LIVE A LIVE


▼LIVE A LIVE

※各編のカテゴリーの順番は説明書の掲載順に基づきます。
中世編と最終編が一緒なのは、ほとんどの登場人物が共通であることと、舞台となる場所が同じためです。

▼LIVE A LIVE汎用

【ダメージ床(LAL)】
【チェッカーバトルシステム】
【名前入力(LAL)】*
【BREAK DOWN】
【酔い(LIVE A LIVE) 】
【LIVE A LIVE】
【ワタナベ親子】

▼原始編

【ウキッ】
【カチンコケース】
【キングマンモー】
【原始編】
【コーラのビン】
【ざき】
【るーるー】

▼現代編

【あびせ蹴り】
【現代編】
【この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!! 】
【大激怒岩バン割り】
【高原日勝】
【知力25】
【通打】
【森部生士】

▼西部編

【アニーのシミーズ】
【西部編】
【ハリケンショット】

▼功夫編

【功夫編】
【ももまん】
【レイ・クウゴ】

▼近未来編

【液体人間】
【オマ・・・・コ・・・・】
【近未来編】
【GO!GO!ブリキ大王!!】
【昭和ヒヨコッコ砲】
【たい焼き】
【妙子のパンチ】
【なあ……そうだろ 松ッ!!】
【無法松】

▼幕末編

【岩間さま】
【オカメの方】
【カラクリ丸】
【殺陣!】
【忍法コマ回し】*
【抜け忍】
【幕末編】
【藩士(LAL)】*
【般若丸】
【魔神竜之介】
【山下】

▼SF編

【SF編】
【CAPTAIN SQUARE】
【ベヒーモス(LAL)】

▼中世編・最終編

【あの世で俺にわび続けろ】
【アリシア】
【オルステッド】
【心のダンジョン】
【こんなモン】
【最終編】
【ストレイボウ】
【セントアリシア】
【中世編】
【デスプロフェット】
【ハッシュ】
【ブライオン】
【ボイスハート】
【ポワッシー】
【魔王オディオ】
【ルクレチアの大臣】



▼LIVE A LIVE汎用


●だめーじ-ゆか【ダメージ床(LIVE A LIVE)】
LIVE A LIVEの戦闘システムの一つ。
技やアイテムの中には戦闘フィールドの一部を、
その上に立っていると一定ターン数ごとに固定ダメージを受ける床にしてしまうものがある。
水、毒、炎、電気の4つがあり、一定時間&一定確率で少しずつ消滅する。
ダメージはさほど大きくないが防御力による軽減不可能。
これを利用しないとまず倒せないような敵もいる。
また、一部の防具にはこれのダメージを吸収できるものがあり、
少量とはいえ時間による自動回復を見込むことができる。

ところが、このシステムには大きな問題がある。
敵の中にもダメージを吸収するものがいるのだが、
その際の回復量はダメージ床ごとの固定ダメージ×その敵の面積

なので敵の大きさによってはとんでもないHPを回復されてしまう。
強敵とされるキングマンモー岩間さまのフィールドダメージ吸収は、
その凄まじさから「超回復」と呼ばれ、彼らの強さを支える要素となっている。
ちなみにダメージを受ける場合の計算は面積に関係せず1面分しかダメージが入らないため、
でかい敵がいるフィールドをダメージ床にする→大ダメージ! ということにはならない。


●ちぇっかーばとるしすてむ【チェッカーバトルシステム】
ライブ・ア・ライブに採用されている戦闘システム。
縦7マス×横7マスからなるバトルフィールドの中でシミュレーションゲームのごとくキャラを動かして戦っていく。
このバトルにおいては俗に言う「通常攻撃」「魔法(もしくは特技)」の区分は存在せず、
あらかじめ収得した技のみで戦う。ただし、MPの概念はない。
技によって射程範囲・効果が異なる他、キャラの方向によって防御力も上下するため、ちょっとした戦略性が要求される。

☆関連語☆
ライブ・ア・ライブ ファミコンジャンプ2


●なまえにゅうりょく【名前入力(LAL)】
ライブアライブでは、各編主人公の名前は変更可能である。
しかし、「自由に」変更できるというわけでもなく、
ほとんどの編では使用できる文字種などに制約がかけられている。
これは、それぞれの編の世界観を損なわないための措置と思われる。

例えば、西部編や中世編では平仮名や漢字を使用できない、
幕末編では、最後の文字は必ず「丸」でなければならないなど。
もっとも激しいのは原始編で、
カタカナの濁音・半濁音のみで名付けなければならない。


●ぶれいく-だうん【BREAK DOWN】
LIVE A LIVEの戦闘システムの一つ。
近未来編にいるクルセイダースとメカ軍団や幕末編のからくりメカなどがこのシステムに関係する。
リーダーキャラである敵A(例:クルセイダース)とその手下である敵B(例:メカ軍団)という1セットであり、
敵Aを倒すと連動して敵Bがすべて消滅するというシステム。
逆に敵Bをすべて倒しても敵Aは消滅しない。
BREAK DOWNさせることによって、
強敵が多く、大漁にいる敵Bによってこちらが全滅することなく迅速に戦闘を終わらせることができる。
しかしBREAK DOWNをさせずに敵を全滅させると、
この方法でしか入手できない貴重なアイテムを落とすことが多いため(強化パーツ、ネジなど)、
危険を回避してBREAK DOWNを狙うか、アイテム欲しさにBREAK DOWNをせずに全滅させるか、
判断を下すかはプレイヤー次第。


●よい【酔い(LIVE A LIVE) 】
LIVE A LIVEに存在する状態異常の一つ。
敵から精神攻撃を受けたときの他、テキーラや老酒といった一部の回復アイテムを使用したときにも発生する。
デメリットは2つ。
・移動方向がランダムになる
・一部の技が使用不能になる
後者については、どの技が使えなくなるのかは予め決まっている。

例1:サンダウン
火力担当として頼れる彼だが、酔うとシングルショット以外の全ての技が使えなくなる。
ヒット数の多さでダメージを稼ぐ彼が1ヒット技しか使えなくなるわけで、
ぶっちゃけ酔った彼は戦力外以外の何者でもない。

例2:おぼろ丸
彼が酔ったときに使えなくなる技は……ひとつも無い。
つまり、酔っていてもお構いなしに全ての技を使うことが出来る。
まっすぐ歩けなくなるのは他のキャラと一緒だが、
彼の技は近距離、遠距離、広範囲と一通り揃っているので歩かなくてもあまり困らない。

とこんな感じで個人差が大きいので、酔い耐性の装備は誰に付けるかよく考えよう。


●らいぶ-あ-らいぶ【LIVE A LIVE】
SFC後期にスクウェアが発売したRPG。
物語は原始、幕末、功夫、西部、現代、近未来、SFの各編と
ルクレチアの剣士オルステッドが、人々に裏切られ魔王になっていく過程を描いた中世編、
それぞれの編の主人公達が一堂に会して、魔王と化したオルステッドと戦う最終編で構成されている。
各編のシナリオはどれも1〜2時間あれば十分クリアできる程度の長さだが、
いずれも濃厚な世界観を持っており、キャラクターの個性も際立っている。
また各編ごとにゲームシステムが少しづつ変わっており、
戦闘もそれなりに戦略性が伴うため、なかなか飽きない。
更に中世編の「あの世で俺にわび続けろ!!」や近未来編の「なあ……そうだろ松ッ!!」
を始めとして名エピソードやネタ性にも事欠かない。下村陽子氏による音楽も秀逸である。
そのため発売から十年以上を経た現在でも、名作として語り継がれている作品。

追記:元々コロコロコミックの企画で製作されたゲームであるため、
キャラクターデザイナーは当時小学館で連載していた漫画家たちが起用されている。
(おぼっちゃまくんの小林よしのり、名探偵コナンの青山剛昌、
逆境ナインの島本和彦、Armsの皆川亮二など今思えばなかなか豪華な顔触れである。)
ちなみにFF(7、8、10)の絵師として有名な野村哲也氏もこのゲームの製作陣の一人である。
ただし、絵師としてのキャストではなく「土佐弁監修」(高知出身)。

☆関連語☆
オルステッド アリシア ストレイボウ あの世で俺にわび続けろ
魔王オディオ 無法松 ベヒーモス 最終編 チェッカーバトルシステム


●わたなべおやこ【ワタナベ親子】
LIVE A LIVEの各編に登場する苦労人親子。
時代によって戦士だったりメカに改造された研究者だったりアンテナだったりするが、
何らかの理由で父がひどい目に遭い、息子が号泣するという展開がお約束。
編によってストーリーに関わったり、なんでもないチョイ役だったり、
事前に出現フラグを調べておかないとお目にかかれない幻のキャラだったりする。

