニオン】
約束の地リヴィエラを開発したスタッフが製作した、GBA末期のシミュレーションRPG。
平和だったファンタジニア王国が、新生ブロンキア帝国の侵略を受け、王都は陥落。
王女ユグドラは聖剣を手に逃げ延び、その先で盗賊王ミラノと出会う。
王女と盗賊王、そして先々で出会う仲間たちと共に、祖国を取り戻すため戦う、という王道ストーリー。
2DマップのシミュレーションRPGだが、リヴィエラ同様かなり異色なシステムが多い。
その中で大きなウェイトを占めるのが「タクティクスカード」の存在。
ステージの出撃準備時に規定の枚数分選択(=行動可能なターン数、無くなるとゲームオーバー)し、
自分のフェイズが来るたび、選択して使っていく。カードはシナリオを進めると増えていく。
カードには、戦闘に勝った時に相手の士気を減らす数値の「攻撃力」、
書かれている数値分だけ、1ターンの間で全ての自軍ユニットの動かせるブロック数の合計値である「移動力」
戦闘で一定の条件を満たすと発動できる特殊技「スキル」、の三つが書かれてあり、
プレーヤーはこれらの要素を踏まえて、状況に応じてカードを選んでいくこととなる。
もう一つ、戦闘で行うことが出来る「ユニオン」。
戦闘は1フェイズに一回出来るが、この時最初に攻撃を仕掛けるユニオンリーダーを決め、
そのユニオンリーダーの周りにいる仲間(最大五人)と共にユニオンが結成され、集団戦が行われる。
もちろん攻撃を受ける側も、その攻撃を受けるユニオンリーダーと周りのユニットとユニオンを組んでくる。
人数差があると少ない方は連戦となり厳しくなるが、ユニットの能力と武器相性によっては何とかなる。
もちろん逆の場合もありうるので、ユニットの配置を考えてユニオンを組まなければならない。
上記二つのシステムを駆使して、キャンペーンマップをクリアしていって、ストーリーを進める。
リヴィエラ同様、綺麗なドット絵グラフィックやカッコいいBGM、個性豊かなキャラクター、などの点は高評価。
しかし上に書いたゲームシステムの煩雑さや、それに伴う高めの難度、演出が飛ばせないなど、
不満・問題がいくつか有り、時々「面白いクソゲー」と言われることもある。
リヴィエラ以上にクセの強く、人を選ぶシミュレーションRPGである。

ちなみに一部世界観が「約束の地リヴィエラ」と繋がっているといわれている。
また、スティングスレ内では、姫君に夜襲を提案してスルーされた、あるキャラクターに人気がある。

☆関連語☆
クルス Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜

☆このゲームの固有項目☆
【クルス】


●ゆぐどら・ゆにおんぴー・えす・ぴー・ばん 【ユグドラ・ユニオン(PSP)】
2008年にGBAから移植されたシミュレーションRPG。
「レベルUP・休養で士気(このゲームにおけるHP)が回復(GBA版ではアイテム使用するしか回復出来なかった)」
「いつでもセーブできる上に、何度でもロード可能な中断セーブ機能」
「ボタン一つでイベントスキップ・戦闘の高速化が出来る」
……などGBA版の不満点が一挙に解決、
「マゾゲー」「面白いクソゲー」の評価が一転、「普通に面白い佳作」になった。

また、「新キャラや新シナリオの追加」 「PSPの解像度に合わせて打ち直されたドット」
「全キャラにボイス付き」
さらにクリア特典として、「HARDモード追加」 「さらに戦闘を高速化出来る『バトルブースト』機能追加」
「仲間に出来る隠しキャラが追加」 「あるED後のシナリオが追加(条件あり)」
……等々
PSP版リヴィエラと比べ、かなり上等な移植をされている。

だが戦闘システムの煩雑さは相変わらずだったり、
既存シナリオの加筆もないので、敵側の事情もさっぱり解らないまま話が終わる不満点も。


尚、GBA版の頃からスティングスレで人気だった某キャラクターは、公式公認のネタと化した。

☆関連語☆
クルス Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜


●ゆぐどら・ゆりる・あるとわるつ【ユグドラ・ユリル・アルトワルツ】
GBA/PSP用SRPG「ユグドラ・ユニオン」のヒロインにして亡国の王女。
口癖は「寄らば、斬ります」。
ストーリー中盤で敵国に捕らわれるなど、王道ヒロインと言える。
中盤までは能力値が全体的に低く、前線には出しづらいが、王位継承を契機に
能力値が軒並み底上げされるのをはじめ、問答無用で使用者が戦闘に勝利する
スキル《ジハード》を習得。
加えて「彼女が先陣の場合、スキルの使用条件の一つを無視できる」特性を得たため、
「寄らば斬ります」から文字通り「寄って斬ります」に華麗な変貌を遂げる。

