世界樹の迷宮


▼世界樹の迷宮


▼世界樹の迷宮

【世界樹の迷宮】
【ああっと!】
【アーマービースト】
【アザーズステップ】*
【アリアドネの糸】
【医術防御】
【イソギンチャク】
【インペリアル】
【ウーファン】
【ウェアルフ】
【エクスタシー】
【F.O.E】
【エルダードラゴン】
【介錯】
【聞きかじりの経験】
【危険な花びら】
【キリカゼ】
【グラウコス】
【狂える角鹿】
【逆鱗マラソン】
【サエーナ鳥】
【SQ】
【三頭飛南瓜】
【触手(世界樹の迷宮V)】
【全てを刈る影】*
【世界樹の凶悪モンスター’S】
【添い寝】
【毒吹きアゲハ】
【27階】
【濡れた糸】
【ハイキラーアント】
【hage】
【緋緋色の剣兵】
【封じ】
【フロースガル】
【兵馬俑】
【ペイルホース】
【ペイントレード】
【リス(世界樹の迷宮)】


▼世界樹の迷宮


●せかいじゅのめいきゅう【世界樹の迷宮】
2007年1月18日にアトラスより発売されたRPG。ハードはニンテンドーDS。
開発スタッフ曰く、「今の技術で昔のウィザードリィを作ってみた」
シナリオはほとんど存在しないというスタイルがが好評を博して、
発売直後には極度の品薄となり公式サイトにお詫び文が掲載されるほどのヒットとなった。
DSならではのシステムとしてタッチパネルを利用して自らマッピングする機能がある。

雑魚でも気を抜くと瞬殺される、毒で戦闘不能になる、
ダンジョン内を徘徊し戦闘に乱入もしてくる強敵「F.O.E」の存在など難易度はかなり高い。
特に序盤は苦戦必至なので購入の際はすぐには投げ出さない覚悟を決めるべし。

☆このゲームの固有項目☆
【アーマービースト】
【アザーズステップ】
【アリアドネの糸】
【F.O.E】
【危険な花びら】
【狂える角鹿】
【逆鱗マラソン】
【全てを刈る影】
【毒吹きアゲハ】
【濡れた糸】
【ハイキラーアント】
【hage】
【封じ】


●ああっと【ああっと!】
世界樹の迷宮2でかなりの上位にランクする死因。
各所に点在するアイテム採集ポイントで素材を集めてる最中に
「!!ああっと!!」の表示とともに魔物とエンカウントすることなのだが、
・ その階層で出現する強力、いやらしい部類の魔物が出現
・ 必ず奇襲される
・ 採集用のメンバーなので装備の質やレベルが低い
などの条件が重なって、なすすべなく蹴散らされる冒険者が後を絶たない。
また、この「!!ああっと!!」が起きやすいトラップ的な採集ポイントもあるため
1に比べて安易には資金稼ぎが出来ないようになっている。
もはや、採集パーティも強くなければ迷宮では生き残れないのだ!

なお、元ネタはWizardryの*  おおっと!  *(*  Oops!  *)であると思われる。


●あーまーびーすと【アーマービースト】
世界樹の迷宮のモンスター。かなりの深層に出現する。
見た目はアルマジロであり、プレイヤーの間でもアルマジロと呼ばれている。

一見すると防御型のモンスターなのだが、
実は同階層のザコの中では最大、
最下層を含めても全ザコ中第三位という異常な攻撃力を持つ
凶悪な攻撃型のモンスター。
そのくせゲーム中に確認できるモンスターの説明には
「攻撃力はさほどではない」だの「危険性は少ない」だの
的外れなことが書いてあったためにネタにされた。
この説明文は公式のポッドキャストでもネタにされ、
説明文を書いた奴が現場を知らないダメな奴だった、というオチがつく事となった。

攻撃は苛烈だが、HPが半分以下になると防御し続けるという習性を利用して、
HPやTPが自動回復するスキルを使っての休憩所にすることもできる。


●あざーず-すてっぷ【アザーズステップ】
世界樹の迷宮でレンジャーが習得可能な補助スキル。
効果は、指定したキャラの行動をターンの最初に変更するというもの。
他の補助スキルや攻撃スキルに比べて地味だが、使い方が分かると非常に便利。
何故なら、通常では発動までに時間のかかるスキルを敵の行動よりも早く使えるのは、
味方の損害を大幅に減らすことに他ならないからだ。
このスキルを主軸とするコンボの代表的なものは、
「アザステ全体術」や「アザステ医術防御」、「アザステペイン」など。
特にアザステペインは使用者の現在HPが1の時に最大ダメージを叩き出すため、
このスキルのサポートを受けて敵を殲滅させるのが必須である。
なお、Lv1だとごく稀にこのスキルを失敗することがあるので
確実に発動させるにはLv5までスキルポイントを振っておきたい。

この項目に目を通し終わった君は、
有効性を確かめるためにアザーズステップを取得してもいいし、取らなくてもよい。


●ありあどねのいと【アリアドネの糸】
世界樹の迷宮にて登場する、いわゆる脱出アイテム。
RPG熟練者でも気を抜くとあっと言う間に全滅する
このゲームにおいては必須にして最重要アイテムの一つである。

開始してすぐ買える&安価ではあるが
始めたばかりのプレイヤーは買い忘れる確率が圧倒的に高い。
しかも迷宮内では滅多に落ちていないので、
F.O.Eに追い詰められてしまいどうにもならなくなった\(^o^)/
帰ろうと思ったら危険な花びら先制攻撃→眠らされてずっと(ry\(^o^)/
となってしまう。
予防策としては、地軸(ワープ装置)近くに「糸持った」等と書いておくこと。