以下、各編での親子の様子

原始編 落とし穴を息子に渡らせるために父親が犠牲になる。
功夫編 息子が父親の仇討ちとして敵の本拠地に乗り込むが、かなわず逃走。
西部編 親子が町にやってきた時、父親がギャングに撃たれて死亡する。
幕末編 鼠小僧として親子で城に潜入。しかし、番兵に気配を察知され父親が殺される。
現代編 G.エイジャ戦で特定の状況になると、父親が場外からエイジャに空き缶を投げつけるが返り討ちに。
近未来編 息子は孤児院で養われている。父親は改造されて主人公の敵として立ちはだかる。
SF編 宇宙船のアンテナ(親子機)。親アンテナが壊れる。
中世編 オープニングの武闘大会で父親がストレイボウと対戦し、敗れて担架で運ばれる。
最終編 親子は隠しボスにやられ、石化している。

☆関連語☆
LIVE A LIVE



▼原始編


●うきっ【ウキッ】
LIVE A LIVE原始編の仲間、ゴリがLv5で習得する技。
丸い物体を投げ小ダメージ、更に着弾地点周辺に毒フィールドを作り出す。
技の説明は『投げ技/ブリプリ・・ウキ?ブン!』
どう考えてもウ○コです。

※LIVE A LIVEは全年齢対象です


●かちんこ-けーす【カチンコケース】
LIVE A LIVE、原始編・最終編に出てくるアイテム。体に装備することができるが、別段強くない。
ちなみにこのアイテム、状況証拠にはなるものの、
・ケースである
・合成にケモノのツノが必要
・女性のべるにプレゼントすると怒ってビンタされる
・体に装備する
・原始編のイラスト担当がおぼっちゃまくんで有名な小林よしのり氏である(下ネタが十分あり得る)
ということから、恐らく男性のシンボルを隠すだけのツノであることが予想される。
そう考えるとネーミングも実に直球勝負な、なんとも男らしい装備である。

※LIVE A LIVEは全年齢対象です

☆関連語☆
原始編 ももまん


●きんぐまんもー【キングマンモー】
LIVE A LIVE原始編に登場する最強のモンスター。
シナリオをある程度進めてから、とある場所でにおいを嗅ぐとこいつの影が見えるのだが、
移動スピードが非常に速いため、エンカウントするのにも一苦労。
なんとか戦闘に入ったものの、パーティーをしっかり育ててないと、
大ふんかという全体大ダメージ+フィールド全域を炎ダメージ床に変えてしまう技で一発全滅するのがオチ。
大ふんかを凌げたとしても、こいつは炎属性を吸収するため、
炎ダメージ床の地形効果によって自分は毎ターン回復し、パーティーは毎ターンダメージを受け続けるという
どうしようもないハンディキャップを背負わされることになる。
それに加え、攻撃力や防御力(特に回避力が高い)は原始編のラスボスを凌ぐ高さであり、苦戦は必至。

しかし、こいつを倒すと必ず王者の牙という全てのステータス異常を防ぐアイテムが手に入り、
低確率で作中最大のレアアイテム、コーラのビンを落とすため、
延々と狩り続けるハンターは後を絶たない。
彼らの働きのおかげでこいつと楽にエンカウントする方法や、
大ふんかを使われる前にハメて倒す方法などが編み出され、だいぶ安定して倒せるようになった。

☆関連語☆
超回復 はにわ


●げんしへん【原始編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「接触」
主人公は原始人のポゴ。他の集落から逃げ出してきた少女べるに一目ぼれし、彼女を守るために奮闘する。
原始時代ということで会話がなく(ボディランゲージや吹き出しで伝える )
敵もシンボルエンカウントやランダムエンカウントではなく、見えない敵をにおいを頼りに見つけるという方法が取られている。
ラスボスは原始時代には絶滅しているはずの恐竜おーでぃーおー。
べるのレベルが上がっていれば(最強のアタッカー兼回復係だったりする)楽勝だがレベルが上がっていないと厳しい。


●こーらのびん【コーラのビン】
LIVE A LIVE原始編のレアモンスター、キングマンモーを倒した時に稀に手に入るアイテム。
舞台が原始時代なのに、なんでこんなオーパーツが手に入るのか?
と、誰しも疑問に思うだろうが、
これは映画「ミラクル・ワールド ブッシュマン」が元ネタだと思われる。
(先進国の人が捨てたコーラのビンをアフリカ原住民が拾ったことで一族内で争いが起こり、
それをやめさせるために、若者が世界の果てにビンを捨てにいくというコメディ映画)

捕まらない、倒せない、落とさないの三重苦を乗り越えて手に入る貴重品だけあって、
その恩恵はバランスを破壊し、使用すると範囲内の敵にカンスト近いダメージを与えられるようになる。
攻撃能力が今ひとつの原始編主人公にとって非常にありがたい品である。

☆関連語☆
キングマンモー 七支刀


●ざき【ざき】
LIVE A LIVE原始編の登場人物。某国民的RPGの即死呪文ではない。
主人公ポゴとは別の種族「クー族」のエリート戦士。
赤い長髪をなびかせる美男子という、それだけ聞いたら女性人気が出そうなルックスだが、
所詮は原始人。裸同然の彼が身に纏っているのは

股 間 を 隠 す ト カ ゲ の み

しかもトカゲは前から腰にしがみついているだけなので尻が丸出しである。
コレだけでも十分ネタになるのだが、それで終わらないのがLAL。
詰め込みすぎじゃね? と思いたくなるほどのネタが彼には詰まっている。

・初登場時からライバルっぽい雰囲気を醸し出し、初見こそ壁になりえるが、
 合成による武具の強化、またはちょっとしたレベル上げで倒せる程度の微妙な強さ。
・しかもストーリー進行と平行して3回ほど闘うことになるが、毎回同じ強さ。
 つまりストーリーが進むほど相対的に弱くなる。
・自分たちの酋長をラスボスに殺されてしまうが、その際に守ることはできなかった。
 なのにEDでは彼が新たなクー族酋長となっている。よほど人材不足らしい。
・ラスボス戦では飛び入りで助太刀してくれるが、全く戦力にならないという典型的ヤムチャである。
・股間を(色んな意味で)守るトカゲを飛び道具にして攻撃してくる。
 トカゲが外れている間は股間にモザイク。LALは全年齢対象です。
・遠距離から攻撃すると「股間で何かを回転させてマシンガンのように何かを発射する」技で反撃してくる。
 正面から見るとモザイク、後ろから見ると何かが回転しているのである。LALは全年齢対象だっつってんだろ!
・HPが減ると腰を落としたり、膝をつくグラフィックになるのだが、30%を切ったあたりから、
 今 に も 大 の 字 に 倒 れ そ う に な る 。
 くどい様だが彼の尻は丸出しで、トカゲは前に張り付いていて、LALは全年齢対象である。
・戦闘不能になると案の定大の字にぶっ倒れるが、トカゲが後ろ足で直立し、股間は隠す。

ある意味、スタッフから愛されているに違いない。

☆参考☆
ttp://www.geocities.com/nlxfzs/lal001.jpg(LIVE A LIVE 「説明書(原始編)」)


●るーるー【るーるー】
LIVE A LIVE原始編のヒロイン「べる」がLv7で習得する技。
歌声で敵にダメージを与えるという技である。
その威力は、ポゴのドデゲスデン、サンダウンのハリケンショット、おぼろ丸の影一文字などと肩を並べる。
要するに、「500ダメージくらいなら出て当然、雑魚相手なら999(カンスト)も頻発」という凄まじい威力なのである。
…あなたはジャ○アンのご先祖様か何かですか?