と、ここまでは戦闘力を除けば普通のヒロインだったのだが、敵国領に入ったと思いきや
果たしてこれがあのユグドラなのか、と思うような以下の覇道の数々を展開する。
・同じく王位継承権を持つ姉二人を(姉の存在を知らなかったとはいえ)殺害。
・帝国辺境を襲撃する際、住民を救出に来た皇妹を民兵もろとも殺害。
・城砦都市攻略に際しては周辺居住域を襲撃、敵将が住民退避のため
 やむなく開門したところを吶喊・蹂躙。
・終盤、守護天使が聖剣の返還を求めるのだが、正史通りならば求め通り返還する所を
 選択次第ではこれを拒否、殺害。 果ては神界へ殴り込みに行ってしまう。
一応彼女も、人を殺す事や後半における自らの侵略行為に悩んでいない訳ではないのだが、
その侵略行為が血生臭いものだったのと、なおかつ神界戦争EDでの変貌ぶりが凄まじかったため、
以後は主にファンから、覇王としての性格がデフォルトであるかのような扱いを受ける事に。

公式も確信犯なのか、関連作である「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア」に説明役として登場(条件あり)
した際も、ヒロインのマリアの事を「自分と違って主人公ではないので、格の違いは語るまでも無い」と
のたまう等、別作品とはいえ、どう見ても主役とは思えない性格に描かれている。

☆関連語☆
ユグドラ・ユニオン ナイツ・イン・ザ・ナイトメア

●ろずうぇる【ロズウェル】
ユグドラ・ユニオンに登場する仲間候補の一人で、
魔導士の家系である『黒薔薇(ブランテーゼ)』家の総帥なのだが、
何かと不遇な扱いを受けている人でもある。
というのも、
・仲間に加えられるのは彼か、ロザリィというキャラのどちらか一人
・ロザリィを選ぶと、難関といわれる対ガルカーサ戦が比較的楽になる
・どちらを仲間にするか選ぶ時、仲間にしない方の陣営に攻め込むことに
なるのだが、ロズウェル陣営の方が警備がザル
・ロザリィを仲間にするルートを通らないと後に仲間になるキャラであるラッセルの
最高クラスの装備が取れない
・どうせなら女キャラの方が…
等の理由により、ユグドラによって粛清されてされてしまうことが多く、
その場合、後に亡霊として再登場し、またしてもユグドラに粛清されてしまうという
悲しい運命を背負っているのである。
そんな彼だがそのキザっぽい独特な口調、出撃時の戦闘曲がかっこいいと評判で、
キャラ人気は比較的高い。
また、バナナンの実という果物が好物であることからバナナン総帥の異名を持つ。




▼スティング


●がーろっと【ガーロット】
ブレイズ・ユニオンの主人公。CVは鳥海浩輔。
赤い長髪をなびかせ(キャラデザのせいもあり、プレイ前は女性と勘違いする人もいたとか)、
幼なじみのシスキア、ジェノンと共にブロンキア帝国の商業都市ティエラで、義賊として槍を振るっていたところを、
改革派の貴族ヴェルマンに見出され、私兵団「グラムブレイズ」の団長になる。

戦闘ではちょっと強くて硬いナイトといったところで、
半専用スキルカードの入手が遅い、苦手地形の森が多い、成長がやや大器晩成型と、
ほぼ全ステージ強制出撃の割に序〜中盤はキツく、前作ユグドラ・ユニオンのような無双はし辛い。

人物としては、世の理不尽を憎む熱血漢なのだが、悪くいえば直情的で無謀。
一方で、よく悩み抱え込むので、仲間に励まされたり、諫められることが多いという難儀な17歳。
だが、帝国を変える為に各地を転戦していくことで、より現実を知り、出会い、学び、成長していく。
結果、ifルートでは、混乱の黒幕を討ち取り、帝国の将軍や王国の親衛隊長になったり、
はたまた修行の旅に出たりとなかなか主人公している。
そう、ifルートでは…



『覚悟はいいか!?』



実は魔竜ブロンガの血を色濃く引いており、血の力を危惧した母ベアトリーヌによって封印を施されている。
ガーロットは偽の名前であり、本名はガルカーサ。
そう、ユグドラ・ユニオンでプレイヤーのみんなをジェノサイドしまくってくれたあのガル母さんである!
制作側はこれをトップシークレットにしていて、声優を変えたり、設定やデザインに気をつけたという。
…バレバレだったし、そのせいでか前作と矛盾し(ry