☆関連語☆
脱出魔法 脱出アイテム F.O.E 危険な花びら


●いじゅつぼうぎょ【医術防御】

世界樹の迷宮でメディックが習得可能なスキル。
効果は全属性への耐性付加。

一見すると地味な効果なのだが、
この「全属性」に物理攻撃である斬や突属性までもが含まれているため、
実際は全ての攻撃を軽減するという凶悪スキルとなっている。
しかもこのスキル、他の防御系スキルに比べてダメージの軽減率が異常に高い。
その効果は、防御のスペシャリストであるはずのパラディンや、
援護のスペシャリストであるはずのバードのそれを大幅に上回るほど。

バランスブレイカーや初心者救済措置とも言われているが、
これを使わなければそもそも勝利が難しいボスも複数おり、
なかなか扱いが難しいスキルである。

医術で防御するというのはどのような行為なのかは不明。
「医学的見地から防御してるんじゃないか?」とか「包帯でぐるぐる巻きにしてるんじゃね?」とか
「ドロドロの怪しい液体をぶっかけてるんだよ」などといった様々な妄想がなされている。


●いそぎんちゃく【イソギンチャク】
1)分類は動物界・刺胞動物門・花虫綱・六放サンゴ亜綱・イソギンチャク目。
 和名はイソギンチャク、英名はSea Anemoneと言う。
 餌になる小動物が触れた際、触手の毒で麻痺させ、繊毛などで口に運ばれる。
 一説によれば、他にも海水中の有機物を直接取り入れる仕組みがあるとも。
 ほとんどのイソギンチャクの毒は、人体に影響を与えるほどのものではない。
 しかし、スナイソギンチャク、ハタゴイソギンチャクがある程度強い毒を持ち、
 特に沖縄以南のウンバチイソギンチャクは急性腎不全の死亡例もあるほど強力である。
 ウンバチとは「海の蜂」の意で、徳之島周辺の漁民には古くから恐れられていたという。
 この種は、一見すると岩にくっついた海藻の塊にしか見えないので十分注意すること。

2)「世界樹の迷宮3 星海の来訪者」に登場するボス。
 他の隠しボスと合わせて「三触手」と呼ばれることもある。
 
 触手で全身を縛り上げて行動を封じ、
 縛り箇所が多いほど攻撃力・HP吸収量が多くなる攻撃を仕掛ける触手プレイの申し子。
 強力な物理耐性、刺胞による毒・麻痺の付与、不意に飛んでくる全体即死付与攻撃と、
 ラスボスより強い、下手すると伝説の竜より強いイソギンチャク。
 その姿がイソギンチャクに見えないのは筆者だけだろうか。

参考画像


●いんぺりある【インペリアル】
世界樹の迷宮4のクラス(職業)のひとつ。隠しクラス扱いで、終盤になるまで使用できない。
発売前からグラフィックなどは公開されていたが、名前やスキルについては伏せられていた。

各種属性と斬撃の複合攻撃「○○ドライブ」(○には属性を示す言葉が入る)を駆使する
やや珍しいタイプの前衛である。
単体攻撃に特化されたスキル構成で、特筆すべきはその一撃の圧倒的な破壊力。
他の前衛が普通にスキルで攻撃して3ケタ後半くらいのダメージがいいところで、
インぺリアルがドライブを使うと 4 ケ タ 余 裕 。
状況を整えたり敵の弱点を突いたりするとさらに凄まじいダメージをたたき出す。
まさかの 5 ケ タ 到 達 も。

使用後は数ターンの間ドライブ関係のスキルが使えなくなる、
発動ターンは防御力が下がると欠点はあるが、やはりその一撃の破壊力は大きな魅力である。
とはいえ数ターン止まってしまうのは大きく、継続的な火力で言えば他の火力職と大きくは変わらない。
しかしこちらは単発である上属性と物理の複合攻撃のためバフ・デバフなどで火力を上げやすい、
クイックステップで速度を補助することで厄介な雑魚を戦闘開始直後に瞬殺できるなどの利点がある。

画面に表示される圧倒的なダメージ数値に魅せられた冒険者たちが、今日もドライブしに出かけている。


●うーふぁん【ウーファン】
世界樹の迷宮Wに登場するNPC、場合によってはPC。
ウロビトという種族のクールな女性で、人間と比べると体が細く、
まんま獣人のイクサビトらと比べるとあまりモフモフしていないらしい。
瘴気の漂う小迷宮で失神したプレイヤー達を介抱してくれるが、
あくまで種族の大昔の恩を返しただけであり、気を許してはいない。

娘のように大切にしていた巫女が連れ去られた際に、今までの態度から一変し取り乱す。
彼女を助けるためにプレイヤーらに協力を求め、そこから態度が軟化していく。
この際に「何でもする」などと言ってしまっているが、
君は健気さに心動かされてもいいし、そういう意味に受け取ってもいい。
世界樹の迷宮シリーズでは初の、
パーティに入る固有グラフィック付きNPCなので、昔からのプレイヤーはここで驚かされた。
クラスは他のウロビトと同じくミスティックであり、
加入階層のモンスターと相性のいいスキルが多く頼りになる。
この時点では階層限定の加入だが、ボスを倒した後はそのまま連れ歩くことが可能になる。

通常の名前付きNPCのように、ウーファンとの会話時には彼女のグラフィックが表示される。
目付きの悪い大人の亜人女性と言ったような感じなのだが、
パーティに入った後にある問題が発生する。

戦闘画面やステータス画面では、
会話画面で表示されていたものとは別バージョンのグラフィックが用いられているのだが、
これが他の女性ミスティック(ウロビト)と似たような体型で描かれているせいか、
やけにロリロリしているのだ。 さっきまでの態度のせいなのか、
単なるアングルの問題なのかは分からないが、どう見ても五年か十年は若返っている。
この急激な幼児体型化に困惑、または歓喜したプレイヤーは多かったという。


●うぇあるふ【ウェアルフ】
世界樹の迷宮3に登場するキャラクターで、自称「神竜エルダーの導きにより海都を訪れた竜狩りの騎士」
といってもその正体は半人前のドラゴンスレイヤー、両親に認められるために竜を殺したがっている女の子である。
そんな彼女がターゲットに選んだのはよりによって3龍の一角「氷嵐の支配者」だった。