この技を覚えるまでべるを鍛えていれば、原始編ラスボスはあっと言う間に倒せる。
出来ればキングマンモー戦でも使いたいところなのだが、キングマンモーの出現する頃には、べるはパーティを離脱してしまっている。
次にべるがパーティ復帰するのはラスボス戦なのだ。残念。



▼現代編


●あびせげり【あびせ蹴り】
LIVE A LIVE現代編の主人公高原日勝の覚える技の一つ。
習得には森部のじーさんから同じ技を食らってラーニングするか、
最終編でレベルを13まで上げる必要がある。

少し離れた敵一体にダメージを与え、確率で向きを反対に変える。
重ねがけも可能だが反転状態で仕掛けても向きが元に戻ってしまうだけ。
しかし、この特性を利用し、向きが戻ったらあびせ蹴りを掛け直すという行為で、
確実とは言いがたいまでもちょっとしたハメになる。その間に通打を放っておけばさらに磐石。
強力な効果のある通打にインパクトを奪われがちだが、高原は森部のじーさんの奥技だけ
あればいいんじゃね?と言われる原因の一つを担うに十分な、れっきとした奥技である。

☆関連語☆
高原日勝 通打 森部生士

「森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技
 森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技・・・
 森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技が!
 そして・・・・この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!!」


●げんだいへん【現代編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「最強」
主人公は格闘家の高原日勝。様々な格闘家と戦い、最強を目指す。
戦闘オンリーで探索などがまったくない異色のシナリオ。
技はデフォのものを除き、敵から攻撃を食らうことで習得する方式で難易度は技の習得によって上下する。
自力で技を編み出せないのは知力が足りていないからだといわれる(高原日勝の項を参照)
ラスボスは非情の格闘家オディ・オブライト。強力な技が多く射程を見切らないと苦戦を強いられる。

☆関連語☆
ラーニング


●このおれのいかりがっ!てめえをぶっつぶす!!【この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!! 】
LIVE A LIVE現代編、最終決戦時の高原の台詞。
ラスボスのオブライトはそれまで高原が戦ってきた格闘家たちを次々と殺害、
とどめを刺さなかった高原を「ぬるい」と一蹴し、彼らを罵倒する。
それに対する返答であり、全文は以下。

「てめえ・・・てめえのやってる事は 格闘技じゃない・・・ただの殺戮だッ!
ナムキャットの足技・・・グレート・エイジャの飛び技
ハンの関節技・・・ジャッキーの力・・・
モーガンのパワー・・・森部のじーさんの奥技が!
そして・・・この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!!」

アキラの「そうだろ松ッ!」に並ぶLAL屈指の熱い台詞だが、若干ネタ要素が高い。

・ジャッキーの「力」とモーガンの「パワー」が被っている。
 しかも森部のじーさんの「奥技」と誤字がある。所詮知力25か。
・オブライトは「浴びせ蹴り」or「通打」(どちらも森部のじーさんの技)と
 「気合ため」(高原が最初から覚えている回復技)だけで勝てる相手であるため大抵の場合は
 「森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技・・・
 森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技・・・森部のじーさんの奥技が!
 そして・・・このおれの気合いがッ!てめえをブッつぶす!!」こととなる。
 ほぼジジイの奥技だけかよ!
 というか他の人の技が役に立たなすぎ。
・オブライトの罵倒に置き換えた改変ネタが存在する。
 「あまっちょろいガキのナムキャットの足技・・・カッコだけのルチャ野郎の飛び技
 関節技だけのハンの関節技・・・ウドの大木のジャッキーの力・・・
 道化にすぎんモーガンのパワー・・・森部とかいうジジイの奥技が!
 そして・・・手ぬるいこの俺の怒りがッ!てめえをぶっつぶす!!」
 お前、皆のことをそんな風に思って・・・

王道だけじゃないのがLALであることを象徴する台詞であろう。

☆関連語☆
LIVE A LIVE なあ……そうだろ松ッ!!


●だいげきどがんばんわり【大激怒岩バン割り】
LIVE A LIVEの高原日勝が覚える技。
現代編の格闘家ジャッキー・イヤウケアからラーニングすることができる。
イヤウケアの必殺技は「アロハリテ」と「鬼不動返し」が紹介されているが
「大激怒岩バン割り」は紹介されていない。いわゆる隠し必殺技である。
覚え方は、事前にトゥーラ・ハンと戦って関節技を覚えておき、
イヤウケアに関節技を使って手足を封じてから少し離れて待っていると大激怒岩バン割りを使ってくる。
発動までかなりの時間がかかるため、気長に待っていなければならない。
また、途中で待つのをやめてイヤウケアの攻撃範囲からはずれると使ってこない。
ノーヒントに思えるが、実は説明書のイヤウケアの紹介ページに「関節技が弱点」と書かれていたりする。

隠し必殺技だけあって威力は物凄いが、発動に異常なほど時間がかかるため、
現代編ラスボスなんかに使おうものなら動けない間にボコボコにされる。
覚えずに現代編をクリアしても、最終編で高原をレベル16まで上げれば覚えられるので気にしなくていい。
もっとも、覚えても何の役にも立たないが。
高原は通打バカなのでこんな最強技はいらない。

☆関連語☆
知力25


●たかはら-まさる【高原日勝】
LIVE A LIVE現代編主人公で格闘家。
最強になるのを夢見て頑張る人類最低頭脳の保持者。
どのぐらい最低かというと原始人、果てはゴリラにまで負けているという始末。
まぁ自分であみ出せないから他人の技をパクッていたんだろうけど。
最初から覚えてる「烈風正拳突き」も明らかにアレだし…

ちなみに彼の名前の由来は、
高田延彦・藤原喜明・前田日明・船木誠勝という
4人のプロレスラーから1字ずつ取って名づけられている。
(スタッフがプロレス好きだったらしい)

☆関連語☆
知力25


●ちりょくにじゅうご【知力25】
LIVE A LIVE現代編主人公、高原日勝の愛称。
レベルがいくら上がっても知力に変化がないことと自分で技を編み出さず、
ライバルの技をラーニングする現代編の特徴がマッチした結果、このような呼び方付いた。
愛すべきバカであり、今も愛され続けているバカの通り名。


●つうだ【通打】
LIVE A LIVE現代編の主人公高原日勝の覚える技の一つ。
習得には森部のじーさんから同じ技を食らってラーニングするか、
最終編でレベルを14まで上げる必要がある。

一見パッとしない技名だが、注目すべきはその効果。
隣接する敵一体の全能力値をダウンさせ、ダメージを与える。重ねがけも可。
また、このゲームでは強い技は発動に時間がかかるのだが、(その代わりMP制ではない)
この技はタメ時間を全く必要としないため、やりたい放題使いまくれる。
ボス(ラスボス含む)にも能力低下は効くため、かなり使い勝手がいい。
(装備に工夫がいるが)この技を連発しているだけで高原一人でラスボスを撃破できるほどである。

☆関連語☆
高原日勝


●もりべせいじ【森部生士】
LIVE A LIVE現代編の敵キャラで、日本古流の殺人拳法「骨法」の達人。
白髪の老人でHPも低いが、異常に高い回避率と確実にこちらのHPを削る小技、
能力値を激減させる通打、一撃でHP半分を持っていく浴びせ蹴り
と、油断すると痛い目にあう。しかし問題はそこではない。

彼は現代編の他の格闘家たちと比べると異常なほどセコい。
浴びせ蹴りを覚えようとじっと耐えているとひたすら「ねこだまし」
通打を覚えようと飛び込むとひたすら「足払い」で削ってくるのである。
二つの必殺技を使ってくる確率は非常に低く、彼との戦いは忍耐そのもの。
どちらかを覚えることができれば現代編はクリアーしたも同然なので耐えるしかない。

☆関連語☆
LIVE A LIVE 高原日勝 通打 現代編 この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!!



▼西部編


●あにーのしみーず【アニーのシミーズ】
LIVE A LIVE西部編で登場する体防具。
シミーズとは女性用の下着である。
アニーに罠用アイテムを渡し、罠を仕掛けてもらっている間に彼女の部屋のタンスを調べると失敬できる。
戻ってきたアニーにこれを渡すと当然ながら思いっきり殴られてしまうが、
なぜか装備したまま話しかけても反応は変わらない。

防御力は最低クラスであるが、あえてこれを主人公のサンダウンに装備させたまま西部編を終えて、
最終編で仲間になる女キャラに装備させて萌えるやつがいるとかいないとか。
ちなみに装備してもキャラグラが変わるわけではない。

☆関連語☆
妙子のパンツ


●せいぶへん【西部編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「放浪」
主人公は賞金首の男サンダウン・キッド。たまたま訪れたサクセズタウンという町でギャングを倒す依頼を受ける。
サンダウンを追い続けている賞金稼ぎマッド・ドッグと休戦し、彼と共闘。
町にある様々な道具を罠として使う(仕掛ける人物により成否が決まる)ことで襲撃するギャングの数を減らすことができる。
ラスボスはギャング―クレイジーバンチのリーダーであるO・ディオ。
難易度は罠の仕掛け具合により、上下する(完全に決まればO・ディオ1人だけだが、罠を仕掛けないと15人を相手にすることになる)
戦闘は、最初と最後のマッド・ドッグ戦、ギャング戦及びO・ディオ戦の最大4戦と少ない。
また、最後のマッド・ドッグ戦は回避することも可能である。
最後の「金ならあったさ。人を守るということを、もう一度教えられた。あんた達に!」は屈指の名台詞。