ユグドラへと繋がる正史では、ヴェルマンの裏切り、シスキアの死によって、より強い力を求め母親を殺して封印を破り、覚醒。
強大な反帝国軍と化していたグラムブレイズを率いて帝都に攻め上がり革命を成功させ、新生ブロンキア帝国を建国した。
(グラムブレイズの参謀をしていたネシアの掌の上で踊っているわけなのだが…)
その際、シスキアを言い訳に暴走するガルカーサを止めようとした初期メンバーらを返り討ちにし、追放している。
尚、ガーロットとしての人格は覚醒と同時に薄れていっており、ガルカーサはほぼ別人であるらしい。

☆関連語☆
ユグドラ・ユニオン ガルカーサ


●そるてぃえ【ソルティエ】
ブレイズ・ユニオンのパッケージに一番大きく描かれているキャラクター。 CVは加藤将之。
話の舞台となるブロンキア帝国の皇帝にして、国の腐敗の元凶とされている冷酷な人物。
3つのルートの内、Aルートの実質的ラスボスを務め、専用BGMも格好良い強敵…
と思いきや?

まず、武器が普通に剣であるため、槍、鎌、杖の3ユニットに弱い。
本人の能力値はかなり高いのだが、武器相性を簡単に覆せるほどの強さでもないため、
寝返った元部下のバルドゥス将軍(槍ユニット&状態異常無効)にボコボコにされることも。
また、「古の魔竜ブロンガと契約し、その力を行使している」という設定があるのに、
凶悪なブロンガのスキルカードではなく、状態異常を付加する悪魔ネルガーのカードを使う。

Aルートの最終決戦、部下が強力な剣を装備しているのに対し、お気に入りのベルトを巻いて出撃。
装備アイテムの格差のせいで部下の方が怖いという情けない事態に。
Bルートではストーリーの都合上スルーされ、
Cルートでは黒幕に操られ、部下に助けを求める体たらく。「助けてくれ…ラピス…」
その上、前作ユグドラ・ユニオンの皇帝ガルカーサが中盤からガンガン前線に出てきたのに対し、
ソルティエは最終章に入るまでは1、2回イベントで出番があるだけで割と空気。

ブレイズスレでも完全にネタキャラ扱いになってしまい、
前作の「焔帝ガルカーサ」をもじった「塩帝」の愛称で親しまれている。
だが実際は、処世術として凶暴キャラを装っているフシがあり、手討ちモノの暴言を見逃したり、
洗脳を自力で打ち破り反撃したり、世界変革のために退位したりと、ヘタレではない、はず。

☆関連語☆
ブレイズ・ユニオン ガルカーサ クルス


●ないつ・いん・ざ・ないとめあ【ナイツ・イン・ザ・ナイトメア】
DSで発売されたスティング制作のアクティブ&タクティカルRPG。
「リヴィエラ」や「ユグドラ・ユニオン」と繋がった世界観を持つD.H.Eシリーズの三作目でもある。
プレイヤーは謀殺された王の魂『ウィスプ』となって亡霊の騎士団を率い、
奪われた古城を取り戻すべく魔物たちと戦う。

前二作はその独特なシステムにより「好き嫌いが分かれる」と言われることが多かったが、
今作ではDSのタッチペン&二画面という新たなツールが加わったことでさらに尖鋭化。
「SRPGとシューティングとパズルを掛け合わせたようなゲーム」などとしばしば説明される。
キモをかみくだいて言えば、タッチペン=ウィスプを画面上で滑らせ敵の弾を回避しつつ
味方ユニットに行動の指示をする、というのがこのゲームの戦闘システムである。
これだけならまだ簡単そうに思えるかもしれないが、
付随する独自のシステムや操作自体の忙しさ、煩雑なまでの情報量によって
説明書を読んだくらいでは理解できない複雑なシステムとなっている。
それがどれほど敷居が高いかは本スレのテンプレート(※)を読んでいただければなんとなく分かるだろう。

グラフィックとBGMは前二作に引き続き高評価であり、
作りこまれた設定やザッピング形式で語られる前日譚、ユニットから聞けるトークなどが
ストーリーと世界観に深みを与えている。
しかし相当にクセの強いゲームであり、買うには自分の好みと合いそうかよく考えてみることを推奨する。