このウェアルフという娘、その笑顔とは裏腹に結構したたかである。
プレイヤー達が氷嵐の支配者を探索しているとさっそうと現れて竜の専門家に任せて帰れとか言ってくる。
さらに「竜殺すのに必要なドラゴンキラーを宿屋に忘れたから取ってきてくれ」とプレイヤーに頼んでくるので
仕方なく宿屋に行ってみる、ところがそんな武器は預かっていないとのこと。
プレイヤー達が元の場所に戻るとそこには氷嵐の支配者と対峙してボコボコにされている彼女がいた。
結局プレイヤーは彼女に騙され、氷嵐の支配者狩りを出し抜かれたのだった。
しかし彼女一人にに氷嵐の支配者を倒す力などあるはずもなく、結局プレイヤーが倒すこととなる。
その後「君たちこそ真の竜殺しだ!」と褒めているんだか褒めていないんだかわからない言葉を残して息絶える。
最終的にプレイヤー達によって手厚く弔われることとなる。

氷竜として戦う通過点としてイベント自体があまり印象に残らないことや
その容姿その死にっぷりが前作のフロースガルを思い出させる。
設定として「ドラゴンスレイヤーとして両親に認められるために氷嵐の支配者に挑んで殺される」と健気な子には違いないが
やってることに可愛げがないのやそもそも忘れられていたりとプレイヤー間でもあまりフォローされないのが哀愁漂う。




●えくすたしー【エクスタシー】
世界樹の迷宮のダークハンターが習得できるスキル。
通称でもスラングでもなく、れっきとした正式名称である。

スキルの効果は頭、腕、足の三箇所を封じた相手にのみ大ダメージを与えるというもの。
前提条件は厳しいが、それに見合っただけのダメージを与えられる。
上手く決まった時は絶頂感さながらの快感を得ることが出来るとか出来ないとか。

より発動させやすくする為、エクスタシーを使う事を考えたパーティでは
ダークハンター複数名やカースメイカーを含めた編成をすることが一般的。
一方、ダークハンター1人で三箇所を縛り、エクスタシーを放つ
通称「1人エクスタシー」も一つの浪漫として認知されている。

金髪美人のお姉さんや桃髪ドリルの女の子の1人エクスタシー。
君はここからナニかを想像してもいいし、しなくてもいい。

☆関連語☆
 世界樹の迷宮 封じ 濡れた糸
 



●えすきゅー【SQ】
世界樹の迷宮の公式略称の一つ(もう一つは『セカキュー』)
ちなみに本作の英文表記は『Sekaiju no MeiQ』

なぜこんな変な表記になってるかと言うと、『Sekaiju no Meikyu』を普通に頭文字で略そうとすると・・・、

・・・後は言わなくても分かるな?


●えふ おー いー【F.O.E】
Field On Enemyの略で、世界樹の迷宮(アトラス/07年・ニンテンドーDS)
に登場する中ボス的強さのモンスターのこと。

一般の敵はランダムエンカウントなのに対し、F.O.Eはシンボルエンカウントであり、
固定タイプを除けば基本的に、こちらが移動や調査など何らかのアクションを起こすか、
戦闘で1ターン経過する度にダンジョン内を移動する。

この1ターンごとに移動というのが曲者で、戦闘中にF.O.E.シンボルが
パーティのいるマスに移動すると、そのF.O.Eが敵の群れに追加される、つまり乱入をしてくるのだ。
そして大抵のヤツ(特に序盤に出現する『狂える角鹿』など)が、
出現するエリアでは場違いに思えるほどの強敵であるため、
うっかり到達したばかりの階で遭遇したら、無慈悲に葬り去られること必至。
そのため安全な探索には迅速な敵の処理とF.O.Eの位置把握が欠かせない。

なおこのゲームはF.O.Eに追い回される恐怖感と、
次々に乱入され消耗し続ける絶望感をゲーム序盤にたっぷり味わわされる仕様になっている。
しかし、プレイに余裕が出てくる中盤以降になると、大抵のF.O.Eが金目の物を落とすため、
逆にこっちが連中を追い回すようになるとかならないとか。
自分で自分の存在を主張しているだけに余計狩られやすい。

☆関連語☆
狂える角鹿


●えるだー-どらごん【エルダードラゴン】
世界樹の迷宮3・星海の来訪者に登場するボスの一体。
大航海サブイベントの最終ボスとして待ち構える。

腕封じ状態でも高い攻撃力、足封じをかけないと全ての被ダメージを半減、
頭封じをしておかないと一定周期ごとに来る「スーパーノヴァ」で全員に桁一つ間違えたダメージでオーバーキルさせ、
さらにHPを減らすと回復技を使ってくる、大航海の最終ボスに相応しい強さを持つ。

これだけ書くと死角がなさそうだが、このボスだけ戦闘開始時から全部位が封じられている。
即死耐性を持つが、100%ではないため、ごくまれに召喚したトラの一睨みでお茶目にも即死する。
また、他の敵や味方は、何度も部位封じをかけると徐々に耐性がついていくのに対し、
こいつだけ封じ耐性が全く上昇せず、いつまでも封じやすいままである。

関連して、前作の封じ技のほとんどが「鞭で縛る」ものだったためか
世界樹スレでも「封じ」ではなく「腕縛り」「足縛り」などで通じてしまうため、
いつしか縛られるのが好きというイメージが定着。
「ドM竜」と呼ばれるようになってしまった。


●かいしゃく【介錯】
世界樹の迷宮3・星海の来訪者に登場する職業・ショーグンが持つパッシブスキルの一つ。
HPが一定の割合以下に減少した時に、一定確率で介錯を行って即死させる。
実質最大HPが下がるようなものなので、戦闘の決着が非常に早くつくようになる。