●はりけんしょっと【ハリケンショット】
ライブアライブ西部編の主人公サンダウンがLv16で習得する技。
(ただし、西部編ではLvアップしないため、実際にこの技を使えるのは最終編のみ)

若干の溜め時間が必要だが、その威力は凄まじく、
並の敵が相手なら当然のようにカンスト(999)する。

一見バランスブレイカーに見えるが、当のサンダウンはかなり打たれ弱く、
溜めの最中に一撃食らって倒れるという事もしばしば。
また、強敵が相手だと思うようにダメージが伸びないことがある。

それでも、この技の存在によって、アタッカーとしてサンダウンの右に出る者はないといえる



▼功夫編


●くんふーへん【功夫編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「伝承」
主人公は心山拳の師範である老師(最終編は新たな心山拳師範)で寿命と衰えから、伝承者を探すことが目的。
伝承者候補は少年ユン、大食らいのサモ、紅一点のレイの中から修行回数が多いキャラが選ばれる。
ラスボスは伝承者候補を殺害した義破門団の長であるオディワン・リー。
そこまで強くないが満遍なく3人の候補者に修行を施したり、修行中に技を見せなかったため技の習得が遅れたり、
ラスボス戦までに回復アイテムを使いきったりすると苦戦を強いられる。


●ももまん【ももまん】
LIVE A LIVE、功夫編・最終編に出てくるアイテム。効果は「エリア・HP大回復」。
作中に肉まんやあんまんがあることから、おそらく中華まんの一種であると思われる。

が、功夫編後半で町を救ったお礼にと、町娘から
「老師様 お礼にイイ物あげちゃう!こっち来て・・・」と物陰に連れていかれ、
「な・・・ 何なさる 若い娘が そ そんな所を・・・!
おおッ・・・ (中略) もも・・・ ももまんじゃな・・・」
と、ももまんを入手する。というやりとりがある。

主人公の心山拳師範は老師と言われるほどご高齢のはずですが・・・おさかんですね。(違)
きっと世の中学生男子もよからぬ妄想をしたことでしょう。

※LIVE A LIVEは全年齢対象です

☆関連語☆
功夫編 昨夜はお楽しみでしたね


●れい・くうご【レイ・クウゴ】
LIVE A LIVE、功夫編の三人の弟子主人公の一人。
三人の中の紅一点であり、最終編でも唯一パーティ内の女性キャラでもある。
元は野盗だったが心山拳老師に返り討ちにあったことで弟子入りする。
その男性キャラ顔負けのカッコよさに惚れこんで彼女を主人公にして最終編に挑むプレイヤーも多い。
ちなみに彼女がパーティにいると、最終編でポゴ(原始編の主人公)と戦わずに仲間に入れることが出来る。
ファンが描いたイラストでは何かと美(少女)化されているが、
元となった漫画家の藤原芳秀氏のイラストではかなりの劇画タッチなので、
元絵を知らなかった人が見ると(´・ω・`)になるかも。



▼近未来編


●えきたいにんげん【液体人間】
「LIVE A LIVE」近未来編に登場した技術。人間の肉体を液化還元し、
代わりに極限まで研ぎ澄まされた精神力でもってロボットなどを動かすために使われる。
当然のことながら、一度液体にされた人間を元に戻す方法は描写されていない。
聞くからに人道とは無縁のテクノロジーであり、
この研究に着手したマッドサイエンティスト、シンデルマンも全く理解されなかったが、
本人いわく「自分の研究が分からない奴は全員液化した」とのこと。
ただ一人逃げ延びた研究者は、死にそうなペットをロボットに作り替えるためにこの技術を応用している。

ゲーム中では、陸軍とシンデルマンの結託により、何千という人間が誘拐、液化されることになる。
その目的は「液化・一体化による世界の救済」であり、その手段として巨大大仏を動かし、
「御出居様」をこの世に光臨させることであった。
しかし誘拐された人間には何の罪もなく、連中のやっていることはほとんど独善である。
そしてその野望を打ち破るべく、主人公アキラは巨大ロボット「ブリキ大王」とともに
立ち上がるのである。

ちなみに、液化された人間の心を読むことはできても助けることはできない。
軽く滅入ってしまいそうになるが、上には上(肉助とか)がいたりする。

☆関連語☆
鬱展開 世界救済 近未来編 なあ……そうだろ 松っ!


●おま・…こ・・・・【オマ・・・・コ・・・・】
ライブアライブ近未来編で、液体人間W1号との戦闘に入る前のセリフ。
プレイ中に突然こんなセリフが出てくるとメチャびっくりする。
まるでブラクラ踏んだような気分にさせられる。

ちなみに全文は
「オマ・・・・コ・・・・オマエ・・・・コロス・・・・」
である。


●きんみらいへん【近未来編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「流動」
主人公は親を亡くし、孤児院で暮らす超能力を持つ少年アキラ。
Yボタンを押すことで人の心を読むことが出来る(シナリオを進めるのに必須)
暴走族クルセイダーズとの戦いから陸軍が裏で手を引いていることを知り、陰謀を阻止するために対決する。
最終決戦時は巨大ロボットのブリキ大王で戦いを挑む(無法松が無理矢理、起動させる展開は非常に熱い)
ラスボスは御出居なる存在が乗り移った隠呼大仏(2000人、6000リットルの液体人間により起動した)
後半はブリキ大王の圧倒的な力のため楽勝だが、序盤はアキラの攻撃力が貧弱すぎるため面倒。

☆関連語☆
無法松


●ごー!ごー!ぶりきだいおう!!【GO!GO!ブリキ大王!!】
LIVE A LIVE近未来編のテーマ曲。
近未来編と銘打ちながらも昭和の香りがそこかしこに漂うこのシナリオに相応しく、
一昔前のロボットアニメを彷彿とさせる曲調と歌詞を持つ曲。それだけでも十分ネタになるのだが、この曲の持つネタ要素はそれのみに尽きない。

2番以降の歌詞を一般公募したところ、東京都在住の漫画家「島本和彦」なる人物からの応募があった。
どうみても近未来編のキャラデザインをした島本和彦先生本人です、先生何やってんすか。
(その歌詞は2番として即採用されたそうな。)

さらに、つい最近(2012年5月2日)再販されたLIVE A LIVEサントラの予約特典として、
GO!GO!ブリキ大王!!ヴォーカルver.(歌:時田貴司プロデューサー)のCDが付いてきたそうな。
先生何やってんすか(2度目)。


歌詞
今は昔のバビロニア 鋼の拳が天を突く
異形の魔神を倒す為 怒りで火をともせ
熱い心が呼び覚ます
ブリキ大王 我とあり

神か悪魔かその姿 古代のパワーが甦る
お前の瞳に映るのが 汚れた現代ならば
壊せ! 蹴散らせ! 悪の基地
ブリキ大王 俺とあり

あいさつがわりのメタルヒット
ひるんだ敵にはバベルノンキック
地球にやさしい無敵ロボ 時代をこえて今
轟く怒号が地をかける ブリキ大王負け知らず

☆関連項目☆
LIVE A LIVE 近未来編 ブリキ大王 下村陽子 島本和彦 時田貴司


●しょうわひよこっこほう【昭和ヒヨコッコ砲】
ライブアライブ近未来編に登場する攻撃用アイテム。
かなりの高ダメージで発動ラグも短く、なおかつ使用回数無制限という高性能を誇る。
イマイチ攻撃能力が低い近未来編主人公たちにとってはまさに最終兵器。
作成には手間がかかるが、あればクリアがとても楽になる。
なぜ昭和なのか、なぜヒヨコが降ってきて大ダメージなのかは誰にもわからない。


●たいやき【たい焼き】
LIVE A LIVE近未来編に登場する回復アイテム。
近未来編の主要人物・無法松の職業がたい焼き屋だったり、メニュー画面のカーソルにもなっていたりと地味ながら目立つ存在。
実際のところ、主人公のアキラが回復技を持っているので、
たい焼きに頼るような場面というのは滅多にないのだが、問題はそんな事ではない。

公園でたい焼きを売ってる無法松のところへ行くと、屋台の仕事を手伝うことができる。
その際、やってきた客に請求する金額の選択肢が以下。

・100円
・300円
・1000円
・10000円
たい焼き1個「いちまんえん」である。常識はずれの額だと言わざるを得ない…
が、恐ろしいことに、10000円だと言われても、「高いなあ」とボヤきつつも買っていく客もいるのである。
10000円でもそれなりに納得できてしまうたい焼きとはどんな代物なんだろうか?