(※)
スティング好き? いいえ→スレ違い

↓はい

リヴィエラ好き? いいえ→ お前とはもう口聞かん

↓はい

ユグドラ好き? かろうじて・・・→ お前、ナイツは向いてない

↓はい

ナイツは、今までのスティング作品と思ったら痛い目逢うよ、別ゲーだよ?
それでも、スティング好き? いいえ→巣に帰れ

↓はい

じゃ、シューティングで敵弾かわすの好き? いいえ→お前、オワタ

↓ま、まあまあ・・・

じゃ、パズルゲー好き? いいえ→9mプギャー

↓え? ま、まあ・・・ぷよぷよとか好きだし・・・

じゃ、将棋好き? いいえ→リズムってろよ

↓ええ! ・・・うん、まあ・・・

あと、ユグドラ以上にキャラたくさん死ぬけどどうする? 俺の嫁が死ぬなんて…→ギャルゲーでもやってろ

↓うん ぼく耐える!

お前にナイツを買う権利をやる


☆関連語☆
Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜 ユグドラ・ユニオン マリエッタ


●ばろっく【バロック/BAROQUE】
知る人ぞ知るSTING製のRPG。
システム自体は、3D視点でリアルタイムという以外特徴のないローグタイプRPGだが
登場人物たちの断片的なセリフをつなぎ合わせて、プレイヤー自身が真実を推測するというストーリー提示方法や、
大熱波という災厄によって歪んで(「狂って」とほぼ同義)しまった世界という世界設定を初めとする世界観、
VT回復の「心臓」や自分や装備品に使うことで属性を付加する「寄生虫」「焼印」など一風変わったアイテム群、
「おわぁ」「〜しやがってください」「狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで 狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで 狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで狂わないで」という独特なセリフなどから、一部でカルト的人気を誇っている。
ちなみにこのゲームのスレッドでは、住民の書き込みと荒らしとが区別つかないほどに、
歪んだ文章で埋め尽くされているという。

☆関連語☆
米光一成 STING

☆このゲームの固有項目☆
【欲情】


●ぱんどら【パンドラ】
ブレイズ・ユニオンに登場するキャラクター。
帝国に抵抗する反乱軍のリーダーで、シナリオ次第で幾度も主人公たちと対峙することとなる。
反乱軍の活動のためと言いながら私腹を肥やしていたり、
危なくなると部下を盾にして自分だけ逃走したり、貧民街を襲撃するなど、なかなかの外道。

しかし、以下の理由からブレイズ・ユニオンスレではネタキャラ扱いされることが多い。
・「強攻撃(ダメージを与えつつ、敵のスキル発動を妨害する攻撃)の頻度が激増」
  の能力を持っているために、スキル発動をしつこく妨害してくる。その上やたらとうるさい。
 「ダラァ!ダラァ!ダラァ!ダラァ!ワカゲノイタリッテカァ」
・「エレナ(とあるキャラの妹。13歳)は俺が狙ってたのによ!」と唐突に発言する。
 間違いなくロリコンです、本当にありがとうございました。
 というか、なんでそのタイミングで性癖暴露するんだよ…。
・温泉イベントには一枚絵が無かったのに、何故かパンドラが主人公から逃げるイベントの際に一枚絵
 男の崖降りシーンとか誰が得するんだよ…。温泉の方に一枚絵入れろよ…。

まあスレでの扱いは前作反乱軍のリーダーもネタキャラだったのが、影響しているのかもしれないが…

ちなみに、呪いのスキルを持ち結構強い。たかがネタキャラだろうと侮ってかかると涙目になる。


●ぶれいず-ゆにおん【ブレイズ・ユニオン】
変態的システムに定評のあるSTINGのSRPG。
物語は「ユグドラ・ユニオン」より3年前。
前作の敵勢力だったブロンキア帝国を舞台に、正義漢ガーロットの戦いを描く。
ゲームシステムは基本的に同じであるものの、チュートリアルが充実しており、
前作をやってないとストーリーを理解できないということも無いため、
どちらからプレイしても楽しめるようになっている。
(分岐によっては「ユグドラ」に繋がらないifエンディングに到達する。)

尚、発売前は
・キャラクターデザインの変更、頭身がおかしいキャラがいる
・人気声優の大量起用によるCVの大幅変更
・「ユグドラ」のストーリーがそもそも微妙
・というか、狙う層が狭すぎだろ
等々、色々と心配をされたが、アツいシナリオやバランス&システムの改良・調整などにより、
発売後にはなかなかの評価を得ている。