ただしこのスキルの問題は、効果範囲が「敵も『味方も』含まれる」という点。
弱った奴は敵だろうが味方だろうが片っ端から介錯していくので、
全体攻撃を撃とうものなら、撃たれた方がそれは凄惨なことになる。
特に、ボス戦でショーグン様を入れて対等に渡り合おうものなら

ボス「死ねェ、ボウケンシャー!」
ファランクス「そうはさせん、ラインガードで軽減する!」
「ありがとう!守ってくれなかったら死ぬところだtt
ショーグン「介錯ゥ!(ズバシャァ」

と、味方に斬り殺される事故が多発する。
さらに、ショーグンのスキルには
とどめを刺した数だけ攻撃力が上がる「血染めの朱槍」というスキルもあるため

敵の攻撃で味方が瀕死に
   ↓
ショーグンが介錯
   ↓
「よくも○○を殺してくれたなァァァァァ!」(攻撃力上昇)

という素晴らしきマッチポンプが展開される。
ご利用は計画的に。


●ききかじりのけいけん【聞きかじりの経験】
世界樹の迷宮3に登場するスキル。
職にかかわらず習得できるコモンスキルに属しており
その効果は待機中に迷宮探索中のメンバーの得た経験値のいくらかが、待機したままでも入ってくるようになるというモノ。
スキルレベルを最大にするのに必要なスキルポイントは決して少なくないが
振り分ければ探索しているメンバーの半分程度の経験値を得られることとなる。
もちろん探索中のパーティの獲得経験値が減るなどということもなく
レベルに上限もなく勝手にレベルアップもしてくれるので
このスキルによっていわゆる2軍や採取パーティのレベル上げが非常に容易になった。

便利すぎて気がつけばギルドに聞きかじりの知識だけでカンストレベルに到達した農民たちがいることも…


●きけんなはなびら【危険な花びら】
世界樹の迷宮B8Fに登場するモンスター。
その名のとおり花のような姿をしているが
よく集団もしくは他の敵とセットで登場しパーティ全員を眠らせる技を連発してくる。
そのため毎ターンこの敵に眠らせられ続け、
その間に1人ずつ殴り殺される冒険者が続出した。
冒険者の間ではその厄介さから「ずっと俺のターン!」という愛称で恐れられている。

なお、B23F以降には上位種である破滅の花びらが出現するが、
アーマービーストとのコンビにより強力な攻撃を手に入れ、
迷宮に慣れた冒険者にあの懐かしい恐怖感を思い出させてくれる

☆関連語☆
アーマービースト

☆使用例☆
___2体に先制された\(^o^)/


●きりかぜ【キリカゼ】
「世界樹の迷宮3・星海の来訪者」に登場する、大航海クエストで共に戦うNPCのシノビ。
元ネタはおそらく、漫画「風魔の小次郎」の九忍の一人・霧風、
もしくは「ウィザードリィ」シリーズのワードナを倒した最強の忍者。

自分の主人に忠誠を誓っており、主が求める様々な逸品を求めて主人公ギルドに助太刀を頼む。
一途に主の幸せを追い求め、何度空振りでも諦めない。
「我慢強く続ければ、きっと求める物は来る」と、逆に主人公ギルドを励ます姿も見られる。

その健気な様子から、立ち絵も戦闘中のグラもない「テキストのみの存在」でありながら
スレ住人に「キリカゼさん結婚してくれ!」とまで言わしめたキャラクター。

共闘するクエスト数は最多タイで、特に「仏の御石の鉢を求めて」では、
「主人公ギルド加入枠さえ無ければ分身×5→多元抜刀コンボでボス即死」という戦闘力も合わせて、
経験値稼ぎでお世話になった人も数多い。

分身から手数を増やしてアイテムでの回復、影縫いや多元抜刀での攻撃、
さらには敵のカウンターを先読みして防御するなど、戦闘面では自身の防御以外問題なし。
アイテムも、こちらとは別に持参してくれているので、金欠にもやさしい万能キャラ。
でも、依頼報酬に頭巾や苦無、手甲はともかく、替えとはいえ自分の忍び装束を差し出すのはどうかと思います。

余談であるが、依頼文が「〜御座る」な為か分かりづらいが、
テキストをよく読めば判る通り女性である。それも人気の一因かもしれない。


●ぐらうこす【グラウコス】
「世界樹の迷宮3・星海の来訪者」に登場する、NPCの一人。
交易都市アイエイアに仕える老兵士で、大航海中のイベントで登場するほか、
大航海クエスト「変わり果てた彼女へ」で共闘キャラとして登場。
アイエイア付近に棲みつく怪物スキュレー討伐のため共闘を依頼する。
スキュレー討伐を彼女のためにできる最後の償いと語り、クエスト名やセリフの端々から、
クエストのボスであるスキュレーとは過去に何らかの因縁があったと思われるが、作中でその詳細を知ることはできない。
スキュレーを倒すと、何も言わずただ涙を流し、感謝の証として愛用のランスを託す。
……が、大航海クエストのシステム上、何十回でも何百回でも繰り返し戦えるので、彼はそのたびに涙を流す(ランスががもらえるのは初回のみ)。

戦闘においては、登場時に即死攻撃を放ち、
以降はひたすら反撃に徹する獣「剣虎」を呼び出して戦うが、
即死攻撃の方はまずスキュレーには通じないので、剣虎の反撃を活かして戦うことになる。……通常は。
世界樹3が発売して間もなく、彼のクエストにおいて、「電源を入れた直後に大航海クエスト「変わり果てた彼女へ」を選び、
プレイヤーキャラを一人だけ戦闘に選んで戦闘開始、
1ターン目に逃走を選ぶ(ボス戦なので必ず失敗)と、
1ターン目にグラウコスが呼び出す剣虎がスキュレーを必ず即死させてくれる」
という乱数固定が発覚。