●たえこのぱんち【妙子のパンチ】
ライブアライブ近未来編に登場するアイテム。つーか武器。
主人公のアキラがワタナベをパシリに使って妙子のパンツを盗み出そうとするイベントがあるのだが、
それが妙子にばれてしまい殴られることにより入手できる。
近未来編では最高の攻撃力を持つため、最後まで装備しっぱなしになるであろう。
装備するとキックの威力まで上がるのはお約束。
しかし殴られて入手するパンチって一体なんなんだ。

ちなみに妙子のパンチを手に入れたあともパシリイベントを続けると、
ねんがんの妙子のパンツを手に入れることができる。
これは体防具なのだが頭に装備することもできる。
頭にかぶるにしても体につけるにしても、変態としか言いようがない。
装備すると興奮するのか、眠り耐性を得ることができたりする。

☆関連語☆
こんなモン ワタナベ


●なあ……そうだろ まつっ!!【なあ……そうだろ 松ッ!!】
LIVE A LIVE近未来編ラストバトル突入直前の主人公アキラの台詞。
2000人もの罪のない人間を液体化し、それを吸収した大仏を媒体として御出居(おでお)と呼ばれる存在を召喚しようとする敵。
それに対抗できるのは古代バビロニアの遺産である巨大ロボ「ブリキ大王」のみ。
アキラの兄貴分である無法松はそれを動かすためにドーピングを行いアキラ達のピンチを救うがその副作用により倒れてしまう。
そして最後に自分がかつてアキラの父を殺してしまったこと、その償いのためにアキラを見守ってきた事を回想しながら息絶えるのだった。
それをテレパシーで読み取ったアキラはブリキ大王のコクピットに座り、無法松から受け継いだ根性で再びブリキ大王を立ち上がらせる!
そして液体人間達を吸収して動き出した大仏と敵幹部に対してこう言い放ち最後の決戦に挑む!
『ざけんなよ…そんなカッコにならなくてもな…一つにはなれんだよ!なあ…そうだろ 松ッ!!』

この一連の流れは熱いセリフと燃える音楽の相乗効果によってLIVE A LIVE屈指の名場面となった。


●むほうまつ【無法松】
LIVE A LIVE 近未来編の登場人物。近未来編の主人公、田所アキラの兄貴分。
正義感が強い男で、タイヤキ屋を営む傍ら暴走族クルセイダーズと日々戦っている。
パーティー参加可能な時期が限定されており、強さも微妙だが、

・ハーレーを飛ばして単独で敵の本拠地に殴り込む。
・(罪滅ぼしのためとはいえ)店の売り上げを孤児院に寄付する。
・「子供達を守る力を得るために、ドーピング剤を使いすぎて死ぬ」という死に様

など、その男の中の男ともいうべき言動、キャラクターに惚れた者は多く、LALでも屈指の人気を誇る。
近未来編ラストバトル直前のアキラのセリフ「なあ……そうだろ松ッ!!」に涙した者は少なくないだろう。

無法松というのは偽名で、本名は松井。元はクルセイダーズのリーダーであったが、
機動隊の隊長であったアキラの父親をやむなく殺害してしまったことでチームを離れる。
(そのためクルセイダーズは今では陸軍に掌握され、その手先に成り下がって悪行を繰り返している。)

☆関連語☆
LIVE A LIVE なあ……そうだろ松ッ!!



▼幕末編


●いわまさま/がんまさま【岩間さま】
LIVE A LIVE幕末編の敵キャラ。
尾手城の外堀をゆっくりと泳ぐコイで、魚影に触れると戦闘になる。
だがこのコイ、ただのコイではない。デカイのだ。
このゲームでは戦闘にチェッカーバトルシステムという縦7マス×横7マスの中で戦うのだが、
岩間さまが占めるマスは4×4マスいう巨体である(敵キャラは2×2マス前後が多い)。
魚影は他のキャラと同じくらいの大きさなのに・・・

攻撃も強烈で、マヒ効果のあるヒゲムチ、弾き飛ばし効果のある尻尾、
そしてなによりの脅威は範囲攻撃の水呼び。
ほぼフィールド全域に及ぶ広範囲と大ダメージに加え、
数ターンに1回、最大200もの超回復をもたらす水フィールドを作り出す。
そしてHPは幕末編ラスボスをはるかに凌駕する約2000。
文句なしの強敵だが、石化(≒即死)が効いてしまうため、倒すだけならば簡単だったりする。
倒すことができれば強力なアイテム「水神のウロコ」が手に入る。

特徴的な名前の命名経緯は、
「ラスボスより強い敵を作ったけど、名前どうしよう?」→「オメガを漢字にしちゃえよw」→
「いや、さすがにそのまんまはマズイだろ」→「じゃガンマで」→岩間さま→
多くのプレイヤーが「いわまさま」と読んだため元ネタバレず。という説がある。

ちなみに幕末編では魔神竜之介という、これまたラスボスより強い侍が最強の刀を守っている。
魔「神竜」之介・・・

☆関連語☆
超回復


●おかめ-のかた【オカメの方】
「LIVE A LIVE」幕末編に登場する人物。舞台となる城の小部屋で眠っている。
名前から察するに敵方の側室か何かなのだろうが、
うかつに触ると「何すっだ〜(ハート)」とか何とか言いながら戦闘に突入、
キスで精神ダメージを与えてきたりHPを吸収したりして積極的に襲ってくる。
また、怪しい笑みを浮かべたタラコ唇の婆さんというインパクトある容姿をしており、
一度倒しても画面を切り替えれば復活し、猫背かつ猛スピードで追いかけてくるため
どう考えても妖怪変化だが、一応主人公に一目惚れしただけのただの人間らしい。
斬られたあと「愛とは耐える事なんだす〜!!」と絶叫しながら一時撤退するあたり、マゾなのだろうか。

合計16回倒せば正式に斬った扱いになり、もう出現しなくなる。もちろん0人斬りフラグはつぶれる。
ストーリーとは全く関わらないキャラだが、実に忘れ難い存在であった。


●からくりまる【カラクリ丸】
LIVE A LIVE幕末編で仲間になるキャラ。
主人公であるおぼろ丸そっくりに作られたカラクリである。
また0人斬りを目指すには仲間に加えたまま特定の場所までいかねばならない。

性能はかなり高く、初期レベルこそ低いが力、素早さ、体力は非常に高い。
しかし所詮はカラクリ、知力と全ステータスの成長率は非常に低い。
更に高所から落ちると衝撃で大破する。防水もされていないようで水に入ると20秒程度で水没してしまう。
ただ習得する技は強力なので、魔神竜之介や岩間さまを撃破する場合はいると役に立つ。

仲間に加えるには小判3枚を使って隠し部屋へ行き、そこに居るカラクリ丸にゼンマイを巻く
という手順を踏むのだがゼンマイを巻いたとたんに戦闘になる。しかし弱いので問題なく倒せる。倒すと仲間になる。
しかしそこからが酷い、1歩前(カラクリ丸が居た場所)に進むと落とし穴が有り、そのまま落ちて大破する。
そこを避けて行っても隣りの部屋の座布団を踏んだらやっぱり落とし穴、更に隠し部屋から出るには小判がもう1枚必要。

条件や穴の位置さえ知っていればたいした事はないが、知らなければ『仲間にしたとたん大破した』なんてことに。

更にどういうわけかネズミを見ると某猫型ロボットのごとく暴走し、襲い掛かってくる。
撃破しても壊れたりはしないが、その時の強さは仲間でいる時と同じなので
低レベルクリアを目指しているとゲームオーバーになることも。


●さつじん/たて【殺陣!】
LIVE A LIVEの幕末編の戦闘BGM。
和楽器で演奏され、演歌っぽいがリズムが速くスピード感が感じられる。
純和風なのに激しい戦闘のイメージにはぴったりである。

「殺陣」とは時代劇などで使われる用語で、チャンバラの演技のこと。
今は「たて」と読むのが正しいのだが、昔は「さつじん」と読んでいたらしい。
ではLIVE A LIVEの「殺陣!」はどう読むのか気になるところだが、
説明書にも攻略本にも、特に読み方は載っていない。
幕末編の戦闘は演技ではなく本当に殺人しているので
別に「さつじん」でもいいんじゃね?