特にシリーズの伝統の沐浴イベントが温泉という形で復活したことは、
紳士諸君にとって大変に喜ばしいことだろう。

ただ、やはりというかSTINGクオリティは健在で、相変わらずの困ったバグや、
前より不便になっているところもあったりする。

☆関連語☆
ユグドラ・ユニオン ガルカーサ


●まりえった【マリエッタ】
Dept.Heaven Episodesシリーズに登場する守護天使(堕天使)。
多くの場合全裸なのでファンからは全裸様と呼ばれる。
初出の「約束の地リヴィエラ」では中盤に出てくるボスに過ぎなかったが、
第二作「ユグドラ・ユニオン」では最終ボスとして登場。
倒さなくてもエンディングは見られるのだが、
PSP版では倒さないと追加MAPに進めないので大抵の場合覇王ユグドラ様に粛清される。
そして第三作「ナイツ・イン・ザ・ナイトメア」ではヒロインに抜擢され
(ユグドラには散々な言われようだったが)、彼女が堕天した経緯が語られた。
RPG史上まれに見る大出世キャラと言えるだろう。


●よくじょう【欲情】
BAROQUEに出てくる、ステータス異常の一種。
敵キャラクターとアイテムが全て、綺麗なお姉さんに見え、それぞれの区別が困難になる。
(注意すれば、動きや、大きさの違いで、判別可能な敵もいる)
また、エロ印というアイテムを使用していると、このステータス異常時に攻撃スピードがMAXになり、運が上昇する。

魅了 魅惑 といった呼び方のステータス異常は多数あるが、ここまで露骨な表現は、全年齢向けでは珍しいだろう。
なお、このステータス異常にかかった状態で、NPCに話しかけると、怖がられたり、変態扱いされたりする。

☆関連語☆
ステータス異常 魅了


●りう゛ぃえら-やくそくのちりう゛ぃえら【Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜】
「それは絵本をめくるように冒険を楽しむRPG…。」がキャッチフレーズの、2002年WSクリスタル発売同時期に出たRPG。
神界の果てにある浮遊島リヴィエラをめぐって神族と魔族の争いを描いた王道ストーリー。
ワンボタンで移動・探索を行う「イージートリガーシステム」や、
戦闘に持ち込むアイテムと参加するキャラクターによって変化するスキル、
レベルアップ制ではない、等の一風変わっているゲームシステムや、
カッコイイ戦闘エフェクト・カットイン、
クオリティが高いドットグラフィックと音楽を抱えたゲームで注目された。
だが時すでに遅し。WSはすで没落の一途であった…
おかげでその注目が広がることはなかった。

その後2004年にGBAに移植され、キャラデザの変更(戸部淑氏)、音楽の変わり具合に
前作からのファンからは賛否両論あるものの、WS版の評判+音声が入り初見の人からも注目され、
ファミ通クロスレビューゴールド殿堂入り を果たすなど、それなりの成功を収める。
がその後、2006年にPSPに移植され、新規CG追加・フルボイス化されたが、
便利だった中断セーブが出来なかったり、一部に人気のある「沐浴シーン」がカットされる、
ロード時間が発生しテンポがさらに悪くなり、音楽がアレンジサントラの使いまわしなど、
いろいろと不満不評が出た。2007年にはケータイにGBA版が移植され、
10月には追加要素を加えたPSP版スペシャルエディションが出るという。

ゲーム自体は、RPGとアドベンチャーを足して2で割った感じ。だがテンポは若干悪い。
GBAのRPGの中では人を選ぶが、興味のある人は一度遊んでみたらいかがだろうか。

☆関連語☆
ユグドラ・ユニオン


●れだ【レダ】
「約束の地リヴィエラ」で登場する人物。
孤高の告死天使。「神槍ローレライ」を操り、神界屈指の戦闘力を誇る。
エクセル (主人公) とともに「神罰」発動の任務につく。
期間限定仲間でゲーム内でも屈指の厨性能キャラである (ターン毎HP20%回復、ターン制RPGとしてかなりレアな能力)
加入時で彼のパーティ順番はNo.1のため、こいつを主人公だと間違えることもしばしば。
PSPのスペシャルバージョンのEX編でようやく再加入達成したが、
戦力は本編初期のままなので一気使えないキャラになってしまう。
なぜなら
・最大HP1250 → 1000、回復効果もそれを伴随して弱化
・技攻撃力は二桁で本編加入期間ならともかく、EXの敵に対してはかなり非力、しかも全部火属性で敵によって効かない
・成長していない為、紙装甲としか言えない防御力
・「神槍ローレライ」以外のアイテムは全て使用できない (回復薬も含む)
・余談だが戦闘不能時のセリフもない (その時、ランダムでセリフが出る)
など、手抜きの有様である。だが、それでも使う人がある。
まぁ、スポットキャラだから仕方ない。



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