この乱数固定を利用したレベル上げが、大航海でアイエイアにさえ辿りついていれば、
無料でいつでも何度でも・プレイヤーキャラの能力を一切選ばず・素早く簡単、お手軽に・大量の経験値が得られる
という中盤からクリア後のレベル上げに理想的な条件が整っており、スキュレー道場と称される。
道場主たる彼もグラウコス先生などと敬称付きで呼ばれ、経験値を求める冒険者によって、本当に何十回も何百回も涙を海に流す羽目となってしまった。

☆関連項目☆
乱数固定 電源パターン


●くるえるつのしか【狂える角鹿】
世界樹の迷宮で一番最初に戦うであろうF.O.E
通称は鹿。
見た目はその階に出現する鹿の雑魚モンスターと全く変わらないが、
迷宮の地下2階に初めて入った冒険者にF.O.Eの強さ教えてくれる存在である。

攻撃の種類が通常攻撃と単体状態異常の二種類しかないが、
防御能力に特化したパラディンや、比較的タフな方のソードマンでさえ
一撃で死んでしまうぐらい強力な通常攻撃や、
単体混乱技の「混乱の叫び」により味方を同士討ちさせてきたりする。
しかもこの時点では状態異常に対して対処方が無いので、混乱させられたら
手の施しようがない。

さらにこの鹿、マップ上の一本道をウロウロしており
ちょっとした操作ミスで遭遇してしまったり、袋小路に追い詰められ
正面から向かうと逃げられなくなり詰むこともある。

雷の属性が弱点なため、雷の魔法を使えば有利に戦えるが
それでもせめて3階に行ってから戦うべき相手である

☆関連語☆
F.O.E 世界樹の迷宮


●げきりんまらそん【逆鱗マラソン】
世界樹の迷宮で、クリア後にアイテムを全て集めようとする
冒険者に降りかかる最大の試練。

具体的には、
8階・15階・25階にそれぞれ住む三匹の竜のボスがそれぞれ戦闘後に落とす、
火竜の逆鱗・氷竜の逆鱗・雷竜の逆鱗を集めるわけだが、

・三匹の竜自体がそれぞれ強く、ラスボスを倒したり、Lvを最高まで上げた程度では即死。
・とにかくアイテムを落とさない上に、このゲームは乱数固定によってある程度決まるため、
 一度の戦闘で落とさなかったら、次の戦闘は少し行動を変えなければいけない(セーブした時に乱数も同時にセーブされる)。
・竜の近くには移動装置などがなく、上や下の階から長い道のりを何回も歩かなければならない。

この三つの理由により、移動装置から足繁く竜の住処に通う冒険者が続発したことから、
逆鱗マラソンの名が主に2chの世界樹スレで定着した。

なお、逆鱗を三つ揃え店で売ると、ゲーム中最強の武器が購入できるようになる。
苦労した見返りはそれなりにあるので、これを装備してぜひとも隠しボスに挑んで欲しい

☆関連語☆
乱数固定 世界樹の迷宮 F.O.E


●さえーなどり【サエーナ鳥】
世界樹の迷宮IIIに登場するボスの一匹。
NPCや、他のプレイヤーと共闘する事ができる新要素、「大航海クエスト」の最初のボス。
舞台である海都アーモロード近辺にある、スカンダリア大灯台に住みついた怪鳥で、
見た目だけなら「こいつラスボス」と言われても違和感の無さそうな外見を持つ。

範囲攻撃の「サンダーフェザー」や、混乱の状態異常にする「困惑の爪」等を使いこなすが、
所詮は最序盤のボスであり、レベル1桁台で普通に勝てる相手である。
……が、こいつの真価はそんなところにはない。

それはこの「大航海クエスト」の、海都の港に来ればいつでも何度でも無料で挑戦が可能で、
また、クエストクリア後は、クエストに参加したキャラ全員のHP、TPが全快しているという仕様にある。

さらには、宿屋で泊まるだけでは治せない、戦闘不能、石化状態のキャラをも復活させ、
何度利用しても一切ゲーム内の時間が進まず(日数経過で復活するFOEを復活させたくない場合に便利)、
クエスト挑戦前にセーブをするか選べる。というサービスの良さ。

ここから、大航海クエストのボスの中で一番弱いサエーナ鳥を倒すクエストを
宿屋代わりに利用するプレイヤーが続出。
このサエーナ鳥も「ヨエーナ鳥」「サエーナの宿」「宿屋鳥」等と呼ばれて愛されている。




●さんとう-とびかぼちゃ【三頭飛南瓜】
世界樹の迷宮2に登場するFOE。通称カボチャ。
6Fという浅い階層に出現するにも拘らず、
物理および火属性に対して非常に高い耐性を持つという理不尽さで襲いかかってくる。
「植物系?なら、カボチャの丸焼きにしてやるぜ!」などと予備知識なしで戦うと
少年マンガでお約束の「やったか!?」→「な・・・なんだと・・・!!!」を味わえるだろう。

更に、このFOEは下画面のマップにシンボルが写らないという特性があるため、
カニ歩きしてて気付かずにうっかり突っ込んだり、
ふと後ろを振り返るとぴったりくっついて来たりしてるのでなかなか油断ならない。

迷宮のもっと深い階層では上位種である「幻惑の飛南瓜」「呪われし飛南瓜」が出現し、
こちらも日々多くの冒険者を血祭りにあげている。

☆関連語☆
F.O.E


●しょくしゅ【触手(世界樹の迷宮V)】
世界樹の迷宮Vの終盤、及びクリア後のボスには、何故か触手を持ったものが多い。
より正確に言えば、クリア後のボスは三竜と神竜以外は全て触手付きである。
それらの触手は冒険者を大いに苦しめ、また、薄い本にも少なからず影響を与えたとされる。
クリア後のボスの内三体は名前にテンタクル(触手)を含む専用技を持っており、
それを含めた強力な技の一つ一つに対策を取ることが勝利につながる。