●にんぽうこままわし【忍法コマ回し】
LIVE A LIVE幕末編の主人公・オボロ丸が覚える技。
威力はさほど高くはないが、敵の向きを変えることができる。
本作では強敵との戦いの際、いかに攻撃範囲に入らないようにするかが重要であるため、何かと便利。
単純にレベルを上げるだけでも習得できるのだが、それとは別にユニークは習得方法がある。

まず二の丸の天井裏に行き、一番左の覗き穴を見ると腰元を回転させている家老の姿が見える。
これを確認した後、その部屋まで行き腰元を斬って腰元が居た場所に立ち家老に話しかけるとなんとオボロ丸を回転させ始める。
そうして、家老に10回話しかけると「忍法コマ回し」が習得できるのだ。
これは昔の時代劇のお約束で、悪代官などが「よいではないかよいではないか」と言いつつ女性の帯を解き、
その時の勢いで女性が「あーれー」というどこか間抜けな悲鳴を上げながら回転するというのがあった。
上記の習得方法はそのパロであり、ノリノリでオボロ丸を回転させる家老と黙って回転するオボロ丸はどことなくシュールで笑える。

レベルに関係なく習得できる一方、0人斬りの達成や「いんろう」などの入手は諦めないといけないので、
ネタとしての価値以外は何もなかったりするのだが。


●ぬけにん【抜け忍】
LIVE A LIVE幕末編のエンディングの一種。
幕末編では主人公おぼろ丸が、炎魔忍軍の頭目であるハヤテに
敵の城に囚われた坂本竜馬を救出し、城主を倒すという任務を下されるのだが、
実は任務を放棄して逃げることができる。この場合、ハヤテと戦う展開になる。
半端なレベルでは簡単に敗北してしまうイベント戦闘であるが、
レベルを上げまくって勝利することは可能。
ただし、待っている結末はゲームオーバー同然のバッドエンディングである。
このエンディングを発生させても幕末編をクリアしたとはみなされない。

☆関連語☆
ゲームオーバー バッドエンディング


●ばくまつへん【幕末編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「密命」
主人公は忍者のおぼろ丸。とらわれの男、坂本竜馬を救い出し、悪の大名を倒すことが目的。
忍者らしく、かくれみのや合言葉を使って無用な戦闘をやり過ごすというメタルギアのような進め方が可能。
やりこみ要素は舞台の城内の人間を全て斬る100人斬りや逆に全ての人間を斬らない0人斬りがある。
両方ともそれなりの難易度(シビアなタイミングや条件化での人斬り・隠れ、見付けづらい敵など)だが、
ラスボスより強い隠し敵(岩間さま、魔人竜之介)を除けばおぼろ丸が強いため、クリアするだけなら比較的楽。
ラスボスは大名「尾手院王」が変身したガマヘビ変化。
なお、0人斬りのみ強力なアイテムが手に入る(ちなみに苦労して100人斬っても追加アイテムなし)
ダッシュ速度倍化や戦闘力の高さから最終編の主人公にお勧め。

☆関連語☆
忍者 抜け忍


●はんし【藩士(Live A Live)】
ライブアライブ幕末編に登場する敵の種類。
幕末編はシンボルエンカウントであり、
登場する人間型の敵全てに名前がついている
中でもこのカテゴリの敵は、

生野 矢多蔵(いくの やだぞう)
仏己 侶吹蔵(ぶっこ ろすぞう)
方牙 小留蔵(かたが こるぞう)

など、まるで小学生が考えそうな駄洒落で名前がつけられている。
まあ、これだけならよくあるネタなのだが、ただ一人、

伊角 西蔵(いかく さいぞう)

だけはどうかと…………。
Live A Liveは全年齢対象です                か?


●はんにゃまる【般若丸】
LIVE A LIVE幕末編の敵キャラ。名前の通り般若面を被っている。
主人公が城内の腰元に発見され、敵の援軍といざ戦闘!という場面で登場する。
しかし敵の援軍として登場するのではなく、こちらと敵の間に割って入る形で登場し、
敵に「邪魔立てする気か!」と言われ囲まれてしまう。
しかしすぐに「ひと〜つ!」「ふた〜つ!!」と敵を切り捨てて行く。
敵を倒してくれる為、味方かと思い話してみると「鬼にかわって……人を斬る!!」と襲い掛かってくる。

戦闘では
・一つ人の世悪の元(発動ラグ有)
・二つ不敵なヤサ男(足封じ)
・三つ見事に成敗の(手封じ)
・秘剣!鬼ヶ島斬り(即死ダメージ)
の四つの技を上から順番に使用してくる。(発動ラグの関係で一つ〜が抜ける場合がある)

どう見ても桃太郎侍(TV版)のパロディキャラであるが、当時それが理解できたプレイヤーはいたのだろうか…。


●まじんりゅうのすけ【魔神竜之介】
LIVE A LIVE幕末編の敵キャラ。
尾手城の地下通路から繋がる隠し部屋で最強の刀「ムラマサ」を守る亡霊のような男。
「この刀はわたさん・・・去れ・・・」との忠告を無視すると戦闘になる。
静岩くずしや鬼ヶ島斬りなど、その多彩な剣技の全てが一刀必殺の威力を持ち、
一歩間合いを誤れば即死などはザラで、良くて瀕死。
防御面でも人間とは思えない(というか多分人間ではない)HPと優れた状態異常耐性を持ち、
しっかりとした戦術を立てなければ勝利は難しい・・・と思ったら抜け穴もあったりする。

名前の由来はシチュエーションから考えてもFF5の神竜だと思われる。

☆関連語☆
LIVE A LIVE 幕末編


●やました【山下】
ライブアライブ幕末編に登場する忍者。山芋が好物。
尾出城二の丸の天井裏に上がろうとしているところを見かけることができる。
話し掛けるとおぼろ丸を見かけない顔と思い、合言葉で確かめようとする。
「やまっ!」
コレに対して普段は絶対に間違いで、選ぶと即座に戦闘となる合言葉で答えるとおかしなことになる。
「いもっ!」→「それは拙者の好物(やまいも)ではないか」
「したっ!」→「それは拙者の名前(やました)ではないか」
抜けているというかなんというか・・・

ちなみに、城にいる人間を皆殺しにする100人切りを行う際、
合言葉は「いも」or「した」と答えれば必ず戦闘になるため、普通は事前のセーブは必要ないが、
この山下だけはそうはいかない。
事実上○×クイズを強いられることになるため、100人切りを狙う人はちゃんとセーブしよう。

☆関連語☆
LIVE A LIVE 幕末編



▼SF編


●えすえふへん【SF編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「機心」
主人公は完成したばかりの作業用ロボットのキューブで凶悪な生物ベヒーモスを輸送する宇宙船が舞台。
当初はロボ嫌いの軍人がいるぐらいの平穏な艦内なのだが、通信機の故障、事故による乗組員の死亡、
言動がおかしい船長、ベヒーモスの脱走、キューブに似たロボットの出現などで次第に乗組員達が疑心暗鬼に囚われていく。
戦闘はラスボス戦とクリアしなくてもストーリーに支障のないミニゲームのみ。
だが、脱走したベヒーモスに接触する、トラップに引っかかる、誤って宇宙に投げ出されるなどしてしまうと即死。
ラスボスはマザーCOM(OD-10)。念入りに回復し、戦闘すれば楽勝。

☆関連語☆
デストラップ SF


●きゃぷてん-すくえあ【CAPTAIN SQUARE】
「LIVE A LIVE」のSF編に出てくるコンピューターゲーム。いわゆる劇中劇。
宇宙のヒーロー「キャプテンスクエア」を操り、太陽系にはびこる敵を撃破していくという内容。
何故か昔のアーケードゲームのような趣のBGMが流れる。
舞台となる宇宙船の乗組員がこのゲームの大ファンで、船の中にまで持ち込んでいる。
プレイヤーキャラに癖のある技が多く、また敵も曲者ぞろいであるため、
本編とまるで関係ないくせにそこそこの難易度があり、きっちり戦術を考えないとクリアできない。

しかしストーリーが進み、マザーCOMによって船中のコンピューターが掌握されたとき、
このゲームだけはマザーと直接関係なかったために無事であった。
そして、そこから逆にマザーに対しアクセスを試みる、という展開になる。

ちなみに、このゲームを好きな乗組員が事故死したあと、彼の遺品を整理していると、
ゲームの途中経過を記録してコンティニューできるアイテムが出てくる。


●べひーもす【ベヒーモス(LAL)】
LIVE A LIVE SF編に登場する地球外生命体。
惑星マシーナから軍関係者のダース伍長の管轄のもと、宇宙船コギトエルゴスム号で地球へ搬送される。
しかし航行途中に檻から脱走。船内をうろついて乗員たちを襲う。
SF編ではこの危機的状況を打開すべく、プレイヤーは主人公キューブを動かして船内を奔走するのであるが、
こいつに接触すると問答無用で即ゲームオーバーという仕様にもかかわらず、
必ず行かなければならない部屋の前で待ち構えていたり、塞がれた通路でこいつと二人きりにされたり、
イベントでいきなり物凄い勢いで突進してきたりするので多くのプレイヤーを恐怖に陥れた。
このため経験者にLALで怖いものは? と聞くと、大抵はベヒーモスか近未来編の液体人間のどちらかが返ってくる。
なお、最期はダース伍長によって倒される。

☆関連語☆
LIVE A LIVE SF編 恐怖シーン デストラップ なあ‥‥そうだろ 松ッ!!