触手付きボスリスト
クリア前
スキュレー:非常に容易な乱数固定による必中即死でプレイヤーに狩り続けられる悲劇のボス。
白亜の森の姫君:深都ルートラスボス、もう一方のルートはメカ娘と様々な需要のお客様を満足させます。

クリア後、通称アモロ三触手
アルルーナ:ここより上の三体は女性+触手の造形。ランダム回数攻撃のテンタクルビートを使用。
クラーケン:名前のとおり巨大なイカ。弱点は多いが大量回復技や十連続攻撃のデステンタクルを使用。
イソギンチャク:当該項目参照。即死効果のある攻撃が恐ろしい。

裏ラスボス
禍神の触手:ラスボスの触手が伸びてきたもの。最深層を逃げまわるだけの雑魚だが倒すとラスボスのHPが減る。
昏き海淵の禍神:最強最後の触手。アトラスの大好きなクトゥルー的な何か。
名状し難き神:裏ラスボス第二形態。攻撃形態と防御形態で別グラフィック。単体超ダメージのカオステンタクルを使用。

最後の最後まで触手尽くしのゲームでした。


●すべてをかるかげ【全てを刈る影】
世界樹の迷宮に登場するモンスター。通称カマキリ。
注目すべきはその攻撃力。
後列メンバーはおろか前列メンバーすら一撃で葬らんダメージを叩き出し、
地下3階という序盤で駆け出しの冒険者たちの出端を挫いていく。
一応パリングによる物理無効や毒術などで対抗でき、
F.O.Eなので戦闘回避可能だがまともに戦うと理不尽な強さである。




●せかいじゅの-きょうあくもんすたーず【世界樹の凶悪モンスター’S】
雑魚戦でもすぐ死ねる事に定評のある「世界樹の迷宮」シリーズ。
以下に記すのはその中でも特に多くの冒険者を葬ってきたモンスター達の一部である。

蝶(毒吹きアゲハ)(T・U):初っ端から2〜3ターンで死ねる毒を盛る。2・3階では普通に出てくる
鹿(狂える角鹿)(T・U):FOEとは何ぞや、という事をみっちり教えてくれる。冒険者撲滅のエース
蟷螂(全てを刈る影)(T・U):攻撃力高杉。防御特化の仲間がゴミの様だ!
南瓜(三頭飛南瓜など)(U):殴っても焼いてもほぼ無傷。ステルス機能付きでスリルも味わえます
花(危険な花びら)(T・U):全体睡眠連発でなすすべなく死ぬ。通称「ずっと俺のターン!」
蟻(ハイキラーアント)(T):物量作戦とはまさにこの事。ジリ貧で死ぬのはよくある話
アルマジロ(アーマービースト)(T):見た目&モンスターの説明に反して超火力。この説明を書いたのは誰だ!

これら以外にも凶悪なモンスターはまだまだ存在する。
嗚呼、今日もまた樹海に屍が積み上げられてゆく…


●そい-ね【添い寝】
1)
眠ろうとしている、または眠っている相手に対し、寄り添って眠ること。
1〜2歳の幼児に対し、親子の絆を育むために重要なものだとかどうとか。

2)
「世界樹の迷宮IV 伝承の巨神」における死亡フラグの一つ。


(以下ネタバレを含む)


エンディング後、しばらくすると街でイベントが発生し、
「巫女(ロリ)が悪夢に悩まされている」という話を聞ける。
話を聞いた後に巫女に会いに行くと、「寝るまで一緒にいてほしい」と頼まれるので
その願いを承諾すると


その場でラスボスと再戦


することになる。
どうしてこうなったとか、シナリオ上でのラスボス戦前後と状況が違いすぎるだとか、
そもそも添い寝することとラスボスと戦うことと一体何の関連があるのか等いろいろあるが
とにかく巫女と添い寝するとそうなる。
一応、巫女が「悪い予感がする」「みんなのことが不安」とさんざん警告してくれるが、
この脈絡のない不意打ちによって「どうせ少し強い敵が出てくるくらいだろう」と侮ったプレイヤー、
もしくはロリコン、あるいはその両方の気のあるプレイヤーを全滅させるのに一役買っている。

なお、ラスボスを倒せば巫女は悪夢から解放されるのだが、
ボスは2週間で復活する世界樹のお約束からは逃れられず、
2週間後に巫女は再び悪夢に悩ませられることとなる。
裏ボスに挑むのに夢中になり、下手すると数年間悪夢に悩まされる巫女も少なくない。
そこのレベル1キャラをギルドに登録している冒険者、心当たりがあれば今すぐ添い寝することをお勧めする。


●どくふきあげは【毒吹きアゲハ】
世界樹の迷宮に登場するモンスター。
地下1階の奥まった場所にある花畑で発生するイベントで、選択肢次第で3体と戦うことになる。
同じく地下1階に出現するモンスター「シンリンチョウ」の色違いであり、一見ではたいした敵には見えないが、
その名の通り使用してくる毒の粉をくらうと、毎ターン25ものダメージを受ける毒状態になってしまう。

ちなみに、この時点でのパーティーのレベルはだいたい1〜3、HPは20〜40程度。
このステータスで毎ターン25のダメージを受けるのは痛すぎるどころではないことは想像に難くない。
その上、このゲームは毒のダメージできちんとHPゼロになる仕様。
多くのプレイヤーがこの花畑で初の全滅を喫し、世界樹の迷宮における状態異常の恐ろしさを知るのである。

だが、真の恐怖はその後にある。
地下2階以降、なんとこの蝶々、通常エンカウントで出現するのだ。
同階以降に、初のF.O.E「狂える角鹿」や「全てを刈る影」が登場することもあって、地下2〜3階は世界樹屈指の全滅スポット。

☆関連語☆
F.O.E 狂える角鹿 世界樹の迷宮


●にじゅうななかい【27階】
世界樹の迷宮のクリア後に入れるエリアの一つ。
クリア後のダンジョンは階層一つ一つに強烈な個性付けがされているのだが、
この27階の特徴はズバリ「落とし穴」である。
そこら中に不可視の落とし穴があって踏んでみるまでわからない。
しかも28階が一面毒沼なため何も考えずに進むと落とし穴→毒沼→落とし穴・・・・・・のループに嵌る。

一応FOEは穴のない場所しか移動できないため
FOEの周回ルートをチェックして進んでいけば歩けるマスは把握できる。
しかし世界樹の迷宮プレイヤーの中には全てのマスを自分の足で踏破したいというプレイヤーも少なくなく、
このフロアは良くも悪くも印象に残るものとなった。

☆使用例☆
A「このマップないわ」
B「1の___よりマシ」


●ぬれたいと【濡れた糸】
世界樹の迷宮に登場する換金アイテム。
地下18階〜20階に登場するモンスター、「冷酷なる貴婦人」と「禍乱の姫君」をある特殊な方法で倒した時のみ手に入る。
その方法とは、「頭部・腕部・脚部の三箇所全てを封じた(縛った)状態で倒す」というもの。
この条件を満たせば、通常のドロップアイテムである女王の赤糸・紫糸が、濡れた赤糸・紫糸に変化する。

このドロップ条件はつまるところ、貴婦人方が全身縛られて濡れ濡れになってしまいました、という性的な意味であり、
公式のポッドキャストでもこの旨が明言されている。

ちなみにこの赤と紫の糸を店売りすると、店頭に最強クラスの鞭が並ぶようになる。
その鞭の名は「クイーンズボンテージ」だ。

余談ではあるが、このドロップ条件は「鞭で縛ること」ではなくあくまで「三箇所全て封じ状態にすること」であるため、

ヘッドバッシュで頭をカチ割り、
シールドスマイトで腕をへし折り、
エイミングフットで脚を射抜いて動きを封じた場合でも、貴婦人方は濡れるのだ。

☆関連語☆
世界樹の迷宮 封じ


●はいきらーあんと【ハイキラーアント】
世界樹の迷宮に登場する蟻のモンスター。
B11FとB12Fに出現するF.O.E(固定敵)で、通常エンカウントするキラーアントの上位種である。
この階層のF.O.Eとしては弱い部類に属し、そこそこ高い攻撃力と防御力があるものの、
ここまでやってきたパーティならば初見でも勝てる強さ。

ただし、このF.O.Eの真の恐ろしさは別のところにある。

通常、F.O.Eは一回倒すと7日か14日経たないと復活しない。
しかし、B12Fに限りこのハイキラーアントは無限にわき続けるのである。
しかも倒したら復活ではなく、戦闘中に延々と沸き続けるのだ。
これは近くにいる別のアリ型F.O.E「ハイガードアント」を倒さないと止まらない。
初めてこの階にやってきたレベルと装備では総力でも一体倒すのに2・3ターンはかかる。
その間に下画面のMAPには次々とF.O.Eが現れ続け、そして戦闘に乱入してくる。
更に、ハイキラーアントがいる場所は細い一本道で回避する場所がほとんどなく、
何の情報もなしに突っ込むと際限のない消耗戦を強いられてしまう。
しかも、こんだけ苦戦させておいて経験値は高くないしドロップアイテムもあまり金にならない。
骨折り損とはこのこと。

圧倒的な物量というものがどれほど恐ろしいことかを嫌というほど教えてくれるモンスターである。
「F.O.E.」について詳細は同名の項目を参照。

☆関連語☆
F.O.E 増援


●はげ【hage】
NDSのRPG世界樹の迷宮にて全滅することを指す用語。
元々は2ch内の「世界樹の迷宮で全滅したらhageるスレ」に由来する。
hageという言葉自体はスレ立て人の誤植によるもので深い意味はないらしい。

序盤から本気で殺しにかかる敵や、強力な状態異常の存在など、
近年のゲームには珍しくプレイヤーが頻繁に全滅の危機を迎える難易度のため、
発売直後から数多くのプレイヤーの阿鼻叫喚が響き渡った。

このhageスレには実に60近いhage報告がテンプレ化されており、
死体の山を築いた数多くのプレイヤー達のトラウマが窺い知れる。

☆使用例☆
・花畑で休んだらてふてふに毒を盛られ___
・逆鱗ゲットしたのにセーブ忘れで精神的に___

☆関連語☆
世界樹の迷宮 パトる


●ひひいろ-の-けんへい【緋緋色の剣兵】
世界樹の迷宮2のFOE。
23階を警護する、奇妙な形状の鎧と二本の光る剣で武装した兵士。
ここまで登ってきた冒険者なら既に彼等の正体に気付いているかもしれない。
だからといって剣先が鈍ったり、手心を加えようとしたりしようものなら、
その二刀流で斬り刻まれ、たちまち彼等の仲間入りとなることだろう。
逆に全力をもって速やかに倒せれば、遺品がこの先の冒険の助けになるかもしれない。

ちなみに、持っている剣の形状からジェダイの愛称でプレイヤーに親しまれているが、
緋緋色の名前の通り赤い刀身なので、ジェダイというよりむしろシスである。

☆関連語☆
F.O.E hage


●ふうじ【封じ】
世界樹の迷宮のステータス異常のひとつ。「縛り」とも。
頭部・腕部・脚部に分けられた敵の体の部位を一時的に機能を封じた状態。
頭を封じれば噛み付きやブレス攻撃が、
腕を封じればパンチや爪、
脚を封じればキックや突進などが使用できなくなるというもの。

効果が高い分成功率は低めだが、
三箇所封じた状態でのみ使用できる大ダメージ技「エクスタシー」の存在や
アイテム入手の特殊な条件であったりするため、積極的に狙っていきたい。