▼中世編・最終編


●あのよでおれにわびつづけろ【あの世で俺にわび続けろ】
スクウェアの名作LIVE A LIVE 中世編ラスボスの決め台詞。
事件の真相を知らされて動揺するオルステッドに畳み掛けるように言い放たれ、直後戦闘になる。
彼の苦悩も分からないでもないが、所詮は逆恨みの一言に終始してしまうためネタ台詞扱いされることに。
逆にあの世に行った彼があっさりと罪悪感を抱いている所がネタに拍車を掛ける。
とはいえ、予備知識なしでプレイしていた人にとっては、かなり悲しくなる台詞でもある。

☆関連語☆
LIVE A LIVE オルステッド ストレイボウ アリシア なあそうだろ松!


●ありしあ【アリシア】
ライブ・ア・ライブの中世編におけるヒロイン。
舞台であるルクレチア王国の姫で、武術会で優勝したオルステッドと婚約するも宴の席で魔王にさらわれる。
艱難辛苦を越えて助けに参じてみたら、先に来ていたストレイボウの二番手境遇に共感してしまい、
逆に助けに来るのが遅れたオルステッドを難詰し、自害してしまう。
さらわれる直前に「誰よりもあなた(オルステッド)を信じます」と言っておきながら、
平然と掌を返したことで、プレイヤーからはすこぶる嫌われており、悪女と呼ばれる。
単に『悪女』と言うことが憚られる程に彼女の言動は『悲しい』。
人が持つ弱さや愚かさを見せつけてくれる。
なお、最終編では心のダンジョンで亡霊が登場し、オルステッドを止めてくれと懇願してくる。

☆関連語☆
ストレイボウ 心のダンジョン スクウェア三大悪女


●ぼいすはーと【ボイスハート】
LIVE A LIVE最終編、技のダンジョンのボス。見た目はメタボな中華風の男。
このボイスハートは技のダンジョン道中にシンボルエンカウントとして現れ、パーティをしつこく追いかけてくる。

そして接触してしまうと、キス音と共に画面がピンク掛かり、主人公を歓迎しつつ戦闘が開始される。

戦闘BGMがいつもと違い、恋愛や愛情で流れるようなBGMとなっており、いやらしい雰囲気を漂わせる。
そのボイスハートの行動パターンなのだが、素敵なお方、抱きつき、あまいささやきなど、
オカメの方を連想されるようなラインナップ。

そう、行動パターンでわかるようにこのボイスハートはオカマなのである。
最終編はレイ以外は男しかいないパーティであり、様々な演出と技からアッー!な戦闘となっている。
こんなメタボな男が抱きついたり、キスする姿を見るだけで精神的ダメージがプレイヤーを襲う。
唯一の女キャラであるレイも嫌だろう。

技のダンジョン最深部にも現れ、選択肢によっては戦闘を避けられるが、
ここだけ戦闘BGMは通常ボスとなっており、倒しておくと二度と現れない上、
心山拳師範の最強武器が手に入るので、できるだけ倒しておこう。

技のダンジョンというより、ハッテン場じゃないか?

☆関連語☆
オカメの方


●おるすてっど【オルステッド】
スクウェアのRPG「ライブ・ア・ライブ」の中世編の主人公。
ルクレチアの武道大会で優勝し王女アリシアと結ばれるが親友ストレイボウの策略によって城から追い出され、
あげくアリシアにも裏切られて全てを失った彼は魔王と化し、
それぞれの時代で英雄と呼ばれた人々を自分の時代に呼び出して抹殺しようとする。
ピサロ、ダオスと並んでよく「気の毒なラスボス」候補に挙げられる。
また、バハムートラグーンのビュウと並んでもっとも不幸な主人公にあげられる。

☆関連語☆
ストレイボウ アリシア


●こころのだんじょん【心のダンジョン】
「LIVE A LIVE」最終編に登場するダンジョンの一つ。
近未来編の主人公、アキラをパーティーに加えた状態で敵から逃げ続けていると、
結構な確率でここにワープしてくる。
出入り口が存在せず、脱出するには最深部にある武器「ド根性グラブ」を手に入れるしかない。
また、一度脱出すると二度とワープできない(2回も3回も来たいところじゃないが)。

ここでは、中世編の登場人物が亡霊のような姿で嘆いており、
中世編の主人公だったオルステッドが魔王化したあと、何が起こったのかを垣間見ることができる。
大臣は結局自分のことしか考えてなかったし、
オルステッドのファンだった子供は最後まで彼が魔王ではないと信じ続けていた。
あれだけ悪い方向にはっちゃけていたストレイボウは「俺のせいなのか…」と、やけに落ち込み気味。
かつての勇者コンビであるハッシュとウラヌスは彼が魔王となったことを悔やみ続けている。
肝心のアリシアの亡霊は、ド根性グラブを取った直後、泣いてるような格好で登場し、
「彼を止めてくれ」と言うだけ。
反省しているのかしていないのか、実に判断しづらい態度である。

☆関連語☆
アリシア オルステッド ストレイボウ ハッシュ ルクレチアの大臣 中世編


●こんなもん【こんなモン】
ライブアライブ中世編で手に入る。
主人公オルステッドが街の人々に送られる際、住人のひとりから貰えるアイテム。
「こんなモンでよろしければ、いくらでもどうぞ!」と本当に話しかければいくらでも入手できる。
中世編数少ないアクセサリーであり、戦闘中に使用すればしめつけの効果がある。
その形や正式名称は一切不明である。

☆関連語☆
LAL 妙子のパンチ


●さいしゅうへん【最終編】
LIVE A LIVEの最後に出て来る物語。
各章の主人公が何者かにひとつの場所へ呼び寄せられたため、皆で協力しあい諸悪の根源を倒すルートと、
こちらが魔王になって、それまで倒された最終ボスを操り各章の主人公を倒すルート(実はマルチED)がある。
基本的に戦うことがメインといえる章で、全ての章に出てきた敵の姿をした魔物(人の姿をした魔物もいる)が出てきたりするのはいいが、
各章の仲間キャラは使えないこと、敵の出現パターンが一部を除いて一つしかないこと、
後半は四つのパターンでしか戦えないことなどの欠点があり、どうしても戦闘が単調になりがちである。


●すとれいぼう【ストレイボウ】
LIVE A LIVE中世編の仲間キャラにしてラスボス。
中世編の主人公、オルステッドのライバルであり親友であったが、
実力的に常に自分の上を行くオルステッドに対して強い劣等感と憎しみを抱いていた。
シナリオ前半では魔王にさらわれたアリシア姫を救うため、オルステッドとともに旅に出る。
魔法使いの割に体力があり、技もそこそこ使えるため頼りになる仲間であるが、
魔王討伐後、依然行方不明のままのアリシアの居場所を突き止めると、
壮絶な裏切りっぷりを披露してくれる。

落盤に巻き込まれたように装って自分が死んだように見せかけ、抜け駆けしてアリシアを救出し、
そして何の成果も挙げられぬまま帰途についたオルステッドに幻術をかけ、王様を殺させる。
国から追われたオルステッドと再び相見えると、真相を告げた後に戦闘。
その時のセリフ「あの世で俺にわび続けろ」はあまりにも有名。
結局最期までオルステッドに勝つことは叶わなかったが、
彼に嵌められ、人々に貶められたオルステッドは絶望と憎悪のために魔王オディオと化してしまう。

最終編では幽霊となって心のダンジョンをさまよっている。
「俺のせい……なのか……?」というセリフを聞く限り、一応は反省している模様。
しかし逆恨みによる理不尽な裏切りや、身勝手な性格のために、
LALではアリシアとともにプレイヤーから最も嫌われているキャラである。

☆関連語☆
LIVE A LIVE あの世で俺にわび続けろ アリシア オルステッド 魔王オディオ 裏切り


●せんとありしあ【セントアリシア】
ライブ・ア・ライブのラスボス「ピュアオディオ」の固有技。

抱擁をイメージさせるような女性のエフェクトが現れた後、
突如その顔が絶叫と共に骸骨顔になり、崩れ落ちる。
エリア内にいたキャラクター全員にダメージを与えた上、
石化させてしまうというかなりいやらしい攻撃である。

石化すると一切行動不可になり、他の仲間が回復させるか、
一度戦闘不能になるしかない。
戦いには耐性装備必須といってもいいだろう。

女性が骸骨顔に変わるエフェクトはアリシアの最期を髣髴とさせ、
「セント」を冠する技名には、魔王扱いされ全てを失い、
それでもアリシアを信じ神聖視し続けたオルステッドの悲哀が窺える。

☆関連語☆
LIVE A LIVE オルステッド アリシア


●ちゅうせいへん【中世編】
LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは「魔王」。他のシナリオを全てクリアすると出現する。
主人公は剣士のオルステッド。婚約した姫アリシアを救うために仲間と魔王討伐に向かう王道ストーリー。
今までのシナリオと違い特殊なシステムもなく、ランダムエンカウントや中世的な世界観など
ごくごく普通のRPGのように感じるシナリオではあるが、特筆すべきはそのストーリー展開。
共に旅をした先代勇者ハッシュが死亡するあたりから徐々に「王道ストーリー」を外れ陰鬱な雰囲気となり、
そしてRPG史上屈指の「救われない終わり方」へと収束してゆく。

人々に英雄ともてはやされたオルステッドがどのようにして「魔王オディオ」となっていくのか。
それはプレイヤー自身で体験して欲しい。

☆関連語☆
オルステッド 魔王オディオ アリシア ストレイボウ あの世で俺にわび続けろ こんなモン


●です‐ぷろふぇっと【デスプロフェット】
LIVE A LIVE最終編に登場するボス。
見た目は全身真っ黒のサーベルタイガー。

最終編において、敵から合計100回逃げるとこいつが出現する。
95回目の逃亡以降は警告メッセージが流れるので、出現タイミングは分かりやすい。
出てきたら逃げることはできず、やるかやられるか、しかない。

戦闘では、うかつにま正面(斜め前)に立つと石化効果のある技を多用、
距離を置いても強力な単体技「次元空裂断」を使うためかなり強いのだが、
斜め後ろ(グラフィックでは尾の部分)から攻撃されると
「しっぽはイヤーン」と言いながら自滅という、間の抜けた死に方をする。
そのため、誰かを斜め前に立たせて囮にし、そのスキに別のメンバーで背後を突かせると
わりとラクに倒せる。囮役に石化耐性とそれなりの耐久力が求められるが。
また、倒すと石化耐性のある体防具「エリアルメイル」が手に入る。

ちなみに、最終編に数あるダンジョンの一つでは、コイツのせいで石化している親子がおり、
「逃げ続けるとヒョウみたいなやつに襲われる」と助言してくる。が、石化していて喋れないので、
近未来編の主人公であるアキラを連れて来て心を読んでもらう必要あり。

☆関連語☆
石化 最終編 ワタナベ親子


●はっしゅ【ハッシュ】
「LIVE A LIVE」中世編の登場人物。
かつて仲間の僧侶ウラヌスとともに魔王を倒し、勇者と呼ばれた男。
その後は人知れず行方をくらましていたが、
再び魔王が現れた時には、雪山の丸太小屋で暮らすただの世捨て人と化していた。
ウラヌスの話によると、勇者ともてはやされることに嫌気がさし心を閉ざしたという。

かつての仲間の喝を受け「人間達なぞのために戦うのではない」と言いながらも、
魔王と戦うことを決意、オルステッドたちに同行することになる。
しかし、ついに倒した魔王が偽者であることを知るや、
緊張の糸が切れたのか吐血、既に体が病魔に蝕まれていたこと、
勇者らしい死を求め戦いの場に戻ってきたことを明かす。
そしてオルステッドに「信じてくれる者が一人でもいる限り・・・その人間を信じるのだ!」
と言い残し、大吐血して果てる。

彼の死をターニングポイントとして、
中世編の物語はプレイヤーの予想だにしない方向へと進んでいくことになる。
そして、彼や仲間ウラヌスの遺言を信じて戦い続けたオルステッド、
すなわちプレイヤーを待っていたものは、思いっ切りこっちを裏切ったヒロインだった。
彼の断末魔が報われない。

心のダンジョンではやはり亡霊(?)になっており、
人間嫌いどころか魔王になってしまったオルステッドのことを悔やんでいる。

☆関連語☆
勇者 アリシア オルステッド


●ぶらいおん【ブライオン】
オルステッドが勇者ハッシュに託された剣。
魔王山の扉を開く事ができ、中世編最強の剣。
…ここまではいいが、何故か最終編ではハッシュの墓前に埋まっている。
だが最終編をオルステッドにしてみると、ちゃんと装備している。
……謎だ……(゚A゚)

☆関連語☆
LIVE A LIVE オルステッド


●ぽわっしー【ポワッシー】
LIVE A LIVE最終編で登場する敵。
黄金色の液体を身に纏っている女性で、
「とろける愛」「あまいささやき」などで攻撃してくる。
ちなみにポワッシーとはタイ語で「小便」の意。
倒すと「聖水」を落とすことがある。

LIVE A LIVEは全年齢対象です。


●まおう-おでぃお【魔王オディオ】
1)オディオはラテン語で「憎しみ」の意味。
LIVE A LIVEのラスボスであり謎の存在。
おそらく生命体に乗り移り宿主の憎しみの力を増幅させ強大な力を与える存在だと思われる。
じゃなきゃただの人だったオルステッドが異次元召還なんて荒業を使えた説明がつかない。
(石像の目も光ってたし…)

追記:攻略本によると、各シナリオの最終ボスはオディオに操られていたらしい。

2)ライブアライブの各章に出てくる最終ボスは、中世編を除き皆これに近い名前である。
しかし、これらの最終ボスが全員憎しみにとらわれていたかというと、そういうわけではない。
近未来編にいたっては、最終ボスはただ呼び出されただけの存在であり、
むしろ主人公のほうが敵に対する怒りや憎しみにとらわれている。

3)LIVE A LIVEのボス戦前に流れる曲。
パイプオルガンによる荘厳かつ冷たい曲調の名曲。
使用される場面は以下のような流れになる。

BGM魔王オディオでボスの前口上→主人公反論→曲がMEGALOMANIA(熱い曲)に代わって戦闘開始

原始SF編では緊張感を煽り、
現代近未来編では極めて熱く、と同じ曲でも場面によって感じ方がガラリと変わるが、
どのシナリオでも大変好評であることは共通。

☆関連語☆
この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!! なあ……そうだろ 松ッ!!


●るくれちあのだいじん【ルクレチアの大臣】
ライブアライブ中世編の登場人物。
序盤こそ他のゲームに登場する大臣と大差ない扱い、言動だったが、
ストーリーを進めるごとにどんどんプレイヤーの好感度を下げていく。

・かつて魔王を倒した賢者ウラヌスを連れて行くと(知らなかったとはいえ)汚いジジイ呼ばわり。
・主人公オルステッドを勇者として送り出しておきながらかつての勇者ハッシュが出てくるや
「来てくれると思っていた」発言。そんなんだからハッシュは人間嫌いになったんじゃないのか。
・ハッシュの死を聞くと「オルステッドこそ勇者」とまつりあげる。変わり身早すぎ。
・幻術により王を殺したオルステッドを、よく事情を聞きもせず魔王呼ばわりし、投獄。
・無実の老人(ウラヌス)をオルステッドの仲間だったというだけで拷問。
・脱獄したあと会ってみると「魔王じゃないと思ってた」とか
「いっそ王となってルクレチアを治めてくれ」などとあくまでも人の神経を逆撫でする。
・最終編、ルクレチアの人々が亡霊となって語りかけてくるダンジョンで「オルステッドこそ真の魔王」
 バカは死んでも治らないというのは本当らしい。

と、二転三転ってレベルじゃねーぞ! と言われるべき存在であり、
キドラントの町長(ロマサガ3)に並ぶスクウェア最悪の外道NPCである。
もっともこちらの場合、弱い人間、調子の良い人間を戯画化したような存在とも言える。

☆関連語☆
キドラントの町長

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