なお、鞭による封じ技を得意とするダークハンターにとっては
一人で三箇所を縛りあげ、エクスタシーで仕留める「一人エクスタシー」は一種のロマンらしい。


●ふろーすがる【フロースガル】

世界樹の迷宮2〜諸王の聖杯〜に登場する騎士。
冒険者ギルド・ベオウルフに所属しており、
先輩としていろいろな助言をしてくれるが、残念ながら序盤で退場してしまう。
そして、名乗った時に一緒に出てくる相棒の狼、クロガネのインパクトの所為で
よく名前を忘れられがちだったりする。

当然、その覚えにくい名前は早速ネタにされ、
フロントガードやフリーズガード(どちらもパラディンが覚えるスキル)、
フロストガン子(2で追加された職業・ガンナーの愛称)といった似たような名前から
フロなんとかさん、フロントミッション、フロリダ、フロ入る等、
もはや「フロ」さえ付いてれば彼だと認識されるまでのレベルになっている。
とはいえ、ただの名前で弄られるだけのネタキャラではなく、
彼のパーティ編成であるパラディンとペットの二人旅でボスやFOEを倒す。
なんてことを行う強者がいたりして、プレイヤーに愛されていることがうかがえる。

ちなみに名前の由来は叙事詩「ベオウルフ」に登場するデンマークの王、フロースガールである。


●ぺいんとれーど【ペイントレード】
出典は「世界樹の迷宮」
状態異常攻撃を専門とする職であるカースメーカーが覚える攻撃用スキル。
名前からも予想はつくと思われるが、
(最大HP-現在HP)×スキルLV補正 のダメージを与えるスキル。
T・Uともに登場しているスキルだが、特にUの性能が反則的に高い。

・ポイント割り振りで能力上昇、スキル取得を行うシステムなので
 狙えば序盤でも覚えられる
・最大HPを上昇させる装備品が序盤から登場し、中盤以降は店にも並ぶ
・戦闘中に限り最大HPを1.5倍にできるスキルが存在する

これらの理由により、
ソードマンやブシドーといった前衛キャラが100、200のダメージでボスを削る中、
あっさりと4桁ダメージを叩き出してボスを屠るカースメーカーを見ることができる。

なおこのスキルに特化する場合、常に瀕死の状態が求められる上に、
装備品は杖と最大HP上昇のアクセサリ3個となり、防御力が上昇する装備を付ける余裕はない。
道中のザコに小突かれただけでも死ねるのはもちろん、
うっかりボスの攻撃でも食らおうものなら4桁ダメージを受けるのはこちらである。


●へいばよう【兵馬俑】
1)古代中国の副葬品の一種で兵士及び馬をかたどった像。

2)世界樹の迷宮4の、クリア後に入れる第6迷宮に存在するhageポイントの通称。
うかつに迷宮内の石像を調べたために、石化技を持つ破滅の花びら5体からの先制をくらい
自らも石像達の仲間と化す様が(1)を連想させるため。

☆関連項目☆
世界樹の迷宮 hage


●ぺいるほーす【ペイルホース】
世界樹の迷宮3に登場するギルドチーム。
「野営を制する者は樹海をも制するのだ」と言うように、野営技術に長ける。
慎重、堅実を第一信条とする探索スタイルで有名なギルドで、
その徹底ぶりは、他のNPCから「石橋を叩いておいて渡らない」と揶揄されるほど。

実力のあるギルドであり、街の人々からも「遭難することは有り得ない」と一目置かれている。
しかし、その実態は

・ペイルホースが期日を過ぎても戻って来ません。
 遭難したかもしれないので誰か捜索をお願いします!
   ↓
 ペイルホースの印入りの、血のついたバックパックや日記の切れ端、
 さらには野営地でのおびただしい血のあとを発見
   ↓
 野営地で襲われたけど、その魔物を捌いて食べてて遅くなっちゃった♪

・冒険には塩が必須だ。特に栄養価のある塩は重要だ。
    ↓
 しかし塩を補給しに樹海へ潜るための塩がないから代わりに取ってきてくれ。

…など、ギャグ補正で死亡フラグを叩き折る海都一のお騒がせギルドと言っていい。

とあるサブイベントで、このペイルホースと共闘する場面があるのだが、

堅実を第一信条としているのだ。臆病者だと?
甚だ遺憾である!怪物退治で我らの戦い方をとくとご覧に入れよう!

ということを言った割には防御、またはアイテムでの回復しかしなかったり、
しかも5人パーティ中3枠にそれが強制加入なので、必然的に火力が削られる。
そして、怪物退治に名乗りを上げたこのギルドの「主力」というのが、

シュラフ・ペイルホースのリーダー。野営術に長ける農民。
ノーフォーク・収穫技術に優れたギルド一の稼ぎ頭の農民。
ブーツ・安全歩行術を極めたギルドの探索要因である農民。

お前ら戦闘技術はどうした。


●りす【リス(世界樹の迷宮)】
世界樹の迷宮1・2に登場するイベントキャラクターで、ある意味致命的なトラップ。
手口は「かわいい素振りをして近づいて来た冒険者からアリアドネの糸を奪う」というもの。

一瞬でダンジョンを脱出するアリアドネの糸は世界樹シリーズにおいて命綱と言って過言でない。
攻略において行きは出来る限りダンジョンを進み、帰りはアリアドネの糸を使用して帰還するというスタイルが一般的である。
そのため、そろそろ帰還するかという時に糸を奪われると消耗しきったパーティでは徒歩で帰る途中全滅することも少なくなかった。

一応イベントが発生しても無視すれば被害に合わないのだが、一作目ではそんなこと知る由もなく、
また後のシリーズに比べ帰還方法に乏しかったので犠牲者は多かった。
そして世界樹2では全ての階層に1匹ずつスタンバイしており、スタッフもかなり調子に乗ってきている。

このまま次回作に登場しシリーズ皆勤となるか、と思いきや3ではリストラされてしまった。
リス被害が出なくなる反面、それまで翻弄されてきた冒険者からは寂しいという声もあるが
一部のプレイヤーは全滅に快感を覚えるマゾヒストなのであまり真に受けない方がいい。



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